JPH08255203A - 資金繰予定シミュレーションシステム - Google Patents
資金繰予定シミュレーションシステムInfo
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- JPH08255203A JPH08255203A JP5860695A JP5860695A JPH08255203A JP H08255203 A JPH08255203 A JP H08255203A JP 5860695 A JP5860695 A JP 5860695A JP 5860695 A JP5860695 A JP 5860695A JP H08255203 A JPH08255203 A JP H08255203A
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各基幹業務からの資金繰情報を収集しうる汎
用的なインタフェイスを提供し、更に全社的に統合され
た資金繰り予定の効果的なシミュレーションを可能とす
る資金繰予定シミュレーションシステムを提供する。 【構成】 基幹業務システムから資金繰情報を統一され
た汎用フォーマットで受信しインタフェイスファイル6
に記憶させる資金繰情報受信部4と、資金繰マスタファ
イル及び資金繰情報、修正情報を含む一次シミュレーシ
ョンDB16に基づいて現実的な資金繰予定シミュレー
ションを行う一次シミュレーション実行部18と、固定
情報の各種条件設定を行う条件設定部20と、設定され
た条件及び資金繰情報、修正情報を含む二次シミュレー
ションDB24に基づいて仮想的な資金繰予定シミュレ
ーションを再試行可能に行う二次シミュレーション実行
部26と、を有し、全社的な資金繰計画の策定に役立た
せる。
用的なインタフェイスを提供し、更に全社的に統合され
た資金繰り予定の効果的なシミュレーションを可能とす
る資金繰予定シミュレーションシステムを提供する。 【構成】 基幹業務システムから資金繰情報を統一され
た汎用フォーマットで受信しインタフェイスファイル6
に記憶させる資金繰情報受信部4と、資金繰マスタファ
イル及び資金繰情報、修正情報を含む一次シミュレーシ
ョンDB16に基づいて現実的な資金繰予定シミュレー
ションを行う一次シミュレーション実行部18と、固定
情報の各種条件設定を行う条件設定部20と、設定され
た条件及び資金繰情報、修正情報を含む二次シミュレー
ションDB24に基づいて仮想的な資金繰予定シミュレ
ーションを再試行可能に行う二次シミュレーション実行
部26と、を有し、全社的な資金繰計画の策定に役立た
せる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は資金繰予定シミュレーシ
ョンシステム、特に一般企業内における基幹業務別、部
門別ではなく全社的に統括された資金繰りの予定のシミ
ュレーションを可能とする資金繰予定シミュレーション
システムに関する。
ョンシステム、特に一般企業内における基幹業務別、部
門別ではなく全社的に統括された資金繰りの予定のシミ
ュレーションを可能とする資金繰予定シミュレーション
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般企業における会計処理において、資
金繰りは企業経営上非常に重要な要素であることは言う
までもない。従って、現実に発生する債権/債務の取引
のみならず将来発生するであろう取引に基づいて資金繰
りに対するシミュレーションを十分に行い、今後発生す
る資金調達等に効果的に役立たせる必要がある。近年に
おいては、それほど各種にわたる資金繰りのシミュレー
ションを行うことのできる資金繰システムが構築されて
きている。
金繰りは企業経営上非常に重要な要素であることは言う
までもない。従って、現実に発生する債権/債務の取引
のみならず将来発生するであろう取引に基づいて資金繰
りに対するシミュレーションを十分に行い、今後発生す
る資金調達等に効果的に役立たせる必要がある。近年に
おいては、それほど各種にわたる資金繰りのシミュレー
ションを行うことのできる資金繰システムが構築されて
きている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては資金繰りの実績に関するシステム化はされてき
ているものの資金繰りの予定に関してはシステム化がそ
れほど進められていない。これは、資金繰りに関する情
報の内容、形態が手形管理、預貯金管理等の各基幹業務
ごとにばらばらで全社的に統一されていないため、必要
な情報を統合したデータとして一括収集できないためで
ある。従って、各基幹業務における資金繰りに関する情
報は、通常は経営者又は経理の上層者の頭の中に埋もれ
がちであり、各部門ごとには資金繰りのシミュレーショ
ンを行えたとしても全社的に統括された資金繰予定シミ
ュレーションを行うことは非常に困難であった。
おいては資金繰りの実績に関するシステム化はされてき
ているものの資金繰りの予定に関してはシステム化がそ
れほど進められていない。これは、資金繰りに関する情
報の内容、形態が手形管理、預貯金管理等の各基幹業務
ごとにばらばらで全社的に統一されていないため、必要
な情報を統合したデータとして一括収集できないためで
ある。従って、各基幹業務における資金繰りに関する情
報は、通常は経営者又は経理の上層者の頭の中に埋もれ
がちであり、各部門ごとには資金繰りのシミュレーショ
ンを行えたとしても全社的に統括された資金繰予定シミ
ュレーションを行うことは非常に困難であった。
【0004】また、多種多様にわたる資金繰予定のシミ
ュレーションをより効果的に行えることが望まれる。
ュレーションをより効果的に行えることが望まれる。
【0005】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、各基幹業務からの
資金繰情報を収集しうる汎用的なインタフェイスを提供
し、更に全社的に統合された資金繰り予定の効果的なシ
ミュレーションを可能とする資金繰予定シミュレーショ
ンシステムを提供することにある。
になされたものであり、その目的は、各基幹業務からの
資金繰情報を収集しうる汎用的なインタフェイスを提供
し、更に全社的に統合された資金繰り予定の効果的なシ
ミュレーションを可能とする資金繰予定シミュレーショ
ンシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、本発明における発明は、一般企業において
債権/債務の取引又は取引予定に関する資金繰情報に基
づいて資金繰り予定のシミュレーションを行う資金繰予
定シミュレーションシステムにおいて、各基幹業務シス
テムから統一されたデータフォーマットの資金繰情報を
