JPH08242539A - 自励式変換器の制御装置 - Google Patents
自励式変換器の制御装置Info
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- JPH08242539A JPH08242539A JP7043687A JP4368795A JPH08242539A JP H08242539 A JPH08242539 A JP H08242539A JP 7043687 A JP7043687 A JP 7043687A JP 4368795 A JP4368795 A JP 4368795A JP H08242539 A JPH08242539 A JP H08242539A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 遮断器4A,4Bを介して系統5と連系運転
している変換器2を遮断器4Bを遮断して単独運転に切
換える際のショックを防止する。 【構成】 遮断器4A,4Bを閉路して電力制御回路2
0と電圧演算回路11の出力の加算値20cを用いて変
換器2を連系運転している状態から、遮断器4Bを開路
して有効分/無効分電圧基準回路40A.40B及び電
圧制御回路31を介して運転する単独運転に切換え際
に、電圧制御回路31の出力20dが切換直前の加算値
20cから徐々に上昇して有効分/無効分電圧指令に達
するように有効分/無効分電圧基準回路40A.40B
にソフトスタ―ト機能を持たせたことを特徴とした自励
式変換器の制御装置。
している変換器2を遮断器4Bを遮断して単独運転に切
換える際のショックを防止する。 【構成】 遮断器4A,4Bを閉路して電力制御回路2
0と電圧演算回路11の出力の加算値20cを用いて変
換器2を連系運転している状態から、遮断器4Bを開路
して有効分/無効分電圧基準回路40A.40B及び電
圧制御回路31を介して運転する単独運転に切換え際
に、電圧制御回路31の出力20dが切換直前の加算値
20cから徐々に上昇して有効分/無効分電圧指令に達
するように有効分/無効分電圧基準回路40A.40B
にソフトスタ―ト機能を持たせたことを特徴とした自励
式変換器の制御装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流系統に連系して有
効電力や無効電力を制御する自励式変換器の制御装置に
関するものである。
効電力や無効電力を制御する自励式変換器の制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、蓄電池等を直流電源としこの直流
電力を自励式変換器により交流電力に変換して系統に供
給する新エネルギ用電力変換器の適用が進んでいる。図
5は、この電力変換器を示すものである。
電力を自励式変換器により交流電力に変換して系統に供
給する新エネルギ用電力変換器の適用が進んでいる。図
5は、この電力変換器を示すものである。
【0003】図5において、1は直流電源、2は自己消
弧形半導体素子等で構成される自励式変換器(以下変換
器と記す)、3Aは変換器2の出力電圧を所望の値に降
圧又は昇圧する出力トランス、3Bは交流電力系統5の
電圧を所定の値に降圧又は昇圧するトランス、4A,4
B,4Cは遮断器で遮断器4A,4Bを閉路することに
よって変換器2を交流系統5と連系し、遮断器4Cを開
路することによって負荷50は交流系統5或いは変換器
2のいずれからも切は離される。
弧形半導体素子等で構成される自励式変換器(以下変換
器と記す)、3Aは変換器2の出力電圧を所望の値に降
圧又は昇圧する出力トランス、3Bは交流電力系統5の
電圧を所定の値に降圧又は昇圧するトランス、4A,4
B,4Cは遮断器で遮断器4A,4Bを閉路することに
よって変換器2を交流系統5と連系し、遮断器4Cを開
路することによって負荷50は交流系統5或いは変換器
2のいずれからも切は離される。
【0004】変換器2の出力電流は電流検出器6よっ
て、また系統電圧は電圧検出器7によってそれぞれ検出
される。更に、遮断器4Bが開路していても変換器の制
御に必要な系統電圧の位相等の信号は、位相検出用トラ
ンス8を介して同期検出回路9によって検出される。
て、また系統電圧は電圧検出器7によってそれぞれ検出
される。更に、遮断器4Bが開路していても変換器の制
御に必要な系統電圧の位相等の信号は、位相検出用トラ
ンス8を介して同期検出回路9によって検出される。
【0005】電力演算回路10は、電流検出器6及び電
圧検出器7の出力信号(交流信号)が印加され、変換器
2が出力している有効電力(直流信号)と無効電力(直
流信号)が演算され出力される。
圧検出器7の出力信号(交流信号)が印加され、変換器
2が出力している有効電力(直流信号)と無効電力(直
流信号)が演算され出力される。
【0006】尚、電力演算回路10はその詳細を示して
いないが電流検出器6及び電圧検出器7からの3相信号
(交流信号)を2相信号(交流信号)に変換し、更に2
相信号をd,q軸信号(直流信号)に変換する機能を備
えたものであって、このような機能を備えた回路は公知
のもであるため、その詳細はここでは省略する。
いないが電流検出器6及び電圧検出器7からの3相信号
(交流信号)を2相信号(交流信号)に変換し、更に2
相信号をd,q軸信号(直流信号)に変換する機能を備
えたものであって、このような機能を備えた回路は公知
のもであるため、その詳細はここでは省略する。
【0007】又、後述する電圧演算回路10、電力制御
回路20等も同様な機能を有している。又、後述する電
圧指令演算回路21は、d,q軸信号(直流信号)を2
相信号(交流信号)に変換し、更に2相信号(交流信
号)を3相信号(交流信号)に逆変換する機能を備えた
ものである。
回路20等も同様な機能を有している。又、後述する電
圧指令演算回路21は、d,q軸信号(直流信号)を2
相信号(交流信号)に変換し、更に2相信号(交流信
号)を3相信号(交流信号)に逆変換する機能を備えた
ものである。
【0008】前述の電力演算回路10によって演算され
た有効電力及び無効電力はそれぞれ、電力制御回路20
で外部から与えられる有効分電力指令及び無効分電力指
令と比較増幅され補償電圧指令20a[変換器2と交流
系統5の間の電圧降下分に相当する有効電圧補償分(直
