JPH0770521A - 感圧性機密シ−ト - Google Patents
感圧性機密シ−トInfo
- Publication number
- JPH0770521A JPH0770521A JP22155593A JP22155593A JPH0770521A JP H0770521 A JPH0770521 A JP H0770521A JP 22155593 A JP22155593 A JP 22155593A JP 22155593 A JP22155593 A JP 22155593A JP H0770521 A JPH0770521 A JP H0770521A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- adhesive
- sensitive
- sheet
- adhesiveness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 支持体の全面に感圧性の塗層を設け、該塗層
面どうし又は塗層面と反対面とを重ねて加圧圧着し、後
刻、加圧圧着面を剥離することによって情報の伝達が可
能となる感圧性機密シ−トの提供を目的とする。尚、機
密情報は加圧圧着させる前に加圧圧着させる面に、印
刷、複写、筆記などの方法によって記載される。 【構成】 接着剤、顔料、粘着付与剤の三種類の主成分
のうち、接着剤として非自着性(非粘着性)のものを用
いる。特に好ましいのはポリエチレンオキサイドやガラ
ス転移温度が−30℃より高い接着剤である。 【効果】 機密シ−トにとって、必要な加圧圧着性と不
必要なブロッキングの相反する特性の両立を図り、しか
も支持体への接着性に優れた感圧性機密シ−トが得られ
た。
面どうし又は塗層面と反対面とを重ねて加圧圧着し、後
刻、加圧圧着面を剥離することによって情報の伝達が可
能となる感圧性機密シ−トの提供を目的とする。尚、機
密情報は加圧圧着させる前に加圧圧着させる面に、印
刷、複写、筆記などの方法によって記載される。 【構成】 接着剤、顔料、粘着付与剤の三種類の主成分
のうち、接着剤として非自着性(非粘着性)のものを用
いる。特に好ましいのはポリエチレンオキサイドやガラ
ス転移温度が−30℃より高い接着剤である。 【効果】 機密シ−トにとって、必要な加圧圧着性と不
必要なブロッキングの相反する特性の両立を図り、しか
も支持体への接着性に優れた感圧性機密シ−トが得られ
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、支持体の全面に機密性
を得るための塗層を設けた感圧性機密シ−トに関するも
のである。感圧性機密シ−トとは、シ−トが紙の場合に
は見かけ上は、ごく一般にありふれた普通の紙と変わら
ないが、このシ−トどうし及びこのシ−トと他の支持体
とを接着させようとする際に適当な圧力を加えることに
より瞬時に接着が完了するもので、情報の機密性は加圧
圧着させる前に加圧圧着させる面に印刷、複写、筆記な
どの方法を用いて記載することによって得られる。
を得るための塗層を設けた感圧性機密シ−トに関するも
のである。感圧性機密シ−トとは、シ−トが紙の場合に
は見かけ上は、ごく一般にありふれた普通の紙と変わら
ないが、このシ−トどうし及びこのシ−トと他の支持体
とを接着させようとする際に適当な圧力を加えることに
より瞬時に接着が完了するもので、情報の機密性は加圧
圧着させる前に加圧圧着させる面に印刷、複写、筆記な
どの方法を用いて記載することによって得られる。
【0002】
【従来の技術】従来、情報の機密性を得るために封書が
多用されてきたが、近年は葉書でありながら機密性の得
られる各種のタイプのものが考案されている。例えば、
ノ−カ−ボン複写紙や感熱記録紙を利用したものとして
は実開昭60−178125号公報や実開平2−217
3号公報などがある。これらは製造工程や加工工程が複
雑なため非常に手間がかかり、品質的には水濡れや可塑
剤などによる記録情報の消失などの危険性があり、保存
性に欠けるものである。
多用されてきたが、近年は葉書でありながら機密性の得
られる各種のタイプのものが考案されている。例えば、
ノ−カ−ボン複写紙や感熱記録紙を利用したものとして
は実開昭60−178125号公報や実開平2−217
3号公報などがある。これらは製造工程や加工工程が複
