JPH08254430A - 圧電振動角速度計 - Google Patents
圧電振動角速度計Info
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- JPH08254430A JPH08254430A JP7083342A JP8334295A JPH08254430A JP H08254430 A JPH08254430 A JP H08254430A JP 7083342 A JP7083342 A JP 7083342A JP 8334295 A JP8334295 A JP 8334295A JP H08254430 A JPH08254430 A JP H08254430A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 振動子の支持による振動子の振動への影響を
大幅に少なくすることができる圧電振動角速度計を提供
する。 【構成】 支持部材2は、ゴム状弾性を有する材料から
なり、略円形状の貫通孔9を有するとともに所定の外形
を有する。四角柱状の振動子1は支持部材2の貫通孔9
に挿通され、振動子1の振動の節点に対応する位置にお
ける振動子1の4つの頂角部分のみが支持部材2の貫通
孔9の周縁部で支持される。該周縁部における4つの頂
角部分に対応する部分以外の部分と振動子1との間に
は、間隙が形成される。
大幅に少なくすることができる圧電振動角速度計を提供
する。 【構成】 支持部材2は、ゴム状弾性を有する材料から
なり、略円形状の貫通孔9を有するとともに所定の外形
を有する。四角柱状の振動子1は支持部材2の貫通孔9
に挿通され、振動子1の振動の節点に対応する位置にお
ける振動子1の4つの頂角部分のみが支持部材2の貫通
孔9の周縁部で支持される。該周縁部における4つの頂
角部分に対応する部分以外の部分と振動子1との間に
は、間隙が形成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車、船舶、航空機
等の移動体に搭載され、これらの姿勢制御、ナビゲーシ
ョンシステム等に用いられる圧電振動角速度計に関する
ものである。
等の移動体に搭載され、これらの姿勢制御、ナビゲーシ
ョンシステム等に用いられる圧電振動角速度計に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】圧電振動角速度計は、振動している物体
に回転角速度が与えられると、その振動方向と直角な方
向にコリオリ力を生ずるという力学現象を利用するとと
もに、圧電現象を利用したものである。
に回転角速度が与えられると、その振動方向と直角な方
向にコリオリ力を生ずるという力学現象を利用するとと
もに、圧電現象を利用したものである。
【0003】図14は、従来の圧電振動角速度計の振動
子100を示す斜視図である。
子100を示す斜視図である。
【0004】この振動子100では、正方形断面形状を
有する金属角柱101の隣合う側面に、厚さ方向に分極
された圧電セラミック薄板102,103がそれぞれ接
合されている。金属角柱101は、互いに直角な二つの
方向にほぼ同じ共振周波数で屈曲運動が可能である。圧
電セラミック薄板102にこの共振周波数に略等しい周
波数の電圧を印加すると、金属角柱101は、圧電セラ
ミック薄板102を接合した面が凹凸となる方向に屈曲
振動する。この状態で金属角柱101を長さ方向を軸と
して回転させると、コリオリ力の作用により、金属角柱
101は圧電セラミック薄板103を接合した面が凹凸
となる方向の新たな屈折振動を行い、圧電セラミック薄
板103に回転角速度に比例した電圧が発生する。
有する金属角柱101の隣合う側面に、厚さ方向に分極
された圧電セラミック薄板102,103がそれぞれ接
合されている。金属角柱101は、互いに直角な二つの
方向にほぼ同じ共振周波数で屈曲運動が可能である。圧
電セラミック薄板102にこの共振周波数に略等しい周
波数の電圧を印加すると、金属角柱101は、圧電セラ
ミック薄板102を接合した面が凹凸となる方向に屈曲
振動する。この状態で金属角柱101を長さ方向を軸と
して回転させると、コリオリ力の作用により、金属角柱
101は圧電セラミック薄板103を接合した面が凹凸
となる方向の新たな屈折振動を行い、圧電セラミック薄
板103に回転角速度に比例した電圧が発生する。
【0005】図14に示すように、この振動子100を
支持するため、金属角柱101の屈曲振動モードに対す
る振動の節点であって一方の端面に近い節点の位置にお
いて、対向する2つの金属面にそれぞれ金属線からなる
支持線104,105がその面に垂直に溶接されてい
る。また、他方の端面に近い他の節点の位置において、
前記の金属線104,105と直交し対向する他の2つ
の金属面にそれぞれ金属線からなる支持線106,10
7がその面に垂直に溶接されている。これらの支持線1
04,105,106,107として、互いに直交する
屈折振動それぞれに対する影響を極力少なくするよう
に、細い金属線が用いられている。
支持するため、金属角柱101の屈曲振動モードに対す
る振動の節点であって一方の端面に近い節点の位置にお
いて、対向する2つの金属面にそれぞれ金属線からなる
支持線104,105がその面に垂直に溶接されてい
る。また、他方の端面に近い他の節点の位置において、
前記の金属線104,105と直交し対向する他の2つ
の金属面にそれぞれ金属線からなる支持線106,10
7がその面に垂直に溶接されている。これらの支持線1
04,105,106,107として、互いに直交する
屈折振動それぞれに対する影響を極力少なくするよう
に、細い金属線が用いられている。
【0006】図15は、従来の他の圧電振動角速度計の
振動子200を示す斜視図である。
振動子200を示す斜視図である。
【0007】この振動子200では、断面が三角形状の
金属柱201の各側面に圧電セラミック薄板202,2
03,204(圧電セラミック薄板203,204は図
15中には現れていない)がそれぞれ接合されている。
1つの圧電セラミック薄板204に振動子200を励振
するための駆動電圧を印加すると、金属三角柱201
は、圧電セラミック薄板204の接合面が凹凸になるよ
うに屈曲振動する。三角柱201の長手方向を軸として
角速度が作用すると、前述と同様にコリオリ力が発生
し、他の2つのセラミック薄板202,203にはコリ
オリ力に対応する互いに逆極性の電圧が発生する。支持
線205,206は、図14に示す前記従来の振動子1
00と同様に細い金属線であり、金属三角柱201の振
動の節点の位置における頂点の箇所で金属三角柱201
に溶接されている。。図14及び図15に示す従来の圧
電振動角速度計においては、支持線による金属角柱の屈
曲振動への影響を軽減するためには、支持線の径を極力
小さくする必要があった。支持線の径を大きくすれば、
支持線の影響を大きく受けて、当該支持線が溶接されて
いる金属角柱の屈曲振動が、本来の屈曲振動から大きく
ずれてしまうからである。しかし、支持線を細くするこ
とは振動子自身の耐振動特性及び耐衝撃特性を劣化させ
ることになる。また、支持線を金属柱に溶接するため、
その際の熱の影響により、本来は弾性定数の大きい支持
線の弾性定数が劣化してしまう(この劣化は、支持線の
径が小さいだけに大きくなる)。さらに、衝撃や振動に
よって、支持線が変形してしまい、振動子の位置や方向
が変化してしまうという致命的な影響を受ける。さらに
また、支持線の溶接時の熱が、金属角柱に接合されてい
る圧電セラミックの特性に悪影響を与えることにもな
る。
金属柱201の各側面に圧電セラミック薄板202,2
03,204(圧電セラミック薄板203,204は図
15中には現れていない)がそれぞれ接合されている。
1つの圧電セラミック薄板204に振動子200を励振
するための駆動電圧を印加すると、金属三角柱201
は、圧電セラミック薄板204の接合面が凹凸になるよ
うに屈曲振動する。三角柱201の長手方向を軸として
角速度が作用すると、前述と同様にコリオリ力が発生
し、他の2つのセラミック薄板202,203にはコリ
オリ力に対応する互いに逆極性の電圧が発生する。支持
線205,206は、図14に示す前記従来の振動子1
00と同様に細い金属線であり、金属三角柱201の振
動の節点の位置における頂点の箇所で金属三角柱201
に溶接されている。。図14及び図15に示す従来の圧
電振動角速度計においては、支持線による金属角柱の屈
曲振動への影響を軽減するためには、支持線の径を極力
小さくする必要があった。支持線の径を大きくすれば、
支持線の影響を大きく受けて、当該支持線が溶接されて
いる金属角柱の屈曲振動が、本来の屈曲振動から大きく
ずれてしまうからである。しかし、支持線を細くするこ
とは振動子自身の耐振動特性及び耐衝撃特性を劣化させ
ることになる。また、支持線を金属柱に溶接するため、
その際の熱の影響により、本来は弾性定数の大きい支持
線の弾性定数が劣化してしまう(この劣化は、支持線の
径が小さいだけに大きくなる)。さらに、衝撃や振動に
よって、支持線が変形してしまい、振動子の位置や方向
が変化してしまうという致命的な影響を受ける。さらに
また、支持線の溶接時の熱が、金属角柱に接合されてい
る圧電セラミックの特性に悪影響を与えることにもな
る。
【0008】そこで、従来、これらの欠点を除去すべ
く、実開平5−23030号公報や実開平5−7351
8号公報に記載された圧電振動角速度計が提案された。
く、実開平5−23030号公報や実開平5−7351
8号公報に記載された圧電振動角速度計が提案された。
【0009】実開平5−73518号公報に記載された
圧電振動角速度計は、断面円形状の圧電セラミック体の
周面上に複数の帯状電極を長手方向に施した振動子と、
該振動子を支持する支持部材とを備え、該支持部材が、
ゴム状弾性を有する電気絶縁材料からなり、所定の外形
を有するとともに、前記振動子の外径に略等しい径の貫
通孔を有し、該貫通孔に前記振動子の屈曲振動の節点を
位置させて支持するものである。また、実開平5−73
518号公報に記載された圧電振動角速度計は、円柱状
又は六角柱などの多角柱状の圧電セラミックス体の周面
に複数の帯状電極を長手方向に施した振動子と、該振動
子を支持する支持部材とを備え、前記圧電セラミックス
体の屈曲振動の節部に沿って所定間隔をおいて又は連続
して凹部を形成し、かつ、該凹部に嵌合するように軟弾
性の前記支持部材を配置するものである。
圧電振動角速度計は、断面円形状の圧電セラミック体の
周面上に複数の帯状電極を長手方向に施した振動子と、
該振動子を支持する支持部材とを備え、該支持部材が、
ゴム状弾性を有する電気絶縁材料からなり、所定の外形
を有するとともに、前記振動子の外径に略等しい径の貫
