JPH08250705A - Mis制御型サイリスタ - Google Patents
Mis制御型サイリスタInfo
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- JPH08250705A JPH08250705A JP4993895A JP4993895A JPH08250705A JP H08250705 A JPH08250705 A JP H08250705A JP 4993895 A JP4993895 A JP 4993895A JP 4993895 A JP4993895 A JP 4993895A JP H08250705 A JPH08250705 A JP H08250705A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 オン時の抵抗損失が小さく、大電流化に的し
たMIS制御サイリスタを提供する。 【構成】 サイリスタのnエミッタ層(n2+層7)の
一部をp3+層10で置き換え、n−層1からサイリス
タのpベース層(p2層11)を通って流れる電流に対
する抵抗値を低くするようにする。 【効果】 サイリスタのnエミッタ層とpベース層によ
り絶縁ゲートG下に形成されるpn接合に印加される逆
電圧が低下し、大電流スイッチングが可能になるととも
に、pベース層を低不純物濃度で構成でき、サイリスタ
のオン電圧を低くできる。
たMIS制御サイリスタを提供する。 【構成】 サイリスタのnエミッタ層(n2+層7)の
一部をp3+層10で置き換え、n−層1からサイリス
タのpベース層(p2層11)を通って流れる電流に対
する抵抗値を低くするようにする。 【効果】 サイリスタのnエミッタ層とpベース層によ
り絶縁ゲートG下に形成されるpn接合に印加される逆
電圧が低下し、大電流スイッチングが可能になるととも
に、pベース層を低不純物濃度で構成でき、サイリスタ
のオン電圧を低くできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複合半導体装置に係り、
とくにMISゲートでオン、オフでき、低損失でかつ大
電流をスイッチング可能なMIS制御型サイリスタに関
する。
とくにMISゲートでオン、オフでき、低損失でかつ大
電流をスイッチング可能なMIS制御型サイリスタに関
する。
【0002】
【従来の技術】インバータ装置を始めとする電力変換器
の高性能化の要求から、高速、低損失、大容量の半導体
スイッチング素子の開発が行われている。近年これに応
える半導体スイッチング素子として、MIS(Metal In
sulator Semiconductor)ゲートでサイリスタを制御す
る素子(MIS制御サイリスタ)が注目されている。M
IS制御型サイリスタは、MISゲートでバイポーラトラ
ンジスタを制御する素子であるIGBT(Insulated Gat
e Bipolar Transistor)に比べてそのオン電圧(順方向
電圧降下)が低くできるため、オン時の抵抗損失が小さ
く高耐圧化に適している。
の高性能化の要求から、高速、低損失、大容量の半導体
スイッチング素子の開発が行われている。近年これに応
える半導体スイッチング素子として、MIS(Metal In
sulator Semiconductor)ゲートでサイリスタを制御す
る素子(MIS制御サイリスタ)が注目されている。M
IS制御型サイリスタは、MISゲートでバイポーラトラ
ンジスタを制御する素子であるIGBT(Insulated Gat
e Bipolar Transistor)に比べてそのオン電圧(順方向
電圧降下)が低くできるため、オン時の抵抗損失が小さ
く高耐圧化に適している。
【0003】このMIS制御型サイリスタは、基本的に
次の2つのタイプに分類される。一つはサイリスタと直
列にMISFETを接続し、このMISFETのオン、
オフによりサイリスタの電流経路を遮断してスイッチン
グするもので、もう一方はサイリスタのゲート抵抗をM
ISFETにより制御することでスイッチングするもの
である。この内、特に前者は、直列接続されたMISF
ETの限流作用があるために、素子を集積化し並列動作
させた場合にも、一つの素子への電流集中が起こりにく
く大電流化に適している。このようなタイプの従来例と
しては、例えば、アイ・エス・ピー・エス・ディー(199
3年)第71頁−第76頁(Proceedings of 1993 Interna
tional Conference on Power Semiconductor Device an
d IC's,Tokyo, pp.71-76)において論じられている。
次の2つのタイプに分類される。一つはサイリスタと直
列にMISFETを接続し、このMISFETのオン、
オフによりサイリスタの電流経路を遮断してスイッチン
グするもので、もう一方はサイリスタのゲート抵抗をM
ISFETにより制御することでスイッチングするもの
である。この内、特に前者は、直列接続されたMISF
ETの限流作用があるために、素子を集積化し並列動作
させた場合にも、一つの素子への電流集中が起こりにく
く大電流化に適している。このようなタイプの従来例と
しては、例えば、アイ・エス・ピー・エス・ディー(199
3年)第71頁−第76頁(Proceedings of 1993 Interna
tional Conference on Power Semiconductor Device an
d IC's,Tokyo, pp.71-76)において論じられている。
【0004】図4にその断面構造を示す。これは1つの
セルを示していて、n−基板(n−層)1の裏面にn1
層2及びp1+層3が形成されている。表面には絶縁膜
4とゲート電極5からなる絶縁ゲートGが形成され、絶
縁ゲートG下に達するようにn1+層6、n2+層7
が、主表面から形成されている。n1+層6に接して不
純物濃度の高いp2+層8がn−層1に達するように主
表面から形成され、n1+層6を取り囲むようにp1層
9が設けられている。n2+層7を取り囲むように、p
2層11が設けられている。n1+層6とp2+層8に
接触してエミッタ電極Eが設けられ、また裏面にはコレ
クタ電極Cがp1+層3に接触して設けられている。
セルを示していて、n−基板(n−層)1の裏面にn1
層2及びp1+層3が形成されている。表面には絶縁膜
4とゲート電極5からなる絶縁ゲートGが形成され、絶
縁ゲートG下に達するようにn1+層6、n2+層7
が、主表面から形成されている。n1+層6に接して不
純物濃度の高いp2+層8がn−層1に達するように主
表面から形成され、n1+層6を取り囲むようにp1層
9が設けられている。n2+層7を取り囲むように、p
2層11が設けられている。n1+層6とp2+層8に
接触してエミッタ電極Eが設けられ、また裏面にはコレ
クタ電極Cがp1+層3に接触して設けられている。
【0005】図5に本半導体複合装置の等価回路を示
