JPH08237957A - 空気調和機の制御方法およびその装置 - Google Patents
空気調和機の制御方法およびその装置Info
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- JPH08237957A JPH08237957A JP7061913A JP6191395A JPH08237957A JP H08237957 A JPH08237957 A JP H08237957A JP 7061913 A JP7061913 A JP 7061913A JP 6191395 A JP6191395 A JP 6191395A JP H08237957 A JPH08237957 A JP H08237957A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気調和機の誘導電動機を可変速制御する
際、高周波数領域においてインバータの出力電圧を出力
周波数に比例させ、かつ入力力率を改善する。 【構成】 圧縮機を駆動する誘導電動機3を可変速制御
するためのインバータ回路4を有する空気調和機の制御
装置において、入力交流電圧Viを直流電圧に変換して
インバータ回路4に出力するための昇圧コンバータ部1
0は昇圧回路を有し、制御回路11によって昇圧コンバ
ータ部10のIGBT10cを制御して昇圧コンバータ
部10の出力直流電圧をVi×(2の1/2乗)あるい
は2×Vi×(2の1/2乗)より大きくし、高周波数
領域においてインバータ回路4の出力電圧を同インバー
タ回路4の出力周波数に比例させる。また、昇圧コンバ
ータ部10の昇圧回路はチョークコイル10b、IGB
T10c、ダイオード10dなどで入力力率改善回路を
構成しており、入力交流電流波形をほぼ正弦波とする。
際、高周波数領域においてインバータの出力電圧を出力
周波数に比例させ、かつ入力力率を改善する。 【構成】 圧縮機を駆動する誘導電動機3を可変速制御
するためのインバータ回路4を有する空気調和機の制御
装置において、入力交流電圧Viを直流電圧に変換して
インバータ回路4に出力するための昇圧コンバータ部1
0は昇圧回路を有し、制御回路11によって昇圧コンバ
ータ部10のIGBT10cを制御して昇圧コンバータ
部10の出力直流電圧をVi×(2の1/2乗)あるい
は2×Vi×(2の1/2乗)より大きくし、高周波数
領域においてインバータ回路4の出力電圧を同インバー
タ回路4の出力周波数に比例させる。また、昇圧コンバ
ータ部10の昇圧回路はチョークコイル10b、IGB
T10c、ダイオード10dなどで入力力率改善回路を
構成しており、入力交流電流波形をほぼ正弦波とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機の制御技術
に係り、特に詳しくは圧縮機のモータ効率や運転制御の
向上を図るようにした空気調和機の制御方法およびその
装置に関するものである。
に係り、特に詳しくは圧縮機のモータ効率や運転制御の
向上を図るようにした空気調和機の制御方法およびその
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の空気調和機は、例えば図3に示
す制御装置を備えている。
す制御装置を備えている。
【0003】図3において、この空気調和機の制御装置
は、交流電源1を直流電源に変換するコンバータ部2
と、コンバータ部2の出力直流電圧を交流電圧に変換し
て圧縮機の誘導電動機3に出力するインバータ回路4
と、インバータ回路4の複数のトランジスタをオン、オ
フ制御するためのインバータ制御信号(PWM信号)を
出力するマイクロコンピュータ5と、その制御信号によ
りインバータ回路4のトランジスタを駆動する駆動回路
6とを備えている。
は、交流電源1を直流電源に変換するコンバータ部2
と、コンバータ部2の出力直流電圧を交流電圧に変換し
て圧縮機の誘導電動機3に出力するインバータ回路4
と、インバータ回路4の複数のトランジスタをオン、オ
フ制御するためのインバータ制御信号(PWM信号)を
出力するマイクロコンピュータ5と、その制御信号によ
りインバータ回路4のトランジスタを駆動する駆動回路
6とを備えている。
【0004】コンバータ部2は、交流電源1を直流に整
流する整流回路2aと、リアクトル2bと、平滑用コン
デンサ2cとを備え、例えば入力交流電圧Vi(200
V)を直流電圧Vo(約280V)に変換し、この直流
電圧Voをトランジスタおよび帰還ダイオードが三相ブ
リッジ接続されたインバータ回路4に出力する。
流する整流回路2aと、リアクトル2bと、平滑用コン
