JPH08278144A - 圧電振動角速度計 - Google Patents
圧電振動角速度計Info
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- JPH08278144A JPH08278144A JP7083829A JP8382995A JPH08278144A JP H08278144 A JPH08278144 A JP H08278144A JP 7083829 A JP7083829 A JP 7083829A JP 8382995 A JP8382995 A JP 8382995A JP H08278144 A JPH08278144 A JP H08278144A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 低コストで、圧電振動角速度計を小型化す
る。 【構成】 振動子10は、圧電部材10Aの下面と圧電
部材10Bの上面とが接着されることによって構成され
ている。基準電位電極としての電極13は、圧電部材1
0Aと10Bとの接着面において形成されている。振動
子10を振動させるための駆動用交流電圧が印加される
電極14は、圧電部材10Bの下面に形成されている。
また、コリオリの力にともなう圧電電圧検出電極として
の電極11及び12は、圧電部材10Aの両側面におい
て、長さ方向に平行に形成されている。
る。 【構成】 振動子10は、圧電部材10Aの下面と圧電
部材10Bの上面とが接着されることによって構成され
ている。基準電位電極としての電極13は、圧電部材1
0Aと10Bとの接着面において形成されている。振動
子10を振動させるための駆動用交流電圧が印加される
電極14は、圧電部材10Bの下面に形成されている。
また、コリオリの力にともなう圧電電圧検出電極として
の電極11及び12は、圧電部材10Aの両側面におい
て、長さ方向に平行に形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電振動角速度計に関
する。特に、柱状振動子を、圧電部材によって構成する
ことによって、さらなる小型化が可能となる圧電振動角
速度計に関する。
する。特に、柱状振動子を、圧電部材によって構成する
ことによって、さらなる小型化が可能となる圧電振動角
速度計に関する。
【0002】
【従来の技術】振動している物体に、その振動軸を中心
とした回転角速度が与えられると、その振動方向と直角
な方向にコリオリの力が発生する。圧電振動角速度計
は、この力学現象を利用したジャイロスコープの一種で
あり、自動車、船舶、航空機等の移動体の姿勢制御装
置、ナビゲーションシステム等に利用されており、従
来、正、逆の圧電効果を利用したGE(米国Gener
al Electoric Conpany社)タイプ
またはワトソンタイプの2種類の圧電振動角速度計が主
流となっている。
とした回転角速度が与えられると、その振動方向と直角
な方向にコリオリの力が発生する。圧電振動角速度計
は、この力学現象を利用したジャイロスコープの一種で
あり、自動車、船舶、航空機等の移動体の姿勢制御装
置、ナビゲーションシステム等に利用されており、従
来、正、逆の圧電効果を利用したGE(米国Gener
al Electoric Conpany社)タイプ
またはワトソンタイプの2種類の圧電振動角速度計が主
流となっている。
【0003】図14は、従来の圧電振動角速度計の一構
成例を示す斜視図である。この圧電振動角速度計500
は、GEタイプの圧電振動角速度計である。図15は、
図14に示す圧電振動角速度計500を、矢印X方向か
らみた場合の平面図である。金属振動子505は、正方
形断面形状を有する四角柱であり、互いに直角な2つの
方向(図14及び図15においては、矢印Y方向と矢印
Z方向)に、ほぼ同じ共振周波数で屈曲振動することが
可能である。
成例を示す斜視図である。この圧電振動角速度計500
は、GEタイプの圧電振動角速度計である。図15は、
図14に示す圧電振動角速度計500を、矢印X方向か
らみた場合の平面図である。金属振動子505は、正方
形断面形状を有する四角柱であり、互いに直角な2つの
方向(図14及び図15においては、矢印Y方向と矢印
Z方向)に、ほぼ同じ共振周波数で屈曲振動することが
可能である。
【0004】圧電セラミック薄板511は、金属振動子
505の所定の側面501上に接合されている。圧電セ
ラミック薄板513は、側面501に対向する側面50
3上に接合されている。さらに、圧電セラミック薄板5
12が、側面501の、図中、左隣の側面502上に接
合されており、圧電セラミック薄板514が、側面50
2に対向する側面504上に接合されている。これらの
圧電セラミック薄板511乃至514は、その板厚方向
に分極されている。また、金属振動子505は、グラン
ドの役目を果たす。
505の所定の側面501上に接合されている。圧電セ
ラミック薄板513は、側面501に対向する側面50
3上に接合されている。さらに、圧電セラミック薄板5
12が、側面501の、図中、左隣の側面502上に接
合されており、圧電セラミック薄板514が、側面50
2に対向する側面504上に接合されている。これらの
圧電セラミック薄板511乃至514は、その板厚方向
に分極されている。また、金属振動子505は、グラン
ドの役目を果たす。
【0005】リードのための細導線521乃至524
は、それぞれ、圧電セラミック薄板511乃至514上
に半田付けされている。また、細い金属線によって構成
される支持用金属線531乃至534は、金属振動子5
05を支持するために、各側面501乃至504上の所
定の位置(後述する)に、それぞれ、各面に垂直に溶接
されており、さらに、金属振動子505のリードとして
用いられる。
は、それぞれ、圧電セラミック薄板511乃至514上
に半田付けされている。また、細い金属線によって構成
される支持用金属線531乃至534は、金属振動子5
05を支持するために、各側面501乃至504上の所
定の位置(後述する)に、それぞれ、各面に垂直に溶接
されており、さらに、金属振動子505のリードとして
用いられる。
【0006】上述した金属振動子505を支持する支持
用金属線531乃至534は、金属振動子505の無拘
束基本振動モードの共振振動の節点に溶接されている。
用金属線531乃至534は、金属振動子505の無拘
束基本振動モードの共振振動の節点に溶接されている。
【0007】次に、図14及び図15に示す圧電振動角
速度計500の動作について説明する。図示せぬ発振回
路によって、金属振動子505の無拘束基本振動の共振
周波数とほぼ等しい周波数の駆動用交流電圧が、細導線
521を介して、圧電セラミック薄板511に印加され
ると、圧電セラミック薄板511は、図中、上下方向に
延び縮みする。すると、金属振動子505は、矢印Y方
向に屈曲振動する。上述した周波数の駆動用交流電圧を
発振回路に出力させるために、圧電セラミック薄板51
3は、金属振動子505の振動時の帰還信号を取り、細
導線523を介して、外部に出力する。また、圧電セラ
ミック薄板512及び514には、金属振動子505の
Y方向の振動に伴う、振幅及び位相が等しい圧電電圧V
C が、それぞれ、発生する。
速度計500の動作について説明する。図示せぬ発振回
路によって、金属振動子505の無拘束基本振動の共振
周波数とほぼ等しい周波数の駆動用交流電圧が、細導線
521を介して、圧電セラミック薄板511に印加され
ると、圧電セラミック薄板511は、図中、上下方向に
延び縮みする。すると、金属振動子505は、矢印Y方
向に屈曲振動する。上述した周波数の駆動用交流電圧を
発振回路に出力させるために、圧電セラミック薄板51
3は、金属振動子505の振動時の帰還信号を取り、細
