JPH0825547A - 感圧性機密シ−ト - Google Patents
感圧性機密シ−トInfo
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- JPH0825547A JPH0825547A JP16927094A JP16927094A JPH0825547A JP H0825547 A JPH0825547 A JP H0825547A JP 16927094 A JP16927094 A JP 16927094A JP 16927094 A JP16927094 A JP 16927094A JP H0825547 A JPH0825547 A JP H0825547A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 支持体に感圧性接着剤層を設け、加圧圧着さ
せることによって瞬時に接着することが出来、この接着
面を剥離することによって、再び接着面の情報を視認す
ることができる再剥離性の感圧性機密シ−トであって、
剥離時の感触が均一で緻密な剥離感が得られ、印刷イン
キの付着が均一であり、塗層の脱落や粉落ちのない感圧
性機密シ−トの提供を目的とする。 【構成】 感圧性接着剤を主体とする塗層の平滑度を、
JIS P8119に定める「紙及び板紙のベック試験
器による平滑度試験方法」による測定値で、50秒以上
とすることによって得られる。平滑度の向上には、ス−
パ−カレンダ−、マシンカレンダ−、グロスカレンダ
−、ブラッシング、などの方法が用いられる。 【効果】 剥離強度のバラツキが非常に少ないために、
剥離した時の感触が均一で緻密な剥離感が得られる。
又、塗層表面の凹凸が少ないため、印刷インキの付着が
均一でムラが無く、塗層の脱落(粉落ち)も無い優れた
感圧性機密シ−トが得られた。
せることによって瞬時に接着することが出来、この接着
面を剥離することによって、再び接着面の情報を視認す
ることができる再剥離性の感圧性機密シ−トであって、
剥離時の感触が均一で緻密な剥離感が得られ、印刷イン
キの付着が均一であり、塗層の脱落や粉落ちのない感圧
性機密シ−トの提供を目的とする。 【構成】 感圧性接着剤を主体とする塗層の平滑度を、
JIS P8119に定める「紙及び板紙のベック試験
器による平滑度試験方法」による測定値で、50秒以上
とすることによって得られる。平滑度の向上には、ス−
パ−カレンダ−、マシンカレンダ−、グロスカレンダ
−、ブラッシング、などの方法が用いられる。 【効果】 剥離強度のバラツキが非常に少ないために、
剥離した時の感触が均一で緻密な剥離感が得られる。
又、塗層表面の凹凸が少ないため、印刷インキの付着が
均一でムラが無く、塗層の脱落(粉落ち)も無い優れた
感圧性機密シ−トが得られた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、支持体の全面に機密性
を得るための塗層を設けた感圧性機密シ−トに関するも
のである。
を得るための塗層を設けた感圧性機密シ−トに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】感圧性機密シ−トとは、例えばシ−トが
紙の場合には見かけ上は、ごく一般にありふれた普通の
紙と殆ど変わらないが、このシ−トどうし又はこのシ−
トと他の支持体とを接着させようとする際に、必要な圧
力を加えることによって瞬時に接着が完了するものであ
る。情報の機密性は加圧圧着させる前に加圧圧着させる
面に印刷、複写、筆記などの方法を用いて記載し、加圧
によって得られた接着面を剥離することによって情報の
視認が可能となるものである。
紙の場合には見かけ上は、ごく一般にありふれた普通の
紙と殆ど変わらないが、このシ−トどうし又はこのシ−
トと他の支持体とを接着させようとする際に、必要な圧
力を加えることによって瞬時に接着が完了するものであ
る。情報の機密性は加圧圧着させる前に加圧圧着させる
面に印刷、複写、筆記などの方法を用いて記載し、加圧
によって得られた接着面を剥離することによって情報の
