JPH08243045A - 浴槽用エプロンの取付構造 - Google Patents

浴槽用エプロンの取付構造

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JPH08243045A
JPH08243045A JP7052366A JP5236695A JPH08243045A JP H08243045 A JPH08243045 A JP H08243045A JP 7052366 A JP7052366 A JP 7052366A JP 5236695 A JP5236695 A JP 5236695A JP H08243045 A JPH08243045 A JP H08243045A
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Akio Kosugi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エプロンの取付誤差をなくし、取付作業工数
の低減を図る浴槽用エプロンの取付構造を得る。 【構成】 ストッパー部材12の立板18と洗い場パン
10の直立片10Bとを背中合わせにして、ねじ孔28
からドリルを挿入して、水平片10Aに円孔30を穿孔
する。ねじ孔28を位置決めして、円孔30を穿孔する
ことで、円孔30の位置にバラツキが発生せず、ストッ
パー部材12がタップねじ26で正確な位置に固定され
る。取付孔48へ脚体44を挿入係止し、薄肉ヒンジ3
8を境にして固定板34を折り曲げ、係止孔50を脚体
44へ挿入係止する。この固定板34がクリップ40の
引抜きに対する強度を向上させる。また、ねじ及びナッ
トが不要となり、作用工数を減少させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽周壁の洗い場側を
化粧する浴槽用エプロンの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、バスユニットでは、
床パン64の上に浴槽60が載置され、洗い場パン10
側の浴槽60の壁面60Bが化粧用のエプロン16で覆
われるようになっている。
【0003】このエプロン16の周縁の下側には折曲さ
れたフランジ16Aが設けられており、また、エプロン
16の上側には、段状に折曲されたフランジ16Bが設
けられている。フランジ16Aが洗い場パン10の端部
からクランク状に立ち上がった水平片10Aに載置さ
れ、また、フランジ16Bが浴槽60の開口縁60Aへ
引っ掛けられ、エプロン16が洗い場パン10と浴槽6
0との間に組付けられるようになっている。
【0004】従来、図6から図8に示すように、エプロ
ン16のフランジ16Aと洗い場パン10の水平片10
Aとを固定するため、滑りスペーサー70と引っ掛け金
具72とが用いられる。
【0005】この滑りスペーサー70は、薄い板体で洗
い場パン10側の上角部を斜めに切断したような滑り面
70Aが形成されている。滑りスペーサー70の平坦面
70Bには、孔74が穿設されている。この孔74を通
じて、タップねじ26が水平片10Aに現場合わせで穿
孔された円孔76にねじ込まれ、滑りスペーサー70が
水平片10Aに固定される。
【0006】一方、エプロン16のフランジ16Aに
は、予め取付孔78が穿設されており、ねじ80及びナ
ット82で引っ掛け金具72が固定されるようになって
いる。この引っ掛け金具72の端部には、フランジ16
Aから外へ張り出すようにフック部72Aが形成されて
おり、このフック部72Aを滑り面70Aに当て、床パ
ン64のフランジ64Aに向かってスライドさせなが
ら、滑りスペーサー70の背面70Cに係止させるよう
になっている。これによって、エプロン16のフランジ
16Aが洗い場パン10の水平片10Aに固定される。
【0007】ところで、水平片10Aに設けられる円孔
76は、浴槽60等のサイズの違いに対応できるよう
に、現場合わせで穿孔されるようになっている。このた
め、滑りスペーサー70の取付位置が一定せず、図8に
示すように、引っ掛け金具72のフック部72Aと鉛直
片10Bとの間に隙間Lが発生し、ガタを生じることが
あり、また、見栄えも良くない。
【0008】さらに、引っ掛け金具72の取付けに、ね
じ80とナット82の2部品を必要とし、作業工数が増
加していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、取付部材の取付誤差をなくし、また、取付作業工
数の低減を実現できる浴槽用エプロンの取付構造を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の浴槽用