導線523を介して、外部に出力する。また、圧電セラ
ミック薄板512及び514には、金属振動子505の
Y方向の振動に伴う、振幅及び位相が等しい圧電電圧V
C が、それぞれ、発生する。
【0008】駆動用交流電圧が圧電セラミック薄板51
1に印加され、金属振動子505が矢印Y方向に屈曲振
動している場合において、矢印Xを軸として、圧電振動
角速度計500を、矢印R方向に回転角速度Ωで回転さ
せると、金属振動子505には、コリオリの力(=F
c)が、矢印Z方向に発生し、金属振動子505は、矢
印Z方向に屈曲振動する。
1に印加され、金属振動子505が矢印Y方向に屈曲振
動している場合において、矢印Xを軸として、圧電振動
角速度計500を、矢印R方向に回転角速度Ωで回転さ
せると、金属振動子505には、コリオリの力(=F
c)が、矢印Z方向に発生し、金属振動子505は、矢
印Z方向に屈曲振動する。
【0009】ここで、コリオリの力Fcは、次式によっ
て表される。なお、振動子の質量をm、駆動用電圧信号
が印加されることによる金属振動子505の振動速度を
vとする。
て表される。なお、振動子の質量をm、駆動用電圧信号
が印加されることによる金属振動子505の振動速度を
vとする。
【0010】Fc=2・m・[v・Ω] ([v・Ω]は、vとΩの外積)
【0011】すると、側面502上に接合される圧電セ
ラミック薄板512において、上述の圧電電圧VC に加
え、コリオリの力に伴う圧電電圧VB が発生する。ま
た、側面502に対向する側面504上に接合される圧
電セラミック薄板514において、圧電電圧VC に加
え、上述した圧電電圧VB と振幅が等しく、位相が反対
の圧電電圧−VB が発生する。
ラミック薄板512において、上述の圧電電圧VC に加
え、コリオリの力に伴う圧電電圧VB が発生する。ま
た、側面502に対向する側面504上に接合される圧
電セラミック薄板514において、圧電電圧VC に加
え、上述した圧電電圧VB と振幅が等しく、位相が反対
の圧電電圧−VB が発生する。
【0012】そして、圧電セラミック薄板512,51
4において発生した圧電電圧は、それぞれ、細導線52
2,524を介して、図示せぬ検出回路に入力され、次
に示す処理が行われる。
4において発生した圧電電圧は、それぞれ、細導線52
2,524を介して、図示せぬ検出回路に入力され、次
に示す処理が行われる。
【0013】(圧電セラミック薄板512において発生
した圧電電圧)−(圧電セラミック薄板514において
発生した圧電電圧) =(VB+VC)−(−VB+VC) =2・VB
した圧電電圧)−(圧電セラミック薄板514において
発生した圧電電圧) =(VB+VC)−(−VB+VC) =2・VB
【0014】このように、圧電セラミック薄板512,
514において、それぞれ発生した圧電電圧の差動信号
を取ることによって、コリオリの力に伴う(回転に伴
う)圧電電圧VB を、倍増して取り出すことができ、そ
の圧電電圧VB に対応して、回転角速度Ωを検出するこ
とが可能となる。
514において、それぞれ発生した圧電電圧の差動信号
を取ることによって、コリオリの力に伴う(回転に伴
う)圧電電圧VB を、倍増して取り出すことができ、そ
の圧電電圧VB に対応して、回転角速度Ωを検出するこ
とが可能となる。
【0015】なお、上記のGEタイプの圧電振動角速度
計500は、四角柱形状の金属振動子505を使用して
いるが、三角柱の金属振動子を使用することも可能であ
る。
計500は、四角柱形状の金属振動子505を使用して
いるが、三角柱の金属振動子を使用することも可能であ
る。
【0016】図16は、従来の圧電振動角速度計の他の
構成例を示す斜視図である。この圧電振動角速度計60
0は、ワトソンタイプの圧電振動角速度計である。圧電
セラミックバイモルフ611及び612が、互いに向き
合うように、基板620上に、接着されている。また、
圧電セラミックバイモルフ613は、圧電セラミックバ
イモルフ611と直交するように、圧電セラミックバイ
モルフ611の上部に接着されている。同様に、圧電セ
ラミックバイモルフ614は、圧電セラミックバイモル
フ612と直交するように、圧電セラミックバイモルフ
612の上部に接着されている。
構成例を示す斜視図である。この圧電振動角速度計60
0は、ワトソンタイプの圧電振動角速度計である。圧電
セラミックバイモルフ611及び612が、互いに向き
合うように、基板620上に、接着されている。また、
圧電セラミックバイモルフ613は、圧電セラミックバ
イモルフ611と直交するように、圧電セラミックバイ
モルフ611の上部に接着されている。同様に、圧電セ
ラミックバイモルフ614は、圧電セラミックバイモル
フ612と直交するように、圧電セラミックバイモルフ
612の上部に接着されている。
【0017】図示せぬ発振回路から出力される駆動用交
流電圧が、圧電セラミックバイモルフ611及び612
に印加されると、圧電セラミックバイモルフ611及び
612が、さらには、圧電セラミックバイモルフ613
及び614が、矢印y方向に振動する。このとき、軸x
を中心に基板620が回転すると、コリオリの力が、矢
印z方向に発生し、圧電セラミックバイモルフ613及
び614が、矢印z方向に振動する。このとき、圧電セ
ラミックバイモルフ613及び614に発生する圧電電
圧を検出することによって、この圧電振動角速度計60
0の回転角速度を検出することができる。
流電圧が、圧電セラミックバイモルフ611及び612
に印加されると、圧電セラミックバイモルフ611及び
612が、さらには、圧電セラミックバイモルフ613
及び614が、矢印y方向に振動する。このとき、軸x
を中心に基板620が回転すると、コリオリの力が、矢
印z方向に発生し、圧電セラミックバイモルフ613及
び614が、矢印z方向に振動する。このとき、圧電セ
ラミックバイモルフ613及び614に発生する圧電電
圧を検出することによって、この圧電振動角速度計60
0の回転角速度を検出することができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、圧電
振動角速度計は、小型化される傾向にある。しかしなが
ら、図14に示す従来の圧電振動角速度計500は、圧
電セラミック薄板を、金属振動子505の全側面に、正
確に張り付ける必要があり、圧電振動角速度計の小型化
に伴い、その張り付け工程において煩雑さが生じ、コス
トが高くなるという課題を有している。
振動角速度計は、小型化される傾向にある。しかしなが
ら、図14に示す従来の圧電振動角速度計500は、圧
電セラミック薄板を、金属振動子505の全側面に、正
確に張り付ける必要があり、圧電振動角速度計の小型化
に伴い、その張り付け工程において煩雑さが生じ、コス
トが高くなるという課題を有している。
【0019】また、図14に示すような従来の圧電振動
角速度計は、その小型化に伴い、金属振動子の加工が困
難になるという課題も有している。
角速度計は、その小型化に伴い、金属振動子の加工が困
難になるという課題も有している。
【0020】さらに、図16に示す従来の圧電振動角速
度計は、元来、複雑な形状をしているため、その小型化
自体が困難であるという課題を有している。
度計は、元来、複雑な形状をしているため、その小型化
自体が困難であるという課題を有している。
【0021】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、低コストで、圧電振動角速度計を小型化す
ることを目的とする。
ものであり、低コストで、圧電振動角速度計を小型化す
ることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の圧電振
動角速度計は、長方形断面を有する直方体形状の第1の
