JPH0824725B2 - ゴルフボール - Google Patents
ゴルフボールInfo
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- JPH0824725B2 JPH0824725B2 JP62017496A JP1749687A JPH0824725B2 JP H0824725 B2 JPH0824725 B2 JP H0824725B2 JP 62017496 A JP62017496 A JP 62017496A JP 1749687 A JP1749687 A JP 1749687A JP H0824725 B2 JPH0824725 B2 JP H0824725B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はゴルフボールに関するものである。
(従来の技術) ゴルフボールの表面に多数のディンプルを形成してゴ
ルフボールの飛行方向を安定化させようとする技術思想
については従来から種々の公知例がある。
ルフボールの飛行方向を安定化させようとする技術思想
については従来から種々の公知例がある。
ゴルフボールの飛行を安定化させるためにはできるだ
けディンプルをゴルフボール球面上に平均的に分散させ
ることが有利である。一方、ゴルフボールは金型内で成
型されて製造される関係上、その表面に上、下金型の合
せ面に沿ってディンプルの形成されない円型の帯状線部
分(パーティングライン)が形成されるのが通例であ
る。
けディンプルをゴルフボール球面上に平均的に分散させ
ることが有利である。一方、ゴルフボールは金型内で成
型されて製造される関係上、その表面に上、下金型の合
せ面に沿ってディンプルの形成されない円型の帯状線部
分(パーティングライン)が形成されるのが通例であ
る。
ところが、このようにゴルフボール球面上に1本のパ
ーティングラインが形成されると球面上の対称性が損わ
れるため、これを避けるために前記パーティングライン
のほかに適宜本数の最大円からなる円形帯状部分(以下
単に帯状線という)を形成して、ゴルフボール球面上に
できるだけ均等に帯状線が存在するようにしたゴルフボ
ールが知られている(たとえば特開昭60−234674号公
報)。
ーティングラインが形成されると球面上の対称性が損わ
れるため、これを避けるために前記パーティングライン
のほかに適宜本数の最大円からなる円形帯状部分(以下
単に帯状線という)を形成して、ゴルフボール球面上に
できるだけ均等に帯状線が存在するようにしたゴルフボ
ールが知られている(たとえば特開昭60−234674号公
報)。
上記のように適数本の帯状線をゴルフボール球面上に
均等に分散形成すると、ゴルフボール球面上には球状正
多面体が形成される。
均等に分散形成すると、ゴルフボール球面上には球状正
多面体が形成される。
ところで、ゴルフボール球面上に円形の帯状線とディ
ンプルとを形成し、それによってゴルフボールの飛行を
安定化させようとすれば、前記帯状線の本数をできるだ
け多くしてゴルフボール球面上にできるだけ均等に帯状
線とディンプルが分散せしめられるようにする必要があ
るが、これを従来の如く球状正多面体によって実現しよ
うとすれば、その帯状線の本数は6本が最大限であり、
それによって形成される球状正多面体は球状正20面体が
限度である。
ンプルとを形成し、それによってゴルフボールの飛行を
安定化させようとすれば、前記帯状線の本数をできるだ
け多くしてゴルフボール球面上にできるだけ均等に帯状
線とディンプルが分散せしめられるようにする必要があ
るが、これを従来の如く球状正多面体によって実現しよ
うとすれば、その帯状線の本数は6本が最大限であり、
それによって形成される球状正多面体は球状正20面体が
限度である。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、ゴルフボール球面上に適数本の帯状線を均
等に分散形成し、それによって球面正多角形を形成する
という方法ではゴルフボールの飛行の安定性を向上させ
る面で限界があることに想到し、球状正多面体以外の構
成を採用することによりさらに帯状線の本数を増加させ
