JPH08243280A - クランプ式被縫製布保持枠 - Google Patents

クランプ式被縫製布保持枠

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JPH08243280A
JPH08243280A JP8186395A JP8186395A JPH08243280A JP H08243280 A JPH08243280 A JP H08243280A JP 8186395 A JP8186395 A JP 8186395A JP 8186395 A JP8186395 A JP 8186395A JP H08243280 A JPH08243280 A JP H08243280A
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JP
Japan
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frame
cloth
sewn
pressing
clamp
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JP8186395A
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English (en)
Inventor
Koji Hayashi
浩二 林
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 第1押え枠と第2押え枠により被縫製布を押
えて、被縫製布を張った状態に保持すること。 【構成】 枠状ベース枠21と、被縫製布15をベース
枠21に押える為の第1押え枠30と、第1押え枠30
の内周側において被縫製布15に段差を付けて被縫製布
を下方へ押える為の第2押え枠35が備えられ、第1ク
ランプ手段40により第1押え枠30をベース枠21に
押圧し、第2クランプ手段53により第2押え枠35を
下方へ押圧する。被縫製布を張った状態に保持させるに
は、先ず、ベース枠21上に被縫製布を位置決めした
後、第1クランプ手段40により、第1押え枠30をベ
ース枠21に押圧して、被縫製布をベース枠21に固定
させる。次に、第2クランプ手段53により第2押え枠
35を押圧すると、第2押え枠35により第1押え枠3
0の内周側において被縫製布に段差を付けて被縫製布が
下方へ押えられ、被縫製布を張った状態に保持すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランプ式被縫製布保
持枠に関し、特に、第1押え枠と第2押え枠により被縫
製布を押えて、被縫製布を張った状態に保持するものに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被縫製布に刺繍又はパターン
縫いを施こす為に、被縫製布を張った状態に保持する為
の被縫製布保持枠が実用に供されている。このような被
縫製布保持枠には、被縫製布をベース枠にクリップで固
定するクリップ方式と、被縫製布を介して外嵌枠と内嵌
枠とを嵌め合う嵌合方式と、被縫製布をベース枠と押え
枠とに挟んで押圧固定するクランプ方式とが実用化され
ている。
【0003】前記クリップ方式の被縫製布保持枠におい
ては、一般に、枠状のベース枠の外縁部に突出部が設け
られており、複数のクリップを被縫製布の上から突出部
に嵌着させて、被縫製布を保持するように構成され、前
記嵌合方式の被縫製布保持枠においては、セットされる
被縫製布に対して面直交方向に所定厚さ有する外嵌枠
に、被縫製布を位置決めした後、略同じ厚さを有する内
嵌枠を嵌め込むことで被縫製布に張力を与えて、被縫製
布を張った状態に保持するように構成してある。
【0004】一方、クランプ方式の被縫製布保持枠にお
いは、一般に、枠状のベース枠と、被縫製布をベース枠
に押える為の押え枠と、押え枠をベース枠に押圧する1
対のクランプ手段等が設けられ、被縫製布を保持させる
際には、被縫製布をベース枠上に位置決めした後、これ
らクランプ手段により、押え枠をベース枠に押圧して、
被縫製布を保持するように構成してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記クランプ
方式の被縫製布保持枠では、位置決めされた被縫製布
を、押え枠によりベース枠に押えるだけであり、被縫製
布に張力を付与することができないため、被縫製布を十
分に張った状態で保持することができない。そこで、一
旦、被縫製布を押え枠とベース枠に挟んだ後、夫々のク
ランプ手段の固定解除と固定を繰返しながら、被縫製布
に段階的に張りを与えて保持させるが、作業負荷の増大
とともに、作業能率が著しく低下する。本発明の目的
は、簡単・確実・能率よく、被縫製布を十分に張った状
態で保持できるクランプ式被縫製布保持枠を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のクランプ式被
縫製布保持枠は、刺繍又はパターン縫いに供される被縫
製布を張った状態に保持する為のクランプ式被縫製布保
持枠において、枠状のベース枠と、前記被縫製布をベー
ス枠に押える為の第1押え枠と、前記第1押え枠をベー
ス枠に押圧する為の第1クランプ手段と、前記第1押え
枠の内周側において被縫製布に段差を付けて被縫製布を
下方へ押える為の第2押え枠と、前記第2押え枠を下方
へ押圧する為の第2クランプ手段とを備えたものであ
る。
