JPH08253181A - 自転車シートの回動装置 - Google Patents
自転車シートの回動装置Info
- Publication number
- JPH08253181A JPH08253181A JP7060687A JP6068795A JPH08253181A JP H08253181 A JPH08253181 A JP H08253181A JP 7060687 A JP7060687 A JP 7060687A JP 6068795 A JP6068795 A JP 6068795A JP H08253181 A JPH08253181 A JP H08253181A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- seat
- rotating
- fixed
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 手軽にシートを移動させることができる一
方、走行中の振動や後部シートに座った幼児のいたずら
等により予期しないときにシートが移動することを防止
できる自転車シートの回動装置を提供する。 【構成】 シートポスト19に固定ブラケット101を
固定し、固定ブラケット101に回動ブラケット110
を回動可能に取り付ける。回動ブラケット110には、
シート20を取り付ける。回動ブラケット110と固定
ブラケット101は、ロックピン122によって係止さ
れている。ロックピン122はピンガイド121と共に
後方に移動されて、回動ブラケット110と固定ブラケ
ット101との係止を解除する方向にするようになって
いるが、このように移動するにはピンガイド121を回
転し、ストッパ126による規制を解除しなければなら
なくなっている。
方、走行中の振動や後部シートに座った幼児のいたずら
等により予期しないときにシートが移動することを防止
できる自転車シートの回動装置を提供する。 【構成】 シートポスト19に固定ブラケット101を
固定し、固定ブラケット101に回動ブラケット110
を回動可能に取り付ける。回動ブラケット110には、
シート20を取り付ける。回動ブラケット110と固定
ブラケット101は、ロックピン122によって係止さ
れている。ロックピン122はピンガイド121と共に
後方に移動されて、回動ブラケット110と固定ブラケ
ット101との係止を解除する方向にするようになって
いるが、このように移動するにはピンガイド121を回
転し、ストッパ126による規制を解除しなければなら
なくなっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自転車シートの回動
装置に関する。
装置に関する。
【0002】近年では、人力による駆動系とモータによ
る駆動系とを併設し、モータの駆動力で人力による駆動
力を補助するようにした補助モータ付き自転車が、例え
ば特開平2−74491号公報に開示されているように
実用化されている。この補助モータ付き自転車は、ペダ
ルから入力される踏力を検出し、人力の負担が大きい時
にはモータの駆動力を大きくして人力の負担を減らすも
のである。
る駆動系とを併設し、モータの駆動力で人力による駆動
力を補助するようにした補助モータ付き自転車が、例え
ば特開平2−74491号公報に開示されているように
実用化されている。この補助モータ付き自転車は、ペダ
ルから入力される踏力を検出し、人力の負担が大きい時
にはモータの駆動力を大きくして人力の負担を減らすも
のである。
【0003】このような補助モータ付き自転車には、モ
ータを駆動するためのバッテリーが搭載される。このよ
うなバッテリーは、車体のバランスを崩さないように、
車体の中央にあるシートチューブの付近に取り付けられ
ている。また、昇降の際あるいは運転中の使用者の脚の
動きを阻害しないように、バッテリーはシートチューブ
の後方に取り付けられるのが普通である。この場合、バ
ッテリーは外部からの泥はねや埃等の汚れから保護する
ためのボックス内に収納され、このボックスがシートチ
ューブの後方に固定されている。
ータを駆動するためのバッテリーが搭載される。このよ
うなバッテリーは、車体のバランスを崩さないように、
車体の中央にあるシートチューブの付近に取り付けられ
ている。また、昇降の際あるいは運転中の使用者の脚の
動きを阻害しないように、バッテリーはシートチューブ
の後方に取り付けられるのが普通である。この場合、バ
ッテリーは外部からの泥はねや埃等の汚れから保護する
ためのボックス内に収納され、このボックスがシートチ
ューブの後方に固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、バッテリー
は、車体に固定されたボックスから、充電や修理等のた
めに取り外し、再度取り付けるのが好ましい。このため
には、ボックスから上方に引き出したり、上方からボッ
クス内に差し入れたりすることができると便利である。
しかしながら、ボックスが固定されたシートチューブの
上には、自転車のシート(サドル)が配置されている。
したがって、運転時のままでは、シートが邪魔になっ
て、バッテリーを上下方向に着脱することが不可能であ
る。
は、車体に固定されたボックスから、充電や修理等のた
めに取り外し、再度取り付けるのが好ましい。このため
には、ボックスから上方に引き出したり、上方からボッ
クス内に差し入れたりすることができると便利である。
しかしながら、ボックスが固定されたシートチューブの
上には、自転車のシート(サドル)が配置されている。
したがって、運転時のままでは、シートが邪魔になっ
て、バッテリーを上下方向に着脱することが不可能であ
る。
【0005】このため、特開平6−270867号公報
に記載されているように、シートポストを折り曲げた
り、シートポストごとシートをシートチューブから取り
外したりして、ボックスの上方の空間を開放することが
提案されている。しかし、シートポストを折り曲げ可能
にする場合には、その折り曲げ位置は、シートの高さ調
節範囲を避けるため、かなりシートポストの下方の位置
となる。したがって、その分シートポストをシートチュ
ーブから引き出さねばならず、作業が面倒である。ま
た、シートポストの折り曲げや取り外しは、ネジの着脱
作業を伴い、必ずしも容易ではない。
に記載されているように、シートポストを折り曲げた
り、シートポストごとシートをシートチューブから取り
外したりして、ボックスの上方の空間を開放することが
提案されている。しかし、シートポストを折り曲げ可能
にする場合には、その折り曲げ位置は、シートの高さ調
節範囲を避けるため、かなりシートポストの下方の位置
となる。したがって、その分シートポストをシートチュ
ーブから引き出さねばならず、作業が面倒である。ま
た、シートポストの折り曲げや取り外しは、ネジの着脱
作業を伴い、必ずしも容易ではない。
【0006】したがって、手軽にシートを移動させるこ
とができる装置が望まれていた。その一方、走行中に予
期せずシートが移動したのでは、運転に支障を来す。ま
た、あまり単純にシートを移動可能にしてしまうと、例
えば、幼児を後部シートに座らせて運転しているとき
に、幼児のいたずらによってシートが移動してしまうこ
とが予想され、この場合にも運転に支障を来す。
とができる装置が望まれていた。その一方、走行中に予
期せずシートが移動したのでは、運転に支障を来す。ま
た、あまり単純にシートを移動可能にしてしまうと、例
えば、幼児を後部シートに座らせて運転しているとき
に、幼児のいたずらによってシートが移動してしまうこ
とが予想され、この場合にも運転に支障を来す。
【0007】この発明は前記の事情を考慮してなされた
ものであり、手軽にシートを移動させることができる一
方、走行中の振動や後部シートに座った幼児のいたずら
等により予期しないときにシートが移動することを防止
できる自転車シートの回動装置を提供することを目的と
する。
ものであり、手軽にシートを移動させることができる一
方、走行中の振動や後部シートに座った幼児のいたずら
等により予期しないときにシートが移動することを防止
できる自転車シートの回動装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の自転車シートの回動装置にあって
は、シートポストに固定された固定ブラケットと、上記
固定ブラケットに回動可能に取り付けられた回動ブラケ
ットと、上記回動ブラケットに取り付けられたシート
と、移動可能に設けられ上記回動ブラケットと上記固定
ブラケットとを係止する係止手段と、上記回動ブラケッ
トと上記固定ブラケットの係止を解除するための上記係
止手段の移動を規制する規制手段と、移動可能に設けら
れ上記規制手段による上記係止手段の規制を解除する規
制解除手段とを備えたことを特徴としている。
め、請求項1に記載の自転車シートの回動装置にあって
は、シートポストに固定された固定ブラケットと、上記
固定ブラケットに回動可能に取り付けられた回動ブラケ
ットと、上記回動ブラケットに取り付けられたシート
と、移動可能に設けられ上記回動ブラケットと上記固定
ブラケットとを係止する係止手段と、上記回動ブラケッ
トと上記固定ブラケットの係止を解除するための上記係
止手段の移動を規制する規制手段と、移動可能に設けら
れ上記規制手段による上記係止手段の規制を解除する規
制解除手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】請求項2に記載の自転車シートの回動装置
にあっては、請求項1の構成に加えて、前記規制解除手
段が一つの軸線を中心に回転可能になされていると共に
上記軸線に沿って摺動可能になされており、前記係止手
段が上記規制解除手段に従動して上記軸線に沿って摺動
可能になされており、上記規制解除手段を回転させると
規制手段による係止手段の規制が解除され、上記規制解
除手段を上記係止手段と共に上記軸線に沿って摺動させ
ると前記回動ブラケットと前記固定ブラケットの係止が
解除されるようになされていることを特徴としている。
にあっては、請求項1の構成に加えて、前記規制解除手
段が一つの軸線を中心に回転可能になされていると共に
上記軸線に沿って摺動可能になされており、前記係止手
段が上記規制解除手段に従動して上記軸線に沿って摺動
可能になされており、上記規制解除手段を回転させると
規制手段による係止手段の規制が解除され、上記規制解
除手段を上記係止手段と共に上記軸線に沿って摺動させ
ると前記回動ブラケットと前記固定ブラケットの係止が
解除されるようになされていることを特徴としている。
【0010】請求項3に記載の自転車シートの回動装置
にあっては、請求項2の構成に加えて、前記係止手段が
前記回動ブラケットおよび固定ブラケットのいずれか一
方に摺動可能に配設され他方に向けて付勢手段により付
勢されており、上記係止手段の先端が上記回動ブラケッ
トおよび固定ブラケットの他方に形成された穴に嵌合可
能になされており、上記先端および穴がテーパ状に形成
されていることを特徴としている。
にあっては、請求項2の構成に加えて、前記係止手段が
前記回動ブラケットおよび固定ブラケットのいずれか一
方に摺動可能に配設され他方に向けて付勢手段により付
勢されており、上記係止手段の先端が上記回動ブラケッ
トおよび固定ブラケットの他方に形成された穴に嵌合可
能になされており、上記先端および穴がテーパ状に形成
されていることを特徴としている。
【0011】請求項4に記載の自転車シートの回動装置
にあっては、請求項2または3の構成に加えて、前記回
動ブラケットおよび固定ブラケットのいずれか一方には
他方に向けて突出する凸部が設けられ、上記回動ブラケ
ットおよび固定ブラケットの他方には、上記凸部が嵌合
する凹部が設けられていることを特徴としている。
にあっては、請求項2または3の構成に加えて、前記回
動ブラケットおよび固定ブラケットのいずれか一方には
他方に向けて突出する凸部が設けられ、上記回動ブラケ
ットおよび固定ブラケットの他方には、上記凸部が嵌合
する凹部が設けられていることを特徴としている。
【0012】請求項5に記載の自転車シートの回動装置