受信する資金繰情報受信手段と、受信した資金繰情報を
記憶する資金繰情報記憶手段と、資金繰予定シミュレー
ションを行うのに必要な資金繰情報以外の情報を記憶す
る資金繰マスタファイルと、資金繰情報に基づき統合し
た資金繰予定シミュレーションを行うシミュレーション
実行手段と、を有することを特徴とする。
するために、本発明における発明は、一般企業において
債権/債務の取引又は取引予定に関する資金繰情報に基
づいて資金繰り予定のシミュレーションを行う資金繰予
定シミュレーションシステムにおいて、各基幹業務シス
テムから統一されたデータフォーマットの資金繰情報を
受信する資金繰情報受信手段と、受信した資金繰情報を
記憶する資金繰情報記憶手段と、資金繰予定シミュレー
ションを行うのに必要な資金繰情報以外の情報を記憶す
る資金繰マスタファイルと、資金繰情報に基づき統合し
た資金繰予定シミュレーションを行うシミュレーション
実行手段と、を有することを特徴とする。
【0007】また、各基幹業務システムから受信する資
金繰情報は、資金繰情報を識別させるキー情報と取引内
容を特定する取引情報と取引の決済に関する決済予定情
報とを含むことを特徴とする。
金繰情報は、資金繰情報を識別させるキー情報と取引内
容を特定する取引情報と取引の決済に関する決済予定情
報とを含むことを特徴とする。
【0008】また、前記キー情報は、接続システム区
分、データ識別スパン及びバッチ処理番号を含むことを
特徴とする。
分、データ識別スパン及びバッチ処理番号を含むことを
特徴とする。
【0009】また、前記取引情報は、種別、相手先、発
生日、金額、諸経費、負担区分及び金利を含むことを特
徴とする。
生日、金額、諸経費、負担区分及び金利を含むことを特
徴とする。
【0010】また、前記決済予定情報は、資金項目、決
済日、決済期間及び決済金額を少なくとも一組含むこと
を特徴とする。
済日、決済期間及び決済金額を少なくとも一組含むこと
を特徴とする。
【0011】また、各基幹業務システムから受信する資
金繰情報に対する修正を行った場合の修正更新情報及び
修正の可否を含む修正情報を記憶する資金繰情報修正記
憶手段を有することを特徴とする。
金繰情報に対する修正を行った場合の修正更新情報及び
修正の可否を含む修正情報を記憶する資金繰情報修正記
憶手段を有することを特徴とする。
【0012】また、資金繰予定シミュレーションを行う
ための各種条件の設定を行うシミュレーション条件設定
手段を有し、現実的な資金繰予定のシミュレーションで
ある一次シミュレーションの他に前記シミュレーション
条件設定手段による設定条件に基づき仮想的な資金繰予
定のシミュレーションである二次シミュレーションを行
うことを特徴とする。
ための各種条件の設定を行うシミュレーション条件設定
手段を有し、現実的な資金繰予定のシミュレーションで
ある一次シミュレーションの他に前記シミュレーション
条件設定手段による設定条件に基づき仮想的な資金繰予
定のシミュレーションである二次シミュレーションを行
うことを特徴とする。
【0013】
【作用】以上のような構成を有する本発明においては、
統一されたデータフォーマットを提供することにより各
基幹業務システムからの資金繰情報を一括収集すること
ができるので、全社的に統括した資金繰予定のシミュレ
ーションを行うことができる。
統一されたデータフォーマットを提供することにより各
基幹業務システムからの資金繰情報を一括収集すること
ができるので、全社的に統括した資金繰予定のシミュレ
ーションを行うことができる。
【0014】また、各基幹業務システムからの資金繰情
報に対する修正の可否を含む修正情報を資金繰情報に対
応させて持たせることにより当該資金繰情報への無用な
修正から防止することができる。
報に対する修正の可否を含む修正情報を資金繰情報に対
応させて持たせることにより当該資金繰情報への無用な
修正から防止することができる。
【0015】また、シミュレーション条件設定手段から
資金繰予定シミュレーションを行うための各種条件を設
定できるようにしたので、例えば、現実的な資金繰予定
シミュレーションの結果資金不足となった場合に、各種
設定条件を変更しながら種々にわたる二次的(仮想的)
な資金繰予定のシミュレーションを行うことができるの
で、資金繰計画の策定に役立たせることができる。
資金繰予定シミュレーションを行うための各種条件を設
定できるようにしたので、例えば、現実的な資金繰予定
シミュレーションの結果資金不足となった場合に、各種
設定条件を変更しながら種々にわたる二次的(仮想的)
な資金繰予定のシミュレーションを行うことができるの
で、資金繰計画の策定に役立たせることができる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施
例を説明する。
例を説明する。
【0017】図1は、本発明に係る資金繰予定シミュレ
ーションシステムの一実施例を示した構成図である。資
金繰予定シミュレーションシステム2は、各部門で行わ
れる各基幹業務つまり販売管理、生産管理、手形管理等
を行う各基幹業務システムと接続されている。本システ
ム2は、資金繰情報を取得する手段と、詳細は後述する
が、実際の各種情報に基づいて現実的な資金繰予定のシ
ミュレーション(一次シミュレーション)を行う手段
と、各種設定条件に基づいて仮想的な資金繰予定のシミ
ュレーション(二次シミュレーション)を行う手段と、
に大別することができる。
ーションシステムの一実施例を示した構成図である。資
金繰予定シミュレーションシステム2は、各部門で行わ
れる各基幹業務つまり販売管理、生産管理、手形管理等
を行う各基幹業務システムと接続されている。本システ
ム2は、資金繰情報を取得する手段と、詳細は後述する
が、実際の各種情報に基づいて現実的な資金繰予定のシ
ミュレーション(一次シミュレーション)を行う手段
と、各種設定条件に基づいて仮想的な資金繰予定のシミ
ュレーション(二次シミュレーション)を行う手段と、
に大別することができる。
【0018】資金繰情報を取得する手段は、基幹業務シ
ステムから資金繰情報を受信する資金繰情報受信手段と
しての資金繰情報受信部4と、資金繰情報受信部4が受
信した資金繰情報記憶手段としての資金繰予定シミュレ
ーションインタフェイスファイル(以下、「インタフェ
イスファイル」という)6と、を有する。なお、資金繰
情報受信部4が統一フォーマットの資金繰情報のデータ
を受け取るためには、各基幹業務システムにおいて資金
繰情報を統一データフォーマットで送信可能なアプリケ
ーションを、接続オプションとして用意しておく必要が
ある。
ステムから資金繰情報を受信する資金繰情報受信手段と
しての資金繰情報受信部4と、資金繰情報受信部4が受
