JPH08237963A - 電力変換装置の制御方法および装置 - Google Patents

電力変換装置の制御方法および装置

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JPH08237963A
JPH08237963A JP7059974A JP5997495A JPH08237963A JP H08237963 A JPH08237963 A JP H08237963A JP 7059974 A JP7059974 A JP 7059974A JP 5997495 A JP5997495 A JP 5997495A JP H08237963 A JPH08237963 A JP H08237963A
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昇 梓沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1と第2の電力変換器を有する電力変換装
置において、第1の電力変換器側の異常またはその制御
装置の切替時に、直流電圧が上昇する時には、直流電圧
の上昇を抑制すると共に、負荷の運転継続を行なうこと
にある。 【構成】 自己消弧素子を用いて、電源から電動機等の
負荷に電力を供給し、また、電動機から電源に電力を回
生する第1の電力変換器および第2の電力変換器からな
り、第1の電力変換器の制御装置を2重系に構成する電
力変換装置において、電源の交流を直流電圧に変換する
第1の電力変換器が異常となった場合に、または、一方
の制御装置から他方の制御装置に切替が必要となった場
合に、第2の電力変換器を電動機の速度制御およびトル
ク制御を行なう速度制御機能から直流電圧を制御する電
圧制御機能に切替え、第1の電力変換器の制御装置の切
替後、第2の電力変換器の制御機能を元に戻すことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自己消弧素子を用いた
交流−直流−交流の電力変換を行なう電力変換装置の制
御方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自己消弧素子を用いた電力変換装
置(PWMGTO変換装置)は、図4に示すように、電
源1、第1のPWM電力変換器2、平滑コンデンサ3、
第2のPWM電力変換器4、誘導電動機5、速度検出用
エンコーダ6、電流検出器7、第1の電力変換器の制御
装置8、2重系のうちの常用A系8A、待機B系8B、
第2の電力変換器の制御装置9、2重系のうちのそれぞ
れ常用A系9−1Aと待機B系9−1B、直流電圧検出
器10、第1の電力変換器のA系、B系の切替部26、
第2の電力変換器のA系、B系の切替部27、制御装置
常用A系8A、待機B系8Bの異常を判定する診断部2
8、制御装置常用A系9−1A、待機B系9−1Bの異
常を判定する診断部29から構成される。この電力変換
装置において、第1の電力変換器と第2の電力変換器
は、公知例(日立評論VOL75、NO6、1993−
6、PP31〜34)にあるように、第1の電力変換器
側で電源側の力率を制御するとともに直流電圧を一定に
制御して、第2の電力変換器側で電動機の電流、発生ト
ルク及び速度制御を行なっている。すなわち、図4のよ
うに、第2の電力変換器の制御装置9(9−1Aまたは
9−1B)により制御されて第2の電力変換器4で変換
される電力(電動機の速度制御に必要な電力)PIある
いはPI’に応じて、等しい電力PO(=PI)あるいは
O’(=PI’)を第1の電力変換器の制御装置8(8
−1Aまたは8−1B)により制御される第1の電力変
換器2で電力変換する制御方法を用いている。ここで、
I、POは誘導電動機5から電源1に回生する電力、P
I’、PO’は電源1から誘導電動機5に供給する電力を
示す。しかし、この従来の制御方法では、図5に示すよ
うに、運転中の制御装置8Aが異常となると、第1
の電力変換器4の電力変換を一時停止(PO=0)し、
その間に第2の電力変換器4からの電力PIが変換さ
れ続け、平滑コンデンサ3が過充電され、過電圧となる
という問題がある。そのため、第2の電力変換器4を一
