JPH08254412A - 表面歪み算出方法 - Google Patents
表面歪み算出方法Info
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- JPH08254412A JPH08254412A JP5708395A JP5708395A JPH08254412A JP H08254412 A JPH08254412 A JP H08254412A JP 5708395 A JP5708395 A JP 5708395A JP 5708395 A JP5708395 A JP 5708395A JP H08254412 A JPH08254412 A JP H08254412A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】表面歪みを判定するための基準データである歪
み範囲および歪み量を、製品表面の輝度情報から高精度
に算出することのできる表面歪み算出方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】製品から得られる輝度情報であるグレイレベル
データG(x)を微分して歪み範囲Lを求める一方(ス
テップS20)、前記グレイレベルデータG(x)を前
記歪み範囲Lを考慮して2回積分し、得られるデータか
ら歪み量Hを求める(ステップS30)。
み範囲および歪み量を、製品表面の輝度情報から高精度
に算出することのできる表面歪み算出方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】製品から得られる輝度情報であるグレイレベル
データG(x)を微分して歪み範囲Lを求める一方(ス
テップS20)、前記グレイレベルデータG(x)を前
記歪み範囲Lを考慮して2回積分し、得られるデータか
ら歪み量Hを求める(ステップS30)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製品表面の歪みの良否
を判定するための基準データである歪み範囲および歪み
量(歪み高さ)を算出する表面歪み算出方法に関する。
を判定するための基準データである歪み範囲および歪み
量(歪み高さ)を算出する表面歪み算出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、プレス加工によって製造された
パネル製品等のプレス成形品には、取り扱い上の不具合
等により、その表面に凹凸やくぼみ、突起、ゆがみ等の
表面歪みが生じる場合がある。製品表面にこのような歪
みが生じていると、後工程において重大な問題が惹起す
る。例えば、パネル製品に歪みがあると、後工程で塗装
を行った場合に、その歪みが目立ち、塗装された製品の
全てが使用できなくなるおそれがある。従って、これら
の製品には、次の製造工程に導入される前に製品の検査
工程が不可欠である。
パネル製品等のプレス成形品には、取り扱い上の不具合
等により、その表面に凹凸やくぼみ、突起、ゆがみ等の
表面歪みが生じる場合がある。製品表面にこのような歪
みが生じていると、後工程において重大な問題が惹起す
る。例えば、パネル製品に歪みがあると、後工程で塗装
を行った場合に、その歪みが目立ち、塗装された製品の
全てが使用できなくなるおそれがある。従って、これら
の製品には、次の製造工程に導入される前に製品の検査
工程が不可欠である。
【0003】ところで、前記検査工程では、従来、熟練
者による官能検査に頼っていたため、熟練者を必要とす
るだけでなく、製品に対する歪みの良否判定が主観的と
ならざるを得ない不具合があった。
者による官能検査に頼っていたため、熟練者を必要とす
るだけでなく、製品に対する歪みの良否判定が主観的と
ならざるを得ない不具合があった。
【0004】そこで、このような製品表面検査を画像処
理を用いて行う方法(装置)が提案されている(特開平
6−148082号公報参照)。この従来技術では、検
査対象となる製品であるパネル表面に点光源からの照明
光を照射し、前記照明光の反射光を逆反射スクリーンに
より前記パネル表面に戻して再反射させ、その再反射光
をカメラで撮像して得られる濃淡画像を処理することに
より、歪み範囲や歪み量を求めている。そして、求めら
れた歪み範囲や歪み量を所定の値と比較考量することに
より、当該表面歪みの良否判定を行うようにしている。
理を用いて行う方法(装置)が提案されている(特開平
6−148082号公報参照)。この従来技術では、検