通孔を有し、該貫通孔に前記振動子の屈曲振動の節点を
位置させて支持するものである。また、実開平5−73
518号公報に記載された圧電振動角速度計は、円柱状
又は六角柱などの多角柱状の圧電セラミックス体の周面
に複数の帯状電極を長手方向に施した振動子と、該振動
子を支持する支持部材とを備え、前記圧電セラミックス
体の屈曲振動の節部に沿って所定間隔をおいて又は連続
して凹部を形成し、かつ、該凹部に嵌合するように軟弾
性の前記支持部材を配置するものである。
【0010】このように、実開平5−23030号公報
や実開平5−73518号公報に記載された圧電振動角
速度計では、支持線が用いられていないので、前述した
図14及び図15に示す圧電振動角速度計の前記欠点が
除去される。
や実開平5−73518号公報に記載された圧電振動角
速度計では、支持線が用いられていないので、前述した
図14及び図15に示す圧電振動角速度計の前記欠点が
除去される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記各公報に
記載された圧電振動角速度計では、円柱状又は六角柱な
どの多角柱状の圧電セラミックス体(振動子)の節点に
対応する位置において圧電セラミックス体の節部に沿っ
た全周に渡って、前記支持部材が圧電セラミックス体に
当接して圧電セラミックス体を支持している。すなわ
ち、振動子の支持箇所が、節点に対応する位置であるに
しても、点ではなく、振動子の実質的に全周に及んでい
る。本来振動子の振動は無拘束振動が望ましく、そのた
め、前述した図14及び図15に示す圧電振動角速度計
では支持線を用いて支持箇所を点にしていたのである
が、前記各公報に記載された圧電振動角速度計では、前
述したように振動子の支持箇所が振動子の実質的に全周
に及んでおり、振動子の振動は無拘束振動が望ましいと
いう趣旨を却って損ない、振動子の振動に悪影響を与え
る。
記載された圧電振動角速度計では、円柱状又は六角柱な
どの多角柱状の圧電セラミックス体(振動子)の節点に
対応する位置において圧電セラミックス体の節部に沿っ
た全周に渡って、前記支持部材が圧電セラミックス体に
当接して圧電セラミックス体を支持している。すなわ
ち、振動子の支持箇所が、節点に対応する位置であるに
しても、点ではなく、振動子の実質的に全周に及んでい
る。本来振動子の振動は無拘束振動が望ましく、そのた
め、前述した図14及び図15に示す圧電振動角速度計
では支持線を用いて支持箇所を点にしていたのである
が、前記各公報に記載された圧電振動角速度計では、前
述したように振動子の支持箇所が振動子の実質的に全周
に及んでおり、振動子の振動は無拘束振動が望ましいと
いう趣旨を却って損ない、振動子の振動に悪影響を与え
る。
【0012】なお、実開平5−73518号公報には、
六角柱などの多角柱の振動子の振動の節点に対応する位
置における前記振動子のそれぞれの頂角部分に支持部材
の貫通孔の周縁部に嵌合可能な切欠部(凹部)が形成さ
れ、前記支持部材の貫通孔の周縁部の一部が前記切欠部
に嵌合された、圧電振動角速度計が記載されている。し
かし、振動子が六角柱などの多角柱であるので、振動子
が円柱の場合と同様に、支持部材の貫通孔の周縁部のほ
ぼ全体が振動子に当接し、振動子の支持箇所が振動子の
実質的に全周に及ぶことになり、支持部材の貫通孔の周
縁部における前記頂角部分に対応する部分以外の部分と
前記振動子との間にも、実質的に間隙が形成されない。
六角柱などの多角柱の振動子の振動の節点に対応する位
置における前記振動子のそれぞれの頂角部分に支持部材
の貫通孔の周縁部に嵌合可能な切欠部(凹部)が形成さ
れ、前記支持部材の貫通孔の周縁部の一部が前記切欠部
に嵌合された、圧電振動角速度計が記載されている。し
かし、振動子が六角柱などの多角柱であるので、振動子
が円柱の場合と同様に、支持部材の貫通孔の周縁部のほ
ぼ全体が振動子に当接し、振動子の支持箇所が振動子の
実質的に全周に及ぶことになり、支持部材の貫通孔の周
縁部における前記頂角部分に対応する部分以外の部分と
前記振動子との間にも、実質的に間隙が形成されない。
【0013】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、振動子の支持による振動子の振動への影響を
大幅に少なくすることができる圧電振動角速度計を提供
することを目的とする。
たもので、振動子の支持による振動子の振動への影響を
大幅に少なくすることができる圧電振動角速度計を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第1の態様による圧電振動角速度計は、複
数の電極を有する四角柱状の振動子と、該振動子を支持
する支持部材とを備えた圧電振動角速度計であって、前
記支持部材は、ゴム状弾性を有する材料からなり、略円
形状の貫通孔を有するとともに所定の外形を有し、前記
振動子は前記支持部材の前記貫通孔に挿通され、前記振
動子の振動の節点に対応する位置における前記振動子の
4つの頂角部分のみが前記支持部材の前記貫通孔の周縁
部で支持され、該周縁部における前記4つの頂角部分に
対応する部分以外の部分と前記振動子との間には間隙が
形成されるものである。なお、前記支持部材が前記振動
子の電極と接触する場合には、前記支持部材は電気絶縁
材料からなることが好ましい。
め、本発明の第1の態様による圧電振動角速度計は、複
数の電極を有する四角柱状の振動子と、該振動子を支持
する支持部材とを備えた圧電振動角速度計であって、前
記支持部材は、ゴム状弾性を有する材料からなり、略円
形状の貫通孔を有するとともに所定の外形を有し、前記
振動子は前記支持部材の前記貫通孔に挿通され、前記振
動子の振動の節点に対応する位置における前記振動子の
4つの頂角部分のみが前記支持部材の前記貫通孔の周縁
部で支持され、該周縁部における前記4つの頂角部分に
対応する部分以外の部分と前記振動子との間には間隙が
形成されるものである。なお、前記支持部材が前記振動
子の電極と接触する場合には、前記支持部材は電気絶縁
材料からなることが好ましい。
【0015】本発明の第2の態様による圧電振動角速度
計は、前記第1の態様による圧電振動角速度計におい
て、前記支持部材の貫通孔の径が前記振動子の断面形状
の対角線の長さより若干小さいものである。
計は、前記第1の態様による圧電振動角速度計におい
て、前記支持部材の貫通孔の径が前記振動子の断面形状
の対角線の長さより若干小さいものである。
【0016】本発明の第3の態様による圧電振動角速度
計は、前記第1又は第2の態様による圧電振動角速度計
において、前記振動子の振動の節点に対応する位置にお
ける前記振動子の前記4つの頂角部分が接着剤で前記支
持部材の前記貫通孔の前記周縁部に接着されたものであ
る。
計は、前記第1又は第2の態様による圧電振動角速度計
において、前記振動子の振動の節点に対応する位置にお
ける前記振動子の前記4つの頂角部分が接着剤で前記支
持部材の前記貫通孔の前記周縁部に接着されたものであ
る。
【0017】本発明の第4の態様による圧電振動角速度
計は、前記第1乃至第3のいずれかの態様による圧電振
動角速度計において、前記振動子の振動の節点に対応す
る位置における前記振動子の前記4つの頂角部分には前
記支持部材の前記貫通孔の前記周縁部に嵌合可能な切欠
部が形成され、前記支持部材の前記貫通孔の前記周縁部
の一部が前記切欠部に嵌合されたものである。
計は、前記第1乃至第3のいずれかの態様による圧電振
動角速度計において、前記振動子の振動の節点に対応す
る位置における前記振動子の前記4つの頂角部分には前
記支持部材の前記貫通孔の前記周縁部に嵌合可能な切欠
部が形成され、前記支持部材の前記貫通孔の前記周縁部
の一部が前記切欠部に嵌合されたものである。
【0018】本発明の第5の態様による圧電振動角速度
計は、前記第1乃至第3のいずれかの態様による圧電振
動角速度計において、前記支持部材の前記貫通孔の前記
周縁部には前記振動子の振動の節点に対応する位置にお
ける前記振動子の前記4つの頂角部分に嵌合可能な切欠
部が形成され、前記振動子の前記4つの頂角部分が前記
切欠部に嵌合されたものである。
計は、前記第1乃至第3のいずれかの態様による圧電振
動角速度計において、前記支持部材の前記貫通孔の前記
周縁部には前記振動子の振動の節点に対応する位置にお
ける前記振動子の前記4つの頂角部分に嵌合可能な切欠
部が形成され、前記振動子の前記4つの頂角部分が前記
切欠部に嵌合されたものである。
【0019】本発明の第6の態様による圧電振動角速度
計は、前記第1乃至第5のいずれかの態様による圧電振
動角速度計において、前記支持部材の前記周縁部付近の
厚みが前記貫通孔に向かうほど薄いものである。
計は、前記第1乃至第5のいずれかの態様による圧電振
動角速度計において、前記支持部材の前記周縁部付近の
厚みが前記貫通孔に向かうほど薄いものである。
【0020】本発明の第7の態様による圧電振動角速度
計は、前記第1乃至第6のいずれかの態様による圧電振
動角速度計において、前記複数の電極にそれぞれ接続さ
れた複数の導線を更に備え、該複数の導線は、前記振動
子の振動の節点に対応する位置において、前記複数の電
極にそれぞれ接続されたものである。
計は、前記第1乃至第6のいずれかの態様による圧電振
動角速度計において、前記複数の電極にそれぞれ接続さ
れた複数の導線を更に備え、該複数の導線は、前記振動
子の振動の節点に対応する位置において、前記複数の電
極にそれぞれ接続されたものである。
【0021】本発明の第8の態様による圧電振動角速度
計は、前記第1乃至第7のいずれかの態様による圧電振
動角速度計において、前記振動子が、直方体形状の圧電
材料からなる第1及び第2の部材と、前記第1の部材の
第1の側面と前記第2の部材の第1の側面との間に挟ん
で形成された基準電極と、前記第1の部材の前記第1の
側面に相対する前記第1の部材の第2の側面、あるい
は、前記第1の部材の前記第1の側面と隣合う前記第1
の部材の第3及び第4の側面に形成されたコリオリ力検
出用電極と、前記第2の部材の前記第1の側面に相対す
る前記第2の部材の第2の側面に形成された振動子励振
用電極と、を備えたものである。
計は、前記第1乃至第7のいずれかの態様による圧電振
動角速度計において、前記振動子が、直方体形状の圧電
材料からなる第1及び第2の部材と、前記第1の部材の
第1の側面と前記第2の部材の第1の側面との間に挟ん
で形成された基準電極と、前記第1の部材の前記第1の
側面に相対する前記第1の部材の第2の側面、あるい
は、前記第1の部材の前記第1の側面と隣合う前記第1
の部材の第3及び第4の側面に形成されたコリオリ力検
出用電極と、前記第2の部材の前記第1の側面に相対す
る前記第2の部材の第2の側面に形成された振動子励振
用電極と、を備えたものである。
