JPH08254392A - 基板の熱処理方法及び熱処理装置 - Google Patents
基板の熱処理方法及び熱処理装置Info
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- JPH08254392A JPH08254392A JP7058391A JP5839195A JPH08254392A JP H08254392 A JPH08254392 A JP H08254392A JP 7058391 A JP7058391 A JP 7058391A JP 5839195 A JP5839195 A JP 5839195A JP H08254392 A JPH08254392 A JP H08254392A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】基板の温度を均等に推移させて熱処理工程の歩
留りを高めるとともに、温度プロファイルの最適化を容
易にすることを目的とする。 【構成】被処理基板Wを温度条件の異なる複数の熱処理
ゾーンE11〜E15に順に搬送することによって、特
定の温度履歴が得られるように被処理基板Wの温度を推
移させる際に、各熱処理ゾーンE11〜E15を互いに
熱的に独立させて隣接配置しておき、1つの当該熱処理
ゾーンE11〜E14における熱処理が終了した後に、
当該熱処理の所要時間に比べて十分に短い時間内に被処
理基板Wを次段の熱処理ゾーンE12〜E15に移して
次の熱処理を行う。
留りを高めるとともに、温度プロファイルの最適化を容
易にすることを目的とする。 【構成】被処理基板Wを温度条件の異なる複数の熱処理
ゾーンE11〜E15に順に搬送することによって、特
定の温度履歴が得られるように被処理基板Wの温度を推
移させる際に、各熱処理ゾーンE11〜E15を互いに
熱的に独立させて隣接配置しておき、1つの当該熱処理
ゾーンE11〜E14における熱処理が終了した後に、
当該熱処理の所要時間に比べて十分に短い時間内に被処
理基板Wを次段の熱処理ゾーンE12〜E15に移して
次の熱処理を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板に対して特定の熱
処理を加える熱処理方法、及びそのための熱処理装置に
関し、基板上に印刷された厚膜層又は基板自体の焼成な
どに利用される。
処理を加える熱処理方法、及びそのための熱処理装置に
関し、基板上に印刷された厚膜層又は基板自体の焼成な
どに利用される。
【0002】一対の基板からなるPDP(プラズマディ
スプレイパネル)は、大画面表示用の薄型表示デバイス
として注目されている。このため、大型のPDPに適し
た製造技術の開発が進められている。
スプレイパネル)は、大画面表示用の薄型表示デバイス
として注目されている。このため、大型のPDPに適し
た製造技術の開発が進められている。
【0003】
【従来の技術】プラズマディスプレイパネルは、一対の
基板を対向配置して周囲を封止し、内部に放電空間を形
成した表示デバイスである。従来において、プラズマデ
ィスプレイパネルの製造に際しては、基板上への厚膜電
極、誘電体層、隔壁などの形成に、ベルト式焼成装置が
用いられていた。
基板を対向配置して周囲を封止し、内部に放電空間を形
成した表示デバイスである。従来において、プラズマデ
ィスプレイパネルの製造に際しては、基板上への厚膜電
極、誘電体層、隔壁などの形成に、ベルト式焼成装置が
用いられていた。
【0004】ベルト式焼成装置は、ベルトによって処理
物を搬送しながら焼成するインライン形式の焼成装置で
ある。筒状の焼成炉の内部にはベルトの移動方向に沿っ
て複数のヒーターが並べられており、各ヒーターの温度
制御及び搬送速度の調整によって処理物の温度プロファ
イル(温度履歴)を設定することができる。
物を搬送しながら焼成するインライン形式の焼成装置で
ある。筒状の焼成炉の内部にはベルトの移動方向に沿っ
て複数のヒーターが並べられており、各ヒーターの温度
制御及び搬送速度の調整によって処理物の温度プロファ
イル(温度履歴)を設定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ベルト式焼成装置は、
焼成炉の内部に処理物を固定配置するバッチ式焼成装置
と比べて、プラズマディスプレイパネルの量産性の面で