にあっては、請求項1の構成に加えて、前記係止手段が
前記回動ブラケットに回動可能に取り付けられて前記固
定ブラケットに係合するレバーであり、前記規制手段が
上記レバーの力点に設けられた操作部に上記レバーの回
動方向で当接するように配置され、上記操作部の少なく
とも一部が上記レバーに対して摺動可能に設けられてい
ることにより前記規制解除手段がなされていることを特
徴としている。
にあっては、請求項1の構成に加えて、前記係止手段が
前記回動ブラケットに回動可能に取り付けられて前記固
定ブラケットに係合するレバーであり、前記規制手段が
上記レバーの力点に設けられた操作部に上記レバーの回
動方向で当接するように配置され、上記操作部の少なく
とも一部が上記レバーに対して摺動可能に設けられてい
ることにより前記規制解除手段がなされていることを特
徴としている。
【0013】
【作用】請求項1に記載の自転車シートの回動装置にお
いて、シートを回動させるには、まず規制解除手段を移
動させて、規制手段による係止手段の規制を解除する。
次に、係止手段を移動させて、回動ブラケットと固定ブ
ラケットの係止を解除する。そして、回動ブラケットを
固定ブラケットに対して回動させることによって、回動
ブラケットに取り付けられたシートを回動させる。この
ように、一旦規制解除手段を移動させてから、係止手段
を移動させるようにしているために、手軽にシートを移
動させることができる一方で、走行中の振動や後部シー
トに座った幼児のいたずら等により予期しないときにシ
ートが移動することを防止することができる。
いて、シートを回動させるには、まず規制解除手段を移
動させて、規制手段による係止手段の規制を解除する。
次に、係止手段を移動させて、回動ブラケットと固定ブ
ラケットの係止を解除する。そして、回動ブラケットを
固定ブラケットに対して回動させることによって、回動
ブラケットに取り付けられたシートを回動させる。この
ように、一旦規制解除手段を移動させてから、係止手段
を移動させるようにしているために、手軽にシートを移
動させることができる一方で、走行中の振動や後部シー
トに座った幼児のいたずら等により予期しないときにシ
ートが移動することを防止することができる。
【0014】請求項2に記載の自転車シートの回動装置
においては、一つの軸線を中心にして規制解除手段を回
転して、規制手段による係止手段の規制を解除する。そ
して、規制解除手段を上記軸線に沿って摺動させると、
係止手段もこれに従動して摺動する。これによって、回
動ブラケットと固定ブラケットの係止が解除される。こ
のように、規制解除手段によって係止手段を操作して、
回動ブラケットと固定ブラケットの係止を解除できるた
めに、使用者は、規制手段による係止手段の規制の解除
から、シートの回動までの動作を連続して滞りなく行う
ことが可能である。その一方、後部シートに座った幼児
には、このような操作は難しいため、いたずらにより予
期しないときにシートが移動するのを防止することがで
きる。
においては、一つの軸線を中心にして規制解除手段を回
転して、規制手段による係止手段の規制を解除する。そ
して、規制解除手段を上記軸線に沿って摺動させると、
係止手段もこれに従動して摺動する。これによって、回
動ブラケットと固定ブラケットの係止が解除される。こ
のように、規制解除手段によって係止手段を操作して、
回動ブラケットと固定ブラケットの係止を解除できるた
めに、使用者は、規制手段による係止手段の規制の解除
から、シートの回動までの動作を連続して滞りなく行う
ことが可能である。その一方、後部シートに座った幼児
には、このような操作は難しいため、いたずらにより予
期しないときにシートが移動するのを防止することがで
きる。
【0015】請求項3に記載の自転車シートの回動装置
においては、係止手段の先端およびこれが嵌合する穴が
テーパ状に形成されており、係止手段が付勢手段によっ
て付勢されていることによって、係止手段の先端が穴の
奥まで入り込み、回動ブラケットおよびシートのがたつ
きが防止される。
においては、係止手段の先端およびこれが嵌合する穴が
テーパ状に形成されており、係止手段が付勢手段によっ
て付勢されていることによって、係止手段の先端が穴の
奥まで入り込み、回動ブラケットおよびシートのがたつ
きが防止される。
【0016】請求項4に記載の自転車シートの回動装置
においては、回動ブラケットおよび固定ブラケットのい
ずれか一方に設けられた凸部が、回動ブラケットおよび
固定ブラケットの他方に設けられた凹部に嵌合するため
に、回動ブラケットおよびシートのがたつきが防止され
る。
においては、回動ブラケットおよび固定ブラケットのい
ずれか一方に設けられた凸部が、回動ブラケットおよび
固定ブラケットの他方に設けられた凹部に嵌合するため
に、回動ブラケットおよびシートのがたつきが防止され
る。
【0017】請求項5に記載の自転車シートの回動装置
においては、初期の位置では、レバーの力点に設けられ
た操作部が、レバーの回動方向で規制手段に当接するた
めに、レバーを回動することができない。そして、操作
部の少なくとも一部をレバーに対して摺動し、規制手段
から逃がすことにより、レバーを回動することができる
ようになる。その後レバーを回動し、固定ブラケットか
らレバーを外し、回動ブラケットを回動する。後部シー
トに座った幼児には、このような操作は難しいため、い
たずらにより予期しないときにシートが移動することを
防止することができる。
においては、初期の位置では、レバーの力点に設けられ
た操作部が、レバーの回動方向で規制手段に当接するた
めに、レバーを回動することができない。そして、操作
部の少なくとも一部をレバーに対して摺動し、規制手段
から逃がすことにより、レバーを回動することができる
ようになる。その後レバーを回動し、固定ブラケットか
らレバーを外し、回動ブラケットを回動する。後部シー
トに座った幼児には、このような操作は難しいため、い
たずらにより予期しないときにシートが移動することを
防止することができる。
【0018】以下、図面を参照してこの発明の実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【実施例】 (1) 第1実施例 A.実施例の構成 まず、図1は実施例に係る自転車シートの回動装置を備
えた補助モータ付き自転車を示す側面図である。図にお
いて符号10はメインチューブを示しており、このメイ
ンチューブ10の前部にはヘッドチューブ11が固定さ
れている。ヘッドチューブ11の内部には、ハンドルス
テム12がヘッドチューブ11の軸線を中心にして回動
自在に挿入されている。ハンドルステム12の下部には
左右一対の前フォーク16が固定されており、この前フ
ォーク16には前輪14が回転可能に取り付けられてい
る。また、ハンドルステム12の上部には左右に延びる
ハンドルバー18が固定されている。
えた補助モータ付き自転車を示す側面図である。図にお
いて符号10はメインチューブを示しており、このメイ
ンチューブ10の前部にはヘッドチューブ11が固定さ
れている。ヘッドチューブ11の内部には、ハンドルス
テム12がヘッドチューブ11の軸線を中心にして回動
自在に挿入されている。ハンドルステム12の下部には
左右一対の前フォーク16が固定されており、この前フ
ォーク16には前輪14が回転可能に取り付けられてい
る。また、ハンドルステム12の上部には左右に延びる
ハンドルバー18が固定されている。
【0019】メインチューブ10は前部から斜め下後方
に延びており、その後端には中ラグ44が固定され、こ
の中ラグ44にシートチューブ22と1本のリアチュー
ブ26とが固定されている。シートチューブ22は、シ
ート20が取り付けられたシートポスト19を支持して
いる。リアチューブ26にはハンガーラグ45を介して
一対のチェーンステー27が固定され、チェーンステー
27とシートチューブ22は、左右一対のシートステー
24で連結されている。図示のように、シートチューブ
22、シートステー24、リアチューブ26およびチェ
ーンステー27はほぼ三角形をなしており、使用者が乗
車したときの体重を支持しうるようになっている。シー
トステー24とチェーンステー27との連結部には後輪
28が回転可能に取り付けられている。
に延びており、その後端には中ラグ44が固定され、こ
の中ラグ44にシートチューブ22と1本のリアチュー
ブ26とが固定されている。シートチューブ22は、シ
ート20が取り付けられたシートポスト19を支持して
いる。リアチューブ26にはハンガーラグ45を介して
一対のチェーンステー27が固定され、チェーンステー
27とシートチューブ22は、左右一対のシートステー
24で連結されている。図示のように、シートチューブ
22、シートステー24、リアチューブ26およびチェ
ーンステー27はほぼ三角形をなしており、使用者が乗
車したときの体重を支持しうるようになっている。シー
トステー24とチェーンステー27との連結部には後輪
28が回転可能に取り付けられている。
【0020】中ラグ44およびハンガーラグ45の下方
には、ブラケット46,47を介してパワーユニット3
4が取り付けられている。このパワーユニット34は、
人力による駆動系、モータによる駆動系、および両者の
合力機構をユニットとしたものであり、そのケースに
は、クランク軸33が取り付けられ、このクランク軸3
3の両端にはクランク32が固定されている。クランク
32にはそれぞれ足踏みペダル31が取り付けられてい
る。なお、符号36はモータを示す。
には、ブラケット46,47を介してパワーユニット3
4が取り付けられている。このパワーユニット34は、
人力による駆動系、モータによる駆動系、および両者の
合力機構をユニットとしたものであり、そのケースに
は、クランク軸33が取り付けられ、このクランク軸3
3の両端にはクランク32が固定されている。クランク
32にはそれぞれ足踏みペダル31が取り付けられてい
る。なお、符号36はモータを示す。
【0021】使用者が足踏みペダル31を踏んだときの
クランク軸33の回転は、パワーユニット34内の機構
を通じてチェーン37に伝達され、さらにフリーホイー
ル29を介して後輪28に伝達され、後輪28が回転す
ることによってこのモータ付き自転車が推進される。そ
の一方、モータ36が駆動されると、そのロータの回転
がパワーユニット34内部の別の機構を通じてチェーン
37に伝達され、これによっても後輪28が回転される
ようになっている。このようにして、この補助モータ付
き自転車は、クランク軸33によって伝えられる人力に
よる駆動系と、モータ36による駆動系とを備えてい
る。
クランク軸33の回転は、パワーユニット34内の機構
を通じてチェーン37に伝達され、さらにフリーホイー
ル29を介して後輪28に伝達され、後輪28が回転す
ることによってこのモータ付き自転車が推進される。そ
の一方、モータ36が駆動されると、そのロータの回転
がパワーユニット34内部の別の機構を通じてチェーン
37に伝達され、これによっても後輪28が回転される
ようになっている。このようにして、この補助モータ付
き自転車は、クランク軸33によって伝えられる人力に
よる駆動系と、モータ36による駆動系とを備えてい
る。
【0022】また、メインチューブ10の下部にはケー
シング41が固定されている。このケーシング41の内
部にはコントローラ42が設けられている。モータ36
には充電可能なバッテリー39から駆動用の電流が供給
される。このバッテリー39の支持構造については後述
する。バッテリー39はモータ36に電流を供給し、コ
ントローラ42はこの電流を増減させるものである。
シング41が固定されている。このケーシング41の内
部にはコントローラ42が設けられている。モータ36
には充電可能なバッテリー39から駆動用の電流が供給
される。このバッテリー39の支持構造については後述
する。バッテリー39はモータ36に電流を供給し、コ
ントローラ42はこの電流を増減させるものである。
【0023】すなわち、人力の駆動力、すなわち足踏み
ペダル31、クランク32、クランク軸33を通じて与
えられる踏力が大きいときは、コントローラ42がモー
タ36に流れる電流を大きくし、踏力が小さいときは、
