JPH08239020A - パーキングブレーキペダルのダンパ装置 - Google Patents
パーキングブレーキペダルのダンパ装置Info
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- JPH08239020A JPH08239020A JP4385495A JP4385495A JPH08239020A JP H08239020 A JPH08239020 A JP H08239020A JP 4385495 A JP4385495 A JP 4385495A JP 4385495 A JP4385495 A JP 4385495A JP H08239020 A JPH08239020 A JP H08239020A
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- retainer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ペダル復帰時には十分なダンパ作用を発生す
るがペダル踏込み操作時の反力は小さいダンパ装置を簡
単且つ安価に構成する。 【構成】 ピストン12をピストンロッド16の嵌合部
16bに軸方向へ所定寸法だけ相対移動可能に嵌合さ
せ、ペダル復帰時に図の右方へ移動させられる際には、
ピストン12とナット20(フランジ部20a)との間
でOリング18を挟圧することにより、嵌合部16bと
ピストン12との間のエア通路28を通してのエアの流
通を阻害する一方、ペダル踏込み操作時に図の左方へ移
動させられる際には、ピストン12とOリング18との
間に隙間を形成し、エア通路28をエア室30側と連通
させるようにした。
るがペダル踏込み操作時の反力は小さいダンパ装置を簡
単且つ安価に構成する。 【構成】 ピストン12をピストンロッド16の嵌合部
16bに軸方向へ所定寸法だけ相対移動可能に嵌合さ
せ、ペダル復帰時に図の右方へ移動させられる際には、
ピストン12とナット20(フランジ部20a)との間
でOリング18を挟圧することにより、嵌合部16bと
ピストン12との間のエア通路28を通してのエアの流
通を阻害する一方、ペダル踏込み操作時に図の左方へ移
動させられる際には、ピストン12とOリング18との
間に隙間を形成し、エア通路28をエア室30側と連通
させるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパーキングブレーキペダ
ルのダンパ装置に係り、特に、ペダル復帰時には十分な
ダンパ作用を発生するがペダル踏込み操作時の反力は小
さいダンパ装置を簡単且つ安価に構成する技術に関する
ものである。
ルのダンパ装置に係り、特に、ペダル復帰時には十分な
ダンパ作用を発生するがペダル踏込み操作時の反力は小
さいダンパ装置を簡単且つ安価に構成する技術に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】(a)シリンダチューブ内に摺動可能に
嵌合されてそのシリンダチューブ内を2つのガス室に分
離するピストンと、(b)そのピストンに一体的に設け
られるとともに前記シリンダチューブの一方の端部から
外部に突き出すピストンロッドとを備えて、パーキング
ブレーキペダルと位置固定の部材との間に配設され、そ
のパーキングブレーキペダルの回動に伴って前記ピスト
ンロッドが前記シリンダチューブに対して相対的に押込
み,引出し駆動されることにより、そのパーキングブレ
ーキペダルが踏込み位置から原位置へ戻されるペダル復
帰時には、前記2つのガス室の容積変化に伴うガス圧の
増減によりピストンの移動抵抗を大きくして大きなダン
パ作用を発生するが、そのパーキングブレーキペダルの
踏込み操作時には、その2つのガス室間のガスの流通量
を大きくしてピストンの移動抵抗を小さくし、操作反力
を小さくしたガス式のダンパ装置が知られている。実開
昭61−37064号公報や実開昭62−138670
号公報に記載されている装置はその一例で、前者は、テ
ーパ形状のピストン部に拡径部材を配設し、ペダル復帰
時には拡径部材が拡径させられてシール部材をシリンダ
チューブの内面に密着させることによりガスの流通を阻
害する一方、踏込み操作時には拡径部材を縮径させてガ
スの流通を許容するようになっており、後者は、Uカッ
プシールを用いてガスの流通を制御するようになってい
る。
嵌合されてそのシリンダチューブ内を2つのガス室に分
離するピストンと、(b)そのピストンに一体的に設け
られるとともに前記シリンダチューブの一方の端部から
外部に突き出すピストンロッドとを備えて、パーキング
ブレーキペダルと位置固定の部材との間に配設され、そ
のパーキングブレーキペダルの回動に伴って前記ピスト
ンロッドが前記シリンダチューブに対して相対的に押込
み,引出し駆動されることにより、そのパーキングブレ
ーキペダルが踏込み位置から原位置へ戻されるペダル復
帰時には、前記2つのガス室の容積変化に伴うガス圧の
増減によりピストンの移動抵抗を大きくして大きなダン
パ作用を発生するが、そのパーキングブレーキペダルの
踏込み操作時には、その2つのガス室間のガスの流通量
を大きくしてピストンの移動抵抗を小さくし、操作反力
を小さくしたガス式のダンパ装置が知られている。実開
昭61−37064号公報や実開昭62−138670
号公報に記載されている装置はその一例で、前者は、テ
ーパ形状のピストン部に拡径部材を配設し、ペダル復帰
時には拡径部材が拡径させられてシール部材をシリンダ
チューブの内面に密着させることによりガスの流通を阻
害する一方、踏込み操作時には拡径部材を縮径させてガ
スの流通を許容するようになっており、後者は、Uカッ
プシールを用いてガスの流通を制御するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のダンパ装置はピストンとピストンロッドとが一体
構成で、ガスを流通させるためのオリフィス構造が複雑
であるとともに、拡径部材やUカップシールなどの高価
な部品を使っているため、装置が全体として高価になる
という問題があった。また、ピストンの外周面に環状溝
を設けてUカップシールなどのシール部材によりシリン
ダチューブとの間をシールする構造のものにおいては、
環状溝の内面にパーティングライン(PL)に起因する
バリが存在するため、そのバリに起因してシール部材が
損傷し易いという問題もあった。
従来のダンパ装置はピストンとピストンロッドとが一体
構成で、ガスを流通させるためのオリフィス構造が複雑
であるとともに、拡径部材やUカップシールなどの高価
な部品を使っているため、装置が全体として高価になる
という問題があった。また、ピストンの外周面に環状溝
を設けてUカップシールなどのシール部材によりシリン
ダチューブとの間をシールする構造のものにおいては、
環状溝の内面にパーティングライン(PL)に起因する
バリが存在するため、そのバリに起因してシール部材が
損傷し易いという問題もあった。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、ペダル復帰時には十
分なダンパ作用を発生するがペダル踏込み操作時の反力
は小さいダンパ装置を簡単且つ安価に構成することにあ
る。また、別の目的は、シール部材が装着される環状溝
の内面にパーティングラインに起因するバリが生じるこ
とを防止することにある。
もので、その目的とするところは、ペダル復帰時には十
分なダンパ作用を発生するがペダル踏込み操作時の反力
は小さいダンパ装置を簡単且つ安価に構成することにあ
る。また、別の目的は、シール部材が装着される環状溝
の内面にパーティングラインに起因するバリが生じるこ
とを防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための第1の手段】第1発明は、
(a)シリンダチューブ内に摺動可能に嵌合されてその
シリンダチューブ内を2つのガス室に分離するピストン
と、(b)そのピストンに一体的に設けられるとともに
前記シリンダチューブの一方の端部から外部に突き出す
ピストンロッドとを備えて、パーキングブレーキペダル
と位置固定の部材との間に配設され、そのパーキングブ
レーキペダルの回動に伴って前記ピストンロッドが前記
シリンダチューブに対して相対的に押込み,引出し駆動
されることにより、そのパーキングブレーキペダルが踏
込み位置から原位置へ戻されるペダル復帰時には、前記
2つのガス室の容積変化に伴うガス圧の増減により大き
なダンパ作用を発生するが、そのパーキングブレーキペ
ダルの踏込み操作時には、その2つのガス室間のガスの
流通量を大きくして操作反力を小さくしたガス式のダン
パ装置であって、(c)前記ピストンロッドに一体的に
設けられ、前記ピストンが軸方向の相対移動可能な状態
で嵌合される嵌合部と、(d)前記2つのガス室間でガ
スが流通することを許容するように前記嵌合部と前記ピ
ストンとの境界付近に設けられたガス通路と、(e)前
記ピストンロッドに一体的に設けられ、前記ペダル復帰
時に前記ピストンがピストンロッドに対して相対移動さ
せられる際にそのピストンの移動端を規定するリテーナ
と、(f)前記嵌合部の外周面に嵌合され、前記ペダル
復帰時に前記ピストンが前記ピストンロッドに対して相
対移動させられると、そのピストンと前記リテーナとの
間で挟圧されることにより前記ガス通路によるガスの流
通を阻害する一方、前記踏込み操作時に前記ピストンが
前記ピストンロッドに対して逆方向へ相対移動させられ
ると、そのピストンとの間に隙間を形成してガスの流通
を許容するOリングとを有することを特徴とする。
(a)シリンダチューブ内に摺動可能に嵌合されてその
シリンダチューブ内を2つのガス室に分離するピストン
と、(b)そのピストンに一体的に設けられるとともに
前記シリンダチューブの一方の端部から外部に突き出す
ピストンロッドとを備えて、パーキングブレーキペダル
と位置固定の部材との間に配設され、そのパーキングブ
レーキペダルの回動に伴って前記ピストンロッドが前記
シリンダチューブに対して相対的に押込み,引出し駆動
されることにより、そのパーキングブレーキペダルが踏
込み位置から原位置へ戻されるペダル復帰時には、前記
2つのガス室の容積変化に伴うガス圧の増減により大き
なダンパ作用を発生するが、そのパーキングブレーキペ
ダルの踏込み操作時には、その2つのガス室間のガスの
流通量を大きくして操作反力を小さくしたガス式のダン
パ装置であって、(c)前記ピストンロッドに一体的に
設けられ、前記ピストンが軸方向の相対移動可能な状態
で嵌合される嵌合部と、(d)前記2つのガス室間でガ
スが流通することを許容するように前記嵌合部と前記ピ
ストンとの境界付近に設けられたガス通路と、(e)前
記ピストンロッドに一体的に設けられ、前記ペダル復帰
時に前記ピストンがピストンロッドに対して相対移動さ
