JPH08246843A - 消音器 - Google Patents

消音器

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JPH08246843A
JPH08246843A JP4846895A JP4846895A JPH08246843A JP H08246843 A JPH08246843 A JP H08246843A JP 4846895 A JP4846895 A JP 4846895A JP 4846895 A JP4846895 A JP 4846895A JP H08246843 A JPH08246843 A JP H08246843A
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JP
Japan
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sound absorbing
absorbing material
muffler
silencer
exhaust
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Eiji Hatakeyama
英二 畠山
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消音器本体内にS字状の曲がりを有する消音
器において、排圧を低減しつつ気流音を消音することが
出来る消音器を提供する。 【構成】 本発明は、内部に吸音材19が充填された消
音器本体17と、この消音器本体17内に設けられて消
音器本体17内と連通する複数の連通孔21が形成され
ると共に、S字状の曲がり部23、25を有する多孔管
部27と、この多孔管部27と連通しエンジンからの排
気ガスが流通される排気管29とを備えた消音器におい
て、前記多孔管部27の曲り部23、25を吸音材19
より高密度な吸音材31で覆うことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンからの排出ガ
スの排気音を消音する消音器に関する。
【0002】
【従来の技術】実開昭59−102921号公報、実開
昭63−21716号公報には、拡張型の消音器が提案
されている。この拡張型の消音器は、消音器本体内に複
数の拡張室を形成して、エンジンからの高温・高圧の排
気ガスを膨脹させることにより圧力を下げて消音する。
【0003】ところが、このような拡張型の消音器で
は、排気ガスが拡張室内で一旦膨脹した後に、次の拡張
室内に流通するまで収縮されるため、消音器本体内へ排
出される際の排気ガスの圧力、いわゆる排圧が高くな
り、排気ガスを素早く大気中へ放出することが出来な
い。
【0004】そこで、図6に示すように、排気ガスが排
気管内を滑らかに流動して排圧を低く抑えた構造の消音
器1が提案されている。この消音器1は、エンジンから
の排気ガスが流通する排気管3が、消音器本体5の拡張
室7内でS字状に折り曲げられた曲がり部9を流通した
後に、拡張室7の外部へ引き出されている。また、拡張
室7内では、排気管3に多数の連通孔11が形成され、
拡張室7内には吸音材13が充填されている。
【0005】そして、エンジンからの排気ガスは、排気
管3内を流通し、拡張室7内の曲り部9を通過した後
に、排出される。拡張室7内では、連通孔11から拡張
室7内に放出され膨脹する。これにより、排気ガスの排
気音が消音される。
【0006】また、排気管3が拡張室7内でS字状に折
れ曲がっているため、排気ガスが滑らかに流動して大気
中へ廃棄ガスを素早く放出することが出来、排圧を低減
することが出来る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンジ
ンからの排気脈動流は、消音器本体5内に入ると、排気
管に導かれてS字形に大きく流れを変えられつつ排出口
より大気中に放出されるが、このS字形の曲がり部で流
れの方向が大きく偏向するため、流れが大きく乱れ排気
管の内壁からの剥離を伴って気流音(1.5KHz程度
の音域)が生じてしまう。
【0008】そこで、本発明は、消音器本体内にS字状
の曲がりを有する消音器において、排圧を低く抑えつつ
気流音の発生を防止することが出来る消音器の提供を目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、内部に吸音材が充填された消音
器本体と、この消音器本体内に設けられて消音器本体内
と連通する複数の連通孔が形成されると共に、S字状の
曲がり部を有する多孔管部と、この多孔管部と連通しエ
ンジンからの排気ガスが流通される排気管とを備えた消
音器において、前記多孔管部の曲り部を前記吸音材より
高密度な吸音材で覆うことを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明であって、前記多孔管部の曲り部を、前記吸音材より
高密度な吸音材が充填された吸音箱内に収容したことを
特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項3の発明で
あって、前記吸音箱に消音器本体内と連通する複数の連
通孔を設けたことを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明であって、前記消音器本体と、前記吸音箱と、吸音箱
に設けられた連通孔とで多段拡張構造となることを特徴
としている。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項2又は請求
