JPH0823773B2 - 温度検出回路 - Google Patents

温度検出回路

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JPH0823773B2
JPH0823773B2 JP63324596A JP32459688A JPH0823773B2 JP H0823773 B2 JPH0823773 B2 JP H0823773B2 JP 63324596 A JP63324596 A JP 63324596A JP 32459688 A JP32459688 A JP 32459688A JP H0823773 B2 JPH0823773 B2 JP H0823773B2
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正敏 内田
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東芝機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば電気毛布や電気カーペット等に適用
される温度検出回路に関する。
(従来の技術) 従来この種の温度検出回路としては第4図に示すもの
が知られている。すなわち1対の導体SAB、EAB間に温
度によって抵抗値を変化させる感温抵抗層を介在させ、
一方の導体SABの一端を分圧抵抗R65に接続し、その分
圧抵抗R65を介して各導体SAB、EABの一端間に交流電
圧VACが印加されるセンサーワイヤSNWを設け、このセ
ンサーワイヤSNWの各導体SAB、EABの他端をそれぞれ
抵抗R63、R62を介して互いに接続している。そしてこの
各抵抗R62、R63の接続点を演算増幅器OP1の非反転入力
端子(+)に接続している。前記演算増幅器OP1は、反
転入力端子(−)を抵抗R70を介して前記センサーワイ
ヤSNWの他方の導体EABの一端に接続するとともに、出
力端子を逆流防止用ダイオードD10を介して反転入力端
子(−)に接続している。前記演算増幅器OP1の出力端
子に前記逆流防止用のダイオードD10を介して平滑コン
デンサC6を接続している。そして前記演算増幅器OP1の
非反転入力端子(+)をダイオードD21を順方向に介し
て+12V端子に接続するとともにダイオードD22を逆方向
に介して−12V端子に接続し、かつその演算増幅器OP1の
電源入力端子をそれぞれ+12V端子及び−12V端子に接続
している。
この回路においては、交流電圧VACが抵抗R65とセン
サーワイヤSNWの各導体SAB、EAB間のインピーダンス
によって分圧され、さらに抵抗R63、R62によって分圧さ
れて演算増幅器OP1に供給される。そしてセンサーワイ
ヤSNWは温度によって感温抵抗層の抵抗値が変化するの
で、その各導体間のインピーダンスが変化することにな
り、従って、演算増幅器OP1に入力される電圧が温度に
よって変化することになる。しかして交流の温度検出電
圧が演算増幅器OP1に入力されることになる。
この交流の温度検出電圧は演算増幅器OP1、ダイオー
ドD10、抵抗R70、平滑コンデンサC6で構成されたピーク
ホールド回路によってピークホールドされ、直流の温度
検出電圧VTが出力される。こうしてセンサーワイヤSNW
で検出された温度に対応した直流の温度検出電圧VTが
出力されることになる。
またこの回路においては導体EAB側が断線すると抵抗
R63、R62による分圧回路が機能しなくなるため演算増幅
器OP1には感温抵抗層のインピーダンス変化に関係なく
大きな交流電圧が入力される。しかしてこの電圧をピー
クホールド回路でホールドした後に後段の比較回路によ
って異常高電圧を検出して断線検出を行ないフェールセ
ーフ機能を働かせるようになっている。
(発明が解決しようとする課題) ところでセンサーワイヤの感温抵抗層はイオン性の物
質を含んでいるためセンサーワイヤに直流分が印加され
るとイオン性物質が一方にかたよって絶縁層を形成して