有利である。
焼成炉の内部に処理物を固定配置するバッチ式焼成装置
と比べて、プラズマディスプレイパネルの量産性の面で
有利である。
【0006】しかし、ベルト式焼成装置による場合は、
焼成炉内の温度が処理物である基板の搬送方向に沿って
変化するので、すなわち焼成炉内の温度分布方向と基板
面とが平行であるので、基板が大型になるにつれて基板
における搬送方向の前方側と後方側との間の温度差が大
きくなり、熱収縮の影響が顕著になるという問題があっ
た。例えば下層の電極と上層の隔壁との位置関係が基板
面内で不均一になり、そのために表示の高精細化が制限
されていた。
焼成炉内の温度が処理物である基板の搬送方向に沿って
変化するので、すなわち焼成炉内の温度分布方向と基板
面とが平行であるので、基板が大型になるにつれて基板
における搬送方向の前方側と後方側との間の温度差が大
きくなり、熱収縮の影響が顕著になるという問題があっ
た。例えば下層の電極と上層の隔壁との位置関係が基板
面内で不均一になり、そのために表示の高精細化が制限
されていた。
【0007】また、温度プロファイルの設定のための制
御が複雑であり、温度プロファイルの最適化が難しいと
いう問題もあった。なお、基板の温度を一様に変化させ
る手法として、特開昭61−6875号のように、基板
面と温度分布方向とが直交するいわゆる縦型の焼成炉を
用いることが考えられる。ただし、その場合も処理対象
に応じて温度プロファイルを容易に最適化することはで
きない。
御が複雑であり、温度プロファイルの最適化が難しいと
いう問題もあった。なお、基板の温度を一様に変化させ
る手法として、特開昭61−6875号のように、基板
面と温度分布方向とが直交するいわゆる縦型の焼成炉を
用いることが考えられる。ただし、その場合も処理対象
に応じて温度プロファイルを容易に最適化することはで
きない。
【0008】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、基板の温度を均等に推移させて熱処理工程の歩留
りを高めるとともに、温度プロファイルの最適化を容易
にすることを目的としている。
ので、基板の温度を均等に推移させて熱処理工程の歩留
りを高めるとともに、温度プロファイルの最適化を容易
にすることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の基板の
熱処理方法は、図1及び図2に示すように、被処理基板
を温度条件の異なる複数の熱処理ゾーンに順に搬送する
ことによって、特定の温度履歴が得られるように当該被
処理基板の温度を推移させる際に、前記各熱処理ゾーン
を互いに熱的に独立させて隣接配置しておき、1つの当
該熱処理ゾーンにおける熱処理が終了した後に、当該熱
処理の所要時間に比べて十分に短い時間内に前記被処理
基板を次段の前記熱処理ゾーンに移して次の熱処理を行
う方法である。
熱処理方法は、図1及び図2に示すように、被処理基板
を温度条件の異なる複数の熱処理ゾーンに順に搬送する
ことによって、特定の温度履歴が得られるように当該被
処理基板の温度を推移させる際に、前記各熱処理ゾーン
を互いに熱的に独立させて隣接配置しておき、1つの当
該熱処理ゾーンにおける熱処理が終了した後に、当該熱
処理の所要時間に比べて十分に短い時間内に前記被処理
基板を次段の前記熱処理ゾーンに移して次の熱処理を行
う方法である。
【0010】請求項2の発明の方法は、前記熱処理ゾー
ンとして、第1、第2及び第3のゾーンを互いに熱的に
独立させて隣接配置しておき、前記第1のゾーン内で前
記被処理基板を特定温度まで加熱して前記第2のゾーン
に移し、当該第2のゾーン内で一定時間にわたって当該
被処理基板の温度を前記特定温度に保ち、その後に当該
被処理基板を当該第2のゾーンから前記第3のゾーンに
移し、当該第3のゾーン内で当該被処理基板の温度を降
下させる方法である。
ンとして、第1、第2及び第3のゾーンを互いに熱的に
独立させて隣接配置しておき、前記第1のゾーン内で前
記被処理基板を特定温度まで加熱して前記第2のゾーン
に移し、当該第2のゾーン内で一定時間にわたって当該
被処理基板の温度を前記特定温度に保ち、その後に当該
被処理基板を当該第2のゾーンから前記第3のゾーンに
移し、当該第3のゾーン内で当該被処理基板の温度を降
下させる方法である。
