JPH0824299B2 - 複数伝送路のローカルエリアネットワークシステム - Google Patents

複数伝送路のローカルエリアネットワークシステム

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JPH0824299B2
JPH0824299B2 JP2062979A JP6297990A JPH0824299B2 JP H0824299 B2 JPH0824299 B2 JP H0824299B2 JP 2062979 A JP2062979 A JP 2062979A JP 6297990 A JP6297990 A JP 6297990A JP H0824299 B2 JPH0824299 B2 JP H0824299B2
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貴子 国府谷
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数伝送路のローカルエリアネットワークシ
ステムに関する。
〔従来の技術〕
現在、ローカルエリアネットワークシステムとして、
バス型とループ型がある。これらのうち、ループ型のロ
ーカルエリアネットワークシステムは、一部の機器の障
害がネットワーク全体に影響を与える可能性が大きいた
めに伝送路を2重化している。この2重化した伝送路の
制御手段として、通常どちらか一方の伝送路を使用し、
その伝送路に障害が発生した場合にもう一方の伝送路を
使用する代替パス方式と、ノードの障害やノード間の伝
送路が2本ともに障害になった時に障害となった部分の
両側のノードで伝送路を折り返して運用するループバッ
ク方式がある。
一方、バス型のローカルエリアネットワークシステム
も、一部の機器の障害がネットワーク全体に影響を与え
る可能性が大きいために一部のシステムで伝送路を2重
化している。この2重化した伝送路の制御手段として、
通常はどちらか一方の伝送路を使用し、その伝送路の障
害が発生した場合にもう一方の伝送路を使用する代替パ
ス方式と、2重化された2本の伝送路に同一メッセージ
をほぼ同時に送信することにより運用する同時送信方式
がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の複数伝送路のループ型のローカルエリ
アネットワークシステムは、代替パス方式でもループバ
ック方式でも3重化以上の伝送路における対応が難しい
という欠点を有している。代替パス方式では、一系統が
障害のなかった場合の代替パスに残りのどのパスを使用
するかについて選択しなければならず、その選択方法が
複雑になってしまい、かつ論理パスを障害になってから
設定する場合にメッセージ転送の遅れが問題となる。ま
た、ループバック方式では、その折り返すという制御方
法のために伝送路は偶数本でなければならないという制
限がある。
一方、従来の複数伝送路のバス型のローカルエリアネ
ットワークシステムは、代替パス方式では、論理パスの
障害箇所がノードのローカルエリアネットワーク接続機
構なのか、伝送路自体が障害なのかの障害の切りわけが
困難であり、ループ型同様に3重化以上になるとバスの
選択方法が複雑になるという欠点を有している。また、
同時送信方式では、送信する側のCPU負荷が2倍にな
り、入出力のCPU負荷がシステム全体の処理能力の大き
な制限となる危険性が高いという欠点を有している。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の複数伝送路のローカルエリアネットワークシ
ステムは、送信側で他のノードへメッセージを送信する
際の論理パスを設定する相手ごとに記憶するとともに論
理パスが設定されたときに初期化を行いメッセージを送
信するごとに一定の規則により変化する送信メッセージ
識別子を送信するそれぞれのメッセージに付加するメッ
セージ識別子付加手段と、前記メッセージ識別子付加手
段で送信メッセージ識別子をメッセージに付加した後に
一定の規則で変化させて次のメッセージに付加すべき送
信メッセージ識別子を更新する送信メッセージ識別子更
新手段と、他のノードへメッセージを送信する際の論理
パスを設定する相手ごとに記憶するとともに論理パスが
設定されたときにあらかじめ定めた状態に初期化を行っ
て送信する伝送路に対応する送信順番を示す送信優先ス
テータスを参照して送信メッセージ識別子を付加したメ
ッセージをその送信優先ステータスが示す伝送路の順序
にあらかじめ複数伝送路のそれぞれへ送信する複数伝送
路への時間差送信手段と、受信側で受信可能なすべての
伝送路に対して受信動作を行って他のノードからのメッ
セージを受信する際の論理パスを設定するごとに記憶す
るとともに論理パスが設定されたときに初期化された送
信メッセージ識別子と同じ値に初期化を行い有効なメッ
セージを受信するごとに一定の規則により送信メッセー
