JPH0823899B2 - 紙葉類のチェック装置 - Google Patents

紙葉類のチェック装置

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JPH0823899B2
JPH0823899B2 JP2234020A JP23402090A JPH0823899B2 JP H0823899 B2 JPH0823899 B2 JP H0823899B2 JP 2234020 A JP2234020 A JP 2234020A JP 23402090 A JP23402090 A JP 23402090A JP H0823899 B2 JPH0823899 B2 JP H0823899B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 紙葉類のチェック装置に関し、 チェック処理の効率化を図ることを目的とし、 センサで求めた、定められた印刷情報と一定の画像サ
イズとを持つ紙葉類の画像信号をディジタル画素信号に
変換し、このディジタル画素信号に対して所定の画像処
理を実行して当該紙葉類を判定するチェック装置におい
て、前記ディジタル画素信号を前記一定の画像サイズに
対応した範囲で加算処理することにより求めた加算値と
所定の基準値とを比較する前処理を実行し、この前処理
の実行結果に応じて、前記所定の画像処理を、十分な前
記ディジタル画素信号が得られた前記紙葉類についての
み実行する機能を備えた構成を有する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、紙葉類のチェック装置、特に紙幣,株券,
債券,小切手,宝くじ券,身分証明書等の真偽などを判
定するためのチェック装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、紙幣,株券,債権,小切手,宝くじ券,身分
証明書等の紙葉類においては、その有価性,重要性のた
め、各種の項目についてのチェック処理を実行して当該
担体が偽造・変造されたものでないかについての判定を
おこなっており、その態様は、例えば第3図のようにな
っている。
すなわち、ホッパ10に収容された判定対象の紙葉類18
は1枚ずつ送出し装置11により駆動用ローラ12の方へ送
られ、搬送路13上をスタッカ15,16の方へ搬送されてい
く。この搬送路13の途中には、搬送されてきた紙葉類18
の濃淡画像信号を検出するための光学センサ等の各種セ
ンサ17が設けられている。そして、センサ17の出力信号
は増幅された後、二値信号,階調信号などのディジタル
画素信号に変換されてメモリに格納される。続いて、こ
の格納されたデータに対して画像処理を伴う各種のチェ
ックプログラムA,B,C・・・Nを実行して、すべてのチ
ェック処理についての結果が「OK」であるかどうかを判
定している。ここで、すべての項目のチェック処理につ
いて「OK」の判定となった場合、すなわち搬送されてき
た紙葉類18が正常なものであった場合にはその旨の出力
信号を出すとともに、当該紙葉類が第1のスタッカ15に
収容されるように搬送路切替部14を制御している。ま
た、すべての項目のチェック処理について「OK」の判定
とならなかった場合、すなわち搬送されてきた紙葉類18
が正常なものでなかった場合にはその旨の出力信号を出
すとともに、当該紙葉類が第2のスタッカ16に収容され
るように搬送路切替部14を制御している。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように、従来の、(例えば、所定のパターンか
らなる模様のような)定められた印刷情報と、所定の画
像サイズとを持つ紙葉類のチェック方式では、搬送路13
の途中に設けたセンサ17で検出した濃淡画像信号をA/D
変換し、このA/D変換後のディジタル画素信号に対して
所定の画像処理を実行して当該紙葉類の変造,偽造など
の有無についての判定を行なっている。ここで、この判
定は、本来、破れなどの欠損がない紙葉類を対象とし、
また搬送機構やセンサが正常に動作していることを前提
とするものである。しかしながら、従来のチェック方式
では、このような(判定して意味のある)場合だけでな
く、搬送されてきたすべての紙葉類に対して一様に所定
の画像処理を実行しているため、全体としての処理時間
