JPH08246290A - 防虫性を有する合成樹脂布帛及びその製造法 - Google Patents
防虫性を有する合成樹脂布帛及びその製造法Info
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- JPH08246290A JPH08246290A JP7078054A JP7805495A JPH08246290A JP H08246290 A JPH08246290 A JP H08246290A JP 7078054 A JP7078054 A JP 7078054A JP 7805495 A JP7805495 A JP 7805495A JP H08246290 A JPH08246290 A JP H08246290A
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- Japan
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- dialkyl
- insect
- synthetic resin
- mites
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 合成樹脂布帛に洗濯等の耐久性を付与する防
虫剤の処理方法。 【構成】 合成樹脂布帛に耐熱性に優れたアルキル基の
炭素数が9〜14のジアルキルフタレート、ジアルキル
アジペート、ジアルキルマレート、ジアルキルフマレー
トの1種又は2種以上配合した防虫剤を合成樹脂布帛に
練り込むことにより耐久性を有する防虫剤の処理方法。
虫剤の処理方法。 【構成】 合成樹脂布帛に耐熱性に優れたアルキル基の
炭素数が9〜14のジアルキルフタレート、ジアルキル
アジペート、ジアルキルマレート、ジアルキルフマレー
トの1種又は2種以上配合した防虫剤を合成樹脂布帛に
練り込むことにより耐久性を有する防虫剤の処理方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂に防虫剤を練
り込むことにより、一般衛生害虫に対する防虫効果を長
期間持続させる耐久性に優れた合成樹脂布帛、及びその
製造法に関する。
り込むことにより、一般衛生害虫に対する防虫効果を長
期間持続させる耐久性に優れた合成樹脂布帛、及びその
製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】屋内塵性ダニ類をはじめ一般衛生害虫に
よる被害を防除する方法として、防虫剤の散布またはエ
アゾールあるいは燻煙剤を用いる方法等が広く行なわれ
ている。また、ダニやゴキブリ等の吸血害虫および衛生
害虫に用いる殺虫剤としては、従来から有機燐製剤が多
く用いられていた。しかし、有機燐製剤は農業用殺虫剤
として開発されたものが多く、その効力は優れている
が、人畜へ有害な化合物が多いことから低毒性で殺虫効
力の優れた合成ピレスロイド系化合物を主成分とした防
虫剤が多く用いられるようになった。
よる被害を防除する方法として、防虫剤の散布またはエ
アゾールあるいは燻煙剤を用いる方法等が広く行なわれ
ている。また、ダニやゴキブリ等の吸血害虫および衛生
害虫に用いる殺虫剤としては、従来から有機燐製剤が多
く用いられていた。しかし、有機燐製剤は農業用殺虫剤
として開発されたものが多く、その効力は優れている
が、人畜へ有害な化合物が多いことから低毒性で殺虫効
力の優れた合成ピレスロイド系化合物を主成分とした防
虫剤が多く用いられるようになった。
【0003】その後、家庭内の害虫に対して使用される
殺虫剤は、殺虫性と共に忌避性を有する化合物の研究も
行なわれるようになった。その結果、優れた性能を有す
るN,N−ジエチル−m−トルアミドやテルペン化合物
およびそれの誘導体による害虫駆除剤の研究が行なわ
れ、ダニやその他害虫に対する防虫剤の応用が特開昭6
3−第104905号に、また、テルペノイド化合物モ
ノマーと、その低重合物による有害昆虫忌避組成物が特
開平4−第187607号にそれぞれ開示された。
殺虫剤は、殺虫性と共に忌避性を有する化合物の研究も
行なわれるようになった。その結果、優れた性能を有す
るN,N−ジエチル−m−トルアミドやテルペン化合物
およびそれの誘導体による害虫駆除剤の研究が行なわ
れ、ダニやその他害虫に対する防虫剤の応用が特開昭6
