JPH0825142B2 - オンラインロール研削用短繊維強化砥石 - Google Patents
オンラインロール研削用短繊維強化砥石Info
- Publication number
- JPH0825142B2 JPH0825142B2 JP63131219A JP13121988A JPH0825142B2 JP H0825142 B2 JPH0825142 B2 JP H0825142B2 JP 63131219 A JP63131219 A JP 63131219A JP 13121988 A JP13121988 A JP 13121988A JP H0825142 B2 JPH0825142 B2 JP H0825142B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grindstone
- roll
- outer peripheral
- peripheral surface
- grinding
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ロールの外周面をオンラインで研削するた
めのオンラインロール研削用砥石の改良に関するもので
ある。
めのオンラインロール研削用砥石の改良に関するもので
ある。
従来技術 例えば、鋼板,鋼塊等の被圧延素材を圧延加工する圧
延機のワークロールは、被圧延素材との接触部で肌荒れ
が生じたり被圧延素材の側端部に対応する部分が局部的
に偏摩耗したりする。また、そのワークロールをバック
アップするバックアップロールなどの他のロールについ
ても同様な偏摩耗等を生じる。このため、それ等のロー
ルの外周面を研削し直す必要があるが、その一手段とし
て、砥石の先端面を上記ロールの外周面に押圧した状態
で、そのロールの回転に伴って砥石を連れ回りさせた
り、駆動モータ等によってロールとは別個に砥石を強制
回転させたりすることにより、その先端面とロールの外
周面との間で滑り摩擦を発生させて、ロールを圧延機の
スタンド内に組み込んだままの状態で、すなわちオンラ
インで研削することが提案されている。例えば、特開昭
61−140312号公報や特開昭61−154706号公報,特開昭62
−127109号公報等に記載されている研削装置や方法はそ
の一例であり、たとえば特開昭62−127109号公報の研削
装置は、テーパ状の先端面がロールの外周面にそのロー
ルの回転軸心よりもオフセットして押圧された状態で、
そのロール外周面との間で滑り摩擦が発生させられるこ
とにより、そのロール外周面をオンラインで研削するも
のであり、このようにすれば、ロールを一々取り外して
研削する場合に比較して圧延機の稼働率が向上する。な
お、上記特開昭61−140312号公報,特開昭61−154706号
公報には、ロールの回転に伴って砥石を連れ回りさせる
形式のものが、また、特開昭62−127109号公報には、駆
動モータによって砥石を強制回転させる形式のものがそ
れぞれ開示されている。また、このようなオンライン研
削は、通常、ロールの軸心方向において複数の砥石が互
いに離間して配置され、それ等の砥石をそれぞれロール
の軸心方向へオシレートさせながら行われるのが普通で
ある。
延機のワークロールは、被圧延素材との接触部で肌荒れ
が生じたり被圧延素材の側端部に対応する部分が局部的
に偏摩耗したりする。また、そのワークロールをバック
アップするバックアップロールなどの他のロールについ
ても同様な偏摩耗等を生じる。このため、それ等のロー
ルの外周面を研削し直す必要があるが、その一手段とし
て、砥石の先端面を上記ロールの外周面に押圧した状態
で、そのロールの回転に伴って砥石を連れ回りさせた
り、駆動モータ等によってロールとは別個に砥石を強制
回転させたりすることにより、その先端面とロールの外
周面との間で滑り摩擦を発生させて、ロールを圧延機の
スタンド内に組み込んだままの状態で、すなわちオンラ
インで研削することが提案されている。例えば、特開昭
61−140312号公報や特開昭61−154706号公報,特開昭62
−127109号公報等に記載されている研削装置や方法はそ
の一例であり、たとえば特開昭62−127109号公報の研削
装置は、テーパ状の先端面がロールの外周面にそのロー
ルの回転軸心よりもオフセットして押圧された状態で、
そのロール外周面との間で滑り摩擦が発生させられるこ
とにより、そのロール外周面をオンラインで研削するも
のであり、このようにすれば、ロールを一々取り外して
