JPH0825267A - ツールアダプタ支持装置 - Google Patents
ツールアダプタ支持装置Info
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- JPH0825267A JPH0825267A JP18546094A JP18546094A JPH0825267A JP H0825267 A JPH0825267 A JP H0825267A JP 18546094 A JP18546094 A JP 18546094A JP 18546094 A JP18546094 A JP 18546094A JP H0825267 A JPH0825267 A JP H0825267A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外力が加わった場合においても、ツールアダ
プタが位置ずれや脱落を起こすことなく、ロボットハン
ドが確実に解放・把持を行うことのできるツールアダプ
タ支持装置を提供する。 【構成】 支持プレート1上に、ツールアダプタ21を
載置して支持するツールアダプタ支持装置において、支
持プレート1上に突出する位置決め部材3、6と、該位
置決め部材3、6を配した支持プレート1の部位に対し
てツールアダプタ21を固定する押圧機構7、8、9と
を設けている。
プタが位置ずれや脱落を起こすことなく、ロボットハン
ドが確実に解放・把持を行うことのできるツールアダプ
タ支持装置を提供する。 【構成】 支持プレート1上に、ツールアダプタ21を
載置して支持するツールアダプタ支持装置において、支
持プレート1上に突出する位置決め部材3、6と、該位
置決め部材3、6を配した支持プレート1の部位に対し
てツールアダプタ21を固定する押圧機構7、8、9と
を設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボットハンドに取り
付けるツールアダプタを支持するためのツールアダプタ
支持装置に関する。
付けるツールアダプタを支持するためのツールアダプタ
支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロボットハンドより解放されたツ
ールアダプタを、再度ロボットハンドが把持するため
に、ツールアダプタを一定の姿勢で支持するようにした
ツールアダプタ支持装置として、実開平4−35889
号公報所載の技術がある。図9および図10において、
110はスタンドを示し、スタンドパイプ112,11
2を備え、必要なツール(図示省略)を取付けたツール
アダプタ102を支持するホルダ111は、該ホルダ1
11とホルダ支え119とに設けた略半円形の溝が、ボ
ルト120の締付けでスタンドパイプ112,112を
挟圧することによって、スタンドパイプ112,112
に上下位置調節可能に取付けられている。
ールアダプタを、再度ロボットハンドが把持するため
に、ツールアダプタを一定の姿勢で支持するようにした
ツールアダプタ支持装置として、実開平4−35889
号公報所載の技術がある。図9および図10において、
110はスタンドを示し、スタンドパイプ112,11
2を備え、必要なツール(図示省略)を取付けたツール
アダプタ102を支持するホルダ111は、該ホルダ1
11とホルダ支え119とに設けた略半円形の溝が、ボ
ルト120の締付けでスタンドパイプ112,112を
挟圧することによって、スタンドパイプ112,112
に上下位置調節可能に取付けられている。
【0003】ホルダ111は、一体に形成された支持腕
122,122を備え、支持腕122,122間の略半
円形の係止縁111aと支持腕122,122の対向縁
とによって、ツールアダプタ102外周面の係止段部1
05に係止するための、支持腕122,122の先端側
が開口するアダプタ支持部123が構成される。また、
ボルトによりホルダ111に取付けられた一対のスプリ
ングホルダ124,124には、先端近くに、ツールア
ダプタ102外周面の位置決め部106,106に弾性
的に係合する係合部124a,124aを対向させて形
成し、その先端を互いに反対方向に屈曲させることによ
って、アダプタ支持部123へのツールアダプタ102
の挿入に支障がないようにしている。
122,122を備え、支持腕122,122間の略半
円形の係止縁111aと支持腕122,122の対向縁
とによって、ツールアダプタ102外周面の係止段部1
05に係止するための、支持腕122,122の先端側
が開口するアダプタ支持部123が構成される。また、