ジ識別子と同様に変化する期待メッセージ識別子を受信
したメッセージに付加された送信メッセージ識別子に比
較して一致するか否かによりそのメッセージが有効か否
かを判定する受信メッセージ判定手段と、有効なメッセ
ージを受信した際の期待メッセージ識別子を一定の規則
により変化させて次のメッセージの受信のための期待メ
ッセージ識別子に更新する期待メッセージ識別子更新手
段と、受信した有効なメッセージから送信メッセージ識
別子を削除するメッセージ識別子削除手段とを有して構
成されている。
〔実施例〕
次に本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の複数伝送路のローカルエリアネット
ワークシステムの一実施例を示すブロック図である。本
実施例は、第1図に示すように送信側の装置1と受信側
の装置2とを、3本の伝送路31,32,33により、送信側の
ノード41,42,43および受信側のノード51,52,53を通じて
接続して構成されている。
まず、通信に先立って送信する上での送信する伝送路
に対応する送信順番を決定するメッセージ送信優先ステ
ータスの設定方法と各送信間の送信時間間隔の設定方法
とについて説明する。
本実施例では、各伝送路31,32,33に時間差をつけて送
信を行い、優先送信した伝送路から受信応答があれば他
の送信を中止する特徴をもっているため、各メッセージ
の転送量を調査し、複数の伝送路31,32,33にメッセージ
転送量が分散するようにメッセージ送信優先ステータス
の設定を送信相手先別に行って送信優先ステータス記憶
19に格納する。さらに、一般的なメッセージの送受信に
必要な時間より大きな時間に送信時間間隔を設定して送
信時間間隔記憶20に格納する。
次に、論理パスの設定における送信メッセージ識別子
および期待メッセージ識別子の初期化並びに伝送路の管
理方法について説明する。
第1図の装置1から装置2へ論理パスの設定を行うに
あたり、装置1は、伝送路31,32および33のそれぞれに
ついて、装置2とデータリンクを確立する。
そして、装置1は、装置2用の送信メッセージ識別子
を初期化して送信メッセージ識別子記憶15に格納すると
ともに、データリンクの確立した伝送路31,32,33のそれ
ぞれを通じて期待メッセージ識別子の初期化指示を装置
2に送信するので、装置2は、期待メッセージ識別子の
初期化指示を最初に受信すると装置1用の期待メッセー
ジ識別子を初期化して期待メッセージ識別子記憶26に格
納し、初期化指示を受信した伝送路31,32,33だけのそれ
ぞれに応答を送信する。そこで、装置1は、応答を受信
した伝送路31,32,33だけのそれぞれの使用可能ステータ
ス記憶16,17,18のそれぞれを「可能」状態に設定する。
このため、装置1と装置2との論理パスは、接続された
状態となり、送受信が可能となる。
次に、装置1から装置2に対し、メッセージを転送す
る場合の動作を説明する。
なお、本実施例の送信メッセージ識別子およびメッセ
ージ識別子は、nビットの2進数とし、初期値は1でメ
ッセージを転送するごとに1を加えていくものとする。
装置1は、メッセージ処理部11で転送すべきメッセー
ジを生成し、メッセージ識別子付加手段12で送信メッセ
ージ識別子記憶15から装置2の送信メッセージ識別子を
取出してメッセージに付加する。そして、送信メッセー
ジ識別子更新手段13で装置2の送信メッセージ識別子に
1を加えて、送信メッセージ識別子記憶15に格納する。
次に、複数伝送路への時間差通信手段14で送信優先ス
テータス記憶19を参照して最も優先度の高い伝送路32に
応答する使用可能ステータス記憶17を調べ、『可能』状
態であれば、送信メッセージ識別子を付加したメッセー
ジを伝送路32を通じて送信する。そして、使用可能ステ
ータスが『不可能』状態であれば次に優先度の高い伝送
路31に対して同処理を行う。
次に、装置2へ伝送路32で送信した際に、送信時間間
隔記憶20の送信時間間隔で応答を監視する。この監視時
間中に、装置2より受信の応答があれば、装置1側の送
信動作は完了する。この監視時間中に、装置2より受信
の応答がなければ、次に優先度の高い伝送路31に対して
同処理を行う。
装置2は、装置1から送られてきたメッセージが伝送
路32を通じて送られてきたとき、装置2が、受信メッセ
ージ判定手段21で、伝送路32からそのメッセージを受信
すると、そのメッセージに付加されている送信メッセー
ジ識別子と期待メッセージ識別子記憶26から取出した装
置1の期待メッセージ識別子とが一致するので、有効メ
ッセージであると判定し、期待メッセージ識別子更新手
段22で、装置1の期待メッセージ識別子に1を加えて、
期待メッセージ識別子記憶26に格納する。そして、メッ
セージ識別子削除手段23で、受信したメッセージから送
信メッセージ識別子を削除した後に、メッセージ処理部
24で、そのメッセージの処理を行い、応答メッセージ送