圧電部材の下面と、長方形断面を有する直方体形状の第
2の圧電部材の上面とが接合されることによって構成さ
れ、互いに垂直な2方向に振動可能な柱状振動子と、柱
状振動子の共振振動の節点部位において、柱状振動子を
支持する支持部材とを備え、柱状振動子に発生するコリ
オリの力に伴う圧電電圧を検出することによって、柱状
振動子の回転角速度を検出する圧電振動角速度計におい
て、柱状振動子は、第1の圧電部材と第2の圧電部材と
の接合面に形成される、基準電位電極としての第1の電
極と、第1の圧電部材の上面または第2の圧電部材の下
面のいずれか一方に形成され、柱状振動子を、第1の圧
電部材と第2の圧電部材との接合面に垂直な方向に振動
させるための駆動用交流電圧が印加される第2の電極
と、第1の圧電部材の両側面において、所定の幅で、そ
れぞれ形成され、柱状振動子に生じるコリオリの力に伴
う圧電電圧を外部に出力する第3及び第4の電極とを備
える、ことを特徴とする。
動角速度計は、長方形断面を有する直方体形状の第1の
圧電部材の下面と、長方形断面を有する直方体形状の第
2の圧電部材の上面とが接合されることによって構成さ
れ、互いに垂直な2方向に振動可能な柱状振動子と、柱
状振動子の共振振動の節点部位において、柱状振動子を
支持する支持部材とを備え、柱状振動子に発生するコリ
オリの力に伴う圧電電圧を検出することによって、柱状
振動子の回転角速度を検出する圧電振動角速度計におい
て、柱状振動子は、第1の圧電部材と第2の圧電部材と
の接合面に形成される、基準電位電極としての第1の電
極と、第1の圧電部材の上面または第2の圧電部材の下
面のいずれか一方に形成され、柱状振動子を、第1の圧
電部材と第2の圧電部材との接合面に垂直な方向に振動
させるための駆動用交流電圧が印加される第2の電極
と、第1の圧電部材の両側面において、所定の幅で、そ
れぞれ形成され、柱状振動子に生じるコリオリの力に伴
う圧電電圧を外部に出力する第3及び第4の電極とを備
える、ことを特徴とする。
【0023】請求項2に記載の圧電振動角速度計は、長
方形断面を有する直方体形状の圧電部材の下面と、長方
形断面を有する直方体形状のセラミック部材の上面とが
接合されることによって構成され、互いに垂直な2方向
に振動可能な柱状振動子と、柱状振動子の共振振動の節
点部位において、柱状振動子を支持する支持部材とを備
え、柱状振動子に発生するコリオリの力に伴う圧電電圧
を検出することによって、柱状振動子の回転角速度を検
出する圧電振動角速度計において、柱状振動子は、圧電
部材とセラミック部材との接合面に形成される、基準電
位電極としての第1の電極と、圧電部材の上面に形成さ
れ、柱状振動子を、圧電部材とセラミック部材との接合
面に垂直な方向に振動させるための駆動用交流電圧が印
加される第2の電極と、圧電部材の両側面において、所
定の幅で、それぞれ形成され、柱状振動子に生じるコリ
オリの力に伴う圧電電圧を外部に出力する第3及び第4
の電極とを備える、ことを特徴とする。
方形断面を有する直方体形状の圧電部材の下面と、長方
形断面を有する直方体形状のセラミック部材の上面とが
接合されることによって構成され、互いに垂直な2方向
に振動可能な柱状振動子と、柱状振動子の共振振動の節
点部位において、柱状振動子を支持する支持部材とを備
え、柱状振動子に発生するコリオリの力に伴う圧電電圧
を検出することによって、柱状振動子の回転角速度を検
出する圧電振動角速度計において、柱状振動子は、圧電
部材とセラミック部材との接合面に形成される、基準電
位電極としての第1の電極と、圧電部材の上面に形成さ
れ、柱状振動子を、圧電部材とセラミック部材との接合
面に垂直な方向に振動させるための駆動用交流電圧が印
加される第2の電極と、圧電部材の両側面において、所
定の幅で、それぞれ形成され、柱状振動子に生じるコリ
オリの力に伴う圧電電圧を外部に出力する第3及び第4
の電極とを備える、ことを特徴とする。
【0024】請求項3に記載の圧電振動角速度計は、長
方形断面を有する直方体形状の圧電部材の下面と、長方
形断面を有する直方体形状の金属部材の上面とが接合さ
れることによって構成され、互いに垂直な2方向に振動
可能な柱状振動子と、柱状振動子の共振振動の節点部位
において、柱状振動子を支持する支持部材とを備え、柱
状振動子に発生するコリオリの力に伴う圧電電圧を検出
することによって、柱状振動子の回転角速度を検出する
圧電振動角速度計において、柱状振動子は、圧電部材と
金属部材との接合面に形成される、基準電位電極として
の第1の電極と、圧電部材の上面に形成され、柱状振動
子を、圧電部材と金属部材との接合面に垂直な方向に振
動させるための駆動用交流電圧が印加される第2の電極
と、圧電部材の両側面において、所定の幅で、それぞれ
形成され、柱状振動子に生じるコリオリの力に伴う圧電
電圧を外部に出力する第3及び第4の電極とを備える、
ことを特徴とする。
方形断面を有する直方体形状の圧電部材の下面と、長方
形断面を有する直方体形状の金属部材の上面とが接合さ
れることによって構成され、互いに垂直な2方向に振動
可能な柱状振動子と、柱状振動子の共振振動の節点部位
において、柱状振動子を支持する支持部材とを備え、柱
状振動子に発生するコリオリの力に伴う圧電電圧を検出
することによって、柱状振動子の回転角速度を検出する
圧電振動角速度計において、柱状振動子は、圧電部材と
金属部材との接合面に形成される、基準電位電極として
の第1の電極と、圧電部材の上面に形成され、柱状振動
子を、圧電部材と金属部材との接合面に垂直な方向に振
動させるための駆動用交流電圧が印加される第2の電極
と、圧電部材の両側面において、所定の幅で、それぞれ
形成され、柱状振動子に生じるコリオリの力に伴う圧電
電圧を外部に出力する第3及び第4の電極とを備える、
ことを特徴とする。
【0025】
【作用】請求項1に記載の圧電振動角速度計において
は、柱状振動子は、第1の圧電部材の下面と第2の圧電
部材の上面とが接着されることによって形成され、基準
電位電極としての第1の電極は、第1の圧電部材と第2
の圧電部材との接着面において形成される。柱状振動子
を振動させるための駆動用交流電圧が印加される第2の
電極は、第1の圧電部材の上面、または第2の圧電部材
の下面に形成される。コリオリの力に伴う圧電電圧の検
出電極としての第3及び第4の電極は、第1の圧電部材
の両側面に、それぞれ形成される。
は、柱状振動子は、第1の圧電部材の下面と第2の圧電
部材の上面とが接着されることによって形成され、基準
電位電極としての第1の電極は、第1の圧電部材と第2
の圧電部材との接着面において形成される。柱状振動子
を振動させるための駆動用交流電圧が印加される第2の
電極は、第1の圧電部材の上面、または第2の圧電部材
の下面に形成される。コリオリの力に伴う圧電電圧の検
出電極としての第3及び第4の電極は、第1の圧電部材
の両側面に、それぞれ形成される。
【0026】請求項2に記載の圧電振動角速度計におい
ては、柱状振動子は、圧電部材の下面とセラミック部材
の上面とが接着されることによって形成され、基準電位
電極としての第1の電極は、圧電部材とセラミック部材
との接着面において形成される。柱状振動子を振動させ
るための駆動用交流電圧が印加される第2の電極は、圧
電部材の上面に形成される。コリオリの力に伴う圧電電
圧の検出電極としての第3及び第4の電極は、圧電部材
の両側面に、それぞれ形成される。
ては、柱状振動子は、圧電部材の下面とセラミック部材
の上面とが接着されることによって形成され、基準電位
電極としての第1の電極は、圧電部材とセラミック部材
との接着面において形成される。柱状振動子を振動させ
るための駆動用交流電圧が印加される第2の電極は、圧
電部材の上面に形成される。コリオリの力に伴う圧電電
圧の検出電極としての第3及び第4の電極は、圧電部材