ることを可能にし、しかもそれによってゴルフボール球
面上に形成される帯状線とディンプルとが可及的に均等
に分散せしめられるようにしようとするものである。
等に分散形成し、それによって球面正多角形を形成する
という方法ではゴルフボールの飛行の安定性を向上させ
る面で限界があることに想到し、球状正多面体以外の構
成を採用することによりさらに帯状線の本数を増加させ
ることを可能にし、しかもそれによってゴルフボール球
面上に形成される帯状線とディンプルとが可及的に均等
に分散せしめられるようにしようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記問題点を解決するための手段として、
表面に複数個のディンプルと、いずれのディンプルとも
交差しない最大円からなる帯状線をそなえたゴルフボー
ルにおいて、当該帯状線の本数を7本とし、且つ1つの
帯状線は金型上のパーティングラインとし、さらに3つ
の帯状線は、パーティングラインを6等分しパーティン
グライン上の6分割帯状線を一辺とする球状正三角形3
つと、パーティングライン上の6分割帯状線を一辺とす
る球状正四角形3つとを交互に形成せしめるものとし、
残り3つの帯状線は前記球状正四角形の対角線を延長し
て形成せしめることにより、球状ゴルフボール表面に球
状正三角形8ケと球状二等辺三角形24ケの合計32ケの三
角形領域を形成し、各三角形領域に帯状線と交差しない
様にディンプルを配置したものである。
表面に複数個のディンプルと、いずれのディンプルとも
交差しない最大円からなる帯状線をそなえたゴルフボー
ルにおいて、当該帯状線の本数を7本とし、且つ1つの
帯状線は金型上のパーティングラインとし、さらに3つ
の帯状線は、パーティングラインを6等分しパーティン
グライン上の6分割帯状線を一辺とする球状正三角形3
つと、パーティングライン上の6分割帯状線を一辺とす
る球状正四角形3つとを交互に形成せしめるものとし、
残り3つの帯状線は前記球状正四角形の対角線を延長し
て形成せしめることにより、球状ゴルフボール表面に球
状正三角形8ケと球状二等辺三角形24ケの合計32ケの三
角形領域を形成し、各三角形領域に帯状線と交差しない
様にディンプルを配置したものである。
(効果) 本発明では、1本のパーティングラインと6本の帯状
線とによりゴルフボール球面上に8ケの球面正三角形と
24ケの球面二等辺三角形が形成されるが、各球面二等辺
三角形の底辺は各球面正三角形の一辺と共通であって、
各球面正三角形と各球面二等辺三角形との間にはそれほ
ど大きな寸法上の差異はない。
線とによりゴルフボール球面上に8ケの球面正三角形と
24ケの球面二等辺三角形が形成されるが、各球面二等辺
三角形の底辺は各球面正三角形の一辺と共通であって、
各球面正三角形と各球面二等辺三角形との間にはそれほ
ど大きな寸法上の差異はない。
本発明では球面正多角形形状にこだわることなくゴル
フボール球面上に円形帯状線を形成するようにしたの
で、従来のゴルフボールでは最大限6本までであった円
形帯状線を7本にまで増やすことが可能となり、それだ
けゴルフボールの飛行の安定性が向上する効果がある。
フボール球面上に円形帯状線を形成するようにしたの
で、従来のゴルフボールでは最大限6本までであった円
形帯状線を7本にまで増やすことが可能となり、それだ
けゴルフボールの飛行の安定性が向上する効果がある。
(実施例) 第1の実施例 第1図及び第2図は本発明をいわゆるラージサイズの
ゴルフボールに適用した実施例を示している。
ゴルフボールに適用した実施例を示している。
第1図及び第2図に示すゴルフボールにおいては384
ケのディンプルとこれらのいづれのディンプルとも交差
しない且つ最大円からなる7本の円形帯状線(P,Q1,Q2,
Q3、R1,R2,R3)が形成されている。これらの各帯状線の
うち帯状線Pはゴルフボール製造用の金型の合せ面に沿
って形成されるいわゆるパーティングラインである。3
本の帯状線Q1,Q2,Q3は上記パーティングラインPを6等
分すべく等角度間隔で配置された帯状線である。これら
のパーティングラインPと3本の帯状線Q1,Q2,Q3により