劣化するためセンサーワイヤには交流分のみが印加する
ようにする必要がある。このため演算増幅器OP1を入力
される交流の温度検出電圧のピーク電圧以上の正負電源
で駆動する必要があり、従って回路電源として正負の2
電源が必要となり、電源回路が複雑化する問題があっ
た。
そこで本発明は、単電源でもセンサーワイヤへの直流
分の印加を防止でき、従って電源回路の構成を簡単化で
きる温度検出回路を提供しようとするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、1対の導体間に温度によって抵抗値を変化
させる感温抵抗層を介在させ、かつ各導体のうち一方の
導体の一端に分圧抵抗が接続され、この分圧抵抗を通し
て1対の導体の一端間に交流電圧が印加されるセンサー
ワイヤと、 反転入力端子が第1の抵抗を介してセンサーワイヤの
各導体の各他端に接続され、非反転入力端子がグラウン
ドを介してセンサーワイヤの他方の導体の一端に接続さ
れた演算増幅器と、 この演算増幅器の出力端子に逆流防止用ダイオードを
介して接続された平滑コンデンサと、 演算増幅器の出力端子と反転入力端子との間に逆流防
止用ダイオードを介して接続された第2の抵抗と、 演算増幅器の反転入力端子とグラウンドとの間に互い
に逆向きにして並列接続された1対のクランプダイオー
ドと、 を備えて上記目的を達成しようとする温度検出回路であ
る。
(作用) このような手段を備えたことにより、演算増幅器の反
転入力端子とグランドとの間に互いに逆向きな1対のク
ランプダイオードを並列接続しているので、たとえ平滑
コンデンサ側から第2の抵抗を通して演算増幅器の反転
入力端子側に電流が流れても、この電流はクランプダイ
オードの1つを通してグラウンド側に流れるので、反転
入力端子はダイオードの順方向電圧以下となり、センサ
ーワイヤへの直流分の印加は実質的に無視できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。な
お、本実施例は本発明を電気カーペットに適用したもの
について述べる。
第1図は電気カーペットの全体の回路構成を示すもの
で、CARは1対のヒータHA、HB、この各ヒータHA、HBに
それぞれ添設された短絡検知線GA、GB及び1対の導体S
AB、EAB間に感温抵抗層を介在させていなるセンサーワ
イヤーSNWを配置したカーペット本体である。
この回路は温度検出回路CC1、温度設定回路CC2、温度
比較回路CC3、リレー設定保護回路CC4、暖房面積切換及
びリレー駆動回路CC5、安全回路CC6、その他電源回路に
よって構成されている。
前記電源回路は、交流電源ACに運転スイッチSW1、温
度ヒューズTF及びプリント基板箔ヒューズPFを直列に介
してバリスタVAを接続するとともにランプPLと抵抗R20
との直列回路を接続し、さらに整流用ダイオードD1及び
抵抗R2を直列に介して平滑コンデンサC2、定電圧ダイオ
ードZDコンデンサC3をそれぞれ接続している。
前記安全回路CC6は、前記交流電源ACに運転スイッチS
W1、温度ヒューズTF及びプリント基板箔ヒューズPFを直
列に介して抵抗R6、ダイオードD6、抵抗R1、抵抗R8及び
3端子サイリスタSCRの直列回路を接続している。前記
ダイオードD6には抵抗R7が並列に接続され、また前記抵
抗R1、R8及びサイリスタSCRの直列回路にはダイオードD
7が逆極性にして並列に接続されている。そして前記サ
イリスタSCRのケート、カソード間にはNPN形トランジス
タQ5並びに抵抗R11が接続されている。前記トランジス
タQ5のベース、エミッタ間には抵抗R21が接続されてい
る。
前記暖房面積切換及びリレー駆動回路CC5は、前記交
流電源ACに運転スイッチSW1、温度ヒューズTF及びプリ
ント基板箔ヒューズPFを直列に介し、さらに整流用ダイ
オードD2及び抵抗R3を直列に介して平滑コンデンサC1を
接続している。そして前記平滑コンデンサC1に第1のリ
レーRYAのコイル、抵抗R4及びNPN形トランジスタQ1の
