JPH08250048A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH08250048A
JPH08250048A JP7077105A JP7710595A JPH08250048A JP H08250048 A JPH08250048 A JP H08250048A JP 7077105 A JP7077105 A JP 7077105A JP 7710595 A JP7710595 A JP 7710595A JP H08250048 A JPH08250048 A JP H08250048A
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cathode
display device
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衛 浪川
Tomoshi Yoshimura
智志 吉村
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健一 本多
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    • H01J1/00Details of electrodes, of magnetic control means, of screens, or of the mounting or spacing thereof, common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J1/02Main electrodes
    • H01J1/30Cold cathodes, e.g. field-emissive cathode
    • HELECTRICITY
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    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/92Means forming part of the tube for the purpose of providing electrical connection to it
    • HELECTRICITY
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    • H01J31/00Cathode ray tubes; Electron beam tubes
    • H01J31/08Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
    • H01J31/10Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
    • H01J31/12Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
    • H01J31/123Flat display tubes
    • H01J31/125Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection
    • H01J31/127Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection using large area or array sources, i.e. essentially a source for each pixel group
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2329/00Electron emission display panels, e.g. field emission display panels
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    • H01J2329/8625Spacing members

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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示装置の各電極からの引き出し配線と駆動
回路との接続工程を短縮するとともに、画面サイズに対
し外形寸法の小さな表示装置を提供すること 【構成】 アノード基板とカソード基板との間隔を所定
間隔に保持するために設けられている支柱の内の一部の
支柱を導体支柱とし、該導体支柱をアノード電極とカソ
ード基板上に形成した引き出し配線との間に介在させる
