JPH08247757A - チューブの変形箇所の検出方法 - Google Patents
チューブの変形箇所の検出方法Info
- Publication number
- JPH08247757A JPH08247757A JP7055980A JP5598095A JPH08247757A JP H08247757 A JPH08247757 A JP H08247757A JP 7055980 A JP7055980 A JP 7055980A JP 5598095 A JP5598095 A JP 5598095A JP H08247757 A JPH08247757 A JP H08247757A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- deformed portion
- sphere
- compressed air
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ファイバユニットをその内部に挿通させる
ためのチューブの変形箇所の位置を簡便に検出する。 【構成】 長さLのチューブ1のA端からXの距離の点
でチューブが潰れている変形箇所2があると仮定する
(A)。A端からチューブの内部に、チューブの内径よ
りも僅かに小さな軽量の球体3を挿入する(B)。圧縮
空気Pを、A端からチューブ1内に導入して、球体3を
チューブ1の変形箇所2まで送り込む(C)。A側端の
開口に閉塞部4を形成して、チューブ1内の残圧を減圧
し、チューブ1内の圧力を大気圧と同じにする(D)。
ついで、規定の圧力の圧縮空気QをB端側から導入し、
導入開始から、球体3がA端から排出されるまでの排出
時間Tを測定する。変形箇所までの距離Xが大きいほど
排出時間Tは大きくなり、排出時間Tから距離Xを知る
ことができる。
ためのチューブの変形箇所の位置を簡便に検出する。 【構成】 長さLのチューブ1のA端からXの距離の点
でチューブが潰れている変形箇所2があると仮定する
(A)。A端からチューブの内部に、チューブの内径よ
りも僅かに小さな軽量の球体3を挿入する(B)。圧縮
空気Pを、A端からチューブ1内に導入して、球体3を
チューブ1の変形箇所2まで送り込む(C)。A側端の
開口に閉塞部4を形成して、チューブ1内の残圧を減圧
し、チューブ1内の圧力を大気圧と同じにする(D)。
ついで、規定の圧力の圧縮空気QをB端側から導入し、
導入開始から、球体3がA端から排出されるまでの排出
時間Tを測定する。変形箇所までの距離Xが大きいほど
排出時間Tは大きくなり、排出時間Tから距離Xを知る
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバユニットや
電線等の通信線材を挿通するためのチューブの変形箇所
を検出する方法に関するものである。
電線等の通信線材を挿通するためのチューブの変形箇所
を検出する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特公平2−22921号公報に示される
ように、あらかじめ布設されたチューブの中に圧縮空気
を用いて光ファイバユニットや光ファイバケーブル等を
挿通させる布設方法が知られている。この布設方法は、
チューブを布設した後に、通信線材を挿通できる利点が
あるが、布設したチューブが、外圧や衝撃によってつぶ
れたり、キンクを生じる等の変形が生じていた場合、通
信線材の挿通は、困難または不可能となるので、布設工
事前にチューブの障害点の有無を確認する必要がある。
チューブに障害が発生している場合には、その位置を特
定することが重要となる。
ように、あらかじめ布設されたチューブの中に圧縮空気
を用いて光ファイバユニットや光ファイバケーブル等を
挿通させる布設方法が知られている。この布設方法は、
チューブを布設した後に、通信線材を挿通できる利点が
あるが、布設したチューブが、外圧や衝撃によってつぶ
れたり、キンクを生じる等の変形が生じていた場合、通
信線材の挿通は、困難または不可能となるので、布設工
事前にチューブの障害点の有無を確認する必要がある。