ボルトによりホルダ111に取付けられた一対のスプリ
ングホルダ124,124には、先端近くに、ツールア
ダプタ102外周面の位置決め部106,106に弾性
的に係合する係合部124a,124aを対向させて形
成し、その先端を互いに反対方向に屈曲させることによ
って、アダプタ支持部123へのツールアダプタ102
の挿入に支障がないようにしている。
【0004】ツールアダプタ102を取付けたロボット
ハンド101を、適宜の手段で移動させてツールアダプ
タ102をホルダ111に挿入すると、アダプタ支持部
123がツールアダプタ102の係止段部105に、係
合部124a,124aが位置決め部106,106に
それぞれ係合することによって、ツールアダプタ102
が一定の姿勢で、スタンド110に支持される。したが
って、ロボットハンド101によるツールアダプタ10
2の把持を解除することができ、ロボットハンド101
に、他のホルダ111に一定の姿勢で支持されている別
のツールアダプタ102を取付けることができる。
ハンド101を、適宜の手段で移動させてツールアダプ
タ102をホルダ111に挿入すると、アダプタ支持部
123がツールアダプタ102の係止段部105に、係
合部124a,124aが位置決め部106,106に
それぞれ係合することによって、ツールアダプタ102
が一定の姿勢で、スタンド110に支持される。したが
って、ロボットハンド101によるツールアダプタ10
2の把持を解除することができ、ロボットハンド101
に、他のホルダ111に一定の姿勢で支持されている別
のツールアダプタ102を取付けることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
4−35889号公報所載のツールアダプタ支持装置で
は、ツールアダプタを支持する部分が弾性的に係合する
係合部を有するスプリングホルダのため、つぎのような
問題点があった。すなわち、何回も繰り返してツールア
ダプタをロボットハンドにより解放・把持を行うと、弾
性を利用したホルダのために、たとえば振動や移動によ
る慣性力などの外力が加わった場合に、位置ずれを起こ
し、ロボットハンドとツールアダプタとの干渉を招くこ
とがある。さらに、最悪の場合には、ツールアダプタが
ツールアダプタ支持装置より脱落する危険性がある。
4−35889号公報所載のツールアダプタ支持装置で
は、ツールアダプタを支持する部分が弾性的に係合する
係合部を有するスプリングホルダのため、つぎのような
問題点があった。すなわち、何回も繰り返してツールア
ダプタをロボットハンドにより解放・把持を行うと、弾
性を利用したホルダのために、たとえば振動や移動によ
る慣性力などの外力が加わった場合に、位置ずれを起こ
し、ロボットハンドとツールアダプタとの干渉を招くこ
とがある。さらに、最悪の場合には、ツールアダプタが
ツールアダプタ支持装置より脱落する危険性がある。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たもので、請求項1または2に係る発明の目的は、外力
が加わった場合においても、ツールアダプタが位置ずれ
や脱落を起こすことなく、ロボットハンドが確実に解放
・把持を行うことのできるツールアダプタ支持装置を提
供することである。
たもので、請求項1または2に係る発明の目的は、外力
が加わった場合においても、ツールアダプタが位置ずれ
や脱落を起こすことなく、ロボットハンドが確実に解放
・把持を行うことのできるツールアダプタ支持装置を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1または2に係る発明は、支持プレート上に
ツールアダプタを載置して支持するツールアダプタ支持
装置において、前記支持プレート上に突出する位置決め
部材と、該位置決め部材を配した前記支持プレートの部
位に対してツールアダプタを固定する押圧機構とを設け
たことを特徴とする。
に、請求項1または2に係る発明は、支持プレート上に
ツールアダプタを載置して支持するツールアダプタ支持
装置において、前記支持プレート上に突出する位置決め
部材と、該位置決め部材を配した前記支持プレートの部
位に対してツールアダプタを固定する押圧機構とを設け
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1または2に係る発明の作用は、ツール
アダプタを支持プレート上に突出する位置決め部材によ
り水平方向に位置決めをし、押圧機構により垂直方向に
固定するので、外力の作用があってもツールアダプタは