【0007】請求項2のクランプ式被縫製布保持枠は、
請求項1の発明において、前記ベース枠は、第1押え枠
に対向する第1受け部と、この第1受け部の内周側に第
1受け部から段上がり状に形成された段上がり部と、こ
の段上がり部の内周側に段上がり部から段落ち状に形成
され且つ第2押え枠に対向する第2受け部とを備えたも
のである。
【0008】請求項3のクランプ式被縫製布保持枠は、
請求項1の発明において、前記ベース枠は、第1押え枠
に対向する第1受け部と、この第1受け部の内周側に第
1受け部から段落ち状に形成され且つ第2押え枠に対向
する第2受け部とを備えたものである。請求項4のクラ
ンプ式被縫製布保持枠は、請求項1の発明において、前
記第2押え枠は、ベース枠よりも内周側に設けられたも
のである。
【0009】請求項5のクランプ式被縫製布保持枠は、
刺繍又はパターン縫いに供される被縫製布を張った状態
に保持する為のクランプ式被縫製布保持枠において、枠
状のベース枠と、前記被縫製布をベース枠に押える為の
第1押え枠と、前記第1押え枠の内周側において被縫製
布に段差を付けて被縫製布を下方へ押える為の第2押え
枠と、前記第2押え枠を下方へ押圧する為のクランプ手
段と、前記第2押え枠が被縫製布を押えるのに先行して
第1押え枠が被縫製布を押えるように、第2押え枠に対
して第1押え枠を下方へ弾性付勢する弾性部材とを備え
たものである。
【0010】
【作用】請求項1のクランプ式被縫製布保持枠において
は、枠状のベース枠と、前記被縫製布をベース枠に押え
る為の第1押え枠と、前記第1押え枠の内周側において
被縫製布に段差を付けて被縫製布を下方へ押える為の第
2押え枠が備えられ、第第1クランプ手段により1押え
枠をベース枠に押圧し、第2クランプ手段により第2押
え枠を下方へ押圧するように構成されている。被縫製布
を張った状態に保持させるには、先ず、ベース枠上に被
縫製布を位置決めした後、第1クランプ手段により、第
1押え枠をベース枠に押圧して、被縫製布をベース枠に
固定させる。次に、第2クランプ手段により第2押え枠
を押圧すると、第2押え枠により第1押え枠の内周側に
おいて被縫製布に段差を付けて被縫製布が下方へ押えら
れ、被縫製布を張った状態に保持することができる。
【0011】つまり、このクランプ式被縫製布保持枠に
よれば、一旦、被縫製布を第1押え枠によりベース枠に
押えて固定してから、第2押え枠により被縫製布に段差
を付けて被縫製布を下方へ押えるため、被縫製布に張力
が確実に付与されて、被縫製布を十分に張った状態で保
持することができる。しかも、被縫製布を第1押え枠で
固定させた後に、第2押え枠により被縫製布に張りを与
えるように構成してあるため、第1押え枠で被縫製布を
ベース枠に固定する際において、被縫製布をそれほど張
った状態で固定させる必要がない。従って、被縫製布を
ベース枠上に容易に位置決めでき、しかも、被縫製布が
固定された後においては、第2クランプ手段を操作する
だけで、被縫製布を張った状態に保持きるので、作業負
荷を著しく低減できるとともに、作業能率を向上するこ
とができる。また、第1押え枠で固定された被縫製布
を、第2押え枠全体で下方へ押えるため、被縫製布に略
均等な張りを付与することができる。その結果、刺繍又
はパターン縫いが施されている際において、被縫製布に
弛みが発生するのを極力防止することができる。
【0012】請求項2のクランプ式被縫製布保持枠にお
いては、前記ベース枠は、第1押え枠に対向する第1受
け部と、この第1受け部の内周側に第1受け部から段上
がり状に形成された段上がり部と、この段上がり部の内
周側に段上がり部から段落ち状に形成され且つ第2押え
枠に対向する第2受け部とを備えている。被縫製布を張
った状態に保持させるには、被縫製布をベース枠上に位
置決めした後、第1クランプ手段により第1押え枠を第
1受け部に押圧すると、被縫製布がある程度張った状態
でベース枠に固定されま。次に、第2クランプ手段によ
り第2押え枠を第2受け部に押圧すると、被縫製布に段
差を付けて被縫製布が下方へ押えられ、被縫製布を張っ
た状態に保持することができる。
【0013】つまり、このクランプ式被縫製布保持枠に
よれば、請求項1と同様の作用を奏するが、第1受け部
の内周側に設けられた段上がり部により、第1押え枠を
押圧すると、位置決めされた被縫製布をある程度張った
状態でベース枠に固定できる。従って、第2押え枠によ
り被縫製布に段差を付けて被縫製布を下方へ押えること
により、被縫製布を十分に張った状態で、より確実に保
持することができる。しかも、第1、第2押え枠によ
り、段上がり部を挟む第1、第2受け部に被縫製布を屈
曲させて確実に固定できるため、刺繍又はパターン縫い
が施されている際においても、被縫製布に弛みが発生す
るのを確実に防止できる。
【0014】請求項3のクランプ式被縫製布保持枠にお
いては、請求項1と同様の作用を奏するが、前記ベース
枠は、第1押え枠に対向する第1受け部と、この第1受
け部の内周側に第1受け部から段落ち状に形成され且つ
第2押え枠に対向する第2受け部とを備えているので、
ベース枠を簡単な構造で構成でき、製作コストを低減す
ることができる。
【0015】請求項4のクランプ式被縫製布保持枠にお
いては、請求項1と同様の作用を奏するが、前記第2押
え枠は、ベース枠よりも内周側に設けられているので、
ベース枠を一層簡単な構造で構成でき、製作コストを非
常に低減することができる。
【0016】請求項5のクランプ式被縫製布保持枠にお
いては、枠状のベース枠と、前記被縫製布をベース枠に