研削する場合に比較して圧延機の稼働率が向上する。な
お、上記特開昭61−140312号公報,特開昭61−154706号
公報には、ロールの回転に伴って砥石を連れ回りさせる
形式のものが、また、特開昭62−127109号公報には、駆
動モータによって砥石を強制回転させる形式のものがそ
れぞれ開示されている。また、このようなオンライン研
削は、通常、ロールの軸心方向において複数の砥石が互
いに離間して配置され、それ等の砥石をそれぞれロール
の軸心方向へオシレートさせながら行われるのが普通で
ある。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このようにオンラインでロールを研削
しようとすると、圧延に伴うロールの振動,或いは前記
偏摩耗に起因してそのロールの外周面に生じる段差や突
起などの凹凸との衝突等により、砥石の先端面周縁部の
角部にチッピング(欠損)や割れ等の損傷が発生すると
いう問題があった。これは、弾性率が高いビトリファイ
ド砥石において特に顕著であるが、フェノール樹脂,エ
ポキシ樹脂,ポリビニルアルコール樹脂等を結合剤とす
るレジノイド砥石や、天然ゴム或いは合成ゴムを結合剤
とするラバー砥石などにおいても同様に問題となってい
た。
しようとすると、圧延に伴うロールの振動,或いは前記
偏摩耗に起因してそのロールの外周面に生じる段差や突
起などの凹凸との衝突等により、砥石の先端面周縁部の
角部にチッピング(欠損)や割れ等の損傷が発生すると
いう問題があった。これは、弾性率が高いビトリファイ
ド砥石において特に顕著であるが、フェノール樹脂,エ
ポキシ樹脂,ポリビニルアルコール樹脂等を結合剤とす
るレジノイド砥石や、天然ゴム或いは合成ゴムを結合剤
とするラバー砥石などにおいても同様に問題となってい
た。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、そ
の目的とするところは、外周面に段差や突起などがある
圧延機その他の加工機等のロールを研削しても容易に損
傷することのない砥石を提供することにある。
の目的とするところは、外周面に段差や突起などがある
圧延機その他の加工機等のロールを研削しても容易に損
傷することのない砥石を提供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するために、本発明は、テーパ状の
先端面がロールの外周面にそのロールの回転軸心よりも
オフセットして押圧された状態で、そのロール外周面と
の間で滑り摩擦が発生させられることにより、そのロー
ル外周面をオンラインで研削する砥石であって、1〜10
mmの長さのものを50〜500本ずつの束にした短繊維が均
一に混入されていることを特徴とする。
先端面がロールの外周面にそのロールの回転軸心よりも
オフセットして押圧された状態で、そのロール外周面と
の間で滑り摩擦が発生させられることにより、そのロー
ル外周面をオンラインで研削する砥石であって、1〜10
mmの長さのものを50〜500本ずつの束にした短繊維が均
一に混入されていることを特徴とする。
作用および発明の効果 このような短繊維強化砥石においては、1〜10mmの長
さのものを50〜500本ずるの束にした短繊維が均一に混
入されていることから、その機械的性質が向上し、ロー
ルの振動やそのロールの外周面に存在する凹凸との衝突
などに拘わらずチッピングや割れ等の損傷の発生が防止
されるとともに、短繊維の熱膨張が結合剤の熱膨張より
も小さい場合にはその熱膨張による変形も抑制される。
また、粘り強さや剛性が高められることによってロール
との接触面積が小さくされ、研削性能が向上させられ
る。
さのものを50〜500本ずるの束にした短繊維が均一に混
入されていることから、その機械的性質が向上し、ロー
ルの振動やそのロールの外周面に存在する凹凸との衝突
などに拘わらずチッピングや割れ等の損傷の発生が防止
されるとともに、短繊維の熱膨張が結合剤の熱膨張より
も小さい場合にはその熱膨張による変形も抑制される。
また、粘り強さや剛性が高められることによってロール
との接触面積が小さくされ、研削性能が向上させられ
る。
また、本願発明では1〜10mmの長さのものを50〜500
本ずつの束にした短繊維が用いられているため、長繊維
に比較してその分散性が高く、しかも砥石の耐チッピン
グ強度と研削性能とが両立させられることができて、機
械的性質を均一に向上させることができるとともに、そ
の機械的性質に方向性が生じないため、前記チッピング