流信号)と無効電圧補償分(直流信号)]となる。
た有効電力及び無効電力はそれぞれ、電力制御回路20
で外部から与えられる有効分電力指令及び無効分電力指
令と比較増幅され補償電圧指令20a[変換器2と交流
系統5の間の電圧降下分に相当する有効電圧補償分(直
流信号)と無効電圧補償分(直流信号)]となる。
【0009】遮断器4Bと連動するスイッチ30A,3
0Bは、遮断器4Bが閉路状態にあるときは(1)に、
又、遮断器4Bが開路状態に切替わると(2)側にな
る。従って、遮断器4Bが閉路状態にあるときは、電圧
検出器7で検出された交流系統5の電圧20bの有効分
電圧(直流信号)及び無効分電圧(直流信号)は、同期
検出回路9からの位相信号9aを基に電圧演算回路11
で演算されて出力される。
0Bは、遮断器4Bが閉路状態にあるときは(1)に、
又、遮断器4Bが開路状態に切替わると(2)側にな
る。従って、遮断器4Bが閉路状態にあるときは、電圧
検出器7で検出された交流系統5の電圧20bの有効分
電圧(直流信号)及び無効分電圧(直流信号)は、同期
検出回路9からの位相信号9aを基に電圧演算回路11
で演算されて出力される。
【0010】スイッチ30Aが(1)側にあるときは、
前記補償電圧指令20aと交流系統5の電圧Vs に応じ
た信号20bとを加算器で加算した信号20C(直流信
号)が電圧基準として電圧指令演算回路21に与えら
れ、更に、同期検出回路9からの交流系統5の電圧に同
期した信号を基にして、変換器2の3相交流出力電圧指
令21a(交流信号)が出力される。
前記補償電圧指令20aと交流系統5の電圧Vs に応じ
た信号20bとを加算器で加算した信号20C(直流信
号)が電圧基準として電圧指令演算回路21に与えら
れ、更に、同期検出回路9からの交流系統5の電圧に同
期した信号を基にして、変換器2の3相交流出力電圧指
令21a(交流信号)が出力される。
【0011】パルス幅変調制御回路22では、3相交流
出力電圧指令21aが搬送波と比較され変換器2を構成
している電力用半導体素子のゲ―ト信号が出力され変換
器2に与えられる。変換器2では、このゲ―ト信号によ
り外部から与えられる有効分電力指令及び無効分電力指
令に応じて電圧が出力され、交流系統5に電力が供給さ
れる。このように、スイッチ30A,30Bが(1)側
にあるときに、変換器2を制御する制御系を第1の制御
系とする。
出力電圧指令21aが搬送波と比較され変換器2を構成
している電力用半導体素子のゲ―ト信号が出力され変換
器2に与えられる。変換器2では、このゲ―ト信号によ
り外部から与えられる有効分電力指令及び無効分電力指
令に応じて電圧が出力され、交流系統5に電力が供給さ
れる。このように、スイッチ30A,30Bが(1)側
にあるときに、変換器2を制御する制御系を第1の制御
系とする。
【0012】次に、遮断器4Bを開放すれば、変換器2
は交流系統5とは切離された状態となり、変換器2は連
系運転(電力制御)ではなく、出力電圧・出力周波数一
定のCVCF運転(又は、単独運転と記す)となる。こ
のCVCF運転の一定周波数(例えば50Hz)を決め
るのが所定の周波数の位相信号9bであり、9bは周波
数一定の正弦波である。この9bは交流系統5の電圧に
同期した信号9aに同期しているため切換スイッチ30
A,30Bが(2)側に切替わっても、電圧演算回路1
1の出力20bは変化しない。切換スイッチ30A,3
0Bが(2)側に切替わった状態では、変換器2は電圧
制御回路31から与えられる電圧基準20dによる第2
の制御系で制御されることになる。
は交流系統5とは切離された状態となり、変換器2は連
系運転(電力制御)ではなく、出力電圧・出力周波数一
定のCVCF運転(又は、単独運転と記す)となる。こ
のCVCF運転の一定周波数(例えば50Hz)を決め
るのが所定の周波数の位相信号9bであり、9bは周波
数一定の正弦波である。この9bは交流系統5の電圧に
同期した信号9aに同期しているため切換スイッチ30
A,30Bが(2)側に切替わっても、電圧演算回路1
1の出力20bは変化しない。切換スイッチ30A,3
0Bが(2)側に切替わった状態では、変換器2は電圧
制御回路31から与えられる電圧基準20dによる第2
の制御系で制御されることになる。
【0013】電圧指令として、外部から有効分電圧指令
と無効分電圧指令が電圧制御回路31に与えられる。
又、切換スイッチ30Bは(2)側に接続されていた
め、所定の周波数の位相信号9bが、電圧演算回路1
1、電圧指令演算回路21及びパルス変調制御回路22
に与えられることになる。
と無効分電圧指令が電圧制御回路31に与えられる。
又、切換スイッチ30Bは(2)側に接続されていた
め、所定の周波数の位相信号9bが、電圧演算回路1
1、電圧指令演算回路21及びパルス変調制御回路22
に与えられることになる。
【0014】電圧検出器7で検出された電圧は、位相信
号9bを基に有効分電圧及び無効分電圧20bが電圧演
算回路11で演算される。これら信号20bはそれぞれ
前記電圧制御回路31で外部から与えられる有効分電圧
指令及び無効分電圧指令と比較増幅され電圧基準20d
(有効分電圧基準及び無効分電圧基準)となる。
号9bを基に有効分電圧及び無効分電圧20bが電圧演
算回路11で演算される。これら信号20bはそれぞれ
前記電圧制御回路31で外部から与えられる有効分電圧
指令及び無効分電圧指令と比較増幅され電圧基準20d
(有効分電圧基準及び無効分電圧基準)となる。
【0015】電圧基準20dは、切換スイッチ30Aの
(2)側を通して電圧指令演算回路21に入力され、こ
の電圧指令演算回路21において位相信号9bにより変
換器2の3相交流出力電圧指令21aとなり、パルス幅
変調制御回路22に与えられる。パルス幅変調制御回路
22では、3相交流出力電圧指令21aが搬送波と比較
され変換器2を構成している電力用半導体素子のゲ―ト
信号が出力され変換器2に与えられる。
(2)側を通して電圧指令演算回路21に入力され、こ
の電圧指令演算回路21において位相信号9bにより変
換器2の3相交流出力電圧指令21aとなり、パルス幅
変調制御回路22に与えられる。パルス幅変調制御回路
22では、3相交流出力電圧指令21aが搬送波と比較
され変換器2を構成している電力用半導体素子のゲ―ト
