JPH08247146A - 上面カバー並びにこれを具備したトラックレールユニット及び案内ユニット - Google Patents
上面カバー並びにこれを具備したトラックレールユニット及び案内ユニットInfo
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- JPH08247146A JPH08247146A JP7097420A JP9742095A JPH08247146A JP H08247146 A JPH08247146 A JP H08247146A JP 7097420 A JP7097420 A JP 7097420A JP 9742095 A JP9742095 A JP 9742095A JP H08247146 A JPH08247146 A JP H08247146A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/08—Arrangements for covering or protecting the ways
- F16C29/082—Arrangements for covering or protecting the ways fixed to the way
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/08—Protective coverings for parts of machine tools; Splash guards
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B37/00—Nuts or like thread-engaging members
- F16B37/14—Cap nuts; Nut caps or bolt caps
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16C2322/00—Apparatus used in shaping articles
- F16C2322/39—General buildup of machine tools, e.g. spindles, slides, actuators
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- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
- F16C29/06—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
- F16C29/0633—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides
- F16C29/0635—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end
- F16C29/0638—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end with balls
- F16C29/064—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end with balls with two rows of balls, one on each side of the rail
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自体が部品の一部として含まれる案内ユニッ
ト全体の加工工数及び組立工数を少なく抑えて、そのコ
ストの低減に寄与すると共に、トラックレールに対する
着脱が容易であり、しかも、既に工作機械等に装備済み
の各種トラックレールに対しても装着することが可能な
上面カバーを提供すること。また、かかる上面カバーと
トラックレールとの組合せからなるトラックレールユニ
ット及び該トラックレールユニットを含む案内ユニット
を提供すること。 【構成】 トラックレール1に形成されている締結部材
挿通孔1c,1dを活用して、これに弾性的に嵌入する
係合部19bを有する上面カバー19を採用し、上記の
効果を得る。
ト全体の加工工数及び組立工数を少なく抑えて、そのコ
ストの低減に寄与すると共に、トラックレールに対する
着脱が容易であり、しかも、既に工作機械等に装備済み
の各種トラックレールに対しても装着することが可能な
上面カバーを提供すること。また、かかる上面カバーと
トラックレールとの組合せからなるトラックレールユニ
ット及び該トラックレールユニットを含む案内ユニット
を提供すること。 【構成】 トラックレール1に形成されている締結部材
挿通孔1c,1dを活用して、これに弾性的に嵌入する
係合部19bを有する上面カバー19を採用し、上記の
効果を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば工作機械の運動
機構部に装備されて、移動させるべき物体を高精度に案
内する案内ユニットに関し、特に、トラックレールに形
成された締結部材挿通孔の開口部を閉塞することによっ
て防塵性を向上させた案内ユニットに関する。また、本
発明は、該締結部材挿通孔を覆う上面カバーと該トラッ
クレールとの組合せからなるトラックレールユニットに
関する。更に、本発明は、該上面カバー自体に関する。
機構部に装備されて、移動させるべき物体を高精度に案
内する案内ユニットに関し、特に、トラックレールに形
成された締結部材挿通孔の開口部を閉塞することによっ
て防塵性を向上させた案内ユニットに関する。また、本
発明は、該締結部材挿通孔を覆う上面カバーと該トラッ
クレールとの組合せからなるトラックレールユニットに
関する。更に、本発明は、該上面カバー自体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の案内ユニットの一例とし
て、図12乃至図14に示す直動転がり案内ユニットが
ある。
て、図12乃至図14に示す直動転がり案内ユニットが
ある。
【0003】図示のように、当該直動転がり案内ユニッ
トは、左右両側部に軌道として一条ずつの軌道溝1aが
長手方向に沿って形成されたトラックレール1と、転動
体循環路2(図12及び図13参照:詳細は後述する)
を有して該トラックレール1に対して相対運動自在な摺
動台としてのスライドユニット3と、該転動体循環路2
内に配列収容されてこのスライドユニット3の移動に伴
って上記軌道溝1a上を転動しつつ循環してトラックレ
ール1及びスライドユニット3の間で荷重を受ける転動
体としての多数のボール4とで構成されている。
トは、左右両側部に軌道として一条ずつの軌道溝1aが
長手方向に沿って形成されたトラックレール1と、転動
体循環路2(図12及び図13参照:詳細は後述する)
を有して該トラックレール1に対して相対運動自在な摺
動台としてのスライドユニット3と、該転動体循環路2
内に配列収容されてこのスライドユニット3の移動に伴
って上記軌道溝1a上を転動しつつ循環してトラックレ
ール1及びスライドユニット3の間で荷重を受ける転動
体としての多数のボール4とで構成されている。
【0004】上記スライドユニット3は、ケーシング6
と、該ケーシング6の進行方向両端に結合された一対の
エンドキャップ7a及び7bと、該両エンドキャップ7
a,7bの各外面に取り付けられたシール8a及び8b
とを有している。なお、一方のエンドキャップ7aに
は、上記ボール4にグリースを供給するためのグリース
ニップル9が取り付けられている。
と、該ケーシング6の進行方向両端に結合された一対の
エンドキャップ7a及び7bと、該両エンドキャップ7
a,7bの各外面に取り付けられたシール8a及び8b
とを有している。なお、一方のエンドキャップ7aに
は、上記ボール4にグリースを供給するためのグリース
ニップル9が取り付けられている。
【0005】図13に示すように、上記転動体循環路2
は、上記ケーシング6に夫々直線的にかつ互いに平行に
形成された負荷軌道溝2a及びリターン路2bと、両エ
ンドキャップ7a,7bに形成されて該負荷軌道溝2a
及びリターン路2bの両端部を連通させる一対の略半環
状の方向転換路2c及び2dとからなる。なお、上記負
荷軌道溝2aがトラックレール1の軌道溝1aに対応し
ている。
は、上記ケーシング6に夫々直線的にかつ互いに平行に
形成された負荷軌道溝2a及びリターン路2bと、両エ
ンドキャップ7a,7bに形成されて該負荷軌道溝2a
及びリターン路2bの両端部を連通させる一対の略半環
状の方向転換路2c及び2dとからなる。なお、上記負
荷軌道溝2aがトラックレール1の軌道溝1aに対応し
ている。
【0006】上記構成を有する直動転がり案内ユニット
は、例えば工作機械が装備する架台としての平坦なベッ
ド10(図14に図示)上に配設され、トラックレール
1が該ベッド10に対して締結部材としての複数本のボ
ルト12(六角穴付き)により締結される。具体的に
は、図12及び図14に示すように、トラックレール1
には、該ボルト12の頭部よりも大きな径の座ぐり部1
cと、ボルト12のねじ部よりも僅かに大径の孔1dと
が互いに同心的になる挿通孔がトラックレール1の長手
方向において並没されており、ボルト12は、該座ぐり
部1c及び孔1dにその全体が埋没するように挿入され
てベッド10に螺合されている。また、図12及び図1
4に示すように、この挿通孔の開口部を閉塞するため円
板状の埋栓15が座ぐり部1cに嵌着されている。この
埋栓15は、その外側表面15aが平坦に形成され、ト
ラックレール1の頂面1eと面一になっている。
は、例えば工作機械が装備する架台としての平坦なベッ
ド10(図14に図示)上に配設され、トラックレール
1が該ベッド10に対して締結部材としての複数本のボ
ルト12(六角穴付き)により締結される。具体的に
