JPH08243712A - 金型の冷却水供給装置 - Google Patents

金型の冷却水供給装置

Info

Publication number
JPH08243712A
JPH08243712A JP5289095A JP5289095A JPH08243712A JP H08243712 A JPH08243712 A JP H08243712A JP 5289095 A JP5289095 A JP 5289095A JP 5289095 A JP5289095 A JP 5289095A JP H08243712 A JPH08243712 A JP H08243712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling water
piston
passage
pressure
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5289095A
Other languages
English (en)
Inventor
Juichi Nakamura
寿一 中村
Takashi Ando
隆史 安藤
Mitsuhiro Karaki
満尋 唐木
Mikinari Nozaki
美紀也 野崎
Naoya Yamamoto
直哉 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyooki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyooki Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyooki Kogyo Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP5289095A priority Critical patent/JPH08243712A/ja
Publication of JPH08243712A publication Critical patent/JPH08243712A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】小型であっても有効な冷却効果が得られる金型
の冷却水供給装置を得る。 【構成】往復動可能なピストン50の移動により容量が
変化すると共に一方が吸入作用を他方が吐出作用をする
1組のポンプ室52,54を有するピストンポンプ42
と、ピストンポンプ42のピストン50を往復動させる
往復動シリンダ60と、往復動シリンダ60の往復動を
切換制御する切換弁88とを備えている。そして、両ポ
ンプ室52,54に連通する吸入通路104に冷却水の
吸入を許容する逆止め弁106,108を介装すると共
に、金型のキャビティ側へ突出する凸部に形成した冷却
通路と両ポンプ室52,54とを接続する吐出通路11
4に冷却水の吐出を許容する逆止め弁110,112を
介装した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイカスト機械や射出
成型機等の金型に形成した冷却通路へ冷却水を供給する
金型の冷却水供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、実公平3−28997号公報
にあるように、ダイカスト機械や射出成型機等の金型に
冷却通路を形成し、この冷却通路に冷却水を供給して、
金型の温度を制御し、成形品の品質及び作業効率の向上
を図ったものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうした従来のもので
は、金型のキャビティが単純な形状であればよいが、キ
ャビティ側へ突出した凸部を有する金型では、凸部内に
まで冷却通路が形成されていないので、凸部の冷却が良
好に得られない場合があり、成形品の品質に影響を及ぼ
す場合がある。そこで、この凸部にも冷却通路を形成し
て冷却水を供給し、凸部を冷却するようにすることも考
えられる。
【0004】しかし、一般に凸部の形状は小さく、凸部
の内部に形成する冷却通路の断面積をさほど大きくでき
ないので、凸部の冷却に必要な適量の冷却水流量を得る
には、冷却水の供給圧力を、例えば10〜25気圧程度
と高くすることが必要である。冷却水供給ポンプとして
汎用されるウエスコ形の非容積形ポンプでは、多くのイ
ンペラを直列状に回転軸に設ける多段ポンプとしたもの
でなければ所要の圧力が得られず、このため、ポンプ形
状が大きくなってしまうという問題があった。
【0005】そこで本発明は上記の課題を解決すること
を目的とし、小型であっても有効な冷却効果が得られる
金型の冷却水供給装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明は課題を解決するための手段として次の構成