ゴルフボール球面上にはパーティングラインPの一方側
に4つの球面正三角形(T1,T2,T3,T4)と3つの球面正
四角形(W1,W2,W3)が形成され、パーティングラインP
の他の一方側に4つの球面正三角形(T5,T6,T7,T8)と
3つの球面正四角形(W4,W5,W6)とが形成される。各球
面正三角形(T1〜T8)と各球面正四角形(W1〜W6)とは
交互に隣接配置されている(上記T8は図面上に現われて
いない)。
ケのディンプルとこれらのいづれのディンプルとも交差
しない且つ最大円からなる7本の円形帯状線(P,Q1,Q2,
Q3、R1,R2,R3)が形成されている。これらの各帯状線の
うち帯状線Pはゴルフボール製造用の金型の合せ面に沿
って形成されるいわゆるパーティングラインである。3
本の帯状線Q1,Q2,Q3は上記パーティングラインPを6等
分すべく等角度間隔で配置された帯状線である。これら
のパーティングラインPと3本の帯状線Q1,Q2,Q3により
ゴルフボール球面上にはパーティングラインPの一方側
に4つの球面正三角形(T1,T2,T3,T4)と3つの球面正
四角形(W1,W2,W3)が形成され、パーティングラインP
の他の一方側に4つの球面正三角形(T5,T6,T7,T8)と
3つの球面正四角形(W4,W5,W6)とが形成される。各球
面正三角形(T1〜T8)と各球面正四角形(W1〜W6)とは
交互に隣接配置されている(上記T8は図面上に現われて
いない)。
他の3本の帯状線R1,R2,R3は各球面正四角形(W1,〜W
6)の対角線となるもので、これらの3本の帯状線R1,
R2,R3により6ケの球面正四角形(W1〜W6)は24ケの球
面二等辺三角形(W11,W12,W13,W14〜W61,W62,W63,W64)
に等分割される。
6)の対角線となるもので、これらの3本の帯状線R1,
R2,R3により6ケの球面正四角形(W1〜W6)は24ケの球
面二等辺三角形(W11,W12,W13,W14〜W61,W62,W63,W64)
に等分割される。
この第1実施例のゴルフボール(ラージボール)にお
いては全て(384)のディンプルが相互に同一径(3.35m
m〜3.5mmの範囲で決定される)、同一深さ(0.22mm〜0.
29mmの範囲で決定される)とされ、それぞれ、各球面正
三角形(T1〜T8)又は各球面二等辺三角形(W11〜W64)
ごとにその領域内で均等に分散形成されている。因みに
第1図、第2図に示すゴルフボールでは各ディンプルの
直径を3.42mm、深さを0.29mmとしている。
いては全て(384)のディンプルが相互に同一径(3.35m
m〜3.5mmの範囲で決定される)、同一深さ(0.22mm〜0.
29mmの範囲で決定される)とされ、それぞれ、各球面正
三角形(T1〜T8)又は各球面二等辺三角形(W11〜W64)
ごとにその領域内で均等に分散形成されている。因みに
第1図、第2図に示すゴルフボールでは各ディンプルの
直径を3.42mm、深さを0.29mmとしている。
第2の実施例 第3図及び第4図に示すゴルフボールは本発明をいわ
ゆるスモールサイズのゴルフボールに適用したものであ
る。
ゆるスモールサイズのゴルフボールに適用したものであ
る。
このゴルフボールは、各帯状線P、Q1〜Q3、R1〜R3と
それによって区画形成される各球面正三角形(T1〜
T8)、同球面二等辺三角形(W11〜W64)の形状、配列な
らびに384の各ディンプルの配列は前記第1実施例の場
合と同じであるが、前記各ディンプルの寸法が各ディン
プル同一となっていない点で上記第1実施例のものと異
なっている。
それによって区画形成される各球面正三角形(T1〜
T8)、同球面二等辺三角形(W11〜W64)の形状、配列な
らびに384の各ディンプルの配列は前記第1実施例の場
合と同じであるが、前記各ディンプルの寸法が各ディン
プル同一となっていない点で上記第1実施例のものと異
なっている。
すなわち、この第2実施例のゴルフボールでは各ディ
ンプルについて4種類の寸法(大ディンプル、中ディン
プル、小ディンプル、最小ディンプル)があり、その分
類は次のようになっている。
ンプルについて4種類の寸法(大ディンプル、中ディン