せられる際にそのピストンの移動端を規定するリテーナ
と、(f)前記嵌合部の外周面に嵌合され、前記ペダル
復帰時に前記ピストンが前記ピストンロッドに対して相
対移動させられると、そのピストンと前記リテーナとの
間で挟圧されることにより前記ガス通路によるガスの流
通を阻害する一方、前記踏込み操作時に前記ピストンが
前記ピストンロッドに対して逆方向へ相対移動させられ
ると、そのピストンとの間に隙間を形成してガスの流通
を許容するOリングとを有することを特徴とする。
【0006】
【作用および第1発明の効果】このようなパーキングブ
レーキペダルのダンパ装置においては、パーキングブレ
ーキペダルの踏込み操作時には、ピストンとピストンロ
ッドとの相対移動によりピストンとOリングとの間に隙
間が形成され、ピストンロッドの嵌合部とピストンとの
境界部分またはその近傍に設けられたガス通路を通して
2つのガス室間をガスが流通することが許容されるた
め、両ガス室の差圧に基づくピストンの移動抵抗すなわ
ち操作反力が小さく、パーキングブレーキペダルを容易
に踏込み操作できる。一方、パーキングブレーキペダル
が踏込み位置から原位置へ戻されるペダル復帰時には、
ピストンとピストンロッドとの相対移動によりピストン
とリテーナとの間でOリングが挟圧され、上記ガス通路
によるガスの流通が阻害される。このようにガスの流通
が阻害されると、2つのガス室の容積変化に伴ってガス
圧が大きく増減するため、その差圧によってピストンの
移動抵抗が大きくなり、大きなダンパ作用を発生する。
レーキペダルのダンパ装置においては、パーキングブレ
ーキペダルの踏込み操作時には、ピストンとピストンロ
ッドとの相対移動によりピストンとOリングとの間に隙
間が形成され、ピストンロッドの嵌合部とピストンとの
境界部分またはその近傍に設けられたガス通路を通して
2つのガス室間をガスが流通することが許容されるた
め、両ガス室の差圧に基づくピストンの移動抵抗すなわ
ち操作反力が小さく、パーキングブレーキペダルを容易
に踏込み操作できる。一方、パーキングブレーキペダル
が踏込み位置から原位置へ戻されるペダル復帰時には、
ピストンとピストンロッドとの相対移動によりピストン
とリテーナとの間でOリングが挟圧され、上記ガス通路
によるガスの流通が阻害される。このようにガスの流通
が阻害されると、2つのガス室の容積変化に伴ってガス
圧が大きく増減するため、その差圧によってピストンの
移動抵抗が大きくなり、大きなダンパ作用を発生する。
【0007】ここで、本発明のダンパ装置は、ピストン
をピストンロッドに対して相対移動可能に配設し、その
ピストンとピストンロッド(嵌合部)との間に設けられ
たガス通路を通してガスを流通させるとともに、ペダル
復帰時のピストンの移動でリテーナとの間で挟圧される
ことによりガスの流通を阻害するOリングを設けるだけ
で良いため、装置が全体として簡単且つ安価に構成され
る。
をピストンロッドに対して相対移動可能に配設し、その
ピストンとピストンロッド(嵌合部)との間に設けられ
たガス通路を通してガスを流通させるとともに、ペダル
復帰時のピストンの移動でリテーナとの間で挟圧される
ことによりガスの流通を阻害するOリングを設けるだけ
で良いため、装置が全体として簡単且つ安価に構成され
る。
【0008】なお、実開平6−81852号公報にもピ
ストン可動式のダンパ装置が記載されているが、これは
踏込み操作時においてもOリングとピストンとの間に十
分な隙間が形成されず、双方向で大きなダンパ作用を発
生するもので、本願発明とは解決課題が全く異なるとと
もに構成および作用効果が実質的に相違する。
ストン可動式のダンパ装置が記載されているが、これは
踏込み操作時においてもOリングとピストンとの間に十
分な隙間が形成されず、双方向で大きなダンパ作用を発
生するもので、本願発明とは解決課題が全く異なるとと
もに構成および作用効果が実質的に相違する。
【0009】
【課題を解決するための第2の手段】第2発明は、
(a)シリンダチューブ内に摺動可能に嵌合されてその
シリンダチューブ内を2つのガス室に分離するピストン
と、(b)そのピストンに一体的に設けられるとともに
前記シリンダチューブの一方の端部から外部に突き出す
ピストンロッドとを備えて、パーキングブレーキペダル
と位置固定の部材との間に配設され、そのパーキングブ
レーキペダルの回動に伴って前記ピストンロッドが前記
シリンダチューブに対して相対的に押込み,引出し駆動
されることにより、そのパーキングブレーキペダルが踏
込み位置から原位置へ戻されるペダル復帰時には、前記
2つのガス室の容積変化に伴うガス圧の増減により大き
なダンパ作用を発生するが、そのパーキングブレーキペ
ダルの踏込み操作時には、その2つのガス室間のガスの
流通量を大きくして操作反力を小さくしたガス式のダン
パ装置であって、(c)前記ピストンが、前記ピストン
ロッドに軸方向の相対移動不能に配設されるリテーナ
と、そのリテーナに対して軸方向へ所定寸法だけ相対移
動可能に配設されるとともに、前記ペダル復帰時にはそ
のリテーナに接近させられる一方、そのリテーナとの境
界の外周部に環状溝を形成するように小径部が一体に設
けられたピストン本体とから構成されている一方、
(d)前記2つのガス室間でガスが流通することを許容
するように前記リテーナとピストン本体との境界付近に
設けられたガス通路と、(e)前記環状溝内に配設さ
れ、前記ペダル復帰時に前記リテーナと前記ピストン本
体との間で挟圧されることにより、前記ガス通路による
ガスの流通を阻害する一方、前記踏込み操作時に前記ピ
ストン本体と共に前記リテーナから離間させられると、
そのリテーナとの間に隙間を形成してガスの流通を許容
するOリングとを有することを特徴とする。
(a)シリンダチューブ内に摺動可能に嵌合されてその
シリンダチューブ内を2つのガス室に分離するピストン
と、(b)そのピストンに一体的に設けられるとともに
前記シリンダチューブの一方の端部から外部に突き出す
ピストンロッドとを備えて、パーキングブレーキペダル
と位置固定の部材との間に配設され、そのパーキングブ
レーキペダルの回動に伴って前記ピストンロッドが前記
シリンダチューブに対して相対的に押込み,引出し駆動
されることにより、そのパーキングブレーキペダルが踏
込み位置から原位置へ戻されるペダル復帰時には、前記
2つのガス室の容積変化に伴うガス圧の増減により大き
なダンパ作用を発生するが、そのパーキングブレーキペ
ダルの踏込み操作時には、その2つのガス室間のガスの
流通量を大きくして操作反力を小さくしたガス式のダン
パ装置であって、(c)前記ピストンが、前記ピストン
ロッドに軸方向の相対移動不能に配設されるリテーナ
と、そのリテーナに対して軸方向へ所定寸法だけ相対移
動可能に配設されるとともに、前記ペダル復帰時にはそ
のリテーナに接近させられる一方、そのリテーナとの境
界の外周部に環状溝を形成するように小径部が一体に設
けられたピストン本体とから構成されている一方、
(d)前記2つのガス室間でガスが流通することを許容
するように前記リテーナとピストン本体との境界付近に
設けられたガス通路と、(e)前記環状溝内に配設さ
れ、前記ペダル復帰時に前記リテーナと前記ピストン本
体との間で挟圧されることにより、前記ガス通路による
ガスの流通を阻害する一方、前記踏込み操作時に前記ピ
ストン本体と共に前記リテーナから離間させられると、
そのリテーナとの間に隙間を形成してガスの流通を許容
するOリングとを有することを特徴とする。
【0010】
【作用および第2発明の効果】このようなパーキングブ
レーキペダルのダンパ装置においては、パーキングブレ
ーキペダルの踏込み操作時には、環状溝に配設されたO
リングがピストン本体と共にリテーナから離間させら
れ、そのリテーナとの間に隙間が形成されることによ
り、ピストン本体とリテーナとの境界部分またはその近
傍に設けられたガス通路を通して2つのガス室間をガス
が流通することが許容されるため、両ガス室の差圧に基
づくピストンの移動抵抗すなわち操作反力が小さく、パ
ーキングブレーキペダルを容易に踏込み操作できる。一
方、パーキングブレーキペダルが踏込み位置から原位置
へ戻されるペダル復帰時には、ピストン本体とピストン
ロッドとの相対移動によりピストン本体とリテーナとの
間でOリングが挟圧され、上記ガス通路によるガスの流
通が阻害されるため、第1発明と同様にピストンの移動
抵抗が大きくなって大きなダンパ作用を発生する。
レーキペダルのダンパ装置においては、パーキングブレ
ーキペダルの踏込み操作時には、環状溝に配設されたO
リングがピストン本体と共にリテーナから離間させら
れ、そのリテーナとの間に隙間が形成されることによ
り、ピストン本体とリテーナとの境界部分またはその近
傍に設けられたガス通路を通して2つのガス室間をガス
が流通することが許容されるため、両ガス室の差圧に基
づくピストンの移動抵抗すなわち操作反力が小さく、パ
ーキングブレーキペダルを容易に踏込み操作できる。一
方、パーキングブレーキペダルが踏込み位置から原位置
へ戻されるペダル復帰時には、ピストン本体とピストン
ロッドとの相対移動によりピストン本体とリテーナとの
間でOリングが挟圧され、上記ガス通路によるガスの流
通が阻害されるため、第1発明と同様にピストンの移動
抵抗が大きくなって大きなダンパ作用を発生する。
【0011】ここで、本発明のダンパ装置は、ピストン
を、ピストンロッドとの相対移動が不能なリテーナと、
そのリテーナに対して相対移動可能なピストン本体とか
ら構成し、リテーナとピストン本体との境界付近にガス
通路を設けるとともに、ピストン本体の小径部によりそ
の境界の外周部に環状溝を形成してOリングを配設すれ
ば良いため、装置が全体として簡単且つ安価に構成され
る。また、上記Oリングはピストンとシリンダチューブ
との間を気密にシールするシール部材を兼ねることがで
きるため、装置を一層簡略化できる。更に、Oリングが
装着される環状溝がリテーナとピストン本体との2部材
によって構成されるため、それ等を樹脂材料にて構成す
る場合に、軸方向に型抜きしてパーティングライン(P
L)に起因するバリが環状溝の内面に生じないようにリ
テーナおよびピストン本体を成形することにより、バリ
によるOリングの損傷を回避できる。
を、ピストンロッドとの相対移動が不能なリテーナと、
そのリテーナに対して相対移動可能なピストン本体とか
ら構成し、リテーナとピストン本体との境界付近にガス
通路を設けるとともに、ピストン本体の小径部によりそ
の境界の外周部に環状溝を形成してOリングを配設すれ
ば良いため、装置が全体として簡単且つ安価に構成され
る。また、上記Oリングはピストンとシリンダチューブ
との間を気密にシールするシール部材を兼ねることがで
きるため、装置を一層簡略化できる。更に、Oリングが
装着される環状溝がリテーナとピストン本体との2部材
によって構成されるため、それ等を樹脂材料にて構成す