す。本装置は、p1+層3、n−層1、p2層11から
成るpnpトランジスタQ1とn−層1、p2層11、
n2+層7から成るnpnトランジスタQ2により構成
されるサイリスタTh1を含んでいる。このサイリスタ
Th1はn2+層7の横方向抵抗R3、n−層1、p2
層11、n2+層7の絶縁ゲートGに近い部分で形成さ
れるnチャネルMISFET M2、及びn1+層6、
p1層9、n−層1からなるnチャネルMISFET
M1を介してエミッタ電極Eに接続される。さらにトラ
ンジスタQ1は、p2層11の横方向抵抗R2、p1層
9、n−層1、p2層11から成るpチャネルMISF
ET M3、及びp2+層8の横方向抵抗R6を介して
エミッタ電極Eに接続される。更にMISFET M1
及びp1+層3、n−層1、p1層9から成るpnpト
ランジスタQ3から成るIGBT領域がある。更に本装
置には、n−層1、p1層9、n1+層6から成るnp
nトランジスタQ4と、トランジスタQ3からなる寄生
サイリスタが存在する。また図中R4、R5はn−層1
の縦方向抵抗である。このように本装置は、IGBTと
サイリスタが複合されている素子と見ることができる。
す。本装置は、p1+層3、n−層1、p2層11から
成るpnpトランジスタQ1とn−層1、p2層11、
n2+層7から成るnpnトランジスタQ2により構成
されるサイリスタTh1を含んでいる。このサイリスタ
Th1はn2+層7の横方向抵抗R3、n−層1、p2
層11、n2+層7の絶縁ゲートGに近い部分で形成さ
れるnチャネルMISFET M2、及びn1+層6、
p1層9、n−層1からなるnチャネルMISFET
M1を介してエミッタ電極Eに接続される。さらにトラ
ンジスタQ1は、p2層11の横方向抵抗R2、p1層
9、n−層1、p2層11から成るpチャネルMISF
ET M3、及びp2+層8の横方向抵抗R6を介して
エミッタ電極Eに接続される。更にMISFET M1
及びp1+層3、n−層1、p1層9から成るpnpト
ランジスタQ3から成るIGBT領域がある。更に本装
置には、n−層1、p1層9、n1+層6から成るnp
nトランジスタQ4と、トランジスタQ3からなる寄生
サイリスタが存在する。また図中R4、R5はn−層1
の縦方向抵抗である。このように本装置は、IGBTと
サイリスタが複合されている素子と見ることができる。
【0006】以下図4、図5を用いて本装置の動作原理
を示す。まず本装置をターンオンするには、エミッタ電
極Eに対しコレクタ電極C及び絶縁ゲートGに正の電圧
を加える。これにより絶縁ゲートG下のp1層9及びp
2層11表面にn反転層が形成される(M1、M2オ
ン)。さらに、絶縁ゲートG下のn−層1表面にn蓄積
層が形成されることにより、このn蓄積層とMISFE
T M1、M2を介してエミッタ電極Eとn2+層7が
接続される。MISFET M1がオンした結果、この
MISFET M1を通じて電子がn−層1に注入さ
れ、n-層1のポテンシャルが下がり、p1+層3より正
孔がn−層1に注入される(Q1、Q3、オン、従って
IGBTオン)。注入された正孔はn−層1を拡散し、
トランジスタQ2のベース層であるp2層11へ注入さ
れる。この正孔注入によりp2層11のポテンシャルが
上がり、n2+層7より電子が注入される(Q2オ
ン)。この結果サイリスタTh1がオンし、本半導体装
置がオン状態になる。またこの時、トランジスタQ4の
エミッタとなるn1+層6と、ベースとなるp1層9は
低抵抗で接続され、トランジスタQ4はオンしにくい構
造となっているため、寄生サイリスタは動作しない。
を示す。まず本装置をターンオンするには、エミッタ電
極Eに対しコレクタ電極C及び絶縁ゲートGに正の電圧
を加える。これにより絶縁ゲートG下のp1層9及びp
2層11表面にn反転層が形成される(M1、M2オ
ン)。さらに、絶縁ゲートG下のn−層1表面にn蓄積
層が形成されることにより、このn蓄積層とMISFE
T M1、M2を介してエミッタ電極Eとn2+層7が
接続される。MISFET M1がオンした結果、この
MISFET M1を通じて電子がn−層1に注入さ
れ、n-層1のポテンシャルが下がり、p1+層3より正
孔がn−層1に注入される(Q1、Q3、オン、従って
IGBTオン)。注入された正孔はn−層1を拡散し、
トランジスタQ2のベース層であるp2層11へ注入さ
れる。この正孔注入によりp2層11のポテンシャルが
上がり、n2+層7より電子が注入される(Q2オ
ン)。この結果サイリスタTh1がオンし、本半導体装
置がオン状態になる。またこの時、トランジスタQ4の
エミッタとなるn1+層6と、ベースとなるp1層9は
低抵抗で接続され、トランジスタQ4はオンしにくい構
造となっているため、寄生サイリスタは動作しない。
【0007】一方、ターンオフするには、絶縁ゲートG
を、エミッタ電極Eに対し同電位または負の電位にバイ
アスする。これにより絶縁ゲートGの下のP1層9表面
のn反転層が消滅し、n1+層6からn2+層7への電
子注入が遮断され、トランジスタQ2がオフする。同時
に、n2+層7からn−層1への電子注入も遮断される
ため、トランジスタQ1及びQ3がオフする。トランジ
スタQ1がオフする過程において、そのベースであるn
−層1に蓄積されていた正孔は、抵抗R2、MISFE
T M3、及び抵抗R6を介してエミッタ電極Eに流れ
る。またトランジスタQ3がオフする過程において、そ
のベースでもあるn−層1に蓄積されていた正孔は、抵
抗R6を介してエミッタ電極Eに流れる。トランジスタ
Q1、Q3がオフした結果、p1+層3からの正孔注入
も無くなり、本半導体装置はオフ状態になる。尚、比較
的高い不純物濃度を持つn1層2は、トランジスタQ1
及びQ3の正孔注入効率を抑えるものであり、サイリス
タTh1及び寄生サイリスタのターンオフ時のテール電
流により生じる損失低減や、寄生サイリスタのラッチア
ップ防止の目的で設けられているものである。したがっ
てその不純物濃度や厚みは、必要とされている半導体装
置の特性により設定されるべきものであり、正孔注入を
抑えるものであるならば他の手段を用いてもよい。
を、エミッタ電極Eに対し同電位または負の電位にバイ
アスする。これにより絶縁ゲートGの下のP1層9表面
のn反転層が消滅し、n1+層6からn2+層7への電
子注入が遮断され、トランジスタQ2がオフする。同時
に、n2+層7からn−層1への電子注入も遮断される
ため、トランジスタQ1及びQ3がオフする。トランジ
スタQ1がオフする過程において、そのベースであるn
−層1に蓄積されていた正孔は、抵抗R2、MISFE
T M3、及び抵抗R6を介してエミッタ電極Eに流れ
る。またトランジスタQ3がオフする過程において、そ
のベースでもあるn−層1に蓄積されていた正孔は、抵
抗R6を介してエミッタ電極Eに流れる。トランジスタ
Q1、Q3がオフした結果、p1+層3からの正孔注入
も無くなり、本半導体装置はオフ状態になる。尚、比較
的高い不純物濃度を持つn1層2は、トランジスタQ1