【0011】請求項3の発明の方法は、前記前記各熱処
理ゾーンの処理時間を互いに同一の時間に設定するもの
である。請求項4の発明の装置は、被処理基板を均等に
特定温度まで加熱するための加熱ゾーンと、前記被処理
基板の温度を前記特定温度に保持するための熱処理ゾー
ンであり、前記加熱ゾーンと隣接し且つ熱的に独立した
恒温ゾーンと、前記被処理基板の温度を前記特定温度か
ら降下させるための熱処理ゾーンであり、前記恒温ゾー
ンと隣接し且つ熱的に独立した冷却ゾーンと、前記加熱
ゾーンから前記恒温ゾーンを経て前記冷却ゾーンへ前記
被処理基板を移動させるためのゾーン間搬送手段と、を
備えてなる。
理ゾーンの処理時間を互いに同一の時間に設定するもの
である。請求項4の発明の装置は、被処理基板を均等に
特定温度まで加熱するための加熱ゾーンと、前記被処理
基板の温度を前記特定温度に保持するための熱処理ゾー
ンであり、前記加熱ゾーンと隣接し且つ熱的に独立した
恒温ゾーンと、前記被処理基板の温度を前記特定温度か
ら降下させるための熱処理ゾーンであり、前記恒温ゾー
ンと隣接し且つ熱的に独立した冷却ゾーンと、前記加熱
ゾーンから前記恒温ゾーンを経て前記冷却ゾーンへ前記
被処理基板を移動させるためのゾーン間搬送手段と、を
備えてなる。
【0012】請求項5の発明の装置は、前記加熱ゾーン
及び冷却ゾーンが、上下方向に沿って内部温度の変化す
る縦型の熱処理ゾーンであり、前記被処理基板を水平配
置した状態で上下方向に移動させるゾーン内搬送手段を
有した装置である。
及び冷却ゾーンが、上下方向に沿って内部温度の変化す
る縦型の熱処理ゾーンであり、前記被処理基板を水平配
置した状態で上下方向に移動させるゾーン内搬送手段を
有した装置である。
【0013】
【作用】各熱処理ゾーン毎に被処理基板内で温度むらが
生じないように温度条件が設定される。被処理基板は、
特定の温度履歴を経るための一連の熱処理に際して、各
熱処理ゾーンでの熱処理が終了する毎に間欠移動の形式
で、現時点で被処理基板を収納している熱処理ゾーンか
ら次段の熱処理ゾーンへ移される。
生じないように温度条件が設定される。被処理基板は、
特定の温度履歴を経るための一連の熱処理に際して、各
熱処理ゾーンでの熱処理が終了する毎に間欠移動の形式
で、現時点で被処理基板を収納している熱処理ゾーンか
ら次段の熱処理ゾーンへ移される。
【0014】
【実施例】図1は本発明の実施に係る焼成装置1の立面
視による模式図である。焼成装置1は、焼成炉11と、
焼成炉11の内部を貫通するワーク搬送用のベルト12
とを有している。焼成炉11の内部は断熱壁などによっ
てベルト12の搬送方向に沿って並ぶ5つのゾーンE1
1〜15に区画されている。ただし、各ゾーンE11〜
15の互いの間には、各ゾーンE11〜15を互いに熱
的に分離し且つベルト12による基板Wの搬送を可能に
するため、エアーカーテンなどの断熱ゲート機構13が
設けられている。また、焼成炉11の入口及び出口にも
断熱ゲート機構13が設けられている。
視による模式図である。焼成装置1は、焼成炉11と、
焼成炉11の内部を貫通するワーク搬送用のベルト12
とを有している。焼成炉11の内部は断熱壁などによっ
てベルト12の搬送方向に沿って並ぶ5つのゾーンE1
1〜15に区画されている。ただし、各ゾーンE11〜
15の互いの間には、各ゾーンE11〜15を互いに熱
的に分離し且つベルト12による基板Wの搬送を可能に
するため、エアーカーテンなどの断熱ゲート機構13が
設けられている。また、焼成炉11の入口及び出口にも
断熱ゲート機構13が設けられている。
【0015】各ゾーンE11〜15は、例えば画面サイ
ズが40インチのPDPの基板Wに比べて、温度の均一
化の上で十分に大きい平面積を有している。そして、各
ゾーンE11〜15には、基板Wの温度を部位に係わら
ず均等に推移させ又は保持するためのヒーターHが配置
されている。焼成装置1では各ヒーターHをゾーンE1
1〜15毎に独立に制御することができる。
ズが40インチのPDPの基板Wに比べて、温度の均一
化の上で十分に大きい平面積を有している。そして、各
ゾーンE11〜15には、基板Wの温度を部位に係わら
ず均等に推移させ又は保持するためのヒーターHが配置
されている。焼成装置1では各ヒーターHをゾーンE1
1〜15毎に独立に制御することができる。
【0016】次に焼成装置1による焼成の手順を説明す
る。ここでは、低融点ガラスペーストを焼成して誘電体
層を形成するものとする。図2は温度プロファイルの一
例を示す図である。
る。ここでは、低融点ガラスペーストを焼成して誘電体
層を形成するものとする。図2は温度プロファイルの一
例を示す図である。
【0017】低融点ガラスペーストを印刷して乾燥させ
た状態の基板Wを、焼成炉11の外部でベルト12に印
刷面を上方に向けて載置し、ベルト12を一定距離だけ
移動させて第1番目のゾーンE11の中央に素早く配置
する。そして、ゾーンE11内で、基板Wの温度を室温
Trから所定の焼成温度(例えば600℃)T1まで徐
々に加熱する。このとき、所要時間が一定時間tとなる
ようにヒーターHの出力を設定しておく。
た状態の基板Wを、焼成炉11の外部でベルト12に印
刷面を上方に向けて載置し、ベルト12を一定距離だけ
移動させて第1番目のゾーンE11の中央に素早く配置
する。そして、ゾーンE11内で、基板Wの温度を室温
Trから所定の焼成温度(例えば600℃)T1まで徐
々に加熱する。このとき、所要時間が一定時間tとなる
ようにヒーターHの出力を設定しておく。
【0018】基板Wの温度が焼成温度T1に達すると、
すなわちゾーンE11での処理が終了すると、直ちにベ
ルト12を移動させて基板WをゾーンE11から次段の
ゾーンE12へ処理時間(一定時間)tよりも十分に短
い時間tx(tx≪t)内に移す。ゾーンE12では、
基板Wの温度を一定時間tにわたって焼成温度T1に保
つ。
すなわちゾーンE11での処理が終了すると、直ちにベ
ルト12を移動させて基板WをゾーンE11から次段の
ゾーンE12へ処理時間(一定時間)tよりも十分に短
い時間tx(tx≪t)内に移す。ゾーンE12では、
基板Wの温度を一定時間tにわたって焼成温度T1に保
つ。
【0019】一定時間tが経過してゾーンE12での処
理が終了すると、再びベルト12を移動させて基板Wを
ゾーンE12から次段のゾーンE13へ移す。ゾーンE
13では、一定時間tをかけて基板Wの温度を焼成温度
T1からそれより低い所定の温度T2まで徐々に降下さ
せる。
理が終了すると、再びベルト12を移動させて基板Wを
ゾーンE12から次段のゾーンE13へ移す。ゾーンE
13では、一定時間tをかけて基板Wの温度を焼成温度
T1からそれより低い所定の温度T2まで徐々に降下さ
せる。
【0020】ゾーンE13での処理が終了すると、基板
WをゾーンE13から次段のゾーンE14へ移す。ゾー
ンE14では、一定時間tにわたって基板Wの温度を所
定の温度T2に保つ。その後は、基板WをゾーンE14
からゾーンE15へ移し、一定時間tをかけて基板Wを
温度T2からそれより低い温度T3まで徐々に冷却し、
焼成炉11から排出する。
WをゾーンE13から次段のゾーンE14へ移す。ゾー
ンE14では、一定時間tにわたって基板Wの温度を所
定の温度T2に保つ。その後は、基板WをゾーンE14
からゾーンE15へ移し、一定時間tをかけて基板Wを
温度T2からそれより低い温度T3まで徐々に冷却し、
焼成炉11から排出する。
【0021】このように焼成装置1では、各ゾーンE1
1〜15での処理が終わる毎に間欠的に基板Wを移動さ
せる。つまり、いわゆるタクト送りの形式で各ゾーンE
11〜15の処理を行う。移動時間txは基板Wの温度
変化が無視できるように時間tより十分に短い時間とす
る。上述したように各ゾーンE11〜15の処理の所要
時間を一定時間tに設定することにより、一定時間t毎
に基板Wを焼成炉11に搬入し、多数枚の基板Wについ
て連続的(厳密には間欠的に)に焼成を行うことができ
る。そして、各ゾーンE11〜15において処理中は基
板Wの移動が行われないので、基板Wの温度を部位に係
わらず均等に推移させ又は保持することができる。
1〜15での処理が終わる毎に間欠的に基板Wを移動さ
せる。つまり、いわゆるタクト送りの形式で各ゾーンE
11〜15の処理を行う。移動時間txは基板Wの温度
変化が無視できるように時間tより十分に短い時間とす
る。上述したように各ゾーンE11〜15の処理の所要
時間を一定時間tに設定することにより、一定時間t毎
に基板Wを焼成炉11に搬入し、多数枚の基板Wについ
て連続的(厳密には間欠的に)に焼成を行うことができ
る。そして、各ゾーンE11〜15において処理中は基
板Wの移動が行われないので、基板Wの温度を部位に係
わらず均等に推移させ又は保持することができる。
【0022】図3は本発明の実施に係る他の焼成装置2
の立面視による模式図である。焼成装置2において、焼
成炉21の内部は断熱壁などによって5つのゾーンE2
1〜25に区画されている。
の立面視による模式図である。焼成装置2において、焼
成炉21の内部は断熱壁などによって5つのゾーンE2
1〜25に区画されている。
【0023】焼成炉21の入口からみて第1番目のゾー
ンE21、第3番目のゾーンE23、及び第5番目の最
終段のゾーンE25は、上下方向にヒーターHを配列し
た縦型の熱処理ゾーンである。つまり、ゾーンE21,
E23,E25においては、上下方向に沿って内部温度
が変化する温度分布を得ることができる。このようなゾ
ーンE21,E23,E25の内部には、基板Wを水平
に配置した状態で上下方向に移動させるための垂直搬送
機構26,27,28が配置されている。また、ゾーン
E21の下端側には、基板Wを焼成炉21内に搬入する
ための水平搬送機構22が設けられ、ゾーンE25の上
端側には、基板Wを焼成炉21から搬出するための水平
搬送機構25が設けられている。
ンE21、第3番目のゾーンE23、及び第5番目の最
終段のゾーンE25は、上下方向にヒーターHを配列し
た縦型の熱処理ゾーンである。つまり、ゾーンE21,
E23,E25においては、上下方向に沿って内部温度
が変化する温度分布を得ることができる。このようなゾ
ーンE21,E23,E25の内部には、基板Wを水平
に配置した状態で上下方向に移動させるための垂直搬送
機構26,27,28が配置されている。また、ゾーン
E21の下端側には、基板Wを焼成炉21内に搬入する
ための水平搬送機構22が設けられ、ゾーンE25の上
端側には、基板Wを焼成炉21から搬出するための水平
搬送機構25が設けられている。
【0024】一方、第2番目のゾーンE22及び第4番
目のゾーンE24は、ヒーターHによって基板Wの温度
を一定に保つ恒温ゾーンである。ゾーンE22はゾーン
E21,E23の上端側に設けられ、ゾーンE24はゾ
ーンE22,E25の下端側に設けられている。なお、
焼成装置2は、ゾーンE21からゾーンE23まで基板
Wを搬送する水平搬送機構23と、ゾーンE23からゾ
ーンE25まで基板Wを搬送する水平搬送機構24とを
備えている。
目のゾーンE24は、ヒーターHによって基板Wの温度
を一定に保つ恒温ゾーンである。ゾーンE22はゾーン
E21,E23の上端側に設けられ、ゾーンE24はゾ
ーンE22,E25の下端側に設けられている。なお、
焼成装置2は、ゾーンE21からゾーンE23まで基板
Wを搬送する水平搬送機構23と、ゾーンE23からゾ
ーンE25まで基板Wを搬送する水平搬送機構24とを
備えている。
【0025】また、焼成炉21の入口、出口、及び各ゾ
ーンE21〜25の間には、各ゾーンE11〜15を互
いに熱的に分離し且つ基板Wの搬送を可能にするため、
エアーカーテンなどの断熱ゲート機構29が設けられて
いる。各ゾーンE21〜25は、いずれも基板Wに比べ
て温度の均一化の上で十分に大きい平面積を有してい
る。
ーンE21〜25の間には、各ゾーンE11〜15を互
いに熱的に分離し且つ基板Wの搬送を可能にするため、
エアーカーテンなどの断熱ゲート機構29が設けられて
いる。各ゾーンE21〜25は、いずれも基板Wに比べ
て温度の均一化の上で十分に大きい平面積を有してい
る。
【0026】焼成装置2の使用に際しては、一定時間t
をかけて基板WをゾーンE21の下端側から上端側へ移
動させて、その間に基板Wを焼成温度T1(図2参照)
まで加熱する。
をかけて基板WをゾーンE21の下端側から上端側へ移
動させて、その間に基板Wを焼成温度T1(図2参照)
まで加熱する。
【0027】基板Wの温度が焼成温度T1に達すると、
直ちに水平搬送機構23によって基板WをゾーンE21
から次段のゾーンE22へ移す。ゾーンE22では、基
板Wの温度を一定時間tにわたって焼成温度T1に保
つ。
直ちに水平搬送機構23によって基板WをゾーンE21
から次段のゾーンE22へ移す。ゾーンE22では、基
板Wの温度を一定時間tにわたって焼成温度T1に保
つ。
【0028】一定時間tが経過してゾーンE22での処
理が終了すると、再び水平搬送機構23を用いて基板W
をゾーンE22から次段のゾーンE23へ移す。ゾーン
E23では、一定時間tをかけて基板Wを上端側から下
端側へ移動させて、その間に基板Wの温度を温度T2ま
で降下させる。
理が終了すると、再び水平搬送機構23を用いて基板W
をゾーンE22から次段のゾーンE23へ移す。ゾーン
E23では、一定時間tをかけて基板Wを上端側から下
端側へ移動させて、その間に基板Wの温度を温度T2ま
で降下させる。
【0029】ゾーンE23での処理が終了すると、直ち
に基板Wを水平搬送機構24によってゾーンE23から
次段のゾーンE24へ移す。ゾーンE24では、一定時
間tにわたって基板Wを温度T2に保つ。その後は、基
板WをゾーンE24からゾーンE25へ移し、一定時間
tをかけて基板Wを温度T2からそれより低い温度T3
まで徐々に冷却し、焼成炉21から排出する。
に基板Wを水平搬送機構24によってゾーンE23から
次段のゾーンE24へ移す。ゾーンE24では、一定時
間tにわたって基板Wを温度T2に保つ。その後は、基
板WをゾーンE24からゾーンE25へ移し、一定時間
tをかけて基板Wを温度T2からそれより低い温度T3
まで徐々に冷却し、焼成炉21から排出する。
【0030】このように焼成装置2においても、各ゾー
ンE21〜25の間の基板Wの移動は間欠的に行われ、
各回の移動時間は基板Wの温度変化が無視できるように
時間tより十分に短い時間である。各ゾーンE21〜2
5の処理の所要時間を一定時間tに設定することによ
り、多数枚の基板Wについて連続的に焼成を行うことが
できる。また、各ゾーンE21〜25は熱的には独立で
あるので、各ゾーンE21〜25の温度制御が容易であ
り、基板Wの大きさや焼成対象に応じて温度プロファイ
ルを最適化することができる。
ンE21〜25の間の基板Wの移動は間欠的に行われ、
各回の移動時間は基板Wの温度変化が無視できるように
時間tより十分に短い時間である。各ゾーンE21〜2
5の処理の所要時間を一定時間tに設定することによ
り、多数枚の基板Wについて連続的に焼成を行うことが
できる。また、各ゾーンE21〜25は熱的には独立で
あるので、各ゾーンE21〜25の温度制御が容易であ
り、基板Wの大きさや焼成対象に応じて温度プロファイ
ルを最適化することができる。
【0031】上述の図1の実施例において、基板Wの移
動中にゾーンE11の急冷却をして内部温度を室温に戻
し、新たな基板WをゾーンE11に搬入したときの基板
内の温度差の発生を防ぐようにしてもよい。
動中にゾーンE11の急冷却をして内部温度を室温に戻
し、新たな基板WをゾーンE11に搬入したときの基板
内の温度差の発生を防ぐようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】請求項1乃至請求項3の発明によれば、
基板の温度を均等に推移させて熱処理工程の歩留りを高
めることができるとともに、最適の温度プロファイルの
熱処理を容易に実現することができる。
基板の温度を均等に推移させて熱処理工程の歩留りを高
めることができるとともに、最適の温度プロファイルの
熱処理を容易に実現することができる。
【0033】請求項3の発明によれば、複数の被処理基
板に対して順に連続的に熱処理を行うことができ、量産
に適した熱処理を実現することができる。請求項4及び
請求項5の発明によれば、基板の温度を均等に推移させ
ることができるとともに、温度プロファイルを容易に最
適化することができる。
板に対して順に連続的に熱処理を行うことができ、量産
に適した熱処理を実現することができる。請求項4及び
請求項5の発明によれば、基板の温度を均等に推移させ
ることができるとともに、温度プロファイルを容易に最
適化することができる。
【図1】本発明の実施に係る焼成装置の立面視による模
式図である。
式図である。
【図2】温度プロファイルの一例を示す図である。
【図3】本発明の実施に係る他の焼成装置の立面視によ
る模式図である。
る模式図である。
1,2 焼成装置(熱処理装置) 12 ベルト(ゾーン間搬送手段) 23 水平搬送機構(ゾーン間搬送手段) 26 垂直搬送機構(ゾーン内搬送手段) E11 ゾーン(第1のゾーン、加熱ゾーン) E12 ゾーン(第2のゾーン、恒温ゾーン) E13 ゾーン(第3のゾーン、冷却ゾーン) E21 ゾーン(第1のゾーン、加熱ゾーン) E22 ゾーン(第2のゾーン、恒温ゾーン) E23 ゾーン(第3のゾーン、冷却ゾーン) t 一定時間 T1 焼成温度(特定温度) W 基板(被処理基板)