不動状態を維持することである。請求項2に係る発明の
作用は、上記作用に加え、ツールアダプタが固定のため
の押圧により傾く場合において、補助プレートを設ける
ことにより、ツールアダプタを水平に保つことである。
アダプタを支持プレート上に突出する位置決め部材によ
り水平方向に位置決めをし、押圧機構により垂直方向に
固定するので、外力の作用があってもツールアダプタは
不動状態を維持することである。請求項2に係る発明の
作用は、上記作用に加え、ツールアダプタが固定のため
の押圧により傾く場合において、補助プレートを設ける
ことにより、ツールアダプタを水平に保つことである。
【0009】
【実施例1】図1〜図5は第1実施例を示し、図1はツ
ールアダプタ支持装置の正面図、図2はツールアダプタ
支持装置の平面図、図3はツールアダプタ支持装置の右
側面図、図4はツールアダプタの斜視図、図5はツール
アダプタを収納した状態を示すツールアダプタ支持装置
の斜視図である。
ールアダプタ支持装置の正面図、図2はツールアダプタ
支持装置の平面図、図3はツールアダプタ支持装置の右
側面図、図4はツールアダプタの斜視図、図5はツール
アダプタを収納した状態を示すツールアダプタ支持装置
の斜視図である。
【0010】図1〜図5において、1は支持プレート
で、ツールアダプタ21を水平に載置するため、左右で
一対をなし、ベース2にそれぞれ水平に固着されてい
る。また、一対の支持プレート1には、ツールアダプタ
21に設けた位置決め穴A11に嵌合し水平方向に位置
決めするための位置決めピンA3がそれぞれ突設されて
いる。この位置決めピンA3の位置は、図2において矢
印Y1 の方向にツールアダプタ21を移送して、支持プ
レート1上に載置するとき、ツールアダプタ21のT溝
10が矢印Y1 方向と垂直方向に向いて、位置決め穴A
11と合致すように配されている。位置決めピンA3の
外径は位置決め穴A11と、H7,m6程度のはめあい
に形成されている。また、位置決めピンA3の先端に
は、ツールアダプタ21の嵌入を容易とするため面取り
を設けている。この面取りはR面取りでもよい。さら
に、位置決めピンA3の材料は熱処理された炭素工具鋼
や特殊工具鋼を用い、外周面は研磨またはラッピングに
より、精密に仕上げられている。
で、ツールアダプタ21を水平に載置するため、左右で
一対をなし、ベース2にそれぞれ水平に固着されてい
る。また、一対の支持プレート1には、ツールアダプタ
21に設けた位置決め穴A11に嵌合し水平方向に位置
決めするための位置決めピンA3がそれぞれ突設されて
いる。この位置決めピンA3の位置は、図2において矢
印Y1 の方向にツールアダプタ21を移送して、支持プ
レート1上に載置するとき、ツールアダプタ21のT溝
10が矢印Y1 方向と垂直方向に向いて、位置決め穴A
11と合致すように配されている。位置決めピンA3の
外径は位置決め穴A11と、H7,m6程度のはめあい
に形成されている。また、位置決めピンA3の先端に
は、ツールアダプタ21の嵌入を容易とするため面取り
を設けている。この面取りはR面取りでもよい。さら
に、位置決めピンA3の材料は熱処理された炭素工具鋼
や特殊工具鋼を用い、外周面は研磨またはラッピングに
より、精密に仕上げられている。
【0011】ベース2には、支持プレート1の中間位置
に補助プレート4が脚5を介して、ツールアダプタ21
が水平になるように調整されて固着されている。支持プ
レート1と補助プレート4とは同一水平面上にはなく、
図1に示すように、補助プレート4はツールアダプタ2
1の上部フランジ21aの下面を支持し、支持プレート
1は下部フランジ21bの下面を支持するように、段差
をつけて構成されている。補助プレート4は、後述する
アーム7によりツールアダプタ21が上部より押圧され
た場合、上部フランジ21aを支持することにより、ツ
ールアダプタ21の傾斜を防止する。補助プレート4に
は、位置決めピンB6が、ツールアダプタ21の位置決
め穴B13と嵌合するように突設されている。位置決め
ピンB6の外径は、位置決めピンA3と同様に、位置決
め穴B13と、H7,m6程度のはめあいに形成されて
いる。また、位置決めピンB6の先端形状、材料および
仕上げ程度は、位置決めピンA3と同様である。
に補助プレート4が脚5を介して、ツールアダプタ21
が水平になるように調整されて固着されている。支持プ
レート1と補助プレート4とは同一水平面上にはなく、
図1に示すように、補助プレート4はツールアダプタ2
1の上部フランジ21aの下面を支持し、支持プレート
1は下部フランジ21bの下面を支持するように、段差
