JPH08245456A - ペンタシクロテトラデカジエン誘導体及びその製造方法 - Google Patents
ペンタシクロテトラデカジエン誘導体及びその製造方法Info
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- JPH08245456A JPH08245456A JP4673995A JP4673995A JPH08245456A JP H08245456 A JPH08245456 A JP H08245456A JP 4673995 A JP4673995 A JP 4673995A JP 4673995 A JP4673995 A JP 4673995A JP H08245456 A JPH08245456 A JP H08245456A
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- Japan
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- pentacyclotetradecadiene
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 化合物(1)又は(2)及び下記反応式に従
った化合物(1)又は(2)の製造方法。 【化1】 【効果】 高機能エポキシ樹脂、光学用レンズ材料、光
ディスク用基盤材料等の機能性高分子モノマーとして有
用であり、また医薬品、香料等の原料としても有用であ
る。
った化合物(1)又は(2)の製造方法。 【化1】 【効果】 高機能エポキシ樹脂、光学用レンズ材料、光
ディスク用基盤材料等の機能性高分子モノマーとして有
用であり、また医薬品、香料等の原料としても有用であ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は機能性高分子モノマー、
医薬品や香料等の原料として有用なペンタシクロ〔5.
4.21,7.13,6.010,13.012,14〕テトラデカンの
炭素骨格を有する含酸素化合物であるペンタシクロテト
ラデカジエン誘導体及びその製造方法に関する。
医薬品や香料等の原料として有用なペンタシクロ〔5.
4.21,7.13,6.010,13.012,14〕テトラデカンの
炭素骨格を有する含酸素化合物であるペンタシクロテト
ラデカジエン誘導体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
高分子モノマーとして芳香族基を有する化合物が多く開
発されてきたが、芳香族基を含有するポリマーは変色し
やすく耐候性に問題がある。そこで近年、分子内に不飽
和結合を持たない脂環式化合物が注目され、様々なポリ
マーに取り込まれてきた。脂環式化合物の中でも縮合多
環式化合物を用いると耐熱性、透明性に優れたポリマー
が得られる傾向にあることも分かってきており、新たな
縮合多環式の高分子モノマーが望まれていた。
高分子モノマーとして芳香族基を有する化合物が多く開
発されてきたが、芳香族基を含有するポリマーは変色し
やすく耐候性に問題がある。そこで近年、分子内に不飽
和結合を持たない脂環式化合物が注目され、様々なポリ
マーに取り込まれてきた。脂環式化合物の中でも縮合多
環式化合物を用いると耐熱性、透明性に優れたポリマー
が得られる傾向にあることも分かってきており、新たな
縮合多環式の高分子モノマーが望まれていた。
【0003】従って、本発明は、機能性高分子モノマー
として有用な新たな縮合多環式の高分子モノマーであっ
て、医薬品や香料等の原料としても利用できる新規な化
合物及びその製造方法を提供することを目的とする。
として有用な新たな縮合多環式の高分子モノマーであっ
て、医薬品や香料等の原料としても利用できる新規な化
合物及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような実情におい
て、本発明者は鋭意検討を行った結果、ペンタシクロ
〔5.4.21,7.13,6.010,13.012,14〕テトラデ
カン−4,8−ジエンを出発原料とすると、ペンタシク
ロ〔5.4.21,7.13,6.010,13.012,14〕テトラ
デカンの炭素骨格に官能基としてヒドロキシル基又はエ
ポキシ基を有する新規な含酸素化合物が得られ、当該新
規化合物はヒドロキシル基又はエポキシ基を有するため
機能性高分子のモノマー等として有用であることを見出
し本発明を完成した。
て、本発明者は鋭意検討を行った結果、ペンタシクロ
〔5.4.21,7.13,6.010,13.012,14〕テトラデ
