JPH0825024A - 鋳造装置 - Google Patents
鋳造装置Info
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- JPH0825024A JPH0825024A JP16346694A JP16346694A JPH0825024A JP H0825024 A JPH0825024 A JP H0825024A JP 16346694 A JP16346694 A JP 16346694A JP 16346694 A JP16346694 A JP 16346694A JP H0825024 A JPH0825024 A JP H0825024A
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Landscapes
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋳型における溶湯の湯回りを良好なものとし
ながら,溶解炉の炉体等の設備への熱的負荷を軽減して
設備寿命の短縮化を防止するものであって、同時に鋳型
に供給する溶湯の流れを整え、鋳造欠陥の少ない鋳物を
製造することのできる鋳造装置を提供する。 【構成】 溶解炉2を傾動させて溶湯Lの落下位置に配
置した鋳型4に注湯する鋳造装置1において、前記溶湯
Lの落下位置に前記鋳型4を載置するポジショナ14を
配置するとともに、このポジショナ14を前後,左右お
よび上下に移動可能とした。
ながら,溶解炉の炉体等の設備への熱的負荷を軽減して
設備寿命の短縮化を防止するものであって、同時に鋳型
に供給する溶湯の流れを整え、鋳造欠陥の少ない鋳物を
製造することのできる鋳造装置を提供する。 【構成】 溶解炉2を傾動させて溶湯Lの落下位置に配
置した鋳型4に注湯する鋳造装置1において、前記溶湯
Lの落下位置に前記鋳型4を載置するポジショナ14を
配置するとともに、このポジショナ14を前後,左右お
よび上下に移動可能とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鋳造装置に関するも
ので、とくに鋳型への注湯に関するものである。
ので、とくに鋳型への注湯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋳造欠陥のない良好な鋳物を製造するに
は、鋳型への注湯に際して、湯回りが良好であり、同時
に溶湯を鋳型に乱流なしに静かに注湯することが必要で
ある。
は、鋳型への注湯に際して、湯回りが良好であり、同時
に溶湯を鋳型に乱流なしに静かに注湯することが必要で
ある。
【0003】鋳型への注湯の際に湯回りを良好とするう
えでは、溶湯の温度が高温であることが好ましいが、金
属材料を高温で溶解して高温の溶湯にする場合、エネル
ギの消費量が多くなるうえ、溶解炉の炉体等の設備に及
ぼす熱的負荷が大きく設備寿命を短縮化することとな
る。
えでは、溶湯の温度が高温であることが好ましいが、金
属材料を高温で溶解して高温の溶湯にする場合、エネル
ギの消費量が多くなるうえ、溶解炉の炉体等の設備に及
ぼす熱的負荷が大きく設備寿命を短縮化することとな
る。
【0004】このような意味から、溶解炉で溶解した溶
湯の鋳型への注湯の際に、取鍋を用いずに,溶解炉を傾
動させて溶解炉から直接鋳型に注湯することによって溶
湯からの放熱量を低減させ、金属材料の溶解温度を高温
とせずに高温の溶湯を鋳型に注湯し、これによって溶湯
の湯回りを良好なものとしながら溶解炉の炉体等の設備
への熱的負荷を軽減させて設備寿命の短縮化を防止する
ことが行なわれている。
湯の鋳型への注湯の際に、取鍋を用いずに,溶解炉を傾
動させて溶解炉から直接鋳型に注湯することによって溶
湯からの放熱量を低減させ、金属材料の溶解温度を高温
とせずに高温の溶湯を鋳型に注湯し、これによって溶湯
の湯回りを良好なものとしながら溶解炉の炉体等の設備
への熱的負荷を軽減させて設備寿命の短縮化を防止する
ことが行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
金属材料を溶解炉から鋳型に直接溶湯を注湯する鋳造装
置においては、溶解炉を傾動させるための枢軸は溶湯の
注出口から偏位した位置に設置されているので、溶解炉
の傾動角度によって注湯時の注出口位置が変化する。
金属材料を溶解炉から鋳型に直接溶湯を注湯する鋳造装
置においては、溶解炉を傾動させるための枢軸は溶湯の
注出口から偏位した位置に設置されているので、溶解炉
の傾動角度によって注湯時の注出口位置が変化する。
【0006】また、この種の溶解炉における溶湯の液面
レベルは注湯による溶湯の消費によって変化するので、
溶解炉の傾動角度を徐々に大きくしなければ注湯を継続
することができない。
レベルは注湯による溶湯の消費によって変化するので、
溶解炉の傾動角度を徐々に大きくしなければ注湯を継続
することができない。
【0007】そのため、この種の溶解炉の注出口から直
接溶湯の供給を受ける鋳型の位置は、前記注出口の位置