をつけて構成されている。補助プレート4は、後述する
アーム7によりツールアダプタ21が上部より押圧され
た場合、上部フランジ21aを支持することにより、ツ
ールアダプタ21の傾斜を防止する。補助プレート4に
は、位置決めピンB6が、ツールアダプタ21の位置決
め穴B13と嵌合するように突設されている。位置決め
ピンB6の外径は、位置決めピンA3と同様に、位置決
め穴B13と、H7,m6程度のはめあいに形成されて
いる。また、位置決めピンB6の先端形状、材料および
仕上げ程度は、位置決めピンA3と同様である。
【0012】支持プレート1と補助プレート4との間の
空間には、ツールアダプタ21を支持プレート1および
補助プレート4に、図1およぼ図3の矢印Z1 の方向に
押圧して固定するアーム7が、ベース2に固着されたリ
ニアガイド8により上下動自在に支承されている。アー
ム7の上部は2分され、その中間に補助プレート4が挿
入される配置となっている。アーム7の上部はさらに、
その先端が直角に曲がっており、ツールアダプタ21を
押圧できるように形成されている。アーム7の上下動
は、ベース2に固着されたエアシリンダ9により行われ
る。エアシリンダ9は不図示の、電磁弁を介して空圧源
に接続され、制御装置によって、動作を制御されてい
る。
空間には、ツールアダプタ21を支持プレート1および
補助プレート4に、図1およぼ図3の矢印Z1 の方向に
押圧して固定するアーム7が、ベース2に固着されたリ
ニアガイド8により上下動自在に支承されている。アー
ム7の上部は2分され、その中間に補助プレート4が挿
入される配置となっている。アーム7の上部はさらに、
その先端が直角に曲がっており、ツールアダプタ21を
押圧できるように形成されている。アーム7の上下動
は、ベース2に固着されたエアシリンダ9により行われ
る。エアシリンダ9は不図示の、電磁弁を介して空圧源
に接続され、制御装置によって、動作を制御されてい
る。
【0013】図4において、ツールアダプタ21には、
不図示のロボットハンドがツールアダプタ21をピック
アップするときに用いるT溝10が上面中央を横断して
設けられている。T溝10の底部には、一対の支持プレ
ート1の位置決めピンA3に対応して、2箇所に位置決
め穴A11が下部フランジ21bを貫通するように配設
されている。ツールアダプタ21の外周には、T溝10
を対称軸として、切り欠き12が2箇所に周設され、上
部フランジ21aを形成している。上部フランジ21a
には、補助プレート4の位置決めピンB6に対応して、
2箇所に位置決め穴B13が穿設されている。
不図示のロボットハンドがツールアダプタ21をピック
アップするときに用いるT溝10が上面中央を横断して
設けられている。T溝10の底部には、一対の支持プレ
ート1の位置決めピンA3に対応して、2箇所に位置決
め穴A11が下部フランジ21bを貫通するように配設
されている。ツールアダプタ21の外周には、T溝10
を対称軸として、切り欠き12が2箇所に周設され、上
部フランジ21aを形成している。上部フランジ21a
には、補助プレート4の位置決めピンB6に対応して、
2箇所に位置決め穴B13が穿設されている。
【0014】本実施例の作用について説明する。不図示
のロボットハンドに把持されているツールアダプタ21
は、図2の矢印Y1 の方向より、ツールアダプタ支持装
置20に進入してくる。このとき、アーム7は上に上が
った状態、すなわち、原点位置にあり、上部フランジ2
1aの下面と位置決めピンB6の先端、および下部フラ
ンジ21bの下面と位置決めピンA3の先端が共に接触
しないような隙間を保持しながら、ツールアダプタ21
は矢印Y1 方向から進入する。
のロボットハンドに把持されているツールアダプタ21
は、図2の矢印Y1 の方向より、ツールアダプタ支持装
置20に進入してくる。このとき、アーム7は上に上が
った状態、すなわち、原点位置にあり、上部フランジ2
1aの下面と位置決めピンB6の先端、および下部フラ
ンジ21bの下面と位置決めピンA3の先端が共に接触
しないような隙間を保持しながら、ツールアダプタ21
は矢印Y1 方向から進入する。
【0015】位置決めピンA3上には位置決め穴A11
が、位置決めピンB6上には位置決め穴B13が合致し
たところで、不図示のロボットハンドは若干下降して、
これらのピンと穴とが嵌まるようにし、ツールアダプタ
21を解放する。ツールアダプタ21は落下して、支持
プレート1と補助プレート4により支持される。このと
き、位置決めピンA3と位置決め穴A11、位置決めピ
ンB6と位置決め穴B13が嵌入して、水平方向の位置
