JPH0825094B2 - ワイヤカット放電加工機のピンチロ−ラ押付力調整機構 - Google Patents
ワイヤカット放電加工機のピンチロ−ラ押付力調整機構Info
- Publication number
- JPH0825094B2 JPH0825094B2 JP14232587A JP14232587A JPH0825094B2 JP H0825094 B2 JPH0825094 B2 JP H0825094B2 JP 14232587 A JP14232587 A JP 14232587A JP 14232587 A JP14232587 A JP 14232587A JP H0825094 B2 JPH0825094 B2 JP H0825094B2
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- roller
- pinch roller
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ワイヤカット放電加工機に関し、特に電極
ワイヤの送り出し装置から電極ワイヤの回収装置に到る
ワイヤ走路に設けられるブレーキ機構やワイヤ巻き取り
機構等のワイヤ送り調整機構において、モータ駆動の主
ローラに押圧、係合して該主ローラとの間に電極ワイヤ
を押し付けるピンチローラの押付力調整機構に関する。
ワイヤの送り出し装置から電極ワイヤの回収装置に到る
ワイヤ走路に設けられるブレーキ機構やワイヤ巻き取り
機構等のワイヤ送り調整機構において、モータ駆動の主
ローラに押圧、係合して該主ローラとの間に電極ワイヤ
を押し付けるピンチローラの押付力調整機構に関する。
ワイヤカット放電加工機においては、電極ワイヤを送
り出し装置、例えば、送り出しリールから繰り出して、
上下のワイヤガイド間を走行、通過させ、その間に被加
工物であるワークを経由してから例えば、ベルト・プー
リ機構から成る電極ワイヤ搬送装置を経て、使用済電極
ワイヤの回収を行う巻き取りリールや回収箱に回収する
ワイヤ回収装置を配置する構成が採られ、このようなワ
イヤ走路には電極ワイヤに加工上必要な適性な張力を付
与するために上記送り出し装置の後段にブレーキ機構が
設けられ、また上記回収装置の前段に設け電極ワイヤに
引っ張り力を作用させるワイヤ引っ張り機構が設けられ
る。
り出し装置、例えば、送り出しリールから繰り出して、
上下のワイヤガイド間を走行、通過させ、その間に被加
工物であるワークを経由してから例えば、ベルト・プー
リ機構から成る電極ワイヤ搬送装置を経て、使用済電極
ワイヤの回収を行う巻き取りリールや回収箱に回収する
ワイヤ回収装置を配置する構成が採られ、このようなワ
イヤ走路には電極ワイヤに加工上必要な適性な張力を付
与するために上記送り出し装置の後段にブレーキ機構が
設けられ、また上記回収装置の前段に設け電極ワイヤに
引っ張り力を作用させるワイヤ引っ張り機構が設けられ
る。
上述したブレーキ機構やワイヤ引っ張り機構にはモー
タ駆動の主ローラと、これに押圧係合したピンチローラ
とが装着されて、両ローラ間で電極ワイヤを挟持する構
成が採られるため、電極ワイヤは押付力が大きい場合に
は円形断面のワイヤが潰されて偏平断面に変形し、この
ために電極ワイヤに不要なくせが付いたり、或いは、切
断を生じて、ワイヤ送り、ワイヤ回収に支障を来すこと
がある。従って、斯る不都合を排することが要請され
る。この場合に一般的には電極ワイヤの径の大小に応じ
てワイヤ張力も増減調節されるから、ワイヤ張力の大小
を感知してピンチローラによる押付力を増減張設するこ
とが適性である。
タ駆動の主ローラと、これに押圧係合したピンチローラ
とが装着されて、両ローラ間で電極ワイヤを挟持する構
成が採られるため、電極ワイヤは押付力が大きい場合に
は円形断面のワイヤが潰されて偏平断面に変形し、この
ために電極ワイヤに不要なくせが付いたり、或いは、切
断を生じて、ワイヤ送り、ワイヤ回収に支障を来すこと
がある。従って、斯る不都合を排することが要請され
る。この場合に一般的には電極ワイヤの径の大小に応じ
てワイヤ張力も増減調節されるから、ワイヤ張力の大小
を感知してピンチローラによる押付力を増減張設するこ
とが適性である。
依って、本発明は、ピンチローラの押付力を電極ワイ