は、図12及び図14に示すように、トラックレール1
には、該ボルト12の頭部よりも大きな径の座ぐり部1
cと、ボルト12のねじ部よりも僅かに大径の孔1dと
が互いに同心的になる挿通孔がトラックレール1の長手
方向において並没されており、ボルト12は、該座ぐり
部1c及び孔1dにその全体が埋没するように挿入され
てベッド10に螺合されている。また、図12及び図1
4に示すように、この挿通孔の開口部を閉塞するため円
板状の埋栓15が座ぐり部1cに嵌着されている。この
埋栓15は、その外側表面15aが平坦に形成され、ト
ラックレール1の頂面1eと面一になっている。
【0007】上記構成の直動転がり案内ユニットにおい
て、スライドユニット3に対して被加工物等担持用のテ
ーブル(図示せず)がボルト締めされ、これが可動側と
して作動する。すなわち、該テーブル上に被加工物等が
載置された状態にて、図示しない駆動手段により例えば
往復動させられ、これに伴って該被加工物等に所要の作
業、具体的には切削加工等が施される。なお、図12に
示すように、スライドユニット3が具備するケーシング
6の上面には複数のねじ孔6aが形成されており、上記
テーブルはこのねじ孔6aに螺合するボルト(図示せ
ず)によって該ケーシング6に締結される。
て、スライドユニット3に対して被加工物等担持用のテ
ーブル(図示せず)がボルト締めされ、これが可動側と
して作動する。すなわち、該テーブル上に被加工物等が
載置された状態にて、図示しない駆動手段により例えば
往復動させられ、これに伴って該被加工物等に所要の作
業、具体的には切削加工等が施される。なお、図12に
示すように、スライドユニット3が具備するケーシング
6の上面には複数のねじ孔6aが形成されており、上記
テーブルはこのねじ孔6aに螺合するボルト(図示せ
ず)によって該ケーシング6に締結される。
【0008】上記した直動転がり案内ユニットにおいて
は、スライドユニット3が摺動する際にシール8a,8
bがトラックレール1上の塵埃等を掻き取る作用をな
す。また、ボルト12を挿通すべくトラックレール1に
形成された挿通孔はその開口部が埋栓15によって閉塞
されている故、ここに塵埃等が溜ることが防止され、シ
ール8a,8bによって除去されるものとされている。
は、スライドユニット3が摺動する際にシール8a,8
bがトラックレール1上の塵埃等を掻き取る作用をな
す。また、ボルト12を挿通すべくトラックレール1に
形成された挿通孔はその開口部が埋栓15によって閉塞
されている故、ここに塵埃等が溜ることが防止され、シ
ール8a,8bによって除去されるものとされている。
【0009】当該直動転がり案内ユニットは、このよう
に防塵の機能を有してはいるが、上記埋栓15の外側表
面15a(図14参照)をトラックレール1の頂面1e
に対して完全に位置合せしめて面一に装着することは必
ずしも容易ではなく、また、スライドユニット3が作動
を続けている間に埋栓15が徐々に押し下げられる。従
って、埋栓15上に塵埃等が停留することを確実に回避
することは困難であり、該埋栓15上を摺動するスライ
ドユニット3内へ塵埃の侵入は避けられない。スライド
ユニット3内に塵埃等が入り込んだ場合、前述のボール
4、転動体循環路2及び軌道溝1aが損傷する恐れがあ
ると共に、寿命も短くなる。
に防塵の機能を有してはいるが、上記埋栓15の外側表
面15a(図14参照)をトラックレール1の頂面1e
に対して完全に位置合せしめて面一に装着することは必
ずしも容易ではなく、また、スライドユニット3が作動
を続けている間に埋栓15が徐々に押し下げられる。従
って、埋栓15上に塵埃等が停留することを確実に回避
することは困難であり、該埋栓15上を摺動するスライ
ドユニット3内へ塵埃の侵入は避けられない。スライド
ユニット3内に塵埃等が入り込んだ場合、前述のボール
4、転動体循環路2及び軌道溝1aが損傷する恐れがあ
ると共に、寿命も短くなる。
【0010】このような問題が払拭されるのが、図15
及び図16に示す第2の従来例としての直動転がり案内
ユニットである。なお、当該直動転がり案内ユニット
は、特開平5−16043号公報において開示されてい
る。
及び図16に示す第2の従来例としての直動転がり案内
ユニットである。なお、当該直動転がり案内ユニット
は、特開平5−16043号公報において開示されてい
る。
【0011】図示のように、この直動転がり案内ユニッ
トにおいては、トラックレールとしてのリニアガイドレ
ール101を据付け面102に締結するため、該リニア
ガイドレール101にボルト103を挿通すべく形成さ
れたレール取付孔101a、すなわち挿通孔が、上面カ
バーたるレールプレート105によって覆われている。
該レールプレート105はリニアガイドレール101の
長手方向に沿って延在し、該リニアガイドレール101
に固着されている。
トにおいては、トラックレールとしてのリニアガイドレ
ール101を据付け面102に締結するため、該リニア
ガイドレール101にボルト103を挿通すべく形成さ
れたレール取付孔101a、すなわち挿通孔が、上面カ
バーたるレールプレート105によって覆われている。
該レールプレート105はリニアガイドレール101の
長手方向に沿って延在し、該リニアガイドレール101
に固着されている。
【0012】リニアガイドレール101に対するレール
プレート105の固着の構成を次に示す。
プレート105の固着の構成を次に示す。
【0013】まず、リニアガイドレール101にはその
頂部に、長手方向に沿って嵌着溝101bが形成されて
おり、レールプレート105はこの嵌着溝101bに嵌
着されている。該レールプレート105と嵌着溝101
bとは、その長手方向に直角な断面形状において略台形
状となされ、これによって、レールプレート105の上
方への抜け止めがなされている。
頂部に、長手方向に沿って嵌着溝101bが形成されて
おり、レールプレート105はこの嵌着溝101bに嵌
着されている。該レールプレート105と嵌着溝101
bとは、その長手方向に直角な断面形状において略台形
状となされ、これによって、レールプレート105の上
方への抜け止めがなされている。
【0014】また、レールプレート105はまた、その
長手方向両端部にて、フック片107及び螺子108に
よってリニアガイドレール101に固着されている。詳
しくは、レールプレート105は、その両端部に係止孔
105aと凹状の係止縁105bとが形成され、そし
て、鉤縁107aを有して断面略L字状のフック片10
7によって該鉤縁107aが前記係止縁105bに掛け
られ、螺子108によってリニアガイドレール101の
端部に締結されている。
長手方向両端部にて、フック片107及び螺子108に
よってリニアガイドレール101に固着されている。詳
しくは、レールプレート105は、その両端部に係止孔
105aと凹状の係止縁105bとが形成され、そし
て、鉤縁107aを有して断面略L字状のフック片10
7によって該鉤縁107aが前記係止縁105bに掛け
られ、螺子108によってリニアガイドレール101の
端部に締結されている。
【0015】上記レールプレート105を設けたことに
より、摺動台たるリニアスライダ110が摺動するレー
ル上面は完全に平滑化される。故に、該レール上面に降
着若しくは付着した塵埃等が、該リニアスライダ110
の進行方向両端に設けられたスクレーパ111によって
確実に除去され、該リニアスライダ110内に侵入する
ことはない。このような構成は、工作機械(切削機械、
研削機械等)、木工機械、切断機など、特に塵埃等の発
生が多い環境下にて稼動する機械に用いて好適である。
なお、塵埃等としては、鉄、アルミニウムに代表される
金属系切削粉等や、木工加工時に発生する木屑などが挙
げられる。
より、摺動台たるリニアスライダ110が摺動するレー
ル上面は完全に平滑化される。故に、該レール上面に降
着若しくは付着した塵埃等が、該リニアスライダ110
の進行方向両端に設けられたスクレーパ111によって
確実に除去され、該リニアスライダ110内に侵入する
ことはない。このような構成は、工作機械(切削機械、
研削機械等)、木工機械、切断機など、特に塵埃等の発
生が多い環境下にて稼動する機械に用いて好適である。
なお、塵埃等としては、鉄、アルミニウムに代表される
金属系切削粉等や、木工加工時に発生する木屑などが挙
げられる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た直動転がり案内ユニットは、上記レールプレート10
5をリニアガイドレール101に固着するために、該リ
ニアガイドレール101に断面略台形状の嵌着溝101
bを形成する一方、止め具のフック片107及び螺子1
08が用いられている。さらに、この螺子108を螺合
するための雌ねじ部が、リニアガイドレール101の端
部に形成されている。
た直動転がり案内ユニットは、上記レールプレート10
5をリニアガイドレール101に固着するために、該リ
ニアガイドレール101に断面略台形状の嵌着溝101
bを形成する一方、止め具のフック片107及び螺子1
08が用いられている。さらに、この螺子108を螺合
するための雌ねじ部が、リニアガイドレール101の端
部に形成されている。
【0017】このように、ガイドレール自体に長尺の溝
部や雌ねじ部を形成し、しかも止め具を必要とする構成
では、その加工工数及び組立工数が共に多くなり、か
つ、加工作業の規模も大きく、コストの増大を招来する
ものである。また、上記構成によれば、種々の長さの直
動転がり案内ユニットを製作する場合、長さの異なるリ
ニアガイドレールの各々の端位置に対応して、上記係止
孔105a及び係止縁105bを夫々有する種々のレー
ルプレートを用意しなければならず、この点からも加工
工数が増えてコストの低減が図り難い問題がある。
部や雌ねじ部を形成し、しかも止め具を必要とする構成
では、その加工工数及び組立工数が共に多くなり、か