【0022】本発明の第9の態様による圧電振動角速度
計は、前記第8の態様による圧電振動角速度計におい
て、前記振動子が、前記第1の部材の前記第2の側面に
形成され前記コリオリ力検出用電極と独立した振動子励
振状態検出用電極を更に備えたものである。
計は、前記第8の態様による圧電振動角速度計におい
て、前記振動子が、前記第1の部材の前記第2の側面に
形成され前記コリオリ力検出用電極と独立した振動子励
振状態検出用電極を更に備えたものである。
【0023】本発明の第10の態様による圧電振動角速
度計は、前記第1乃至第7のいずれかの態様による圧電
振動角速度計において、前記振動子が、直方体形状の圧
電材料からなる第1の部材と、直方体形状の第2の部材
と、前記第1の部材の第1の側面と前記第2の部材の第
1の側面との間に挟んで形成された基準電極と、前記第
1の部材の前記第1の側面に相対する前記第1の部材の
第2の側面、あるいは、前記第1の部材の前記第1の側
面と隣合う前記第1の部材の第3及び第4の側面に形成
されたコリオリ力検出用電極と、前記第1の部材の前記
第2の側面に形成された振動子励振用電極と、を備えた
ものである。
度計は、前記第1乃至第7のいずれかの態様による圧電
振動角速度計において、前記振動子が、直方体形状の圧
電材料からなる第1の部材と、直方体形状の第2の部材
と、前記第1の部材の第1の側面と前記第2の部材の第
1の側面との間に挟んで形成された基準電極と、前記第
1の部材の前記第1の側面に相対する前記第1の部材の
第2の側面、あるいは、前記第1の部材の前記第1の側
面と隣合う前記第1の部材の第3及び第4の側面に形成
されたコリオリ力検出用電極と、前記第1の部材の前記
第2の側面に形成された振動子励振用電極と、を備えた
ものである。
【0024】
【作用】本発明の第1乃至第10の態様による圧電振動
角速度計によれば、四角柱状の振動子の4つの頂角部分
が支持部材の貫通孔の周縁部で支持されるので、前述し
た従来の支持線により支持された圧電振動角速度計に比
べて耐振動特性及び耐衝撃特性が向上する。また、振動
子に支持線を溶接するものではないので、溶接による不
都合が生じない。さらに、振動子の節点に対応する位置
において振動子が支持部材の貫通部の周縁部で支持され
るとともに、支持部材がゴム状弾性を有する材料からな
るので、振動子の支持による振動子の振動への影響が少
なくなる。
角速度計によれば、四角柱状の振動子の4つの頂角部分
が支持部材の貫通孔の周縁部で支持されるので、前述し
た従来の支持線により支持された圧電振動角速度計に比
べて耐振動特性及び耐衝撃特性が向上する。また、振動
子に支持線を溶接するものではないので、溶接による不
都合が生じない。さらに、振動子の節点に対応する位置
において振動子が支持部材の貫通部の周縁部で支持され
るとともに、支持部材がゴム状弾性を有する材料からな
るので、振動子の支持による振動子の振動への影響が少
なくなる。
【0025】そして、本発明の第1乃至第10の態様に
よる圧電振動角速度計によれば、前記各公報に記載され
た従来の圧電振動角速度計と異なり、振動子の4つの頂
角部分のみが支持部材の貫通孔の周縁部で支持され、該
周縁部における前記4つの頂角部分に対応する部分以外
の部分と前記振動子との間には間隙が形成されているの
で、支持部材の貫通孔の周縁部のごく一部のみが支持部
材に当接されるにすぎず、振動子の支持箇所は実質的に
わずか4点にすぎない。このため、本発明の第1乃至第
10の態様による圧電振動角速度計によれば、振動子の
振動が、前記各公報に記載された従来の圧電振動角速度
計に比べて、理想的な無拘束振動に極めて近づき、振動
子の振動への影響が著しく軽減される。
よる圧電振動角速度計によれば、前記各公報に記載され
た従来の圧電振動角速度計と異なり、振動子の4つの頂
角部分のみが支持部材の貫通孔の周縁部で支持され、該
周縁部における前記4つの頂角部分に対応する部分以外
の部分と前記振動子との間には間隙が形成されているの
で、支持部材の貫通孔の周縁部のごく一部のみが支持部
材に当接されるにすぎず、振動子の支持箇所は実質的に
わずか4点にすぎない。このため、本発明の第1乃至第
10の態様による圧電振動角速度計によれば、振動子の
振動が、前記各公報に記載された従来の圧電振動角速度
計に比べて、理想的な無拘束振動に極めて近づき、振動
子の振動への影響が著しく軽減される。
【0026】また、前記第2の態様のように、支持部材
の貫通孔の径を振動子の断面形状の対角線の長さより若
干小さくすると、振動子や支持部材に切欠部を形成せず
に振動子を支持部材の貫通孔内に圧入するだけで振動子
を支持部材に固定することが可能となるとともに、前記
第4の態様のような支持部材に形成した切欠部による支
持や前記第5の態様のような振動子に形成した切欠部に
よる支持が可能となる。
の貫通孔の径を振動子の断面形状の対角線の長さより若
干小さくすると、振動子や支持部材に切欠部を形成せず
に振動子を支持部材の貫通孔内に圧入するだけで振動子
を支持部材に固定することが可能となるとともに、前記
第4の態様のような支持部材に形成した切欠部による支
持や前記第5の態様のような振動子に形成した切欠部に
よる支持が可能となる。
【0027】もっとも、本発明では、前記第3の態様の
ように、振動子の4つの頂角部分を接着剤で支持部材の
貫通孔の周縁部に接着してもよい。この場合、接着剤と
しては接着後にゴム状弾性を有するものを用いることが
好ましい。
ように、振動子の4つの頂角部分を接着剤で支持部材の
貫通孔の周縁部に接着してもよい。この場合、接着剤と
しては接着後にゴム状弾性を有するものを用いることが
好ましい。
【0028】前記第4の態様によれば、振動子の頂角部
分の切欠部と支持部材の貫通孔の周縁部とが嵌合される
ので、強い振動や衝撃が加えられても振動子が一層ずれ
難い。
分の切欠部と支持部材の貫通孔の周縁部とが嵌合される
ので、強い振動や衝撃が加えられても振動子が一層ずれ
難い。
【0029】同様に、前記第5の態様によっても、振動
子の頂角部分と支持部材の貫通孔の周縁部の切欠部とが
嵌合されるので、強い振動や衝撃が加えられても振動子
が一層ずれ難い。そして、前記第4の態様では、製造時
に振動子に切欠部を形成するための特別な工程が必要で
あるのに対し、前記第5の態様では、支持部材の切欠部
は支持部材を一体成形する(ゴム状弾性を有する支持部
材は一体成形により製造できる場合が多い。)際に同時
に形成することができる。したがって、前記第5の態様
によれば、前記第4の態様に比べて製造が容易である。
子の頂角部分と支持部材の貫通孔の周縁部の切欠部とが
嵌合されるので、強い振動や衝撃が加えられても振動子
が一層ずれ難い。そして、前記第4の態様では、製造時
に振動子に切欠部を形成するための特別な工程が必要で
あるのに対し、前記第5の態様では、支持部材の切欠部
は支持部材を一体成形する(ゴム状弾性を有する支持部
材は一体成形により製造できる場合が多い。)際に同時
に形成することができる。したがって、前記第5の態様
によれば、前記第4の態様に比べて製造が容易である。
【0030】前記第6の態様によれば、支持部材の貫通
孔の周縁部付近の厚みが貫通孔に向かうほど薄くなって
いるので、支持部材における貫通孔から離れた部分の厚
みが比較的大きくても、支持部材が振動子の節点に対応
する位置以外の所を支持することがなく、振動子の振動
に与える影響を少なくすることができる。
孔の周縁部付近の厚みが貫通孔に向かうほど薄くなって
いるので、支持部材における貫通孔から離れた部分の厚
みが比較的大きくても、支持部材が振動子の節点に対応
する位置以外の所を支持することがなく、振動子の振動
に与える影響を少なくすることができる。
【0031】前記第7の態様によれば、複数の導線が、
振動子の振動の節点に対応する位置において振動子の電
極に接続されているので、振動子の振動に対する導線の
影響を少なくすることができる。このように導線を振動
子の振動の節点に対応する位置において電極に接続する
ことができるのは、振動子の4つの頂角部分のみが支持
部材の貫通孔の周縁部で支持され、該周縁部における前
記4つの頂角部分に対応する部分以外の部分と前記振動
子との間には間隙が形成されているので、この間隙を前
記導線の接続部を収容する収容空間として利用できるか
らである。この点、前記各公報に記載された従来の圧電
振動角速度計では、振動子の支持箇所が振動子の実質的
に全周に及んでおり、振動子と支持部材との間には実質
的に間隙が形成されていない。このため、前記各公報に
記載された従来の圧電振動角速度計では、導線を振動子
の節点に対応する位置以外の位置において電極と接続せ
ざるを得ず、振動子の振動に対する導線の影響が大き
い。
振動子の振動の節点に対応する位置において振動子の電
極に接続されているので、振動子の振動に対する導線の
影響を少なくすることができる。このように導線を振動
子の振動の節点に対応する位置において電極に接続する
ことができるのは、振動子の4つの頂角部分のみが支持
部材の貫通孔の周縁部で支持され、該周縁部における前
記4つの頂角部分に対応する部分以外の部分と前記振動
子との間には間隙が形成されているので、この間隙を前
記導線の接続部を収容する収容空間として利用できるか
らである。この点、前記各公報に記載された従来の圧電
振動角速度計では、振動子の支持箇所が振動子の実質的
に全周に及んでおり、振動子と支持部材との間には実質
的に間隙が形成されていない。このため、前記各公報に
記載された従来の圧電振動角速度計では、導線を振動子
の節点に対応する位置以外の位置において電極と接続せ
ざるを得ず、振動子の振動に対する導線の影響が大き
い。
【0032】振動子として、前記第8乃至第10の態様
の構造の振動子を採用すれば、両面に電極パターンが形
成された圧電板2枚を接合して切断するなどすることに
よって、一度に大量の振動子を製造することができると
ともに、反応性エッチング等による電極パターン形成、
精密切断機等による接合板の切断を行うことによって、
小型の振動子を再現性良く製造することができる。
の構造の振動子を採用すれば、両面に電極パターンが形
成された圧電板2枚を接合して切断するなどすることに
よって、一度に大量の振動子を製造することができると
ともに、反応性エッチング等による電極パターン形成、
精密切断機等による接合板の切断を行うことによって、
小型の振動子を再現性良く製造することができる。
【0033】さらに、第9の態様によれば、振動子がコ
リオリ力検出用電極と独立した振動子励振状態検出用電
極を備えているので、この振動子励振状態検出用電極か
らコリオリ力により変動しない安定した振動子励振状態
検出信号を直接得ることができ、この信号を、振動子を
自励振駆動する自励振駆動回路の入力信号として用いれ
ば、自励振駆動回路の構成を簡略化することができる。