デンサ2cとを備え、例えば入力交流電圧Vi(200
V)を直流電圧Vo(約280V)に変換し、この直流
電圧Voをトランジスタおよび帰還ダイオードが三相ブ
リッジ接続されたインバータ回路4に出力する。
【0005】マイクロコンピュータ5は、インバータ回
路4の各トランジスタを制御するPWM信号を出力し、
駆動回路6を介してインバータ回路4を制御する。この
マイクロコンピュータ5から出力するPWM信号により
インバータ回路4の各トランジスタをスイッチングし、
インバータ回路4に入力した直流電圧Voを三相の交流
電圧に変換して誘導電動機3に出力する。
路4の各トランジスタを制御するPWM信号を出力し、
駆動回路6を介してインバータ回路4を制御する。この
マイクロコンピュータ5から出力するPWM信号により
インバータ回路4の各トランジスタをスイッチングし、
インバータ回路4に入力した直流電圧Voを三相の交流
電圧に変換して誘導電動機3に出力する。
【0006】この際、マイクロコンピュータ5は、周波
数指令などに応じて出力するPWM信号を可変し、イン
バータ回路4からの出力電圧Vm、出力周波数fMを可
変して圧縮機を駆動する誘導電動機3を可変速制御す
る。
数指令などに応じて出力するPWM信号を可変し、イン
バータ回路4からの出力電圧Vm、出力周波数fMを可
変して圧縮機を駆動する誘導電動機3を可変速制御す
る。
【0007】また、誘導電動機3の制御において、一般
にモータトルクを一定にしてモータ効率や運転制御性を
良好な特性とするために、インバータ回路4の出力電圧
Vm、出力周波数fMを図4に示すようにVm/fMが
一定になるように制御する。そのため、出力周波数fM
に対する出力電圧Vmのデータが予めマイクロコンピュ
ータ5の内部記憶手段に記憶されており、マイクロコン
ピュータ5は出力する周波数fMに応じた出力電圧Vm
のデータを内部記憶手段から読み出してPWM信号を生
成し、出力する。
にモータトルクを一定にしてモータ効率や運転制御性を
良好な特性とするために、インバータ回路4の出力電圧
Vm、出力周波数fMを図4に示すようにVm/fMが
一定になるように制御する。そのため、出力周波数fM
に対する出力電圧Vmのデータが予めマイクロコンピュ
ータ5の内部記憶手段に記憶されており、マイクロコン
ピュータ5は出力する周波数fMに応じた出力電圧Vm
のデータを内部記憶手段から読み出してPWM信号を生
成し、出力する。
【0008】上記制御により、誘導電動機3のモータ効
率や運転制御性が良好なものとなり、結果空気調和機の
運転が良好に行われる。
率や運転制御性が良好なものとなり、結果空気調和機の
運転が良好に行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記空気調
和機の制御方法においては、コンバータ部2の出力直流
電圧Voが上述したように最大でもVi×(2の1/2
乗、言い替えれば2の平方根)(約280V)であるた
め、インバータ回路4の出力交流電圧VmがVo/(2
の1/2乗)(約200V)となる。
和機の制御方法においては、コンバータ部2の出力直流
電圧Voが上述したように最大でもVi×(2の1/2
乗、言い替えれば2の平方根)(約280V)であるた
め、インバータ回路4の出力交流電圧VmがVo/(2
の1/2乗)(約200V)となる。
【0010】したがって、図4に示すように、インバー
タ回路4の出力周波数fMがfMa(例えば90Hz)
になったとき、出力電圧Vmが最大値のVmmax(2
00V)に達してしまい、出力周波数fMがfMa(9
0Hz)からfMmax(140Hz)の範囲では出力
電圧VmをVmmaxで一定にせざるを得なかった。
タ回路4の出力周波数fMがfMa(例えば90Hz)
になったとき、出力電圧Vmが最大値のVmmax(2
00V)に達してしまい、出力周波数fMがfMa(9
0Hz)からfMmax(140Hz)の範囲では出力
電圧VmをVmmaxで一定にせざるを得なかった。
【0011】すなわち、fMa(90Hz)からfMm
ax(140Hz)までの範囲にあっては、モータ効率
や運転制御性を良好な特性とするように、つまりVmと
fMとの比を一定するように、Vm/fM比を設定する
ことができず、結果モータ効率が悪く、空気調和機の良
好な運転が困難であった。
ax(140Hz)までの範囲にあっては、モータ効率
や運転制御性を良好な特性とするように、つまりVmと
fMとの比を一定するように、Vm/fM比を設定する
ことができず、結果モータ効率が悪く、空気調和機の良
好な運転が困難であった。
