JPH08246509A - ブーム作業機械の油圧制御装置 - Google Patents
ブーム作業機械の油圧制御装置Info
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- JPH08246509A JPH08246509A JP7054597A JP5459795A JPH08246509A JP H08246509 A JPH08246509 A JP H08246509A JP 7054597 A JP7054597 A JP 7054597A JP 5459795 A JP5459795 A JP 5459795A JP H08246509 A JPH08246509 A JP H08246509A
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- boom
- pump
- load pressure
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 少なくともブームの作動始めのずり落ちを防
止し、かつ、ポンプ吐出圧の設定パタ―ンを種々選択・
変更できるようにする。 【構成】 ブームシリンダ回路Aの負荷圧を圧力センサ
22によって検出する一方、他のアクチュエータ回路
B,C,Dの負荷圧の最高値を高圧選択弁14,14で
選択して圧力センサ24で電気信号に変換し、これら検
出信号をコントローラ23に送り込み、このコントロー
ラ23から電磁比例式のポンプ圧制御弁27に設定圧指
令信号を出力するようにした。
止し、かつ、ポンプ吐出圧の設定パタ―ンを種々選択・
変更できるようにする。 【構成】 ブームシリンダ回路Aの負荷圧を圧力センサ
22によって検出する一方、他のアクチュエータ回路
B,C,Dの負荷圧の最高値を高圧選択弁14,14で
選択して圧力センサ24で電気信号に変換し、これら検
出信号をコントローラ23に送り込み、このコントロー
ラ23から電磁比例式のポンプ圧制御弁27に設定圧指
令信号を出力するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧ショベルやクレーン
等のブームを備えた作業機械の油圧制御装置に関するも
のである。
等のブームを備えた作業機械の油圧制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベルを例にとって従来技術を説
明する。
明する。
【0003】油圧ショベルは、油圧アクチュエータとし
て、ブームを起伏させるブームシリンダ、アームを作動
させるアームシリンダと、バケットを駆動するバケット
シリンダと、上部旋回体を旋回させる旋回モータとを具
備し、これらを一つの油圧ポンプで駆動する1ポンプ方
式をとっている。
て、ブームを起伏させるブームシリンダ、アームを作動
させるアームシリンダと、バケットを駆動するバケット
シリンダと、上部旋回体を旋回させる旋回モータとを具
備し、これらを一つの油圧ポンプで駆動する1ポンプ方
式をとっている。
【0004】この1ポンプ方式をとる従来の油圧制御装
置を図3に示している。
置を図3に示している。
【0005】同図において、Aはブームシリンダ1を駆
動するブームシリンダ回路、Bはアームシリンダ2を駆
動するアームシリンダ回路、Cは旋回モータ3を駆動す
る旋回モータ回路、Dはバケットシリンダ4を駆動する
バケットシリンダ回路で、これら各回路(アクチュエー
タ回路という)A,B,C,Dが一つの油圧ポンプ5に
パラレルに接続されている。
動するブームシリンダ回路、Bはアームシリンダ2を駆
動するアームシリンダ回路、Cは旋回モータ3を駆動す
る旋回モータ回路、Dはバケットシリンダ4を駆動する
バケットシリンダ回路で、これら各回路(アクチュエー
タ回路という)A,B,C,Dが一つの油圧ポンプ5に
パラレルに接続されている。
【0006】各アクチュエータ回路A,B,C,Dに
は、油圧パイロット式のコントロールバルブ6,7,
8,9が設けられ、図示しないリモコン弁の操作により
これら各コントロールバルブ6〜9が切換わり作動して
各アクチュエータの作動が制御される。
は、油圧パイロット式のコントロールバルブ6,7,
8,9が設けられ、図示しないリモコン弁の操作により
これら各コントロールバルブ6〜9が切換わり作動して
各アクチュエータの作動が制御される。
【0007】図中、10はポンプ吐出圧に応じてポンプ