Claims (5)
- 【請求項1】被処理基板を温度条件の異なる複数の熱処
理ゾーンに順に搬送することによって、特定の温度履歴
が得られるように当該被処理基板の温度を推移させるた
めの方法であって、 前記各熱処理ゾーンを互いに熱的に独立させて隣接配置
しておき、1つの当該熱処理ゾーンにおける熱処理が終
了した後に、当該熱処理の所要時間に比べて十分に短い
時間内に前記被処理基板を次段の前記熱処理ゾーンに移
して次の熱処理を行うことを特徴とする基板の熱処理方
法。 - 【請求項2】前記熱処理ゾーンとして、第1、第2及び
第3のゾーンを互いに熱的に独立させて隣接配置してお
き、 前記第1のゾーン内で前記被処理基板を特定温度まで加
熱して前記第2のゾーンに移し、当該第2のゾーン内で
一定時間にわたって当該被処理基板の温度を前記特定温
度に保ち、その後に当該被処理基板を当該第2のゾーン
から前記第3のゾーンに移し、当該第3のゾーン内で当
該被処理基板の温度を降下させる請求項1記載の基板の
熱処理方法。 - 【請求項3】前記各熱処理ゾーンの処理時間を互いに同
一の時間に設定する請求項1又は請求項2記載の基板の
熱処理方法。 - 【請求項4】被処理基板を均等に特定温度まで加熱する
ための加熱ゾーンと、 前記被処理基板の温度を前記特定温度に保持するための
熱処理ゾーンであり、前記加熱ゾーンと隣接し且つ熱的
に独立した恒温ゾーンと、 前記被処理基板の温度を前記特定温度から降下させるた
めの熱処理ゾーンであり、前記恒温ゾーンと隣接し且つ
熱的に独立した冷却ゾーンと、 前記加熱ゾーンから前記恒温ゾーンを経て前記冷却ゾー
ンへ前記被処理基板を移動させるためのゾーン間搬送手
段と、を備えてなることを特徴とする熱処理装置。 - 【請求項5】前記加熱ゾーン及び冷却ゾーンは、上下方
向に沿って内部温度の変化する縦型の熱処理ゾーンであ
り、前記被処理基板を水平配置した状態で上下方向に移
動させるゾーン内搬送手段を有する請求項4記載の熱処
理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7058391A JPH08254392A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 基板の熱処理方法及び熱処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7058391A JPH08254392A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 基板の熱処理方法及び熱処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08254392A true JPH08254392A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13083056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7058391A Withdrawn JPH08254392A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 基板の熱処理方法及び熱処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08254392A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US10367115B2 (en) | 2016-01-29 | 2019-07-30 | Lg Electronics Inc. | Method of manufacturing solar cell |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP7058391A patent/JPH08254392A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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