等の損傷の発生が一層効果的に防止される。繊維の長さ
を1〜10mmとしたのは、10mmを越えると混合時に綿状と
なって均一分散が困難になるとともに、機械的性質に方
向性がでてしまう一方、1mmより短いと均一性には優れ
ているものの十分な耐衝撃性能が得られないからであ
る。また、50〜500ずつの束にして混入するのは、1本
ずつバラバラで入れるよりも作業性および均一分散性に
優れ、所望する強度を得るために必要な本数の繊維を容
易に且つ均一に混入できるからである。
本ずつの束にした短繊維が用いられているため、長繊維
に比較してその分散性が高く、しかも砥石の耐チッピン
グ強度と研削性能とが両立させられることができて、機
械的性質を均一に向上させることができるとともに、そ
の機械的性質に方向性が生じないため、前記チッピング
等の損傷の発生が一層効果的に防止される。繊維の長さ
を1〜10mmとしたのは、10mmを越えると混合時に綿状と
なって均一分散が困難になるとともに、機械的性質に方
向性がでてしまう一方、1mmより短いと均一性には優れ
ているものの十分な耐衝撃性能が得られないからであ
る。また、50〜500ずつの束にして混入するのは、1本
ずつバラバラで入れるよりも作業性および均一分散性に
優れ、所望する強度を得るために必要な本数の繊維を容
易に且つ均一に混入できるからである。
また、結合剤としてフェノール樹脂,エポキシ樹脂,
ポリビニルアルコール樹脂を用いたジノイド砥石や、天
然ゴム,合成ゴムを用いたラバー砥石に本発明を適用し
た場合には、無機質結合剤を用いたビトリファイド砥石
よりも優れた耐衝撃性が得られる。
ポリビニルアルコール樹脂を用いたジノイド砥石や、天
然ゴム,合成ゴムを用いたラバー砥石に本発明を適用し
た場合には、無機質結合剤を用いたビトリファイド砥石
よりも優れた耐衝撃性が得られる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図は、本発明の一実施例であるオンラインロール
研削用短繊維強化砥石(以下、単に砥石という)10の縦
断面図である。この砥石10は、熱間圧延機のロールをオ
ンラインで研削するためのもので、円筒形状を成してい
るとともに、その先端面12は外周側に向かうに従って軸
心に直角な平面から角度θで後端側に傾斜するテーパ面
とされており、且つその外周側角部は曲率半径が5mm程
度のR形状に面取りされている。また、かかる砥石10
は、Al2O3,SiC,CBNなどの砥粒をエポキシ樹脂結合剤で
結合したレジノイド砥石、例えばGC220J8BY,WA220J8BY
(JIS規格),CBNC220J100BY(コンセント100)などによ
って構成されており、その内部にはグラスファイバーの
短繊維が均一に混入されている。この短繊維は、直径が
10μm程度のグラスファイバーを50〜500本、好ましく
は100〜200本ずつの束にしたもので、その長さは1〜10
mm、好ましくは3〜5mm程度である。
研削用短繊維強化砥石(以下、単に砥石という)10の縦
断面図である。この砥石10は、熱間圧延機のロールをオ
ンラインで研削するためのもので、円筒形状を成してい
るとともに、その先端面12は外周側に向かうに従って軸
心に直角な平面から角度θで後端側に傾斜するテーパ面
とされており、且つその外周側角部は曲率半径が5mm程
度のR形状に面取りされている。また、かかる砥石10
は、Al2O3,SiC,CBNなどの砥粒をエポキシ樹脂結合剤で
結合したレジノイド砥石、例えばGC220J8BY,WA220J8BY
(JIS規格),CBNC220J100BY(コンセント100)などによ
って構成されており、その内部にはグラスファイバーの
短繊維が均一に混入されている。この短繊維は、直径が
10μm程度のグラスファイバーを50〜500本、好ましく
は100〜200本ずつの束にしたもので、その長さは1〜10
mm、好ましくは3〜5mm程度である。
また、上記砥石10の裏面にはナット14が埋設されてお
り、シャフト16の先端に固定された取付フランジ18を通
してボルト20が締め着けられることにより、かかる砥石
10は図示しない軸受装置に回転可能に支持されて圧延機
のロール研削に使用される。第2図〜第4図は、かかる
砥石10によるロールのオンライン研削の一例を説明する
概念図で、それぞれ正面図,右側面図,平面図である。
以下、これ等の図を参照しつつオンラインでの圧延機の
ロールの研削方法の一例を説明する。
り、シャフト16の先端に固定された取付フランジ18を通