コントローラ42がモータ36に流れる電流を小さくす
る。これによって、人力の負担が大きいときにはモータ
36の駆動力を大きくして、人力の負担を減らすことが
可能である。なお、モータ36としては、例えば永久磁
石式直流モータや直巻直流モータを使用しうる。また、
コントローラ42としては、直流電圧のオン・オフの時
間比(デューティー比)をトルクに応じて変化させるチ
ョッパ方式のものが好ましい。
ペダル31、クランク32、クランク軸33を通じて与
えられる踏力が大きいときは、コントローラ42がモー
タ36に流れる電流を大きくし、踏力が小さいときは、
コントローラ42がモータ36に流れる電流を小さくす
る。これによって、人力の負担が大きいときにはモータ
36の駆動力を大きくして、人力の負担を減らすことが
可能である。なお、モータ36としては、例えば永久磁
石式直流モータや直巻直流モータを使用しうる。また、
コントローラ42としては、直流電圧のオン・オフの時
間比(デューティー比)をトルクに応じて変化させるチ
ョッパ方式のものが好ましい。
【0024】図2は、この補助モータ付き自転車の完成
状態を示す側面図である。このモータ付き自転車の車体
には、メインチューブ10などを覆うカバー90が装着
される。カバー90は上方のカバー91と下方のカバー
92とからなり、上方のカバー91はメインチューブ1
0、シートチューブ22の下部、リアチューブ26、お
よびバッテリー39のアウターボックス40の下部を覆
うものであり、下方のカバー92はモータ36、ケーシ
ング41を覆うものである。
状態を示す側面図である。このモータ付き自転車の車体
には、メインチューブ10などを覆うカバー90が装着
される。カバー90は上方のカバー91と下方のカバー
92とからなり、上方のカバー91はメインチューブ1
0、シートチューブ22の下部、リアチューブ26、お
よびバッテリー39のアウターボックス40の下部を覆
うものであり、下方のカバー92はモータ36、ケーシ
ング41を覆うものである。
【0025】さて、図1に示すように、前述したバッテ
リー39はインナーボックス38内に上下2段に収納さ
れており、このインナーボックス38がさらにアウター
ボックス40に収容されており、アウターボックス40
がシートチューブ22と後輪28との間に配置されて、
中ラグ44に形成された凸部72、ハンガーラグ45に
形成された凸部73、シートステー24に取り付けられ
た固定具74に固定されている。
リー39はインナーボックス38内に上下2段に収納さ
れており、このインナーボックス38がさらにアウター
ボックス40に収容されており、アウターボックス40
がシートチューブ22と後輪28との間に配置されて、
中ラグ44に形成された凸部72、ハンガーラグ45に
形成された凸部73、シートステー24に取り付けられ
た固定具74に固定されている。
【0026】アウターボックス40は、上面が開いたほ
ぼ直方体の箱であり、上方からインナーボックス38を
差し入れることができるようになっている。アウターボ
ックス40の上面には上蓋61が設けられている。この
上蓋61は矢印Aで示す方向に回動自在になっており、
アウターボックス40の上面を開閉可能としている。そ
して上蓋61を閉じたときには、アウターボックス40
の内部が完全に密閉され、泥、雨水、埃などが侵入せ
ず、インナーボックス38が汚れないようになってい
る。
ぼ直方体の箱であり、上方からインナーボックス38を
差し入れることができるようになっている。アウターボ
ックス40の上面には上蓋61が設けられている。この
上蓋61は矢印Aで示す方向に回動自在になっており、
アウターボックス40の上面を開閉可能としている。そ
して上蓋61を閉じたときには、アウターボックス40
の内部が完全に密閉され、泥、雨水、埃などが侵入せ
ず、インナーボックス38が汚れないようになってい
る。
【0027】図3は、第1実施例の自転車シートの回動
装置100を示す一部破断側面図である。同図におい
て、左側が補助モータ付き自転車の前方であり、右側が
後方である。シートポスト19の上端縁には、金属製の
固定ブラケット101が溶接により固定されている。固
定ブラケット101は、シートポスト19の上端縁を覆
う円筒状の基部103と、基部103の斜め前方に突出
し先端が円弧状になされた突出部104とを有する。基
部103の後面には、車体の前後方向に沿って穴107
が形成されている。この穴107は断面円形であり、奥
になる程、直径が小さくなるテーパ状になされている。
装置100を示す一部破断側面図である。同図におい
て、左側が補助モータ付き自転車の前方であり、右側が
後方である。シートポスト19の上端縁には、金属製の
固定ブラケット101が溶接により固定されている。固
定ブラケット101は、シートポスト19の上端縁を覆
う円筒状の基部103と、基部103の斜め前方に突出
し先端が円弧状になされた突出部104とを有する。基
部103の後面には、車体の前後方向に沿って穴107
が形成されている。この穴107は断面円形であり、奥
になる程、直径が小さくなるテーパ状になされている。
【0028】図4は、図3のIV-IV線に沿う断面図であ
る。同図に示すように、突出部104には、側方に開口
する貫通孔105が形成されており、貫通孔105には
円筒形のカラー106が嵌入されている。また、突出部
104には、回動ブラケット110の前端部111が覆
い被せられており、前端部111およびカラー106を
貫通する回動軸108を中心にして回動ブラケット11
0は回動可能になっている。回動軸108は、図示のよ
うにボルトであり、その端部にはナット109が螺合さ
れて脱落しないようになっている。
る。同図に示すように、突出部104には、側方に開口
する貫通孔105が形成されており、貫通孔105には
円筒形のカラー106が嵌入されている。また、突出部
104には、回動ブラケット110の前端部111が覆
い被せられており、前端部111およびカラー106を
貫通する回動軸108を中心にして回動ブラケット11
0は回動可能になっている。回動軸108は、図示のよ
うにボルトであり、その端部にはナット109が螺合さ
れて脱落しないようになっている。
【0029】回動ブラケット110は、金属製であっ
て、図4に示すように断面が逆U字状になされ、上板1
12と二つの側壁113とを有している。回動ブラケッ
ト110の前端部111は、前述のように回動軸108
により固定ブラケット101に取り付けられており、回
動軸108を中心に回動自在になっている。上板112
の上には取付け用ピラー135が立設されており、この
取付け用ピラー135にシート20のフレーム20aが
取り付けられている。
て、図4に示すように断面が逆U字状になされ、上板1
12と二つの側壁113とを有している。回動ブラケッ
ト110の前端部111は、前述のように回動軸108
により固定ブラケット101に取り付けられており、回
動軸108を中心に回動自在になっている。上板112
の上には取付け用ピラー135が立設されており、この
取付け用ピラー135にシート20のフレーム20aが
取り付けられている。
【0030】図5は、図3のV-V線に沿う断面図であ
る。同図に示すように、固定ブラケット101の基部1
03の上部には、車体の前後方向に延びる突条(凸部)
103aが形成されている。この突条103aは、上方
に向けて幅が漸次狭くなっている。一方、回動ブラケッ
ト110の上板112と両方の側壁113とで囲まれた
内部には、座板102が固定されている。この座板10
2は1枚の板金を折曲げ成形してなされており、上板1
12の下面に固着された上部102aと、その両側から
下方外側に向けて延出する側部102bと、側部102
bから外側に向けて延出する下部102cとからなる。
下部102cは側壁113の端面に固着されている。
る。同図に示すように、固定ブラケット101の基部1
03の上部には、車体の前後方向に延びる突条(凸部)
103aが形成されている。この突条103aは、上方
に向けて幅が漸次狭くなっている。一方、回動ブラケッ
ト110の上板112と両方の側壁113とで囲まれた
内部には、座板102が固定されている。この座板10
2は1枚の板金を折曲げ成形してなされており、上板1
12の下面に固着された上部102aと、その両側から
下方外側に向けて延出する側部102bと、側部102
bから外側に向けて延出する下部102cとからなる。
下部102cは側壁113の端面に固着されている。
【0031】座板102の上部102aおよび側部10
2bは、固定ブラケット101の突条103aに接触し
て、これを覆うように形成されており、上部102aは
全面にわたって突条103aに接触している。シート2
0および取付け用ピラー135を通じて回動ブラケット
110に与えられた荷重は、図3に示す状態で、座板1
02を通じて固定ブラケット101に支持されている。
そして、座板102の上部102aおよび側部102b
によって囲まれた凹部102dに突条103aが嵌合
し、座板102の両方の側部102bが突条103aの
側面に接触することによって、回動ブラケット110お
よびシート20は横方向にがたつかないようになってい
る。
2bは、固定ブラケット101の突条103aに接触し
て、これを覆うように形成されており、上部102aは
全面にわたって突条103aに接触している。シート2
0および取付け用ピラー135を通じて回動ブラケット
110に与えられた荷重は、図3に示す状態で、座板1
02を通じて固定ブラケット101に支持されている。
そして、座板102の上部102aおよび側部102b
によって囲まれた凹部102dに突条103aが嵌合
し、座板102の両方の側部102bが突条103aの
側面に接触することによって、回動ブラケット110お
よびシート20は横方向にがたつかないようになってい
る。
【0032】図3に示すように、回動ブラケット110
の後部には、上板112に対してほぼ直角に延出する後
壁114が形成されている。また、上板112と両方の
側壁113との内面には、中間壁115が溶接されてい
る。中間壁115は、後壁114と間隔をおいて平行に
配置されている。後壁114および中間壁115には、
それぞれ金属製のスリーブ116,117が嵌入されて
固着されている。これらのスリーブ116,117は互
いに同軸上になされている。スリーブ116,117に
は、それぞれブッシュ118,119が嵌入されてい
る。
の後部には、上板112に対してほぼ直角に延出する後
壁114が形成されている。また、上板112と両方の
側壁113との内面には、中間壁115が溶接されてい
る。中間壁115は、後壁114と間隔をおいて平行に
配置されている。後壁114および中間壁115には、
それぞれ金属製のスリーブ116,117が嵌入されて
固着されている。これらのスリーブ116,117は互
いに同軸上になされている。スリーブ116,117に
は、それぞれブッシュ118,119が嵌入されてい
る。
【0033】そして、ブッシュ118,119には、止
め具120が取り付けられている。この止め具120
は、ピンガイド121(規制手段、規制解除手段)と、
ロックピン(係止手段)122と、ハンドル123とを
備えている。ピンガイド121は金属製の円筒状であ
り、ブッシュ118,119に摺動可能に挿通されてい
る。ピンガイド121の後端は、ハンドル123に圧入
されて固着されている。
め具120が取り付けられている。この止め具120
は、ピンガイド121(規制手段、規制解除手段)と、
ロックピン(係止手段)122と、ハンドル123とを
備えている。ピンガイド121は金属製の円筒状であ
り、ブッシュ118,119に摺動可能に挿通されてい
る。ピンガイド121の後端は、ハンドル123に圧入
されて固着されている。
【0034】ハンドル123は合成樹脂製であり、円筒
状をなしている。ハンドル123は使用者が掴んでその
軸線を中心に回転させるために設けられており、ハンド
ル123とピンガイド121が固着されているため、そ
のようにハンドル123を回転させると、ピンガイド1
21もその軸線を中心に回転する。図6に示すように、