吐出流量を制御するためのレギュレータである。
吐出流量を制御するためのレギュレータである。
【0008】このような1ポンプ方式の油圧制御装置に
おいては、ポンプ吐出側にポンプ吐出圧を制御する油圧
パイロット式のポンプ圧制御弁(圧力制御弁)11を設
け、複数のアクチュエータが同時に操作される複合操作
時に、ポンプ吐出圧を、各アクチュエータ1〜4の要求
する圧力(負荷圧)の最高値以上の値に補償するポンプ
圧補償制御を行うようにしている。
おいては、ポンプ吐出側にポンプ吐出圧を制御する油圧
パイロット式のポンプ圧制御弁(圧力制御弁)11を設
け、複数のアクチュエータが同時に操作される複合操作
時に、ポンプ吐出圧を、各アクチュエータ1〜4の要求
する圧力(負荷圧)の最高値以上の値に補償するポンプ
圧補償制御を行うようにしている。
【0009】なお、このような油圧制御装置において
は、負荷圧の変動に関係なく各アクチュエータ1〜4に
それぞれのコントロールバルブ6〜9の操作量に応じた
流量を供給するために、コントロールバルブ6〜9の入
口側と出口側の差圧を一定に保つ圧力補償弁12…が設
けられる。
は、負荷圧の変動に関係なく各アクチュエータ1〜4に
それぞれのコントロールバルブ6〜9の操作量に応じた
流量を供給するために、コントロールバルブ6〜9の入
口側と出口側の差圧を一定に保つ圧力補償弁12…が設
けられる。
【0010】ここで、従来の制御装置では、上記ポンプ
圧補償制御を行う手段として、図示のように各アクチュ
エータ回路A,B,C,Dの負荷圧をコントロールバル
ブ6〜9の負荷圧ポートから負荷圧検出管路13…に取
出し、この負荷圧のうち高圧側を複数の高圧選択弁(シ
ャトル弁)14…によって選択し、選択された最高の負
荷圧Pmをポンプ圧制御弁12のバネ側に供給し、ポン
プ吐出圧P0を、 P0=F(バネ力)+Pm に設定するようにしている。
圧補償制御を行う手段として、図示のように各アクチュ
エータ回路A,B,C,Dの負荷圧をコントロールバル
ブ6〜9の負荷圧ポートから負荷圧検出管路13…に取
出し、この負荷圧のうち高圧側を複数の高圧選択弁(シ
ャトル弁)14…によって選択し、選択された最高の負
荷圧Pmをポンプ圧制御弁12のバネ側に供給し、ポン
プ吐出圧P0を、 P0=F(バネ力)+Pm に設定するようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成に
よると、次のような欠点があった。
よると、次のような欠点があった。
【0012】(i)各アクチュエータ回路A,B,C,
Dの負荷圧を負荷圧検出管路13…に取り込み、高圧選
択弁14…によって高圧値を選択する構成であるため、
この負荷圧検出管路13…の総管路容量が大きくなる。
Dの負荷圧を負荷圧検出管路13…に取り込み、高圧選
択弁14…によって高圧値を選択する構成であるため、
この負荷圧検出管路13…の総管路容量が大きくなる。
【0013】従って、同管路13…内の油の圧縮ボリュ
ームが大きく、かつ、油のリークも多くなるため、アク
チュエータ保持後の作動始めに、負荷側の油が同管路1
3…内に流入してアクチュエータが瞬間的にずり落ちる
現象が生じ、機械全体にショックを与える。
ームが大きく、かつ、油のリークも多くなるため、アク
チュエータ保持後の作動始めに、負荷側の油が同管路1
3…内に流入してアクチュエータが瞬間的にずり落ちる
現象が生じ、機械全体にショックを与える。
【0014】とくに、ブームシリンダ1の場合、他のア
クチュエータと比較して格段に保持圧が高いため、この
ずり落ちが生じ易く、大きな問題となっていた。
クチュエータと比較して格段に保持圧が高いため、この
ずり落ちが生じ易く、大きな問題となっていた。
【0015】(ii) 常に最高負荷圧Pmのみに基づい
てポンプ吐出圧P0を設定するため、 たとえばブーム起立・旋回の複合操作時に、ブーム
操作優先の見地からブームシリンダ1の負荷圧に基づい
てポンプ吐出圧を設定したいにもかかわらず、旋回モー
タ3の負荷圧の方が高いためにこの旋回モータ圧によっ
てポンプ吐出圧が決定されてしまい、 馬力一定制御を行う回路の場合、ポンプ吐出圧が高
くなると吐出流量が低下するため、高圧が不必要でしか
も大流量が要求される作業時に流量不足が生じ(とくに
ブームシリンダに起こり易い)、作業効率が悪くなる
等、ポンプ圧制御が一元的になり、制御の融通性が悪い
ものとなっていた。