3−第104905号に、また、テルペノイド化合物モ
ノマーと、その低重合物による有害昆虫忌避組成物が特
開平4−第187607号にそれぞれ開示された。
【0004】以上に示した防虫剤は、ダニ類以外の衛生
害虫に対する防虫効果の研究も行われるようになった。
例えば、パラオキシ安息香酸アルキルエステル、コハク
酸ジアルキルエステル、アジピン酸ジアルキルエステ
ル、フタール酸ジアルキルエステル、グルタル酸ジアル
キルエステル、シュウ酸ジアルキルエステル等の脂肪族
系または芳香族系カルボン酸の低級アルキルエステルも
多数開発された。
害虫に対する防虫効果の研究も行われるようになった。
例えば、パラオキシ安息香酸アルキルエステル、コハク
酸ジアルキルエステル、アジピン酸ジアルキルエステ
ル、フタール酸ジアルキルエステル、グルタル酸ジアル
キルエステル、シュウ酸ジアルキルエステル等の脂肪族
系または芳香族系カルボン酸の低級アルキルエステルも
多数開発された。
【0005】しかしながら、これらの化合物のアルキル
基は主として炭素数が1〜8の低級アルキルエステルに
よるもので、この防虫剤を使用した防虫試験も多数報告
されている。これらの防虫剤による処理方法は化合物を
そのまま、あるいはエマルジョンを樹脂バインダーと共
に繊維に処理する方法や、薬剤をマイクロカプセル化し
樹脂バインダーと共に合成繊維の表面に処理することが
試みられている。
基は主として炭素数が1〜8の低級アルキルエステルに
よるもので、この防虫剤を使用した防虫試験も多数報告
されている。これらの防虫剤による処理方法は化合物を
そのまま、あるいはエマルジョンを樹脂バインダーと共
に繊維に処理する方法や、薬剤をマイクロカプセル化し
樹脂バインダーと共に合成繊維の表面に処理することが
試みられている。
【0006】害虫に使用される防虫剤が効果を発揮する
のは、その成分の蒸散や害虫との接触によって効果が発
揮されると思われる。しかし、その成分を合成繊維製品
に応用されるときは、使用中に除々に失われるのが普通
である。特に洗濯に対しては、その脱落がはなはだしい
もので、それによって必要とする忌避剤や防虫剤成分が
限界量以下になると効力を失うことになる。これを防止
し長期間、その効果を持続させる目的でマイクロカプセ
ル化する研究が行なわれ、これに関する特許として特開
昭63−166429号、特開昭63−192702号
に出願され、その成分等が開示されている。
のは、その成分の蒸散や害虫との接触によって効果が発
揮されると思われる。しかし、その成分を合成繊維製品
に応用されるときは、使用中に除々に失われるのが普通
である。特に洗濯に対しては、その脱落がはなはだしい
もので、それによって必要とする忌避剤や防虫剤成分が
限界量以下になると効力を失うことになる。これを防止
し長期間、その効果を持続させる目的でマイクロカプセ
ル化する研究が行なわれ、これに関する特許として特開
昭63−166429号、特開昭63−192702号
に出願され、その成分等が開示されている。
【0007】また、害虫の中でもダニ類の被害として、
小児のアレルギーの原因であるダニアレルゲンの問題が
ある。この原因としてはダニおよび、その死骸やダニの
糞までを除去しなければならない。その方法として最も
的確に行なえる方法は、洗濯による除去法であるが、従
来の加工方法では耐洗濯性が十分なものが少ないために
一回の洗濯で防ダニ効果が失われることが指摘され、そ
れらに対する改良が強く望まれている。
小児のアレルギーの原因であるダニアレルゲンの問題が
ある。この原因としてはダニおよび、その死骸やダニの
糞までを除去しなければならない。その方法として最も
的確に行なえる方法は、洗濯による除去法であるが、従
来の加工方法では耐洗濯性が十分なものが少ないために
一回の洗濯で防ダニ効果が失われることが指摘され、そ
れらに対する改良が強く望まれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】現在、日常生活のため
に使用されている繊維製品は、寝具類や身の周りのもの
を含めて非常に多い。これら繊維製品には、眼には見え
ないが常に多くの屋内塵性ダニ類が生息している。これ
が原因で乳幼児から成人に至るまでその被害を受けてい
る。住居内におけるダニ類は、主としてカーペット、畳
その他の敷物、また布団、毛布、シーツ、枕、ベットな