プル、小ディンプル、最小ディンプル)があり、その分
類は次のようになっている。
(1) 各球面正三角形領域内における大ディンプル (1−1) 各球面正三角形T1〜T8の頂点部に位置する
ディンプル(Aディンプル)。
ディンプル(Aディンプル)。
(1−2) 各球面正三角形T1〜T8において各帯状線
(P、Q1〜Q3、R1〜R3)に沿って各中点に位置するディ
ンプル(Bディンプル)。
(P、Q1〜Q3、R1〜R3)に沿って各中点に位置するディ
ンプル(Bディンプル)。
(2) 各球面正三角形領域内における中ディンプル (2−1) 前記各AディンプルとBディンプルの中間
に位置するディンプル(Cディンプル)。
に位置するディンプル(Cディンプル)。
(3) 各球面正三角形領域内における小ディンプル (3−1) 前記A,B,C各ディンプルに囲まれた内側に
位置する3つのディンプル(Dディンプル)。
位置する3つのディンプル(Dディンプル)。
(4) 各球面二等辺三角形領域内における小ディンプ
ル (4−1) 各球面二等辺三角形の底辺の両端に位置す
るディンプル(Eディンプル)。
ル (4−1) 各球面二等辺三角形の底辺の両端に位置す
るディンプル(Eディンプル)。
(4−2) 各球面二等辺三角形の底辺の中点に位置す
るディンプル(Fディンプル)。
るディンプル(Fディンプル)。
(5) 各球面二等辺三角形領域における最小ディンプ
ル (5−1) 各球面二等辺三角形の頂点に位置するディ
ンプル(Gディンプル)。
ル (5−1) 各球面二等辺三角形の頂点に位置するディ
ンプル(Gディンプル)。
(6) 各球面二等辺三角形領域における中ディンプル (6−1) 前記Gディンプルに隣接するディンプル
(Hディンプル)。
(Hディンプル)。
(7) 各球面二等辺三角形領域における大ディンプル (7−1) 各球面二等辺三角形内においてE,F,G,H各
ディンプルを除いた残余(5つ)のディンプル(Iディ
ンプル)。
ディンプルを除いた残余(5つ)のディンプル(Iディ
ンプル)。
以上の4種類の大きさ(大、中、小、最小)のディン
プルの寸法は次の範囲内で適宜選択される。
プルの寸法は次の範囲内で適宜選択される。
大ディンプル(A,B,I各ディンプル) 直径=3.70〜3.90mm(本例=3.80mm) 深さ=0.20〜0.25mm(本例=0.22mm) 中ディンプル(C,H各ディンプル) 直径=3.50〜3.70mm(本例=3.60mm) 深さ=0.20〜0.25mm(本例=0.22mm) 小ディンプル(D,E,F各ディンプル) 直径=3.20〜3.50mm(本例=3.40mm) 深さ=0.20〜0.25mm(本例=0.22mm) 最小ディンプル(Gディンプル) 直径=2.80〜3.20mm(本例=3.00mm) 深さ=0.18〜0.20mm(本例=0.20mm) (実験例) テスト用ゴルフボールの試作 テスト用ゴルフボールは、[表1]に示す材料を加圧
型ニーダー(混練機)を用いて混練し、160℃、15分の
成形条件でコンプレッション成形機により直径38.40mm
のゴルフボール用コアを形成した。
型ニーダー(混練機)を用いて混練し、160℃、15分の
成形条件でコンプレッション成形機により直径38.40mm
のゴルフボール用コアを形成した。
次に、前記のようにして形成されたコアに対して、
[表2]に示す材料からなる事前にメルトブレンドされ
たアイオノマー樹脂(ハイミラン1605およびハイミラン
1706は、三井・デュポン ポリケミカル(株)製の商品
名)を射出成形機を用いて被覆し、本実施例(第5
図)、比較例1(第6図)および比較例2(第7図)の
ゴルフボールを夫々成形した。
[表2]に示す材料からなる事前にメルトブレンドされ
たアイオノマー樹脂(ハイミラン1605およびハイミラン
1706は、三井・デュポン ポリケミカル(株)製の商品
名)を射出成形機を用いて被覆し、本実施例(第5
図)、比較例1(第6図)および比較例2(第7図)の
ゴルフボールを夫々成形した。
なお、上記の射出成形機では、第5図(本実施例)に
示す帯状線7本を有する384個のディンプルを形成する
ための金型と、第6図(比較例1)に示す帯状線6本を