及びQ3の正孔注入効率を抑えるものであり、サイリス
タTh1及び寄生サイリスタのターンオフ時のテール電
流により生じる損失低減や、寄生サイリスタのラッチア
ップ防止の目的で設けられているものである。したがっ
てその不純物濃度や厚みは、必要とされている半導体装
置の特性により設定されるべきものであり、正孔注入を
抑えるものであるならば他の手段を用いてもよい。
【0008】この半導体装置の特徴は、サイリスタ動作
によりn2+層7から電子注入が行われるため、単独の
IGBTに比べ導電率変調が強く生じ、低オン電圧が実
現できることにある。またIGBTと同様に絶縁ゲート
への電圧の印加・除去によりオン・オフ可能なため、従
来のIGBTと同様にゲート回路が極めて簡略化される
特徴を維持できる。
によりn2+層7から電子注入が行われるため、単独の
IGBTに比べ導電率変調が強く生じ、低オン電圧が実
現できることにある。またIGBTと同様に絶縁ゲート
への電圧の印加・除去によりオン・オフ可能なため、従
来のIGBTと同様にゲート回路が極めて簡略化される
特徴を維持できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来型のMIS制
御サイリスタでは、抵抗損失を小さくするためサイリス
タTh1をオンしやすくする必要があり、トランジスタ
Q2の電流利得を上げなければならない。このためp2
層11の不純物密度を低くする必要があるが、この結果
P2層11の横方向抵抗R2が大きくなり、ターンオフ
時に正孔がp2層11を横方向に流れることにより生じ
る電圧降下が大きくなる。その結果、p2層11とn2
+層7により構成されるpn接合の一部がその耐圧を越
えるため、ターンオフ失敗してしまうことを本発明者等
は見いだした。
御サイリスタでは、抵抗損失を小さくするためサイリス
タTh1をオンしやすくする必要があり、トランジスタ
Q2の電流利得を上げなければならない。このためp2
層11の不純物密度を低くする必要があるが、この結果
P2層11の横方向抵抗R2が大きくなり、ターンオフ
時に正孔がp2層11を横方向に流れることにより生じ
る電圧降下が大きくなる。その結果、p2層11とn2
+層7により構成されるpn接合の一部がその耐圧を越
えるため、ターンオフ失敗してしまうことを本発明者等
は見いだした。
【0010】以下、図6を用いてこの現象を詳細に説明
する。この図は、図4のp2層11とn2+層7の領域
を拡大したものである。図中にこの領域の等価回路を重
ねて示す。図のD1は、サイリスタ領域の中央部のp2
層11とn2+層7により構成されるダイオード(図5
トランジスタQ2の一部)であり、D2はサイリスタ領
域端の絶縁ゲートG下のp2層11とn2+層7により
構成されるダイオード(図5MISFET M2の一
部)である。またターンオフ時に流れる正孔電流Ipの
経路を合わせて示した。この図に示したように、ターン
オフ時に互いに逆向きに接続されたダイオードD1、D
2には電圧Vp;
する。この図は、図4のp2層11とn2+層7の領域
を拡大したものである。図中にこの領域の等価回路を重
ねて示す。図のD1は、サイリスタ領域の中央部のp2
層11とn2+層7により構成されるダイオード(図5
トランジスタQ2の一部)であり、D2はサイリスタ領
域端の絶縁ゲートG下のp2層11とn2+層7により
構成されるダイオード(図5MISFET M2の一
部)である。またターンオフ時に流れる正孔電流Ipの
経路を合わせて示した。この図に示したように、ターン
オフ時に互いに逆向きに接続されたダイオードD1、D
2には電圧Vp;
【数1】Vp=R2×Ip が印加されるため、ダイオードD1は順方向、ダイオー
ドD2は逆方向にバイアスされる。このとき抵抗R3に
は微少な電流しか流れないのでその電圧降下は無視でき
る。またダイオードD1に印加される電圧は約0.7V
と小さい。したがって電圧Vpの大部分がダイオードD
2に逆方向に印加される。このため、前述のように本装
置の抵抗損失を下げようとしてp2層11の不純物密度
を低くすると、抵抗R2が大きくなり、電圧Vpが増加
してダイオードD2の逆方向バイアスが大きくなる。こ
の逆方向バイアスがダイオードD2の逆方向耐圧を越え
ると、アヴァランシェが発生してサイリスタがオンし、
ターンオフができなくなる。このように、従来の素子で
は、抵抗損失を低くしようとするほどスイッチング可能
な電流が小さくなるという問題があった。
ドD2は逆方向にバイアスされる。このとき抵抗R3に
は微少な電流しか流れないのでその電圧降下は無視でき
る。またダイオードD1に印加される電圧は約0.7V
と小さい。したがって電圧Vpの大部分がダイオードD
2に逆方向に印加される。このため、前述のように本装
置の抵抗損失を下げようとしてp2層11の不純物密度
を低くすると、抵抗R2が大きくなり、電圧Vpが増加
してダイオードD2の逆方向バイアスが大きくなる。こ
の逆方向バイアスがダイオードD2の逆方向耐圧を越え
ると、アヴァランシェが発生してサイリスタがオンし、
ターンオフができなくなる。このように、従来の素子で
は、抵抗損失を低くしようとするほどスイッチング可能
な電流が小さくなるという問題があった。
【0011】本発明の目的は、上記従来の問題を除去
し、抵抗損失(オン電圧)が小さく、同時に大電流をス
イッチング可能なMIS制御型サイリスタを提供するに
ある。
し、抵抗損失(オン電圧)が小さく、同時に大電流をス
イッチング可能なMIS制御型サイリスタを提供するに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、n型基板の裏
面に第1のp型層が形成され、該第1のp型層の裏面に
接してコレクタ電極が設けられ、上記n型基板の表面上
の一部に絶縁ゲート及びエミッタ電極が設けられ、上記
絶縁ゲートの下にその一部が接するように第1のn型層
が形成され、上記絶縁ゲート及びエミッタ電極の下に接
するように第2のn型層が形成され、該第2のn型層下
部に接しかつ上記n型基板上部に接して第2のp型層が
形成され、上記絶縁ゲート、第2のn型層、第2のp型
層及びn型基板に接して第3のp型層が形成され、上記
第1のn型層及び絶縁ゲートの下部に接して第4のp型
層が形成されて成るMIS制御型サイリスタに於て、上
記第4のn型層の上部に設けられた第1のn型層の一部
を除去し、該除去した部分にその一部が上記絶縁ゲート
の下部に接するように第5のp型層を形成したことを特
徴とするMIS制御型サイリスタを開示する。
面に第1のp型層が形成され、該第1のp型層の裏面に
接してコレクタ電極が設けられ、上記n型基板の表面上
の一部に絶縁ゲート及びエミッタ電極が設けられ、上記
絶縁ゲートの下にその一部が接するように第1のn型層
が形成され、上記絶縁ゲート及びエミッタ電極の下に接
するように第2のn型層が形成され、該第2のn型層下
部に接しかつ上記n型基板上部に接して第2のp型層が