てポンプ吐出圧P0を設定するため、 たとえばブーム起立・旋回の複合操作時に、ブーム
操作優先の見地からブームシリンダ1の負荷圧に基づい
てポンプ吐出圧を設定したいにもかかわらず、旋回モー
タ3の負荷圧の方が高いためにこの旋回モータ圧によっ
てポンプ吐出圧が決定されてしまい、 馬力一定制御を行う回路の場合、ポンプ吐出圧が高
くなると吐出流量が低下するため、高圧が不必要でしか
も大流量が要求される作業時に流量不足が生じ(とくに
ブームシリンダに起こり易い)、作業効率が悪くなる
等、ポンプ圧制御が一元的になり、制御の融通性が悪い
ものとなっていた。
【0016】そこで本発明は、少なくともブームの作動
始めのずり落ちを防止できるとともに、ポンプ吐出圧の
設定パタ―ンを種々選択・変更することができるブーム
作業機械の油圧制御装置を提供するものである。
始めのずり落ちを防止できるとともに、ポンプ吐出圧の
設定パタ―ンを種々選択・変更することができるブーム
作業機械の油圧制御装置を提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、次の
構成を具備するものである。
構成を具備するものである。
【0018】(A)ブームシリンダの作動を制御するブ
ームシリンダ回路と、旋回モータの作動を制御する旋回
モータ回路を含む複数のアクチュエータ回路が一つの油
圧ポンプにパラレルに接続されていること。
ームシリンダ回路と、旋回モータの作動を制御する旋回
モータ回路を含む複数のアクチュエータ回路が一つの油
圧ポンプにパラレルに接続されていること。
【0019】(B)この各アクチュエータ回路の負荷圧
を検出する負荷圧検出手段を具備し、このうち、少なく
とも上記ブームシリンダ回路の負荷圧検出手段として、
圧力を電気信号に変換する圧力センサが用いられている
こと。
を検出する負荷圧検出手段を具備し、このうち、少なく
とも上記ブームシリンダ回路の負荷圧検出手段として、
圧力を電気信号に変換する圧力センサが用いられている
こと。
【0020】(C)上記油圧ポンプの吐出圧を制御する
電磁比例式のポンプ圧制御弁が設けられていること。
電磁比例式のポンプ圧制御弁が設けられていること。
【0021】(D)上記負荷圧検出手段からの検出信号
に基づいて上記ポンプ圧制御弁に対する設定圧指令信号
を出力するコントローラを具備すること。
に基づいて上記ポンプ圧制御弁に対する設定圧指令信号
を出力するコントローラを具備すること。
【0022】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、ブームシリンダがブーム起立側に操作されたことを
検出するブーム起立検出手段と、旋回モータが旋回操作
されたことを検出する旋回検出手段とが設けられ、コン
トローラが、これら両検出手段の検出信号に基づきブー
ム起立・旋回の複合操作時にブームシリンダ回路の負荷
圧を基準としてポンプ圧制御弁に対する設定圧指令信号
を出力するように構成されたものである。
て、ブームシリンダがブーム起立側に操作されたことを
検出するブーム起立検出手段と、旋回モータが旋回操作
されたことを検出する旋回検出手段とが設けられ、コン
トローラが、これら両検出手段の検出信号に基づきブー
ム起立・旋回の複合操作時にブームシリンダ回路の負荷
圧を基準としてポンプ圧制御弁に対する設定圧指令信号
を出力するように構成されたものである。
【0023】請求項3の発明は、請求項1の構成におい
て、ブームシリンダがブーム倒伏側に操作されたことを
検出するブーム倒伏検出手段と、旋回モータが操作され
たことを検出する旋回検出手段とが設けられ、コントロ
ーラが、これら両検出手段の検出信号に基づきブーム倒
伏・旋回の複合操作時にブームシリンダ回路および旋回
モータ回路の負荷圧の平均値を基準としてポンプ圧制御
弁に対する設定圧指令信号を出力するように構成された
ものである。
て、ブームシリンダがブーム倒伏側に操作されたことを
検出するブーム倒伏検出手段と、旋回モータが操作され
たことを検出する旋回検出手段とが設けられ、コントロ
ーラが、これら両検出手段の検出信号に基づきブーム倒
伏・旋回の複合操作時にブームシリンダ回路および旋回
モータ回路の負荷圧の平均値を基準としてポンプ圧制御
弁に対する設定圧指令信号を出力するように構成された
ものである。
【0024】
【作用】上記構成によると、少なくともブームシリンダ
回路の負荷圧を、従来のような高圧選択弁ではなく圧力
