JPH08239876A - 水栓の取付構造及び座金 - Google Patents

水栓の取付構造及び座金

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JPH08239876A
JPH08239876A JP4178095A JP4178095A JPH08239876A JP H08239876 A JPH08239876 A JP H08239876A JP 4178095 A JP4178095 A JP 4178095A JP 4178095 A JP4178095 A JP 4178095A JP H08239876 A JPH08239876 A JP H08239876A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 カウンター10の水栓設置孔12に湯水混合
水栓40の底面の螺子軸52及び凸部54が挿入され、
座金62を介してナット66が締め込まれる。テーパ面
68,70同士が係合することにより座金62が凸部5
4に押し付けられると共に、水栓40がカウンター10
に固定される。座金62の腕部に設けられた座金落下防
止片72が凸部54に当接することにより、水栓取付作
業時に座金が螺子軸52から落下しない。 【効果】 水栓取付時に座金が落下せず、作業性が良
い。水栓に回転力が加えられても水栓が全く回転せず、
しかも給水及び給湯用のサプライ管に応力が加えられ
ず、耐久性が良好である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水栓をカウンターに固定
取付した構造及びそのための座金に係り、詳しくは水栓
の取り付けが堅固でしかもサプライ管に対し座金が当た
らず、サプライ管の耐久性が良好である水栓の取付構造
及び座金に関する。さらに詳しくは、本発明はワンホー
ルタイプの水栓に好適な取付構造及びそのための座金に
関する。
【0002】
【従来の技術】シンク用シングルレバー湯水混合水栓な
どにあっては、カウンターに1個の水栓設置孔(ワンホ
ール)が設けられ、この水栓設置孔に水栓の下端部を挿
入し、座金を介してナット締めすることにより水栓が固
定取付されている(例えば特開平6−200546号公
報)。
【0003】このようなワンホールタイプの水栓の取付
構造の従来例について第8,9図を参照して説明する。
【0004】カウンター10に水栓設置孔12が穿設さ
れ、シングルレバー湯水混合水栓14が装着されてい
る。このシングルレバー湯水混合水栓14は、水路機構
を内蔵した水栓本体16と、該水栓本体16に外嵌した
回転筒18と、該回転筒18から斜め前方に延出した吐
水管20と、水栓上部に設けられたレバーハンドル(図
示略)等を備えている。
【0005】水栓本体16の底面からは給水用サプライ
管22、給湯用サプライ管24及び螺子軸26が突設さ
れ、これらが水栓設置孔12に挿通されている。U字形
(馬蹄形)の座金28の螺子軸挿通孔30に該螺子軸2
6を挿入し、ナット32を螺子軸26に螺子込むことに
より湯水混合水栓14がカウンター10に固定される。
【0006】サプライ管22,24に対し給水ホース2
4,給湯ホース36がそれぞれ接続されている。なお、
ホース34,36を接続する代わりに、サプライ管2
2,24を長い銅パイプにて構成し、直接に給水配管や
給湯配管(あるいは止水栓など)につなぐこともある。
【0007】この湯水混合水栓14は、周知の通り、1
本のレバーハンドルを操作することにより吐水量調節及
び吐水温調節できる。また、吐水管20を左右に自在に
回すことができる。なお、吐水管20が360°回って
しまったのでは水栓が使いにくいため、吐水管20の回
動範囲を規制するためのストッパを水栓本体に設けるこ
とがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この湯水混合水栓14
をカウンター10に取り付けるべく座金28を螺子軸2
6に挿入する場合、ナット32が十分に上方に螺進する
まで座金28を手で押えておく必要があり、施工作業が
面倒であった。
【0009】本発明は、このような座金を手で押えてお
く手間を省略できる水栓の取付構造及び座金を提供する
ことを目的とする。
【0010】ところで、上記のような吐水管の回動範囲
規制用のストッパを設けた水栓にあっては、吐水管がス
トッパに当るたびに水栓本体にトルクが加えられて水栓
本体が若干回転し、サプライ管が座金に当ることがあ
る。このようにサプライ管が座金に当ると、長い間には
水栓が緩んだり、サプライ管に応力腐食等の損傷を生じ
させたりするおそれがある。
【0011】本発明は座金がサプライ管に当ることを確