が長くなってチェック処理が効率的でないといった問題
点がある。
そこで、本発明では、各ディジタル画素信号に対して
所定の画像処理を実行する前に、このディジタル画素信
号を加算して紙葉類全体についての加算値を求め、続い
てこの加算値と所定の基準値とを比較する前処理を実行
し、この前処理での結果に基づいて次のチェック処理を
実行するかどうかの選択を行なうことにより、チェック
処理の効率化を図ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明における、紙幣,株券,債権,小切
手,宝くじ券,身分証明書等の紙葉類に対するチェック
方式の原理を示すフロー説明図である。
すなわち、 位置調整機構1により、紙葉類の回転や斜行などを
で調整して当該紙葉類を搬送路の所定位置にセットして
次のステップに進む。
光学センサ,容量センサなどの各種センサ2によ
り、セットされた紙葉類の濃淡画像信号を求めて次のス
テップに進む。
A/D変換部3により、この濃淡画像信号をA/D変換し
て、背景部分と紙葉類部分とを区別するディジタル画素
信号を求めて次のステップに進む。
加算部4により、このディジタル画素信号の、例え
ば紙葉類部分を単純加算して次のステップに進む。
この加算値と、メモリ5に格納されている基準値と
を比較して次のステップに進む。ここで、この基準値
は、チェック対象の紙葉類に破れなどの欠損がなく、か
つ、位置調整機構1やセンサ2が正常に動作していると
きに得られる所定の範囲に設定されている。
この比較処理の結果に基づいて、センサ2の出力で
ある濃淡画像信号が正常なものであるかどうかを判断
し、「YES」の場合はステップに進み、「NO」の場合
はステップに進む。
CPU6により、前記ディジタル画素信号に対して各種
の画像処理を実行し、チェック対象の紙葉類の真偽、す
なわち当該紙葉類が変造,偽造などの処理をされたもの
でないかについての判定を行なって次のステップに進
む。
チェック対象の紙葉類をスタッカなどに排出する。
の手順によって、紙葉類の真偽についてのチェック処理
を実行している。
〔作用〕
本発明においては、以上のように、前記ステップ〜
の手順を実行することにより、もともと破れなどの欠
損がある紙葉類ではないか、またセンサの出力である濃
淡画像信号は位置調整機構やセンサなどが正常に動作し
ていない状態でのものではないか等の点を調べ、このよ
うな紙葉類に対しては本来のチェック処理である(以後
の)画像処理を実行しないようにしている。
すなわち、搬送されてきた紙葉類の中、本来のチェッ
ク処理を実行するのに十分なディジタル画素データが得
られた紙葉類についてのみ、以後の画像処理を実行して
変造,偽造などについての判定を行なっている。
〔実施例〕
第2図を参照して本発明の実施例を説明する。
第2図は、紙幣の真偽についてのチェックの際の前処
理に関するものであり、センサとして光透過センサを用
い、ディジタル画素データを加算するさいには、予めこ
の画素データを所定数ビットだけ右にシフトしてから加
算するという手法を用いている。この手法を用いるの
は、前記加算処理は以後の画像処理を実行するかどうか
を判定するためのものであり、加算値についてもその概
略値(上位ビット)を使用すれば十分である点に着目し
てのことである。
すなわち、 ′光透過センサ部分を紙幣が通過するときの受光セン
サ群の受光量を求め、この受光量から画素ごとのディジ
タルデータXを取り出し次のステップに進む。
なお、Xは、0〜FFH(Hは16進数表示)の値をと
る。
ここで、当該受光量は、紙幣部分においても透かし部
分,濃い模様部分,点字部分などによって多少相違する
が、 紙幣部分と背景部分とでは、 紙幣部分での受光量=40H〜60H 背景部分での受光量=E0H以上 と明らかに相違している。
′ディジタルデータX<80H が成立するかどうかを判断し、「YES」の場合はステッ
プ′に進み、「NO」の場合はステップ′に進む。
すなわち、測定誤差などを考慮して、Xの値が80H以
上のときには紙幣部分の画素ではないと判断している。
′ディジタルデータXを4ビットだけ右シフトさせる
処理を実行してステップ′に進む。
′ディジタルデータXに対する新たな処理は実行せず
にステップ′に進む。
′16ビットレジスタにディジタルデータXを累積加算
する処理を実行して加算値Sを求め、次のステップに進