信した資金繰情報記憶手段としての資金繰予定シミュレ
ーションインタフェイスファイル(以下、「インタフェ
イスファイル」という)6と、を有する。なお、資金繰
情報受信部4が統一フォーマットの資金繰情報のデータ
を受け取るためには、各基幹業務システムにおいて資金
繰情報を統一データフォーマットで送信可能なアプリケ
ーションを、接続オプションとして用意しておく必要が
ある。
【0019】一次シミュレーションを行う手段は、資金
繰予定シミュレーションを行うのに必要な資金繰情報以
外の情報を記憶する資金繰マスタファイル(接続オプシ
ョン管理マスタファイル8、期首資金残高マスタファイ
ル10及び資金繰予定固定情報データベース(以下、
「固定情報DB]という)12で構成される)と、資金
繰マスタファイルに環境設定を行う環境設定部14と、
インタフェイスファイル6に含まれる資金繰情報のデー
タ内容に修正を加える場合、その修正データを含む資金
繰情報に修正情報を付加して記憶する資金繰情報修正記
憶手段としての資金繰予定一次シミュレーションデータ
ベース(以下、「一次シミュレーションDB」という)
16と、資金繰情報に基づき統合した現実的な資金繰予
定シミュレーションを行うシミュレーション実行手段と
しての一次シミュレーション実行部18と、で構成され
る。
繰予定シミュレーションを行うのに必要な資金繰情報以
外の情報を記憶する資金繰マスタファイル(接続オプシ
ョン管理マスタファイル8、期首資金残高マスタファイ
ル10及び資金繰予定固定情報データベース(以下、
「固定情報DB]という)12で構成される)と、資金
繰マスタファイルに環境設定を行う環境設定部14と、
インタフェイスファイル6に含まれる資金繰情報のデー
タ内容に修正を加える場合、その修正データを含む資金
繰情報に修正情報を付加して記憶する資金繰情報修正記
憶手段としての資金繰予定一次シミュレーションデータ
ベース(以下、「一次シミュレーションDB」という)
16と、資金繰情報に基づき統合した現実的な資金繰予
定シミュレーションを行うシミュレーション実行手段と
しての一次シミュレーション実行部18と、で構成され
る。
【0020】二次シミュレーションを行う手段は、資金
繰予定シミュレーションを行うための各種条件の設定を
行うシミュレーション条件設定手段としての条件設定部
20と、設定された条件を記憶する二次シミュレーショ
ン条件ファイル22と、一次シミュレーションDB16
に含まれる資金繰情報のデータ内容に修正を加える場
合、その修正データを含む資金繰情報に修正情報を付加
して記憶する資金繰情報修正記憶手段としての資金繰予
定二次シミュレーションデータベース(以下、「二次シ
ミュレーションDB」という)24と、資金繰情報に基
づき統合した仮想的な資金繰予定シミュレーションを行
うシミュレーション実行手段としての二次シミュレーシ
ョン実行部26と、で構成される。
繰予定シミュレーションを行うための各種条件の設定を
行うシミュレーション条件設定手段としての条件設定部
20と、設定された条件を記憶する二次シミュレーショ
ン条件ファイル22と、一次シミュレーションDB16
に含まれる資金繰情報のデータ内容に修正を加える場
合、その修正データを含む資金繰情報に修正情報を付加
して記憶する資金繰情報修正記憶手段としての資金繰予
定二次シミュレーションデータベース(以下、「二次シ
ミュレーションDB」という)24と、資金繰情報に基
づき統合した仮想的な資金繰予定シミュレーションを行
うシミュレーション実行手段としての二次シミュレーシ
ョン実行部26と、で構成される。
【0021】更に、本システム2は、各シミュレーショ
ン実行部18、26におけるシミュレーション結果を表
示/印刷する資金繰予定情報出力部28を有する。これ
は、グラフ又は表形式で作成された資金繰予定情報を表
示可能な表示装置(図示せず)や印刷可能なプリンタ
(図示せず)に出力する。
ン実行部18、26におけるシミュレーション結果を表
示/印刷する資金繰予定情報出力部28を有する。これ
は、グラフ又は表形式で作成された資金繰予定情報を表
示可能な表示装置(図示せず)や印刷可能なプリンタ
(図示せず)に出力する。
【0022】上述したシステム構成から明らかなよう
に、本実施例では、資金繰り予定のシミュレーションを
実際の情報に基づいて行われる現実的な一次シミュレー
ションの他に、任意に設定される各種条件に基づいて仮
想的な二次シミュレーションを実施できるようにしたこ
とを特徴とする。
に、本実施例では、資金繰り予定のシミュレーションを
実際の情報に基づいて行われる現実的な一次シミュレー
ションの他に、任意に設定される各種条件に基づいて仮
想的な二次シミュレーションを実施できるようにしたこ
とを特徴とする。
【0023】図2は、本実施例において各基幹業務シス
テムから本システム2に送られてくる資金繰情報のデー
タフォーマットを示した図である。このデータフォーマ
ットは、債権、債務の発生とその決済(資金繰りへの反
映)に着目して設計された極めて汎用的なインターフェ
ースを有する。資金繰情報は、資金繰情報を識別させる
キー情報(データ作成キー情報)と、取引内容を特定す
る取引情報(債権/債務情報)と、取引の決済に関する
決済予定情報とを含む。データ作成キー情報、債権/債
務情報及び決済予定情報は、図2に示したようにそれぞ
れのデータから構成される。
テムから本システム2に送られてくる資金繰情報のデー
タフォーマットを示した図である。このデータフォーマ
ットは、債権、債務の発生とその決済(資金繰りへの反
映)に着目して設計された極めて汎用的なインターフェ
ースを有する。資金繰情報は、資金繰情報を識別させる
キー情報(データ作成キー情報)と、取引内容を特定す
る取引情報(債権/債務情報)と、取引の決済に関する
決済予定情報とを含む。データ作成キー情報、債権/債
務情報及び決済予定情報は、図2に示したようにそれぞ
れのデータから構成される。
【0024】「接続システム区分」は、接続された基幹
業務システムを識別するためのID情報である。「デー
タ抽出スパン」は、資金繰情報の作成元の集計単位を表
す。例えば、月次で翌月以降の資金繰予定情報を集計す
る場合、「年月度」を表すデータをセットする。「バッ
チ処理No.」は、「接続システム区分」と「データ抽
出スパン」との組合せにおけるバッチ処理番号である。
つまり、データ作成キー情報の組合せにより資金繰情報
が識別されることになる。再試行時の重複チェックや置
換確認時に有効である。「種別」は、売掛金、買掛金等
債権/債務の種別である。「相手先コード」は、取引先
コード、自社コード等債権/債務の取引相手を識別する
コードである。「発生日」は、債権/債務の発生した