してボルト20が締め着けられることにより、かかる砥石
10は図示しない軸受装置に回転可能に支持されて圧延機
のロール研削に使用される。第2図〜第4図は、かかる
砥石10によるロールのオンライン研削の一例を説明する
概念図で、それぞれ正面図,右側面図,平面図である。
以下、これ等の図を参照しつつオンラインでの圧延機の
ロールの研削方法の一例を説明する。
第2図〜第4図において、30は図示しない熱間圧延機
に略水平に配設されて回転軸心lまわりに回転駆動され
るワークロールであり、砥石10は、その回転軸心mが上
記回転軸心lに対して寸法sだけ下方へオフセットさせ
られるとともに、その回転軸心lに垂直な平面nに対し
て角度φだけ傾斜する姿勢で配設されている。砥石10
は、シャフト16を介して回転軸心mまわりの回転可能に
支持されており、図示しない押圧手段によって先端面12
が熱間圧延中のワークロール30の外周面に押圧されるこ
とにより、そのワークロール30の回転に伴って第2図に
おいて矢印で示されている左まわり方向へ連れ回りさせ
られ、且つワークロール30の軸心方向すなわち第2図,
第4図における左右方向へ往復移動(オシレート)させ
られる。この時、砥石10は、例えば400〜1000m/minの周
速で回転させられるが、砥石10の先端面12の各部の移動
方向や移動速度は、ワークロール30の外周面の移動方向
や移動速度と異なるため、それ等の接触部では滑り摩擦
が発生し、ワークロール30の外周面に研削加工が行われ
る。なお、実際のロール研削に際しては、かかる砥石10
は通常ワークロール30の軸心方向に一定の間隔を隔てて
複数配置される。また、上記角度φは前記角度θと略同
じ角度で、この実施例では0.5゜〜1゜程度に定められ
ている。
に略水平に配設されて回転軸心lまわりに回転駆動され
るワークロールであり、砥石10は、その回転軸心mが上
記回転軸心lに対して寸法sだけ下方へオフセットさせ
られるとともに、その回転軸心lに垂直な平面nに対し
て角度φだけ傾斜する姿勢で配設されている。砥石10
は、シャフト16を介して回転軸心mまわりの回転可能に
支持されており、図示しない押圧手段によって先端面12
が熱間圧延中のワークロール30の外周面に押圧されるこ
とにより、そのワークロール30の回転に伴って第2図に
おいて矢印で示されている左まわり方向へ連れ回りさせ
られ、且つワークロール30の軸心方向すなわち第2図,
第4図における左右方向へ往復移動(オシレート)させ
られる。この時、砥石10は、例えば400〜1000m/minの周
速で回転させられるが、砥石10の先端面12の各部の移動
方向や移動速度は、ワークロール30の外周面の移動方向
や移動速度と異なるため、それ等の接触部では滑り摩擦
が発生し、ワークロール30の外周面に研削加工が行われ
る。なお、実際のロール研削に際しては、かかる砥石10
は通常ワークロール30の軸心方向に一定の間隔を隔てて
複数配置される。また、上記角度φは前記角度θと略同
じ角度で、この実施例では0.5゜〜1゜程度に定められ
ている。
ここで、このように熱間圧延中のワークロール30の外
周面に砥石10を押圧して研削加工を行うと、ワークロー
ル30の振動やその表面にできる凹凸との衝突などによっ
て砥石10には比較的大きな衝撃が加えられる。また、上
記使用態様においては、前記滑り摩擦により、砥石10の
先端面12のうち外周側部分には引張応力が作用させら
れ、内周側部分には圧縮応力が作用させられる。このた
め、従来は、その引張応力が作用させられる先端面12の
外周縁部においてチッピングや割れ等が発生し易いとい
う問題があった。
周面に砥石10を押圧して研削加工を行うと、ワークロー
ル30の振動やその表面にできる凹凸との衝突などによっ
て砥石10には比較的大きな衝撃が加えられる。また、上
記使用態様においては、前記滑り摩擦により、砥石10の
先端面12のうち外周側部分には引張応力が作用させら
れ、内周側部分には圧縮応力が作用させられる。このた
め、従来は、その引張応力が作用させられる先端面12の
外周縁部においてチッピングや割れ等が発生し易いとい
う問題があった。
これに対し、本実施例の砥石10は、グラスファイバー
の短繊維が均一に混入されているため、その機械的性質
が向上し、ワークロール30の振動や外周面に存在する凹
凸との衝突等に拘らずチッピングや割れ等の損傷の発生
が防止されるとともに、熱膨張による変形なども抑制さ
れる。また、粘り強さや剛性が高められることによって
ワークロール30との接触面積が小さくされ、研削性能が