【0012】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的はインバータ手段の出力周波数が高い領
域(fMa(90Hz)からfMmax(140Hz)
までの範囲)についてもインバータ手段の出力電圧を出
力周波数に比例させることができ、モータ効率や運転制
御性を良好な特性とすることができ、結果空気調和機の
運転を良好なものとすることができるようにした空気調
和機の制御方法およびその装置を提供することにある。
あり、その目的はインバータ手段の出力周波数が高い領
域(fMa(90Hz)からfMmax(140Hz)
までの範囲)についてもインバータ手段の出力電圧を出
力周波数に比例させることができ、モータ効率や運転制
御性を良好な特性とすることができ、結果空気調和機の
運転を良好なものとすることができるようにした空気調
和機の制御方法およびその装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、圧縮機を駆動する誘導電動機を可変速
制御するためのインバータ手段を有し、入力交流電圧を
直流電圧に変換して前記インバータ手段に出力するとと
もに、前記インバータ手段の複数のスイッチング手段を
制御することにより前記直流電圧を交流電圧に変換して
前記誘導電動機に出力し、かつ前記インバータ手段の出
力電圧と出力周波数を可変して前記誘導電動機を可変速
制御する空気調和機の制御方法であって、前記入力交流
電圧を直流電圧に変換する際、該変換直流電圧を昇圧
し、少なくとも前記インバータ手段の出力周波数が高い
領域において同インバータ手段の出力電圧と同インバー
タ手段の出力周波数との比を一定にするようにしたこと
を特徴としている。
に、この発明は、圧縮機を駆動する誘導電動機を可変速
制御するためのインバータ手段を有し、入力交流電圧を
直流電圧に変換して前記インバータ手段に出力するとと
もに、前記インバータ手段の複数のスイッチング手段を
制御することにより前記直流電圧を交流電圧に変換して
前記誘導電動機に出力し、かつ前記インバータ手段の出
力電圧と出力周波数を可変して前記誘導電動機を可変速
制御する空気調和機の制御方法であって、前記入力交流
電圧を直流電圧に変換する際、該変換直流電圧を昇圧
し、少なくとも前記インバータ手段の出力周波数が高い
領域において同インバータ手段の出力電圧と同インバー
タ手段の出力周波数との比を一定にするようにしたこと
を特徴としている。
【0014】また、この発明は、圧縮機を駆動する誘導
電動機を可変速制御するためのインバータ手段を有し、
入力交流電圧を直流電圧に変換して前記インバータ手段
に出力するとともに、前記インバータ手段の複数のスイ
ッチング手段を制御することにより前記直流電圧を交流
電圧に変換して前記誘導電動機に出力し、かつ前記イン
バータ手段の出力電圧と出力周波数を可変して前記誘導
電動機を可変速制御とする空気調和機の制御装置であっ
て、前記入力交流電圧Viを直流電圧に変換するコンバ
ータ手段に昇圧回路を有し、該昇圧回路によって出力直
流電圧をVi×(2の1/2乗)あるいは2×Vi×
(2の1/2乗)より大きく昇圧し、少なくとも前記イ
ンバータ手段の出力交流電圧がViあるいは2×Viよ
り大きい領域において前記インバータ手段の出力電圧が
同インバータ手段の出力周波数に比例するようにしたこ
とを特徴としている。
電動機を可変速制御するためのインバータ手段を有し、
入力交流電圧を直流電圧に変換して前記インバータ手段
に出力するとともに、前記インバータ手段の複数のスイ
ッチング手段を制御することにより前記直流電圧を交流
電圧に変換して前記誘導電動機に出力し、かつ前記イン
バータ手段の出力電圧と出力周波数を可変して前記誘導
電動機を可変速制御とする空気調和機の制御装置であっ
て、前記入力交流電圧Viを直流電圧に変換するコンバ
ータ手段に昇圧回路を有し、該昇圧回路によって出力直
流電圧をVi×(2の1/2乗)あるいは2×Vi×
(2の1/2乗)より大きく昇圧し、少なくとも前記イ
ンバータ手段の出力交流電圧がViあるいは2×Viよ
り大きい領域において前記インバータ手段の出力電圧が
同インバータ手段の出力周波数に比例するようにしたこ
とを特徴としている。
【0015】この場合、前記コンバータ手段の昇圧回路
は少なくともチョークコイルとスイッチング手段とダイ
オードとからなり、入力交流電流波形をほぼ正弦波とす
る力率改善回路の機能を備えていることが好ましい。
は少なくともチョークコイルとスイッチング手段とダイ
オードとからなり、入力交流電流波形をほぼ正弦波とす
る力率改善回路の機能を備えていることが好ましい。