信号が出力され変換器2に与えられる。
【0016】変換器2では、このゲ―ト信号により電圧
指令に応じて電圧が出力され、負荷50に電力が供給さ
れる。以上のように、遮断器4Bを閉じ変換器2を交流
電力系統5に接続して連系運転を行う第1の制御系によ
る運転と、遮断器4Bを開いて変換器2を負荷50に接
続し単独運転を行う第2の制御系による運転を行うこと
ができる。
指令に応じて電圧が出力され、負荷50に電力が供給さ
れる。以上のように、遮断器4Bを閉じ変換器2を交流
電力系統5に接続して連系運転を行う第1の制御系によ
る運転と、遮断器4Bを開いて変換器2を負荷50に接
続し単独運転を行う第2の制御系による運転を行うこと
ができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】図6は、変換器2が進
み力率で交流系統5と連系して電力制御運転している状
態のベクトル図で、Vs は系統電圧、VI は変換器2の
出力電圧、Iは変換器2の出力電流、Vx は変換器2と
交流系統5間の電圧降下分ここでは変圧器30Aのイン
ダクタンス降下分を示し、連系運転中の変換器2の出力
電圧は運転力率θ及び電流I及び変圧器30Aのインダ
クタンス等によって左右される。
み力率で交流系統5と連系して電力制御運転している状
態のベクトル図で、Vs は系統電圧、VI は変換器2の
出力電圧、Iは変換器2の出力電流、Vx は変換器2と
交流系統5間の電圧降下分ここでは変圧器30Aのイン
ダクタンス降下分を示し、連系運転中の変換器2の出力
電圧は運転力率θ及び電流I及び変圧器30Aのインダ
クタンス等によって左右される。
【0018】図5の電圧演算回路11の出力20bはV
s に相当し、電力制御回路20の出力20aはVx に相
当し、20cはVI に相当するものである。変換器2が
図6の状態で系統と連系運転している状態から、単独運
転に切換える場合は、Pの系統の電圧をVs に維持する
ために、電圧制御回路31の有効分電圧指令及び無効分
電圧指令としてVs 相当の信号を与え、電圧制御回路3
1の出力20dがVs 相当の信号を出力して待機してい
る。
s に相当し、電力制御回路20の出力20aはVx に相
当し、20cはVI に相当するものである。変換器2が
図6の状態で系統と連系運転している状態から、単独運
転に切換える場合は、Pの系統の電圧をVs に維持する
ために、電圧制御回路31の有効分電圧指令及び無効分
電圧指令としてVs 相当の信号を与え、電圧制御回路3
1の出力20dがVs 相当の信号を出力して待機してい
る。
【0019】従って、交流系統5に接続した電力制御運
転から遮断器4Bを開いて切換スイッチ30A,30B
を(2)側に切換え、負荷50に電力を供給する単独運
転に切換える際、切換え直前の連系運転状態と、切換え
直後の単独運転状態によっては、変換器2の出力が過電
流や過電圧等となまり、変換器2は保護停止となって負
荷50に電力を供給するCVCF運転ができないという
問題があった。
転から遮断器4Bを開いて切換スイッチ30A,30B
を(2)側に切換え、負荷50に電力を供給する単独運
転に切換える際、切換え直前の連系運転状態と、切換え
直後の単独運転状態によっては、変換器2の出力が過電
流や過電圧等となまり、変換器2は保護停止となって負
荷50に電力を供給するCVCF運転ができないという
問題があった。
【0020】従って、本発明の目的は前述の問題点を解
決するためになされたものであり、変換器2を交流系統
5から切離し、所内負荷50に電力を供給する単独運転
に切換える際、過電流等で停止することなく安定に運転
を継続させることのできる自励式変換器の制御装置を提
供することにある。
決するためになされたものであり、変換器2を交流系統
5から切離し、所内負荷50に電力を供給する単独運転
に切換える際、過電流等で停止することなく安定に運転
を継続させることのできる自励式変換器の制御装置を提
供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、直流電源から供給される
直流を交流に変換する自励式変換器と、該自励式変換器
の出力電流及び連系用遮断器を介して前記自励式変換器
が接続される交流系統の電圧を検出する電流検出器及び
電圧検出器と、前記電圧検出器及び電流検出器の出力信
号から前記自励式変換器が出力している有効電力と無効
電力を算出する電力演算回路と、該電力演算回路の出力
信号と、外部から与えられる前記自励式変換器が出力す
べく有効電力指令と無効電力指令とが印加され、前記自
励式変換器と前記交流系統間の電圧降下の有効分と無効
分を算出する電力制御回路と、前記電圧検出器の出力信
号から前記交流系統電圧の有効電圧と無効電圧を算出す
る電圧演算回路と、前記連系用遮断器の閉路時に前記電
力制御回路の出力と、前記電圧演算回路の出力の加算値
を得る加算器と、該加算値に応じて前記自励式変換器の
出力電圧を制御する第1の制御系と、前記連系用遮断器
の開路時、外部から与えられる前記自励式変換器が出力
すべく有効電圧と無効電圧の指令値と、前記電圧演算回
路の出力信号が印加される電圧制御回路によって前記自
励式変換器の出力電圧を制御する第2の制御系とを備え
た自励式変換器の制御装置において、前記第1の制御系
から前記第2の制御系に切換える際に、切換え直前の前
記加算値を初期値とし、所定時間後に前記外部から与え
られる有効電圧と無効電圧の指令値に達するように前記
電圧制御回路へ電圧基準を与える有効電圧基準回路及び
無効電圧基準回路を設けたことを特徴とする。
に、請求項1に記載の発明は、直流電源から供給される
直流を交流に変換する自励式変換器と、該自励式変換器
の出力電流及び連系用遮断器を介して前記自励式変換器
が接続される交流系統の電圧を検出する電流検出器及び
電圧検出器と、前記電圧検出器及び電流検出器の出力信
号から前記自励式変換器が出力している有効電力と無効
電力を算出する電力演算回路と、該電力演算回路の出力
信号と、外部から与えられる前記自励式変換器が出力す
べく有効電力指令と無効電力指令とが印加され、前記自
励式変換器と前記交流系統間の電圧降下の有効分と無効
分を算出する電力制御回路と、前記電圧検出器の出力信
号から前記交流系統電圧の有効電圧と無効電圧を算出す
る電圧演算回路と、前記連系用遮断器の閉路時に前記電
