JPH08240329A - 空調機の室外ユニット - Google Patents

空調機の室外ユニット

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Publication number
JPH08240329A
JPH08240329A JP8307195A JP8307195A JPH08240329A JP H08240329 A JPH08240329 A JP H08240329A JP 8307195 A JP8307195 A JP 8307195A JP 8307195 A JP8307195 A JP 8307195A JP H08240329 A JPH08240329 A JP H08240329A
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JP
Japan
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electric motor
outdoor unit
air conditioner
stay
fan
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JP8307195A
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English (en)
Inventor
Joji Ochi
譲次 越智
Yasushi Yamashita
泰 山下
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送風効率を向上させると共に、ファンによる
発生音を小さくし、しかも小型化を図ること。 【構成】 アウターロータのDCブラシレスモータで電
動機1を構成し、ファン21のハブ22内に配置する。
電動機1を防水する防水カバーの上部、左右にスティ5
1の一端を固着する。また防水カバーの下部にスティ5
1aを固着する。スティ51、51aは断面を長方形で
形成し、スティ51aにはリード線を収納する溝を形成
する。スティ51、51aは送風方向に対して幅が短い
面を対向させて通風抵抗を少なくする。これにより従来
と同一風量で電動機1の入力電流を少なくでき、また騒
音を少なくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空調機の室外ユニット
に関するものであり、詳しくは空調機の室外ユニットの
設けられているファン用電動機の取付構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種の空調機の室外ユニットのファン
用電動機の取付構造に関しての従来例としては、例えば
特開昭62−108938号公報が挙げられる。この従
来例は送風機への吸込流れを改善して、送風機性能、熱
交換性能の向上を図るようにしたものであり、ファン用
電動機としてインナーロータ型の交流誘導電動機を使用
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来例に
おいては、熱交換器側に電動機を配置し、熱交換器側と
は反対方向に突出している電動機の回転軸にファンを装
着した電動機取付構造が採用されている。この場合、電
動機は熱交換器側に取り付けられると共に、該電動機を
幅広の取付台に取り付けているために、取付台が送風の
邪魔をし、送風効率が悪化すると共に、音が大きくて騒
音の発生原因となっていた。
【0004】また上記従来例にあっては、ファン用電動
機にインナーロータ型の交流誘導電動機を使用している
ために、効率が悪く、また形状が大きいために通風路を
邪魔して小型化しにくいという問題を有している。さら
に交流誘導電動機は速度制御の範囲が限定されて、広い
範囲の速度制御ができないという問題も有している。
【0005】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、送風効率を向上
させると共に、ファンによる発生音を小さくし、しかも