【0016】
【作用】上記手段としたので、空気調和機の入力交流電
圧Viを直流電圧に変換する際、コンバータ手段の昇圧
回路によって同コンバータ手段の出力直流電圧がVi×
(2の1/2乗、言い替えれば2の平方根)あるいは2
×Vi×(2の1/2乗)より大きくされてインバータ
手段に出力される。
圧Viを直流電圧に変換する際、コンバータ手段の昇圧
回路によって同コンバータ手段の出力直流電圧がVi×
(2の1/2乗、言い替えれば2の平方根)あるいは2
×Vi×(2の1/2乗)より大きくされてインバータ
手段に出力される。
【0017】これにより、インバータ手段から誘導電動
機に出力される交流電圧の最大値が大きくされ、インバ
ータ手段の出力交流電圧が入力交流電圧Viあるいは2
×Viより大きい範囲において、つまりインバータ手段
の出力周波数が高い領域においてインバータ手段の出力
電圧と同インバータ手段の出力周波数との比が一定とさ
れる。
機に出力される交流電圧の最大値が大きくされ、インバ
ータ手段の出力交流電圧が入力交流電圧Viあるいは2
×Viより大きい範囲において、つまりインバータ手段
の出力周波数が高い領域においてインバータ手段の出力
電圧と同インバータ手段の出力周波数との比が一定とさ
れる。
【0018】また、コンバータ手段の昇圧回路では、少
なくともチョークコイルとスイッチング手段とダイオー
ドとからなる入力率改善回路の機能を備えているため、
入力交流電流波形がほぼ正弦波とされ、入力力率の改善
が図られる。
なくともチョークコイルとスイッチング手段とダイオー
ドとからなる入力率改善回路の機能を備えているため、
入力交流電流波形がほぼ正弦波とされ、入力力率の改善
が図られる。
【0019】
【実施例】この発明は、空気調和機の誘導電動機を可変
速制御するインバータ手段に出力する直流電圧を昇圧
し、インバータ手段の出力電圧(誘導電動機の印加電
圧)を高くすることにより、インバータ手段の出力周波
数が高い領域において同インバータ手段の出力電圧を同
インバータ手段の出力周波数に比例させることが可能で
あることに着目したものである。
速制御するインバータ手段に出力する直流電圧を昇圧
し、インバータ手段の出力電圧(誘導電動機の印加電
圧)を高くすることにより、インバータ手段の出力周波
数が高い領域において同インバータ手段の出力電圧を同
インバータ手段の出力周波数に比例させることが可能で
あることに着目したものである。
【0020】そのため、この空気調和機の制御方法を適
用した制御装置は図1に示す構成になっている。なお、
図中、図3と同一部分には同一符号を付し重複説明を省
略する。
用した制御装置は図1に示す構成になっている。なお、
図中、図3と同一部分には同一符号を付し重複説明を省
略する。
【0021】図1において、この制御装置は、図3に示
すコンバータ部2に代えて昇圧コンバータ部10と、こ
の昇圧コンバータ部10を制御する制御回路11と、図
3に示す5の機能の他に、少なくともインバータ回路4
の出力周波数が高い領域においてインバータ回路4の出
力電圧VM/出力周波数fM比を一定に制御するマイク
ロコンピュータ12とを備えている。
すコンバータ部2に代えて昇圧コンバータ部10と、こ
の昇圧コンバータ部10を制御する制御回路11と、図
3に示す5の機能の他に、少なくともインバータ回路4
の出力周波数が高い領域においてインバータ回路4の出
力電圧VM/出力周波数fM比を一定に制御するマイク
ロコンピュータ12とを備えている。
【0022】昇圧コンバータ部10は、整流回路10a
と、チョークコイル10bと、スイッチング素子のIG
BT(絶縁ゲート形トランジスタ)10cおよび逆阻止
ダイオード(FRD)10d、平滑用コンデンサ10e
と、昇圧された電圧を検出するための抵抗回路10f
と、電流検出抵抗10gと、整流回路10aの出力を検
出するための抵抗回路10hとを備えている。
と、チョークコイル10bと、スイッチング素子のIG
BT(絶縁ゲート形トランジスタ)10cおよび逆阻止
ダイオード(FRD)10d、平滑用コンデンサ10e
と、昇圧された電圧を検出するための抵抗回路10f
と、電流検出抵抗10gと、整流回路10aの出力を検
出するための抵抗回路10hとを備えている。
【0023】制御回路11は、例えば力率改善用IC等
からなり、抵抗回路10f,10hにより昇圧コンバー
タ部10の出力電圧Vooおよび整流回路10aの出力
電圧を検出して電流波形の指令信号を作成する一方、電
流検出抵抗10gで検出された電流波形とその指令信号
とに基づいてIGBT10cを制御するPWM信号を作
成して出力する。