センサによって検出するため、ブームシリンダ回路につ
いては、負荷圧検出管路が独立し、かつその管路容積が
小さくなる。
回路の負荷圧を、従来のような高圧選択弁ではなく圧力
センサによって検出するため、ブームシリンダ回路につ
いては、負荷圧検出管路が独立し、かつその管路容積が
小さくなる。
【0025】従って、同管路内の油の圧縮ボリュームが
小さく、リークも少なくなるため、保持後、作動始めの
ブームの瞬間的なずり落ちを防止することができる。
小さく、リークも少なくなるため、保持後、作動始めの
ブームの瞬間的なずり落ちを防止することができる。
【0026】また、負荷圧検出手段からの検出信号をコ
ントローラに送り込み、このコントローラから電磁比例
式のポンプ圧制御弁に設定圧指令信号を出力するため、
複合操作時のアクチュエータの組合せ等に応じてコント
ローラでの処理内容を異ならせることにより、ポンプ吐
出圧の設定パタ―ンを種々選択・変更することができ
る。
ントローラに送り込み、このコントローラから電磁比例
式のポンプ圧制御弁に設定圧指令信号を出力するため、
複合操作時のアクチュエータの組合せ等に応じてコント
ローラでの処理内容を異ならせることにより、ポンプ吐
出圧の設定パタ―ンを種々選択・変更することができ
る。
【0027】この場合、請求項2の構成によると、ブー
ム起立・旋回の複合操作時に、ブームシリンダの負荷圧
を基準にしてポンプ吐出圧を設定するため、ブームシリ
ンダの必要流量を確保したブーム優先での複合操作を行
うことができる。
ム起立・旋回の複合操作時に、ブームシリンダの負荷圧
を基準にしてポンプ吐出圧を設定するため、ブームシリ
ンダの必要流量を確保したブーム優先での複合操作を行
うことができる。
【0028】一方、請求項3の構成によると、たとえば
バケットを地面に押しつけながら旋回する均し作業のよ
うなブーム倒伏・旋回の複合操作時に、ブームシリンダ
の負荷圧と旋回モータの負荷圧の平均値を基準にしてポ
ンプ吐出圧を設定するため、ブーム倒伏および旋回の両
動作ともバランス良く行わせることができる。
バケットを地面に押しつけながら旋回する均し作業のよ
うなブーム倒伏・旋回の複合操作時に、ブームシリンダ
の負荷圧と旋回モータの負荷圧の平均値を基準にしてポ
ンプ吐出圧を設定するため、ブーム倒伏および旋回の両
動作ともバランス良く行わせることができる。
【0029】
【実施例】本発明の実施例を図1,2によって説明す
る。
る。
【0030】図1に示す油圧制御装置において、図3に
示す従来の制御装置と同一部分には同一符号を付して示
し、その重複説明を省略する。
示す従来の制御装置と同一部分には同一符号を付して示
し、その重複説明を省略する。
【0031】ブームシリンダ回路Aにおけるコントロー
ルバルブ6の負荷圧ポートに負荷圧検出管路21が接続
され、同管路21に取り込まれたブームシリンダ負荷圧
PBが圧力センサ(以下、負荷圧センサという)22に
より電気信号に変換されてコントローラ23に送られる
ようになっている。
ルバルブ6の負荷圧ポートに負荷圧検出管路21が接続
され、同管路21に取り込まれたブームシリンダ負荷圧
PBが圧力センサ(以下、負荷圧センサという)22に
より電気信号に変換されてコントローラ23に送られる
ようになっている。
【0032】一方、アームシリンダ回路B、旋回モータ
回路C、バケットシリンダ回路Dの負荷圧はそれぞれ負
荷圧検出回路13…に取り込まれて高圧選択弁(シャト
ル弁)14,14により高圧値が選択され、選択された
負荷圧の最高値(以下、最高負荷圧という)P1が圧力
センサ24により電気信号に変換されてコントローラ2
3に送られる。
回路C、バケットシリンダ回路Dの負荷圧はそれぞれ負
荷圧検出回路13…に取り込まれて高圧選択弁(シャト
ル弁)14,14により高圧値が選択され、選択された
負荷圧の最高値(以下、最高負荷圧という)P1が圧力
センサ24により電気信号に変換されてコントローラ2
3に送られる。
【0033】また、ブームシリンダ回路Aにおけるコン
トロールバルブ6のブーム起立側パイロット圧Pb1、
および旋回モータ回路Cの負荷圧PSがそれぞれ圧力セ
ンサ25,26によって検出され、電気信号に変換され
てコントローラ23に送られるようになっている。
トロールバルブ6のブーム起立側パイロット圧Pb1、
および旋回モータ回路Cの負荷圧PSがそれぞれ圧力セ
ンサ25,26によって検出され、電気信号に変換され
てコントローラ23に送られるようになっている。