小型化を図ることが可能な空調機の室外ユニットを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空調機
の室外ユニットは、送風用のファンを駆動する電動機を
備えた空調機の室外ユニットにおいて、一端側が室外ユ
ニット側に固定される細棒状の複数のスティ51、51
aにより電動機1を支持固定するようにしたことを特徴
とする空調機の室外ユニット。
【0007】また請求項2の空調機の室外ユニットは、
上記スティ51、51aを断面が長方形で形成し、送風
方向とスティ51、51aの幅が長い面とを同方向とし
たことを特徴としている。
【0008】さらに請求項3の空調機の室外ユニット
は、ファン21の面と直交する方向とスティ51、51
aの側面とが同方向になるようにスティ51、51aを
送風方向に対して傾斜させていることを特徴としてい
る。
【0009】請求項4の空調機の室外ユニットは、ステ
ィ51aの長手方向に沿って溝56を形成し、この溝5
6内に電動機1から導出しているリード線41を収納し
たことを特徴としている。
【0010】請求項5の空調機の室外ユニットは、溝5
6の開放面は内向きとして、外側面は閉塞されているこ
とを特徴としている。
【0011】請求項6の空調機の室外ユニットは、電動
機1をアウターロータ型のDCブラシレスモータで構成
し、該電動機1をファン21のハブ22内に納装したこ
とを特徴としている。
【0012】請求項7の空調機の室外ユニットは、ステ
ィ51、51aの端部を固着する防水カバー31によっ
て覆設される電動機1のエンドブラケット2の周縁に外
方に突出するフランジ部29を一体に周設し、このフラ
ンジ部29を上記ファン21のハブ22内周面と近接位
置にて相対向させていることを特徴としている。
【0013】請求項8の空調機の室外ユニットは、電動
機1の回転子10側に取り付けられる取付円板43に突
設したリブ46と、上記取付円板43を覆設して結合す
るハブ22に突設したリブ47とを噛み合わせているこ
とを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1記載の空調機の室外ユニットによれ
ば、従来のように幅広の電動機の取付台を用いているの
ではなく、細棒状のスティ51、51aを用いているの
で、通風抵抗を少なくすることができ、これにより従来
と同一風量で回転数及び電動機の入力電流を低減でき、
省エネルギー効果を発揮できる。また、通風抵抗が少な
いので騒音を低減することができる。
【0015】請求項2記載の空調機の室外ユニットによ
れば、スティ51、51aの断面を長方形として、送風
方向とスティ51、51aの幅が長い面とを同方向とし
ていることで、通風抵抗を少なくでき、従来と同一風量
で回転数及び電動機の入力電流を低減でき、省エネルギ
ー効果を発揮できる。また、通風抵抗が少ないので騒音
を低減することができる。しかもスティ51、51aの
断面を長方形としているので、電動機1を支持固定する
場合の剛性を高めることができる。
【0016】また請求項3記載の空調機の室外ユニット
によれば、スティ51、51aを送風方向に対して傾斜
させているので、ファン21の面と直交する方向に流れ
る風に対する通風抵抗をより少なくすることができ、従
来と同一風量で回転数及び電動機の入力電流を更に低減
でき、省エネルギー効果を更に発揮できる。また、通風
抵抗が少ないので騒音を更に低減することができる。
【0017】さらに請求項4記載の空調機の室外ユニッ
トによれば、スティ51aの溝56内にリード線41を
収納配線しているため、配線がスッキリとして見栄えが
良くなり、またリード線41がばらついて通風抵抗を増
加させることもない。
【0018】請求項5記載の空調機の室外ユニットによ
れば、リード線41を収納配線する溝56を形成したス
ティ51aの外側面は閉塞されているので、外側からの
雨がリード線41にかかることもなく、防滴効果を発揮
することができる。
【0019】請求項6記載の空調機の室外ユニットによ
れば、電動機1をアウターロータ型のDCブラシレスモ
ータで構成しているために、電動機1自体をコンパクト
にでき、電動機1をハブ22の内部に配置して、電動機
1全体を小型化でき、これによりスティ51、51a自