に応じて調節することが必要となる。
接溶湯の供給を受ける鋳型の位置は、前記注出口の位置
に応じて調節することが必要となる。
【0008】とくに、前記溶解炉中の溶湯の液面レベル
の変化により、注出口の鋳型に対する高さが変化するこ
とに起因して、注出口から鋳型までの落差が過大となる
場合には、注出口から鋳型に供給される溶湯は勢い良く
注出されることにより乱流状態で鋳型に供給されるので
鋳造欠陥の原因となる。
の変化により、注出口の鋳型に対する高さが変化するこ
とに起因して、注出口から鋳型までの落差が過大となる
場合には、注出口から鋳型に供給される溶湯は勢い良く
注出されることにより乱流状態で鋳型に供給されるので
鋳造欠陥の原因となる。
【0009】この発明は、このような事情に基づいてな
されたもので、鋳型における溶湯の湯回りを良好なもの
としながら,溶解炉の炉体等の設備への熱的負荷を軽減
して設備寿命の短縮化を防止するものであって、同時に
鋳型に供給する溶湯の流れを整え、鋳造欠陥の少ない鋳
物を製造することのできる鋳造装置を提供することを目
的とするものである。
されたもので、鋳型における溶湯の湯回りを良好なもの
としながら,溶解炉の炉体等の設備への熱的負荷を軽減
して設備寿命の短縮化を防止するものであって、同時に
鋳型に供給する溶湯の流れを整え、鋳造欠陥の少ない鋳
物を製造することのできる鋳造装置を提供することを目
的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、溶解炉を傾動させて溶湯の
落下位置に配置した鋳型に注湯する鋳造装置において、
前記溶湯の落下位置に前記鋳型を載置する載置台を配置
するとともに、この載置台を前後,左右および上下に移
動可能としたことを特徴とする。
に、請求項1記載の発明は、溶解炉を傾動させて溶湯の
落下位置に配置した鋳型に注湯する鋳造装置において、
前記溶湯の落下位置に前記鋳型を載置する載置台を配置
するとともに、この載置台を前後,左右および上下に移
動可能としたことを特徴とする。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の鋳造装置において、前記溶湯が注湯される鋳型には
溶湯を湯道に導く湯口カップを装着するとともに、その
湯道中に多孔質材料からなるストレーナを設置し、さら
にその鋳型の湯道には押上式湯口系を形成してあること
を特徴とする。
載の鋳造装置において、前記溶湯が注湯される鋳型には
溶湯を湯道に導く湯口カップを装着するとともに、その
湯道中に多孔質材料からなるストレーナを設置し、さら
にその鋳型の湯道には押上式湯口系を形成してあること
を特徴とする。
【0012】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の鋳造装置において、前記溶解炉の溶湯の上
面に不活性ガスを供給する不活性ガス供給ノズルを設置
したことを特徴とする。
たは2記載の鋳造装置において、前記溶解炉の溶湯の上
面に不活性ガスを供給する不活性ガス供給ノズルを設置
したことを特徴とする。
【0013】また、請求項4記載の発明は、請求項1か
ら3のいずれかに記載の鋳造装置において、前記鋳型が
薄肉鋳物鋳造用の鋳型であって、その鋳型を気密とし、
その鋳型の内部を減圧状態としたものであることを特徴
とする。
ら3のいずれかに記載の鋳造装置において、前記鋳型が
薄肉鋳物鋳造用の鋳型であって、その鋳型を気密とし、
その鋳型の内部を減圧状態としたものであることを特徴
とする。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明によれば、溶解炉から溶湯
を直接鋳型に注湯する鋳造装置であるので、溶湯の放熱
量が軽減されて比較的高温の溶湯が鋳型に供給されて湯
回りが良好でありながら、溶解炉での溶解温度が比較的
低温であり溶解炉の炉体等の設備への熱的負荷が軽減さ
れ、設備寿命の短縮化を防止することができる。
を直接鋳型に注湯する鋳造装置であるので、溶湯の放熱
量が軽減されて比較的高温の溶湯が鋳型に供給されて湯
回りが良好でありながら、溶解炉での溶解温度が比較的
低温であり溶解炉の炉体等の設備への熱的負荷が軽減さ
れ、設備寿命の短縮化を防止することができる。
【0015】そのうえ、溶解炉からの溶湯の落下位置に
鋳型の載置台を配置するとともに、この載置台を前後,
左右および上下に移動可能としたので、載置台を移動さ
せることにより鋳型の位置を適宜調整することができ、
溶解炉からの溶湯の落差を過大とすることなく、溶湯の
流れが整えられ,乱流状態とせずに鋳型に供給すること
により、鋳造欠陥を防止することができる。
鋳型の載置台を配置するとともに、この載置台を前後,
左右および上下に移動可能としたので、載置台を移動さ
せることにより鋳型の位置を適宜調整することができ、
溶解炉からの溶湯の落差を過大とすることなく、溶湯の
流れが整えられ,乱流状態とせずに鋳型に供給すること
により、鋳造欠陥を防止することができる。
【0016】また、請求項2記載の発明によれば、その