【0034】さらに、ポンプ吐出側に電磁比例式のポン
プ圧制御弁(圧力制御弁)27が設けられ、このポンプ
圧制御弁27によってポンプ5の吐出圧が設定される。
プ圧制御弁(圧力制御弁)27が設けられ、このポンプ
圧制御弁27によってポンプ5の吐出圧が設定される。
【0035】コントローラ23は、各センサ22,2
4,25,26からの検出信号PB,P1,Pb1,P
Sに基づいて設定圧Puを演算し、ポンプ圧制御弁27
にこの設定圧Puの指令信号(電流)を出力する。
4,25,26からの検出信号PB,P1,Pb1,P
Sに基づいて設定圧Puを演算し、ポンプ圧制御弁27
にこの設定圧Puの指令信号(電流)を出力する。
【0036】このコントローラ23は、ブーム・旋回の
複合操作時には、ブームシリンダ負荷圧PB、またはこ
のシリンダ負荷圧PBと旋回負荷圧PSの平均値を基準
として設定圧Puを演算・出力し、それ以外には最高負
荷圧P1に基づいて設定圧Puを演算・出力する。
複合操作時には、ブームシリンダ負荷圧PB、またはこ
のシリンダ負荷圧PBと旋回負荷圧PSの平均値を基準
として設定圧Puを演算・出力し、それ以外には最高負
荷圧P1に基づいて設定圧Puを演算・出力する。
【0037】この作用を図2によって説明すると、制御
開始とともに各センサ22,24,25,26によって
検出された圧力PB,P1,PS,Pb1,が読み込ま
れ(ステップ1)、ステップ2でPb1>0か否か、す
なわちブームシリンダ用コントロールバルブ6がブーム
起立側に操作されたか否か、またステップ3でPS>0
か否か、すなわち旋回モータ3が作動しているか否かが
それぞれ判断される。
開始とともに各センサ22,24,25,26によって
検出された圧力PB,P1,PS,Pb1,が読み込ま
れ(ステップ1)、ステップ2でPb1>0か否か、す
なわちブームシリンダ用コントロールバルブ6がブーム
起立側に操作されたか否か、またステップ3でPS>0
か否か、すなわち旋回モータ3が作動しているか否かが
それぞれ判断される。
【0038】この両ステップ2,3でYESの場合、つ
まりブーム起立・旋回の複合操作時には、ステップ4で Pu=PB+α により、設定圧Puが、ブームシリンダ負荷圧PBを基
準にして同負荷圧PBよりαだけ高い値に決定され、ポ
ンプ圧制御弁27に出力される。
まりブーム起立・旋回の複合操作時には、ステップ4で Pu=PB+α により、設定圧Puが、ブームシリンダ負荷圧PBを基
準にして同負荷圧PBよりαだけ高い値に決定され、ポ
ンプ圧制御弁27に出力される。
【0039】一方、ステップ3でNOの場合、つまり旋
回操作が行われていない場合には、ステップ5でブーム
シリンダ負荷圧PBが最高負荷圧P1よりも高いか否か
が判断され、YES(PB>P1)の場合はステップ6
で、NO(PB<P1)の場合はステップ7で、それぞ
れ設定圧PuがPBまたはP1以上の値(PB+α、ま
たはP1+α)として求められる。
回操作が行われていない場合には、ステップ5でブーム
シリンダ負荷圧PBが最高負荷圧P1よりも高いか否か
が判断され、YES(PB>P1)の場合はステップ6
で、NO(PB<P1)の場合はステップ7で、それぞ
れ設定圧PuがPBまたはP1以上の値(PB+α、ま
たはP1+α)として求められる。
【0040】また、ステップ2でNOの場合、つまりブ
ーム起立操作が行われていない場合は、ステップ8でP
B>0か(ブームシリンダ1が作動しているか否か=ブ
ーム倒伏操作か否か)が判断され、NOの場合には、ブ
ーム操作が行われていないため、ステップ7で設定圧P
uが、 Pu=P1+α によって求められる。
ーム起立操作が行われていない場合は、ステップ8でP
B>0か(ブームシリンダ1が作動しているか否か=ブ
ーム倒伏操作か否か)が判断され、NOの場合には、ブ
ーム操作が行われていないため、ステップ7で設定圧P
uが、 Pu=P1+α によって求められる。
【0041】一方、ステップ8でYES、つまりブーム
倒伏操作がされていると判断された場合は、さらにステ
ップ9でPS>0か否か(旋回操作されているか否か)
が判断される。
倒伏操作がされていると判断された場合は、さらにステ
ップ9でPS>0か否か(旋回操作されているか否か)
が判断される。
【0042】ここでYES、つまりブーム倒伏・旋回の
複合操作であると判別されると、ステップ10で設定圧