押える為の第1押え枠と、前記第1押え枠の内周側にお
いて被縫製布に段差を付けて被縫製布を下方へ押える為
の第2押え枠が備えられ、第2押え枠はクランプ手段に
より下方へ押圧され、第1押え枠は、弾性部材により第
2押え枠に対して下方へ弾性付勢され、第2押え枠が被
縫製布を押えるのに先行して第1押え枠が被縫製布を押
えるように構成されている。
【0017】被縫製布を張った状態に保持させるには、
ベース枠上に被縫製布を位置決めした後、クランプ手段
により第2押え枠を下方へ駆動すると、先ず、第2押え
枠に対して下方へ弾性付勢された第1押え枠により、被
縫製布がベース枠に押えられる。更に、第2押え枠を下
方へ駆動すると、第1押え枠の内周側において、第2押
え枠により被縫製布に段差を付けて被縫製布が下方へ押
えられ、被縫製布が張った状態に保持される。
【0018】つまり、このクランプ式被縫製布保持枠に
よれば、前記請求項1〜請求項4のクランプ式被縫製布
保持枠と同様に、被縫製布を簡単・確実・能率よく張っ
た状態に保持することができるとともに、弾性部材によ
り第1押え枠が第2押え枠に対して下方へ付勢されてい
るので、第1押え枠で被縫製布を確実に押圧することが
でき、第1押え枠を押圧するクランプ手段を設ける必要
がないため、製作コストを低減できる。しかも、第2押
え枠を下方へ押圧するクランプ手段を操作するだけで、
被縫製布を張った状態で保持できるので、作業負荷を低
減して、作業能率を非常に向上できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、3台の刺繍ミシン本体を備えた
多頭式刺繍機に本発明を適用した場合のものである。先
ず、多頭式刺繍機Mについて説明すると、図1に示すよ
うに、左右方向に延びるベースフレーム1の上面の後部
側には、左右方向に所定長さを有する平面視矩形状のミ
シン支持板2が配設され、このミシン支持板2上に3台
の刺繍ミシンMH(ミシン本体部に相当する)が所定間
隔おきに左右方向に1列状に列設されている。これら刺
繍ミシンMHの各アーム部3の前端部には、12本の針
棒(図示略)を装着した針棒ケース4が装着され、この
針棒により、所望の色の刺繍糸で刺繍模様を形成する為
の針棒が択一的に選択される。
【0020】一方、アーム部3に連なる脚柱部5の下端
部のベッド部6は、ミシン支持板2上に取付けられ、こ
のベッド部6の前端部からシリンダベッド7が前方に延
び、このシリンダベッド7の先端部には糸輪補足器(図
示略)が設けられ、選択された針糸に取付けられた縫針
との協働により所望の色の刺繍糸で被縫製布15に縫目
が形成されるようになっている。尚、前記針棒や天秤8
を上下動させる上軸(図示略)及び糸輪補足器を回転さ
せる下軸(図示略)は、ミシンモータ(図示略)に連結
されたVベルト9により回転駆動される駆動軸により駆
動される。
【0021】前記ミシン支持板2の前側には、縫製テー
ブル10がシリンダベッド7の上面と略同一高さに配設
され、この縫製テーブル10の左右両端部には、補助テ
ーブル11,12が設けられている。縫製テーブル10
と補助テーブル11,12上には、左右方向に延びる平
面視矩形状の可動枠13であって、可動枠本体13aと
その左右両端に固定された駆動枠部13b,13cとか
らなる可動枠13が載置され、可動枠13の右端部の駆
動枠部13bがX軸駆動機構(図示略)によりX軸方向
(左右方向)に移動駆動されると共に、その左端部の駆
動枠13cがY軸駆動機構(図示略)によりY軸方向
(前後方向)に移動駆動されるように構成されている。
そして、X軸及びY軸方向に移動駆動される可動枠13
の可動枠本体13aに、3つの刺繍ミシンMHに夫々対
応するクランプ式被縫製布保持枠20が固定的に装着さ
れている。
【0022】クランプ式被縫製布保持枠20について説
明する。図2〜図4に示すように、クランプ式被縫製布
保持枠20(以後、保持枠と記す)は、枠状のベース枠
21と、被縫製布15をベース枠21に押える為の第1
押え枠30と、第1押え枠30をベース枠21に押圧す
る為の左右1対の第1クランプ機構40と、第1押え枠
30の内周側において被縫製布15に段差を付けて被縫
製布15を下方へ押える為の第2押え枠35と、第2押
え枠35を下方へ押圧する為の左右1対の第2クランプ
機構53と、第1クランプ機構40及び第2クランプ機
構53の夫々をクランプ位置とクランプ解除位置とに択
一的に操作する為の作業者操作機構55とで構成されて
いる。
【0023】先ず、ベース枠21について説明する。図
2、図5に示すように、ベース枠21の前部には、略長
方形状の開口22が形成されていて、この開口22の外
周部分には、第1押え枠30に対向する第1受け部23
と、この第1受け部23の内周側に第1受け部23から
段上がり状に形成された段上がり部24と、この段上が
り部24の内周側に段上がり部24から段落ち状に形成
され且つ第2押え枠35に対向する第2受け部25とが
設けられている。
【0024】ベース枠21の後部には、第1押え枠30
をベース枠21の第1受け部23に押圧する為の左右1
対の第1クランプ機構40が配設され、これら第1クラ
ンプ機構40の内側には、第2押え枠35をベース枠2
1の第2受け部25に押圧する為の左右1対の第2クラ
ンプ機構53が配設され、ベース枠21の後端部には、
第1クランプ機構40及び第2クランプ機構53の夫々
に対応する操作伝達部56が設けられている。
【0025】ベース枠21の前端部は、その中央部に固