有する372個のディンプルを形成するための金型と、第
7図(比較例2)に示す帯状線6本を有する432個のデ
ィンプルを形成するための金型とを夫々用いて、各ディ
ンプルを形成した。この場合、形成された各ゴルフボー
ルのディンプルは、第5図〜第7図に示すように、深
さ、直径、数の異なる複数の種類で構成されている。
示す帯状線7本を有する384個のディンプルを形成する
ための金型と、第6図(比較例1)に示す帯状線6本を
有する372個のディンプルを形成するための金型と、第
7図(比較例2)に示す帯状線6本を有する432個のデ
ィンプルを形成するための金型とを夫々用いて、各ディ
ンプルを形成した。この場合、形成された各ゴルフボー
ルのディンプルは、第5図〜第7図に示すように、深
さ、直径、数の異なる複数の種類で構成されている。
以上のようにして形成されたゴルフボールの物性値を
「表3」に示す。
「表3」に示す。
テスト用ゴルフボールの試打 前記のようにして試作されたテスト用ゴルフボール
は、無風日を選んでスイングロボットにより試打テスト
を行なった。なお、前記ロボットでは、テーラーメイド
社製のメタルウッド(ロフト角9.5゜)のゴルフクラブ
を使用し、クラブヘッドのスピードを40m/secとした。
また、試打テストは、気象条件およびゴルフボールの打
点をランダンム化するため、本実施例のもの、比較例1
のもの、比較例2のものをランダムに取り出し、ティー
上にランダムに載置して行なった。
は、無風日を選んでスイングロボットにより試打テスト
を行なった。なお、前記ロボットでは、テーラーメイド
社製のメタルウッド(ロフト角9.5゜)のゴルフクラブ
を使用し、クラブヘッドのスピードを40m/secとした。
また、試打テストは、気象条件およびゴルフボールの打
点をランダンム化するため、本実施例のもの、比較例1
のもの、比較例2のものをランダムに取り出し、ティー
上にランダムに載置して行なった。
[表4]に、試打テストによる各ゴルフボールの着地
点(キャリー)までの距離の測定結果を示す。
点(キャリー)までの距離の測定結果を示す。
まとめ [表4]の結果から次のことが諒解される。
本実施例、比較例1および比較例2の着地点(キャリ
ー)までの距離の標準偏差を比較すると、本実施例が最
も小さくなっている。この場合、本実施例のゴルフボー
ルは、打点によらず飛行特性が最も安定していると理解
することができる。
ー)までの距離の標準偏差を比較すると、本実施例が最
も小さくなっている。この場合、本実施例のゴルフボー
ルは、打点によらず飛行特性が最も安定していると理解
することができる。
すなわち、比較例2の標準偏差は、本実施例および比
較例1よりも相当に大きくなっている。これは、比較例
1の帯状線が6本で且つその幅が広く、全体にディンプ
ルの分布が少ないため、ゴルフボールがどの方向に回転
した場合であっても、生じる乱流に大きな差が出ないと
考えられるが、比較例2の場合、帯状線のある部分とな
い部分とでディンプルの密度に著しい差があり、従っ
て、打点によってゴルフボールの周囲に生じる乱流に相
当な違いがあるためと考えられる。また、比較例1の標
準偏差が本実施例よりも大きいのは、6本の帯状線によ
って分割されたゴルフボール表面の面積が7本の帯状線
で分割した場合よりも大きいことが主とした原因である
と考えられる。
較例1よりも相当に大きくなっている。これは、比較例
1の帯状線が6本で且つその幅が広く、全体にディンプ
ルの分布が少ないため、ゴルフボールがどの方向に回転
した場合であっても、生じる乱流に大きな差が出ないと
考えられるが、比較例2の場合、帯状線のある部分とな
い部分とでディンプルの密度に著しい差があり、従っ
て、打点によってゴルフボールの周囲に生じる乱流に相
当な違いがあるためと考えられる。また、比較例1の標
準偏差が本実施例よりも大きいのは、6本の帯状線によ
って分割されたゴルフボール表面の面積が7本の帯状線
で分割した場合よりも大きいことが主とした原因である
と考えられる。
さらに、ゴルフボールの飛距離を検討すると、本実施
例のゴルフボールの飛距離が比較例1および2のものよ
りも大きくなっている。この場合、ディンプルの数とし