決めがなされる。
が、位置決めピンB6上には位置決め穴B13が合致し
たところで、不図示のロボットハンドは若干下降して、
これらのピンと穴とが嵌まるようにし、ツールアダプタ
21を解放する。ツールアダプタ21は落下して、支持
プレート1と補助プレート4により支持される。このと
き、位置決めピンA3と位置決め穴A11、位置決めピ
ンB6と位置決め穴B13が嵌入して、水平方向の位置
決めがなされる。
【0016】その後、制御装置および電磁弁により、エ
アシリンダ9にエアが送り込まれ、アーム7を図1およ
び図3の矢印Z1 の方向に引き下げる。これにより、ツ
ールアダプタ21の上部をアーム7が押さえ、上部フラ
ンジ21aの下面を補助プレート4で支えることとな
り、ツールアダプタ21がツールアダプタ支持装置20
に固定され、垂直方向の位置決めが完了する(図5参
照)。アーム7には、もう1つの働きがある。不図示の
ロボットハンドとツールアダプタ21との間には相互の
固定を確実にするため、Oリングが配置されている。O
リングが固着を起こして、相互の離脱が不完全の場合、
アーム7がこれを強制的に引き離し、完全な解放状態に
する。
アシリンダ9にエアが送り込まれ、アーム7を図1およ
び図3の矢印Z1 の方向に引き下げる。これにより、ツ
ールアダプタ21の上部をアーム7が押さえ、上部フラ
ンジ21aの下面を補助プレート4で支えることとな
り、ツールアダプタ21がツールアダプタ支持装置20
に固定され、垂直方向の位置決めが完了する(図5参
照)。アーム7には、もう1つの働きがある。不図示の
ロボットハンドとツールアダプタ21との間には相互の
固定を確実にするため、Oリングが配置されている。O
リングが固着を起こして、相互の離脱が不完全の場合、
アーム7がこれを強制的に引き離し、完全な解放状態に
する。
【0017】また、ツールアダプタ21をロボットハン
ドに復帰させるには、図5の矢印Z2 の方向にアーム7
を押し上げ、原点位置に戻し、ロボットハンドをツール
アダプタ21の真上に水平移動させ、さらに垂直方向に
移動させてツールアダプタ21と結合させる。その後、
ツールアダプタ21が位置決めピンA3および位置決め
ピンB6から離脱し、アーム7に接触しない位置まで上
昇させ、図5の矢印Y2 の方向に水平移動させることに
より、ツールアダプタ21の復帰が完了する。
ドに復帰させるには、図5の矢印Z2 の方向にアーム7
を押し上げ、原点位置に戻し、ロボットハンドをツール
アダプタ21の真上に水平移動させ、さらに垂直方向に
移動させてツールアダプタ21と結合させる。その後、
ツールアダプタ21が位置決めピンA3および位置決め
ピンB6から離脱し、アーム7に接触しない位置まで上
昇させ、図5の矢印Y2 の方向に水平移動させることに
より、ツールアダプタ21の復帰が完了する。
【0018】本実施例の効果は、ツールアダプタに振動
や移動による慣性力などの外力が作用した場合にも、ツ
ールアダプタはツールアダプタ支持装置に固定されてい
るので、位置ずれを起こさないことである。また、ロボ
ットハンドとツールアダプタが完全に離脱できなくと
も、アームにより強制的に引き離すので、ツールアダプ
タが確実にツールアダプタ支持装置上に載置・固定され
る。
や移動による慣性力などの外力が作用した場合にも、ツ
ールアダプタはツールアダプタ支持装置に固定されてい
るので、位置ずれを起こさないことである。また、ロボ
ットハンドとツールアダプタが完全に離脱できなくと
も、アームにより強制的に引き離すので、ツールアダプ
タが確実にツールアダプタ支持装置上に載置・固定され
る。
【0019】なお、本実施例では、位置決めピンと位置
決め穴とは、ツールアダプタ支持装置とツールアダプタ
とに設けられているが、この関係を逆にしてもよく、用
途に応じてどちらにすることもできる。また本実施例で
は、補助プレートにも位置決めピンを設けているが、必
ずしも必要ではなく、設けなくともよい。さらに、ツー
ルアダプタの形状によって、たとえば、本実施例では下
部フランジの4隅が切り落とされているが、円形または
正方形のフランジにして、アームの押圧力の作用点の近
傍まで、支持プレートにより支持できれば、水平を維持
できるので、補助プレートを必要としない。これによ
り、ツールアダプタ支持装置の構造を簡略化することが
できる。
決め穴とは、ツールアダプタ支持装置とツールアダプタ
とに設けられているが、この関係を逆にしてもよく、用
途に応じてどちらにすることもできる。また本実施例で
は、補助プレートにも位置決めピンを設けているが、必
ずしも必要ではなく、設けなくともよい。さらに、ツー