向上させられる。
の短繊維が均一に混入されているため、その機械的性質
が向上し、ワークロール30の振動や外周面に存在する凹
凸との衝突等に拘らずチッピングや割れ等の損傷の発生
が防止されるとともに、熱膨張による変形なども抑制さ
れる。また、粘り強さや剛性が高められることによって
ワークロール30との接触面積が小さくされ、研削性能が
向上させられる。
一方、このように短繊維が用いられるところから、長
繊維に比較してその分散性が高く、製造時に砥粒と結合
剤との混合物内に短繊維を均一に分散させることが容易
で、砥石10の機械的性質を均一に向上させることができ
るとともに、その機械的性質に方向性が生じないため、
前記チッピング等の損傷の発生が一層効果的に防止され
るのである。特に、本実施例では1〜10mmの長さのグラ
スファイバーを50〜500本ずつの束にしたものが用いら
れているため、作業性およびその均一分散性が優れてい
るとともに、砥石10の機械的性質が大幅に向上させられ
る。
繊維に比較してその分散性が高く、製造時に砥粒と結合
剤との混合物内に短繊維を均一に分散させることが容易
で、砥石10の機械的性質を均一に向上させることができ
るとともに、その機械的性質に方向性が生じないため、
前記チッピング等の損傷の発生が一層効果的に防止され
るのである。特に、本実施例では1〜10mmの長さのグラ
スファイバーを50〜500本ずつの束にしたものが用いら
れているため、作業性およびその均一分散性が優れてい
るとともに、砥石10の機械的性質が大幅に向上させられ
る。
また、上記砥石10はエポキシ樹脂結合剤によるレジノ
イド砥石にて構成されているため、長石や陶石,耐火粘
土等の無機質結合剤を用いたビトリファイバ砥石よりも
一層優れた耐衝撃性能が得られるとともに、ワークロー
ル30が振動しても衝撃吸収により仕上げ面粗さが一定の
品質に維持される。
イド砥石にて構成されているため、長石や陶石,耐火粘
土等の無機質結合剤を用いたビトリファイバ砥石よりも
一層優れた耐衝撃性能が得られるとともに、ワークロー
ル30が振動しても衝撃吸収により仕上げ面粗さが一定の
品質に維持される。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
したが、本発明は他の態様で実施することもできる。
したが、本発明は他の態様で実施することもできる。
例えば、前記実施例では砥石10にナット14が直接埋設
されているが、第5図に示されている砥石40のように、
砥石本体42とバッキングプレート44とに分離し、そのバ
ッキングプレート44にナット14を埋設することもでき
る。この場合に、砥石本体42は前記砥石10と全く同様に
構成される一方、バッキングプレート44は、例えばAl2O
3,SiC,CBNなどの充填材をフェノール樹脂で固めたもの
によって構成され、砥石本体42はそのバッキングプレー
ト44上で成形硬化させると同時に固着すれば良い。な
お、バッキングプレート44の材質や、そのバッキングプ
レート44と砥石本体42との固設手段は適宜変更できる。
されているが、第5図に示されている砥石40のように、
砥石本体42とバッキングプレート44とに分離し、そのバ
ッキングプレート44にナット14を埋設することもでき
る。この場合に、砥石本体42は前記砥石10と全く同様に
構成される一方、バッキングプレート44は、例えばAl2O
3,SiC,CBNなどの充填材をフェノール樹脂で固めたもの
によって構成され、砥石本体42はそのバッキングプレー
ト44上で成形硬化させると同時に固着すれば良い。な
お、バッキングプレート44の材質や、そのバッキングプ
レート44と砥石本体42との固設手段は適宜変更できる。
また、前記実施例では砥石10がワークロール30の回転
軸心lに対してオフセットさせられ、且つ平面nに対し
て傾斜する姿勢でワークロール30の外周面に押圧され、
そのワークロール30の回転に伴って連れ回りさせられる
ようにして研削する使用態様について説明したが、その
砥石10の姿勢を変えたり、その砥石10に駆動モータやブ
レーキ装置などを連結して強制回転させたり制動力を与
えたりするなど、本実施例の砥石10は種々の態様で使用
することができる。
軸心lに対してオフセットさせられ、且つ平面nに対し
て傾斜する姿勢でワークロール30の外周面に押圧され、
そのワークロール30の回転に伴って連れ回りさせられる
ようにして研削する使用態様について説明したが、その
砥石10の姿勢を変えたり、その砥石10に駆動モータやブ