カン−4,8−ジエンを出発原料とすると、ペンタシク
ロ〔5.4.21,7.13,6.010,13.012,14〕テトラ
デカンの炭素骨格に官能基としてヒドロキシル基又はエ
ポキシ基を有する新規な含酸素化合物が得られ、当該新
規化合物はヒドロキシル基又はエポキシ基を有するため
機能性高分子のモノマー等として有用であることを見出
し本発明を完成した。
【0005】すなわち、本発明は次の式(1)又は
(2);
(2);
【0006】
【化7】
【0007】で表わされるペンタシクロテトラデカジエ
ン誘導体及びその製造法を提供するものである。
ン誘導体及びその製造法を提供するものである。
【0008】本発明の化合物(2)において、ヒドロキ
シル基は4位又は5位のいずれか一方と8位又は9位の
いずれか一方に結合している。
シル基は4位又は5位のいずれか一方と8位又は9位の
いずれか一方に結合している。
【0009】本発明の化合物(1)及び化合物(2)
は、例えば次の反応式に従って製造することができる。
は、例えば次の反応式に従って製造することができる。
【0010】
【化8】
【0011】すなわち、化合物(3)に過酸を反応させ
ることにより化合物(1)を製造することができる。ま
た、化合物(3)をジヒドロキシル化することにより化
合物(2)を製造することができる。
ることにより化合物(1)を製造することができる。ま
た、化合物(3)をジヒドロキシル化することにより化
合物(2)を製造することができる。
【0012】上記反応において原料として用いられる化
合物(3)はノルボルナジエンと(1,5−シクロオク
タジエン)(1,3,5−シクロオクタトリエン)ルテ
ニウム錯体及びN,N−ジアルキル(メタ)アクリルア
ミドの反応により製造することができる。
合物(3)はノルボルナジエンと(1,5−シクロオク
タジエン)(1,3,5−シクロオクタトリエン)ルテ
ニウム錯体及びN,N−ジアルキル(メタ)アクリルア
ミドの反応により製造することができる。
【0013】化合物(3)のエポキシ化反応に用いられ
る過酸としては、過酸化水素、過蟻酸、過酢酸、過安息
香酸、メタクロロ過安息香酸等が挙げられる。化合物
(3)と過酸との反応は、例えば適当な溶媒中、一般に
−70〜80℃、好ましくは−20〜40℃の温度で、
1〜4時間行うことが好ましい。過酸の使用量は化合物
(3)1モルに対し、1〜3モルが好ましい。また、溶
媒としては特に制限されず、例えば、クロロホルム、塩
化メチレン、酢酸、エチルエーテル、酢酸エチル、ベン
ゼン等が挙げられる。
る過酸としては、過酸化水素、過蟻酸、過酢酸、過安息
香酸、メタクロロ過安息香酸等が挙げられる。化合物
(3)と過酸との反応は、例えば適当な溶媒中、一般に
−70〜80℃、好ましくは−20〜40℃の温度で、
1〜4時間行うことが好ましい。過酸の使用量は化合物
(3)1モルに対し、1〜3モルが好ましい。また、溶
媒としては特に制限されず、例えば、クロロホルム、塩
化メチレン、酢酸、エチルエーテル、酢酸エチル、ベン
ゼン等が挙げられる。
【0014】化合物(3)のジヒドロキシル化反応とし
ては、ヒドロボレーション後酸化する方法;水和反応;
ヒドロシリル化もしくはハロゲン化した後グリニャール
試薬化する方法等が挙げられるが、このうちヒドロボレ
ーション後酸化する方法が特に好ましい。
ては、ヒドロボレーション後酸化する方法;水和反応;
ヒドロシリル化もしくはハロゲン化した後グリニャール
試薬化する方法等が挙げられるが、このうちヒドロボレ
ーション後酸化する方法が特に好ましい。
【0015】当該ヒドロボレーション後酸化する方法
は、まず化合物(3)とボラン化合物によるヒドロボレ
ーション反応によりアルキルボランを得、次にその生成
物を過酸化物で酸化することにより行うことができる。
ボラン化合物としては、市販のボラン・テトラヒドロフ
ラン錯体/テトラヒドロフラン溶液、9−ボラビシクロ
〔3.3.1〕ノナン等を用いることができる。
は、まず化合物(3)とボラン化合物によるヒドロボレ
ーション反応によりアルキルボランを得、次にその生成
物を過酸化物で酸化することにより行うことができる。
ボラン化合物としては、市販のボラン・テトラヒドロフ
ラン錯体/テトラヒドロフラン溶液、9−ボラビシクロ
〔3.3.1〕ノナン等を用いることができる。
【0016】ヒドロボレーション反応は、適当な溶媒
中、−70〜40℃、特に−20〜20℃の温度で3〜
10時間行うことが好ましく、アルゴン、窒素等の不活
性雰囲気下で行うことが特に好ましい。ボラン化合物の
使用量は理論量又はそれ以上を適宜用いる。溶媒として
は、特に限定されるものではなく、式(2)の化合物及
