JPH08241685A - X線管装置の陰極構造 - Google Patents
X線管装置の陰極構造Info
- Publication number
- JPH08241685A JPH08241685A JP6897295A JP6897295A JPH08241685A JP H08241685 A JPH08241685 A JP H08241685A JP 6897295 A JP6897295 A JP 6897295A JP 6897295 A JP6897295 A JP 6897295A JP H08241685 A JPH08241685 A JP H08241685A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- anchor
- filament
- tube device
- ray tube
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】コイルと集束体との接触のない組立を安価な設
備で済むスポット溶接により形成されるX線管装置の陰
極構造を提供する。 【構成】フィラメントコイル部1とアンカー部2の取付
けは、アンカー部2が脚部1bの取付け面にコイル1a
の長さ方向の垂直な方向に設ける溝2aを有して、この
溝2aに脚部1aを挿入し、スポット溶接により固着さ
せる組立でなる。
備で済むスポット溶接により形成されるX線管装置の陰
極構造を提供する。 【構成】フィラメントコイル部1とアンカー部2の取付
けは、アンカー部2が脚部1bの取付け面にコイル1a
の長さ方向の垂直な方向に設ける溝2aを有して、この
溝2aに脚部1aを挿入し、スポット溶接により固着さ
せる組立でなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィラメントコイル部
とアンカー部と集束体によって形成されるX線管装置の
陰極構造に係り、特にフィラメントコイル部と集束体と
が接触することを防止できるフィラメントコイル部とア
ンカー部との組立を有するX線管装置の陰極構造に関す
るものである。
とアンカー部と集束体によって形成されるX線管装置の
陰極構造に係り、特にフィラメントコイル部と集束体と
が接触することを防止できるフィラメントコイル部とア
ンカー部との組立を有するX線管装置の陰極構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフィラメントコイル部とアンカー
部の取付けは、実公昭32−15525 号や特開昭62−295327
号の第3図,第4図のように、コイルの長さ方向と平行
にアンカー部の溝が設けられ、溶接止めするものであっ
た。また、実公昭49−1577号のように、アンカー部に穴
加工を施し、この穴に脚部を挿入し、軽くかしめて取付
けるものでは、熱的内部歪が生じないよう変形歪にて取
付熱変形を防止するものであった。これは前記脚部を差
し込んでかしめるものであるので、フィラメントコイル
部とアンカー部の取付け精度を充分に確保できる。さら
に、フィラメントコイル部とアンカー部の溶接部に変形
の生じにくい非接触の溶接の方法としてYAGレーザを
用いる方法がある。ところで、変形が生じ易いが安価な
溶接方法として抵抗溶接(スポット溶接)がある。
部の取付けは、実公昭32−15525 号や特開昭62−295327
号の第3図,第4図のように、コイルの長さ方向と平行
にアンカー部の溝が設けられ、溶接止めするものであっ
た。また、実公昭49−1577号のように、アンカー部に穴
加工を施し、この穴に脚部を挿入し、軽くかしめて取付
けるものでは、熱的内部歪が生じないよう変形歪にて取
付熱変形を防止するものであった。これは前記脚部を差
し込んでかしめるものであるので、フィラメントコイル
部とアンカー部の取付け精度を充分に確保できる。さら
に、フィラメントコイル部とアンカー部の溶接部に変形
の生じにくい非接触の溶接の方法としてYAGレーザを
用いる方法がある。ところで、変形が生じ易いが安価な
溶接方法として抵抗溶接(スポット溶接)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のコイル
の取付け方向と平行にアンカー部の溝が設けられ、溶接
止めするものでは、脚部とアンカーの取付けの調整がし
易く、コイルの長さ方向の寸法の取合いを合せることが
できるが、溶接によるアンカー部の変形やフィラメント
コイル部のコイルの捩れや変形については考慮されてい