実に防止した水栓の取付構造を提供することを別の目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の水栓の取付構
造は、水栓本体の底面から水栓固定取付用の螺子軸が突
設された水栓をカウンターに取り付けた構造であって、
該カウンターに設けられた水栓設置孔に該螺子軸が挿入
され、該水栓本体の底面が該水栓設置孔の周囲上面に着
座しており、螺子軸挿通孔を有した座金が、該螺子軸挿
通孔に該螺子軸を挿通させて該カウンターの下側に配置
され、該螺子軸に締め込まれたナットによって該座金が
該カウンター下面の水栓設置孔の縁部に押し付けられて
いる水栓の取付構造において、該水栓本体の底面から座
金側面支持用の凸部が下方に突設されており、該座金の
外面に、該凸部に当接する座金落下防止片を設けたこと
を特徴とするものである。
【0013】請求項2の水栓の取付構造は、請求項1に
おいて、該座金の螺子軸挿通孔の内面は下方に向って拡
径する雌形テーパ面となっており、該ナットの上端に
は、該雌形テーパ面と係合する、上方に向って縮径する
雄形テーパ面が設けられており、該ナットの締め込みに
より該雄形テーパ面が該雌形テーパ面に押し付けられ、
これによって該座金が側方に付勢され、該座金の側面が
前記凸部の側面に押し付けられており、前記座金落下防
止片は、この凸部に当接する座金側面に配置されている
ことを特徴とするものである。
【0014】請求項3の座金は、螺子軸挿通孔を有する
と共に、該螺子軸挿通孔の軸心と垂直面に投影した形状
が略U字形状である座金において、U字の凹みに相当す
る座金凹み部に臨む側面に座金落下防止片を設けたこと
を特徴とするものである。
【0015】請求項4の座金は、請求項3において、前
記座金落下防止片はゴム又は合成樹脂よりなることを特
徴とするものである。
【0016】請求項5の座金は、請求項3において、前
記座金落下防止片は、該座金に固着されるベース部と、
該ベース部から立設されたリブとを有したゴム又は合成
樹脂体よりなることを特徴とするものである。
【0017】
【作用】本発明の水栓の取付構造においては、座金の螺
子軸挿通孔を螺子軸に挿通すると、座金落下防止片が凸
部に当接することにより、座金から手を離しても座金が
落下しない。
【0018】請求項2の水栓の取付構造にあっては、座
金落下防止片を介して座金が凸部に押し付けられ、これ
により水栓本体が回転することが阻止される。このた
め、吐水管回転範囲規制用ストッパ付きのシングルレバ
ー湯水混合水栓において吐水管がストッパに当って水栓
本体にトルクが加えられても、該水栓本体が回転しな
い。
【0019】請求項3の座金は、請求項1,2の水栓の
取付構造に用いられるものである。
【0020】請求項4の座金にあっては、座金落下防止
片が弾性的に凸部に当接することにより座金の落下が防
止される。
【0021】請求項5の座金にあっては、座金の螺子軸
挿通孔を螺子軸に挿通すると、座金落下防止片のリブが
凸部に当り、座金が全体として凸部から離反する方向に
シフトする。この結果、座金を上方に押し上げるに際
し、座金の本体部分が凸部に当ることが回避されるよう
になり、座金を螺子軸に装着し易くなる。
【0022】なお、この請求項5の座金にあっては、座
金落下防止片のリブが凸部に押し付けられており、この
リブの反発力により座金の落下が確実に阻止される。な
お、座金を装着する際にはリブだけが凸部に当って変形
するため、座金を押し込む力も軽微なもので足りる。
【0023】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本発明の実施例に係る水栓の取付構造を示
す分解図、第2図は水栓の取付途中の状態を示す側面
図、第3図は第2図の底面図、第4図は水栓の取付構造
を示す断面図、第5図は第4図のV−V線に沿う断面
図、第6図及び第7図は座金の斜視図である。
【0024】カウンター10の水栓設置孔12に湯水混
合水栓40が取り付けられている。この湯水混合水栓4
0は、水路機構を内蔵した水栓本体42と、該水栓本体
42の上部に設けられた混合弁装置44と、該混合弁装
置44を作動させるレバーハンドル46と、水栓本体4
2に回転可能に外嵌した回転筒48と、該回転筒48か
ら前方かつ斜め上方に延出された吐水管50と、水栓本
体42の底面から下方に突設された螺子軸52及び凸部
54と、該凸部54に設けられた給水ポート56及び給
湯ポート58(第3図参照)に接続された給水用サプラ
イ管60及び給湯用サプライ管(図示略)などを備えて
いる。
【0025】凸部54は水栓本体42と一体に設けられ
ており、螺子軸52は水栓本体42に螺子込みにより固
定されている。この螺子軸52及び凸部54が水栓設置
孔12に挿通され、カウンター10の下方に延出してい