時停止し、待機中の制御装置8Bに切替後、再始動する
方法が採られている。このように、従来の制御方法は、
異常発生時に、両方の電力変換器を一時停止させること
になる。ところで、両方の電力変換器が一時停止する
と、直流電圧は両変換器の制御できない整流作用による
電圧となること、および第2の電力変換器4より制御し
ている誘導電動機の励磁成分電流(無効電力成分)も停
止されるため、電動機の磁束確立がくずれることにな
る。そのため、従来の制御方法では、制御切替後の再始
動時、直流電圧の確立および電動機の磁束確立の始動前
操作に時間を要するという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
制御方法においては、直流電圧を制御する第1の電力変
換器2側に異常が発生すると、第2の電力変換器4も直
流電圧の上昇抑制のため、停止しなければならない。そ
のため、制御装置8、9を2重系の構成としても、両変
換器が一時停止するため、切替後に、直流電圧および誘
導電動機の磁束確立等の始動操作が必要となり、運転継
続性上問題であった。また、第1の電力変換器2の異常
により、直流電圧の上昇が生じたとき、第2の電力変換
器4は、過充電電力を停止するのみの機能しかないた
め、直流電圧上昇を減少させる制御つまり過電圧抑制が
できない、という問題があった。また、第1の電力変換
器2が異常とならなくても、第2の電力変換器4の負荷
の急変が発生すると、第1の電力変換器2の電力変換遅
れにより、PI>Poとなり、平滑コンデンサ3は過充
電し、過電圧となる。そのため、過電圧を所定レベル以
下にするため、平滑コンデンサの容量を大きくしなけれ
ばならない、という問題があった。
【0004】本発明の目的は、第1と第2の電力変換器
を有する電力変換装置において、第1の電力変換器側の
異常またはその制御装置の切替時、あるいは、負荷の急
変等によって直流電圧が上昇する時には、直流電圧の上
昇を抑制すると共に、負荷の運転継続を行なうに好適な
電力変換装置の制御方法および装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、第1の電力
変換器および第2の電力変換器からなる電力変換装置に
おいて、電源の交流を直流電圧に変換する第1の電力変
換器が異常となった場合に、電動機等の負荷の速度制御
およびトルク制御に必要な電力に変換する第2の電力交
換器を直流電圧制御する機能に切替えることによって、
達成される。また、第1の電力変換器の制御装置が2重
系に構成される場合、一方の制御装置から他方の制御装
置に切替が必要となったとき、第2の電力変換器を直流
電圧を制御する電圧制御機能に切替え、第1の電力変換
器の制御装置の切替後、第2の電力変換器の制御機能を
元に戻すことよって、達成される。また、変換される直
流電圧が所定値を超えたとき、第2の電力変換器を直流
電圧を制御する電圧制御機能に切替え、変換される直流
電圧が所定値以下になったとき、第2の電力変換器の制
御機能を元に戻すことよって、達成される。また、変換
される直流電圧が所定の設定電圧以上となったとき、第
2の電力変換器の制御装置の制御機能として、速度制御
のための指令を直流電圧と前記設定電圧の偏差によって
補正し、この補正した指令に基づいて直流電圧制御する
ことよって、達成される。
【0006】
【作用】本発明は、第1の電力変換器側の異常あるいは
制御装置の切替時において、第2の電力変換器を電圧制
御する機能で作動させ、直流電圧の上昇を抑制する。ま
た、負荷の急変により発生する直流電圧の変動を所定値
内に抑制し、平滑コンデンサの容量を大巾に低減する。
また、第1の電力変換器側の制御切替が発生しても、第
2の電力変換器で負荷の励磁電流を継続して制御し、磁
束を一定に及び直流電圧を所定内に保ち、制御切替によ
る異常回復後に第2の電力変換器を元の制御に戻し、負
荷の運転継続を行う。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示すGTO素子を用い
たPWM電力変換装置のブロック図である。1は電源、
2は第1の電力変換器、3は平滑コンデンサ、4は第2
の電力変換器、5は誘導電動機、6は速度を検出する速