ことにより、カソード基板上にアノード電極に対する引
き出し配線を形成する。このように構成することによ
り、アノード引き出し配線をカソード引き出し配線また
はゲート引き出し配線と同方向に設けることができるた
め、配線の接続工程が2回ですむ。また、アノード基板
の大きさも、アノード引き出し配線のための領域が不要
となるため小さくできる。カラー表示装置においては、
アノード基板上で立体配線をすることが不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対向して配置されるカ
ソード基板とアノード基板とから構成されており、両基
板の間隔が所定間隔に保持されるようその内部に支柱を
備えた表示装置に関するものであり、特に電子源として
微小冷陰極を備える表示装置に適用して好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体微細加工技術を駆使して半
導体などの基板に冷陰極を内蔵したミクロンサイズの真
空微構造を集積する真空マイクロエレクトロニクスが注
目を集めている。この真空マイクロエレクトロニクスの
応用の一つとして表示装置が考えられており、一つの画
素に複数の微小冷陰極を対応させた、高輝度でちらつき
のない、超薄型フラットパネルディスプレイの研究開発
が行われている。
【0003】真空マイクロエレクトロニクスにおいて最
も重要な構成要素は電子を真空中に放出する微小冷陰極
であるが、この微小冷陰極として、電界放出素子、MI
M型電子放出素子、表面伝導型電子放出素子、PN接合
型電子放出素子など各種のものが提案されている。金属
または半導体表面の印加電界を109 [V/m ]程度にす
ると、トンネル効果により電子が障壁を通過して常温で
も真空中に電子放出が行われる。この現象は電界放出
(Field Emission )現象と呼ばれるが、これを利用し
て電子を放出する冷陰極が電界放出素子である。MIM
型電子放出素子は、金属層、薄い絶縁層および薄い金属
層を積層した構造を有しており、両金属層間に電圧を印
加することにより、薄い金属層側から電子が放出される
ものである。表面伝導型電子放出素子は、絶縁基板上に
設けられた第1および第2の電極の間の絶縁基板上に高
抵抗薄膜が形成されたものであり、両電極間に電圧を印
加することにより、高抵抗薄膜層から電子が放出される
ものである。PN接合型電子放出素子としては、PN接
合のなだれ降伏を利用するもの、あるいは、PN接合に
順方向電圧を印加することによりP層に注入された電子
がP層表面から放出されるようにするものがある。
【0004】これらのうち、最も代表的なものは電界放
出素子であり、図8にその一例であるスピント( Spind
t )型と呼ばれる電界放出素子を示す。この図8におい
て、ガラス等のカソード基板1上にアルミニウム等の金
属で形成されたカソード電極2が設けられており、この
カソード電極2上にモリブデン等の金属からなるコーン
状のエミッタ5が形成されている。カソード電極2上の
エミッタ5が形成されていない部分には二酸化シリコン
(SiO2 )等からなる絶縁層3が形成されており、さ
らにその上にゲート電極4が形成されている。ゲート電
極4および絶縁層3には開口部6が設けられており、そ
の中に上記コーン状のエミッタ5が位置している。すな
わち、このコーン状のエミッタ5の先端部分が開口部6
から臨む構成とされている。
【0005】このコーン状のエミッタ5間のピッチは1
0ミクロン以下とすることができ、数万から数10万個
のエミッタ5を1枚の基板上に設けることができる。さ
らに、ゲート電極4とエミッタ5のコーンの先端との距
離をサブミクロンとすることができるため、ゲート電極
4とエミッタ5との間にわずか数10ボルトのゲート・
エミッタ間電圧VGEを印加することにより、電子をエミ
ッタ5から電界放出することができる。ゲート電極4上
に離隔して正の電圧VA が印加されたアノード電極7を
対向して設けておくと、エミッタ5から電界放出された
電子をこのアノード電極7により捕集することができ
る。この場合、アノード電極7に蛍光体を設けておくと
エミッタ5から電界放出された電子が捕集されるアノー
ド電極7の蛍光体の部分を発光させることができる。こ
のような原理を利用することにより、電界放出素子を用
いた表示装置とすることができる。この表示装置を電界
放出型表示装置( Field Emission Display ,FED)
と呼ぶ。
【0006】上記原理を用いた従来のモノクロームFE
Dを模式的に記載した斜視図を図9に示す。図9におい
て、1はガラス等からなるカソード基板、2はカソード
基板1上にストライプ状に設けられたカソード電極、3
はカソード基板1およびカソード電極2上に設けられた
二酸化シリコン膜等からなる絶縁層、4は絶縁層3上に