着された連結金具26を介して可動枠本体13aに連結
されているが、この連結金具26はつまみ付きネジ部材
27により、可動枠本体13a上面に固定されている。
ベース枠21の後端部には、段上り状に屈曲した連結部
28が設けられており、この連結部28が1対のボルト
29で可動枠本体部13aの上面に固定されている。
【0026】次に、第1押え枠30と第2押え枠35に
ついて説明する。図2〜図5に示すように、第1押え枠
30は、ベース枠21の第1受け部23と対向状に配設
され、その前後方向中央部には左右1対の連結部31が
設けられ、各連結部31は支持部材33の前端部にピン
部材32を介して連結され、第1押え枠30は左右1対
の支持部材33により、前記ピン部材32の軸心回りに
回動自在に支持されている。各支持部材33は、第1ク
ランプ機構40のクランプレバー46にボルト47によ
り固定されおり、第1押え枠30は、左右1対の第1ク
ランプ機構40により、ベース枠21の第1受け部23
に押圧される。
【0027】第1押え枠30よりも小さい枠状に構成さ
れた第2押え枠35は、ベース枠21の第2受け部25
に対向して配設され、第1押え枠30と同様に、第2押
え枠35の左右1対の連結部36が支持部材38の前端
部にピン部材37を介して連結されており、第2押え枠
35は、1対の支持部材38により、前記ピン部材37
の軸心回りに回動自在に支持されている。各支持部材3
8は第2クランプ機構53のクランプレバー46にボル
ト47にて固定され、第2押え枠35は、1対の第2ク
ランプ機構53によりベース枠21の第2受け部25に
押圧される。
【0028】次に、前記第1クランプ機構40と、第2
クランプ機構53について説明する。但し、第1,第2
クランプ機構40,53の4つのクランプ機構は、全て
同様の構造で構成されているので、同一のものには同一
の符号を付してベース枠21の右端部に設けられた第1
クランプ機構40についてのみ、図3、図4を参照して
説明する。第1クランプ機構40は、ベース枠21に4
個のボルト42にて固定されたベース部材41と、後端
部に入力部44を有する入力レバー43と、ベース部材
41と入力レバー43を連結する連結部材45と、ベー
ス部材41と入力レバー43の前端部に連結されたクラ
ンプレバー46等で構成され、入力レバー43の入力部
44には、作業者操作機構55のワイヤ62の一端部が
連結されている。
【0029】前記ベース部材41の上端後部には、第1
ピン部材48を介して連結部材45の一端部が連結さ
れ、連結部材45の他端部は、入力レバー43の前端か
ら約1/5位置に、第2ピン部材49介して連結されて
いる。入力レバー43の前端部は、第3ピン部材50を
介して、クランプレバー46の後部上端に連結され、ク
ランプレバー46の後部下端は、第4ピン部材51を介
してベース部材41の上端前部に連結されている。ここ
で、クランプレバー46は、ベース枠21に固定された
ベース部材41に第4ピン部材51により枢支され、第
1押え枠30は、第1クランプ機構40のクランプレバ
ー46、支持部材33を介して、ベース枠21に対して
上下揺動自在に連結されている。
【0030】つまり、図3の第1クランプ機構40のク
ランプ位置から、入力レバー43の入力部44を上方へ
駆動させると、第2ピン部材49は第1ピン部材48回
りに、第3ピン部材50は第4ピン部材51回りに回動
するため、第3ピン部材50と第4ピン部材51に連結
されているクランプレバー46は、入力部44の上方駆
動に伴い第4ピン部材51回りに回動して、クランプレ
バー46の先端部が所定高さ上昇して、第1クランプ機
構40が図4のクランプ解除位置になる。また、クラン
プ解除位置から、入力部44を下方へ駆動すると、前記
とは逆回りにクランプレバー46が回動して、第2ピン
部材49の中心が、第1ピン部材48の中心と第3ピン
部材50の中心を結ぶ直線よりベース部材41側に位置
するクランプ安定位置となり、第1クランプ機構40が
クランプ位置になる。
【0031】次に、第1クランプ機構40と第2クラン
プ機構53の夫々をクランプ位置とクランプ解除位置と
に択一的に操作する為の作業者操作機構55について説
明する。図2〜図4に示すように、作業者操作機構55
は、ベース枠21上において、第1、第2クランプ機構
40,53の後側に設けられた4つの操作伝達部56
と、第1、第2クランプ機構40,53の入力部44に
一端部が連結された4本のアウタチューブ61付きワイ
ヤ62と、これらアウタチューブ61付きワイヤ62の
他端部に連結された作業者操作部65とで構成されてい
る。
【0032】操作伝達部56について説明すると、図
3、図4に示すように、各操作伝達部56には、所定高
さを有する側壁視コ字型の連結部材57が、その下端面
をベース枠21に固定して設けられ、この連結部材57
の上端部に、アウタチューブ61の端部がボルト58に
より固定されている。アウタチューブ61の端部から下
方へ延びるワイヤ62は、入力部44に形成された挿通
孔(図示略)を挿通して延び、ワイヤ62の先端部に円
筒形の係止部材59を固着させて、入力部44に連結さ
れている。連結部材57の上端部と入力部44間には、
スプリング60が配設され、入力部44が下方へ付勢さ
れている。
【0033】作業者操作部65について説明すると、図
6に示すように、作業者操作部65は、ベースフレーム
66と、ベースフレーム66の下端前端部に揺動自在に
連結された板状の1対の第1、第2フットペダル67,
68と、各フットペダル67,68とベースフレーム6