ルアダプタの形状によって、たとえば、本実施例では下
部フランジの4隅が切り落とされているが、円形または
正方形のフランジにして、アームの押圧力の作用点の近
傍まで、支持プレートにより支持できれば、水平を維持
できるので、補助プレートを必要としない。これによ
り、ツールアダプタ支持装置の構造を簡略化することが
できる。
【0020】また、本実施例では、押圧機構のとして、
エアシリンダを用いているが、これに替えて、油圧シリ
ンダ、電動シリンダ、トッグル機構などを用いることが
できる。さらに、押圧機構のアームは2分されている
が、補助プレートを必要としない場合には、支持プレー
トを一体にして、C形に抉られた縁を形成し、アームも
2分せずに中央の補助プレートに相当する位置に設けて
もよい。
エアシリンダを用いているが、これに替えて、油圧シリ
ンダ、電動シリンダ、トッグル機構などを用いることが
できる。さらに、押圧機構のアームは2分されている
が、補助プレートを必要としない場合には、支持プレー
トを一体にして、C形に抉られた縁を形成し、アームも
2分せずに中央の補助プレートに相当する位置に設けて
もよい。
【0021】
【実施例2】図6〜図8は第2実施例を示し、図6はツ
ールアダプタを収納した状態を示すツールアダプタ支持
装置の斜視図、図7は位置決め機構を示す断面図、図8
は位置決め機構の変形例を示す断面図である。本実施例
の基本的構成は第1実施例と同じであり、同一の部材に
は同一の符号を付して説明を省略し、構成の異なる部分
のみ説明する。
ールアダプタを収納した状態を示すツールアダプタ支持
装置の斜視図、図7は位置決め機構を示す断面図、図8
は位置決め機構の変形例を示す断面図である。本実施例
の基本的構成は第1実施例と同じであり、同一の部材に
は同一の符号を付して説明を省略し、構成の異なる部分
のみ説明する。
【0022】図6において、X部は位置決め機構を示
し、位置は第1実施例の位置決めピンA3の位置と同一
である。その詳細構造を図7に示す。支持プレート1に
は、先端が球状の半球ピン14が固着され、先端はツー
ルアダプタ21の円錐穴15に嵌入し、半球ピン14の
先端の球面と円錐穴15のテーパ面とが接触して、位置
決めするように、半球ピンの垂直方向の位置を調整して
ある。半球ピン14の外径は、図7に示すように、円錐
穴の外径よりも小さなものを用いる。材料、仕上げ程度
は第1実施例と同じである。
し、位置は第1実施例の位置決めピンA3の位置と同一
である。その詳細構造を図7に示す。支持プレート1に
は、先端が球状の半球ピン14が固着され、先端はツー
ルアダプタ21の円錐穴15に嵌入し、半球ピン14の
先端の球面と円錐穴15のテーパ面とが接触して、位置
決めするように、半球ピンの垂直方向の位置を調整して
ある。半球ピン14の外径は、図7に示すように、円錐
穴の外径よりも小さなものを用いる。材料、仕上げ程度
は第1実施例と同じである。
【0023】また、補助プレート4の第1実施例の位置
決めピンB6に相当する部分にも、半球ピン14が固着
され、同一の円錐穴15と嵌入し、位置決めしている。
構造は支持プレート1の部分と同一であるが、この補助
プレート4は脚5と2体で構成されているので、ツール
アダプタ21の円錐穴15に合わせて、補助プレート4
と脚5とを水平および垂直方向に調整し、半球ピン14
の球面と円錐穴15のテーパ面がぴったり嵌まるように
調整が可能である。
決めピンB6に相当する部分にも、半球ピン14が固着
され、同一の円錐穴15と嵌入し、位置決めしている。
構造は支持プレート1の部分と同一であるが、この補助
プレート4は脚5と2体で構成されているので、ツール
アダプタ21の円錐穴15に合わせて、補助プレート4
と脚5とを水平および垂直方向に調整し、半球ピン14
の球面と円錐穴15のテーパ面がぴったり嵌まるように
調整が可能である。
【0024】本実施例の作用は、基本構成が第1実施例
と同じなので、基本的作用は同一のため省略し、構成の
異なる部分の作用のみ説明する。第1実施例のように、
円柱状のピンと穴の嵌合では、わずかな隙間しかない場
合であっても、必ずガタが生ずる。しかし、本実施例で
は、半球ピン14の球面と円錐穴のテ−パ面とが隙間な
く嵌まるので、ガタが生ずることはない。
と同じなので、基本的作用は同一のため省略し、構成の
異なる部分の作用のみ説明する。第1実施例のように、
円柱状のピンと穴の嵌合では、わずかな隙間しかない場
合であっても、必ずガタが生ずる。しかし、本実施例で
は、半球ピン14の球面と円錐穴のテ−パ面とが隙間な
く嵌まるので、ガタが生ずることはない。