体も小型化できる。
【0020】また請求項7記載の空調機の室外ユニット
によれば、エンドブラケット2のフランジ部29を形成
していることで、水の浸入を防止すると共に、フランジ
部29が防水カバー31を覆設した場合のストッパーと
なり、組立作業を容易にすることができる。
【0021】さらに請求項8記載の空調機の室外ユニッ
トによれば、取付円板43のリブ46とハブ22のリブ
47とが噛み合っていることで、回転トルクが非常に大
きくなっても空回りしないように固定され、電動機1の
トルクがファン21にスムーズに伝達させることができ
る。
【0022】
【実施例】次にこの発明の空調機の室外ユニットの具体
的な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明す
る。図2は後述する電動機取付用のスティに取り付けた
電動機1の断面図を示している。この電動機1は室外ユ
ニットに組み込まれるものであり、そのため電動機1は
風雨に晒されることが多く、したがって防水対策が特に
重要な課題となってくる。さらに近隣の環境の悪化を防
ぐために、騒音を低くすることが要求されると同時に据
え付けスペースを小さくするために、小型化も要求され
る。そこで本実施例では小型化の要求に対し、ファンも
小型化されハブ内の収納される電動機1として、小型で
効率の良いアウターロータのDCブラシレスモータを使
用している。このアウターロータ方式の回転子はプロペ
ラファンのハブ内に収納するのに都合の良い形状となっ
ており、また直接駆動するにも都合の良い形状である。
さらにはDCブラシレスモータで構成した電動機1は、
印加する電圧を変化させることで、速度制御の範囲を大
きく可変させることも可能である。
【0023】まず電動機1自体の構成について主に図2
を参照して説明する。図2おいて、2はエンドブラケッ
トであり、このエンドブラケット2は有底円筒状に形成
されており、その中央には図5に示すように固定軸3の
基端が挿入される穴4が穿孔してある。上記固定軸3の
基端をエンドブラケット2の穴4に挿入して、ビス5を
エンドブラケット2の挿通孔6を介して固定軸3の基端
側に螺着することで、固定軸3がエンドブラケット2に
固着される。固定軸3の基端側には円柱状の防振ゴム7
が装着されており、この防振ゴム7の外周面に巻線8を
巻装した鉄心9が配設されている。これら固定軸3、巻
線8、鉄心9等で固定子10を構成している。
【0024】固定軸3の先端側には軸受部11が設けら
れており、この軸受部11は2つの軸(ベアリング)1
2、13で構成されていて、一方の軸受12の外周には
略円筒状の軸受ハウジング14が圧入等の手段により装
着されて固定軸3に対して軸受12を介して回転自在と
なっている。
【0025】ところで、電動機1に水が浸入すると信頼
性が低下する。電気的には絶縁の劣化、機械的には軸受
12、13の劣化等が品質に影響する大きな要因であ
り、特に軸受12、13は油が水分により劣化し、潤滑
効果が低下する。さらに軸受12、13のボールの接触
面であるレース面に錆が発生し、異音の発生となる。そ
こで、本実施例では全方向より水が吹き付けられても、
直接水が浸入しないように電動機1を覆う形状とし、さ
らに浸入した水は速やかに排出することができる構造と
している。そのため、まず図2に示すようにゴム製で有
底円筒状の軸受ハウジング防水カバー15を上記軸受ハ
ウジング14の先端側を覆うように固定軸3にE型の止
め輪16にて装着している。この軸受ハウジング防水カ
バー15の内径は軸受ハウジング14の外径より大きく
して両者が接触しない構造としてある。また、軸受ハウ
ジング防水カバー15の開放面側の内周部には突部17
が周設されており、この突部17の内周面が軸受ハウジ
ング14の外周面に近接して両者間の隙間を狭くして水
が浸入し難い構造としている。しかし万一水が浸入した
場合でも、水を排出させるべく水抜き穴18を軸受ハウ
ジング防水カバー15に穿孔している。ここで、固定軸
3が通る軸受ハウジング防水カバー15の中央部のボス
部19は、その端面が軸受12の内輪のサイド面と接触
し、固定軸3の先端側に止め輪16を取り付けることに
より、軸受12の内輪のサイド面を押し、電動機1の軸