の両側面に、それぞれ形成される。
【0027】請求項3に記載の圧電振動角速度計におい
ては、柱状振動子は、圧電部材の下面と金属部材の上面
とが接着されることによって形成され、基準電位電極と
しての第1の電極は、圧電部材と金属部材との接着面に
おいて形成される。柱状振動子を振動させるための駆動
用交流電圧が印加される第2の電極は、圧電部材の上面
に形成される。コリオリの力に伴う圧電電圧の検出電極
としての第3及び第4の電極は、圧電部材の両側面に、
それぞれ形成される。
ては、柱状振動子は、圧電部材の下面と金属部材の上面
とが接着されることによって形成され、基準電位電極と
しての第1の電極は、圧電部材と金属部材との接着面に
おいて形成される。柱状振動子を振動させるための駆動
用交流電圧が印加される第2の電極は、圧電部材の上面
に形成される。コリオリの力に伴う圧電電圧の検出電極
としての第3及び第4の電極は、圧電部材の両側面に、
それぞれ形成される。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して説
明する。
明する。
【0029】図1は、本発明の圧電振動角速度計の一実
施例の構成を示す斜視図である。振動子10(柱状振動
子)は、圧電セラミック部材であるチタン酸ジルコン酸
鉛(以下、PZTという)(圧電部材)によって構成さ
れている(後述する)。振動子10は、その共振振動の
節点部位において、シリコン系接着剤によって、シリコ
ン系樹脂で構成される支柱21及び支柱22(後述す
る)(支持部材)の一端と接着されている。支柱21及
び支柱22の他端は、シリコン系接着剤によって、アル
ミナで構成される基板20に接着固定されている。
施例の構成を示す斜視図である。振動子10(柱状振動
子)は、圧電セラミック部材であるチタン酸ジルコン酸
鉛(以下、PZTという)(圧電部材)によって構成さ
れている(後述する)。振動子10は、その共振振動の
節点部位において、シリコン系接着剤によって、シリコ
ン系樹脂で構成される支柱21及び支柱22(後述す
る)(支持部材)の一端と接着されている。支柱21及
び支柱22の他端は、シリコン系接着剤によって、アル
ミナで構成される基板20に接着固定されている。
【0030】なお、振動子を構成する圧電部材は、PZ
Tに限定されるものではなくQ(共振の鋭さ)の大きな
圧電セラミック材料であればよい。
Tに限定されるものではなくQ(共振の鋭さ)の大きな
圧電セラミック材料であればよい。
【0031】図2は、図1に示す振動子10の構成を示
す斜視図である。図3は、振動子10を構成する圧電部
材10A及び10Bの構成を示す斜視図である。圧電部
材10A及び10Bは、PZTによって構成され、その
形状は、幅が1.0mm、厚さが0.5mm(すなわ
ち、断面形状が長方形)、長さが9.0mmの直方体で
ある。
す斜視図である。図3は、振動子10を構成する圧電部
材10A及び10Bの構成を示す斜視図である。圧電部
材10A及び10Bは、PZTによって構成され、その
形状は、幅が1.0mm、厚さが0.5mm(すなわ
ち、断面形状が長方形)、長さが9.0mmの直方体で
ある。
【0032】圧電部材10Bの上面には、電極13B
が、その上面全面が銀ペーストされることによって形成
され、圧電部材10Bの下面には、電極14(第2の電
極)が、上面と同様に、全面が銀ペーストされることに
よって形成されている(図3(b))。一方、圧電部材
10Aの下面には、電極13Aが、その下面全面が銀ペ
ーストされることによって形成されている(図3
(a))。
が、その上面全面が銀ペーストされることによって形成
され、圧電部材10Bの下面には、電極14(第2の電
極)が、上面と同様に、全面が銀ペーストされることに
よって形成されている(図3(b))。一方、圧電部材
10Aの下面には、電極13Aが、その下面全面が銀ペ
ーストされることによって形成されている(図3
(a))。
【0033】振動子10は、圧電部材10Aの下面と圧
電部材10Bの上面とが、接着されることによって構成
されている。上述したように、銀ペーストされた電極1
3A及び13Bが、圧電部材10Aの下面及び圧電部材
10Bの上面に、それぞれ形成されている。この電極1
3A,13Bの表面は、微細に見れば、多くの凹凸を有
しており、圧電部材10Aと10Bとを接着する場合、
電極13A上の凸の部分と、電極13B上の凸の部分と
を接触させるために、接着剤の層厚を薄くする必要があ
るので、粘度の低いエポキシ系接着剤を用いて接着を行
う。圧電部材10Aと圧電部材10Bとの間において、
電極13A及び13Bによって構成される1つの電極1
3(第1の電極)が形成される。
電部材10Bの上面とが、接着されることによって構成
されている。上述したように、銀ペーストされた電極1
3A及び13Bが、圧電部材10Aの下面及び圧電部材
10Bの上面に、それぞれ形成されている。この電極1
3A,13Bの表面は、微細に見れば、多くの凹凸を有
しており、圧電部材10Aと10Bとを接着する場合、
電極13A上の凸の部分と、電極13B上の凸の部分と
を接触させるために、接着剤の層厚を薄くする必要があ
るので、粘度の低いエポキシ系接着剤を用いて接着を行
う。圧電部材10Aと圧電部材10Bとの間において、
電極13A及び13Bによって構成される1つの電極1
3(第1の電極)が形成される。
【0034】この振動子10は、等しい大きさの長方形
断面を有する圧電部材10Aと10Bが、その下面と上
面とが接着されることによって構成され、断面形状が正
方形となっているので、振動子10の幅方向と厚さ方向
の基準振動数が等しい。
断面を有する圧電部材10Aと10Bが、その下面と上
面とが接着されることによって構成され、断面形状が正
方形となっているので、振動子10の幅方向と厚さ方向
の基準振動数が等しい。
【0035】さらに、本発明においては、大きさの異な
る長方形断面を有する圧電部材によって振動子を構成す
ることも可能であり、振動子構成後、振動子を振動さ
せ、その振動を調節しながら、レーザ等によって側面を
削り、幅方向と厚さ方向の基準振動数を等しくする。そ
の結果、振動子の断面は、略正方形となる。また、ダイ
シングソーによって、振動子の側面を削ることも可能で
あり、振動子をさらに小型に、多量に製造することがで
きる。
る長方形断面を有する圧電部材によって振動子を構成す
ることも可能であり、振動子構成後、振動子を振動さ
せ、その振動を調節しながら、レーザ等によって側面を
削り、幅方向と厚さ方向の基準振動数を等しくする。そ
の結果、振動子の断面は、略正方形となる。また、ダイ
シングソーによって、振動子の側面を削ることも可能で
あり、振動子をさらに小型に、多量に製造することがで
きる。
【0036】電極11及び12は、圧電部材10A及び
10Bの接着後に形成される。幅0.3mmの電極11
(第3の電極),12(第4の電極)が、圧電部材10
Aの両側面の上部において、長さ方向に平行に、銀ペー
ストされることによって形成されている。
10Bの接着後に形成される。幅0.3mmの電極11
(第3の電極),12(第4の電極)が、圧電部材10
Aの両側面の上部において、長さ方向に平行に、銀ペー
ストされることによって形成されている。
【0037】また、図4(a)に示すように、圧電部材
10Aは、電極11が形成される側面と電極12が形成
される側面との間で、予め分極されており、圧電部材1
0Bは、その下面と上面方向との間で、予め分極されて
いる。
10Aは、電極11が形成される側面と電極12が形成
される側面との間で、予め分極されており、圧電部材1
0Bは、その下面と上面方向との間で、予め分極されて
いる。
【0038】細導線41,42は、その一端が、それぞ
れ、振動子10の上面に形成される電極11,12上
