JPH08243330A - ろ過装置 - Google Patents
ろ過装置Info
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- JPH08243330A JPH08243330A JP7052839A JP5283995A JPH08243330A JP H08243330 A JPH08243330 A JP H08243330A JP 7052839 A JP7052839 A JP 7052839A JP 5283995 A JP5283995 A JP 5283995A JP H08243330 A JPH08243330 A JP H08243330A
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Landscapes
- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ろ過装置の入口側におけるろ過材の損傷を防
止すると共に、ろ過材のろ過面を有効に利用することが
できるろ過装置を提供する。 【構成】 フィルタユニット1は筒状フィルタ2と、そ
の第1端部側内部に配設された金属製の流量制御部材3
と、第2端部側に配設された閉塞部材4とから構成され
ている。流量制御部材3は筒状フィルタ2の内径より小
さな外径の円筒状に形成され、その端部に第1端部側ほ
ど拡径となるガイド部3aが形成されている。流量制御部
材3は筒状フィルタ2のほぼ2/5の長さに形成され、
ガイド部3aの先端において筒状フィルタ2に固定されて
いる。流量制御部材3には多数の孔5が形成され、孔5
の大きさは均一ではなく第2端部側に形成された孔5ほ
どその径が大きく形成されている。フィルタユニット1
は多数本が1個のハウジング6内に平行に組付けられた
フィルタ装置7として使用される。
止すると共に、ろ過材のろ過面を有効に利用することが
できるろ過装置を提供する。 【構成】 フィルタユニット1は筒状フィルタ2と、そ
の第1端部側内部に配設された金属製の流量制御部材3
と、第2端部側に配設された閉塞部材4とから構成され
ている。流量制御部材3は筒状フィルタ2の内径より小
さな外径の円筒状に形成され、その端部に第1端部側ほ
ど拡径となるガイド部3aが形成されている。流量制御部
材3は筒状フィルタ2のほぼ2/5の長さに形成され、
ガイド部3aの先端において筒状フィルタ2に固定されて
いる。流量制御部材3には多数の孔5が形成され、孔5
の大きさは均一ではなく第2端部側に形成された孔5ほ
どその径が大きく形成されている。フィルタユニット1
は多数本が1個のハウジング6内に平行に組付けられた
フィルタ装置7として使用される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流体中の不純物を繊維製
のろ過材を使用して捕集するろ過装置に関するものであ
る。
のろ過材を使用して捕集するろ過装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】流体中に存在する微小な不純物を捕集す
る方法として繊維製のろ過材を使用したフィルタによる
ろ過が一般に行われている。限られた大きさの流路の中
で断面積を拡大せずにろ過面積を大きく取るため、多数
のフィルタを流体の流れと平行に配置したろ過装置があ
る(例えば、USP5293742号)。この装置は、
ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれるパティキュレ
ート(カーボン微粒子とエンジンオイル、未燃燃料の混
合物)の捕集に使用されるものであって、多数の円筒状
フィルタを備えている。図7に示すように、円筒状フィ
ルタ50は多数の孔51aが形成された支持円筒51の
外側に、ろ過材として異なる密度の不織布52,53,
54が積層配置されている。不織布の密度は内側に配置
されたものほど小さくなっている。支持円筒51の一端
(下流端)は閉鎖板55で閉塞されている。そして、こ
の円筒状フィルタ50は開口側から支持円筒51の内側
に向かって被ろ過流体が流入し、各不織布52〜54を
それぞれ内側から外側へ向かって通過する間に、流体
(排ガス)中の不純物(パティキュレート等)が除去さ
れる。
る方法として繊維製のろ過材を使用したフィルタによる
ろ過が一般に行われている。限られた大きさの流路の中
で断面積を拡大せずにろ過面積を大きく取るため、多数
のフィルタを流体の流れと平行に配置したろ過装置があ
る(例えば、USP5293742号)。この装置は、
ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれるパティキュレ
ート(カーボン微粒子とエンジンオイル、未燃燃料の混
合物)の捕集に使用されるものであって、多数の円筒状
フィルタを備えている。図7に示すように、円筒状フィ
ルタ50は多数の孔51aが形成された支持円筒51の
外側に、ろ過材として異なる密度の不織布52,53,
54が積層配置されている。不織布の密度は内側に配置
されたものほど小さくなっている。支持円筒51の一端
(下流端)は閉鎖板55で閉塞されている。そして、こ
の円筒状フィルタ50は開口側から支持円筒51の内側
に向かって被ろ過流体が流入し、各不織布52〜54を
それぞれ内側から外側へ向かって通過する間に、流体
(排ガス)中の不純物(パティキュレート等)が除去さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一端が閉鎖された円筒
状フィルタ50に開口側から流体が流入すると、フィル
タ50の入口側では流体の流速が大きく、閉塞側ほど流
速が小さくなる。その結果、入口側に位置するろ過材即
ち不織布52は流体により大きな力を受け、流体が大き
な流速のまま接触する入り口付近のろ過面が損傷を受け
易い。特に内側に配置された不織布52は密度が粗のた
め、大きな流速の流体が作用することで、より損傷を受
け易くなる。
状フィルタ50に開口側から流体が流入すると、フィル
タ50の入口側では流体の流速が大きく、閉塞側ほど流
速が小さくなる。その結果、入口側に位置するろ過材即
ち不織布52は流体により大きな力を受け、流体が大き
な流速のまま接触する入り口付近のろ過面が損傷を受け
易い。特に内側に配置された不織布52は密度が粗のた
め、大きな流速の流体が作用することで、より損傷を受
け易くなる。
【0004】また、円筒状フィルタ50の内側に配置さ
れた支持円筒51に形成された多数の孔51aは同じ大
きさでしかも全面にわたって均一に分布しているため、
円筒状フィルタ50を通過する流量も入口側がより多く
なる。そして、フィルタの全ろ過面が有効に利用されず
に、堆積物が入口側に偏って堆積するという問題もあ