どの寝具類のほかソファー及びこれらの内部などにはダ
ニ類の餌となるものも多く通気性が悪く、また湿気を含
んだものが多い。要するに家庭内で使用されている繊維
製品類がダニ類の繁殖に最も好都合な場所になっている
ためと思われる。
に使用されている繊維製品は、寝具類や身の周りのもの
を含めて非常に多い。これら繊維製品には、眼には見え
ないが常に多くの屋内塵性ダニ類が生息している。これ
が原因で乳幼児から成人に至るまでその被害を受けてい
る。住居内におけるダニ類は、主としてカーペット、畳
その他の敷物、また布団、毛布、シーツ、枕、ベットな
どの寝具類のほかソファー及びこれらの内部などにはダ
ニ類の餌となるものも多く通気性が悪く、また湿気を含
んだものが多い。要するに家庭内で使用されている繊維
製品類がダニ類の繁殖に最も好都合な場所になっている
ためと思われる。
【0009】また、最近は冷暖房の普及により建物の構
造が気密性になっている上に、加湿器によって湿度をコ
ントロールしていることもダニ類発生の好条件の一つに
あげられる。ダニ類は、乾燥には非常に弱い害虫であっ
て、湿気が絶対に必要である。このような環境で、家庭
内に繁殖しているダニ類が原因で種々の疾病が見られ
る。例えば、ダニ類によるアトピー性皮膚炎、ダニアレ
ルゲンによるアレルギー性症状のほか、川崎病の原因と
もいわれるようになり、家庭内におけるダニ駆除対策が
緊急課題として取り上げられ、関係機関において、その
駆除方法や防虫剤について多数の研究結果が発表されて
いる。
造が気密性になっている上に、加湿器によって湿度をコ
ントロールしていることもダニ類発生の好条件の一つに
あげられる。ダニ類は、乾燥には非常に弱い害虫であっ
て、湿気が絶対に必要である。このような環境で、家庭
内に繁殖しているダニ類が原因で種々の疾病が見られ
る。例えば、ダニ類によるアトピー性皮膚炎、ダニアレ
ルゲンによるアレルギー性症状のほか、川崎病の原因と
もいわれるようになり、家庭内におけるダニ駆除対策が
緊急課題として取り上げられ、関係機関において、その
駆除方法や防虫剤について多数の研究結果が発表されて
いる。
【0010】屋内塵性ダニ類による被害は、チリダニ科
のヒョウヒダニによる喘息、鼻炎、眼アレルギー、アト
ピー性湿疹やツメダニ類による刺咬症、コナダニ類によ
る不快感などの他に、現在乳幼児に対するダニアレルゲ
ンが社会的に大きな問題となっている。このダニアレル
ゲンの主たる原因はヒョウヒダニによるアレルギー症
で、ダニの生体、死骸、糞等を含めてダニアレルゲンと
呼んでいる。このようなことからダニアレルゲンを防ぐ
方法としてはダニを寄せ付けないこととダニアレルゲン
の原因となるものを除去する必要がある。
のヒョウヒダニによる喘息、鼻炎、眼アレルギー、アト
ピー性湿疹やツメダニ類による刺咬症、コナダニ類によ
る不快感などの他に、現在乳幼児に対するダニアレルゲ
ンが社会的に大きな問題となっている。このダニアレル
ゲンの主たる原因はヒョウヒダニによるアレルギー症
で、ダニの生体、死骸、糞等を含めてダニアレルゲンと
呼んでいる。このようなことからダニアレルゲンを防ぐ
方法としてはダニを寄せ付けないこととダニアレルゲン
の原因となるものを除去する必要がある。
【0011】ヒョウヒダニには、コナヒョウヒダニとヤ
ケヒョウヒダニの2種類が主なもので一般家庭内でよく
見かける種類である。このダニアレルゲンは空気中と室
内に存在しているが、多くは室内の塵中にあると云われ
ている。このように、問題のあるダニ類の被害を未然に
防止できる薬剤、並びにその駆除方法について検討した
結果、衣類として使用する繊維製品をはじめ家庭内の敷
物やソファー、ベット等に使用されるクッション材でダ
ニ類の温床となるものにダニ防除剤や忌避剤の応用が逐
次実行に移されるようになった。
ケヒョウヒダニの2種類が主なもので一般家庭内でよく
見かける種類である。このダニアレルゲンは空気中と室
内に存在しているが、多くは室内の塵中にあると云われ
ている。このように、問題のあるダニ類の被害を未然に
防止できる薬剤、並びにその駆除方法について検討した
結果、衣類として使用する繊維製品をはじめ家庭内の敷
物やソファー、ベット等に使用されるクッション材でダ
ニ類の温床となるものにダニ防除剤や忌避剤の応用が逐
次実行に移されるようになった。
【0012】本発明は、以上に示したように繊維製品に