項3記載の発明であって、前記吸音箱が、上箱体と下箱
体とからなることを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1の発明によれば、エンジンからの排気
ガスは排気管内を流通して多孔管部内を通過し排出され
る。多孔管部内を通過する排気ガスが連通孔から消音器
本体内に放出されて拡張されて圧力が下がり消音され
る。この場合、消音器本体内に吸音材が充填されている
ので、これによって消音効果が高められる。
【0015】また、多孔管部内を通過する排気ガスは滑
らかに流動して排圧の上昇が抑えられる。さらに、S字
状の曲がり部では、排気ガスがその流路を大きく偏向さ
れて管部内壁から剥離し気流音が発生するが、S字状の
曲がり部が、高密度な吸音材で覆われているので、この
気流音が吸音材により消音される。
【0016】請求項2の発明によれば、曲がり部を吸音
箱内に収容することにより、吸音箱が拡張室となって、
曲がり部の連通孔から放出された排気ガスが拡張された
ことになり、高密度な吸音材による消音と共に消音効果
が高められる。
【0017】請求項3の発明によれば、吸音箱に消音器
本体と連通する複数の連通孔を設けたことにより、消音
器本体内が吸音箱に対して背後空気層となりヘルムホル
ツ型の共鳴器として作用する。このため、消音効果がよ
り高められる。
【0018】請求項4の発明によれば、多孔管部内を流
通する排気ガスは、吸音箱内の吸音材内に排出され、さ
らに連通孔を通過して消音器本体内に排出される。この
ため、多段拡張構造により、排気音が消音される。
【0019】請求項5の発明によれば、吸音箱は、上箱
体と下箱体との間で曲り部を挟むことにより、曲り部が
収容される。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係る消音器の実施例について
図面を用いて説明する。図1は消音器15を示し、消音
器本体17内を透視した斜視図である。図2は消音器本
体17内を示す断面図である。
【0021】図1及び図2に示すように、消音器15
は、内部に吸音材19が充填された消音器本体17と、
この消音器本体17内に設けられて消音器本体17内と
連通する複数の連通孔21が形成されると共に、S字状
の曲がり部23、25を有する多孔管部27と、この多
孔管部27と連通しエンジンからの排気ガスが流通され
る排気管29とを備えている。また、本実施例の消音器
15は、多孔管部27の曲り部23、25を吸音材19
より高密度な吸音材31で覆われている。
【0022】消音器本体17は、内部に拡張室33が形
成されている。この拡張室33内には、吸音材19が充
填されると共に、多孔管部27が配設されている。
【0023】多孔管部27は、全体形状がS字状に折曲
げられており、2か所のU字状の曲がり部23、25が
形成されている。そして、多孔管部27の一側は排気管
29と連通され、他側は出口管35と連通されている。
また、多孔管部27には、消音器本体17内と連通する
複数個の連通孔39が外周全体に形成されている。さら
に、曲がり部23、25は、吸音箱37内に収容されて
いる。この吸音箱37内には、吸音材19より高密度な
吸音材31が充填されている。したがって、曲がり部2
3、25は、高密度な吸音材31で覆われると共に、吸
音箱37内に収容され、さらに吸音材19により覆われ
ている。
【0024】吸音箱37は、上箱体37aと下箱体37
bとからなり、両者に形成されたフランジ部38a、3
8bで接着することにより箱体に形成されている。ま
た、上箱37aと下箱37bとで曲り部23、25を挟
むことにより、曲り部23、25が吸音箱37内に収容
されている。さらに、上箱体37a、下箱体37bには
外周全体に連通孔39が形成されている。
【0025】次に消音器15の作用について説明する。
【0026】エンジンからの排気ガスは排気管内を流通
し多孔管部27内を通過して出口管35から大気中へ放
出される。この場合、多孔管部27がS字状に折曲げら
れているので、エンジンからの排気ガスは多孔管部27
内を滑らかに流通して出口管から大気中へ放出される。
このため、エンジンからの排気ガスの排圧が低減され
る。
【0027】また、多孔管部27内を流通する排気ガス
は、連通孔21から消音器本体17内の吸音材19に放
出されるため、排気ガスが拡張されて排気音が吸音材1
9で吸音されることになり、消音される。
【0028】さらに、曲がり部23、25では、排気ガ
スの流路が大きく偏向され流れが大きく乱れ曲り部2
3、25の内壁から剥離し気流音が発生するが、この曲
がり部23、25は、高密度の吸音材31で覆われてい
るので、この気流音が消音される。さらに、この曲がり
部23、25は、吸音箱37内に収容されているので、
曲がり部23、25を通過する排気ガスの一部は吸音箱
37内に放出される。このため、吸音箱37が拡張室と
なって排気ガスの圧力を低下させる。
【0029】また、吸音箱37には、複数の連通孔39
が形成されているので、消音器本体17の内部は、吸音
箱37内の吸音材31の効果に対して背後空気層となり
ヘルムホルツ型の共鳴器として作用し吸音効果が高めら
れている。
【0030】また、本実施例の構造では、吸音箱37の
容積を調節することにより図2の中に矢印で示す気流に
関しては多段拡張構造とすることが出来るので、中周波
(200〜500Hzの音域)の消音効果を高めること
が出来る。すなわち、上記した吸音箱37と消音器本体
17との関係は、図3に示すように、容積の異なる2つ
の拡張室37、33を連続してつなげた構造に等しい。