カソード電極2と直交する方向にストライプ状に形成さ
れたゲート電極、6は、カソード電極2の各ストライプ
とゲート電極4の各ストライプとが交差する部分におけ
る絶縁層3およびゲート電極4に設けられた開口部であ
り、その中に前記カソード電極2上に形成されたコーン
状のエミッタが配置されている。7はアノード電極であ
り、該アノード電極には蛍光体層が設けられている。8
はアノード電極7がその上に形成されている透明ガラス
等からなるアノード基板である。また、Aはアノード電
極7に図示しない駆動回路からアノード電圧VA を供給
するために配設されているアノード引き出し配線、C1
〜Cnはカソード電極2の各ストライプに図示しない駆
動回路から駆動信号を供給するために配設されているカ
ソード引き出し配線、G1〜Gmはゲート電極4の各ス
トライプに図示しない駆動回路から画像信号を供給する
ために配設されているゲート引き出し配線である。
【0007】このような構成において、アノード電極7
にアノード引き出し配線Aを介してアノード電圧VA
供給しておき、カソード引き出し配線C1〜Cnを介し
てカソード電極2の各ストライプを順次走査しつつ、ゲ
ート引き出し配線G1〜Gmを介してゲート電極4の各
ストライプにそれぞれ画像信号を供給することにより、
開口部6内に設置されたコーン状のエミッタから電子が
放出され、対向するアノード電極7に設けられた蛍光体
が発光することにより表示動作が行われるものである。
【0008】図10はこのようなモノクロームFEDの
上面図である。この図において、1はカソード基板、7
はアノード基板8に形成されているアノード電極、8は
アノード基板、9はカソード基板1とアノード基板8と
のあいだに設けられて両基板間を所定間隔に保持すると
ともに内部を高真空に封止するためのガラス等からなる
封止部材(以下、「シールガラス」という)、10はカ
ソード基板1とアノード基板8との間隔を大気圧に抗し
て所定の間隔に保持するために両基板間に所定間隔毎に
所定数配設されている絶縁体からなる支柱(以下、「絶
縁支柱」という)である。また、Aはアノード基板8上
に設けられているアノード引き出し配線、Cはカソード
基板1上に設けられているカソード引き出し配線群であ
り、図9におけるカソード引き出し配線C1〜Cnを包
括的に示すものである。さらに、Gはカソード基板1上
に設けられているゲート引き出し配線群であり、図9に
おけるゲート引き出し配線G1〜Gmを包括的に示すも
のである。
【0009】このように構成されたモノクロームFED
において、シールガラス9の内側にあるアノード電極7
が形成されている領域が実際に画像が表示される領域と
なるが、図から明らかなように、カソード基板1および
アノード基板8は、いずれも、シールガラス9の外側に
もいくらかの領域を有している。すなわち、カソード基
板1はシールガラス9の外側に、図示されていないカソ
ード電極の各ストライプから引き出されたカソード引き
出し配線群Cが形成されている領域および図示されてい
ないゲート電極の各ストライプから引き出されたゲート
引き出し配線群Gが形成されている領域を有しており、
また、アノード基板8はシールガラス9の外側にアノー
ド電極7から引き出されたアノード引き出し配線Aが形
成されている領域を有している。そして、これらの引き
出し配線(群)A、CおよびGは、それぞれ異なる方向
に形成されている。
【0010】このように各引き出し配線(群)が異なる
方向に形成されているのは、この種表示装置においては
カソード基板1とアノード基板8とが約200ミクロン
程度と非常に狭い間隔をもって対向配置されているの
で、上方のアノード基板8においてなされるアノード引
き出し配線Aと図示しない駆動回路との接続と、下方の
カソード基板1においてなされるカソード引き出し配線
群Cあるいはゲート引き出し配線群Gと図示しない駆動
回路との接続とを同一位置において行うことが物理的に
困難なためである。
【0011】また、このようなモノクロームFEDを拡
張することにより構成された三原色カラーFEDが知ら
れている。図11に三原色カラーFEDを模式的に記載
した斜視図を示す。図11において図9と同じ符号は同
じものを表わしているが、アノード基板8に設けられる
アノード電極7は、図9に記載されたモノクロームFE
Dの場合とは異なり、ストライプ状に構成されている。
アノード電極7のストライプには、順次、赤色(R)、
緑色(G)、青色(B)に発光する蛍光体が設けられて
おり、設けられている蛍光体の発光色に対応して、異な
るアノード引き出し配線A1〜A3に接続されている。
図11においては、Rを発光する各ストライプはアノー
ド引き出し配線A1に、Gを発光する各ストライプはア
ノード引き出し配線A2に、そして、Bを発光する各ス
トライプはアノード引き出し配線A3に、それぞれ、接