査対象となる製品であるパネル表面に点光源からの照明
光を照射し、前記照明光の反射光を逆反射スクリーンに
より前記パネル表面に戻して再反射させ、その再反射光
をカメラで撮像して得られる濃淡画像を処理することに
より、歪み範囲や歪み量を求めている。そして、求めら
れた歪み範囲や歪み量を所定の値と比較考量することに
より、当該表面歪みの良否判定を行うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来技
術では、濃淡画像に対して強調処理を施した後、2値化
処理を行うことで歪み部分を抽出し、その歪み範囲を求
めるようにしているため、濃淡の変化が少ない画像を形
成するような表面歪みに対しては、2値化による丸め誤
差により歪み部分を抽出することができなかったり、た
とえ抽出できたとしても、歪み範囲を高精度に求めるこ
とができない場合があった。
術では、濃淡画像に対して強調処理を施した後、2値化
処理を行うことで歪み部分を抽出し、その歪み範囲を求
めるようにしているため、濃淡の変化が少ない画像を形
成するような表面歪みに対しては、2値化による丸め誤
差により歪み部分を抽出することができなかったり、た
とえ抽出できたとしても、歪み範囲を高精度に求めるこ
とができない場合があった。
【0006】また、濃淡画像の場合、小さい歪み量に対
しては、その濃度と歪み量との関係から実測値に近い歪
み量の値を得ることができるが、歪み量がある程度以上
になると、濃度の変化が歪み量の変化に対応せず、従っ
て、濃度から歪み量を高精度に求めることができなくな
ってしまう。
しては、その濃度と歪み量との関係から実測値に近い歪
み量の値を得ることができるが、歪み量がある程度以上
になると、濃度の変化が歪み量の変化に対応せず、従っ
て、濃度から歪み量を高精度に求めることができなくな
ってしまう。
【0007】本発明は、前記の不具合を解消するために
なされたものであって、表面歪みを判定するための基準
データである歪み範囲および歪み量を、製品表面の輝度
情報から高精度に算出することのできる表面歪み算出方
法を提供することを目的とする。
なされたものであって、表面歪みを判定するための基準
データである歪み範囲および歪み量を、製品表面の輝度
情報から高精度に算出することのできる表面歪み算出方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、測定用照明光の製品表面による反射光
から製品の表面形状に応じた輝度情報を得る第1ステッ
プと、前記輝度情報を微分演算し、1次微分情報を求め
る第2ステップと、前記1次微分情報から前記表面形状
の歪み中心点を求める第3ステップと、前記1次微分情
報から前記歪み中心点を中心とする歪み範囲を求める第
4ステップと、前記歪み範囲における前記輝度情報を2
回積分演算し、2次積分情報を求める第5ステップと、
前記2次積分情報から前記表面形状の歪み量を求める第
6ステップと、からなることを特徴とする。
めに、本発明は、測定用照明光の製品表面による反射光
から製品の表面形状に応じた輝度情報を得る第1ステッ
プと、前記輝度情報を微分演算し、1次微分情報を求め
る第2ステップと、前記1次微分情報から前記表面形状
の歪み中心点を求める第3ステップと、前記1次微分情
報から前記歪み中心点を中心とする歪み範囲を求める第
4ステップと、前記歪み範囲における前記輝度情報を2
回積分演算し、2次積分情報を求める第5ステップと、
前記2次積分情報から前記表面形状の歪み量を求める第
6ステップと、からなることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の表面歪み算出方法では、製品表面の輝
度情報を微分することで当該表面の凹凸に係る1次微分
情報を得ることができる。この1次微分情報の変化から
歪み中心が求まり、また、前記歪み中心を中心とする前
記1次微分情報の変化から歪み範囲が求まる。次に、前
記輝度情報を前記歪み範囲において2回積分することに
より、製品表面の凹凸に対応した2次積分情報を得るこ
とができる。そこで、この2次積分情報の変化量から歪
み量が求まる。
度情報を微分することで当該表面の凹凸に係る1次微分
情報を得ることができる。この1次微分情報の変化から
歪み中心が求まり、また、前記歪み中心を中心とする前
記1次微分情報の変化から歪み範囲が求まる。次に、前
記輝度情報を前記歪み範囲において2回積分することに
より、製品表面の凹凸に対応した2次積分情報を得るこ
とができる。そこで、この2次積分情報の変化量から歪