を取った。即ち、金型に設けた冷却通路へ冷却水を供給
する金型の冷却水供給装置において、往復動可能なピス
トンの移動により容量が変化すると共に一方が吸入作用
を他方が吐出作用をする1組のポンプ室を有するピスト
ンポンプと、該ピストンポンプのピストンを往復動させ
る往復動シリンダと、該往復動シリンダの往復動を切換
制御する切換弁とを備え、かつ、前記両ポンプ室に連通
する吸入通路に前記冷却水の吸入を許容する逆止め弁を
介装すると共に、前記金型のキャビティ側へ突出する凸
部に形成した前記冷却通路と前記両ポンプ室とを接続す
る吐出通路に前記冷却水の吐出を許容する逆止め弁を介
装したことを特徴とする金型の冷却水供給装置の構成が
それである。
【0007】また、前記往復動シリンダは圧液により駆
動される片ロッド形で、前記往復動シリンダのロッドを
前記ピストンポンプの前記ピストンに接続し、前記往復
動シリンダへの圧液の供給圧力を所定圧力に制御する圧
力制御弁を設けた構成としてもよく、あるいは、前記往
復動シリンダは圧液により駆動される両ロッド形で、前
記往復動シリンダのロッド両端に2台の前記ピストンポ
ンプの前記ピストンをそれぞれ接続した構成としてもよ
い。
【0008】更に、前記凸部の前記冷却通路からの冷却
水を排出させる排出通路に、排出冷却水の圧力が所定値
以上に達したときに開弁する圧力制御弁を介装した構成
としてもよい。
【0009】
【作用】前記構成を有する金型の冷却水供給装置は、切
換弁が往復動シリンダの往復動を切換制御し、往復動シ
リンダが往復動してピストンポンプのピストンを往復動
させる。そして、ピストンポンプが、ピストンの移動に
より1組のポンプ室の一方で吸入作用を行い、他方で吐
出作用を行う。吸入作用を行うポンプ室では吸入通路の
逆止め弁を介して冷却水を吸入し、吐出作用を行うポン
プ室から吐出流路の逆止め弁を介して冷却水を冷却通路
に供給する。
【0010】往復動シリンダが片ロッド形であるもので
は、往動時と復動時とではピストンの受圧面積が異なる
ので、圧力制御弁が、往復動シリンダへの圧液の供給圧
力を所定の圧力に制御して、1組のポンプ室からの両吐
出圧力を同圧力になるようにできる。
【0011】往復動シリンダが両ロッド形であるもので
は、ロッド両端にピストンポンプのピストンをそれぞれ
接続して2台のピストンポンプを駆動することができ、
大きな吐出量を得ることができる。また、排出通路に圧
力制御弁を介装したものでは、排出冷却水の圧力が所定
値以上に達したときに排出するので、冷却通路内での蒸
発を抑制できる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図2に示すように、1は金型で、金型1のキ
ャビティ2側へ突出して凸部4,6が形成されており、
金型1はダイプレート8に取り付けられている。凸部
4,6内には、ダイプレート8側から有底孔10,12
が凸部4,6の先端近傍まで形成されている。
【0013】有底孔10,12には、有底孔10,12
との間に隙間14,16が形成される挿入部材18,2
0が挿入されており、挿入部材18,20には軸方向に
貫通孔22,24が穿設されている。そして、ダイプレ
ート8には、挿入部材18の貫通孔22に連通した供給
孔26が形成されており、また、供給孔26に連通する
と共に、挿入部材20の貫通孔24に連通する接続溝2
8が形成されている。
【0014】金型1には、隙間14に連通した排出孔3
0が形成されると共に、排出孔30と隙間16とを連通
する連通孔32が形成されている。排出孔30は、排出
孔30からの流出を許容する逆止め弁36が介装された
排出通路38を介してタンク40に接続されている。
尚、本実施例では、供給孔26,接続溝28、貫通孔2
2,24、隙間14,16、排出孔30、連通孔32に
より冷却通路34が形成されている。
【0015】また、図3に示すように、42はピストン
ポンプで、このピストンポンプ42は、両エンドカバー
44,46間に支持されたシリンダチューブ48内を往
復動可能に挿入されたピストン50を備えている。この
ピストン50によりシリンダチューブ48内が仕切られ
て、ピストン50の両側に第1ポンプ室52と第2ポン
プ室54との1組のポンプ室52,54が形成されてい
る。両エンドカバー44,46には、それぞれ第1ポン
プ室52、第2ポンプ室54に連通した接続孔56,5
8が形成されている。
【0016】一方のエンドカバー44には、往復動シリ
ンダ60が取り付けられており、往復動シリンダ60の
両エンドカバー62,64間に支持されたシリンダチュ
ーブ66内にはピストン68が往復動可能に挿入されて
いる。ピストン68にはピストンロッド70が取り付け
られると共に、ピストンロッド70はエンドカバー62
を摺動可能に貫通すると共に、ピストンポンプ42のエ
ンドカバー44を摺動可能に貫通している。そして、ピ
ストンロッド70の先端には接続部材72が螺着される