続されている。そして、このアノード電極7のR、G、
Bの3色のストライプが一組として発光されるように、
ゲート電極4の各ストライプは、アノード電極7のR、
G、Bに対応する3つのストライプにまたがるように形
成されている。
【0012】このように構成された三原色カラーFED
においては以下のように駆動することにより、カラーの
画像が表示される。まず、アノード引き出し配線A1を
介してRを発光するアノードストライプ群にアノード電
圧を供給する。この状態で、カソード引き出し配線C1
を選択し、Rの色の画像信号をゲート引き出し配線G1
〜Gmを介してゲート電極4の各ストライプに供給する
ことにより、カソード引き出し配線C1に対応するカソ
ードストライプの1ラインにRの色の画像を表示させ
る。続いて、カソード引き出し配線C2を選択し、同様
にRの色の画像信号をゲート電極4に供給する。続い
て、同様にC3〜Cnまで順次走査していくことによ
り、Rの色の画像を表示装置に表示する。次に、アノー
ド引き出し配線A2を介してGを発光するアノードスト
ライプ群にアノード電圧を供給し、上記したRの場合と
同様に、カソード引き出し配線C1〜Cnを順次選択し
つつ、Gの色のデータをゲート引き出し配線G1〜Gm
を介してゲート電極4に供給することにより、Gの色の
画像を表示させる。続いて、アノード引き出し配線A3
を介してBを発光するアノードストライプ群にアノード
電圧を供給し、上記と同様にして、カソード引き出し配
線C1〜Cnを走査しながら、ゲート引き出し配線G1
〜GmからBの色のデータを供給することにより、Bの
色の画像を表示させる。以下、同様の走査を繰り返すこ
とにより、カラーの画像を表示するものである。
【0013】このようなカラーFEDにおけるアノード
基板8の構成を図12に示す。この図に示すように、ア
ノード基板8の中央部には、R、G、Bの各色の蛍光体
が設けられたストライプ状に形成されたアノード電極が
配列されており、R色のアノードストライプはアノード
引き出し配線A1に接続され、G色のアノードストライ
プはアノード引き出し配線A2に接続され、B色のアノ
ードストライプストライプはアノード引き出し配線A3
に接続されている。ここで、アノードストライプがR、
G、Bの三種類存在しているので、アノード基板上にお
いてそれぞれの種類のストライプを対応するアノード引
き出し配線A1〜A3と接続するためには、いずれか一
つの種類のアノードストライプをそれに対応するアノー
ド引き出し配線に接続するための導体配線を他の種類の
アノードストライプに対応するアノード引き出し配線と
交差させることが必要となる。この図においては、Bの
色のアノードストライプとアノード引き出し配線A3と
を結ぶ導体配線とアノード引き出し配線A2とが交差す
る例が記載されている。そして、このような交差を行う
ために、たとえば、( a)アノード引き出し配線A2を
形成した上に絶縁層を形成し、その絶縁層の上にBの色
のアノードストライプとアノード引き出し配線A3とを
接続するための導体配線を形成する、あるいは、(b)
Bの色のアノードストライプとアノード引き出し配線A
3とを導電性フィルムを用いて接続する等の立体配線の
手法が採用されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】モノクローム、カラー
を問わず、上記したような従来の表示装置においては、
図10に示すように、カソード引き出し配線群Cが形成
される領域、アノード引き出し配線Aが形成される領域
およびゲート引き出し配線群Gが形成される領域が表示
装置のそれぞれ異なる辺に設けられていた。したがっ
て、駆動回路と表示装置における各引き出し配線との接
続を表示装置の3辺において行わなければならず、製造
工程において配線の接続作業を3回行うことが必要であ
った。また、アノード基板8が、アノード引き出し配線
Aを形成するための領域を得るために、シールガラス9
よりも右方に拡張された大きさのものとなっていた。こ
の拡張された部分は実際に画像が表示される領域ではな
く、表示画面の面積に比べ表示装置全体の外形寸法が大
きなものとなるという問題点があった。
【0015】さらにまた、上記したような従来のカラー
表示装置においては、図12に関して説明したように、
アノード電極のストライプとアノード引き出し配線とを
接続するための導体配線を立体配線により行うことが必
要であった。このような立体配線は、アノード基板上に
形成された一方の配線の上に絶縁層を設け、その絶縁層
の上に他方の配線を形成する方法、あるいは、一方の導
体配線は基板上に形成し、他方の導体配線は導電性フィ
ルムを用いて行う方法などにより行われているが、いず
れの方法を採用した場合においても、製造工程が複雑に
なるという問題点、および、比較的高いアノード電圧を