【0025】本実施例の効果は、基本構成が第1実施例
と同じなので、基本的効果は同一のため省略し、構成の
異なる部分の効果のみ説明する。半球ピンと円錐穴との
間にガタがないので、極めて高い位置決め精度を確保で
き、ロボットハンドとツールアダプタとの結合部の位置
決め精度がかなりシビアになる場合であっても、対応が
可能となる。
と同じなので、基本的効果は同一のため省略し、構成の
異なる部分の効果のみ説明する。半球ピンと円錐穴との
間にガタがないので、極めて高い位置決め精度を確保で
き、ロボットハンドとツールアダプタとの結合部の位置
決め精度がかなりシビアになる場合であっても、対応が
可能となる。
【0026】本実施例の変形例について、説明する。図
8において、16は鋼球であり、本実施例の半球ピン1
4に替えて、円錐穴15に嵌入している。鋼球16は、
支持プレート1の上面より、一定の高さに突出するよう
に、支持プレート1に段付き穴17を設けて挿入され、
下側から固定ビス18により止着されている。鋼球16
と段付き穴17との嵌合はh6 K7 程度とし、垂直方向
の位置は段付き穴16の鋼球16のストッパーとなるテ
ーパ穴の径を調整することにより決められる。鋼球16
は熱処理された炭素工具鋼または特殊工具鋼が用いら
れ、精密な仕上げがなされる。本変形例の作用効果は本
実施例と同じである。
8において、16は鋼球であり、本実施例の半球ピン1
4に替えて、円錐穴15に嵌入している。鋼球16は、
支持プレート1の上面より、一定の高さに突出するよう
に、支持プレート1に段付き穴17を設けて挿入され、
下側から固定ビス18により止着されている。鋼球16
と段付き穴17との嵌合はh6 K7 程度とし、垂直方向
の位置は段付き穴16の鋼球16のストッパーとなるテ
ーパ穴の径を調整することにより決められる。鋼球16
は熱処理された炭素工具鋼または特殊工具鋼が用いら
れ、精密な仕上げがなされる。本変形例の作用効果は本
実施例と同じである。
【0027】なお、本実施例および本変形例は、半球ピ
ンおよび鋼球を用いて位置決めしているが、垂直方向の
調整を容易にするため、半球ピンにネジを設けて、垂直
方向の位置決めを自在とし、ロックナットにより止着す
るようにしてもよい。
ンおよび鋼球を用いて位置決めしているが、垂直方向の
調整を容易にするため、半球ピンにネジを設けて、垂直
方向の位置決めを自在とし、ロックナットにより止着す
るようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1〜2に係る発明によれば、ツー
ルアダプタを正確に位置決めし、外力が加わった場合に
おいても、ツールアダプタが位置ずれや脱落を起こすこ
となく、ロボットハンドが確実に解放・把持を行うこと
のできる。また、ロボットハンドとツールアダプタとの
離脱が不完全な場合であっても、押圧機構により確実に
ツールアダプタをツールアダプタ支持装置上に載置・固
定することができる。請求項2に係る発明によれば、上
記効果に加え、ツールアダプタに段差がある場合におい
ても、水平を維持することができる。
ルアダプタを正確に位置決めし、外力が加わった場合に
おいても、ツールアダプタが位置ずれや脱落を起こすこ
となく、ロボットハンドが確実に解放・把持を行うこと
のできる。また、ロボットハンドとツールアダプタとの
離脱が不完全な場合であっても、押圧機構により確実に
ツールアダプタをツールアダプタ支持装置上に載置・固
定することができる。請求項2に係る発明によれば、上
記効果に加え、ツールアダプタに段差がある場合におい
ても、水平を維持することができる。
【図1】実施例1のツールアダプタ支持装置を示す正面
図である。
図である。
【図2】実施例1のツールアダプタ支持装置を示す平面
図である。
図である。
【図3】実施例1のツールアダプタ支持装置を示す右側
面図である。
面図である。
【図4】実施例1のツールアダプタを示す斜視図であ
る。
る。
【図5】実施例1のツールアダプタを収納した状態を示
すツールアダプタ支持装置の斜視図である。
すツールアダプタ支持装置の斜視図である。
【図6】実施例2のツールアダプタを収納した状態を示
すツールアダプタ支持装置の斜視図である。
すツールアダプタ支持装置の斜視図である。
【図7】実施例2の位置決め機構を示す断面図である。
【図8】実施例2の変形例の位置決め機構を示す断面図
である。
である。
【図9】従来のツールアダプタ支持装置を示す平面図で
ある。
ある。
【図10】従来のツールアダプタ支持装置を示す正面図
である。
である。