る場合に、軸方向に型抜きしてパーティングライン(P
L)に起因するバリが環状溝の内面に生じないようにリ
テーナおよびピストン本体を成形することにより、バリ
によるOリングの損傷を回避できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は、第1発明の一実施例であるパー
キングブレーキペダルのダンパ装置(以下、単にダンパ
装置という)10の一部を切り欠いて示す正面図であ
る。ダンパ装置10は、略円筒形状のシリンダチューブ
14と、そのシリンダチューブ14内に軸方向の摺動可
能に嵌合されてシリンダチューブ14内を図における左
右2つのエア室30および32に分離するピストン12
と、そのピストン12と一体的に設けられてシリンダチ
ューブ14の一方の端部すなわち図1における右側端部
から外部に突き出すピストンロッド16等を備えて構成
されている。このダンパ装置10は、図2に示すように
車両用足踏み式パーキングブレーキ操作装置52に配設
され、パーキングブレーキの解除操作時におけるパーキ
ングブレーキペダル56の戻り回動に伴ってピストンロ
ッド16が引き出される際にダンパ作用を為すものであ
る。上記エア室30,32はガス室に相当する。なお、
図1はピストンロッド16が押込み側の移動端まで移動
させられた状態を示している。
細に説明する。図1は、第1発明の一実施例であるパー
キングブレーキペダルのダンパ装置(以下、単にダンパ
装置という)10の一部を切り欠いて示す正面図であ
る。ダンパ装置10は、略円筒形状のシリンダチューブ
14と、そのシリンダチューブ14内に軸方向の摺動可
能に嵌合されてシリンダチューブ14内を図における左
右2つのエア室30および32に分離するピストン12
と、そのピストン12と一体的に設けられてシリンダチ
ューブ14の一方の端部すなわち図1における右側端部
から外部に突き出すピストンロッド16等を備えて構成
されている。このダンパ装置10は、図2に示すように
車両用足踏み式パーキングブレーキ操作装置52に配設
され、パーキングブレーキの解除操作時におけるパーキ
ングブレーキペダル56の戻り回動に伴ってピストンロ
ッド16が引き出される際にダンパ作用を為すものであ
る。上記エア室30,32はガス室に相当する。なお、
図1はピストンロッド16が押込み側の移動端まで移動
させられた状態を示している。
【0013】図3は、図1におけるピストン12付近を
拡大して詳しく示す要部断面図であり、ピストンロッド
16は鋼などの金属から構成されるとともに、その左端
側の一部が本体部16aよりも順次小径とされて嵌合部
16bおよびねじ部16cを有しており、その嵌合部1
6bはピストン12の中心部を貫通するように嵌合させ
られるとともにOリング18が嵌め着けられ、ねじ部1
6cの雄ねじにナット20が締結されることにより、ピ
ストン12およびOリング18がピストンロッド16と
一体化されている。嵌合部16bの軸方向寸法、すなわ
ちナット20のフランジ部20aと上記本体部16aと
に挟まれた寸法Aは、ピストン12とOリング18とを
軸方向に密着させたときの寸法よりも所定寸法だけ長く
設定されており、ピストン12はその所定寸法だけ軸方
向へ相対移動可能とされている。ピストン12の外周部
にはOリング等のシールリング22が設けられて、シリ
ンダチューブ14との間を気密にシールしており、ピス
トン12を挟んで両側に前記エア室30,32が形成さ
れている。本実施例では上記ナット20がピストン12
の一方の移動端、すなわちペダル復帰時の移動端を規定
するリテーナに相当する。また、本体部16aと嵌合部
16bとの間の段部は、ピストン12の他方の移動端を
規定するストッパとして機能している。
拡大して詳しく示す要部断面図であり、ピストンロッド
16は鋼などの金属から構成されるとともに、その左端
側の一部が本体部16aよりも順次小径とされて嵌合部
16bおよびねじ部16cを有しており、その嵌合部1
6bはピストン12の中心部を貫通するように嵌合させ
られるとともにOリング18が嵌め着けられ、ねじ部1
6cの雄ねじにナット20が締結されることにより、ピ
ストン12およびOリング18がピストンロッド16と
一体化されている。嵌合部16bの軸方向寸法、すなわ
ちナット20のフランジ部20aと上記本体部16aと
に挟まれた寸法Aは、ピストン12とOリング18とを
軸方向に密着させたときの寸法よりも所定寸法だけ長く
設定されており、ピストン12はその所定寸法だけ軸方
向へ相対移動可能とされている。ピストン12の外周部
にはOリング等のシールリング22が設けられて、シリ
ンダチューブ14との間を気密にシールしており、ピス
トン12を挟んで両側に前記エア室30,32が形成さ
れている。本実施例では上記ナット20がピストン12
の一方の移動端、すなわちペダル復帰時の移動端を規定
するリテーナに相当する。また、本体部16aと嵌合部
16bとの間の段部は、ピストン12の他方の移動端を
規定するストッパとして機能している。
【0014】ピストン12は合成樹脂製で、オリフィス
24を備えた連通孔26が軸方向に貫通して設けられて
おり、そのオリフィス24の断面積および長さにより定
まる所定の流通抵抗を有して左右のエア室30,32が
連通させられている。一方、ピストン12とピストンロ
ッド16の嵌合部16bとの間には、それらの嵌合が適
当なスキマバメとなるようなハメアイ関係が適宜設定さ
れることなどによって予め定められた流通断面積のエア
通路28が形成されており、エア室30,32間におけ
る適当な流通量でのエアの流通を許容するようになって
いる。ピストン12がピストンロッド16の本体部16
a側の移動端に略位置してOリング18との間に隙間が
形成されている図3の状態では、Oリング18は何らピ
ストン12とピストンロッド16との間をシールする機
能を為しておらず、上記エア通路28を通してエアが流
通可能である。しかし、図4のようにピストン12がナ
ット20側の移動端に略位置させられ、ナット20のフ
ランジ部20aとピストン12のテーパ部12aとの間
でOリング18が挟圧された状態では、ピストン12と
ピストンロッド16との間がシールされてエア通路28
を通してのエアの流通が阻害される。エア通路28はガ
ス通路に相当する。
24を備えた連通孔26が軸方向に貫通して設けられて
おり、そのオリフィス24の断面積および長さにより定
まる所定の流通抵抗を有して左右のエア室30,32が
連通させられている。一方、ピストン12とピストンロ
ッド16の嵌合部16bとの間には、それらの嵌合が適
当なスキマバメとなるようなハメアイ関係が適宜設定さ
れることなどによって予め定められた流通断面積のエア
通路28が形成されており、エア室30,32間におけ
る適当な流通量でのエアの流通を許容するようになって
いる。ピストン12がピストンロッド16の本体部16
a側の移動端に略位置してOリング18との間に隙間が
形成されている図3の状態では、Oリング18は何らピ
ストン12とピストンロッド16との間をシールする機
能を為しておらず、上記エア通路28を通してエアが流
通可能である。しかし、図4のようにピストン12がナ
ット20側の移動端に略位置させられ、ナット20のフ
ランジ部20aとピストン12のテーパ部12aとの間
でOリング18が挟圧された状態では、ピストン12と
ピストンロッド16との間がシールされてエア通路28
を通してのエアの流通が阻害される。エア通路28はガ
ス通路に相当する。
【0015】図1に戻って、シリンダチューブ14は鋼
やアルミニウムなどの金属製で、その他方の端部すなわ
ち図1における左側端部は、図5の斜視図から明らかな
ように端部側の一部が軸心と略直角な方向に圧潰されて
略平坦な圧潰部34が形成されることにより閉じられて
いる一方、反対側の右側端部にはロッドシール部材36
が固設されている。ロッドシール部材36は、シリンダ
チューブ14に固設された一対の円筒部材38,40と
その内周側および外周側に配設されたOリング等のシー
ルリング42,44とから構成され、ピストンロッド1
6の突き出し引込み移動を許容しつつピストンロッド1
6との間を気密にシールしている。
やアルミニウムなどの金属製で、その他方の端部すなわ
ち図1における左側端部は、図5の斜視図から明らかな
ように端部側の一部が軸心と略直角な方向に圧潰されて
略平坦な圧潰部34が形成されることにより閉じられて
いる一方、反対側の右側端部にはロッドシール部材36
が固設されている。ロッドシール部材36は、シリンダ
チューブ14に固設された一対の円筒部材38,40と
その内周側および外周側に配設されたOリング等のシー
ルリング42,44とから構成され、ピストンロッド1
6の突き出し引込み移動を許容しつつピストンロッド1
6との間を気密にシールしている。
【0016】ダンパ装置10の長手方向両端、すなわち
図1におけるシリンダチューブ14の圧潰部34とピス
トンロッド16の右端の連結部46とには、挿通孔48
および50がそれぞれ設けられており、それら圧潰部3
4および連結部46を介して前記図2の足踏み式パーキ
ングブレーキ操作装置52におけるブラケット54およ
びパーキングブレーキペダル56間に配設される。圧潰
部34および連結部46はそれぞれ連結ピン58,60
まわりの相対回動可能に連結され、パーキングブレーキ
ペダル56の回動に伴って連結ピン58,60間の距離
が変化させられることにより、ピストンロッド16がシ
リンダチューブ14に対して相対的に押込み,引出し駆
動される。上記ブラケット54は位置固定の部材に相当
する。
図1におけるシリンダチューブ14の圧潰部34とピス
トンロッド16の右端の連結部46とには、挿通孔48
および50がそれぞれ設けられており、それら圧潰部3
4および連結部46を介して前記図2の足踏み式パーキ
ングブレーキ操作装置52におけるブラケット54およ
びパーキングブレーキペダル56間に配設される。圧潰
部34および連結部46はそれぞれ連結ピン58,60
まわりの相対回動可能に連結され、パーキングブレーキ
ペダル56の回動に伴って連結ピン58,60間の距離
が変化させられることにより、ピストンロッド16がシ
リンダチューブ14に対して相対的に押込み,引出し駆
動される。上記ブラケット54は位置固定の部材に相当
する。
【0017】図2の足踏み式パーキングブレーキ操作装
置52においては、回動軸62により回動可能に軸支さ
れたパーキングブレーキペダル56が、図に示す原位置
にある状態から図の右まわりに踏込み操作されると、パ
ーキングブレーキペダル56に設けられたラチェット6
4とポール66との噛合いにより、パーキングブレーキ
ペダル56に連結されたブレーキケーブル68を引き締
めた状態が維持されて、パーキングブレーキが作動状態
とされる。このとき、パーキングブレーキペダル56の
回動に伴ってダンパ装置10のピストンロッド16が例