度検出器(エンコーダ)、7Aおよび7Bは第1、第2
の電力変換器2、4の交流側電流をそれぞれ検出する電
流検出器、8は第1の電力変換器の制御装置、26、2
7は後述するA系とB系とを切替える切替部、9は第2
の電力変換器の制御装置、10は直流電圧検出器、28
は後述する常用A系制御装置8A、待機B系制御装置8
Bの異常を診断する診断部、29は後述する常用A系制
御装置9A、待機B系制御装置9Bの異常を診断する診
断部を示す。第1の電力変換器の制御装置8は、2重系
構成のうちの常用A系制御装置8Aと待機B系制御装置
8Bからなり、直流電圧検出器10で検出される直流電
圧が一定になるように制御する機能を主とする制御装置
である。第2の電力変換器の制御装置9は、2重系構成
のうちの常用A系制御装置9Aと待機B系制御装置9B
からなり、速度検出器6および電流検出器7Bの検出信
号により、電動機5の発生トルクを制御し、速度を制御
する機能を主とする制御装置であると共に、第1の電力
変換器2側が異常の場合、直流電圧を電圧検出器10の
信号により所定値内に抑制する電圧制御機能を有する制
御装置である。本実施例において、図4の従来例と異な
るところは、電圧検出器10で検出した直流電圧を常用
A系制御装置9Aと待機B系制御装置9Bに入力し、ま
た、第1の電力変換器2側が異常のとき、診断部28の
異常信号を常用A系制御装置9Aと待機B系制御装置9
Bに伝送する点である。本実施例の動作は、通常時では
図4の従来例と同様であり、制御装置9A(または9
B)は速度検出器6からの電動機5の速度信号と電流検
出器7Bからの電流信号を入力して、速度制御する機能
により第2の電力変換器4を制御している。ところで、
第1の電力変換器2側に異常が発生すると、診断部28
が異常を検知し、異常信号を制御装置9A(および9
B)に伝送する。制御装置9A(および9B)は、速度
制御する機能から直流電圧を制御する電圧制御機能に切
替えて、第2の電力変換器4を制御する。これにより、
直流電圧の上昇を抑制する。
【0008】図2に、図1に示す制御装置8、9の詳細
ブロックを示す。1〜10は図1と同じであり、11
A、11BはPWM制御部、12A、12Bはd軸、q
軸の2相より3相交流に変換する2相3相変換制御部、
13A、13Bはd軸成分電流を制御するd軸電流制御
部、14A、14Bはq軸成分電流を制御するq軸電流
制御部、15A、15Bは電流検出器7A、7Bで検出
する交流電流検出値より、d軸、q軸成分電流信号に変
換検出する電流成分検出部、16Aはd軸成分電流指令
部であり、第1の電力変換器2を力率1で運転する場合
には電流指令値Id*を0とするような力率制御指令信
号である。16Bはd軸成分電流指令部であり、誘導電
動機の励滋電流指令Im*となる信号である。18A、
18Bは電圧指令部、17A、17Bは電圧指令部18
A、18Bの電圧指令値Ed*、Ed2*に電圧検出器1
0の電圧がなるように制御する直流電圧制御部、19は
速度検出部、20は、速度検出部19の速度信号ωrと
q軸電流指令Iq*とにより、電動機の速度、発生トル
クに対応する電動機に印加する電圧の周波数指令ω1*を
演算する一次周波数演算部、23は速度指令部、22は
速度指令部23の指令値ωr*に電動機の速度が制御さ
れるようにトルク電流指令であるq軸電流指令Iq1*を
発生する速度制御部、21は第1の電力変換器2側の正
常時には速度制御を選び、異常時には電圧制御を選ぶ速
度/電圧制御切替部である。25A、25Bは異常検出
部である。本実施例において特徴とする構成は、直流電
圧制御部17B、電圧指令部18B、速度/電圧制御切
替部21を設けた点にある。
【0009】ここで、第1の電力変換器の制御装置8
は、第1の電力変換器2の直流側電圧(電圧検出器10
の検出値Ed)が電圧指令値Ed*となるように直流電
圧制御部17Aで電圧制御し、有効成分電流であるq軸
電流指令Ιq*を出力し、q軸電流制御部14Aで有効
成分電流指令であるΙq*となるようにq軸電流制御す
る。また、第1の電力変換器2の電源側力率を1.0に
制御するため、無効成分電流であるd軸電流Idを"0”
とするようにd軸電流制御部13Aでd軸電流制御す
る。そして、q軸電流制御部14A、d軸電流制御部1