うえ、前記鋳型には溶湯を湯道に導く湯口カップを装着
するとともに、その湯道中に多孔質材料からなるストレ
ーナを設置し、さらにその鋳型の湯道には押上式湯口系
を形成してあるので、溶解炉からの溶湯を湯口カップに
一旦貯溜することにより溶湯の運動エネルギを低減させ
て溶湯を鋳型に静かに供給することができる。
うえ、前記鋳型には溶湯を湯道に導く湯口カップを装着
するとともに、その湯道中に多孔質材料からなるストレ
ーナを設置し、さらにその鋳型の湯道には押上式湯口系
を形成してあるので、溶解炉からの溶湯を湯口カップに
一旦貯溜することにより溶湯の運動エネルギを低減させ
て溶湯を鋳型に静かに供給することができる。
【0017】さらに、湯道に多孔質材料からなるストレ
ーナが設置されているので、そのストレーナにより溶湯
の流れが静かな流れに整えられ、そのうえで溶湯が押上
式湯口系を経て製品部を満たすので、鋳造欠陥の発生は
一層防止される。
ーナが設置されているので、そのストレーナにより溶湯
の流れが静かな流れに整えられ、そのうえで溶湯が押上
式湯口系を経て製品部を満たすので、鋳造欠陥の発生は
一層防止される。
【0018】また、請求項3記載の発明によれば、さら
に、溶解炉の溶湯の上面に不活性ガスを供給する不活性
ガス供給ノズルを設置してあるので、その不活性ガスに
よって溶解炉中の溶湯の表面および鋳型への注湯時にお
ける溶湯の流れの表面がおおわれ、溶湯の酸化や放熱が
軽減され、酸化物が少なく,放熱量の少ない高温の溶湯
が鋳型に供給されることによって鋳造欠陥を一層軽減す
ることができる。
に、溶解炉の溶湯の上面に不活性ガスを供給する不活性
ガス供給ノズルを設置してあるので、その不活性ガスに
よって溶解炉中の溶湯の表面および鋳型への注湯時にお
ける溶湯の流れの表面がおおわれ、溶湯の酸化や放熱が
軽減され、酸化物が少なく,放熱量の少ない高温の溶湯
が鋳型に供給されることによって鋳造欠陥を一層軽減す
ることができる。
【0019】また、請求項4記載の発明によれば、さら
に、前記鋳型を気密とし、その鋳型の内部を減圧状態と
することにより、載置台上で溶湯の落差を適宜調節する
と同時に溶湯によって加熱される鋳型内で発生するガス
を鋳型の壁面から吸引するので、ガスにより注湯が妨げ
られることがなく、溶湯の注湯をより短時間かつスムー
ズに一定条件で行なうことができ、薄肉鋳物の品質を一
定に維持することが容易である。
に、前記鋳型を気密とし、その鋳型の内部を減圧状態と
することにより、載置台上で溶湯の落差を適宜調節する
と同時に溶湯によって加熱される鋳型内で発生するガス
を鋳型の壁面から吸引するので、ガスにより注湯が妨げ
られることがなく、溶湯の注湯をより短時間かつスムー
ズに一定条件で行なうことができ、薄肉鋳物の品質を一
定に維持することが容易である。
【0020】
【実施例】以下、図面によりこの発明の実施例を説明す
るが、まず図1および図2により第1実施例を説明す
る。
るが、まず図1および図2により第1実施例を説明す
る。
【0021】図において、1は鋳造装置を示し、溶解炉
2と鋳型搬送装置3と鋳型4とで構成されている。
2と鋳型搬送装置3と鋳型4とで構成されている。
【0022】溶解炉2は、この実施例ではルツボ型溶解
炉であって高周波誘導炉からなるものである。
炉であって高周波誘導炉からなるものである。
【0023】そして、この溶解炉2は、炉体5と溶解炉
フレーム6とを有し、炉体5の側部には両側に突設した
枢軸7が設置され、これらの枢軸7は前記溶解炉フレー
ム6に枢支されて炉体5は傾動可能となっている。
フレーム6とを有し、炉体5の側部には両側に突設した
枢軸7が設置され、これらの枢軸7は前記溶解炉フレー
ム6に枢支されて炉体5は傾動可能となっている。
【0024】炉体5は、投入された金属材料を溶解して
溶湯状態で貯溜するルツボ部5aをその中央部に有し、
前記枢軸7と直交方向の一端側には前記ルツボ部5aで
溶解された溶湯Lを炉体5を傾動させて流出させるため
の注出口5bが形成されている(以下、注出口5bの側
を前側という)。なお、この実施例の溶解炉2にあって
も、従来の溶解炉と同様に前記枢軸7の位置は前記注出
口5bより後方に偏位して位置している。
溶湯状態で貯溜するルツボ部5aをその中央部に有し、
前記枢軸7と直交方向の一端側には前記ルツボ部5aで
溶解された溶湯Lを炉体5を傾動させて流出させるため
の注出口5bが形成されている(以下、注出口5bの側
を前側という)。なお、この実施例の溶解炉2にあって
も、従来の溶解炉と同様に前記枢軸7の位置は前記注出
口5bより後方に偏位して位置している。
【0025】そして、このような炉体5の前記枢軸7よ
り後方の部位と溶解炉フレーム7との間には、油圧シリ
ンダ等からなる駆動装置8が介装されており、この駆動
装置8の伸縮により前記炉体5は注出口5bが枢軸7回
りで変位するように傾動駆動される。
り後方の部位と溶解炉フレーム7との間には、油圧シリ
ンダ等からなる駆動装置8が介装されており、この駆動
装置8の伸縮により前記炉体5は注出口5bが枢軸7回
りで変位するように傾動駆動される。