雑なため非常に手間がかかり、品質的には水濡れや可塑
剤などによる記録情報の消失などの危険性があり、保存
性に欠けるものである。
【0003】又、機密性を得たい個所のみにラベルを貼
り付けたタイプとしては、実開昭63−6870号公
報、特願平1−270849号公報などがあり、記載で
きる情報量は通常の葉書と同一量に過ぎず、大量に重ね
て取り扱う場合にはラベル貼付個所と他の個所の紙厚の
差による紙束の崩れなどの不都合な点がある。
り付けたタイプとしては、実開昭63−6870号公
報、特願平1−270849号公報などがあり、記載で
きる情報量は通常の葉書と同一量に過ぎず、大量に重ね
て取り扱う場合にはラベル貼付個所と他の個所の紙厚の
差による紙束の崩れなどの不都合な点がある。
【0004】又、特開平3−10895号公報や実開平
3−108595号公報などには熱可塑性樹脂を用いた
感熱接着シ−トが記載されているが、熱による接着は加
熱装置が必要で、基材の変形、歪み、損傷などを伴う恐
れがあり、電子写真方式のプリンタ−で印字(印刷)す
る場合には高熱によるトナ−の定着処理時に発熱体と感
熱接着層が不必要な接着を起こし機械破損の原因となり
得る。
3−108595号公報などには熱可塑性樹脂を用いた
感熱接着シ−トが記載されているが、熱による接着は加
熱装置が必要で、基材の変形、歪み、損傷などを伴う恐
れがあり、電子写真方式のプリンタ−で印字(印刷)す
る場合には高熱によるトナ−の定着処理時に発熱体と感
熱接着層が不必要な接着を起こし機械破損の原因となり
得る。
【0005】又、特開平3−26697号公報などには
加圧圧着のみで機密性が得られるシ−トが記載されてい
るが、これらの方法に従えば加圧圧着で機密性は得られ
るものの、製造工程や印刷工程、或いは保管中など、加
圧圧着させる最終形態に至るまでの工程などの弱い加圧
力で、塗布面と未塗布面が不必要に一体化してしまうい
わゆるブロッキング現象が起こり易い。この改良とし
て、特開平3−100087号公報には接着剤層上に更
に接着抑制物質層を設ける記載があるが、この方法はブ
ロッキングの改良には効果的だが、機密性シ−トに最も
必要な加圧圧着性能は得られにくい。
加圧圧着のみで機密性が得られるシ−トが記載されてい
るが、これらの方法に従えば加圧圧着で機密性は得られ
るものの、製造工程や印刷工程、或いは保管中など、加
圧圧着させる最終形態に至るまでの工程などの弱い加圧
力で、塗布面と未塗布面が不必要に一体化してしまうい
わゆるブロッキング現象が起こり易い。この改良とし
て、特開平3−100087号公報には接着剤層上に更
に接着抑制物質層を設ける記載があるが、この方法はブ
ロッキングの改良には効果的だが、機密性シ−トに最も
必要な加圧圧着性能は得られにくい。
【0006】又、特開昭63−77984号公報や特開
昭63−186793号公報などには自着性感圧接着剤
を用いる記載があるが、これらは機密性を得ることはで
きても自着性であり、接着剤自体に粘着性を有している
ためにブロッキングしやすいものしか得られない。
昭63−186793号公報などには自着性感圧接着剤
を用いる記載があるが、これらは機密性を得ることはで
きても自着性であり、接着剤自体に粘着性を有している
ためにブロッキングしやすいものしか得られない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、一度加圧圧
着させると通常の取扱いでは容易に剥がれることがな
く、意図的に剥す場合には快いタッチでスム−ズに剥す
ことができる感圧性機密シ−トであり、葉書として用い
れば、通常の葉書の2倍の情報量が得られ、情報内容の
機密性が保持できるシ−トである。このシ−トは、支持
体全面に機密性を得るための塗層が設けられており、シ
−ト全面の厚さが一定であり大量に取り扱っても前述の
ような不都合は無い。又、加圧圧着したときの必要な加
圧圧着性能とブロッキングの相反する特性の両立を図
り、塗層と支持体との接着性に優れた感圧性機密シ−ト
を得ることを目的としたものである。
着させると通常の取扱いでは容易に剥がれることがな
く、意図的に剥す場合には快いタッチでスム−ズに剥す
ことができる感圧性機密シ−トであり、葉書として用い
れば、通常の葉書の2倍の情報量が得られ、情報内容の
機密性が保持できるシ−トである。このシ−トは、支持