つ、加工作業の規模も大きく、コストの増大を招来する
ものである。また、上記構成によれば、種々の長さの直
動転がり案内ユニットを製作する場合、長さの異なるリ
ニアガイドレールの各々の端位置に対応して、上記係止
孔105a及び係止縁105bを夫々有する種々のレー
ルプレートを用意しなければならず、この点からも加工
工数が増えてコストの低減が図り難い問題がある。
【0018】加えて、上記レールプレート105が何等
かの原因にて損傷するなどして交換する必要が生じた場
合、上記各止め具を取り外すと共に、リニアガイドレー
ル101の嵌着溝101bからレールプレート105を
長手方向に引き抜き(略台形状の断面形状のために上方
には抜けない故)、新たなものをこれと逆の手順で装着
することが行われる。このように、交換時の工数も多
く、作業者にも煩わしいものである。
かの原因にて損傷するなどして交換する必要が生じた場
合、上記各止め具を取り外すと共に、リニアガイドレー
ル101の嵌着溝101bからレールプレート105を
長手方向に引き抜き(略台形状の断面形状のために上方
には抜けない故)、新たなものをこれと逆の手順で装着
することが行われる。このように、交換時の工数も多
く、作業者にも煩わしいものである。
【0019】また、上記レールプレート105及びリニ
アガイドレール101が相互に嵌合するものであるから
製品として互いに個別に扱うことはできず、嵌合用の溝
部が形成されていない他の種のガイドレールに対してレ
ールプレート105のみを転用して装着することは困難
である。
アガイドレール101が相互に嵌合するものであるから
製品として互いに個別に扱うことはできず、嵌合用の溝
部が形成されていない他の種のガイドレールに対してレ
ールプレート105のみを転用して装着することは困難
である。
【0020】本発明は、上記従来技術の欠点に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、自体が
部品の一部として含まれる案内ユニット全体の加工工数
及び組立工数を少なく抑えて、そのコストの低減に寄与
すると共に、トラックレールに対する着脱が容易であ
り、しかも、既に工作機械等に装備済みの各種トラック
レールにも装着することが可能な上面カバーを提供する
ことである。
されたものであって、その目的とするところは、自体が
部品の一部として含まれる案内ユニット全体の加工工数
及び組立工数を少なく抑えて、そのコストの低減に寄与
すると共に、トラックレールに対する着脱が容易であ
り、しかも、既に工作機械等に装備済みの各種トラック
レールにも装着することが可能な上面カバーを提供する
ことである。
【0021】また、本発明の目的は、かかる上面カバー
とトラックレールとの組合せからなるトラックレールユ
ニットを提供すること、更に、該トラックレールユニッ
トを含む上記案内ユニットを提供することである。
とトラックレールとの組合せからなるトラックレールユ
ニットを提供すること、更に、該トラックレールユニッ
トを含む上記案内ユニットを提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明による上面カバー
は、所定架台上に固定するための締結部材を挿通すべく
トラックレールに形成された挿通孔を覆い該トラックレ
ールの長手方向に沿って延在する本体部分と、該挿通孔
に係合して該トラックレールに対して該本体部分を固着
状態とする係合部とからなるものである。また、本発明
によるトラックレールユニットは、長手方向に沿って軌
道が形成されると共に、所定架台上に固定するための締
結部材を挿通すべき挿通孔が長手方向に並設されたトラ
ックレールと、該挿通孔を覆い該トラックレールの長手
方向に沿って延在する本体部分と該挿通孔に係合して該
トラックレールに対して該本体部分を固着状態とする係
合部からなる上面カバーとで構成したものである。更
に、本発明による案内ユニットは、長手方向に沿って軌
道が形成されると共に、所定架台上に固定するための締
結部材を挿通すべき挿通孔が長手方向に並設されたトラ
ックレールと、該トラックレールに対して相対運動自在
な摺動台と、前記挿通孔を覆い該トラックレールの長手
方向に沿って延在する本体部分と該挿通孔に係合して該
トラックレールに対して該本体部分を固着状態とする係
合部からなる上面カバーとで構成したものである。
は、所定架台上に固定するための締結部材を挿通すべく
トラックレールに形成された挿通孔を覆い該トラックレ
ールの長手方向に沿って延在する本体部分と、該挿通孔
に係合して該トラックレールに対して該本体部分を固着
状態とする係合部とからなるものである。また、本発明
によるトラックレールユニットは、長手方向に沿って軌
道が形成されると共に、所定架台上に固定するための締
結部材を挿通すべき挿通孔が長手方向に並設されたトラ
ックレールと、該挿通孔を覆い該トラックレールの長手
方向に沿って延在する本体部分と該挿通孔に係合して該
トラックレールに対して該本体部分を固着状態とする係
合部からなる上面カバーとで構成したものである。更
に、本発明による案内ユニットは、長手方向に沿って軌
道が形成されると共に、所定架台上に固定するための締
結部材を挿通すべき挿通孔が長手方向に並設されたトラ
ックレールと、該トラックレールに対して相対運動自在
な摺動台と、前記挿通孔を覆い該トラックレールの長手
方向に沿って延在する本体部分と該挿通孔に係合して該
トラックレールに対して該本体部分を固着状態とする係
合部からなる上面カバーとで構成したものである。
【0023】
【作用】上記構成によれば、トラックレールに形成され
た締結部材挿通孔に上面カバーの係合部を係合せしめる
ことによって、上面カバーがトラックレールに対して固
着状態となる。
た締結部材挿通孔に上面カバーの係合部を係合せしめる
ことによって、上面カバーがトラックレールに対して固
着状態となる。
【0024】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付図面を参
照しつつ説明する。まず、本発明の第1実施例の案内ユ
ニット、本説明の場合、直動転がり案内ユニットを、図
1乃至図5に基づいて説明する。なお、この第1実施例
としての直動転がり案内ユニットは、以下に説明する要
部以外は図12乃至図14に示した第1の従来例の直動
転がり案内ユニットと同様に構成されている故、案内ユ
ニットにおけるかかる部分の説明は省略する。また、以
下の説明において、該従来の直動転がり案内ユニットの
構成部分と同一の構成部分については同じ参照符号を用
いて示している。また、後述する他の実施例に関しても
同様にかかる部分を省略し、要部のみを説明する。
照しつつ説明する。まず、本発明の第1実施例の案内ユ
ニット、本説明の場合、直動転がり案内ユニットを、図
1乃至図5に基づいて説明する。なお、この第1実施例
としての直動転がり案内ユニットは、以下に説明する要
部以外は図12乃至図14に示した第1の従来例の直動
転がり案内ユニットと同様に構成されている故、案内ユ
ニットにおけるかかる部分の説明は省略する。また、以
下の説明において、該従来の直動転がり案内ユニットの
構成部分と同一の構成部分については同じ参照符号を用
いて示している。また、後述する他の実施例に関しても
同様にかかる部分を省略し、要部のみを説明する。
【0025】図1乃至図3に示すように、本発明に係る
直動転がり案内ユニットにおいては、トラックレール1
に形成され該トラックレール1を所定架台(図14に示
すベッド10等)に対して固定するためのボルト17が
挿通される挿通孔(座ぐり部1cと孔1d)が、上面カ
バー19によって覆われている。なお、この上面カバー
19とトラックレール1とでなる構成を、トラックレー
ルユニットと総称する。また、図1で示す他のボルト2
1は、スライドユニット3に対してテーブル(図示せ
ず)を締結するためのものである。
直動転がり案内ユニットにおいては、トラックレール1
に形成され該トラックレール1を所定架台(図14に示
すベッド10等)に対して固定するためのボルト17が
挿通される挿通孔(座ぐり部1cと孔1d)が、上面カ
バー19によって覆われている。なお、この上面カバー
19とトラックレール1とでなる構成を、トラックレー
ルユニットと総称する。また、図1で示す他のボルト2
1は、スライドユニット3に対してテーブル(図示せ
ず)を締結するためのものである。
【0026】図2乃至図4から、上記上面カバー19
は、トラックレール1の長手方向に沿って延在する長手
長方形かつ薄板状の本体部分19aと、上記挿通孔に係
合して該本体部分19aをトラックレール1に対して固
着状態とする係合部19bとからなる。本実施例の該本
体部分19aは、トラックレール1の全長にわたる長さ
を有し、かつ、トラックレール1の頂面全幅を覆ってい
る。なお、図4は、上面カバー19を一つの係合部19
b側より見た状態を示すものである。
は、トラックレール1の長手方向に沿って延在する長手
長方形かつ薄板状の本体部分19aと、上記挿通孔に係
合して該本体部分19aをトラックレール1に対して固
着状態とする係合部19bとからなる。本実施例の該本
体部分19aは、トラックレール1の全長にわたる長さ
を有し、かつ、トラックレール1の頂面全幅を覆ってい
る。なお、図4は、上面カバー19を一つの係合部19
b側より見た状態を示すものである。
【0027】このように当該直動転がり案内ユニット
は、トラックレール1に締結部材(ボルト17)の挿通
用として形成された挿通孔に上面カバー19の係合部1
9bを係合させることによって、上面カバー19をトラ
ックレール1に固着している。すなわち、トラックレー
ル1の締結部材挿通孔を活用して上面カバー19の固着
を行う構成である。それ故に、トラックレール1には、
上面カバーを取り付けるのための加工を何等施す必要が
なく、また、上面カバー取付け用の止め具や接着剤も要
さず、加工工数及び組立工数が少なく抑えられてコスト