3Aの制御出力を2相3相変換制御部12Aでベクトル
演算し、2相3相変換制御を行ない、PWM制御部11
AでPWM制御信号を作成し、第1の電力変換器2を制
御する。第2の電力変換器の制御装置9は、通常時は、
電動機5の速度(速度検出器19の検出値ωr)が速度
指令値ωr*となるように速度制御部22で速度制御
し、電動機のトルク成分電流となるq軸電流指令Ιq1*
(通常はΙq*=Ιq1*となる。)を出力し、q軸電流
制御部14Bでトルク成分電流指令であるΙq*となる
ようにq軸電流制御する。また、電動機5の励磁電流が
励磁電流指令値Im*となるように励磁電流成分となる
d軸電流制御をd軸電流制御部13Bで行なう。そし
て、d軸電流制御部13B、q軸電流制御部14Bの制
御出力を2相3相変換制御部12Bでベクトル演算し、
2相3相変換制御を行ない、PWM制御部11BでPW
M制御信号を作成し、第2の電力変換器4を電動機5の
速度及び励磁電流の指令値となるように制御する。2相
3相変換制御部12Bにおける演算は、一次周波数演算
部20で演算する周波数指令ω1*が基準信号として使わ
れる。また、電流成分検出部15A、15Bでは、第
1、第2の電力変換器のq軸、d軸成分の電流検出を行
ない、q軸、d軸電流制御のフィードバック値を検出し
ている。一方、異常時は、異常検出部25Aが異常を検
出し、この異常信号により速度/電圧制御切替部21が
速度制御部22から直流電圧制御部17Bに切替え、直
流電圧Edが第2の電圧指令値Ed2*となるように直流
電圧制御部17Bで電圧制御し、q軸電流指令Iq2*を
出力する。このIq2*をトルク成分電流であるIq1*の
代わり、電圧制御のための有効成分電流としてIq2*を
トルク成分電流指令Iq*とし、q軸電流制御する。こ
こで励磁電流成分となるIm*は、無効成分電流であ
る。
【0010】図3は、図1、図2に示す第1の電力変換
器2および第2の電力変換部4の詳細構成図である。3
0UP〜WNはGTO素子、31UP〜WNはダイオー
ドであり、1(または5)は電源(または電動機)、3
は平滑コンデンサを示す。
【0011】図6を用いて、運転中の制御装置8Aが異
常となり、待機系の制御装置8Bに切替える場合の動作
を説明する。制御装置8Aに異常が発生すると、第
1の電力変換器を停止させるため、平滑コンデンサ3側
より電源1に回生されていた電力POが0となる。’
第1の電力変換器を停止させると同時に、制御装置8A
の異常信号が診断部28を介して第2の電力変換器の制
御装置9Aに伝送され、第2の電力変換器の制御装置9
Aの機能を速度制御から電圧制御に切替える。すなわ
ち、図2において、制御装置8Aの異常を検知した異常
検出部25から異常信号が第2の電力変換器の制御装置
9Aの速度/電圧制御切換部21に伝送され、q軸電流
指令Iq1*を発生する速度制御部22から直流電圧制御
部17Bに切替える。直流電圧制御部17Bは、電圧検
出器10で検出した直流電圧値Edが電圧指令値Ed*
に制御されるようにq軸電流指令Iq2*を出力する。
”第2の電力変換器4側は、制御装置9Aが直流電圧
を制御する機能に切替えられるため、平滑コンデンサ3
を過充電しようとする平滑コンデンサ3側に入る電力P
Iを0に制御する。そのため、第1の電力変換器2が制
御装置8Aから8Bに切替えられる一時的な停止時にお
いて、直流電圧の上昇を抑制する。また、この期間にお
いては、励磁電流を制御するd軸電流制御部系16B、
13Bは励磁電流が無効成分であるため、直流電圧の変
動はなく、継続して制御することにより、励磁電流を一
定に確保でき、電動機の磁束一定の運転が継続する。こ
れにより、制御装置8Aから8Bに切替えた後、制御装
置9Aを電圧制御から速度制御に切替え、第2の電力変
換器4の制御機能を元に戻したとき、直流電圧および磁
束が一定に確立しているので、スムーズな正常運転が再
開できる。
【0012】図7は、本発明の他の実施例を示す。1〜
25は図2と同じである。図2と異なるところは、直流
電圧が第1の電力変換器2側の電圧指令値Ed*を超え
た所定の値以上になったとき、この電圧を検出する過電
圧検出器50を設け、この過電圧検出器50が検出した
過電圧レベル信号を第2の電力変換器の制御装置9Aの