と共に、接続部材72はピストンポンプ42のピストン
50に複数のボルト74により固定されている。
【0017】往復動シリンダ60のピストン68の両側
には、それぞれヘッド側作用室76とロッド側作用室7
8とが形成されている。両エンドカバー62,64に
は、それぞれヘッド側作用室76、ロッド側作用室78
に連通する給排孔80,82が形成されている。
【0018】両給排孔80,82は、図1に示すよう
に、それぞれ給排通路84,86を介して切換弁88に
接続されており、ロッド側作用室78に連通した給排通
路86には、他方の給排通路84からのパイロット圧の
導入により開弁するパイロット逆止め弁90が介装され
ている。
【0019】切換弁88には、油圧源91に接続された
圧力通路92とタンク94に接続された戻り通路96と
が接続されており、圧力通路92には、両給排通路8
4,86から導入されるパイロット圧に応じて減圧する
減圧弁を用いた圧力制御弁98,100が介装されてい
る。
【0020】切換弁88は、圧力通路92と給排通路8
4とを連通すると共に戻り通路96と給排通路86とを
連通する第1位置88a、戻り通路96と両給排通路8
4,86とを連通する中立位置88b、圧力通路92と
給排通路86とを連通すると共に戻り通路96と給排通
路84とを連通する第2位置88cとに励磁信号に応じ
て切り換えることができる構成のものである。
【0021】一方、ピストンポンプ42の接続孔56,
58には、両ポンプ室52,54への吸入を許容する逆
止め弁106,108が介装された吸入通路104がそ
れぞれ接続されており、吸入通路104は集合された
後、電磁開閉弁102を介して図示しない冷却水源に接
続されている。
【0022】また、それぞれの接続孔56,58には、
両ポンプ室52,54からの吐出を許容する逆止め弁1
10,112が介装された吐出通路114がそれぞれ接
続されており、吐出通路114は集合された後、ダイプ
レート8の供給孔26に接続されている。
【0023】吐出通路114には、吸引ポンプ116の
ピストン118の摺動により容積が変化する可変容積室
120が接続されており、ピストン118の背面側は、
フィルタ122を介して大気と連通されている。このピ
ストン118は、シリンダ124のピストンロッド12
6に連結されている。
【0024】シリンダ124には、給排通路128,1
30が接続されており、ヘッド側に接続された給排通路
128には可変絞り132と逆止め弁134とが並列に
介装されている。ロッド側に接続された給排通路130
には他方の給排通路128からのパイロット圧により開
弁するパイロット逆止め弁136が介装されている。
【0025】両給排通路128,130は、吸引切換弁
138に接続されており、この吸引切換弁138には、
更に、減圧弁140が介装された圧力通路92と戻り通
路96とが接続されている。吸引切換弁138は、圧力
通路92と給排通路128とを連通すると共に戻り通路
96と給排通路130とを連通する第1位置138a、
戻り通路96と両給排通路128,130とを連通する
中立位置138b、圧力通路92と給排通路130とを
連通すると共に戻り通路96と給排通路128とを連通
する第2位置138cに励磁信号に応じて切り換えるこ
とができる構成のものである。
【0026】吐出通路114は、更に、後述する供給通
路156からのパイロット圧の導入により開弁するパイ
ロット開閉弁142が介装された吸引通路144によ
り、エゼクタ146に接続されている。エゼクタ146
には、空気圧源148からフィルタ150、減圧弁15
2、切換弁154が介装された供給通路156から圧縮
空気が供給されるように接続されている。
【0027】このエゼクタ146は、供給される圧縮空
気を噴出させて、吸引通路144から冷却水を吸引する
構成のものである。切換弁154は、供給通路156を
連通する第1位置154aと、エゼクタ146側を大気
に開放する第2位置154bとを備えている。尚、切換
弁154は電磁開閉弁であっても実施可能である。
【0028】次に、前述した本実施例の金型の冷却水供
給装置の作動について説明する。まず、電磁開閉弁10
2を開弁し、図1に示す状態から、切換弁88を第1位
置88aに切り換える。これにより、圧力通路92と給
排通路84とが連通されて、ヘッド側作用室76に圧液
が供給され、戻り通路96と給排通路86とが連通され
ると共にパイロット逆止め弁90が開弁されてロッド側
作用室78はタンク94と連通される。よって、ピスト
ン68が圧液の作用を受けてピストンロッド70を押し
出し、ピストンポンプ42のピストン50を移動させ
る。
【0029】これにより、第2ポンプ室54の容積が減
少して、第2ポンプ室54内の冷却水を接続孔58、逆
止め弁112、吐出通路114を介して冷却通路34に
供給する。このとき、吸入通路104には、逆止め弁1