一般衛生害虫が成育しないよう、またダニをはじめゴキ
ブリなどの害虫が合成繊維布帛には寄り付かないように
する方法として防虫剤を処理する方法である。この防虫
剤を繊維製品に処理した後は、一般家庭で使用されてい
る洗濯機で、洗濯しても防虫剤が脱落することが少なく
長期間効力を持続できる薬剤に耐久性を付与することを
目的とした合成繊維布帛に防虫剤を処理する方法であ
る。
一般衛生害虫が成育しないよう、またダニをはじめゴキ
ブリなどの害虫が合成繊維布帛には寄り付かないように
する方法として防虫剤を処理する方法である。この防虫
剤を繊維製品に処理した後は、一般家庭で使用されてい
る洗濯機で、洗濯しても防虫剤が脱落することが少なく
長期間効力を持続できる薬剤に耐久性を付与することを
目的とした合成繊維布帛に防虫剤を処理する方法であ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】屋内塵性ダニをはじめと
する害虫の殺虫剤および忌避剤は、既に多くの研究が行
なわれており、その効果においても見るべきものが多数
発表されている。しかしながら、それらを詳細に検討し
てみると未だ不十分なものが多い。例えば、合成樹脂へ
の表面加工であるために、防虫剤の有害性の問題、一回
の洗濯で効力の消失するもの、あるいは紫外線や空気に
よる酸化作用のために防虫剤の有効時間が短くなる等の
実用性に欠けるものなどがあげられる。
する害虫の殺虫剤および忌避剤は、既に多くの研究が行
なわれており、その効果においても見るべきものが多数
発表されている。しかしながら、それらを詳細に検討し
てみると未だ不十分なものが多い。例えば、合成樹脂へ
の表面加工であるために、防虫剤の有害性の問題、一回
の洗濯で効力の消失するもの、あるいは紫外線や空気に
よる酸化作用のために防虫剤の有効時間が短くなる等の
実用性に欠けるものなどがあげられる。
【0014】ダニによる被害を防ぐためには、洗濯によ
ってダニアレルゲンの原因になるものを完全に除去しな
ければならない。このようなことから合成繊維布帛に処
理した防虫剤が洗濯に充分耐えうる処理が必要である。
この耐洗濯性についても実用性ある方法について実験を
行なった。衣類、毛布、敷布、枕等の寝具類に付着して
いるダニの死骸、糞などダニアレルゲンの原因となるも
のを、除去する方法は洗濯を頻繁に行なうことが最も有
効な方法である。
ってダニアレルゲンの原因になるものを完全に除去しな
ければならない。このようなことから合成繊維布帛に処
理した防虫剤が洗濯に充分耐えうる処理が必要である。
この耐洗濯性についても実用性ある方法について実験を
行なった。衣類、毛布、敷布、枕等の寝具類に付着して
いるダニの死骸、糞などダニアレルゲンの原因となるも
のを、除去する方法は洗濯を頻繁に行なうことが最も有
効な方法である。
【0015】従来から防虫剤成分として、脂肪族系およ
び芳香族系の低級アルキルエステルによる効果が認めら
れている。しかし、そのアルキル基の炭素数は、1〜8
の低級のアルキルエステルであった。この低級アルキル
エステルによる脂肪族および芳香族系エステルは、沸点
が比較的低いものであるために、溶融樹脂への練り込み
が困難であり、また、蒸気圧が低いため長期間使用中に
樹脂から蒸散することも考えられる。
び芳香族系の低級アルキルエステルによる効果が認めら
れている。しかし、そのアルキル基の炭素数は、1〜8
の低級のアルキルエステルであった。この低級アルキル
エステルによる脂肪族および芳香族系エステルは、沸点
が比較的低いものであるために、溶融樹脂への練り込み
が困難であり、また、蒸気圧が低いため長期間使用中に
樹脂から蒸散することも考えられる。
【0016】本発明者らは、合成樹脂への練り込みを目
的として、更に高級なアルキル基、例えば炭素数が9以
上のアルキル基を有する脂肪族系および芳香族系二塩基
酸ジアルキルエステルについて実験を行なった結果、炭
素数9〜14のジアルキルフタレート、ジアルキルアジ
ペート、ジアルキルマレート、ジアルキルフマレートの
うちから選ばれた1種または2種以上を配合した防虫剤
を合成樹脂に直接練り込みによる防虫性について実験を
行なった結果、その効果が長期間安定した結果が得ら
れ、本発明を完成した。
的として、更に高級なアルキル基、例えば炭素数が9以
上のアルキル基を有する脂肪族系および芳香族系二塩基