力制御回路の出力と、前記電圧演算回路の出力の加算値
を得る加算器と、該加算値に応じて前記自励式変換器の
出力電圧を制御する第1の制御系と、前記連系用遮断器
の開路時、外部から与えられる前記自励式変換器が出力
すべく有効電圧と無効電圧の指令値と、前記電圧演算回
路の出力信号が印加される電圧制御回路によって前記自
励式変換器の出力電圧を制御する第2の制御系とを備え
た自励式変換器の制御装置において、前記第1の制御系
から前記第2の制御系に切換える際に、切換え直前の前
記加算値を初期値とし、所定時間後に前記外部から与え
られる有効電圧と無効電圧の指令値に達するように前記
電圧制御回路へ電圧基準を与える有効電圧基準回路及び
無効電圧基準回路を設けたことを特徴とする。
【0022】又、請求項2に記載の発明は、直流電源か
ら供給される直流を交流に変換する自励式変換器と、該
自励式変換器の出力電流及び連系用遮断器を介して前記
自励式変換器が接続される交流系統の電圧を検出する電
流検出器及び電圧検出器と、前記電圧検出器及び電流検
出器の出力信号から前記自励式変換器が出力している有
効電力と無効電力を算出する電力演算回路と、該電力演
算回路の出力信号と、外部から与えられる前記自励式変
換器が出力すべく有効電力指令と無効電力指令とが印加
され、前記自励式変換器の出力電流の有効分と無効分の
指令値を算出する電力制御回路と、前記電流検出器の出
力から前記自励式変換器の出力電流の有効分と無効分を
算出する電流演算回路と、前記電力制御回路と前記電流
演算回路の出力信号が印加され、前記自励式変換器と前
記交流系統間の電圧降下分の有効分と無効分を算出する
電流制御回路と、前記電圧検出器の出力信号から前記交
流系統電圧の有効電圧と無効電圧を算出する電圧演算回
路と、前記連系用遮断器の閉路時に前記電流制御回路の
出力と、前記電圧演算回路の出力の加算値を得る加算器
と、該加算値に応じて前記自励式変換器の出力電圧を制
御する第1の制御系と、前記連系用遮断器の開路時、外
部から与えられる前記自励式変換器が出力すべく有効電
圧と無効電圧の指令値と、前記電圧演算回路の出力信号
が印加される電圧制御回路によって前記自励式変換器の
出力電圧を制御する第2の制御系とを備えた自励式変換
器の制御装置において、前記第1の制御系から前記第2
の制御系に切換える際に、切換え直前の前記加算値を初
期値とし、所定時間後に前記外部から与えられる有効電
圧と無効電圧の指令値に達するように前記電圧制御回路
へ電圧基準を与える有効電圧基準回路及び無効電圧基準
回路を設けたことを特徴とする。
ら供給される直流を交流に変換する自励式変換器と、該
自励式変換器の出力電流及び連系用遮断器を介して前記
自励式変換器が接続される交流系統の電圧を検出する電
流検出器及び電圧検出器と、前記電圧検出器及び電流検
出器の出力信号から前記自励式変換器が出力している有
効電力と無効電力を算出する電力演算回路と、該電力演
算回路の出力信号と、外部から与えられる前記自励式変
換器が出力すべく有効電力指令と無効電力指令とが印加
され、前記自励式変換器の出力電流の有効分と無効分の
指令値を算出する電力制御回路と、前記電流検出器の出
力から前記自励式変換器の出力電流の有効分と無効分を
算出する電流演算回路と、前記電力制御回路と前記電流
演算回路の出力信号が印加され、前記自励式変換器と前
記交流系統間の電圧降下分の有効分と無効分を算出する
電流制御回路と、前記電圧検出器の出力信号から前記交
流系統電圧の有効電圧と無効電圧を算出する電圧演算回
路と、前記連系用遮断器の閉路時に前記電流制御回路の
出力と、前記電圧演算回路の出力の加算値を得る加算器
と、該加算値に応じて前記自励式変換器の出力電圧を制
御する第1の制御系と、前記連系用遮断器の開路時、外
部から与えられる前記自励式変換器が出力すべく有効電
圧と無効電圧の指令値と、前記電圧演算回路の出力信号
が印加される電圧制御回路によって前記自励式変換器の
出力電圧を制御する第2の制御系とを備えた自励式変換
器の制御装置において、前記第1の制御系から前記第2
の制御系に切換える際に、切換え直前の前記加算値を初
期値とし、所定時間後に前記外部から与えられる有効電
圧と無効電圧の指令値に達するように前記電圧制御回路
へ電圧基準を与える有効電圧基準回路及び無効電圧基準
回路を設けたことを特徴とする。
【0023】更に、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は請求項2の発明におけるにおける有効電圧基準回路
(或いは無効電圧基準回路)を、前記加算器からの加算
値を記憶している積分器と、該積分器の出力と外部から
与えられる前記自励式変換器が出力すべく有効電圧の指
令値(或いは無効電圧の指令値)とを比較しその偏差を
出力する比較器と、前記第1の制御系から第2の制御系
への切換時点で前記比較器の出力信号を前記積分器へ印
加するスイッチと、前記積分器へ印加されている前記加
算器からの加算値を切離すスイッチで構成し、前記積分
器の出力を前記有効電圧基準回路(或いは無効電圧基準
回路)の出力信号としたことを特徴とするものである。
又は請求項2の発明におけるにおける有効電圧基準回路
(或いは無効電圧基準回路)を、前記加算器からの加算
値を記憶している積分器と、該積分器の出力と外部から
与えられる前記自励式変換器が出力すべく有効電圧の指
令値(或いは無効電圧の指令値)とを比較しその偏差を
出力する比較器と、前記第1の制御系から第2の制御系
への切換時点で前記比較器の出力信号を前記積分器へ印
加するスイッチと、前記積分器へ印加されている前記加
算器からの加算値を切離すスイッチで構成し、前記積分
器の出力を前記有効電圧基準回路(或いは無効電圧基準
回路)の出力信号としたことを特徴とするものである。
【0024】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、電圧制御回路
の前段に切換え直前の電力制御回路の出力と電圧演算回
路の出力との加算値、即ち変換器が連系運転中に出力す
へく指令値を初期値とし、所定時間後に系統電圧指令値
に達するような電圧基準を与える有効電圧基準回路及び
無効電圧基準回路を設けたことによって、第1の制御系
による連系運転から、第2の制御系によるCVCF運転
への切換直後は、変換器の出力電圧は切換直前の電圧を