速度/電圧制御切換部21に伝送し、q軸電流指令Iq
1*を発生する速度制御部22から直流電圧制御部17B
に切替え、つまり速度制御から電圧制御に切替えること
にある。いま、制御装置8Aに異常が発生すると、第1
の電力変換器を停止させるため、平滑コンデンサ3側よ
り電源1に回生されていた電力POが0となる。一方、
第2の電力変換器4から平滑コンデンサ3に電力PI
流入し、平滑コンデンサ3を過充電しようとする(図6
を参照)。過電圧検出器50は、過電圧を検出し、直流
電圧が電圧指令値Ed*を超えた所定の値以上になった
とき、過電圧レベル信号を第2の電力変換器の制御装置
9Aの速度/電圧制御切換部21に伝送し、q軸電流指
令Iq1*を発生する速度制御部22から直流電圧制御部
17Bに切替え、電圧検出器10で検出した直流電圧値
Edが電圧指令値Ed*に制御されるようにq軸電流指
令Iq2*を出力する。以下、図6の動作で説明したよう
に、第2の電力変換器4側は、制御装置9Aが直流電圧
を制御する機能に切替えられるため、平滑コンデンサ3
を過充電しようとする平滑コンデンサ3側に入る電力P
Iを抑制する。そのため、直流電圧が電圧指令値Ed*を
超えた所定値以上になったとき、直流電圧の上昇を抑制
する。また、この期間においては、励磁電流を制御する
d軸電流制御部系16B、13Bは励磁電流が無効成分
であるため、直流電圧の変動はなく、継続して制御する
ことにより、励磁電流を一定に確保でき、電動機の磁束
一定の運転が継続する。これにより、制御装置8Aから
8Bに切替えた後、直流電圧が電圧指令値Ed*を超え
た所定値以下に戻ると、制御装置9Aを電圧制御から速
度制御に切替え、第2の電力変換器4の制御機能を元に
戻したとき、直流電圧および磁束が一定に確立している
ので、スムーズな正常運転が再開できる。
【0013】図8は、本発明の他の実施例を示す。1〜
25は図2と同じである。図2と異なるところは、速度
/電圧制御切換部21に替えて、直流電圧が所定レベル
以上になったとき、速度制御部22が出力するq軸電流
指令Ιq1*を直流電圧制御部17Bが出力するq軸電流
指令Iq2*によって補正する補正制御部21Bを設け、
直流電圧を制御することにある。図9に、補正制御部2
1Bの詳細ブロックを示す。51は直流電圧が電圧設定
値Ed2*以上でその偏差に比例した信号を出力し、電圧
設定値Ed2*以下では"0"を出力するリミッタ部、52
は速度制御部22の出力信号より直流電圧制御部17B
の出力信号を優先させるための偏差増巾部、53は減算
部である。本実施例では、第1の電力変換器2側が異常
とならなくても、第2の電力変換器4の負荷の急変が発
生すると、第2の電力変換器4から平滑コンデンサ3に
電力が流入し、平滑コンデンサ3を過充電しようとす
る。補正制御部21Bは、速度制御部22からq軸電流
指令Ιq1*と、直流電圧制御部17Bからq軸電流指令
Iq2*を入力し、直流電圧が電圧設定値Ed2*以上にな
ったときはその偏差に比例した信号を偏差増巾部52を
介してq軸電流指令Ιq1より優先させて出力し、減算
部53でq軸電流指令Ιq1*から直流電圧と電圧設定値
Ed2*の偏差に比例した信号を減算して、つまりq軸電
流指令Ιq1*を補正して、電圧制御のための有効成分電
流としてIq*を出力する。そのため、第2の電力変換
器4は、補正されたq軸電流指令Iq*に基づいて電圧
制御され、平滑コンデンサ3を過充電しようとする平滑
コンデンサ3側に入る電力を抑制する。負荷が通常状態
に戻り、リミッタ部51において直流電圧が電圧設定値
Ed2*以下となると、q軸電流指令Iq2*を"0"として
出力し、第2の電力変換器4の制御装置9の制御機能を
元に戻し、第2の電力変換器4は速度制御される。これ
により、負荷の急変等で発生する直流電圧の上昇を一定
値以下に制御することができ、平滑コンデンサの容量を
大巾に低減できる。また、図10に示すように、リミッ
タ部51の特性を上限リミッタ値Ed2、下限リミッタ
値Ed1として上下限リミッタ特性にすると、図9に示
した直流電圧を上昇抑制だけでなく、下降抑制機能も持
たせることができる。
【0014】なお、以上説明した実施例では、自己消弧