体全面に機密性を得るための塗層が設けられており、シ
−ト全面の厚さが一定であり大量に取り扱っても前述の
ような不都合は無い。又、加圧圧着したときの必要な加
圧圧着性能とブロッキングの相反する特性の両立を図
り、塗層と支持体との接着性に優れた感圧性機密シ−ト
を得ることを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の感圧性機密シ−
トの塗層に含まれる主な素材は、非自着性(非粘着性)
接着剤の他、顔料及び粘着付与剤である。接着剤を用い
る主目的は支持体との接着性であり、顔料を用いる理由
は、印刷適性(インキ吸収、インキの着肉性など)の向
上やブロッキングの防止であり、粘着付与剤は機密性を
得るための加圧圧着性を得るために用いる。これらの素
材は、その目的に応じた使用方法が必要である。
トの塗層に含まれる主な素材は、非自着性(非粘着性)
接着剤の他、顔料及び粘着付与剤である。接着剤を用い
る主目的は支持体との接着性であり、顔料を用いる理由
は、印刷適性(インキ吸収、インキの着肉性など)の向
上やブロッキングの防止であり、粘着付与剤は機密性を
得るための加圧圧着性を得るために用いる。これらの素
材は、その目的に応じた使用方法が必要である。
【0009】接着剤としては各種のものが使用できる
が、本発明では実質的に自着性(粘着性)のないもので
あれば広い範囲から選択することができる。自着性(粘
着性)は温度や湿度条件などによって影響を受けるが、
本発明で言う自着性(粘着性)の有無の判定は、接着剤
を150g/m2の上質紙に乾燥重量で3g/m2塗布
し、温度20℃、湿度65%の雰囲気中で塗層面どうし
を対向して重ね、300Kg/cm2の圧力で加圧した
時、実質的に接着していない状態を言う。実質的に接着
していない状態とは、具体的にはJIS−K−6833
−1980にもとずく測定方法で50g/25mm以下
のT型剥離力を指す。
が、本発明では実質的に自着性(粘着性)のないもので
あれば広い範囲から選択することができる。自着性(粘
着性)は温度や湿度条件などによって影響を受けるが、
本発明で言う自着性(粘着性)の有無の判定は、接着剤
を150g/m2の上質紙に乾燥重量で3g/m2塗布
し、温度20℃、湿度65%の雰囲気中で塗層面どうし
を対向して重ね、300Kg/cm2の圧力で加圧した
時、実質的に接着していない状態を言う。実質的に接着
していない状態とは、具体的にはJIS−K−6833
−1980にもとずく測定方法で50g/25mm以下
のT型剥離力を指す。
【0010】本発明に用いられる接着剤としては、上記
条件を満足させる非自着性(非粘着性)を有するもので
あれば使用可能であり、例えば、ポリウレタン系、合成
ゴム系、天然ゴム系、塩化ビニル系、アクリル系、スチ
レン−ブタジエン系、エチレン−酢酸ビニル系、塩化ビ
ニリデン系、などの他、酸化デンプン、エ−テル化デン
プン、エステル化デンプン、カゼイン、アラビアガム、
ゼラチン、アルギン酸ソ−ダ、ポリビニルアルコ−ル、
カルボキシメチルセルロ−ス、ポリエチレンオキサイ
ド、ヒドロキシエチルセルロ−ス、ポリアクリルアミ
ド、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、スチレン
−無水マレイン酸共重合体、などの水溶性高分子類など
も使用することが可能である。中でも好ましいのは、適
当な柔らかさと支持体への強い接着力を合わせ持つポリ
エチレンオキサイドやガラス転移温度が−30℃以上の
ものが好適である。これらの接着剤は2種類以上を併用
して用いることもできるが、主要成分として用いる接着
剤、顔料、粘着付与剤の種類と使用量を調節することに
よって、目標品質を得ることができる。
条件を満足させる非自着性(非粘着性)を有するもので
あれば使用可能であり、例えば、ポリウレタン系、合成
ゴム系、天然ゴム系、塩化ビニル系、アクリル系、スチ
レン−ブタジエン系、エチレン−酢酸ビニル系、塩化ビ
ニリデン系、などの他、酸化デンプン、エ−テル化デン
プン、エステル化デンプン、カゼイン、アラビアガム、
ゼラチン、アルギン酸ソ−ダ、ポリビニルアルコ−ル、
カルボキシメチルセルロ−ス、ポリエチレンオキサイ
ド、ヒドロキシエチルセルロ−ス、ポリアクリルアミ
ド、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、スチレン