用いているために配線の交差部に電界集中が生じ絶縁破
壊が発生し易いという問題点があった。
【0016】そこで本発明は、駆動回路と表示装置との
接続を容易に行うことができるようにすることを目的と
している。また、表示画面の面積に対し外形寸法の小さ
な表示装置を提供することを目的としている。さらに、
アノード基板上において立体配線を行わないカラー表示
装置を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の表示装置は、蛍光体を備えるアノード電極
が設けられているアノード基板と、少なくともゲート電
極とカソード電極が設けられているカソード基板と、前
記アノード基板と前記カソード基板とを所定間隔をもっ
て対向配置するとともに内部を高真空に封止するための
封止部材と、前記アノード基板と前記カソード基板とが
所定間隔を保持するよう、前記アノード基板と前記カソ
ード基板との間に配設される複数本の支柱とを備え、前
記複数本の支柱の内の一部の支柱は導電性を有する支柱
としたものである。また、前記カソード基板にはさらに
少なくとも一つの導体配線が形成されており、前記導電
性を有する支柱は前記導体配線と前記アノード電極とに
当接するように配設されているようにしたものである。
さらに、前記導体配線は前記封止部材の外部に引き出さ
れており、該導体配線を介して前記アノード電極に駆動
電圧を供給することができるようにされているものであ
る。さらにまた、前記導体配線は、前記カソード電極か
ら引き出された導体配線または前記ゲート電極から引き
出された導体配線と同一の方向に引き出されているよう
にしたものである。
【0018】さらにまた本発明のカラー表示装置は、前
記アノード電極が、各ストライプ毎に、赤、青、緑の発
光色が得られるように蛍光体が設けられたストライプ状
に構成されており、前記各ストライプは発光色に応じて
対応する引き出し配線に接続されるものであり、前記各
発光色に対応する引き出し配線は、アノード基板上にお
いて交差することなく、前記導電性を有する支柱を介し
て、それぞれ、前記カソード基板に形成された前記導体
配線に接続されているようにしたものである。
【0019】
【作用】本発明によれば、大気圧に抗してアノード基板
とカソード基板との間隔を所定間隔に保持するために設
けられる支柱の一部を導体支柱とすることにより、アノ
ード電極をカソード基板上に設けられた導体配線と電気
的に接続することができるため、アノード引き出し配線
をカソード基板上に形成することができるようになる。
したがって、アノード引き出し配線を、カソード基板上
に設けられたカソード引き出し配線もしくはゲート引き
出し配線と同じ辺に設けることができるようになる。ま
た、三原色カラー表示装置においては、カソード基板上
に形成されたアノード引き出し配線から導体支柱を通じ
てアノード電極ストライプにアノード電圧を供給するこ
とができるため、アノード基板上において立体配線を行
うことが不要になる。
【0020】
【実施例】図1〜4により、本発明をモノクロームFE
Dに適用した場合の実施例について説明する。図1は、
本発明のモノクロームFEDにおけるアノード基板8を
示す図である。図示するように、本発明のアノード基板
8は、点線で示されている従来技術におけるアノード基
板81よりも図の右側の部分が縮小された大きさとなっ
ている。また、斜線で表わされている部分はアノード基
板8上に形成されるアノード電極であり、従来技術にお
けるアノード電極領域71と本発明により拡張された領
域72とからなる。このように本発明のアノード電極は
従来技術の場合におけるアノード電極71よりも72で
示す部分だけ拡張されたものとなっている。
【0021】図2は、本発明におけるカソード基板1を
示す図である。本発明のカソード基板1は従来技術にお
けるカソード基板と同じ大きさである。図において点線
で示されている領域は、カソード基板上に形成されてい
るカソード電極、絶縁層およびゲート電極からなる領域
を簡単化して示したものであり、Cはカソード引き出し
配線群、Gはゲート引き出し配線群を表わしている。1
1はカソード基板の下部余白に形成された導体配線であ
り、本発明により設けられるものである。この導体配線
11は、カソード基板1とアノード基板8とを重ね合せ
たときに、拡張されたアノード電極72の下に位置する
場所に形成される。なお、この導体配線11はゲート電
極を形成するときに同時に形成することが望ましい。
【0022】図3は、図1のアノード基板8と図2のカ
ソード基板1とを重ね合せてなる本発明のモノクローム
FEDの上面図である。図3において、1はカソード基
板、8はアノード基板、9はシールガラスである。黒丸
で表わされている10は絶縁支柱であり、図10に示し
た従来技術の場合と同様に、大気圧に抗してアノード基