(発生予定の)日である。「金額」は、債権/債務の金
額である。「諸経費」は、振込手数料等の諸経費の金額
である。「負担区分」は、自社又は相手先等の諸経費の
負担者を表す。「金利」は、「種別」が支払・受取利息
の場合の金利(%)を表す。「資金項目コード」は、手
形期日入金等の資金決済の資金項目を表す。「決済日」
は、資金が決済される予定日である。「決済機関」は、
現預金勘定又は各種銀行口座等の資金を決済する機関先
である。「決済金額」は、決済する金額である。資金増
なら正の数値を、資金減なら負の数値をセットする。な
お、決済予定情報は、一件の債権/債務に対し、複数の
決済方法が指定されるのが通例であるため正数倍(×
n)とした。従って、この関係がデータ作成キー情報で
枝番号等により定義すれば、別レコードとしてもよい。
業務システムを識別するためのID情報である。「デー
タ抽出スパン」は、資金繰情報の作成元の集計単位を表
す。例えば、月次で翌月以降の資金繰予定情報を集計す
る場合、「年月度」を表すデータをセットする。「バッ
チ処理No.」は、「接続システム区分」と「データ抽
出スパン」との組合せにおけるバッチ処理番号である。
つまり、データ作成キー情報の組合せにより資金繰情報
が識別されることになる。再試行時の重複チェックや置
換確認時に有効である。「種別」は、売掛金、買掛金等
債権/債務の種別である。「相手先コード」は、取引先
コード、自社コード等債権/債務の取引相手を識別する
コードである。「発生日」は、債権/債務の発生した
(発生予定の)日である。「金額」は、債権/債務の金
額である。「諸経費」は、振込手数料等の諸経費の金額
である。「負担区分」は、自社又は相手先等の諸経費の
負担者を表す。「金利」は、「種別」が支払・受取利息
の場合の金利(%)を表す。「資金項目コード」は、手
形期日入金等の資金決済の資金項目を表す。「決済日」
は、資金が決済される予定日である。「決済機関」は、
現預金勘定又は各種銀行口座等の資金を決済する機関先
である。「決済金額」は、決済する金額である。資金増
なら正の数値を、資金減なら負の数値をセットする。な
お、決済予定情報は、一件の債権/債務に対し、複数の
決済方法が指定されるのが通例であるため正数倍(×
n)とした。従って、この関係がデータ作成キー情報で
枝番号等により定義すれば、別レコードとしてもよい。
【0025】この統一された汎用的なデータフォーマッ
トを用いることにより、あらゆる基幹業務システムから
債権/債務の取引又は取引予定に関し資金繰り予定の集
計に必要な資金繰情報を一括収集することができる。
トを用いることにより、あらゆる基幹業務システムから
債権/債務の取引又は取引予定に関し資金繰り予定の集
計に必要な資金繰情報を一括収集することができる。
【0026】次に、本実施例で使用する3種類の資金繰
マスタファイルについて説明する。接続オプション管理
マスタファイル8には、本システムが資金繰予定シミュ
レーションの対象とする基幹業務システムが設定されて
いる。例えば、「販売管理とは接続する」、「手形管理
とは接続しない」等の情報が設定される。期首資金残高
マスタファイル10には、期首の資金残高を集計する単
位が設定されている。「口座別」、「会社別」等であ
る。固定情報DB12には、基幹情報システムから受け
取る資金繰情報以外の資金繰予定シミュレーションを行
うのに必要な情報が記憶されており、各基幹共通の情
報、直接取引に関係のない情報、通常頻繁に変更されな
い情報等の固定情報等が設定されている。例えば、現金
と手形との支払割合、手形割引率、取引金融機関名、各
金融機関の金利、人件費などが含まれている。
マスタファイルについて説明する。接続オプション管理
マスタファイル8には、本システムが資金繰予定シミュ
レーションの対象とする基幹業務システムが設定されて
いる。例えば、「販売管理とは接続する」、「手形管理
とは接続しない」等の情報が設定される。期首資金残高
マスタファイル10には、期首の資金残高を集計する単
位が設定されている。「口座別」、「会社別」等であ
る。固定情報DB12には、基幹情報システムから受け
取る資金繰情報以外の資金繰予定シミュレーションを行
うのに必要な情報が記憶されており、各基幹共通の情
報、直接取引に関係のない情報、通常頻繁に変更されな
い情報等の固定情報等が設定されている。例えば、現金
と手形との支払割合、手形割引率、取引金融機関名、各
金融機関の金利、人件費などが含まれている。
【0027】図3は、本実施例において使用する資金繰
情報が記憶される各種データベースのデータ構造を示し
た図であるが、この図を用いて各種データベースについ
て説明する。
情報が記憶される各種データベースのデータ構造を示し
た図であるが、この図を用いて各種データベースについ
て説明する。
【0028】図3(a)は、本実施例においてあらゆる
基幹業務システムから受け取った資金繰情報を記憶する
インタフェイスファイル6の記憶フォーマットである。
本実施例では図から明らかなように各基幹業務システム
から送られてくる資金繰情報のデータフォーマットのま
ま記録されていることになる。もちろん、利用しやすい
データ構造にしてよい。
基幹業務システムから受け取った資金繰情報を記憶する
インタフェイスファイル6の記憶フォーマットである。
本実施例では図から明らかなように各基幹業務システム
から送られてくる資金繰情報のデータフォーマットのま
ま記録されていることになる。もちろん、利用しやすい
データ構造にしてよい。
【0029】図3(b)は、一次シミュレーションDB
16のデータ構造を示した図であり、インタフェイスフ
ァイル6と同じ資金繰情報のデータ構造に、修正情報を
付加したデータ構造をしている。修正情報は、一次シミ
ュレーションを行う際にインタフェイスファイル6に含
まれるいずれかのデータを修正した場合の内容が書き込
まれる。修正情報は、更新情報である更新した日付、時
刻を示す「更新日付」と「更新時刻」、更新を行った者
の識別番号を示す「更新ID」及び修正の可否を示す
「確定フラグ」を含んでいる。確定フラグがセットされ
るまで資金繰情報は再修正可能である。なお、更新者に
よるコメントを任意に書き込むコメント欄を設けてもよ
い。
16のデータ構造を示した図であり、インタフェイスフ
ァイル6と同じ資金繰情報のデータ構造に、修正情報を
付加したデータ構造をしている。修正情報は、一次シミ
ュレーションを行う際にインタフェイスファイル6に含
まれるいずれかのデータを修正した場合の内容が書き込
まれる。修正情報は、更新情報である更新した日付、時
刻を示す「更新日付」と「更新時刻」、更新を行った者
の識別番号を示す「更新ID」及び修正の可否を示す
「確定フラグ」を含んでいる。確定フラグがセットされ
