JPH08243429A - ミル出炭量制御方法及び装置 - Google Patents

ミル出炭量制御方法及び装置

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JPH08243429A
JPH08243429A JP5142395A JP5142395A JPH08243429A JP H08243429 A JPH08243429 A JP H08243429A JP 5142395 A JP5142395 A JP 5142395A JP 5142395 A JP5142395 A JP 5142395A JP H08243429 A JPH08243429 A JP H08243429A
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JP5142395A
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Inventor
Hiroshi Kunisada
寛 国貞
Tomomitsu Kashiwagi
智光 柏木
Hisashi Sakai
久 酒井
Shigeru Kusama
滋 草間
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IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 炭種が変化した場合にも、出炭量を目標値で
ある出炭指令信号に近付けて安定した出炭量制御を行え
るようにする。 【構成】 石炭の水分、石炭の硬度、一次空気流量、分
級機回転数の各々が変化した際における出力指令22の
変化時でのミル出炭量の動特性T1’,T2’を予め評価
して記憶しておき、出力指令22の変化に先立って新た
に得た石炭の水分66、石炭の硬度67、一次空気流量
68、分級機回転数69について記憶しておいたミル出
炭量の動特性T1’,T2’に基づいて新たな動特性
1,T2の評価を行い、動特性T1,T2の評価に基づい
て、出力指令22の変化時に出炭量指令信号34に付加
する先行付加信号36aの立上がり角度α1と、初期付
加高さL1とを変更する付加補正信号87を得、付加補
正信号87に基づいて給炭量及び分級機回転数を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミル出炭量制御方法及
び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は石炭焚ボイラ等に備えられるミル
1の一例を示したもので、図4では1台のミル1が例示
されているが、通常は1つのボイラに対して複数台のミ
ル1が接続されている。
【0003】ミル1は、図示するように、石炭バンカ2
の石炭3を、給炭機モータ4により給炭量を調整できる
ようにした給炭機5により給炭管6を介してミルケーシ
ング7内に投入するようになっており、前記給炭管6か
ら投入された石炭3を、電動機に接続された減速機8を
介して回転駆動される粉砕テーブル9の上面と、圧下装
置10により前記粉砕テーブル9上面に圧接されつつ粉
砕テーブル9の回転に追従して転動する粉砕ローラ11
との間で粉砕するようにしている。
【0004】該粉砕によって生じた粉体12は、前記粉
砕テーブル9を囲むように環状に設けられた吹出しポー
ト13からの搬送のための一次空気14によりミルケー
シング7内を吹上げられ、ミルケーシング7内部を上下
に区画する漏斗状のスリットコーン15の周方向複数箇
所に外縁部16を隆起させることによって形成されたス
リット開口部17を通して上方に搬送され、更に上方に
導かれた粉体12は、ミルケーシング7内上部に備えら
れて分級機モータ18により回転が駆動されている回転
式分級機19に導かれて分級され、所定粒度以下の細か
い微粉のみがミルケーシング7頂部に接続された微粉送
出管20を介して石炭焚ボイラ21等のバーナに供給さ
れるようになっている。
【0005】前記回転式分級機19により弾かれた粗粉
は、前記スリットコーン15のスリット開口部17間の
傾斜面を滑落してスリットコーン15下端から粉砕テー
ブル9の中央部に戻されるようになっている。また、前
記石炭焚ボイラ21の制御を行っている出力指令22が
出炭量制御装置23に入力されて、前記給炭機モータ4
の回転数を制御すると共に、分級機モータ18の回転数
を制御するようになっている。石炭焚ボイラ21は、前
記ミル1にて粉砕されて空気搬送により微粉送出管20
を介して供給されてくる微粉炭を燃焼して蒸気を作るよ
うにしている。
【0006】図5は、前記ミル1の出炭量制御装置23