の低減が達成されている。
は、トラックレール1に締結部材(ボルト17)の挿通
用として形成された挿通孔に上面カバー19の係合部1
9bを係合させることによって、上面カバー19をトラ
ックレール1に固着している。すなわち、トラックレー
ル1の締結部材挿通孔を活用して上面カバー19の固着
を行う構成である。それ故に、トラックレール1には、
上面カバーを取り付けるのための加工を何等施す必要が
なく、また、上面カバー取付け用の止め具や接着剤も要
さず、加工工数及び組立工数が少なく抑えられてコスト
の低減が達成されている。
【0028】また、上記構成によれば、種々の長さの直
動転がり案内ユニットを製作する場合、予め、上記係合
部19bが多数並設された長尺の上面カバーを用意して
おき、これを、製作すべき各種直動転がり案内ユニット
が備えるトラックレールの長さごとに適宜切断して用い
ればよく、長さの異なる種々の上面カバーを個別に製作
する必要はない。この点からも加工工数が減ぜられ、コ
ストが安くなる。
動転がり案内ユニットを製作する場合、予め、上記係合
部19bが多数並設された長尺の上面カバーを用意して
おき、これを、製作すべき各種直動転がり案内ユニット
が備えるトラックレールの長さごとに適宜切断して用い
ればよく、長さの異なる種々の上面カバーを個別に製作
する必要はない。この点からも加工工数が減ぜられ、コ
ストが安くなる。
【0029】更に、上記構成によれば、既にトラックレ
ール1に装着されている上面カバー19が何等かの原因
で損傷するなどして交換が必要となった場合、該上面カ
バー19の係合部19bをトラックレール1の挿通孔か
ら引き抜くが如く該上面カバー19を引き上げれば容易
にトラックレール1から離脱させることができ、そし
て、新たな上面カバー19の取付けも、この逆に、その
係合部19bを上記挿通孔に挿通させるだけで完了す
る。従って、交換を容易かつ迅速に行うことができる。
ール1に装着されている上面カバー19が何等かの原因
で損傷するなどして交換が必要となった場合、該上面カ
バー19の係合部19bをトラックレール1の挿通孔か
ら引き抜くが如く該上面カバー19を引き上げれば容易
にトラックレール1から離脱させることができ、そし
て、新たな上面カバー19の取付けも、この逆に、その
係合部19bを上記挿通孔に挿通させるだけで完了す
る。従って、交換を容易かつ迅速に行うことができる。
【0030】また、上記構成の上面カバー19は、上述
のようにトラックレール1に特別な加工を何等必要とせ
ずに装着可能であるから、既に工作機械等に装備済みの
前記トラックレールに対しても、後から装着することが
できる。また、上面カバー19の厚みが薄板状のためト
ラックレールの上面が変化しても、スライドユニット3
(図1参照)に設けられたシール8a,8bのリップ部
の弾性変形で許容され、スライドユニット3の摺動を阻
害することがない。
のようにトラックレール1に特別な加工を何等必要とせ
ずに装着可能であるから、既に工作機械等に装備済みの
前記トラックレールに対しても、後から装着することが
できる。また、上面カバー19の厚みが薄板状のためト
ラックレールの上面が変化しても、スライドユニット3
(図1参照)に設けられたシール8a,8bのリップ部
の弾性変形で許容され、スライドユニット3の摺動を阻
害することがない。
【0031】なお、本実施例では、上面カバー19がト
ラックレール1の全長、全幅にわたって延在している
が、少なくとも、トラックレール1に形成された締結部
材挿通孔を含む所要部分を覆えばよいのであって、上面
カバー19の長さ及び幅を限定するものではない。ま
た、前述したように、前記上面カバー19は、トラック
レール1に特別な加工を施す必要はないが、場合によっ
ては、該上面カバー19をトラックレール1の頂部に長
手方向の溝を形成して埋め込む形として嵌挿させてもよ
い。また、上記上面カバー19の係合部19bは、トラ
ックレール1に形成された前記挿通孔に対応して所定の
間隔で上面カバー19の本体部分19aに固着されてい
るが、その間隔が1つ飛びでもよいし、極端に両端だけ
でもよい。
ラックレール1の全長、全幅にわたって延在している
が、少なくとも、トラックレール1に形成された締結部
材挿通孔を含む所要部分を覆えばよいのであって、上面
カバー19の長さ及び幅を限定するものではない。ま
た、前述したように、前記上面カバー19は、トラック
レール1に特別な加工を施す必要はないが、場合によっ
ては、該上面カバー19をトラックレール1の頂部に長
手方向の溝を形成して埋め込む形として嵌挿させてもよ
い。また、上記上面カバー19の係合部19bは、トラ
ックレール1に形成された前記挿通孔に対応して所定の
間隔で上面カバー19の本体部分19aに固着されてい
るが、その間隔が1つ飛びでもよいし、極端に両端だけ
でもよい。
【0032】続いて、上面カバー19を構成する本体部
分19aと係合部19bについて更に詳しく説明する。
分19aと係合部19bについて更に詳しく説明する。
【0033】まず、該本体部分19a及び係合部19b
の材質は、本実施例の場合、金属、具体的には鋼、合金
鋼または非鉄金属が用いられる。鋼系では耐食性の面か
らステンレス鋼が有用であり、非鉄金属としてはアルミ
ニウムなどが好適である。また、本体部分19aの板厚
については、ある程度の機械的強度を確保する必要があ
るから極く薄いものは避け、例えば約0.1m/m程度
のものから使用可能であり、上限は2〜3m/m程度ま
での使用が考えられる。
の材質は、本実施例の場合、金属、具体的には鋼、合金
鋼または非鉄金属が用いられる。鋼系では耐食性の面か
らステンレス鋼が有用であり、非鉄金属としてはアルミ
ニウムなどが好適である。また、本体部分19aの板厚
については、ある程度の機械的強度を確保する必要があ
るから極く薄いものは避け、例えば約0.1m/m程度
のものから使用可能であり、上限は2〜3m/m程度ま
での使用が考えられる。
【0034】図3から明らかなように、上記本体部分1
9aの左右両側は、全長にわたって面取り19dが施さ
れている。
9aの左右両側は、全長にわたって面取り19dが施さ
れている。
【0035】図5の(a)乃至(c)は各々、上記係合
部19bの平面図、一部断面を含む正面図及び底面図で
ある。この図5と図4とから、係合部19bは、一端が
閉塞された略筒状であり、その閉塞端側から開放端側に
向って漸次拡径すると共に、所定部位19f(図5の
(b)参照)から先は漸次縮径し、該所定部位19fの
外径D1 がトラックレール1の挿通孔(の一部である座
ぐり部1c)の内径D2(図3参照)に比して大となさ
れている。そして、該係合部19bには、軸方向に平行
にして開放端へ開放する複数、この場合8条のスリット
19gが周方向に等ピッチ(45°)で並設されてい
る。かかる形状の係合部19bは、前述した各種の素
材、例えば薄い鋼板等を用いてプレス加工等にて容易に
製作することができ、低コストであると共に、上記挿通
孔に対して弾性的な係合力を容易に得ることができる。
部19bの平面図、一部断面を含む正面図及び底面図で
ある。この図5と図4とから、係合部19bは、一端が
閉塞された略筒状であり、その閉塞端側から開放端側に
向って漸次拡径すると共に、所定部位19f(図5の
(b)参照)から先は漸次縮径し、該所定部位19fの
外径D1 がトラックレール1の挿通孔(の一部である座
ぐり部1c)の内径D2(図3参照)に比して大となさ
れている。そして、該係合部19bには、軸方向に平行
にして開放端へ開放する複数、この場合8条のスリット
19gが周方向に等ピッチ(45°)で並設されてい
る。かかる形状の係合部19bは、前述した各種の素
材、例えば薄い鋼板等を用いてプレス加工等にて容易に
製作することができ、低コストであると共に、上記挿通
孔に対して弾性的な係合力を容易に得ることができる。
【0036】このように、上記係合部19bは、トラッ
クレール1の挿通孔よりも大径であるが、上記スリット
19gにより自由に弾性変形することができ該挿通孔に
嵌入せしめられる。従って、トラックレール1に対する
上面カバー19の固着状態が比較的堅固となり、多少の
振動や衝撃が加わろうとも離脱することがない。
クレール1の挿通孔よりも大径であるが、上記スリット
19gにより自由に弾性変形することができ該挿通孔に
嵌入せしめられる。従って、トラックレール1に対する
上面カバー19の固着状態が比較的堅固となり、多少の
振動や衝撃が加わろうとも離脱することがない。
【0037】図3から、上記係合部19bは、トラック
レール1の挿通孔(座ぐり部1c及び孔1d)に挿通さ
れたボルト17の頂面17aと該トラックレール1の表
面、この場合頂面1eの位置との間に介在する。このた
め、該係合部19bの高さ寸法H(図5の(b)参照)
は、ボルト17及びトラックレール1の各頂面17a,
1e間の距離S(図3参照)よりも僅かに小さく設定さ
れる。すなわち、上記挿通孔にボルト17が挿通された
状態で該挿通孔内にいわゆる前記埋栓のスペースとして
生じている空間を上記係合部19bの存在スペースとし
て活用しているので、該挿通孔(のうち座ぐり部1c)
の径や深さ等を新たに拡大する加工が不要となり、この
点、コストがかからない。
レール1の挿通孔(座ぐり部1c及び孔1d)に挿通さ
れたボルト17の頂面17aと該トラックレール1の表
面、この場合頂面1eの位置との間に介在する。このた
め、該係合部19bの高さ寸法H(図5の(b)参照)
は、ボルト17及びトラックレール1の各頂面17a,
1e間の距離S(図3参照)よりも僅かに小さく設定さ
れる。すなわち、上記挿通孔にボルト17が挿通された
状態で該挿通孔内にいわゆる前記埋栓のスペースとして
生じている空間を上記係合部19bの存在スペースとし
て活用しているので、該挿通孔(のうち座ぐり部1c)
の径や深さ等を新たに拡大する加工が不要となり、この
点、コストがかからない。