るまで資金繰情報は再修正可能である。なお、更新者に
よるコメントを任意に書き込むコメント欄を設けてもよ
い。
【0030】図3(c)は、二次シミュレーションDB
24のデータ構造を示した図であり、一次シミュレーシ
ョンDB16のデータ構造と同じである。ただし、二次
シミュレーションDB24では、一次シミュレーション
DB16に記憶されている資金繰情報に対して修正がさ
れたときに修正情報が書き込まれる。
24のデータ構造を示した図であり、一次シミュレーシ
ョンDB16のデータ構造と同じである。ただし、二次
シミュレーションDB24では、一次シミュレーション
DB16に記憶されている資金繰情報に対して修正がさ
れたときに修正情報が書き込まれる。
【0031】図4は、本実施例における資金繰予定シミ
ュレーションの処理の流れを示したフローチャートであ
り、以下、この図に基づいて、本実施例における処理に
ついて説明する。
ュレーションの処理の流れを示したフローチャートであ
り、以下、この図に基づいて、本実施例における処理に
ついて説明する。
【0032】まず、環境設定部14から資金繰予定シミ
ュレーションを行う前に各種初期情報の設定を行う(ス
テップ101)。接続オプション管理マスタ8に対して
は、どの基幹業務からの資金繰情報を対象とするかを設
定する。これは、対象とする基幹業務システムとの接続
の入り切りでもよいし、全ての基幹業務システムから資
金繰情報を受け取り、後に使用する情報を選択するよう
にしてもよい。この設定により各基幹業務システムから
は、定期的に又は逐次に資金繰情報を受け取ることがで
きる。期首資金残高マスタファイル10に対しては、期
首資金残高を「口座別」に行う等の設定を行う。この場
合、全社の期首資金残高は、口座別のデータを自動集計
することで得ることになる。固定情報DB12に対して
は、前述した固定情報等をあらかじめ設定する。
ュレーションを行う前に各種初期情報の設定を行う(ス
テップ101)。接続オプション管理マスタ8に対して
は、どの基幹業務からの資金繰情報を対象とするかを設
定する。これは、対象とする基幹業務システムとの接続
の入り切りでもよいし、全ての基幹業務システムから資
金繰情報を受け取り、後に使用する情報を選択するよう
にしてもよい。この設定により各基幹業務システムから
は、定期的に又は逐次に資金繰情報を受け取ることがで
きる。期首資金残高マスタファイル10に対しては、期
首資金残高を「口座別」に行う等の設定を行う。この場
合、全社の期首資金残高は、口座別のデータを自動集計
することで得ることになる。固定情報DB12に対して
は、前述した固定情報等をあらかじめ設定する。
【0033】以上の環境設定に従い、所定の基幹業務シ
ステムから収集されたインタフェイスファイル6に含ま
れる資金繰情報のうち対象となる資金繰情報を一次シミ
ュレーションDB16に展開する(ステップ102)。
一次シミュレーションは、この一次シミュレーションD
B16に基づいて行われる。次に、オペレータは、端末
装置から必要であれば資金繰情報の修正内容と得たい資
金繰予定情報の表示内容(例えば口座別資金繰予定推移
グラフ)、形式(グラフ、表)、対象時期等を指定する
(ステップ103)。資金繰情報が修正された場合、そ
の更新者、日付等が修正情報として一次シミュレーショ
ンDB16に記録される。また、オペレータは、修正内
容の再修正の可否を確定フラグに設定する。修正、照会
が終われば実際に資金繰予定シミュレーションが実行さ
れ(ステップ104)、これにより得られた資金繰予定
情報を資金繰予定情報出力部28は、指定の出力装置へ
指定の形式で出力する(ステップ105)。
ステムから収集されたインタフェイスファイル6に含ま
れる資金繰情報のうち対象となる資金繰情報を一次シミ
ュレーションDB16に展開する(ステップ102)。
一次シミュレーションは、この一次シミュレーションD
B16に基づいて行われる。次に、オペレータは、端末
装置から必要であれば資金繰情報の修正内容と得たい資
金繰予定情報の表示内容(例えば口座別資金繰予定推移
グラフ)、形式(グラフ、表)、対象時期等を指定する
(ステップ103)。資金繰情報が修正された場合、そ
の更新者、日付等が修正情報として一次シミュレーショ
ンDB16に記録される。また、オペレータは、修正内
容の再修正の可否を確定フラグに設定する。修正、照会
が終われば実際に資金繰予定シミュレーションが実行さ
れ(ステップ104)、これにより得られた資金繰予定
情報を資金繰予定情報出力部28は、指定の出力装置へ
指定の形式で出力する(ステップ105)。
【0034】図5は、資金繰予定シミュレーションで得
られた資金繰予定情報の出力例を示した図であり、ここ
で、出力された資金繰予定情報の利用方法について説明
する。
られた資金繰予定情報の出力例を示した図であり、ここ
で、出力された資金繰予定情報の利用方法について説明
する。
【0035】図5(a)は、全社レベルによる資金繰予
定推移グラフであるが、このグラフによれば、全社的に
T1時点で資金が不足していることがわかるので、それ
以前に何らかの措置を執る必要があることがわかる。図
5(b)は、口座レベルによる資金繰予定推移グラフで
あるが、このグラフによれば、T1時点においては全社
的にも資金不足であるが、T2時点においてはその口座
において資金繰りがうまくいっていないだけで全社的に
は資金が不足しているわけではないと判別することがで
きる。従って、余裕のある他の口座から口座振替をする
などして手当を施せばその口座における資金不足は解消
できるということが把握できる。
定推移グラフであるが、このグラフによれば、全社的に
T1時点で資金が不足していることがわかるので、それ
以前に何らかの措置を執る必要があることがわかる。図
5(b)は、口座レベルによる資金繰予定推移グラフで
あるが、このグラフによれば、T1時点においては全社
的にも資金不足であるが、T2時点においてはその口座
において資金繰りがうまくいっていないだけで全社的に
は資金が不足しているわけではないと判別することがで
きる。従って、余裕のある他の口座から口座振替をする
などして手当を施せばその口座における資金不足は解消
できるということが把握できる。
【0036】図5(c)は、全社及び口座レベルによる
資金繰予定リストであるが、このリストによれば、いか
なる種類の入金予定があり出金予定があるかを一目瞭然
にして把握することができる。口座別では、出入金予定
の詳細を把握することができるので、資金不足となる根
拠を容易に知ることができる。
資金繰予定リストであるが、このリストによれば、いか
なる種類の入金予定があり出金予定があるかを一目瞭然
にして把握することができる。口座別では、出入金予定
の詳細を把握することができるので、資金不足となる根