酸ジアルキルエステルについて実験を行なった結果、炭
素数9〜14のジアルキルフタレート、ジアルキルアジ
ペート、ジアルキルマレート、ジアルキルフマレートの
うちから選ばれた1種または2種以上を配合した防虫剤
を合成樹脂に直接練り込みによる防虫性について実験を
行なった結果、その効果が長期間安定した結果が得ら
れ、本発明を完成した。
【0017】本発明は、防虫剤成分としてアルキル基の
炭素数が9〜14であるジアルキルフタレート、ジアル
キルアジペート、ジアルキルマレート、ジアルキルフマ
レートのうちから選ばれた1種または2種以上を配合し
た薬剤を合成繊維に練り込み加工することにより耐久性
のある防虫性繊維の得られる方法である。
炭素数が9〜14であるジアルキルフタレート、ジアル
キルアジペート、ジアルキルマレート、ジアルキルフマ
レートのうちから選ばれた1種または2種以上を配合し
た薬剤を合成繊維に練り込み加工することにより耐久性
のある防虫性繊維の得られる方法である。
【0018】この防虫剤組成物には、抗菌剤、防黴剤、
他の防虫剤、忌避剤、効力増強剤、酸化防止剤、紫外線
吸収剤、消臭剤、着香料、着色剤、樹脂分散液など併用
して用いることもできる。
他の防虫剤、忌避剤、効力増強剤、酸化防止剤、紫外線
吸収剤、消臭剤、着香料、着色剤、樹脂分散液など併用
して用いることもできる。
【0019】本発明の防虫剤組成物が用いられる繊維製
品は、一般衣類、カーペット、畳その他の敷物類、布
団、毛布、シーツ、枕、ベット用品、ソファーおよび、
それらに使用されるクッション材などのほか、これらに
使用される覆いにも使用する。本発明方法で処理された
ものは何れも数10回あるいは、それ以上の耐洗濯性が
認められる。
品は、一般衣類、カーペット、畳その他の敷物類、布
団、毛布、シーツ、枕、ベット用品、ソファーおよび、
それらに使用されるクッション材などのほか、これらに
使用される覆いにも使用する。本発明方法で処理された
ものは何れも数10回あるいは、それ以上の耐洗濯性が
認められる。
【0020】
【作用】本発明は、アルキル基の炭素数が9〜14であ
るジアルキルフタレート、ジアルキルアジペート、ジア
ルキルマレート、ジアルキルフマレートのうちから選ば
れたダニ防虫剤を、合成繊維に練り込み加工することに
より防虫性が耐洗濯性を有し、長期間その効力を持続す
ると共に使用した樹脂類に悪影響を与えることのない耐
久性ある防虫性合成繊維布帛の製造方法である。
るジアルキルフタレート、ジアルキルアジペート、ジア
ルキルマレート、ジアルキルフマレートのうちから選ば
れたダニ防虫剤を、合成繊維に練り込み加工することに
より防虫性が耐洗濯性を有し、長期間その効力を持続す
ると共に使用した樹脂類に悪影響を与えることのない耐
久性ある防虫性合成繊維布帛の製造方法である。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが、本
発明は、これらの実施例に限定されるものではない。ま
た、本実施例に使用する防虫剤および無機担持体は下記
の通りである。なお、実施例に示す%は全て重量%であ
る。
発明は、これらの実施例に限定されるものではない。ま
た、本実施例に使用する防虫剤および無機担持体は下記
の通りである。なお、実施例に示す%は全て重量%であ
る。
【0022】(1)防虫剤処方No.1 ジ−n−デシルアジペート60.0gおよびジ−2−エ
チルオクチルフタレート40gをシリカ100gに吸着
させた防虫剤をポリプロピレン樹脂に230〜250℃
で、0.05%,0.1%,0.3%練り込み、厚さ
0.1mmのフィルムとしてを行なった。その結果を表
1に示す。
チルオクチルフタレート40gをシリカ100gに吸着
させた防虫剤をポリプロピレン樹脂に230〜250℃
で、0.05%,0.1%,0.3%練り込み、厚さ
0.1mmのフィルムとしてを行なった。その結果を表
1に示す。
【0023】(2)防虫剤処方No.2 ジデシルフマレート30gおよびジデシルフタレート7
0gをシリカ100gに吸着させた防虫剤をポリエチレ
ン樹脂に220〜230℃で、0.05%,0.1%,
0.3%練り込み、厚さ0.1mmのフィルムとして抗
菌防かび試験を行なった。その結果を表2に示す。
0gをシリカ100gに吸着させた防虫剤をポリエチレ
ン樹脂に220〜230℃で、0.05%,0.1%,