Puが、 Pu=(PS+PB)/2+α により、旋回負荷圧PSとブームシリンダ負荷圧PBの
平均値を基準とした値として求められる。
複合操作であると判別されると、ステップ10で設定圧
Puが、 Pu=(PS+PB)/2+α により、旋回負荷圧PSとブームシリンダ負荷圧PBの
平均値を基準とした値として求められる。
【0043】なお、ステップ9でNO(非旋回)の場合
は、ステップ5に移行する。
は、ステップ5に移行する。
【0044】このように、ブームシリンダ回路Aの負荷
圧PBを負荷圧センサ22によって検出するため、この
ブームシリンダ回路Aの負荷圧検出管路21が他の負荷
圧検出管路13…から独立し、その管路容積が小さくな
る。
圧PBを負荷圧センサ22によって検出するため、この
ブームシリンダ回路Aの負荷圧検出管路21が他の負荷
圧検出管路13…から独立し、その管路容積が小さくな
る。
【0045】従って、負荷圧検出管路21内の油の圧縮
ボリュームが小さく、かつ油のリークも少なくなるた
め、ブームの保持後、作動し始めにブームシリンダ側の
油が負荷検出管路21内に流入すること、すなわちブー
ムの瞬間的なずり落ちが防止される。
ボリュームが小さく、かつ油のリークも少なくなるた
め、ブームの保持後、作動し始めにブームシリンダ側の
油が負荷検出管路21内に流入すること、すなわちブー
ムの瞬間的なずり落ちが防止される。
【0046】また、ブーム起立・旋回の複合操作時に、
大流量を必要とするブームシリンダ負荷圧を基準にして
ポンプ吐出圧Puを設定するため、旋回圧に基づいてポ
ンプ圧を設定する場合のように、旋回始動時の高い旋回
圧に基づいてポンプ吐出流量が少なくなり、ブームシリ
ンダの流量が不足するという不都合がなくなる。
大流量を必要とするブームシリンダ負荷圧を基準にして
ポンプ吐出圧Puを設定するため、旋回圧に基づいてポ
ンプ圧を設定する場合のように、旋回始動時の高い旋回
圧に基づいてポンプ吐出流量が少なくなり、ブームシリ
ンダの流量が不足するという不都合がなくなる。
【0047】すなわち、油圧ショベルにおいてこの複合
操作時に良好とされるブーム優先での操作を行うことが
できる。
操作時に良好とされるブーム優先での操作を行うことが
できる。
【0048】一方、ブーム倒伏・旋回の複合操作時に
は、シリンダ負荷圧PBと旋回負荷圧PSの平均値を基
準としてポンプ吐出圧Puを設定するため、負荷圧が低
いブーム倒伏動作と、負荷圧は高くなるが基本的に流量
制御(スピード制御)を行いたい旋回動作をバランス良
く行わせることができる。
は、シリンダ負荷圧PBと旋回負荷圧PSの平均値を基
準としてポンプ吐出圧Puを設定するため、負荷圧が低
いブーム倒伏動作と、負荷圧は高くなるが基本的に流量
制御(スピード制御)を行いたい旋回動作をバランス良
く行わせることができる。
【0049】他の実施例 (1)上記実施例では、他のアクチュエータと比較して
保持圧が格段に高く、作動始めのずり落ちが起こり易い
ブームシリンダ1についてのみ圧力センサ22によって
負荷圧を検出する構成をとったが、他のアクチュエータ
についても必要に応じて圧力センサによって負荷圧を検
出するようにしてもよい。
保持圧が格段に高く、作動始めのずり落ちが起こり易い
ブームシリンダ1についてのみ圧力センサ22によって
負荷圧を検出する構成をとったが、他のアクチュエータ
についても必要に応じて圧力センサによって負荷圧を検
出するようにしてもよい。
【0050】また、本発明は、上記実施例で例示した油
圧ショベルに限らず、クレーン等、ブームを備えた作業
機械に広く適用することができ、この適用される作業機
械に応じて圧力センサによる負荷圧の検出対象をブーム
シリンダを含めて選択すればよい。
圧ショベルに限らず、クレーン等、ブームを備えた作業
機械に広く適用することができ、この適用される作業機
械に応じて圧力センサによる負荷圧の検出対象をブーム
シリンダを含めて選択すればよい。
【0051】(2)上記実施例では、ポンプ吐出圧を、
ブーム・旋回の複合操作時にはブームシリンダ負荷圧等
を基準として設定し、それ以外は最高負荷圧に基づいて
設定する場合を例示したが、このポンプ吐出圧の設定パ
タ―ンは、作業の種類や作業機械の種類等に応じて種々
選択することができる。
ブーム・旋回の複合操作時にはブームシリンダ負荷圧等
を基準として設定し、それ以外は最高負荷圧に基づいて
設定する場合を例示したが、このポンプ吐出圧の設定パ
タ―ンは、作業の種類や作業機械の種類等に応じて種々