【0038】上記係合部19bは、薄板状の本体部分1
9aとは別体に形成されて該本体部分19aに取り付け
られる。具体的には、係合部19bの閉塞端側を本体部
分19aに点溶接やレーザー溶接等の溶接の他、比較的
強力な接着剤を用いて固着される。この構成によれば、
該本体部分19a及び係合部19bを夫々別部品として
形成した後、両方を結合するので製作工数は若干多くな
るものの、個々の部品は単純な形状であり夫々の成形も
極めて簡単であるため、小規模な設備で製造が可能であ
る。
9aとは別体に形成されて該本体部分19aに取り付け
られる。具体的には、係合部19bの閉塞端側を本体部
分19aに点溶接やレーザー溶接等の溶接の他、比較的
強力な接着剤を用いて固着される。この構成によれば、
該本体部分19a及び係合部19bを夫々別部品として
形成した後、両方を結合するので製作工数は若干多くな
るものの、個々の部品は単純な形状であり夫々の成形も
極めて簡単であるため、小規模な設備で製造が可能であ
る。
【0039】なお、本実施例では、上述のように上面カ
バー19の本体部分19aと係合部19bが互いに別体
にて形成された後に相互結合されるが、次のようにして
もよい。
バー19の本体部分19aと係合部19bが互いに別体
にて形成された後に相互結合されるが、次のようにして
もよい。
【0040】すなわち、上面カバー19の本体部分19
aと係合部19bとを、共に合成樹脂製にして成形装置
によって一体成形するものである。この構成では、上面
カバーを一度に成形でき、製作工数が極めて少なく済
む。なお、合成樹脂成形の場合でも、本体部分19aと
係合部19bとを別体にて成形してもよいことは勿論で
ある。また、係合部19bの形状に関しては、上記実施
例のものに限らず、使用条件等に応じて種々のものが考
えられることは勿論である。
aと係合部19bとを、共に合成樹脂製にして成形装置
によって一体成形するものである。この構成では、上面
カバーを一度に成形でき、製作工数が極めて少なく済
む。なお、合成樹脂成形の場合でも、本体部分19aと
係合部19bとを別体にて成形してもよいことは勿論で
ある。また、係合部19bの形状に関しては、上記実施
例のものに限らず、使用条件等に応じて種々のものが考
えられることは勿論である。
【0041】続いて、本発明の第2実施例としての直動
転がり案内ユニットの要部である上面カバーについて、
図6及び図7に基づいて説明する。なお、予め前にも述
べたように、この第2実施例としての直動転がり案内ユ
ニットに関しても、以下に説明する上面カバー以外は図
12乃至図14に示した第1の従来例の直動転がり案内
ユニットと同様に構成されている故、説明は省略する。
転がり案内ユニットの要部である上面カバーについて、
図6及び図7に基づいて説明する。なお、予め前にも述
べたように、この第2実施例としての直動転がり案内ユ
ニットに関しても、以下に説明する上面カバー以外は図
12乃至図14に示した第1の従来例の直動転がり案内
ユニットと同様に構成されている故、説明は省略する。
【0042】図6は、当該上面カバー19を一つの係合
部19b側より見た状態を示すものである。また、図7
の(a)乃至(c)は夫々、該上面カバー19が具備す
る係合部19bの平面図、縦断面図及び底面図である。
これらの図から、係合部19bの閉塞端部には、例えば
円形の孔19iが形成されている。そして、図6と図7
の(b)に示すように、係合部19bは該孔19iに挿
通された円形のリベット19jによって本体部分19a
に取り付けられている。
部19b側より見た状態を示すものである。また、図7
の(a)乃至(c)は夫々、該上面カバー19が具備す
る係合部19bの平面図、縦断面図及び底面図である。
これらの図から、係合部19bの閉塞端部には、例えば
円形の孔19iが形成されている。そして、図6と図7
の(b)に示すように、係合部19bは該孔19iに挿
通された円形のリベット19jによって本体部分19a
に取り付けられている。
【0043】上記リベット19jは大径部19kと小径
部19mとを有し、該小径部19mが上記孔19iに挿
通され、大径部19kにて係合部19bを支持する。図
7の(b)に示すように、該小径部19mの直径d1
は、これが挿通される孔19iの内径d2 よりも小さく
設定されている。これによって、上記係合部19bは、
該本体部分19aの長手方向及び幅方向に若干(d2 −
d1 )可動である。但し、必要に応じ、該長手方向及び
幅方向のいずれか一方だけに可動としてもよい。このよ
うに係合部19bを本体部分19aに対して可動とした
ので、トラックレール1(図1乃至図3参照)に並設さ
れた各挿通孔(座ぐり部1cと孔1d)間のピッチ等に
比較的大きな誤差が生じている場合でも、各係合部19
bは夫々の前記可動によって各挿通孔に倣うように嵌入
でき、嵌入不良を生ずることがない。
部19mとを有し、該小径部19mが上記孔19iに挿
通され、大径部19kにて係合部19bを支持する。図
7の(b)に示すように、該小径部19mの直径d1
は、これが挿通される孔19iの内径d2 よりも小さく
設定されている。これによって、上記係合部19bは、
該本体部分19aの長手方向及び幅方向に若干(d2 −
d1 )可動である。但し、必要に応じ、該長手方向及び
幅方向のいずれか一方だけに可動としてもよい。このよ
うに係合部19bを本体部分19aに対して可動とした
ので、トラックレール1(図1乃至図3参照)に並設さ
れた各挿通孔(座ぐり部1cと孔1d)間のピッチ等に
比較的大きな誤差が生じている場合でも、各係合部19
bは夫々の前記可動によって各挿通孔に倣うように嵌入
でき、嵌入不良を生ずることがない。
【0044】上記係合部19bを本体部分19aに対し
て若干可動に取り付けるためのリベットは、上記構成の
ものに限らず、他の種々の形態のものが適用可能であ
る。具体例としては、図8に示すリベット23が挙げら
れる。このリベット23は、弧状に屈曲して成形された
例えば4本の可撓部23aを等配させて、該各可撓部2
3aの弾発力を以て係合部19bを支持するものであ
る。
て若干可動に取り付けるためのリベットは、上記構成の
ものに限らず、他の種々の形態のものが適用可能であ
る。具体例としては、図8に示すリベット23が挙げら
れる。このリベット23は、弧状に屈曲して成形された
例えば4本の可撓部23aを等配させて、該各可撓部2
3aの弾発力を以て係合部19bを支持するものであ
る。
【0045】なお、上述した各種リベットは、その一端
部を上記本体部分19aに溶接等の手段にて固着せしめ
ると同時に所要の形状に熱間加工あるいは冷間加工にて
成形される。
部を上記本体部分19aに溶接等の手段にて固着せしめ
ると同時に所要の形状に熱間加工あるいは冷間加工にて
成形される。
【0046】次に、本発明の第3実施例としての直動転
がり案内ユニットの要部について、図9を参照して説明
する。
がり案内ユニットの要部について、図9を参照して説明
する。
【0047】図示のように、本実施例は、上面カバー1
9の本体部分19aが、トラックレール1の頂面1eの
両側縁から側面1fの上部に至る屈曲延出部19nを有
している。この屈曲延出部19nは、該本体部分19a
の全長にわたって形成されている。この屈曲延出部19
nを設けたことにより、上面カバー19の両側からの塵
埃等の侵入が防止され、防塵効果がより向上している。
9の本体部分19aが、トラックレール1の頂面1eの
両側縁から側面1fの上部に至る屈曲延出部19nを有
している。この屈曲延出部19nは、該本体部分19a
の全長にわたって形成されている。この屈曲延出部19
nを設けたことにより、上面カバー19の両側からの塵
埃等の侵入が防止され、防塵効果がより向上している。
【0048】ところで、前述した各実施例の直動転がり
案内ユニットが具備する上面カバー19について、該上
面カバー19の本体部分19aの表面を所望の色にて着
色してもよい。上面カバー19が金属製のものであれ
ば、例えば電解化学発色にて所望の色の酸化皮膜を形成
するのが好ましく、また、合成樹脂製の上面カバーの場
合は望む色の素材を用いて成形することが考えられる。
このように、上面カバー19の本体部分19aの表面を
着色することによって、外観上の美感が得られる他、色
分けによって他品種のものとの区別が容易になるなどの
効果が得られる。
案内ユニットが具備する上面カバー19について、該上
面カバー19の本体部分19aの表面を所望の色にて着
色してもよい。上面カバー19が金属製のものであれ
ば、例えば電解化学発色にて所望の色の酸化皮膜を形成
するのが好ましく、また、合成樹脂製の上面カバーの場
合は望む色の素材を用いて成形することが考えられる。
このように、上面カバー19の本体部分19aの表面を
着色することによって、外観上の美感が得られる他、色
分けによって他品種のものとの区別が容易になるなどの
効果が得られる。
【0049】次に、本発明の第4実施例としての直動転
がり案内ユニットの要部について、図10および図11
に基づいて説明する。
がり案内ユニットの要部について、図10および図11
に基づいて説明する。
【0050】図示のように、本実施例は、トラックレー
ル1に形成されたボルト17が挿通する挿通孔でその一
部である座ぐり部1cの内周面に、係合部19bを係止
せしめる環状の凹部19o(図10)及び凹部19q
(図11)が形成されている。そして、係合部19bに
は、この凹部19o、19qに嵌挿する突部19p(図
10)及び突部19r(図11)が形成されている。
ル1に形成されたボルト17が挿通する挿通孔でその一
部である座ぐり部1cの内周面に、係合部19bを係止
せしめる環状の凹部19o(図10)及び凹部19q
(図11)が形成されている。そして、係合部19bに
は、この凹部19o、19qに嵌挿する突部19p(図
10)及び突部19r(図11)が形成されている。
【0051】前記凹部19oと凹部19qとは、凹部1