直列回路並びに第2のリレーRYBのコイル、抵抗R5及び
NPN形トランジスタQ2の直列回路を接続している。前記
各リレーRYA、RYBのコイルにはそれぞれダイオードD
3、D4が逆極性にして並列に接続されている。前記トラ
ンジスタQ1のベース、エミッタにはNPN形トランジスタQ
3及び抵抗R13が接続され、また前記トランジスタQ2のベ
ース、エミッタにはNPN形トランジスタQ4及び抵抗R17が
接続されている。
そして前記定電圧ダイオードZDの両端間に暖房面接を
切換えるためのスイッチSW2、抵抗R14及びR15の直列回
路を接続するとともに、同じく暖房面接を切換えるため
のスイッチSW3、抵抗R18及びR19の直列回路を接続し、
前記抵抗R14とR15との接続点を前記トランジスタQ3のベ
ースに接続し、前記抵抗R18とR19との接続点を前記トラ
ンジスタQ4のベースに接続している。
前記スイッチSW2と抵抗R14との接続点をダイオードD1
3のアノードに接続し、また前記スイッチSW3と抵抗R18
との接続点をダイオードD14のアノードに接続してい
る。前記ダイオードD13とD14のカソードは互いに接続さ
れている。
前記ヒータHAは前記交流電源ACに運転スイッチSW1、
温度ヒューズTF及び前記第1のリレーRYAの接点を直列
に介して接続され、また前記ヒータHBは前記交流電源AC
に運転スイッチSW1、温度ヒューズTF及び前記第2のリ
レーRYBの接点を直列に介して接続されている。前記第
1のリレーRYAの接点とヒータHAとの接続点と前記第2
のリレーRYBの接点とヒータHBとの接続点との間には抵
抗R9とR10との直列回路が接続され、その抵抗R9とR10と
の接続点がダイオードD5を介して前記サイリスタSCRの
ゲートに接続されている。
前記短絡検知線GAとGBの一端は互いに接続されて前記
抵抗R1とR8との接続点に接続されている。
前記温度検出回路CC1は第2図にも示すように本願の
主要部を構成するもので、前記センサーワイヤSNWの導
体SABの一端を分圧抵抗R65を介して前記整流用ダイオ
ードD2のアノードに接続し、もう一つの導体EABの一端
を共通線Lに接続している。そして前記導体SABの他端
と前記導体EABの他端との間に分圧抵抗61、R62の直列
回路を接続している。
前記分圧抵抗R61とR62との接続点を第1の抵抗である
抵抗R23を介して演算増幅器OP1の反転入力端子(−)に
接続している。前記演算増幅器OP1の非反転入力端子
(+)は前記共通線Lに接続している。そして前記演算
増幅器OP1の反転入力端子(−)と非反転入力端子
(+)との間にはダイオードD8及びD9が互いに逆向きに
して並列に接続されている。
前記演算増幅器OP1の出力端子は逆流防止用ダイオー
ドD10を介して平滑コンデンサC6に接続されるとともに
さらに第2の抵抗である抵抗R24を介して自己の反転入
力端子(−)に接続されている。そして前記演算増幅器
OP1によって交流電圧を直流電圧に変換するとともに、
直流電圧のピーク電圧を前記平滑コンデンサC6にホール
ドさせるようにしている。前記平滑コンデンサC6には抵
抗R25が並列に接続されている。
前記温度設定回路CC2は、前記短絡検知線GBの他端に
抵抗R63の一端を接続するとともに前記短絡検知線GAの
他端に抵抗R64の一端を接続している。
そして前記抵抗R63の他端を抵抗R44並びにコンデンサ
C9を介して前記交流電源ACの他端、すなわち前記平滑コ
ンデンサC2の負極側に接続している。
前記コンデンサC9の両端間に抵抗R45、R46、R47、R48
及びR49を直列に介してNPN形トランジスタQ8を接続する
とともにさらに抵抗R50を介してトランジスタQ9を接続
している。前記抵抗R45にはPNP形トランジスタQ6が並列
に接続されている。このトランジスタQ6のエミッタ、ベ
ース間には抵抗R52が接続されている。前記抵抗R47には
スイッチSW4が並列に接続され、前記抵抗R48には温度調