えば図1の如くシリンダチューブ14内に押し込まれ
る。その状態からレリーズワイヤ70が図示しない解除
操作部材の操作により引っ張られ、レリーズレバー72
が回動してポール66が引張コイルスプリング74の付
勢力に抗して噛合い解除方向へ回動させられると、ポー
ル66とラチェット64との噛合いが外れ、ブレーキケ
ーブル68の張力に従ってパーキングブレーキペダル5
6がストッパ76により規定される原位置へ向かって回
動させられるとともに、ダンパ装置10においてはシリ
ンダチューブ14からピストンロッド16が引き出され
る。
置52においては、回動軸62により回動可能に軸支さ
れたパーキングブレーキペダル56が、図に示す原位置
にある状態から図の右まわりに踏込み操作されると、パ
ーキングブレーキペダル56に設けられたラチェット6
4とポール66との噛合いにより、パーキングブレーキ
ペダル56に連結されたブレーキケーブル68を引き締
めた状態が維持されて、パーキングブレーキが作動状態
とされる。このとき、パーキングブレーキペダル56の
回動に伴ってダンパ装置10のピストンロッド16が例
えば図1の如くシリンダチューブ14内に押し込まれ
る。その状態からレリーズワイヤ70が図示しない解除
操作部材の操作により引っ張られ、レリーズレバー72
が回動してポール66が引張コイルスプリング74の付
勢力に抗して噛合い解除方向へ回動させられると、ポー
ル66とラチェット64との噛合いが外れ、ブレーキケ
ーブル68の張力に従ってパーキングブレーキペダル5
6がストッパ76により規定される原位置へ向かって回
動させられるとともに、ダンパ装置10においてはシリ
ンダチューブ14からピストンロッド16が引き出され
る。
【0018】次に、このようなダンパ装置10の作用を
説明する。パーキングブレーキペダル56が原位置から
踏込み操作されてピストンロッド16がシリンダチュー
ブ14内へ押し込まれ、ピストン12がシリンダチュー
ブ14の圧潰部34側、すなわち他方の端部側へ移動さ
せられると、ピストン12よりも他端側のエア室30で
は容積減少によりエア圧が高くなるとともに、一端側の
エア室32では容積増大によりエア圧が低下することか
ら、両エア室30,32間の差圧によるピストン12の
移動抵抗がパーキングブレーキペダル56に踏込み抵抗
として加えられる。このとき、シールリング22とシリ
ンダチューブ14との摺動抵抗および上記差圧による移
動抵抗に基づくピストン12とピストンロッド16との
相対移動により、図3の如くピストン12とOリング1
8との間に隙間が形成され、ピストンロッド16の嵌合
部16bとピストン12との間に設けられたエア通路2
8を通してエア室30からエア室32へエアが流入する
ことが許容される。このため、前記連通孔26を通して
のエアの流通ともあいまって上記差圧が減少し、ピスト
ン12の移動抵抗すなわち操作反力が小さくなり、パー
キングブレーキペダル56を容易に踏込み操作できる。
説明する。パーキングブレーキペダル56が原位置から
踏込み操作されてピストンロッド16がシリンダチュー
ブ14内へ押し込まれ、ピストン12がシリンダチュー
ブ14の圧潰部34側、すなわち他方の端部側へ移動さ
せられると、ピストン12よりも他端側のエア室30で
は容積減少によりエア圧が高くなるとともに、一端側の
エア室32では容積増大によりエア圧が低下することか
ら、両エア室30,32間の差圧によるピストン12の
移動抵抗がパーキングブレーキペダル56に踏込み抵抗
として加えられる。このとき、シールリング22とシリ
ンダチューブ14との摺動抵抗および上記差圧による移
動抵抗に基づくピストン12とピストンロッド16との
相対移動により、図3の如くピストン12とOリング1
8との間に隙間が形成され、ピストンロッド16の嵌合
部16bとピストン12との間に設けられたエア通路2
8を通してエア室30からエア室32へエアが流入する
ことが許容される。このため、前記連通孔26を通して
のエアの流通ともあいまって上記差圧が減少し、ピスト
ン12の移動抵抗すなわち操作反力が小さくなり、パー
キングブレーキペダル56を容易に踏込み操作できる。
【0019】一方、解除操作によりブレーキケーブル6
8の張力に従ってパーキングブレーキペダル56が踏込
み位置から原位置へ戻されるペダル復帰時には、ピスト
ンロッド16がシリンダチューブ14から引き出され、
ピストン12がシリンダチューブ14のロッドシール部
材36側、すなわち一方の端部側へ移動させられると、
エア室32では容積減少によりエア圧が高くなるととも
にエア室30では容積増大によりエア圧が低下し、その
差圧によるピストン12の移動抵抗によって、パーキン
グブレーキペダル56の戻り速度が制限される。このと
き、シールリング22とシリンダチューブ14との摺動
抵抗および上記差圧による移動抵抗に基づくピストン1
2とピストンロッド16との前記と逆向きの相対移動に
より、図4の如くピストン12とナット20との間でO
リング18が挟圧され、エア通路28におけるエアの流
通、すなわちエア室32からエア室30へのエアの流入
が阻害される。このようにエアの流通が阻害されると、
2つのエア室30,32間間でのエアの流通が専ら連通
孔26を通しての分だけとなってそれぞれのエア圧が大
きく増大,減少するため、その差圧によってピストン1
2の移動抵抗が大きくなり、大きなダンパ作用を発生す
る。このダンパ作用により、パーキングブレーキペダル
56の原位置への急激な復帰が回避され、原位置を規定
するストッパ76との衝突時における衝撃音や振動が低
減されるとともに、運転者の足などを強打する心配がな
くなる。
8の張力に従ってパーキングブレーキペダル56が踏込
み位置から原位置へ戻されるペダル復帰時には、ピスト
ンロッド16がシリンダチューブ14から引き出され、
ピストン12がシリンダチューブ14のロッドシール部
材36側、すなわち一方の端部側へ移動させられると、
エア室32では容積減少によりエア圧が高くなるととも
にエア室30では容積増大によりエア圧が低下し、その
差圧によるピストン12の移動抵抗によって、パーキン
グブレーキペダル56の戻り速度が制限される。このと
き、シールリング22とシリンダチューブ14との摺動
抵抗および上記差圧による移動抵抗に基づくピストン1
2とピストンロッド16との前記と逆向きの相対移動に
より、図4の如くピストン12とナット20との間でO
リング18が挟圧され、エア通路28におけるエアの流
通、すなわちエア室32からエア室30へのエアの流入
が阻害される。このようにエアの流通が阻害されると、
2つのエア室30,32間間でのエアの流通が専ら連通
孔26を通しての分だけとなってそれぞれのエア圧が大
きく増大,減少するため、その差圧によってピストン1
2の移動抵抗が大きくなり、大きなダンパ作用を発生す
る。このダンパ作用により、パーキングブレーキペダル
56の原位置への急激な復帰が回避され、原位置を規定
するストッパ76との衝突時における衝撃音や振動が低
減されるとともに、運転者の足などを強打する心配がな
くなる。
【0020】このように、本実施例のダンパ装置10に
よれば、パーキングブレーキペダル56の復帰時には十
分なダンパ作用を発生する一方、パーキングブレーキペ
ダル56の踏込み操作時にはその反力が小さくされて操
作が容易となる。特に本実施例では、ピストン12をピ
ストンロッド16に対して相対移動可能に配設し、その
ピストン12とピストンロッド16の嵌合部16bとの
間に設けられたエア通路28を通してエアを流通させる
とともに、ペダル復帰時のピストン12の移動でナット
20との間で挟圧されることによりエアの流通を阻害す
るOリング18を設けるだけで良いため、ダンパ装置1
0が全体として簡単且つ安価に構成される。
よれば、パーキングブレーキペダル56の復帰時には十
分なダンパ作用を発生する一方、パーキングブレーキペ
ダル56の踏込み操作時にはその反力が小さくされて操
作が容易となる。特に本実施例では、ピストン12をピ
ストンロッド16に対して相対移動可能に配設し、その
ピストン12とピストンロッド16の嵌合部16bとの
間に設けられたエア通路28を通してエアを流通させる
とともに、ペダル復帰時のピストン12の移動でナット
20との間で挟圧されることによりエアの流通を阻害す
るOリング18を設けるだけで良いため、ダンパ装置1
0が全体として簡単且つ安価に構成される。
【0021】次に、第1発明の他の実施例を説明する。
なお、前述の実施例と共通する部分や実質的に同一と見
做せる部分については同じ符号を付して説明を省略す
る。
なお、前述の実施例と共通する部分や実質的に同一と見
做せる部分については同じ符号を付して説明を省略す
る。
【0022】図6に示すパーキングブレーキペダルのダ
ンパ装置(以下、単にダンパ装置という)80は、前記
ピストンロッド16およびナット20に替えてピストン
ロッド82およびリテーナ84を備えて構成されてい
る。図7の要部断面図に示すように、ピストンロッド8
2は、前記ピストンロッド16と同様に本体部82a、
嵌合部82bを有しており、その嵌合部82bの先端側
に係合溝82cを備えている。嵌合部82bには、前記
ピストン12、Oリング18、および上記リテーナ84
のフランジ部84aが嵌合させられている。リテーナ8
4は、そのフランジ部84aを開口側に備えた略有底円
筒形状を成して可撓性を有する合成樹脂から構成されて
おり、軸心まわりの複数箇所、本実施例では180゜ピ
ッチの2箇所において内周側へ縮径して延び出す一対の
爪部84bが設けられている。図8は図7の左方すなわ
ち底部84c側から見たリテーナ84の単品側面図であ
る。上記爪部84bは、ピストンロッド82の嵌合部8
2bがフランジ部84a側から底部84cに略当接する
まで挿入されることにより、拡径方向へ弾性変形したあ
と上記係合溝82cに係合させられるようになってお
り、リテーナ84の嵌合部82bからの抜けを阻止して
底部84cと共にフランジ部84aを軸方向の所定位置
に位置決めする。なお、ピストンロッド82の図6の右
端側の連結部86は、本体部82aの端部が圧潰プレス
により偏平形状に加工されたもので、打抜きプレスなど
により前記挿通孔50と同様の挿通孔88が穿設されて
いる。
ンパ装置(以下、単にダンパ装置という)80は、前記
ピストンロッド16およびナット20に替えてピストン
ロッド82およびリテーナ84を備えて構成されてい
る。図7の要部断面図に示すように、ピストンロッド8
2は、前記ピストンロッド16と同様に本体部82a、
嵌合部82bを有しており、その嵌合部82bの先端側
に係合溝82cを備えている。嵌合部82bには、前記
ピストン12、Oリング18、および上記リテーナ84
のフランジ部84aが嵌合させられている。リテーナ8
4は、そのフランジ部84aを開口側に備えた略有底円
筒形状を成して可撓性を有する合成樹脂から構成されて