出力し、所定時間後に系統電圧に達するように制御され
るため、連系運転時の出力電圧からCVCF運転時の出
力電圧への切換え直後の差がなく、更に所定の時間で系
統電圧まで立ち上げるため、安定して電圧を出力できる
ようになる。
の前段に切換え直前の電力制御回路の出力と電圧演算回
路の出力との加算値、即ち変換器が連系運転中に出力す
へく指令値を初期値とし、所定時間後に系統電圧指令値
に達するような電圧基準を与える有効電圧基準回路及び
無効電圧基準回路を設けたことによって、第1の制御系
による連系運転から、第2の制御系によるCVCF運転
への切換直後は、変換器の出力電圧は切換直前の電圧を
出力し、所定時間後に系統電圧に達するように制御され
るため、連系運転時の出力電圧からCVCF運転時の出
力電圧への切換え直後の差がなく、更に所定の時間で系
統電圧まで立ち上げるため、安定して電圧を出力できる
ようになる。
【0025】又、請求項2に記載の発明は、請求項1の
発明に、電流検出器の出力から自励式変換器の出力電流
の有効分と無効分を算出する電流演算回路と、該電流制
御回路と電力制御回路の出力信号が印加され、自励式変
換器と前記交流系統間の電圧降下の有効分と無効分を算
出する電流制御回路を追加したものである。即ち、電力
制御回路の後段に電流制御回路を設けたものである。従
って、請求項1に記載の発明の効果に加えて、電力制御
を行いつつ電流制御を行うことができるので外乱等によ
り過電流となることを防止できる。
発明に、電流検出器の出力から自励式変換器の出力電流
の有効分と無効分を算出する電流演算回路と、該電流制
御回路と電力制御回路の出力信号が印加され、自励式変
換器と前記交流系統間の電圧降下の有効分と無効分を算
出する電流制御回路を追加したものである。即ち、電力
制御回路の後段に電流制御回路を設けたものである。従
って、請求項1に記載の発明の効果に加えて、電力制御
を行いつつ電流制御を行うことができるので外乱等によ
り過電流となることを防止できる。
【0026】更に、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は請求項2に記載の発明における有効電圧基準回路
(或いは無効電圧基準回路)を、前記加算器からの加算
値を記憶している積分器と、該積分器の出力と外部から
与えられる前記自励式変換器が出力すべく有効電圧の指
令値(或いは無効電圧の指令値)とを比較しその偏差を
出力する比較器と、前記第1の制御系から第2の制御系
への切換時点で前記比較器の出力信号を前記積分器へ印
加するスイッチと、前記積分器へ印加されている前記加
算器からの加算値を切離すスイッチで構成し、前記積分
器の出力を前記有効電圧基準回路(或いは無効電圧基準
回路)の出力信号とすることにより、第1の制御系によ
る連系運転から、第2の制御系によるCVCF運転への
切換直後は変換器の出力電圧は切換直前の電圧を出力
し、所定時間後に系統電圧に達するように安定した切換
え運転を行なうことができる。
又は請求項2に記載の発明における有効電圧基準回路
(或いは無効電圧基準回路)を、前記加算器からの加算
値を記憶している積分器と、該積分器の出力と外部から
与えられる前記自励式変換器が出力すべく有効電圧の指
令値(或いは無効電圧の指令値)とを比較しその偏差を
出力する比較器と、前記第1の制御系から第2の制御系
への切換時点で前記比較器の出力信号を前記積分器へ印
加するスイッチと、前記積分器へ印加されている前記加
算器からの加算値を切離すスイッチで構成し、前記積分
器の出力を前記有効電圧基準回路(或いは無効電圧基準
回路)の出力信号とすることにより、第1の制御系によ
る連系運転から、第2の制御系によるCVCF運転への
切換直後は変換器の出力電圧は切換直前の電圧を出力
し、所定時間後に系統電圧に達するように安定した切換
え運転を行なうことができる。
【0027】
【実施例】以下、請求項1及び請求項3に記載の発明の
一実施例を図1、図4を参照して説明する。尚、図5と
同一部には同一符号を付してあり、その説明を省略す
る。
一実施例を図1、図4を参照して説明する。尚、図5と
同一部には同一符号を付してあり、その説明を省略す
る。
【0028】図1において、40A,40Bはそれぞれ
有効分電圧基準回路、無効分電圧基準回路であl、有効
分電圧基準回路40Aと、無効分電圧基準回路40Bは
それぞれ同一のもので、あるため一つにまとめて有効分
/無効分電圧基準回路40と記す、該回路40の一方の
入力には外部から有効分/無効分電圧指令が与えられ他
方の入力には加算器の出力信号20cが与えられる。
有効分電圧基準回路、無効分電圧基準回路であl、有効
分電圧基準回路40Aと、無効分電圧基準回路40Bは
それぞれ同一のもので、あるため一つにまとめて有効分
/無効分電圧基準回路40と記す、該回路40の一方の
入力には外部から有効分/無効分電圧指令が与えられ他
方の入力には加算器の出力信号20cが与えられる。
【0029】この有効分/無効分電圧基準回路40は、
変換器2が連系運転から単独運転に切替わった直後に
は、出力信号40aに加算器の出力信号20cを出力
し、所定時間後に外部ら与えられる有効分/無効分電圧
指令を出力する機能を備えた回路である。
変換器2が連系運転から単独運転に切替わった直後に
は、出力信号40aに加算器の出力信号20cを出力
し、所定時間後に外部ら与えられる有効分/無効分電圧
指令を出力する機能を備えた回路である。
【0030】図4は、請求項3に記載の有効分/無効分
電圧基準回路40の具体的な一実施例を示した構成図で
ある。図4において、連系運転中は切り換え信号によっ
てスイッチS1は開路、スイッチS2,S3は閉路さ
れ、又、単独運転中は切り換え信号によってスイッチS
1は閉路、スイッチS2,S3は開路される。
電圧基準回路40の具体的な一実施例を示した構成図で
ある。図4において、連系運転中は切り換え信号によっ
てスイッチS1は開路、スイッチS2,S3は閉路さ
れ、又、単独運転中は切り換え信号によってスイッチS
1は閉路、スイッチS2,S3は開路される。
【0031】R1は抵抗、ZDはツェナ―ダイオ―ド、
41は反転増幅器であり、各R1に入力される2つの信
号の差を検出する比較回路を構成する。また、R2は抵
抗、Cはコンデンサ、42は反転増幅器であり積分回路