リオリ力検出用電極と独立した振動子励振状態検出用電
極を備えているので、この振動子励振状態検出用電極か
らコリオリ力により変動しない安定した振動子励振状態
検出信号を直接得ることができ、この信号を、振動子を
自励振駆動する自励振駆動回路の入力信号として用いれ
ば、自励振駆動回路の構成を簡略化することができる。
【0034】
【実施例】以下、本発明による圧電振動角速度計につい
て、図面を参照して説明する。
て、図面を参照して説明する。
【0035】まず、本発明の一実施例による圧電振動角
速度計について、図1乃至図3を参照して説明する。
速度計について、図1乃至図3を参照して説明する。
【0036】図1は本実施例による圧電振動角速度計を
示し、図1(a)はその斜視図、図1(b)はその正面
図である。
示し、図1(a)はその斜視図、図1(b)はその正面
図である。
【0037】この圧電振動角速度計は、複数の電極5〜
8を有する四角柱状の振動子1と、振動子1を支持する
2つの支持部材2とを備えている。
8を有する四角柱状の振動子1と、振動子1を支持する
2つの支持部材2とを備えている。
【0038】まず、振動子1について、図2を参照して
説明する。図2は振動子1を示し、図2(a)はその斜
視図、図2(b)はその正面図である。
説明する。図2は振動子1を示し、図2(a)はその斜
視図、図2(b)はその正面図である。
【0039】図2に示すように、振動子1は、直方体形
状(厳密に直方体でなくてもよい)の圧電材料からなる
第1及び第2の部材3,4と、第1の部材3の第1の側
面(図2では下面)と第2の部材4の第1の側面(図2
では上面)との間に挟んで形成された基準電極5と、第
1の部材3の前記第1の側面に相対する前記第1の部材
の第2の側面(図2では上面)に形成された電極6,7
と、第2の部材4の前記第1の側面に相対する第2の部
材4の第2の側面(図2では下面)に形成された電極8
と、を備えている。
状(厳密に直方体でなくてもよい)の圧電材料からなる
第1及び第2の部材3,4と、第1の部材3の第1の側
面(図2では下面)と第2の部材4の第1の側面(図2
では上面)との間に挟んで形成された基準電極5と、第
1の部材3の前記第1の側面に相対する前記第1の部材
の第2の側面(図2では上面)に形成された電極6,7
と、第2の部材4の前記第1の側面に相対する第2の部
材4の第2の側面(図2では下面)に形成された電極8
と、を備えている。
【0040】本実施例では、第1及び第2の部材3,4
は、圧電セラミック(例えば、チタン酸ジルコン酸鉛
(PZT))からなり、それらの厚みは0.5mm、幅
は1.0mm、長さは9.0mmとされている。もっと
も、本発明では、このような寸法に限定されるものでは
ない。第1の部材3の分極方向は図2中の上方向、第2
の部材4の分極方向は図2中の下方向である。電極6,
7は、第1の部材3の上面の両側に、第1の部材3の長
さ方向と平行に銀ペーストで形成され、それぞれの幅が
0.3mmとされている。電極8は、第2の部材4の下
面の全面に銀ペーストで形成されている。電極8は、第
1の部材3の下面の全面に予め形成された銀ペーストと
第2の部材4の上面の全面に予め形成された銀ペースト
とを、エポキシ性接着剤等の接着剤(図示せず)により
接合した構造とされている。前記接着剤による振動子の
振動への影響を極力なくすために、前記接着剤として粘
度の低いものを用いることが好ましい。なお、前記接着
剤自体が導電性を有していなくても、接着の際に適当に
圧力を加えることにより、第1の部材3の下面に形成さ
れた銀ペーストと第2の部材4の上面に形成された銀ペ
ーストとの間には接着剤が介在せずに直接接触する多く
の微小領域が存在し、両者は電気的に接続されることに
なる。もっとも、前記接着剤として導電性接着剤を用い
てもよい。
は、圧電セラミック(例えば、チタン酸ジルコン酸鉛
(PZT))からなり、それらの厚みは0.5mm、幅
は1.0mm、長さは9.0mmとされている。もっと
も、本発明では、このような寸法に限定されるものでは
ない。第1の部材3の分極方向は図2中の上方向、第2
の部材4の分極方向は図2中の下方向である。電極6,
7は、第1の部材3の上面の両側に、第1の部材3の長
さ方向と平行に銀ペーストで形成され、それぞれの幅が
0.3mmとされている。電極8は、第2の部材4の下
面の全面に銀ペーストで形成されている。電極8は、第
1の部材3の下面の全面に予め形成された銀ペーストと
第2の部材4の上面の全面に予め形成された銀ペースト
とを、エポキシ性接着剤等の接着剤(図示せず)により
接合した構造とされている。前記接着剤による振動子の
振動への影響を極力なくすために、前記接着剤として粘
度の低いものを用いることが好ましい。なお、前記接着
剤自体が導電性を有していなくても、接着の際に適当に
圧力を加えることにより、第1の部材3の下面に形成さ
れた銀ペーストと第2の部材4の上面に形成された銀ペ
ーストとの間には接着剤が介在せずに直接接触する多く
の微小領域が存在し、両者は電気的に接続されることに
なる。もっとも、前記接着剤として導電性接着剤を用い
てもよい。
【0041】振動子1は、このような構造を有している
ので、一度に大量に製造することができる。すなわち、
電極6,7の電極パターン及び電極5の一部を構成する
電極パターンを予め多数の振動子1の分形成した圧電板
と、電極8の電極パターン及び電極5の他の一部を構成
する電極パターンを予め多数の振動子1の分形成した圧
電板とを前記接着剤にて接合し、この接合板を個々の振
動子1に切断することによって、一度に大量の振動子1
を製造することができる。また、反応性エッチング等に
よる電極パターン形成、精密切断機等による接合板の切
断を行うことによって、小型の振動子1を再現性良く製
造することができる。
ので、一度に大量に製造することができる。すなわち、
電極6,7の電極パターン及び電極5の一部を構成する
電極パターンを予め多数の振動子1の分形成した圧電板
と、電極8の電極パターン及び電極5の他の一部を構成
する電極パターンを予め多数の振動子1の分形成した圧
電板とを前記接着剤にて接合し、この接合板を個々の振
動子1に切断することによって、一度に大量の振動子1
を製造することができる。また、反応性エッチング等に
よる電極パターン形成、精密切断機等による接合板の切
断を行うことによって、小型の振動子1を再現性良く製
造することができる。
【0042】この振動子1では、電極5が基準電極(ア
ース電極)、電極6,7がコリオリ力検出用電極、電極
8が振動子励振用電極として、用いられる。電極5を基
準電極として、電極8に励振用電圧(駆動電圧)を印加
すると、第2の部材4が電極5,8の面と垂直な方向
(図2中の上下方向)に屈曲振動し、したがって、振動
子1の全体がこの方向に屈曲振動する。部材3,4の長
さ方向に延びた任意の軸を中心として振動子1が回転し
たとすると、部材3,4の幅方向にコリオリ力が発生
し、このコリオリ力により振動子1がこの方向に屈折振
動が発生する。この屈折振動により、コリオリ力に対応
する信号(電圧)が逆位相でそれぞれ電極6,7に発生
する。電極6,7に発生する電圧には、この信号のみな
らず、電極5,8の面と垂直な方向の振動子1の屈曲振
動(励振)による電圧も含まれるが、電極6の電圧と電
極7の電圧との差動をとって励振による成分をキャンセ
ルすることにより、コリオリ力に対応する信号のみを得
ることができ、したがって、振動子1の回転速度(角速
度)を測定することができる。
ース電極)、電極6,7がコリオリ力検出用電極、電極
8が振動子励振用電極として、用いられる。電極5を基
準電極として、電極8に励振用電圧(駆動電圧)を印加
すると、第2の部材4が電極5,8の面と垂直な方向
(図2中の上下方向)に屈曲振動し、したがって、振動
子1の全体がこの方向に屈曲振動する。部材3,4の長
さ方向に延びた任意の軸を中心として振動子1が回転し
たとすると、部材3,4の幅方向にコリオリ力が発生
し、このコリオリ力により振動子1がこの方向に屈折振
動が発生する。この屈折振動により、コリオリ力に対応
する信号(電圧)が逆位相でそれぞれ電極6,7に発生
する。電極6,7に発生する電圧には、この信号のみな
らず、電極5,8の面と垂直な方向の振動子1の屈曲振
動(励振)による電圧も含まれるが、電極6の電圧と電
極7の電圧との差動をとって励振による成分をキャンセ
ルすることにより、コリオリ力に対応する信号のみを得
ることができ、したがって、振動子1の回転速度(角速
度)を測定することができる。
【0043】なお、部材3,4の材料としては、駆動電
圧印加により効果的に振動子1が振動するためと、振動
子1の振動による発生電圧が大きく取れるように、それ
ぞれQの大きい圧電材料が選択される。また、振動子1
の厚み方向の共振周波数と幅方向の共振周波数をほぼ一
致させることが好ましい。両者を一致させると、振動子
1の断面は、略正方形になる。この周波数合わせは、例
えば、振動子2を振動させながら側面をレーザー等で削
ることにより共振周波数を調整することによって、行わ
れる。なお、本実施例では、前記周波数合わせが行われ
ており、振動子2の励振による屈曲振動の節点とコリオ
リ力による屈曲振動の節点と略一致し、この節点は2箇
所存在している。
圧印加により効果的に振動子1が振動するためと、振動
子1の振動による発生電圧が大きく取れるように、それ
ぞれQの大きい圧電材料が選択される。また、振動子1
の厚み方向の共振周波数と幅方向の共振周波数をほぼ一
致させることが好ましい。両者を一致させると、振動子
1の断面は、略正方形になる。この周波数合わせは、例
えば、振動子2を振動させながら側面をレーザー等で削
ることにより共振周波数を調整することによって、行わ
れる。なお、本実施例では、前記周波数合わせが行われ
ており、振動子2の励振による屈曲振動の節点とコリオ
リ力による屈曲振動の節点と略一致し、この節点は2箇
所存在している。
【0044】次に、支持部材2について、図3を参照し
て説明する。図3は支持部材2を示し、図3(a)はそ
の斜視図、図3(b)はその平面図、図3(c)はその
断面図である。なお、図3(d),(e)は、それぞれ
支持部材2の変形例を示す断面図である。
て説明する。図3は支持部材2を示し、図3(a)はそ
の斜視図、図3(b)はその平面図、図3(c)はその
断面図である。なお、図3(d),(e)は、それぞれ
支持部材2の変形例を示す断面図である。
【0045】支持部材2は、ゴム状弾性を有する材料か
らなる。本実施例では、支持部材2は、図1に示すよう
に電極6,7,8と接触するので、電気絶縁材料からな
ることが好ましい。支持部材2は、例えば、シリコーン
樹脂材料で作製することができる。もっとも、本発明で
は、支持部材が電極に接触しない場合には、導電材料で