びボラン化合物を溶解し得るものであればよく、例え
ば、テトラヒドロフラン、エチルエーテル、ヘキサン、
ジメトキシエタン、塩化メチレン、ピリジン、トルエン
等が挙げられる。
中、−70〜40℃、特に−20〜20℃の温度で3〜
10時間行うことが好ましく、アルゴン、窒素等の不活
性雰囲気下で行うことが特に好ましい。ボラン化合物の
使用量は理論量又はそれ以上を適宜用いる。溶媒として
は、特に限定されるものではなく、式(2)の化合物及
びボラン化合物を溶解し得るものであればよく、例え
ば、テトラヒドロフラン、エチルエーテル、ヘキサン、
ジメトキシエタン、塩化メチレン、ピリジン、トルエン
等が挙げられる。
【0017】酸化工程における酸化剤としては、過酸化
水素、過蟻酸、過酢酸、過安息香酸、メタクロロ過安息
香酸等が挙げられる。
水素、過蟻酸、過酢酸、過安息香酸、メタクロロ過安息
香酸等が挙げられる。
【0018】酸化反応は、0〜80℃、特に10〜60
℃の温度で3〜96時間行うことが好ましい。酸化剤の
量は特に制限されず、酸化させるに十分な量でよい。
℃の温度で3〜96時間行うことが好ましい。酸化剤の
量は特に制限されず、酸化させるに十分な量でよい。
【0019】反応生成物の単離方法は特に制限されず、
例えば再結晶、蒸留等により精製することができる。
例えば再結晶、蒸留等により精製することができる。
【0020】この方法により得られた式(2)の化合物
は下記のような4種の異性体の混合物が同時に生成して
いると考えられる。
は下記のような4種の異性体の混合物が同時に生成して
いると考えられる。
【0021】
【化9】
【0022】また、本発明において原料として用いたペ
ンタシクロ〔5.4.21,7.13,6.010,13.
012,14〕テトラデカ−4,8−ジエン(3)は、立体
的に下記のようにコンパクトな構造をしている。
ンタシクロ〔5.4.21,7.13,6.010,13.
012,14〕テトラデカ−4,8−ジエン(3)は、立体
的に下記のようにコンパクトな構造をしている。
【0023】
【化10】
【0024】従って、本発明の化合物(1)及び(2)
も化合物(3)と同様に立体的にコンパクトな構造を有
しているため種々の用途に使用できる。すなわち、化合
物(1)は縮合多環式であり、高機能エポキシ樹脂のモ
ノマーとして使用され、また、立体特異的な構造を有す
るので医薬品、香料等の原料としても有用である。また
化合物(2)も縮合多環式であり、光学用レンズ材料、
光ディスク用基盤材料等の機能性高分子のモノマーとし
て有用であり、また、立体特異的な構造を有するので医
薬品、香料等の原料としても有用である。
も化合物(3)と同様に立体的にコンパクトな構造を有
しているため種々の用途に使用できる。すなわち、化合
物(1)は縮合多環式であり、高機能エポキシ樹脂のモ
ノマーとして使用され、また、立体特異的な構造を有す
るので医薬品、香料等の原料としても有用である。また
化合物(2)も縮合多環式であり、光学用レンズ材料、
光ディスク用基盤材料等の機能性高分子のモノマーとし
て有用であり、また、立体特異的な構造を有するので医
薬品、香料等の原料としても有用である。
【0025】
【実施例】次に本発明を実施例によって説明するが、こ
れは単に例示であって本発明を制限するものではない。
れは単に例示であって本発明を制限するものではない。
【0026】実施例1 磁気回転子を入れた容量500mlの三口フラスコに容量
200mlの側管付滴下ロートを取り付け、アルゴンガス
雰囲気下、ペンタシクロ〔5.4.21,7.13 ,6.0
10,13.012,14〕テトラデカ−4,8−ジエン6.85
g及び塩化メチレン75mlをフラスコ内に入れて溶液と
し、メタクロロ過安息香酸19.8g及び塩化メチレン
200mlの懸濁液を側管付滴下ロートに入れ、氷浴中で
1.5時間かけて滴下した後、室温で4時間攪拌し未反
応の過酸化物が消失するのを確認した。得られたものか
ら沈殿物を濾別し、濾液を10%炭酸水素ナトリウム水
溶液、1N水酸化ナトリウム水溶液、蒸留水で順次洗浄
し、塩化メチレン層を分取して硫酸ナトリウムにより乾
燥し、減圧下で溶媒を留去して固体8.55gを得た
(ガスクロマトグラフィーにより、純度44.7%)。
これをカラムクロマトグラフィー(MERCK社製、S
ilica gel 60)を用いてヘキサン/酢酸エ
チル(1:1)混合液で展開し、更に溶媒を留去した
後、減圧蒸留することにより精製し、無色の結晶を得
た。この化合物は融点148〜152℃であり、また、
以下の方法で分析を行ったところ、上記式(1)で表わ
されるペンタシクロ〔5.4.21,7.13,6.
