JPH0825032B2 - 電縫鋼管溶接部のガスシール方法 - Google Patents

電縫鋼管溶接部のガスシール方法

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JPH0825032B2
JPH0825032B2 JP1064726A JP6472689A JPH0825032B2 JP H0825032 B2 JPH0825032 B2 JP H0825032B2 JP 1064726 A JP1064726 A JP 1064726A JP 6472689 A JP6472689 A JP 6472689A JP H0825032 B2 JPH0825032 B2 JP H0825032B2
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孝男 野口
健 多田
徹朗 菅昌
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日本鋼管株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電縫鋼管の溶接部が酸化されないように
ガスシールする電縫鋼管溶接部のガスシール方法に関す
る。
[従来の技術] 電縫鋼管は、第7図のように、成形ロール21で成形し
た素管22の突き合わせ部23を高周波溶接装置(周波数25
0KHz程度)24で加熱し、素管22を溶接機ロール25で外側
から抱え込み、溶接部26が圧着されるようにして製造し
ている。
上記のような電縫鋼管の溶接工程は、従来大気中で行
なわれいる。そのため高温の溶接部近傍は鋼が酸化され
やすく、その酸化物が溶接部に巻き込まれて酸化介在物
となり、低温靭性の低下とか引張強度不足等のいわゆる
溶接欠陥の原因となっている。
このような問題に対処するため、次のような対策が試
みられている。
(1)純度99.999%以上の窒素ガスまたはアルゴンガス
を、第8図のように電縫鋼管の溶接部26、溶接電源のリ
ード部27、電極28および溶接機ロール25等溶接装置全体
を覆ったカバー29内に供給してガスシールし、酸化を防
止する。
(2)第9図のように電縫鋼管内部に窒素ガス等の不活
性ガス噴出ノズル30を配置し、この噴出ノズル30から不
活性ガスを噴出して、溶接点直前の加熱された素管の突
き合わせ部23をガスシールして、酸化を防止する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記の方法には、次のような問題点が
あった。
(1)の方法は、溶接部全体を覆うため装置が大型化す
るとともに、電縫管の溶接状況を観察できないという問
題点がある。
(2)の方法においては、第9図に示すように、窒素ガ
ス等の不活性ガス31を、素管22の内部から突き合わせ部
23を通して外部に噴出させる際に、外部の空気を一部突
き合わせ部23に巻き込み、ガスシール性が必ずしも万全
ではないという問題点がある。
この発明は、上述のような従来技術の問題点を解消
し、電縫鋼管の溶接部を完全にガスシールし、設備費も
嵩まず、溶接時の観察も十分にできる電縫鋼管溶接部の
ガスシール方法を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] この発明に係る電縫鋼管溶接部のガスシール方法は、
電縫鋼管の溶接部近傍を電縫鋼管の内部に配備した噴射
ノズルで不活性ガスを噴出させるとともに、電縫鋼管の
外部に配備した同軸二重円筒ノズルで内円筒ノズルの流
速(A)と外円筒ノズルの流速(B)の比A/Bが1.0以上
になるようにして不活性ガスを噴出させ、その流速分布
が噴出流の中心から外側へ向かって徐々に流速が遅くな
るようにしてガスシールする電縫鋼管溶接部のガスシー
ル方法である。
[作用] この発明に係る電縫鋼管溶接部のガスシール方法は、
電縫鋼管の溶接部近傍を電縫鋼管の内部に配備した噴射
ノズルで不活性ガスを噴出させるとともに、電縫鋼管の
外部に配備した同軸二重円筒ノズルで内円筒ノズルの流
速(A)と外円筒ノズルの流速(B)の比A/Bが1.0以上
になるようにして不活性ガスを噴出させているので、同
軸二重円筒ノズルからの不活性ガスの噴出流が、噴出流
の中心から外側へ向って徐々に流速が遅くなる流速分布
となり、空気の電縫鋼管突き合わせ部への巻き込みがな
く、ガスシール性が向上する。
[実施例] 本発明の1実施例の電縫鋼管溶接部のガスシール方法
を、第1図〜第6図により説明する。第1図は、この電
縫鋼管溶接部のガスシール方法を示す説明図である。電
縫鋼管1は、その素管2の突き合わせ部3,3が、高周波
電極によりその電極接点4,4で誘導加熱され、高温の状
態になった後、サイドロール5で素管2を抱え込むよう
にして、突き合わせ部3,3を圧着させて製造される。こ
の時圧着される前の突き合わせ部3,3は、高温のため空
気に触れると酸化され、鋼の酸化物が溶接部6に巻き込
まれてしまう。そこでこの電縫鋼管溶接部のガスシール
方法においては、窒素ガスの配管7をサイドロール5の
前方からサイドロール方向に向けて、素管2の内部に差
し込み、その先端に設けた噴出ノズル8から窒素ガスを
素管2の突き合わせ部3,3に向けて噴出している。また
素管2の上方にも窒素ガスの配管9を配管し、その先端
に設けた同軸二重円筒ノズル10から電極接点4,4および
サイドロール5方向に向けて窒素ガスを噴出している。
したがって、電縫鋼管1の溶接部近傍は、電縫鋼管1の
内外からガスシールされた状態になっている。
このガスシール方法は、上述のように特別なシールカ