作製することもできる。
らなる。本実施例では、支持部材2は、図1に示すよう
に電極6,7,8と接触するので、電気絶縁材料からな
ることが好ましい。支持部材2は、例えば、シリコーン
樹脂材料で作製することができる。もっとも、本発明で
は、支持部材が電極に接触しない場合には、導電材料で
作製することもできる。
【0046】本実施例では、支持部材2は、図3
(a),(b),(c)に示すように、全体的に厚みの
薄い一辺3.0mmの正方形の板状に構成されている。
支持部材2は、その中央に振動子1の断面形状の対角線
の長さより若干小さい径の貫通孔9を有している。支持
部材2の貫通孔9の周縁部には、振動子1の4つの頂角
部分に嵌合可能な切欠部10が形成されている。なお、
支持部材2は、通常一体成形により製造することができ
るが、その一体成形の際に切欠部10を同時に形成する
ことができるので、製造が容易である。
(a),(b),(c)に示すように、全体的に厚みの
薄い一辺3.0mmの正方形の板状に構成されている。
支持部材2は、その中央に振動子1の断面形状の対角線
の長さより若干小さい径の貫通孔9を有している。支持
部材2の貫通孔9の周縁部には、振動子1の4つの頂角
部分に嵌合可能な切欠部10が形成されている。なお、
支持部材2は、通常一体成形により製造することができ
るが、その一体成形の際に切欠部10を同時に形成する
ことができるので、製造が容易である。
【0047】なお、支持部材2の断面形状を、例えば図
3(d)又は(e)に示すように変更してもよい。図3
(d)の場合には、支持部材2の貫通孔9の周縁部付近
の厚みが貫通孔9に向かうほど薄くなり、貫通孔9の周
縁で鋭角に尖っている。図3(e)の場合には、支持部
材2の貫通孔9の周縁部付近の厚みが貫通孔9に向かう
ほど薄くなり、貫通孔9の周縁で若干厚みを有してい
る。
3(d)又は(e)に示すように変更してもよい。図3
(d)の場合には、支持部材2の貫通孔9の周縁部付近
の厚みが貫通孔9に向かうほど薄くなり、貫通孔9の周
縁で鋭角に尖っている。図3(e)の場合には、支持部
材2の貫通孔9の周縁部付近の厚みが貫通孔9に向かう
ほど薄くなり、貫通孔9の周縁で若干厚みを有してい
る。
【0048】そして、図1に示すように、振動子1が、
2つの支持部材2の貫通孔9に挿通され、振動子1の振
動の節点に対応する位置における振動子1の4つの頂角
部分のみが支持部材2の貫通孔9の周縁部で支持され、
該周縁部における前記4つの頂角部分に対応する部分以
外の部分と振動子1との間には間隙が形成される。その
際、振動子1の頂角部分が各支持部材2の切欠部10に
嵌合される。
2つの支持部材2の貫通孔9に挿通され、振動子1の振
動の節点に対応する位置における振動子1の4つの頂角
部分のみが支持部材2の貫通孔9の周縁部で支持され、
該周縁部における前記4つの頂角部分に対応する部分以
外の部分と振動子1との間には間隙が形成される。その
際、振動子1の頂角部分が各支持部材2の切欠部10に
嵌合される。
【0049】なお、本実施例では、支持部材2の切欠部
10の大きさ及び形状は、振動子1の頂角部分が各支持
部材2の切欠部10に嵌合されたときに切欠部10付近
が弾性変形し、その復元力により振動子1と支持部材2
との間が固定される(すなわち、圧入により固定され
る)ように定められている。もっとも、このような弾性
変形が生じないように支持部材2の切欠部10の大きさ
及び形状を定めてもよく、その場合には、必要に応じて
接着剤で接着固定すればよい。接着剤としては、振動子
2の振動に影響を与えないように、接着後にゴム状弾性
を有する接着剤、例えば、シリコーン樹脂系の接着剤を
用いることが好ましい。なお、支持部材2の切欠部10
の大きさ及び形状を前述したような弾性変形が生ずるよ
うに定めた場合においても、接着剤を用いてもよい。
10の大きさ及び形状は、振動子1の頂角部分が各支持
部材2の切欠部10に嵌合されたときに切欠部10付近
が弾性変形し、その復元力により振動子1と支持部材2
との間が固定される(すなわち、圧入により固定され
る)ように定められている。もっとも、このような弾性
変形が生じないように支持部材2の切欠部10の大きさ
及び形状を定めてもよく、その場合には、必要に応じて
接着剤で接着固定すればよい。接着剤としては、振動子
2の振動に影響を与えないように、接着後にゴム状弾性
を有する接着剤、例えば、シリコーン樹脂系の接着剤を
用いることが好ましい。なお、支持部材2の切欠部10
の大きさ及び形状を前述したような弾性変形が生ずるよ
うに定めた場合においても、接着剤を用いてもよい。
【0050】電極6,7には細い導線11,12の端部
を図1に示す位置にそれぞれ半田付けし、これらの導線
11、12を電圧取り出し線とする。電極5の側面露出
部分にも同様に細い導線13を半田付けし、この導線1
3をアース線とする。電極8にも同様に細い導線14を
半田付けし、この導線14を振動電圧印加用とする。導
線振動子11〜14を振動子1に接続することによる、
振動子1の振動の所望の振動よりのずれを最小に抑える
ことが望ましいため、導線11〜14の材料としては、
弾性定数の大きい材料に比べて、熱処理等によりなまし
て柔らかくした材料を用いることが好ましい。
を図1に示す位置にそれぞれ半田付けし、これらの導線
11、12を電圧取り出し線とする。電極5の側面露出
部分にも同様に細い導線13を半田付けし、この導線1
3をアース線とする。電極8にも同様に細い導線14を
半田付けし、この導線14を振動電圧印加用とする。導
線振動子11〜14を振動子1に接続することによる、
振動子1の振動の所望の振動よりのずれを最小に抑える
ことが望ましいため、導線11〜14の材料としては、
弾性定数の大きい材料に比べて、熱処理等によりなまし
て柔らかくした材料を用いることが好ましい。
【0051】なお、2つの支持部材2は、図示しない台
に接着剤にて固定される。振動子1が支持部材2により
支持された際に、図1(b)で見て、支持部材1,2の
下部の端面(前記台への固定面)と部材10の電極5〜
8が形成された面と平行になっていることが必要なの
で、支持部材2の貫通孔9の周縁部の切欠部10の位置
は、前もって精度良く形成しておくことが好ましい。本
実施例では、一旦組み立てた後では、平行出しはできな
いからである。
に接着剤にて固定される。振動子1が支持部材2により
支持された際に、図1(b)で見て、支持部材1,2の
下部の端面(前記台への固定面)と部材10の電極5〜
8が形成された面と平行になっていることが必要なの
で、支持部材2の貫通孔9の周縁部の切欠部10の位置
は、前もって精度良く形成しておくことが好ましい。本
実施例では、一旦組み立てた後では、平行出しはできな
いからである。
【0052】以上説明した図1に示す圧電振動角速度計
によれば、四角柱状の振動子1の4つの頂角部分が支持
部材2の貫通孔9の周縁部で支持されるので、前述した
従来の支持線により支持された圧電振動角速度計に比べ
て耐振動特性及び耐衝撃特性が向上する。また、振動子
1に支持線を溶接するものではないので、溶接による不
都合が生じない。さらに、振動子1の節点に対応する位
置において振動子1が支持部材2の貫通部9の周縁部で
支持されるとともに、支持部材2がゴム状弾性を有する
材料からなるので、振動子1の支持による振動子1の振
動への影響が少なくなる。
によれば、四角柱状の振動子1の4つの頂角部分が支持
部材2の貫通孔9の周縁部で支持されるので、前述した
従来の支持線により支持された圧電振動角速度計に比べ
て耐振動特性及び耐衝撃特性が向上する。また、振動子
1に支持線を溶接するものではないので、溶接による不
都合が生じない。さらに、振動子1の節点に対応する位
置において振動子1が支持部材2の貫通部9の周縁部で
支持されるとともに、支持部材2がゴム状弾性を有する
材料からなるので、振動子1の支持による振動子1の振
動への影響が少なくなる。
【0053】そして、振動子1の4つの頂角部分のみが
支持部材2の貫通孔9の周縁部で支持され、該周縁部に
おける4つの頂角部分に対応する部分以外の部分と振動
子1との間には間隙が形成されているので、支持部材2
の貫通孔9の周縁部のごく一部のみが支持部材2に当接
されるにすぎず、振動子1の支持箇所は実質的にわずか
4点にすぎない。このため、振動子1の振動が理想的な
無拘束振動に近づき、振動子1の振動への影響が著しく
軽減される。
支持部材2の貫通孔9の周縁部で支持され、該周縁部に
おける4つの頂角部分に対応する部分以外の部分と振動
子1との間には間隙が形成されているので、支持部材2
の貫通孔9の周縁部のごく一部のみが支持部材2に当接
されるにすぎず、振動子1の支持箇所は実質的にわずか
4点にすぎない。このため、振動子1の振動が理想的な
無拘束振動に近づき、振動子1の振動への影響が著しく
軽減される。
【0054】なお、図1に示す圧電振動角速度計は、図
3(c)に示すように支持部材2が全体的に厚みの薄い
板状に構成されているので、支持部材2が振動子1の節
点に対応する位置以外の所を支持することがなく、振動
子1の振動に与える影響を少なくすることができる。ま
た、支持部材2の形状を図3(d),(e)に示す形状
にすれば、支持部材2の貫通孔9の周縁部付近の厚みが
貫通孔9に向かうほど薄くなっているので、支持部材2
における貫通孔9から離れた部分の厚みが比較的大きく
ても、支持部材2が振動子1の節点に対応する位置以外
の所を支持することがなく、振動子1の振動に与える影
響を少なくすることができる。
3(c)に示すように支持部材2が全体的に厚みの薄い
板状に構成されているので、支持部材2が振動子1の節
点に対応する位置以外の所を支持することがなく、振動
子1の振動に与える影響を少なくすることができる。ま
た、支持部材2の形状を図3(d),(e)に示す形状
にすれば、支持部材2の貫通孔9の周縁部付近の厚みが
貫通孔9に向かうほど薄くなっているので、支持部材2
における貫通孔9から離れた部分の厚みが比較的大きく
ても、支持部材2が振動子1の節点に対応する位置以外
の所を支持することがなく、振動子1の振動に与える影
響を少なくすることができる。
【0055】次に、本発明の他の実施例による圧電振動
角速度計について、図4を参照して説明する。
角速度計について、図4を参照して説明する。
【0056】図4は本実施例による圧電振動角速度計を
示し、図4(a)はその斜視図、図4(b)はその正面
図である。図4において、図1中の構成要素と同一構成
要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
示し、図4(a)はその斜視図、図4(b)はその正面
図である。図4において、図1中の構成要素と同一構成