板8とカソード基板1との間隔を所定間隔に保持するた
めに両基板間に所定間隔毎に所定数配設されている。白
丸で表わされている12は本発明により設けられた導電
性を有する支柱(以下、「導体支柱」という)であり、
アノード電極の拡張された領域72とカソード基板1に
形成された導体配線11との間に配設されて、絶縁支柱
10と同様に大気圧に抗して両基板間の間隔を保持する
とともに、導体配線11とアノード電極とを電気的に接
続するためのものである。本発明はこのように構成され
ているので、カソード基板1上に形成された導体配線1
1を介してアノード電極に駆動信号を供給することがで
きる。すなわち、導体配線11がアノード引き出し配線
Aとなっている。なお、この実施例においては、導体支
柱として、たとえば、直径50ミクロン、高さ200ミ
クロン程度のガラス製の円柱に金、銀、銅、インジウ
ム、ニッケルなどの金属を蒸着またはメッキしたものが
使用されている。
【0023】本発明のモノクロームFEDの構成をさら
に明瞭にするために、図4に要部断面図を示す。図4に
おいて、1はカソード基板、2はカソード基板1上にス
トライプ状に形成されたカソード電極、3はカソード基
板1もしくはカソード電極2上に形成されたSiO2
らなる絶縁層、4は絶縁層3の上にストライプ状に形成
されたゲート電極、5はカソード電極2上に形成された
コーン状のエミッタ、6はその内部にコーン状のエミッ
タが配置されるように絶縁層3およびゲート電極4に設
けられた開口部、7はアノード基板8上に形成されたア
ノード電極、8は透明ガラス等からなるアノード基板、
9はカソード基板1とアノード基板8との間に設けられ
て両基板間を所定間隔に保持するとともに内部を高真空
に封止するためのシールガラス、10はカソード基板1
とアノード基板8との間隔を大気圧に抗して所定間隔に
保持するために両基板間に所定間隔毎に所定数配設され
ているガラスなどの絶縁体からなる絶縁支柱である。な
お、この絶縁支柱10は、その上端がアノード電極7に
当接し、下端が絶縁層3あるいはゲート電極4に当接す
るように配設されている。11はカソード基板1の下部
余白に形成された導体配線、12は導体配線11とアノ
ード電極7との間に配設され、カソード基板1とアノー
ド基板8との間隔を大気圧に抗して所定間隔に保持する
とともにアノード電極7と導体配線11とを電気的に接
続する導体支柱である。この導体支柱12の数は、1個
でもよいが、その数が少ないときは電界集中が生じて絶
縁破壊が発生しやすくなるので、導体配線11上の所定
間隔毎に所定数設けるのが望ましい。
【0024】このように構成された本発明のモノクロー
ムFEDにおいては、図示しない駆動回路からカソード
基板1上に形成されたアノード引き出し配線Aとして機
能する導体配線11に供給されるアノード電圧は、導体
支柱12を介してアノード電極7に印加される。したが
って、アノード引き出し配線Aはカソード基板1上に形
成されることとなり、カソード引き出し配線群Cあるい
はゲート引き出し配線群Gと同じ辺に設けることができ
るようになった。
【0025】次に、本発明を三原色カラーFEDに適用
した実施例について、図5〜7に基づいて説明する。図
5は本発明の三原色カラーFEDのアノード基板8を示
す図である。図において、アノード基板8の中央部に、
順次R、G、Bの各色の蛍光体が設けられたストライプ
状に形成されたアノード電極が配列されている。各アノ
ードストライプのうち、R色のアノードストライプは図
の上部に形成された導体配線に接続され、B色のアノー
ドストライプストライプは図の下部に形成された導体配
線に接続されているが、G色のアノードストライプはい
ずれにも接続されていない。
【0026】図6は本発明の三原色カラーFEDのカソ
ード基板1を示す図である。図6において点線で示され
ている領域は、カソード基板上に形成されているカソー
ド電極、絶縁層およびゲート電極からなる領域を簡単化
して示したものであり、Cはカソード引き出し配線群、
Gはゲート引き出し配線群を示している。13〜15は
カソード基板1上の余白部に形成された導体配線であ
り、アノード基板8とカソード基板1とを重ねたとき
に、導体配線13は図5に示すアノード基板8の上部に
形成されたR色のアノードストライプに接続された導体
配線と重なりあうように左上余白部に形成され、導体配
線14はG色の全てのアノードストライプと重なりあう
ように下部余白部にカソード電極とほぼ同じ長さを有す
るように形成され、15はアノード基板8の下部に形成
されたB色のアノードストライプに接続された導体配線
と重なりあうように前記導体配線14よりもさらに下部
の余白部に形成されている。なお、これらの導体配線1
3〜15はゲート配線と同時に形成するのが効率的であ
る。
【0027】図7は、図6に示したカソード基板1と図