形成され、上記絶縁ゲート、第2のn型層、第2のp型
層及びn型基板に接して第3のp型層が形成され、上記
第1のn型層及び絶縁ゲートの下部に接して第4のp型
層が形成されて成るMIS制御型サイリスタに於て、上
記第4のn型層の上部に設けられた第1のn型層の一部
を除去し、該除去した部分にその一部が上記絶縁ゲート
の下部に接するように第5のp型層を形成したことを特
徴とするMIS制御型サイリスタを開示する。
【0013】本発明は、上記絶縁ゲートは、上記n型基
板から上記第4のp型層を介して上記絶縁ゲートへ向っ
て流れる電流が上記第4のp型層内を通るときの方向に
沿って上記第4のp型層と接する面を有する形状とした
ことを特徴とするMIS制御型サイリスタを開示する。
板から上記第4のp型層を介して上記絶縁ゲートへ向っ
て流れる電流が上記第4のp型層内を通るときの方向に
沿って上記第4のp型層と接する面を有する形状とした
ことを特徴とするMIS制御型サイリスタを開示する。
【0014】本発明は、上記第1のn型層と第4のp型
層の間に第6のp型層を形成したことを特徴とするMI
S制御型サイリスタを開示する。
層の間に第6のp型層を形成したことを特徴とするMI
S制御型サイリスタを開示する。
【0015】本発明は、上記絶縁ゲート下部に、該下部
と上記第1のn型層と上記第4のp型層とに接して第5
のn型層を形成したことを特徴とするMIS制御型サイ
リスタを開示する。
と上記第1のn型層と上記第4のp型層とに接して第5
のn型層を形成したことを特徴とするMIS制御型サイ
リスタを開示する。
【0016】本発明は、上記絶縁ゲート下部に、該下部
と上記第1のn型層と上記第4のp型層とに接して第7
のp型層を形成したことを特徴とするMIS制御型サイ
リスタを開示する。
と上記第1のn型層と上記第4のp型層とに接して第7
のp型層を形成したことを特徴とするMIS制御型サイ
リスタを開示する。
【0017】本発明は、上記n型基板から流入し上記第
4のp型層内を絶縁ゲートへ向って流れる電流の電流密
度をJ、該電流の方向の上記第4のp型層の長さをL、
上記電流の方向の上記n型基板の長さをL0、上記第4
のp型層のシート抵抗をρS、さらに上記第1のn型層
と第4のp型層により上記ゲートの下部に形成されるp
n接合の接合耐圧をVBとしたとき、条件ρS<VB/
(J×L0×L)を満たす構造としたことを特徴とする
MIS制御型サイリスタを開示する。
4のp型層内を絶縁ゲートへ向って流れる電流の電流密
度をJ、該電流の方向の上記第4のp型層の長さをL、
上記電流の方向の上記n型基板の長さをL0、上記第4
のp型層のシート抵抗をρS、さらに上記第1のn型層
と第4のp型層により上記ゲートの下部に形成されるp
n接合の接合耐圧をVBとしたとき、条件ρS<VB/
(J×L0×L)を満たす構造としたことを特徴とする
MIS制御型サイリスタを開示する。
【0018】
【作用】第5のp型層を形成するか、絶縁ゲートを第4
のp型層内を流れる電流の方向に沿って第4のp型層と
接する面を形状とするか、あるいは第6のp型層を形成
することにより、第4のp型層を流れる電流により生じ
る電圧降下が小さくなる。また、第5のn型層あるいは
第7のp型層を形成することにより、第1のn型層と第
4のp型層により絶縁ゲート下部に形成されるpn接合
の耐圧を大きくすることができる。さらに、条件ρS<
VB/(J×L0×L)を満たす構造とすることにより
ターンオフ時に上記pn接合へのその耐圧以上の電圧印
加が防止される。
のp型層内を流れる電流の方向に沿って第4のp型層と
接する面を形状とするか、あるいは第6のp型層を形成
することにより、第4のp型層を流れる電流により生じ
る電圧降下が小さくなる。また、第5のn型層あるいは
第7のp型層を形成することにより、第1のn型層と第
4のp型層により絶縁ゲート下部に形成されるpn接合
の耐圧を大きくすることができる。さらに、条件ρS<
VB/(J×L0×L)を満たす構造とすることにより
ターンオフ時に上記pn接合へのその耐圧以上の電圧印
加が防止される。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。図7
は図4にその断面図を示した従来のMIS制御型サイリ
スタを立体的に見た断面斜視図である。即ち、図7の矢
印方向からみた側面図が図4の断面図である。そして図
4で説明したn−層1、n1層2、p1+層3、……、
p2層11等の各層やエミッタ電極E、ゲートG等は図
4の奥行き方向にはどの位置で見た断面図でも同一の形
状となるように形成されている。
は図4にその断面図を示した従来のMIS制御型サイリ
スタを立体的に見た断面斜視図である。即ち、図7の矢
印方向からみた側面図が図4の断面図である。そして図
4で説明したn−層1、n1層2、p1+層3、……、
p2層11等の各層やエミッタ電極E、ゲートG等は図
4の奥行き方向にはどの位置で見た断面図でも同一の形
状となるように形成されている。
【0020】この半導体装置に於て、図6で説明したp
2層11とn2層7の角の部分(ゲートGの下の部分)
に形成されるpn接合(ダイオードD2)の接合耐圧を
VBで表すと、このVBの値は接合の形状に依存する。即
ち通常n2+層7の不純物濃度がp2層11の不純物濃
度に比べて高く、またp2+層11の不純物がn2+層
7の不純物分布に比べなだらかな分布を持つためダイオ
ードD2の部分のpn接合はn+pの片側階段接合と考
えられる。このことからVBは
2層11とn2層7の角の部分(ゲートGの下の部分)
に形成されるpn接合(ダイオードD2)の接合耐圧を
VBで表すと、このVBの値は接合の形状に依存する。即
ち通常n2+層7の不純物濃度がp2層11の不純物濃
度に比べて高く、またp2+層11の不純物がn2+層
7の不純物分布に比べなだらかな分布を持つためダイオ
ードD2の部分のpn接合はn+pの片側階段接合と考
えられる。このことからVBは
【数2】VB=VB0・(η2+2.14η6/7−(η3+3
η13/7)2/3) η=Xj/Wm で与えられる。但しXjはn2+層7の接合深さ(図7
参照)である。またWm及びVB0は、n2+層7の深さ
Xjに於る不純物濃度とp2層11の不純物濃度が等し
いとしたときのn+p片側段階接合を考えたとき、Xj
=∞とした場合の空欠層の幅及び逆方向耐圧である(S.
M.Sze”Physics of Semiconductor Devices”,2nd Ed.
Jhon Wiley & Sons ,1981,P.108参照)。
η13/7)2/3) η=Xj/Wm で与えられる。但しXjはn2+層7の接合深さ(図7
参照)である。またWm及びVB0は、n2+層7の深さ
Xjに於る不純物濃度とp2層11の不純物濃度が等し
いとしたときのn+p片側段階接合を考えたとき、Xj
=∞とした場合の空欠層の幅及び逆方向耐圧である(S.
M.Sze”Physics of Semiconductor Devices”,2nd Ed.