を構成する。
41は反転増幅器であり、各R1に入力される2つの信
号の差を検出する比較回路を構成する。また、R2は抵
抗、Cはコンデンサ、42は反転増幅器であり積分回路
を構成する。
【0032】一方、抵抗R4と、スイッチS2,S3の
直列回路は、積分回路のコンデンサCに初期値をセット
する初期値設定回路である。又、抵抗R3と反転増幅器
43で反転回路を構成する。
直列回路は、積分回路のコンデンサCに初期値をセット
する初期値設定回路である。又、抵抗R3と反転増幅器
43で反転回路を構成する。
【0033】有効分/無効分電圧指令は外部より与えら
れる信号で、実際には有効分電圧基準回路40Aには有
効分電圧指令が与えられ、無効分電圧基準回路40Bに
は無効分電圧指令が与えられる。
れる信号で、実際には有効分電圧基準回路40Aには有
効分電圧指令が与えられ、無効分電圧基準回路40Bに
は無効分電圧指令が与えられる。
【0034】又、有効分/無効分電圧20cは、電圧演
算回路11の出力20bと、電力制御開路20の出力2
0aを加算器て加算した信号になる。電圧基準40a
は、電圧制御回路31への入力信号となる。
算回路11の出力20bと、電力制御開路20の出力2
0aを加算器て加算した信号になる。電圧基準40a
は、電圧制御回路31への入力信号となる。
【0035】図4において、有効分/無効分電圧指令
は、例えば変換器2を6.6kvの交流系統5と連系運
転する場合は、交流系統5の電圧Vs (6.6kv)は
ほぼ一定であるため、この有効分/無効分電圧指令はV
s (6.6kv)相当の信号となる。
は、例えば変換器2を6.6kvの交流系統5と連系運
転する場合は、交流系統5の電圧Vs (6.6kv)は
ほぼ一定であるため、この有効分/無効分電圧指令はV
s (6.6kv)相当の信号となる。
【0036】一方、有効分/無効分電圧20cは、電圧
演算回路11の出力20bと、電力制御回路20の出力
20aを加算器で加算した信号になり、この信号は、従
来技術で既に説明したように、変換器2が連系運転して
いる時の変換器2の出力電圧VI に相当する信号であ
る。
演算回路11の出力20bと、電力制御回路20の出力
20aを加算器で加算した信号になり、この信号は、従
来技術で既に説明したように、変換器2が連系運転して
いる時の変換器2の出力電圧VI に相当する信号であ
る。
【0037】従って、変換器2が連系運転している時
は、積分回路のコンデンサCに有効分/無効分電圧20
cが記憶されるため。電圧基準40aとして、変換器2
が連系運転している時の変換器2の出力電圧VI に相当
する信号が出力されて待機していることになる。
は、積分回路のコンデンサCに有効分/無効分電圧20
cが記憶されるため。電圧基準40aとして、変換器2
が連系運転している時の変換器2の出力電圧VI に相当
する信号が出力されて待機していることになる。
【0038】変換器2が連系運転している時は、切換ス
イッチ30A,30Bは(1)側に接続されて、電力制
御回路20の出力20aは図6のVx に相当した信号を
出力し、電圧演算回路11の出力20bはVs に相当し
た信号を出力し、これらを加算した信号20cが変換器
2の出力電圧VI に相当する信号となる。従って、変換
器2は信号20cによって、後段の電圧指令演算回路2
1,パルス幅変調回路22を介して出力電圧がVI とな
るように制御される。
イッチ30A,30Bは(1)側に接続されて、電力制
御回路20の出力20aは図6のVx に相当した信号を
出力し、電圧演算回路11の出力20bはVs に相当し
た信号を出力し、これらを加算した信号20cが変換器
2の出力電圧VI に相当する信号となる。従って、変換
器2は信号20cによって、後段の電圧指令演算回路2
1,パルス幅変調回路22を介して出力電圧がVI とな
るように制御される。
【0039】次に、遮断器4Bを遮断して、連系運転か
ら単独運転に切換えると、切換スイッチ30A,30B
は(2)側に接続されるが、9bは図示しない発振器か
らの信号で、この信号は系統電圧Vs と同期している信
号9aに同期しているため切換スイッチ30の出力は変
化しない。
ら単独運転に切換えると、切換スイッチ30A,30B
は(2)側に接続されるが、9bは図示しない発振器か
らの信号で、この信号は系統電圧Vs と同期している信
号9aに同期しているため切換スイッチ30の出力は変
化しない。
【0040】又、有効分電圧基準回路40Aと、無効分
電圧基準回路40Bの出力40aは図3に示すように初
期値、この初期値は前述したようにVI に相当した信号
から所定時間後に外部電圧指令、この外部電圧指令も前
述したようにVs に相当した信号に達するように変化す
るため、連系運転から単独運転の切換は安定に行われ
る。
電圧基準回路40Bの出力40aは図3に示すように初
期値、この初期値は前述したようにVI に相当した信号
から所定時間後に外部電圧指令、この外部電圧指令も前
述したようにVs に相当した信号に達するように変化す
るため、連系運転から単独運転の切換は安定に行われ
る。
【0041】次に、請求項2に記載の発明を図2を参照
して説明する。図2は、図1の装置に、有効分/無効分
電流演算回路34と、電流制御回路35を追加したもの
である。
して説明する。図2は、図1の装置に、有効分/無効分
電流演算回路34と、電流制御回路35を追加したもの
である。
【0042】有効分/無効分電流演算回路34は、電流
検出器6で検出された電流と、位相信号9aを基に変換
器2の出力電流の有効分電流及び無効分電流を演算して
電流制御回路35の一方の入力に加える。電流制御回路
35の他方の入力には電力制御回路20からの出力、即
ち、変換器2が出力する電流の有効分電流指令及び無効
分電流指令が与えられ、電流制御回路35の出力20a
には、変換器2と交流系統5間の電圧降下分Vx の有効
分と無効分が得られる。
検出器6で検出された電流と、位相信号9aを基に変換
器2の出力電流の有効分電流及び無効分電流を演算して
電流制御回路35の一方の入力に加える。電流制御回路
35の他方の入力には電力制御回路20からの出力、即
ち、変換器2が出力する電流の有効分電流指令及び無効
分電流指令が与えられ、電流制御回路35の出力20a
には、変換器2と交流系統5間の電圧降下分Vx の有効