おり、軸心まわりの複数箇所、本実施例では180゜ピ
ッチの2箇所において内周側へ縮径して延び出す一対の
爪部84bが設けられている。図8は図7の左方すなわ
ち底部84c側から見たリテーナ84の単品側面図であ
る。上記爪部84bは、ピストンロッド82の嵌合部8
2bがフランジ部84a側から底部84cに略当接する
まで挿入されることにより、拡径方向へ弾性変形したあ
と上記係合溝82cに係合させられるようになってお
り、リテーナ84の嵌合部82bからの抜けを阻止して
底部84cと共にフランジ部84aを軸方向の所定位置
に位置決めする。なお、ピストンロッド82の図6の右
端側の連結部86は、本体部82aの端部が圧潰プレス
により偏平形状に加工されたもので、打抜きプレスなど
により前記挿通孔50と同様の挿通孔88が穿設されて
いる。
【0023】上記リテーナ84の装着状態において、嵌
合部82bの軸方向寸法からリテーナ84の嵌合代を差
し引いた寸法、すなわちフランジ部84aと本体部82
aとに挟まれた寸法Bは、ピストン12とOリング18
とを密着させたときの軸方向寸法よりも所定寸法だけ長
く設定されており、ピストン12はその所定寸法だけ軸
方向へ相対移動可能とされている。図7はピストン12
がピストンロッド82の本体部82a側の移動端に位置
している状態を示しており、ピストン12とピストンロ
ッド82の嵌合部82bとの間に形成された前記エア通
路28によって、エア室30,32間でのエアの流通が
許容される一方、図9のようにピストン12がリテーナ
84側の移動端に位置してリテーナ84のフランジ部8
4aとピストン12のテーパ部12aとの間でOリング
18が挟圧された状態では、ピストン12とピストンロ
ッド82との間がシールされてエア通路28を通しての
エアの流通が阻害される。
合部82bの軸方向寸法からリテーナ84の嵌合代を差
し引いた寸法、すなわちフランジ部84aと本体部82
aとに挟まれた寸法Bは、ピストン12とOリング18
とを密着させたときの軸方向寸法よりも所定寸法だけ長
く設定されており、ピストン12はその所定寸法だけ軸
方向へ相対移動可能とされている。図7はピストン12
がピストンロッド82の本体部82a側の移動端に位置
している状態を示しており、ピストン12とピストンロ
ッド82の嵌合部82bとの間に形成された前記エア通
路28によって、エア室30,32間でのエアの流通が
許容される一方、図9のようにピストン12がリテーナ
84側の移動端に位置してリテーナ84のフランジ部8
4aとピストン12のテーパ部12aとの間でOリング
18が挟圧された状態では、ピストン12とピストンロ
ッド82との間がシールされてエア通路28を通しての
エアの流通が阻害される。
【0024】本実施例のダンパ装置80においても、パ
ーキングブレーキペダル56の踏込み操作時には、ピス
トン12とピストンロッド82との相対移動により図7
の如くピストン12とOリング18との間に隙間が形成
されてエア通路28を通してエア室30,32間でエア
が流通することが許容されるため、両エア室間の差圧が
減少してピストン12の移動抵抗すなわち操作反力は小
さくなる一方、パーキングブレーキペダル56の復帰時
には、ピストン12とピストンロッド82との相対移動
により図9の如くピストン12とリテーナ84との間で
Oリング18が挟圧されて上記エア通路28におけるエ
アの流通が阻害され、ピストン12の移動抵抗が大きく
なって大きなダンパ作用を発生することから、前記ダン
パ装置10と同様の効果が得られる。一方、本実施例の
ピストンロッド82は前記ねじ部16cや連結部46を
備えたピストンロッド16よりも製造コストが低いとと
もに、リテーナ84はピストンロッド82にワンタッチ
で極めて容易に装着ができ、前記ナット20に比べて組
付コストが低いことから、装置を一層安価且つ軽量に構
成できる。
ーキングブレーキペダル56の踏込み操作時には、ピス
トン12とピストンロッド82との相対移動により図7
の如くピストン12とOリング18との間に隙間が形成
されてエア通路28を通してエア室30,32間でエア
が流通することが許容されるため、両エア室間の差圧が
減少してピストン12の移動抵抗すなわち操作反力は小
さくなる一方、パーキングブレーキペダル56の復帰時
には、ピストン12とピストンロッド82との相対移動
により図9の如くピストン12とリテーナ84との間で
Oリング18が挟圧されて上記エア通路28におけるエ
アの流通が阻害され、ピストン12の移動抵抗が大きく
なって大きなダンパ作用を発生することから、前記ダン
パ装置10と同様の効果が得られる。一方、本実施例の
ピストンロッド82は前記ねじ部16cや連結部46を
備えたピストンロッド16よりも製造コストが低いとと
もに、リテーナ84はピストンロッド82にワンタッチ
で極めて容易に装着ができ、前記ナット20に比べて組
付コストが低いことから、装置を一層安価且つ軽量に構
成できる。
【0025】続いて、第2発明の一実施例を説明する。
図10のパーキングブレーキペダルのダンパ装置(以
下、単にダンパ装置という)100は、前記シリンダチ
ューブ14と、そのシリンダチューブ14内に軸方向の
摺動可能に嵌合されてシリンダチューブ14内を図にお
ける左右2つのエア室30および32に分離するピスト
ン102と、そのピストン102に一体的に設けられた
前記ピストンロッド82等を備えて構成されている。ピ
ストンロッド82が押込み側の移動端まで移動させられ
た状態を示す図10におけるピストン102付近を拡大
した要部断面図を図11に示す。ピストン102は、ピ
ストンロッド82の嵌合部82bに嵌合して装着される
リテーナ104と、そのリテーナ104の外周側に予め
軸嵌合させられたピストン本体106とから構成されて
おり、それ等は何れも合成樹脂材料製である。ピストン
本体106はリテーナ104のフランジ部104aに対
向して小径部106aを有しており、その小径部106
aの外周側には、前記シールリング22と略同じ径寸法
のOリング108が嵌め着けられている。このOリング
108はシリンダチューブ14との間を気密にシールし
ており、ピストン102を挟んで両側に前記エア室3
0,32が形成されている。
図10のパーキングブレーキペダルのダンパ装置(以
下、単にダンパ装置という)100は、前記シリンダチ
ューブ14と、そのシリンダチューブ14内に軸方向の
摺動可能に嵌合されてシリンダチューブ14内を図にお
ける左右2つのエア室30および32に分離するピスト
ン102と、そのピストン102に一体的に設けられた
前記ピストンロッド82等を備えて構成されている。ピ
ストンロッド82が押込み側の移動端まで移動させられ
た状態を示す図10におけるピストン102付近を拡大
した要部断面図を図11に示す。ピストン102は、ピ
ストンロッド82の嵌合部82bに嵌合して装着される
リテーナ104と、そのリテーナ104の外周側に予め
軸嵌合させられたピストン本体106とから構成されて
おり、それ等は何れも合成樹脂材料製である。ピストン
本体106はリテーナ104のフランジ部104aに対
向して小径部106aを有しており、その小径部106
aの外周側には、前記シールリング22と略同じ径寸法
のOリング108が嵌め着けられている。このOリング
108はシリンダチューブ14との間を気密にシールし
ており、ピストン102を挟んで両側に前記エア室3
0,32が形成されている。
【0026】リテーナ104の図11における左側の部
分は、前記リテーナ84と同様の有底円筒形状を成すと
ともに前記爪部84bと同様の爪部104bを備えてお
り、前記と同様にピストンロッド82の前記係合溝82
cにその爪部104が係合させられることにより、その
リテーナ104がピストンロッド82の嵌合部82bに
軸方向の相対移動不能に装着される。一方、リテーナ1
04の図11における右側の部分は、ピストン本体10
6の前記小径部106aを収容する凹所110を有する
前記フランジ部104aと、そのフランジ部104aか
らピストンロッド82の嵌合部82bとピストン本体1
06との中間の円筒空間内に延び出すように周方向に離
間して複数、この実施例では90゜のピッチで4箇所に
設けられた係合部104cとを備えている。係合部10
4cの先端には突起112が外周側へ突き出して設けら
れている一方、ピストン本体106の図11における右
側の大径部106bは、内周側の右端にリテーナ104
に軸嵌合する部分よりも大径とされた環状の係合溝11
4を備えており、その係合溝114に上記係合部104
cの突起112が係合させられることにより、リテーナ
104からのピストン本体106の抜けが阻止された状
態で両者が一体化される。この係合の際にはリテーナ1
04の係合部104cが内周側へ撓み変形する必要があ
るため、ピストンロッド82への装着に先立ってそれら
を予め一体化しておくことになる。図12はピストンロ
ッド82へ装着される前のピストン102の右側面図で
ある。
分は、前記リテーナ84と同様の有底円筒形状を成すと
ともに前記爪部84bと同様の爪部104bを備えてお
り、前記と同様にピストンロッド82の前記係合溝82
cにその爪部104が係合させられることにより、その
リテーナ104がピストンロッド82の嵌合部82bに
軸方向の相対移動不能に装着される。一方、リテーナ1
04の図11における右側の部分は、ピストン本体10
6の前記小径部106aを収容する凹所110を有する
前記フランジ部104aと、そのフランジ部104aか
らピストンロッド82の嵌合部82bとピストン本体1
06との中間の円筒空間内に延び出すように周方向に離
間して複数、この実施例では90゜のピッチで4箇所に
設けられた係合部104cとを備えている。係合部10
4cの先端には突起112が外周側へ突き出して設けら
れている一方、ピストン本体106の図11における右
側の大径部106bは、内周側の右端にリテーナ104
に軸嵌合する部分よりも大径とされた環状の係合溝11
4を備えており、その係合溝114に上記係合部104
cの突起112が係合させられることにより、リテーナ
104からのピストン本体106の抜けが阻止された状
態で両者が一体化される。この係合の際にはリテーナ1
04の係合部104cが内周側へ撓み変形する必要があ
るため、ピストンロッド82への装着に先立ってそれら
を予め一体化しておくことになる。図12はピストンロ
ッド82へ装着される前のピストン102の右側面図で
ある。
【0027】リテーナ104における凹所110の底面
から突起112の係合端までの軸方向寸法Cは、ピスト
ン本体106の小径部106aの端縁から係合溝114
の係合端までの寸法よりも所定寸法だけ長く設定されて
おり、ピストン本体106はその所定寸法だけ軸方向へ
相対移動可能とされている。リテーナ104およびピス
トン本体106が一体化された状態においては、それら