ヤの張力に応じて適性レベルに調節可能とするピンチロ
ーラの押付力調整機構を提供することにある。
ヤの張力に応じて適性レベルに調節可能とするピンチロ
ーラの押付力調整機構を提供することにある。
ワイヤカット放電加工機における電極ワイヤの送り出
し装置から電極ワイヤの回収装置に到るワイヤ走路に設
けられるモータ駆動の主ローラと、その主ローラに電極
ワイヤを押し付けるピンチローラとから成るワイヤ送り
調整機構において、 一点に旋回支点を有した1本のアーム上に前記ピンチ
ローラを枢着すると共に前記アームの先端にワイヤ張力
感知ローラを枢着させ、かつ 前記旋回支点を中心にして前記ピンチローラを前記主
ローラ側に押圧する押圧ばねを設け、 このとき、主ローラとピンチローラとの間を通過前の
ワイヤ張力を感知するときは前記ワイヤ張力感知ローラ
を前記旋回支点に関し、前記ピンチローラとは反対側の
アーム先端に設け、また主ローラとピンチローラとの間
を通過後のワイヤ張力を感知するときは、前記ワイヤ張
力感知ローラを前記旋回支点に関し、前記ピンチローラ
と同じ側のアーム先端に設けるようにし、 前記ワイヤ張力感知ローラを通過する電極ワイヤの張
力増減に従ってピンチローラの押付力を増減するように
したワイヤカット放電加工機のピンチローラ押付力調整
機構を提供するものであり、上記ピンチローラ押付力調
整機構は、ブレーキ機構にもワイヤ引っ張り機構の何れ
の機構にも適用して径が大きく、張力を大きな値に設定
した電極ワイヤのときには、押付力を大きくし、また、
径の細い電極ワイヤのときは、張力も小さいから押付力
を小さくするものである。以下、本発明を添付図面に示
す実施例に基づいて更に詳細に説明する。
し装置から電極ワイヤの回収装置に到るワイヤ走路に設
けられるモータ駆動の主ローラと、その主ローラに電極
ワイヤを押し付けるピンチローラとから成るワイヤ送り
調整機構において、 一点に旋回支点を有した1本のアーム上に前記ピンチ
ローラを枢着すると共に前記アームの先端にワイヤ張力
感知ローラを枢着させ、かつ 前記旋回支点を中心にして前記ピンチローラを前記主
ローラ側に押圧する押圧ばねを設け、 このとき、主ローラとピンチローラとの間を通過前の
ワイヤ張力を感知するときは前記ワイヤ張力感知ローラ
を前記旋回支点に関し、前記ピンチローラとは反対側の
アーム先端に設け、また主ローラとピンチローラとの間
を通過後のワイヤ張力を感知するときは、前記ワイヤ張
力感知ローラを前記旋回支点に関し、前記ピンチローラ
と同じ側のアーム先端に設けるようにし、 前記ワイヤ張力感知ローラを通過する電極ワイヤの張
力増減に従ってピンチローラの押付力を増減するように
したワイヤカット放電加工機のピンチローラ押付力調整
機構を提供するものであり、上記ピンチローラ押付力調
整機構は、ブレーキ機構にもワイヤ引っ張り機構の何れ
の機構にも適用して径が大きく、張力を大きな値に設定
した電極ワイヤのときには、押付力を大きくし、また、
径の細い電極ワイヤのときは、張力も小さいから押付力
を小さくするものである。以下、本発明を添付図面に示
す実施例に基づいて更に詳細に説明する。
第1図は、本発明が適用されるワイヤカット放電加工
機の全体構成を略示した機構図であり、本発明によるピ
ンチローラ押付力調整機構が具備される領域を破線で囲
繞して“A"、“B"で示してある。また、第2図及び第3
図は、本発明のピンチローラ押付力調整機構の具体的構
成をワイヤ引っ張り機構に設ける場合とワイヤブレーキ
機構に設ける場合との両者に就いて示した機構図であ
る。
機の全体構成を略示した機構図であり、本発明によるピ
ンチローラ押付力調整機構が具備される領域を破線で囲
繞して“A"、“B"で示してある。また、第2図及び第3
図は、本発明のピンチローラ押付力調整機構の具体的構
成をワイヤ引っ張り機構に設ける場合とワイヤブレーキ
機構に設ける場合との両者に就いて示した機構図であ
る。
第1図を先ず、参照すると、ワイヤカット放電加工機
は、機体のコラム10に回転可能に装着された電極ワイヤ
の送出し用リール12から電極ワイヤ14を繰り出し、ブレ
ーキ用モータ16の出力軸に取付られたブレーキ用主ロー
ラ18とピンチローラ20とから成るブレーキ機構22を経由
してガイドローラ24、上ワイヤガイド26、下ワイヤガイ
ド28、ガイドローラ30、ワイヤ搬送機構32等を走行、通