9oが溝状であり、凹部19qが広い帯状のものである
点を異にしている。
9oが溝状であり、凹部19qが広い帯状のものである
点を異にしている。
【0052】上述した第4実施例は、トラックレール1
に設けられた締結部材挿通孔の内周面に係合部19bを
係止せしめる凹部19o又は19qを形成し、また、係
合部19bにも前記凹部に係合する突部19p又は19
rが形成できるので、トラックレール1に対する上面カ
バー19の固着状態が更に堅固となり、耐振動性、耐衝
撃性等に優れる。
に設けられた締結部材挿通孔の内周面に係合部19bを
係止せしめる凹部19o又は19qを形成し、また、係
合部19bにも前記凹部に係合する突部19p又は19
rが形成できるので、トラックレール1に対する上面カ
バー19の固着状態が更に堅固となり、耐振動性、耐衝
撃性等に優れる。
【0053】ところで、前述した各実施例の直動転がり
案内ユニットにおいては、トラックレール1に対して相
対運動自在な摺動台としてのスライドユニット3が、該
トラックレール1の軌道溝1aに対応する負荷軌道溝
(2a:図13参照)及びこれに略平行なリターン路
(2b:図13参照)が形成されたケーシング6(図1
に図示)と、該負荷軌道溝及びリターン路と共に転動体
循環路2(図1、図13参照)を形成する方向転換路
(2c,2d:図13参照)が形成されて該ケーシング
6の進行方向両端に結合されたエンドキャップ7a,7
b(図1参照)とを有し、該転動体循環路2内には、ト
ラックレール1の軌道溝1a上を転動しつつ循環して荷
重を受ける複数の転動体としてのボール4(図1参照)
が配列収容されている。すなわち、ボール4の循環を以
てスライドユニット3が摺動するいわゆる転がりタイプ
のものであり、このような転がりタイプではその構成、
作動が精密であるが故に塵埃等の侵入を特に嫌い、本発
明をこれに適用することは有効である。
案内ユニットにおいては、トラックレール1に対して相
対運動自在な摺動台としてのスライドユニット3が、該
トラックレール1の軌道溝1aに対応する負荷軌道溝
(2a:図13参照)及びこれに略平行なリターン路
(2b:図13参照)が形成されたケーシング6(図1
に図示)と、該負荷軌道溝及びリターン路と共に転動体
循環路2(図1、図13参照)を形成する方向転換路
(2c,2d:図13参照)が形成されて該ケーシング
6の進行方向両端に結合されたエンドキャップ7a,7
b(図1参照)とを有し、該転動体循環路2内には、ト
ラックレール1の軌道溝1a上を転動しつつ循環して荷
重を受ける複数の転動体としてのボール4(図1参照)
が配列収容されている。すなわち、ボール4の循環を以
てスライドユニット3が摺動するいわゆる転がりタイプ
のものであり、このような転がりタイプではその構成、
作動が精密であるが故に塵埃等の侵入を特に嫌い、本発
明をこれに適用することは有効である。
【0054】なお、上述した各実施例においては、スラ
イドユニット3の摺動に伴ってボール4が該スライドユ
ニット内を循環するが、かかる構成に限らず、他の構成
の案内ユニットに本発明を適用してもよいことは勿論で
ある。また、上記各実施例は転動体としてボールが使用
されているが、ころを用いた構成としてもよい。
イドユニット3の摺動に伴ってボール4が該スライドユ
ニット内を循環するが、かかる構成に限らず、他の構成
の案内ユニットに本発明を適用してもよいことは勿論で
ある。また、上記各実施例は転動体としてボールが使用
されているが、ころを用いた構成としてもよい。
【0055】更に、上記各実施例においては、転がり案
内ユニットとして直線的に作動する直動転がり案内ユニ
ットを示したが、トラックレール等に曲率をもたせた曲
動形式とすることも無論可能である。
内ユニットとして直線的に作動する直動転がり案内ユニ
ットを示したが、トラックレール等に曲率をもたせた曲
動形式とすることも無論可能である。
【0056】また、本発明は、上記した各実施例の構成
に限らず、これら各実施例の構成をその一部分ずつでも
互いに適宜組み合わせたり、相互に応用し合わせること
などにより、多岐にわたる構成を実現できるものであ
る。
に限らず、これら各実施例の構成をその一部分ずつでも
互いに適宜組み合わせたり、相互に応用し合わせること
などにより、多岐にわたる構成を実現できるものであ
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トラックレールに締結部材挿通用として形成された挿通
孔に上面カバーの係合部を係合させることによって、ト
ラックレールに対して上面カバーを固着する。このよう
に、トラックレールの締結部材挿通孔を活用して上面カ
バーの固着を行う構成の故、トラックレールに、上面カ
バー取付けのための加工を何等施す必要がなく、また、
上面カバー取付け用の止め具や接着剤も要さず、加工工
数及び組立工数が少なく抑えられてコストの低減が達成
される。また、この構成によれば、種々の長さの案内ユ
ニットを製作する場合、予め、上記係合部が多数並設さ
れた長尺の上面カバーを用意しておき、これを、製作す
べき各種案内ユニットが備えるトラックレールの長さご
とに適宜切断して用いればよく、長さの異なる種々の上
面カバーを個別に製作する必要はない。この点からも加
工工数が減ぜられ、コストが安くなる。更に、上記構成
によれば、既にトラックレールに装着されている上面カ
バーが損傷するなどして交換が必要となった場合、該上
面カバーの係合部をトラックレールの挿通孔から引き抜
くが如く該上面カバーを引き上げれば容易にトラックレ
ールから離脱させることができ、そして、新たな上面カ
バーの取付けもこの逆に、その係合部を上記挿通孔に挿
通させるだけで完了する。従って、交換を容易かつ迅速
に行うことができる。また、上記構成の上面カバーは、
上述のようにトラックレールに特別な加工を何等必要と
せずに装着可能であるから、既に工作機械等に装備済み
の前記トラックレールに対しても、後から装着すること
ができる。加えて、本発明による上面カバーにおいて
は、トラックレールの締結部材挿通孔に係合すべく設け
られた係合部が、該挿通孔よりも大径であり、弾性変形
することによって該挿通孔に嵌入せしめられる。従っ
て、トラックレールに対する上面カバーの固着状態が比
較的堅固となり、多少の振動や衝撃が加わろうとも離脱
することがない。また、本発明による上面カバーにおい
ては、上記係合部が、上記挿通孔に挿通される締結部材
の頂面とトラックレールの表面の位置との間に介在する
ようになされている。すなわち、該挿通孔内にいわゆる
前記埋栓のスペースとして生じている空間を該係合部の
存在スペースに活用しているので、該挿通孔の径や深さ
等を新たに拡大する加工が不要となり、この点、コスト
がかからない。更に、本発明による上面カバーにおいて
は、上記係合部が、該上面カバーの本体部分とは別体に
形成されて該本体部分に取り付けられている。この構成
によれば、該本体部分及び係合部を夫々別部品として形
成した後、両方を結合するので製作工数は若干多くなる
ものの、個々の部品は単純な形状であり夫々の成形も極
めて簡単であるため、小規模な設備で製造が可能であ
る。また、この構成を踏え、該係合部を該本体部分の長
手方向及び幅方向の少なくともいずれか一方に若干可動
としている。従って、トラックレールに並設された各挿
通孔間のピッチ等に比較的大きな誤差が生じていても、
各係合部は夫々の前記可動によって各挿通孔に倣うよう
に嵌入し、嵌入不良を生ずることがない。次いで、本発
明による上面カバーにおいては、該上面カバーの本体部
分と上記係合部とが共に合成樹脂製にして一体成形され
る。この構成では、上面カバーを一度に成形でき、製作
工数が極めて少なく済む。そして、本発明による上面カ
バーの上記係合部の具体例として、次に示す構成のもの
が採用される。すなわち、一端が閉塞された略筒状であ
り、その閉塞端側から開放端側に向って漸次拡径すると
共に所定部位から先は漸次縮径し、該所定部位の外径が
上記挿通孔の内径に比して大となされ、軸方向に平行に
して上記開放端へ開放する複数のスリットが周方向に並
設されているものである。かかる形状の係合部は、例え
ば薄い鋼板等をプレス加工等にて容易に製作することが
でき、低コストであると共に、上記挿通孔に対して弾性
的な係合力を容易に得ることができる。また、本発明に
よる上面カバーにおいては、該上面カバーの本体部分
が、トラックレールの頂面両側縁から側面上部に至る屈
曲延出部を有する。これにより、上面カバー両側からの
塵埃等の侵入が防止され、防塵効果がより向上してい
る。また、本発明による上面カバーにおいては、該上面
カバーの本体部分の表面が着色されている。従って、外
観上の美感が得られる他、色分けによって他品種のもの
との区別が容易になるなどの効果が得られる。一方、本
発明によるトラックレールユニット及び案内ユニットに
おいては、トラックレールに設けられた締結部材挿通孔
の内周面に、上面カバーの係合部を係止せしめる凹部が
形成されている。故に、トラックレールに対する上面カ
バーの固着状態が更に堅固となり、耐振動性、耐衝撃性
等に優れる。また、本発明による案内ユニットにおいて
は、トラックレールに対して相対運動自在な摺動台が、
該トラックレールの軌道に対応する負荷軌道及びこれに
略平行なリターン路が形成されたケーシングと、該負荷
軌道及びリターン路と共に転動体循環路を形成する方向
転換路が形成されて該ケーシングの進行方向両端に結合
されたエンドキャップとを有し、該転動体循環路内に
は、トラックレールの軌道上を転動しつつ循環して荷重
を受ける複数の転動体が配列収容されている。すなわ
ち、転動体の循環を以て摺動台が摺動するいわゆる転が
りタイプのものであり、このような転がりタイプではそ
の構成、作動が精密であるが故に塵埃等の侵入を特に嫌
い、本発明をこれに適用することは有効である。
トラックレールに締結部材挿通用として形成された挿通
孔に上面カバーの係合部を係合させることによって、ト
