JPH08249942A - 絶縁導体 - Google Patents

絶縁導体

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Publication number
JPH08249942A
JPH08249942A JP7053802A JP5380295A JPH08249942A JP H08249942 A JPH08249942 A JP H08249942A JP 7053802 A JP7053802 A JP 7053802A JP 5380295 A JP5380295 A JP 5380295A JP H08249942 A JPH08249942 A JP H08249942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mica
conductor
glass
varnish
insulated conductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP7053802A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Tsunashima
栄司 綱島
Hiroshi Hatano
浩 幡野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7053802A priority Critical patent/JPH08249942A/ja
Publication of JPH08249942A publication Critical patent/JPH08249942A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Inorganic Insulating Materials (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工性が改善され、優れた絶縁特性を有する
絶縁導体を得る。 【構成】 平角導体1にはマイカガラステープ2が巻回
されている。このマイカガラステープ2は、マイカペー
パー3をガラスロービング4にて引き揃えられたものと
なっている。さらに、マイカガラステープ2に耐熱性に
優れたポリイミド系ワニスまたはシリコーン系ワニスを
含浸させ加熱硬化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁導体に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の絶縁導体は、例えば耐熱性区分
H種以上の回転電機用の耐熱性コイルを構成する絶縁導
体として利用されている。従来、この種の絶縁導体に
は、熱安定性に優れているポリイミドテープ巻き被覆、
耐熱性エナメル皮膜またはガラス巻きワニス塗布焼き付
け被覆等がある。なかでも多く使われているのがガラス
巻き被覆導体(JIS C3206)である。このガラス巻
き被覆の絶縁破壊電圧は、被覆の厚さ分約0.3mm のスペ
ーサーとして見込まれる程度である。
【0003】ところでこれらガラス巻き被覆の欠点を改
良したものに、ポリイミド系の合成ワニスによるエナメ
ル皮膜に一重もしくは二重ガラス巻きワニス塗布、焼付
け被覆した構造のものがある。
【0004】しかしながら、一般にフイルム巻き被覆
は、コイル成形時に行われるハンマーによる叩き加工に
弱く、特に平角導体の場合、導体角部で裂傷が発生し易
い。また、後者のエナメルガラス巻き被覆導体は、コイ
ル処理用ワニスや含浸レンジとの適合性が問題となり、
厄介な確認試験を行わなければならない。即ち、コイル
処理用ワニスや含浸レンジに配合するある種の硬化剤
や、触媒がガラス巻きワニス塗布焼き付け被覆を通して
エナメル被膜を膨潤したり、クラックの発生、導体との
剥離等の不具合を生じることが多々あり、処理するワニ
スやレンジとの組み合わせで大幅な制約を受ける。そし
て、この適合性試験に要する時間と費用は膨大なもので
ある。更に、一般的なエナメル線製造機は、導体寸法が
厚さ5mm以上、幅12mm以上または厚さと幅の寸法比が5
〜6以上になると均一な厚さで良質な皮膜が得るのが困
難である。
【0005】このため、加工落ちに弱いフイルム巻き被
覆、適合性の確認試験を必要とし導体寸法の制約を受け
るエナメル皮膜、非常に安価であるがエアーギャップ程
度の信頼性しか見込めないガラス巻き被覆、これらの加
工落ちで生じた皮巻くや被覆の損傷部分には、補修絶縁
を行ったり補強絶縁を行うことにより、性能や信頼性を
確保している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、補修絶
縁や補強絶縁を行っていたのでは、加工するのに手間と
時間を要し、高コストになってしまう。一方、このよう
な補修絶縁や補強絶縁を行わなければ十分な絶縁特性が
得られず、信頼性に欠けてしまう。本発明の目的は、加
工性を改善し、優れた絶縁特性を維持できる絶縁導体を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために本発明は、導体と、導体に巻回されマイカ
ペーパーをガラスロービングにて引き揃えたマイカガラ
ステープとを有し、マイカガラステープにポリイミド系
ワニスを含浸させ加熱硬化したので、加工性を改善する