み量が求まる。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係る表面歪み算出方法が適用
される装置の概略構成を示す。この表面歪み検出装置1
0は、逆反射スクリーン12、カメラ14および光源1
6の各基本要素を備える。前記光源16からの照明光
は、製品Wの表面によって反射されて逆反射スクリーン
12に導かれた後、再反射され、前記製品Wを介してカ
メラ14に入射する。この構成により、製品Wの表面の
凹凸が光学的に強調された画像がカメラ14で捕らえら
れることになる。
される装置の概略構成を示す。この表面歪み検出装置1
0は、逆反射スクリーン12、カメラ14および光源1
6の各基本要素を備える。前記光源16からの照明光
は、製品Wの表面によって反射されて逆反射スクリーン
12に導かれた後、再反射され、前記製品Wを介してカ
メラ14に入射する。この構成により、製品Wの表面の
凹凸が光学的に強調された画像がカメラ14で捕らえら
れることになる。
【0011】前記カメラ14には、演算処理部18が連
結されている。この演算処理部18では、後述するよう
に、前記画像から得られる輝度情報に対して演算処理が
施され、製品Wの表面歪みの良否を判定するための基準
データである歪み範囲Lおよび歪み量H(図2参照)が
求められる。なお、演算処理部18には、CRT20が
接続されており、カメラ14によって読み取った画像等
が必要に応じて表示される。
結されている。この演算処理部18では、後述するよう
に、前記画像から得られる輝度情報に対して演算処理が
施され、製品Wの表面歪みの良否を判定するための基準
データである歪み範囲Lおよび歪み量H(図2参照)が
求められる。なお、演算処理部18には、CRT20が
接続されており、カメラ14によって読み取った画像等
が必要に応じて表示される。
【0012】次に、図3に示すフローチャートに基づ
き、歪み範囲Lおよび歪み量Hを求める手順について説
明する。
き、歪み範囲Lおよび歪み量Hを求める手順について説
明する。
【0013】先ず、カメラ14で読み取った製品Wの輝
度情報から、例えば、図2に示すx方向に沿ったライン
上の輝度情報をグレイレベルデータG(x)として取り
出す(ステップS10)。図4は、製品Wの座標xにお
けるグレイレベルG(x)の値を示したものである。こ
の場合、製品Wの表面に凸状の歪みが有り、その部分の
輝度が他の部分よりも低くなっている。
度情報から、例えば、図2に示すx方向に沿ったライン
上の輝度情報をグレイレベルデータG(x)として取り
出す(ステップS10)。図4は、製品Wの座標xにお
けるグレイレベルG(x)の値を示したものである。こ
の場合、製品Wの表面に凸状の歪みが有り、その部分の
輝度が他の部分よりも低くなっている。
【0014】次に、前記グレイレベルG(x)を微分演
算し、1次微分データG’(x)を求める(ステップS
12)。また、最小自乗法を用いて、前記1次微分デー
タG’(x)の3次近似式P[G’(x)]を求める
(ステップS14)。図5は、1次微分データG’
(x)とその3次近似式P[G’(x)]とを重ねて表
示したものである。この場合、前記3次近似式P[G’
(x)]は、1次微分データG’(x)を円滑化処理し
たものであり、歪みを視認することのできない製品表面
から得られる1次微分データとみなすことができる。従
って、これらのデータの差異が視認可能な歪みの程度を
表していると考えることができる。
算し、1次微分データG’(x)を求める(ステップS
12)。また、最小自乗法を用いて、前記1次微分デー
タG’(x)の3次近似式P[G’(x)]を求める
(ステップS14)。図5は、1次微分データG’
(x)とその3次近似式P[G’(x)]とを重ねて表
示したものである。この場合、前記3次近似式P[G’
(x)]は、1次微分データG’(x)を円滑化処理し
たものであり、歪みを視認することのできない製品表面
から得られる1次微分データとみなすことができる。従
って、これらのデータの差異が視認可能な歪みの程度を
表していると考えることができる。
【0015】そこで、1次微分データG’(x)が最大
振幅で3次近似式P[G’(x)]と交わるx座標を歪
み中心点xP に設定する(ステップS16)。なお、製
品Wの歪みが小さい場合には、3次近似式P[G’
(x)]がx軸とほぼ等しくなるため、1次微分データ
G’(x)が最大振幅を持ってX軸と交わる点のx座標
を歪み中心点xP に設定してもよい。
振幅で3次近似式P[G’(x)]と交わるx座標を歪