の、振動子10の共振振動の節点部位近傍において半田
付けされる。細導線43は、圧電部材10Aと10Bと
の接着面に形成される電極13の露出部分の、振動子1
0の共振振動の節点部位において半田付けされている。
また、細導線44は、振動子10の下面に形成される電
極14上の、振動子10の振動の節点部位において半田
付けされる。なお、細導線41乃至44が半田付けされ
る位置は、振動子10の共振振動の節点部位のいずれか
であればよく、以下の実施例においても同様である。
れ、振動子10の上面に形成される電極11,12上
の、振動子10の共振振動の節点部位近傍において半田
付けされる。細導線43は、圧電部材10Aと10Bと
の接着面に形成される電極13の露出部分の、振動子1
0の共振振動の節点部位において半田付けされている。
また、細導線44は、振動子10の下面に形成される電
極14上の、振動子10の振動の節点部位において半田
付けされる。なお、細導線41乃至44が半田付けされ
る位置は、振動子10の共振振動の節点部位のいずれか
であればよく、以下の実施例においても同様である。
【0039】細導線41,42は、その他端が、図示せ
ぬ検出回路に接続されており、それぞれ、電極11,1
2に発生する圧電電圧を図示せぬ検出回路に伝達する。
細導線44は、その他端が、図示せぬ発振回路に接続さ
れており、振動子10を屈曲振動させるための駆動用交
流電圧を、発振回路から電極14に伝達する。電極13
は、基準電極であり、細導線43は、基準電位線として
使用される。
ぬ検出回路に接続されており、それぞれ、電極11,1
2に発生する圧電電圧を図示せぬ検出回路に伝達する。
細導線44は、その他端が、図示せぬ発振回路に接続さ
れており、振動子10を屈曲振動させるための駆動用交
流電圧を、発振回路から電極14に伝達する。電極13
は、基準電極であり、細導線43は、基準電位線として
使用される。
【0040】また、振動子10の振動特性劣化を最小に
抑える必要があるため、上述した細導線41乃至44
は、弾性の強いものであってはならず、熱処理等により
なました、柔らかい材料によって構成されている。
抑える必要があるため、上述した細導線41乃至44
は、弾性の強いものであってはならず、熱処理等により
なました、柔らかい材料によって構成されている。
【0041】支柱21及び22は、従来例に示す支持用
金属線と異なり、端面が振動子10に接着されるので、
接着面積を支持用金属線の溶接面積より大きくする必要
がある。従って、剛性の高い素材によって支柱21及び
22を構成すると、振動子10の振動特性が阻害されて
しまうので、支柱21及び22は、ゴム状弾性を有する
電気絶縁材料であるシリコン系樹脂材料によって構成さ
れている。また、支柱21及び22と、振動子10とを
接着する場合に使用される接着剤が、硬質の接着剤であ
っても、振動子10の振動特性が阻害される。従って、
支柱21及び22と振動子10とを接着させる場合、比
較的弾性率の低いシリコン系接着剤を用いる。
金属線と異なり、端面が振動子10に接着されるので、
接着面積を支持用金属線の溶接面積より大きくする必要
がある。従って、剛性の高い素材によって支柱21及び
22を構成すると、振動子10の振動特性が阻害されて
しまうので、支柱21及び22は、ゴム状弾性を有する
電気絶縁材料であるシリコン系樹脂材料によって構成さ
れている。また、支柱21及び22と、振動子10とを
接着する場合に使用される接着剤が、硬質の接着剤であ
っても、振動子10の振動特性が阻害される。従って、
支柱21及び22と振動子10とを接着させる場合、比
較的弾性率の低いシリコン系接着剤を用いる。
【0042】なお、本実施例においては、振動子10を
構成する圧電部材10A及び10Bは、予め分極処理さ
れているが、予め分極処理されていない圧電部材10A
及び10Bを接着した後に、電極13及び14間、電極
13及び12間及び電極13及び11間に電圧をかけ、
分極処理を施すようにすることも可能である(図3
(b))。
構成する圧電部材10A及び10Bは、予め分極処理さ
れているが、予め分極処理されていない圧電部材10A
及び10Bを接着した後に、電極13及び14間、電極
13及び12間及び電極13及び11間に電圧をかけ、
分極処理を施すようにすることも可能である(図3
(b))。
【0043】このように振動子10を形成することによ
って、従来例における圧電セラミック薄板の金属振動子
の各側面への張り付け工程を実行する必要がなくなるの
で、圧電振動角速度計を低コストで小型化することがで
きる。
って、従来例における圧電セラミック薄板の金属振動子
の各側面への張り付け工程を実行する必要がなくなるの
で、圧電振動角速度計を低コストで小型化することがで
きる。
【0044】次に、図1に示す圧電振動角速度計1の動
作について、図5乃至図7を参照して説明する。図5
は、振動子10の側面図であり、図6及び図7は振動子
10を真上から見た場合の平面図である。振動子10を
屈曲振動させるための駆動用交流電圧が、図示せぬ発振
回路から、細導線44を介して、電極14に印加される
と、振動子10は、節点15A及び節点15Bを振動の
節として、厚さ方向(Y1 方向)に屈曲振動する。
作について、図5乃至図7を参照して説明する。図5
は、振動子10の側面図であり、図6及び図7は振動子
10を真上から見た場合の平面図である。振動子10を
屈曲振動させるための駆動用交流電圧が、図示せぬ発振
回路から、細導線44を介して、電極14に印加される
と、振動子10は、節点15A及び節点15Bを振動の
節として、厚さ方向(Y1 方向)に屈曲振動する。
【0045】そして、図5及び図6に示すように、振動
子10が、矢印Y1 方向の上向きに、速度vで振動して
いる場合において、振動子10が、振動子10の長さ方
向軸X1 を中心に回転角速度Ωで回転すると、振動子1
0が、コリオリの力Fc(=2・m・[v・Ω])が振
動子10の幅方向(矢印Z1 方向)に、図7中、下向き
に屈曲振動する。すると、振動子10の矢印Z1 方向の
屈曲振動に伴う圧電電圧(コリオリの力に伴う圧電電
圧)が、電極11及び電極12において発生する。
子10が、矢印Y1 方向の上向きに、速度vで振動して
いる場合において、振動子10が、振動子10の長さ方
向軸X1 を中心に回転角速度Ωで回転すると、振動子1
0が、コリオリの力Fc(=2・m・[v・Ω])が振
動子10の幅方向(矢印Z1 方向)に、図7中、下向き
に屈曲振動する。すると、振動子10の矢印Z1 方向の
屈曲振動に伴う圧電電圧(コリオリの力に伴う圧電電
圧)が、電極11及び電極12において発生する。
【0046】なお、従来例において述べたように、振動
子10の矢印Z1 方向の屈曲振動に伴い、電極11,1
2に発生するコリオリの力に伴う圧電電圧は、振幅が等
しく、位相が逆である。すなわち、矢印Z1 方向の屈曲
振動に伴い電極11に発生する圧電電圧が、+(−)A
のとき、矢印Z1 方向の屈曲振動に伴い電極12に発生
する圧電電圧は、−(+)Aとなる。なお、このとき、
電極11及び12には、振動子10の矢印Y1 方向の屈
曲振動に伴う、振幅及び位相が等しい圧電電圧も発生し
ている。
子10の矢印Z1 方向の屈曲振動に伴い、電極11,1
2に発生するコリオリの力に伴う圧電電圧は、振幅が等
しく、位相が逆である。すなわち、矢印Z1 方向の屈曲
振動に伴い電極11に発生する圧電電圧が、+(−)A
のとき、矢印Z1 方向の屈曲振動に伴い電極12に発生
する圧電電圧は、−(+)Aとなる。なお、このとき、
電極11及び12には、振動子10の矢印Y1 方向の屈
曲振動に伴う、振幅及び位相が等しい圧電電圧も発生し
ている。
【0047】電極11及び12に発生した圧電電圧は、
それぞれ、細導線41,42を介して、図示せぬ検出回