6の下端部との間に配設されたスプリング69等で構成
されている。ベースフレーム66の上端部には、各操作
伝達部56から延びる4本のアウタチューブ61の端部
がボルト70により夫々固定されているが、右側2本の
アウタチューブ61付きワイヤ62は、第1クランプ機
構40を駆動するもので、左側2本は第2クランプ機構
53を駆動するものである。
【0034】右側2本のアウタチューブ61の端部から
下方へ延びるワイヤ62は、第1フットペダル67に、
左側2本のアウタチューブ61の端部から下方へ延びる
ワイヤ62は、第2フットペダル68に連結されるが、
ワイヤ62は夫々のフットペダル67,68の後端部に
形成された挿通孔(図示略)を挿通して延び、ワイヤ6
2の先端部に係止部材71(図3,図4参照)を固着し
て連結されている。尚、図示していないが、この作業者
操作部65は、作業者が足にて操作し易い位置(例え
ば、多頭式刺繍機Mのベースフレーム1の前端下部)に
固定的に装着される。
【0035】次に上記保持枠20の作用について説明す
る。作業者操作部65の第1、第2フットペダル67,
68を足にて下方へ押すと、第1、第2フットペダル6
7,68に連結されている4本のワイヤ62が下方へ引
張られ、それと同時に、各操作伝達部56において、ワ
イヤ62が上方へ引張られ、ワイヤ62の一端部に連結
されている入力部44が上方へ駆動される。すると、図
4に示すように、第1、第2クランプ機構40,53の
両方がクランプ解除位置になり、図7に示すように、第
1押え枠30及び第2押え枠35がベース枠21に対し
て所定高さまで上昇される。
【0036】そして、第1、第2フットペダル67,6
8の両方を踏みつつ、両手にて被縫製布15を張った状
態でベース枠21上に位置決めした後、先ず、足を第1
フットペダル67から離す。すると、第1クランプ機構
40に対応する操作伝達部56において、連結部材57
に内装されているスプリング60により、入力部44が
下方へ駆動され、第1クランプ機構40がクランプ位置
となり、図8に示すように、第1押え枠30がベース枠
21の第1受け部23に押圧され、被縫製布15がある
程度張った状態でベース枠21に押圧固定される。
【0037】続いて、足を第2フットペダル68から離
すと、第2クランプ機構53に対応する操作伝達部56
において、前記同様連結部材57に内装されているスプ
リング60により、入力部44が下方へ駆動され、第2
クランプ機構53がクランプ位置となり、図9に示すよ
うに、第2押え枠35がベース枠21の第2受け部25
に押圧されて、被縫製布15に張力が付与されて、被縫
製布15が張った状態に保持される(図5参照)。
【0038】上記保持枠20によれば、一旦、被縫製布
15を第1押え枠30によりベース枠21の第1受け部
23に押えて固定してから、第2押え枠35により被縫
製布15に段差を付けて被縫製布15を下方へ押えるた
め、被縫製布15に張力が確実に付与されて、被縫製布
15を十分に張った状態で保持することができる。しか
も、被縫製布15を第1押え枠30で固定させた後に、
第2押え枠35により被縫製布15に張りを与えるよう
に構成してあるため、第1押え枠30で被縫製布15を
ベース枠21の第1受け部23に固定する際において、
被縫製布15をそれほど張った状態で固定させる必要が
ない。従って、被縫製布15をベース枠21上に容易に
位置決めでき、しかも、被縫製布15が固定された後に
おいては、第2クランプ機構53を作業操作機構55を
介して操作するだけで、被縫製布15を張った状態に保
持きるので、作業負荷を著しく低減できるとともに、作
業能率を向上することができる。
【0039】また、第1押え枠30で固定された被縫製
布15を、第2押え枠35全体で下方へ押えるため、被
縫製布15に略均等な張りを付与することができるし、
第1、第2押え枠30,35により、ベース枠21の段
上がり部24を挟む第1、第2受け部23,25に被縫
製布15を屈曲させて確実に固定できるため、刺繍又は
パターン縫いが施されている際においても、被縫製布に
弛みが発生するのを確実に防止できる。また、ベース枠
21の段上がり部24により、第1押え枠30を押圧し
た際、位置決めされた被縫製布15をある程度張った状
態でベース枠21に固定できる。従って、その状態から
第2押え枠35により被縫製布15に段差を付けて被縫
製布15を下方へ押えることより、被縫製布15を十分
に張った状態で、より確実に保持することができる。
【0040】また、作業者操作機構55により、作業者
操作部65を足で操作して、第1、第2クランプ機構4
0、53の夫々をクランプ位置とクランプ解除位置とに
択一的に操作することができるので、第1、第2クラン
プ機構40,53を操作しつつ、被縫製布15を両手に
て持つことができる。その結果、第1押え枠30を押圧
させる際においても、被縫製布15を十分張った状態で
位置決めできるため、第23押え枠35により、被縫製
布15を押圧する際において、被縫製布15を確実に張
った状態に保持することができる。しかも、前記作業者
操作機構55の操作伝達部56において、各クランプ機
構40,55がクランプ位置となるように入力部44を
下方へ付勢するスプリング60を備えたので、一旦保持
された被縫製布15を継続的保持することができるの
で、作業負荷を著しく低減できる。
【0041】次に、前記実施例を部分的に変更した変更
例1〜変更例4について図面を参照しつつ説明する。但
し、前記実施例と同一のものには同一の符号を付して説