の一例を示したもので、出炭量制御装置23は、出炭量
指令回路24と、給炭量制御回路25と、分級機回転数
制御回路26とを備えている。
【0007】出炭量指令回路24は、出力指令22が変
化率制限器27に入力されていると共に、出力指令22
の変化と同時に変化率設定指令28が前記変化率制限器
27に入力されて、負荷上昇時と負荷下降時に所定の変
化率を与えた出力指令信号29が得られるようになって
おり、該出力指令信号29が引算器30に入力され、該
引算器30にて蒸気タービン21aの発電機21bの出
力を検出している出力検出器31aからの出力検出信号
31と引算してその差の信号32を関数発生器33に導
き、差の信号32を出炭量に変換して、図6に示すよう
な出炭量指令信号34を作成している。
【0008】一方、前記変化率設定指令28を関数発生
器35に入力することにより、図7中破線で示すような
先行付加信号36を作成し、該先行付加信号36を加算
器37により、前記出炭量指令信号34に加算するよう
にしている。
【0009】また、前記出力検出信号31を関数発生器
38に入力して出力検出信号31の大きさに応じた主蒸
気圧力換算値39を求め、該主蒸気圧力換算値39を引
算器40に入力すると共に、石炭焚ボイラ21から蒸気
タービン21aに供給される主蒸気の圧力を検出してい
る主蒸気圧力検出器41aからの検出信号41を前記引
算器40に入力して引算し、差の信号42を関数発生器
43により出炭量の補正信号44に変換し、加算器45
にて前記出炭量指令信号34に加算している。
【0010】また、出力検出信号31を関数発生器46
に入力して出力検出信号31の大きさに応じた主蒸気温
度換算値47を求め、該主蒸気温度換算値47を前記主
蒸気の温度を検出している主蒸気温度検出器48aの検
出信号48と共に引算器49に入力することにより引算
し、差の信号50を関数発生器51により出炭量の補正
信号52に変換し、加算器53にて前記出炭量指令信号
34に加算している。
【0011】給炭量制御回路25は、前記出炭量指令回
路24の加算器53からの出炭量指令信号34と、給炭
機5(図4)による給炭量(例えば給炭機モータ4の駆
動速度)を検出している速度検出器54aの給炭量検出
信号54とを引算器55に入力して、引算して求められ
た差からなる給炭制御信号56により、給炭機5の給炭
機モータ4の回転を制御するようになっている。
【0012】また、分級機回転数制御回路26は、前記
給炭量制御回路25の給炭制御信号56を関数発生器5
7に入力して、給炭制御信号56に対応した回転式分級
機19(図4)の回転数を求め、この回転数信号58
を、回転式分級機19の回転数(例えば分級機モータ1
8の駆動速度)を検出している回転数検出器59aの分
級機回転数検出信号59に加算器60を介して加算した
回転数制御信号61により、分級機モータ18の回転数
を制御するようになっている。
【0013】図4に示すように、石炭焚ボイラ21で
は、特に起動・停止時等において、出力指令22によっ
て負荷が増加したり減少したりする制御が行われるが、
ミル1に供給された石炭3は、粉砕テーブル9と粉砕ロ
ーラ11によって粉砕された後、一次空気14によって
上昇させられ、回転式分級機19により粗粉が分離され
て微粉のみが微粉送出管20を介して石炭焚ボイラ21
に供給されるようになっているため、前記出力指令22
が変化して出炭量制御装置23からの給炭制御信号56
が変化しても、給炭機5により微粉炭ミル1への給炭量
が変化してから石炭焚ボイラ21に供給される微粉の出
炭量が実際に変化するまでに大きな時間遅れが生じてし
まう。
【0014】このため、図6に示すように変化する出炭
量指令信号34に基づいて、単に前記給炭機モータ4及
び分級機モータ18を制御した場合には、図8に示すよ
うに出炭量指令信号34(目標値)と実際の出炭量との
間に非常に大きな偏差S1を生じてしまう問題がある。
この点、ガスや油を燃料とするボイラ等では、出力指令
の変化に応じて直ちに燃料流量を制御することができる
ので、前記したような時間遅れは殆ど問題にならない。
【0015】上記した出炭量の応答遅れを防止するため
に、図5及び図7に示すように、関数発生器33からの
出炭量指令信号34に対し、関数発生器35からの先行
付加信号36を加算器37によって加算する(図7に点
線で示す)ようにしており、このように先行付加信号3
6を上乗せした出炭量指令信号34に基づいて前記給炭
機モータ4及び分級機モータ18を制御した場合には、
図7に斜線で示すように出炭量指令信号34(目標値)
との偏差S2を小さくすることができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記図5に示