08により冷却水が逆流することがなく、また、第1ポ
ンプ室52には、逆止め弁110により冷却水が流入す
ることがない。
【0030】冷却通路34では、冷却水が、供給孔2
6、接続溝28、貫通孔22,24、隙間14,16、
排出孔30、連通孔32を通って、凸部4,6を冷却
し、逆止め弁36、排出通路38を介してタンク40に
排出される。第2ポンプ室54から吐出される冷却水の
圧力は、液圧に対応しており、往復動シリンダ60のヘ
ッド側作用室76に面したピストン68の受圧面積と、
ピストンポンプ42の第2ポンプ室54に面したピスト
ン50の面積との比に応じた圧力となる。圧液の圧力が
高ければ、それに応じて吐出圧力も高くなり、供給する
冷却水を高圧にすることができる。
【0031】一方、第1ポンプ室52の容積は増加する
ので、接続孔56、逆止め弁106、吸入通路104、
電磁開閉弁102を介して冷却水が吸入される。ピスト
ン50の移動により、第2ポンプ室54の容積が最小容
積にまで減少すると、切換弁88が第2位置88cに切
り換えられる。よって、圧力通路92と給排通路86と
が連通されてロッド側作用室78に圧液が供給され、戻
り通路96と給排通路84とが連通されてヘッド側作用
室76はタンク94に連通される。
【0032】よって、ピストン68が、ロッド側作用室
78の圧液の作用を受けてピストンロッド70を引き戻
す。これにより、ピストン50が移動されて、第1ポン
プ室52の容積が減少し、第1ポンプ室52内の冷却水
を接続孔56、逆止め弁110、吐出通路114を介し
て冷却通路34に供給する。このとき、吸入通路104
には、逆止め弁106により、また、第2ポンプ室54
には、逆止め弁112によりそれぞれ冷却水が逆流しな
い。
【0033】ヘッド側作用室76に供給される液圧とロ
ッド側作用室78に供給される液圧とが等しいと、第1
ポンプ室52から吐出されるときの冷却水圧力と、第2
ポンプ室54から吐出されるときの冷却水圧力とが等し
くならない場合がある。即ち、往復動シリンダ60が片
ロッド形である場合、ヘッド側作用室76に面したピス
トン68の受圧面積に対して、ロッド側作用室78に面
したピストン68の受圧面積は、ピストンロッド70の
断面積に応じて少なくなる。従って、ピストン68の往
動時と復動時とで、その駆動力に差が生じ、また、本実
施例では、往復動シリンダ60のピストン68の直径
と、ピストンポンプ42のピストン50の直径とが同じ
でない。これにより、液圧が等しいと、両ポンプ室5
2,54からの冷却水圧力が異なってくる。
【0034】そこで、第1ポンプ室52から吐出すると
きと、第2ポンプ室54から吐出するときの圧力を等し
くするように、両圧力制御弁98,100を調整する。
圧力制御弁98を調整することにより、ヘッド側作用室
76に接続された給排通路84を介して供給される液圧
の圧力を調整することができる。他方の圧力制御弁10
0を調整することにより、ロッド側作用室78に接続さ
れた給排通路86を介して供給される液圧の圧力を調整
することができる。尚、圧力制御弁100を設けること
なく、他方の圧力制御弁98のみを設けて、ヘッド側作
用室76には、油圧源91からの圧力を減圧して導入
し、ロッド側作用室78には油圧源91からの圧力をそ
のまま導入するようにしてもよい。
【0035】ピストン50を移動して、第1ポンプ室5
2の容積が最小容積になると、切換弁88を第1位置8
8aに切り換える。こうして、切換弁88の切り換えを
繰り返して、往復動シリンダ60を往復動させ、ピスト
ンポンプ42のピストン50を移動し、第1ポンプ室5
2及び第2ポンプ室54の一方では吸入作用を行い他方
では吐出作用を行って、連続的に冷却通路34に高圧の
冷却水を供給する。
【0036】成形が終了し、製品を取り出すときには、
切換弁88を中立位置88bに切り換えて、往復動シリ
ンダ60の駆動を停止する。そして、吸引切換弁138
を第2位置138cに切り換え、圧力通路92と給排通
路130とを連通すると共に戻り通路96と給排通路1
28とを連通する。尚、往復動シリンダ60のロッド側
作用室78からは、パイロット逆止め弁90により作動
液の流出が規制されるので、中立位置88bに切り換え
ても、片ロッド形に起因するピストン68の受圧面積の
差により、ピストンポンプ42のピストン50が移動さ
れるのを防止する。
【0037】一方、吸引ポンプ116は、ピストンポン
プ42が駆動されている間に、吸引切換弁138は第1
位置138aに切り換えられて、予め可変容積室120
が最小容積となるようにされている。この状態から、シ
リンダ124が駆動されて、ピストンロッド126を介
して可変容積室120の容積が増大する方向にピストン
118が移動される。よって、可変容積室120に吐出
通路114から冷却水が吸入され、冷却通路34内の圧
力が減少して負圧になる。
【0038】凸部4,6には有底孔10,12が形成さ