過してDCモータから成る引っ張りモータ34の出力軸に取
付られた引っ張り用主ローラ36とピンチローラ38、押付
ばね40とから成るワイヤ引っ張り機構42を経て回収装置
を構成する回収箱44で回収される構成となっている。そ
して、上下のワイヤガイド26、28の間でワークWを通過
し、該ワークWとの間に放電加工作用を行うもので、放
電々力は上下の給電子25a、25bから電極ワイヤ14に供給
される。このとき、ワークW自体は、図示してないワー
クテーブルの水平面内における2軸(X軸、Y軸)方向
への移動によって加工軌跡に沿って移動する構成が採ら
れる。
は、機体のコラム10に回転可能に装着された電極ワイヤ
の送出し用リール12から電極ワイヤ14を繰り出し、ブレ
ーキ用モータ16の出力軸に取付られたブレーキ用主ロー
ラ18とピンチローラ20とから成るブレーキ機構22を経由
してガイドローラ24、上ワイヤガイド26、下ワイヤガイ
ド28、ガイドローラ30、ワイヤ搬送機構32等を走行、通
過してDCモータから成る引っ張りモータ34の出力軸に取
付られた引っ張り用主ローラ36とピンチローラ38、押付
ばね40とから成るワイヤ引っ張り機構42を経て回収装置
を構成する回収箱44で回収される構成となっている。そ
して、上下のワイヤガイド26、28の間でワークWを通過
し、該ワークWとの間に放電加工作用を行うもので、放
電々力は上下の給電子25a、25bから電極ワイヤ14に供給
される。このとき、ワークW自体は、図示してないワー
クテーブルの水平面内における2軸(X軸、Y軸)方向
への移動によって加工軌跡に沿って移動する構成が採ら
れる。
上述した構成において、放電加工が正確に進捗される
ためには、電極ワイヤ14に適性なワイヤ張力が付与され
ていることを要し、このために、ブレーキ機構22で電極
ワイヤ14の送りにブレーキ力を与え、また、ワイヤ引っ
張り機構42において電極ワイヤ14に引っ張り力が付与さ
れることによって、適正なワイヤ張力を電極ワイヤ14に
保持させるようにしている。そして、比較的径の大きな
電極ワイヤ14が用いられる場合には張力は比較的大きな
値に設定され、径の小さい電極ワイヤ14のときには無理
のない小さな張力が設定されるようになっている。
ためには、電極ワイヤ14に適性なワイヤ張力が付与され
ていることを要し、このために、ブレーキ機構22で電極
ワイヤ14の送りにブレーキ力を与え、また、ワイヤ引っ
張り機構42において電極ワイヤ14に引っ張り力が付与さ
れることによって、適正なワイヤ張力を電極ワイヤ14に
保持させるようにしている。そして、比較的径の大きな
電極ワイヤ14が用いられる場合には張力は比較的大きな
値に設定され、径の小さい電極ワイヤ14のときには無理
のない小さな張力が設定されるようになっている。
上記ブレーキ機構22やワイヤ引っ張り機構42において
は、主ローラ18又は36に電極ワイヤ14を押圧するピンチ
ローラ20又は38が設けられている。このピンチローラ20
または38による電極ワイヤ14の押付は、過大の押付力が
作用すると、電極ワイヤ14が潰されたり、破断を生ずる
等の支障を来すために適正レベルに維持されなければな
らない。従って、本発明は、ピンチローラ20又は40にお
ける押付力を電極ワイヤ14の径寸法に直接関与したワイ
ヤ張力を感知して増減調整する機構を構成するものであ
る。
は、主ローラ18又は36に電極ワイヤ14を押圧するピンチ
ローラ20又は38が設けられている。このピンチローラ20
または38による電極ワイヤ14の押付は、過大の押付力が
作用すると、電極ワイヤ14が潰されたり、破断を生ずる
等の支障を来すために適正レベルに維持されなければな
らない。従って、本発明は、ピンチローラ20又は40にお
ける押付力を電極ワイヤ14の径寸法に直接関与したワイ
ヤ張力を感知して増減調整する機構を構成するものであ
る。
さて、第2図を参照すると、第1図の破線Aで囲繞し
たワイヤ引っ張り機構に具備させ得るピンチローラの押
付力調整機構の具体的実施例が示されている。
たワイヤ引っ張り機構に具備させ得るピンチローラの押
付力調整機構の具体的実施例が示されている。
ここで、第1図と同一部品ないし要素に就いては同一
参照番号で示してある。この実施例では、支点50におい
て枢支された一本のアーム52が設けられ、このアーム52