Jhon Wiley & Sons ,1981,P.108参照)。
【0021】この逆方向耐圧VBが、図6を説明したp
2層11の横方向抵抗R2とそこを流れる正孔電流Ip
により生じる電圧降下Vpよりも大きければ、ターンオ
フ失敗は起こらない。即ち、
2層11の横方向抵抗R2とそこを流れる正孔電流Ip
により生じる電圧降下Vpよりも大きければ、ターンオ
フ失敗は起こらない。即ち、
【数3】R2×Ip<VB ここで更に、サイリスタベース(p2+層11)のシー
ト抵抗をρS、半導体装置のオン状態の電流密度をJ、
また図7に示したように半導体装置の単位セルの長さを
L0、単位セルのサイリスタ領域の横方向の長さをLと
すると、
ト抵抗をρS、半導体装置のオン状態の電流密度をJ、
また図7に示したように半導体装置の単位セルの長さを
L0、単位セルのサイリスタ領域の横方向の長さをLと
すると、
【数4】R2=ρS(L/W) Ip≦J×L0×W である。この(数4)でIpが最大となる場合を考える
と(数3)は次のようにかける。
と(数3)は次のようにかける。
【数5】ρS<VB/(J×L0×L) 従って、pn各層の形状や電極構成等は従来のものと同
じであっても、(数5)の条件を満たすことで、サイリ
スタのnエミッタ層(n2+層7)とpベース層(p2
層11)により構成されるpn接合の逆方向耐圧V
Bが、装置のターンオフ時に上記pベース層を流れる電
流による電圧降下により生じる上記pn接合間の電位差
Vpより大きくなるため、ターンオフ失敗することなく
スイッチングが可能になる。
じであっても、(数5)の条件を満たすことで、サイリ
スタのnエミッタ層(n2+層7)とpベース層(p2
層11)により構成されるpn接合の逆方向耐圧V
Bが、装置のターンオフ時に上記pベース層を流れる電
流による電圧降下により生じる上記pn接合間の電位差
Vpより大きくなるため、ターンオフ失敗することなく
スイッチングが可能になる。
【0022】典型的な例としてXj=1μmの場合の
(数5)が等号となる関係、n2+層の深さXjに於る
不純物濃度をNXjをパラメータとして図2に示す。ま
たNXj=1×1017cm-3の場合の(数5)が等号と
なる関係を、Xjをパラメータとして図3に示す。いず
れの場合も直線の下側が(数5)の関係を満たしてい
る。本条件を満たす一例を示すと、J=50A/c
m2、L0=60μm、L=35μm、Xj=1μm、N
Xj=1×1017cm-3のときρS<10000(Ω/
□)となる。この場合、例えば本半導体装置をインバー
タ回路等に応用する場合を考え、電源電圧のはね上がり
等による制御電流の増加を考慮し、これが100A/c
m2以下であるとするとρS=5000(Ω/□)が適当
である。
(数5)が等号となる関係、n2+層の深さXjに於る
不純物濃度をNXjをパラメータとして図2に示す。ま
たNXj=1×1017cm-3の場合の(数5)が等号と
なる関係を、Xjをパラメータとして図3に示す。いず
れの場合も直線の下側が(数5)の関係を満たしてい
る。本条件を満たす一例を示すと、J=50A/c
m2、L0=60μm、L=35μm、Xj=1μm、N
Xj=1×1017cm-3のときρS<10000(Ω/
□)となる。この場合、例えば本半導体装置をインバー
タ回路等に応用する場合を考え、電源電圧のはね上がり
等による制御電流の増加を考慮し、これが100A/c
m2以下であるとするとρS=5000(Ω/□)が適当
である。
【0023】以下、(数5)の条件を満たすような構造
をもつ本発明の実施例を説明する。図1は本発明の第1
の実施例を示す断面斜視図(1セル分)で、n−基板
(n−層)1の裏面にn1層2及びp1+層と、コレク
タ電極Cがp1+層3に低抵抗接触して設けられてい
る。表面には絶縁膜4とゲート電極5からなる絶縁ゲー
トG及びエミッタ電極Eが形成され、絶縁ゲートG下に
達するようにn1+層6が形成され、さらにn1+層
6、エミッタ電極Eに接して不純物濃度の高いp2+層
8がn−層1に達するように主表面から形成され、n1
+層6を取り囲むようにp1層9が設けられている。こ
こまでの構成は図4と同じであるが、本実施例ではn2
+層7及びp2層11の部分の構成が異なっている。即
ち、n2+層7に平行して不純物濃度の高いp3+層1
0が絶縁ゲートG下に達するように設けられている。そ
してこれらn2+層7、p3+層10を取り囲み、かつ
この2つの層7、10の間隔を埋めてゲートGに下に達
するように不純物濃度の低いp2層11が設けられてい
る。
をもつ本発明の実施例を説明する。図1は本発明の第1
の実施例を示す断面斜視図(1セル分)で、n−基板
(n−層)1の裏面にn1層2及びp1+層と、コレク
タ電極Cがp1+層3に低抵抗接触して設けられてい
る。表面には絶縁膜4とゲート電極5からなる絶縁ゲー
トG及びエミッタ電極Eが形成され、絶縁ゲートG下に
達するようにn1+層6が形成され、さらにn1+層
6、エミッタ電極Eに接して不純物濃度の高いp2+層
8がn−層1に達するように主表面から形成され、n1
+層6を取り囲むようにp1層9が設けられている。こ
こまでの構成は図4と同じであるが、本実施例ではn2
+層7及びp2層11の部分の構成が異なっている。即
ち、n2+層7に平行して不純物濃度の高いp3+層1
0が絶縁ゲートG下に達するように設けられている。そ
してこれらn2+層7、p3+層10を取り囲み、かつ
この2つの層7、10の間隔を埋めてゲートGに下に達
するように不純物濃度の低いp2層11が設けられてい
る。
【0024】図8は、図1の実施例の等価回路を示すも
ので、p1+層3、n−層1、p2層11から成るpn
pトランジスタQ1と、n−層1、p2層11、n2+
層7から成るnpnトランジスタQ2により構成される
サイリスタTh1を含んでいる。このサイリスタTh1
はn2+層7の横方向抵抗R3、n−層1、p2層1
1、n2+層7によりゲートG下部に形成されるnチャ
ネルMISFET M2及びn1+層6、p1層9、n
−層1からなるnチャネルMISFET M1を介して
エミッタ電極Eに接続される。さらにトランジスタQ1
は、並列に接続されたp3+層10の横方向抵抗R1と
p2層11の横方向抵抗R2、p1層9、n−層1、p
2層11から成るpチャネルMISFET M3、及び
p2+層8の横方向抵抗R6を介してエミッタ電極に接
続される。更にMISFET M1と、p1+層3、n
−層1、p1層9から成るpnpトランジスタQ3とか
ら成るIGBT領域がある。ここで、p3+層10の不
純物濃度が高いため、R1はR2に比べて低抵抗となっ
ている。更に本装置には、n−層1、p1層9、n1+
層6から成るnpnトランジスタQ4と、トランジスタ
Q3からなる寄生サイリスタが存在する。また図中R
4、R5はn−層1の縦方向抵抗である。
ので、p1+層3、n−層1、p2層11から成るpn
pトランジスタQ1と、n−層1、p2層11、n2+
層7から成るnpnトランジスタQ2により構成される
サイリスタTh1を含んでいる。このサイリスタTh1
はn2+層7の横方向抵抗R3、n−層1、p2層1
1、n2+層7によりゲートG下部に形成されるnチャ
ネルMISFET M2及びn1+層6、p1層9、n
−層1からなるnチャネルMISFET M1を介して
エミッタ電極Eに接続される。さらにトランジスタQ1
は、並列に接続されたp3+層10の横方向抵抗R1と
p2層11の横方向抵抗R2、p1層9、n−層1、p
2層11から成るpチャネルMISFET M3、及び
p2+層8の横方向抵抗R6を介してエミッタ電極に接
続される。更にMISFET M1と、p1+層3、n