路に入力される。そして、これらの2つの圧電電圧の差
動を取ることによって、コリオリの力に伴う圧電電圧の
みを、倍増して取り出すことができ、回転角速度Ωを検
出することが可能となる。
それぞれ、細導線41,42を介して、図示せぬ検出回
路に入力される。そして、これらの2つの圧電電圧の差
動を取ることによって、コリオリの力に伴う圧電電圧の
みを、倍増して取り出すことができ、回転角速度Ωを検
出することが可能となる。
【0048】なお、本実施例においては、圧電部材10
Aの両側面上に、それぞれ、電極11及び12を形成し
ているが、電極11または12のいずれか一方だけを形
成するようにすることも可能である。この場合、コリオ
リの力に伴う圧電電圧を、一方の電極のみから取り出す
ことになるので、検出されるコリオリの力に伴う圧電電
圧の大きさが、半分になる。
Aの両側面上に、それぞれ、電極11及び12を形成し
ているが、電極11または12のいずれか一方だけを形
成するようにすることも可能である。この場合、コリオ
リの力に伴う圧電電圧を、一方の電極のみから取り出す
ことになるので、検出されるコリオリの力に伴う圧電電
圧の大きさが、半分になる。
【0049】図8は、本発明の圧電振動角速度計の他の
実施例の構成を示す斜視図である。本実施例の圧電振動
角速度計100の基本的な構成は、図1に示す圧電振動
角速度計1と同様であり、振動子10を支持する支持部
材101及び102のみが異なっている。
実施例の構成を示す斜視図である。本実施例の圧電振動
角速度計100の基本的な構成は、図1に示す圧電振動
角速度計1と同様であり、振動子10を支持する支持部
材101及び102のみが異なっている。
【0050】支持部材101及び102は、シリコン系
樹脂によって構成される板上部材であり、その中央部に
おいて、それぞれ円形の貫通穴が形成されている。この
円形の貫通穴は、振動子10の断面形状である正方形に
外接するように形成されている。振動子10は、この支
持部材101及び102の貫通穴に通され、振動子10
の共振振動の節点部位において、その角部が支持部材1
01及び102に固定される。また、この場合におい
て、支持部材101及び102の貫通穴の側面の、振動
子10の角部が固定される部分に、切り欠けを設けるこ
とも可能である。
樹脂によって構成される板上部材であり、その中央部に
おいて、それぞれ円形の貫通穴が形成されている。この
円形の貫通穴は、振動子10の断面形状である正方形に
外接するように形成されている。振動子10は、この支
持部材101及び102の貫通穴に通され、振動子10
の共振振動の節点部位において、その角部が支持部材1
01及び102に固定される。また、この場合におい
て、支持部材101及び102の貫通穴の側面の、振動
子10の角部が固定される部分に、切り欠けを設けるこ
とも可能である。
【0051】さらに、図9に示すように、振動子10の
角部の、振動子10の共振振動の節点部位において、切
り欠け部111A乃至111D(111Cは図示せず)
及び112A乃至112D(112Cは図示せず)を設
け、支持部材101及び102が、それぞれ、その切り
欠け部111A乃至111D及び112A乃至112D
にはまるようにすることもできる。
角部の、振動子10の共振振動の節点部位において、切
り欠け部111A乃至111D(111Cは図示せず)
及び112A乃至112D(112Cは図示せず)を設
け、支持部材101及び102が、それぞれ、その切り
欠け部111A乃至111D及び112A乃至112D
にはまるようにすることもできる。
【0052】また、本発明の圧電振動角速度計において
は、上述した振動子10を、異なる構成にすることも可
能である。
は、上述した振動子10を、異なる構成にすることも可
能である。
【0053】図10は、本発明の圧電振動角速度計を構
成する振動子の一実施例の構成を示す斜視図である。こ
の振動子210の基本的な構成は、図2に示す振動子1
0と同様であり、駆動用交流電圧が印加される電極14
Aの形成位置のみが異なる。
成する振動子の一実施例の構成を示す斜視図である。こ
の振動子210の基本的な構成は、図2に示す振動子1
0と同様であり、駆動用交流電圧が印加される電極14
Aの形成位置のみが異なる。
【0054】この振動子210においては、駆動用交流
電圧が印加される電極14A(第2の電極)が、圧電部
材10A(圧電部材)の上部に、所定の幅で形成されて
いる。
電圧が印加される電極14A(第2の電極)が、圧電部
材10A(圧電部材)の上部に、所定の幅で形成されて
いる。
【0055】本実施例の場合、振動子210を構成する
圧電部材10A及び10B(セラミック部材)は、予め
分極処理がされておらず、圧電部材10Aと10Bを接
着した後に、圧電部材10Aに分極処理を施す必要があ
り、電極13と電極14A間、電極13と電極11間、
及び電極13と電極12間に電圧をかけ、圧電部材10
Aの分極を行う(図11(a))。
圧電部材10A及び10B(セラミック部材)は、予め
分極処理がされておらず、圧電部材10Aと10Bを接
着した後に、圧電部材10Aに分極処理を施す必要があ
り、電極13と電極14A間、電極13と電極11間、
及び電極13と電極12間に電圧をかけ、圧電部材10
Aの分極を行う(図11(a))。
【0056】また、図11(b)に示すように、電極1
1と電極14A間、電極11と電極13間、電極12と
電極14A間、及び電極12と電極13間に電圧をかけ
ることによって、圧電部材10Aの分極を行ってもよ
い。
1と電極14A間、電極11と電極13間、電極12と
電極14A間、及び電極12と電極13間に電圧をかけ
ることによって、圧電部材10Aの分極を行ってもよ
い。
【0057】電極13(第1の電極)は、基準電位電極
であり、電極14Aは、振動子210を、図11に示す
矢印Y2 方向に振動させるための駆動用交流電圧の印加
を受け、電極11(第3の電極)及び12(第4の電
極)は、コリオリの力に伴う圧電電圧の検出に用いられ
る。この振動子210を用いた圧電振動角速度計の動作
は、図1に示す圧電振動角速度計の動作と同様である。
であり、電極14Aは、振動子210を、図11に示す
矢印Y2 方向に振動させるための駆動用交流電圧の印加
を受け、電極11(第3の電極)及び12(第4の電
極)は、コリオリの力に伴う圧電電圧の検出に用いられ
る。この振動子210を用いた圧電振動角速度計の動作
は、図1に示す圧電振動角速度計の動作と同様である。
【0058】なお、本実施例の振動子210の下部を構
成する圧電部材10Bは、上述したように圧電セラミッ
ク部材であるPZTによって構成されているが、本実施
例の場合、圧電部材10Bは、圧電的に不活性であるの
で、石英ガラス、アルミナ等の圧電的に不活性なセラミ
ック材料によって構成することも可能である。なお、こ
の場合、振動子を構成する上部部材とか部部材の材質
(密度)が異なるので、振動子の幅方向と厚さ方向の基
準振動数を等しくするために、上述したように、構成後
の振動子をレーザ等によって所望の断面形状にする必要
がある。
成する圧電部材10Bは、上述したように圧電セラミッ
ク部材であるPZTによって構成されているが、本実施
例の場合、圧電部材10Bは、圧電的に不活性であるの
で、石英ガラス、アルミナ等の圧電的に不活性なセラミ
ック材料によって構成することも可能である。なお、こ
の場合、振動子を構成する上部部材とか部部材の材質
(密度)が異なるので、振動子の幅方向と厚さ方向の基
準振動数を等しくするために、上述したように、構成後
の振動子をレーザ等によって所望の断面形状にする必要
がある。
【0059】図12は、本発明の圧電振動角速度計を構
成する振動子の他の実施例の構成を示す斜視図である。
この振動子310の基本的な構成は、図10に示す振動