した従来の出炭量制御装置23においても、石炭3の水
分、石炭3の硬度(HGI)、一次空気14の流量、回
転式分級機19の回転数等が変化した場合には、前記応
答遅れの度合いが変化してしまう問題がある。特に、産
地や種類の異なる石炭3を原料として用いている石炭焚
ボイラ21の場合には、炭種が変ることにより石炭3の
水分や硬度がその都度変化することによってミル1の出
炭特性に大きく影響することになり、そのために図7に
斜線で示す目標値である出炭量指令信号34と実際の出
炭量との偏差S2が大きくなって、石炭焚ボイラ21の
主蒸気温度や主蒸気圧力を大きく変動させてしまう要因
となり、制御性を悪化させてしまう問題を生じていた。
【0017】本発明は、斯かる実情に鑑みてなしたもの
で、炭種が変化した場合にも、出炭量を目標値である出
炭指令信号に近付けて安定した出炭量制御を行うことが
できるミル出炭量制御方法及び装置を提供することを目
的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、出力指令に基
づいて得た出炭量指令信号に、前記出力指令が変化した
際に先行付加信号を付加してミルの給炭量と分級機の回
転数を制御するようにしているミル出炭量制御方法であ
って、石炭の水分、石炭の硬度、一次空気流量、分級機
回転数の各々が変化した際における出力指令の変化時で
のミル出炭量の動特性を予め計測して記憶しておき、出
力指令の変化に先立って新たに得た石炭の水分、石炭の
硬度、一次空気流量、分級機回転数について前記記憶し
ておいたミル出炭量の動特性に基づいて新たな動特性評
価を行い、該動特性評価に基づいて、出力指令の変化時
に出炭量指令信号に付加する先行付加信号の立上がり角
度と、初期付加高さとを変更した付加補正信号を得、該
付加補正信号に基づいて給炭量及び分級機回転数を制御
することを特徴とするミル出炭量制御方法、に係るもの
である。
【0019】また、本発明は、出力指令の変化時に変化
率設定指令による変化率で変化させるようにした出炭量
指令信号を出力し、かつ前記出力指令の変化時に、前記
出炭量指令信号に先行付加信号を付加するようにしてい
る出炭量指令回路と、該出炭量指令回路の出炭量指令信
号を入力してミルへの給炭量を制御する給炭量制御回路
と、該給炭量制御回路の給炭制御信号に基づいて分級機
の回転数を制御する分級機回転数制御回路とを備えたミ
ル出炭量制御装置であって、石炭の水分、石炭の硬度、
一次空気流量、分級機回転数の各々が変化した際におけ
る出力指令の変化時でのミル出炭量の動特性を予め計測
して記憶しておき、出力指令の変化に先立って新たに得
た石炭の水分、石炭の硬度、一次空気流量、分級機回転
数について前記記憶しておいたミル出炭量の動特性に基
づいて新たな動特性評価を行い、該動特性評価に基づい
て、出力指令の変化時に出炭量指令信号に付加する先行
付加信号の立上がり角度と初期付加高さとを補正する付
加補正信号を、前記給炭量制御回路と分級機回転数制御
回路に出力するシュミレート装置を備えたことを特徴と
するミル出炭量制御装置、にかかるものである。
【0020】
【作用】本発明では、石炭の水分、石炭の硬度、一次空
気流量、分級機回転数の各々が変化した際における出力
指令の変化時でのミル出炭量の動特性を予め計測して記
憶しておき、出力指令の変化に先立って新たに得た石炭
の水分、石炭の硬度、一次空気流量、分級機回転数につ
いて、前記記憶しておいたミル出炭量の動特性に基づい
て新たな動特性評価を行い、該動特性評価に基づいて、
出力指令の変化時に出炭量指令信号に付加する先行付加
信号の立上がり角度と、初期付加高さとを変更する出炭
量補正信号を得て、該出炭量補正信号に基づいて給炭量
及び分級機回転数を制御するようにしているので、炭種
が変化して石炭の水分や硬度が変化しても、出炭量を目
標値である出炭指令信号に近付けて安定した出炭量制御
を行うことができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0022】図1は、前記図5の出炭量制御装置23に
適用した本発明の一実施例を示したもので、図中同一の
符号を付したものは同一物を表わしている。
【0023】図1に示すように、図5と同様の出炭量指
令回路24を備えて、出力指令22の変化時に変化率設
定指令28による変化率で変化させるようにして出炭量
指令信号34を出力し、且つ前記出力指令22の変化時
に、前記出炭量指令信号34に先行付加信号36を付加
するようにしている。
【0024】更に、前記出炭量指令回路24の出炭量指
令信号34を入力して給炭機モータ4に給炭制御信号5
6を出力してミル1(図1)への給炭量を制御する給炭
制御回路62を備え、更に該給炭制御回路62の給炭制
御信号56に基づいて分級機モータ18に回転数制御信
号61を出力して回転式分級機19(図1)の回転数を
制御する分級機回転数制御回路63を備えている。
【0025】更に、前記構成に加えて動特性評価用シュ
ミレート装置64を備える。
【0026】シュミレート装置64には、図1、2に示
すように、前記出炭量指令回路24に入力されている出
力指令22と変化率設定指令28が入力されて、負荷上
昇時と負荷下降時に所定の変化率が与えられた出力指令
信号29を得てそれを表示し、更に前記出炭量指令回路
24にて出力指令信号29を出炭量に変換し、更に先行
付加信号36を加算すると共に、主蒸気圧力及び主蒸気
圧力等による補正が加えられた後の加算器53出口の出
炭量指令信号34を入力して表示するようにした出炭量
指令信号入力部65を備えている。
【0027】また、シュミレート装置64には、ミル1
(図1)の出炭特性に影響を及ぼす石炭の水分66、石
炭の硬度67、一次空気流量68、分級機回転数69の
各々のデータが入力され、該各々のデータを変化させた
際のミル出炭量の動特性を演算することができる動特性
評価部70を備えている。この時、前記石炭の水分66
及び石炭の硬度67は炭種が変る度に変化し、しかも出
炭特性に大きな影響を及ぼす要件であるのでこれを評価
して入力するようにしており、また一次空気流量68及
び分級機回転数69の変化も出炭量の動特性への影響が
大きくしかも小さな時間遅れで直ちに影響が出るのでこ
れも評価して入力するようにしている。
【0028】動特性評価部70は、例えば出力指令22
が出力指令値B1’(40%)から出力指令値B2’(1
00%)に増加した場合において、出力指令22の増加
点から実際に出炭量の増加が開始される点までのむだ時
間T1’と、実際の出炭量の増加が開始される点と、変
化前の出力指令値B1’(40%)と変化後の出力指令
値B2’(100%)との差の67%の点までに実際の
出炭量が変化するまでに要した時間遅れT2’とを、石
炭の水分66’、石炭の硬度67’、一次空気流量6
8’、分級機回転数69’の平均的な1つの基準の条件
について予め求め、その基準の条件を図3に示す条件記
憶部71に記憶させると共に、前記石炭の水分66’、
石炭の硬度67’、一次空気流量68’、分級機回転数
69’を各々単独で変化させた(基準の条件に対して差
をもたせた)際におけるむだ時間T1’と時間遅れT2
とに対する影響を複数点で評価して、その結果を関数発
生器72〜75に入力しておくようにしている。
【0029】また、前記基準の条件において、出力指令
値B1’,B2’の変化幅B2’−B1’が種々変化するよ
うに出力指令22を変えた場合のむだ時間T1’’と時
間遅れT2’’を計測し、変化幅B2’−B1’とむだ時
間T1’’及び時間遅れT2’’との関係を動特性記憶部
76に記憶するようにしており、新たな出力指令22に
よる出力指令値B1,B2を入力すると、変化幅B2−B1
と前記記憶されたむだ時間T1’’及び時間遅れT2’’
との関係からむだ時間T1’及び時間遅れT2’が求めら
れるようになっている。
【0030】また、前記動特性評価部70には、新たに
評価された石炭の水分66、石炭の硬度67、一次空気
流量68、分級機回転数69の夫々が独自に設けられた
引算器77〜80に入力されるようになっており、更に
前記条件記憶部71に記憶された基準の条件の対応する
石炭の水分66’、石炭の硬度67’、一次空気流量6
8’、分級機回転数69’のデータが引算器77〜80
に入力されて引算され、その差の信号が夫々対応した前
記関数発生器72〜75に入力されてむだ時間T 1’と
時間遅れT2’の換算係数に変換され、該換算係数の夫
々が掛算器81〜84を介して前記動特性記憶部76か
らのむだ時間T1’と時間遅れT2’とに掛算されて、新
たなむだ時間T1と時間遅れT2とが求められるようにな
っている。
【0031】更に、前記シュミレート装置64には付加
信号修正演算部85と付加信号修正部86とを備える。
【0032】付加信号修正演算部85は、付加信号修正
部86に斜線で示す先行付加信号36の立上がり角度α
と初期付加高さLとを設定するもので、前記動特性評価
部70によって演算された動特性T1,T2を入力してT
1/T1’,T2/T2’と立上がり角度α及び初期付加高
さLの大きさを予め評価して得ておいたデータから演算
して求め、その結果を表示するようになっている。
【0033】前記付加信号修正演算部85によって新た
に得られた立上がり角度α1と初期付加高さL1が、前記
付加信号修正部86に入力され、先行付加信号36に対
して図中二点鎖線で示すように先行付加信号36aの形
状が変更されその結果が表示されると共に、先行付加信
号36aによる付加補正信号87が出力されるようにな
っている。この時、先行付加信号36,36aにより付
加される信号の大きさ(面積)は同一になるように制御
される。
【0034】前記付加信号修正部86からの付加補正信
号87を、図1に示す出炭量指令回路24から給炭制御
回路62に入力されている出炭量指令信号34に加算器
88を介して加算すると共に、前記付加補正信号87を
関数変換器89によって分級機の回転数の信号に変換し
て分級機回転数制御回路63の関数発生器57からの回
転数信号58に加算器90を介して加算するようにして
いる。
【0035】また、上記実施例では出力指令22の増加
時についてのみ詳述したが、出力指令22の減少時につ
いても同様の操作を行うことができる。
【0036】次に上記実施例の作用を説明する。
【0037】出力指令22の変化に先立って計測した石
炭の水分66、石炭の硬度67、一次空気流量68、分
級機回転数69の各々のデータをシュミレート装置64
に入力すると、図3に示すように、前記石炭の水分6
6、石炭の硬度67、一次空気流量68、分級機回転数
69の夫々が独自に設けられた引算器77〜80に入力
され、条件記憶部71に記憶された対応した基準の条件
である石炭の水分66’、石炭の硬度67’、一次空気
流量68’、分級機回転数69’のデータと引算され、
その差の信号が夫々対応した関数発生器72〜75に入
力されてむだ時間T 1’と時間遅れT2’の換算係数に変
換され、該換算係数の夫々が掛算器81〜84に入力さ
れる。
【0038】一方、前記出力指令22が変化すると、出
力指令22の出力指令値B1,B2が図3の動特性記憶部
76に入力され、出力指令値の変化幅B2−B1と動特性
記憶部76に記憶されたむだ時間T1’’及び時間遅れ
2’’との関係から新たなむだ時間T1’及び時間遅れ
2’が直ちに求められる。
【0039】このようにして求められた新たな動特性T
1’,T2’に、前記関数発生器72〜75からの計測デ
ータに基づいた換算係数が掛算器81〜84によって掛
算されることにより修正されて実際に近い動特性T1
2の評価が行われる。
【0040】動特性評価部70によって新たに求められ
た動特性T1,T2は、図2の付加信号修正演算部85に
入力され、付加信号修正部86に示す先行付加信号36
の立上がり角度α1と初期付加高さL1とを、前記動特性
1,T2のT1/T1’及びT 2/T2’との比から新たに
求める。このようにして新たに求められた立上がり角度
α1と初期付加高さL1により、前記付加信号修正部86
における先行付加信号36の形状を例えば二点鎖線で示
す36aのように変更する付加補正信号87が出力され
る。
【0041】前記付加信号修正部86からの付加補正信
号87を、図1に示す出炭量指令回路24から給炭制御
回路62に入力している出炭量指令信号34に加算器8
8を介して加算することにより給炭制御信号56を修正
すると共に、前記付加補正信号87を、関数変換器89
によって分級機の回転数の信号に変換した後、分級機回
転数制御回路63の関数発生器57からの回転数信号5
8に加算器90を介して加算することにより、回転数制
御信号61を修正する。
【0042】上記によれば、特に炭種が変化することに
より石炭の水分66及び石炭の硬度67が変化した場合
において、出力指令22が変更された場合に、先行付加
信号36を修正する付加補正信号87によって出炭量指
令信号34を自動的に補正することができ、これにより
図7に斜線で示した目標値である出炭量指令信号34と
実際の出炭量との偏差S2を極力小さくすることができ
る。
【0043】尚、上記実施例においては分級機の回転数
を制御する場合について説明したが、分級機ベーンの開
度を制御するようにしたり、或いは粉砕ローラの圧下力
を制御するようにしても良い。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、石炭の水分、石炭の硬
度、一次空気流量、分級機回転数の各々が変化した際に
おける出力指令の変化時でのミル出炭量の動特性を予め
計測して記憶しておき、出力指令の変化に先立って新た
に得た石炭の水分、石炭の硬度、一次空気流量、分級機
回転数について、前記記憶しておいたミル出炭量の動特
性に基づいて新たな動特性評価を行い、該動特性評価に
基づいて、出力指令の変化時に出炭量指令信号に付加す
る先行付加信号の立上がり角度と、初期付加高さとを変
更する出炭量補正信号を得て、該出炭量補正信号に基づ
いて給炭量及び分級機回転数を制御するようにしている
ので、炭種が変化して石炭の水分や硬度が変化しても、
出炭量を目標値である出炭指令信号に近付けて安定した
出炭量制御を行うことができる優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の出炭量制御装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】図1のシュミレート装置の一例を示すフローチ
ャートである。
【図3】図2の動特性評価部の一例を示すブロック図で
ある。
【図4】ミルの一例を示す切断正面図である。
【図5】従来の出炭量制御装置のブロック図である。
【図6】出炭量指令信号の一例を示す線図である。
【図7】出炭量指令信号に先行付加信号を付加した状態
と、その場合における出炭量指令信号と実際の出炭量と
の偏差を示す線図である。
【図8】出炭量指令信号に先行付加信号を付加しない場
合の出炭量指令信号と実際の出炭量との偏差を示す線図
である。
【符号の説明】
1 ミル(微粉炭ミル) 5 給炭機 19 分級機(回転式分級機) 22 出力指令 23 出炭量制御装置 24 出炭量指令回路 25 給炭量制御回路 26 分級機回転数制御回路 28 変化率設定指令 34 出炭量指令信号 36 先行付加信号(基準) 36a 先行付加信号 56 給炭制御信号 61 回転数制御信号 62 給炭制御回路 63 分級機回転数制御回路 64 シュミレート装置 66 石炭の水分 66’ 石炭の水分(基準) 67 石炭の硬度 67’ 石炭の硬度(基準) 68 一次空気流量 68’ 一次空気流量(基準) 69 分級機回転数 69’ 分級機回転数(基準) 87 付加補正信号 α 立上がり角度(基準) α1 立上がり角度 L 初期付加高さ(基準) L1 初期付加高さ T1 むだ時間(動特性) T2 時間遅れ(動特性) T1’ むだ時間(動特性)(基準) T2’ 時間遅れ(動特性)(基準) T1’’ むだ時間(動特性)(基準) T2’’ 時間遅れ(動特性)(基準)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 草間 滋 東京都江東区豊洲三丁目2番16号 石川島 播磨重工業株式会社豊洲総合事務所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力指令に基づいて得た出炭量指令信号
    に、前記出力指令が変化した際に先行付加信号を付加し
    てミルの給炭量と分級機の回転数を制御するようにして
    いるミル出炭量制御方法であって、石炭の水分、石炭の
    硬度、一次空気流量、分級機回転数の各々が変化した際
    における出力指令の変化時でのミル出炭量の動特性を予
    め計測して記憶しておき、 出力指令の変化に先立って新たに得た石炭の水分、石炭
    の硬度、一次空気流量、分級機回転数について前記記憶
    しておいたミル出炭量の動特性に基づいて新たな動特性
    評価を行い、 該動特性評価に基づいて、出力指令の変化時に出炭量指
    令信号に付加する先行付加信号の立上がり角度と、初期
    付加高さとを変更する付加補正信号を得、 該付加補正信号に基づいて給炭量及び分級機回転数を制
    御することを特徴とするミル出炭量制御方法。
  2. 【請求項2】 出力指令の変化時に変化率設定指令によ
    る変化率で変化させるようにした出炭量指令信号を出力
    し、かつ前記出力指令の変化時に、前記出炭量指令信号
    に先行付加信号を付加するようにしている出炭量指令回
    路と、 該出炭量指令回路の出炭量指令信号を入力してミルへの
    給炭量を制御する給炭量制御回路と、 該給炭量制御回路の給炭制御信号に基づいて分級機の回
    転数を制御する分級機回転数制御回路とを備えたミル出
    炭量制御装置であって、 石炭の水分、石炭の硬度、一次空気流量、分級機回転数
    の各々が変化した際における出力指令の変化時でのミル
    出炭量の動特性を予め計測して記憶しておき、出力指令
    の変化に先立って新たに得た石炭の水分、石炭の硬度、
    一次空気流量、分級機回転数について前記記憶しておい
    たミル出炭量の動特性に基づいて新たな動特性評価を行
    い、該動特性評価に基づいて、出力指令の変化時に出炭
    量指令信号に付加する先行付加信号の立上がり角度と初
    期付加高さとを補正する付加補正信号を、前記給炭量制
    御回路と分級機回転数制御回路に出力するシュミレート
    装置を備えたことを特徴とするミル出炭量制御装置。
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