からなり、抵抗回路10f,10hにより昇圧コンバー
タ部10の出力電圧Vooおよび整流回路10aの出力
電圧を検出して電流波形の指令信号を作成する一方、電
流検出抵抗10gで検出された電流波形とその指令信号
とに基づいてIGBT10cを制御するPWM信号を作
成して出力する。
【0024】次に、上記構成の制御装置の動作を図2の
グラフ図を参照して説明すると、まず昇圧コンバータ部
10の整流回路10aは入力交流電圧Viを直流電圧に
整流し、この整流された直流電圧を昇圧回路で直流電圧
Vooに昇圧する。制御回路11は、昇圧コンバータ部
10の出力電圧VooがVi×(2の1/2乗、言い替
えれば2の平方根)より大きくなるようにIGBT10
cを制御し、例えば入力交流電圧Vi=200Vの場合
出力直流電圧Vooを350Vに変換する。
グラフ図を参照して説明すると、まず昇圧コンバータ部
10の整流回路10aは入力交流電圧Viを直流電圧に
整流し、この整流された直流電圧を昇圧回路で直流電圧
Vooに昇圧する。制御回路11は、昇圧コンバータ部
10の出力電圧VooがVi×(2の1/2乗、言い替
えれば2の平方根)より大きくなるようにIGBT10
cを制御し、例えば入力交流電圧Vi=200Vの場合
出力直流電圧Vooを350Vに変換する。
【0025】また、制御回路11は昇圧コンバータ部1
0の出力電圧Vooを350Vに昇圧する一方、入力交
流電流波形がほぼ正弦波になるようにIGBT10cを
制御する。
0の出力電圧Vooを350Vに昇圧する一方、入力交
流電流波形がほぼ正弦波になるようにIGBT10cを
制御する。
【0026】昇圧コンバータ部10が出力直流電圧Vo
oをインバータ回路4に出力する一方、マイクロコンピ
ュータ12がそのインバータ回路4のトランジスタを制
御し、その昇圧された出力直流電圧Vooを出力電圧V
M、出力周波数fMの三相交流に変換して誘導電動機3
に出力する。
oをインバータ回路4に出力する一方、マイクロコンピ
ュータ12がそのインバータ回路4のトランジスタを制
御し、その昇圧された出力直流電圧Vooを出力電圧V
M、出力周波数fMの三相交流に変換して誘導電動機3
に出力する。
【0027】このとき、マイクロコンピュータ12は図
2に示すVM/fMのパターンを内部のメモリ(内蔵R
OM)に記憶しており、このパターンにしたがってイン
バータ回路4のトランジスタを制御する。
2に示すVM/fMのパターンを内部のメモリ(内蔵R
OM)に記憶しており、このパターンにしたがってイン
バータ回路4のトランジスタを制御する。
【0028】例えば、昇圧コンバータ部10の出力直流
電圧Vooが350Vに昇圧されている場合、インバー
タ回路4の出力電圧VMは最大でVMmax=Voo/
(2の1/2乗)(約250V)となる。これにより、
誘導電動機3をVM/fM比一定で制御する際、出力周
波数fMが周波数fMa(90Hz)ないしfMmax
(140Hz)の範囲において、インバータ回路4の出
力電圧VM(誘導電動機3の印加電圧)をVMa(20
0V)ないしVMmax(250V)まで可変すること
ができる。
電圧Vooが350Vに昇圧されている場合、インバー
タ回路4の出力電圧VMは最大でVMmax=Voo/
(2の1/2乗)(約250V)となる。これにより、
誘導電動機3をVM/fM比一定で制御する際、出力周
波数fMが周波数fMa(90Hz)ないしfMmax
(140Hz)の範囲において、インバータ回路4の出
力電圧VM(誘導電動機3の印加電圧)をVMa(20
0V)ないしVMmax(250V)まで可変すること
ができる。
【0029】したがって、インバータ回路4の出力交流
電圧VM(誘導電動機3の印加電圧)が入力交流電圧V
iより大きい領域(VMaないしVMmaxの範囲)に
おいて、出力電圧VMを出力周波数fMに比例させ、つ
まりVM/fMの比を一定にすることができる(図2を
参照)。
電圧VM(誘導電動機3の印加電圧)が入力交流電圧V
iより大きい領域(VMaないしVMmaxの範囲)に
おいて、出力電圧VMを出力周波数fMに比例させ、つ
まりVM/fMの比を一定にすることができる(図2を
参照)。
【0030】なお、図2から明かなように、インバータ
回路4の出力電圧VMがVMa(200V)以下の範囲
では、従来同様に、VM/fMの比を一定にする制御が
行われる。
回路4の出力電圧VMがVMa(200V)以下の範囲
では、従来同様に、VM/fMの比を一定にする制御が
行われる。
【0031】また、制御回路11によって昇圧コンバー
タ部10のIGBT10cを制御する際、出力直流電圧