−層1、p1層9から成るpnpトランジスタQ3とか
ら成るIGBT領域がある。ここで、p3+層10の不
純物濃度が高いため、R1はR2に比べて低抵抗となっ
ている。更に本装置には、n−層1、p1層9、n1+
層6から成るnpnトランジスタQ4と、トランジスタ
Q3からなる寄生サイリスタが存在する。また図中R
4、R5はn−層1の縦方向抵抗である。
【0025】次に本半導体複合装置の特徴を述べる。こ
の半導体装置の動作原理は従来装置とほぼ等しく、トラ
ンジスタQ1がオフする過程において、MISFET
M3がオンしているので、トランジスタQ1のベースで
あるn−層1に蓄積されていた正孔は、抵抗R1、R
2、MISFET M3、抵抗R6を介してエミッタ電
極Eに流れる。しかしながら、本半導体複合装置では、
例えば1×1017〜1×1020cm-3の高不純物濃度の
低抵抗なp3+層10が設けられているため、正孔電流
は主として抵抗値の低い抵抗R1(p3+層10)を流
れる。これは、(数5)におけるp2+層11のシート
抵抗ρSが低下したのと等価である。こうして、例えば
p3+層10の横方向抵抗R1をp2層11の抵抗R2
の1/10以下にすれば、スイッチングする電流を10
倍にしてもp2層11の横方向の電圧降下の増大はほと
んど生じない。このため本半導体複合装置では大電流の
スイッチングが可能である。またこの場合p2層11の
不純物濃度を下げても電圧降下の増大はほとんどないの
で、抵抗損失の低減が可能である。
の半導体装置の動作原理は従来装置とほぼ等しく、トラ
ンジスタQ1がオフする過程において、MISFET
M3がオンしているので、トランジスタQ1のベースで
あるn−層1に蓄積されていた正孔は、抵抗R1、R
2、MISFET M3、抵抗R6を介してエミッタ電
極Eに流れる。しかしながら、本半導体複合装置では、
例えば1×1017〜1×1020cm-3の高不純物濃度の
低抵抗なp3+層10が設けられているため、正孔電流
は主として抵抗値の低い抵抗R1(p3+層10)を流
れる。これは、(数5)におけるp2+層11のシート
抵抗ρSが低下したのと等価である。こうして、例えば
p3+層10の横方向抵抗R1をp2層11の抵抗R2
の1/10以下にすれば、スイッチングする電流を10
倍にしてもp2層11の横方向の電圧降下の増大はほと
んど生じない。このため本半導体複合装置では大電流の
スイッチングが可能である。またこの場合p2層11の
不純物濃度を下げても電圧降下の増大はほとんどないの
で、抵抗損失の低減が可能である。
【0026】またp3+層10を設けることの利点の一
つとして、p3+層10によりトランジスタQ2のベー
ス層(p2層11)の横方向の抵抗が低くなるから、ト
ランジスタQ2のベース抵抗によるエミッタ電流集中効
果(エミッタクラウディング効果)が生じにくくなり、
サイリスタTh1は面内で均一動作することが挙げられ
る。このためサイリスタTh1の電流集中による半導体
素子の破壊を防止できるため、従来素子より大きな電流
を半導体装置を破壊せずに流すことができる。
つとして、p3+層10によりトランジスタQ2のベー
ス層(p2層11)の横方向の抵抗が低くなるから、ト
ランジスタQ2のベース抵抗によるエミッタ電流集中効
果(エミッタクラウディング効果)が生じにくくなり、
サイリスタTh1は面内で均一動作することが挙げられ
る。このためサイリスタTh1の電流集中による半導体
素子の破壊を防止できるため、従来素子より大きな電流
を半導体装置を破壊せずに流すことができる。
【0027】本発明の第2の実施例を図9により説明す
る。以下この半導体装置の図1と異なる点のみ説明す
る。この半導体装置では図7のp3+層10を設ける代
わりに、p3+層10が設けられていた部分の基板表面
上にも絶縁膜4とゲート電極5からなる絶縁ゲ−トGが
形成され、その下部は図1と同様p2層11となってい
る。本半導体複合装置の等価回路を図10に示す。この
等価回路が図8の等価回路と異なる点は、抵抗R1に代
わり抵抗R7が設けられている点である。ここで抵抗R
7は、図9の絶縁ゲートG下のp2層11の横方向抵抗
である。
る。以下この半導体装置の図1と異なる点のみ説明す
る。この半導体装置では図7のp3+層10を設ける代
わりに、p3+層10が設けられていた部分の基板表面
上にも絶縁膜4とゲート電極5からなる絶縁ゲ−トGが
形成され、その下部は図1と同様p2層11となってい
る。本半導体複合装置の等価回路を図10に示す。この
等価回路が図8の等価回路と異なる点は、抵抗R1に代
わり抵抗R7が設けられている点である。ここで抵抗R
7は、図9の絶縁ゲートG下のp2層11の横方向抵抗
である。
【0028】本半導体複合装置では、ターンオフ時に、
絶縁電極G下のp2層11表面がp型に蓄積するため、
抵抗R7の抵抗値が大幅に減少する。この結果、抵抗R
7が図1の装置の抵抗R1と同様の働きを示すので、図
1の装置と同様の効果が得られる。
絶縁電極G下のp2層11表面がp型に蓄積するため、
抵抗R7の抵抗値が大幅に減少する。この結果、抵抗R
7が図1の装置の抵抗R1と同様の働きを示すので、図
1の装置と同様の効果が得られる。
【0029】本発明の第3の実施例を図11により説明
する。本半導体複合装置が図1の装置と異なるのは、n
2+層7がサイリスタ領域全面に設けられ、さらに、p
3+層10がn2+層7の下に設けられている点であ
る。また絶縁ゲートG下のn2+層7はp2層11と直
接接している。このため本半導体複合装置では、絶縁ゲ
ートG下のサイリスタnエミッタ(n2+層)及びサイ
リスタpベース(p2層)からなるpn接合の逆方向耐
圧は図4の従来装置と等しい。しかし、p3層10によ
りサイリスタpベース層(p2層)の横方向抵抗が低減
される。即ち(数5)の条件に於るp2層のシート抵抗
ρS が等価的に減少し、ターンオフ時に上記pn接合に
印加される逆バイアス電圧が減少する。このため大電流
のスイッチングが可能になる。また本実施例では、p3
層10が直接n2+層7に接しているため、図1に示し
た第1の実施例よりさらにサイリスタTh1の動作が面
内で均一になり、半導体素子の破壊防止に有効である。
する。本半導体複合装置が図1の装置と異なるのは、n
2+層7がサイリスタ領域全面に設けられ、さらに、p
3+層10がn2+層7の下に設けられている点であ
る。また絶縁ゲートG下のn2+層7はp2層11と直
接接している。このため本半導体複合装置では、絶縁ゲ
ートG下のサイリスタnエミッタ(n2+層)及びサイ
リスタpベース(p2層)からなるpn接合の逆方向耐
圧は図4の従来装置と等しい。しかし、p3層10によ
りサイリスタpベース層(p2層)の横方向抵抗が低減
される。即ち(数5)の条件に於るp2層のシート抵抗
ρS が等価的に減少し、ターンオフ時に上記pn接合に
印加される逆バイアス電圧が減少する。このため大電流
のスイッチングが可能になる。また本実施例では、p3
層10が直接n2+層7に接しているため、図1に示し
た第1の実施例よりさらにサイリスタTh1の動作が面
内で均一になり、半導体素子の破壊防止に有効である。
【0030】本発明の第4の実施例を図12により説明
する。本半導体複合装置が従来装置と異なる点は、絶縁
ゲートGの下に例えば1×1014〜1×1016cm-3の
低濃度のp3層12を設けたことである。これにより本
半導体複合装置では、最も逆方向印加電圧が大きくなる
絶縁ゲートG下のpn接合部分の不純物濃度が下がり、
その逆方向耐圧が向上する。このため、大きな電圧降下
が生じてもターンオフ失敗しないので、大電流のスイッ