分と無効分が得られる。
【0043】又、有効分電圧基準回路40Aと、無効分
電圧基準回路40Bはそれぞれ同一のもので、前述した
図4のように構成されている。電流制御回路35の出力
と電圧演算回路11の出力を加算器で加算した信号20
cは連系運転中の変換器2の出力電圧VI に相当し、
又、有効分/無効分電圧指令は系統電圧Vs に相当した
信号である。従って、連系運転から単独運転への切換え
は前述同様に安定に行われる。
電圧基準回路40Bはそれぞれ同一のもので、前述した
図4のように構成されている。電流制御回路35の出力
と電圧演算回路11の出力を加算器で加算した信号20
cは連系運転中の変換器2の出力電圧VI に相当し、
又、有効分/無効分電圧指令は系統電圧Vs に相当した
信号である。従って、連系運転から単独運転への切換え
は前述同様に安定に行われる。
【0044】又、請求項2の発明は前述のように、請求
項1に記載の発明に有効分/無効分電流演算回路34
と、電流制御回路35を追加したものである。これによ
って、電力制御を行いつつ電流制御を行うことができる
ので、変換器2の系統の外乱等に対する応答の改善を図
ることができ、外乱等によって過電流となることを防止
できる効果が得られる。
項1に記載の発明に有効分/無効分電流演算回路34
と、電流制御回路35を追加したものである。これによ
って、電力制御を行いつつ電流制御を行うことができる
ので、変換器2の系統の外乱等に対する応答の改善を図
ることができ、外乱等によって過電流となることを防止
できる効果が得られる。
【0045】以上の説明の如く、連系運転から単独運転
に切換えた時点で必ず変換器2の電圧基準として、連系
運転時の出力電圧を初期値としてこの値から電圧制御を
開始するため、切換え時の電圧基準の大きな変化はなく
なり、変換器2は過電流過電圧等になることなく連系運
転転状態にとらわれず安定に単独運転へ移行できること
にる。
に切換えた時点で必ず変換器2の電圧基準として、連系
運転時の出力電圧を初期値としてこの値から電圧制御を
開始するため、切換え時の電圧基準の大きな変化はなく
なり、変換器2は過電流過電圧等になることなく連系運
転転状態にとらわれず安定に単独運転へ移行できること
にる。
【0046】尚、前述説明においては、直流電力を供給
するものとして、直流電源を一例として説明したが、充
電可能な電池、燃料電池、太陽電池等でも同様の効果が
得られる。また、変換器の出力は、単相でも3相でも同
じように適用できる。
するものとして、直流電源を一例として説明したが、充
電可能な電池、燃料電池、太陽電池等でも同様の効果が
得られる。また、変換器の出力は、単相でも3相でも同
じように適用できる。
【0047】更に、有効分電圧基準回路40A,無効分
電圧基準回路40Bは、一例を図4に示したが、比較回
路、積分回路、積分回路に初期値を設定する設定回路を
組合わせたものであれば、他の構成でも良く、又、ハ―
ド回路ではなく、ソフトにより同様な回路構成にしても
同じ効果が得られる。
電圧基準回路40Bは、一例を図4に示したが、比較回
路、積分回路、積分回路に初期値を設定する設定回路を
組合わせたものであれば、他の構成でも良く、又、ハ―
ド回路ではなく、ソフトにより同様な回路構成にしても
同じ効果が得られる。
【0048】
【発明の効果】以上説明のように、請求項1に記載の発
明によれば、変換器を交流系統に接続した連系運転か
ら、交流系統から切離し、所内負荷に電力を供給する単
独運転への切換えが、連系運転の運転状態にとらわれず
安定に切換えることができる。
明によれば、変換器を交流系統に接続した連系運転か
ら、交流系統から切離し、所内負荷に電力を供給する単
独運転への切換えが、連系運転の運転状態にとらわれず
安定に切換えることができる。
【0049】又、請求項2に記載の発明によれば、変換
器を交流系統に接続した連系運転から、交流系統から切
離し、所内負荷に電力を供給する単独運転への切換え
が、連系運転の運転状態にとらわれず安定に切換えるこ
とができ、更に、変換器を交流系統に接続した連系運転
時には、電力制御を行ないつつ電流制御を行っているた
め、外乱等による影響を受け難い自励式変換器の制御装
置を提供することができる。
器を交流系統に接続した連系運転から、交流系統から切
離し、所内負荷に電力を供給する単独運転への切換え
が、連系運転の運転状態にとらわれず安定に切換えるこ
とができ、更に、変換器を交流系統に接続した連系運転
時には、電力制御を行ないつつ電流制御を行っているた
め、外乱等による影響を受け難い自励式変換器の制御装
置を提供することができる。
【図1】請求項1記載の発明の一実施例を示す構成図。
【図2】請求項2記載の発明の一実施例を示す構成図。
【図3】請求項3に記載の発明の一実施例を示す構成
図。
図。
【図4】請求項3に記載の発明の作用を説明するための
特性図。
特性図。
【図5】従来の自励式変換器の制御装置の構成図。
【図6】自励式変換器の連系運転時のベクトル図。
1 …直流電源 2 …自励
式変換器 3 …出力トランス 4A〜4C…遮断
器 5 …交流電力系統 6 …電流
検出器 7 …電圧検出トランス 8 …系統
電圧位相検出トランス 9 …同期検出回路 10 …電力
演算回路 11 …有効/無効分電圧演算回路 20 …電力
制御回路 21 …電圧指令演算回路 22 …パル
ス幅変調回路 30A…切換スイッチ 30B …切換
スイッチ 31 …電圧制御回路 41〜43…反転
増幅器 40A…有効分電圧基準回路 40B …無効
分電圧基準回路 50 …負荷 R1〜R4…抵抗 ZD …ツェナ―ダイオ―ド C …コン
デンサ
式変換器 3 …出力トランス 4A〜4C…遮断
器 5 …交流電力系統 6 …電流
検出器 7 …電圧検出トランス 8 …系統
電圧位相検出トランス 9 …同期検出回路 10 …電力
演算回路 11 …有効/無効分電圧演算回路 20 …電力
制御回路 21 …電圧指令演算回路 22 …パル
ス幅変調回路 30A…切換スイッチ 30B …切換
スイッチ 31 …電圧制御回路 41〜43…反転
増幅器 40A…有効分電圧基準回路 40B …無効
分電圧基準回路 50 …負荷 R1〜R4…抵抗 ZD …ツェナ―ダイオ―ド C …コン
デンサ
Claims (3)