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。図1は本発明の一実施例を示す絶縁導体
の断面図である。同図において、1は平角導体で、マイ
カガラステープ2が巻回されている。マイカガラステー
プ2は、マイカペーパー3にガラスロービング4が圧着
して構成される。なお、ガラスロービングの代わりにガ
ラス糸を使用してもよい。
【0009】ここで、使用しているマイカペーパー3の
材質は、ガラス繊維やパルプ混抄マイカ、アラミドフイ
ブリッド入マイカ、あるいはJIS C2220(集成マイ
カ)等あるが、特に指定されるものではない。また、厚
みについても、テーピング回数との兼ね合いで設計が要
求する被覆厚さ、性能が満たせればよい。裏打ち材には
JIS R3412(ガラスロービング)又はJIS R34
13(ガラス糸)で規定する無アルカリガラス繊維を使用
し、単糸の太さ、引き揃え本数など適宜選択するとよ
い。
【0010】次に処理ワニスは、耐熱性が良好であるポ
リイミド系又はシリコーン系ワニスのどちらでもよい
が、被覆に可撓性が要求されるので、柔軟性を考慮され
ていなければならない。
【0011】次に、本実施例について具体的に説明す
る。 (実施例I)図2は、マイカガラスシートを製造する工
程の概要図である。本実施例における絶縁導体は、次の
ようにして得られる。即ち、先ず金属性抄紙用網5上に
裏打ち材のガラスロービング4を配し、その上から原料
のマイカ水溶液6を所定量供給して後、余分な水分を脱
水しながらプレスパット7に移行させる。更に、ドライ
ヤードラム8を介して乾燥して完全に水分を除去し、巻
取機9に巻き取られてマイカガラスシートが得られる。
このシートを適当な幅寸法に切断されてマイカガラステ
ープ2となる。このときのマイカガラステープの厚さ寸
法は0.07〜0.08mmが得られていた。次に、このようなマ
イカガラステープ2を2.2 ×8.0 の平角導体1に1/2
Lap で1回巻き、TSR1291シリコーンワニス(東芝シ
リコーン)を含浸し加熱硬化して絶縁導体を得た。 (比較例I)前記実施例Iと同様の平角導体1へ二重に
ガラス糸を巻回し、前記TSR1291シリコーンワニス処
理後、加熱硬化して二重ガラス巻き導体を得た。
【0012】前記実施例I、比較例Iにて得た絶縁導体
の任意の箇所から適当な長さの試料を採り、直線状のも
のと、平角導体の厚さ寸法の10倍径の丸棒に導体の厚さ
方向に3回巻付けた2種類について、比較例Iの絶縁破
壊電圧を基準にして測定した結果を表1に比較して示し
た。
【0013】
【表1】
【0014】表1によれば、本実施例における絶縁導体
即ち、導体の表面に直接マイカガラス層を設け、次いで
耐熱性ワニスを塗布焼き付けしてなる絶縁構成のマイカ
ガラス絶縁導体は、コイル成形時に多少の加工落ちによ
る損傷が起こっても、電気的にはマイカ層で保護されて
いることが確認でき、またマイカを使用していることで
コロナ特性の向上も期待できる。従って、従来の絶縁導
体と比べて絶縁特性が格段によくなっている。以上のよ
うに、本実施例における絶縁導体であれば、優れた絶縁
特性を得ることができると共に、加工時の作業性の向上
を図ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、導体と、
導体に巻回されマイカペーパーをガラスロービングにて
引き揃えたマイカガラステープとを有し、マイカガラス
テープにポリイミド系ワニスを含浸させ加熱硬化したの
で、加工性が改善され、優れた絶縁特性を維持した絶縁
導体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す絶縁導体を説明するた
めの図。
【図2】本発明の絶縁導体の一実施例を示す製造過程を
説明するための図。
【符号の説明】
1…平角導体、2…マイカガラステープ、3…マイカペ
ーパー、4…ガラスロービング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体と、この導体に巻回されマイカペー
    パーをガラスロービングにて引き揃えたマイカガラステ
    ープとを有し、マイカガラステープにポリイミド系ワニ
    スを含浸させ加熱硬化したことを特徴とする絶縁導体。
  2. 【請求項2】 導体と、この導体に巻回されマイカペー
    パーをガラスロービングにて引き揃えたマイカガラステ
    ープとを有し、マイカガラステープにシリコーン系ワニ
    スを含浸させ加熱硬化したことを特徴とする絶縁導体。
  3. 【請求項3】 前記マイカガラステープは、マイカペー
    パーをガラス糸にて引き揃えたものにしたことを特徴と
    する請求項1または請求項2のいずれかに記載の絶縁導
    体。
JP7053802A 1995-03-14 1995-03-14 絶縁導体 Pending JPH08249942A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109712743A (zh) * 2018-12-27 2019-05-03 上海裕生特种线材有限公司 180级易剥型玻璃丝包线及其制备方法
CN110828037A (zh) * 2019-11-21 2020-02-21 安徽中威铜业有限公司 双玻璃丝铜基合金绕包线及其制备方法

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