素子としてGTOを用いた例を示したが、本発明は、I
GBT、トランジスタ、IGCT、SIサイリスタ等全
ての自己消弧素子を用いても、同じ制御方法で同じ効果
が得られる。また、以上説明した実施例では、第1の電
力変換器側の異常、あるいは、負荷の急変時に第1の電
力変換器の常用A系制御装置8Aから待機B系制御装置
8Bに切替える例を示したが、本発明は、通常のメンテ
ナンス等のため、常用A系8Aから待機B系8Bまたは
その逆の制御切替時においても適用できる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1の電力変換器側の異常あるいは制御装置の切替時に
おいて、第2の電力変換器を電圧制御する機能で作動さ
せるので、直流電圧の上昇を抑制できる。また、負荷の
急変により発生する直流電圧の変動を所定値内に抑制す
るので、平滑コンデンサの容量を大巾に低減できる。ま
た、第1の電力変換器側の制御切替が発生しても、第2
の電力変換器で負荷の励磁電流を継続して制御するの
で、磁束を一定に保つこと及び直流電圧を所定内に保つ
ことができ、制御切替による異常回復後に第2の電力変
換器を元の制御に戻し、負荷の運転継続が行なえるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すGTO素子を用いたP
WM電力変換装置のブロック図
【図2】図1に示す制御装置の詳細ブロック図
【図3】電力変換器の構成図
【図4】従来技術の説明図
【図5】従来技術の説明図
【図6】本発明の動作説明図
【図7】本発明の他の実施例
【図8】本発明の他の実施例
【図9】図8の一部詳細ブロック図
【図10】図9のリミッタ特性図
【符号の説明】
1 電源 2、4 電力変換器 5 誘導電動機 8、9 制御装置 8A、9A 常用A系制御装置 8B、9B 待機B系制御装置 10 直流電圧検出器 28 診断部 17 直流電圧制御部 18 電圧指令部 21 速度/電圧制御切替部 21B 補正制御部 22 速度制御部 23 速度指令部 25 異常検出部 50 過電圧検出器 51 リミッタ部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己消弧素子を用いて、電源から電動機
    等の負荷に電力を供給し、また、電動機等の負荷から電
    源に電力を回生する第1の電力変換器および第2の電力
    変換器からなる電力変換装置において、電源の交流を直
    流電圧に変換する第1の電力変換器が異常となった場合
    に、電動機等の負荷の速度制御およびトルク制御に必要
    な電力に変換する第2の電力交換器を直流電圧制御する
    機能に切替え、直流電圧の上昇を抑制することを特徴と
    する電力変換装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 自己消弧素子を用いて、電源から電動機
    等の負荷に電力を供給し、また、電動機等の負荷から電
    源に電力を回生する第1の電力変換器および第2の電力
    変換器からなり、第1の電力変換器の制御装置を2重系
    に構成する電力変換装置において、一方の制御装置から
    他方の制御装置に切替が必要となった場合に、第2の電
    力変換器を電動機等の負荷の速度制御およびトルク制御
    を行なう速度制御機能から直流電圧を制御する電圧制御
    機能に切替え、第1の電力変換器の制御装置の切替後、
    第2の電力変換器の制御機能を元に戻し、負荷の運転を
    継続することを特徴とする電力変換装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 自己消弧素子を用いて、電源から電動機
    等の負荷に電力を供給し、また、電動機等の負荷から電
    源に電力を回生する第1の電力変換器および第2の電力
    変換器からなる電力変換装置において、変換される直流
    電圧が所定値を超えたとき、第2の電力変換器を電動機
    等の負荷の速度制御およびトルク制御を行なう速度制御
    機能から直流電圧を制御する電圧制御機能に切替え、直
    流電圧の上昇を抑制することを特徴とする電力変換装置