れているので、その壁の厚さが薄くなりやすく、何等か
の原因で凸部4,6に亀裂等が生じる場合がある。キャ
ビティ2内に製品がある場合には、製品により亀裂から
の漏水が防止されるが、製品を取り出したときに、亀裂
等から冷却水が漏れ出る。この漏水がキャビティ2内の
壁に付着した状態で溶湯が注入され成形が行われると、
製品不良が生じる。そこで、製品を取り出す際に、冷却
通路34内を負圧にすることにより、凸部4,6に亀裂
等が生じていても、漏水が生じないようにすることがで
きる。
【0039】また、切換弁154を切り換えて、供給通
路156を連通し、エゼクタ146に圧縮空気を供給す
る。エゼクタ146により、吸引通路144を介して吐
出通路114から冷却水が吸引されて吐出され、吐出通
路114内が負圧に維持される。
【0040】吸引ポンプ116では、ピストン118が
移動して可変容積室120の容積が最大となると、吸引
できなくなる。その間に、製品の取り出しが完了し、次
の溶湯が注入されるとよいが、完了しない場合には、負
圧が維持できなくなって、漏水が生じる場合がある。そ
こで、エゼクタ146により、連続的に吸引することに
より、冷却通路34内の負圧を長時間にわたって維持し
て漏水を防止する。
【0041】次に、前述した実施例と異なる往復動シリ
ンダ、ピストンポンプの第2実施例について、図4によ
って説明する。尚、前述した実施例と同じ部材について
は同一番号を付して詳細な説明を省略する。本第2実施
例の往復動シリンダ160は両ロッド形で、両エンドカ
バー162,164間に支持されたシリンダチューブ1
66にピストン168が往復動可能に挿入されている。
ピストン168に固定されたピストンロッド170はピ
ストン168の両側に突き出され、両エンドカバー16
2,164を摺動可能に貫通されている。
【0042】両エンドカバー162,164には、それ
ぞれ2台のピストンポンプ172,174のエンドカバ
ー176,178が取り付けられ、各々のピストンポン
プ172,174のそれぞれのエンドカバー176,1
78,180,182間に支持されたシリンダチューブ
184,186内にピストン188,190が摺動可能
に挿入されている。
【0043】両ピストン188,190は、それぞれピ
ストンロッド170の両端に固定されており、各エンド
カバー176,178,180,182にはそれぞれ接
続孔192,194,196,198が形成されてい
る。また、両ピストン188,190の両側に、ピスト
ン188,190の図左方の移動で容積が増加する第1
ポンプ室200,202と、同じ方向の移動で容積が減
少する第2ポンプ室204,206とが形成されてい
る。
【0044】そして、各接続孔192,194,19
6,198には各ポンプ室200,202,204,2
06への流入を許容する逆止め弁208,210,21
2,214が介装された吸入通路104が接続されると
共に、各ポンプ室200,202,204,206から
の流出を許容する逆止め弁216,218,220,2
22が介装された吐出通路114が接続されている。
【0045】往復動シリンダ160の両エンドカバー1
62,164に形成された接続孔224,226がそれ
ぞれ前述した給排通路84,86に接続され、切換弁8
8の切換操作に応じて、往復動される。ピストン168
が図左方に移動したときには、両第2ポンプ室204,
206の容積が減少して、冷却水が逆止め弁218,2
22を介して吐出通路114に吐出される。また、両第
1ポンプ室200,202の容積が増加して冷却水が吸
入通路104、逆止め弁208,212を介して吸入さ
れる。
【0046】ピストン168が図右方に移動されたとき
には、両第1ポンプ室200,202の容積が減少して
逆止め弁216,220を介して吐出通路114に冷却
水が吐出される。また、両第2ポンプ室204,206
の容積が増加して、冷却水が吸入通路104、逆止め弁
210,214を介して吸入される。
【0047】本第2実施例によると、1台の往復動シリ
ンダ160により2台のピストンポンプ172,174
を作動させるので、往復動シリンダ160の往復動によ
り、それぞれ2つの第1ポンプ室200,202、第2
ポンプ室204,206から交互に吐出でき、小型であ
りながら、大きな吐出量を得ることができる。
【0048】また、図5に示すように、排出通路38
に、逆止め弁36に代えて、排出冷却水の圧力が所定値
以上に達したときに開弁するリリーフ弁を用いた圧力制
御弁230を介装した構成としてもよい。これにより、
排出通路38の圧力が所定圧力以上となったときに、圧
力制御弁230が開弁して排出通路38とタンク40と
を連通し、冷却水が排出されるようになる。
【0049】冷却通路34を通る冷却水は、凸部4,6
からの熱で部分的に蒸発することがあるが、冷却水の蒸
発する割合があまり多くなると、冷却通路34での圧力
上昇により、吐出通路114から冷却通路34に冷却水