要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0057】図4に示す圧電振動角速度計が図1に示す
圧電振動角速度計と異なる所は、導線11〜14の接続
位置のみである。すなわち、図4に示す圧電振動角速度
計では、振動子1の振動の節点に対応する位置におい
て、電極5〜8にそれぞれ接続されている。したがっ
て、導線11〜14が振動子1の振動の節点に対応しな
い位置において電極6,7,5,8にそれぞれ接続され
ていた図1に示す圧電振動角速度計に比べて、振動子1
の振動に対する導線の影響を著しく少なくすることがで
きる。
圧電振動角速度計と異なる所は、導線11〜14の接続
位置のみである。すなわち、図4に示す圧電振動角速度
計では、振動子1の振動の節点に対応する位置におい
て、電極5〜8にそれぞれ接続されている。したがっ
て、導線11〜14が振動子1の振動の節点に対応しな
い位置において電極6,7,5,8にそれぞれ接続され
ていた図1に示す圧電振動角速度計に比べて、振動子1
の振動に対する導線の影響を著しく少なくすることがで
きる。
【0058】図4(b)から理解できるように、支持部
材2と振動子1とが接触、固定されるのは振動子1の4
つの頂角部近傍に限定されるため、支持部材2の貫通孔
9内に導線11〜14の接続部(本例では半田付着部)
が納まる空間を確保することができる。
材2と振動子1とが接触、固定されるのは振動子1の4
つの頂角部近傍に限定されるため、支持部材2の貫通孔
9内に導線11〜14の接続部(本例では半田付着部)
が納まる空間を確保することができる。
【0059】図4に示す例では、全ての導線11〜14
が振動子1の同じ節点に対応する位置において電極6,
7,5,8にそれぞれ接続されているが、他の節点に対
応する位置において一部の導線を電極に接続してもよ
い。
が振動子1の同じ節点に対応する位置において電極6,
7,5,8にそれぞれ接続されているが、他の節点に対
応する位置において一部の導線を電極に接続してもよ
い。
【0060】なお、図4に示す圧電振動角速度計を製造
する場合には、支持部材2の貫通孔9に挿通させる前
に、振動子の節点の位置において予め導線11〜14を
電極6,7,5,8に半田付けしておけば、製造が容易
となる。
する場合には、支持部材2の貫通孔9に挿通させる前
に、振動子の節点の位置において予め導線11〜14を
電極6,7,5,8に半田付けしておけば、製造が容易
となる。
【0061】図1や図4に示す圧電振動角速度計では、
図3(a),(b),(c)に示す支持部材2が用いら
れていたが、代わりに、図5に示す支持部材21を用い
てもよい。
図3(a),(b),(c)に示す支持部材2が用いら
れていたが、代わりに、図5に示す支持部材21を用い
てもよい。
【0062】図5は、この支持部材21を示す斜視図で
ある。図5において、図3中の構成要素と同一構成要素
には同一符号を付し、その説明は省略する。
ある。図5において、図3中の構成要素と同一構成要素
には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0063】この支持部材21が前記支持部材2と異な
る所は、支持部材21では、外形が四角形ではなく円形
とされている点のみである。支持部材2に代えて支持部
材21を用いれば、支持部材2の外形が円形であるた
め、振動子1を支持した支持部材2が図示しない台に対
して回転可能であることから、振動子1を支持した支持
部材21を前記台へ取り付ける際に、すなわち、製造時
の組立の最終段階で、前記台の面と振動子2の電極5〜
8の面とが平行になるように調整(平行出し)すること
ができる。このため、その調整が容易に行えるという利
点がある。
る所は、支持部材21では、外形が四角形ではなく円形
とされている点のみである。支持部材2に代えて支持部
材21を用いれば、支持部材2の外形が円形であるた
め、振動子1を支持した支持部材2が図示しない台に対
して回転可能であることから、振動子1を支持した支持
部材21を前記台へ取り付ける際に、すなわち、製造時
の組立の最終段階で、前記台の面と振動子2の電極5〜
8の面とが平行になるように調整(平行出し)すること
ができる。このため、その調整が容易に行えるという利
点がある。
【0064】また、図1や図4に示す圧電振動角速度計
において、図3(a),(b),(c)に示す支持部材
2の代わりに、図6(a),(b)に示す支持部材22
を用いてもよい。
において、図3(a),(b),(c)に示す支持部材
2の代わりに、図6(a),(b)に示す支持部材22
を用いてもよい。
【0065】図6は支持部材22を示す図であり、図6
(a)はその斜視図、図6(b)はその断面図である。
なお、図6(c),(d)は、それぞれ支持部材22の
変形例を示す断面図である。図6において、図3中の構
成要素と同一又は対応する構成要素には同一符号を付し
ている。
(a)はその斜視図、図6(b)はその断面図である。
なお、図6(c),(d)は、それぞれ支持部材22の
変形例を示す断面図である。図6において、図3中の構
成要素と同一又は対応する構成要素には同一符号を付し
ている。
【0066】この支持部材22が前記支持部材2と異な
る所は、支持部材22では、中央に貫通孔9が設けられ
ているだけで、貫通孔9の周縁部には、図3に示す支持
部材2で形成されていた切欠部10が形成されていない
点のみである。
る所は、支持部材22では、中央に貫通孔9が設けられ
ているだけで、貫通孔9の周縁部には、図3に示す支持
部材2で形成されていた切欠部10が形成されていない
点のみである。
【0067】この支持部材22を用いた場合にも、貫通
孔9の径を振動子1の断面形状の対角線の長さより若干
小さくしておけば、振動子1を貫通孔9内に圧入するだ
けで振動子1を支持部材22に固定することができる。
もっとも、この場合においても、振動子1の4つの頂角
部分を接着剤で支持部材22の貫通孔9の周縁部に接着
してもよい。支持部材22の貫通孔9の径を振動子1断
面形状の対角線の長さと実質的に等しいかあるいは該対
角線より若干大きくしておいてもよく、その場合には、
振動子1の4つの頂角部分を接着剤で支持部材22の貫
通孔9の周縁部に接着すればよい。接着剤としては、振
動子2の振動に影響を与えないように、接着後にゴム状
弾性を有する接着剤、例えば、シリコーン樹脂系の接着
剤を用いることが好ましい。
孔9の径を振動子1の断面形状の対角線の長さより若干
小さくしておけば、振動子1を貫通孔9内に圧入するだ
けで振動子1を支持部材22に固定することができる。
もっとも、この場合においても、振動子1の4つの頂角
部分を接着剤で支持部材22の貫通孔9の周縁部に接着
してもよい。支持部材22の貫通孔9の径を振動子1断
面形状の対角線の長さと実質的に等しいかあるいは該対
角線より若干大きくしておいてもよく、その場合には、
振動子1の4つの頂角部分を接着剤で支持部材22の貫
通孔9の周縁部に接着すればよい。接着剤としては、振
動子2の振動に影響を与えないように、接着後にゴム状
弾性を有する接着剤、例えば、シリコーン樹脂系の接着
剤を用いることが好ましい。
【0068】なお、支持部材2の場合と同様に、支持部
材22の断面形状を、例えば図6(c)又は(d)に示
すように変更してもよい。図6(c)の場合には、支持
部材22の貫通孔9の周縁部付近の厚みが貫通孔9に向
かうほど薄くなり、貫通孔9の周縁で鋭角に尖ってい
る。図6(d)の場合には、支持部材22の貫通孔9の
周縁部付近の厚みが貫通孔9に向かうほど薄くなり、貫
通孔9の周縁で若干厚みを有している。
材22の断面形状を、例えば図6(c)又は(d)に示
すように変更してもよい。図6(c)の場合には、支持
部材22の貫通孔9の周縁部付近の厚みが貫通孔9に向
かうほど薄くなり、貫通孔9の周縁で鋭角に尖ってい
る。図6(d)の場合には、支持部材22の貫通孔9の
周縁部付近の厚みが貫通孔9に向かうほど薄くなり、貫
通孔9の周縁で若干厚みを有している。
【0069】図1や図4に示す圧電振動角速度計では、
図2に示す振動子1が用いられていたが、代わりに、図
7に示す振動子23を用いてもよい。
図2に示す振動子1が用いられていたが、代わりに、図
7に示す振動子23を用いてもよい。
【0070】図7は振動子23を示し、図7(a)はそ
の斜視図、図7(b)はその正面図である。図7におい
て、図2中の構成要素と同一構成要素には同一符号を付
し、その説明は省略する。
の斜視図、図7(b)はその正面図である。図7におい
て、図2中の構成要素と同一構成要素には同一符号を付
し、その説明は省略する。
【0071】この振動子23が前記振動子1と異なる所
は、振動子23では、振動子励振状態検出用電極24が
追加されている点のみである。すなわち、振動子23で
は、第1の部材3の第2の側面(図7では上面)に、コ
リオリ力検出用電極6,7と独立した振動子励振状態検
出用電極24が形成されている。本例では、電極24
は、第1の部材3の上面の中央に第1の部材3の長さ方
向と平行に銀ペーストで形成され、その幅も0.3mm
とされている。
は、振動子23では、振動子励振状態検出用電極24が
追加されている点のみである。すなわち、振動子23で
は、第1の部材3の第2の側面(図7では上面)に、コ
リオリ力検出用電極6,7と独立した振動子励振状態検
出用電極24が形成されている。本例では、電極24
は、第1の部材3の上面の中央に第1の部材3の長さ方
向と平行に銀ペーストで形成され、その幅も0.3mm
とされている。
【0072】電極24は、第1の部材3の上面の中央に
形成されているので、コリオリ力による部材3,4の幅
方向の屈曲振動によっては電圧変動がなく、電極5,8
の面と垂直な方向の振動子23の屈曲振動(励振)によ
る信号が電極24から直接得られる。すなわち、電極2
4からは、コリオリ力により変動しない安定した振動子
励振状態検出信号を直接得ることができる。したがっ
て、この信号を、振動子23を自励振駆動する自励振駆
動回路の入力信号として用いれば、自励振駆動回路の構
成を簡略化することができる。
形成されているので、コリオリ力による部材3,4の幅
方向の屈曲振動によっては電圧変動がなく、電極5,8
の面と垂直な方向の振動子23の屈曲振動(励振)によ
る信号が電極24から直接得られる。すなわち、電極2
4からは、コリオリ力により変動しない安定した振動子
励振状態検出信号を直接得ることができる。したがっ
て、この信号を、振動子23を自励振駆動する自励振駆
動回路の入力信号として用いれば、自励振駆動回路の構
成を簡略化することができる。
【0073】なお、図2に示す振動子1では、自励振駆
動する場合には、コリオリ力検出用電極6,7が振動子
励振状態検出用電極として兼用される。すなわち、既に
説明したように、電極6,7には、コリオリ力に対応す