チューブに障害が発生している場合には、その位置を特
定することが重要となる。
【0003】チューブのつぶれの試験方法としては、例
えば、実開平6−15009号公報に記載されているよ
うに、圧縮空気により硬球を挿通させる方法がある。し
かしながら、この方法では、長尺チューブ中におけるつ
ぶれ等の変形の有無は判別できるが、変形箇所の位置を
求めることができないという問題があった。
えば、実開平6−15009号公報に記載されているよ
うに、圧縮空気により硬球を挿通させる方法がある。し
かしながら、この方法では、長尺チューブ中におけるつ
ぶれ等の変形の有無は判別できるが、変形箇所の位置を
求めることができないという問題があった。
【0004】また、特表平2−500859号公報は、
チューブ内に圧縮ガスのパルスを導入し、チューブ内を
波面が進行することによる圧力変動を測定することによ
って、チューブの異常点を検出する方法が記載されてい
るが、圧縮ガスパルス発生装置、圧力検知装置、演算処
理部など多くの装置を必要とするものであり、高コスト
であるとともに簡便さに欠けるという問題がある。
チューブ内に圧縮ガスのパルスを導入し、チューブ内を
波面が進行することによる圧力変動を測定することによ
って、チューブの異常点を検出する方法が記載されてい
るが、圧縮ガスパルス発生装置、圧力検知装置、演算処
理部など多くの装置を必要とするものであり、高コスト
であるとともに簡便さに欠けるという問題がある。
【0005】さらに、前記特公平2−22921号公報
に示される方法を用い、チューブの変形によりその内径
が狭溢になり、光ファイバユニットが通過できなくなる
箇所まで光ファイバユニットを挿通させ、チューブの変
形位置を探査する方法も考えられるが、実際の布設工事
と同等の多くの時間と労力が必要となり、光ファイバユ
ニットの布設工事前の試験方法としては不適切であっ
た。
に示される方法を用い、チューブの変形によりその内径
が狭溢になり、光ファイバユニットが通過できなくなる
箇所まで光ファイバユニットを挿通させ、チューブの変
形位置を探査する方法も考えられるが、実際の布設工事
と同等の多くの時間と労力が必要となり、光ファイバユ
ニットの布設工事前の試験方法としては不適切であっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、光ファイバユニット等の通
信線材をその内部に挿通させるためのチューブの変形箇
所の位置を簡便に検出できるチューブの変形箇所の検出
方法を提供することを目的とするものである。
情に鑑みてなされたもので、光ファイバユニット等の通
信線材をその内部に挿通させるためのチューブの変形箇
所の位置を簡便に検出できるチューブの変形箇所の検出
方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の発明においては、圧縮空気を用いてその中に通信線
材を挿通させるためのチューブの変形箇所の検出方法に
おいて、前記チューブの内径よりも僅かに小さな直径の
軽量の球体を圧縮空気によって前記チューブ内に送り込
み、該チューブの変形箇所で停止した前記球体を逆方向
から導入した圧縮空気によって戻し、チューブの終端ま
で通過するのに要する時間を測定することを特徴とする
ものである。
載の発明においては、圧縮空気を用いてその中に通信線
材を挿通させるためのチューブの変形箇所の検出方法に
おいて、前記チューブの内径よりも僅かに小さな直径の
軽量の球体を圧縮空気によって前記チューブ内に送り込
み、該チューブの変形箇所で停止した前記球体を逆方向
から導入した圧縮空気によって戻し、チューブの終端ま
で通過するのに要する時間を測定することを特徴とする
ものである。
【0008】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載のチューブの変形箇所の検出方法において、前
記チューブの全長と、前記時間に基づいて、前記変形箇
所の位置を検出することを特徴とするものである。
1に記載のチューブの変形箇所の検出方法において、前