子210と同様であり、振動子310の下部を構成する
部材の材質のみが異なる。
成する振動子の他の実施例の構成を示す斜視図である。
この振動子310の基本的な構成は、図10に示す振動
子210と同様であり、振動子310の下部を構成する
部材の材質のみが異なる。
【0060】振動子310は、圧電部材10A(圧電部
材)の下面と、リン青銅によって構成される金属部材1
0C(金属部材)の上面とが接着されることによって構
成されている。本実施例の場合、金属部材10Cが、基
準電位電極(第1の電極)として使用される。また、こ
の振動子310の分極状態は、図10及び図11に示す
振動子210と同様である。
材)の下面と、リン青銅によって構成される金属部材1
0C(金属部材)の上面とが接着されることによって構
成されている。本実施例の場合、金属部材10Cが、基
準電位電極(第1の電極)として使用される。また、こ
の振動子310の分極状態は、図10及び図11に示す
振動子210と同様である。
【0061】図13は、本発明の圧電振動角速度計を構
成する振動子の他の実施例の構成を示す斜視図である。
この振動子410の基本的な構成は、図12に示す振動
子310と同様であり、電極11A(第3の電極)及び
12A(第4の電極)の形成位置と電極14B(第2の
電極)が形成される幅が異なる。
成する振動子の他の実施例の構成を示す斜視図である。
この振動子410の基本的な構成は、図12に示す振動
子310と同様であり、電極11A(第3の電極)及び
12A(第4の電極)の形成位置と電極14B(第2の
電極)が形成される幅が異なる。
【0062】本実施例の振動子410においては、電極
14Bは、圧電部材10Aの上面全体に形成されてお
り、さらに、電極11A及び電極12Aは、それぞれ、
圧電部材10Aの両側面上において、電極14Bに接触
しないように、上面から所定の間隔だけ離して形成され
ている。また、この振動子410の分極状態は、図11
に示す振動子210の分極状態と同様である。
14Bは、圧電部材10Aの上面全体に形成されてお
り、さらに、電極11A及び電極12Aは、それぞれ、
圧電部材10Aの両側面上において、電極14Bに接触
しないように、上面から所定の間隔だけ離して形成され
ている。また、この振動子410の分極状態は、図11
に示す振動子210の分極状態と同様である。
【0063】また、この場合においても、振動子410
を構成する圧電部材10Aと金属部材10Bの密度が異
なるので、振動子410の幅方向と厚さ方向の基準振動
数を等しくするために、振動子410構成後、上述した
ように、振動子410をレーザ等によって所望の断面形
状にする必要がある。
を構成する圧電部材10Aと金属部材10Bの密度が異
なるので、振動子410の幅方向と厚さ方向の基準振動
数を等しくするために、振動子410構成後、上述した
ように、振動子410をレーザ等によって所望の断面形
状にする必要がある。
【0064】なお、図12及び図13に示す金属部材1
0Cは、リン青銅材料の他に、ベリリウム銅板、ステン
レス板等の他の材質の金属板によって構成することも可
能である。
0Cは、リン青銅材料の他に、ベリリウム銅板、ステン
レス板等の他の材質の金属板によって構成することも可
能である。
【0065】さらに、以上の実施例において、各電極
は、銀ペーストされることによって形成されているが、
無電解メッキ法によって形成されるニッケル電極とする
ことも可能である。ニッケル電極は、銀ペースト電極に
比べて、マイグレーションの発生を抑制することがで
き、圧電振動角速度計の信頼度が向上する。
は、銀ペーストされることによって形成されているが、
無電解メッキ法によって形成されるニッケル電極とする
ことも可能である。ニッケル電極は、銀ペースト電極に
比べて、マイグレーションの発生を抑制することがで
き、圧電振動角速度計の信頼度が向上する。
【0066】
【発明の効果】請求項1に記載の圧電振動角速度計によ
れば、第1の圧電部材の下面と第2の圧電部材の上面と
を接着し、基準電極としての第1の電極をその接着面に
形成し、駆動要項流電圧が印加される第2の電極を、第
1の圧電部材の上面または第2の圧電部材の下面に形成
し、コリオリの力に伴う圧電電圧の検出電極としての第
3及び第4の電極を、第1の圧電部材の両側面にそれぞ
れ形成するようにしたので、低コストで圧電振動角速度
計を小型化することができる。
れば、第1の圧電部材の下面と第2の圧電部材の上面と
を接着し、基準電極としての第1の電極をその接着面に
形成し、駆動要項流電圧が印加される第2の電極を、第
1の圧電部材の上面または第2の圧電部材の下面に形成
し、コリオリの力に伴う圧電電圧の検出電極としての第
3及び第4の電極を、第1の圧電部材の両側面にそれぞ
れ形成するようにしたので、低コストで圧電振動角速度
計を小型化することができる。
【0067】請求項2に記載の圧電振動角速度計によれ
ば、圧電部材の下面とセラミック部材の上面とを接着
し、基準電極としての第1の電極をその接着面に形成
し、駆動要項流電圧が印加される第2の電極を、圧電部
材の上面に形成し、コリオリの力に伴う圧電電圧の検出
電極としての第3及び第4の電極を、圧電部材の両側面
にそれぞれ形成するようにしたので、低コストで圧電振
動角速度計を小型化することができる。
ば、圧電部材の下面とセラミック部材の上面とを接着
し、基準電極としての第1の電極をその接着面に形成
し、駆動要項流電圧が印加される第2の電極を、圧電部
材の上面に形成し、コリオリの力に伴う圧電電圧の検出
電極としての第3及び第4の電極を、圧電部材の両側面
にそれぞれ形成するようにしたので、低コストで圧電振
動角速度計を小型化することができる。
【0068】請求項3に記載の圧電振動角速度計によれ
ば、圧電部材の下面と金属部材の上面とを接着し、基準
電極としての第1の電極をその接着面に形成し、駆動要
項流電圧が印加される第2の電極を、圧電部材の上面に
形成し、コリオリの力に伴う圧電電圧の検出電極として
の第3及び第4の電極を、圧電部材の両側面にそれぞれ
形成するようにしたので、低コストで圧電振動角速度計
を小型化することができる。
ば、圧電部材の下面と金属部材の上面とを接着し、基準
電極としての第1の電極をその接着面に形成し、駆動要
項流電圧が印加される第2の電極を、圧電部材の上面に
形成し、コリオリの力に伴う圧電電圧の検出電極として
の第3及び第4の電極を、圧電部材の両側面にそれぞれ
形成するようにしたので、低コストで圧電振動角速度計
を小型化することができる。
【図1】本発明の圧電振動角速度計の一実施例の構成を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】図1に示す振動子10の構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】図1に示す振動子10を構成する圧電部材10
A及び10Bの構成を示す斜視図である。
A及び10Bの構成を示す斜視図である。
【図4】図1に示す振動子10の正面図である。
【図5】図1に示す振動子10の側面図である。
【図6】図1に示す振動子10を真上から見た場合の平
面図である。
面図である。
【図7】図1に示す振動子10を真上から見た場合の平
面図である。
面図である。
【図8】本発明の圧電振動角速度計の他の実施例の構成
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図9】図8に示す振動子10の構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図10】本発明の圧電振動角速度計を構成する振動子
の他の実施例の構成を示す斜視図である。
の他の実施例の構成を示す斜視図である。
【図11】図10に示す振動子210の正面図である。