方向の振動を抑える働きを持たせている。なお、軸受ハ
ウジング防水カバー15により軸受ハウジング14を覆
設して防滴化を図っているが、軸受ハウジング14自体
は熱交換器側(図2の左方)に向けて設けているので、
雨等の水がかかる虞が少なく、防水対策としても優れた
構造となっている。さらに軸受ハウジング防水カバー1
5により軸受ハウジング14を覆設しているので、さら
に防滴効果を高めている。
【0026】上記軸受ハウジング14の開放面側の外周
縁に形成しているフランジ部20の外側面にはプロペラ
型のファン21のハブ22と連結固定する取付円板43
の底部が、またフランジ部20の内側面には回転子23
を構成する有底円筒状の回転子ケーシング24がそれぞ
れ配置されて、ボルト25とナット26とで共締め固定
されている。上記回転子ケーシング24の内周面には複
数の永久磁石27が配置されており、また回転子ケーシ
ング24の外周面には固定子10を覆う形で回転子ヨー
ク28が圧入により覆設されている。ここで電動機1
は、鉄心9の極の上を永久磁石27が通過する時、永久
磁石27の極の切り替わり時に急激な吸引力、または反
発力が働き、これがコギングとなって現れ、音、振動の
原因となる。そこで本実施例では、鉄心9の中心穴に防
振ゴム7を挿入し、さらに永久磁石27の厚さを正弦波
状に変化させることにより、コギングを小さくしてい
る。
【0027】固定軸3を固定すると共に、回転子23の
端部側を覆うエンドブラケット2は図2及び図5に示す
ように有底円筒状に形成されていて、開放面側の周縁部
には外側に向けてフランジ部29が一体に周設してあ
る。またエンドブラケット2の周面にはねじ穴30が複
数形成されており、後述する防水カバー31が覆設され
てネジ32により固定されるようになっている。エンド
ブラケット2の外側面にはスペーサ33を介してプリン
ト基板34が配設されており、このプリント基板34の
一面にはホールIC35や他の電子部品、制御用IC等
が実装されている。ここで図2の右方が前面つまり外側
であり、図2の左方が内側つまり熱交換器側となってい
る。そして従来では電動機1が熱交換器側とは反対側に
取り付けられていたが、本実施例では熱交換器側に電動
機1が取り付けられているので、電動機1の回転方向が
従来と逆となり、そのため、ホールIC35が固定子1
0側に突き出す穴は従来とは逆方向に穿孔されている。
また図2に示すようにエンドブラケット2のフランジ部
29は、エンドブラケット2の開放面の周縁から外方向
に周設しているので、雨が吹き込んだ時に電動機1の内
部に浸入しにくいような構造としてある。また、軸方向
の長さがエンドブラケット2より長い防水カバー31を
エンドブラケット2の外周面に覆設した際にエンドブラ
ケット2のフランジ部29がストッパとなり、エンドブ
ラケット2が防水カバー31内に入り込んでしまうのを
防止して、組立作業を容易にしている。
【0028】図2及び図6に示すように防水カバー31
は有底円筒状に形成されていて、前板側の底部36は穴
が全く穿孔されていない。これは前板側が外側面となる
ので、雨の吹き込みがないようにしている。また、防水
カバー31の開放面側の周縁には鍔部37が周設されて
おり、この鍔部37により雨の浸入を阻止するようにし
ている。防水カバー31の周面には2個1組で合計4組
の取付穴38が穿孔されている。この取付穴38は後述
する電動機1を前板に取り付けるためのスティ51を固
定する穴である。また穴39は防水カバー31をエンド
ブラケット2に固定する際のネジ32挿通用の穴であ
る。さらに防水カバー31を配設した場合の下部となる
部分には穴40が穿設されていて、この穴40にプリン
ト基板34からのリード線41を外部に導出するための
ゴムブッシュ42が密着して装着されるようになってい
る。
【0029】電動機1の熱交換器側の面には上述したよ
うにボルト25により取付円板43が固定されている
が、この取付円板43は図4に示すように有底円筒状に
形成されている。取付円板43の中央には軸受ハウジン
グ14を挿通させる挿通孔44が穿設され、この挿通孔
44の周囲の4箇所にはボルト25挿通用の穴45がそ
れぞれ穿設してある。さらに取付円板43の熱交換器側
の面には周方向に沿って放射状にリブ46が複数穿設さ
れている。ファン21のハブ22はこの取付円板43の
外周面に覆設して装着されるものであり、ハブ22は図
3に示すように円筒状に形成されている。ハブ22の内
周面の熱交換器側には補強用のリブ47が周方向に沿っ
て放射状に複数一体に穿設されている。なおリブ47は
中央部より熱交換器側の部分に形成し、前板側には形成
していない。このハブ22のリブ47と取付円板43の
リブ46とは対応して形成されており、ハブ22内に取
付円板43を圧入あるいは接着等の手段により固定する
ようにしている。そしてハブ22内に取付円板43を固
定する場合に図2に示すように両リブ46、47の側面
を当接させて噛み合わせ、電動機1の回転トルクが異常
に大きくなっても空回りしないようにし、電動機1のト
ルクがファン21に確実に伝達される構造としている。
つまりハブ22の補強用のリブ47が取付円板43のリ
ブ46と固定されて、電動機1のトルクを空回りしない
ように伝達させる機能を合わせ持たせている。
【0030】次に電動機1を支持固定するスティ51に
ついて説明する。図8に示すスティ51は防水カバー3
1の左右と上部に固定されるタイプのものであり、図9
に示すスティ51aは、外径は図8に示すスティ51と
基本的には同様であるが、防水カバー31の下面に固定
されるタイプのものである。したがって防水カバー31
の上下面及び左右の面にスティ51、51aをそれぞれ
取付固定した場合には図1(a)に示すように防水カバ
ー31からスティ51、51aが略十字状に突出した形
となる。図8及び図9においてスティ51、51aの一
端側には防水カバー31の外面と連結固定する円弧状の
連結片52が一体に掲載され、その連結片52の両側に
は固定ビス挿通用の穴53が穿設してある。またスティ
51、51aの他端には偏平な固定片54が一体に形成
されており、この固定片54の中央にはビス挿通用の穴
55が穿孔してある。一方のスティ51の両端以外は断
面が長方形に形成され、また正面から見た場合には細幅
に位置するように取り付けられる。つまりファン21の
送風方向に対してはスティ51の幅が短くなる向きにし
送風路の邪魔にならないようにして送風効率を向上させ
るようにしている。また送風方向と直交する方向はステ
ィ51の幅が長くなる向きにして幅が長くても通風抵抗
が増大しないようにしている。なおスティ51の断面を
長方形としていることで、通風抵抗を少なくしている場
合でも電動機1を固定する場合のスティ51自体の剛性
を高めている。他方のスティ51aも外形や取り付け状
態は同じであるが、内部にはリード線41を配線するた
めの溝56が形成してある。この溝56を形成している
ことでスティ51aの断面は略コ字型となり、外側面側
が閉塞された状態となっている。またこのスティ51a
の連結片52の中央には上記防水カバー31の穴40と
連通する穴57が設けてあり、両穴40、57に図7に
示すゴムブッシュ42を装着するようにしている。この
ゴムブッシュ42を挿通したリード線41がスティ51
aの溝56内に配線され、溝56の下端の開口部58よ
りリード線41を導出するようにしている。また上記ス
ティ51aの溝56の開口面は熱交換器側に向いている
ので、つまりスティ51aの閉塞面が外側となっている
ので、室外ユニットの内部に向かって吹き込む雨には曝
されない構造となっている。
【0031】防水カバー31へのスティ51、51aの
取り付けは、まずスティ51を防水カバー31の上部及
び左右の配置する。この場合スティ51の連設片52の
内面と防水カバー31の外面との曲率が同じなので両者
は密着して配置される。スティ51の連結片52の穴5
3と防水カバー31の取付穴38とを合わせてビス等に
より取付穴38に螺着することで、3本のスティ51が
防水カバー31に取り付けられる。また溝56を形成し
たスティ51aを上記と同様にして防水カバー31の下
部に取り付けられる。ここで防水カバー31の外周面は
スティ51、51aを取り付ける前は開いていて防滴の
効果はないもののスティ51、51aを密着して取り付
けることで、防水効果を発揮することになる。なお本実
施例ではスティ51、51aと防水カバー31とを別個
の物としてビス等により組立を行なう方法で説明した
が、ビス等を用いずに予め防水カバー31とスティ5
1、51aとを溶接等の手段により一体化するようにし
ても良い。
【0032】スティ51、51aの取り付けは、スティ
51、51aの固定片54の穴55に挿通したビスを室
外ユニットの前板に固定することで、ファン21を一体
化した電動機1を室外ユニットに取り付け固定すること
ができる。なお室外ユニットの前面側の吹出グリル59
の開口面の周縁の取り付けたベルマウス60の内側にフ
ァン21が位置するように上記スティ51、51aを介
して前板に電動機1を取り付ける。図1はこうして電動
機1を取り付けた状態を示し、前板及び吹出グリル59
の送風口61にファン21が対応して位置している。ス
ティ51、51aの固定片54は前板にねじ止めするの
で、固定片54の部分は風の流れと直交する方向(図8
及び図9参照)に幅広としても、取り付け部(固定片5
4)での風の流れを邪魔することなく取り付けることが
できる。そしてスティ51、51aは図1(a)に示す
ように電動機1から左右方向と上下方向に延びた状態と
なり、且つスティ51、51aの細幅の部分が送風の流
れに対応している。これにより、従来機と比較して風通
路を邪魔するモータ台、及び電動機が無くなった分だけ
風量を増加することができる。またこれと対応して従来
の風量を同程度とする場合には、ファン21を回転させ
るための入力電流の増加がないので、省エネルギー効果
を発揮することができる。
【0033】ところでプロペラ型のファン21は周知の
ように羽根自体を傾斜させて回転させることが、空気を
吸い込んで背部から前方へと送風している(図1参
照)。この場合ファン21による風の流れは通風路に沿
って流れるものの、ファン21の面と直交する方向にも
多くの風が流れるようになっている。つまりファン21
の羽根を傾斜させて風を前に押し出す構造になっている
ので、風の流れは製品の前板に垂直に押し出されずに前
板面に斜めに押し出されることになる。風が斜めに押し
出されるということは図8及び図9に示すスティ51、
51aを、その断面が長方形の長手方向と通風路とを同
方向に配置した場合にはファン21による風がスティ5
1、51aの側面に当たり、通風抵抗を増大させること
になる。
【0034】そこで図10に示すようにスティ51、5
1aを風の流れに対して通風抵抗が少なくなる角度に傾
けた形状にすることにより、更に風の流れに対する通風
抵抗の少ない製品にすることができる。なお図10は電
動機1の防水カバー31の上部と左右の箇所に取り付け
るスティ51を示しており、防水カバー31の下部に取
り付けるスティ51aはリード線41を収納配線する溝
56が必要なので、図9に示すようなスティ51aを傾
斜させて傾斜する。両スティ51、51a共、両側の連
結片52及び固定片54の構造が同じである。
【0035】なおファン21による風はベルマウス60
により前面側に流れる構造となっているので、スティ5
1、51aの断面を湾曲させた形状にすることで、更に
風の流れをスムーズにさせることができる。また前板の
風の吹出口は格子状のグリルとなっているので、電動機
1を取り付けるスティ51、51aを前板の格子と同じ
位置に取り付けることで、更に風の流れの抵抗を少なく
することができると同時に、デザイン的にもスティ5
1、51aの存在が気にならないので、意匠的にも良い
製品ができることになる。
【0036】ところで最近の製品の前板は樹脂製が多く
なり、コスト上、その厚さを薄くしているので強度が弱
くなっている。前板の強度が弱いと電動機1の支持力が
弱くなり、電動機1の回転により前板が振動し騒音を発
生させる虞がある。そこで図11に示すような四角枠状
の補強板62を用いるようにしている。補強板62の上
下の固定片63、64にて製品の底フレーム及び前板に
ビス止めをすると共に、補強板62の四辺の略中央部分
に穿孔した穴65とスティ51、51aの固定片54の
穴55とを合わせて共締めを行ない、電動機1を取り付
けたスティ51、51aを前板に補強板62を介して固
定する。このように補強板62を介して固定すること
で、前板の強度が弱い場合でも、前板と関係なく電動機
1の固定がなされ、振動の少ない製品にすることができ
る。また補強板62の枠の部分(四辺)はベルマウス6
0より大きくしており、補強板62が風の流れを邪魔す
ることもなく、騒音が大きくならずに補強することがで
きる。
【0037】ここで風量を従来例と本発明とを比較する
と、以下のように向上させることができた。すなわち、
取付台を用いた従来例の風量を100%とした場合、図
8及び図9に示すスティ51、51aを用いた場合は1
02%、図10に示す傾斜させたスティ51、51aを
用いた場合は104%に向上した。
【0038】なお上記の実施例では4本の細いスティを
用いて電動機を前板に固定するようにしていたが、4本
に限定されるものではなく、3本でも良く、また4本以
上でも良い。3本のスティで電動機を取り付けるように
した場合は、4本の場合と比べて通風抵抗を少なくする
ことができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の空調機の室外ユニットに
よれば、従来のように幅広の電動機の取付台を用いてい
るのではなく、細棒状のスティを用いているので、通風
抵抗を少なくすることができ、これにより従来と同一風
量で回転数及び電動機の入力電流を低減でき、省エネル
ギー効果を発揮できる。また、通風抵抗が少ないので騒
音を低減することができる。
【0040】請求項2記載の空調機の室外ユニットによ
れば、スティの断面を長方形として、送風方向とスティ
の幅が長い面とを同方向としていることで、通風抵抗を
少なくでき、従来と同一風量で回転数及び電動機の入力
電流を低減でき、省エネルギー効果を発揮できる。ま
た、通風抵抗が少ないので騒音を低減することができ
る。しかもスティの断面を長方形としているので、電動
機を支持固定する場合の剛性を高めることができる。
【0041】また請求項3記載の空調機の室外ユニット
によれば、スティを送風方向に対して傾斜させているの
で、ファンの面と直交する方向に流れる風に対する通風
抵抗をより少なくすることができ、従来と同一風量で回
転数及び電動機の入力電流を更に低減でき、省エネルギ
ー効果を更に発揮できる。また、通風抵抗が少ないので
騒音を更に低減することができる。
【0042】さらに請求項4記載の空調機の室外ユニッ
トによれば、スティの溝内にリード線を収納配線してい
るため、配線がスッキリとして見栄えが良くなり、また
リード線がばらついて通風抵抗を増加させることもな
い。
【0043】請求項5記載の空調機の室外ユニットによ
れば、リード線を収納配線する溝を形成したスティの外
側面は閉塞されているので、外側からの雨がリード線に
かかることもなく、防滴効果を発揮することができる。
【0044】請求項6記載の空調機の室外ユニットによ
れば、電動機をアウターロータ型のDCブラシレスモー
タで構成しているために、電動機自体をコンパクトにで
き、電動機をハブの内部に配置して、電動機全体を小型
化でき、これによりスティ自体も小型化できる。
【0045】また請求項7記載の空調機の室外ユニット
によれば、エンドブラケットのフランジ部を形成してい
ることで、水の浸入を防止すると共に、フランジ部が防
水カバーを覆設した場合のストッパーとなり、組立作業
を容易にすることができる。
【0046】さらに請求項8記載の空調機の室外ユニッ
トによれば、取付円板のリブとハブのリブとが噛み合っ
ていることで、回転トルクが非常に大きくなっても空回
りしないように固定され、電動機のトルクがファンにス
ムーズに伝達させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の実施例の熱交換器側から見
た電動機を取り付けた状態を示す図である。(b)はこ
の発明の実施例の図1(a)のA−A断面図である。
【図2】この発明の実施例の電動機を配置した状態を示
す断面図である。
【図3】(a)はこの発明の実施例のハブの左側面図で
ある。(b)はこの発明の実施例の図3(a)のA−A
断面図である。(C)はこの発明の実施例のハブの右側
面図である。
【図4】(a)はこの発明の実施例の取付円板の左側面
図である。(b)はこの発明の実施例の図4(a)のA
−A断面図である。(c)はこの発明の実施例の取付円
板の右側面図である。
【図5】(a)はこの発明の実施例のエンドブラケット
の正面図である。(b)は図5(a)のA−A断面図で
ある。
【図6】(a)はこの発明の実施例の防水カバーの正面
図である。(b)は図6(a)のA−A断面図である。
【図7】(a)はこの発明の実施例のゴムブッシュの正
面図である。(b)は図7(a)のA−A断面図であ
る。
【図8】(a)はこの発明の実施例のスティの平面図で
ある。(b)はこの発明の実施例のスティの正面図であ
る。(c)はこの発明の実施例のスティの側面図であ
る。
【図9】(a)はこの発明の実施例の溝を形成している
スティの平面図である。(b)はこの発明の実施例の溝
を形成しているスティの正面図である。(c)はこの発
明の実施例の溝を形成しているスティの側面図である。
【図10】(a)はこの発明の実施例の傾斜させた場合
のスティの平面図である。(b)はこの発明の実施例の
傾斜させた場合のスティの正面図である。(c)はこの
発明の実施例の傾斜させた場合のスティの側面図であ
る。
【図11】(a)はこの発明の実施例の補強板の正面図
である。(b)はこの発明の実施例の補強板の側面図で
ある。
【符号の説明】
1 電動機 2 エンドブラケット 21 ファン 22 ハブ 29 フランジ部 41 リード線 43 取付円板 46 リブ 47 リブ 51 スティ 51a スティ 56 溝

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風用のファンを駆動する電動機を備え
    た空調機の室外ユニットにおいて、一端側が室外ユニッ
    ト側に固定される細棒状の複数のスティ(51)(51
    a)により電動機(1)を支持固定するようにしたこと
    を特徴とする空調機の室外ユニット。
  2. 【請求項2】 上記スティ(51)(51a)を断面が
    長方形で形成し、送風方向とスティ(51)(51a)
    の幅が長い面とを同方向としたことを特徴とする請求項
    1記載の空調機の室外ユニット。
  3. 【請求項3】 ファン(21)の面と直交する方向とス
    ティ(51)(51a)の側面とが同方向になるように
    スティ(51)(51a)を送風方向に対して傾斜させ
    ていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    空調機の室外ユニット。
  4. 【請求項4】 スティ(51a)の長手方向に沿って溝
    (56)を形成し、この溝(56)内に電動機(1)か
    ら導出しているリード線(41)を収納したことを特徴
    とする請求項1〜請求項3いずれか記載の空調機の室外
    ユニット。
  5. 【請求項5】 溝(56)の開放面は内向きとして、外
    側面は閉塞されていることを特徴とする請求項4記載の
    空調機の室外ユニット。
  6. 【請求項6】 電動機(1)をアウターロータ型のDC
    ブラシレスモータで構成し、該電動機(1)をファン
    (21)のハブ(22)内に納装したことを特徴とする
    請求項1記載の空調機の室外ユニット。
  7. 【請求項7】 スティ(51)(51a)の端部を固着
    する防水カバー(31)によって覆設される電動機
    (1)のエンドブラケット(2)の周縁に外方に突出す
    るフランジ部(29)を一体に周設し、このフランジ部
    (29)を上記ファン(21)のハブ(22)内周面と
    近接位置にて相対向させていることを特徴とする請求項
    6記載の空調機の室外ユニット。
  8. 【請求項8】 電動機(1)の回転子(10)側に取り
    付けられる取付円板(43)に突設したリブ(46)
    と、上記取付円板(43)を覆設して結合するハブ(2
    2)に突設したリブ(47)とを噛み合わせていること
    を特徴とする請求項6又は請求項7記載の空調機の室外
    ユニット。
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