る。
れた支持円筒51に形成された多数の孔51aは同じ大
きさでしかも全面にわたって均一に分布しているため、
円筒状フィルタ50を通過する流量も入口側がより多く
なる。そして、フィルタの全ろ過面が有効に利用されず
に、堆積物が入口側に偏って堆積するという問題もあ
る。
【0005】前記の問題は筒状フィルタに限らず、平板
状フィルタを一端が閉塞状態の通路を有するハウジング
に組付けて使用するフィルタの場合にも生じる。本発明
は前記の問題点に鑑みてなされたものであって、その目
的はろ過装置の入口側におけるろ過材の損傷を防止する
と共に、ろ過材のろ過面を有効に利用することができる
ろ過装置を提供することにある。
状フィルタを一端が閉塞状態の通路を有するハウジング
に組付けて使用するフィルタの場合にも生じる。本発明
は前記の問題点に鑑みてなされたものであって、その目
的はろ過装置の入口側におけるろ過材の損傷を防止する
と共に、ろ過材のろ過面を有効に利用することができる
ろ過装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め請求項1に記載の発明では、被ろ過流体が繊維製のろ
過材の表面に沿ってその第1端部側から第2端部側に向
かって流れると共に、流路の第2端部が閉鎖された状態
で使用するろ過装置であって、少なくともその第1端部
側にろ過材の表面を覆ってろ過材に対するろ過流体の作
用量を規制する流量制御部材を備えた。
め請求項1に記載の発明では、被ろ過流体が繊維製のろ
過材の表面に沿ってその第1端部側から第2端部側に向
かって流れると共に、流路の第2端部が閉鎖された状態
で使用するろ過装置であって、少なくともその第1端部
側にろ過材の表面を覆ってろ過材に対するろ過流体の作
用量を規制する流量制御部材を備えた。
【0007】請求項2に記載の発明では、前記流量制御
部材は板材で形成され、ろ過材側への流体の通過を許容
する多数の通過孔が、流量制御部材の単位長さ当たりの
該通過孔の面積の割合が第2端部側ほど大きくなるよう
に形成されている。
部材は板材で形成され、ろ過材側への流体の通過を許容
する多数の通過孔が、流量制御部材の単位長さ当たりの
該通過孔の面積の割合が第2端部側ほど大きくなるよう
に形成されている。
【0008】請求項3に記載の発明では、前記流量制御
部材は織物で形成されると共にろ過材の表面に接触する
状態で配置され、その密度がろ過材の第1端部側が大き
くなるように少なくとも2段階に変化するように形成さ
れている。
部材は織物で形成されると共にろ過材の表面に接触する
状態で配置され、その密度がろ過材の第1端部側が大き
くなるように少なくとも2段階に変化するように形成さ
れている。
【0009】請求項4に記載の発明では、前記流量制御
部材は織物で形成されると共にろ過材の表面に接触する
状態で配置され、その密度がろ過材の第1端部側から第
2端部側に向かって次第に小さくなるように形成されて
いる。
部材は織物で形成されると共にろ過材の表面に接触する
状態で配置され、その密度がろ過材の第1端部側から第
2端部側に向かって次第に小さくなるように形成されて
いる。
【0010】請求項5に記載の発明では、請求項1〜請
求項4のいずれか1項に記載の発明において、前記ろ過
材及び流量制御部材は耐熱性の材料により形成されてい
る。請求項6に記載の発明では、請求項1〜請求項5の
いずれか1項に記載の発明において、前記ろ過材及び流
量制御部材は筒状に形成されている。
求項4のいずれか1項に記載の発明において、前記ろ過
材及び流量制御部材は耐熱性の材料により形成されてい
る。請求項6に記載の発明では、請求項1〜請求項5の
いずれか1項に記載の発明において、前記ろ過材及び流
量制御部材は筒状に形成されている。
【0011】
【作用】請求項1〜請求項5に記載の発明のろ過装置
は、被ろ過流体がろ過材の表面に沿ってその第1端部側
から第2端部側に向かって流れると共に、流路の第2端
部が閉鎖された状態で使用される。ろ過装置に流量制御
部材が装備されていない状態では、ろ過材を通過する被
ろ過流体の流量は第1端部側(上流側)ほど多くかつ流
速も速くなり、ろ過装置の単位時間当たりの処理量によ
っては、第1端部側に位置するろ過材に対するその作用
力が強すぎる状態となる。しかし、流量制御部材の存在
により、第1端部側においてろ過材に作用する被ろ過流
体の流量が少なくなってろ過材に対する被ろ過流体の作
用量が規制され、第1端部側に位置するろ過材に対する
作用力が過大になることが抑制される。
は、被ろ過流体がろ過材の表面に沿ってその第1端部側
から第2端部側に向かって流れると共に、流路の第2端
部が閉鎖された状態で使用される。ろ過装置に流量制御
部材が装備されていない状態では、ろ過材を通過する被
ろ過流体の流量は第1端部側(上流側)ほど多くかつ流
速も速くなり、ろ過装置の単位時間当たりの処理量によ
っては、第1端部側に位置するろ過材に対するその作用
力が強すぎる状態となる。しかし、流量制御部材の存在
により、第1端部側においてろ過材に作用する被ろ過流
体の流量が少なくなってろ過材に対する被ろ過流体の作
用量が規制され、第1端部側に位置するろ過材に対する
作用力が過大になることが抑制される。
【0012】請求項3に記載の発明では、織物製の流量
制御部材がろ過材の表面に接触する状態で配置されてろ
過材の表面を覆うため、ろ過材表面の繊維が押さえられ
て、被ろ過流体により乱されるのが防止される。
制御部材がろ過材の表面に接触する状態で配置されてろ
過材の表面を覆うため、ろ過材表面の繊維が押さえられ
て、被ろ過流体により乱されるのが防止される。
【0013】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の発明と同様な作用をなす他、流量制御部材を形成す
る織物の密度が連続的に変化しているため、ろ過材の全
面が均等にろ過機能を発揮する。
載の発明と同様な作用をなす他、流量制御部材を形成す
る織物の密度が連続的に変化しているため、ろ過材の全
面が均等にろ過機能を発揮する。
【0014】請求項5に記載の発明では、ろ過材及び流
量制御部材が耐熱性の材料で形成されているため、ディ
ーゼルエンジンの排ガス等の高温流体の処理に適すると
共に、ろ過材に堆積した不純物の燃焼除去も可能とな
る。
量制御部材が耐熱性の材料で形成されているため、ディ
ーゼルエンジンの排ガス等の高温流体の処理に適すると
共に、ろ過材に堆積した不純物の燃焼除去も可能とな
る。
【0015】請求項6に記載の発明では、ろ過材及び流
量制御部材が筒状に形成されているため、平板状の場合
に比較して同じ体積のハウジングを使用した場合に実質
的なろ過面積が大きくなる。
量制御部材が筒状に形成されているため、平板状の場合
に比較して同じ体積のハウジングを使用した場合に実質