ハンドル123の外周には、180゜離間した位置に突
起123aが二箇所形成されており、これによって使用
者がハンドル123を回転させやすくなっている。
状をなしている。ハンドル123は使用者が掴んでその
軸線を中心に回転させるために設けられており、ハンド
ル123とピンガイド121が固着されているため、そ
のようにハンドル123を回転させると、ピンガイド1
21もその軸線を中心に回転する。図6に示すように、
ハンドル123の外周には、180゜離間した位置に突
起123aが二箇所形成されており、これによって使用
者がハンドル123を回転させやすくなっている。
【0035】ハンドル123の先端部は、スリーブ11
6よりも大きな直径を有している。そして、ハンドル1
23の前面においてスリーブ116と対向する部分に
は、金属製の円環131が埋設されており、これによっ
てハンドル123がスリーブ116に当接したりスリー
ブ116に対して摺動したりしたときの、ハンドル12
3の傷や摩耗の発生が防止されている。
6よりも大きな直径を有している。そして、ハンドル1
23の前面においてスリーブ116と対向する部分に
は、金属製の円環131が埋設されており、これによっ
てハンドル123がスリーブ116に当接したりスリー
ブ116に対して摺動したりしたときの、ハンドル12
3の傷や摩耗の発生が防止されている。
【0036】ピンガイド121の前端の外周には二つの
ストッパ(規制手段)126が外側に向けて突設されて
いる。図7に示すように、ストッパ126は互いに対角
線上に配置されている。このストッパ126と隣接する
前記のスリーブ117には、二つの溝117aが形成さ
れている。図3および図7に示す初期状態では、ストッ
パ126がスリーブ117の端面に当接している。この
状態では、ハンドル123がスリーブ116およびブッ
シュ118に当接しているために、ピンガイド121を
その軸線方向に沿って移動させることはできない。ここ
で、ハンドル123を掴んで、図6に仮想線で示すよう
に時計方向にハンドル123を回転させると、ピンガイ
ド121が図7に示す位置から反時計方向に45゜回転
する。
ストッパ(規制手段)126が外側に向けて突設されて
いる。図7に示すように、ストッパ126は互いに対角
線上に配置されている。このストッパ126と隣接する
前記のスリーブ117には、二つの溝117aが形成さ
れている。図3および図7に示す初期状態では、ストッ
パ126がスリーブ117の端面に当接している。この
状態では、ハンドル123がスリーブ116およびブッ
シュ118に当接しているために、ピンガイド121を
その軸線方向に沿って移動させることはできない。ここ
で、ハンドル123を掴んで、図6に仮想線で示すよう
に時計方向にハンドル123を回転させると、ピンガイ
ド121が図7に示す位置から反時計方向に45゜回転
する。
【0037】すると、ストッパ126が溝117aに合
致し、ハンドル123を車体の後方へ引くと、ピンガイ
ド121を車体の後方へ向けて摺動する。なお、ストッ
パ126を溝117aに合致させやすくするために、溝
117aの反時計方向側において、スリーブ117の端
面には凸部117bが形成されている。
致し、ハンドル123を車体の後方へ引くと、ピンガイ
ド121を車体の後方へ向けて摺動する。なお、ストッ
パ126を溝117aに合致させやすくするために、溝
117aの反時計方向側において、スリーブ117の端
面には凸部117bが形成されている。
【0038】図8は、図3のVIII-VIII線に沿う断面図
である。ピンガイド121の側部には、ピンガイド12
1の軸線方向に沿って二本のキー溝132が形成されて
いる。そして、ピンガイド121の外周にはストッパリ
ング133が取り付けられている。ストッパリング13
3の内周には二つの凸部133aが形成されており、こ
れらの凸部133aがキー溝132に入り込んでいる。
これによって、ストッパリング133とピンガイド12
1の相対回転が防止されている。
である。ピンガイド121の側部には、ピンガイド12
1の軸線方向に沿って二本のキー溝132が形成されて
いる。そして、ピンガイド121の外周にはストッパリ
ング133が取り付けられている。ストッパリング13
3の内周には二つの凸部133aが形成されており、こ
れらの凸部133aがキー溝132に入り込んでいる。
これによって、ストッパリング133とピンガイド12
1の相対回転が防止されている。
【0039】また、ピンガイド121の外周には、コイ
ルバネ134が取り付けられており、これが後壁114
とストッパリング133との間に配置されている。コイ
ルバネ134の一端は、ストッパリング133に形成さ
れた孔133bに差し込まれており、他端は後壁114
に形成された孔114a(図3参照)に差し込まれてい
る。これによって、前記のようにハンドル123を掴ん
でロックピン122を回転する際には、コイルバネ13
4が捩られ、その捩り抵抗がロックピン122に加わ
る。また、一旦ロックピン122を回転させた後、ハン
ドル123から手を離すと、コイルバネ134の復元に
よって、ピンガイド121が図7に示すような初期状態
に戻る。
ルバネ134が取り付けられており、これが後壁114
とストッパリング133との間に配置されている。コイ
ルバネ134の一端は、ストッパリング133に形成さ
れた孔133bに差し込まれており、他端は後壁114
に形成された孔114a(図3参照)に差し込まれてい
る。これによって、前記のようにハンドル123を掴ん
でロックピン122を回転する際には、コイルバネ13
4が捩られ、その捩り抵抗がロックピン122に加わ
る。また、一旦ロックピン122を回転させた後、ハン
ドル123から手を離すと、コイルバネ134の復元に
よって、ピンガイド121が図7に示すような初期状態
に戻る。
【0040】さらに、コイルバネ134は、ストッパリ
ング133と後壁114との間に配置されているため
に、ストッパリング133を通じてロックピン122に
常に車体前方への付勢力を与えている。したがって、前
記のようにピンガイド121を車体の後方へ向けて摺動
させる際には、コイルバネ134が圧縮されて、ピンガ
イド121に抵抗が与えられ、使用者がハンドル123
から手を離すと、ピンガイド121は図3に示す初期位
置に復帰する。
ング133と後壁114との間に配置されているため
に、ストッパリング133を通じてロックピン122に
常に車体前方への付勢力を与えている。したがって、前
記のようにピンガイド121を車体の後方へ向けて摺動
させる際には、コイルバネ134が圧縮されて、ピンガ
イド121に抵抗が与えられ、使用者がハンドル123
から手を離すと、ピンガイド121は図3に示す初期位
置に復帰する。
【0041】図3に示すように、ピンガイド121の内
部孔の先端部は、その後端側の部分124よりも内径が
大きい大径部125とされている。大径部125には、
コイルバネ127(付勢手段)が取り付けられている。
ピンガイド121の内部の孔には金属製のロックピン1
22が挿通されている。ここでロックピン122は大径
部125内のコイルバネ127をも貫通している。ロッ
クピン122の前端には、断面が六角形の頭部128と
ほぼ円柱状の係止部(先端)129とが形成されてい
る。ロックピン122の後端には、ワッシャ130aを
介してナット130が螺合されている。このナット13
0は、ハンドル123に形成された凹部123b内に配
置されており、凹部123bの底部にワッシャ130a
を介してナット130が係合しており、これによってロ
ックピン122は図示の位置よりもさらに前方には移動
しないようになっている。
部孔の先端部は、その後端側の部分124よりも内径が
大きい大径部125とされている。大径部125には、
コイルバネ127(付勢手段)が取り付けられている。
ピンガイド121の内部の孔には金属製のロックピン1
22が挿通されている。ここでロックピン122は大径
部125内のコイルバネ127をも貫通している。ロッ
クピン122の前端には、断面が六角形の頭部128と
ほぼ円柱状の係止部(先端)129とが形成されてい
る。ロックピン122の後端には、ワッシャ130aを
介してナット130が螺合されている。このナット13
0は、ハンドル123に形成された凹部123b内に配
置されており、凹部123bの底部にワッシャ130a
を介してナット130が係合しており、これによってロ
ックピン122は図示の位置よりもさらに前方には移動
しないようになっている。
【0042】ロックピン122の頭部128は、コイル
バネ127に当接しており、これによってロックピン1
22には常に前方への付勢力が与えられている。一方、
頭部128の図中縦方向の長さおよび係止部129の直
径は、大径部125の直径より小さくされており、コイ
ルバネ127の付勢力に抗して、ロックピン122に後
方への力が働くと、頭部128と係止部129は大径部
125内に侵入することが可能となっている。このよう
にして、ロックピン122は、ピンガイド121とは独
立して図示の位置より後方に移動可能になっている。
バネ127に当接しており、これによってロックピン1
22には常に前方への付勢力が与えられている。一方、
頭部128の図中縦方向の長さおよび係止部129の直
径は、大径部125の直径より小さくされており、コイ
ルバネ127の付勢力に抗して、ロックピン122に後
方への力が働くと、頭部128と係止部129は大径部
125内に侵入することが可能となっている。このよう
にして、ロックピン122は、ピンガイド121とは独
立して図示の位置より後方に移動可能になっている。
【0043】ロックピン122の係止部129は、初期
状態で固定ブラケット101の穴107に侵入してお
り、これによって回動ブラケット110およびシート2
0は固定ブラケット101に対して回動しないようにな
っている。係止部129は、先端程、狭くなるテーパ状
に形成されており、穴107に緊密に嵌合し、回動ブラ
ケット110の前後方向へのがたつきを防止している。
さらに、係止部129の最先端部は、球面状に滑らかに
形成されている。
状態で固定ブラケット101の穴107に侵入してお
り、これによって回動ブラケット110およびシート2
0は固定ブラケット101に対して回動しないようにな
っている。係止部129は、先端程、狭くなるテーパ状
に形成されており、穴107に緊密に嵌合し、回動ブラ
ケット110の前後方向へのがたつきを防止している。
さらに、係止部129の最先端部は、球面状に滑らかに
形成されている。
【0044】B.実施例の動作 次に実施例の自転車シートの回動装置100の動作につ
いて説明する。まず、平常時において、使用者がハンド
ル123を掴んで、コイルバネ134の捩り抵抗に抗し
て、図6に示すように車体の後方から見て時計方向に4
5゜回転させる。この際には、ピンガイド121のロッ
クピン122がスリーブ117の凸部117bに当接し
て、ハンドル123およびピンガイド121の回転が停
止される。この状態で、ストッパ126が溝117aに
合致する。
いて説明する。まず、平常時において、使用者がハンド
ル123を掴んで、コイルバネ134の捩り抵抗に抗し
て、図6に示すように車体の後方から見て時計方向に4
5゜回転させる。この際には、ピンガイド121のロッ
クピン122がスリーブ117の凸部117bに当接し
て、ハンドル123およびピンガイド121の回転が停
止される。この状態で、ストッパ126が溝117aに
合致する。
【0045】そして、使用者がコイルバネ134の付勢
力に抗して、ハンドル123を後方に引くと、ピンガイ
ド121も後方に引かれる。この際には、ストッパ12
6が溝117aに入り込んで摺動する。また、ハンドル
123の凹部123bにワッシャ130aを介してナッ
ト130が係合しているために、ロックピン122も後
方に引かれる。これによって、ロックピン122の係止
部129が固定ブラケット101の穴107から抜き出
される。そして、使用者がハンドル123を掴みその位
置に保持したまま、回動ブラケット110をシート20
ごと、回動軸108を中心にして、図3中の反時計方
向、すなわち固定ブラケット101から離れる方向に回