ラックレールに対して上面カバーを固着する。このよう
に、トラックレールの締結部材挿通孔を活用して上面カ
バーの固着を行う構成の故、トラックレールに、上面カ
バー取付けのための加工を何等施す必要がなく、また、
上面カバー取付け用の止め具や接着剤も要さず、加工工
数及び組立工数が少なく抑えられてコストの低減が達成
される。また、この構成によれば、種々の長さの案内ユ
ニットを製作する場合、予め、上記係合部が多数並設さ
れた長尺の上面カバーを用意しておき、これを、製作す
べき各種案内ユニットが備えるトラックレールの長さご
とに適宜切断して用いればよく、長さの異なる種々の上
面カバーを個別に製作する必要はない。この点からも加
工工数が減ぜられ、コストが安くなる。更に、上記構成
によれば、既にトラックレールに装着されている上面カ
バーが損傷するなどして交換が必要となった場合、該上
面カバーの係合部をトラックレールの挿通孔から引き抜
くが如く該上面カバーを引き上げれば容易にトラックレ
ールから離脱させることができ、そして、新たな上面カ
バーの取付けもこの逆に、その係合部を上記挿通孔に挿
通させるだけで完了する。従って、交換を容易かつ迅速
に行うことができる。また、上記構成の上面カバーは、
上述のようにトラックレールに特別な加工を何等必要と
せずに装着可能であるから、既に工作機械等に装備済み
の前記トラックレールに対しても、後から装着すること
ができる。加えて、本発明による上面カバーにおいて
は、トラックレールの締結部材挿通孔に係合すべく設け
られた係合部が、該挿通孔よりも大径であり、弾性変形
することによって該挿通孔に嵌入せしめられる。従っ
て、トラックレールに対する上面カバーの固着状態が比
較的堅固となり、多少の振動や衝撃が加わろうとも離脱
することがない。また、本発明による上面カバーにおい
ては、上記係合部が、上記挿通孔に挿通される締結部材
の頂面とトラックレールの表面の位置との間に介在する
ようになされている。すなわち、該挿通孔内にいわゆる
前記埋栓のスペースとして生じている空間を該係合部の
存在スペースに活用しているので、該挿通孔の径や深さ
等を新たに拡大する加工が不要となり、この点、コスト
がかからない。更に、本発明による上面カバーにおいて
は、上記係合部が、該上面カバーの本体部分とは別体に
形成されて該本体部分に取り付けられている。この構成
によれば、該本体部分及び係合部を夫々別部品として形
成した後、両方を結合するので製作工数は若干多くなる
ものの、個々の部品は単純な形状であり夫々の成形も極
めて簡単であるため、小規模な設備で製造が可能であ
る。また、この構成を踏え、該係合部を該本体部分の長
手方向及び幅方向の少なくともいずれか一方に若干可動
としている。従って、トラックレールに並設された各挿
通孔間のピッチ等に比較的大きな誤差が生じていても、
各係合部は夫々の前記可動によって各挿通孔に倣うよう
に嵌入し、嵌入不良を生ずることがない。次いで、本発
明による上面カバーにおいては、該上面カバーの本体部
分と上記係合部とが共に合成樹脂製にして一体成形され
る。この構成では、上面カバーを一度に成形でき、製作
工数が極めて少なく済む。そして、本発明による上面カ
バーの上記係合部の具体例として、次に示す構成のもの
が採用される。すなわち、一端が閉塞された略筒状であ
り、その閉塞端側から開放端側に向って漸次拡径すると
共に所定部位から先は漸次縮径し、該所定部位の外径が
上記挿通孔の内径に比して大となされ、軸方向に平行に
して上記開放端へ開放する複数のスリットが周方向に並
設されているものである。かかる形状の係合部は、例え
ば薄い鋼板等をプレス加工等にて容易に製作することが
でき、低コストであると共に、上記挿通孔に対して弾性
的な係合力を容易に得ることができる。また、本発明に
よる上面カバーにおいては、該上面カバーの本体部分
が、トラックレールの頂面両側縁から側面上部に至る屈
曲延出部を有する。これにより、上面カバー両側からの
塵埃等の侵入が防止され、防塵効果がより向上してい
る。また、本発明による上面カバーにおいては、該上面
カバーの本体部分の表面が着色されている。従って、外
観上の美感が得られる他、色分けによって他品種のもの
との区別が容易になるなどの効果が得られる。一方、本
発明によるトラックレールユニット及び案内ユニットに
おいては、トラックレールに設けられた締結部材挿通孔
の内周面に、上面カバーの係合部を係止せしめる凹部が
形成されている。故に、トラックレールに対する上面カ
バーの固着状態が更に堅固となり、耐振動性、耐衝撃性
等に優れる。また、本発明による案内ユニットにおいて
は、トラックレールに対して相対運動自在な摺動台が、
該トラックレールの軌道に対応する負荷軌道及びこれに
略平行なリターン路が形成されたケーシングと、該負荷
軌道及びリターン路と共に転動体循環路を形成する方向
転換路が形成されて該ケーシングの進行方向両端に結合
されたエンドキャップとを有し、該転動体循環路内に
は、トラックレールの軌道上を転動しつつ循環して荷重
を受ける複数の転動体が配列収容されている。すなわ
ち、転動体の循環を以て摺動台が摺動するいわゆる転が
りタイプのものであり、このような転がりタイプではそ
の構成、作動が精密であるが故に塵埃等の侵入を特に嫌
い、本発明をこれに適用することは有効である。
【図1】図1は、本発明の第1実施例としての直動転が
り案内ユニットの要部の、一部断面を含む斜視図であ
る。
り案内ユニットの要部の、一部断面を含む斜視図であ
る。
【図2】図2は、図1に示した直動転がり案内ユニット
が具備するトラックレールユニットの、一部断面を含む
正面図である。
が具備するトラックレールユニットの、一部断面を含む
正面図である。
【図3】図3は、図2に関するA−A矢視図である。
【図4】図4は、図1に示した直動転がり案内ユニット
が具備する上面カバーの一部の斜視図である。
が具備する上面カバーの一部の斜視図である。
【図5】図5は、図4に示した上面カバーの一部をなす
係合部を示す図である。
係合部を示す図である。
【図6】図6は、本発明の第2実施例としての直動転が
り案内ユニットの要部である上面カバーの一部の、一部
断面を含む斜視図である。
り案内ユニットの要部である上面カバーの一部の、一部
断面を含む斜視図である。
【図7】図7は、図6に示した上面カバーの一部をなす
係合部を示す図である。
係合部を示す図である。
【図8】図8は、図7に示した係合部の変形例を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図9】図9は、本発明の第3実施例としての直動転が
り案内ユニットの要部であるトラックレール及び上面カ
バーの縦断面図である。
り案内ユニットの要部であるトラックレール及び上面カ
バーの縦断面図である。
【図10】図10は、本発明の第4実施例としての直動
転がり案内ユニットの要部であるトラックレール及び上
面カバーの縦断面図である。
転がり案内ユニットの要部であるトラックレール及び上
面カバーの縦断面図である。
【図11】図11は、前記第4実施例の他の直動転がり
案内ユニットの要部であるトラックレール及び上面カバ
ーの縦断面図である。
案内ユニットの要部であるトラックレール及び上面カバ
ーの縦断面図である。
【図12】図12は、第1の従来例としての直動転がり
案内ユニットの要部の、一部断面を含む斜視図である。
案内ユニットの要部の、一部断面を含む斜視図である。
【図13】図13は、図12に示した構成の正面図であ
る。
る。
【図14】図14は、図12及び図13に示した直動転
がり案内ユニットが具備するトラックレールをベッド上
に装着した状態を示す縦断面図である。
がり案内ユニットが具備するトラックレールをベッド上
に装着した状態を示す縦断面図である。
【図15】図15は、第2の従来例としての直動転がり
案内ユニットの平面図である。
案内ユニットの平面図である。
【図16】図16は、図15に関するK−K矢視図であ
る。
る。
1 トラックレール 1a 軌道溝(軌道) 1c 座ぐり部(挿通孔の一部をなす) 1d 孔(挿通孔の一部をなす) 1e 頂面(トラックレールの) 1f 側面(トラックレールの) 2 転動体循環路 2a 負荷軌道溝 2b リターン路 2c,2d 方向転換路 3 スライドユニット(摺動台) 4 ボール(転動体) 6 ケーシング 7a,7b エンドキャップ 8a,8b シール 10 べッド(所定架台) 17 ボルト(締結部材) 19 上面カバー 19a 本体部分(上面カバーの) 19b 係合部(上面カバーの)
Claims (14)
- 【請求項1】 所定架台上に固定するための締結部材を
挿通すべくトラックレールに形成された挿通孔を覆い該
トラックレールの長手方向に沿って延在する本体部分
と、該挿通孔に係合して該トラックレールに対して該本
体部分を固着状態とする係合部とからなることを特徴と
する上面カバー。 - 【請求項2】 前記係合部は前記挿通孔よりも大径であ
り、弾性変形することによって該挿通孔に嵌入せしめら
れることを特徴とする請求項1記載の上面カバー。 - 【請求項3】 前記係合部は、前記挿通孔に挿通された
締結部材の頂面と前記トラックレールの表面の位置との
間に介在することを特徴とする請求項1又は請求項2記
載の上面カバー。 - 【請求項4】 前記係合部は、上面カバーの本体部分と
は別体に形成されて該本体部分に取り付けられているこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1
記載の上面カバー。 - 【請求項5】 前記係合部は、前記本体部分に対して、
該本体部分の長手方向及び幅方向の少なくともいずれか
一方に若干可動であることを特徴とする請求項4記載の
上面カバー。 - 【請求項6】 上面カバーの本体部分と前記係合部とが
共に合成樹脂からなり、互いに一体成形されていること