−無水マレイン酸共重合体、などの水溶性高分子類など
も使用することが可能である。中でも好ましいのは、適
当な柔らかさと支持体への強い接着力を合わせ持つポリ
エチレンオキサイドやガラス転移温度が−30℃以上の
ものが好適である。これらの接着剤は2種類以上を併用
して用いることもできるが、主要成分として用いる接着
剤、顔料、粘着付与剤の種類と使用量を調節することに
よって、目標品質を得ることができる。
【0011】接着剤は程度の差こそあれ、多少とも自着
粘着性を有しているが、自着性(粘着性)を有する接着
剤でもブロッキングなどの特性を損なわない範囲で併用
することは可能である。自着性(粘着性)は接着剤のガ
ラス転移温度と密接な関係があり、ガラス転移温度が低
いほど自着性(粘着性)は強くなる。具体的には、−3
0℃より低くなると自着性(粘着性)は顕著となってく
るが、少ない使用量であれば諸特性を損なわずに使用す
ることはできる。その場合、併用するもう一方の接着剤
のガラス転移温度が高いほど自着性(粘着性)を有する
接着剤の使用量を増やすことができる。しかし、いくら
ガラス転移温度の高い接着剤と併用しても、自着性(粘
着性)を有する接着剤の使用は避けた方が望ましく、最
大でも全接着剤使用量の半分以下が好ましい。
粘着性を有しているが、自着性(粘着性)を有する接着
剤でもブロッキングなどの特性を損なわない範囲で併用
することは可能である。自着性(粘着性)は接着剤のガ
ラス転移温度と密接な関係があり、ガラス転移温度が低
いほど自着性(粘着性)は強くなる。具体的には、−3
0℃より低くなると自着性(粘着性)は顕著となってく
るが、少ない使用量であれば諸特性を損なわずに使用す
ることはできる。その場合、併用するもう一方の接着剤
のガラス転移温度が高いほど自着性(粘着性)を有する
接着剤の使用量を増やすことができる。しかし、いくら
ガラス転移温度の高い接着剤と併用しても、自着性(粘
着性)を有する接着剤の使用は避けた方が望ましく、最
大でも全接着剤使用量の半分以下が好ましい。
【0012】本発明に使用される顔料は、使用する目的
が印刷工程におけるインキ吸収やインキの着肉性の向上
とブロッキングの防止であり、この主旨に添うもであれ
ば広い範囲から選択することができる。例えば、カルシ
ウム、亜鉛、マグネシウム、アルミニウム、チタン、ニ
ッケル、ジルコニウム、マンガン、錫、アンチモン、モ
リブデン、などの金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩、珪
酸塩、などの他、カオリン、タルク、活性白土などの無
機顔料や尿素ホルマリン樹脂、メラミン樹脂、スチレン
アクリル樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、デンプン粒子な
ども使用することができる。
が印刷工程におけるインキ吸収やインキの着肉性の向上
とブロッキングの防止であり、この主旨に添うもであれ
ば広い範囲から選択することができる。例えば、カルシ
ウム、亜鉛、マグネシウム、アルミニウム、チタン、ニ
ッケル、ジルコニウム、マンガン、錫、アンチモン、モ
リブデン、などの金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩、珪
酸塩、などの他、カオリン、タルク、活性白土などの無
機顔料や尿素ホルマリン樹脂、メラミン樹脂、スチレン
アクリル樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、デンプン粒子な
ども使用することができる。
【0013】本発明では、接着剤と顔料の他、粘着付与
剤を併用する。粘着付与剤の役割は文字通り粘着性を付
与するものであるが、そのもの自体に通常の条件では自
着性(粘着性)及び支持体への接着性は無い。しかし、
適当な加圧を掛けることによって、初めて機密性を得る
ための加圧圧着性能が得られる非常に有用なものであ
る。
剤を併用する。粘着付与剤の役割は文字通り粘着性を付
与するものであるが、そのもの自体に通常の条件では自
着性(粘着性)及び支持体への接着性は無い。しかし、
適当な加圧を掛けることによって、初めて機密性を得る
ための加圧圧着性能が得られる非常に有用なものであ
る。