Vooを昇圧するとともに、入力交流電流波形をほぼ正
弦波に制御することにより、入力力率の改善を図ること
ができる。
タ部10のIGBT10cを制御する際、出力直流電圧
Vooを昇圧するとともに、入力交流電流波形をほぼ正
弦波に制御することにより、入力力率の改善を図ること
ができる。
【0032】このように、昇圧コンバータ部10にあっ
ては昇圧回路および力率改善回路の両方を兼ね備えてい
ることから、高周波数領域(図2に示すfMaないしf
Mmaxの範囲)においてもVM/fMの比を一定にす
ることができ、しかも入力力率を改善することができ
る。
ては昇圧回路および力率改善回路の両方を兼ね備えてい
ることから、高周波数領域(図2に示すfMaないしf
Mmaxの範囲)においてもVM/fMの比を一定にす
ることができ、しかも入力力率を改善することができ
る。
【0033】なお、上記実施例では、入力交流電圧Vi
が200Vの場合について説明しているが、これは一例
である。例えば、入力交流電圧Viが100Vである場
合、従来であれば倍電圧整流平滑回路を用いて2×Vi
×(2の1/2乗)(約280V)としている。この場
合であっても、この発明を適用することができ、昇圧コ
ンバータ部10において出力電圧Vooを2×Vi×
(2の1/2乗)より大きい電圧に昇圧することにより
上述同様の制御が可能である。
が200Vの場合について説明しているが、これは一例
である。例えば、入力交流電圧Viが100Vである場
合、従来であれば倍電圧整流平滑回路を用いて2×Vi
×(2の1/2乗)(約280V)としている。この場
合であっても、この発明を適用することができ、昇圧コ
ンバータ部10において出力電圧Vooを2×Vi×
(2の1/2乗)より大きい電圧に昇圧することにより
上述同様の制御が可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は圧縮機
を駆動する誘導電動機を可変速制御するためのインバー
タ手段を有する空気調和機の制御方法およびその装置に
おいて、入力交流電圧Viを直流電圧に変換してインバ
ータ手段に出力するコンバータ手段は昇圧回路を有し、
この昇圧回路によって前記コンバータ手段の出力交流電
圧を大きく昇圧し、少なくともインバータ手段の出力交
流電圧がViあるいは2×Viより大きい領域において
前記インバータ手段の出力電圧が同インバータ手段の出
力周波数に比例するようにしたので、インバータ手段の
出力周波数の高領域(図2に示すfMa(90Hz)か
らfMmax(140Hz)までの範囲)についてもイ
ンバータ手段の出力電圧を出力周波数に比例させること
ができ、モータ効率や運転制御性を良好な特性とするこ
とができ、結果空気調和機の運転を良好なものとするこ
とができる。
を駆動する誘導電動機を可変速制御するためのインバー
タ手段を有する空気調和機の制御方法およびその装置に
おいて、入力交流電圧Viを直流電圧に変換してインバ
ータ手段に出力するコンバータ手段は昇圧回路を有し、
この昇圧回路によって前記コンバータ手段の出力交流電
圧を大きく昇圧し、少なくともインバータ手段の出力交
流電圧がViあるいは2×Viより大きい領域において
前記インバータ手段の出力電圧が同インバータ手段の出
力周波数に比例するようにしたので、インバータ手段の
出力周波数の高領域(図2に示すfMa(90Hz)か
らfMmax(140Hz)までの範囲)についてもイ
ンバータ手段の出力電圧を出力周波数に比例させること
ができ、モータ効率や運転制御性を良好な特性とするこ
とができ、結果空気調和機の運転を良好なものとするこ
とができる。
【0035】また、上記昇圧回路は少なくともチョーク
コイルとスイッチング手段とダイオードとで構成し、入
力交流電圧をほぼ正弦波とする力率改善回路の機能を有
するようにしたので、入力力率の改善を図ることができ
るという効果がある。
コイルとスイッチング手段とダイオードとで構成し、入
力交流電圧をほぼ正弦波とする力率改善回路の機能を有
するようにしたので、入力力率の改善を図ることができ
るという効果がある。
【図1】この発明の一実施例を示し、空気調和機の制御
方法が適用される制御装置の概略的ブロック線図。
方法が適用される制御装置の概略的ブロック線図。
【図2】図1に示す制御装置の動作を説明する概略的グ
ラフ図。
ラフ図。
【図3】従来の空気調和機の制御装置の概略的ブロック
線図。
線図。
【図4】図3に示す制御装置の動作を説明する概略的グ
ラフ図。
ラフ図。