拠を容易に知ることができる。
【0037】以上のようにして、一次シミュレーション
は定期的又は随時行われるが、一次シミュレーションに
おいては、実際の資金繰情報及び実際の固定情報を用い
て現実的な資金繰予定シミュレーションを行うことにな
り、現実の資金繰予定情報を得ることができる。上記処
理終了後、ステップ106において続けて異なる形式で
出力したい場合、資金繰情報を再修正する場合等は、ス
テップ103の処理に戻る。
は定期的又は随時行われるが、一次シミュレーションに
おいては、実際の資金繰情報及び実際の固定情報を用い
て現実的な資金繰予定シミュレーションを行うことにな
り、現実の資金繰予定情報を得ることができる。上記処
理終了後、ステップ106において続けて異なる形式で
出力したい場合、資金繰情報を再修正する場合等は、ス
テップ103の処理に戻る。
【0038】次に、二次シミュレーションについて説明
する。
する。
【0039】この二次シミュレーションは、一次シミュ
レーションが現実的な資金繰予定シミュレーションであ
るのに対し、固定的な情報まで条件を変更して仮想的な
資金繰予定シミュレーションを行うことを特徴とする。
レーションが現実的な資金繰予定シミュレーションであ
るのに対し、固定的な情報まで条件を変更して仮想的な
資金繰予定シミュレーションを行うことを特徴とする。
【0040】条件設定をする場合(ステップ107)、
条件設定部20から各種条件を設定することになるが
(ステップ108)、設定される各種条件の例として
は、例えば現金支払割合、手形サイト等の支払(購買)
条件の変更、現金入金割合、手形割引率等の入金(販
売)条件の変更、中途解約、預金シフト等の預入条件の
変更、一括返済した場合、借換、返済遅延、金利変動等
の借入条件の変更、締め日変更、昇給等の人件費/労務
費支払いの変更等がある。つまり、二次シミュレーショ
ンにおいては、現実的には資金不足となるが決済日を遅
延させたらどうなるか、などの仮想的な資金繰予定シミ
ュレーションを実行することができる。設定された各種
条件は、二次シミュレーション条件ファイル22に記録
する。これにより、ログとして記録することができた
り、再利用が可能となる。また、実際の固定情報が書き
換えて資金繰予定シミュレーションを行う必要はない。
条件設定部20から各種条件を設定することになるが
(ステップ108)、設定される各種条件の例として
は、例えば現金支払割合、手形サイト等の支払(購買)
条件の変更、現金入金割合、手形割引率等の入金(販
売)条件の変更、中途解約、預金シフト等の預入条件の
変更、一括返済した場合、借換、返済遅延、金利変動等
の借入条件の変更、締め日変更、昇給等の人件費/労務
費支払いの変更等がある。つまり、二次シミュレーショ
ンにおいては、現実的には資金不足となるが決済日を遅
延させたらどうなるか、などの仮想的な資金繰予定シミ
ュレーションを実行することができる。設定された各種
条件は、二次シミュレーション条件ファイル22に記録
する。これにより、ログとして記録することができた
り、再利用が可能となる。また、実際の固定情報が書き
換えて資金繰予定シミュレーションを行う必要はない。
【0041】以上の条件設定に従い、一次シミュレーシ
ョンDB16に含まれる資金繰情報のうち対象とする資
金繰情報を二次シミュレーションDB24に展開する
(ステップ109)。二次シミュレーションは、この二
次シミュレーションDB24に基づいて行われる。そし
て、実際に資金繰予定シミュレーションが実行され(ス
テップ110)、これにより得られた資金繰予定情報を
資金繰予定情報出力部28は、指定の出力装置へ指定の
形式で出力する(ステップ111)。なお、これらの出
力は、二次シミュレーションにおいても前述した図5に
示したのと同じフォーマットを利用することができるの
で、二次シミュレーション用の出力フォーマットを独自
に用意する必要がない。
ョンDB16に含まれる資金繰情報のうち対象とする資
金繰情報を二次シミュレーションDB24に展開する
(ステップ109)。二次シミュレーションは、この二
次シミュレーションDB24に基づいて行われる。そし
て、実際に資金繰予定シミュレーションが実行され(ス
テップ110)、これにより得られた資金繰予定情報を
資金繰予定情報出力部28は、指定の出力装置へ指定の
形式で出力する(ステップ111)。なお、これらの出
力は、二次シミュレーションにおいても前述した図5に
示したのと同じフォーマットを利用することができるの
で、二次シミュレーション用の出力フォーマットを独自
に用意する必要がない。
【0042】この二次シミュレーションにおいては、図
5(b)に示したT1時点のように、全社的に資金不足
である場合、どの条件を変更すればT1時点での資金不
足を解消することができるかの対応策の検討を仮想的に
行うことができる。例えば、仕入先に対する支払期日を
延長させてもらえば解消できるか、手形割引率を変更し
てもらえば解消できるか等である。仮に手形割引率を変
更してもらうとすると、ステップ107において条件設
定部20から該当する手形割引率を変更して二次シミュ
レーションを再試行すれば、全社的な資金不足の解消が
図れるか否かが即座に判明する。このように、二次シミ
ュレーションを行うことにより、一次シミュレーション
では変更できなかった固定情報の内容を変更することで
口座別のみならず全社的に資金不足が発生した場合でも
種々の対応策が仮想的に検討でき、資金繰計画の策定に
役立たせることができる。
5(b)に示したT1時点のように、全社的に資金不足
である場合、どの条件を変更すればT1時点での資金不
足を解消することができるかの対応策の検討を仮想的に
行うことができる。例えば、仕入先に対する支払期日を
延長させてもらえば解消できるか、手形割引率を変更し
てもらえば解消できるか等である。仮に手形割引率を変
更してもらうとすると、ステップ107において条件設
定部20から該当する手形割引率を変更して二次シミュ
レーションを再試行すれば、全社的な資金不足の解消が
図れるか否かが即座に判明する。このように、二次シミ
ュレーションを行うことにより、一次シミュレーション
では変更できなかった固定情報の内容を変更することで
口座別のみならず全社的に資金不足が発生した場合でも
種々の対応策が仮想的に検討でき、資金繰計画の策定に
役立たせることができる。
【0043】以上のように本実施例によれば、各基幹業
務システムから資金繰情報を受け取るべく統一されたデ
ータフォーマットを提供し、このフォーマットに基づい
て資金繰情報を送ってもらえれば、各基幹業務システム
を統括した全社的な資金繰予定シミュレーションを行
い、資金繰予定情報を得ることができる。また、各基幹