【図12】本発明の圧電振動角速度計を構成する振動子
の他の実施例の構成を示す斜視図である。
の他の実施例の構成を示す斜視図である。
【図13】本発明の圧電振動角速度計を構成する振動子
の他の実施例の構成を示す斜視図である。
の他の実施例の構成を示す斜視図である。
【図14】従来の圧電振動角速度計の一構成例を示す斜
視図である。
視図である。
【図15】図14に示す圧電振動角速度計500を矢印
X方向から見た場合の平面図である。
X方向から見た場合の平面図である。
【図16】従来の圧電振動角速度計の他の構成例を示す
斜視図である。
斜視図である。
1 圧電振動角速度計 10 振動子 10A,10B 圧電部材 10C 金属部材 11乃至14,11A,12A,13A,13B,14
A,14B 電極 20 基板 21,22 支柱 41乃至44 細導線 15A,15B 節点 100 圧電振動角速度計 101,102 支持部材 111A乃至111C,112A乃至112D 切り欠
け部 210 振動子 310 振動子 410 振動子 500 圧電振動角速度計 501乃至504 側面 505 金属振動子 511乃至514 圧電セラミック薄板 521乃至524 細導線 531乃至534 支持用金属線 600 圧電振動角速度計 611乃至614 圧電セラミックバイモルフ 620 基板
A,14B 電極 20 基板 21,22 支柱 41乃至44 細導線 15A,15B 節点 100 圧電振動角速度計 101,102 支持部材 111A乃至111C,112A乃至112D 切り欠
け部 210 振動子 310 振動子 410 振動子 500 圧電振動角速度計 501乃至504 側面 505 金属振動子 511乃至514 圧電セラミック薄板 521乃至524 細導線 531乃至534 支持用金属線 600 圧電振動角速度計 611乃至614 圧電セラミックバイモルフ 620 基板
Claims (4)
- 【請求項1】 長方形断面を有する直方体形状の第1の
圧電部材の下面と、長方形断面を有する直方体形状の第
2の圧電部材の上面とが接合されることによって構成さ
れ、互いに垂直な2方向に振動可能な柱状振動子と、 前記柱状振動子の共振振動の節点部位において、前記柱
状振動子を支持する支持部材とを備え、前記柱状振動子
に発生するコリオリの力に伴う圧電電圧を検出すること
によって、前記柱状振動子の回転角速度を検出する圧電
振動角速度計において、 前記柱状振動子は、 前記第1の圧電部材と前記第2の圧電部材との接合面に
形成される、基準電位電極としての第1の電極と、 前記第1の圧電部材の上面または前記第2の圧電部材の
下面のいずれか一方に形成され、前記柱状振動子を、前
記第1の圧電部材と前記第2の圧電部材との接合面に垂
直な方向に振動させるための駆動用交流電圧が印加され
る第2の電極と、 前記第1の圧電部材の両側面において、所定の幅で、そ
れぞれ形成され、前記柱状振動子に生じる前記コリオリ
の力に伴う圧電電圧を外部に出力する第3及び第4の電
極とを備えることを特徴とする圧電振動角速度計。 - 【請求項2】 長方形断面を有する直方体形状の圧電部
材の下面と、長方形断面を有する直方体形状のセラミッ
ク部材の上面とが接合されることによって構成され、互
いに垂直な2方向に振動可能な柱状振動子と、 前記柱状振動子の共振振動の節点部位において、前記柱
状振動子を支持する支持部材とを備え、前記柱状振動子
に発生するコリオリの力に伴う圧電電圧を検出すること
によって、前記柱状振動子の回転角速度を検出する圧電
振動角速度計において、 前記柱状振動子は、 前記圧電部材と前記セラミック部材との接合面に形成さ
れる、基準電位電極としての第1の電極と、 前記圧電部材の上面に形成され、前記柱状振動子を、前
記圧電部材と前記セラミック部材との接合面に垂直な方
向に振動させるための駆動用交流電圧が印加される第2
の電極と、 前記圧電部材の両側面において、所定の幅で、それぞれ
形成され、前記柱状振動子に生じる前記コリオリの力に
伴う圧電電圧を外部に出力する第3及び第4の電極とを
備えることを特徴とする圧電振動角速度計。 - 【請求項3】 長方形断面を有する直方体形状の圧電部
材の下面と、長方形断面を有する直方体形状の金属部材
の上面とが接合されることによって構成され、互いに垂
直な2方向に振動可能な柱状振動子と、 前記柱状振動子の共振振動の節点部位において、前記柱
状振動子を支持する支持部材とを備え、前記柱状振動子
に発生するコリオリの力に伴う圧電電圧を検出すること
によって、前記柱状振動子の回転角速度を検出する圧電
振動角速度計において、 前記柱状振動子は、 前記圧電部材と前記金属部材との接合面に形成される、
基準電位電極としての第1の電極と、 前記圧電部材の上面に形成され、前記柱状振動子を、前
記圧電部材と前記金属部材との接合面に垂直な方向に振
動させるための駆動用交流電圧が印加される第2の電極
と、 前記圧電部材の両側面において、所定の幅で、それぞれ
形成され、前記柱状振動子に生じる前記コリオリの力に
伴う圧電電圧を外部に出力する第3及び第4の電極とを
備えることを特徴とする圧電振動角速度計。 - 【請求項4】 前記金属部材は、前記第1の電極である
ことを特徴とする請求項3に記載の圧電振動角速度計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7083829A JPH08278144A (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 圧電振動角速度計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7083829A JPH08278144A (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 圧電振動角速度計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08278144A true JPH08278144A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=13813591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7083829A Withdrawn JPH08278144A (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 圧電振動角速度計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08278144A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998019134A1 (en) * | 1996-10-29 | 1998-05-07 | Mitsui Chemicals, Inc. | Vibration gyroscope |
-
1995
- 1995-04-10 JP JP7083829A patent/JPH08278144A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998019134A1 (en) * | 1996-10-29 | 1998-05-07 | Mitsui Chemicals, Inc. | Vibration gyroscope |
| US6209393B1 (en) | 1996-10-29 | 2001-04-03 | Mitsui Chemicals Inc. | Vibration gyroscope |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020702 |