1 支持プレート 2 ベース 3 位置決めピンA 4 補助プレート 5 脚 6 位置決めピンB 7 アーム 8 リニアガイド 9 エアシリンダ 20 ツールアダプタ 21 ツールアダプタ支持装置
Claims (2)
- 【請求項1】 支持プレート上にツールアダプタを載置
して支持するツールアダプタ支持装置において、 前記支持プレート上に突出する位置決め部材と、該位置
決め部材を配した前記支持プレートの部位に対してツー
ルアダプタを固定する押圧機構とを設けたことを特徴と
するツールアダプタ支持装置。 - 【請求項2】 前記支持プレートに対し段差のある位置
に、ツールアダプタの傾きを防止する補助プレートを設
けたことを特徴とする請求項1記載のツールアダプタ支
持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18546094A JPH0825267A (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | ツールアダプタ支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18546094A JPH0825267A (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | ツールアダプタ支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0825267A true JPH0825267A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16171181
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18546094A Withdrawn JPH0825267A (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | ツールアダプタ支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0825267A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011255481A (ja) * | 2010-06-11 | 2011-12-22 | Fujitsu Ltd | ツール収納機構及びツール収納方法 |
| JP2013035104A (ja) * | 2011-08-09 | 2013-02-21 | Nichizo Tech Inc | ナットランナー |
| JP2018058170A (ja) * | 2016-10-06 | 2018-04-12 | 川崎重工業株式会社 | ロボット |
| JP2022541762A (ja) * | 2019-07-15 | 2022-09-27 | フェルロボティクス コンプライアント ロボット テクノロジー ゲーエムベーハー | 研削ディスクを自動的に取り外すための装置と方法 |
| WO2025263422A1 (ja) * | 2024-06-18 | 2025-12-26 | ニッタ株式会社 | ロボットツール置き台およびロボットツールユニット |
-
1994
- 1994-07-14 JP JP18546094A patent/JPH0825267A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011255481A (ja) * | 2010-06-11 | 2011-12-22 | Fujitsu Ltd | ツール収納機構及びツール収納方法 |
| JP2013035104A (ja) * | 2011-08-09 | 2013-02-21 | Nichizo Tech Inc | ナットランナー |
| JP2018058170A (ja) * | 2016-10-06 | 2018-04-12 | 川崎重工業株式会社 | ロボット |
| JP2022541762A (ja) * | 2019-07-15 | 2022-09-27 | フェルロボティクス コンプライアント ロボット テクノロジー ゲーエムベーハー | 研削ディスクを自動的に取り外すための装置と方法 |
| WO2025263422A1 (ja) * | 2024-06-18 | 2025-12-26 | ニッタ株式会社 | ロボットツール置き台およびロボットツールユニット |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |