JPH0825349A - 粉砕混合装置及びこの粉砕混合装置を備えた粉砕混合機 - Google Patents

粉砕混合装置及びこの粉砕混合装置を備えた粉砕混合機

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JPH0825349A
JPH0825349A JP6252009A JP25200994A JPH0825349A JP H0825349 A JPH0825349 A JP H0825349A JP 6252009 A JP6252009 A JP 6252009A JP 25200994 A JP25200994 A JP 25200994A JP H0825349 A JPH0825349 A JP H0825349A
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wear
disk
cylinder
zirconia
disc
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JP6252009A
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Inventor
Takao Nakada
孝夫 中田
Yoshihiro Usami
吉弘 宇佐美
Katsumi Matsumoto
克巳 松本
Hiroshi Katane
博 片根
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速で回転させ、高速で粉砕、混合しても下
地の円筒や円板から容易に剥離したり、割れたりするこ
とがない粉砕混合装置及びこの粉砕混合機を備えた粉砕
混合機を提供する。 【構成】 円筒1内の表面に、機械的強度が500MP
a以上、破壊靭性が4MPam1/2以上及びビッカー
ス硬度が9GPa以上のセラミックス2を貼り付けた粉
砕混合装置及びこの粉砕混合装置を備えた粉砕混合機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミックス用原料、
紙用のフィラー、建材用人工砂、鉱石、砂利等を粉砕加
工する場合に用いられる粉砕混合装置及びこの粉砕混合
装置を備えた粉砕混合機に関する。
【0002】
【従来の技術】セラミックス用原料、紙用のフィラー、
建材用人工砂、鉱石、砂利等を粉砕する場合に用いられ
る粉砕混合機は、一般に粉砕物を高速回転する部品に衝
突させて粉砕する方法がとられている。
【0003】高速回転を利用した装置部品には回転部品
と共に、相対して用いられる停止又は低速部品にも粉砕
物などから衝撃力が加えられるため衝撃に強く、製造が
容易な金属材料が用いられているが、硬い粉砕物が衝突
する部分は急速な摩耗が生じる。この為摩耗し易い部分
(上面、側面、底面等)に小さなセラミックスタイル
(以下タイルとする)を多数貼り付けて対処している。
タイルの形状は10〜20mmの正方形をしている板状
のものが一般的であり、このものを円板状、円筒状等の
金属基材の表面に貼り付ける場合、金属基材からはみ出
す部分及び金属基材の形状、寸法に合わせて切断加工
し、その他の部分はそのままの状態で貼り付けていた。
【0004】タイルを貼って表面を保護した部分は摩耗
に対してはある程度効果はあるが、金属基材の曲面部分
にタイルが貼り付けてある場合、タイルが平板であるた
めそのほぼ中央部は接着剤の層が厚くなる。このため長
時間使用していると、タイルと金属基材との接着部分が
劣化し、やがて接着力が低下して回転中にタイルが次々
と剥離し、それが飛散して他の部分にも重大な被害を与
える事故が生じ易い。またタイル自体が衝撃で破損した
場合も剥がれて飛散し易く、飛散した周囲は急速に摩耗
を始めて更なるタイルの飛散を引き起こすおそれがあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
問題の生じない粉砕混合装置及びこの装置を備えた粉砕
混合機を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、高速回転
により粉砕加工する装置部品の摩耗及び破損過程を調査
し、改善策を検討した結果、機械的強度が500MPa
(メガパスカル)以上、破壊靭性が4MPam(メガパ
スカルメートル)1/2以上及びビッカース強度が9G
Pa(ギガパスカル)以上のセラミックス円板をゴム円
板に貼り合わせることにより衝撃で摩耗及び破損しにく
く、摩耗又は万一破損しても飛散しにくくなることを見
い出し本発明を完成するに至った。
【0007】本発明は円筒及び円筒内で高速回転する円
板を備え、円板及び円筒内に被粉砕物を衝突させて粉
砕、混合する粉砕混合装置において、円筒内の表面に、
機械的強度が500MPa以上、破壊靭性が4MPam
1/2以上及びビッカース硬度が9GPa以上のセラミ
ックスを貼り付けた粉砕混合装置、この粉砕混合装置を
備えた粉砕混合機並びに円板表面にゴム円板が取り付け
られ、かつゴム円板の表面に、機械的強度が500MP
a以上、破壊靭性が4MPam1/2以上及びビッカー
ス硬度が9GPa以上のセラミックス円板を貼り付けた
粉砕混合装置、この粉砕混合装置を備えた粉砕混合機に
関する。
【0008】本発明において、円筒の上面に、機械的強
度が500MPa以上、破壊靭性が4MPam1/2以
上及びビッカース硬度が9GPa以上のセラミックスを
内壁及び下面に貼り付けた円板又は当該セラミックスを
端面に貼り付けた円筒を載置することが好ましい。上記
のセラミックスは、図3に示すようにリング状金属円板
7の内壁及び下面にジルコニア強化アルミナA製のタイ
ル8が貼り付けられる。また図5に示すように円筒の端
面20にジルコニア強化アルミナA製のタイル11が貼
り付けられる。なお下面は図3に示すようにその一部に
上記のセラミックスを貼り付けてもよい。なお必要に応
じ、円筒の上部に載置する円板又は円筒のみに上記のセ
ラミックスを貼り付けたものを用いても差し支えはな
い。
【0009】本発明において円筒内の表面に貼り付けら
れるセラミックスは分割していないものを用いることが
好ましいが、円筒に用いられる金属基材の形状が大きい
場合は、複数個に分割した形状に成形したものが用いら
れる。なお複数個に分割した形状に成形したものを用い
る場合、内外周となる部分が円弧状で、幅方向が扇状で
あれば金属基材に貼り付けたとき、隣接するセラミック
スとの間に隙間が生ぜず、また円筒状の金属基材の内面
に貼り付けたとき密着性に優れるので好ましい。なお幅
方向を扇状とした場合は、扇状の内面方向の先端はそれ
ぞれが中心点で交わるような形状にすれば、隣接するセ
ラミックスとの接合面に隙間が生ぜず、また楔効果で剥
離飛散が起きにくいので好ましい。さらに金属基材との
接合部に凹部又は凸部を設ければ接着性に優れ、剥離飛
散が起きにくいので好ましい。ゴム円板表面に貼り付け
られるセラミックスの形状は、円板とし、その中心又は
必要な箇所に取り付け用の穴又は凹みを形成したものを
用いても差し支えはない。
【0010】なおセラミックスの摩耗する側の面又は貼
り合わせ側の面の寸法精度は厳密でなくてもよいが、分
割したセラミックスを用いる場合、隣接するセラミック
スとの間隙は、粉砕するセラミックス用原料、紙用のフ
ィラー、建材用人工砂、鉱石、砂利等の粒子径より狭
く、かつ楔効果が失われない間隙が望ましい。セラミッ
クス、セラミックス円板等の貼り合わせに用いる接着剤
は、耐蝕性及び耐熱性に優れる接着剤であれば特に制限
はなく、例えばエポキシ樹脂接着剤、シリコーン樹脂接
着剤、ゴム接着剤等が用いられる。
【0011】セラミックスの機械的強度は500MPa
以上、好ましくは700MPa以上とされ、500MP
a未満であると数ミリメートルの粉砕物が急速でぶつか
る衝撃により摩耗し易く、破損し易い。また破壊靭性は
4MPam1/2以上、好ましくは5MPam1/2以
上とされ、4MPam1/2未満であると上記と同様の
欠点が生じる、さらにビッカース硬度は9GPa以上、
好ましくは13GPa以上とされ、9GPa未満である
と摩耗し易い。セラミックスの種類については、上記の
条件を満足するものであれば特に制限はない。上記の特
性範囲のセラミックスは、公知の方法で得ることができ
特に制限はないが、例えば焼成後上記の特性範囲になる
ようにアルミナ、ジルコニア等を配合した粉末に、結合
剤、溶媒等を添加して混合し、それを成形、焼成した
後、所定の形状寸法に切削加工して得られる。
【0012】粉砕混合装置の円筒内で高速回転する円板
としては、円板状金属支持体の片側表面に円形状の凹部
が形成され、この凹部に上記のゴム円板及びその上部に
セラミックス円板が位置するようにして嵌め込めば、万
一セラミックスが破損した場合、飛散防止の点で好まし
い。セラミックス円板に貼り合わせるゴム材は、衝突す
る粉砕物の速度と質量により硬度、厚さ等使用条件に応
じて適宜選定する。
【0013】本発明になる粉砕混合機は、上記の粉砕混
合装置を備える。粉砕混合機は粉砕混合装置に加えて、
例えば該粉砕混合装置に被粉砕物を供給するホッパ、円
板を高速回転させる回転軸、粉砕した被粉砕物の排出口
及びこれらを覆う筒状本体を組み合わせたものから構成
される。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。 実施例1 図1の(a)及び(b)に示すように、外径が510m
m、内径が430mm及び長さが150mmのS45C製の
金属円筒1の内面に、幅が10mm、一片の長さが30mm
で、周方向に対して24等分に分割した寸法形状に成
形、焼結し、内外周となる部分が円弧状で、幅方向を扇
状とした表1に示す特性のジルコニア強化アルミナA
(日立化成セラミックス製、非売品)製のタイル2をエ
ポキシ樹脂接着剤(日立化成ポリマー製、商品名ハイボ
ン3591)で貼り付けて円筒状の耐摩耗部品3を得
た。
【0015】次に図2に示すように、上記で得た円筒状
の耐摩耗部品3を500回転/分の速度で回転させ、さ
らに円筒状の耐摩耗部品3の中央部に配設した直径が4
00mmの円板状金属支持体4を、円筒状の耐摩耗部品3
とは逆方向に2000回転/分の速度で回転させ、その
上部から粒径が2.4〜6mmの珪砂5を5kg/分の割合
で供給して、円板状金属支持体4から円筒状の耐摩耗部
品3に珪砂5を衝突させる試験を196時間行った。図
2において6は珪砂の飛散状態を示す。試験後円筒状の
耐摩耗部品3の内面を確認したところ、ジルコニア強化
アルミナA製のタイル2は角部が丸く摩耗しているだけ
で何ら異常は見られなかった。
【0016】なおジルコニア強化アルミナAは、アルミ
ナ(昭和電工製、商品名Al 160−SG)を85重
量%及び部分安定化ジルコニア粉(第一希元素製、商品
名HSY−3)を15重量%秤量し、均一に混合した後
この混合粉100重量部にポリビニルアルコール(PV
A)を5重量部及び水45重量部を加えて噴霧乾燥し、
成形用粉体を得た。次いで成形用粉体をゴム型に入れ、
密封した後120MPaの圧力で静水圧成形して粗成形
体とした。これをフライス盤、旋盤等を用いて所定の形
状寸法に切削加工した後、1600℃で2時間焼成して
得られたものを用いた。
【0017】実施例2 実施例1で用いたジルコニア強化アルミナA製のタイル
に代えて表1に示す特性のジルコニア強化アルミナB
(日立化成セラミックス製、商品名ハロックスZ)製の
タイルを用いた以外は実施例1と同様の工程を経て円筒
状の耐摩耗部品を得た。以下実施例1と同様の試験を行
い円筒状の耐摩耗部品の内面を確認したが、ジルコニア
強化アルミナB製のタイルは角部が丸く摩耗しているだ
けで何ら異常は見られなかった。
【0018】実施例3 実施例1で用いたジルコニア強化アルミナA製のタイル
に代えて表1に示す特性のジルコニア(日立化成セラミ
ックス製、商品名ジルコニアZ−485)製のタイルを
用いた以外は実施例1と同様の工程を経て円筒状の耐摩
耗部品を得た。以下実施例1と同様の試験を行い円筒状
の耐摩耗部品の内面を確認したが、ジルコニア製のタイ
ルは角部が丸く摩耗しているだけで何ら異常は見られな
かった。
【0019】比較例1 実施例1で用いたジルコニア強化アルミナA製のタイル
に代えて表1に示す特性で、かつ寸法が10×10mmで
平板状のアルミナ(日立化成セラミックス製、商品名ハ
ロックスH−525)製のタイルを用いた以外は実施例
1と同様の工程を経て略円筒状の複合部品を得た。以下
実施例1と同様の試験を行い略円筒状の複合部品の内面
を確認したところ、アルミナ製のタイルは、約30mmの
幅で円周状に剥離してなくなり、その外側は摩耗すると
共に割れ又は角部が欠けていた。
【0020】比較例2 実施例1で用いたS45C製の金属円筒を500回転/
分の速度で回転させ、さらに金属円筒の中央部に配設し
た実施例1と同様の円板を実施例1と同様の条件で回転
させ、その上部から実施例1と同様の条件で珪砂を供給
して実施例1と同様の試験を行った。試験後金属円筒の
内面を確認したところ、摩耗が進行し、最大3.5mm摩
耗していた。
【0021】
【表1】
【0022】実施例4 図3の(a)及び(b)に示すように、外径が620m
m、内径が320mm及び厚さが15mmのS45C製のリ
ング状金属円板7の内径を段階状に加工し、この段階状
に加工した面に、内径が300mm、幅の広い方の外径が
450mm、幅の狭い方の外径が320mm及び厚さが15
mmで、周方向に対して8等分に分割した寸法形状に成
形、焼結し、内外周となる部分に円弧状で、幅方向を扇
状とした実施例1で用いたものと同様の特性を有するジ
ルコニア強化アルミナA製のタイル8を実施例1と同様
のエポキシ樹脂接着剤で貼り付けて円板状の耐摩耗部品
9を得た。
【0023】次に図4に示すように、実施例1で得た円
筒状の耐摩耗部品3の上部にジルコニア強化アルミナA
製のタイル8の幅の広い方を下側にして円板状の耐摩耗
部品9を設置し、該円板状の耐摩耗部品9を2000回
転/分の速度で回転させ、その下部の円筒状の耐摩耗部
品3を円板状の耐摩耗部品9とは逆方向に500回転/
分の速度で回転させ、さらに円筒状の耐摩耗部品3の中
央部に配設した円板状金属支持体4を円筒状の耐摩耗部
品3とは逆方向に2000回転/分の速度で回転させ、
その上部から粒径が2.4〜6mmの珪砂5を5kg/分の
割合で供給して、円板状金属支持体4から円筒状の耐摩
耗部品3及び円板状の耐摩耗部品9に珪砂5を衝突させ
る試験を310時間行った。試験後円板状の耐摩耗部品
9の珪砂5が衝突した面を確認したところ、ジルコニア
強化アルミナA製のタイル8は内周側から外周側に向っ
て20mmの幅で深さ3mmに摩耗している程度であった。
【0024】実施例5 実施例4で用いたジルコニア強化アルミナA製のタイル
に代えて実施例2で用いたものと同様の特性を有するジ
ルコニア強化アルミナB製のタイルを用いた以外は実施
例4と同様の工程を経て円板状の耐摩耗部品を得た。以
下実施例4と同様の試験を行い円板状の耐摩耗部品の硅
砂が衝突した面を確認したが、ジルコニア強化アルミナ
B製のタイルは内周の角部が1.3mm程度丸く摩耗して
いるだけであった。
【0025】実施例6 実施例4で用いたジルコニア強化アルミナA製のタイル
に代えて実施例3で用いたものと同様の特性を有するジ
ルコニア製のタイルを用いた以外は実施例4と同様の工
程を経て円板状の耐摩耗部品を得た。以下実施例4と同
様の試験を行い円板状の耐摩耗部品の硅砂が衝突した面
を確認したが、ジルコニア製のタイルは内周の角部が
1.1mm程度丸く摩耗しているだけであった。
【0026】比較例3 実施例4で用いたジルコニア強化アルミナA製のタイル
に代えて比較例1で用いたものと同様のアルミナ製のタ
イルを用いた以外は実施例4と同様の工程を経て円板状
の耐摩耗部品を得た。以下実施例4と同様の試験を行い
円板状の耐摩耗部品の硅砂が衝突した面を確認したとこ
ろ、アルミナ製のタイルの内周側から外周側に向かって
20mmの幅にタイルと下地のリング状金属円板が摩耗し
てなくなり、その他の部分も多数のタイルが剥離したり
下地のリング状金属円板がえぐられていた。
【0027】比較例4 外径が620mm、内径が300mm及び厚さが15mmのS
45C製のリング状金属円板を用いて実施例4と同様の
試験を行ったところ、112時間の試験でリング状金属
円板は内径が212mmまで広がり、他の部分も厚さが薄
くなった。
【0028】実施例7 図5の(a)及び(b)に示すように、外径が450m
m、内径が360mm及び長さが100mmのS45C製の
金属円筒10の片側の端面のほぼ中央部に突起を形成
し、この突起に嵌合するように凹部を形成し、かつ厚み
が30mmで周方向に対して8等分に分割した寸法形状に
成形し、焼結し、内外周となる部分が円弧状で、幅方向
を扇状とした実施例1で用いたものと同様の特性を有す
るジルコニア強化アルミナA製のタイル11を実施例1
と同様のエポキシ樹脂接着剤で貼り付けて円筒状の耐摩
耗部品12を得た。
【0029】次に図6に示すように、実施例1で得た円
筒状の耐摩耗部品3の上部にジルコニア強化アルミナA
製のタイル11を貼り付けた部分を下側にして円筒状の
耐摩耗部品12を円筒状の耐摩耗部品3の中央部に配設
した円板状金属支持体4から80mm離し、かつ円筒状の
耐摩耗部品3の上部から5mmの隙間を設けて設置し、該
円筒状の耐摩耗部品12を2000回転/分の速度で回
転させ、その下部の円筒状の耐摩耗部品3を円筒状の耐
摩耗部品12とは逆方向に500回転/分の速度で回転
させ、さらに円板状金属支持体4を円筒状の耐摩耗部品
3とは逆方向に2000回転/分の速度で回転させ、そ
の上部から粒径が2.4〜6mmの珪砂5を5kg/分の割
合で供給して、円板状金属支持体4及び円筒状の耐摩耗
部品3から円筒状の耐摩耗部品12に珪砂5を衝突させ
る試験を250時間行った。試験後円筒状の耐摩耗部品
12の珪砂5が衝突した面を確認したところ、ジルコニ
ア強化アルミナA製のタイル11は先端の最大部で4.
2mm摩耗し、一部に割れが観察されたが全て貼り付いて
いた。
【0030】実施例8 実施例7で用いたジルコニア強化アルミナA製のタイル
に代えて実施例2で用いたものと同様の特性を有するジ
ルコニア強化アルミナB製のタイルを用いた以外は実施
例7と同様の工程を経て円筒状の耐摩耗部品を得た。以
下実施例7と同様の試験を行い円筒状の耐摩耗部品の硅
砂が衝突した面を確認したが、ジルコニアB製のタイル
は先端の最大部で2mm摩耗しただけであった。
【0031】比較例5 実施例7で用いたジルコニア強化アルミナA製のタイル
に代えて比較例1で用いたものと同様のアルミナ製のタ
イルを用いた以外は実施例7と同様の工程を経て円筒状
の耐摩耗部品を得た。以下実施例7と同様の試験を行い
円筒状の耐摩耗部品の硅砂が衝突した面を確認したとこ
ろ、アルミナ製のタイルを貼り付けた先端部は摩耗して
なくなり、その他の部分(内外周の部分)はほとんど欠
けており、部分的に残存している程度であった。
【0032】実施例9 図7に示すように、外径が370mm、内径が55mm及び
厚さが35mmのS45C製の円板状金属支持体4の片側
表面に外径が330mm、内径が55mm及び厚さが1.5
mmの黒鉛を含有したゴム円板(横浜ゴム製、硬度60)
13をボルト(図示せず)で取り付けて固定し、次いで
このゴム円板13の表面に外径が330mm、内径が55
mm及び厚さが10mmの表1に示す特性のジルコニア強化
アルミナA(日立化成セラミックス製、非売品)製のセ
ラミックス円板14をエポキシ樹脂接着剤(日立化成ポ
リマー製、商品名ハイボン3591)で貼り付けて円板
状の耐摩耗部品15を得た。
【0033】次に実施例3で得た円筒状の耐摩耗部品1
6の中央部に上記で得た円板状の耐摩耗部品15を配設
し、固定金具17で固定した後、円板状の耐摩耗部品1
5を2000回転/分の速度で回転させ、さらにその外
側の円筒状の耐摩耗部品16を円板状の耐摩耗部品15
とは逆方向に500回転/分の速度で回転させ、耐摩耗
部品4の中心から100mm離れた位置に粒径が2.4〜
6mm(平均粒径4.8mm)の珪砂6を5kg/分の供給量
及び3m/秒の速度で衝突させる試験を850時間行っ
た、その結果、ジルコニア強化アルミナA製のセラミッ
クス円板14は幅90mmで最大3.8mmの深さに摩耗
し、長さ40mmのクラックが2ケ所あっただけで欠落等
はなかった。
【0034】比較例6 ゴム円板を用いず、実施例9で用いた円筒状金属支持体
の片側表面に直接実施例9で用いたジルコニア強化アル
ミナA製のセラミックス円板を実施例9で用いた接着剤
で貼り付けて円板状の耐摩耗部品を得た。以下実施例9
と同様に円筒の中央部に上記で得た円板状の耐摩耗部品
を配設して実施例9と同様の試験を行った。その結果、
ジルコニア強化アルミナA製のセラミックス円板は1/
4が欠落していた。
【0035】実施例10 実施例9で用いたジルコニア強化アルミナA製のセラミ
ックス円板に代えて表1に示す特性のジルコニア強化ア
ルミナB(日立化成セラミックス製、商品名ハロックス
Z)製のセラミックス円板を用いた以外は実施例9と同
様の工程を経て円板状の耐摩耗部品を得た。以下実施例
9と同様の試験を行った。その結果、ジルコニア強化ア
ルミナB製のセラミックス円板は幅80mmで最大1.2
mmの深さに摩耗しているだけで、その他の異常は見られ
なかった。
【0036】比較例7 ゴム円板を用いず、実施例9で用いた円筒状金属支持体
の片側表面に直接実施例10で用いたジルコニア強化ア
ルミナB製のセラミックス円板を実施例9で用いた接着
剤で貼り付けて円板状の耐摩耗部品を得た。以下実施例
9と同様に円筒の中央部に上記で得た円板状の耐摩耗部
品を配設して実施例9と同様の試験を行った。その結
果、実施例10と同程度の摩耗量であり、その他の異常
は見られなかった。
【0037】次に実施例10及び比較例7における円板
状の耐摩耗部品において差が見られなかったので、珪砂
に代えて平均粒径が1mmのアルミナ粒子を5kg/分の供
給量及び3m/秒の速度で衝突させる試験を850時間
行った。その結果、実施例10の円板状の耐摩耗部品
は、アルミナ粒子が衝突した部分のジルコニア強化アル
ミナB製のセラミックス円板はリング状に摩耗してなく
なった程度であったが、比較例7の円板状の耐摩耗部品
はジルコニア強化アルミナB製のセラミックス円板は破
損して全てが欠落していた。
【0038】実施例11 実施例9で用いたジルコニア強化アルミナA製のセラミ
ックス円板に代えて表1に示す特性のジルコニア(日立
化成セラミックス製、商品名ジルコニアZ−485)製
のセラミックス円板を用いた以外は実施例9と同様の工
程を経て円板状の耐摩耗部品を得た。以下実施例9と同
様の試験を行った。その結果、ジルコニア製のセラミッ
クス円板は幅80mmで最大1.4mmの深さに摩耗してい
るだけで、その他の異常は見られなかった。
【0039】比較例8 ゴム円板を用いず、実施例9で用いた円筒状金属支持体
の片側表面に直接実施例11で用いたジルコニア製のセ
ラミックス円板を実施例9で用いた接着剤で貼り付けて
円板状の耐摩耗部品を得た。以下実施例9と同様に円筒
の中央部に上記で得た円板状の耐摩耗部品を配設して実
施例9と同様の試験を行った。その結果、実施例11と
同程度の摩耗量であり、その他の異常は見られなかっ
た。
【0040】次に実施例11及び比較例8における円板
状の耐摩耗部品において差が見られなかったので、珪砂
に代えて平均粒径が1mmのアルミナ粒子を5kg/分の供
給量及び3m/秒の速度で衝突させる試験を850時間
行った。その結果、実施例11の円板状の耐摩耗部品
は、アルミナ粒子が衝突した部分のジルコニア製のセラ
ミックス円板はリング状に摩耗してなくなった程度であ
ったが、比較例8の円板状の耐摩耗部品はジルコニア製
のセラミックス円板は破損して全てが欠落していた。
【0041】比較例9 実施例9で用いたジルコニア強化アルミナA製のセラミ
ックス円板に代えて表1に示す特性のアルミナ(日立化
成セラミックス製、商品名ハロックスH−525)製の
セラミックス円板を用いた以外は実施例9と同様の工程
を経て円板状の耐摩耗部品を得た。以下実施例9と同様
の試験を行った。その結果、アルミナ製のセラミックス
円板は幅110mmで最大7mmの深さに摩耗し、その摩耗
した中心部は20mmの幅でアルミナ製のセラミックスが
欠落し、ひび割れが内外周に向けて走っていた。
【0042】比較例10 ゴム円板を用いず、実施例9で用いた円筒状金属支持体
の片側表面に直接比較例4で用いたアルミナ製のセラミ
ックス円板を実施例9で用いた接着剤で貼り付けて円板
状の耐摩耗部品を得た。以下実施例9と同様に円筒の中
央部に上記で得た耐摩耗部品を配設して実施例9と同様
の試験を行った。その結果、アルミナ製のセラミックス
円板は破損して全てが欠落していた。
【0043】比較例11 ゴム円板及びセラミックス円板を用いず実施例9で用い
た円板状金属支持体をそのまま円筒の中央部に配設し
て、実施例1と同様の試験を行った。その結果、円板状
金属支持体は摩耗が進行し、最大8.5mmの深さに摩耗
していた。
【0044】実施例12 図8に示すように、直径が370mm、内径が55mm及び
厚さが35mmの円板状金属支持体19の上面に直径が3
32mmで深さが11.5mmの凹み18を形成し、この凹
み18に実施例9で用いたゴム円板13をボルト(図示
せず)で取り付けて固定し、次いでこのゴム円板13の
表面に実施例9で用いたジルコニア強化アルミナA製の
セラミックス円板14をエポキシ樹脂接着剤(日立化成
ポリマー製、商品名ハイゴン3951)で貼り付けて円
板状の耐摩耗部品15を得た。以下実施例9と同様の試
験を960時間行った。その結果、ジルコニア強化アル
ミナA製のセラミックス円板3は幅90mmで最大4.8
mmの深さに摩耗したが、欠落等はなかった。
【0045】実施例13 実施例12で用いたジルコニア強化アルミナA製のセラ
ミックス円板に代えて表1に示す特性のジルコニア強化
アルミナB製のセラミックス円板を用いた以外は実施例
12と同様の工程を経て円板状の耐摩耗部品を得た。以
下実施例9と同様の試験を960時間行った。その結
果、ジルコニア強化アルミナB製のセラミックス円板は
幅80mmで最大1.5mmの深さに摩耗したが、欠落等は
なかった。
【0046】実施例14 実施例12で用いたジルコニア強化アルミナA製のセラ
ミックス円板に代えて表1に示す特性のジルコニア製の
セラミックス円板を用いた以外は実施例12と同様の工
程を経て円板状の耐摩耗部品を得た。以下実施例9と同
様の試験を960時間行った。その結果、ジルコニア強
化アルミナB製のセラミックス円板は幅80mmで最大
1.6mmの深さに摩耗したが欠落等はなかった。
【0047】
【発明の効果】本発明になる耐摩耗部品は、高速で回転
させ、高速で粉砕、混合しても下地の円筒や円板から容
易に剥離したり、割れたりすることがなく、たとえ割れ
ても飛散し難いため大型の粉砕混合機にも使用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例になる粉砕混合装置
及び粉砕混合機に用いられる耐摩耗部品の平面図及び
(b)は(a)のX−X線断面図である。
【図2】図1の(a)及び(b)に示す耐摩耗部品の摩
耗試験法を示す斜視図である。
【図3】(a)は本発明の他の一実施例になる粉砕混合
装置及び粉砕混合機に用いられる耐摩耗部品の平面図及
び(b)は(a)のY−Y線断面図である。
【図4】図3の(a)及び(b)に示す耐摩耗部品の摩
耗試験法を示す一部省略正面図である。
【図5】(a)は本発明の他の一実施例になる粉砕混合
装置及び粉砕混合機に用いられる耐摩耗部品の平面図及
び(b)は(a)のZ−Z線断面図である。
【図6】図5の(a)及び(b)に示す耐摩耗部品の摩
耗試験法を示す一部省略正面図である。
【図7】本発明の他の一実施例になる粉砕混合装置及び
粉砕混合機に用いられる耐摩耗部品の摩耗試験法を示す
断面図である。
【図8】本発明の他の一実施例になる粉砕混合装置及び
粉砕混合機に用いられる耐摩耗部品の摩耗試験法を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 金属円筒 2 ジルコニア強化アルミナA製のタイル 3 円筒状の耐摩耗部品 4 円板状金属支持体 5 珪砂 6 珪砂の飛散状態 7 リング状金属円板 8 ジルコニア強化アルミナA製のタイル 9 円板状の耐摩耗部品 10 金属円筒 11 ジルコニア強化アルミナA製のタイル 12 円筒状の耐摩耗部品 13 ゴム円板 14 ジルコニア強化アルミナA製のセラミックス円板 15 耐摩耗部品 16 円筒 17 固定金具 18 凹み 19 円板状金属支持体 20 円筒の端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片根 博 茨城県勝田市大字足崎字西原1380番地1 日立化成セラミツクス株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒及び円筒内で高速回転する円板を備
    え、円板及び円筒内に被粉砕物を衝突させて粉砕、混合
    する粉砕混合装置において、円筒内の表面に機械的強度
    が500MPa以上、破壊靭性が4MPam1/2以上
    及びビッカース硬度が9GPa以上のセラミックスを貼
    り付けた粉砕混合装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の円筒の上面に、機械的強
    度が500MPa以上、破壊靭性が4MPam1/2以
    上及びビッカース硬度が9GPa以上のセラミックスを
    内壁及び下面に貼り付けたリング状円板又は当該セラミ
    ックスを端面に貼り付けた円筒を載置した請求項1記載
    の粉砕混合装置。
  3. 【請求項3】 セラミックスが複数個に分割した形状の
    成形体である請求項1又は2記載の粉砕混合装置。
  4. 【請求項4】 複数個に分割した形状の個々のセラミッ
    クスの内外周となる部分が円弧状で、幅方向が扇状であ
    る請求項1、2又は3記載の粉砕混合装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の粉砕混合
    装置を備えた粉砕混合機。
  6. 【請求項6】 円筒及び円筒内で高速回転する円板を備
    え、円板及び円筒内に被粉砕物を衝突させて粉砕、混合
    する粉砕混合装置において、円板表面にゴム円板が取り
    付けられ、かつゴム円板の表面に機械的強度が500M
    Pa以上、破壊靭性が4MPam1/2以上及びビッカ
    ース硬度が9GPa以上のセラミックス円板を貼り付け
    た粉砕混合装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の粉砕混合装置を備えた粉
    砕混合機。
JP6252009A 1994-05-09 1994-10-18 粉砕混合装置及びこの粉砕混合装置を備えた粉砕混合機 Pending JPH0825349A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005270780A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Mitsui Mining Co Ltd 乾式メディア攪拌型粉砕機
KR100721287B1 (ko) * 2006-06-13 2007-05-23 김동현 골재의 입형개선 및 파쇄를 위한 수직임팩트 크라샤용분배판

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JP2005270780A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Mitsui Mining Co Ltd 乾式メディア攪拌型粉砕機
KR100721287B1 (ko) * 2006-06-13 2007-05-23 김동현 골재의 입형개선 및 파쇄를 위한 수직임팩트 크라샤용분배판

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