明する。 変更例1・・・図10参照 前記実施例のベース枠21に代わり、ベース枠73に
は、開口76の外周部において、第1押え枠30に対向
する第1受け部74と、この第1受け部74の内周側に
第1受け部74から段落ち状に形成され且つ第2押え枠
35に対向する第2受け部75とを設けたので、前記実
施と略同様の作用・効果を得ることができ、且つ、ベー
ス枠73を簡単な構造で構成でき、製作コストを低減で
きる。
【0042】変更例2・・・図11参照 変更例2のベース枠77においては、開口79の外周部
に、第1押え枠30を押圧固定する為の受け部78が設
けられ、第2押え枠35は、ベース枠77よりも内周側
に設けられている。即ち、第1押え枠30により、被縫
製布15をベース枠77の受け部78に固定した後、第
2押え枠35により、被縫製布15に段差をつけて被縫
製布15を下方へ押圧するように構成されている。即
ち、ベース枠77を一層簡単な構造で構成でき、且つ、
前記実施例と略同様の作用・効果を得ることができる。
【0043】変更例3・・・図12参照 前記実施例の作業者操作部65に代わり、変更例3の作
業者操作部80は、ベースフレーム81と、ベースフレ
ーム81の下端前端部に揺動自在に連結された板状のフ
ットペダル82と、フットペダル82とベースフレーム
81の下端部との間に配設されたスプリング83等で構
成され、ベースフレーム81の上端部には、各操作伝達
部56から延びる4本のアウタチューブ61の端部がボ
ルト84により夫々固定されているが、左右両端の2本
のアウタチューブ61付きワイヤ62は、第2クランプ
機構53に対応する操作伝達部56に接続され、中2本
のアウタチューブ61付きワイヤ62は、第1クランプ
機構40に対応する操作伝達部56に接続されている。
【0044】図13〜図15は、作業者操作部80をフ
ットペダル82の後側からみた断面図であるが、図13
のフットペダル82の状態では、第1、第2クランプ機
構40,53はクランプ位置にあり、作業者操作部80
において、両端2本のアウタチューブ61の端部から下
方へ延びるワイヤ62は、フットペダル82の後端部に
形成された挿通孔(図示略)を挿通して延び、ワイヤ6
2の先端部の係止部材83がフットペダル82に接触し
ており、中2本のアウタチューブ61の端部から下方へ
延びるワイヤ62は、フットペダル82の後端部に形成
された挿通孔(図示略)を挿通して延び、挿通孔の下側
において、ワイヤ62の先端部の係止部材83が位置し
ている。
【0045】図13の状態から、フットペダル82の上
部を足にて下方へ移動させると、両端のワイヤ62が下
方へ引っ張られて、第2クランプ機構53が駆動されて
クランプ解除位置になり、第2押え枠35が上昇する。
さらにフットペダル82の上部を下方へ移動させると、
図14の状態から、中側2本のワイヤ62も下方へ引っ
張られて、第1クランプ機構40が駆動されてクランプ
解除位置となり、図15の状態では、第1押え枠30も
上昇され、ベース枠21上に被縫製布15を位置決めで
きる状態となる。
【0046】被縫製布15を位置決めした後、フットペ
ダル82の上部を徐々に上昇させるると、前記とは逆
に、先ず第1押え枠30が第1受け部23に押圧され、
次に、第2押え枠35が第2受け部35に押圧されて、
被縫製布15が張った状態に保持される。つまり、この
作業者操作部80を設けることにより、作業者操作部8
0を小型に構成できることができる。しかも、1つのフ
ットペダル82の操作により、第1クランプ機構40と
第2クランプ機構53を介して第1押え枠30、第2押
え枠35を操作することができるので、作業者による作
業操作が簡単になり、作業負荷を著しく低減することが
できる。尚、この作業者操作部80は、変更例1、変更
例2においても適用可能である。
【0047】変更例4・・・図16、図17参照 枠状のベース枠85の開口86の外周部には受け部87
が設けられ、この受け部87に被縫製布15を押える為
の第1押え枠88は、断面L型の押え枠89に対してス
プリング90(これが、弾性部材に相当する)により、
下方へ弾性付勢せれ、第2押え枠89は、第1押え枠8
8の内周側において、被縫製布15に段差を付けて被縫
製布15を下方へ押えるように構成されている。
【0048】被縫製布15を張った状態に保持させるに
は、先ず、ベース枠85上に被縫製布15を位置決めし
た後、1対のクランプ機構(図示略)により、第2押え
枠89を下方へ駆動すると、図16に示すように、第2
押え枠89に対して下方へ弾性付勢された第1押え枠8
8により、被縫製布15がベース枠85の受け部87に
押えられる。さらに、第2押え枠89を下方へ駆動する
と、図17に示すように、第2押え枠89により、第1
押え枠88の内周側において被縫製布15に段差を付け
て被縫製布15が下方へ押えられ、被縫製布15が張っ
た状態に保持される。尚、図示していないが、前記クラ
ンプ機構をクランプ位置とクランプ解除位置とに択一的
に操作する為の作業者操作機構は、変更例3の作業者操
作部80において、クランプ機構の入力部に一端が連結
された2本のアウタチューブ61付きワイヤ62のみ接
続したものが適用される。
【0049】つまり、前記実施例、変更例1、変更例2
と同様に、被縫製布15を簡単・確実・能率よく張った
状態に保持することができるとともに、スプリング90
により第1押え枠88が第2押え枠89に対して下方へ
付勢されているので、第1押え枠88で被縫製布15を