む。
′すべての画素について、以上の処理が終了したかど
うかを判断し、「YES」の場合はステップ′に進み、
「NO」の場合はステップ′に戻る。
′2000H<S<5000H が成立するかどうかを判断し、「YES」の場合はステッ
プ′に進み、「NO」の場合はステップ′に進む。
′以後の画像処理は実行しない。
′以後の画像処理へ進み、紙幣の真偽についてのチェ
ック処理を行なう。
といった手順で、搬送されてきた紙幣に、真偽チェック
処理を実行するかどうかの選択を行なっている。
ここで、光透過センサの解像度が4.06mm2(1.4×2.9m
m)で、千円紙幣(149×76mm)が投入されたとき、この
センサの2789(149×76÷4.06)画素は紙葉類部分、そ
れ以外の画素は背景部分となる。そして、紙幣部分の画
素のXの値を一律50Hとみなして紙幣部分の全画素につ
いて累積加算したときの理論値は36790H(50H×2789)
で、この理論値までを取り扱うためには18ビットの加算
レジスタが必要となり、通常の最大16ビットの加算レジ
スタではオーバフローするといった問題点がある。
一方、この累積加算の処理結果は、単に真偽について
のチェックをするに値するかどうかの判定に利用される
だけであり、また、この判定では、当該処理結果の値が
前記理論値を略中心とした大まかな所定の範囲、例えば
20000H〜50000Hに入っているかどうかを調べることで十
分である。
そこで、前記実施例では、ディジタルデータXを、例
えば4ビットだけ右シフトさせる処理を実行してから加
算する手法をとっている。その結果、前記所定の範囲も
2000H〜5000Hとなり、累積加算の処理において、16ビッ
トの加算レジスタがオーバフローするといったことは生
じない。
なお、以上の実施例における各数値は例示にすぎず、
他の値を用いるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明は、紙葉類の真偽についてのチェック処理を実
行する場合に、このチェック処理に先立って、ディジタ
ル画像データを加算する前処理を実行して紙葉類全体の
加算値を求め、この加算値が所定の範囲にある場合、す
なわちチェック対象の紙葉類についてチェック処理を実
行するに値する場合、例えば紙葉類の外形異常、欠損や
折れがなく、かつ搬送機構やセンサなどが正常に動作
し、紙葉類の印刷情報についての十分なディジタル画素
信号が得られている場合のみ、以後の画像処理を実行し
て当該紙葉類の真偽についての判定を行なう構成にして
いるため、意味のない画像処理が実行されることはなく
チェック処理の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の実施例
を示す説明図、第3図は従来の紙葉類チェック方式を示
す説明図である。 第1図において、 1……位置調整機構 2……センサ 3……A/D変換部 4……加算部 5……メモリ 6……CPU

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センサで求めた、定められた印刷情報と一
    定の画像サイズとを持つ紙葉類の画像信号をディジタル
    画素信号に変換し、このディジタル画素信号に対して所
    定の画像処理を実行して当該紙葉類を判定するチェック
    装置において、 前記ディジタル画素信号を前記一定の画像サイズに対応
    した範囲で加算処理することにより求めた加算値と所定
    の基準値とを比較する前処理を実行し、 この前処理の実行結果に応じて、前記所定の画像処理
    を、十分な前記ディジタル画素信号が得られた前記紙葉
    類についてのみ実行する機能を備えたことを特徴とする
    紙葉類のチェック装置。
  2. 【請求項2】前記ディジタル画素信号を加算処理するに
    先立って、このディジタル画素信号を所定ビットだけ下
    位にシフトさせる処理を実行し、当該加算処理において
    使用するレジスタがオーバフローしないようにした請求
    項1記載の紙葉類のチェック装置。
  3. 【請求項3】前記紙葉類が紙幣であることを特徴とする
    請求項1または2記載の紙葉類のチェック装置。
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