の境界すなわち凹所110と小径部106aとの嵌合部
分に沿って、左右のエア室30,32間でエアが適当な
流通量にて流通することを許容するエア通路116が設
けられている。このエア通路116は、凹所110と小
径部106aとの嵌合が適当なスキマバメとなるような
ハメアイ関係が適宜設定されることなどにより形成され
ており、エア室30側へはリテーナ104とシリンダチ
ューブ14との間の隙間を通して連通させられている一
方、エア室32側へはリテーナ104の各係合部104
c間の隙間を通して連通させられている。
から突起112の係合端までの軸方向寸法Cは、ピスト
ン本体106の小径部106aの端縁から係合溝114
の係合端までの寸法よりも所定寸法だけ長く設定されて
おり、ピストン本体106はその所定寸法だけ軸方向へ
相対移動可能とされている。リテーナ104およびピス
トン本体106が一体化された状態においては、それら
の境界すなわち凹所110と小径部106aとの嵌合部
分に沿って、左右のエア室30,32間でエアが適当な
流通量にて流通することを許容するエア通路116が設
けられている。このエア通路116は、凹所110と小
径部106aとの嵌合が適当なスキマバメとなるような
ハメアイ関係が適宜設定されることなどにより形成され
ており、エア室30側へはリテーナ104とシリンダチ
ューブ14との間の隙間を通して連通させられている一
方、エア室32側へはリテーナ104の各係合部104
c間の隙間を通して連通させられている。
【0028】凹所110の内側内周径と係合部104c
の外周径とは略等しくされており、ピストン本体106
の相対移動が良好にガイドされる。また、リテーナ10
4およびピストン本体106の一体化状態においては、
上記フランジ部104aの外周側円筒部分と大径部10
6bとの軸方向の境界部分には小径部106aの外周側
に環状溝118が形成されており、その環状溝118内
に前記Oリング108が配設されている。小径部106
aにはOリング108を大径部106b寄りの所定位置
に位置決めするために更に小径の位置決め溝120が形
成されているが、その溝深さは、成形後に小径部106
aを弾性変形させながら軸方向へ型抜きできる範囲で定
められている。
の外周径とは略等しくされており、ピストン本体106
の相対移動が良好にガイドされる。また、リテーナ10
4およびピストン本体106の一体化状態においては、
上記フランジ部104aの外周側円筒部分と大径部10
6bとの軸方向の境界部分には小径部106aの外周側
に環状溝118が形成されており、その環状溝118内
に前記Oリング108が配設されている。小径部106
aにはOリング108を大径部106b寄りの所定位置
に位置決めするために更に小径の位置決め溝120が形
成されているが、その溝深さは、成形後に小径部106
aを弾性変形させながら軸方向へ型抜きできる範囲で定
められている。
【0029】ピストン本体106がピストンロッド82
の本体部82a側の移動端に略位置してOリング108
とリテーナ104との間に隙間が形成されている図11
の状態では、Oリング108はピストン本体106とシ
リンダチューブ14との間をシールしてはいても、ピス
トン本体106とリテーナ104との間は何らシールし
ておらず、上記エア通路116を通してエアが流通可能
である。しかし、図13のようにピストン本体106が
リテーナ104に接近する側の移動端に略位置させられ
てリテーナ104のフランジ部104aとピストン本体
106の大径部106bとの間でOリング108が挟圧
された状態では、ピストン本体106とリテーナ104
との間がシールされてエア通路116を通してのエアの
流通が阻害される。
の本体部82a側の移動端に略位置してOリング108
とリテーナ104との間に隙間が形成されている図11
の状態では、Oリング108はピストン本体106とシ
リンダチューブ14との間をシールしてはいても、ピス
トン本体106とリテーナ104との間は何らシールし
ておらず、上記エア通路116を通してエアが流通可能
である。しかし、図13のようにピストン本体106が
リテーナ104に接近する側の移動端に略位置させられ
てリテーナ104のフランジ部104aとピストン本体
106の大径部106bとの間でOリング108が挟圧
された状態では、ピストン本体106とリテーナ104
との間がシールされてエア通路116を通してのエアの
流通が阻害される。
【0030】このようなダンパ装置100においては、
パーキングブレーキペダル56の踏込み操作によりピス
トン102がシリンダチューブ14の他方の端部側へ移
動させられて両エア室30,32間の差圧による移動抵
抗がパーキングブレーキペダル56に踏込み抵抗として
加えられる際、その差圧やシリンダチューブ14とOリ
ング108との間の摺動抵抗により図11の如くピスト
ン本体106およびOリング108がリテーナ104か
ら離間させられ、リテーナ104とOリング108との
間に隙間が形成され、リテーナ104とピストン本体1
06との間のエア通路116を通してエア室30からエ
ア室32へエアが流入することが許容される。ピストン
本体106には位置決め溝120が設けられ、Oリング
108とピストン本体106とが一体的に移動させられ
るようになっているため、ピストン本体106の移動に
伴ってリテーナ104とOリング108との間に確実に
隙間が形成され、エアの流通が許容される。このため、
上記差圧が減少してピストン102の移動抵抗すなわち
操作反力が小さくなり、パーキングブレーキペダル56
の踏込み操作が容易となる。
パーキングブレーキペダル56の踏込み操作によりピス
トン102がシリンダチューブ14の他方の端部側へ移
動させられて両エア室30,32間の差圧による移動抵
抗がパーキングブレーキペダル56に踏込み抵抗として
加えられる際、その差圧やシリンダチューブ14とOリ
ング108との間の摺動抵抗により図11の如くピスト
ン本体106およびOリング108がリテーナ104か
ら離間させられ、リテーナ104とOリング108との
間に隙間が形成され、リテーナ104とピストン本体1
06との間のエア通路116を通してエア室30からエ
ア室32へエアが流入することが許容される。ピストン
本体106には位置決め溝120が設けられ、Oリング
108とピストン本体106とが一体的に移動させられ
るようになっているため、ピストン本体106の移動に
伴ってリテーナ104とOリング108との間に確実に
隙間が形成され、エアの流通が許容される。このため、
上記差圧が減少してピストン102の移動抵抗すなわち
操作反力が小さくなり、パーキングブレーキペダル56
の踏込み操作が容易となる。
【0031】一方、パーキングブレーキペダル56の原
位置への復帰時において、ピストン102がシリンダチ
ューブ14の一方の端部側へ移動させられて両エア室3
0,32間の差圧によるピストン102の移動抵抗によ
ってパーキングブレーキペダル56の戻り速度が制限さ
れる際には、その差圧やシリンダチューブ14とOリン
グ108との間の摺動抵抗により図13の如くピストン
本体106およびOリング108がリテーナ104に接
近させられ、ピストン本体106の大径部106bとリ
テーナ104のフランジ部104aとの間でOリング1
08が挟圧され、上記エア通路116におけるエアの流
通が阻害される。このため、他の部分、例えば嵌合部8
2bとリテーナ104との間の隙間を通してのエアの流
通だけとなって両エア室間の差圧の増大が維持されるよ
うになり、大きなダンパ作用が得られる。
位置への復帰時において、ピストン102がシリンダチ
ューブ14の一方の端部側へ移動させられて両エア室3
0,32間の差圧によるピストン102の移動抵抗によ
ってパーキングブレーキペダル56の戻り速度が制限さ
れる際には、その差圧やシリンダチューブ14とOリン
グ108との間の摺動抵抗により図13の如くピストン
本体106およびOリング108がリテーナ104に接
近させられ、ピストン本体106の大径部106bとリ
テーナ104のフランジ部104aとの間でOリング1
08が挟圧され、上記エア通路116におけるエアの流
通が阻害される。このため、他の部分、例えば嵌合部8
2bとリテーナ104との間の隙間を通してのエアの流
通だけとなって両エア室間の差圧の増大が維持されるよ
うになり、大きなダンパ作用が得られる。
【0032】このように、本実施例のダンパ装置100
によれば、パーキングブレーキペダル56の復帰時には
十分なダンパ作用を発生する一方、パーキングブレーキ
ペダル56の踏込み操作時にはその反力が小さくされて
操作が容易となる。特に本実施例では、リテーナ104
とそのリテーナ104に対して相対移動可能なピストン
本体106とからピストン102を構成し、リテーナ1
04とピストン本体106との境界に沿ってエア通路1
16を設けるとともに、小径部106aによりその境界
の外周部に環状溝118を形成してOリング108を配
設すれば良いため、装置が全体として簡単且つ安価に構
成される。また、上記Oリング108はピストン102
とシリンダチューブとの間を気密にシールするシール部
材を兼ねることができるため、装置を一層簡略化でき
る。
によれば、パーキングブレーキペダル56の復帰時には
十分なダンパ作用を発生する一方、パーキングブレーキ
ペダル56の踏込み操作時にはその反力が小さくされて
操作が容易となる。特に本実施例では、リテーナ104
とそのリテーナ104に対して相対移動可能なピストン
本体106とからピストン102を構成し、リテーナ1
04とピストン本体106との境界に沿ってエア通路1
16を設けるとともに、小径部106aによりその境界
の外周部に環状溝118を形成してOリング108を配
設すれば良いため、装置が全体として簡単且つ安価に構
成される。また、上記Oリング108はピストン102
とシリンダチューブとの間を気密にシールするシール部
材を兼ねることができるため、装置を一層簡略化でき
る。
【0033】また、本実施例ではOリング108が装着
される環状溝118がリテーナ104およびピストン本
体106によって構成されるとともに、ピストン本体1
06の小径部106aには環状の位置決め溝120が設
けられるものの、その溝深さは成形後に弾性変形させな
がら軸方向へ型抜きできる範囲で定められているため、
パーティングライン(PL)に起因するバリが環状溝1
18の内面に生じないようにピストン本体106および
リテーナ104を成形でき、バリによるOリング108
の損傷が回避される。
される環状溝118がリテーナ104およびピストン本
体106によって構成されるとともに、ピストン本体1
06の小径部106aには環状の位置決め溝120が設
けられるものの、その溝深さは成形後に弾性変形させな
がら軸方向へ型抜きできる範囲で定められているため、
パーティングライン(PL)に起因するバリが環状溝1