確実に押圧することができ、第1押え枠88を押圧する
クランプ機構を設ける必要がないため、製作コストを低
減できる。しかも、第2押え枠89を下方へ押圧するク
ランプ手段を操作するだけで、被縫製布15を張った状
態で保持できるので、作業負荷を低減して、作業能率を
非常に向上できる。
【0050】尚、前記実施例及び変更例1、変更例2、
変更例4において、作業者操作機構55を必ずしも設け
る必要はなく、手動にてクランプ機構を操作して被縫製
布15を張った状態に保持することは勿論可能である。
【0051】
【発明の効果】請求項1のクランプ式被縫製布保持枠に
おいては、枠状のベース枠と、前記被縫製布をベース枠
に押える為の第1押え枠と、前記第1押え枠の内周側に
おいて被縫製布に段差を付けて被縫製布を下方へ押える
為の第2押え枠が備えられ、第第1クランプ手段により
1押え枠をベース枠に押圧し、第2クランプ手段により
第2押え枠を下方へ押圧するように構成されている。被
縫製布を張った状態に保持させるには、先ず、ベース枠
上に被縫製布を位置決めした後、第1クランプ手段によ
り、第1押え枠をベース枠に押圧して、被縫製布をベー
ス枠に固定させる。次に、第2クランプ手段により第2
押え枠を押圧すると、第2押え枠により第1押え枠の内
周側において被縫製布に段差を付けて被縫製布が下方へ
押えられ、被縫製布を張った状態に保持することができ
る。
【0052】つまり、このクランプ式被縫製布保持枠に
よれば、一旦、被縫製布を第1押え枠によりベース枠に
押えて固定してから、第2押え枠により被縫製布に段差
を付けて被縫製布を下方へ押えるため、被縫製布に張力
が確実に付与されて、被縫製布を十分に張った状態で保
持することができる。しかも、被縫製布を第1押え枠で
固定させた後に、第2押え枠により被縫製布に張りを与
えるように構成してあるため、第1押え枠で被縫製布を
ベース枠に固定する際において、被縫製布をそれほど張
った状態で固定させる必要がない。従って、被縫製布を
ベース枠上に容易に位置決めでき、しかも、被縫製布が
固定された後においては、第2クランプ手段を操作する
だけで、被縫製布を張った状態に保持きるので、作業負
荷を著しく低減できるとともに、作業能率を向上するこ
とができる。また、第1押え枠で固定された被縫製布
を、第2押え枠全体で下方へ押えるため、被縫製布に略
均等な張りを付与することができる。その結果、刺繍又
はパターン縫いが施されている際において、被縫製布に
弛みが発生するのを極力防止することができる。
【0053】請求項2のクランプ式被縫製布保持枠にお
いては、前記ベース枠は、第1押え枠に対向する第1受
け部と、この第1受け部の内周側に第1受け部から段上
がり状に形成された段上がり部と、この段上がり部の内
周側に段上がり部から段落ち状に形成され且つ第2押え
枠に対向する第2受け部とを備えている。被縫製布を張
った状態に保持させるには、被縫製布をベース枠上に位
置決めした後、第1クランプ手段により第1押え枠を第
1受け部に押圧すると、被縫製布がある程度張った状態
でベース枠に固定されま。次に、第2クランプ手段によ
り第2押え枠を第2受け部に押圧すると、被縫製布に段
差を付けて被縫製布が下方へ押えられ、被縫製布を張っ
た状態に保持することができる。
【0054】つまり、このクランプ式被縫製布保持枠に
よれば、請求項1と同様の効果を奏するが、第1受け部
の内周側に設けられた段上がり部により、第1押え枠を
押圧すると、位置決めされた被縫製布をある程度張った
状態でベース枠に固定できる。従って、第2押え枠によ
り被縫製布に段差を付けて被縫製布を下方へ押えること
により、被縫製布を十分に張った状態で、より確実に保
持することができる。しかも、第1、第2押え枠によ
り、段上がり部を挟む第1、第2受け部に被縫製布を屈
曲させて確実に固定できるため、刺繍又はパターン縫い
が施されている際においても、被縫製布に弛みが発生す
るのを確実に防止できる。
【0055】請求項3のクランプ式被縫製布保持枠にお
いては、請求項1と同様の効果を奏するが、前記ベース
枠は、第1押え枠に対向する第1受け部と、この第1受
け部の内周側に第1受け部から段落ち状に形成され且つ
第2押え枠に対向する第2受け部とを備えているので、
ベース枠を簡単な構造で構成でき、製作コストを低減す
ることができる。
【0056】請求項4のクランプ式被縫製布保持枠にお
いては、請求項1と同様の効果を奏するが、前記第2押
え枠は、ベース枠よりも内周側に設けられているので、
ベース枠を一層簡単な構造で構成でき、製作コストを非
常に低減することができる。
【0057】請求項5のクランプ式被縫製布保持枠にお
いては、枠状のベース枠と、前記被縫製布をベース枠に
押える為の第1押え枠と、前記第1押え枠の内周側にお
いて被縫製布に段差を付けて被縫製布を下方へ押える為
の第2押え枠が備えられ、第2押え枠はクランプ手段に
より下方へ押圧され、第1押え枠は、弾性部材により第
2押え枠に対して下方へ弾性付勢され、第2押え枠が被
縫製布を押えるのに先行して第1押え枠が被縫製布を押
えるように構成されている。
【0058】被縫製布を張った状態に保持させるには、
ベース枠上に被縫製布を位置決めした後、クランプ手段
により第2押え枠を下方へ駆動すると、先ず、第2押え
枠に対して下方へ弾性付勢された第1押え枠により、被
縫製布がベース枠に押えられる。更に、第2押え枠を下
方へ駆動すると、第1押え枠の内周側において、第2押
え枠により被縫製布に段差を付けて被縫製布が下方へ押
えられ、被縫製布が張った状態に保持される。