選択することができる。
【0052】
【発明の効果】上記のように本発明によるときは、少な
くともブームシリンダ回路の負荷圧を、従来のような高
圧選択弁ではなく圧力センサによって検出する構成とし
たから、ブームシリンダ回路については負荷圧検出管路
が独立し、かつ管路容積が小さくなる。
くともブームシリンダ回路の負荷圧を、従来のような高
圧選択弁ではなく圧力センサによって検出する構成とし
たから、ブームシリンダ回路については負荷圧検出管路
が独立し、かつ管路容積が小さくなる。
【0053】従って、この負荷検出管路内の油の圧縮ボ
リュームが小さく、リークも少なくなるため、保持後、
作動始めにブームシリンダ側の油が同管路内に流入する
現象、すなわちブームの瞬間的なずり落ちを防止するこ
とができる。
リュームが小さく、リークも少なくなるため、保持後、
作動始めにブームシリンダ側の油が同管路内に流入する
現象、すなわちブームの瞬間的なずり落ちを防止するこ
とができる。
【0054】また、上記圧力センサを含む負荷圧検出手
段からの検出信号をコントローラに送り込み、このコン
トローラから電磁比例式のポンプ圧制御弁に設定圧指令
信号を出力するため、複合操作時のアクチュエータの組
合せ等に応じてコントローラでの処理内容を異ならせる
ことにより、ポンプ吐出圧の設定パタ―ンを種々選択・
変更することができる。
段からの検出信号をコントローラに送り込み、このコン
トローラから電磁比例式のポンプ圧制御弁に設定圧指令
信号を出力するため、複合操作時のアクチュエータの組
合せ等に応じてコントローラでの処理内容を異ならせる
ことにより、ポンプ吐出圧の設定パタ―ンを種々選択・
変更することができる。
【0055】この場合、請求項2の発明によると、ブー
ム起立・旋回の複合操作時に、ブームシリンダの負荷圧
を基準にしてポンプ吐出圧を設定するため、ブームシリ
ンダの必要流量を確保したブーム優先での複合操作を行
うことができる。
ム起立・旋回の複合操作時に、ブームシリンダの負荷圧
を基準にしてポンプ吐出圧を設定するため、ブームシリ
ンダの必要流量を確保したブーム優先での複合操作を行
うことができる。
【0056】一方、請求項3の発明によると、たとえば
バケットを地面に押しつけながら旋回する地均し作業の
ようなブーム倒伏・旋回の複合操作時に、ブームシリン
ダの負荷圧と旋回モータの負荷圧の平均値を基準にして
ポンプ吐出圧を設定するため、ブーム倒伏および旋回の
両動作ともバランス良く行わせることができる。
バケットを地面に押しつけながら旋回する地均し作業の
ようなブーム倒伏・旋回の複合操作時に、ブームシリン
ダの負荷圧と旋回モータの負荷圧の平均値を基準にして
ポンプ吐出圧を設定するため、ブーム倒伏および旋回の
両動作ともバランス良く行わせることができる。
【図1】本発明の実施例にかかる油圧制御装置の構成を
示す図である。
示す図である。
【図2】同装置の作用を説明するためのフローチャート
である。
である。
【図3】従来の油圧制御装置の構成を示す図である。
A ブームシリンダ回路 B アームシリンダ回路 C 旋回モータ回路 D バケットシリンダ回路 1 ブームシリンダ 2 アームシリンダ 3 旋回モータ 4 バケットシリンダ 5 油圧ポンプ 6,7,8,9 コントロールバルブ 11… 圧力補償弁 27 ポンプ圧制御弁 22 ブームシリンダ負荷圧を検出する圧力センサ 23 コントローラ 25 ブーム起立検出用の圧力センサ 26 旋回モータ負荷圧を検出する圧力センサ
Claims (3)
- 【請求項1】 次の構成を具備することを特徴とするブ
ーム作業機械の油圧制御装置。 (A)ブームシリンダの作動を制御するブームシリンダ
回路と、旋回モータの作動を制御する旋回モータ回路と
を含む複数のアクチュエータ回路が一つの油圧ポンプに
パラレルに接続されていること。 (B)この各アクチュエータ回路の負荷圧を検出する負
荷圧検出手段を具備し、このうち、少なくとも上記ブー
ムシリンダ回路の負荷圧検出手段として、圧力を電気信
号に変換する圧力センサが用いられていること。 (C)上記油圧ポンプの吐出圧を制御する電磁比例式の
ポンプ圧制御弁が設けられていること。 (D)上記負荷圧検出手段からの検出信号に基づいて上
記ポンプ圧制御弁に対する設定圧指令信号を出力するコ
ントローラを具備すること。 - 【請求項2】 請求項1記載のブーム作業機械の油圧制
御装置において、ブームシリンダがブーム起立側に操作
されたことを検出するブーム起立検出手段と、旋回モー
タが操作されたことを検出する旋回検出手段とが設けら
れ、コントローラが、これら両検出手段の検出信号に基
づきブーム起立・旋回の複合操作時にブームシリンダ回
路の負荷圧を基準としてポンプ圧制御弁に対する設定圧
指令信号を出力するように構成されたことを特徴とする
ブーム作業機械の油圧制御装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のブーム作業機械の油圧制
御装置において、ブームシリンダがブーム倒伏側に操作
されたことを検出するブーム倒伏検出手段と、旋回モー
タが操作されたことを検出する旋回検出手段とが設けら
れ、コントローラが、これら両検出手段の検出信号に基
づきブーム倒伏・旋回の複合操作時にブームシリンダ回
路および旋回モータ回路の負荷圧の平均値を基準として
ポンプ圧制御弁に対する設定圧指令信号を出力するよう
に構成されたことを特徴とするブーム作業機械の油圧制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7054597A JPH08246509A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | ブーム作業機械の油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7054597A JPH08246509A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | ブーム作業機械の油圧制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08246509A true JPH08246509A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=12975151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7054597A Pending JPH08246509A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | ブーム作業機械の油圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08246509A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009185909A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Bosch Rexroth Corp | 方向制御弁 |
| CN109563696A (zh) * | 2017-05-09 | 2019-04-02 | 日立建机株式会社 | 作业机械 |
| WO2021004397A1 (zh) * | 2019-07-09 | 2021-01-14 | 中国矿业大学 | 一种大流量阀-泵联合控制乳化液泵站及其控制方法 |
-
1995
- 1995-03-14 JP JP7054597A patent/JPH08246509A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009185909A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Bosch Rexroth Corp | 方向制御弁 |
| CN109563696A (zh) * | 2017-05-09 | 2019-04-02 | 日立建机株式会社 | 作业机械 |
| US10968604B2 (en) | 2017-05-09 | 2021-04-06 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Work machine |
| CN109563696B (zh) * | 2017-05-09 | 2021-05-07 | 日立建机株式会社 | 作业机械 |
| WO2021004397A1 (zh) * | 2019-07-09 | 2021-01-14 | 中国矿业大学 | 一种大流量阀-泵联合控制乳化液泵站及其控制方法 |
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