【0014】具体的には、ガムロジン、ウッドロジン、
ト−ル油ロジンなどの天然ロジン類や不均化ロジン、水
添ロジン、重合ロジン、マレイン化ロジン、フマル化ロ
ジン、ホルムアルデヒド変性ロジン、ロジンフェノ−ル
樹脂などの変性ロジンのごときロジン類の他、テルペン
系樹脂、C5系石油樹脂、C9系石油樹脂、スチレン系樹
脂、アルキルフェノ−ル樹脂、キシレン樹脂、クマロン
インデン樹脂、カルナウバワックス、ライスワックス、
ミツロウ、セラッカロウ、パラフィンワックス、ポリエ
チレンワックス、高級脂肪酸及びその誘導体や金属塩、
シリコ−ン類などが使用される。中でも好ましいのは、
粉体状のワックス類(あるいはディスパ−ジョン)やロ
ジン類などの適当な柔らかさを持ったものである。
ト−ル油ロジンなどの天然ロジン類や不均化ロジン、水
添ロジン、重合ロジン、マレイン化ロジン、フマル化ロ
ジン、ホルムアルデヒド変性ロジン、ロジンフェノ−ル
樹脂などの変性ロジンのごときロジン類の他、テルペン
系樹脂、C5系石油樹脂、C9系石油樹脂、スチレン系樹
脂、アルキルフェノ−ル樹脂、キシレン樹脂、クマロン
インデン樹脂、カルナウバワックス、ライスワックス、
ミツロウ、セラッカロウ、パラフィンワックス、ポリエ
チレンワックス、高級脂肪酸及びその誘導体や金属塩、
シリコ−ン類などが使用される。中でも好ましいのは、
粉体状のワックス類(あるいはディスパ−ジョン)やロ
ジン類などの適当な柔らかさを持ったものである。
【0015】粘着付与剤の種類と使用量は、組み合わせ
る非自着性(非粘着性)接着剤や顔料の種類と使用量に
より自在に調節して決められる。自着性(粘着性)が非
常に少ない接着剤を用いる場合には、粘着付与剤は多め
に必要とする傾向にあり、主要3成分の特徴を把握し、
調整することによって目標品質を得ることができる。そ
の他、必要に応じて消泡剤、防腐剤、分散剤、劣化防止
剤、増粘剤、酸化防止剤、などの各種助剤を使用するこ
とができる。
る非自着性(非粘着性)接着剤や顔料の種類と使用量に
より自在に調節して決められる。自着性(粘着性)が非
常に少ない接着剤を用いる場合には、粘着付与剤は多め
に必要とする傾向にあり、主要3成分の特徴を把握し、
調整することによって目標品質を得ることができる。そ
の他、必要に応じて消泡剤、防腐剤、分散剤、劣化防止
剤、増粘剤、酸化防止剤、などの各種助剤を使用するこ
とができる。
【0016】支持体は特に限定されず、例えばセルロ−
ス繊維を主体とする上質紙や各種合成紙、各種コ−ト
紙、ラミネ−ト紙、金属蒸着紙などが使用できる。接着
剤、顔料、粘着付与剤を主体とする総塗布量は、1〜2
0g/m2が適当である。この塗布量は、塗布面と塗布
面を加圧圧着させる場合には、塗布面と塗布面の反対面
を加圧圧着させる場合の約半分の塗布量ですませられ
る。塗布方法はエア−ナイフコ−タ−、ブレ−ドコ−タ
−、バ−コ−タ−、フレキソ印刷、スクリ−ン印刷、な
どの従来公知の塗布、印刷方法により塗設することがで
きる。
ス繊維を主体とする上質紙や各種合成紙、各種コ−ト
紙、ラミネ−ト紙、金属蒸着紙などが使用できる。接着
剤、顔料、粘着付与剤を主体とする総塗布量は、1〜2
0g/m2が適当である。この塗布量は、塗布面と塗布
面を加圧圧着させる場合には、塗布面と塗布面の反対面
を加圧圧着させる場合の約半分の塗布量ですませられ
る。塗布方法はエア−ナイフコ−タ−、ブレ−ドコ−タ
−、バ−コ−タ−、フレキソ印刷、スクリ−ン印刷、な
どの従来公知の塗布、印刷方法により塗設することがで
きる。
【0017】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、実施例及び比較例中の「部」「%」は断りの無い
場合は重量部、重量%を示す。
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、実施例及び比較例中の「部」「%」は断りの無い
場合は重量部、重量%を示す。
【0018】実施例1 水108部に分散剤として40%濃度のポリアクリル酸
ナトリウム水溶液(東亜合成化学社製、アロンT−4
0)5部を加えた後、軽質炭酸カルシウム(白石工業社
製、ブリリアント15)200部を添加し、日本精機社
製のエ−スホモジナイザ−を用いて十分に分散させた。
そこへ10%に溶解したポリエチレンオキサイド(大日
精化社製、PEO−1)を1000部と55%のロジン
