JPH082487Y2 - スクリユゥグロメット - Google Patents

スクリユゥグロメット

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JPH082487Y2
JPH082487Y2 JP1989101412U JP10141289U JPH082487Y2 JP H082487 Y2 JPH082487 Y2 JP H082487Y2 JP 1989101412 U JP1989101412 U JP 1989101412U JP 10141289 U JP10141289 U JP 10141289U JP H082487 Y2 JPH082487 Y2 JP H082487Y2
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screw member
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吾郎 浅見
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は取付部材の取付孔への挿入状態でおねじが螺
合されて取付部材に固定されるスクリユウグロメツトに
関する。
〔従来の技術〕
自動車では、種々の部材の取付にスクリユウグロメツ
トが用いられている。例えば、リアウインドガラスの周
縁部に配設されるモールの取付用スクリユウグロメツト
では、モールが係止されるとともにボデーパネルの取付
孔に挿入固定されてモールをボデーパネルに係止できる
ようになっている。
この種のスクリユウグロメツトとしては、おねじ貫通
用の貫通孔を有する頭部の下面からその下方に廷出され
る脚部に薄肉部を介してめねじ部材が連結される構造の
ものがある(特開昭61-192908号、実開昭63-8410号)。
この構造によれば、めねじ部材が脚部と共にボデーパネ
ルの取付孔に挿入され、この挿入状態で頭部の貫通孔を
通してめねじ部材にタツピングスクリユウが螺合される
ようになっている。そして、めねじ部材にタツピングス
クリユウが螺合されると、薄肉部を破断して脚部内側に
めねじ部材が入り込んで脚部を拡径し、この脚部の拡径
によって脚部と頭部との間にボデーパネルを挟持してボ
デーパネルに固定されるようになっている。
しかしながら、この構造では、使用時にタツピングス
クリユウの螺合によって薄肉部が破断されるため、取り
外し時にタツピングスクリユウを弛めると、めねじ部材
がタツピングスクリユウから離脱してボデーパネルの内
側に落下し、場合によってはめねじ部材を取り出せなく
なる。また、取り外し時にめねじ部材が脚部から離脱す
るので、使用後は再使用できない。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は上記事実を考慮し、取り外し時にタツピング
スクリユウ等のおねじを弛めてもめねじ部材が落下する
ことがなく、しかも再使用できるスクリユウグロメツト
を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段」 本考案のスクリュウグロメットは、取付部材の取付孔
への挿入状態でおねじが螺合されて取付部材に固定され
るスクリュウグロメットであって、おねじ貫通用の貫通
孔を有する頭部と、前記頭部の下面から廷出されて前記
取付孔に挿入される脚部と、前記脚部の中空部に回転不
可能且つ脚部廷出方向に移動可能に収納されて前記貫通
孔を通しておねじが螺合されるめねじ部材と、前記脚部
の側壁に穿設され脚部の内外を連通させる窓と、前記め
ねじ部材から突設され前記窓から外側へ弾性的に突出し
てめねじ部材を前記脚部から離脱しないように脚部に係
止されるとともに、前記頭部に接近する方向へのめねじ
部材の移動によって頭部との間に取付部材を挟持し、頭
部から離間する方向へのめねじ部材の移動によって窓の
下縁に当たって内側に弾性変形し脚部の中空部へ収納さ
れ、脚部の中空部を弾性的に押圧してめねじ部材を脚部
から離脱しないように保持する爪と、を有することを特
徴としている。