010 ,13.012,14〕テトラデカ−4,8−ジエン・ジエ
ポキシドであることがわかった。
200mlの側管付滴下ロートを取り付け、アルゴンガス
雰囲気下、ペンタシクロ〔5.4.21,7.13 ,6.0
10,13.012,14〕テトラデカ−4,8−ジエン6.85
g及び塩化メチレン75mlをフラスコ内に入れて溶液と
し、メタクロロ過安息香酸19.8g及び塩化メチレン
200mlの懸濁液を側管付滴下ロートに入れ、氷浴中で
1.5時間かけて滴下した後、室温で4時間攪拌し未反
応の過酸化物が消失するのを確認した。得られたものか
ら沈殿物を濾別し、濾液を10%炭酸水素ナトリウム水
溶液、1N水酸化ナトリウム水溶液、蒸留水で順次洗浄
し、塩化メチレン層を分取して硫酸ナトリウムにより乾
燥し、減圧下で溶媒を留去して固体8.55gを得た
(ガスクロマトグラフィーにより、純度44.7%)。
これをカラムクロマトグラフィー(MERCK社製、S
ilica gel 60)を用いてヘキサン/酢酸エ
チル(1:1)混合液で展開し、更に溶媒を留去した
後、減圧蒸留することにより精製し、無色の結晶を得
た。この化合物は融点148〜152℃であり、また、
以下の方法で分析を行ったところ、上記式(1)で表わ
されるペンタシクロ〔5.4.21,7.13,6.
010 ,13.012,14〕テトラデカ−4,8−ジエン・ジエ
ポキシドであることがわかった。
【0027】
【表1】 元素分析値(重量%) C;77.64(理論値;77.75) H; 7.61(理論値;7.46) O;14.75(理論値;14.80) MS(m/z);216(M+)13 C−NMR δ(CDCl3);35.2(2C),
47.6(2C),48.7(C),49.0(2
C),56.3(C),58.0(2C),59.2
(2C),64.3(2C) IR νcm-1(KBr);2993,2959,285
3,1456,1381,1292,1267,105
8,1041,1023,1009,860,843,
818,792
47.6(2C),48.7(C),49.0(2
C),56.3(C),58.0(2C),59.2
(2C),64.3(2C) IR νcm-1(KBr);2993,2959,285
3,1456,1381,1292,1267,105
8,1041,1023,1009,860,843,
818,792
【0028】実施例2 磁気回転子を入れた容量300mlの三口フラスコに容量
200mlの側管付滴下ロートを取り付け、アルゴンガス
雰囲気下、ペンタシクロ〔5.4.21,7.13 ,6.0
10,13.012,14〕テトラデカ−4,8−ジエン10.9
1g及び乾燥テトラヒドロフラン90mlをフラスコ内に
入れて溶液とし、1Mボラン・テトラヒドロフラン錯体
/テトラヒドロフラン溶液100mlを側管付滴下ロート
に入れ、氷浴中で2時間かけて滴下した後、室温で1時
間攪拌した。得られたものを氷冷し、3N水酸化ナトリ
ウム水溶液13.5mlを加え、続いて30%過酸化水素
水28.5mlを滴下した後、52℃に加熱して60時間
攪拌した。次に塩化ナトリウムを加えて油層を分取し、
硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下、室温で溶媒を留去
して固体8.08gを得た(収率62%)。これを2回
の減圧蒸留処理により精製し、無色の結晶を得た。この
化合物は融点160〜162℃であり、また、以下の方
法で分析したところ、上記式(2)で表わされるペンタ
シクロ〔5.4.21,7.13,6.010,13.012,14〕テ
トラデカンジオールであることがわかった。
200mlの側管付滴下ロートを取り付け、アルゴンガス
雰囲気下、ペンタシクロ〔5.4.21,7.13 ,6.0
10,13.012,14〕テトラデカ−4,8−ジエン10.9
1g及び乾燥テトラヒドロフラン90mlをフラスコ内に
入れて溶液とし、1Mボラン・テトラヒドロフラン錯体
/テトラヒドロフラン溶液100mlを側管付滴下ロート
に入れ、氷浴中で2時間かけて滴下した後、室温で1時
間攪拌した。得られたものを氷冷し、3N水酸化ナトリ
ウム水溶液13.5mlを加え、続いて30%過酸化水素
水28.5mlを滴下した後、52℃に加熱して60時間
攪拌した。次に塩化ナトリウムを加えて油層を分取し、
硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下、室温で溶媒を留去
して固体8.08gを得た(収率62%)。これを2回