1 交流電源 3 誘導電動機 4 インバータ回路(インバータ手段) 5,12 マイクロコンピュータ 10 昇圧コンバータ部(コンバータ手段) 10a 整流回路 10b チョークコイル(リアクタ) 10c IGBT(絶縁ゲート形トランジスタ) 10d 逆阻止ダイオード(FRD) 10e 平滑用コンデンサ 10f,10h 抵抗回路 10g 電流検出抵抗 11 制御回路
Claims (3)
- 【請求項1】 圧縮機を駆動する誘導電動機を可変速制
御するためのインバータ手段を有し、入力交流電圧を直
流電圧に変換して前記インバータ手段に出力するととも
に、前記インバータ手段の複数のスイッチング手段を制
御することにより前記直流電圧を交流電圧に変換して前
記誘導電動機に出力し、かつ前記インバータ手段の出力
電圧と出力周波数を可変して前記誘導電動機を可変速制
御する空気調和機の制御方法であって、 前記入力交流電圧を直流電圧に変換する際、該変換直流
電圧を昇圧し、少なくとも前記インバータ手段の出力周
波数が高い領域において同インバータ手段の出力電圧と
同インバータ手段の出力周波数との比を一定にするよう
にしたことを特徴する空気調和機の制御方法。 - 【請求項2】 圧縮機を駆動する誘導電動機を可変速制
御するためのインバータ手段を有し、入力交流電圧を直
流電圧に変換して前記インバータ手段に出力するととも
に、前記インバータ手段の複数のスイッチング手段を制
御することにより前記直流電圧を交流電圧に変換して前
記誘導電動機に出力し、かつ前記インバータ手段の出力
電圧と出力周波数を可変して前記誘導電動機を可変速制
御する空気調和機の制御装置であって、 前記入力交流電圧Viを直流電圧に変換するコンバータ
手段に昇圧回路を有し、該昇圧回路によって出力直流電
圧をVi×(2の1/2乗)あるいは2×Vi×(2の
1/2乗)より大きく昇圧し、少なくとも前記インバー
タ手段の出力交流電圧がViあるいは2×Viより大き
い領域において同インバータ手段の出力電圧が同インバ
ータ手段の出力周波数に比例するようにしたことを特徴
する空気調和機の制御装置。 - 【請求項3】 前記コンバータ手段の昇圧回路は少なく
ともチョークコイルと、スイッチング手段と、ダイオー
ドとからなり、入力交流電流波形をほぼ正弦波とする力
率改善回路の機能を有する請求項2記載の空気調和機の
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7061913A JPH08237957A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 空気調和機の制御方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7061913A JPH08237957A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 空気調和機の制御方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08237957A true JPH08237957A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=13184885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7061913A Pending JPH08237957A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 空気調和機の制御方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08237957A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007060783A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モータ駆動制御装置 |
| JP2007525940A (ja) * | 2004-02-27 | 2007-09-06 | ヨーク・インターナショナル・コーポレーション | 電動機の出力馬力と効率を上げるためのシステムと方法 |
| EP2043249A1 (en) * | 2001-09-29 | 2009-04-01 | Daikin Industries, Ltd. | Phase current detection method, inverter control method, motor control method, and apparatuses used in these methods |