を特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1記
載の上面カバー。 - 【請求項7】 前記係合部は、一端が閉塞された略筒状
であり、その閉塞端側から開放端側に向って漸次拡径す
ると共に所定部位から先は漸次縮径し、該所定部位の外
径が前記挿通孔の内径に比して大となされ、軸方向に平
行にして前記開放端へ開放する複数のスリットが周方向
に並設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項
6のうちいずれか1記載の上面カバー。 - 【請求項8】 上面カバーの本体部分が、前記トラック
レールの頂面両側縁から側面上部に至る屈曲延出部を有
することを特徴とする請求項1乃至請求項7のうちいず
れか1記載の上面カバー。 - 【請求項9】 上面カバーの本体部分の表面が着色され
ていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のうちい
ずれか1記載の上面カバー。 - 【請求項10】 長手方向に沿って軌道が形成されると
共に、所定架台上に固定するための締結部材を挿通すべ
き挿通孔が長手方向に並設されたトラックレールと、該
挿通孔を覆い該トラックレールの長手方向に沿って延在
する本体部分と該挿通孔に係合して該トラックレールに
対して該本体部分を固着状態とする係合部からなる上面
カバーとを備えたことを特徴とするトラックレールユニ
ット。 - 【請求項11】 前記挿通孔の内周面に、前記係合部を
係止せしめる凹部が形成されていることを特徴とする請
求項10記載のトラックレールユニット。 - 【請求項12】 長手方向に沿って軌道が形成されると
共に、所定架台上に固定するための締結部材を挿通すべ
き挿通孔が長手方向に並設されたトラックレールと、該
トラックレールに対して相対運動自在な摺動台と、前記
挿通孔を覆い該トラックレールの長手方向に沿って延在
する本体部分と該挿通孔に係合して該トラックレールに
対して該本体部分を固着状態とする係合部からなる上面
カバーとを備えたことを特徴とする案内ユニット。 - 【請求項13】 前記挿通孔の内周面に、前記係合部を
係止せしめる凹部が形成されていることを特徴とする請
求項12記載の案内ユニット。 - 【請求項14】 前記摺動台は、前記トラックレールの
軌道に対応する負荷軌道及びこれに略平行なリターン路
が形成されたケーシングと、該負荷軌道及びリターン路
と共に転動体循環路を形成する方向転換路が形成されて
該ケーシングの進行方向両端に結合されたエンドキャッ
プとを有し、該転動体循環路に配列収容されて前記軌道
上を転動しつつ循環して荷重を受ける複数の転動体を備
えていることを特徴とする請求項12又は請求項13記
載の案内ユニット。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09742095A JP3800636B2 (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | 上面カバー並びにこれを具備したトラックレールユニット及び案内ユニット |
| US08/604,845 US5622433A (en) | 1995-03-07 | 1996-02-22 | Top cover along with a track rail unit and guide unit on which it is equipped |
| EP96103381A EP0731283B1 (en) | 1995-03-07 | 1996-03-05 | Track rail unit comprising a top cover |
| DE69616618T DE69616618T2 (de) | 1995-03-07 | 1996-03-05 | Führungsschieneneinheit mit Abdeckung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09742095A JP3800636B2 (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | 上面カバー並びにこれを具備したトラックレールユニット及び案内ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08247146A true JPH08247146A (ja) | 1996-09-24 |
| JP3800636B2 JP3800636B2 (ja) | 2006-07-26 |
Family
ID=14191958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09742095A Expired - Lifetime JP3800636B2 (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | 上面カバー並びにこれを具備したトラックレールユニット及び案内ユニット |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5622433A (ja) |
| EP (1) | EP0731283B1 (ja) |
| JP (1) | JP3800636B2 (ja) |
| DE (1) | DE69616618T2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007064448A (ja) * | 2005-09-01 | 2007-03-15 | Nsk Ltd | 直動転がり案内ユニット |
| WO2019208233A1 (ja) * | 2018-04-24 | 2019-10-31 | Thk株式会社 | 案内装置 |
Families Citing this family (25)
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|---|---|---|---|---|
| DE19615075A1 (de) * | 1996-04-17 | 1997-10-23 | Schaeffler Waelzlager Kg | Führungsschiene für ein Linearlager |
| CH694023A5 (de) | 1998-12-28 | 2004-06-15 | Schneeberger Holding Ag | Linearbewegungsfuehrung. |
| DE19919247B4 (de) * | 1999-04-28 | 2014-10-16 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Führungsschiene für ein Linearlager |
| DE19953462B4 (de) * | 1999-11-05 | 2017-03-23 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Führungsschiene für ein Linearlager |
| DE19959508A1 (de) * | 1999-12-10 | 2001-06-13 | Schaeffler Waelzlager Ohg | Führungsschiene für ein Linearlager |
| JP2001227542A (ja) * | 2000-02-18 | 2001-08-24 | Thk Co Ltd | 運動案内装置 |
| DE10020132B4 (de) * | 2000-04-22 | 2015-06-11 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Linearführung |
| IT1315640B1 (it) * | 2000-06-16 | 2003-03-14 | Marco Mattioli | Apparato per piantare tappi. |
| DE10032473A1 (de) * | 2000-07-04 | 2002-01-17 | Schaeffler Waelzlager Ohg | Führungsschiene für ein Linearlager |
| DE10037812A1 (de) * | 2000-08-03 | 2002-02-14 | Schaeffler Waelzlager Ohg | Anordnung eines Abdeckbandes an einer Linearführung |
| DE10049348A1 (de) * | 2000-10-05 | 2002-04-18 | Rexroth Star Gmbh | Linearführungsanordnung |
| DE10153016A1 (de) * | 2001-10-26 | 2003-05-08 | Ina Schaeffler Kg | Anordnung eines Abdeckbandes an einer Linearführung |
| US20050044979A1 (en) * | 2002-06-20 | 2005-03-03 | Fort William H. | Park pawl actuator |
| DE10318612B4 (de) * | 2003-04-24 | 2009-01-02 | Bosch Rexroth Aktiengesellschaft | Linearführungseinrichtung |
| US7229213B2 (en) * | 2003-10-07 | 2007-06-12 | Nsk, Ltd. | Linear guide device |
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