ないという問題がある。つまり、このような変形が大き
いとき、X線管装置では小焦点が求められるので、フィ
ラメントコイル部と集束体の間隔が非常に小さいため、
両者が接触する可能性があり、もし接触すれば所望する
X線が得られなくなってしまうという問題がある。ま
た、アンカーに穴加工を施し、この穴にフィラメントコ
イルの脚部を挿入し、軽くかしめて取付けるものでは、
通常フィラメント素線(φ0.1〜0.3mm)と同じ径の
穴を開けるために、レーザ加工や放電加工など高価な設
備を要し、製造原価が高くなるという問題がある。さら
に、非接触のYAG溶接も高価な設備を要するので、製
造原価が高くなるという問題がある。
の取付け方向と平行にアンカー部の溝が設けられ、溶接
止めするものでは、脚部とアンカーの取付けの調整がし
易く、コイルの長さ方向の寸法の取合いを合せることが
できるが、溶接によるアンカー部の変形やフィラメント
コイル部のコイルの捩れや変形については考慮されてい
ないという問題がある。つまり、このような変形が大き
いとき、X線管装置では小焦点が求められるので、フィ
ラメントコイル部と集束体の間隔が非常に小さいため、
両者が接触する可能性があり、もし接触すれば所望する
X線が得られなくなってしまうという問題がある。ま
た、アンカーに穴加工を施し、この穴にフィラメントコ
イルの脚部を挿入し、軽くかしめて取付けるものでは、
通常フィラメント素線(φ0.1〜0.3mm)と同じ径の
穴を開けるために、レーザ加工や放電加工など高価な設
備を要し、製造原価が高くなるという問題がある。さら
に、非接触のYAG溶接も高価な設備を要するので、製
造原価が高くなるという問題がある。
【0004】本発明は、上記問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的はコイルと集束体との接触のない組
立てを安価な設備で済むスポット溶接により形成される
X線管装置の陰極構造を提供するものである。
のであり、その目的はコイルと集束体との接触のない組
立てを安価な設備で済むスポット溶接により形成される
X線管装置の陰極構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、フィラメン
ト素線を巻いたコイルとコイルの両端に設ける脚部とを
備えるフィラメントコイル部と、前記脚部を固定して支
持するとともに、前記コイルに通電させる端子である1
対のアンカー部と、通電したコイルから発生される熱電
子放出を指向させるフィラメントコイル部とアンカー部
をはさむ集束体を具備するX線管装置の陰極構造におい
て、前記アンカー部が前記脚部の取付け面に前記コイル
の長さ方向の垂直な方向に設ける溝を有して、前記フィ
ラメントコイル部と前記アンカー部との取付けが前記溝
に前記脚部を挿入し、スポット溶接によってなされるこ
とで達成される。
ト素線を巻いたコイルとコイルの両端に設ける脚部とを
備えるフィラメントコイル部と、前記脚部を固定して支
持するとともに、前記コイルに通電させる端子である1
対のアンカー部と、通電したコイルから発生される熱電
子放出を指向させるフィラメントコイル部とアンカー部
をはさむ集束体を具備するX線管装置の陰極構造におい
て、前記アンカー部が前記脚部の取付け面に前記コイル
の長さ方向の垂直な方向に設ける溝を有して、前記フィ
ラメントコイル部と前記アンカー部との取付けが前記溝
に前記脚部を挿入し、スポット溶接によってなされるこ
とで達成される。
【0006】
【作用】上記手段は、前記溝が前記アンカー部の前記脚
部の取付け面に前記コイルの長さ方向と垂直な方向に設
けて、この溝に前記脚部を挿入し、スポット溶接によっ
て、前記フィラメントコイル部と前記アンカー部の取付
けがなされるので、スポット溶接の変形による前記脚部
又は前記コイルの歪が、前記コイルの長さ方向に生じ、
前記コイルの長さ方向と垂直な方向である集束体の有る
方向に生じないから、前記コイルと前記集束体の接触の
ない組立てができる。
部の取付け面に前記コイルの長さ方向と垂直な方向に設
けて、この溝に前記脚部を挿入し、スポット溶接によっ
て、前記フィラメントコイル部と前記アンカー部の取付
けがなされるので、スポット溶接の変形による前記脚部
又は前記コイルの歪が、前記コイルの長さ方向に生じ、
前記コイルの長さ方向と垂直な方向である集束体の有る
方向に生じないから、前記コイルと前記集束体の接触の
ない組立てができる。
【0007】
【実施例】本発明のX線管装置の陰極構造の一実施例を