系粘着付与剤(荒川化学社製、ス−パ−エステルE−7
30−55)を180部加えて均一に混合した。この液
を128g/m2の上質紙に塗布量が4g/m2となるよ
うにエア−ナイフコ−タ−で塗布して感圧性機密シ−ト
を得た。
ナトリウム水溶液(東亜合成化学社製、アロンT−4
0)5部を加えた後、軽質炭酸カルシウム(白石工業社
製、ブリリアント15)200部を添加し、日本精機社
製のエ−スホモジナイザ−を用いて十分に分散させた。
そこへ10%に溶解したポリエチレンオキサイド(大日
精化社製、PEO−1)を1000部と55%のロジン
系粘着付与剤(荒川化学社製、ス−パ−エステルE−7
30−55)を180部加えて均一に混合した。この液
を128g/m2の上質紙に塗布量が4g/m2となるよ
うにエア−ナイフコ−タ−で塗布して感圧性機密シ−ト
を得た。
【0019】実施例2 実施例1の塗布量を8g/m2となるようにエア−ナイ
フコ−タ−で塗布した以外は実施例1同様にして感圧性
機密シ−トを得た。
フコ−タ−で塗布した以外は実施例1同様にして感圧性
機密シ−トを得た。
【0020】実施例3 実施例1のポリエチレンオキサイドの代わりにアクリル
系接着剤(日本合成ゴム社製、AE817−F)を使用
した以外は実施例1同様にして感圧性機密シ−トを得
た。
系接着剤(日本合成ゴム社製、AE817−F)を使用
した以外は実施例1同様にして感圧性機密シ−トを得
た。
【0021】実施例4 実施例1のポリエチレンオキサイドの代わりにスチレン
−ブタジエン系接着剤(日本合成ゴム社製、JSR−0
635)を使用した以外は実施例1同様にして感圧性機
密シ−トを得た。
−ブタジエン系接着剤(日本合成ゴム社製、JSR−0
635)を使用した以外は実施例1同様にして感圧性機
密シ−トを得た。
【0022】実施例5 実施例1のポリエチレンオキサイドとガラス転移温度が
−30℃のアクリル系接着剤(日本合成ゴム社製、AE
816)を固形分で1対1の比率で使用した以外は実施
例1同様にして感圧性機密シ−トを得た。
−30℃のアクリル系接着剤(日本合成ゴム社製、AE
816)を固形分で1対1の比率で使用した以外は実施
例1同様にして感圧性機密シ−トを得た。
【0023】比較例1 実施例1のポリエチレンオキサイドの代わりにアクリル
系接着剤(日本合成ゴム社製、AE923、ガラス転移
温度−62℃)を使用した以外は実施例1同様にして感
圧性機密シ−トを得た。
系接着剤(日本合成ゴム社製、AE923、ガラス転移
温度−62℃)を使用した以外は実施例1同様にして感
圧性機密シ−トを得た。
【0024】比較例2 比較例1の顔料を400部に増量し、粘着付与剤を不使
用とした以外は比較例1同様にして感圧性機密シ−トを
得た。この理由は、用いた接着剤の加圧圧着性を減ずる
ための配慮である。
用とした以外は比較例1同様にして感圧性機密シ−トを
得た。この理由は、用いた接着剤の加圧圧着性を減ずる
ための配慮である。
【0025】比較例3 実施例1のポリエチレンオキサイドの代わりに天然ゴム
系接着剤(積水化学工業社製、エスダインMS−32)
を使用した以外は実施例1同様にして感圧性機密シ−ト
を得た。
系接着剤(積水化学工業社製、エスダインMS−32)
を使用した以外は実施例1同様にして感圧性機密シ−ト
を得た。
【0026】比較例4 実施例1のポリエチレンオキサイドとガラス転移温度が
−47℃のアクリル系接着剤(日本合成ゴム社製、AE
942)を固形分で1対1の比率で使用した以外は実施
例1同様にして感圧性機密シ−トを得た。
−47℃のアクリル系接着剤(日本合成ゴム社製、AE
942)を固形分で1対1の比率で使用した以外は実施
例1同様にして感圧性機密シ−トを得た。
【0027】以上の実施例、比較例で得られた感圧性機
密シ−トを下記試験方法に従って諸特性の評価を行なっ
た。 (自着粘着性)用いた接着剤のみの評価を行ない、その
方法は本文中に記載されている通りである。尚、実施例
5と比較例4はポリエチレンオキサイド以外の接着剤を
評価した。 判定基準 ○−−−自着粘着性は無い。 △−−−自着粘着性は殆ど無し。 ×−−−自着粘着性あり。
密シ−トを下記試験方法に従って諸特性の評価を行なっ
た。 (自着粘着性)用いた接着剤のみの評価を行ない、その
方法は本文中に記載されている通りである。尚、実施例