整用の可変抵抗VRが並列に接続されている。
前記抵抗R64の他端は抵抗R53を介して前記交流電源AC
の他端に接続している。そして前記抵抗R53に抵抗R56、
R57及びR58の直列回路並びに抵抗R59及びR60の直列回路
を並列に接続している。そして前記抵抗R57とR58との接
続点を前記トランジスタQ8のベースに接続し、前記抵抗
R59とR60との接続点を前記トランジスタQ9のベースに接
続している。
前記抵抗R57とR58との直列回路にはNPN形トランジス
タQ7が並列に接続されている。このトランジスタQ7のベ
ース、エミッタには抵抗R55が接続されている。また前
記トランジスタQ7のベースを抵抗R54を介して前記暖房
面積切換え及びリレー駆動回路CC5のダイオードD13及び
D14のカソードに接続している。
前記温度比較回路CC3は、比較器を構成する演算増幅
器OP2を設け、前記温度検出回路CC1の平滑コンデンサC6
からの出力を前記演算増幅器OP2の非反転入力端子
(+)に入力するとともに、前記温度設定回路CC2の抵
抗R46とR47との接続点に発生する電圧を前記演算増幅器
OP2の反転入力端子(−)に入力している。
前記演算増幅器OP2の出力端子には抵抗R26及びコンデ
ンサC7を直列に介してダイオードD11が図示極性に接続
され、さらにダイオードD12を介してコンデンサC8と抵
抗R27との並列回路が接続されている。そして前記コン
デンサC8の正極端子を演算増幅器OP3の反転入力端子
(−)に接続するとともに、抵抗R22を介して前記安全
回路CC6のトランジスタQ5のベースに接続している。
また前記平滑コンデンサC2の両端間に抵抗R28とR29と
の直列回路を接続し、その抵抗R28、R29の接続点を前記
演算増幅器OP3の非反転入力端子(+)に接続してい
る。前記演算増幅器OP3の非反転入力端子(+)と出力
端子との間には抵抗R30を接続している。
前記リレー接点保護回路CC4はカウンタCNを設け、そ
のカウンタCNの入力端子に前記温度比較回路CC3の演算
増幅器CP3の出力端子を接続している。また前記リレー
接点保護回路CC4は前記平滑コンデンサC2に抵抗R39とR4
0との直列回路を並列に接続し、前記抵抗R40に抵抗R3
5、R36、R37及びR38の直列回路を並列に接続している。
そして前記抵抗R37とR38との接続点を抵抗R34を介して
前記カウンタCNの出力端子Q1に接続し、前記抵抗R36とR
37との接続点を抵抗R33を介して前記カウンタCNの出力
端子Q2に接続し、前記抵抗R35とR36との接続点を抵抗R3
2を介して前記カウンタCNの出力端子Q3に接続し、かつ
前記抵抗R39とR35との接続点を抵抗R31を介して前記カ
ウンタCNの出力端子Q4に接続している。
前記抵抗R40にコンデンサC5を並列に接続するととも
に抵抗R39とR40との接続点を抵抗R41を介して波形整形
回路を構成する演算増幅器OP4の非反転入力端子(+)
に接続している。また前記演算増幅器OP3の出力端子を
抵抗R43とコンデンサC4からなる積分回路を介して前記
演算増幅器OP4の反転入力端子(−)に接続している。
前記演算増幅器OP4の出力端子及び非反転入力端子
(+)との間には抵抗R42が接続している。
前記演算増幅器OP4の出力端子を抵抗R51を介して前記
温度設定回路CC2のトランジスタQ6のベースに接続する
とともに、抵抗R12、R16をそれぞれ介して前記暖房面積
切換え及びリレー駆動回路CC5のトランジスタQ1、Q2の
ベースに接続している。
このような構成の本実施例においては、スイッチSW2
及びSW3が開放状態にあり、かつカーペット本体CARの温
度が設定温度よりも低い状態で運転スイッチSW1を投入
すると、リレー接点保護回路CC4の演算増幅器OP4の出力
端子からの出力がハイレベルとなるので、トランジスタ
Q3及びQ4がオフ、トランジスタQ1及びQ2がオンとなって
第1及び第2のリレーRYA、RYBがそれぞれ動作する。