ては、本実施例のゴルフボールが比較例1および2の中
間であり、帯状線を除くその他の物性値は[表3]に示
すように極めて近似している。従って、この場合も前記
の標準偏差と同様に、帯状線によって分割されたゴルフ
ボール表面のパターンが飛距離に大きく関係しているも
のと考えられる。
例のゴルフボールの飛距離が比較例1および2のものよ
りも大きくなっている。この場合、ディンプルの数とし
ては、本実施例のゴルフボールが比較例1および2の中
間であり、帯状線を除くその他の物性値は[表3]に示
すように極めて近似している。従って、この場合も前記
の標準偏差と同様に、帯状線によって分割されたゴルフ
ボール表面のパターンが飛距離に大きく関係しているも
のと考えられる。
以上のように、本実施例のゴルフボールによれば、比
較例1および2のゴルフボールと比較して、飛行特性が
明らかに向上していることを確認することができる。
較例1および2のゴルフボールと比較して、飛行特性が
明らかに向上していることを確認することができる。
第1図は本発明の第1実施例にかかるゴルフボールの正
面図で、1つの球状正三角形を正面中央に配置した状態
を示している。第2図は第1図のゴルフボールを水平方
向に180゜回転させ且つ1つの球面正四角形を中央に配
置した状態における裏面図を示している。第3図は本発
明の第2実施例にかかるゴルフボールの正面図で、1つ
の球面正三角形を正面中央に配置した状態を示してい
る。第4図は第3図のゴルフボールを水平方向に180゜
回転させ且つ1つの球面正四角形を中央に配置した状態
における裏面図を示している。 第5図は本発明の実施例のゴルフボールとそのディンプ
ル構成を示している。第6図は第1比較例のゴルフボー
ルとそのディンプル構成を示している。第7図は第2比
較例のゴルフボールとそのディンプル構成を示してい
る。
面図で、1つの球状正三角形を正面中央に配置した状態
を示している。第2図は第1図のゴルフボールを水平方
向に180゜回転させ且つ1つの球面正四角形を中央に配
置した状態における裏面図を示している。第3図は本発
明の第2実施例にかかるゴルフボールの正面図で、1つ
の球面正三角形を正面中央に配置した状態を示してい
る。第4図は第3図のゴルフボールを水平方向に180゜
回転させ且つ1つの球面正四角形を中央に配置した状態
における裏面図を示している。 第5図は本発明の実施例のゴルフボールとそのディンプ
ル構成を示している。第6図は第1比較例のゴルフボー
ルとそのディンプル構成を示している。第7図は第2比
較例のゴルフボールとそのディンプル構成を示してい
る。
Claims (7)
- 【請求項1】表面に複数個のディンプルと、いずれのデ
ィンプルとも交差しない最大円からなる7本の帯状線と
を備え、1本の帯状線はゴルフボールの表面を2つの半
球面に分割する金型間のパーティングラインとし、さら
に3本の帯状線はパーティングラインを6等分し、パー
ティングライン上の6分割帯状線を一辺とする球状正三
角形3個と、パーティングライン上の6分割帯状線を一
辺とする球状正四角形3個とを各半球面に対して交互に
形成するとともに、前記3個の球状正三角形のパーティ
ングライン上にない3つの頂点で頂部球状正三角形を形
成し、残り3本の帯状線は前記各球状正四角形の2本の
対角線を延長して形成することにより、ゴルフボールの
全表面に球状正三角形8個と球状二等辺三角形24個の合
計32個の三角形領域を形成することを特徴とするゴルフ
ボール。 - 【請求項2】各球状正三角形領域に帯状線に沿って12個
のディンプルを配列し、さらにその内側に3個のディン
プルを正三角形状に配列し、各二等辺三角形領域に帯状
線に沿って10個のディンプルを配列し、さらにその内側
中央部に1個のディンプルを配置することにより384個
のディンプルを形成したことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のゴルフボール。 - 【請求項3】全てのディンプルが直径及び深さにおいて
同一寸法であることを特徴とする特許請求の範囲第2項
記載のゴルフボール。 - 【請求項4】ディンプルが深さ0.22mm〜0.29mmで直径3.