み中心点xP に設定する(ステップS16)。なお、製
品Wの歪みが小さい場合には、3次近似式P[G’
(x)]がx軸とほぼ等しくなるため、1次微分データ
G’(x)が最大振幅を持ってX軸と交わる点のx座標
を歪み中心点xP に設定してもよい。
【0016】次に、前記歪み中心点xP を中心とする歪
みの始点xS 、終点xE を求める(ステップS18)。
この場合、例えば、製品Wに図2に示す歪みがあり、そ
れから得られた輝度情報に対して輪郭強調処理を施した
とすると、グレイレベルデータG(x)は、図6に示す
ようになる。そこで、前記グレイレベルデータG(x)
の歪み中心点xP の左右にある極小値のx座標を歪みの
始点xS 、終点xE と定義すると、これらは、図5に示
す1次微分データG’(x)の歪み中心点xPの左右に
ある2番目に0となる点の座標として求めることができ
る。
みの始点xS 、終点xE を求める(ステップS18)。
この場合、例えば、製品Wに図2に示す歪みがあり、そ
れから得られた輝度情報に対して輪郭強調処理を施した
とすると、グレイレベルデータG(x)は、図6に示す
ようになる。そこで、前記グレイレベルデータG(x)
の歪み中心点xP の左右にある極小値のx座標を歪みの
始点xS 、終点xE と定義すると、これらは、図5に示
す1次微分データG’(x)の歪み中心点xPの左右に
ある2番目に0となる点の座標として求めることができ
る。
【0017】前記のようにして算出された始点xS 、終
点xE の座標から、歪み範囲Lが求められる(ステップ
S20)。ここで、歪み範囲Lは、製品Wに対するカメ
ラ14の傾斜角度および読取時の拡大率を考慮して設定
した係数αを用いて始点xS、終点xE の座標を変換
し、 L=α・|xS −xE | …(1) として求められる。なお、このようにして求められた歪
み範囲Lは、2値化による丸め誤差等の影響を受けるこ
となく、1次微分データG’(x)の精度に応じて高精
度に求めることができる。
点xE の座標から、歪み範囲Lが求められる(ステップ
S20)。ここで、歪み範囲Lは、製品Wに対するカメ
ラ14の傾斜角度および読取時の拡大率を考慮して設定
した係数αを用いて始点xS、終点xE の座標を変換
し、 L=α・|xS −xE | …(1) として求められる。なお、このようにして求められた歪
み範囲Lは、2値化による丸め誤差等の影響を受けるこ
となく、1次微分データG’(x)の精度に応じて高精
度に求めることができる。
【0018】次に、歪み量Hは、グレイレベルデータG
(x)を2回積分することで得られるデータに基づき高
精度に求めることができる。すなわち、例えば、製品W
の断面形状が正弦波であると仮定すると、その2次微分
波形は位相が180゜ずれた正弦波となり、これらの正
弦波同士の関係は、輝度情報からなるグレイレベルデー
タG(x)と製品Wの断面形状データとの関係に類似し
ている。従って、前記グレイレベルデータG(x)を逆
に2回積分すれば、製品Wの断面形状に類似したデータ
の得られることが推測される。
(x)を2回積分することで得られるデータに基づき高
精度に求めることができる。すなわち、例えば、製品W
の断面形状が正弦波であると仮定すると、その2次微分
波形は位相が180゜ずれた正弦波となり、これらの正
弦波同士の関係は、輝度情報からなるグレイレベルデー
タG(x)と製品Wの断面形状データとの関係に類似し
ている。従って、前記グレイレベルデータG(x)を逆
に2回積分すれば、製品Wの断面形状に類似したデータ
の得られることが推測される。
【0019】そこで、先ず、各座標xにおけるグレイレ
ベルデータG(x)を順次積算することにより、1次積
分データ∫G(x)dxを求める(ステップS22)。
この1次積分データ∫G(x)dxは、例えば、図6に
示すグレイレベルデータG(x)に対して同図に示す曲
線となる。
ベルデータG(x)を順次積算することにより、1次積
分データ∫G(x)dxを求める(ステップS22)。
この1次積分データ∫G(x)dxは、例えば、図6に
示すグレイレベルデータG(x)に対して同図に示す曲
線となる。
【0020】次に、前記1次積分データ∫G(x)dx
に対して、始点xS および終点xEを通る直線T1を求
め、この直線T1と1次積分データ∫G(x)dxとの
差分を歪み範囲Lにおける変動データS1(x)として
求める(ステップS24、図7参照)。すなわち、この
変動データS1(x)は、製品Wの表面に歪みがないと