業務システムからの資金繰情報を統一されたデータフォ
ーマットで収集することができるので、資金繰り予定シ
ミュレーションシステムのパッケージ化を図ることがで
きる。
務システムから資金繰情報を受け取るべく統一されたデ
ータフォーマットを提供し、このフォーマットに基づい
て資金繰情報を送ってもらえれば、各基幹業務システム
を統括した全社的な資金繰予定シミュレーションを行
い、資金繰予定情報を得ることができる。また、各基幹
業務システムからの資金繰情報を統一されたデータフォ
ーマットで収集することができるので、資金繰り予定シ
ミュレーションシステムのパッケージ化を図ることがで
きる。
【0044】また、二次シミュレーションにおいては、
条件設定部20を設け実際の固定情報を変更することな
く各種条件を設定可能としたので、全社的な資金繰りの
作成を支援することができるよう多様な資金繰りの対応
策を検討することができる。
条件設定部20を設け実際の固定情報を変更することな
く各種条件を設定可能としたので、全社的な資金繰りの
作成を支援することができるよう多様な資金繰りの対応
策を検討することができる。
【0045】なお、上記実施例では、目的別にインタフ
ェイスファイル6、一次シミュレーションDB16及び
二次シミュレーションDB24を設けたが、共有できる
資金繰情報等は共有化してもよい。また、一次シミュレ
ーションと二次シミュレーションとを独立して実行する
ことも可能である。
ェイスファイル6、一次シミュレーションDB16及び
二次シミュレーションDB24を設けたが、共有できる
資金繰情報等は共有化してもよい。また、一次シミュレ
ーションと二次シミュレーションとを独立して実行する
ことも可能である。
【0046】
【発明の効果】請求項1乃至5記載の発明によれば、資
金繰り予定の集計に必要な資金繰情報を受け取るために
統一された汎用的なデータフォーマットを提供すること
により、あらゆる基幹業務システムから資金繰情報を一
括収集することが可能となる。これにより、各部門、各
基幹業務独自に行われていた資金繰予定シミュレーショ
ンを統括して全社的に行うことが可能となる。
金繰り予定の集計に必要な資金繰情報を受け取るために
統一された汎用的なデータフォーマットを提供すること
により、あらゆる基幹業務システムから資金繰情報を一
括収集することが可能となる。これにより、各部門、各
基幹業務独自に行われていた資金繰予定シミュレーショ
ンを統括して全社的に行うことが可能となる。
【0047】請求項6記載の発明によれば、資金繰情報
を資金繰予定シミュレーションの際にも修正可能としそ
の修正情報を記録することが可能となる。また、修正情
報に修正の可否を設定する領域を設けたので、無用な修
正を防止することが可能となる。
を資金繰予定シミュレーションの際にも修正可能としそ
の修正情報を記録することが可能となる。また、修正情
報に修正の可否を設定する領域を設けたので、無用な修
正を防止することが可能となる。
【0048】請求項7記載の発明によれば、現実的な資
金繰予定シミュレーションを行う一次シミュレーション
の他に任意に設定される各種条件に基づいて仮想的な二
次シミュレーションを実施できるようにしたので、資金
不足が発生したときなどシステム上で種々の資金繰りの
対応策の検討を仮想的に行うことが可能となり、資金繰
計画の策定に役立たせることが可能となる。
金繰予定シミュレーションを行う一次シミュレーション
の他に任意に設定される各種条件に基づいて仮想的な二
次シミュレーションを実施できるようにしたので、資金
不足が発生したときなどシステム上で種々の資金繰りの
対応策の検討を仮想的に行うことが可能となり、資金繰
計画の策定に役立たせることが可能となる。
【図1】 本発明に係る資金繰予定シミュレーションシ
ステムの一実施例を示した構成図である。
ステムの一実施例を示した構成図である。
【図2】 本実施例において各基幹業務システムから本
システムに送られてくる資金繰情報のデータフォーマッ
トを示した図である。
システムに送られてくる資金繰情報のデータフォーマッ
トを示した図である。
【図3】 本実施例において使用する資金繰情報が記憶
される各種データベースのデータ構造を示した図であ
り、(a)はインタフェイスファイルの、(b)は一次
シミュレーションDBの、(c)は二次シミュレーショ
ンDBのデータ構造を示した図である。
される各種データベースのデータ構造を示した図であ
り、(a)はインタフェイスファイルの、(b)は一次
シミュレーションDBの、(c)は二次シミュレーショ
ンDBのデータ構造を示した図である。
【図4】 本実施例における資金繰予定シミュレーショ
ンの処理の流れを示したフローチャートである。
ンの処理の流れを示したフローチャートである。
【図5】 本実施例において資金繰予定シミュレーショ
ンで得られた資金繰予定情報の出力例を示した図であ
る。
ンで得られた資金繰予定情報の出力例を示した図であ
る。
2 資金繰予定シミュレーションシステム、4 資金繰
情報受信部、6 資金繰予定シミュレーションインタフ
ェイスファイル(インタフェイスファイル)、8 接続
オプション管理マスタファイル、10 期首資金残高マ
スタファイル、12 資金繰予定固定情報データベース
(固定情報DB)、14 環境設定部、16 資金繰予
定一次シミュレーションデータベース(一次シミュレー
ションDB)、18 一次シミュレーション実行部、2
0 条件設定部、22 二次シミュレーション条件ファ
イル、24 資金繰予定二次シミュレーションデータベ
ース(二次シミュレーションDB)、26 二次シミュ
レーション実行部、28資金繰予定情報出力部。
情報受信部、6 資金繰予定シミュレーションインタフ
ェイスファイル(インタフェイスファイル)、8 接続
オプション管理マスタファイル、10 期首資金残高マ
スタファイル、12 資金繰予定固定情報データベース
(固定情報DB)、14 環境設定部、16 資金繰予
定一次シミュレーションデータベース(一次シミュレー
ションDB)、18 一次シミュレーション実行部、2
0 条件設定部、22 二次シミュレーション条件ファ
イル、24 資金繰予定二次シミュレーションデータベ
ース(二次シミュレーションDB)、26 二次シミュ
レーション実行部、28資金繰予定情報出力部。
Claims (7)
- 【請求項1】 一般企業において債権/債務の取引又は
取引予定に関する資金繰情報に基づいて資金繰り予定の
シミュレーションを行う資金繰予定シミュレーションシ
ステムにおいて、 各基幹業務システムから統一されたデータフォーマット
の資金繰情報を受信する資金繰情報受信手段と、 受信した資金繰情報を記憶する資金繰情報記憶手段と、 資金繰予定シミュレーションを行うのに必要な資金繰情