る。この螺子軸52に対し座金62の螺子軸挿通孔64
が挿通され、ナット66が締め込まれることにより、湯
水混合水栓40がカウンター10に固定される。
【0026】この螺子軸挿通孔64の内周面は、下方に
向って拡径する雌形テーパ面68となっている。ナット
66の上端面には、上方に向って縮径する、該雌形テー
パ面68に係合する雄形テーパ面70が設けられてい
る。なお、本実施例では、ナット66は上下対称形状と
なっており、この雄形テーパ面70は下端面にも設けら
れ、ナット66を上下いずれの向きにても使用できるよ
う構成されている。
【0027】第6図に示す通り、この座金62は、平面
視形状が略U字形状のものであり、螺子軸挿通孔64の
周囲からそれぞれ前方に延出する第1腕部74及び第2
腕部76を備えている。これら第1,第2腕部74,7
6は、第3,5図に示すように、凸部54を抱え込むよ
うに配置される。凸部54には、腕部74,76と対峙
するように第1側面54aと第2側面54bが設けられ
ている。
【0028】第7図に示す通り、U字の凹みに相当する
座金凹み部に臨む腕部74,76の壁面74a,76a
に合成樹脂又はゴム(好ましくは合成樹脂)の弾性体よ
りなる座金落下防止片72が設けられている。
【0029】なお、座金落下防止片72は接着により座
金62に固着されているが、接着以外の手法により固着
されても良い。この座金落下防止片72は、平板状であ
っても良いが、後述の第10図の形状のものが好適であ
る。
【0030】第2図に示すように、座金62の螺子軸挿
通孔64を螺子軸52に挿入した場合、座金落下防止片
72が凸部54の側面54a,54bに弾性的に当接
し、座金62から手を離しても座金62が落下しないよ
うになる。また、弾性体よりなる座金落下防止片の72
の反発力により座金62が凸部54から離反する方向に
押され、これにより腕部壁面74a,76aと凸部側面
54a、54bとの間には若干の隙間があくようにな
る。この結果、座金62を螺子軸52に沿って上昇させ
る場合、座金62が凸部54に当りにくくなり、座金6
2を上昇させ易い。また、この際、螺子軸挿通孔64の
中心は、螺子軸52の中心よりも若干第3図の右側にシ
フトしている。
【0031】座金62をカウンター10に当接するまで
上昇させた後、螺子軸52にナット66を螺合させ、雄
形テーパ面70を雌形テーパ面68に当接させ、さらに
ナット66を軽く締め込むと、テーパ面68,70同士
の係合により、座金62が第3図の左方向に付勢され、
腕部74,76が凸部側面54a,54bに当接する。
そして、更にナット66を強力に締め込むと、座金62
がカウンター10の下面に強く押し付けられると共に、
腕部74,76が凸部側面54a,54bに強力に押し
付けられ、湯水混合水栓40がカウンター10に固定さ
れる。
【0032】この固定取付状態(第4,5図参照)にお
いては、水栓本体42の底面と座金62とがカウンター
10を強力に挟持すると共に、腕部74,76が凸部側
面54a,54bに強力に押し付けられているため、湯
水混合水栓40に回転力が加えられても、該水栓40は
全く回転しない。即ち、該湯水混合水栓40が吐水管5
0の回動範囲規制用のストッパを有しているものであっ
ても、このストッパに吐水管50が当接したときのトル
クによっては該水栓40は回転しない。特に、本実施例
においては、座金62の上面に鋸歯状部が設けられてお
り、この鋸歯状部がカウンター10の下面にくい込んで
いるため、座金62がカウンター10に確実に係止さ
れ、水栓40の回転が確実に防止される。
【0033】加えて、本実施例にあっては、凸部54の
下端面に給水用サプライ管60及び給湯用サプライ管が
接合されており、水栓40に回転トルクが加えられた場
合であっても、サプライ管に対しては全く応力が加えら
れない。この結果、サプライ管の応力腐食等の弊害が全
く生じない。
【0034】第10,11図はそれぞれ本発明の別の実
施例に用いられる座金落下防止片の斜視図である。
【0035】第10図の座金落下防止片72Aは、上方
ほど厚みが小さくなる楔形状のものであり、腕部74,
76に取り付けられた場合、凸部54の下端縁部に引っ
掛かることなく凸部側面54a,54bに沿って容易に
上昇できる。
【0036】第11図の座金落下防止片72Bは、平板
状のベース部72aと、該ベース部72aと一体のリブ
72bとを有している。このリブ72bは、上方ほど高
さが小さくなる三角形板状のものであり、腕部74,7
6に取り付けられた場合、凸部54の下端縁部に引っ掛
かることなく凸部側面54a,54bに沿って容易に上
昇できる。また、この座金落下防止片72Bが座金62
と共に、凸部側面54a,54bに沿って上昇する場
合、リブ72bが凸部側面54a,54bに押圧され