した場合、0となるデータであり、従って、前記変動デ
ータS1(x)を求めることにより、前記製品Wの歪み
量に関係するデータを抽出することができることにな
る。なお、図4に示すグレイレベルデータG(x)に対
しては、図8に示す変動データS1(x)が得られる。
に対して、始点xS および終点xEを通る直線T1を求
め、この直線T1と1次積分データ∫G(x)dxとの
差分を歪み範囲Lにおける変動データS1(x)として
求める(ステップS24、図7参照)。すなわち、この
変動データS1(x)は、製品Wの表面に歪みがないと
した場合、0となるデータであり、従って、前記変動デ
ータS1(x)を求めることにより、前記製品Wの歪み
量に関係するデータを抽出することができることにな
る。なお、図4に示すグレイレベルデータG(x)に対
しては、図8に示す変動データS1(x)が得られる。
【0021】同様にして、前記変動データS1(x)か
らその1次積分データ∫S1(x)dxを求め、前記1
次積分データ∫S1(x)dxに対して、始点xS およ
び終点xE を通る直線T2を求め、この直線T2と1次
積分データ∫S1(x)dxとの差分を歪み範囲Lにお
ける変動データS2(x)として求める(ステップS2
6、S28、図9参照)。なお、図4に示すグレイレベ
ルデータG(x)に対しては、図10に示す変動データ
S2(x)が得られる。
らその1次積分データ∫S1(x)dxを求め、前記1
次積分データ∫S1(x)dxに対して、始点xS およ
び終点xE を通る直線T2を求め、この直線T2と1次
積分データ∫S1(x)dxとの差分を歪み範囲Lにお
ける変動データS2(x)として求める(ステップS2
6、S28、図9参照)。なお、図4に示すグレイレベ
ルデータG(x)に対しては、図10に示す変動データ
S2(x)が得られる。
【0022】ここで、前記のようにして求めた変動デー
タS2(x)の始点xS 、終点xE間における最大値h
と実際に測定された歪み量Hとの間には、図11に示す
良好な線形関係のあることが確認されている。従って、
前記歪み量Hは、図11に示す関係から得られる係数β
を用いて、 H=β・h …(2) として求めることができる(ステップS30)。
タS2(x)の始点xS 、終点xE間における最大値h
と実際に測定された歪み量Hとの間には、図11に示す
良好な線形関係のあることが確認されている。従って、
前記歪み量Hは、図11に示す関係から得られる係数β
を用いて、 H=β・h …(2) として求めることができる(ステップS30)。
【0023】なお、製品Wの表面歪みの良否判定は、以
上のようにして求められた歪み範囲Lおよび歪み量Hを
基準データとして、以下のようにして行うことができ
る。
上のようにして求められた歪み範囲Lおよび歪み量Hを
基準データとして、以下のようにして行うことができ
る。
【0024】すなわち図12は、前記歪み範囲L、前記
歪み量Hおよび曲率r、Rの関係を模式的に示したもの
である。図13Aに示すように、H>0、r≒H≒Lの
場合には、歪み量Hが小さくても表面歪みが目立ち易
く、図13Bに示すように、H>0、r<<H≪Lの場
合には、歪み量Hが大きくても表面歪みは目立ち難い
が、曲率rが小さくなると目立ち易くなる。また、図1
3Cに示すように、H<0、r≒R≒∞の場合には、歪
み量Hが大きくても表面歪みは目立ち難い。さらに、図
13Dに示すように、H<0の場合には、歪み量Hが小
さくても曲率データRの大きさによっては目立ち易くな
る場合がある。
歪み量Hおよび曲率r、Rの関係を模式的に示したもの
である。図13Aに示すように、H>0、r≒H≒Lの
場合には、歪み量Hが小さくても表面歪みが目立ち易
く、図13Bに示すように、H>0、r<<H≪Lの場
合には、歪み量Hが大きくても表面歪みは目立ち難い
が、曲率rが小さくなると目立ち易くなる。また、図1
3Cに示すように、H<0、r≒R≒∞の場合には、歪
み量Hが大きくても表面歪みは目立ち難い。さらに、図
13Dに示すように、H<0の場合には、歪み量Hが小
さくても曲率データRの大きさによっては目立ち易くな
る場合がある。
【0025】そこで、前記の事実に鑑みて、例えば、図
14に示す判定基準データTH1 〜TH3 を設定する。
この場合、判定基準データTH1 〜TH3 は、曲率デー
タrまたはRが大きくなるにつれて傾きが大きくなるよ
うに設定される。そして、図14において、製品Wの各
部位における歪み量Hおよび歪み範囲Lに対応した点A
が前記判定基準データを境界としてどちらにあるのかを