しかして各ヒータHA、HBへの通電が開始されカーペット
本体CARは加熱されることになる。
ここで温度検出回路CC1は、交流の入力電圧VACを抵
抗R65とセンサーワイヤSNWのインピーダンスRTとで分
圧してセンサー温度を電圧変換する。この電圧をさらに
抵抗R61とR62によって分圧し、交流の温度検出電圧V0を
得る。
ここで抵抗R62はセンサーワイヤSNWの外周導体EABに
接続されているので、この導体EABが断線したときに抵
抗R61とR62とによる分圧回路は機能しなくなり、このた
め検出電圧V0は通常の温度制御時に発生する最大電圧よ
りも高くなる。この大きな電圧は後段の温度比較回路CC
2によって比較検出され断線故障の検出が行われる。
センサーワイヤSNWは直流成分によって経時劣化する
ので温度検出電圧V0には直流成分があってはならない。
従って直流の温度検出電圧VTTを得るために演算増幅
器OP1の非反転入力端子(+)を共通線(GND)Lに接続
し、仮に抵抗R23とR24が同じ位置であった場合、−V0>
VTのとき演算増幅器OP1は反転バッファとして機能し、
VT=−V0となる。ここで演算増幅器OP1の反転入力端子
(−)は共通線Lとの電位差ゼロのイマジナリーグラン
ドとなる。
また−V0<VTのとき演算増幅器OP1の反転入力端子
(−)には抵抗R23とR24の電流の和がダイオードD9を流
れ、この順電圧が反転入力端子(−)に印加される。し
かして演算増幅器OP1の出力はローレベルとなり、ダイ
オードD10が逆バイアスされる。そしてこのとき反転入
力端子(−)に印加される電圧は小さいので前述したイ
マージナリーグランドと合わせセンサーワイヤSNWには
直流分が流れ込まないようになっている。
以上のことから交流の温度検出電圧V0の負のピーク電
圧と等しい電圧が平滑コンデンサC6に発生し、放電時定
数(C6×R25)を電源周期に対して充分に長くすること
で直流の温度検出電圧VTを得る。
この回路における交流電圧VAV、交流の温度検出電圧
V0及び直流の温度検出電圧VTをそれぞれ示せば第3図
の(a)に示すようになり、そのときに演算増幅器OP1
の出力タイミングは第3図の(b)に示すようになる。
なお、この回路においてはR62≪R23、RT≪R61の関係
があり、電圧V0、VTはそれぞれ、V0=RT・VAC/(R6
5+RT)×R62/(R61+R62)、VT=V0 Peakとなる。
また温度設定回路CC2においては、短絡検知線GBより
半波の電源電圧を抵抗R63、R44で分圧し平滑コンデンサ
C9で平滑して断線検知電圧Vcutを得る。
そしてトランジスタQ9がオフ時にはこれが温度設定電
圧Vsetとなって温度比較回路CC3の演算増幅OP2に入力さ
れる。またトランジスタQ8がオフでトランジスタQ9がオ
ン時には抵抗R45、R46と抵抗R47、R48、R49、R50とで分
圧され、半面通電時の温度設定電圧VTsetが得られこれ
が温度設定電圧Vsetとして温度比較回路CC3の演算増幅
器OP2に入力される。さらにトランジスタQ8、Q9がとも
にオン時には抵抗R50がトランジスタQ8によって短絡さ
れるので、抵抗R45、R46と抵抗R47、R48、R49とで分圧
され、半面通電時の温度設定電圧よりも低い全面通電時
の温度設定電圧VTsetが得られこれが温度設定電圧Vset
として温度比較回路CC3の演算増幅器OP2に入力される。
トランジスタQ8、Q9のオン、オフ制御は短絡検知線GA
からの半波の電源電圧を抵抗R64、R53で分圧した電圧に
よって行われる。なお、スイッチSW2がオンして半面通
電信号がハイレベルのときにはトランジスタQ7がオンす
るのでトランジタQ8は常時オフ状態となる。
このようにトランジスタQ8及びQ9が電源周期に同期し
てオン、オフすることによって温度設定電圧Vsetは断線
検知電圧Vcutと温度設定電圧VTsetが時分割的に発生す
る電圧となる。
トランジスタQ6は温度設定電圧Vsetの時分割されたV
TsetにセンサーワイヤSNWのディファレンシャルを与え