【0026】このような溶解炉2のルツボ部5aの上部
の両側近傍には、一対の不活性ガス供給ノズル12が設
置されており、これらの不活性ガス供給ノズル12は不
図示のガス源から供給される不活性ガスとしてのアルゴ
ンガスを前記ルツボ部5a内に向けて供給するものであ
る。
の両側近傍には、一対の不活性ガス供給ノズル12が設
置されており、これらの不活性ガス供給ノズル12は不
図示のガス源から供給される不活性ガスとしてのアルゴ
ンガスを前記ルツボ部5a内に向けて供給するものであ
る。
【0027】これらの不活性ガス供給ノズル12からの
アルゴンガスは、主にルツボ部5a内に貯溜された溶湯
Lを大気と遮断して溶湯の酸化によるスラグの発生を抑
制するものである。なお、このような不活性ガスとして
は、アルゴンガスに限らずその他の不活性ガスであって
も同様に用いることができる。
アルゴンガスは、主にルツボ部5a内に貯溜された溶湯
Lを大気と遮断して溶湯の酸化によるスラグの発生を抑
制するものである。なお、このような不活性ガスとして
は、アルゴンガスに限らずその他の不活性ガスであって
も同様に用いることができる。
【0028】そして、このような溶解炉2の注出口5b
の下方近傍部分には概ねローラコンベヤ13で構成され
た鋳型搬送装置が設置されており、そのローラコンベヤ
13の前記注出口5bの直下の位置には、次のようなポ
ジショナ14が設置されている。なお、このポジショナ
14はこの発明でいう載置台に該当するものである。
の下方近傍部分には概ねローラコンベヤ13で構成され
た鋳型搬送装置が設置されており、そのローラコンベヤ
13の前記注出口5bの直下の位置には、次のようなポ
ジショナ14が設置されている。なお、このポジショナ
14はこの発明でいう載置台に該当するものである。
【0029】ポジショナ14は、ポジショナフレーム1
5上に設置されたレール部16と、このレール16上を
進退可能とした台車部17と、この台車部17上に昇降
可能に設置されたローラコンベヤ部18とを有するもの
であり、前記レール部16は前記ローラコンベヤ13に
よる搬送方向(図2中の矢印参照)と直交して前記溶解
炉2の注出口5bの直下の位置に向けて設置されてい
る。
5上に設置されたレール部16と、このレール16上を
進退可能とした台車部17と、この台車部17上に昇降
可能に設置されたローラコンベヤ部18とを有するもの
であり、前記レール部16は前記ローラコンベヤ13に
よる搬送方向(図2中の矢印参照)と直交して前記溶解
炉2の注出口5bの直下の位置に向けて設置されてい
る。
【0030】前記台車部17は、ポジショナフレーム1
5に設置された進退用油圧シリンダ21に接続され、そ
の油圧シリンダ21の伸縮により前記レール16上を適
宜に進退駆動することができる。また、前記台車部17
には上下方向に向けて昇降用油圧シリンダ22が設置さ
れており、この昇降用油圧シリンダ22の伸縮によりこ
の台車部17上に設置された前記ローラコンベヤ部18
を適宜高さに昇降駆動することができる。
5に設置された進退用油圧シリンダ21に接続され、そ
の油圧シリンダ21の伸縮により前記レール16上を適
宜に進退駆動することができる。また、前記台車部17
には上下方向に向けて昇降用油圧シリンダ22が設置さ
れており、この昇降用油圧シリンダ22の伸縮によりこ
の台車部17上に設置された前記ローラコンベヤ部18
を適宜高さに昇降駆動することができる。
【0031】なお、このローラコンベヤ部18は、前記
ローラコンベヤ13の一部を構成するものであるが、別
体に形成されており、鋳型4の搬送の際にはローラコン
ベヤ13の高さに位置してローラコンベヤ13としての
機能を奏し、このローラコンベヤ部18上に鋳型4が位
置しての前記溶解炉2からの注湯の際には、その鋳型4
の搬送方向での微小位置決めを行なうための位置決め装
置としての機能を奏するものである。
ローラコンベヤ13の一部を構成するものであるが、別
体に形成されており、鋳型4の搬送の際にはローラコン
ベヤ13の高さに位置してローラコンベヤ13としての
機能を奏し、このローラコンベヤ部18上に鋳型4が位
置しての前記溶解炉2からの注湯の際には、その鋳型4
の搬送方向での微小位置決めを行なうための位置決め装
置としての機能を奏するものである。
【0032】すなわち、このポジショナ14上に位置し
た鋳型4は、進退用油圧シリンダ21により,またロー
ラコンベヤ部18により,さらに昇降用油圧シリンダ2
2により、前後,左右および上下方向のそれぞれでの位
置調整をすることができる。
た鋳型4は、進退用油圧シリンダ21により,またロー
ラコンベヤ部18により,さらに昇降用油圧シリンダ2
2により、前後,左右および上下方向のそれぞれでの位
置調整をすることができる。
【0033】そして、この第1実施例において、鋳型4
は、例えばペプセット鋳型等の自硬性鋳型とシェルモー
ルド鋳型中子により複雑形状の薄肉鋳物を鋳造するよう
にしたものであり、前記注出口5bから供給される溶湯
Lの飛散を防ぐ形状とした湯口カップ24を装着してい