【0059】つまり、このクランプ式被縫製布保持枠に
よれば、前記請求項1〜請求項4のクランプ式被縫製布
保持枠と同様に、被縫製布を簡単・確実・能率よく張っ
た状態に保持することができるとともに、弾性部材によ
り第1押え枠が第2押え枠に対して下方へ付勢されてい
るので、第1押え枠で被縫製布を確実に押圧することが
でき、第1押え枠を押圧するクランプ手段を設ける必要
がないため、製作コストを低減できる。しかも、第2押
え枠を下方へ押圧するクランプ手段を操作するだけで、
被縫製布を張った状態で保持できるので、作業負荷を低
減して、作業能率を非常に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るクランプ式被縫製布保持
枠を装着した多頭式刺繍機の斜視図である。
【図2】前記クランプ式被縫製布保持枠の平面図であ
る。
【図3】前記クランプ式被縫製布保持枠(第1、第2押
え枠の押圧固定時)の側面図である。
【図4】前記クランプ式被縫製布保持枠(第1、第2押
え枠の固定解除時)の側面図である。
【図5】図2のV −V 線断面図である。
【図6】作業者操作部の斜視図である。
【図7】前記クランプ式被縫製布保持枠の作動説明図で
あり、被縫製布をベース枠上に位置決した状態を示す図
である。
【図8】前記クランプ式被縫製布保持枠の作動説明図で
あり、第1押え枠が第1受け部に押圧された状態を示す
図である。
【図9】前記クランプ式被縫製布保持枠の作動説明図で
あり、第2押え枠が第2受け部に押圧された状態を示す
図である。
【図10】変更例1のベース枠、第1押え枠、第2押え
枠の断面図である。
【図11】変更例2ベース枠、第1押え枠、第2押え枠
の断面図である。
【図12】変更例3の作業者操作部の斜視図である。
【図13】前記作業者操作部の作動説明図であり、フッ
トペダルが操作されていない状態を示す図である。
【図14】前記作業者操作部の作動説明図であり、フッ
トペダルの上部を所定高さ下降させた状態を示す図であ
る。
【図15】前記作業者操作部の作動説明図であり、フッ
トペダルを最下位置まで下降させた状態を示す図であ
る。
【図16】変更例4のベース枠、第1押え枠、第2押え
枠(第1押え枠がベース枠の受け部に押圧された状態)
の断面図である。
【図17】変更例4のベース枠、第1押え枠、第2押え
枠(第2押え枠により被縫製布を段差をつけて下方へ押
えた状態)の断面図である。
【符号の説明】
15 被縫製布 20 クランプ式被縫製布保持枠 21,73,77,85 ベース枠 23,74 第1受け部 24 段上がり部 25,75 第2受け部 30,88 第1押え枠 35,89 第2押え枠 40 第1クランプ機構 53 第2クランプ機構 90 スプリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刺繍又はパターン縫いに供される被縫製
    布を張った状態に保持する為のクランプ式被縫製布保持
    枠において、 枠状のベース枠と、 前記被縫製布をベース枠に押える為の第1押え枠と、 前記第1押え枠をベース枠に押圧する為の第1クランプ
    手段と、 前記第1押え枠の内周側において被縫製布に段差を付け
    て被縫製布を下方へ押える為の第2押え枠と、 前記第2押え枠を下方へ押圧する為の第2クランプ手段
    と、 を備えたことを特徴とするクランプ式被縫製布保持枠。
  2. 【請求項2】 前記ベース枠は、第1押え枠に対向する
    第1受け部と、この第1受け部の内周側に第1受け部か
    ら段上がり状に形成された段上がり部と、この段上がり
    部の内周側に段上がり部から段落ち状に形成され且つ第
    2押え枠に対向する第2受け部とを備えたことを特徴と
    する請求項1に記載のクランプ式被縫製布保持枠。
  3. 【請求項3】 前記ベース枠は、第1押え枠に対向する
    第1受け部と、この第1受け部の内周側に第1受け部か
    ら段落ち状に形成され且つ第2押え枠に対向する第2受
    け部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のクラ
    ンプ式被縫製布保持枠。
  4. 【請求項4】 前記第2押え枠は、ベース枠よりも内周
    側に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のクラ
    ンプ式被縫製布保持枠。
  5. 【請求項5】 刺繍又はパターン縫いに供される被縫製
    布を張った状態に保持する為のクランプ式被縫製布保持
    枠において、 枠状のベース枠と、 前記被縫製布をベース枠に押える為の第1押え枠と、 前記第1押え枠の内周側において被縫製布に段差を付け
    て被縫製布を下方へ押える為の第2押え枠と、 前記第2押え枠を下方へ押圧する為のクランプ手段と、 前記第2押え枠が被縫製布を押えるのに先行して第1押
    え枠が被縫製布を押えるように、第2押え枠に対して第
    1押え枠を下方へ弾性付勢する弾性部材と、 を備えたことを特徴とするクランプ式被縫製布保持枠。
JP8186395A 1995-03-13 1995-03-13 クランプ式被縫製布保持枠 Pending JPH08243280A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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