チングが可能となる。一例を挙げると、従来装置でn2
+層7の接合深さXj=1μm、p2層11のpn接合
の不純物濃度NXjが1017cm-3の場合、VBは10V
であるが、不純物濃度1×1015cm-3のp3層12を
設けた本実施例ではVBは36Vに上昇する。従って
(数5)の条件からスイッチングする電流を約3.6倍
に増やすことができる。また、図11の実施例と異な
り、主サイリスタの下には低濃度のp2層11が設けら
れているので、サイリスタがオンしやすく抵抗損失が小
さい。このため従来装置に対して抵抗損失の低減とスイ
ッチング可能な電流の増加を同時に実現できる。
する。本半導体複合装置が従来装置と異なる点は、絶縁
ゲートGの下に例えば1×1014〜1×1016cm-3の
低濃度のp3層12を設けたことである。これにより本
半導体複合装置では、最も逆方向印加電圧が大きくなる
絶縁ゲートG下のpn接合部分の不純物濃度が下がり、
その逆方向耐圧が向上する。このため、大きな電圧降下
が生じてもターンオフ失敗しないので、大電流のスイッ
チングが可能となる。一例を挙げると、従来装置でn2
+層7の接合深さXj=1μm、p2層11のpn接合
の不純物濃度NXjが1017cm-3の場合、VBは10V
であるが、不純物濃度1×1015cm-3のp3層12を
設けた本実施例ではVBは36Vに上昇する。従って
(数5)の条件からスイッチングする電流を約3.6倍
に増やすことができる。また、図11の実施例と異な
り、主サイリスタの下には低濃度のp2層11が設けら
れているので、サイリスタがオンしやすく抵抗損失が小
さい。このため従来装置に対して抵抗損失の低減とスイ
ッチング可能な電流の増加を同時に実現できる。
【0031】図13は本発明の第5の実施例を示すもの
で、図12のp3層12に代わって、例えば1×1016
〜1×1019cm-3の低濃度のn2層13を設けたもの
である。この実施例の動作は図12の第4の実施例と同
じで、絶縁ゲートG下のpn接合部分の逆方向耐圧を向
上させてスイッチング電流を大きくとれる構造としてい
る。
で、図12のp3層12に代わって、例えば1×1016
〜1×1019cm-3の低濃度のn2層13を設けたもの
である。この実施例の動作は図12の第4の実施例と同
じで、絶縁ゲートG下のpn接合部分の逆方向耐圧を向
上させてスイッチング電流を大きくとれる構造としてい
る。
【0032】尚、以上に説明した図1、図9、図11、
図12又は図13の実施例は、(数5)の条件が、より
大きい電流に対して成立するように何等かの層を附加し
たものであったが、従来と同一構造の図7の場合でも、
各部寸法等を(数5)が満たされるように選択すること
ができる場合ならば、本発明の目的を達成することがで
きる。
図12又は図13の実施例は、(数5)の条件が、より
大きい電流に対して成立するように何等かの層を附加し
たものであったが、従来と同一構造の図7の場合でも、
各部寸法等を(数5)が満たされるように選択すること
ができる場合ならば、本発明の目的を達成することがで
きる。
【0033】図14は図7の単位セルを4個集積した場
合の断面鳥瞰図である。実際の装置では、各実施例で示
した単位セルが図に示したのと同様な形で102から1
05個程度集積される。また本半導体装置の絶縁ゲート
G、エミッタ電極Eはそれぞれ独立してはおらず、図に
は示していない他の領域で互いに接続されている。
合の断面鳥瞰図である。実際の装置では、各実施例で示
した単位セルが図に示したのと同様な形で102から1
05個程度集積される。また本半導体装置の絶縁ゲート
G、エミッタ電極Eはそれぞれ独立してはおらず、図に
は示していない他の領域で互いに接続されている。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、サイリスタを構成する
nエミッタ層とpベース層により構成されるpn接合に
ターンオフ時に印加される逆方向電圧を低下させるか、
あるいは上記pn接合の逆方向耐圧を大きくすることが
できるので、小さなオン抵抗でかつ大電流スイッチング
が可能なMIS型サイリスタを実現することができる。
nエミッタ層とpベース層により構成されるpn接合に
ターンオフ時に印加される逆方向電圧を低下させるか、
あるいは上記pn接合の逆方向耐圧を大きくすることが
できるので、小さなオン抵抗でかつ大電流スイッチング
が可能なMIS型サイリスタを実現することができる。
【図1】本発明になるMIS制御サイリスタの第1の実
施例を示す断面斜視図である。
施例を示す断面斜視図である。
【図2】電流密度Jで流れる電流のスイッチングを可能
とするための装置の寸法及びシート抵抗の関係例を示す
図である。
とするための装置の寸法及びシート抵抗の関係例を示す
図である。
【図3】電流密度Jで流れる電流のスイッチングを可能
とするための装置の寸法及びシート抵抗の関係例を示す
図である。
とするための装置の寸法及びシート抵抗の関係例を示す
図である。
【図4】従来のMIS制御型サイリスタの説明図であ
る。
る。
【図5】図4のサイリスタの等価回路である。
【図6】サイリスタを構成するnエミッタとpベースか
ら成るpn接合部のターンオフ時の動作説明図である。
ら成るpn接合部のターンオフ時の動作説明図である。
【図7】図4のMIS制御型サイリスタの断面斜視図で
ある。
ある。
【図8】図1のMIS制御型サイリスタの等価回路であ
る。
る。
【図9】本発明になるMIS制御型サイリスタの第2の
実施例を示す断面斜視図である。
実施例を示す断面斜視図である。
【図10】図9のMIS制御型サイリスタの等価回路で
ある。
ある。
【図11】本発明になるMIS制御型サイリスタの第3
の実施例を示す断面斜視図である。
の実施例を示す断面斜視図である。
【図12】本発明になるMIS制御型サイリスタの第4
の実施例を示す断面斜視図である。
の実施例を示す断面斜視図である。
【図13】本発明になるMIS制御型サイリスタの第5
の実施例を示す断面斜視図である。
の実施例を示す断面斜視図である。
【図14】単位セルを複数個集積化した半導体装置を示
す図である。
す図である。
1 n−層 2、13 n層 3、8、10 p+層 4 絶縁膜 5 ゲート電極 6、7 n+層 9、11、12 p層 E エミッタ電極 C コレクタ電極 G 絶縁ゲート
Claims (10)
- 【請求項1】 n型基板の裏面に第1のp型層が形成さ
れ、該第1のp型層の裏面に接してコレクタ電極が設け
られ、上記n型基板の表面上の一部に絶縁ゲート及びエ
ミッタ電極が設けられ、上記絶縁ゲートの下にその一部
が接するように第1のn型層が形成され、上記絶縁ゲー
ト及びエミッタ電極の下に接するように第2のn型層が
形成され、該第2のn型層下部に接しかつ上記n型基板
上部に接して第2のp型層が形成され、上記絶縁ゲー
ト、第2のn型層、第2のp型層及びn型基板に接して
第3のp型層が形成され、上記第1のn型層及び絶縁ゲ
ートの下部に接して第4のp型層が形成されて成るMI
S制御型サイリスタに於て、 上記第4のn型層の上部に設けられた第1のn型層の一
部を除去し、該除去した部分にその一部が上記絶縁ゲー
トの下部に接するように第5のp型層を形成したことを
特徴とするMIS制御型サイリスタ。 - 【請求項2】 前記第1のn型層と第5のp型層の間
を、前記第4のp型層が前記絶縁ゲート下に達するよう
にして埋めた構造としたことを特徴とする請求項1記載
のMIS制御型サイリスタ。 - 【請求項3】 前記第5のp型層に於る不純物濃度を1
017cm-3以上かつ1020cm-3以下としたことを特徴