0.3%練り込み、厚さ0.1mmのフィルムとして抗
菌防かび試験を行なった。その結果を表2に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】
【発明の効果】本発明は、アルキル基の炭素数が9〜1
4のジアルキルフタレート、ジアルキルアジペート、ジ
アルキルマレート、ジアルキルフマレートのうちから選
ばれた1種または2種以上を防虫剤として合成樹脂布帛
に練り込むことによって防虫効果の得られる方法であ
る。特に、これらの二塩基酸エステルは耐熱性に優れた
化合物で樹脂の物性ならびに着色などの欠点がなく、ま
た練り込み時の熱による防虫剤の分解もないので合成樹
脂布帛に耐久性のある防虫効果が得られる方法である。
4のジアルキルフタレート、ジアルキルアジペート、ジ
アルキルマレート、ジアルキルフマレートのうちから選
ばれた1種または2種以上を防虫剤として合成樹脂布帛
に練り込むことによって防虫効果の得られる方法であ
る。特に、これらの二塩基酸エステルは耐熱性に優れた
化合物で樹脂の物性ならびに着色などの欠点がなく、ま
た練り込み時の熱による防虫剤の分解もないので合成樹
脂布帛に耐久性のある防虫効果が得られる方法である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 69/80 9546−4H C07C 69/80 C09K 3/18 101 C09K 3/18 101
Claims (1)
- 【請求項1】 アルキル基の炭素数が9〜14のジアル
キルフタレート、ジアルキルアジペート、ジアルキルマ
レート、ジアルキルフマレートのうちから選ばれた1種
または2種以上を合成繊維に練り込むことを特徴とする
防虫性及び撥水性を有する合成樹脂布帛及びその製造法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7078054A JPH08246290A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 防虫性を有する合成樹脂布帛及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7078054A JPH08246290A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 防虫性を有する合成樹脂布帛及びその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08246290A true JPH08246290A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=13651147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7078054A Pending JPH08246290A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 防虫性を有する合成樹脂布帛及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08246290A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103498259A (zh) * | 2013-10-08 | 2014-01-08 | 南通田园纺织科技有限公司 | 抗撕裂雪尼尔沙发布 |
| WO2015194544A1 (ja) * | 2014-06-19 | 2015-12-23 | 東亞合成株式会社 | ダニ忌避剤並びにこれを用いたダニ忌避性樹脂組成物及びダニ忌避性加工品 |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP7078054A patent/JPH08246290A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103498259A (zh) * | 2013-10-08 | 2014-01-08 | 南通田园纺织科技有限公司 | 抗撕裂雪尼尔沙发布 |
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