る為にヒステリシス電圧を与えるもので、トランジスタ
Q6がオンすると抵抗R45は短絡されVTsetがヒステリシ
ス電圧分上昇し、センサーワイヤのオン、オフ温度のデ
ィファレンシャルを与えることになる。
しかしトランジスタQ8、Q9がオフ時にはVsetの分圧が
行われないのでトランジスタQ6のオン、オフには関係な
く一定のVcutがVsetとなる。
スイッチSW4はカーペット上にカバーを使用したとき
にセンサーワイヤSNWのオン、オフ温度を上げてカバー
補正を行うスイッチで、このスイッチSW4がオンするとV
setが低下して補正を行う。
また温度比較回路CC3においては、温度検出回路CC1で
直流化された温度検出電圧VTと温度設定回路CC2から温
度設定電圧Vsetを演算増幅器OP2に入力する。そして温
度設定電圧Vsetは電圧VcutとVTsetが時分割的に発生す
る電圧となっている。
しかして温度検出電圧VTが電圧VcutとVTsetとの間
にあるときには演算増幅器OP2はオン、オフ動作し、コ
ンデンサC7によって交流分を取出してからダイオードD1
2によって再度直流化してコンデンサC8と抵抗R27によっ
て平滑される。
ここでダイオードD11はコンデンサC7へ充電させるた
めのもので、コンデンサC7の放電時にダイオードD12を
通してコンデンサC8に直流成分を発生させる。これが抵
抗R28、R29、R30と演算増幅器OP3によって構成される波
形整形回路に入力されて比較出力VCを得る。また安全
回路CC6のトランジスタQ5のベースに供給される。
またリレー接点保護回路CC4においては、温度比較回
路CC3からの比較出力VCを抵抗R43とコンデンサC4の積
分回路を介して演算増幅OP4の反転入力端子(−)に印
加する。また比較出力VCのオン、オフはカウンタCNに
よってカウントされ、そのカウンタCNの4ビットの出力
端子Q1〜Q4にはラダーネットワークによるD/A変換回路
(R31〜R38)が接続されているので、比較出力VCのオ
ン、オフ回数によって出力電圧V2が変化する。抵抗R39
とR40はそれぞれ出力電圧V2の最小値と最大値を決める
もので、これが抵抗R41とR42とのヒステリシス発生用抵
抗を介して演算増幅器OP4の非反転入力端子(+)に印
加される。
そして演算増幅器OP4の出力Vrは演算増幅器OP4のスレ
ッショルド電圧がカウンタCN及びD/A変換回路によって
比較出力VCのオン、オフによって変化するため、反転
入力端子(−)に入力される電圧がスレッショルド電圧
を越える時間がその都度変化することによりリレーRY
A、RYBが常に異なる位相でオン、オフする。従って接
点転移の発生を確実に防止でき接点の長寿命化を図るこ
とができる。
さらに暖房面積切換え及びリレー駆動回路CC5におい
ては、リレー接点保護回路CC4からの出力Vrによってト
ランジスタQ1、Q2がオン、オフ制御され、それによりリ
レーRYA、RYBがオン、オフ動作されてヒータHA、HBへ
の通電制御が行われる。
またリレーRYA、RYBがオフしたときのコイル電流を
ダイオードD3、D4を介して放電することによって開離ス
ピードをアップさせ接点のロッキングによる溶着に対し
て強くしている。
またスイッチSW2、SW3は暖房面積の切換えを行うため
のもので、スイッチSW2、SW3をオン操作することによっ
てトランジスタQ3、Q4がオンし、これによりトランジス
タQ1、Q2がオフしてリレーRYA、RYBが動作するのを禁
止する。これにより不要な暖房面を加熱動作させないよ
うにできる。
さらにまた安全回路CC6においては、温度過昇防止動
作とリレー接点溶着検出動作を行う。
a)温度過昇防止動作 何等かの異常によってヒータHA又はHBが異常高温状態
になるとヒータと短絡検知線との間に介在した感温層が
溶融し温度ヒューズTF、抵抗R6、ダイオードD6、抵抗R
1、短絡検知線GA又はGB、ヒータHA又はHBを介して電流
が流れるとともにダイオードD7、抵抗R1、短絡検知線GA