【0031】次に図4および図5に示す本実施例の消音
器15の効果について説明する。図4に示す曲線Aは、
S字状の曲がり部が消音器本体内に設けられた従来の消
音器の消音量を示す。同図に示すように、250〜50
0Hzでは、拡張効果が弱いために消音量(dB)が少
なく、また、1000〜2000Hzでは気流音の発生
により消音量が少ない。
【0032】これに対して、図5に示す曲線Bのよう
に、本実施例の消音器15により消音量は、曲がり部2
3、25を高密度の吸音材31が充填された吸音箱37
内に収容したことにより、250〜500Hzの排気音
に対しては、吸音箱37が拡張室となって消音され(図
5において斜線C部分)、1000〜2000Hzの気
流音(図5において斜線D)は、高密度の吸音材31に
より効果的に消音される。従って、本実施例の消音器1
5によれば、排圧を低減しつつ気流音を消音することが
出来る。
【0033】また、本実施例によれば、従来、S字状の
曲り部を有する消音器では消音できなかった、中音域
(200〜500Hz)の排気音を効果的に消音するこ
とが出来る。
【0034】また、本実施例では吸音箱37を上箱体3
7aと下箱体37bとで形成したので、上箱体37aと
下箱体37bとで曲り部23、25を挟むことにより、
容易に吸音箱37内に収容することが出来る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、多孔管部内を通過する排気ガスは滑らかに流動し
て排圧の上昇が抑えられ、S字状の曲がり部では、排気
ガスがその流路を大きく偏向されて管部内壁から剥離し
気流音が発生するが、S字状の曲がり部が、高密度な吸
音材で覆われているので、この気流音が吸音材により消
音される。
【0036】請求項2の発明によれば、曲がり部の連通
孔から放出された排気ガスが吸音箱内に拡張されたこと
になり、より消音効果が高められる。
【0037】請求項3の発明によれば、吸音箱に消音器
本体と連通する複数の連通孔を設けたことにより、消音
器本体内が吸音箱に対して背後空気層となりヘルムホル
ツ型の共鳴器して作用する。このため、消音効果がより
高められる。
【0038】請求項4の発明によれば、消音器本体と、
前記吸音箱と、吸音箱に設けられた連通孔とで多段拡張
構造となるので、より消音効果を高めることが出来る。
【0039】請求項5の発明によれば、上箱体と下箱体
との間で曲り部を挟むことにより、曲り部が収容される
ので、吸音箱内に曲り部を容易に収容することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る消音器の実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る消音器の消音器本体内を示す断面
図である。
【図3】本発明に係る消音器を多段拡張構造として表わ
した断面図である。
【図4】従来の消音器における排気音の各周波数に対す
る消音量を示す線図である。
【図5】本発明に係る消音器における排気音の各周波数
に対する消音量を示す線図である。
【図6】従来の消音器を示す断面図である。
【符号の説明】
15 消音器 17 消音器本体 19 吸音材 21 連通孔 23、25 曲がり部 27 多孔管部 29 排気管 31 吸音材(高密度) 37 吸音箱 39 連通孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に吸音材が充填された消音器本体
    と、この消音器本体内に設けられて消音器本体内と連通
    する複数の連通孔が形成されると共に、S字状の曲がり
    部を有する多孔管部と、この多孔管部と連通しエンジン
    からの排気ガスが流通される排気管とを備えた消音器に
    おいて、前記多孔管部の曲り部を前記吸音材より高密度
    な吸音材で覆うことを特徴とする消音器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記多孔
    管部の曲り部を、前記吸音材より高密度な吸音材が充填
    された吸音箱内に収容したことを特徴とする消音器。
  3. 【請求項3】 請求項3の発明であって、前記吸音箱に
    消音器本体内と連通する複数の連通孔を設けたことを特
    徴とする消音器。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の発明であって、前記消音
    器本体と、前記吸音箱と、吸音箱に設けられた連通孔と
    で多段拡張構造となることを特徴とする消音器。
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項3記載の発明であっ
    て、前記吸音箱が、上箱体と下箱体とからなることを特
    徴とする消音器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040006075A (ko) * 2002-07-09 2004-01-24 정승호 튜브히터용 소음기 및 그 제조방법
CN102852594A (zh) * 2012-09-12 2013-01-02 昆山西马克动力机械有限公司 消声器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040006075A (ko) * 2002-07-09 2004-01-24 정승호 튜브히터용 소음기 및 그 제조방법
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