視認が可能となるものである。
【0003】従来、情報の機密性を得るために封書が多
用されてきたが、近年は葉書でありながら機密性の得ら
れる各種のタイプのものが考案されている。例えば、ノ
−カ−ボン複写紙や感熱記録紙を利用したものとしては
実開昭60−178125号公報や実開平2−2173
号公報などがある。これらは製造工程や加工工程が複雑
なため非常に手間がかかり、品質的には水濡れや可塑剤
などによる記録情報の消失などの危険性があり、保存性
に欠けるものである。
用されてきたが、近年は葉書でありながら機密性の得ら
れる各種のタイプのものが考案されている。例えば、ノ
−カ−ボン複写紙や感熱記録紙を利用したものとしては
実開昭60−178125号公報や実開平2−2173
号公報などがある。これらは製造工程や加工工程が複雑
なため非常に手間がかかり、品質的には水濡れや可塑剤
などによる記録情報の消失などの危険性があり、保存性
に欠けるものである。
【0004】又、特開平3−10895号公報や実開平
3−108595号公報などには熱可塑性樹脂を用いた
感熱接着シ−トが記載されているが、熱による接着は加
熱装置が必要で、基材の変形、歪み、損傷などを伴う恐
れがあり、電子写真方式のプリンタ−で印字(印刷)す
る場合には、高熱によるトナ−の定着処理時に発熱体と
感熱接着層が不必要な接着を起こし機械破損の原因とな
り得る。
3−108595号公報などには熱可塑性樹脂を用いた
感熱接着シ−トが記載されているが、熱による接着は加
熱装置が必要で、基材の変形、歪み、損傷などを伴う恐
れがあり、電子写真方式のプリンタ−で印字(印刷)す
る場合には、高熱によるトナ−の定着処理時に発熱体と
感熱接着層が不必要な接着を起こし機械破損の原因とな
り得る。
【0005】又、特開平5−186640号公報、特開
平5−295335号公報、などには加圧圧着のみで機
密性が得られるコ−ルドシ−ル接着剤組成物を用いたシ
−トが記載されているが、これらの組成物中には適度な
凹凸粗面を得るための充填剤が使用されている。比較的
大きな粒子径の充填剤を用いて適度な凹凸を設ける理由
は、製造工程や印刷工程、或いは保管中など、加圧圧着
させる最終形態に至るまでの工程などの弱い加圧力で、
塗布面と塗布面、塗布面と未塗布面が不必要に一体化し
てしまういわゆるブロッキング現象を防止するためであ
る。確かに塗層中に大きな粒子を存在させると接触面積
が減少し、ブロッキングの防止に役立つようである。し
かし、その反面、凹凸な粗面に起因する印刷インキの付
着ムラが発生したり、コ−ルドシ−ル剤の乾燥皮膜の脱
落(粉落ち)などが起こりやすい。更に、凹凸な粗面は
加圧圧着させたシ−トを剥離する時に、剥離強度のバラ
ツキが大きくなるがために、均一で緻密な剥離感が得ら
れ難い欠点を有するものである。
平5−295335号公報、などには加圧圧着のみで機
密性が得られるコ−ルドシ−ル接着剤組成物を用いたシ
−トが記載されているが、これらの組成物中には適度な
凹凸粗面を得るための充填剤が使用されている。比較的
大きな粒子径の充填剤を用いて適度な凹凸を設ける理由
は、製造工程や印刷工程、或いは保管中など、加圧圧着
させる最終形態に至るまでの工程などの弱い加圧力で、
塗布面と塗布面、塗布面と未塗布面が不必要に一体化し
てしまういわゆるブロッキング現象を防止するためであ
る。確かに塗層中に大きな粒子を存在させると接触面積
が減少し、ブロッキングの防止に役立つようである。し
かし、その反面、凹凸な粗面に起因する印刷インキの付
着ムラが発生したり、コ−ルドシ−ル剤の乾燥皮膜の脱
落(粉落ち)などが起こりやすい。更に、凹凸な粗面は
加圧圧着させたシ−トを剥離する時に、剥離強度のバラ
ツキが大きくなるがために、均一で緻密な剥離感が得ら
れ難い欠点を有するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、支持体全面
に機密性を得るための塗層が設けられており、一度加圧
圧着させると通常の取扱いでは容易に剥がれることがな
く、意図的に剥す場合には、均一で緻密な剥離感が得ら