- 【請求項1】 直流電源から供給される直流を交流
に変換する自励式変換器と、 該自励式変換器の出力電流及び連系用遮断器を介して前
記自励式変換器が接続される交流系統の電圧を検出する
電流検出器及び電圧検出器と、 前記電圧検出器及び電流検出器の出力信号から前記自励
式変換器が出力している有効電力と無効電力を算出する
電力演算回路と、 該電力演算回路の出力信号と、外部から与えられる前記
自励式変換器が出力すべく有効電力指令と無効電力指令
とが印加され、前記自励式変換器と前記交流系統間の電
圧降下分の有効分と無効分を算出する電力制御回路と、 前記電圧検出器の出力信号から前記交流系統電圧の有効
電圧と無効電圧を算出する電圧演算回路と、 前記連系用遮断器の閉路時に前記電力制御回路の出力
と、前記電圧演算回路の出力の加算値を得る加算器と、 該加算値に応じて前記自励式変換器の出力電圧を制御す
る第1の制御系と、 前記連系用遮断器の開路時、外部から与えられる前記自
励式変換器が出力すべく有効電圧と無効電圧の指令値
と、前記電圧演算回路の出力信号が印加される電圧制御
回路によって前記自励式変換器の出力電圧を制御する第
2の制御系とを備えた自励式変換器の制御装置におい
て、 前記第1の制御系から前記第2の制御系に切換える際
に、切換え直前の前記加算値を初期値とし、所定時間後
に前記外部から与えられる有効電圧と無効電圧の指令値
に達するように前記電圧制御回路へ電圧基準を与える有
効電圧基準回路及び無効電圧基準回路を設けたことを特
徴とする自励式変換器の制御装置。 - 【請求項2】 直流電源から供給される直流を交流
に変換する自励式変換器と、 該自励式変換器の出力電流及び連系用遮断器を介して前
記自励式変換器が接続される交流系統の電圧を検出する
電流検出器及び電圧検出器と、 前記電圧検出器及び電流検出器の出力信号から前記自励
式変換器が出力している有効電力と無効電力を算出する
電力演算回路と、 該電力演算回路の出力信号と、外部から与えられる前記
自励式変換器が出力すべく有効電力指令と無効電力指令
とが印加され、前記自励式変換器の出力電流の有効分と
無効分の指令値を算出する電力制御回路と、 前記電流検出器の出力から前記自励式変換器の出力電流
の有効分と無効分を算出する電流演算回路と、 前記電力制御回路と、前記電流演算回路の出力信号が印
加され、前記自励式変換器と前記交流系統間の電圧降下
分の有効分と無効分を算出する電流制御回路と、 前記
電圧検出器の出力信号から前記交流系統電圧の有効電圧
と無効電圧を算出する電圧演算回路と、 前記連系用遮断器の閉路時に前記電流制御回路の出力
と、前記電圧演算回路の出力の加算値を得る加算器と、 該加算値に応じて前記自励式変換器の出力電圧を制御す
る第1の制御系と、 前記連系用遮断器の開路時、外部から与えられる前記自
励式変換器が出力すべく有効電圧と無効電圧の指令値
と、前記電圧演算回路の出力信号が印加される電圧制御
回路によって前記自励式変換器の出力電圧を制御する第
2の制御系とを備えた自励式変換器の制御装置におい
て、 前記第1の制御系から前記第2の制御系に切換える際
に、切換え直前の前記電流制御回路の出力と前記電圧演
算回路の出力との加算値を初期値とし、所定時間後に前
記外部から与えられる有効電圧と無効電圧の指令値に達
するように前記電圧制御回路へ電圧基準を与える有効電
圧基準回路及び無効電圧基準回路を設けたことを特徴と
する自励式変換器の制御装置。 - 【請求項3】 前記有効電圧基準回路(或いは無効
電圧基準回路)は、 前記加算器からの加算値を記憶している積分器と、 該積分器の出力と外部から与えられる前記自励式変換器
が出力すべく有効電圧の指令値(或いは無効電圧の指令
値)とを比較しその偏差を出力する比較器と、 前記第1の制御系から第2の制御系への切換時点で前記
比較器の出力信号を前記積分器へ印加するスイッチと、
前記積分器へ印加されている前記加算器からの加算値を
切離すスイッチとから成り、 前記積分器の出力を前記有効電圧基準回路(或いは無効
電圧基準回路)の出力信号としたことを特徴とする請求
項1又は請求項2に記載の自励式変換器の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7043687A JPH08242539A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 自励式変換器の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7043687A JPH08242539A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 自励式変換器の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08242539A true JPH08242539A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=12670761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7043687A Pending JPH08242539A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 自励式変換器の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08242539A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009005448A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 分散型電源システム |
-
1995
- 1995-03-03 JP JP7043687A patent/JPH08242539A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009005448A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 分散型電源システム |
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