とする請求項1記載のMIS制御型サイリスタ。 - 【請求項4】 n型基板の裏面に第1のp型層が形成さ
れ、該第1のp型層の裏面に接してコレクタ電極が設け
られ、上記n型基板の表面上の一部に絶縁ゲート及びエ
ミッタ電極が設けられ、上記絶縁ゲートの下にその一部
が接するように第1のn型層が形成され、上記絶縁ゲー
ト及びエミッタ電極の下に接するように第2のn型層が
形成され、該第2のn型層下部に接しかつ上記n型基板
上部に接して第2のp型層が形成され、上記絶縁ゲー
ト、第2のn型層、第2のp型層及びn型基板に接して
第3のp型層が形成され、上記第1のn型層及び絶縁ゲ
ートの下部に接して第4のp型層が形成されて成るMI
S制御型サイリスタに於て、 上記絶縁ゲートは、上記n型基板から上記第4のp型層
を介して上記絶縁ゲートへ向って流れる電流が上記第4
のp型層内を通るときの方向に沿って、上記第4のp型
層と接する面を有する形状としたことを特徴とするMI
S制御型サイリスタ。 - 【請求項5】 n型基板の裏面に第1のp型層が形成さ
れ、該第1のp型層の裏面に接してコレクタ電極が設け
られ、上記n型基板の表面上の一部に絶縁ゲート及びエ
ミッタ電極が設けられ、上記絶縁ゲートの下にその一部
が接するように第1のn型層が形成され、上記絶縁ゲー
ト及びエミッタ電極の下に接するように第2のn型層が
形成され、該第2のn型層下部に接しかつ上記n型基板
上部に接して第2のp型層が形成され、上記絶縁ゲー
ト、第2のn型層、第2のp型層及びn型基板に接して
第3のp型層が形成され、上記第1のn型層及び絶縁ゲ
ートの下部に接して第4のp型層が形成されて成るMI
S制御型サイリスタに於て、 上記第1のn型層の下と第4のp型層の間に第6のp型
層を形成したことを特徴とするMIS制御型サイリス
タ。 - 【請求項6】 n型基板の裏面に第1のp型層が形成さ
れ、該第1のp型層の裏面に接してコレクタ電極が設け
られ、上記n型基板の表面上の一部に絶縁ゲート及びエ
ミッタ電極が設けられ、上記絶縁ゲートの下にその一部
が接するように第1のn型層が形成され、上記絶縁ゲー
ト及びエミッタ電極の下に接するように第2のn型層が
形成され、該第2のn型層下部に接しかつ上記n型基板
上部に接して第2のp型層が形成され、上記絶縁ゲー
ト、第2のn型層、第2のp型層及びn型基板に接して
第3のp型層が形成され、上記第1のn型層及び絶縁ゲ
ートの下部に接して第4のp型層が形成されて成るMI
S制御型サイリスタに於て、 上記ゲート下部に、該下部と上記第1のn型層と上記第
4のp型層とに接して第5のn型層を形成したことを特
徴とするMIS制御型サイリスタ。 - 【請求項7】 前記第5のn型層の不純物濃度を1016
cm-3以上かつ1019cm-3以下としたことを特徴とす
る請求項6記載のMIS制御型サイリスタ。 - 【請求項8】 n型基板の裏面に第1のp型層が形成さ
れ、該第1のp型層の裏面に接してコレクタ電極が設け
られ、上記n型基板の表面上の一部に絶縁ゲート及びエ
ミッタ電極が設けられ、上記絶縁ゲートの下にその一部
が接するように第1のn型層が形成され、上記絶縁ゲー
ト及びエミッタ電極の下に接するように第2のn型層が
形成され、該第2のn型層下部に接しかつ上記n型基板
上部に接して第2のp型層が形成され、上記絶縁ゲー
ト、第2のn型層、第2のp型層及びn型基板に接して
第3のp型層が形成され、上記第1のn型層及び絶縁ゲ
ートの下部に接して第4のp型層が形成されて成るMI
S制御型サイリスタに於て、 上記ゲート下部に、該下部と上記第1のn型層と上記第
4のp型層とに接して第7のp型層を形成したことを特
徴とするMIS制御型サイリスタ。 - 【請求項9】 前記第7のp型層の不純物濃度を1014
cm-3以上かつ1016cm-3以下としたことを特徴とす
るMIS制御型サイリスタ。 - 【請求項10】 n型基板の裏面に第1のp型層が形成
され、該第1のp型層の裏面に接してコレクタ電極が設
けられ、上記n型基板の表面上の一部に絶縁ゲート及び
エミッタ電極が設けられ、上記絶縁ゲートの下にその一
部が接するように第1のn型層が形成され、上記絶縁ゲ
ート及びエミッタ電極の下に接するように第2のn型層
が形成され、該第2のn型層下部に接しかつ上記n型基
板上部に接して第2のp型層が形成され、上記絶縁ゲー
ト、第2のn型層、第2のp型層及びn型基板に接して
第3のp型層が形成され、上記第1のn型層及び絶縁ゲ
ートの下部に接して第4のp型層が形成されて成るMI
S制御型サイリスタに於て、 上記n型基板から流入し上記第4のp型層内を絶縁ゲー
トへ向って流れる電流の電流密度をJ、該電流の方向の
上記第4のp型層の長さをL、上記電流の方向の上記n
型基板の長さをL0、上記第4のp型層のシート抵抗を
ρS、さらに上記第1のn型層と第4のp型層により上
記ゲートの下部に形成されるpn接合の接合耐圧をVB
としたとき、条件ρS<VB/(J×L0×L)を満たす
構造としたことを特徴とするMIS制御型サイリスタ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4993895A JPH08250705A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | Mis制御型サイリスタ |
| EP96103559A EP0731508A3 (en) | 1995-03-09 | 1996-03-07 | MOS controlled thyristor and driving method thereof |
| US08/612,457 US5767555A (en) | 1995-03-09 | 1996-03-07 | Compound semiconductor device controlled by MIS gate, driving method therefor and electric power conversion device using the compound semiconductor device and the driving method |
| CN96103944A CN1050226C (zh) | 1995-03-09 | 1996-03-08 | 半导体器件 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4993895A JPH08250705A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | Mis制御型サイリスタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08250705A true JPH08250705A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=12844977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4993895A Pending JPH08250705A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | Mis制御型サイリスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08250705A (ja) |
-
1995
- 1995-03-09 JP JP4993895A patent/JPH08250705A/ja active Pending
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