記チューブの全長と、前記時間に基づいて、前記変形箇
所の位置を検出することを特徴とするものである。
【0009】請求項3に記載の発明においては、請求項
1に記載のチューブの変形箇所の検出方法において、前
記球体を前記チューブの変形箇所に一時静置するため
に、前記軽量の球体を送り込んだ側のチューブを閉塞し
て、一時チューブ内の残圧を大気圧と等しくする工程が
あることを特徴とするものである。
1に記載のチューブの変形箇所の検出方法において、前
記球体を前記チューブの変形箇所に一時静置するため
に、前記軽量の球体を送り込んだ側のチューブを閉塞し
て、一時チューブ内の残圧を大気圧と等しくする工程が
あることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明は、請求項1に記載の発明によれば、チ
ューブの変形箇所で停止した球体を逆方向から導入した
圧縮空気によって戻す場合に、変形箇所からチューブの
終端まで通過するのに要する時間が、変形箇所までの長
さに対応するから、その時間を測定することによって、
変形箇所の位置を知ることができる。
ューブの変形箇所で停止した球体を逆方向から導入した
圧縮空気によって戻す場合に、変形箇所からチューブの
終端まで通過するのに要する時間が、変形箇所までの長
さに対応するから、その時間を測定することによって、
変形箇所の位置を知ることができる。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、前記チュ
ーブの全長と、前記時間に基づいて、前記変形箇所の位
置を検出することにより、精度の高いチューブの変形箇
所の検出ができる。
ーブの全長と、前記時間に基づいて、前記変形箇所の位
置を検出することにより、精度の高いチューブの変形箇
所の検出ができる。
【0012】また、請求項3に記載の発明によれば、軽
量の球体を送り込んだ側のチューブを閉塞して、球体を
チューブの変形箇所に一時静置して、一時チューブ内の
残圧を大気圧と等しくする工程を有することにより、変
形箇所の測定精度を向上できる。
量の球体を送り込んだ側のチューブを閉塞して、球体を
チューブの変形箇所に一時静置して、一時チューブ内の
残圧を大気圧と等しくする工程を有することにより、変
形箇所の測定精度を向上できる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明のチューブの変形箇所の検出
方法の一実施例を説明するための工程図である。図中、
1はチューブ、2は変形箇所、3は球体、4は閉塞部で
ある。図1(A)に示すように、チューブ1は両端をA
端,B端とし、長さはLであり、A端からXの距離の点
でチューブが潰れている変形箇所2があることを仮定し
ている。この変形箇所の位置を検出するために、図1
(B)〜(E)の4工程の手順を行なう。
方法の一実施例を説明するための工程図である。図中、
1はチューブ、2は変形箇所、3は球体、4は閉塞部で
ある。図1(A)に示すように、チューブ1は両端をA
端,B端とし、長さはLであり、A端からXの距離の点
でチューブが潰れている変形箇所2があることを仮定し
ている。この変形箇所の位置を検出するために、図1
(B)〜(E)の4工程の手順を行なう。
【0014】図1(B)は、球体の挿入工程である。試
験の対象とするチューブ1の片端、例えば、A端からチ
ューブ1の内部に、チューブ1の内径よりも僅かに小さ
な軽量の球体3を挿入する。球体3の直径は、少なくと
も挿通させようとする通信線材、例えば、光ファイバユ
ニットの外径よりも大きい必要がある。また、球体の直
径と試験の対象とするチューブの内径との差が小さ過ぎ
ると、光ファイバユニットの挿通性能に影響を与えるほ
どではないような些細なチューブの変形を異常点として
誤認するので、球体3の直径は、チューブ1の内径に対
して適当な隙間を与えるものでなければならない。一例
では、チューブ1が、外径が2mmの光ファイバユニッ
トを挿通する内径6mmのポリエチレンチューブの場
合、球体3の直径は、4〜5mm程度を選定することが
できる。
験の対象とするチューブ1の片端、例えば、A端からチ