動する。
力に抗して、ハンドル123を後方に引くと、ピンガイ
ド121も後方に引かれる。この際には、ストッパ12
6が溝117aに入り込んで摺動する。また、ハンドル
123の凹部123bにワッシャ130aを介してナッ
ト130が係合しているために、ロックピン122も後
方に引かれる。これによって、ロックピン122の係止
部129が固定ブラケット101の穴107から抜き出
される。そして、使用者がハンドル123を掴みその位
置に保持したまま、回動ブラケット110をシート20
ごと、回動軸108を中心にして、図3中の反時計方
向、すなわち固定ブラケット101から離れる方向に回
動する。
【0046】このようにして、回動ブラケット110に
固定されたシート20を、シートポスト19と平行に近
くなるまで簡単に回動することができる。シート20の
回動後またはその途中で、使用者がハンドル123から
手を離すと、コイルバネ134の付勢力によりストッパ
リング133が前方に押圧され、これによって、ハンド
ル123、ピンガイド121がロックピン122と共に
前方に移動する。このとき、ハンドル123がスリーブ
116に当接するが、ハンドル123には金属製の円環
131が埋設されているために、ハンドル123に傷が
発生するのが防止される。
固定されたシート20を、シートポスト19と平行に近
くなるまで簡単に回動することができる。シート20の
回動後またはその途中で、使用者がハンドル123から
手を離すと、コイルバネ134の付勢力によりストッパ
リング133が前方に押圧され、これによって、ハンド
ル123、ピンガイド121がロックピン122と共に
前方に移動する。このとき、ハンドル123がスリーブ
116に当接するが、ハンドル123には金属製の円環
131が埋設されているために、ハンドル123に傷が
発生するのが防止される。
【0047】そして、コイルバネ134の捩り抵抗によ
って、ピンガイド121が回転して、図6および図7に
示す状態に戻る。すなわち、ストッパ126がスリーブ
117の端面に当接するために、ピンガイド121が後
方に移動できなくなる。ただし、前記のようにロックピ
ン122は、ピンガイド121から独立して後方に移動
可能である。
って、ピンガイド121が回転して、図6および図7に
示す状態に戻る。すなわち、ストッパ126がスリーブ
117の端面に当接するために、ピンガイド121が後
方に移動できなくなる。ただし、前記のようにロックピ
ン122は、ピンガイド121から独立して後方に移動
可能である。
【0048】シート20が回動後の位置に保持された状
態で、使用者はアウターボックス40(図1参照)の上
蓋61を開けて、内部のインナーボックス38を上方に
取り出して、バッテリー39に充電したり、充電後のバ
ッテリー39を内蔵したインナーボックス38を上方か
らアウターボックス40内に差し入れたりすることがで
きる。
態で、使用者はアウターボックス40(図1参照)の上
蓋61を開けて、内部のインナーボックス38を上方に
取り出して、バッテリー39に充電したり、充電後のバ
ッテリー39を内蔵したインナーボックス38を上方か
らアウターボックス40内に差し入れたりすることがで
きる。
【0049】その後、使用者はシート20のいずれかの
部分を持って前記とは逆の方向にシート20を回動させ
る。すると、固定ブラケット101の基部103の後方
上側の隅にロックピン122の係止部129が当接す
る。基部103の後方上側は円弧状に形成されており、
係止部129の最先端部は球面状に滑らかに形成されて
いるため、ロックピン122がコイルバネ127の付勢
力に抗して後方に摺動しながら、係止部129が基部1
03の後側に移動する。
部分を持って前記とは逆の方向にシート20を回動させ
る。すると、固定ブラケット101の基部103の後方
上側の隅にロックピン122の係止部129が当接す
る。基部103の後方上側は円弧状に形成されており、
係止部129の最先端部は球面状に滑らかに形成されて
いるため、ロックピン122がコイルバネ127の付勢
力に抗して後方に摺動しながら、係止部129が基部1
03の後側に移動する。
【0050】そして、係止部129が穴107に合致す
る位置まで来ると、コイルバネ127の付勢力によっ
て、ロックピン122が前進させられ、係止部129が
穴107に侵入する。これによって、回動ブラケット1
10が固定ブラケット101に係止され、シート20が
移動しなくなる。
る位置まで来ると、コイルバネ127の付勢力によっ
て、ロックピン122が前進させられ、係止部129が
穴107に侵入する。これによって、回動ブラケット1
10が固定ブラケット101に係止され、シート20が
移動しなくなる。
【0051】以上の動作説明から明らかなように、この
実施例の回動装置100においては、規制解除手段であ
るピンガイド121を回転させて、ストッパ126とピ
ンガイド121が係合していることによるピンガイド1
21ひいてはロックピン122の後方への移動の規制を
解除する。次に、ロックピン122ごとピンガイド12
1を後方に摺動させて、回動ブラケット110と固定ブ
ラケット101の係止を解除する。そして、回動ブラケ
ット110を固定ブラケット101に対して回動させる
ことによって、回動ブラケット110に取り付けられた
シート20を回動させる。このように、一旦ピンガイド
121を回転させてから、ロックピン122ごとピンガ
イド121を移動させるようにしているために、手軽に
シート20を回動させることができる一方で、走行中の
振動や後部シート(図示せず)に座った幼児のいたずら
等により予期しないときにシート20が回動することを
防止することができる。
実施例の回動装置100においては、規制解除手段であ
るピンガイド121を回転させて、ストッパ126とピ
ンガイド121が係合していることによるピンガイド1
21ひいてはロックピン122の後方への移動の規制を
解除する。次に、ロックピン122ごとピンガイド12
1を後方に摺動させて、回動ブラケット110と固定ブ
ラケット101の係止を解除する。そして、回動ブラケ
ット110を固定ブラケット101に対して回動させる
ことによって、回動ブラケット110に取り付けられた
シート20を回動させる。このように、一旦ピンガイド
121を回転させてから、ロックピン122ごとピンガ
イド121を移動させるようにしているために、手軽に
シート20を回動させることができる一方で、走行中の
振動や後部シート(図示せず)に座った幼児のいたずら
等により予期しないときにシート20が回動することを
防止することができる。
【0052】特に上記実施例では、ピンガイド121を
回転することによってロックピン122を操作して、回
動ブラケット110と固定ブラケット101の係止を解
除できるために、使用者は、シート20の回動動作を連
続して滞りなく行うことが可能である。その一方、後部
シート(図示せず)に幼児が座っている場合でも、幼児
にはこのような操作は難しいため、いたずらにより予期
しないときにシート20が移動することを防止すること
ができる。
回転することによってロックピン122を操作して、回
動ブラケット110と固定ブラケット101の係止を解
除できるために、使用者は、シート20の回動動作を連
続して滞りなく行うことが可能である。その一方、後部
シート(図示せず)に幼児が座っている場合でも、幼児
にはこのような操作は難しいため、いたずらにより予期
しないときにシート20が移動することを防止すること
ができる。
【0053】さらに、ロックピン122がピンガイド1
21から独立して摺動して、回動ブラケット110を固
定ブラケット101に係止するように設けているから、
ピンガイド121を操作しなくても、シート20を初期
の位置に向けて回動させるだけで、回動ブラケット11
0と固定ブラケット101とを係止させることが可能で
ある。
21から独立して摺動して、回動ブラケット110を固
定ブラケット101に係止するように設けているから、
ピンガイド121を操作しなくても、シート20を初期
の位置に向けて回動させるだけで、回動ブラケット11
0と固定ブラケット101とを係止させることが可能で
ある。
【0054】さらにまた、ロックピン122の係止部1
29およびこれが嵌合する穴107がテーパ状に形成さ
れており、ロックピン122がコイルバネ127によっ
て付勢されていることによって、係止部129が穴10
7に緊密に嵌合し、回動ブラケット110およびシート
20の前後方向あるいは横方向へのがたつきが防止され
る。
29およびこれが嵌合する穴107がテーパ状に形成さ
れており、ロックピン122がコイルバネ127によっ
て付勢されていることによって、係止部129が穴10
7に緊密に嵌合し、回動ブラケット110およびシート
20の前後方向あるいは横方向へのがたつきが防止され
る。
【0055】その上、回動ブラケット110に取り付け
られた座板102の上部102aおよび側部102bに
よって囲まれた凹部102dに、固定ブラケット101
の突条103aが嵌合し、座板102の両方の側部10
2bが突条103aの側面に接触することによって、回
動ブラケット110およびシート20の横方向へのがた
つきが防止される。
られた座板102の上部102aおよび側部102bに
よって囲まれた凹部102dに、固定ブラケット101
の突条103aが嵌合し、座板102の両方の側部10
2bが突条103aの側面に接触することによって、回
動ブラケット110およびシート20の横方向へのがた
つきが防止される。
【0056】C.変更例 本発明は前記実施例に限定されるものではなく、以下の
ように種々の変更が可能である。 前記の実施例では、平常状態からシート20を車体の
前方に向けて傾けているが、これに限らず、シートポス
ト19の付近の部品の配置に応じて、シート20を車体
の後方や側方に向けて傾けるように構成することも可能
である。この場合には、固定ブラケット101に対する
回動ブラケット110の回動中心となる回動軸108
は、シートポスト19から見て車体の後方や側方に配置
され、ピンガイド121やロックピン122等から構成
される止め具120はシートポスト19から見て車体の
前方や側方に配置される。 前記の実施例では、止め具120が回動ブラケット1
10に設けられているが、例えば固定ブラケット101
に水平に延びる支持部を設け、この支持部に止め具12
0を設けて回動ブラケット110に係止させるようにし
てもよい。 前記の実施例は補助モータ付き自転車に適用されてい
るが、この発明は通常の自転車に対して適用することも
可能である。例えば、シートポストの付近に頻繁に交換
や修理をしなければならない部品を配置したときや、小
物入れを配置したときに用いて好適である。
ように種々の変更が可能である。 前記の実施例では、平常状態からシート20を車体の
前方に向けて傾けているが、これに限らず、シートポス
ト19の付近の部品の配置に応じて、シート20を車体
の後方や側方に向けて傾けるように構成することも可能
である。この場合には、固定ブラケット101に対する
回動ブラケット110の回動中心となる回動軸108
は、シートポスト19から見て車体の後方や側方に配置
され、ピンガイド121やロックピン122等から構成
される止め具120はシートポスト19から見て車体の
前方や側方に配置される。 前記の実施例では、止め具120が回動ブラケット1
10に設けられているが、例えば固定ブラケット101
に水平に延びる支持部を設け、この支持部に止め具12
0を設けて回動ブラケット110に係止させるようにし
てもよい。 前記の実施例は補助モータ付き自転車に適用されてい
るが、この発明は通常の自転車に対して適用することも
可能である。例えば、シートポストの付近に頻繁に交換
や修理をしなければならない部品を配置したときや、小
物入れを配置したときに用いて好適である。
【0057】(2) 第2実施例 A.実施例の構成 図9は、第2実施例の自転車シートの回動装置200を
示す側断面図であり、図10のIX-IX線矢視図である。
また、図10は図9のX-X線矢視断面図である。シート
ポスト19の上端縁には、固定ブラケット201が溶接