5に示したアノード基板8を重ねて配置することにより
構成される本発明の三原色カラーFEDの上面図であ
る。図7において、1はカソード基板、8はアノード基
板、9はシールガラスである。黒丸で表わされている1
0は絶縁支柱であり、大気圧に抗してアノード基板8と
カソード基板1との間隔を所定間隔に保持するために両
基板間に所定間隔毎に所定数配設されている。白丸で表
わされている12は導体支柱であり、アノード基板8と
カソード基板1との間の所定位置に配設されて、絶縁支
柱10と同様に大気圧に抗して両基板間の間隔を保持す
るとともに、アノード基板8に形成された導体配線とカ
ソード基板1に形成された導体配線とを電気的に接続す
るためのものである。
【0028】この実施例においては、アノード基板8の
上部に形成されたR色のアノードストライプが接続され
ている導体配線とカソード基板1の左上余白部に形成さ
れた導体配線13とが重なりあった位置に導体支柱12
が配設されている。このことによって、導体配線13が
R色のアノードストライプに駆動信号を供給するための
アノード引き出し配線A1として機能する。また、アノ
ード基板8上に形成されたG色の各アノードストライプ
とカソード基板1の下部余白部にカソード電極とほぼ同
じ長さを有するように形成された導体配線14とが重な
りあうそれぞれの位置に導体支柱12が配設されてい
る。このことにより、導体配線14がG色のアノードス
トライプに対応するアノード引き出し配線A2として機
能する。さらに、アノード基板8の下部に形成されたB
色のアノードストライプが接続されている導体配線とカ
ソード基板1の下部の余白部に形成された導体配線15
とが重なりあう位置に導体支柱12が配設されている。
このことにより、導体配線15がB色のアノードストラ
イプに対応するアノード引き出し電極A3として機能す
る。
【0029】このようにして、アノード基板8上に形成
されたすべてのアノード電極は導体支柱12を介してカ
ソード基板1上に形成された各導体配線に接続され、各
アノード引き出し配線はすべてカソード基板上に形成さ
れることとなった。また、三原色カラーFEDのアノー
ド基板上において立体配線を行うことなく、各アノード
電極をアノード引き出し配線に接続することができた。
なお、図7においては、Gの色に対応する各アノード電
極ストライプとカソード基板上に形成されたGの色の引
き出し配線とを接続する導体支柱が、各アノード電極ス
トライプにつき一つだけ図示されているが、これに限る
ことはなく、カソード基板上に形成される導体配線14
の幅を広くして複数本の導体支柱を配設することもでき
る。また、このようにすることにより電界集中を防ぐこ
とができ、絶縁破壊を未然に防ぐことが期待できる。
【0030】なお、上記各実施例においては導体支柱と
してガラス製の円柱に金属をメッキまたは蒸着したもの
を採用しているが、導体支柱の形は円柱に限られること
はなく、材質についても金属製のものとするなど各種の
変更をすることができることは明らかである。要は、ア
ノード基板上に形成された導体配線とカソード基板上に
形成された導体配線とを電気的に接続することができ、
かつ、アノード基板とカソード基板との間隔を所定の間
隔に保持することができる程度の剛性を有するものであ
れば、導体支柱として用いることができるのであり、た
とえば、両基板間の間隔に相当する直径を有する金属線
などを導体配線11上に配置することにより導体支柱と
して用いることもできる。また、上記各実施例において
は、アノード引き出し配線をカソード引き出し配線群と
同じ方向に導出しているが、これに限られることはな
く、ゲート引き出し配線群と同一の方向に導出するよう
にしてもよい。
【0031】さらにまた、上記各実施例における表示装
置は微小冷陰極として電界放出素子を用いたものである
が、これに限られることはなく、微小冷陰極として、M
IM型電子放出素子、表面伝導型電子放出素子あるいは
PN接合型電子放出素子のいずれを用いたものであって
もよい。
【0032】なお、以上の説明においては、電界放出型
表示装置(FED)に本発明を適用した場合について説
明したが、本発明はこれに限られることはなく、内部に
支柱が設けられている表示装置、例えば蛍光表示管など
に適用することができるものである。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、一部の支柱を導体支柱
としたので、アノード引き出し配線をカソード基板上に
設けることができ、表示装置内の各電極からの引き出し
配線を2辺に配置することが可能となる。したがって、
表示装置と駆動回路とを接続する作業工程を短縮するこ
とができ、かつ、外形寸法の小さい表示装置を提供する
ことができる。また、アノード基板上において立体配線