バーを使用することなく、電縫鋼管の溶接部をガスシー
ルすることができ、電縫鋼管の溶接部に酸化物が巻き込
まれるのを防止している。
第2図は、同軸二重円筒ノズル10を模式的に表した説
明図である。ガスの流路は、内円筒11の内部12と、内円
筒11と外円筒13で構成される空間14とに別れる。そし
て、内円筒11の内部12を流れる不活性ガスの流速は、内
円筒11と外円筒13で構成される空間14を流れる不活性ガ
スの流速よりも速くなるようにしている。なお内円筒11
の内部12に整流板15を設け、不活性ガスの流れが乱流と
ならないようにしている。このように構成しているの
は、単なる円筒ノズルでは、不活性ガスの流れと周囲の
空気との流れとの間に流速の大きな差があるので、不活
性ガスの流れの中に空気を巻き込み、この空気が前記素
管2の突き合わせ部3,3に触れて、突き合わせ部3,3を酸
化させるからである。この同軸二重円筒ノズル10の場合
には、ノズルの中心から外側に向けて徐々に流速が遅く
なる流速分布となっているので、単なる円筒ノズルと異
なり、空気を巻き込むことはない。
第3図は、同軸二重円筒ノズル10がいかに周辺の空気
を巻き込まないかを示すグラフであり、ノズル先端から
の距離と酸素濃度との関係を単管円筒ノズルと比較して
示している。この図から明らかなように、同軸二重円筒
ノズル10は、ノズル先端から150mm離れた位置において
も、酸素濃度は10ppmと単管円筒ノズルの1000ppmに比較
して100分の1であり、いかに空気を巻き込まないかが
理解できる。
第4図は、本発明の電縫鋼管溶接部のガスシール方法
の効果を示すグラフであり、溶接点からの距離と酸素濃
度との関係を電縫鋼管の内部のみをガスシールした場合
と比較して示している。この図から明らかなように、内
部のみをガスシールした場合が溶接点から100mmの位置
(ノズルからの不活性ガス噴射位置)の近傍のみがガス
シール性が高いのに対して、本発明の電縫鋼管溶接部の
ガスシール方法においては、溶接点から200mmまでのす
べての範囲において、すなわち不活性ガス噴射位置の前
後100mmのすべての位置において、100ppm以下の酸素濃
度に納まっており、優れたガスシール性を示している。
この理由は、電縫鋼管の素管の突き合わせ部において、
管内部からの窒素ガス等の不活性ガスの流れを、管外部
の同軸二重円筒ノズルからの高純度不活性ガスの流れが
前記素管の突き合わせ部に押さえ付け、この突き合わせ
部に不活性ガスの付着流を形成させ、大気の巻き込みが
なくなるからである。
第5図は、第6図のように同軸二重円筒ノズル10を、
ノズル先端10aから溶接点16までの水平方向距離Lを100
mm、高さHを50mmになるように、またノズル10の水平面
との傾き角度Aを60度となるようにして配置して、不活
性ガスを噴射した時の溶接点からの距離と酸素濃度との
関係を示したものである。第5図から明らかなように、
ほとんどの位置において酸素濃度は100ppm以下になって
おり、ガスシール性が優れていることが分かる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の目的を達成し得る範囲内で任意に設計変更
することができる。
[発明の効果] 本発明により、電縫鋼管溶接部近傍のガスシールがシ
ールカバー無しに行なえ、溶接部への酸化介在物の巻き
込みを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の電縫鋼管溶接部のガスシー
ル方法を示す説明図、第2図は同軸二重円筒ノズル10を
模式的に表した説明図、第3図,第4図,第5図は同軸
二重円筒ノズルの効果を示すグラフ図、第6図は同軸二
重円筒ノズルの配置状況を示す説明図、第7図は電縫鋼
管の製造工程を示す説明図、第8図および第9図は従来
のガスシール技術を示す説明図である。 1…電縫鋼管、2…電縫鋼管の素管、3…素管の突き合
わせ部、4…電極接点、5…サイドロール、6…溶接
部、7…窒素ガス配管、8…噴出ノズル、9…窒素ガス
配管、10…同軸二重円筒ノズル、11…内円筒、13…外円
筒、15…整流板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭52−22945(JP,B2) 特公 昭56−26518(JP,B2) 実公 昭59−27981(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電縫鋼管の溶接部近傍を電縫鋼管の内部に
    配備した噴射ノズルで不活性ガスを噴出させるととも
    に、電縫鋼管の外部に配備した同軸二重円筒ノズルで内
    円筒ノズルの流速(A)と外円筒ノズルの流速(B)の
    比A/Bが1.0以上になるようにして不活性ガスを噴出さ
    せ、その流速分布が噴出流の中心から外側へ向かって徐
    々に流速が遅くなるようにしてガスシールすることを特
    徴とする電縫鋼管溶接部のガスシール方法。
JP1064726A 1989-03-16 1989-03-16 電縫鋼管溶接部のガスシール方法 Expired - Fee Related JPH0825032B2 (ja)

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JPS5927981U (ja) * 1982-08-13 1984-02-21 本田技研工業株式会社 ハンドルのロツク装置

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