て、押し潰されるように変形する。このように座金落下
防止片72Bを凸部側面54a,54bに沿って上昇さ
せる場合、リブ72bのみが変形するため、座金62を
押し上げる力が軽微なもので済むようになる。
【0037】
【発明の効果】以上の通り、本発明の水栓の取付構造及
び座金によると、水栓取付時に座金から手を離しても座
金が落下せず、作業性が向上する。
【0038】請求項2の構造にあっては、水栓が吐水管
の回動範囲規制用のストッパを有しているものであって
も、水栓を堅固にカウンターに対し固定取付することが
でき、水栓のズレを防止できる。
【0039】なお、請求項5の座金は、座金落下防止片
に設けられたリブを変形させるようにしており、螺子軸
に対しきわめて軽微な力で装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例構造を示す分解図である。
【図2】実施例構造を説明する水栓取付途中図である。
【図3】図2のIII-III 線矢視図である。
【図4】実施例に係る取付構造を示す断面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】座金の下方からの斜視図である。
【図7】座金の上方からの斜視図である。
【図8】従来例を示す斜視図である。
【図9】従来例を示す断面図である。
【図10】別の実施例に用いられる座金落下防止片72
Aの斜視図である。
【図11】さらに別の実施例に用いられる座金落下防止
片72Bの斜視図である。
【符号の説明】
10 カウンター 12 水栓設置孔 14,40 湯水混合水栓 16,42 水栓本体 20,50 吐水管 26,52 螺子軸 28,62 座金 30,64 螺子軸挿通孔 32,66 ナット 68 雌形テーパ面 70 雄形テーパ面 72,72A,72B 座金落下防止片 72b リブ 74,76 腕部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水栓本体の底面から水栓固定取付用の螺
    子軸が突設された水栓をカウンターに取り付けた構造で
    あって、 該カウンターに設けられた水栓設置孔に該螺子軸が挿入
    され、該水栓本体の底面が該水栓設置孔の周囲上面に着
    座しており、 螺子軸挿通孔を有した座金が、該螺子軸挿通孔に該螺子
    軸を挿通させて該カウンターの下側に配置され、 該螺子軸に締め込まれたナットによって該座金が該カウ
    ンター下面の水栓設置孔の縁部に押し付けられている水
    栓の取付構造において、 該水栓本体の底面から座金側面支持用の凸部が下方に突
    設されており、 該座金の外面に、該凸部に当接する座金落下防止片を設
    けたことを特徴とする水栓の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 該座金の螺子軸挿通孔の内面は下方に向って拡径する雌
    形テーパ面となっており、該ナットの上端には、該雌形
    テーパ面と係合する、上方に向って縮径する雄形テーパ
    面が設けられており、 該ナットの締め込みにより該雄形テーパ面が該雌形テー
    パ面に押し付けられ、これによって該座金が側方に付勢
    され、該座金の側面が前記凸部の側面に押し付けられて
    おり、 前記座金落下防止片は、この凸部に当接する座金側面に
    配置されていることを特徴とする水栓の取付構造。
  3. 【請求項3】 螺子軸挿通孔を有すると共に、該螺子軸
    挿通孔の軸心と垂直面に投影した形状が略U字形状であ
    る座金において、 U字の凹みに相当する座金凹み部に臨む側面に座金落下
    防止片を設けたことを特徴とする座金。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記座金落下防止片
    はゴム又は合成樹脂よりなることを特徴とする座金。
  5. 【請求項5】 請求項3において、前記座金落下防止片
    は、該座金に固着されるベース部と、該ベース部から立
    設されたリブとを有したゴム又は合成樹脂体よりなるこ
    とを特徴とする座金。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100742531B1 (ko) * 2005-06-17 2007-07-25 김용락 수도전 고정구

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100742531B1 (ko) * 2005-06-17 2007-07-25 김용락 수도전 고정구

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