の一点には主ローラ36と対応してピンチローラ38が枢着
されており、このピンチローラ38は当然に主ローラ36に
押圧配置されている。そして、固定部に一端を係止した
押圧ばね40の他端がアーム52に係止されてピンチローラ
38を主ローラ36側に押圧している。一方、支点50に関し
てピンチローラ38とは反対側においてアーム52の先端に
ローラ54が回転可能に枢着され、このローラ54を経過し
て電極ワイヤ14は矢印Mで示す回収装置に向かう方向に
走行するようになっている。従って、電極ワイヤ14に作
用する張力が大きくなる(つまり、電極ワイヤ径が大き
いとき)と、ローラ54はアーム52を支点50の回りに矢印
Pで示す方向に旋回作動させるように作用する。この結
果、ピンチローラ38は、主ローラ36により大きな押付力
で押圧されることになる。逆に電極ワイヤ14の径が小さ
く、張力が小さな値に設定されるときは、その張力変動
を感知してローラ54はアーム52と共に矢印Pとは逆の方
向にばね40の力に抗し変位する。この結果、ピンチロー
ラ38は主ローラ36から離れる方向に微小変位するので、
押付力の低下が得られる。つまり、ローラ54は電極ワイ
ヤ14に作用する張力の増減を感知してアーム52を支点50
の周囲に旋回変位させるローラの機能を奏しているので
ある。
参照番号で示してある。この実施例では、支点50におい
て枢支された一本のアーム52が設けられ、このアーム52
の一点には主ローラ36と対応してピンチローラ38が枢着
されており、このピンチローラ38は当然に主ローラ36に
押圧配置されている。そして、固定部に一端を係止した
押圧ばね40の他端がアーム52に係止されてピンチローラ
38を主ローラ36側に押圧している。一方、支点50に関し
てピンチローラ38とは反対側においてアーム52の先端に
ローラ54が回転可能に枢着され、このローラ54を経過し
て電極ワイヤ14は矢印Mで示す回収装置に向かう方向に
走行するようになっている。従って、電極ワイヤ14に作
用する張力が大きくなる(つまり、電極ワイヤ径が大き
いとき)と、ローラ54はアーム52を支点50の回りに矢印
Pで示す方向に旋回作動させるように作用する。この結
果、ピンチローラ38は、主ローラ36により大きな押付力
で押圧されることになる。逆に電極ワイヤ14の径が小さ
く、張力が小さな値に設定されるときは、その張力変動
を感知してローラ54はアーム52と共に矢印Pとは逆の方
向にばね40の力に抗し変位する。この結果、ピンチロー
ラ38は主ローラ36から離れる方向に微小変位するので、
押付力の低下が得られる。つまり、ローラ54は電極ワイ
ヤ14に作用する張力の増減を感知してアーム52を支点50
の周囲に旋回変位させるローラの機能を奏しているので
ある。
第3図は、同じく第1図の破線Bによるブレーキ機構
22の領域に本発明によるピンチローラ押付力調整機構を
設けた場合の具体的実施例を示している。従って、第1
図と同一部品ないし要素には同じ参照番号が付してあ
る。
22の領域に本発明によるピンチローラ押付力調整機構を
設けた場合の具体的実施例を示している。従って、第1
図と同一部品ないし要素には同じ参照番号が付してあ
る。
同第3図においては、支点60を有して揺動可能なアー
ム62が設けられ、このアーム62の略中央位置に主ローラ
18に押圧されるピンチローラ20が枢着され、固定位置に
一端を係止したばね66の他端がアーム62に係止され、こ
のばね66がアーム62を介してピンチローラ20を主ローラ
18に押し付けるように押付力を付与している。そして、
支点60と反対のアーム62の先端にはローラ64が回転可能
に枢着され、このローラ64を経由して電極ワイヤ14は、
ワイヤ送り装置側から放電加工領域に向けて走行する構
成が採られている。このため、前述した第2図の実施例
の場合と同じに電極ワイヤ14に作用する張力が大きいと
きは、ローラ64が第3図で上向きに持ち上げられる方向
に変位力を受け、このために、アーム62は支点60を中心
にして旋回変位し、それに伴ってピンチローラ20は、主
ローラ18に大きな押付力で押圧され、故に、電極ワイヤ
14を大きな押付力の下に主ローラ18との間で挟持するこ
ととなる。また、電極ワイヤ14の張力が小さくなれば、
ローラ64は第3図で下向きに降下変位されるから、アー
