JPH08241122A - 自動誘導車両の走行制御装置 - Google Patents

自動誘導車両の走行制御装置

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JPH08241122A
JPH08241122A JP7074484A JP7448495A JPH08241122A JP H08241122 A JPH08241122 A JP H08241122A JP 7074484 A JP7074484 A JP 7074484A JP 7448495 A JP7448495 A JP 7448495A JP H08241122 A JPH08241122 A JP H08241122A
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JP7074484A
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Yoshimi Niihara
良美 新原
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Mazda Motor Corp
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】AGVなど所定のコース路面に敷設された誘導
帯を検出して自動誘導走行する車両で,車両側に必要な
センサ数の大幅な削減を図って,小数のセンサで円滑な
走行制御を実行する。 【構成】自動誘導車両P3のガイドセンサP4により走
行コース路面P1に敷設された誘導体P2を検出するに
際して,走行制御すべき位置P5の誘導帯P2を進行方
向に所定区間毎に区分け形成した区分け部P6を誘導帯
を有する部分P7,有さない部分P8とに分けて,これ
らをコード符号P9化して,当符号P9を上記のガイド
センサP4により検出し,符号解析手段10により解析
し,走行制御位置P5の番地を番地検索手段P11によ
り検索し,得られた番地の制御コードに対応して車両制
御手段P12により車両P3を自動誘導制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば後部に連結さ
れた台車にワークを載荷して工場内を無人走行するオー
トガイドビークル(いわゆるAGV)のような自動誘導
車両の走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の自動誘導車両の走行制御
装置としては、例えば、特開平3−216710号公報
に記載の装置がある。すなわち、図18に示すように、
所定の走行コースに沿って路面201に誘導帯としての
磁気テープ202を敷設し、この磁気テープ202に沿
って自動走行される移動車を走行制御する装置におい
て、上述の移動車の走行方向に磁気テープ202を除去
または残存させて複数(例えばn個)のマークm1,m2,
m3 …mn (走行制御情報指示マーク)を形成する一
方、移動車側にはこれら各マークm1 ,〜mn を磁界検
出する複数(例えばn個)のマークセンサX1,X2,X3
…Xn を備え、これら各マークセンサX1 〜Xn でnビ
ットのマークm1 〜mn からの磁気信号を同時に読取っ
て、制御回路203を介して移動車を走行制御すべく構
成した装置である。
【0003】しかし、この従来装置にあっては合計n個
分のデータを各マークセンサX1 〜Xn で同時に読取っ
て信号処理する関係上、該マークセンサX1 〜Xn が所
定ビット数に対応する数のn個必要となり、移動車の走
行制御に要するマークセンサ数が増大し、コスト高とな
る問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、自動誘導車両(いわゆるAGV)の走行制
御位置の誘導帯を進行方向に所定距離毎に区分けし、こ
の区分け部を選択除去してコード符号を設け、車両側に
は該コード符号を車両の走行に従って順次検出および解
析すると共に、解析内容から走行制御位置の番地を検索
して、検索された番地の制御コードに対応して車両を制
御する手段を設けることで、車両側に必要なセンサ数の
大幅な削減を図って、少数のセンサで円滑な走行制御を
実行することができる自動誘導車両の走行制御装置の提
供を目的とする。
【0005】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、上述のコード符号に
おける誘導帯を有する部分の時間間隔と、誘導帯を有さ
ない部分の時間間隔とで符号解析を行なうことで、コー
ド符号解析時の比較数を少なくして、解析の容易化を図
ると共に、時間間隔に基づいて符号解析を行なうことに
より耐ノイズ性能の向上を図ることができる自動誘導車
両の走行制御装置の提供を目的とする。
【0006】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、上述のコード符号を
所定ビットのビットパターンにパターン化し、このビッ
トパターンにおける各ビット毎に誘導帯を有する部分の
ビットもしくは誘導帯を有さない部分のビットを検出し
て符号解析することで、ビットパターンと2進化符号と
の対応が容易で、例えばコード符号の設定容易化および
メンテナンス性向上を図ることができる自動誘導車両の
沿走行制御装置の提供を目的とする。
【0007】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、自動誘導車両の速度
(自車速)の高速時にはコード符号処理速度を速く(コ
ード符号処理時間を短く)、自車速の低速時にはコード
符号処理速度を遅く(コード符号処理時間を長く)する
とことで、車両の速度変化に対応した良好な補正および
制御を実行することができる自動誘導車両の走行制御装
置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、所定の走行コースに沿って路面に敷設された
誘導帯と、自動誘導車両側に設けられたガイドセンサと
を備え、上記ガイドセンサにより上記誘導帯を検出して
自動走行する自動誘導車両の走行制御装置であって、上
記自動誘導車両を走行制御すべき位置の誘導帯を進行方
向に所定距離毎に区分けして形成された区分け部と、上
記区分け部の誘導帯を選択除去して、誘導帯を有する部
分と誘導帯を有さない部分とにより形成されたコード符
号と、上記ガイドセンサからの順次出力に基づいて上記
コード符号を解析する符号解析手段と、上記符号解析手
段の解析内容に基づいて走行制御位置の番地を検索する
番地検索手段と、上記番地検索手段により検索された番
地の制御コードに対応して自動誘導車両を制御する車両
制御手段とを備えた自動誘導車両の走行制御装置である
ことを特徴とする。