ューブ1の内部に、チューブ1の内径よりも僅かに小さ
な軽量の球体3を挿入する。球体3の直径は、少なくと
も挿通させようとする通信線材、例えば、光ファイバユ
ニットの外径よりも大きい必要がある。また、球体の直
径と試験の対象とするチューブの内径との差が小さ過ぎ
ると、光ファイバユニットの挿通性能に影響を与えるほ
どではないような些細なチューブの変形を異常点として
誤認するので、球体3の直径は、チューブ1の内径に対
して適当な隙間を与えるものでなければならない。一例
では、チューブ1が、外径が2mmの光ファイバユニッ
トを挿通する内径6mmのポリエチレンチューブの場
合、球体3の直径は、4〜5mm程度を選定することが
できる。
【0015】図1(C)は、球体を変形箇所に移動させ
る工程である。軽量の球体3を変形箇所2まで到達させ
るのに十分な圧力の圧縮空気Pを、A端からチューブ1
内に導入して、球体3をチューブ1の変形箇所2まで送
り込む。この状態で、しばらくの間、球体を挿入した
側、すなわち、A端側より圧縮空気Pを吹き流し、球体
3がチューブ1の変形箇所2に到達したことを確実にす
る。
る工程である。軽量の球体3を変形箇所2まで到達させ
るのに十分な圧力の圧縮空気Pを、A端からチューブ1
内に導入して、球体3をチューブ1の変形箇所2まで送
り込む。この状態で、しばらくの間、球体を挿入した
側、すなわち、A端側より圧縮空気Pを吹き流し、球体
3がチューブ1の変形箇所2に到達したことを確実にす
る。
【0016】図1(D)は、減圧工程である。球体を挿
入した側(A側端)のチューブ1の開口を適当な手段で
閉塞して、閉塞部4を形成する。チューブ1内の残圧を
球体を挿入した端の反対側、すなわち、B端側より流出
させて減圧し、チューブ1内の圧力を大気圧と同じにす
ることにより、チューブ1内に搬送した球体3をチュー
ブ1の変形箇所2に一時的に静置させることができる。
入した側(A側端)のチューブ1の開口を適当な手段で
閉塞して、閉塞部4を形成する。チューブ1内の残圧を
球体を挿入した端の反対側、すなわち、B端側より流出
させて減圧し、チューブ1内の圧力を大気圧と同じにす
ることにより、チューブ1内に搬送した球体3をチュー
ブ1の変形箇所2に一時的に静置させることができる。
【0017】ここで述べる減圧を、A端側を閉塞せず
に、B端側を閉塞または両端を開放して、A端側から圧
縮空気を流出させると、チューブ1内の変形箇所2に搬
送しておいた球体3は、探査目標である変形箇所2があ
る地点に留まらず、チューブ1内の圧力勾配にしたがっ
て、A端側に移動してしまうので、変形箇所2がある地
点の位置の検出精度が劣化する。なお、この減圧工程
は、圧縮空気が導入されたチューブ1内を大気圧にし
て、次に行なわれる球体を逆送する工程の初期条件を常
に一定にするために行なうものである。
に、B端側を閉塞または両端を開放して、A端側から圧
縮空気を流出させると、チューブ1内の変形箇所2に搬
送しておいた球体3は、探査目標である変形箇所2があ
る地点に留まらず、チューブ1内の圧力勾配にしたがっ
て、A端側に移動してしまうので、変形箇所2がある地
点の位置の検出精度が劣化する。なお、この減圧工程
は、圧縮空気が導入されたチューブ1内を大気圧にし
て、次に行なわれる球体を逆送する工程の初期条件を常
に一定にするために行なうものである。
【0018】図1(E)は、球体を変形箇所からチュー
ブ端に逆送する工程である。上述したように、チューブ
1中の残圧を大気圧と同じにしておいてから、チューブ
1内に規定の圧力の圧縮空気QをB端側から導入し、B
端側での圧縮空気Qの導入開始から、球体3がA端から
排出されるまでの排出時間Tを測定する。変形箇所まで
の距離Xが大きいほど排出時間Tは大きくなり、排出時
間Tから距離Xを知ることができる。
ブ端に逆送する工程である。上述したように、チューブ
1中の残圧を大気圧と同じにしておいてから、チューブ
1内に規定の圧力の圧縮空気QをB端側から導入し、B
端側での圧縮空気Qの導入開始から、球体3がA端から
排出されるまでの排出時間Tを測定する。変形箇所まで