ム62も支点60を中心にして、ピンチローラ20を主ローラ
18から引き離す方向に旋回変位するのである。勿論、ば
ね66のばね力で常に適度の押付力がピンチローラ20から
主ローラ18に作用し、電極ワイヤ14を押付、挟持するこ
とは言うまでもない。
ム62が設けられ、このアーム62の略中央位置に主ローラ
18に押圧されるピンチローラ20が枢着され、固定位置に
一端を係止したばね66の他端がアーム62に係止され、こ
のばね66がアーム62を介してピンチローラ20を主ローラ
18に押し付けるように押付力を付与している。そして、
支点60と反対のアーム62の先端にはローラ64が回転可能
に枢着され、このローラ64を経由して電極ワイヤ14は、
ワイヤ送り装置側から放電加工領域に向けて走行する構
成が採られている。このため、前述した第2図の実施例
の場合と同じに電極ワイヤ14に作用する張力が大きいと
きは、ローラ64が第3図で上向きに持ち上げられる方向
に変位力を受け、このために、アーム62は支点60を中心
にして旋回変位し、それに伴ってピンチローラ20は、主
ローラ18に大きな押付力で押圧され、故に、電極ワイヤ
14を大きな押付力の下に主ローラ18との間で挟持するこ
ととなる。また、電極ワイヤ14の張力が小さくなれば、
ローラ64は第3図で下向きに降下変位されるから、アー
ム62も支点60を中心にして、ピンチローラ20を主ローラ
18から引き離す方向に旋回変位するのである。勿論、ば
ね66のばね力で常に適度の押付力がピンチローラ20から
主ローラ18に作用し、電極ワイヤ14を押付、挟持するこ
とは言うまでもない。
以上、本発明を2つの実施例に基づいて説明したが、
本発明によれば、電極ワイヤの径の大小に応じてワイヤ
張力が大小異なる値に設定されて、適正な張力下で放電
加工が遂行されることに鑑みて、その電極ワイヤに作用
する張力に従って、電極ワイヤの送り調整機構に有るピ
ンチローラの押付力増減調節するものであり、アーム先
端に設けられる張力感知ローラの大きさは配置スペース
等を考慮して適宜の大きさに選定すればよい。
本発明によれば、電極ワイヤの径の大小に応じてワイヤ
張力が大小異なる値に設定されて、適正な張力下で放電
加工が遂行されることに鑑みて、その電極ワイヤに作用
する張力に従って、電極ワイヤの送り調整機構に有るピ
ンチローラの押付力増減調節するものであり、アーム先
端に設けられる張力感知ローラの大きさは配置スペース
等を考慮して適宜の大きさに選定すればよい。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ワ
イヤカット放電加工機における電極ワイヤカット走行系
の機構内に設けられたピンチローラの主ローラに対する
押付力がワイヤ径の大きさに見合った、つまり、ワイヤ
張力に見合ったレベルに調整維持されるから、電極ワイ
ヤの張力を適正値に維持しつつ同時にピンチローラによ
る押付力を対応した適正レベルに維持でき、その結果と
して、電極ワイヤの潰れや破断発生を防止し、ワイヤカ
ット放電加工の作動の信頼性と精度とを向上することが
できる。
イヤカット放電加工機における電極ワイヤカット走行系
の機構内に設けられたピンチローラの主ローラに対する
押付力がワイヤ径の大きさに見合った、つまり、ワイヤ
張力に見合ったレベルに調整維持されるから、電極ワイ
ヤの張力を適正値に維持しつつ同時にピンチローラによ
る押付力を対応した適正レベルに維持でき、その結果と
して、電極ワイヤの潰れや破断発生を防止し、ワイヤカ
ット放電加工の作動の信頼性と精度とを向上することが
できる。
第1図は、本発明が適用されるワイヤカット放電加工機
の全体構成を略示した機構図、また、第2図及び第3図
は、本発明のピンチローラ押付力調整機構の具体的構成
をワイヤ引っ張り機構に設ける場合とワイヤブレーキ機
構に設ける場合との両者に就いて示した機構図。 図中、 12……送出し用リール、14……電極ワイヤ、16……ブレ
ーキ用モータ、18……ブレーキ用主ローラ、20……ピン
チローラ、22……ブレーキ機構、34……引っ張りモー
タ、36……引っ張り用主ローラ、38…ピンチローラ、5
0、60……支点、52、62……アーム、54、64……張力感
知用ローラ、
の全体構成を略示した機構図、また、第2図及び第3図