| US9628003B2 (en) | 2013-10-18 | 2017-04-18 | Mitsubishi Electric Corporation | Direct current power supply device, motor driving device, air conditioner, and refrigerator |
| US9692289B2 (en) | 2013-06-25 | 2017-06-27 | Mitsubishi Electric Corporation | DC power-supply device and refrigeration-cycle application device including the same |
| US9816737B2 (en) | 2013-10-29 | 2017-11-14 | Mitsubishi Electric Corporation | DC power-supply device and refrigeration cycle device |
| WO2018000349A1 (zh) * | 2016-06-30 | 2018-01-04 | 周肇梅 | 一种光伏逆变器 |
| US9960703B2 (en) | 2013-09-06 | 2018-05-01 | Mitsubishi Electric Corporation | DC power-supply device and refrigeration-cycle application device including the same |
-
1995
- 1995-02-24 JP JP7061913A patent/JPH08237957A/ja active Pending
Cited By (9)
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|---|---|---|---|---|
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| EP2043248A1 (en) * | 2001-09-29 | 2009-04-01 | Daikin Industries, Ltd. | Phase current detection method, inverter control method, motor control method, and apparatuses used in these methods |
| JP2007525940A (ja) * | 2004-02-27 | 2007-09-06 | ヨーク・インターナショナル・コーポレーション | 電動機の出力馬力と効率を上げるためのシステムと方法 |
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| US9692289B2 (en) | 2013-06-25 | 2017-06-27 | Mitsubishi Electric Corporation | DC power-supply device and refrigeration-cycle application device including the same |
| US9960703B2 (en) | 2013-09-06 | 2018-05-01 | Mitsubishi Electric Corporation | DC power-supply device and refrigeration-cycle application device including the same |
| US9628003B2 (en) | 2013-10-18 | 2017-04-18 | Mitsubishi Electric Corporation | Direct current power supply device, motor driving device, air conditioner, and refrigerator |
| US9816737B2 (en) | 2013-10-29 | 2017-11-14 | Mitsubishi Electric Corporation | DC power-supply device and refrigeration cycle device |
| WO2018000349A1 (zh) * | 2016-06-30 | 2018-01-04 | 周肇梅 | 一种光伏逆变器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020612 |