を供給することが困難になって、冷却作用が良好に発揮
できなくなる場合がある。
【0050】そこで、排出通路38に圧力制御弁230
を設け、冷却通路34内の圧力を所定圧力以上に制御す
ることにより、冷却通路34内での蒸発がしにくくな
り、より少ない冷却水の供給量で、極端な蒸発が生じな
い良好な冷却作用が得られるようになる。
【0051】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の金型の冷却
水供給装置は、往復動シリンダによりピストンポンプを
駆動して、1組のポンプ室から交互に冷却水を吐出する
ので、高圧の冷却水を冷却通路に連続的に供給すること
ができ、小型であっても、凸部を有効に冷却することが
できるという効果を奏する。
【0053】往復動シリンダが片ロッド形であるもので
は、圧力制御弁により供給圧力を制御して、両ポンプ室
から同じ吐出圧力で冷却通路に冷却水を供給できる。ま
た、往復動シリンダが両ロッド形であるものでは、2台
のピストンポンプを同時に駆動できるので、小型であっ
ても大きな吐出量を得ることができる。
【0054】更に、排出通路に圧力制御弁を設けたもの
では、冷却通路内の圧力を所定圧力以上に制御でき、冷
却通路内での蒸発がしにくくなり、より少ない冷却水の
供給量で、蒸発が生じない良好な冷却作用が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての金型の冷却水供給装
置の回路図である。
【図2】本実施例の金型の要部断面図である。
【図3】本実施例の往復動シリンダとピストンポンプと
の断面図である。
【図4】第2実施例の往復動シリンダとピストンポンプ
との断面図である。
【図5】排出通路に圧力制御弁を介装した実施例の金型
の要部断面図である。
【符号の説明】
1…金型 4,6…凸部 34…冷却通路 38…排出通路 42…ピストンポンプ 50…ピストン 52,200,202…第1ポンプ室 54,204,206…第2ポンプ室 60,160…往復動シリンダ 84,86…給排通路 88…切換弁 92…圧力通路 96…戻り通路 98,100…圧力制御弁 104…吸入通路 36,106,108,110,112,208,21
0,212,214,216,218,220,222
…逆止め弁 114…吐出通路 230…圧力制御弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 唐木 満尋 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 野崎 美紀也 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 山本 直哉 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型に設けた冷却通路へ冷却水を供給す
    る金型の冷却水供給装置において、 往復動可能なピストンの移動により容量が変化すると共
    に一方が吸入作用を他方が吐出作用をする1組のポンプ
    室を有するピストンポンプと、 該ピストンポンプのピストンを往復動させる往復動シリ
    ンダと、 該往復動シリンダの往復動を切換制御する切換弁とを備
    え、 かつ、前記両ポンプ室に連通する吸入通路に前記冷却水
    の吸入を許容する逆止め弁を介装すると共に、前記金型
    のキャビティ側へ突出する凸部に形成した前記冷却通路
    と前記両ポンプ室とを接続する吐出通路に前記冷却水の
    吐出を許容する逆止め弁を介装したことを特徴とする金
    型の冷却水供給装置。
  2. 【請求項2】 前記往復動シリンダは圧液により駆動さ
    れる片ロッド形で、前記往復動シリンダのロッドを前記
    ピストンポンプの前記ピストンに接続し、前記往復動シ
    リンダへの圧液の供給圧力を所定圧力に制御する圧力制
    御弁を設けたことを特徴とした請求項1記載の金型の冷
    却水供給装置。
  3. 【請求項3】 前記往復動シリンダは圧液により駆動さ
    れる両ロッド形で、前記往復動シリンダのロッド両端に
    2台の前記ピストンポンプの前記ピストンをそれぞれ接
    続したことを特徴とする請求項1記載の金型の冷却水供
    給装置。
  4. 【請求項4】 前記凸部の前記冷却通路からの冷却水を
    排出させる排出通路に、排出冷却水の圧力が所定値以上
    に達したときに開弁する圧力制御弁を介装したことを特
    徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の金型
    の冷却水供給装置。