により固定されている。符号202は、溶接ビードを示
す。固定ブラケット201は、シートポスト19に溶接
された底部203と、底部203の両側から上方に折り
曲げられたほぼ三角形の側壁204とを有する。
示す側断面図であり、図10のIX-IX線矢視図である。
また、図10は図9のX-X線矢視断面図である。シート
ポスト19の上端縁には、固定ブラケット201が溶接
により固定されている。符号202は、溶接ビードを示
す。固定ブラケット201は、シートポスト19に溶接
された底部203と、底部203の両側から上方に折り
曲げられたほぼ三角形の側壁204とを有する。
【0058】シートポスト19の周囲には、樹脂製のカ
バー207が配置されており、このカバー207が溶接
ビード202を覆っている。これによって、シートポス
ト19をシートチューブ22に最も深く差し込んだとき
でも(図1参照)、溶接ビード202がシートチューブ
22の上端縁に食い込むことがない。したがって、シー
トチューブ22の上端縁を傷つかないように保護するこ
とができ、傷に起因するシートチューブ22の腐食の発
生を防止することが可能である。
バー207が配置されており、このカバー207が溶接
ビード202を覆っている。これによって、シートポス
ト19をシートチューブ22に最も深く差し込んだとき
でも(図1参照)、溶接ビード202がシートチューブ
22の上端縁に食い込むことがない。したがって、シー
トチューブ22の上端縁を傷つかないように保護するこ
とができ、傷に起因するシートチューブ22の腐食の発
生を防止することが可能である。
【0059】両方の側壁204の間には、係止ピン20
5が掛け渡されている。係止ピン205は、底部203
よりもわずかに高い位置に取り付けられている。係止ピ
ン205の真下において、底部203には、シートポス
ト19の内部空間と連通する穴206が形成されてい
る。
5が掛け渡されている。係止ピン205は、底部203
よりもわずかに高い位置に取り付けられている。係止ピ
ン205の真下において、底部203には、シートポス
ト19の内部空間と連通する穴206が形成されてい
る。
【0060】また、両方の側壁204の間には、回動ブ
ラケット210が配置されており、側壁204の前端部
に取り付けられた回動軸208を中心に回動ブラケット
210は回動可能になっている。回動ブラケット210
は、固定ブラケット201の底部203に接触する底部
211と、底部211の両側から上方に折り曲げられた
側壁212とを有する。回動ブラケット210が回動軸
208を中心に円滑に回動することができるように、底
部211の前端は回動軸208と同心の円弧状に形成さ
れている。また、側壁212の前端には、突起218が
形成されている。後述するように、回動ブラケット21
0が図中、反時計方向に回動すると、突起218は固定
ブラケット201の底部203の前端に当接し、回動ス
トッパの役割を果たす。
ラケット210が配置されており、側壁204の前端部
に取り付けられた回動軸208を中心に回動ブラケット
210は回動可能になっている。回動ブラケット210
は、固定ブラケット201の底部203に接触する底部
211と、底部211の両側から上方に折り曲げられた
側壁212とを有する。回動ブラケット210が回動軸
208を中心に円滑に回動することができるように、底
部211の前端は回動軸208と同心の円弧状に形成さ
れている。また、側壁212の前端には、突起218が
形成されている。後述するように、回動ブラケット21
0が図中、反時計方向に回動すると、突起218は固定
ブラケット201の底部203の前端に当接し、回動ス
トッパの役割を果たす。
【0061】両方の側壁212には、それぞれ正方形の
貫通孔230が形成されている。両方の貫通孔230と
同軸上になるように、両方の側壁212の間には、補強
用のカラー233が溶接されており、側壁212の外側
には、公知の菊座234および押え金具235が配置さ
れている。そして、これらの菊座234、押え金具23
5、貫通孔230およびカラー233には、菊座ボルト
231が挿入されており、菊座ボルト231の両端には
ナット232が螺合されている。シート20のフレーム
20aは、このうちの菊座234および押え金具235
によってクランプされる。このようにして、シート20
は回動ブラケット210に取り付けられており、これに
よってシート20が回動ブラケット210と共に回動軸
208を中心に回動可能になっている。
貫通孔230が形成されている。両方の貫通孔230と
同軸上になるように、両方の側壁212の間には、補強
用のカラー233が溶接されており、側壁212の外側
には、公知の菊座234および押え金具235が配置さ
れている。そして、これらの菊座234、押え金具23
5、貫通孔230およびカラー233には、菊座ボルト
231が挿入されており、菊座ボルト231の両端には
ナット232が螺合されている。シート20のフレーム
20aは、このうちの菊座234および押え金具235
によってクランプされる。このようにして、シート20
は回動ブラケット210に取り付けられており、これに
よってシート20が回動ブラケット210と共に回動軸
208を中心に回動可能になっている。
【0062】回動ブラケット210の両方の側壁212
の間には、回動軸213が掛け渡されており、この回動
軸213には、ほぼL字形の板からなるレバー(係止手
段)220が取り付けられている。なお、図10中の符
号214は、レバー220を回動ブラケット210の内
部空間の中央に位置させるため、レバー220を貫通し
て溶接されたスペーサを示す。側壁212のレバー22
0のうち後方に延びた腕部221の先端には、レバー2
20の力点となる摘み(規制解除手段、操作部)222
が取り付けられている。
の間には、回動軸213が掛け渡されており、この回動
軸213には、ほぼL字形の板からなるレバー(係止手
段)220が取り付けられている。なお、図10中の符
号214は、レバー220を回動ブラケット210の内
部空間の中央に位置させるため、レバー220を貫通し
て溶接されたスペーサを示す。側壁212のレバー22
0のうち後方に延びた腕部221の先端には、レバー2
20の力点となる摘み(規制解除手段、操作部)222
が取り付けられている。
【0063】摘み222は、車体の後方に向けて摺動し
て伸縮自在に設けられている。また、シート20のフレ
ーム20aには、ストッパ(規制手段)20bが設けら
れている。摘み222が腕部221に沿って摺動されて
延出されたとき、このストッパ20bは、レバー220
から見て図9の反時計方向に回動する側において、摘み
222に当接する。したがって、この状態では、レバー
220を回動させることができない。そして、摘み22
2を前方へ押し込むと、摘み222はストッパ20bに
当接せず、レバー220を自由に回動させることが可能
になる。なお、摘み222は、後方に延出した状態およ
び前方に押し込まれた状態で腕部221に保持され、使
用者が力を加えない限り、移動しないようになされる。
すなわち、振動程度の外力で摘み222が移動するのが
防止される。
て伸縮自在に設けられている。また、シート20のフレ
ーム20aには、ストッパ(規制手段)20bが設けら
れている。摘み222が腕部221に沿って摺動されて
延出されたとき、このストッパ20bは、レバー220
から見て図9の反時計方向に回動する側において、摘み
222に当接する。したがって、この状態では、レバー
220を回動させることができない。そして、摘み22
2を前方へ押し込むと、摘み222はストッパ20bに
当接せず、レバー220を自由に回動させることが可能
になる。なお、摘み222は、後方に延出した状態およ
び前方に押し込まれた状態で腕部221に保持され、使
用者が力を加えない限り、移動しないようになされる。
すなわち、振動程度の外力で摘み222が移動するのが
防止される。
【0064】一方、レバー220の下方に延びた腕部2
23の先端には、レバー220の作用点となるフック2
24が形成されている。回動ブラケット210の底部2
11には、腕部223が通過するスリット216が形成
されており、フック224は固定ブラケット201の穴
206を通ってシートポスト19の内部空間に侵入しう
るようになっている。フック224は、車体の前方に向
けて凸となっており、平常時は係止ピン205に係止さ
せられている。また、回動ブラケット210の底部21
1には、下方から上方に向けて凹んだ凹部215が形成
されている。凹部215の断面は半円形であり、平常
時、すなわち回動ブラケット210の底部211が固定
ブラケット201の底部203と接触した状態で、係止
ピン205が凹部215に嵌め込まれるようになってい
る。
23の先端には、レバー220の作用点となるフック2
24が形成されている。回動ブラケット210の底部2
11には、腕部223が通過するスリット216が形成
されており、フック224は固定ブラケット201の穴
206を通ってシートポスト19の内部空間に侵入しう
るようになっている。フック224は、車体の前方に向
けて凸となっており、平常時は係止ピン205に係止さ
せられている。また、回動ブラケット210の底部21
1には、下方から上方に向けて凹んだ凹部215が形成
されている。凹部215の断面は半円形であり、平常
時、すなわち回動ブラケット210の底部211が固定
ブラケット201の底部203と接触した状態で、係止
ピン205が凹部215に嵌め込まれるようになってい
る。
【0065】また、腕部223と固定ブラケット201
の前端との間には、引っ張り用のコイルバネ225が掛
け渡されており、これによって図9において時計方向に
レバー220が付勢されている。ただし、レバー220
は自重によっても時計方向に回動するような姿勢で取り
付けられている。このようにしてレバー220が、バネ
力および自重によって時計方向に付勢されていることに
よって、一旦フック224が係止ピン205に係止する
と、フック224は係止ピン205から容易には外れな
いようになっている。なお、固定ブラケット201の底
部203の前端は、コイルバネ225の一端を掛けるた
めに、立ち上げられており、ここに掛け止め用の孔22
6が形成されている。また、回動ブラケット210の底
部211の前端には、コイルバネ225がぶつからない
ように溝217が形成されている。
の前端との間には、引っ張り用のコイルバネ225が掛
け渡されており、これによって図9において時計方向に
レバー220が付勢されている。ただし、レバー220
は自重によっても時計方向に回動するような姿勢で取り
付けられている。このようにしてレバー220が、バネ
力および自重によって時計方向に付勢されていることに
よって、一旦フック224が係止ピン205に係止する
と、フック224は係止ピン205から容易には外れな
いようになっている。なお、固定ブラケット201の底
部203の前端は、コイルバネ225の一端を掛けるた
めに、立ち上げられており、ここに掛け止め用の孔22
6が形成されている。また、回動ブラケット210の底
部211の前端には、コイルバネ225がぶつからない
ように溝217が形成されている。
【0066】そして、これらの付勢力に抗して、レバー
220の摘み222を上方に持上げると、レバー220
が回動軸213を中心にして、図9中の反時計方向に回
動する。この状態を図9において仮想線で示す。これに
よって、係止ピン205からフック224を外すと、回
動ブラケット210をシート20ごと、回動軸208を
中心にして、図9中の反時計方向、すなわち固定ブラケ
ット201から離れる方向に回動することができるよう
になる。
220の摘み222を上方に持上げると、レバー220
が回動軸213を中心にして、図9中の反時計方向に回
動する。この状態を図9において仮想線で示す。これに
よって、係止ピン205からフック224を外すと、回
動ブラケット210をシート20ごと、回動軸208を
中心にして、図9中の反時計方向、すなわち固定ブラケ
ット201から離れる方向に回動することができるよう
になる。
【0067】B.実施例の動作 次に実施例の自転車シートの回動装置200の動作につ