図面を用いて説明する。図1は、本発明のX線管装置の
陰極構造の構成図、図2は図1のフィラメントコイル部
とアンカー部の取付けの側断面図、図3は図2のアンカ
ー部の他実施例を示す図である。
図面を用いて説明する。図1は、本発明のX線管装置の
陰極構造の構成図、図2は図1のフィラメントコイル部
とアンカー部の取付けの側断面図、図3は図2のアンカ
ー部の他実施例を示す図である。
【0008】まず、本発明のX線管装置の陰極構造の構
成について、図面を用いて述べる。本発明のX線管装置
の陰極構造は、図1に示すように、フィラメント素線を
巻いたコイル1aとコイル1aの両端に設ける脚部1b
を備えるフィラメントコイル部1と、脚部1bを固定し
て支持し、かつコイル1aに通電する端子を兼ねるアン
カー部2と、通電したコイル1aからの熱電子放出を指
向させるようにフィラメントコイル部1とアンカー部2
をはさむ集束体3とから形成される。さらに、フィラメ
ントコイル部1とアンカー部2の取付けの構造は、図2
に示すように、アンカー部2が脚部1bの取付け面にコ
イル1aの長さ方向の垂直な方向に設ける溝2aを有し
て、この溝2aに脚部1aを挿入し、アンカー2の片2
bと2cをスポット溶接により固着させる組立てとから
形成される。
成について、図面を用いて述べる。本発明のX線管装置
の陰極構造は、図1に示すように、フィラメント素線を
巻いたコイル1aとコイル1aの両端に設ける脚部1b
を備えるフィラメントコイル部1と、脚部1bを固定し
て支持し、かつコイル1aに通電する端子を兼ねるアン
カー部2と、通電したコイル1aからの熱電子放出を指
向させるようにフィラメントコイル部1とアンカー部2
をはさむ集束体3とから形成される。さらに、フィラメ
ントコイル部1とアンカー部2の取付けの構造は、図2
に示すように、アンカー部2が脚部1bの取付け面にコ
イル1aの長さ方向の垂直な方向に設ける溝2aを有し
て、この溝2aに脚部1aを挿入し、アンカー2の片2
bと2cをスポット溶接により固着させる組立てとから
形成される。
【0009】次に、本発明のX線管装置の陰極構造の組
立てについて述べる。最初の工程として、フィラメント
コイル部1とアンカー部2の組立ては、溝2aに脚部1
bを挿入して、1対のアンカー部2に対称となるように
仮止めして、1対アンカーの片2bと2cをスポット溶
接により変形させて、図2に示すようなものを形成す
る。この際、スポット溶接の変形は、コイル1aの長さ
方向のみに歪として伝わるように留意する。
立てについて述べる。最初の工程として、フィラメント
コイル部1とアンカー部2の組立ては、溝2aに脚部1
bを挿入して、1対のアンカー部2に対称となるように
仮止めして、1対アンカーの片2bと2cをスポット溶
接により変形させて、図2に示すようなものを形成す
る。この際、スポット溶接の変形は、コイル1aの長さ
方向のみに歪として伝わるように留意する。
【0010】最後の工程として、図2で形成されたもの
と集束体3の組立は、図1の示すように、集束体3の絶
縁された凹み3aに組み込んで形成する。このようにし
て形成されたX線管装置の陰極構造では、アンカー2の
スポット溶接の変形のXがコイル1aの長さ方向にのみ
伝わり、コイル1aの長さ方向に垂直な集束体3のある
方向には伝わらないので、コイル1aと集束体3の接触
がない組立ができる。
と集束体3の組立は、図1の示すように、集束体3の絶
縁された凹み3aに組み込んで形成する。このようにし
て形成されたX線管装置の陰極構造では、アンカー2の
スポット溶接の変形のXがコイル1aの長さ方向にのみ
伝わり、コイル1aの長さ方向に垂直な集束体3のある
方向には伝わらないので、コイル1aと集束体3の接触
がない組立ができる。
【0011】また、他実施例として、図3のように、ア
ンカー部2のコイル1aの取付け側の片2cよりも、コ
イル1aを取付け側でない側の片2bを肉薄にして、ス
ポット溶接により早く変形できるようにしてもよい。
ンカー部2のコイル1aの取付け側の片2cよりも、コ
イル1aを取付け側でない側の片2bを肉薄にして、ス
ポット溶接により早く変形できるようにしてもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明のX線管装置の陰極構造は、以上
のような構成となっているので、スポット溶接の変形に
よる前記脚部又は前記コイル部に伝わる歪が、前記コイ
ルの長さ方向に生じ、前記コイルの長さ方向と垂直な方
向である集束体の有る方向に生じないから、前記コイル