の距離Xが大きいほど排出時間Tは大きくなり、排出時
間Tから距離Xを知ることができる。
【0019】なお、図1(C)は、球体3を変形箇所2
に移動させる工程における圧縮空気Pと、図1(E)
は、球体3を変形箇所2からA端に逆送する工程におけ
る圧縮空気Qとは、同じである必要はない。圧縮空気P
は、球体3を変形箇所2まで移動できればよいのである
が、圧縮空気Qは、排出時間Tに関係するから、規定値
に維持する必要がある。
に移動させる工程における圧縮空気Pと、図1(E)
は、球体3を変形箇所2からA端に逆送する工程におけ
る圧縮空気Qとは、同じである必要はない。圧縮空気P
は、球体3を変形箇所2まで移動できればよいのである
が、圧縮空気Qは、排出時間Tに関係するから、規定値
に維持する必要がある。
【0020】さらに、厳密には、変形箇所2の位置に対
する排出時間Tは、チューブ長Lも関係するから、より
精密に変形箇所の位置を検出するためには、測定した時
間Tを、あらかじめ調べておいたチューブ長Lと変形箇
所までの距離Xと排出時間Tの関係から、変形箇所2の
位置を検出するようにする。
する排出時間Tは、チューブ長Lも関係するから、より
精密に変形箇所の位置を検出するためには、測定した時
間Tを、あらかじめ調べておいたチューブ長Lと変形箇
所までの距離Xと排出時間Tの関係から、変形箇所2の
位置を検出するようにする。
【0021】図2は、任意のチューブ長の変形箇所の測
定データの参照とするために、内径6mmのチューブと
直径4.8mmのナイロン球を用いて既知の長さのチュ
ーブの既知の1箇所にチューブの変形箇所を作り、その
位置を変えて、上述した工程で排出時間を測定した実験
データである。
定データの参照とするために、内径6mmのチューブと
直径4.8mmのナイロン球を用いて既知の長さのチュ
ーブの既知の1箇所にチューブの変形箇所を作り、その
位置を変えて、上述した工程で排出時間を測定した実験
データである。
【0022】図3は、図2の測定データを表わしたグラ
フである。変形箇所からチューブ端までの距離が同じで
も、球体の排出時間が異なる理由は、圧力勾配が生じる
ためと考えられる。したがって、チューブの内径が大き
い場合には、チューブ長Lの影響は小さいが、小径のチ
ューブの場合は、チューブ長Lの影響は大きくなる。し
たがって、図3と同様のあらかじめ検証しておくデータ
を多く用意しておくほど、任意のチューブ長におけるチ
ューブの変形位置の検出の精度は向上する。
フである。変形箇所からチューブ端までの距離が同じで
も、球体の排出時間が異なる理由は、圧力勾配が生じる
ためと考えられる。したがって、チューブの内径が大き
い場合には、チューブ長Lの影響は小さいが、小径のチ
ューブの場合は、チューブ長Lの影響は大きくなる。し
たがって、図3と同様のあらかじめ検証しておくデータ
を多く用意しておくほど、任意のチューブ長におけるチ
ューブの変形位置の検出の精度は向上する。
【0023】図3を利用して、本発明によるチューブの
変形箇所の検出の実施例を図4に示す。図4は、図3と
同じグラフである。内径6mm、全長900mmのチュ
ーブに対して片端より600mの位置にチューブのつぶ
れを故意に作成し、かつこの位置を未知のものと仮定す
る。用いた球体は、図3の場合と同じであり、外径4.
8mmのナイロン球である。これを変形位置まで搬送
し、チューブ内を大気圧にした後、排出圧力8kg/c
m2 で排出させた。排出に要した時間は73秒72であ
った。図3のデータでは、チューブ長900mのデータ
はないから、図4上にチューブ長900mの場合の推定
曲線を描く。破線が900mの場合の推定曲線である。
この推定曲線上で、排出時間73秒72に対応する縦軸
の値を読み取ることにより、変形箇所からチューブ端ま
での距離が600mであることが検出できる。
変形箇所の検出の実施例を図4に示す。図4は、図3と
同じグラフである。内径6mm、全長900mmのチュ
ーブに対して片端より600mの位置にチューブのつぶ
れを故意に作成し、かつこの位置を未知のものと仮定す
る。用いた球体は、図3の場合と同じであり、外径4.