又はGB、ヒータHA又はHB、リレーRYA又はRYBの接点を
介して電流が流れ抵抗R1が大きく発熱する。これにより
温度ヒューズTFが溶断される。
b)リレー接点溶着検出動作 リレーRYA、RYBの接点がオンしていると、抵抗R9、
R10及びダイオードD5を介してサイリスタSCRのゲートに
交流の半波が印加されるが、正常時には温度比較回路CC
3からの比較出力VCに先だってハイレベルとなる電圧が
トランジスタQ5のベースに印加されるのでトランジスタ
Q5がオンしてサイリスタSCRのゲート電流をバイパスす
る。従ってサイリスタSCRは導通することはない。
しかしリレー接点が溶着する事故が発生すると、セン
サーワイヤSNWがオフ温度になってトランジスタQ5への
印加電圧がローレベルとなる。従ってサイリスタSCRの
ゲートにゲート電流が流れサイリスタSCRは導通するよ
うになる。しかして温度ヒューズTF、抵抗R6、ダイオー
ドD6、抵抗R1、サイリスタSCRを介して電流が流れ抵抗R
1の発熱によって温度ヒューズTFが溶断される。
このように本実施例においては温度検出回路CC1の演
算増幅器OP1を単電源で動作させてもセンサーワイヤSNW
に直流分が流れるのを充分に防止できるので、従来の正
負の2電源を使用したものと同様の機能が得られ、実用
性にすぐれている。
従って、温度検出回路CC1の演算増幅器OP1を単電源で
使用でき、直流分を印加できないセンサーワイヤSNWを
使用できるように直流分をカットでき、これと共に単電
源を使用できることにより構成が簡単となり、又、コス
ト低下を図ることができる。また電源の取付けスペース
も小さくでき制御部の小形化を図ることができる。
なお、前記実施例は本発明を電気カーペットに適用し
たものについて述べたが必ずしもこれに限定されるもの
ではなく、電気毛布や電気シーツ等各種適用できるもの
である。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、演算増幅器を単
電源で使用でき、かつ直流分を印加できないセンサーワ
イヤを使用できるように直流分をカットすることがで
き、これと共に単電源を使用できることにより構成が簡
単となり、又、コスト低下を図ることができる温度検出
回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の実施例を示すもので、第1
図は電気カーペットの全体回路図、第2図は要部である
温度検出回路の回路図、第3図は第2図における各部の
信号波形図、第4図は従来例を示す回路図である。 CC1……温度検出回路、SNW……センサーワイヤ、R65…
…分圧抵抗、OP1……演算増幅器、D8、D9……クランプ
ダイオード、R23……第1の抵抗、R24……第2の抵抗、
D10……逆流防止用ダイオード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1対の導体間に温度によって抵抗値を変化
    せる感温抵抗層を介在させ、かつ前記各導体のうち一方
    の導体の一端に分圧抵抗が接続され、この分圧抵抗を通
    して前記1対の導体の一端間に交流電圧が印加されされ
    るセンサーワイヤと、 反転入力端子が第1の抵抗を介して前記センサーワイヤ
    の各導体の各他端に接続され、非反転入力端子がグラン
    ドを介して前記センサーワイヤの他方の前記導体の一端
    に接続された演算増幅器と、 この演算増幅器の出力端子に逆流防止用ダイオードを介
    して接続された平滑コンデンサと、 前記演算増幅器の出力端子と反転入力端子との間に前記
    逆流防止用ダイオードを介して接続された第2の抵抗
    と、 前記演算増幅器の反転入力端子と前記グラウンドとの間
    に互いに逆向きにして並列接続された1対のクランプダ
    イオードと、 を具備したことを特徴とする温度検出回路。
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