5と比較例4はポリエチレンオキサイド以外の接着剤を
評価した。 判定基準 ○−−−自着粘着性は無い。 △−−−自着粘着性は殆ど無し。 ×−−−自着粘着性あり。
【0028】(支持体への接着性)塗布面にセロテ−プ
を貼り付け、引き剥したときの塗層の剥がれ具合から判
定した。 判定基準 ○−−−殆ど塗層の剥がれが無い。 ×−−−塗層の剥がれが大きい。
を貼り付け、引き剥したときの塗層の剥がれ具合から判
定した。 判定基準 ○−−−殆ど塗層の剥がれが無い。 ×−−−塗層の剥がれが大きい。
【0029】(加圧圧着性)塗布面どうしを対向して重
ね、加圧用金属ロ−ルで300Kg/cmの圧力をかけ
て接合させて機密シ−トを作成し、剥離の具合を評価し
た。尚、実施例2だけは塗布面と未塗布面を重ねて加圧
圧着させた。 判定基準 ○−−−適度に接着しており、快いタッチで
スム−ズに剥離できる。 △−−−少し重すぎるか又は軽すぎる。 ×−−−重すぎて支持体が破損するか又は殆ど接着して
いない。
ね、加圧用金属ロ−ルで300Kg/cmの圧力をかけ
て接合させて機密シ−トを作成し、剥離の具合を評価し
た。尚、実施例2だけは塗布面と未塗布面を重ねて加圧
圧着させた。 判定基準 ○−−−適度に接着しており、快いタッチで
スム−ズに剥離できる。 △−−−少し重すぎるか又は軽すぎる。 ×−−−重すぎて支持体が破損するか又は殆ど接着して
いない。
【0030】(ブロッキング)加圧圧着性と同じ組み合
わせで重ね合わせ、温度40℃、湿度90%、荷重1K
g/cm2の条件で1週間放置した後のブロッキング状
態を評価した。 判定基準 ○−−−殆どブロッキングしていない。 △−−−少しブロッキングしているが剥がすことはでき
る。 ×−−−強くブロッキングしており、剥しにくい。
わせで重ね合わせ、温度40℃、湿度90%、荷重1K
g/cm2の条件で1週間放置した後のブロッキング状
態を評価した。 判定基準 ○−−−殆どブロッキングしていない。 △−−−少しブロッキングしているが剥がすことはでき
る。 ×−−−強くブロッキングしており、剥しにくい。
【0031】評価結果
【表1】
【0032】
【発明の効果】本発明の感圧性機密シ−トは、自着性
(粘着性)のない接着剤を使用することによって、必要
な加圧圧着性と不必要なブロッキング性の相反する特性
の両立を図ることが可能となっており、支持体との接着
も優れていた。
(粘着性)のない接着剤を使用することによって、必要
な加圧圧着性と不必要なブロッキング性の相反する特性
の両立を図ることが可能となっており、支持体との接着
も優れていた。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B42D 15/02 501 B
Claims (4)
- 【請求項1】 支持体に、基本成分として(A)接着剤
(B)顔料(C)粘着付与剤の三成分を含有する塗層を
設けた感圧性機密シ−トにおいて、接着剤として非自着
性(非粘着性)接着剤を用いることを特徴とする感圧性
機密シ−ト。 - 【請求項2】 請求項1記載の塗層の上に印刷、複写、
筆記などの方法による情報を記載した後に、該情報記載
面どうしを対向させて加圧圧着させることを特徴とする
感圧性機密シ−ト。 - 【請求項3】 請求項1記載の塗布面と塗布面の反対面
とを対向させて加圧圧着させることを特徴とする感圧性
機密シ−ト。 - 【請求項4】 非自着性(非粘着性)接着剤がポリエチ
レンオキサイドであることを特徴とする請求項1記載の
感圧性機密シ−ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22155593A JPH0770521A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 感圧性機密シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22155593A JPH0770521A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 感圧性機密シ−ト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0770521A true