る。
は、例えばペプセット鋳型等の自硬性鋳型とシェルモー
ルド鋳型中子により複雑形状の薄肉鋳物を鋳造するよう
にしたものであり、前記注出口5bから供給される溶湯
Lの飛散を防ぐ形状とした湯口カップ24を装着してい
る。
【0034】そして、この鋳型4の湯口から不図示の製
品部に至る湯道は、乱流のない溶湯Lを鋳型4の製品部
に導くために、鋳型4の上面から鋳型4の下部に延びる
湯口を備え、その後、湯道を介して製品部の下部に連な
る形式の,いわゆる押上式湯口系を採用したものであ
る。また、この鋳型4においては、前記湯口カップ24
から不図示の製品部に至る湯口系の途中には多孔質材料
からなる不図示のストレーナが後述の第2実施例と同様
に設置されており、溶湯L中のスラグが製品部に混入す
ることを防止している。
品部に至る湯道は、乱流のない溶湯Lを鋳型4の製品部
に導くために、鋳型4の上面から鋳型4の下部に延びる
湯口を備え、その後、湯道を介して製品部の下部に連な
る形式の,いわゆる押上式湯口系を採用したものであ
る。また、この鋳型4においては、前記湯口カップ24
から不図示の製品部に至る湯口系の途中には多孔質材料
からなる不図示のストレーナが後述の第2実施例と同様
に設置されており、溶湯L中のスラグが製品部に混入す
ることを防止している。
【0035】なお、この鋳造装置1に用いる鋳型として
は、前記に限らず、通気性のある鋳型であれば各種のも
のを用いることができる。
は、前記に限らず、通気性のある鋳型であれば各種のも
のを用いることができる。
【0036】このような鋳造装置1により行なう,フェ
ライト系ステンレス鋼(例えば、JIS SUS430)の鋳造は
次のようである。
ライト系ステンレス鋼(例えば、JIS SUS430)の鋳造は
次のようである。
【0037】図2において右側から矢印の方向に前記鋳
型4が搬送されてポジショナ14に達する。ポジショナ
14において、鋳型4は前記したように進退用油圧シリ
ンダ21,ローラコンベヤ部18および昇降用油圧シリ
ンダ22によって、前後,左右および上下方向でのそれ
ぞれの位置調整が行なわれ、前記溶解炉2中の溶湯Lの
液面レベルに応じて注湯に適切な位置に位置決めされ
る。
型4が搬送されてポジショナ14に達する。ポジショナ
14において、鋳型4は前記したように進退用油圧シリ
ンダ21,ローラコンベヤ部18および昇降用油圧シリ
ンダ22によって、前後,左右および上下方向でのそれ
ぞれの位置調整が行なわれ、前記溶解炉2中の溶湯Lの
液面レベルに応じて注湯に適切な位置に位置決めされ
る。
【0038】とくに、この実施例においては、昇降用油
圧シリンダ22によって鋳型4の高さが適宜に調節でき
るので、溶解炉2中の溶湯Lの液面レベルの如何にかか
わらず鋳型4までの落差を一定にして注湯することが可
能であり、湯口カップ24から湯道に侵入する溶湯Lの
運動エネルギを一定として、乱流の発生による鋳造欠陥
を軽減することが可能となる。
圧シリンダ22によって鋳型4の高さが適宜に調節でき
るので、溶解炉2中の溶湯Lの液面レベルの如何にかか
わらず鋳型4までの落差を一定にして注湯することが可
能であり、湯口カップ24から湯道に侵入する溶湯Lの
運動エネルギを一定として、乱流の発生による鋳造欠陥
を軽減することが可能となる。
【0039】そして、前記溶解炉2を傾動させての注湯
の際には、前記不活性ガス供給ノズル12から溶解炉2
のルツボ部5aに供給されていたアルゴンガスは、溶湯
Lとともに流出することとなるが、その場合にアルゴン
ガスは注出口5bから流出する溶湯Lの周囲を囲むよう
に流出するので、この注湯の時点においてもアルゴンガ
スは溶湯Lが大気で酸化することを抑制し、スラグの混
入を軽減する。
の際には、前記不活性ガス供給ノズル12から溶解炉2
のルツボ部5aに供給されていたアルゴンガスは、溶湯
Lとともに流出することとなるが、その場合にアルゴン
ガスは注出口5bから流出する溶湯Lの周囲を囲むよう
に流出するので、この注湯の時点においてもアルゴンガ
スは溶湯Lが大気で酸化することを抑制し、スラグの混
入を軽減する。
【0040】このようにして鋳型4に注湯した溶湯Lの
温度は、溶解炉2中での温度から例えば52℃の温度低
下があったが、従来の取鍋を用いた鋳造においては、溶
湯を溶解炉から取鍋に移す際にさらに50〜100℃の
温度低下があることから見れば溶湯Lの温度低下が著し
く軽減していることはあきらかである。
温度は、溶解炉2中での温度から例えば52℃の温度低
下があったが、従来の取鍋を用いた鋳造においては、溶
湯を溶解炉から取鍋に移す際にさらに50〜100℃の
温度低下があることから見れば溶湯Lの温度低下が著し
く軽減していることはあきらかである。
【0041】このような鋳込みが完了した後、前記鋳型
4はローラコンベヤ13上を搬送され、次の工程に送ら
れ、所定の熱処理等の後製品としての鋳物が得られる。
4はローラコンベヤ13上を搬送され、次の工程に送ら
れ、所定の熱処理等の後製品としての鋳物が得られる。
【0042】前記のようにして得られた鋳物について、
鋳造欠陥を検査してみると、表面欠陥および内部欠陥の
双方ともに認められず、鋳物は健全であった。
鋳造欠陥を検査してみると、表面欠陥および内部欠陥の
双方ともに認められず、鋳物は健全であった。
【0043】次に、図3に示す第2実施例について説明
するが、この第2実施例は薄肉鋳物の鋳造に適用される
減圧鋳造法によるものであって、前記第1実施例とは鋳
型31の関連事項のみが相違し、鋳造装置1のうちの溶
解炉2および鋳型搬送装置3については同様である。
するが、この第2実施例は薄肉鋳物の鋳造に適用される
減圧鋳造法によるものであって、前記第1実施例とは鋳
型31の関連事項のみが相違し、鋳造装置1のうちの溶
解炉2および鋳型搬送装置3については同様である。
【0044】したがって、以下の説明においては、前記
の相違点についてのみ説明を行い、共通の事項について
は第1実施例と同一の参照番号を引用することとしてそ
の説明を省略する。
の相違点についてのみ説明を行い、共通の事項について
は第1実施例と同一の参照番号を引用することとしてそ
の説明を省略する。
【0045】まず、図3により鋳型31について説明す
ると、鋳型31は減圧鋳造用鋳枠(以下、キャスクとい
う)32内に鋳型本体33を収容して構成したものであ
る。
ると、鋳型31は減圧鋳造用鋳枠(以下、キャスクとい
う)32内に鋳型本体33を収容して構成したものであ
る。
【0046】鋳型本体33は、前記した第1実施例と同
様に自硬性鋳型とシェルモールド鋳型中子とからなるも
のである。
様に自硬性鋳型とシェルモールド鋳型中子とからなるも
のである。
【0047】キャスク32は、上開きの箱型に形成され
ており、その内部には多数の透孔を有する中底板34が
設置されて二重底状態となっており、中底板34の下方
の空間は減圧室35である。
ており、その内部には多数の透孔を有する中底板34が
設置されて二重底状態となっており、中底板34の下方
の空間は減圧室35である。
【0048】そして、キャスク32の中底板34の上方
空間の中央部には鋳型本体33が収容され、鋳型本体3
3とキャスク32の周壁との間には荒砂36またはショ
ットを充填してある。
空間の中央部には鋳型本体33が収容され、鋳型本体3
3とキャスク32の周壁との間には荒砂36またはショ
ットを充填してある。
【0049】このようにしてキャスク32にセットされ
た鋳型本体33においては、押湯部の空間の上面を厚紙
37等でシールするとともに、鋳型本体33の上面全体
を含む,キャスク32の上面をビニールシート38によ
り覆って気密状態とし、キャスク32の前記減圧室35
に連なる減圧口41を真空ポンプ42に接続して鋳型3
1内を減圧状態とすることができる。
た鋳型本体33においては、押湯部の空間の上面を厚紙
37等でシールするとともに、鋳型本体33の上面全体
を含む,キャスク32の上面をビニールシート38によ
り覆って気密状態とし、キャスク32の前記減圧室35
に連なる減圧口41を真空ポンプ42に接続して鋳型3
1内を減圧状態とすることができる。
【0050】このような鋳型31に第1実施例と同様の
湯口カップ24をセットした状態で鋳型31は、第1実
施例と同様にローラコンベヤ13により、ポジショナ1
4に搬送される。
湯口カップ24をセットした状態で鋳型31は、第1実
施例と同様にローラコンベヤ13により、ポジショナ1
4に搬送される。
【0051】ポジショナ14上においては、前記鋳型3
1の減圧口41を真空ポンプ42に接続して鋳型31内
を減圧状態(鋳込み時のキャスク内の減圧度は、例えば
を50〜100mmHgである)とする準備を行ない、鋳型31
内が所要の減圧状態となった時点に第1実施例と同様に
炉体5を傾動させて湯口カップ24から鋳型本体33へ
の注湯を行なう。
1の減圧口41を真空ポンプ42に接続して鋳型31内
を減圧状態(鋳込み時のキャスク内の減圧度は、例えば
を50〜100mmHgである)とする準備を行ない、鋳型31
内が所要の減圧状態となった時点に第1実施例と同様に
炉体5を傾動させて湯口カップ24から鋳型本体33へ
の注湯を行なう。
【0052】この場合、鋳型本体33内が減圧状態とな
っているので、溶湯Lによって加熱される鋳型31内で
発生するガスを壁面から吸引することができ、ガスによ
り注湯が妨げられることがなく、溶湯Lの注湯をより短
時間かつスムーズに一定条件で行なうことができ、薄肉
鋳物の品質を一定に維持することが容易である。
っているので、溶湯Lによって加熱される鋳型31内で
発生するガスを壁面から吸引することができ、ガスによ
り注湯が妨げられることがなく、溶湯Lの注湯をより短
時間かつスムーズに一定条件で行なうことができ、薄肉
鋳物の品質を一定に維持することが容易である。
【0053】なお、この実施例の鋳型本体33において
も、前記第1実施例と同様に乱流のない溶湯Lを鋳型3
1の製品部44に導くために、鋳型31の上面から鋳型
31の下部に延びる湯口45を備え、その後、湯道43
を介して製品部44の下部に連なる形式の,いわゆる押
上式湯口系が採用されている。
も、前記第1実施例と同様に乱流のない溶湯Lを鋳型3
1の製品部44に導くために、鋳型31の上面から鋳型
31の下部に延びる湯口45を備え、その後、湯道43
を介して製品部44の下部に連なる形式の,いわゆる押
上式湯口系が採用されている。
【0054】また、前記湯道43の途中に多孔質材料か
らなるストレーナ46が設置されており、前記湯口45
から侵入する溶湯の流れを整えるとともに、溶湯L中の
スラグが製品部44に達することを防止しているも同様
である。
らなるストレーナ46が設置されており、前記湯口45
から侵入する溶湯の流れを整えるとともに、溶湯L中の
スラグが製品部44に達することを防止しているも同様
である。
【0055】このようにして鋳造された鋳物についても
その鋳造欠陥を検査したが、表面欠陥,内部欠陥ともに
認められなかった。
その鋳造欠陥を検査したが、表面欠陥,内部欠陥ともに
認められなかった。
【0056】以上説明した実施例においては、フェライ
ト系ステンレス鋳鋼を鋳造することとしたが、本願発明
はこれに限定することなく、オーステナイト系ステンレ
ス鋳鋼,マルテンサイト系ステンレス鋳鋼,低合金鋼,
普通鋼等の鋳鋼をはじめ、鋳鉄品,球状黒鉛鋳鉄品,ニ
レジスト等の鋳造にも使用できる。また、溶解炉として
はその他の種類の溶解炉を用いてもよいことはいうまで
もない。
ト系ステンレス鋳鋼を鋳造することとしたが、本願発明
はこれに限定することなく、オーステナイト系ステンレ
ス鋳鋼,マルテンサイト系ステンレス鋳鋼,低合金鋼,
普通鋼等の鋳鋼をはじめ、鋳鉄品,球状黒鉛鋳鉄品,ニ
レジスト等の鋳造にも使用できる。また、溶解炉として
はその他の種類の溶解炉を用いてもよいことはいうまで
もない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、溶解炉から溶湯を直接鋳型に注湯する鋳造
装置であるので、溶湯の放熱量が軽減されて比較的高温
の溶湯が鋳型に供給されて湯回りが良好でありながら、
溶解炉での溶解温度が比較的低温であり溶解炉の炉体等
の設備への熱的負荷が軽減され、設備寿命の短縮化を防
止することができる。
明によれば、溶解炉から溶湯を直接鋳型に注湯する鋳造
装置であるので、溶湯の放熱量が軽減されて比較的高温
の溶湯が鋳型に供給されて湯回りが良好でありながら、
溶解炉での溶解温度が比較的低温であり溶解炉の炉体等
の設備への熱的負荷が軽減され、設備寿命の短縮化を防
止することができる。
【0058】そのうえ、溶解炉からの溶湯の落下位置に
鋳型の載置台を配置するとともに、この載置台を前後,
左右および上下に移動可能としたので、載置台を移動さ
せることにより鋳型の位置を適宜調整することができ、
溶解炉からの溶湯の落差を過大とすることなく、溶湯の
流れが整えられ,乱流状態とせずに鋳型に供給すること
により、鋳造欠陥を防止することができる。
鋳型の載置台を配置するとともに、この載置台を前後,
左右および上下に移動可能としたので、載置台を移動さ
せることにより鋳型の位置を適宜調整することができ、
溶解炉からの溶湯の落差を過大とすることなく、溶湯の
流れが整えられ,乱流状態とせずに鋳型に供給すること
により、鋳造欠陥を防止することができる。
【0059】また、請求項2記載の発明によれば、その
うえ、前記鋳型には溶湯を湯道に導く湯口カップを装着
するとともに、その湯道中に多孔質材料からなるストレ
ーナを設置し、さらにその鋳型の湯道には押上式湯口系
を形成してあるので、溶解炉からの溶湯を湯口カップに
一旦貯溜することにより溶湯の運動エネルギを低減させ
て溶湯を鋳型に静かに供給することができる。
うえ、前記鋳型には溶湯を湯道に導く湯口カップを装着
するとともに、その湯道中に多孔質材料からなるストレ
ーナを設置し、さらにその鋳型の湯道には押上式湯口系
を形成してあるので、溶解炉からの溶湯を湯口カップに
一旦貯溜することにより溶湯の運動エネルギを低減させ
て溶湯を鋳型に静かに供給することができる。
【0060】さらに、湯道に多孔質材料からなるストレ
ーナが設置されているので、そのストレーナにより溶湯
の流れが静かな流れに整えられ、そのうえで溶湯が押上
式湯口系を経て製品部を満たすので、鋳造欠陥の発生は
一層防止される。
ーナが設置されているので、そのストレーナにより溶湯
の流れが静かな流れに整えられ、そのうえで溶湯が押上
式湯口系を経て製品部を満たすので、鋳造欠陥の発生は
一層防止される。
【0061】また、請求項3記載の発明によれば、さら
に、溶解炉の溶湯の上面に不活性ガスを供給する不活性
ガス供給ノズルを設置してあるので、その不活性ガスに
よって溶解炉中の溶湯の表面および鋳型への注湯時にお
ける溶湯の流れの表面がおおわれ、溶湯の酸化や放熱が
軽減され、酸化物が少なく,放熱量の少ない高温の溶湯
が鋳型に供給されることによって鋳造欠陥を一層軽減す
ることができる。
に、溶解炉の溶湯の上面に不活性ガスを供給する不活性
ガス供給ノズルを設置してあるので、その不活性ガスに
よって溶解炉中の溶湯の表面および鋳型への注湯時にお
ける溶湯の流れの表面がおおわれ、溶湯の酸化や放熱が
軽減され、酸化物が少なく,放熱量の少ない高温の溶湯
が鋳型に供給されることによって鋳造欠陥を一層軽減す
ることができる。
【0062】また、請求項4記載の発明によれば、さら
に、前記鋳型を気密とし、その鋳型の内部を減圧状態と
することにより、載置台上で溶湯の落差を適宜調節する
と同時に溶湯によって加熱される鋳型内で発生するガス
を鋳型の壁面から吸引するので、ガスにより注湯が妨げ
られることがなく、溶湯の注湯をより短時間かつスムー
ズに一定条件で行なうことができ、薄肉鋳物の品質を一
定に維持することが容易である。
に、前記鋳型を気密とし、その鋳型の内部を減圧状態と
することにより、載置台上で溶湯の落差を適宜調節する
と同時に溶湯によって加熱される鋳型内で発生するガス
を鋳型の壁面から吸引するので、ガスにより注湯が妨げ
られることがなく、溶湯の注湯をより短時間かつスムー
ズに一定条件で行なうことができ、薄肉鋳物の品質を一
定に維持することが容易である。
【図1】鋳造装置の一部を破断した全体側面図である。
【図2】ポジショナの近傍の上面概略図である。
【図3】第2実施例の鋳型の断面図である。
L 溶湯 1 鋳造装置 2 溶解炉 4,31 鋳型 12 不活性ガス供給ノズル 14 ポジショナ(載置台) 43 湯道 46 ストレーナ
Claims (4)
- 【請求項1】 溶解炉を傾動させて溶湯の落下位置に配
置した鋳型に注湯する鋳造装置において、 前記溶湯の落下位置に前記鋳型を載置する載置台を配置
するとともに、この載置台を前後,左右および上下に移
動可能としたことを特徴とする鋳造装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の鋳造装置において、前記
溶湯が注湯される鋳型には溶湯を湯道に導く湯口カップ
を装着するとともに、その湯道中に多孔質材料からなる
ストレーナを設置し、さらにその鋳型の湯道には押上式
湯口系を形成してあることを特徴とする鋳造装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の鋳造装置におい
て、前記溶解炉の溶湯の上面に不活性ガスを供給する不
活性ガス供給ノズルを設置したことを特徴とする鋳造装
置。 - 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の鋳造
装置において、前記鋳型が薄肉鋳物鋳造用の鋳型であっ
て、その鋳型を気密とし、その鋳型の内部を減圧状態と
したものであることを特徴とする鋳造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16346694A JPH0825024A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 鋳造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16346694A JPH0825024A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 鋳造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0825024A true JPH0825024A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15774415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16346694A Pending JPH0825024A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 鋳造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0825024A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2012016708A (ja) * | 2010-07-06 | 2012-01-26 | Sintokogio Ltd | 自動注湯方法およびその設備 |
| JP2012206134A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Aisin Takaoka Ltd | 鋳鋼注湯装置 |
| JP2015116588A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | 株式会社東京ロストワックス工業 | 精密鋳造方法並びに精密鋳造用の溶湯製造装置 |
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-
1994
- 1994-07-15 JP JP16346694A patent/JPH0825024A/ja active Pending
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