JP5289095A 1995-03-13 1995-03-13 金型の冷却水供給装置 Pending JPH08243712A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5289095A JPH08243712A (ja) 1995-03-13 1995-03-13 金型の冷却水供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5289095A JPH08243712A (ja) 1995-03-13 1995-03-13 金型の冷却水供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08243712A true JPH08243712A (ja) 1996-09-24

Family

ID=12927469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5289095A Pending JPH08243712A (ja) 1995-03-13 1995-03-13 金型の冷却水供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08243712A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003164958A (ja) * 2001-11-30 2003-06-10 Ahresty Corp 金型冷却装置
JP2018192629A (ja) * 2017-05-12 2018-12-06 有限会社浦野技研 金型組立体、及び、中空部を有する成形品の射出成形方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003164958A (ja) * 2001-11-30 2003-06-10 Ahresty Corp 金型冷却装置
JP2018192629A (ja) * 2017-05-12 2018-12-06 有限会社浦野技研 金型組立体、及び、中空部を有する成形品の射出成形方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4710106A (en) Volume controlling device for variable volume pump
US9038431B2 (en) Hydraulic cylinder for a hydraulic drawing cushion
US5634773A (en) Superhigh pressure control system
JPH0615709A (ja) 射出成形機用型締機構
CA2439670A1 (en) Double diaphragm pump including spool valve air motor
US3945206A (en) Control system for hydraulic presses comprising a plurality of press rams
CN103958893B (zh) 静液压柱塞机
JP2020183806A (ja) 流体静力学的なリニア駆動システム
JPH08243713A (ja) 金型の冷却水供給装置
JPH08243712A (ja) 金型の冷却水供給装置
US5639218A (en) High pressure water pump system having a reserve booster pump
JPH08105401A (ja) 増圧装置
JPH08144941A (ja) 斜板形アキシャルピストンポンプ用脈動低減装置
JP3509918B2 (ja) パンチヘッド打撃用のピストンロッドを備えたパンチプレスにおける油圧シリンダの駆動装置
JP2000186667A (ja) エアー圧縮装置
CN115076169A (zh) 油气隔离型增压缸
US3327474A (en) Hydraulic driving device for tools or the like, particularly for the movable mold parts of plastic die casting machines
WO1988009257A1 (fr) Systeme de serrage pour machines de moulage a injection
JPS5928138Y2 (ja) 圧力流体動力装置
CN121296412A (zh) 活塞式恒流泵系统及方法
JPS622152B2 (ja)
JPH0729256Y2 (ja) 高圧液体ポンプ
FR2412732A1 (fr) Nouveau systeme oleo-pneumatique pour le remplissage rapide de verins hydrauliques a tres haute pression
JPH05975U (ja) 増圧器の給水装置
JP2024175280A (ja) サージ圧吸収装置及び成形機