18の内面に生じないようにピストン本体106および
リテーナ104を成形でき、バリによるOリング108
の損傷が回避される。
【0034】次に、第2発明の他の実施例を説明する。
図14は、上記図11の実施例における環状溝118と
は形態が異なる態様を示す要部断面図であり、ピストン
122を構成するピストン本体124は、前記ピストン
本体106の小径部106aにおける位置決め溝120
と略同じ径寸法の小径部124aを有している一方、リ
テーナ126のフランジ部126aは、その小径部12
4aに対応して前記凹所110よりも外側内周径が小さ
くされた凹所128を有している。それら小径部124
aおよび凹所128の間にはエア通路130が前記エア
通路116と同様に設けられている。その他、前記図1
1の実施例と同様に、リテーナ126の爪部126bが
ピストンロッド82の係合溝82cに係合させられてい
るとともに、リテーナ126の係合部126c先端の前
記突起112がピストン本体124の大径部124bの
前記係合溝114に係合させられている。
図14は、上記図11の実施例における環状溝118と
は形態が異なる態様を示す要部断面図であり、ピストン
122を構成するピストン本体124は、前記ピストン
本体106の小径部106aにおける位置決め溝120
と略同じ径寸法の小径部124aを有している一方、リ
テーナ126のフランジ部126aは、その小径部12
4aに対応して前記凹所110よりも外側内周径が小さ
くされた凹所128を有している。それら小径部124
aおよび凹所128の間にはエア通路130が前記エア
通路116と同様に設けられている。その他、前記図1
1の実施例と同様に、リテーナ126の爪部126bが
ピストンロッド82の係合溝82cに係合させられてい
るとともに、リテーナ126の係合部126c先端の前
記突起112がピストン本体124の大径部124bの
前記係合溝114に係合させられている。
【0035】リテーナ126のフランジ部126aとピ
ストン本体124の大径部124bとの間に形成された
環状溝132に、前記Oリング108が配設されてい
る。この場合、Oリング108は位置決め溝120が設
けられていた前記図11の実施例の場合のように特に位
置決めされることがないが、ピストンロッド82がシリ
ンダチューブ14内に押し込まれて図14の如くピスト
ン本体124がピストンロッド82の本体部82a側の
移動端に移動させられる際には、Oリング108がシリ
ンダチューブ14との摺動抵抗によりピストン本体12
4と共に移動させられるため、Oリング108とリテー
ナ126との間にエア通路130をエア室30側に連通
させる隙間が形成される。
ストン本体124の大径部124bとの間に形成された
環状溝132に、前記Oリング108が配設されてい
る。この場合、Oリング108は位置決め溝120が設
けられていた前記図11の実施例の場合のように特に位
置決めされることがないが、ピストンロッド82がシリ
ンダチューブ14内に押し込まれて図14の如くピスト
ン本体124がピストンロッド82の本体部82a側の
移動端に移動させられる際には、Oリング108がシリ
ンダチューブ14との摺動抵抗によりピストン本体12
4と共に移動させられるため、Oリング108とリテー
ナ126との間にエア通路130をエア室30側に連通
させる隙間が形成される。
【0036】この実施例でも、パーティングライン(P
L)に起因するバリが環状溝132の内面に生じないよ
うにピストン本体124およびリテーナ126を成形で
き、バリによるOリング108の損傷を防止できるな
ど、前記実施例と同様の効果が得られる。
L)に起因するバリが環状溝132の内面に生じないよ
うにピストン本体124およびリテーナ126を成形で
き、バリによるOリング108の損傷を防止できるな
ど、前記実施例と同様の効果が得られる。
【0037】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、本発明は他の態様で実施することもで
きる。
細に説明したが、本発明は他の態様で実施することもで
きる。
【0038】例えば、前記実施例では嵌合部16b,8
2bとピストン12との嵌合やリテーナ104の凹所1
10とピストン本体106の小径部106aとの嵌合が
適当なスキマバメとなるハメアイ関係が設定されること
によりエア通路28,116等が設けられていたが、嵌
合する一対の部材の一方に溝や貫通孔を形成してエア通
路を構成してもよく、ダンパ装置に要求される性能に応
じてエアの流通量が適宜変更される。図1の実施例の連
通孔26と同様に所定の流通抵抗で常にエアの流通を許
容する連通手段を図10の実施例に追加して設けてもよ
いし、ピストン12から連通孔26を省いても差し支え
ない。
2bとピストン12との嵌合やリテーナ104の凹所1
10とピストン本体106の小径部106aとの嵌合が
適当なスキマバメとなるハメアイ関係が設定されること
によりエア通路28,116等が設けられていたが、嵌
合する一対の部材の一方に溝や貫通孔を形成してエア通
路を構成してもよく、ダンパ装置に要求される性能に応
じてエアの流通量が適宜変更される。図1の実施例の連
通孔26と同様に所定の流通抵抗で常にエアの流通を許
容する連通手段を図10の実施例に追加して設けてもよ
いし、ピストン12から連通孔26を省いても差し支え
ない。
【0039】また、前記実施例では嵌合部16b,82
bがピストンロッド16,82と一体に構成されてナッ
ト20やリテーナ84,104が一体的に設けられるよ
うになっていたが、ピストンロッドと嵌合部とが別体に
構成されたり嵌合部とリテーナとが一体に構成されたり
してもよく、例えばリテーナと嵌合部とを兼ねたボルト
状部材がピストンロッドに螺合して固設されてもよい。
bがピストンロッド16,82と一体に構成されてナッ
ト20やリテーナ84,104が一体的に設けられるよ
うになっていたが、ピストンロッドと嵌合部とが別体に
構成されたり嵌合部とリテーナとが一体に構成されたり
してもよく、例えばリテーナと嵌合部とを兼ねたボルト
状部材がピストンロッドに螺合して固設されてもよい。
【0040】また、前記実施例ではピストンロッド1
6,82が金属製であったが、合成樹脂などの他の材料
から構成することも可能である。
6,82が金属製であったが、合成樹脂などの他の材料
から構成することも可能である。
【0041】また、前記実施例ではリテーナ84,10
4等に設けられた爪部84b,104b等がピストンロ
ッド82の係合溝82cに係合させられることにより、
各リテーナがピストンロッド82に軸方向の相対移動不
能に一体的に設けられていたが、例えばE型止め輪やス
プリングピン等を配設するなど、リテーナをピストンロ
ッドに固設する手段は他の種々の手段が採用され得る。
4等に設けられた爪部84b,104b等がピストンロ
ッド82の係合溝82cに係合させられることにより、
各リテーナがピストンロッド82に軸方向の相対移動不
能に一体的に設けられていたが、例えばE型止め輪やス
プリングピン等を配設するなど、リテーナをピストンロ
ッドに固設する手段は他の種々の手段が採用され得る。
【0042】また、前記図11の実施例ではリテーナ1
04の凹所110にピストン本体106が嵌合させられ
るとともに突起112によって規定される所定寸法の相
対移動可能とされていたが、リテーナとピストン本体と
の嵌合形態は適宜変更され得るとともに、相対移動の所
定寸法を規定する態様も種々変更が可能である。ピスト
ン本体がピストンロッド82の嵌合部82bに直接嵌合
させられる形態とすることもできる。
04の凹所110にピストン本体106が嵌合させられ
るとともに突起112によって規定される所定寸法の相
対移動可能とされていたが、リテーナとピストン本体と
の嵌合形態は適宜変更され得るとともに、相対移動の所
定寸法を規定する態様も種々変更が可能である。ピスト
ン本体がピストンロッド82の嵌合部82bに直接嵌合
させられる形態とすることもできる。
【0043】また、前記図11の実施例では突起112
を備えたリテーナ104の係合部104cが内周側への
撓み変形から復帰することによりそのリテーナ104と
ピストン本体106とを一体化するようになっていた
が、突起112に替えて周方向へ突き出す突起を係合部
104cに設けてピストン本体106と係合するように
も構成することも可能である。
を備えたリテーナ104の係合部104cが内周側への
撓み変形から復帰することによりそのリテーナ104と
ピストン本体106とを一体化するようになっていた
が、突起112に替えて周方向へ突き出す突起を係合部
104cに設けてピストン本体106と係合するように
も構成することも可能である。
【0044】また、前記実施例ではパーキングブレーキ
ペダル56の原位置への復帰時にピストンロッド16,
82がシリンダチューブ14から引き出されるようにな
っていたが、パーキングブレーキペダルの復帰時にピス
トンロッドが押し込まれるように配設されるダンパ装置
においても同様に本発明が適用され得る。
ペダル56の原位置への復帰時にピストンロッド16,
82がシリンダチューブ14から引き出されるようにな
っていたが、パーキングブレーキペダルの復帰時にピス
トンロッドが押し込まれるように配設されるダンパ装置
においても同様に本発明が適用され得る。
【0045】また、前記実施例ではシリンダチューブ1
4の一方の端部にロッドシール部材36が配設されると
ともに他方の端部に圧潰部34が形成されていたが、こ
れらは何れも本発明において必須ではなく、他の部材や
他の形態にて置き換えられても差支えない。
4の一方の端部にロッドシール部材36が配設されると
ともに他方の端部に圧潰部34が形成されていたが、こ
れらは何れも本発明において必須ではなく、他の部材や
他の形態にて置き換えられても差支えない。
【0046】また、前記実施例ではエア式のダンパ装置
について説明したが、エア以外のガスを用いることも可
能である。
について説明したが、エア以外のガスを用いることも可
能である。
【0047】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図1】第1発明の一実施例であるパーキングブレーキ
ペダルのダンパ装置の一部を切り欠いて示す正面図で、
パーキングブレーキペダルの踏込み操作時の状態を示す
図である。
ペダルのダンパ装置の一部を切り欠いて示す正面図で、
パーキングブレーキペダルの踏込み操作時の状態を示す
図である。
【図2】図1のダンパ装置が配設される足踏み式パーキ
ングブレーキ操作装置の一例を示す断面図である。
ングブレーキ操作装置の一例を示す断面図である。
【図3】図1のダンパ装置のピストン付近を詳細に示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図4】図1のダンパ装置においてピストンがペダル復