報以外の情報を記憶する資金繰マスタファイルと、 資金繰情報に基づき統合した資金繰予定シミュレーショ
ンを行うシミュレーション実行手段と、 を有することを特徴とする資金繰予定シミュレーション
システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の資金繰予定シミュレーシ
ョンシステムにおいて、 各基幹業務システムから受信する資金繰情報は、資金繰
情報を識別させるキー情報と取引内容を特定する取引情
報と取引の決済に関する決済予定情報とを含むことを特
徴とする資金繰予定シミュレーションシステム。 - 【請求項3】 請求項2記載の資金繰予定シミュレーシ
ョンシステムにおいて、 前記キー情報は、接続システム区分、データ識別スパン
及びバッチ処理番号を含むことを特徴とする資金繰予定
シミュレーションシステム。 - 【請求項4】 請求項2記載の資金繰予定シミュレーシ
ョンシステムにおいて、 前記取引情報は、種別、相手先、発生日、金額、諸経
費、負担区分及び金利を含むことを特徴とする資金繰予
定シミュレーションシステム。 - 【請求項5】 請求項2記載の資金繰予定シミュレーシ
ョンシステムにおいて、 前記決済予定情報は、資金項目、決済日、決済期間及び
決済金額を少なくとも一組含むことを特徴とする資金繰
予定シミュレーションシステム。 - 【請求項6】 請求項1記載の資金繰予定シミュレーシ
ョンシステムにおいて、 各基幹業務システムから受信する資金繰情報に対する修
正を行った場合の修正更新情報及び修正の可否を含む修
正情報を記憶する資金繰情報修正記憶手段を有すること
を特徴とする資金繰予定シミュレーションシステム。 - 【請求項7】 請求項1記載の資金繰予定シミュレーシ
ョンシステムにおいて、 資金繰予定シミュレーションを行うための各種条件の設
定を行うシミュレーション条件設定手段を有し、現実的
な資金繰予定のシミュレーションである一次シミュレー
ションの他に前記シミュレーション条件設定手段による
設定条件に基づき仮想的な資金繰予定のシミュレーショ
ンである二次シミュレーションを行うことを特徴とする
資金繰予定シミュレーションシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5860695A JPH08255203A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 資金繰予定シミュレーションシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5860695A JPH08255203A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 資金繰予定シミュレーションシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08255203A true JPH08255203A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13089190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5860695A Pending JPH08255203A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 資金繰予定シミュレーションシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08255203A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11149509A (ja) * | 1997-11-17 | 1999-06-02 | Chuo Shoji Kk | 売上代金回収管理装置とその方法及び売上代金回収管理プログラムを記録した記録媒体 |
| JP2003296417A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-17 | Mitsubishi Electric Information Systems Corp | 支払管理システム及び支払管理方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びプログラム |
| JP2004030275A (ja) * | 2002-06-26 | 2004-01-29 | Casio Comput Co Ltd | 資金繰り管理装置およびプログラム |
| WO2004010356A1 (ja) * | 2002-07-19 | 2004-01-29 | Fujitsu Limited | 決済システム、決済装置、決済プログラム、および決済プログラム記憶媒体 |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP5860695A patent/JPH08255203A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11149509A (ja) * | 1997-11-17 | 1999-06-02 | Chuo Shoji Kk | 売上代金回収管理装置とその方法及び売上代金回収管理プログラムを記録した記録媒体 |
| JP2003296417A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-17 | Mitsubishi Electric Information Systems Corp | 支払管理システム及び支払管理方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びプログラム |
| JP2004030275A (ja) * | 2002-06-26 | 2004-01-29 | Casio Comput Co Ltd | 資金繰り管理装置およびプログラム |
| WO2004010356A1 (ja) * | 2002-07-19 | 2004-01-29 | Fujitsu Limited | 決済システム、決済装置、決済プログラム、および決済プログラム記憶媒体 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041028 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041116 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050308 |