る信号(電圧)が逆位相でそれぞれ発生するとともに、
電極5,8の面と垂直な方向の振動子1の屈曲振動(励
振)による電圧も同相でそれぞれ発生するので、電極6
の電圧と電極7の電圧の和をとってコリオリ力による成
分をキャンセルすることにより、振動子励振状態検出信
号を得ることができる。この場合、自励振駆動回路にお
いて前記和を取る回路を設けなければならず、振動子2
3を用いる場合に比べて自励振駆動回路の構成がやや複
雑となる。
動する場合には、コリオリ力検出用電極6,7が振動子
励振状態検出用電極として兼用される。すなわち、既に
説明したように、電極6,7には、コリオリ力に対応す
る信号(電圧)が逆位相でそれぞれ発生するとともに、
電極5,8の面と垂直な方向の振動子1の屈曲振動(励
振)による電圧も同相でそれぞれ発生するので、電極6
の電圧と電極7の電圧の和をとってコリオリ力による成
分をキャンセルすることにより、振動子励振状態検出信
号を得ることができる。この場合、自励振駆動回路にお
いて前記和を取る回路を設けなければならず、振動子2
3を用いる場合に比べて自励振駆動回路の構成がやや複
雑となる。
【0074】図1や図4に示す圧電振動角速度計におい
て、図2に示す振動子1の代わりに、図8に示す振動子
25を用いてもよい。
て、図2に示す振動子1の代わりに、図8に示す振動子
25を用いてもよい。
【0075】図8は振動子25を示し、図8(a)はそ
の斜視図、図8(b)はその正面図である。図8におい
て、図2中の構成要素と同一又は対応する構成要素には
同一符号を付し、その説明は省略する。
の斜視図、図8(b)はその正面図である。図8におい
て、図2中の構成要素と同一又は対応する構成要素には
同一符号を付し、その説明は省略する。
【0076】この振動子25が前記振動子1と異なる所
は、電極6,7が、第1の部材3の上面(第2の側面)
にではなく、第1の部材3の第1の側面(下面)と隣合
う第1の部材3の第3及び第4の側面にそれぞれ形成さ
れている点のみである。しかしながら、振動子25が振
動子1と実質的に等価であることは、明白である。
は、電極6,7が、第1の部材3の上面(第2の側面)
にではなく、第1の部材3の第1の側面(下面)と隣合
う第1の部材3の第3及び第4の側面にそれぞれ形成さ
れている点のみである。しかしながら、振動子25が振
動子1と実質的に等価であることは、明白である。
【0077】図1や図4に示す圧電振動角速度計におい
て、図2に示す振動子1の代わりに、図9に示す振動子
26を用いてもよい。
て、図2に示す振動子1の代わりに、図9に示す振動子
26を用いてもよい。
【0078】図9は振動子26を示し、図9(a)はそ
の斜視図、図9(b)はその正面図である。図9におい
て、図7中の構成要素と同一又は対応する構成要素には
同一符号を付し、その説明は省略する。
の斜視図、図9(b)はその正面図である。図9におい
て、図7中の構成要素と同一又は対応する構成要素には
同一符号を付し、その説明は省略する。
【0079】この振動子26が図7に示す前記振動子2
3と異なる所は、電極6,7が、第1の部材3の上面
(第2の側面)にではなく、第1の部材3の第1の側面
(下面)と隣合う第1の部材3の第3及び第4の側面に
それぞれ形成されている点のみである。しかしながら、
振動子26が振動子23と実質的に等価であることは、
明白である。
3と異なる所は、電極6,7が、第1の部材3の上面
(第2の側面)にではなく、第1の部材3の第1の側面
(下面)と隣合う第1の部材3の第3及び第4の側面に
それぞれ形成されている点のみである。しかしながら、
振動子26が振動子23と実質的に等価であることは、
明白である。
【0080】図1や図4に示す圧電振動角速度計では、
図2に示す振動子1が用いられていたが、代わりに、図
10に示す振動子27を用いてもよい。
図2に示す振動子1が用いられていたが、代わりに、図
10に示す振動子27を用いてもよい。
【0081】図10は振動子27を示し、図10(a)
はその斜視図、図10(b)はその正面図である。図1
0において、図2中の構成要素と同一構成要素には同一
符号を付し、その説明は省略する。
はその斜視図、図10(b)はその正面図である。図1
0において、図2中の構成要素と同一構成要素には同一
符号を付し、その説明は省略する。
【0082】この振動子27が前記振動子1と異なる所
は、振動子27では、振動子1で第2の部材4の第2の
側面(図7では下面)に形成されていた振動子励振用電
極8が削除され、代わりに、振動子励振用電極28が追
加されている点である。電極28は、第1の部材3の第
2の側面(図7では上面)の中央に第1の部材3の長さ
方向と平行に銀ペーストで形成され、その幅は電極6,
7より広くされている。
は、振動子27では、振動子1で第2の部材4の第2の
側面(図7では下面)に形成されていた振動子励振用電
極8が削除され、代わりに、振動子励振用電極28が追
加されている点である。電極28は、第1の部材3の第
2の側面(図7では上面)の中央に第1の部材3の長さ
方向と平行に銀ペーストで形成され、その幅は電極6,
7より広くされている。
【0083】図2に示す振動子1では、第2の部材4の
圧電現象を利用して振動子2全体を励振させていたのに
対し、図10に示す振動子27では、第2の部材4の圧
電現象は全く利用せずに、第1の部材3の圧電現象のみ
を利用して振動子27の振動の検出のみならず振動子2
7全体の励振を行う。しかし、振動子27も振動子2と
同様である。
圧電現象を利用して振動子2全体を励振させていたのに
対し、図10に示す振動子27では、第2の部材4の圧
電現象は全く利用せずに、第1の部材3の圧電現象のみ
を利用して振動子27の振動の検出のみならず振動子2
7全体の励振を行う。しかし、振動子27も振動子2と
同様である。
【0084】なお、振動子27では、第2の部材4の圧
電現象を全く利用せず、第2の部材4は圧電的に不活性
であるので、第2の部材4の材料としては、圧電材料の
みならず圧電的に本来不活性な材料、例えば、アルミナ
やガラス等を用いてもよい。
電現象を全く利用せず、第2の部材4は圧電的に不活性
であるので、第2の部材4の材料としては、圧電材料の
みならず圧電的に本来不活性な材料、例えば、アルミナ
やガラス等を用いてもよい。
【0085】図1や図4に示す圧電振動角速度計におい
て、図2に示す振動子1の代わりに、図11に示す振動
子29を用いてもよい。
て、図2に示す振動子1の代わりに、図11に示す振動
子29を用いてもよい。
【0086】図11は振動子29を示し、図11(a)
はその斜視図、図11(b)はその正面図である。図1
1において、図10中の構成要素と同一又は対応する構
成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
はその斜視図、図11(b)はその正面図である。図1
1において、図10中の構成要素と同一又は対応する構
成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0087】この振動子29が図10に示す振動子27
と異なる所は、電極6,7が、第1の部材3の上面(第
2の側面)にではなく、第1の部材3の第1の側面(下
面)と隣合う第1の部材3の第3及び第4の側面にそれ
ぞれ形成されている点のみである。しかしながら、振動
子29が振動子27と実質的に等価であることは、明白
である。
と異なる所は、電極6,7が、第1の部材3の上面(第
2の側面)にではなく、第1の部材3の第1の側面(下
面)と隣合う第1の部材3の第3及び第4の側面にそれ
ぞれ形成されている点のみである。しかしながら、振動
子29が振動子27と実質的に等価であることは、明白
である。
【0088】次に、本発明の更に他の実施例による圧電
振動角速度計について、図12及び図13を参照して説
明する。なお、これらの図面において、図1乃至図11
と同一又は対応する構成要素には同一符号を付してい
る。
振動角速度計について、図12及び図13を参照して説
明する。なお、これらの図面において、図1乃至図11
と同一又は対応する構成要素には同一符号を付してい
る。
【0089】図12は本実施例による圧電振動角速度計
を示し、図12(a)はその斜視図、図12(b)はそ
の正面図である。
を示し、図12(a)はその斜視図、図12(b)はそ
の正面図である。
【0090】この圧電振動角速度計も、複数の電極5〜
8を有する四角柱状の振動子31と、振動子1を支持す
る2つの支持部材32とを備えている。
8を有する四角柱状の振動子31と、振動子1を支持す
る2つの支持部材32とを備えている。
【0091】まず、振動子31について、図13を参照
して説明する。
して説明する。
【0092】図13は振動子31を示し、図13(a)
はその斜視図、図13(b)は図13(a)中のX−X
線に沿った断面図である。なお、図13において、図2
中の構成要素と同一構成要素には同一符号を付し、その
説明は省略する。
はその斜視図、図13(b)は図13(a)中のX−X
線に沿った断面図である。なお、図13において、図2
中の構成要素と同一構成要素には同一符号を付し、その
説明は省略する。
【0093】この振動子31が図2に示す振動子1と異
なる所は、振動子31では、振動子1に対して切欠部4
0が形成されている点のみで、その他は振動子1と全く
同一に構成されている。すなわち、振動子31では、振
動子31の振動の2つの節点に対応する位置における振
動子31のそれぞれ4つの頂角部分に、支持部材31の
貫通孔9の周縁部に嵌合可能な小さな切欠部(1つの節
点に対して4つで、合計8つの切欠部)40が形成され
ている。これらの切欠部40は、頂角部分をやすりで削
るなどの方法によって形成することができる。なお、こ
の際、電極6,7を切断してしまわないように注意す
る。
なる所は、振動子31では、振動子1に対して切欠部4
0が形成されている点のみで、その他は振動子1と全く
同一に構成されている。すなわち、振動子31では、振
動子31の振動の2つの節点に対応する位置における振
動子31のそれぞれ4つの頂角部分に、支持部材31の
貫通孔9の周縁部に嵌合可能な小さな切欠部(1つの節
点に対して4つで、合計8つの切欠部)40が形成され
ている。これらの切欠部40は、頂角部分をやすりで削
るなどの方法によって形成することができる。なお、こ
の際、電極6,7を切断してしまわないように注意す
る。
【0094】支持部材32は、図6(c)に示す支持部
材22と同一であるので、その説明は省略する。なお、
支持部材32では、貫通孔9の径は振動子31の断面形
状の対角線の長さより若干小さくされている。支持部材
32の断面形状は、例えば、図6(b)又は図(d)に
示すような形状に変えてもよい。
材22と同一であるので、その説明は省略する。なお、
支持部材32では、貫通孔9の径は振動子31の断面形
状の対角線の長さより若干小さくされている。支持部材
32の断面形状は、例えば、図6(b)又は図(d)に
示すような形状に変えてもよい。
【0095】そして、図12に示すように、振動子31
が、2つの支持部材32の貫通孔9に挿通され、振動子
31の振動の節点に対応する位置における振動子1の4
つの頂角部分のみが支持部材32の貫通孔9の周縁部で
支持され、該周縁部における前記4つの頂角部分に対応
する部分以外の部分と振動子31との間には間隙が形成
される。その際、各支持部材32の貫通孔9の周縁部の
一部が、振動子1の頂角部分に形成された切欠部40に
嵌合される。
が、2つの支持部材32の貫通孔9に挿通され、振動子
31の振動の節点に対応する位置における振動子1の4
つの頂角部分のみが支持部材32の貫通孔9の周縁部で
支持され、該周縁部における前記4つの頂角部分に対応
する部分以外の部分と振動子31との間には間隙が形成
される。その際、各支持部材32の貫通孔9の周縁部の
一部が、振動子1の頂角部分に形成された切欠部40に
嵌合される。
【0096】その他の点については、図12に示す圧電
振動角速度計においても、図1に示す圧電振動角速度計
と同様である。
振動角速度計においても、図1に示す圧電振動角速度計
と同様である。
【0097】また、図1に示す圧電振動角速度計に対す
る種々の変形例について既に説明したが、図12に示す
圧電振動角速度計に対しても同様の種々の変形を適用す
ることができることは、勿論である。
る種々の変形例について既に説明したが、図12に示す
圧電振動角速度計に対しても同様の種々の変形を適用す
ることができることは、勿論である。
【0098】なお、本発明は以上説明した各実施例に限
定されるものではない。
定されるものではない。
【0099】
【発明の効果】本発明によれば、支持線による振動子の
支持による不都合を解消することができ、しかも、振動
子の支持による振動子の振動への影響を大幅に少なくす
ることができる。
支持による不都合を解消することができ、しかも、振動
子の支持による振動子の振動への影響を大幅に少なくす
ることができる。
【図1】本発明の一実施例による圧電振動角速度計を示
す図であり、(a)はその斜視図、(b)はその正面図
である。
す図であり、(a)はその斜視図、(b)はその正面図
である。
【図2】振動子の一例を示す図であり、(a)はその斜
視図、(b)はその正面図である。
視図、(b)はその正面図である。
【図3】支持部材の一例を示す図であり、(a)はその
斜視図、(b)はその平面図、(c)はその断面図、
(d)はその支持部材の変形例を示す断面図、(e)は
その支持部材の他の変形例を示す断面図である。
斜視図、(b)はその平面図、(c)はその断面図、
(d)はその支持部材の変形例を示す断面図、(e)は
その支持部材の他の変形例を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施例による圧電振動角速度計を
示す図であり、(a)はその斜視図、(b)はその正面
図である。
示す図であり、(a)はその斜視図、(b)はその正面
図である。
【図5】支持部材の他の例を示す斜視図である。
【図6】支持部材の更に他の例を示す図であり、(a)
はその斜視図、(b)はその断面図、(c)はその支持
部材の変形例を示す断面図、(d)はその支持部材の他
の変形例を示す断面図である。
はその斜視図、(b)はその断面図、(c)はその支持
部材の変形例を示す断面図、(d)はその支持部材の他
の変形例を示す断面図である。
【図7】振動子の他の例を示す図であり、(a)はその
斜視図、(b)はその正面図である。
斜視図、(b)はその正面図である。
【図8】振動子の更に他の例を示す図であり、(a)は
その斜視図、(b)はその正面図である。
その斜視図、(b)はその正面図である。
【図9】振動子の更に他の例を示す図であり、(a)は
その斜視図、(b)はその正面図である。
その斜視図、(b)はその正面図である。
【図10】振動子の更に他の例を示す図であり、(a)
はその斜視図、(b)はその正面図である。
はその斜視図、(b)はその正面図である。
【図11】振動子の更に他の例を示す図であり、(a)
はその斜視図、(b)はその正面図である。
はその斜視図、(b)はその正面図である。
【図12】本発明の更に他の実施例による圧電振動角速
度計を示す図であり、(a)はその斜視図、(b)はそ
の正面図である。
度計を示す図であり、(a)はその斜視図、(b)はそ
の正面図である。
【図13】振動子の更に他の例を示す図であり、(a)
はその斜視図、(b)は(a)中のX−X線に沿った断
面図である。
はその斜視図、(b)は(a)中のX−X線に沿った断
面図である。
【図14】従来の圧電振動角速度計の振動子を示す斜視
図である。
図である。
【図15】従来の他の圧電振動角速度計の振動子を示す
斜視図である。
斜視図である。
1,23,25,26,27,29,31, 振動子 2,21,22 支持部材 3 第1の部材 4 第2の部材 5〜8,24,28 電極 9 貫通孔 10,40 切欠部 11〜14 導線
Claims (10)
- 【請求項1】 複数の電極を有する四角柱状の振動子
と、該振動子を支持する支持部材とを備えた圧電振動角
速度計であって、 前記支持部材は、ゴム状弾性を有する材料からなり、略
円形状の貫通孔を有するとともに所定の外形を有し、 前記振動子は前記支持部材の前記貫通孔に挿通され、前
記振動子の振動の節点に対応する位置における前記振動
子の4つの頂角部分のみが前記支持部材の前記貫通孔の
周縁部で支持され、該周縁部における前記4つの頂角部
分に対応する部分以外の部分と前記振動子との間には間
隙が形成される、 ことを特徴とする圧電振動角速度計。 - 【請求項2】 前記支持部材の貫通孔の径が前記振動子
の断面形状の対角線の長さより若干小さいことを特徴と
する請求項1記載の圧電振動角速度計。 - 【請求項3】 前記振動子の振動の節点に対応する位置
における前記振動子の前記4つの頂角部分が接着剤で前
記支持部材の前記貫通孔の前記周縁部に接着されたこと
を特徴とする請求項1又は2記載の圧電振動角速度計。 - 【請求項4】 前記振動子の振動の節点に対応する位置
における前記振動子の前記4つの頂角部分には前記支持
部材の前記貫通孔の前記周縁部に嵌合可能な切欠部が形
成され、前記支持部材の前記貫通孔の前記周縁部の一部
が前記切欠部に嵌合されたことを特徴とする請求項1乃
至3のいずれかに記載の圧電振動角速度計。 - 【請求項5】 前記支持部材の前記貫通孔の前記周縁部
には前記振動子の振動の節点に対応する位置における前
記振動子の前記4つの頂角部分に嵌合可能な切欠部が形
成され、前記振動子の前記4つの頂角部分が前記切欠部
に嵌合されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
かに記載の圧電振動角速度計。 - 【請求項6】 前記支持部材の前記周縁部付近の厚みが
前記貫通孔に向かうほど薄いことを特徴とする請求項1
乃至5のいずれかに記載の圧電振動角速度計。 - 【請求項7】 前記複数の電極にそれぞれ接続された複
数の導線を更に備え、該複数の導線は、前記振動子の振
動の節点に対応する位置において、前記複数の電極にそ
れぞれ接続されたことを特徴とする請求項1乃至6のい
ずれかに記載の圧電振動角速度計。 - 【請求項8】 前記振動子が、直方体形状の圧電材料か
らなる第1及び第2の部材と、前記第1の部材の第1の
側面と前記第2の部材の第1の側面との間に挟んで形成
された基準電極と、前記第1の部材の前記第1の側面に
相対する前記第1の部材の第2の側面、あるいは、前記
第1の部材の前記第1の側面と隣合う前記第1の部材の
第3及び第4の側面に形成されたコリオリ力検出用電極
と、前記第2の部材の前記第1の側面に相対する前記第
2の部材の第2の側面に形成された振動子励振用電極
と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれ
かに記載の圧電振動角速度計。 - 【請求項9】 前記振動子が、前記第1の部材の前記第
2の側面に形成され前記コリオリ力検出用電極と独立し
た振動子励振状態検出用電極を更に備えたことを特徴と
する請求項8記載の圧電振動角速度計。 - 【請求項10】 前記振動子が、直方体形状の圧電材料
からなる第1の部材と、直方体形状の第2の部材と、前
記第1の部材の第1の側面と前記第2の部材の第1の側
面との間に挟んで形成された基準電極と、前記第1の部
材の前記第1の側面に相対する前記第1の部材の第2の
側面、あるいは、前記第1の部材の前記第1の側面と隣
合う前記第1の部材の第3及び第4の側面に形成された
コリオリ力検出用電極と、前記第1の部材の前記第2の
側面に形成された振動子励振用電極と、を備えたことを
特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の圧電振動
角速度計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7083342A JPH08254430A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 圧電振動角速度計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7083342A JPH08254430A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 圧電振動角速度計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08254430A true JPH08254430A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13799773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7083342A Pending JPH08254430A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 圧電振動角速度計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08254430A (ja) |
-
1995
- 1995-03-15 JP JP7083342A patent/JPH08254430A/ja active Pending
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