35mm〜3.50mmであることを特徴とする特許請求の範囲第
3項記載のゴルフボール。 - 【請求項5】全ての球状正三角形領域のディンプルの直
径または深さが3種類の寸法からなり、あるいは、ディ
ンプルの直径と深さが3種類の寸法からなり、全ての球
状二等辺三角形領域のディンプルの直径または深さが4
種類の寸法からなり、あるいは前記二等辺三角形領域の
ディンプルの直径と深さが4種類の寸法からなることを
特徴とする特許請求の範囲第2項記載のゴルフボール。 - 【請求項6】全ての球状正三角形領域で頂点部のディン
プルをAディンプルとし、帯状線に沿って各中点に位置
するディンプルをBディンプルとし、さらに前記Aディ
ンプルとBディンプルの間に位置するディンプルをCデ
ィンプルとし、前記A、B、C各ディンプルで囲まれた
内側に位置する3個のディンプルをDディンプルとした
とき、前記AディンプルとBディンプルを同径の大ディ
ンプルとし、前記Cディンプルをそれに次ぐ中ディンプ
ルとし、前記DディンプルをCディンプルに次ぐ小ディ
ンプルとし、さらに全ての球状二等辺三角形領域で底辺
の両端に位置するディンプルをEディンプルとし、同底
辺の中央に位置するディンプルをFディンプルとし、頂
点に位置するディンプルをGディンプルとし、前記Gデ
ィンプルに隣接する2個のディンプルをHディンプルと
し、残りの5個のディンプルをIディンプルとしたと
き、前記EディンプルとFディンプルを前記Dディンプ
ルと同径の小ディンプルとし、前記Gディンプルを前記
小ディンプルに次ぐ最小ディンプルとし、前記Hディン
プルを前記Cディンプルと同径の中ディンプルとし、前
記Iディンプルを前記A、B各ディンプルと同径の大デ
ィンプルとしたことを特徴とする特許請求の範囲第5項
記載のゴルフボール。 - 【請求項7】前記大ディンプルの深さを0.20mm〜0.25m
m、直径を3.70mm〜3.90mmとし、前記中ディンプルの深
さを0.20mm〜0.25mm、直径を3.50mm〜3.70mmとし、前記
小ディンプルの深さを0.20mm〜0.25mm、直径を3.20mm〜
3.50mmとし、さらに前記最小ディンプルの深さを0.18mm
〜0.20mm、直径を2.80mm〜3.20mmとしたことを特徴とす
る特許請求の範囲第6項記載のゴルフボール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62017496A JPH0824725B2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 | ゴルフボール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62017496A JPH0824725B2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 | ゴルフボール |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5002861A Division JP2558586B2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | ゴルフボール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63186670A JPS63186670A (ja) | 1988-08-02 |
| JPH0824725B2 true JPH0824725B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=11945609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62017496A Expired - Fee Related JPH0824725B2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 | ゴルフボール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0824725B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
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Family Cites Families (2)
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|---|---|---|---|---|
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| JPS61100270A (ja) * | 1984-10-23 | 1986-05-19 | 鎌田利株式会社 | ゴルフボ−ル製造装置 |
-
1987
- 1987-01-27 JP JP62017496A patent/JPH0824725B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63186670A (ja) | 1988-08-02 |
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