8mmのナイロン球である。これを変形位置まで搬送
し、チューブ内を大気圧にした後、排出圧力8kg/c
m2 で排出させた。排出に要した時間は73秒72であ
った。図3のデータでは、チューブ長900mのデータ
はないから、図4上にチューブ長900mの場合の推定
曲線を描く。破線が900mの場合の推定曲線である。
この推定曲線上で、排出時間73秒72に対応する縦軸
の値を読み取ることにより、変形箇所からチューブ端ま
での距離が600mであることが検出できる。
【0024】ここで得られた検出値600mは、実験時
に未知の値として設定した600mと一致するので、本
発明によるチューブの変形箇所の検出方法が有効である
ことが確認できる。
に未知の値として設定した600mと一致するので、本
発明によるチューブの変形箇所の検出方法が有効である
ことが確認できる。
【0025】同様の実験例として、全長450mのチュ
ーブに対して片端より300mの位置のチューブのつぶ
れを作り実験した場合には、ナイロン球の排出に23秒
95の時間を要した。この場合にも障害位置がチューブ
端より300mの位置にあることが図4より判断でき、
この値は実験時に未知の値として設定した値と一致する
ので、本発明による値の変形箇所の検出方法が、任意の
チューブ長と任意の障害位置に対して有効であることが
確認できる。
ーブに対して片端より300mの位置のチューブのつぶ
れを作り実験した場合には、ナイロン球の排出に23秒
95の時間を要した。この場合にも障害位置がチューブ
端より300mの位置にあることが図4より判断でき、
この値は実験時に未知の値として設定した値と一致する
ので、本発明による値の変形箇所の検出方法が、任意の
チューブ長と任意の障害位置に対して有効であることが
確認できる。
【0026】上述した検出方法では、図を利用して説明
したが、このようなデータをマイコンに記憶させておい
たり、近似式を記憶させておいて、演算させるようにし
てもよい。また、変形位置を距離の値として検出するも
のに限らず、所定の位置、例えば、中間点より前である
か、後であるかなどのような検出を行なうようにしても
よい。
したが、このようなデータをマイコンに記憶させておい
たり、近似式を記憶させておいて、演算させるようにし
てもよい。また、変形位置を距離の値として検出するも
のに限らず、所定の位置、例えば、中間点より前である
か、後であるかなどのような検出を行なうようにしても
よい。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、基本的には、圧縮空気を発生させる装置と軽
量の球体とストップウオッチ等の計時装置の3点の道具
だけで簡便にチューブの変形箇所を検出することが可能
になるので、圧縮空気を用いて光ファイバユニット・光
ファイバケーブルを布設工事する際の事前確認試験を短
時間で低コストで実現できるという効果がある。
によると、基本的には、圧縮空気を発生させる装置と軽
量の球体とストップウオッチ等の計時装置の3点の道具
だけで簡便にチューブの変形箇所を検出することが可能
になるので、圧縮空気を用いて光ファイバユニット・光
ファイバケーブルを布設工事する際の事前確認試験を短
時間で低コストで実現できるという効果がある。
【0028】さらに、チューブの全長を考慮すること、
あるいは、送り込んだ側のチューブを閉塞する手段を採
用することにより、より精度の高い検出を行なうことが
できる。
あるいは、送り込んだ側のチューブを閉塞する手段を採
用することにより、より精度の高い検出を行なうことが
できる。
【図1】本発明のチューブの変形箇所の検出方法の一実
施例を説明するための工程図である。
施例を説明するための工程図である。
【図2】実験による測定データの一例の説明図である。
【図3】図2の測定データを表わしたグラフである。
【図4】変形箇所の検出の一実施例の説明図である。
1…チューブ、2…変形箇所、3…球体、4…閉塞部。
Claims (3)
- 【請求項1】 圧縮空気を用いてその中に通信線材を挿
通させるためのチューブの変形箇所の検出方法におい
て、前記チューブの内径よりも僅かに小さな直径の軽量
の球体を圧縮空気によって前記チューブ内に送り込み、
該チューブの変形箇所で停止した前記球体を逆方向から
導入した圧縮空気によって戻し、前記チューブの終端ま
で通過するのに要する時間を測定することにより、前記
変形箇所の位置を検出することを特徴とするチューブの
変形箇所の検出方法。 - 【請求項2】 前記チューブの全長と、前記時間に基づ
いて、前記変形箇所の位置を検出することを特徴とする
請求項1に記載のチューブの変形箇所の検出方法。 - 【請求項3】 前記球体を前記チューブの変形箇所に一
時静置するために、前記軽量の球体を送り込んだ側のチ
ューブを閉塞して、一時チューブ内の残圧を大気圧と等
しくする工程があることを特徴とする請求項1または2