〔作用〕
本考案のスクリュウグロメットでは、脚部の側壁に窓
が形成されている。めねじ部材は、爪を内側に撓ませて
脚部の先端側から脚部の中空部に挿入され、爪が窓に達
したとき、爪が弾性的に広がって窓から外側に突出し
て、めねじ部材が脚部に組付けられる。
スクリュウグロメットを取付部材に固定する時は、め
ねじ部材が組付けられた脚部が取付部材の取付孔に挿入
される。このとき、爪が取付孔に当たって内側に弾性変
形するため、爪は取付孔を通過可能となる。
爪が取付部材の取付孔を通過すると、爪が弾性復元し
て窓から突出し、取付部材へ仮止めされた状態になる。
この状態で、めねじ部材に頭部の貫通孔を通じておねじ
が螺合されると、めねじ部材が頭部に接近する方向に移
動するため、爪と頭部との間に取付部材が挟持され、ス
クリュウグロメットは取付部材に固定される。
スクリュウグロメットが取付部材に固定された状態で
おねじを弛めると、おねじは頭部から離れるため、ここ
でおねじを押し込むことが可能になる。おねじの押し込
みによって、めねじ部材は頭部から離れる方向に移動
し、爪は、窓の下縁に当たって脚部の中空部に収納され
る。このとき、爪は弾性力によって、脚部の中空部を外
側に向けて押圧する。このため、めねじ部材は脚部に保
持され、離脱しない。
また、爪が脚部の中空部に収納されているので、爪は
取付孔を通過可能となる。これによって、脚部をめねじ
部材とともに取付孔から抜き出し、スクリュウグロメッ
トを取付部材から取り外すことができる。
スクリュウグロメットを取付部材から取り外した後
は、めねじ部材を押し込んで頭部に近づく方向に移動さ
せると、爪が再び弾性力で窓から突出して、使用前の状
態に戻るため、再使用できる。
〔実施例〕
第1図及び第13図には、本考案が適用されたスクリユ
ウグロメツト10が示されている。
このスクリユウグロメツト10では、第1図に示される
如くタツピングスクリユウ12と組み合わされてモール14
の取付に用いられるようになっている。
モール14は第14図に示される如く自動車のボデーパネ
ル18に取りつけられてリアウインドガラス16の周縁部を
隠蔽するようになっている。このモール14は第1図に示
される如く幅方向両端部が略U字状に折り曲げられ、幅
方向両端部間を通してスクリユウグロメツト10の一部が
差し込まれてスクリユウグロメツト10に係止されるよう
になっている。ボデーパネル18には、略矩形の取付孔20
が形成され、この取付孔20にスクリユウグロメツト10が
挿入され、この挿入状態でスクリユウグロメツト10にタ
ツピングスクリユウ12が螺合されることによりスクリユ
ウグロメツト10が固定されるようになっており、これに
よってモール14がスクリユウグロメツト10を介してボデ
ーパネル18に取りつけられるようになっている。
スクリユウグロメツト10について詳しく説明すると、
第1図、第2図に示される如く矩形板状の頭部22の周縁
一辺から上方(第1図、第2図)に向けて係止片24が突
出されているとともに頭部22の下面(第1図、第2図下
側の面)からその下方(第1図、第2図下方)に脚部26
が突出されている。
頭部22には、第9図にも示される如く略中央部に貫通
孔28が形成され、この貫通孔28を通してタツピングスク
リユウ12が螺合されるようになっている。この貫通孔28
の周囲には頭部22の上面(第1図、第2図上側の面)か
ら径の異なる二個の小径筒部30、32が同軸的に且つ略同
等高さに突出されているとともに小径筒部30、32の周囲
にリブ34が突出されている。
小径筒部30、32はタツピングスクリユウ12の頭部より
も小径で、頭部22の貫通孔28へのタツピングスクリユウ
12の挿入時に先端にタツピングスクリユウ12の頭部が当
接してタツピングスクリユウ12の挿入量を制限するとと
もにタツピングスクリユウ12の非螺合状態における挿入
限でタツピングスクリユウ12の頭部に指を引っ掛けて容
易にタツピングスクリユウ12を抜き出し可能とするよう
になっている。また、小径筒部30、32は薄肉で、タツピ
ングスクリユウ12の螺合状態で先端にタツピングスクリ
ユウ12の頭部が当接してタツピングスクリユウ12のゆる
み止めとして作用されるようになっている。タツピング
スクリユウ12の螺合状態では小径筒部30、32がタツピン
グスクリユウ12の締め付け力で変形することもある。な
お、径の小さい小径筒部30は他方の小径筒部32よりも若
干薄肉となっている。
リブ34は径の大きい小径筒部32の外側に小径筒部32を
包囲するように複数個設けられている。これらのリブ34
は小径筒部32の近傍部分で第3図、第4図にも示される
如く各小径筒部30、32よりも若干量高くなっており、タ
ツピングスクリユウ12の挿入限でタツピングスクリユウ
12の頭部に他の周辺部材や作業時に作業者の指等が引っ
掛からないようにする構成となっている。
係止片24は中間部が略直角に屈曲されて先端部が頭部
22の上方(脚部26の反対側)で頭部22から離れる方向に
廷出されている。この係止片24の両側部からは細幅の突
片36が互いに離れる方向に突出し、これらは両者間の間
隔が先端にかけて徐々に拡がっている。この係止片24に
は、第3図にも示される如く突片36の突出側と反対側の
中間部に凹部38が形成されている。凹部38は突片36と共
にモール14の係止用となっている。すなわち、モール14
の係止時には、突片36の先端がモール14の幅方向両端部
間を通してモール14の内側に差し込まれた状態で第1図
矢印B方向に回転され、この回転によって第5図に示さ
れる如くモール14の内側に突片36が差し込まれた状態で
凹部38にモール14の幅方向一端部が収容されてモール14
が係止されるようになっている。
脚部26は第3図、第4図にも示される如く頭部22の貫
通孔28と同軸的に連通する中空部を有した断面四角形状
の筒状で、頭部22の貫通孔28を通して内側にタツピング
スクリユウ12が挿入されるようになっている。また、脚
部26は第11図、第12図にも示される如く先端部が先細り
形状となっていてボデーパネル18の取付孔20に容易に挿
入できるようになっている。また、脚部26は頭部22への
連結基部付近にシール部材40が嵌合され、この嵌合状態
でボデーパネル18の取付孔20に挿入されるようになって
いる。シール部材40は柔軟材料であり、ボデーパネル18
の取付孔20への脚部26の挿入状態で第5図に示される如
くボデーパネル18の表面と頭部22との間に介在されて両
者間をシールするようになっている。
脚部26には、第8図、第13図にも示される如く頭部22
への連結基部付近に内外を連通する窓42が脚部26の軸心
を挟んで互いに対向する対向壁にそれぞれ形成されてい
る。また、これらの窓42が形成されていない残りの対向
壁には、第11図、第12図にも示される如く先端部から互
いに平行な一対のスリツト43が形成され、これらのスリ
ツト43間を弾性片44として中空部の拡縮方向(矢印A方
向)に弾性変形可能としている。
これらの各弾性片44には、基部付近に略矩形の係合孔
50が形成されているとともに裏面に係合孔50に対応して
係合溝52が形成されている。係合溝52は弾性片44の先端
から脚部26の基部付近にかけて設けられていてその中間
部が係合孔50と連通されている。
脚部26の内周には、第3図、第4図に示される如く頭
部22への連結基部付近に小突起46が形成されている。
小突起46は窓42に隣接する対向壁裏面に沿って頭部22
の貫通孔28の周囲一部を包囲するように互いに対向して
一対設けられて頭部22の貫通孔28の軸長を延長してい
る。この小突起46は窓42に面する部分が頭部22側に向け
て登り勾配の斜面54となっている。
この脚部26には、内側に第3図、第4図にも示される
如くめねじ部材48が収容されるようになっており、めね
じ部材48の収容状態で第5図に示される如くボデーパネ
ル18の取付孔20に挿入されるようになっている。
めねじ部材48は脚部26の中空部に対応して外周断面形
状が略矩形に形成され、脚部26の先端から脚部26の内側
に挿入されて脚部26の内側に回転不可能且つ脚部上下方
向に移動可能に収容されるようにようになっている。こ
のめねじ部材48には、軸心部に螺合孔56が形成され、脚
部26の内側への収容状態で頭部22の貫通孔28を通して螺
合孔56にタツピングスクリユウ12が螺合されるようにな
っている。
このめねじ部材48には、第1図に示される如く外周に
係合突起58が一体に形成されている。
係合突起58は脚部26の内側への収容時に脚部26の係合
溝52に係合され、係合溝52に案内されて係合孔50と対応
するようになっている。この係合突起58は脚部26の内側
へのめねじ部材48の収容時に弾性片44を脚部拡径方向
(矢印A方向)に弾性変形して係合溝52に係合され、係
合孔50と対応すると、第4図に示される如く弾性片44の
弾性力で係合孔50内に入り込むようになっている。
係合孔50内に係合突起58が入り込んだ状態では、脚部
上下方向(脚部廷出方向)へのめねじ部材48の移動が制
限されるが(仮止め状態)、この状態はタツピングスク
リユウ12の締め付け力あるいはめねじ部材48を脚部下方
(頭部から離間する方向)に大きな力で押し込んだとき
の押圧力で解除されるようになっている。すなわち、係
合孔50内に係合突起58が入り込んだ仮止め状態でめねじ
部材48の螺合孔56にタツピングスクリユウ12が螺合され
ると、このときのタツピングスクリユウ12の締め付け力
でめねじ部材48に脚部上方(頭部に接近する方向)への
移動力が付与され、この移動力で第6図に示される如く
係合孔50内から係合突起58が抜き出されるようになって
いる。また、係合孔50内に係合突起58が入り込んだ仮止
め状態でめねじ部材48を脚部下方(頭部から離間する方
向)へ大きな力で押し込んだときには、このときの押圧
力でめねじ部材48に脚部下方への移動力が付与され、こ
の移動力で第7図に示される如く係合孔50内から係合突
起58が抜き出されるようになっている。
このめねじ部材48からは係合突起58が形成されていな
い残りの外周面からそれぞれ軸方向に爪60が一体に延長
されている。爪60のめねじ部材48との連結基部には溝61
が形成されて爪60の先端部を互いに接離可能としてい
る。これらの爪60の間はめねじ部材48の螺合孔56にタツ
ピングスクリユウ12を案内するガイド面となっている。
これらの爪60は脚部26の内側へのめねじ部材48の収容
時に先端から脚部26の内側に挿入されるようになってい
る。また、これらの爪60は自由状態でめねじ部材48との
連結基部から先端部にかけて外径寸法が徐々に大きくな
るテーパ状となっており、最大外径寸法D(第1図に図
示)が脚部26の内径寸法よりも大とされ、脚部26の内側
へのめねじ部材48の収容時に互いに接近する方向に弾性
変形されるようになっている。なお、それぞれの爪60に
は、テーパ面に隣接して互いに反対向きに傾斜する斜面
70が形成され、脚部26の内側へのめねじ部材48の収容時
に斜面70に治具等が当接されて互いに接近する方向に弾
性変形されるようになっている。
これらの爪60は第4図に示される如く脚部26の係合孔
50内にめねじ部材48の係合突起58が入り込むめねじ部材
48の仮止め位置では第3図に示される如く脚部26の窓42
を通して脚部26の内側から外側に突出してめねじ部材48
を脚部下方に離脱しないように脚部26に係止するように
なっている。また、ボデーパネル18の取付孔20への脚部
26の挿入によってボデーパネル18の取付孔20を通過し、
第6図に示される如くめねじ部材48へのタツピングスク
リユウ12によって頭部22との間にボデーパネル18を挟持
できるようになっている。すなわち、ボデーパネル18の
取付孔20への脚部26の挿入時には、脚部26の窓42を通し
て脚部26の外側に突出している爪60がボデーパネル18の
取付孔20の内周に当接して脚部26の内側に弾性変形しつ
つボデーパネル18の取付孔20を通過するが、その後は第
5図に示される如く爪60が形状復元して脚部26の内側か
ら外側に突出する。そして、この状態でめねじ部材48の
螺合孔56にタツピングスクリユウ12が螺合されると、め
ねじ部材48が脚部26の上方(頭部22に接近する方向)に
移動し、この移動によって脚部26の小突起46の斜面54に
爪60が当接して押し拡げられ、この移動と変形で第6図
に示される如く爪60が押し拡げられた状態でボデーパネ
ル18の裏面に当接して爪60と頭部22との間にボデーパネ
ル18が挟持される。
また、これらの爪60は脚部26の係合孔50内にめねじ部
材48の係合突起58が入り込むめねじ部材48の仮止め位置
よりも脚部下側(頭部22から離間する側)のめねじ部材
48の収容位置では脚部26の外側から内側に弾性変形され
てボデーパネル18の取付孔20を通過可能となるとともに
弾性力で脚部26の内周面に押圧されてめねじ部材48を脚
部下方に離脱しないように脚部26に保持するようになっ
ている。
次に本実施例の作用を説明する。
スクリユウグロメツト10はあらかじめ、めねじ部材48
が爪60の先端側から脚部26の内側に挿入されて第4図に
示される如く脚部26の係合孔50内にめねじ部材48の係合
突起58が入り込む位置にめねじ部材48が仮止めされる。
なお、この仮止め時には、係合突起58が係合孔50と対応
するまで脚部26の先端側からめねじ部材48が押し込まれ
るが、この際結合突起58が弾性片44を脚部拡径方向(矢
印A方向)に弾性変形しつつ係合溝52に案内されて係合
孔50と対応し、係合孔50と対応すると同時に弾性片44の
弾性力で係合孔50内に係合突起58が入り込むので、係合
孔50内に係合突起58が入り込むと同時にめねじ部材48の
押し込み力が変化し、節度をもってめねじ部材48を仮止
めすることができる。
モール14の取付時には、あらかじめ係止片24にモール
14が係止されるとともに、脚部26の基部付近にシール部
材40が嵌合され、この状態で脚部26の先端からボデーパ
ネル18の取付孔20に挿入される。
モール14の係止時には、モール14の幅方向両端部間を
通して係止片24の突片36の先端をモール14の内側に差し
込み、この差し込み状態で係止片24を突片36の先端廻り
に第1図矢印B方向に回転する。これにより、モール14
の内側に突片36が差し込まれた状態で凹部38にモール14
の幅方向一端部が収容されて係止片24にモール14が係止
される。
ボデーパネル18の取付孔20への脚部26の挿入時には、
爪60が脚部26の内側に弾性変形しつつボデーパネル18の
取付孔20を通過し、これによってボデーパネル18の取付
孔20に脚部26が挿入される。
ボデーパネル18の取付孔20への脚部26の挿入状態で
は、ボデーパネル18の取付孔20を通過した後の爪60の形
状復元によって、第5図に示される如く爪60が脚部26の
内側から外側に突出し、爪60によって脚部26の抜き出し
が阻止される。したがって、ボデーパネル18の取付孔20
への脚部26の挿入によって脚部26の抜き出しが阻止され
てボデーパネル18に仮止めされる。
ボデーパネル18の取付孔20に脚部26を挿入後は、めね
じ部材48の螺合孔56に第6図に示される如くタツピング
スクリユウ12が螺合される。ねじ部材48の螺合孔56にタ
ツピングスクリユウ12が螺合されると、めねじ部材48が
脚部上方(頭部22に接近する方向)に移動し、この移動
によって脚部26の小突起46の斜面54に爪60が当接して押
し拡げられ、この移動と変形で爪60が押し拡げられた状
態でボデーパネル18の裏面に当接して爪60と頭部22との
間にボデーパネル18を挟持し、これによってモール14が
ボデーパネル18に取りつけられる。
なお、このモール14の取付状態では、シール部材40が
ボデーパネル18の表面と頭部22との間に介在されてボデ
ーパネル18の取付孔20を通してボデーパネル18の内側に
雨水等が浸入することがない。また、リブ34によってタ
ツピングスクリユウ12の頭部が包囲されてタツピングス
クリユウ12の頭部に他の周辺部材や作業時に作業者の指
等が引っ掛かることがない。
モール14の取付後はタツピングスクリユウ12を弛めて
ボデーパネル18から取り外すことができ、しかもボデー
パネル18から取り外し後も再使用できる。
すなわち、ボデーパネル18からの取り外し時には、タ
ツピングスクリユウ12を弛めると、めねじ部材48がタツ
ピングスクリユウ12から離脱して脚部下方(頭部22から
離間する方向)に移動可能となり、この状態でタツピン
グスクリユウ12を押し込めば、係合孔50内から係合突起
58が抜き出されるとともに爪60が第7図に示される如く
脚部26の外側から内側に弾性変形されるが、爪60が弾性
力で脚部26の内周面に押圧されてめねじ部材48が脚部26
から離脱しないように脚部26に保持される。これによっ
て、爪60がボデーパネル18の取付孔20の内周に引っ掛か
ったり、まためねじ部材48がボデーパネル18の内側に落
下したりすることがなく、脚部26をボデーパネル18の取
付孔20から抜き出して取り外すことができる。
そして、ボデーパネル18から取り外し後は、脚部先端
側から脚部26の係合孔50内にめねじ部材48の係合突起58
が入り込むまでめねじ部材48を押し込めば、第4図に示
される如く脚部26の係合孔50内にねじ部材48の係合突起
58が入り込む位置で爪60が形状復元して脚部26の窓42を
通して脚部26の内側から外側26に突出し、この状態から
タツピングスクリユウ12の頭部に指を引っ掛ける等して
頭部22の貫通孔28からタツピングスクリユウ12を抜き出
せば上記使用前の状態に戻り、これによって再使用可能
となる。
なお、リブ34はモール14の周辺部材の形状等に合わせ
る等して第15図に示されるような配列で設けるようにし
てもよい。
〔考案の効果〕
以上に説明した通り、本考案に係るスクリユウグロメ
ツトでは、取り外し時におねじをゆるめてもめねじ部材
が落下することがなく、しかも再使用することができる
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第11図は本考案に係るスクリユウグロメツト
の実施例を示し、第1図は分解斜視図、第2図は第1図
の組付状態を示す斜視図、第3図は第2図のIII-III線
に沿う断面図、第4図は第2図のIV-IV線に沿う断面
図、第5図、第6図、第7図はそれぞれ使用時の作動を
第3図に対応して示した断面図、第8図は第2図の正面
図、第9図は第8図の平面図、第10図は第8図の底面
図、第11図は第8図の右側面図、第12図は第8図の左側
面図、第13図は第8図の裏面図、第14図は第1図のスク
リユウグロメツトによって取りつけられるモールの設置
状態を示す自動車の後部斜視図、第15図は他の実施例を
第2図に対応して示した斜視図である。 10……スクリユウグロメツト、12……タツピングスクリ
ユウ(おねじ)、18……ボデーパネル(取付部材)、20
……取付孔、22……頭部、26……脚部、28……貫通孔、
48……めねじ部材、56……螺合孔、60……爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付部材の取付孔への挿入状態でおねじが
    螺合されて取付部材に固定されるスクリュウグロメット
    であって、 おねじ貫通用の貫通孔を有する頭部と、 前記頭部の下面から延出されて前記取付孔に挿入される
    脚部と、 前記脚部の中空部に回転不可能且つ脚部延出方向に移動
    可能に収納されて前記貫通孔を通しておねじが螺合され
    るめねじ部材と、 前記脚部の側壁に穿設され脚部の内外を連通させる窓
    と、 前記めねじ部材から突設され前記窓から外側へ弾性的に
    突出してめねじ部材を前記脚部から離脱しないように脚
    部に係止されるとともに、前記頭部に接近する方向への
    めねじ部材の移動によって頭部との間に取付部材を挟持
    し、頭部から離間する方向へのめねじ部材の移動によっ
    て窓の下縁に当たって内側に弾性変形し脚部の中空部へ
    収納され、脚部の中空部を弾性的に押圧してめねじ部材
    を脚部から離脱しないように保持する爪と、 を有することを特徴とするスクリュウグロメット。
JP1989101412U 1989-08-30 1989-08-30 スクリユゥグロメット Expired - Lifetime JPH082487Y2 (ja)

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