求め、その結果から当該個所における表面歪みの良否を
判定する。例えば、判定基準データがTH1 の場合、点
Aが判定基準データTH1 よりも上にあれば表面歪みが
大きいと判定し、下にあれば小さいと判定することがで
きる。
14に示す判定基準データTH1 〜TH3 を設定する。
この場合、判定基準データTH1 〜TH3 は、曲率デー
タrまたはRが大きくなるにつれて傾きが大きくなるよ
うに設定される。そして、図14において、製品Wの各
部位における歪み量Hおよび歪み範囲Lに対応した点A
が前記判定基準データを境界としてどちらにあるのかを
求め、その結果から当該個所における表面歪みの良否を
判定する。例えば、判定基準データがTH1 の場合、点
Aが判定基準データTH1 よりも上にあれば表面歪みが
大きいと判定し、下にあれば小さいと判定することがで
きる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明の表面歪み算出方
法によれば、表面歪みを判定するための基準データであ
る歪み範囲および歪み量を、製品表面の輝度情報から高
精度に算出することができる。従って、これらの基準デ
ータを用いて、製品表面の高精度な良否判定が可能とな
る。
法によれば、表面歪みを判定するための基準データであ
る歪み範囲および歪み量を、製品表面の輝度情報から高
精度に算出することができる。従って、これらの基準デ
ータを用いて、製品表面の高精度な良否判定が可能とな
る。
【図1】本発明に係る表面歪み算出方法が適用される装
置の概略構成図である。
置の概略構成図である。
【図2】製品の歪み量および歪み範囲の説明図である。
【図3】本発明に係る表面歪み算出方法の実施例におけ
る処理フローチャートである。
る処理フローチャートである。
【図4】図1に示す装置において得られた製品の輝度情
報であるグレイレベルデータの説明図である。
報であるグレイレベルデータの説明図である。
【図5】図4に示すグレイレベルデータを微分処理して
得られる1次微分データの説明図である。
得られる1次微分データの説明図である。
【図6】グレイレベルデータを順次積算して得られる1
次積分データの説明図である。
次積分データの説明図である。
【図7】図6に示す1次積分データから得られる変動デ
ータの説明図である。
ータの説明図である。
【図8】図4に示すグレイレベルデータから得られる1
次積分データの説明図である。
次積分データの説明図である。
【図9】グレイレベルデータから生成された2次積分デ
ータより得られる変動データの説明図である。
ータより得られる変動データの説明図である。
【図10】図4に示すグレイレベルデータから得られる
1次積分データおよび2次積分データの説明図である。
1次積分データおよび2次積分データの説明図である。
【図11】2次積分データと歪み量との関係説明図であ
る。
る。
【図12】表面歪みの大きさを規定するためのパラメー
タの説明図である。
タの説明図である。
【図13】図13A〜図13Dは、図12に示すパラメ
ータにより表される表面歪みの各モードの説明図であ
る。
ータにより表される表面歪みの各モードの説明図であ
る。
【図14】判定基準データと図12に示すパラメータと
の関係を示す説明図である。
の関係を示す説明図である。
10…表面歪み検出装置 12…逆反射ス
クリーン 14…カメラ 16…光源 18…演算処理部 20…CRT W…製品
クリーン 14…カメラ 16…光源 18…演算処理部 20…CRT W…製品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 禎年 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 宮岡 博也 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】測定用照明光の製品表面による反射光から
製品の表面形状に応じた輝度情報を得る第1ステップ
と、 前記輝度情報を微分演算し、1次微分情報を求める第2
ステップと、 前記1次微分情報から前記表面形状の歪み中心点を求め
る第3ステップと、 前記1次微分情報から前記歪み中心点を中心とする歪み
範囲を求める第4ステップと、 前記歪み範囲における前記輝度情報を2回積分演算し、
2次積分情報を求める第5ステップと、 前記2次積分情報から前記表面形状の歪み量を求める第
6ステップと、 からなることを特徴とする表面歪み算出方法。