JPH0770521A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=16768561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22155593A Pending JPH0770521A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 感圧性機密シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0770521A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0939378A (ja) * | 1995-08-03 | 1997-02-10 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 圧着記録用紙および折り畳み圧着記録用紙の製造方法 |
| JP2001512580A (ja) * | 1997-02-18 | 2001-08-21 | テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) | 光ファイバーフレックスホイルの積層方法 |
-
1993
- 1993-09-07 JP JP22155593A patent/JPH0770521A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0939378A (ja) * | 1995-08-03 | 1997-02-10 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 圧着記録用紙および折り畳み圧着記録用紙の製造方法 |
| JP2001512580A (ja) * | 1997-02-18 | 2001-08-21 | テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) | 光ファイバーフレックスホイルの積層方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH05331439A (ja) | 接着剤組成物及びそれを塗布した情報担体用シート | |
| JP3565527B2 (ja) | 記録シート | |
| JPH0770521A (ja) | 感圧性機密シ−ト | |
| JP3922657B2 (ja) | 感圧接着剤組成物を用いた記録用シート | |
| JP3429830B2 (ja) | 感圧接着性機能を有する自己発色型感圧記録シ−ト | |
| JPH11181381A (ja) | 剥離可能な接着剤、及び、剥離可能な接着シート | |
| JP2002356659A (ja) | 疑似接着性シート及びそれを用いた記録体 | |
| JPH0892534A (ja) | 再剥離性の感圧性機密シート | |
| JPS6377984A (ja) | 感圧接着性シ−ト | |
| JP3622940B2 (ja) | 再剥離可能な情報記録用感圧接着シート | |
| JP3142061B2 (ja) | 感圧粘着剤 | |
| JPS63186793A (ja) | 感圧接着性シ−ト | |
| JPH11286658A (ja) | 感熱性粘着シート | |
| JPH03211095A (ja) | 感圧接着性シートの加圧接合法 | |
| JP2000129224A (ja) | 装飾用粘着シート | |
| JP3491707B2 (ja) | 感圧粘着剤及びそれを使用した帳票 | |
| JPH11279495A (ja) | 感熱性粘着シート | |
| JPH07195875A (ja) | 感圧性機密シ−ト | |
| JP2002120477A (ja) | カット紙用疑似接着用紙 | |
| JPH11279496A (ja) | 感熱性粘着シート | |
| JP2000073022A (ja) | 感熱性粘着シート | |
| JPH0469293A (ja) | 再剥離性葉書 | |
| JPH02151493A (ja) | 感圧接着シート | |
| JPH11286661A (ja) | 感熱性粘着シート | |
| JPH0825547A (ja) | 感圧性機密シ−ト |