れるため、快いタッチでスム−ズに剥すことができ、印
刷インキの付着ムラや塗層の脱落(粉落ち)もない感圧
性機密シ−トの提供を目的としたものである。
に機密性を得るための塗層が設けられており、一度加圧
圧着させると通常の取扱いでは容易に剥がれることがな
く、意図的に剥す場合には、均一で緻密な剥離感が得ら
れるため、快いタッチでスム−ズに剥すことができ、印
刷インキの付着ムラや塗層の脱落(粉落ち)もない感圧
性機密シ−トの提供を目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記の課題に
対して、再剥離性の感圧性機密シ−トの塗層面の平滑度
を、JIS P8119に定める「紙及び板紙のベック
試験器による平滑度試験方法」による測定値で、50秒
以上とすることによって達成できることを見いだした。
感圧性機密シ−トは、前述のように必要な圧力をかける
ことによって圧着させるものであり、圧着する前のシ−
トに圧力をかけて平滑な面にするなど、従来の発想から
は想像できなかったところに新規性がある。一方、高平
滑であればあるほどブロッキングが懸念されるが、ブロ
ッキングの原因の殆どは水分である。例えば、感圧性機
密シ−トの水分と剥離強度の関係を調べてみると水分が
少ないほど剥離強度も小さくなる。従って、塗層に用い
る素材はできるだけ吸水性の小さなものを選択すること
が必要であり、吸水性が小さければ塗布面の平滑度が少
々高くてもブロッキング現象は起こりにくくなる。
対して、再剥離性の感圧性機密シ−トの塗層面の平滑度
を、JIS P8119に定める「紙及び板紙のベック
試験器による平滑度試験方法」による測定値で、50秒
以上とすることによって達成できることを見いだした。
感圧性機密シ−トは、前述のように必要な圧力をかける
ことによって圧着させるものであり、圧着する前のシ−
トに圧力をかけて平滑な面にするなど、従来の発想から
は想像できなかったところに新規性がある。一方、高平
滑であればあるほどブロッキングが懸念されるが、ブロ
ッキングの原因の殆どは水分である。例えば、感圧性機
密シ−トの水分と剥離強度の関係を調べてみると水分が
少ないほど剥離強度も小さくなる。従って、塗層に用い
る素材はできるだけ吸水性の小さなものを選択すること
が必要であり、吸水性が小さければ塗布面の平滑度が少
々高くてもブロッキング現象は起こりにくくなる。
【0008】本発明の感圧性機密シ−トの塗層に含まれ
る主な素材は、感圧性接着剤の他、顔料及び粘着付与剤
である。感圧性接着剤を用いる主目的は支持体との接着
及び粘着特性を得るためであり、顔料を用いる理由は、
印刷適性(インキ吸収、インキの着肉性など)の向上や
ブロッキングの防止であり、粘着付与剤は機密性を得る
ための加圧圧着性能の改良のために用いられる。これら
の素材は、その目的に応じた使用方法が必要である。
る主な素材は、感圧性接着剤の他、顔料及び粘着付与剤
である。感圧性接着剤を用いる主目的は支持体との接着
及び粘着特性を得るためであり、顔料を用いる理由は、
印刷適性(インキ吸収、インキの着肉性など)の向上や
ブロッキングの防止であり、粘着付与剤は機密性を得る
ための加圧圧着性能の改良のために用いられる。これら
の素材は、その目的に応じた使用方法が必要である。
【0009】本発明に用いられる感圧性接着剤として
は、広い範囲から選択することができる。例えば、ポリ
ウレタン系樹脂、合成ゴム系樹脂、天然ゴム系樹脂、塩
化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、スチレン−ブタジエ
ン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニリデ
ン系樹脂、などが挙げられる。中でもガラス転移点が、
−65℃〜−25℃で、平均粒子径が0.3μm以下の
ものが好ましい。その他、酸化デンプン、エ−テル化デ
ンプン、エステル化デンプン、カゼイン、アラビアガ
ム、ゼラチン、アルギン酸ソ−ダ、ポリビニルアルコ−
ル、カルボキシメチルセルロ−ス、ポリエチレンオキサ
イド、ヒドロキシエチルセルロ−ス、ポリアクリルアミ
ド、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、スチレン
−無水マレイン酸共重合体、などの水溶性高分子類など
も併用することができる。これらの感圧性接着剤は2種
類以上を併用して用いることもでき、主要成分として用
いる感圧性接着剤、顔料、粘着付与剤の種類と使用量を
調節することによって、目標品質を得ることができる。
は、広い範囲から選択することができる。例えば、ポリ
ウレタン系樹脂、合成ゴム系樹脂、天然ゴム系樹脂、塩
化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、スチレン−ブタジエ
ン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニリデ
ン系樹脂、などが挙げられる。中でもガラス転移点が、
−65℃〜−25℃で、平均粒子径が0.3μm以下の
ものが好ましい。その他、酸化デンプン、エ−テル化デ
ンプン、エステル化デンプン、カゼイン、アラビアガ
ム、ゼラチン、アルギン酸ソ−ダ、ポリビニルアルコ−
ル、カルボキシメチルセルロ−ス、ポリエチレンオキサ
イド、ヒドロキシエチルセルロ−ス、ポリアクリルアミ
ド、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、スチレン
−無水マレイン酸共重合体、などの水溶性高分子類など
も併用することができる。これらの感圧性接着剤は2種
類以上を併用して用いることもでき、主要成分として用
いる感圧性接着剤、顔料、粘着付与剤の種類と使用量を
調節することによって、目標品質を得ることができる。
【0010】本発明に使用される顔料は、使用する目的
が印刷工程におけるインキ吸収やインキの着肉性の向上
とブロッキングの防止であり、この主旨に添うものであ
れば広い範囲から選択することができる。例えば、カル
シウム、亜鉛、マグネシウム、アルミニウム、チタン、
ニッケル、ジルコニウム、マンガン、錫、アンチモン、
モリブデン、などの金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩、
珪酸塩、などの他、カオリン、タルク、活性白土などの
無機顔料や尿素ホルマリン樹脂、メラミン樹脂、スチレ
ンアクリル樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、なども使用す
ることができる。顔料は、塗布面の平滑性を上げるため
に、できるだけ小粒径のものを用いることが望ましい。
が印刷工程におけるインキ吸収やインキの着肉性の向上
とブロッキングの防止であり、この主旨に添うものであ
れば広い範囲から選択することができる。例えば、カル
シウム、亜鉛、マグネシウム、アルミニウム、チタン、
ニッケル、ジルコニウム、マンガン、錫、アンチモン、
モリブデン、などの金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩、
珪酸塩、などの他、カオリン、タルク、活性白土などの
無機顔料や尿素ホルマリン樹脂、メラミン樹脂、スチレ
ンアクリル樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、なども使用す
ることができる。顔料は、塗布面の平滑性を上げるため
に、できるだけ小粒径のものを用いることが望ましい。
【0011】本発明では、感圧性接着剤と顔料の他、粘
着付与剤を併用する。粘着付与剤を必ずしも必要としな
い場合もあるが、粘着特性の改善には使用した方が好ま
しい場合が多い。粘着付与剤は、一般的には分子量が数
百から数千のオリゴマ−の総称と言われており、タッキ
ファイヤ−とも称されている。
着付与剤を併用する。粘着付与剤を必ずしも必要としな
い場合もあるが、粘着特性の改善には使用した方が好ま
しい場合が多い。粘着付与剤は、一般的には分子量が数
百から数千のオリゴマ−の総称と言われており、タッキ
ファイヤ−とも称されている。
【0012】具体的には、ガムロジン、ウッドロジン、
ト−ル油ロジンなどの天然ロジン類や不均化ロジン、水
素化ロジン、重合ロジン、マレイン化ロジン、フマル化
ロジン、ホルムアルデヒド変性ロジン、ロジンフェノ−
ル樹脂、エステル化ロジンなどの変性ロジンのごときロ
ジン類の他、テルペン系樹脂、 脂肪族(C5)系石油樹
脂、芳香族(C9)系石油樹脂、共重合(C5/C9)系
石油樹脂、 脂環族系石油樹脂、スチレン系樹脂、アル
キルフェノ−ル系樹脂、キシレン樹脂、クマロン・イン
デン樹脂、などが挙げられる。
ト−ル油ロジンなどの天然ロジン類や不均化ロジン、水
素化ロジン、重合ロジン、マレイン化ロジン、フマル化
ロジン、ホルムアルデヒド変性ロジン、ロジンフェノ−
ル樹脂、エステル化ロジンなどの変性ロジンのごときロ
ジン類の他、テルペン系樹脂、 脂肪族(C5)系石油樹
脂、芳香族(C9)系石油樹脂、共重合(C5/C9)系
石油樹脂、 脂環族系石油樹脂、スチレン系樹脂、アル
キルフェノ−ル系樹脂、キシレン樹脂、クマロン・イン
デン樹脂、などが挙げられる。
【0013】塗層にはその他必要に応じて、カルナウバ
ワックス、ライスワックス、ミツロウ、セラッカロウ、
パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、モンタン
ワックス、などの各種ワックス類、高級脂肪酸及びその
誘導体や金属塩、シリコ−ン類、高級アルコ−ル類、金
属石鹸類、などの離型剤、固体や液体状の可塑剤、消泡
剤、分散剤、劣化防止剤、増粘剤、酸化防止剤、防腐
剤、帯電防止剤、ダスティング防止剤、界面活性剤、な
どの各種助剤を使用しても良いが、できるだけ小粒径の
ものを選択するのが好ましい。
ワックス、ライスワックス、ミツロウ、セラッカロウ、
パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、モンタン
ワックス、などの各種ワックス類、高級脂肪酸及びその
誘導体や金属塩、シリコ−ン類、高級アルコ−ル類、金
属石鹸類、などの離型剤、固体や液体状の可塑剤、消泡
剤、分散剤、劣化防止剤、増粘剤、酸化防止剤、防腐
剤、帯電防止剤、ダスティング防止剤、界面活性剤、な
どの各種助剤を使用しても良いが、できるだけ小粒径の
ものを選択するのが好ましい。
【0014】本発明に使用される支持体は特に限定され
ず、例えばセルロ−ス繊維を主体とする上質紙や各種合
成紙、各種コ−ト紙、ラミネ−ト紙、金属蒸着紙、不織
布、各種プラスチックフィルム、などが使用できる。
又、これらの異なる支持体を貼り合わせたものも使用す
ることができるが、できるだけ平坦な面質のものが好ま
しい。
ず、例えばセルロ−ス繊維を主体とする上質紙や各種合
成紙、各種コ−ト紙、ラミネ−ト紙、金属蒸着紙、不織
布、各種プラスチックフィルム、などが使用できる。
又、これらの異なる支持体を貼り合わせたものも使用す
ることができるが、できるだけ平坦な面質のものが好ま
しい。
【0015】感圧性接着剤を主体とする総塗布量は、3
〜30g/m2程度が適当である。この塗布量は、塗布
面と塗布面を加圧圧着させる場合には、塗布面と未塗布
面を加圧圧着させる場合の約半分の塗布量ですませられ
る。塗布方法はエア−ナイフコ−タ−、ブレ−ドコ−タ
−、バ−コ−タ−、フレキソ印刷、スクリ−ン印刷、な
どの従来公知の塗布、印刷方法により塗布することがで
きる。
〜30g/m2程度が適当である。この塗布量は、塗布
面と塗布面を加圧圧着させる場合には、塗布面と未塗布
面を加圧圧着させる場合の約半分の塗布量ですませられ
る。塗布方法はエア−ナイフコ−タ−、ブレ−ドコ−タ
−、バ−コ−タ−、フレキソ印刷、スクリ−ン印刷、な
どの従来公知の塗布、印刷方法により塗布することがで
きる。
【0016】本発明では、感圧性接着剤を主体とする塗
層を設けたシ−トの平滑度を上げるために、マシンカレ
ンダ−、ス−パ−カレンダ−、グロスカレンダ−、ブラ
ッシングなどの方法を用いる。これらの方法を用いずと
も50秒以上の平滑度を得ることもできるが、より高い
平滑度とした方が本発明の効果が大きいことは言うまで
もない。
層を設けたシ−トの平滑度を上げるために、マシンカレ
ンダ−、ス−パ−カレンダ−、グロスカレンダ−、ブラ
ッシングなどの方法を用いる。これらの方法を用いずと
も50秒以上の平滑度を得ることもできるが、より高い
平滑度とした方が本発明の効果が大きいことは言うまで
もない。
【0017】
【作用】本発明では、感圧性接着剤を主体とする塗層面
の平滑度をJIS P8119に定める「紙及び板紙の
ベック試験器による平滑度試験方法」による測定値で、
50秒以上とすることによって目的を達成することがで
きる。平滑度が高いと、塗層どうし、或いは塗層と未塗
布面との密着性が向上し、圧着したものを剥離する時に
非常に緻密で均一な剥離感が得られる。これは、圧着し
たものの断面を電子顕微鏡で観察すれば一目瞭然であ
る。平滑度が50秒より少ない塗層表面の粗いものは、
圧着した境界に空隙が存在するのに対し、本発明の平滑
度が50秒以上のものには空隙が非常に少ない。従っ
て、この空隙が多かったり大きかったりすると剥離強度
のバラツキが大きくなる。そのため剥離時の均一性(緻
密性)が損なわれ、空隙の少ないほど好ましい剥離タッ
チ感が得られる。又、塗層表面の平滑度が50秒より少
ない粗い面に印刷すると、凹凸が悪影響を及ぼすため、
印刷インキの付着ムラや塗層の脱落(粉落ち)が起こり
やすくなると考えられる。
の平滑度をJIS P8119に定める「紙及び板紙の
ベック試験器による平滑度試験方法」による測定値で、
50秒以上とすることによって目的を達成することがで
きる。平滑度が高いと、塗層どうし、或いは塗層と未塗
布面との密着性が向上し、圧着したものを剥離する時に
非常に緻密で均一な剥離感が得られる。これは、圧着し
たものの断面を電子顕微鏡で観察すれば一目瞭然であ
る。平滑度が50秒より少ない塗層表面の粗いものは、
圧着した境界に空隙が存在するのに対し、本発明の平滑
度が50秒以上のものには空隙が非常に少ない。従っ
て、この空隙が多かったり大きかったりすると剥離強度
のバラツキが大きくなる。そのため剥離時の均一性(緻
密性)が損なわれ、空隙の少ないほど好ましい剥離タッ
チ感が得られる。又、塗層表面の平滑度が50秒より少
ない粗い面に印刷すると、凹凸が悪影響を及ぼすため、
印刷インキの付着ムラや塗層の脱落(粉落ち)が起こり
やすくなると考えられる。
【0018】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、実施例及び比較例中の「部」「%」は断りの無い
場合は固形重量部、重量%を示す。
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、実施例及び比較例中の「部」「%」は断りの無い
場合は固形重量部、重量%を示す。
【0019】実施例1 感圧性接着剤として、アクリル酸エステル系エマルジョ
ン(日本合成ゴム社製、商品名AE−923)を100
部、顔料として合成シリカ(水沢化学工業社製、商品名
ミズカシルP−832、平均粒子径3μm)を200
部、粘着付与剤として石油樹脂系(荒川化学工業社製、
商品名エマルジョンAM1002)50部を加えて均一
に混合し、固形分濃度を40%に調整した感圧接着性水
性塗液を得た。この塗液を坪量80g/m2の上質紙の
片面に乾燥重量で10g/m2となるようにエア−ナイ
フコ−ティングによって塗布、乾燥して感圧性機密シ−
トを得た。このシ−トをス−パ−カレンダ−を用いて平
滑度が60秒となるように処理した後、塗布面にフォ−
ム印刷機を用いて情報を記載し、塗布面どうしを対向す
るように折り畳み、剛体カレンダ−ロ−ルで10Kg/
cmの圧力で加圧したところ瞬時にして接着が完了し
た。又、 この塗布面の反対面に同じ塗液を乾燥重量で
15g/m2となるようにエア−ナイフコ−ティングに
よって塗布、乾燥して両面塗布タイプの感圧性機密シ−
トも得ることができる。片面塗布のものは2つ折り葉書
用として、両面塗布のものは3つ折り葉書用として有用
であった。
ン(日本合成ゴム社製、商品名AE−923)を100
部、顔料として合成シリカ(水沢化学工業社製、商品名
ミズカシルP−832、平均粒子径3μm)を200
部、粘着付与剤として石油樹脂系(荒川化学工業社製、
商品名エマルジョンAM1002)50部を加えて均一
に混合し、固形分濃度を40%に調整した感圧接着性水
性塗液を得た。この塗液を坪量80g/m2の上質紙の
片面に乾燥重量で10g/m2となるようにエア−ナイ
フコ−ティングによって塗布、乾燥して感圧性機密シ−
トを得た。このシ−トをス−パ−カレンダ−を用いて平
滑度が60秒となるように処理した後、塗布面にフォ−
ム印刷機を用いて情報を記載し、塗布面どうしを対向す
るように折り畳み、剛体カレンダ−ロ−ルで10Kg/
cmの圧力で加圧したところ瞬時にして接着が完了し
た。又、 この塗布面の反対面に同じ塗液を乾燥重量で
15g/m2となるようにエア−ナイフコ−ティングに
よって塗布、乾燥して両面塗布タイプの感圧性機密シ−
トも得ることができる。片面塗布のものは2つ折り葉書
用として、両面塗布のものは3つ折り葉書用として有用
であった。
【0020】実施例2 実施例1で得られたシ−トの平滑度を、更に強くス−パ
−カレンダ−処理を行なうことによって、500秒とな
るようにした以外は実施例1同様の感圧性機密シ−トを
得た。
−カレンダ−処理を行なうことによって、500秒とな
るようにした以外は実施例1同様の感圧性機密シ−トを
得た。
【0021】実施例3 感圧性接着剤として天然ゴム系ラテックス(積水化学社
製、商品名エスダインMS−32)100部、顔料とし
て軽質炭酸カルシウム(白石工業社製、商品名ブリリア
ント15、平均粒子径0.15μm)250部、粘着付
与剤としてロジン系(サンノプコ社製、商品名SN−T
ACK)30部、離型剤として、ポリエチレンワックス
エマルジョン(東邦化学工業社製、商品名ハイテックE
−4B)20部を均一に混合し、固形分濃度を45%に
調整した感圧接着性水性塗液を得た以外は実施例1同様
の操作で平滑度が130秒の感圧性機密シ−トを得た。
製、商品名エスダインMS−32)100部、顔料とし
て軽質炭酸カルシウム(白石工業社製、商品名ブリリア
ント15、平均粒子径0.15μm)250部、粘着付
与剤としてロジン系(サンノプコ社製、商品名SN−T
ACK)30部、離型剤として、ポリエチレンワックス
エマルジョン(東邦化学工業社製、商品名ハイテックE
−4B)20部を均一に混合し、固形分濃度を45%に
調整した感圧接着性水性塗液を得た以外は実施例1同様
の操作で平滑度が130秒の感圧性機密シ−トを得た。
【0022】実施例4 実施例1の支持体(坪量80g/m2の上質紙) にフォ
−ム印刷機を用いて情報を記載した後、実施例1の塗層
を設け、ス−パ−カレンダ−処理を行なうことによっ
て、平滑度が300秒の感圧性機密シ−トを得た。
−ム印刷機を用いて情報を記載した後、実施例1の塗層
を設け、ス−パ−カレンダ−処理を行なうことによっ
て、平滑度が300秒の感圧性機密シ−トを得た。
【0023】比較例1 実施例1で得られた感圧性機密シ−トのス−パ−カレン
ダ−処理を行なう前のシ−トを比較例1とした。平滑度
は27秒であった。
ダ−処理を行なう前のシ−トを比較例1とした。平滑度
は27秒であった。
【0024】比較例2 実施例1の塗液に平均粒子径17μmのタピオカデンプ
ンを30部添加し、ス−パ−カレンダ−処理を行なわな
かった。塗布面の平滑度は11秒であった。
ンを30部添加し、ス−パ−カレンダ−処理を行なわな
かった。塗布面の平滑度は11秒であった。
【0025】以上の実施例、比較例で得られた感圧性機
密シ−トを下記試験方法に従って諸特性の評価を行なっ
た。
密シ−トを下記試験方法に従って諸特性の評価を行なっ
た。
【0026】(剥離感)圧着した感圧性機密シ−トを剥
離した時、剥離強度が均一で緻密な快いタッチでスム−
ズに剥離することができたものを良。剥離強度のバラツ
キが大きく、不均一な剥離タッチのものを不良とした。
離した時、剥離強度が均一で緻密な快いタッチでスム−
ズに剥離することができたものを良。剥離強度のバラツ
キが大きく、不均一な剥離タッチのものを不良とした。
【0027】(印刷インキの付着ムラ)印刷面をル−ペ
を用いて観察した。インキの付着が均一なものを良。不
均一なものを不良とした。
を用いて観察した。インキの付着が均一なものを良。不
均一なものを不良とした。
【0028】(塗層の脱落、粉落ち)塗層表面にセロテ
−プを貼り付け、次いで、紙が破れないようにセロテ−
プを剥し、塗層物質の脱落の多いものを不良。少ないも
のを良とした。
−プを貼り付け、次いで、紙が破れないようにセロテ−
プを剥し、塗層物質の脱落の多いものを不良。少ないも
のを良とした。
【0029】(ブロッキング)塗層面どうしを密着さ
せ、温度40℃、湿度90%、 荷重1Kg/cm2の条
件で1週間放置した後のブロッキング状態を評価した。
殆どブロッキングしていないものを良。ブロッキングし
ていて剥しにくいものを不良とした。
せ、温度40℃、湿度90%、 荷重1Kg/cm2の条
件で1週間放置した後のブロッキング状態を評価した。
殆どブロッキングしていないものを良。ブロッキングし
ていて剥しにくいものを不良とした。
【0030】評価結果
【表1】
【0031】
【発明の効果】本発明の感圧性機密シ−トは、塗布面の
平滑度がJIS P8119に定める「紙及び板紙のベ
ック試験器による平滑度試験方法」による測定値で、5
0秒以上とすることによって、均一で緻密な剥離感が得
られ、印刷インキの付着ムラもなく、塗層の脱落(粉落
ち)のない、優れた性能であった。
平滑度がJIS P8119に定める「紙及び板紙のベ
ック試験器による平滑度試験方法」による測定値で、5
0秒以上とすることによって、均一で緻密な剥離感が得
られ、印刷インキの付着ムラもなく、塗層の脱落(粉落
ち)のない、優れた性能であった。
Claims (2)
- 【請求項1】 支持体に感圧性接着剤層を設けたシ−ト
の塗布面どうし、または、該シ−トの塗布面と未塗布面
シ−トとを対向させて加圧圧着させることによって瞬時
に接着することが出来、この接着面を剥離することによ
って、再び接着面の情報を視認することができる再剥離
性の感圧性機密シ−トにおいて、該塗層面の平滑度がJ
IS P8119に定める「紙及び板紙のベック試験器
による平滑度試験方法」による測定値が、50秒以上で
あることを特徴とする感圧性機密シ−ト。 - 【請求項2】 支持体に情報を記載した後に、請求項1
記載の感圧性機密塗層を設けて加圧圧着するか、又は、
請求項1記載の感圧性機密塗層上に情報を記載した後
に、該層どうしを対向させて加圧圧着させることを特徴
とする再剥離性の葉書。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16927094A JPH0825547A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 感圧性機密シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16927094A JPH0825547A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 感圧性機密シ−ト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0825547A true JPH0825547A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15883399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16927094A Pending JPH0825547A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 感圧性機密シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0825547A (ja) |
-
1994
- 1994-07-21 JP JP16927094A patent/JPH0825547A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040323 |