エプロンの取付構造は、洗い場パンの周端から水平に張
り出す水平片とこの水平片から直立する直立片とへ、エ
プロンの下側のフランジを固定し、前記エプロンの上側
のフランジを浴槽の開口縁に引っ掛け、浴槽外周壁の洗
い場側を覆う浴槽用エプロンの取付構造において、前記
直立片に当接して位置決めされ前記水平片に固定される
固定部材と、前記固定部材から張り出す係合部材と、前
記係合部材と係合可能な係合手段と、前記係合手段が取
付けられ前記エプロンの下側のフランジに穿設された取
付孔に挿入係止されるアンカー手段と、を有することを
特徴としている。
【0011】請求項2に記載の浴槽用エプロンの取付構
造は、前記固定部材が、前記直立片に当接可能な立板
と、前記立板の下端から張り出し前記立板が前記直立片
と当接状態で前記水平片に載置可能な取付板と、前記取
付板に穿設されたねじ孔と、で構成され、前記係合部材
が、前記立板の上端付近から前記取付板と平行に張り出
す爪片で構成されたことを特徴としている。
【0012】請求項3に記載の浴槽用エプロンの取付構
造は、前記アンカー手段が、前記エプロンの下側のフラ
ンジに穿設された取付孔へ挿入係止されるクリップと、
前記クリップが取付けられる固定板と、前記固定板に形
成され前記フランジの縁部を境にしてフランジの表裏面
を覆うように固定板を折り返し可能とする薄肉ヒンジ
と、前記固定板に穿設され折り返えされた状態で前記ク
リップが挿入可能な係止孔と、で構成され、前記係合手
段が、前記固定板に取付けられ前記爪片と係合可能なフ
ックで構成されたことを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1に記載の浴槽用エプロンの取付構造で
は、エプロンの上側のフランジを浴槽の開口縁に引っ掛
け、洗い場パンの周端から水平に張り出す水平片から直
立する直立片へ、エプロンの下側のフランジを固定して
浴槽外周壁に洗い場側にエプロンを取付ける。
【0014】ここで、固定部材は直立片に当接して位置
決めされ水平片に固定されるので、取付位置のバラツキ
がなくなる。
【0015】この固定部材からは、係合部材が張り出し
ており、係合手段が係合する。この係合手段は、エプロ
ンの下側のフランジに穿設された取付孔に挿入係止され
るアンカー手段に取付けられており、これによって、エ
プロンの下側のフランジが洗い場パンに固定される。こ
のように、アンカー手段によって係合手段をエプロンの
下側のフランジに取付けることで、ねじ及びナットが不
要となり、作用工数を減少させることができる。
【0016】請求項2に記載の浴槽用エプロンの取付構
造では、立板が洗い場パンの直立片に当接した状態で、
取付板が水平片に載置される。この取付板には、ねじ孔
が穿設されており、このねじ孔へドリル等を挿入し、水
平片に円孔を穿設することによって、タップねじ等で取
付部材を正確な位置に固定することができる。
【0017】また、爪片が、立板の上端付近から取付板
と平行に張り出しており、取付板側へ撓み可能となって
いる。
【0018】請求項3に記載の浴槽用エプロンの取付構
造では、クリップがエプロンの下側のフランジに穿設さ
れた取付孔へ挿入係止され、固定板がフランジに固定さ
れる。この固定板には、薄肉ヒンジが形成されており、
フランジの縁部を境にして折り返してフランジの表裏面
を覆うことができるようになっている。
【0019】また、固定板には係止孔が穿設されてお
り、折り返された状態で取付孔から突出したクリップへ
挿入される。このように、フランジの両面を挟むように
して固定板を取付けることで取付強度が向上し、また、
クリップが外れ難くなる。
【0020】この固定板には、フックが取付けられてお
り、フランジを洗い場パンの直立片に向かって押し付け
れば爪片と係合して、エプロンが固定される。
【0021】
【実施例】図1〜図4に示すように、本実施例に係る浴
槽用エプロンの取付構造は、洗い場パン10側に取付け
られるストッパー部材12と、エプロン16側に取付け
られるフック部材14とで構成されている。
【0022】ストッパー部材12は、図2に示すよう
に、洗い場パン10の周端からクランク状に立ち上がっ
た直立片10Bと当接する長板状の立板18を備えてい
る。この立板18の下端はR加工されており、洗い場パ
ン10の水平片10Aと直立片10Bとの角部に係合す
るようになっている。
【0023】立板18の中央部には、所定の幅に亘って
凹部20が形成されている。この凹部20の下端から立
板18と直交するように矩形状の取付板22が張り出
し、その下面は、立板18の下端と同一平面上にある。
【0024】この取付板22の中央には、タップねじ2
6が挿入されるねじ孔28が穿孔されている。従って、
立板18と直立片10Bとを背中合わせにして、取付板
22を水平片10Aに載置し、ねじ孔28からドリルを
挿入して水平片10Aを穿孔することによって、一定の
位置に円孔30を設けることができる。
【0025】また、立板18の上端付近から取付板22
と平行に爪片32が張り出している。この爪片32は、
凹部20の両端部付近から立板18の端部に亘って延設
されている。爪片32の先端部には、上方に膨出して形
成された係合部32Aと、係合部32Aから下方へ傾斜
する案内面32Bが形成されている。
【0026】一方、図3に示すように、フック部材14
は、長方形状の固定板34を備えており、この固定板3
4の幅方向の一辺は矩形状に切り取られ、切込み部36
が形成されている。また、固定板34の中央には、切込
み部36の縁部から固定板34の長手方向の端部に延出
する薄肉ヒンジ38が凹設されている。この薄肉ヒンジ
38を境にして固定板34が折り曲げ可能となってお
り、切込み部36を設けることによって、折り曲げ反力
を低減させている。
【0027】一方、固定板34の幅方向の一端には、ク
リップ40が設けられている。このクリップ40は、エ
プロン16のフランジ16Aと弾接する湾曲した頭部4
2と、この頭部42から立設する板状の脚体44とを備
えている。この脚体44の両側面には、先端部から頭部
42に向かって互いに離間する方向へ張り出す弾性片4
6が形成されている。この弾性片46は、フランジ16
Aに穿設された取付孔48へ挿入されると、孔壁に押さ
れて縮径し、取付孔48を通過すると弾性復帰して、取
付孔48に係止される。
【0028】また、固定板34の他端には、取付孔48
と略同径の係止孔50が穿設されている。この係止孔5
0は、薄肉ヒンジ38を境にして固定板34が折り曲げ
られたとき、取付孔48へ突出した脚体44と対応する
位置にあり、脚体44へ挿入係止される。これによっ
て、折り重ねられた固定板34がフランジ16Aの表裏
面を挟んだ状態で保持され、また、クリップ40の引抜
きに対する強度を向上させている。なお、クリップ40
の頭部42と弾性片46の先端との間隔は、固定板34
及びフランジ16Aの肉厚を考慮し設定してある。
【0029】一方、固定板34の裏面側(クリップ40
と反対側)には、フック52が設けられている。このフ
ック52は、図1に示すように、固定板34がフランジ
16Aに折り重ねられた状態で上方に直立する支持片5
4と、この支持片54からフランジ16Aと反対方向へ
張り出す水平片56とを備えている。この水平片56の
先端部には、下方に膨出するように形成され爪片32の
係合部32Aと係合するフック部56Aと、フック部5
6Aから上方へ傾斜する誘導面56Bとが形成されてい
る。
【0030】次に、本実施例に係る浴槽用エプロンの取
付構造の作用を説明する。先ず、ストッパー部材12の
立板18と洗い場パン10の直立片10Bとを背中合わ
せにして、ねじ孔28からドリルを挿入して、水平片1
0Aに円孔30を穿孔する。このようにねじ孔28を位
置決めして、円孔30を穿孔することで、円孔30の位
置にバラツキが発生せず、ストッパー部材12がタップ
ねじ26で正確な位置に固定される。
【0031】一方、フランジ16Aの取付孔48へクリ
ップ40の脚体44を挿入係止する。ここで、薄肉ヒン
ジ38を境にして固定板34を折り曲げ、係止孔50を
脚体44へ挿入係止する。この折り重ねられた固定板3
4がクリップ40の引抜きに対する強度を向上させる。
また、クリップ40を用いることによって、ねじ及びナ
ットが不要となり、作用工数を減少させることができ
る。
【0032】次に、エプロン16の上側のフランジ16
Aを浴槽60の開口縁60Aに引っ掛け、このフランジ
16Aを支点としてエプロン16の下側の開口縁16A
を洗い場パン10の直立片10Bへ押し当てるようにす
る(図5参照)。
【0033】このとき、フック52の誘導面56Bが爪
片32の案内面32Bと摺動し、爪片32を下方へ押し
下げる。ここで、さらに押し込むと、誘導面56Bが案
内面32Bから離れ、爪片32が弾性復帰して上方へ持
ち上がり、節度感を持って係合部32Aとフック部56
Aとが係合し、エプロン16の取付けが完了する。
【0034】なお、エプロン16を外すときは、楔状の
治具を固定板34の切込み部36へ差し込みエプロン1
6を上方へ持ち上げれば、係合部32Aとフック部56
Aとの係合状態が解除され、下側のフランジ16Aを洗
い場パン10から外すことができる。