は、本発明のピンチローラ押付力調整機構の具体的構成
をワイヤ引っ張り機構に設ける場合とワイヤブレーキ機
構に設ける場合との両者に就いて示した機構図。 図中、 12……送出し用リール、14……電極ワイヤ、16……ブレ
ーキ用モータ、18……ブレーキ用主ローラ、20……ピン
チローラ、22……ブレーキ機構、34……引っ張りモー
タ、36……引っ張り用主ローラ、38…ピンチローラ、5
0、60……支点、52、62……アーム、54、64……張力感
知用ローラ、
Claims (3)
- 【請求項1】ワイヤカット放電加工機における電極ワイ
ヤの送り出し装置から電極ワイヤの回収装置に到るワイ
ヤ走路に設けられるモータ駆動の主ローラと、その主ロ
ーラに電極ワイヤを押し付けるピンチローラとから成る
ワイヤ送り調整機構において、 一点に旋回支点を有した1本のアーム上に前記ピンチロ
ーラを枢着すると共に前記アームの先端にワイヤ張力感
知ローラを枢着させ、かつ 前記旋回支点を中心にして前記ピンチローラを前記主ロ
ーラ側に押圧する押圧ばねを設け、 このとき、主ローラとピンチローラとの間を通過前のワ
イヤ張力を感知するときは前記ワイヤ張力感知ローラを
前記旋回支点に関し、前記ピンチローラとは反対側のア
ーム先端に設け、また主ローラとピンチローラとの間を
通過後のワイヤ張力を感知するときは、前記ワイヤ張力
感知ローラを前記旋回支点に関し、前記ピンチローラと
同じ側のアーム先端に設けるようにし、 前記ワイヤ張力感知ローラを通過する電極ワイヤの張力
増減に従ってピンチローラの押付力を増減するようにし
たことを特徴とするワイヤカット放電加工機のピンチロ
ーラ押付力調整機構。 - 【請求項2】前記ピンチローラは、電極ワイヤに張力を
付与するブレーキ機構を形成する前記モータ駆動の主ロ
ーラを係合するピンチローラであることを特徴とした特
許請求の範囲第1項に記載のワイヤカット放電加工機の
ピンチローラ押付力調整機構。 - 【請求項3】前記ピンチローラは、前記電極ワイヤの回
収装置の前段に設けられた電極ワイヤの引っ張り機構を
形成する前記モータ駆動の主ローラに係合するピンチロ
ーラであることを特徴とした特許請求の範囲第1項に記
載のワイヤカット放電加工機のピンチローラ押付力調整
機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14232587A JPH0825094B2 (ja) | 1987-06-09 | 1987-06-09 | ワイヤカット放電加工機のピンチロ−ラ押付力調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14232587A JPH0825094B2 (ja) | 1987-06-09 | 1987-06-09 | ワイヤカット放電加工機のピンチロ−ラ押付力調整機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63306832A JPS63306832A (ja) | 1988-12-14 |
| JPH0825094B2 true JPH0825094B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=15312720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14232587A Expired - Fee Related JPH0825094B2 (ja) | 1987-06-09 | 1987-06-09 | ワイヤカット放電加工機のピンチロ−ラ押付力調整機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0825094B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR920007645B1 (ko) * | 1988-10-07 | 1992-09-14 | 미쯔비시덴끼 가부시끼가이샤 | 와이어 방전 가공장치 |
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1987
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