を行う必要がない三原色カラー表示装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をモノクロームFEDに適用した一実施
例におけるアノード基板の構成を示す図である。
【図2】本発明をモノクロームFEDに適用した一実施
例におけるカソード基板の構成を示す図である。
【図3】本発明をモノクロームFEDに適用した一実施
例の上面図である。
【図4】本発明をモノクロームFEDに適用した一実施
例の要部断面図である。
【図5】本発明を三原色カラーFEDに適用した一実施
例におけるアノード基板の構成を示す図である。
【図6】本発明を三原色カラーFEDに適用した一実施
例におけるカソード基板の構成を示す図である。
【図7】本発明を三原色カラーFEDに適用した実施例
の上面図である。
【図8】スピント型の電界放出カソードを示す図であ
る。
【図9】従来のモノクローム電界放出型表示装置を模式
的に記載した斜視図である。
【図10】従来のモノクローム電界放出型表示装置の上
面図である。
【図11】従来の三原色カラー電界放出型表示装置を模
式的に記載した斜視図である。
【図12】従来の三原色カラー電界放出型表示装置の上
面図である。
【符号の説明】
1 カソード基板 2 カソード電極 3 絶縁層 4 ゲート電極 5 エミッタ 6 開口部 7 アノード電極 8 アノード基板 9 シールガラス 10 絶縁支柱 11,13,14,15 導体配線 12 導体支柱 71 従来のアノード電極 72 拡張されたアノード電極 81 従来のアノード基板 A,A1,A2,A3 アノード引き出し配線 C カソード引き出し配線群 C1〜Cn カソード引き出し配線 G ゲート引き出し配線群 G1〜Gm ゲート引き出し配線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光体を備えるアノード電極が設けられ
    ているアノード基板と、 少なくとも微小冷陰極が設けられているカソード基板
    と、 前記アノード基板と前記カソード基板とを所定間隔をも
    って対向配置するとともに内部を高真空に封止するため
    の封止部材と、 前記アノード基板と前記カソード基板とが所定間隔を保
    持するよう、前記アノード基板と前記カソード基板との
    間に配設される複数本の支柱とを備えた表示装置におい
    て、 前記複数本の支柱の内の一部の支柱は導電性を有する支
    柱であることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記カソード基板にはさらに少なくとも
    一つの導体配線が形成されており、 前記導電性を有する支柱は前記導体配線と前記アノード
    電極とに当接するように配設されていることを特徴とす
    る請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記導体配線は前記封止部材の外部に引
    き出されており、該導体配線を介して前記アノード電極
    に駆動電圧を供給することができるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記導体配線は、前記微小冷陰極から引
    き出された導体配線と同一の方向に引き出されているこ
    とを特徴とする請求項3記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記アノード電極は、各ストライプ毎
    に、赤、青、緑の発光色が得られるように蛍光体が設け
    られたストライプ状に構成されており、 前記各ストライプは発光色に応じて対応する引き出し配
    線に接続されるものであり、 前記各発光色に対応する引き出し配線は、アノード基板
    上において交差することなく、前記導電性を有する支柱
    を介して、それぞれ、前記カソード基板に形成された前
    記導体配線に接続されていることを特徴とする請求項2
    〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記微小冷陰極として電界放出素子が用
    いられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    1項に記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記微小冷陰極として、MIM型電子放
    出素子、表面伝導型電子放出素子あるいはPN型電子放
    出素子が用いられていることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれか1項に記載の表示装置。
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