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|---|---|---|---|
| JP7057083A JP3020429B2 (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 表面歪み算出方法 |
| US08/530,893 US5844801A (en) | 1994-12-08 | 1995-09-20 | Method of inspecting and manufacturing vehicle body |
| GB9519345A GB2295890B (en) | 1994-12-08 | 1995-09-22 | Method of inspecting and manufacturing a vehicle body |
| GB9706103A GB2308443B (en) | 1994-12-08 | 1995-09-22 | Method of inspecting and manufacturing a vehicle body |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7057083A JP3020429B2 (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 表面歪み算出方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08254412A true JPH08254412A (ja) | 1996-10-01 |
| JP3020429B2 JP3020429B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=13045600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7057083A Expired - Fee Related JP3020429B2 (ja) | 1994-12-08 | 1995-03-16 | 表面歪み算出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3020429B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008215955A (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-18 | Asahi Breweries Ltd | 逆さ缶検出装置 |
| US7445306B2 (en) | 2004-09-14 | 2008-11-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Line-type ink-jet recording apparatus |
| EP1921417A4 (en) * | 2005-08-30 | 2011-10-19 | Daihatsu Motor Co Ltd | DEVICE AND METHOD FOR DISTORTIONALIZATION |
-
1995
- 1995-03-16 JP JP7057083A patent/JP3020429B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7445306B2 (en) | 2004-09-14 | 2008-11-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Line-type ink-jet recording apparatus |
| EP1921417A4 (en) * | 2005-08-30 | 2011-10-19 | Daihatsu Motor Co Ltd | DEVICE AND METHOD FOR DISTORTIONALIZATION |
| JP2008215955A (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-18 | Asahi Breweries Ltd | 逆さ缶検出装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3020429B2 (ja) | 2000-03-15 |
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