の減圧蒸留処理により精製し、無色の結晶を得た。この
化合物は融点160〜162℃であり、また、以下の方
法で分析したところ、上記式(2)で表わされるペンタ
シクロ〔5.4.21,7.13,6.010,13.012,14〕テ
トラデカンジオールであることがわかった。
【0029】
【表2】 元素分析値(重量%) C;76.53(理論値;76.33) H; 9.46(理論値;9.15) O;14.01(理論値;14.52) MS(m/z);220(M+)13 C−NMR δ((CD3)2CO) 36.2,37.3,38.3,38.7,40.1,
40.7,45.0,45.1,45.8,46.0,
46.2,46.6,48.4,49.1,49.7,
57.0,57.5,57.7,58.0,58.4,
60.2,60.6,60.8,61.3,75.5,
76.5,81.4,81.6 IR νcm-1(KBr);3275,2920,288
6,1460,1456,1342,1047,101
8,981
40.7,45.0,45.1,45.8,46.0,
46.2,46.6,48.4,49.1,49.7,
57.0,57.5,57.7,58.0,58.4,
60.2,60.6,60.8,61.3,75.5,
76.5,81.4,81.6 IR νcm-1(KBr);3275,2920,288
6,1460,1456,1342,1047,101
8,981
【0030】
【発明の効果】本発明のペンタシクロテトラデカジエン
誘導体は縮合多環式であり、高機能エポキシ樹脂、光学
用レンズ材料、光ディスク用基盤材料等の機能性高分子
のモノマーとして有用であり、また、立体特異的な構造
を有するので医薬品、香料等の原料としても有用であ
る。
誘導体は縮合多環式であり、高機能エポキシ樹脂、光学
用レンズ材料、光ディスク用基盤材料等の機能性高分子
のモノマーとして有用であり、また、立体特異的な構造
を有するので医薬品、香料等の原料としても有用であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 良久 京都府城陽市寺田深谷64−9
Claims (3)
- 【請求項1】 式(1)又は(2); 【化1】 【化2】 で表わされるペンタシクロテトラデカジエン誘導体。
- 【請求項2】 式(3); 【化3】 で表わされる炭化水素化合物に過酸を反応させることを
特徴とする式(1) 【化4】 で表わされるペンタシクロテトラデカジエン誘導体の製
造方法。 - 【請求項3】 式(3); 【化5】 で表わされる炭化水素化合物をジヒドロキシル化するこ
とを特徴とする式(2) 【化6】 で表わされるペンタシクロテトラデカジエン誘導体の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4673995A JPH08245456A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | ペンタシクロテトラデカジエン誘導体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4673995A JPH08245456A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | ペンタシクロテトラデカジエン誘導体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08245456A true JPH08245456A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=12755707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4673995A Pending JPH08245456A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | ペンタシクロテトラデカジエン誘導体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08245456A (ja) |
-
1995
- 1995-03-07 JP JP4673995A patent/JPH08245456A/ja active Pending
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