に記載のチューブの変形箇所の検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7055980A JPH08247757A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | チューブの変形箇所の検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7055980A JPH08247757A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | チューブの変形箇所の検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08247757A true JPH08247757A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=13014233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7055980A Pending JPH08247757A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | チューブの変形箇所の検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08247757A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115139542A (zh) * | 2021-03-30 | 2022-10-04 | 京洛株式会社 | 结构体的制造方法 |
-
1995
- 1995-03-15 JP JP7055980A patent/JPH08247757A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115139542A (zh) * | 2021-03-30 | 2022-10-04 | 京洛株式会社 | 结构体的制造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20120006117A1 (en) | Method and Apparatus for Locating Cable Faults | |
| US6456370B1 (en) | Method of measuring bending loss with an optical time domain reflectometer | |
| DE3884085T2 (de) | Prüfen von Leitungen. | |
| US5500730A (en) | Method and apparatus for determining the distance to a reflective event | |
| JPH08247757A (ja) | チューブの変形箇所の検出方法 | |
| KR20200089131A (ko) | 장대를 이용한 콘크리트 구조물 검사장치 | |
| CA2201229C (en) | Nondestructive inspection method of polymer insulator and apparatus for performing the same | |
| JP3210491B2 (ja) | 内径計測方法 | |
| EP2063276A1 (en) | Partial discharge detection method and partial discharge detection device | |
| EP1705491B1 (en) | Partial discharge detection method and apparatus | |
| US20240003848A1 (en) | Method and system for testing a pipe | |
| US6386037B1 (en) | Void detector for buried pipelines and conduits using acoustic resonance | |
| JP2002148244A (ja) | コンクリート構造物の調査・診断方法 | |
| KR20000065831A (ko) | 광섬유를 이용한 건축 구조물의 내부균열 감지센서 | |
| US7963032B2 (en) | Method for determining the position of a wire fitting on a wire | |
| CN111639519B (zh) | 活体检测方法及装置 | |
| US8875580B2 (en) | Method and apparatus to detect wire pathologies near crimped connector | |
| JPH0735152A (ja) | 角度検出機能付球面継手および管路の曲率測定装置 | |
| JPH1010055A (ja) | 電線の圧縮接続部を検査する非破壊検査方法及び検査装置 | |
| JPH05264512A (ja) | 配管の検査方法及び装置 | |
| KR102774175B1 (ko) | 다축 자기 센서를 포함하는 전주 내부 강선의 파단 검출장치를 이용한 콘크리트 전주 내부 강선의 파단 검출 방법 | |
| JPH0727815A (ja) | 部分放電発生位置の標定方法 | |
| KR102237102B1 (ko) | 콘크리트 전주 철근 검사 장비 | |
| JP3484366B2 (ja) | 管路内部点検方法および管路内部点検装置 | |
| KR19980062839U (ko) | 배관파이프의 길이 및 이물질 측정장치 |