的なろ過面積が大きくなる。
【0016】
(実施例1)以下、本発明をディーゼルエンジンの排ガ
ス中のパティキュレート捕集用のフィルタユニットに具
体化した第1実施例を図1及び図2に従って説明する。
ス中のパティキュレート捕集用のフィルタユニットに具
体化した第1実施例を図1及び図2に従って説明する。
【0017】ろ過装置としてのフィルタユニット1はろ
過材としての筒状フィルタ2と、その第1端部側内部に
配設された流量制御部材3と、第2端部側に配設された
閉塞部材4とから構成されている。筒状フィルタ2は例
えば、本願出願人が特開平6−264722号公報等で
先に提案したものと同様、耐熱性繊維からなる円筒織物
の間に耐熱性短繊維で構成された不織布が配置されたサ
ンドイッチ状に構成され、外側に多孔金属板からなるカ
バーが配設されている。なお、図では単なる円筒として
表している。
過材としての筒状フィルタ2と、その第1端部側内部に
配設された流量制御部材3と、第2端部側に配設された
閉塞部材4とから構成されている。筒状フィルタ2は例
えば、本願出願人が特開平6−264722号公報等で
先に提案したものと同様、耐熱性繊維からなる円筒織物
の間に耐熱性短繊維で構成された不織布が配置されたサ
ンドイッチ状に構成され、外側に多孔金属板からなるカ
バーが配設されている。なお、図では単なる円筒として
表している。
【0018】耐熱性繊維としては炭化珪素繊維、アルミ
ナ繊維、チラノ繊維(宇部興産の商品名)等のセラミッ
ク繊維やカーボン繊維あるいは金属繊維等の耐熱性に優
れた無機繊維が使用される。
ナ繊維、チラノ繊維(宇部興産の商品名)等のセラミッ
ク繊維やカーボン繊維あるいは金属繊維等の耐熱性に優
れた無機繊維が使用される。
【0019】流量制御部材3は耐熱性を有するように金
属板で形成され、筒状フィルタ2の内径より小さな外径
の円筒状に形成されると共に、その第1端部に第1端部
側ほど拡径となるガイド部3aが形成されている。流量
制御部材3は筒状フィルタ2のほぼ2/5の長さに形成
されると共に、ガイド部3aの先端において筒状フィル
タ2に固定されている。即ち、流量制御部材3は筒状フ
ィルタ2の表面との間に空間Sが存在する状態で固定さ
れている。流量制御部材3には筒状フィルタ2側への流
体の通過を許容する通過孔としての多数の孔5が形成さ
れている。孔5の大きさは均一ではなく第2端部側に形
成された孔5ほどその径が大きくなるように形成されて
いる。すなわち、流量制御部材3の単位長さ当たりの前
記通過孔の面積の割合が第2端部側ほど大きくなるよう
に形成されている。即ち、入口側の開口率が小さく、第
2端部側に向かって開口率が次第に大きくなるように形
成されている。例えば、入口側で開口率が20%、第2
の端部で70%に形成されている。
属板で形成され、筒状フィルタ2の内径より小さな外径
の円筒状に形成されると共に、その第1端部に第1端部
側ほど拡径となるガイド部3aが形成されている。流量
制御部材3は筒状フィルタ2のほぼ2/5の長さに形成
されると共に、ガイド部3aの先端において筒状フィル
タ2に固定されている。即ち、流量制御部材3は筒状フ
ィルタ2の表面との間に空間Sが存在する状態で固定さ
れている。流量制御部材3には筒状フィルタ2側への流
体の通過を許容する通過孔としての多数の孔5が形成さ
れている。孔5の大きさは均一ではなく第2端部側に形
成された孔5ほどその径が大きくなるように形成されて
いる。すなわち、流量制御部材3の単位長さ当たりの前
記通過孔の面積の割合が第2端部側ほど大きくなるよう
に形成されている。即ち、入口側の開口率が小さく、第
2端部側に向かって開口率が次第に大きくなるように形
成されている。例えば、入口側で開口率が20%、第2
の端部で70%に形成されている。
【0020】フィルタユニット1は1個でも使用される
が、ろ過面積を増大させるため、通常は図2に示すよう
に多数本のフィルタユニット1が1個のハウジング6内
に平行に組付けられたフィルタ装置7として使用され
る。ハウジング6は本体部が円筒状に形成されるととも
に入口6a側及び出口6b側がそれぞれ縮径となるよう
に形成され、その入口6a寄りに流体の流れる方向と直
交する状態で円形状の区画板8が固定配置されている。
区画板8にはフィルタユニット1の外径と同径の取付け
孔8aが複数個形成され、各フィルタユニット1はその
第1端部が取付け孔8aに嵌合固定された状態で互いに
平行に配設されている。
が、ろ過面積を増大させるため、通常は図2に示すよう
に多数本のフィルタユニット1が1個のハウジング6内
に平行に組付けられたフィルタ装置7として使用され
る。ハウジング6は本体部が円筒状に形成されるととも
に入口6a側及び出口6b側がそれぞれ縮径となるよう
に形成され、その入口6a寄りに流体の流れる方向と直
交する状態で円形状の区画板8が固定配置されている。
区画板8にはフィルタユニット1の外径と同径の取付け
孔8aが複数個形成され、各フィルタユニット1はその
第1端部が取付け孔8aに嵌合固定された状態で互いに
平行に配設されている。
【0021】次に前記のように構成されたフィルタ装置
7の作用を説明する。フィルタ装置7は図示しない自動
車のディーゼルエンジンの排気管の途中に連結されて使
用される。入口6aからハウジング6内に導入された排
ガスは、各フィルタユニット1の開口側から内側に導入
される。そして、排ガスは流量制御部材3に沿ってフィ
ルタユニット1の長手方向に沿って移動しながら、その
一部が孔5を通過して筒状フィルタ2と対応する位置に
案内され、一部は流量制御部材3によりフィルタユニッ
ト1の奥側へと案内される。そして、排ガスは筒状フィ
ルタ2を内側から外側へ向かって通過し、筒状フィルタ
2を通過する間に排ガス中に含まれるパティキュレート
等がろ過され、清浄になった排ガスが出口6bから排出
される。入口6aの圧力(背圧)は筒状フィルタ2に捕
集されたパティキュレート量の増加に伴って上昇する。
そして、背圧が所定の設定圧力に達した後、フィルタユ
ニット1の再生が行われる。
7の作用を説明する。フィルタ装置7は図示しない自動
車のディーゼルエンジンの排気管の途中に連結されて使
用される。入口6aからハウジング6内に導入された排
ガスは、各フィルタユニット1の開口側から内側に導入
される。そして、排ガスは流量制御部材3に沿ってフィ
ルタユニット1の長手方向に沿って移動しながら、その
一部が孔5を通過して筒状フィルタ2と対応する位置に
案内され、一部は流量制御部材3によりフィルタユニッ
ト1の奥側へと案内される。そして、排ガスは筒状フィ
ルタ2を内側から外側へ向かって通過し、筒状フィルタ
2を通過する間に排ガス中に含まれるパティキュレート
等がろ過され、清浄になった排ガスが出口6bから排出
される。入口6aの圧力(背圧)は筒状フィルタ2に捕
集されたパティキュレート量の増加に伴って上昇する。
そして、背圧が所定の設定圧力に達した後、フィルタユ
ニット1の再生が行われる。
【0022】フィルタユニット1に流量制御部材3が装
備されていない状態では、フィルタユニット1に導入さ
れた排ガスの筒状フィルタ2に作用する量は、第1端部
側(入口側)ほど多くかつ流速も速くなる。その結果、
入口近傍に位置する筒状フィルタ2に対する排ガスの作
用力が強すぎる状態となり、筒状フィルタ2を構成する
繊維が損傷を受ける。特にセラミック繊維は脆いため、
流速及び流量が大きな流体の作用により損傷を受け易く
なる。
備されていない状態では、フィルタユニット1に導入さ
れた排ガスの筒状フィルタ2に作用する量は、第1端部
側(入口側)ほど多くかつ流速も速くなる。その結果、
入口近傍に位置する筒状フィルタ2に対する排ガスの作
用力が強すぎる状態となり、筒状フィルタ2を構成する
繊維が損傷を受ける。特にセラミック繊維は脆いため、
流速及び流量が大きな流体の作用により損傷を受け易く
なる。
【0023】しかし、流量制御部材3の存在により、フ
ィルタユニット1内に導入された大部分の排ガスは入口
近傍において筒状フィルタ2に対して作用するのが規制
され、流量制御部材3と対応する位置の筒状フィルタ2
に対しては、孔5を通過した排ガスのみが作用する。流
量制御部材3に形成された孔5の径は第1端部(入口)
側ほど小さく、第2の端部側ほど大きく形成されている
ため、排ガスの流量が長手方向で一定であれば、流量制
御部材3を通過する排ガス量は入口側ほど少なくなる。
しかし、排ガスの流量は入口付近が大きく奥側ほど小さ
くなるため、孔5の径を前記のように変化させることに
より、流量制御部材3を通過する排ガスの量が長手方向
の全体にわたって均等化される。その結果、筒状フィル
タ2に対する排ガスの作用量が均等化され、筒状フィル
タ2の第1端部に対する排ガスの作用力が過大になるこ
とが防止され、筒状フィルタ2はその繊維がはぎ取られ
る等の損傷を受けることが回避される。
ィルタユニット1内に導入された大部分の排ガスは入口
近傍において筒状フィルタ2に対して作用するのが規制
され、流量制御部材3と対応する位置の筒状フィルタ2
に対しては、孔5を通過した排ガスのみが作用する。流
量制御部材3に形成された孔5の径は第1端部(入口)
側ほど小さく、第2の端部側ほど大きく形成されている
ため、排ガスの流量が長手方向で一定であれば、流量制
御部材3を通過する排ガス量は入口側ほど少なくなる。
しかし、排ガスの流量は入口付近が大きく奥側ほど小さ
くなるため、孔5の径を前記のように変化させることに
より、流量制御部材3を通過する排ガスの量が長手方向
の全体にわたって均等化される。その結果、筒状フィル
タ2に対する排ガスの作用量が均等化され、筒状フィル
タ2の第1端部に対する排ガスの作用力が過大になるこ
とが防止され、筒状フィルタ2はその繊維がはぎ取られ
る等の損傷を受けることが回避される。
【0024】また、筒状フィルタ2に対する排ガスの作
用量が均等化されるため、筒状フィルタ2に捕集される
パティキュレート等の不純物の量も均等化され、フィル
タユニット1の再生時期の間隔が長くなる。その結果、
再生に要する手間が少なくなる。
用量が均等化されるため、筒状フィルタ2に捕集される
パティキュレート等の不純物の量も均等化され、フィル
タユニット1の再生時期の間隔が長くなる。その結果、
再生に要する手間が少なくなる。
【0025】流量制御部材3がフィルタユニット1の入
口側からほぼ半分程度までしか配設されていないが、フ
ィルタユニット1内に導入された排ガスの半分程度が流
量制御部材3が配設されている間でフィルタユニット1
の外側に排出される。その結果、フィルタユニット1の
半分を過ぎた位置では流量及び流速も小さくなっている
ので、流量制御部材3で排ガスの流量を規制しなくても
支障がない。
口側からほぼ半分程度までしか配設されていないが、フ
ィルタユニット1内に導入された排ガスの半分程度が流
量制御部材3が配設されている間でフィルタユニット1
の外側に排出される。その結果、フィルタユニット1の
半分を過ぎた位置では流量及び流速も小さくなっている
ので、流量制御部材3で排ガスの流量を規制しなくても
支障がない。
【0026】流量制御部材3が筒状フィルタ2の全面に
接触する状態で配置された場合は、孔5以外の箇所が筒
状フィルタ2を覆って筒状フィルタ2の有効ろ過面積が
低下する。しかし、この実施例では流量制御部材3と筒
状フィルタ2の表面との間に空間Sが存在するため、孔
5を通過して筒状フィルタ2と対応する位置に導入され
た排ガスは、流量制御部材3に邪魔されずに筒状フィル
タ2を通過でき、筒状フィルタ2の有効ろ過面積が低下
することはない。
接触する状態で配置された場合は、孔5以外の箇所が筒
状フィルタ2を覆って筒状フィルタ2の有効ろ過面積が
低下する。しかし、この実施例では流量制御部材3と筒
状フィルタ2の表面との間に空間Sが存在するため、孔
5を通過して筒状フィルタ2と対応する位置に導入され
た排ガスは、流量制御部材3に邪魔されずに筒状フィル
タ2を通過でき、筒状フィルタ2の有効ろ過面積が低下
することはない。
【0027】パティキュレートが堆積したフィルタユニ
ット1を再生する場合は、ハウジング6を分解してフィ
ルタユニット1を取り外して、パティキュレートを燃焼
除去する。火炎を放射可能なバーナーノズルをフィルタ
ー装置7に装備し、バーナーノズルから火炎を放射して
堆積物を燃焼させるようにしてもよい。
ット1を再生する場合は、ハウジング6を分解してフィ
ルタユニット1を取り外して、パティキュレートを燃焼
除去する。火炎を放射可能なバーナーノズルをフィルタ
ー装置7に装備し、バーナーノズルから火炎を放射して
堆積物を燃焼させるようにしてもよい。
【0028】(実施例2)次に第2実施例を図3に従っ
て説明する。この実施例はフィルタユニット1が平板フ
ィルタ9を備えている点が前記実施例と大きく異なって
いる。平板フィルタ9は耐熱性繊維からなる織物の間に
耐熱性短繊維で構成された不織布が配置されたサンドイ
ッチ状に構成され、片側に多孔金属板からなる支持部材
が配設されている。なお、図では単なる平板として表し
ている。
て説明する。この実施例はフィルタユニット1が平板フ
ィルタ9を備えている点が前記実施例と大きく異なって
いる。平板フィルタ9は耐熱性繊維からなる織物の間に
耐熱性短繊維で構成された不織布が配置されたサンドイ
ッチ状に構成され、片側に多孔金属板からなる支持部材
が配設されている。なお、図では単なる平板として表し
ている。
【0029】平板フィルタ9は支持板を兼ねた流量制御
部材3により2枚を1組としてユニット化されている。
流量制御部材3は金属板を折り曲げて偏平な四角筒状に
形成されると共に、入口側にテーパ状のガイド部3aが
形成されている。平板フィルタ9は流量制御部材3の両
側壁3bに支持された状態で互いに平行となるように固
定されている。流量制御部材3には平板フィルタ9と対
応する面に孔5が形成されている。孔5は前記実施例と
同様に、第1端部側に形成された孔5ほどその径が小さ
くなるように形成されている。
部材3により2枚を1組としてユニット化されている。
流量制御部材3は金属板を折り曲げて偏平な四角筒状に
形成されると共に、入口側にテーパ状のガイド部3aが
形成されている。平板フィルタ9は流量制御部材3の両
側壁3bに支持された状態で互いに平行となるように固
定されている。流量制御部材3には平板フィルタ9と対
応する面に孔5が形成されている。孔5は前記実施例と
同様に、第1端部側に形成された孔5ほどその径が小さ
くなるように形成されている。
【0030】フィルタユニット1は四角筒状のハウジン
グ内に複数個が多段にかつ、第2端部側が閉塞された状
態に組付けられて使用される。この実施例においても、
一対の平板フィルタ9間に導入された排ガスは流量制御
部材3の作用により、平板フィルタ9に作用する排ガス
の流量がその長手方向でほぼ均等となる。その結果、平
板フィルタ9の第1端部近傍の繊維が損傷を受けること
がない。また、パティキュレートの捕集も平板フィルタ
9全面で均等に行われる。
グ内に複数個が多段にかつ、第2端部側が閉塞された状
態に組付けられて使用される。この実施例においても、
一対の平板フィルタ9間に導入された排ガスは流量制御
部材3の作用により、平板フィルタ9に作用する排ガス
の流量がその長手方向でほぼ均等となる。その結果、平
板フィルタ9の第1端部近傍の繊維が損傷を受けること
がない。また、パティキュレートの捕集も平板フィルタ
9全面で均等に行われる。
【0031】(実施例3)次に第3実施例を図4に従っ
て説明する。この実施例ではフィルタユニット1に再生
用のヒータが組み込まれている点が第1実施例と異なっ
ており、その他の点は第1実施例と同じである。
て説明する。この実施例ではフィルタユニット1に再生
用のヒータが組み込まれている点が第1実施例と異なっ
ており、その他の点は第1実施例と同じである。
【0032】筒状フィルタ2の内側には筒状フィルタ2
の内径より若干小さな径のスパイラル状に形成されたヒ
ータ10がその表面に沿って配設されている。ヒータ1
0は閉塞部材4に固定された電極(図示せず)に接続さ
れている。ヒータ10と金属製の流量制御部材3との間
には絶縁材11が配設され、流量制御部材3への通電を
阻止するようになっている。絶縁材11としてはセラミ
ック繊維が使用され、円筒状の流量制御部材3の外側に
セラミック繊維を巻き付けることにより流量制御部材3
の外側に絶縁層が形成されている。
の内径より若干小さな径のスパイラル状に形成されたヒ
ータ10がその表面に沿って配設されている。ヒータ1
0は閉塞部材4に固定された電極(図示せず)に接続さ
れている。ヒータ10と金属製の流量制御部材3との間
には絶縁材11が配設され、流量制御部材3への通電を
阻止するようになっている。絶縁材11としてはセラミ
ック繊維が使用され、円筒状の流量制御部材3の外側に
セラミック繊維を巻き付けることにより流量制御部材3
の外側に絶縁層が形成されている。
【0033】第1実施例と同様にこのフィルタユニット
1を複数備えたフィルタ装置7を使用してディーゼルエ
ンジンの排ガス処理を行う場合、ヒータ10に通電する
と筒状フィルタ2に捕集されたパティキュレート等が燃
焼除去される。従って、フィルタユニット1の再生のた
めに、ハウジングを分解してフィルタユニット1を取り
外す作業が不要となる。
1を複数備えたフィルタ装置7を使用してディーゼルエ
ンジンの排ガス処理を行う場合、ヒータ10に通電する
と筒状フィルタ2に捕集されたパティキュレート等が燃
焼除去される。従って、フィルタユニット1の再生のた
めに、ハウジングを分解してフィルタユニット1を取り
外す作業が不要となる。
【0034】また、金属製の流量制御部材3とヒータ1
0との絶縁を確保するための絶縁材として、セラミック
繊維を流量制御部材3に巻き付けている。セラミック繊
維は粗にあるいは部分的に巻き付けられるので、排ガス
の透過性にあまり影響せず、ヒータ10との絶縁には有
効に機能する。また、セラミック繊維自身は流量制御部
材3により排ガスの激しい流れからは保護されるため、
耐久性に問題はない。
0との絶縁を確保するための絶縁材として、セラミック
繊維を流量制御部材3に巻き付けている。セラミック繊
維は粗にあるいは部分的に巻き付けられるので、排ガス
の透過性にあまり影響せず、ヒータ10との絶縁には有
効に機能する。また、セラミック繊維自身は流量制御部
材3により排ガスの激しい流れからは保護されるため、
耐久性に問題はない。
【0035】(実施例4)次に第4実施例を図5に従っ
て説明する。この実施例では流量制御部材3を耐熱性繊
維を材料とした織物で構成した点が前記第1実施例と大
きく異なっている。筒状フィルタ2の内側にはセラミッ
ク繊維で織成された円筒織物製の流量制御部材12が配
設されている。流量制御部材12は高密度に織成された
部分と低密度に織成された部分とが連続して形成され、
全長のほぼ1/3が高密度となるように形成されてい
る。即ち、流量制御部材12はその密度が長手方向に沿
って2段階に変化するように形成されている。例えば、
高密度部12aは低密度部12bの2倍の密度に織成し
た。そして、高密度側がフィルタユニット1の第1端部
側(入口側)となるように、かつ流量制御部材12全体
が筒状フィルタ2の内面に接触する状態で配設されてい
る。フィルタユニット1の第1端部には筒状フィルタ2
の端部を支持すると共に、流量制御部材12の第1の端
部を支持する固定金具13が配設されている。なお、固
定金具13は筒状フィルタ2を構成する金属製の多孔筒
2aの第1端部に嵌合する状態で固定されている。
て説明する。この実施例では流量制御部材3を耐熱性繊
維を材料とした織物で構成した点が前記第1実施例と大
きく異なっている。筒状フィルタ2の内側にはセラミッ
ク繊維で織成された円筒織物製の流量制御部材12が配
設されている。流量制御部材12は高密度に織成された
部分と低密度に織成された部分とが連続して形成され、
全長のほぼ1/3が高密度となるように形成されてい
る。即ち、流量制御部材12はその密度が長手方向に沿
って2段階に変化するように形成されている。例えば、
高密度部12aは低密度部12bの2倍の密度に織成し
た。そして、高密度側がフィルタユニット1の第1端部
側(入口側)となるように、かつ流量制御部材12全体
が筒状フィルタ2の内面に接触する状態で配設されてい
る。フィルタユニット1の第1端部には筒状フィルタ2
の端部を支持すると共に、流量制御部材12の第1の端
部を支持する固定金具13が配設されている。なお、固
定金具13は筒状フィルタ2を構成する金属製の多孔筒
2aの第1端部に嵌合する状態で固定されている。
【0036】このフィルタユニット1も第1実施例と同
様に、円筒状のハウジング6内に複数本が平行に組付け
られて使用される。フィルタユニット1に導入された排
ガスは流速が速い状態で入口付近の流量制御部材12に
作用する。入口付近には高密度部12aが存在し、高密
度部12aは目ずれし難く、強度も大きいため、流量制
御部材12は排ガスの強い作用を受けても損傷しない。
流速が速い状態で流量制御部材12に作用した排ガスは
流量制御部材12を通過した後、筒状フィルタ2を通過
する。
様に、円筒状のハウジング6内に複数本が平行に組付け
られて使用される。フィルタユニット1に導入された排
ガスは流速が速い状態で入口付近の流量制御部材12に
作用する。入口付近には高密度部12aが存在し、高密
度部12aは目ずれし難く、強度も大きいため、流量制
御部材12は排ガスの強い作用を受けても損傷しない。
流速が速い状態で流量制御部材12に作用した排ガスは
流量制御部材12を通過した後、筒状フィルタ2を通過
する。
【0037】入口付近において流量制御部材12に作用
する排ガスの流量は多く速度も大きいが、高密度部12
aを通過した後、筒状フィルタ2に作用するときはその
力が弱まる。従って、筒状フィルタ2の入口部の損傷が
防止される。入口からほぼ1/3を過ぎた後は低密度部
12bとなっているが、流速が小さくなると共に流量も
少なくなるため、低密度であっても強度的に支障はな
い。そして、低密度のため排ガスの通過抵抗が小さくな
り、流速及び流量が小さな排ガスが円滑に流量制御部材
12を通過する。
する排ガスの流量は多く速度も大きいが、高密度部12
aを通過した後、筒状フィルタ2に作用するときはその
力が弱まる。従って、筒状フィルタ2の入口部の損傷が
防止される。入口からほぼ1/3を過ぎた後は低密度部
12bとなっているが、流速が小さくなると共に流量も
少なくなるため、低密度であっても強度的に支障はな
い。そして、低密度のため排ガスの通過抵抗が小さくな
り、流速及び流量が小さな排ガスが円滑に流量制御部材
12を通過する。
【0038】なお、本発明は前記各実施例に限定される
ものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。 (1) 第2実施例において、流量制御部材3として厚
みの大きな板材を使用し、図6に示すように板材の端面
をテーパ状に加工してガイド部3aとすると共に、ガイ
ド部3aから斜めに流量制御部材3を貫通する小径の孔
5を形成する。
ものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。 (1) 第2実施例において、流量制御部材3として厚
みの大きな板材を使用し、図6に示すように板材の端面
をテーパ状に加工してガイド部3aとすると共に、ガイ
ド部3aから斜めに流量制御部材3を貫通する小径の孔
5を形成する。
【0039】(2) 第4実施例において、流量制御部
材12を構成する織物の密度を筒状フィルタ2の第1端
部側から第2端部側に向かって次第に小さくなるように
形成する。排ガスの流量及び流速は入口から連続的に小
さくなるため、それに対応して織物の密度を次第に小さ
くすれば、流速の小さな部分でも排ガスの通過が円滑に
行われる。
材12を構成する織物の密度を筒状フィルタ2の第1端
部側から第2端部側に向かって次第に小さくなるように
形成する。排ガスの流量及び流速は入口から連続的に小
さくなるため、それに対応して織物の密度を次第に小さ
くすれば、流速の小さな部分でも排ガスの通過が円滑に
行われる。
【0040】(3) 第1〜第3実施例において、孔5
の径を変更する代わりに、同径の孔5を形成すると共に
単位面積当たりの数を変更して、流量制御部材3の単位
長さ当たりの通過孔の面積の割合を第2端部側ほど大き
くなるように形成する。この場合、径の異なるドリル等
を準備する必要がなく加工が容易となる。
の径を変更する代わりに、同径の孔5を形成すると共に
単位面積当たりの数を変更して、流量制御部材3の単位
長さ当たりの通過孔の面積の割合を第2端部側ほど大き
くなるように形成する。この場合、径の異なるドリル等
を準備する必要がなく加工が容易となる。
【0041】(4) 孔5の形状は円に限らず、楕円や
多角形としたり、スリットとしてもよい。 (5) 流量制御部材3の単位長さ当たりの通過孔の面
積の割合は必ずしもほぼ連続的に第2端部側ほど大きく
なるように形成する必要はなく、少なくともフィルタユ
ニット(ろ過装置)の入口近傍において流量制御部材3
を通過する流体の流速及び流量がフィルタ(ろ過材)に
ダメージを与えない大きさとなればよい。
多角形としたり、スリットとしてもよい。 (5) 流量制御部材3の単位長さ当たりの通過孔の面
積の割合は必ずしもほぼ連続的に第2端部側ほど大きく
なるように形成する必要はなく、少なくともフィルタユ
ニット(ろ過装置)の入口近傍において流量制御部材3
を通過する流体の流速及び流量がフィルタ(ろ過材)に
ダメージを与えない大きさとなればよい。
【0042】(6) 流量制御部材3を筒状フィルタ2
あるいは平板フィルタ9の全面を覆う状態で配設しても
よい。しかし、通常は途中まで配設するだけで充分であ
る。 (7) 流量制御部材12を筒状フィルタ2の全面を覆
う状態で配設する代わりに、途中まで配設してもよい。
また、流量制御部材12の織密度は必ずしも第1端部側
が常に高密度となる必要はなく、第1端部側に中密度の
部分を設け、それに続いて高密度部分を設けその後に低
密度部分を設けてもよい。
あるいは平板フィルタ9の全面を覆う状態で配設しても
よい。しかし、通常は途中まで配設するだけで充分であ
る。 (7) 流量制御部材12を筒状フィルタ2の全面を覆
う状態で配設する代わりに、途中まで配設してもよい。
また、流量制御部材12の織密度は必ずしも第1端部側
が常に高密度となる必要はなく、第1端部側に中密度の
部分を設け、それに続いて高密度部分を設けその後に低
密度部分を設けてもよい。
【0043】(8) 筒状フィルタ2や平板フィルタ9
において、流量制御部材3をろ過材の全面と対応する状
態に配設し、ろ過材を支持する多孔筒2aや多孔金属板
の役割を流量制御部材3が兼務する構成としてもよい。
この場合、フィルタユニット1の構成が簡単となる。
において、流量制御部材3をろ過材の全面と対応する状
態に配設し、ろ過材を支持する多孔筒2aや多孔金属板
の役割を流量制御部材3が兼務する構成としてもよい。
この場合、フィルタユニット1の構成が簡単となる。
【0044】(9) ディーゼルエンジンの排ガス処理
用に限らず、各種流体中の不純物の除去用に適用しても
よい。 (10) ろ過材としての筒状フィルタ2及び平板フィ
ルタ9を構成する繊維は、ろ過装置が処理する流体の条
件により耐熱性繊維以外の繊維も使用される。例えば、
耐熱性が要求されない用途では合成繊維フィラメント
(ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリスチレン
繊維、ポリプロピレン繊維等)も使用される。
用に限らず、各種流体中の不純物の除去用に適用しても
よい。 (10) ろ過材としての筒状フィルタ2及び平板フィ
ルタ9を構成する繊維は、ろ過装置が処理する流体の条
件により耐熱性繊維以外の繊維も使用される。例えば、
耐熱性が要求されない用途では合成繊維フィラメント
(ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリスチレン
繊維、ポリプロピレン繊維等)も使用される。
【0045】(11) 流量制御部材3,12の材料も
金属あるいはセラミックスのように耐熱性を有する材料
に限らず、ろ過装置が処理する流体の条件により耐熱性
を有しないプラスチックで形成してもよい。そして、流
量制御部材3の場合に孔5やスリットを形成する代わり
に、多孔質金属、多孔質セラミックス等の多孔質材料を
使用してその空隙率を変化させて流量を調整してもよ
い。流量制御部材3の材料を絶縁体とした場合は、第3
実施例のようにヒータ10を装備する場合に、ヒータ1
0と流量制御部材3との間に絶縁材11を配設する必要
がない。
金属あるいはセラミックスのように耐熱性を有する材料
に限らず、ろ過装置が処理する流体の条件により耐熱性
を有しないプラスチックで形成してもよい。そして、流
量制御部材3の場合に孔5やスリットを形成する代わり
に、多孔質金属、多孔質セラミックス等の多孔質材料を
使用してその空隙率を変化させて流量を調整してもよ
い。流量制御部材3の材料を絶縁体とした場合は、第3
実施例のようにヒータ10を装備する場合に、ヒータ1
0と流量制御部材3との間に絶縁材11を配設する必要
がない。
【0046】(12) 筒状フィルタ2は円筒織物と不
織布とのサンドイッチ構造に限らず、一般の平面織物を
筒状に形成したものあるいはそれらを積層したものや、
通気性支持材の外周面に繊維を層状に巻付けたもの、通
気性支持材の外周面に不織布を巻付けたものでもよい。
また、平板フィルタ9も平面織物と不織布とのサンドイ
ッチ構造に限らず、通気性の支持材上に不織布を配設し
たものや、平面織物を複数積層したもの等を使用しても
よい。
織布とのサンドイッチ構造に限らず、一般の平面織物を
筒状に形成したものあるいはそれらを積層したものや、
通気性支持材の外周面に繊維を層状に巻付けたもの、通
気性支持材の外周面に不織布を巻付けたものでもよい。
また、平板フィルタ9も平面織物と不織布とのサンドイ
ッチ構造に限らず、通気性の支持材上に不織布を配設し
たものや、平面織物を複数積層したもの等を使用しても
よい。
【0047】(13) 筒状フィルタ2あるいは平板フ
ィルタ9を多数配置したフィルター装置7として使用す
る場合、入口6aからハウジング6内に導入された流体
が中央部に集中するのを防止するため、ハウジング6内
に分配プレートを設けてもよい。
ィルタ9を多数配置したフィルター装置7として使用す
る場合、入口6aからハウジング6内に導入された流体
が中央部に集中するのを防止するため、ハウジング6内
に分配プレートを設けてもよい。
【0048】前記各実施例及び変更例から把握できる請
求項記載以外の発明について、以下にその効果と共に記
載する。 (1) 請求項1〜請求項6に記載の発明において、ろ
過材の表面にヒータを配置する。この場合はろ過装置の
再生が容易となる。
求項記載以外の発明について、以下にその効果と共に記
載する。 (1) 請求項1〜請求項6に記載の発明において、ろ
過材の表面にヒータを配置する。この場合はろ過装置の
再生が容易となる。
【0049】(2) 請求項1〜請求項6及び(1)に
記載の発明において、流量制御部材をろ過材の全面と対
応する状態に配設し、流量制御部材にろ過材の支持部材
の役割を兼務させる。この場合、ろ過装置の構成が簡単
になる。
記載の発明において、流量制御部材をろ過材の全面と対
応する状態に配設し、流量制御部材にろ過材の支持部材
の役割を兼務させる。この場合、ろ過装置の構成が簡単
になる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項6
に記載の発明によれば、ろ過装置の入口側におけるろ過
材の損傷を防止できると共に、ろ過材のろ過面を有効に
利用することができる。
に記載の発明によれば、ろ過装置の入口側におけるろ過
材の損傷を防止できると共に、ろ過材のろ過面を有効に
利用することができる。
【0051】請求項3及び請求項4に記載の発明によれ
ば、ろ過材の表面が流量制御部材により押さえられて、
ろ過材表面の繊維がより乱れ難くなる。請求項5に記載
の発明によれば、ろ過材及び流量制御部材が耐熱性の材
料で形成されているため、ディーゼルエンジンの排ガス
等の高温流体の処理に適すると共に、ろ過材に堆積した
不純物の燃焼除去も可能となる。
ば、ろ過材の表面が流量制御部材により押さえられて、
ろ過材表面の繊維がより乱れ難くなる。請求項5に記載
の発明によれば、ろ過材及び流量制御部材が耐熱性の材
料で形成されているため、ディーゼルエンジンの排ガス
等の高温流体の処理に適すると共に、ろ過材に堆積した
不純物の燃焼除去も可能となる。
【0052】請求項6に記載の発明では、ろ過材及び流
量制御部材が筒状に形成されているため、平板状の場合
に比較して同じ体積のハウジングを使用した場合に実質
的なろ過面積が大きくなる。
量制御部材が筒状に形成されているため、平板状の場合
に比較して同じ体積のハウジングを使用した場合に実質
的なろ過面積が大きくなる。
【図1】 第1実施例のフィルタユニットの一部破断概
略斜視図。
略斜視図。
【図2】 同じくフィルタ装置の概略断面図。
【図3】 第2実施例のフィルタユニットの一部破断概
略斜視図。
略斜視図。
【図4】 第3実施例のフィルタユニットの概略部分断
面図。
面図。
【図5】 第4実施例のフィルタユニットの概略断面
図。
図。
【図6】 変更例のフィルタユニットの概略部分斜視
図。
図。
【図7】 従来装置の一部破断概略斜視図。
1…ろ過装置としてのフィルタユニット、2…筒状フィ
ルタ、3,12…流量制御部材、5…通過孔としての
孔、9…平板フィルタ、10…ヒータ、12a…高密度
部、12b…低密度部、S…空間。
ルタ、3,12…流量制御部材、5…通過孔としての
孔、9…平板フィルタ、10…ヒータ、12a…高密度
部、12b…低密度部、S…空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 航也 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内
Claims (6)
- 【請求項1】 被ろ過流体が繊維製のろ過材の表面に沿
ってその第1端部側から第2端部側に向かって流れると
共に、流路の第2端部が閉鎖された状態で使用するろ過
装置であって、少なくともその第1端部側にろ過材の表
面を覆ってろ過材に対する被ろ過流体の作用量を規制す
る流量制御部材を備えたろ過装置。 - 【請求項2】 前記流量制御部材は板材で形成され、ろ
過材側への流体の通過を許容する多数の通過孔が、流量
制御部材の単位長さ当たりの該通過孔の面積の割合が第
2端部側ほど大きくなるように形成されている請求項1
に記載のろ過装置。 - 【請求項3】 前記流量制御部材は織物で形成されると
共にろ過材の表面に接触する状態で配置され、その密度
がろ過材の第1端部側が大きくなるように少なくとも2
段階に変化するように形成されている請求項1に記載の
ろ過装置。 - 【請求項4】 前記流量制御部材は織物で形成されると
共にろ過材の表面に接触する状態で配置され、その密度
がろ過材の第1端部側から第2端部側に向かって次第に
小さくなるように形成されている請求項1に記載のろ過
装置。 - 【請求項5】 前記ろ過材及び流量制御部材は耐熱性の
材料により形成されている請求項1〜請求項4のいずれ
か1項に記載のろ過装置。 - 【請求項6】 前記ろ過材及び流量制御部材は筒状に形
成されている請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載
のろ過装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7052839A JPH08243330A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | ろ過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7052839A JPH08243330A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | ろ過装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08243330A true JPH08243330A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=12926026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7052839A Pending JPH08243330A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | ろ過装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08243330A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000046492A1 (en) * | 1999-02-02 | 2000-08-10 | Fumiya Takeuchi | Black smoke/particulates controlling device for diesel engines and auxiliary device for exhaust gas reduction |
| JP2009536291A (ja) * | 2006-05-03 | 2009-10-08 | サバーテック リミテッド ライアビリティ カンパニー | 衝撃ディーゼルパティキュレートフィルタ |
| JP2013151939A (ja) * | 2006-09-20 | 2013-08-08 | Aristotle Univ Thessaloniki-Research Committee | ガス処理装置 |
| DE102011018366B4 (de) * | 2011-04-20 | 2016-08-18 | Mann + Hummel Gmbh | Filterelement zur Filtrierung von Ansaugluft einer Brennkraftmaschine |
| JP2016529502A (ja) * | 2013-08-29 | 2016-09-23 | インフィコン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングInficon GmbH | 嗅気型プローブ内の自己浄化型粒子フィルタ |
-
1995
- 1995-03-13 JP JP7052839A patent/JPH08243330A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000046492A1 (en) * | 1999-02-02 | 2000-08-10 | Fumiya Takeuchi | Black smoke/particulates controlling device for diesel engines and auxiliary device for exhaust gas reduction |
| JP2009536291A (ja) * | 2006-05-03 | 2009-10-08 | サバーテック リミテッド ライアビリティ カンパニー | 衝撃ディーゼルパティキュレートフィルタ |
| JP2013151939A (ja) * | 2006-09-20 | 2013-08-08 | Aristotle Univ Thessaloniki-Research Committee | ガス処理装置 |
| DE102011018366B4 (de) * | 2011-04-20 | 2016-08-18 | Mann + Hummel Gmbh | Filterelement zur Filtrierung von Ansaugluft einer Brennkraftmaschine |
| JP2016529502A (ja) * | 2013-08-29 | 2016-09-23 | インフィコン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングInficon GmbH | 嗅気型プローブ内の自己浄化型粒子フィルタ |
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