いて説明する。まず、図9に実線で示す平常時におい
て、使用者が摘み222を引いて腕部221に沿って延
出させ、摘み222をストッパ20bから逃がす。次
に、使用者がレバー220の摘み222を上方に持上げ
る。これによって、コイルバネ225の力およびレバー
220の自重に抗して、レバー220が回動軸213を
中心にして、図9中の反時計方向に回動する。これによ
って、係止ピン205からフック224が外れる。そし
て、レバー220をその位置に保持したまま、回動ブラ
ケット210をシート20ごと、回動軸208を中心に
して、図9中の反時計方向、すなわち固定ブラケット2
01から離れる方向に回動する。
いて説明する。まず、図9に実線で示す平常時におい
て、使用者が摘み222を引いて腕部221に沿って延
出させ、摘み222をストッパ20bから逃がす。次
に、使用者がレバー220の摘み222を上方に持上げ
る。これによって、コイルバネ225の力およびレバー
220の自重に抗して、レバー220が回動軸213を
中心にして、図9中の反時計方向に回動する。これによ
って、係止ピン205からフック224が外れる。そし
て、レバー220をその位置に保持したまま、回動ブラ
ケット210をシート20ごと、回動軸208を中心に
して、図9中の反時計方向、すなわち固定ブラケット2
01から離れる方向に回動する。
【0068】このようにして、図11に示すように、回
動ブラケット210に取り付けられたシート20を、シ
ートポスト19と平行に近くなるまで簡単に回動するこ
とができる。また、上述のように、フック224を係止
ピン205から外すためにレバー220を回動する方向
は、図9中の反時計方向であり、回動ブラケット220
を固定ブラケット201から離すために回動ブラケット
220を回動する方向も反時計方向である。このように
両方向が互いに一致しているために、フック224を係
止ピン205から外す動作と、回動ブラケット210を
固定ブラケット201から離す動作を、連続的に円滑に
行うことができる。
動ブラケット210に取り付けられたシート20を、シ
ートポスト19と平行に近くなるまで簡単に回動するこ
とができる。また、上述のように、フック224を係止
ピン205から外すためにレバー220を回動する方向
は、図9中の反時計方向であり、回動ブラケット220
を固定ブラケット201から離すために回動ブラケット
220を回動する方向も反時計方向である。このように
両方向が互いに一致しているために、フック224を係
止ピン205から外す動作と、回動ブラケット210を
固定ブラケット201から離す動作を、連続的に円滑に
行うことができる。
【0069】図11に示す状態において、レバー220
はコイルバネ225によって、回動軸213を中心に時
計方向に付勢されている。これによって、レバー220
の腕部223は回動ブラケット210のスリット216
の前側縁に当接し、回動ブラケット210を反時計方向
に向けて付勢する。そして、回動ブラケット210の突
起218が固定ブラケット201の底部203前端に当
接することによって、回動ブラケット210およびシー
ト20が静止している。
はコイルバネ225によって、回動軸213を中心に時
計方向に付勢されている。これによって、レバー220
の腕部223は回動ブラケット210のスリット216
の前側縁に当接し、回動ブラケット210を反時計方向
に向けて付勢する。そして、回動ブラケット210の突
起218が固定ブラケット201の底部203前端に当
接することによって、回動ブラケット210およびシー
ト20が静止している。
【0070】このようにフック224を係止ピン205
に係止する方向に付勢するコイルバネ225によって、
回動ブラケット210を固定ブラケット201から離す
方向に付勢しているため、特別な保持機構を設けること
なく、一旦固定ブラケット201から離す方向に回動さ
せたシート20を、その回動後の位置に保持することが
できる。これによって、予期しないときにシート20が
固定ブラケット201側に回動して、シートチューブ2
2の周囲で作業している使用者に回動ブラケット210
がぶつかるなどの不都合を避けることができる。
に係止する方向に付勢するコイルバネ225によって、
回動ブラケット210を固定ブラケット201から離す
方向に付勢しているため、特別な保持機構を設けること
なく、一旦固定ブラケット201から離す方向に回動さ
せたシート20を、その回動後の位置に保持することが
できる。これによって、予期しないときにシート20が
固定ブラケット201側に回動して、シートチューブ2
2の周囲で作業している使用者に回動ブラケット210
がぶつかるなどの不都合を避けることができる。
【0071】シート20が回動後の位置に保持された状
態で、使用者はアウターボックス40の上蓋61を開け
て、内部のインナーボックス38を上方に取り出して、
バッテリー39に充電したり、充電後のバッテリー39
を内蔵したインナーボックス38を上方からアウターボ
ックス40内に差し入れたりする。
態で、使用者はアウターボックス40の上蓋61を開け
て、内部のインナーボックス38を上方に取り出して、
バッテリー39に充電したり、充電後のバッテリー39
を内蔵したインナーボックス38を上方からアウターボ
ックス40内に差し入れたりする。
【0072】上述したように、図11に示すのは、シー
ト20および回動ブラケット210を固定ブラケット2
01から最も離した限界状態である。このとき、固定ブ
ラケット201の側壁204の前方斜めの辺204a
は、回動ブラケット210の底部211よりも高くなっ
ている。これによって、回動ブラケット210と固定ブ
ラケット201との間に、使用者が不用意に手を挾まれ
るのを避けることができる。
ト20および回動ブラケット210を固定ブラケット2
01から最も離した限界状態である。このとき、固定ブ
ラケット201の側壁204の前方斜めの辺204a
は、回動ブラケット210の底部211よりも高くなっ
ている。これによって、回動ブラケット210と固定ブ
ラケット201との間に、使用者が不用意に手を挾まれ
るのを避けることができる。
【0073】そして、図11に示す状態から、シート2
0を時計方向すなわち固定ブラケット201に向かう方
向に回動させ、レバー220のフック224を再度係止
ピン205に係止させることにより、回動ブラケット2
10は動かないように保持され、この状態でシート20
に使用者が座ることができるようになる。この際には、
まずフック224の斜辺224aが係止ピン205に当
接し、係止ピン205からの反力によって、フック22
4が一旦反時計方向に回動した後、フック224に係止
ピン205が掛かる。
0を時計方向すなわち固定ブラケット201に向かう方
向に回動させ、レバー220のフック224を再度係止
ピン205に係止させることにより、回動ブラケット2
10は動かないように保持され、この状態でシート20
に使用者が座ることができるようになる。この際には、
まずフック224の斜辺224aが係止ピン205に当
接し、係止ピン205からの反力によって、フック22
4が一旦反時計方向に回動した後、フック224に係止
ピン205が掛かる。
【0074】一方、回動ブラケット210の底部211
は、固定ブラケット201の底部203に当接し、係止
ピン205が底部211に設けられた凹部215に嵌め
込まれる。ここで、凹部215は半円形をしているた
め、係止ピン205が凹部215に嵌め込まれると、回
動ブラケット210が固定ブラケット201の上を前後
に移動することができなくなる。したがって、前後方向
へのシート20のがたつきが防止される。なお、この実
施例では、係止ピン205が固定ブラケット201の両
方の側壁204の間に掛け渡されているため、例えば係
止ピン205を一方の側壁204のみ片持梁状に支持さ
せた場合に比べて、係止ピン205の撓みを小さくする
ことが可能である。
は、固定ブラケット201の底部203に当接し、係止
ピン205が底部211に設けられた凹部215に嵌め
込まれる。ここで、凹部215は半円形をしているた
め、係止ピン205が凹部215に嵌め込まれると、回
動ブラケット210が固定ブラケット201の上を前後
に移動することができなくなる。したがって、前後方向
へのシート20のがたつきが防止される。なお、この実
施例では、係止ピン205が固定ブラケット201の両
方の側壁204の間に掛け渡されているため、例えば係
止ピン205を一方の側壁204のみ片持梁状に支持さ
せた場合に比べて、係止ピン205の撓みを小さくする
ことが可能である。
【0075】そして、使用者が図10に実線で示すよう
に、摘み222を引いて腕部221から延出させる。こ
れによって、摘み222は、図9において反時計方向に
あるストッパ20bに当接し、レバー220を反時計方
向に回動させることができなくなる。これによって、シ
ート20は回動されなくなる。
に、摘み222を引いて腕部221から延出させる。こ
れによって、摘み222は、図9において反時計方向に
あるストッパ20bに当接し、レバー220を反時計方
向に回動させることができなくなる。これによって、シ
ート20は回動されなくなる。
【0076】以上の動作説明から明らかなように、この
実施例の回動装置200においては、摘み222を前方
に押し込んで、ストッパ20bによるレバー220の規
制を解除する。次に、レバー220を回動させて、回動
ブラケット210と固定ブラケット201の係止を解除
する。そして、回動ブラケット210を固定ブラケット
201に対して回動させることによって、回動ブラケッ
ト210に取り付けられたシート20を回動させる。こ
のように、一旦摘み222を移動させてから、レバー2
20を回動させるようにしているために、手軽にシート
20を回動させることができる一方で、走行中の振動に
より予期しないときにシート20が回動するのを防止す
ることができる。また、後部シート(図示せず)に幼児
が座っている場合でも、幼児には前記のような操作は難
しいために、いたずら等により予期しないときにシート
20が回動するのを防止することができる。
実施例の回動装置200においては、摘み222を前方
に押し込んで、ストッパ20bによるレバー220の規
制を解除する。次に、レバー220を回動させて、回動
ブラケット210と固定ブラケット201の係止を解除
する。そして、回動ブラケット210を固定ブラケット
201に対して回動させることによって、回動ブラケッ
ト210に取り付けられたシート20を回動させる。こ
のように、一旦摘み222を移動させてから、レバー2
20を回動させるようにしているために、手軽にシート
20を回動させることができる一方で、走行中の振動に
より予期しないときにシート20が回動するのを防止す
ることができる。また、後部シート(図示せず)に幼児
が座っている場合でも、幼児には前記のような操作は難
しいために、いたずら等により予期しないときにシート
20が回動するのを防止することができる。
【0077】さらに、この実施例では、レバー220の
姿勢によって、フック224が係止ピン205に係止す
る方向に、レバー220が自重によって回動するように
なされているために、一旦フック224が係止ピン20
5に係止すれば、自然に係止ピン205からフック22
4が外れることがない。したがって、万一コイルバネ2
25が破損しても、フック224が係止ピン205に係
止した状態が維持される。
姿勢によって、フック224が係止ピン205に係止す
る方向に、レバー220が自重によって回動するように
なされているために、一旦フック224が係止ピン20
5に係止すれば、自然に係止ピン205からフック22
4が外れることがない。したがって、万一コイルバネ2
25が破損しても、フック224が係止ピン205に係
止した状態が維持される。
【0078】なお、図9より明らかなように、レバー2
20のフック224を係止ピン205に係止させ、シー
ト220をほぼ水平にする平常状態では、コイルバネ2
25の引張り力による回転モーメントにより、フック2
24から係止ピン205に上向きの力がかかり、フック
224にはその反力である下向きの力がかかる。したが
って、回動軸213および回動ブラケット210が下方
に引かれることになり、これによって回動ブラケット2
10に取り付けられたシート20にも下向きの力が加わ
り、シート20の上下のがたつきが防止されることにな
る。
20のフック224を係止ピン205に係止させ、シー
ト220をほぼ水平にする平常状態では、コイルバネ2
25の引張り力による回転モーメントにより、フック2
24から係止ピン205に上向きの力がかかり、フック
224にはその反力である下向きの力がかかる。したが
って、回動軸213および回動ブラケット210が下方
に引かれることになり、これによって回動ブラケット2
10に取り付けられたシート20にも下向きの力が加わ
り、シート20の上下のがたつきが防止されることにな
る。
【0079】C.変更例 本発明は前記実施例に限定されるものではなく、以下の
ように種々の変更が可能である。 前記の実施例では、平常状態からシート20を車体の
前方に向けて傾けているが、これに限らず、シートポス
ト19の付近の部品の配置に応じて、シート20を車体
の後方や側方に向けて傾けることも可能である。 前記の実施例は補助モータ付き自転車に適用されてい
るが、この発明は通常の自転車に対して適用することも
可能である。例えば、シートポストの付近に頻繁に交換
や修理をしなければならない部品を配置したときや、小
物入れを配置したときに、これは便利である。 前記の実施例では、摘み222の全体が腕部221に
対して摺動自在になされているが、摘み222の一部を
伸縮自在に構成して同様の効果を達成することも可能で
ある。また、摘み222の全体が摺動または一部が伸縮
する方向は、車体の後方に限らず、側方であってもよ
い。
ように種々の変更が可能である。 前記の実施例では、平常状態からシート20を車体の
前方に向けて傾けているが、これに限らず、シートポス
ト19の付近の部品の配置に応じて、シート20を車体
の後方や側方に向けて傾けることも可能である。 前記の実施例は補助モータ付き自転車に適用されてい
るが、この発明は通常の自転車に対して適用することも
可能である。例えば、シートポストの付近に頻繁に交換
や修理をしなければならない部品を配置したときや、小
物入れを配置したときに、これは便利である。 前記の実施例では、摘み222の全体が腕部221に
対して摺動自在になされているが、摘み222の一部を
伸縮自在に構成して同様の効果を達成することも可能で
ある。また、摘み222の全体が摺動または一部が伸縮
する方向は、車体の後方に限らず、側方であってもよ
い。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
自転車シートの回動装置においては、手軽にシートを移
動させることができる一方、走行中の振動や後部シート
に座った幼児のいたずら等により予期しないときにシー
トが移動することを防止できる。
自転車シートの回動装置においては、手軽にシートを移
動させることができる一方、走行中の振動や後部シート
に座った幼児のいたずら等により予期しないときにシー
トが移動することを防止できる。
【0081】請求項2に記載の自転車シートの回動装置
においては、規制解除手段によって係止手段を操作し
て、回動ブラケットと固定ブラケットの係止を解除でき
るために、使用者は、規制手段による係止手段の規制の
解除から、シートの回動までの動作を連続して滞りなく
行うことが可能である。その一方、後部シートに座った
幼児には、このような操作は難しいため、いたずらによ
り予期しないときにシートが移動することを防止するこ
とができる。
においては、規制解除手段によって係止手段を操作し
て、回動ブラケットと固定ブラケットの係止を解除でき
るために、使用者は、規制手段による係止手段の規制の
解除から、シートの回動までの動作を連続して滞りなく
行うことが可能である。その一方、後部シートに座った
幼児には、このような操作は難しいため、いたずらによ
り予期しないときにシートが移動することを防止するこ
とができる。
【0082】さらに、請求項3に記載の自転車シートの
回動装置においては、係止手段の先端が穴の奥まで深く
入り込むため、回動ブラケットおよびシートのがたつき
が防止される。
回動装置においては、係止手段の先端が穴の奥まで深く
入り込むため、回動ブラケットおよびシートのがたつき
が防止される。
【0083】請求項4に記載の自転車シートの回動装置
においては、凸部が凹部に嵌合するために、回動ブラケ
ットおよびシートのがたつきが防止される。
においては、凸部が凹部に嵌合するために、回動ブラケ
ットおよびシートのがたつきが防止される。
【0084】請求項5に記載の自転車シートの回動装置
においては、手軽に固定ブラケットと回動ブラケットと
の係止およびその解除を行うことができる一方で、幼児
にはこれらの操作が困難であるため、いたずら等によ
り、予期しないときにシートが移動することを防止する
ことができる。
においては、手軽に固定ブラケットと回動ブラケットと
の係止およびその解除を行うことができる一方で、幼児
にはこれらの操作が困難であるため、いたずら等によ
り、予期しないときにシートが移動することを防止する
ことができる。
【図1】この発明の実施例に係る回動装置が適用された
補助モータ付き自転車を示す図である。
補助モータ付き自転車を示す図である。
【図2】前記補助モータ付き自転車にカバーを取り付け
た完成状態を示す側面図である。
た完成状態を示す側面図である。
【図3】第1実施例の自転車シートの回動装置100を
示す一部破断側面図である。
示す一部破断側面図である。
【図4】図3のIV-IV線に沿う断面図である。
【図5】図3のV-V線に沿う断面図である。
【図6】図3のVI-VI線に沿うハンドル123を示す図
である。
である。
【図7】図3のVII-VII線に沿うピンガイド121とス
リーブ117を示す図である。
リーブ117を示す図である。
【図8】図3のVIII-VIII線に沿う断面図である。
【図9】第2実施例の自転車シートの回動装置を示す側
断面図であり、図10のIV-IV線矢視図である。
断面図であり、図10のIV-IV線矢視図である。
【図10】図9のX-X線に沿う断面図である。
【図11】前記回動装置によりシートを立ち上げた状態
を示す側断面図である。
を示す側断面図である。
19 シートポスト 20 シート 20b,126 ストッパ(規制手段) 100 回動装置 101,201 固定ブラケット 102d 凹部 103a 突条(凸部) 107 穴 110,210 回動ブラケット 121 ピンガイド(規制手段、規制解除手段) 122 ロックピン(係止手段) 127 コイルバネ(付勢手段) 129 係止部(先端) 220 レバー(係止手段) 222 摘み(規制解除手段、操作部)
Claims (5)
- 【請求項1】 シートポストに固定された固定ブラケッ
トと、 上記固定ブラケットに回動可能に取り付けられた回動ブ
ラケットと、 上記回動ブラケットに取り付けられたシートと、 移動可能に設けられ上記回動ブラケットと上記固定ブラ
ケットとを係止する係止手段と、 上記回動ブラケットと上記固定ブラケットの係止を解除
するための上記係止手段の移動を規制する規制手段と、 移動可能に設けられ上記規制手段による上記係止手段の
規制を解除する規制解除手段とを備えたことを特徴とす
る自転車シートの回動装置。 - 【請求項2】 前記規制解除手段が一つの軸線を中心に
回転可能になされていると共に上記軸線に沿って摺動可
能になされており、前記係止手段が上記規制解除手段に
従動して上記軸線に沿って摺動可能になされており、上
記規制解除手段を回転させると規制手段による係止手段
の規制が解除され、上記規制解除手段を上記係止手段と
共に上記軸線に沿って摺動させると前記回動ブラケット
と前記固定ブラケットの係止が解除されるようになされ
ていることを特徴とする請求項1に記載の自転車シート
の回動装置。 - 【請求項3】 前記係止手段が前記回動ブラケットおよ
び固定ブラケットのいずれか一方に摺動可能に配設され
他方に向けて付勢手段により付勢されており、上記係止
手段の先端が上記回動ブラケットおよび固定ブラケット
の他方に形成された穴に嵌合可能になされており、上記
先端および穴がテーパ状に形成されていることを特徴と
する請求項2に記載の自転車シートの回動装置。 - 【請求項4】 前記回動ブラケットおよび固定ブラケッ
トのいずれか一方には他方に向けて突出する凸部が設け
られ、上記回動ブラケットおよび固定ブラケットの他方
には、上記凸部が嵌合する凹部が設けられていることを
特徴とする請求項2ないし3のいずれかに記載の自転車
シートの回動装置。 - 【請求項5】 前記係止手段が前記回動ブラケットに回
動可能に取り付けられて前記固定ブラケットに係合する
レバーであり、 前記規制手段が上記レバーの力点に設けられた操作部に
上記レバーの回動方向で当接するように配置され、 上記操作部の少なくとも一部が上記レバーに対して摺動
可能に設けられていることにより前記規制解除手段がな
されていることを特徴とする請求項1に記載の自転車シ
ートの回動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7060687A JPH08253181A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 自転車シートの回動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7060687A JPH08253181A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 自転車シートの回動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08253181A true JPH08253181A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13149474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7060687A Pending JPH08253181A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 自転車シートの回動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08253181A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008539126A (ja) * | 2005-04-29 | 2008-11-13 | セッレ ロイアル エッセピア | シート構造物、特に自転車および人体支持フレームのためのシート構造物 |
| CN103318364A (zh) * | 2012-03-24 | 2013-09-25 | 宁波市镇海捷登应用技术研究所 | 一种自行车 |
| CN104843108A (zh) * | 2015-05-26 | 2015-08-19 | 新大洲本田摩托有限公司 | 一种插销式鞍座翻转机构及其二轮骑行车辆 |
-
1995
- 1995-03-20 JP JP7060687A patent/JPH08253181A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008539126A (ja) * | 2005-04-29 | 2008-11-13 | セッレ ロイアル エッセピア | シート構造物、特に自転車および人体支持フレームのためのシート構造物 |
| CN103318364A (zh) * | 2012-03-24 | 2013-09-25 | 宁波市镇海捷登应用技术研究所 | 一种自行车 |
| CN104843108A (zh) * | 2015-05-26 | 2015-08-19 | 新大洲本田摩托有限公司 | 一种插销式鞍座翻转机构及其二轮骑行车辆 |
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