【0009】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記符号解析手段は
上記コード符号における誘導帯を有する部分の時間間隔
と、誘導帯を有さない部分の時間間隔とを検出する時間
間隔検出手段により構成し、上記時間間隔検出手段によ
り検出された誘導帯有無の時間間隔から走行制御位置の
番地を検索する自動誘導車両の走行制御装置であること
を特徴とする。
【0010】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記コード符号を所
定ビットのビットパターンにパターン化し、上記符号解
析手段は上記ビットパターンにおける各ビット毎に誘導
帯を有する部分のビットもしくは誘導帯を有さない部分
のビットを検出するビットパターン検出手段により構成
し、上記ビットパターン検出手段により検出されたビッ
トパターンから走行制御位置の番地を検索する自動誘導
車両の走行制御装置であることを特徴とする。
【0011】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記自動誘導車両の
速度を検出する自動速検出手段と、上記自動速検出手段
で検出された自動速度に対応して自動速の高速時にはコ
ード符号処理速度を速く、自動速の低速時にはコード符
号処理速度を遅くする速度補正手段を設けた自動誘導車
両の走行制御装置であることを特徴とする。
【0012】
【発明の作用及び効果】この発明の請求項1記載の発明
によれば、図17にクレーム対応図で示すように路面P
1には所定の走行コースに沿って磁気テープなどの誘導
帯P2が敷設され、自動誘導車両P3側にはガイドセン
サP4が設けられている。また、上述の自動誘導車両P
3を走行制御すべき位置(走行制御位置)P5の誘導帯
P2が進行方向に所定距離毎に区分けして、区分け部P
6が形成され、この区分け部P6の誘導帯P2を選択除
去して、誘導帯P2を有する部分P7と誘導帯P2を有
さない部分P8とによりコード符号P9が形成されてい
る。
【0013】而して、上述の符号解析手段P10はガイ
ドセンサP4からの順次出力に基づいて上述のコード符
号P9を解析し、上述の番地検索手段P11は符号解析
手段P10の解析内容に基づいて走行制御位置P5の番
地を検索し、車両制御手段P12は番地検索手段P11
により検索された番地の制御コードに対応して自動誘導
車両P3を制御(例えば直進、右折、左折、停止等の制
御)する。
【0014】このように上述の符号解析手段P10はガ
イドセンサP4から順次出力される出力信号に基づいて
コード符号P9を解析するので、車両P3側に必要なセ
ンサ数の大幅な削減を図って、少数のセンサで円滑な走
行制御を実行することができる効果がある。
【0015】この発明の請求項2記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の符号解
析手段を、コード符号における誘導帯を有する部分の時
間間隔と、誘導帯を有さない部分の時間間隔とを検出す
る時間間隔検出手段で構成したので、この時間間隔検出
手段により検出された誘導帯有無の時間間隔から走行制
御位置の番地を検索することができる。
【0016】この結果、コード符号解析時の比較数を少
なくして、解析の容易化を図ることができると共に、時
間間隔に基づいて符号解析を行なうので、例えば路面に
小さい磁気片が存在するような場合においても、エラー
としてインヒビットすることが可能で、耐ノイズ性能の
向上を図ることができる効果がある。
【0017】この発明の請求項3記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上記コード符
号を所定ビットのビットパターンにパターン化すると共
に、上述の符号解析手段を、ビットパターンにおける各
ビット毎の誘導帯を有する部分のビットもしくは誘導帯
を有さない部分のビットを検出するビットパターン検出
手段で構成したので、このビットパターン検出手段によ
り検出されたビットパターンから走行制御位置の番地を
検索することができる。この結果、ビットパターンと2
進化符号との対応が容易となるので、例えばコード符号
の設定容易化およびメンテナンス性向上を図ることがで
きる効果がある。
【0018】この発明の請求項4記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の自動速
検出手段は自動誘導車両の速度(自車速)を検出し、上
述の速度補正手段は自車速検出手段で検出された自車速
度に対応して自車速の高速時にはコード符号処理速度を
速く(コード符号処理時間を短く)、自車速の低速時に
はコード符号処理を遅く(コード符号処理時間を長く)
するので、車両の速度変化に対応した良好な補正および
制御を実行することができる効果がある。
【0019】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。 (第1実施例)図面は自動誘導車両の走行制御装置を示
し、図1において工場の床面などの路面11には例えば
4つの交差点12,13,14,15を介して閉ループ
状に走行するようなコースA(走行コース)に沿って誘
導帯としての磁気テープ16(図示の便宜上、ハッチン
グを施して示す)を敷設している。そして、この磁気テ
ープ16には自動誘導車両17(以下単にオート・ガイ
ド・ビークルの略記としてのAGVと略記する)を制御
すべき載荷停止位置α、脱荷停止位置β、交差点入口位
置、交差点出口位置等の各位置にコード符号を形成し
て、例えば図1の1番地乃至12番地を形成している。
【0020】図1においては上述のコード符号を図示の
便宜上、省略したが、このコード符号は具体的には図2
乃至図5に示すように構成されている。すなわち、走行
制御位置の磁気テープ16を進行方向に所定距離毎に区
分けして区分け部18を形成し、この区分け部18の磁
気テープ16を選択除去して、磁気テープ16を有する
部分19と磁気テープ16を有さない部分20とにより
コード符号21を形成している。また、この実施例にお
いては上述のコード符号21を所定ビットのビットパタ
ーンにパターン化している。詳しくは磁気テープ16を
有さないスタートビットSの次に磁気テープ16を有す
るスタートマーカMを形成し、このスタートマーカMか
らコード終点までの間を8ビットに区分して、各番地に
対応した2進化符号を付している。
【0021】上述の磁気テープ16を有する部分を2進
化符号の「1」とし、磁気テープ16を有さない部分を
2進化符号の「0」として、8ビットの部分についての
み述べると、図2に示す1番地コードにあっては「1.
0.0.0.0.0.0.0」、図3に示す2番地コー
ドにあっては「0.1.0.0.0.0.0.0」、図
4に示す3番地コードにあっては「1.1.0.0.
0.0.0.0」、図5に示す4番地コードにあっては
「0.0.1.0.0.0.0.0」となるように磁気
テープ16を選択除去して、ビットパターンを形成して
いる。なお、図1に示す5番地乃至11番地についても
同様に、磁気テープ16を選択除去して、ビットパター
ンを形成している。このビットパターンの構成と番地と
の対応関係は図8に示す通りである。また、この実施例
においては走行コースAを閉ループ状に形成した関係
上、1番地と12番地とは同一になる。
【0022】一方、上述のAGV17は図6に示す如く
上述の磁気テープ16およびコード符号21を検出する
ガイドセンサ22と、左側の駆動輪23を駆動する回転
数可変型の第1モータ24と、右側の駆動輪25を駆動
する回転数可変型の第2モータ26と、リヤ側に配置し
た従動輪27,27とを備え、図1に矢印で示した閉ル
ープ状の走行コースAに沿って自動走行する。
【0023】ここで、上述のガイドセンサ22は車幅方
向に配列された合計16コの磁気センサ(磁気テープ1
6の磁気を感知するセンサ)から構成され、このガイド
センサ22の中央部に上述の磁気テープ16が位置する
ように各モータ24,26の回転数差で操舵および軌跡
制御される。
【0024】図7はAGV17に搭載された制御回路の
ブロック図で、CPU30はガイドセンサ22、発進ス
イッチ28、AGV17の速度検出に用いられる左右の
エンコーダ31,32からの入力に基づいて、ROM3
3に格納されたプログラムに従って、回転数制御部3
4,35、積算タイマ36、コード起点検出タイマ3
7、コード終点検出タイマ38、コード検出タイマ3
9、補正タイマ40を駆動制御し、またRAM41は図
8に示す第1マップM1、図9に示す第2マップM2な
どの必要なマップやデータを記憶する。
【0025】ここで、上述の左右のエンコーダ31,3
2は左右の駆動輪23,25の回転数を検出し、CPU
30は左右のエンコーダ31,32からの各出力を平均
化してAGV17の自車速を演算する。
【0026】また上述の回転数制御部34,35のうち
の一方の回転数制御部34は第1モータ24を介して左
側の駆動輪23を回転数制御(回転数零の停止制御を含
む)し、他方の回転数制御部35は第2モータ26を介
して右側の駆動輪25を回転数制御(回転数零の停止制
御を含む)する。なお、これらの各駆動輪23,25は
図1に示す如くAGV17のフロント側に配設されてい
る。
【0027】さらに、図8に示す第1マップM1は横軸
に磁気テープ16の有無パターンとしての8ビット分の
有りビットパターンおよび8ビット分の無しビットパタ
ーンと、有無間の時間間隔値コードとしての有り間隔値
および無し間隔値とをとり、縦軸に1番地乃至12番地
までの番地をとって、これら各内容が符合するようにマ
トリクス状に設定した第1の記憶手段である。
【0028】さらにまた、図9に示す第2マップM2は
1〜12までの各番地に対応する「01」「03」「2
0」「21」「FF」(FFとはfrom feed character
の略で、予め設定した最初の位置まで移行させる制御キ
ャラクタ)の合計5種の車両制御データに相当する制御
コードを記憶設定した第2の記憶手段である。なお、図
9における制御内容としての載荷停止、右折、直進、脱
荷停止は説明の便宜上、付設したものである。また上述
の第1マップM1および第2マップM2を1つのテーブ
ルとしてRAM41に記憶してもよいことは勿論であ
る。
【0029】しかも、上述のCPU30は上記ガイドセ
ンサ22からの順次出力に基づいて上述のコード符号2
1を解析する符号解析手段(図10に示すフローチャー
トの第7ステップS7参照)と、上述の符号解析手段の
解析内容に基づいて走行制御位置の番地を検索(つまり
解析したコード符号21が第1マップM1の何番地かを
検索)する番地検索手段(図10に示すフローチャート
の第9ステップS9参照)と、上述の番地検索手段によ
り検索された番地の制御コード(第2マップM2参照)
に対応してAGV17を制御する車両制御手段(図13
に示すフローチャートの第5ステップS45参照)とを
兼ねる。
【0030】この第1実施例においては上述の符号解析
手段はコード符号21における磁気テープ16を有する
部分の時間間隔(有り間隔値)と、磁気テープ16を有
さない部分の時間間隔(無し間隔値)とを検出する時間
間隔検出手段により構成し、この時間間隔検出手段によ
り検出された磁気テープ16有り、無しの時間間隔から
走行制御位置の番地を検索すべく構成している。
【0031】このように構成したAGV17の走行制御
装置(請求項1、2に相当する実施例)の作用を図1
0、図11、図12、図13に示すそれぞれのフローチ
ャートを参照して、以下に詳述する。図10のフローチ
ャート(番地検出フローチャート)における第1ステッ
プS1で、CPU30はガイドセンサ22からの出力に
より磁気テープ16が無い部分を検出したか否かを判定
する。つまりスタートビットSを検出したか否かを判定
する。NO判定時にはスタートビットS検出まで待機す
る一方、YES判定時には次の第2ステップS2に移行
する。
【0032】この第2ステップS2で、CPU30はコ
ード起点検出を実行する。このコード起点検出は図11
に示すサブルーチンに従って実行される。すなわち、図
11のサブルーチンにおける第1ステップS11で、C
PU30はガイドセンサ22出力によりテープなしを検
出したか否かを判定し、YES判定時には次の第2ステ
ップS12に移行する。
【0033】この第2ステップS12で、CPU30は
積算タイマ36をリセットし、次の第13ステップS1
3で、CPU30は積算タイマ36を起動する。次に第
4ステップS14で、CPU30はテープありか否かを
判定する。つまりスタートビットSの次にはスタートマ
ーカMが予め設定されているので、このスタートマーカ
Mの始端を検出したか否かを判定し、YES判定時には
次の第5ステップS15に移行する。
【0034】この第5ステップS15で、CPU30は
積算タイマ36をストップさせると同時に、積算タイマ
36の値を読取る。次に第6ステップS16で、CPU
30は起点下限値≦積算タイマ値≧起点上限値の判定式
により、読取った積算タイマ値が許容範囲内の正規の値
が否かを判定する。つまりスタートビットSが本来のス
タートビットか或は磁気テープ16に何等かの原因によ
り形成されたキズ等のノイズ相当成分かを判定する。
【0035】そしてNO判定時には誤動作を回避する目
的でサブルーチンの処理を終了する一方、YES判定時
には次の第7ステップS17に移行する。この第7ステ
ップS17で、CPU30は検出されたコード起点(ス
タートマーカMの始端)を記憶する。
【0036】次に第8ステップS18で、CPU30は
ガイドセンサ22からの出力によりマーカMの終端(換
言すればテープなし)を検出したか否かを判定し、YE
S判定時には次の第9ステップS19に移行する。この
第9ステップS19で、CPU30は積算タイマ値を読
取る。この積算タイマ値はスタートマーカMの幅が正規
のものか否かを判定するために用いるので、コード起点
検出と同時に積算タイマ36を再起動し、マーカ終端検
出と同時に積算タイマ36を停止させて、この値を読取
ってもよく、また既述した第5ステップS15での積算
タイマ36のストップを中止して、マーカ終端検出時に
積算タイマ36をストップさせて、スタートマーカMの
幅を演算により求めてもよい。
【0037】次に第10ステップS20で、CPU30
はM点下限値≦積算タイマ値≧M点上限値の判定式によ
り、読取った精算タイマ値が許容範囲内の正規の値か否
かを判定する。つまりスタートマーカMが本来のものか
否かを判定する。この図11に示すサブルーチンにおい
てコード起点の検出とスタートビットSおよびスタート
マーカMの可否判定が実行される。なお、積算タイマ3
6に代えてコード起点検出タイマ37を用いてもよいこ
とは勿論である。
【0038】次に図10に示すメインルーチンの第3ス
テップS3で、CPU30はコード起点検出か否かを判
定し、NO判定時には第1ステップS1にリターンする
一方、YES判定時には次の第4ステップS4に移行す
る。この第4ステップS4で、CPU30は有無時間間
隔記憶エリアの初期化を実行する。
【0039】次に第5ステップS5で、CPU30はコ
ード終点検出タイマ38をリセットし、次の第6ステッ
プS6で、CPU30はコード終点検出タイマ38を起
動する。次に第7ステップS7で、CPU30は有無時
間間隔値の解析(コード符号21の解析)を実行する。
この有無時間間隔値の解析処理は図12に示すサブルー
チンに従って実行される。
【0040】すなわち、図12のサブルーチンにおける
第1ステップS21で、CPU30はガイドセンサ22
の出力に基づいてテープなし検出か否かを判定し、YE
S判定時には次の第2ステップS22に、NO判定時に
は別の第8ステップS28にそれぞれ移行する。
【0041】上述の第2ステップS22で、CPU30
は積算タイマ36をリセットし、次の第3ステップS2
3で、CPU30は積算タイマ36を起動する。次に第
4ステップS24で、CPU30はテープあり検出か否
かを判定し、YES判定時にのみ次の第5ステップS2
5に移行する。
【0042】この第5ステップS25で、CPU30は
積算タイマ36をステップさせると共に、この積算タイ
マ36の値(テープなしの時間間隔値)を読取る。次に
第6ステップS26で、CPU30はテープなし時間を
RAM41の所定エリアに記憶し、次の第7ステップS
27で、CPU30はテープなし時間を記憶するRAM
41の所定エリアの歩進処理を実行する。
【0043】一方、上述の第8ステップS28で、CP
U30は積算タイマ36をリセットし、次に第9ステッ
プS29で、CPU30は積算タイマ36を起動する。
次に第10ステップS30で、CPU30はテープなし
検出か否かを判定し、YES判定時にのみ次の第11ス
テップS31に移行する。
【0044】この第11ステップS31で、CPU30
は積算タイマ36をストップさせると共に、この積算タ
イマ36の値(テープあり時間間隔値)を読取る。次に
第12ステップS32で、CPU30はテープあり時間
をRAM41の所定エリアに記憶し、次の第13ステッ
プS33で、CPU30はテープあり時間を記憶するR
AM41の所定エリアの歩進処理を実行する。
【0045】つまり、図12に示すサブルーチンにおい
ては次のような処理が実行されることになる。例えば図
3の2番地コードを例示すると、8ビットのうち磁気テ
ープ16がある間隔値(有り間隔値)は「1」であるの
で、この値をRAM41の有り間隔領域の第1エリアに
記憶し、また8ビットのうち磁気テープ16がない間隔
値(無し間隔値)は「1」と「6」であるので、「1」
の値をRAM41の無し間隔領域の第1エリアに、
「6」の値をRAM41の無し間隔領域の第2エリアに
それぞれ記憶する処理が実行される。
【0046】次に図10に示すメインルーチンの第8ス
テップS8で、CPU30は終点下限値≦終点タイマ値
≧終点上限値の判定式に基づいて、コード終点検出タイ
マ38の値が所定の正規値に達したか否か、すなわち8
ビット分のデータを全て解析下か否かを判定し、NO判
定時には第7ステップS7にリターンしてコード符号2
1の解析を繰返す一方、YES判定時には次の第9ステ
ップS9に移行する。
【0047】この第9ステップS9で、CPU30は有
り間隔値、無し間隔値から図8に示す第1マップM1に
より解析したコード符号21が何番地のものかを検索す
る。
【0048】次に第10ステップS10で、CPU30
は検索完了された番地データを出力する。次に図13に
示す車両制御フローチャートの第1ステップS41で、
CPU30は上述の番地データを入力(読取)し、次の
第2ステップS42で、CPU30は入力された番地デ
ータから図9に示す第2マップM2により制御コードの
読取りを実行し、次の第3ステップS43で、CPU3
0は制御コード=FFか否かを判定し、YES判定時に
は第4ステップS44に、NO判定時には第5ステップ
S45にそれぞれ移行する。
【0049】上述の第4ステップS44で、CPU30
は制御コード=FFに対応して記憶番地=1、制御コー
ド=20に設定する。次に第5ステップS45で、CP
U30は制御コードに対応した車両制御すなわち制御コ
ード=20の時には載荷停止、制御コード=03の時に
は右折、制御コード=01の時には直進、制御コード2
1の時には脱荷停止する制御が実行される。以上の各フ
ローチャートの処理により上述のAGV17の動きは次
のようになる。
【0050】すなわち、図1の1番地(12番地と同
じ)においてはAGV17は載荷停止位置αに停止し、
載荷後に発進スイッチ28のONによりAGV17が前
進して図1の2番地(交差点12の入口部)に達すると
AGV17は右折し、次に図1の3番地(交差点12の
出口部)に達するとAGV17は直進し、次に図1の4
番地(交差点13の入口部)に達するとAGV17は右
折し、次に図1の5番地(交差点13の出口部)に達す
るとAGV17は直進し、次に図1の6番地に達すると
AGV17は脱荷停止位置βに停止し、脱荷後に発進ス
イッチ28のONによりAGV17が前進して図1の7
番地(交差点14の入口部)に達するとAGV17は右
折し、次に図1の8番地(交差点14の出口部)に達す
るとAGV17は直進し、次に図1の9番地に達すると
AGV17は継続直進し、次に図1の10番地(交差点
15の入口部)に達するとAGV17は右折し、次に図
1の11番地(交差点15の出口部)に達するとAGV
17は直進し、次に図1の12番地(1番地と同じで閉
ループの初期位置)においてはAGV17は載荷停止位
置αに停止し、以下同様にして図1に示す閉ループ状の
走行コースAを自動走行する。
【0051】以上要するに第1実施例によれば、路面1
1には所定の走行コースAに沿って誘導帯(磁気テープ
16参照)が敷設され、AGV17側にはガイドセンサ
22が設けられている。また、上述のAGV17を走行
制御すべきそれぞれの位置(走行制御位置)の磁気テー
プ16が進行方向に所定距離毎に区分けして、区分け部
18が形成され、この区分け部18の磁気テープ16を
選択除去して、磁気テープ16を有する部分19と磁気
テープ16を有さない部分20とによりコード符号21
が形成されている。
【0052】而して、上述の符号解析手段(図10の第
7ステップS7参照)はガイドセンサ22からの順次出
力に基づいて上述のコード符号21を解析し、上述の番
地検索手段(図10の第9ステップS9参照)は符号解
析手段S7の解析内容に基づいて走行制御位置の番地を
検索し、車両制御手段(図13の第5ステップS45参
照)は番地検索手段S9により検索された番地の制御コ
ードに対応してAGV17を制御(例えば直進、右折、
左折、停止等の制御)する。
【0053】このように、上述の符号解析手段S7はガ
イドセンサ22からの順次出力される出力信号に基づい
てコード符号21を解析するので、AGV17側に必要
なセンサ数の大幅な削減を図って、少数のセンサで円滑
な走行制御を実行することができる効果がある。
【0054】加えて、上述の符号解析手段S7を、コー
ド番号21における磁気テープ16を有する部分19の
時間間隔と、磁気テープ16を有さない部分20の時間
間隔とを検出する時間間隔検出手段(S7参照)で構成
したので、この時間間隔検出手段S7により検出された
磁気テープ有無の時間間隔から走行制御位置の番地を検
索することができる。
【0055】この結果、コード符号解析時の比較数を少
なくして、解析の容易化を図ることができると共に、時
間間隔に基づいて符号解析を行なうので、例えば路面に
小さい磁気片が存在するような場合においても、エラー
としてインヒビットすることが可能で、耐ノイズ性能の
向上を図ることができる効果がある。
【0056】(第2実施例)図14は自動誘導車両の走
行制御装置の他の実施例を示し、先の第1実施例におい
ては符号解析手段を時間間隔検出手段により構成した
が、この第2実施例においては符号解析手段をビットパ
ターン検出手段により構成している。なお、この第2実
施例においても図1乃至図9の回路装置、並びに図1
1、図13のフローチャートを用いる。
【0057】また上述のCPU30は上記ガイドセンサ
22からの順次出力に基づいて上述のコード符号21を
解析する符号解析手段(図14に示すフローチャートの
第1ルーチンR1参照)と、上述の符号解析手段の解析
内容に基づいて走行制御位置の番地を検索(つまり解析
したコード符号21が第1マップM1の何番地かを検
索)する番地検索手段(図14に示すフローチャートの
第18ステップS68参照)と、上述の番地検索手段に
より検索された番地の制御コード(第2マップM2参
照)に対応してAGV17を制御する車両手段(図13
に示すフローチャートの第5ステップS45参照)とを
兼ねる。
【0058】さらに、この第2実施例においては上述の
符号解析手段を、ビットパターン化されたコード符号2
1における各ビット毎に磁気テープ16を有する部分1
9のビットもしくは磁気テープ16を有さない部分20
のビットを検出するビットパターン検出手段により構成
して、このビットパターン検出手段により検出されたビ
ットパターンから走行制御位置の番地を検索すべく構成
している。
【0059】このように構成したAGV17の走行制御
装置(請求項1,3に相当する実施例)の作用を図14
に示すフローチャートを参照して、以下に詳述する。第
1ステップS51で、CPU30はガイドセンサ22か
らの出力により磁気テープ16が無い部分つまりスター
トビットSを検出したか否かを判定し、NO判定時には
スタートビットS検出まで待機する一方、YES判定時
には次の第2ステップS52に移行する。
【0060】この第2ステップS52で、CPU30は
図11に示すサブルーチンに従ってコード起点検出を実
行する。なお、この第2ステップS52によるコード起
点の検出、スタートビットSおよびスタートマーカMの
可否判定は図11に基づいて先に説明した内容と同一で
あるので、ここではその詳細な説明を省略する。次に第
3ステップS53で、CPU30はコード起点検出か否
かを判定し、NO判定時には第1ステップS51にリタ
ーンする一方、YES判定時には次の第4ステップS5
4に移行する。
【0061】この第4ステップS54で、CPU30は
磁気テープ16の有無ビットパターン記憶エリアを初期
化する。次に第5ステップS55で、CPU30はコー
ド終点検出タイマ38をリセットし、次に第6ステップ
S56で、CPU30はコード終点検出タイマ38を起
動する。
【0062】次に第7ステップS57で、CPU30は
コード検出タイマ39(1ビットに相当する時間を検出
するタイマ)をリセットし、次の第8ステップS58
で、CPU30はコード検出時間値Tをセットする。次
に第9ステップS59で、CPU30はコード検出タイ
マ39を起動し、次の第10ステップS60で、CPU
30はコード検出タイマ値Tcとコード検出時間Tとを
比較して、Tc≧Tの時には次の第11ステップS61
に移行する。
【0063】この第11ステップS61で、CPU30
はコード検出タイマ39をリセットする。次に第12ス
テップS62で、CPU30はコード符号21のうち8
ビットに相当する部分にテープ16があるか否かを1ビ
ット毎に検出する。而して磁気テープ16を有する部分
19(有りビット)の検出時には次の第13ステップS
63に移行する一方、磁気テープ16を有さない部分2
0(無しビット)の検出時には別の第15ステップS6
5に移行する。
【0064】上述の第13ステップS63で、CPU3
0は有りビットを2進化符号の「1」としてRAM41
の所定エリアに記憶し、次の第14ステップS64で、
CPU30は有りパターン記憶エリアを歩進処理する。
一方、上述の第15ステップS65で、CPU30は無
しビットを2進化符号の「0」としてRAM41の所定
エリアに記憶し、次の第16ステップS66で、CPU
30は無しパターン記憶エリアを歩進処理する。
【0065】次に第17ステップS67で、CPU30
は終点下限値≦終点タイマ≧終点上限値の判定式により
コード終点検出タイマ38の値が所定の正規値に達した
か否か、すなわち8ビット分のデータを全て解析したか
否かを判定し、NO判定時には第9ステップS59にリ
ターンしてコード符号21の解析を繰返す一方、YES
判定時には次の第18ステップS68に移行する。
【0066】ここで、上述の各ステップS61〜S66
からなる第1ルーチンR1においては次のような処理が
実行されることになる。例えば図3の2番地コードを例
示すると、8ビットのうち磁気テープ16がある部分1
9を2進化符号の「1」、磁気テープ16がない部分2
0を2進化符号の「0」とすると、磁気テープ16の有
無ビットパターンは「0.1.0.0.0.0.0.
0」となり、この8ビットパターンがRAM41の所定
エリアに記憶される処理が実行される。
【0067】一方、次の第18ステップS68で、CP
U30は有りビットパターンから図8に示す第1マップ
M1により解析したコード符号21が何番地のものかを
検索し、次の第19ステップS69で、CPU30は検
索完了された番地データを出力する。なお、番地データ
出力後においては図13のフローチャートにより第1実
施例と同様の車両制御が実行される。
【0068】以上要するに第2実施例によれば、路面1
1には所定の走行コースAに沿って誘導帯(磁気テープ
16参照)が敷設され、AGV17側にはガイドセンサ
22が設けられている。また、上述のAGV17を走行
制御すべきそれぞれの位置(走行制御位置)の磁気テー
プ16が進行方向に所定距離毎に区分けして区分け部1
8が形成され、この区分け部18の磁気テープ16を選
択除去して、磁気テープ16を有する部分19と磁気テ
ープ16を有さない部分20とによりコード符号21が
形成されている。
【0069】而して、上述の符号解析手段(図14の第
1ルーチンR1参照)はガイドセンサ22からの順次出
力に基づいて上述のコード符号21を解析し、上述の番
地検索手段(図14の第18ステップS68参照)は符
号解析手段R1の解析内容に基づいて走行制御位置の番
地を検索し、車両制御手段(図13の第5ステップS4
5参照)は番地検索手段S68により検索された番地の
制御コードに対応してAGV17を制御(例えば直進、
右折、左折、停止等の制御)する。
【0070】このように上述の符号解析手段R1はガイ
ドセンサ22から順次出力される出力信号に基づいてコ
ード符号21を解析するので、AGV17側に必要なセ
ンサ数の大幅な削減を図って、少数のセンサで円滑な走
行制御を実行することができる効果がある。
【0071】加えて、上述のコード符号21を所定ビッ
トのビットパターンにパターン化すると共に、上述の符
号解析手段R1を、ビットパターンにおける各ビット毎
の磁気テープ16を有する部分19のビットもしくは磁
気テープ16を有さない部分20のビットを検出するビ
ットパターン検出手段R1で構成したので、このビット
パターン検出手段R1により検出されたビットパターン
から走行制御位置の番地を検索することができる。この
結果、ビットパターンと2進化符号との対応が容易とな
るので、例えばコード符号の設定容易化およびメンテナ
ンス性向上を図ることができる効果がある。
【0072】(第3実施例)図15、図16は自動誘導
車両の走行制御装置のさらに他の実施例を示し、この第
3実施例においては先の第2実施例の構成に対して速度
補正手段を付加している。なお、この第3実施例におい
ても図1乃至図9の回路装置、並びに図11、図13の
フローチャートを用いる。
【0073】また上述のCPU30は上記ガイドセンサ
22からの順次出力の基づいて上述のコード符号21を
解析する符号解析手段(図15に示すフローチャートの
第2ルーチンR2参照)と、上述の符号解析手段の解析
内容に基づいて走行制御位置の番地を検索(つまり解析
したコード符号21が第1マップM1の何番地かを検
索)する番地検索手段(図15に示すフローチャートの
第20ステップS90参照)と、上述の番地検索手段に
より検索された番地の制御コード(第2マップM2参
照)に対応してAGV17を制御する車両制御手段(図
13に示すフローチャートの第5ステップS45参照)
と、自動速検出手段としての左右のエンコーダ31,3
2で検出された自動速度に対応して自車速の高速時には
コード符号処理速度を速く、自車速の低速時にはコード
符号処理速度を遅くする速度補正手段(図16に示すフ
ローチャートの第3ルーチンR3参照)とを兼ねる。
【0074】さらにこの第3実施例においては上述の符
号解析手段を、ビットパターン化されたコード符号21
における各ビット毎に磁気テープ16を有する部分19
のビットもしくは磁気テープ16を有さない部分20の
ビットを検出するビットパターン検出手段により構成し
て、このビットパターン検出手段により検出されたビッ
トパターンから走行制御位置の番地を検索すべく構成し
ている。
【0075】このように構成したAGV17の走行制御
装置(請求項1,3,4に相当する実施例)の作用を図
15、図16に示すフローチャートを参照して、以下に
詳述する。第1ステップS71で、CPU30はガイド
センサ22からの出力により磁気テープ16が無い部分
つまりスタートビットSを検出したか否かを判定し、N
O判定時にはスタートビットS検出まで待機する一方、
YES判定時には次の第2ステップS72に移行する。
【0076】この第2ステップS72で、CPU30は
図11に示すサブルーチンに従ってコード起点検出を実
行する。なお、この第2ステップS72によるコード起
点の検出、スタートビットSおよびスタートマーカMの
可否判定は図11に基づいて先に説明した内容と同一で
あるので、ここではその詳細な説明を省略する。次に第
3ステップS73で、CPU30はコード起点検出か否
かを判定し、NO判定時には第1ステップS71にリタ
ーンする一方、YES判定時には次の第4ステップS7
4に移行する。
【0077】この第4ステップS74で、CPU30は
磁気テープ16の有無ビットパターン記憶エリアを初期
化する。次に第5ステップS75で、CPU30はコー
ド終点検出タイマ38をリセットし、次の第6ステップ
S76て、CPU30はコード終点検出タイマ38を起
動する。
【0078】次に第7ステップS77で、CPU30は
コード検出タイマ39(1ビットに相当する時間を検出
するタイマ)をリセットし、次の第8ステップS78
で、CPU30は速度補正の初期化を実行し、さらに次
の第9ステップS79で、CPU30はコード検出タイ
マ39を起動し、次の第10ステップS80で、CPU
30は速度補正を起動し、次の第11ステップS81
で、CPU30はコード検出タイマ値Tcとコード検出
時間値Tとを比較して、Tc≧Tの時には次の第12ス
テップS82に移行する。
【0079】この第12ステップS82で、CPU30
はコード検出タイマ39をリセットする。次に第13ス
テップS83で、CPU30は速度補正(速度補正につ
いては図16のフローチャートを参照して後述する)を
停止し、次の第14ステップ84で、CPU30はコー
ド符号21のうち8ビットに相当する部分にテープ16
があるか否かを1ビット毎に検出する。而して磁気テー
プ16を有する部分19(有りビット)の検出時には次
の第15ステップS85に移行する一方、磁気テープ1
6を有さない部分20(無しビット)の検出時には別の
第17ステップS87に移行する。
【0080】上述の第15ステップS85で、CPU3
0は有りビットを2進化符号の「1」としてRAM41
の所定エリアに記憶し、次の第16ステップS86で、
CPU30は有りパターン記憶エリアを歩進処理する。
一方、上述の第17ステップS87で、CPU30は無
しビットを2進化符号の「0」としてRAM41の所定
エリアに記憶し、次の第18ステップS88で、CPU
30は無しパターン記憶エリアを歩進処理する。
【0081】次に第19ステップS89で、CPU30
は終点下限値≦終点タイマ値≧終点上限値の判定式によ
りコード終点検出タイマ38の値が所定の正規値に達し
たか否か、すなわち8ビット分のデータを全て解析した
か否かを判定し、NO判定時には第8ステップS78に
リターンしてコード符号21の解析を繰返す一方、YE
S判定時には次の第20ステップS90に移行する。
【0082】ここで、上述の各ステップS84〜S88
からなる第2ルーチンR2においては次のような処理が
実行されることになる。例えば図3の2番地コードを例
示すると、8ビットのうち磁気テープ16がある部分1
9を2進化符号の「1」、磁気テープ16がない部分2
0を2進化符号の「0」とすると、磁気テープ16の有
無ビットパターンは「0.1.0.0.0.0.0.
0」となり、この8ビットパターンがRAM4の所定エ
リアに記憶される処理が実行される。
【0083】一方、次の第20ステップS90で、CP
U30は有りビットパターンから図8に示す第1マップ
M1により解析したコード符号21が何番地のものかを
検索し、次の第21ステップS91で、CPU30は検
索完了された番地データを出力する。なお、番地データ
出力後においては図13のフローチャートにより第1お
よび第2の各実施例同様の車両制御が実行される。
【0084】次に図16に示す速度補正フローチャート
を参照して、時々刻々変化するAGV17の車速(自車
速)に対してリアルタイムで速度補正を実行する作用に
ついて詳述する。第1ステップS101で、CPU30
は補正タイマ40の補正タイマ値ΔT(例えば1msec等
の単位時間に相当)をセットする。
【0085】次に第2ステップS102で、CPU30
は補正タイマ40をリセットし、次の第3ステップS1
03で、CPU30は左右のエンコーダ31,32出力
を利用してAGV17の走行速度(平均値)の取込みを
実行する。次に第4ステップS104で、CPU30は
次に[数1]で示す演算式により移動Lnの演算を実行
する。
【0086】
【数1】
【0087】次に第5ステップS105で、CPU30
は次に[数2]で示す演算式により時々刻々変化する残
り時間tの演算を実行する。
【0088】
【数2】
【0089】次に第6ステップS106で、CPU30
は次に[数3]で示す演算式により経過時間Tnの演算
を実行する。
【0090】
【数3】
【0091】次に第7ステップS107で、CPU30
は次の[数4]に示す演算式によりコード検出時間T
(この値Tは高車速時には小、低車速時には大となる)
の演算を実行する。
【0092】
【数4】
【0093】上述の第7ステップS107では次のよう
な処理が実行される。例えば合計8ビット分の全てのコ
ード検出時間に要する時間が通常8sec であると仮定す
ると、高車速時には演算結果に基づいて5sec 、4sec
等に変更され、低車速時には演算結果に基づいて10se
c 、12sec 等に変更されるような処理が実行される。
【0094】次に第8ステップS108で、CPU30
は上記第7ステップS108で演算されたコード検出時
間値Tの設定を実行する。なお、この設定されたコード
検出時間値Tは図15のフローチャートにおける第11
ステップS81に反映される。次に第9ステップS10
9で、CPU30は補正タイマ40を起動し、次の第1
0ステップS110で、CPU30は補正タイマ40の
タイマ値と予め設定された値ΔTとを比較し、補正タイ
マ≧ΔTの時には次の第11ステップS111に移行す
る。
【0095】この第11ステップS111で、CPU3
0は速度補正停止か否かを判定し、NO判定時には第2
ステップS102にリターンする一方、YES判定時に
は速度補正を終了する。このようにして時々刻々と変化
するAGV17の車速(自車速)に対してリアルタイム
で速度補正が実行される。
【0096】以上要するに第3実施例によれば、上述の
自車速検出手段(エンコーダ31,32参照)はAGV
17の速度(自車速)を検出し、上述の速度補正手段
(第3ルーチンR3参照)は自車速検出手段で検出され
た自車速度に対応して自車速の高速時にはコード符号処
理速度を速く(コード符号処理時間を短く)、自車速の
低速時にはコード符号処理速度を遅く(コード符号処理
時間を長く)するので、AGV17の速度変化に対応し
た良好な補正および制御を実行することができる効果が
ある。なお、その他の効果については先の第2実施例の
効果と同様である。
【0097】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の所定の走行コースは、実施例の閉
ループ状の走行コースAに対応し、以下同様に、自動誘
導車両は、AGV17に対応し、誘導帯は、磁気テープ
16に対応し、ガイドセンサは、磁気センサより成るガ
イドセンサ22に対応し、符号解析手段は、図10の第
7ステップS7(時間間隔検出手段)、図14の第1ル
ーチンR1(ビットパターン検出手段)、図15の第2
ルーチンR2(ビットパターン検出手段)に対応し、番
地検索手段は、図10、図14、図15の各ステップS
9,S68,S90に対応し、車両制御手段は、図13
の第5ステップS45に対応し、自車速検出手段は、エ
ンコーダ31,32に対応し、速度補正手段は、図16
の第3ルーチンR3に対応するも、この発明の上述の実
施例の構成のみに限定されるものではない。
【0098】例えば、閉ループ状の走行コースAに代え
て開ループ状の走行コースもしくは直線走行コースであ
ってもよく、誘導帯は磁気テープ16に代えて光反射型
テープなどの光学式テープであってもよく、ガイドセン
サは磁気感応センサに代えて光感応センサなどの他のセ
ンサであってもよく、番地は実施例で開示した1番地〜
12番地の他に0番地〜255番地などの多数の番地を
設定してもよく、自車速検出手段はエンコーダ31,3
2に代えて車速センサを用いてもよく、ブレーキを備え
たAGV(オート・ガイド・ビークル)に適用してもよ
く、ビット数についても8ビットに限定されるものでは
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動誘導車両の走行制御に用いる走行
コースの一例を示す概略平面図。
【図2】ビットパターン化した1番地コードの説明図。
【図3】バットパターン化した2番地コードの説明図。
【図4】ビットパターン化した3番地コードの説明図。
【図5】ビットパターン化した4番地コードの説明図。
【図6】AGVと誘導帯との関連構造を示す平面図。
【図7】自動誘導車両の走行制御装置の制御回路を示す
ブロック図。
【図8】RAMに記憶させた第1マップの説明図。
【図9】RAMに記憶させた第2マップの説明図。
【図10】番地検出処理を示すフローチャート。
【図11】コード起点検出処理を示すフローチャート。
【図12】有無時間間隔値解析処理を示すフローチャー
ト。
【図13】車両制御処理を示すフローチャート。
【図14】有無ビットパターン番地検出処理を示すフロ
ーチャート。
【図15】速度補正付きの有無ビットパターン番地検出
処理を示すフローチャート。
【図16】速度補正処理を示すフローチャート。
【図17】クレーム対応図。
【図18】従来の自動誘導車両の走行制御装置を示す説
明図。
【符号の説明】
11…路面 16…磁気テープ(誘導帯) 17…AGV 18…区分け部 19…誘導帯を有する部分 20…誘導帯を有さない部分 21…コード符号 22…ガイドセンサ 31,32…エンコーダ(自車速検出手段) S7…時間間隔検出手段(符号解析手段) S9,S68,S90…番地検索手段 S45…車両制御手段 R1,R2…ビットパターン検出手段(符号解析手段) R3…速度補正手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の走行コースに沿って路面に敷設され
    た誘導帯と、自動誘導車両側に設けられたガイドセンサ
    とを備え、上記ガイドセンサにより上記誘導帯を検出し
    て自動走行する自動誘導車両の走行制御装置であって、
    上記自動誘導車両を走行制御すべき位置の誘導帯を進行
    方向に所定距離毎に区分けして形成された区分け部と、
    上記区分け部の誘導帯を選択除去して、誘導帯を有する
    部分と誘導帯を有さない部分とにより形成されたコード
    符号と、上記ガイドセンサからの順次出力に基づいて上
    記コード符号を解析する符号解析手段と、上記符号解析
    手段の解析内容に基づいて走行制御位置の番地を検索す
    る番地検索手段と、上記番地検索手段により検索された
    番地の制御コードに対応して自動誘導車両を制御する車
    両制御手段とを備えた自動誘導車両の走行制御装置。
  2. 【請求項2】上記符号解析手段は上記コード符号におけ
    る誘導帯を有する部分の時間間隔と、誘導帯を有さない
    部分の時間間隔とを検出する時間間隔検出手段により構
    成し、上記時間間隔検出手段により検出された誘導帯有
    無の時間間隔から走行制御位置の番地を検索する請求項
    1記載の自動誘導車両の走行制御装置。
  3. 【請求項3】上記コード符号を所定ビットのビットパタ
    ーンにパターン化し、上記符号解析手段は上記ビットパ
    ターンにおける各ビット毎に誘導帯を有する部分のビッ
    トもしくは誘導帯を有さない部分のビットを検出するビ
    ットパターン検出手段により構成し、上記ビットパター
    ン検出手段により検出されたビットパターンから走行制
    御位置の番地を検索する請求項1記載の自動誘導車両の
    走行制御装置。
  4. 【請求項4】上記自動誘導車両の速度を検出する自動速
    検出手段と、上記自動速検出手段で検出された自動速度
    に対応して自動速の高速時にはコード符号処理速度を速
    く、自動速の低速時にはコード符号処理速度を遅くする
    速度補正手段を設けた請求項1記載の自動誘導車両の走
    行制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103197679A (zh) * 2013-03-22 2013-07-10 长沙理工大学 一种轨道式巡检机器人的精确定位方法
CN114234957A (zh) * 2021-10-21 2022-03-25 湖南湖大艾盛汽车技术开发有限公司 一种基于磁条导航数据码的节点识别方法

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