信手段25で、応答を伝送路32を通じて装置1に対して転
送する。なお、この応答には、送信されたメッセージと
同様に受信した装置名と送信メッセージ識別子とを付加
し、装置1側でどのメッセージ送信に対する応答かが判
断できるようにしている。
この応答が、装置1へ送信時間間隔内に通知されない
場合には、その後に伝送路31および33から同じメッセー
ジが受信されるが、すでに期待メッセージ識別子に1が
加えられているため、受信したメッセージに付加されて
いる送信メッセージ識別子と期待メッセージ識別子とが
一致せず無視されるので重複して処理されることはな
い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の複数伝送路のローカル
エリアネットワークシステムは、複数の伝送路にすこし
の時間差でメッセージの転送を行うために、一部の伝送
路に障害が発生しても、ほぼ遅延なく目的ノードへメッ
セージを転送することができる。とともに、伝送路に障
害が発生しても、その伝送路が使用されないだけなの
で、制御が単純であり、ローカルエリアネットワークシ
ステム自身の製造工数を削減できるという効果を有して
いる。
また、本発明の複数伝送路のローカルエリアネットワ
ークシステムは、定常動作時に1メッセージに対して1
回の送信と受信の動作で運用することができるので、送
信側、受信側のCPU負荷が増大しないとともに、複数の
伝送路に対応して、メッセージの送信優先ステータスを
負荷分散するように設定すれば、メッセージ量の増加に
柔軟に対応することができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の複数伝送路のローカルエリアネットワ
ークシステムの一実施例を示すブロック図である。 1,2……装置、11……メッセージ処理部、12……メッセ
ージ識別子付加手段、13……送信メッセージ識別子更新
手段、14……複数伝送路への時間差通信手段、15……送
信メッセージ識別子記憶、16,17,18……使用可能ステー
タス記憶、19……送信優先ステータス記憶、20……送信
時間間隔記憶、21……受信メッセージ判定手段、22……
期待メッセージ識別子更新手段、23……メッセージ識別
子削除手段、24……メッセージ処理部、25……応答メッ
セージ送信手段、26……期待メッセージ識別子記憶、3
1,32,33……伝送路、41,42,43,51,52,53……ノード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側で他のノードへメッセージを送信す
    る際の論理パスを設定する相手ごとに記憶するとともに
    論理パスが設定されたときに初期化を行いメッセージを
    送信するごとに一定の規則により変化する送信メッセー
    ジ識別子を送信するそれぞれのメッセージに付加するメ
    ッセージ識別子付加手段と、前記メッセージ識別子付加
    手段で送信メッセージ識別子をメッセージに付加した後
    に一定の規則で変化させて次のメッセージに付加すべき
    送信メッセージ識別子に更新する送信メッセージ識別子
    更新手段と、他のノードへメッセージを送信する際の論
    理パスを設定する相手ごとに記憶するとともに論理パス
    が設定されたときにあらかじめ定めた状態に初期化を行
    って送信する伝送路に対応する送信順番を示す送信優先
    ステータスを参照して送信メッセージ識別子を付加した
    メッセージをその送信優先ステータスが示す伝送路の順
    序にあらかじめ定めた時間間隔で複数伝送路のそれぞれ
    へ送信する複数伝送路への時間差送信手段と、受信側で
    受信可能なすべての伝送路に対して受信動作を行って他
    のノードからのメッセージを受信する際の論理パスを設
    定するごとに記憶するとともに論理パスが設定されたと
    きに初期化された送信メッセージ識別子と同じ値に初期
    化を行い有効なメッセージを受信するごとに一定の規則
    により送信メッセージ識別子と同様に変化する期待メッ
    セージ識別子を受信したメッセージに付加された送信メ
    ッセージ識別子に比較して一致するか否かによりそのメ
    ッセージが有効か否かを判定する受信メッセージ判定手
    段と、有効なメッセージを受信した際の期待メッセージ
    識別子を一定の規則により変化させて次のメッセージの
    受信のための期待メッセージ識別子に更新する期待メッ
    セージ識別子更新手段と、受信した有効なメッセージか
    ら送信メッセージ識別子を削除するメッセージ識別子削
    除手段とを有することを特徴とする複数伝送路のローカ
    ルエリヤネットワークシステム。
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