帰時にピストンロッドに対して相対移動した状態を示す
要部断面図である。
帰時にピストンロッドに対して相対移動した状態を示す
要部断面図である。
【図5】図1のダンパ装置におけるシリンダチューブの
他方の端部形状を示す斜視図である。
他方の端部形状を示す斜視図である。
【図6】第1発明の他の実施例の一部を切り欠いて示す
正面図で、パーキングブレーキペダルの踏込み操作時の
状態を示す図である。
正面図で、パーキングブレーキペダルの踏込み操作時の
状態を示す図である。
【図7】図6のダンパ装置のピストン付近を詳細に示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図8】図7におけるリテーナの左側面図である。
【図9】図6のダンパ装置においてピストンがペダル復
帰時にピストンロッドに対して相対移動した状態を示す
要部断面図である。
帰時にピストンロッドに対して相対移動した状態を示す
要部断面図である。
【図10】第2発明の一実施例の一部を切り欠いて示す
正面図で、パーキングブレーキペダルの踏込み操作時の
状態を示す図である。
正面図で、パーキングブレーキペダルの踏込み操作時の
状態を示す図である。
【図11】図10のダンパ装置のピストン付近を詳細に
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
【図12】図11におけるピストンの組付前の状態にお
ける右側面図である。
ける右側面図である。
【図13】図10のダンパ装置においてピストン本体が
ペダル復帰時にリテーナに対して相対移動した状態を示
す要部断面図である。
ペダル復帰時にリテーナに対して相対移動した状態を示
す要部断面図である。
【図14】図10の実施例におけるピストンの異なる態
様を示す要部断面図である。
様を示す要部断面図である。
10,80,100:パーキングブレーキペダルのダン
パ装置 12,102,122:ピストン 14:シリンダチューブ 16,82:ピストンロッド 16b,82b:嵌合部 18,108:Oリング 20:ナット(リテーナ) 28,116,130:エア通路(ガス通路) 30,32:エア室(ガス室) 56:パーキングブレーキペダル 84,104,126:リテーナ 106,124:ピストン本体 106a,124a:小径部 118,132:環状溝
パ装置 12,102,122:ピストン 14:シリンダチューブ 16,82:ピストンロッド 16b,82b:嵌合部 18,108:Oリング 20:ナット(リテーナ) 28,116,130:エア通路(ガス通路) 30,32:エア室(ガス室) 56:パーキングブレーキペダル 84,104,126:リテーナ 106,124:ピストン本体 106a,124a:小径部 118,132:環状溝
Claims (2)
- 【請求項1】 シリンダチューブ内に摺動可能に嵌合さ
れて該シリンダチューブ内を2つのガス室に分離するピ
ストンと、該ピストンに一体的に設けられるとともに前
記シリンダチューブの一方の端部から外部に突き出すピ
ストンロッドとを備えて、パーキングブレーキペダルと
位置固定の部材との間に配設され、該パーキングブレー
キペダルの回動に伴って前記ピストンロッドが前記シリ
ンダチューブに対して相対的に押込み,引出し駆動され
ることにより、該パーキングブレーキペダルが踏込み位
置から原位置へ戻されるペダル復帰時には、前記2つの
ガス室の容積変化に伴うガス圧の増減により大きなダン
パ作用を発生するが、該パーキングブレーキペダルの踏
込み操作時には、該2つのガス室間のガスの流通量を大
きくして操作反力を小さくしたガス式のダンパ装置であ
って、 前記ピストンロッドに一体的に設けられ、前記ピストン
が軸方向の相対移動可能な状態で嵌合される嵌合部と、 前記2つのガス室間でガスが流通することを許容するよ
うに前記嵌合部と前記ピストンとの境界付近に設けられ
たガス通路と、 前記ピストンロッドに一体的に設けられ、前記ペダル復
帰時に前記ピストンが該ピストンロッドに対して相対移
動させられる際に該ピストンの移動端を規定するリテー
ナと、 前記嵌合部の外周面に嵌合され、前記ペダル復帰時に前
記ピストンが前記ピストンロッドに対して相対移動させ
られると、該ピストンと前記リテーナとの間で挟圧され
ることにより前記ガス通路によるガスの流通を阻害する
一方、前記踏込み操作時に前記ピストンが前記ピストン
ロッドに対して逆方向へ相対移動させられると、該ピス
トンとの間に隙間を形成してガスの流通を許容するOリ
ングとを有することを特徴とするパーキングブレーキペ
ダルのダンパ装置。 - 【請求項2】 シリンダチューブ内に摺動可能に嵌合さ
れて該シリンダチューブ内を2つのガス室に分離するピ
ストンと、該ピストンに一体的に設けられるとともに前
記シリンダチューブの一方の端部から外部に突き出すピ
ストンロッドとを備えて、パーキングブレーキペダルと
位置固定の部材との間に配設され、該パーキングブレー
キペダルの回動に伴って前記ピストンロッドが前記シリ
ンダチューブに対して相対的に押込み,引出し駆動され
ることにより、該パーキングブレーキペダルが踏込み位
置から原位置へ戻されるペダル復帰時には、前記2つの
ガス室の容積変化に伴うガス圧の増減により大きなダン
パ作用を発生するが、該パーキングブレーキペダルの踏
込み操作時には、該2つのガス室間のガスの流通量を大
きくして操作反力を小さくしたガス式のダンパ装置であ
って、 前記ピストンが、前記ピストンロッドに軸方向の相対移
動不能に配設されるリテーナと、該リテーナに対して軸
方向へ所定寸法だけ相対移動可能に配設されるととも
に、前記ペダル復帰時には該リテーナに接近させられる
一方、該リテーナとの境界の外周部に環状溝を形成する
ように小径部が一体に設けられたピストン本体とから構
成されている一方、 前記2つのガス室間でガスが流通することを許容するよ
うに前記リテーナとピストン本体との境界付近に設けら
れたガス通路と、 前記環状溝内に配設され、前記ペダル復帰時に前記リテ
ーナと前記ピストン本体との間で挟圧されることによ
り、前記ガス通路によるガスの流通を阻害する一方、前
記踏込み操作時に前記ピストン本体と共に前記リテーナ
から離間させられると、該リテーナとの間に隙間を形成
してガスの流通を許容するOリングとを有することを特
徴とするパーキングブレーキペダルのダンパ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4385495A JPH08239020A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | パーキングブレーキペダルのダンパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4385495A JPH08239020A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | パーキングブレーキペダルのダンパ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08239020A true JPH08239020A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=12675304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4385495A Pending JPH08239020A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | パーキングブレーキペダルのダンパ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08239020A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7228758B2 (en) * | 2004-02-09 | 2007-06-12 | Toyoda Iron Works Co., Ltd. | Pedal reaction force device |
| WO2007111016A1 (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Nifco Inc. | 速度応答型エアーダンパー |
| JP2008116051A (ja) * | 2001-01-09 | 2008-05-22 | Julius Blum Gmbh | 家具可動部分用の制動・緩衝装置 |
| WO2009154183A1 (ja) * | 2008-06-18 | 2009-12-23 | 株式会社ニフコ | ダンパー装置 |
| WO2018160947A1 (en) | 2017-03-03 | 2018-09-07 | Williams Controls, Inc. | Non-hydraulic, integrated damping mechanism in an electronic controller assembly |
-
1995
- 1995-03-03 JP JP4385495A patent/JPH08239020A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008116051A (ja) * | 2001-01-09 | 2008-05-22 | Julius Blum Gmbh | 家具可動部分用の制動・緩衝装置 |
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| JP2010001920A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Nifco Inc | ダンパー装置 |
| US8453810B2 (en) | 2008-06-18 | 2013-06-04 | Nifco Inc. | Damper device |
| WO2018160947A1 (en) | 2017-03-03 | 2018-09-07 | Williams Controls, Inc. | Non-hydraulic, integrated damping mechanism in an electronic controller assembly |
| EP3590019A4 (en) * | 2017-03-03 | 2020-12-30 | Williams Controls, Inc. | INTEGRATED NON-HYDRAULIC CUSHIONING MECHANISM IN AN ELECTRONIC CONTROL UNIT |
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