レーキ装置などを連結して強制回転させたり制動力を与
えたりするなど、本実施例の砥石10は種々の態様で使用
することができる。
また、前記実施例ではエポキシ樹脂を結合剤とするレ
ジノイド砥石にグラスファイバーの短繊維が混入されて
いるが、ファノール樹脂,ポリビニルアルコール樹脂を
結合剤とするレジノイド砥石や、天然ゴム,合成ゴムを
結合剤とするラバー砥石等を用いたり、カーボンファイ
バー,Al2O3ファイバー等の短繊維を混入したりするこ
とも可能である。
ジノイド砥石にグラスファイバーの短繊維が混入されて
いるが、ファノール樹脂,ポリビニルアルコール樹脂を
結合剤とするレジノイド砥石や、天然ゴム,合成ゴムを
結合剤とするラバー砥石等を用いたり、カーボンファイ
バー,Al2O3ファイバー等の短繊維を混入したりするこ
とも可能である。
また、前記実施例では熱間圧延機のワークロール30を
オンラインで研削する場合について説明したが、そのワ
ークロール40をバックアップするバックアップロール等
の他のロールのオンライン研削に上記砥石10,40を利用
できることは勿論、冷間圧延機を含むその他の加工機等
のロールを研削する砥石にも本発明は同様に適用され得
る。
オンラインで研削する場合について説明したが、そのワ
ークロール40をバックアップするバックアップロール等
の他のロールのオンライン研削に上記砥石10,40を利用
できることは勿論、冷間圧延機を含むその他の加工機等
のロールを研削する砥石にも本発明は同様に適用され得
る。
その他一々例示はしないが、本発明は当業者の知識に
基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施すること
ができる。
基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施すること
ができる。
第1図は本発明の一実施例であるオンラインロール研削
用短繊維強化砥石の縦断面図である。第2図〜第4図は
第1図の砥石の使用態様の一例を説明する概念図で、第
2図は正面図であり、第3図は右側面図であり、第4図
は平面図である。第5図は本発明の他の実施例を示す縦
断面図である。 10,40:短繊維強化砥石 12:先端面、30:ワークロール
用短繊維強化砥石の縦断面図である。第2図〜第4図は
第1図の砥石の使用態様の一例を説明する概念図で、第
2図は正面図であり、第3図は右側面図であり、第4図
は平面図である。第5図は本発明の他の実施例を示す縦
断面図である。 10,40:短繊維強化砥石 12:先端面、30:ワークロール
フロントページの続き (72)発明者 林 寛治 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 後藤 崇之 神奈川県横浜市金沢区幸浦1丁目8番地の 1 三菱重工業株式会社基盤技術研究所内 (72)発明者 松島 久夫 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】テーパ状の先端面がロールの外周面に該ロ
ールの回転軸心よりもオフセットして押圧された状態
で、該ロール外周面との間で滑り摩擦が発生させられる
ことにより、該ロール外周面をオンラインで研削する砥
石であって、 1〜10mmの長さのものを50〜500本ずつの束にした短繊
維が均一に混入されていることを特徴とするオンライン
ロール研削用短繊維強化砥石。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63131219A JPH0825142B2 (ja) | 1988-05-28 | 1988-05-28 | オンラインロール研削用短繊維強化砥石 |
| US07/354,983 US4989375A (en) | 1988-05-28 | 1989-05-19 | Grinding wheel having high impact resistance, for grinding rolls as installed in place |
| EP89109428A EP0344610B1 (en) | 1988-05-28 | 1989-05-24 | Grinding wheel having high impact resistance, for grinding rolls as installed in place |
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