【0035】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、エプロン
の取付誤差が無くなり、取付作業工数を低減させること
ができる。また、エプロンを節度感を持って取付けるこ
とができ、さらに、エプロンの取外しも容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る浴槽用エプロンの取付構造を示
した断面図である。
【図2】本実施例に係るストッパー部材の取付態様を示
した分解斜視図である。
【図3】本実施例に係るフック部材の取付態様を示した
分解斜視図である。
【図4】本実施例に係るフック部材とストッパー部材と
の取り合い関係を示した分解斜視図である。
【図5】浴槽とエプロンと取り合い関係を示した分解斜
視図である。
【図6】洗い場パンに固定される従来のスペーサーを示
した分解斜視図である。
【図7】エプロンに固定される従来の引っ掛け金具を示
した分解斜視図である。
【図8】従来の浴槽用エプロンの取付構造を示した断面
図である。
【符号の説明】
18 立板(固定部材) 22 取付板(固定部材) 28 ねじ孔(固定部材) 32 爪片(係合部材) 34 固定板 38 薄肉ヒンジ 46 クリップ(アンカー手段) 50 係止孔 52 フック(係合手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗い場パンの周端から水平に張り出す水
    平片とこの水平片から直立する直立片とへ、エプロンの
    下側のフランジを固定し、前記エプロンの上側のフラン
    ジを浴槽の開口縁に引っ掛け、浴槽外周壁の洗い場側を
    覆う浴槽用エプロンの取付構造において、 前記直立片に当接して位置決めされ前記水平片に固定さ
    れる固定部材と、前記固定部材から張り出す係合部材
    と、前記係合部材と係合可能な係合手段と、前記係合手
    段が取付けられ前記エプロンの下側のフランジに穿設さ
    れた取付孔に挿入係止されるアンカー手段と、を有する
    ことを特徴とする浴槽用エプロンの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記固定部材が、前記直立片に当接可能
    な立板と、前記立板の下端から張り出し前記立板が前記
    直立片と当接状態で前記水平片に載置可能な取付板と、
    前記取付板に穿設されたねじ孔と、で構成され、 前記係合部材が、前記立板の上端付近から前記取付板と
    平行に張り出す爪片で構成されたことを特徴とする請求
    項1に記載の浴槽用エプロンの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記アンカー手段が、前記エプロンの下
    側のフランジに穿設された取付孔へ挿入係止されるクリ
    ップと、前記クリップが取付けられる固定板と、前記固
    定板に形成され前記フランジの縁部を境にしてフランジ
    の表裏面を覆うように固定板を折り返し可能とする薄肉
    ヒンジと、前記固定板に穿設され折り返えされた状態で
    前記クリップが挿入可能な係止孔と、で構成され、 前記係合手段が、前記固定板に取付けられ前記爪片と係
    合可能なフックで構成されたことを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の浴槽用エプロンの取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003038380A (ja) * 2001-07-26 2003-02-12 Matsushita Electric Works Ltd カウンター
JP2007190236A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Matsushita Electric Works Ltd 洋式便器の汚水浸入防止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003038380A (ja) * 2001-07-26 2003-02-12 Matsushita Electric Works Ltd カウンター
JP2007190236A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Matsushita Electric Works Ltd 洋式便器の汚水浸入防止装置

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