と前記集束体の接触のない組立ができるという効果を奏
する。
のような構成となっているので、スポット溶接の変形に
よる前記脚部又は前記コイル部に伝わる歪が、前記コイ
ルの長さ方向に生じ、前記コイルの長さ方向と垂直な方
向である集束体の有る方向に生じないから、前記コイル
と前記集束体の接触のない組立ができるという効果を奏
する。
【図1】本発明のX線管装置の陰極構造の構成図。
【図2】図1のフィラメントコイル部とアンカー部の取
付けを示す側断面図。
付けを示す側断面図。
【図3】本発明の他実施例を示す図。
1 フィラメントコイル部 1a コイル 1b 脚部 2 アンカー部 3 集束体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志村 英雄 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内
Claims (1)
- 【請求項1】フィラメント素線を巻いたコイルとコイル
の両端に設ける脚部とを備えるフィラメントコイル部
と、前記脚部を固定して支持するとともに、前記コイル
に通電させる端子である1対のアンカー部と、通電した
コイルから発生される熱電子放出を指向させるフィラメ
ントコイル部とアンカー部をはさむ集束体を具備するX
線管装置の陰極構造において、前記アンカー部が前記脚
部の取付け面に前記コイルの長さ方向の垂直な方向に設
ける溝を有して、前記フィラメントコイル部と前記アン
カー部との取付けが前記溝に前記脚部を挿入し、スポッ
ト溶接によってなされることを特徴とするX線管装置の
陰極構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6897295A JPH08241685A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | X線管装置の陰極構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6897295A JPH08241685A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | X線管装置の陰極構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08241685A true JPH08241685A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=13389102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6897295A Pending JPH08241685A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | X線管装置の陰極構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08241685A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018113185A (ja) * | 2017-01-12 | 2018-07-19 | 東芝電子管デバイス株式会社 | X線管及びx線管の製造方法 |
| CN115954245A (zh) * | 2022-11-30 | 2023-04-11 | 朱惠冲 | 卫星通信高频电磁阴极组件加工工艺 |
-
1995
- 1995-03-03 JP JP6897295A patent/JPH08241685A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018113185A (ja) * | 2017-01-12 | 2018-07-19 | 東芝電子管デバイス株式会社 | X線管及びx線管の製造方法 |
| US10763069B2 (en) | 2017-01-12 | 2020-09-01 | Canon Electron Tubes & Devices Co., Ltd. | X-ray tube and method of manufacturing the same |
| CN115954245A (zh) * | 2022-11-30 | 2023-04-11 | 朱惠冲 | 卫星通信高频电磁阴极组件加工工艺 |
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