    の制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、変換される直流電圧
    が所定値以下になったとき、第2の電力変換器の制御機
    能を元に戻し、負荷の運転継続を行なうことを特徴とす
    る電力変換装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 自己消弧素子を用いて、電源から電動機
    等の負荷に電力を供給し、また、電動機等の負荷から電
    源に電力を回生する第1の電力変換器および第2の電力
    変換器からなる電力変換装置において、変換される直流
    電圧が所定の設定電圧以上となったとき、第2の電力変
    換器の制御装置の制御機能として、速度制御のための指
    令を直流電圧と前記設定電圧の偏差によって補正し、こ
    の補正した指令に基づいて直流電圧制御し、直流電圧の
    上昇を抑制することを特徴とする電力変換装置の制御方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、所定の設定電圧は、
    変換される直流電圧の上限と下限に定めることを特徴と
    する電力変換装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項3から請求項6のいずれかにおい
    て、第1の電力変換器は、その制御装置が2重系に構成
    されることを特徴とする電力変換装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 自己消弧素子を用いて、電源から電動機
    等の負荷に電力を供給し、また、電動機等の負荷から電
    源に電力を回生する第1の電力変換器および第2の電力
    変換器からなる電力変換装置において、第1の電力変換
    器の制御装置に異常を検出する検出手段、第2の電力交
    換器の制御装置に電動機等の負荷の速度制御およびトル
    ク制御を行なう速度制御機能と変換される直流電圧を制
    御する電圧制御機能とを切替える切替手段を設け、第1
    の電力変換器の異常時に、第2の電力交換器の制御装置
    の制御機能を電圧制御機能に切替えることを特徴とする
    電力変換装置の制御装置。
  9. 【請求項9】 自己消弧素子を用いて、電源から電動機
    等の負荷に電力を供給し、また、電動機等の負荷から電
    源に電力を回生する第1の電力変換器および第2の電力
    変換器からなる電力変換装置において、変換される直流
    電圧が所定値を超えたとき、これを検出する手段と、第
    2の電力交換器の制御装置に電動機等の負荷の速度制御
    およびトルク制御を行なう速度制御機能と直流電圧を制
    御する電圧制御機能とを切替える切替手段を設け、直流
    電圧が所定値を超えたとき、第2の電力交換器の制御装
    置の制御機能を電圧制御機能に切替えることを特徴とす
    る電力変換装置の制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9において、第
    1の電力変換器は、その制御装置が2重系に構成され、
    切替手段は、一方の制御装置から他方の制御装置に切替
    えた後に、第2の電力変換器の制御機能を元に戻すこと
    を特徴とする電力変換装置の制御装置。
  11. 【請求項11】 自己消弧素子を用いて、電源から電動
    機等の負荷に電力を供給し、また、電動機等の負荷から
    電源に電力を回生する第1の電力変換器および第2の電
    力変換器からなる電力変換装置において、変換される直
    流電圧が所定の設定電圧以上または所定の設定電圧以下
    となったとき、速度制御のための指令を直流電圧と前記
    設定電圧の偏差によって補正する手段を設け、第2の電
    力変換器の制御装置の制御機能として、前記補正した指
    令に基づいて直流電圧制御することを特徴とする電力変
    換装置の制御装置。
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