JPH08255539A - 面状温度ヒュ−ズ - Google Patents

面状温度ヒュ−ズ

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JPH08255539A
JPH08255539A JP8645595A JP8645595A JPH08255539A JP H08255539 A JPH08255539 A JP H08255539A JP 8645595 A JP8645595 A JP 8645595A JP 8645595 A JP8645595 A JP 8645595A JP H08255539 A JPH08255539 A JP H08255539A
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JP
Japan
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melting point
low melting
metal wire
flux
point fusible
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JP8645595A
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English (en)
Inventor
Toshiki Kakizaki
利記 柿崎
Yasuhiko Tomitaka
康彦 冨高
Akira Ichimaru
章 市丸
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NIPPON GAS KIKI KENSA KYOKAI
Uchihashi Estec Co Ltd
Original Assignee
NIPPON GAS KIKI KENSA KYOKAI
Uchihashi Estec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】金属板に低融点可溶金属線を電気的絶縁状態の
もとで配線し、燃焼機器の胴板部開孔からの噴射燃焼ガ
スとの接触で作動させ、その作動で燃焼機器の燃焼を停
止して異常過熱を未然に防止する遮熱板付面状温度ヒュ
−ズにおいて、過酷なヒ−トサイクルにもかかわらず金
属板と低融点可溶金属線との間の絶縁を確実に保証で
き、迅速な作動を保証し得、凹条のために低融点可溶金
属線の位置決め配設を容易に行い得る面状温度ヒュ−ズ
を提供する。 【構成】金属板1の片面に所定パタ−ンの凹条13が設
けられ、絶縁被覆5を有するフラックス付低融点可溶金
属線6が前記の凹条13に納められ、この凹条13に封
止樹脂8がモ−ルドされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は瞬間湯沸器等の燃焼機器
の過熱防止に使用する面状温度ヒュ−ズに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】燃焼機器、例えば瞬間湯沸器において
は、急速な加熱と頻繁な加熱・冷却の繰返しにより、燃
焼室胴板部の熱疲労が早期に発生し、更には、燃焼ガス
中の腐食性成分による胴板部の腐食も重なって、胴板部
に孔が開き胴板部内の燃焼ガスが外部に噴出する畏れが
あり、これが原因で二次災害が惹起される危険性があ
る。
【0003】かかる危険性を排除するために、上記燃焼
室胴板部の背面と外ケ−シングとの間に遮熱板付面状温
度ヒュ−ズを取り付け、上記噴出燃焼ガスの壁面への接
触を遮熱板で防止すると共に遮熱板への噴出燃焼ガスの
接触によって温度ヒュ−ズを作動させ、マイコン制御に
よりガス供給電磁弁を閉鎖してガスの燃焼を停止するこ
とが提案されている。
【0004】かかる遮熱板付面状温度ヒュ−ズとして、
図9の(イ)並びに(ロ)〔図9の(イ)のロ−ロ断面
図〕に示すように、片面に絶縁膜11’を設けた金属板
1’の片面に蛇行溝13’をプレス成型し、この溝1
3’内に低融点可溶金属線6’を収容し、金属板片面に
絶縁被覆層8’を設けたものが提案されている(実開平
5−27558号公報)。
【0005】また、図10に示すように、片面に絶縁膜
11’を設けた金属板1’の片面両端部に電極群2’,
…を固着し、この両電極群にまたがって低融点可溶金属
線6’,…を接続し、低融点可溶金属線にフラックス
5’,…を塗着し、このフラックス塗着低融点可溶金属
線並びに電極2’を覆って絶縁層8’を設けたものが提
案されている(特開平5−12972号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記何れの面状温度ヒ
ュ−ズにおいても、金属板の片面に樹脂の塗装等により
絶縁膜を設けて金属板と低融点可溶金属線との間を絶縁
している。しかしながら、金属板が瞬間湯沸器の頻繁な
作動・停止に伴うヒ−トサイクルに曝され、絶縁膜が金
属板との熱膨張量の差に基づき繰返し応力を受け、この
絶縁膜にクラックが発生し易く、かかるクラックが低融
点可溶金属線に接触した絶縁膜部分に生じると、金属板
と低融点可溶金属線との間の絶縁が保障されずに、故障
を生じる畏れがある。
【0007】上記の面状温度ヒュ−ズにおいては、上記
胴板部の開孔からの噴出燃焼ガスが金属板に接触する
と、その接触箇所から最短距離に位置する低融点可溶金
属線部分が溶断されて作動し、この場合、その最短距離
が小であるほど、迅速に作動させることができるから、
低融点可溶金属線をできるだけ短間隔で配設することが
要求される。上記の面状温度ヒュ−ズ中、図9の(イ)
並びに(ロ)に示す面状温度ヒュ−ズにおいては、プレ
ス成型した金属板1’の溝13’に低融点可溶金属線
6’を収容しており、低融点可溶金属線6’,…を相互
の接触を排除して容易に所定の短間隔で配設することが
できる。しかしながら、溝13’と低融点可溶金属線
6’との間に間隙を残し、低融点可溶金属線6’の溶融
時、その溶融金属をその隙間を伝って流動させることに
より低融点可溶金属線6’を溶断させており、空隙中の
酸素のために低融点可溶金属線6’に酸化皮膜が形成さ
れ、この酸化皮膜の不溶性のために低融点可溶金属線
6’の溶断が困難となり、溶断作動特性に問題がある。
また、蛇行溝13’の曲り部131’においては、プレ
ス時、複雑な加工歪が発生し、金属板1’が反曲した
り、曲り部131’にクラックが発生し易いという不具
合もある。
【0008】他方、図10に示す面状温度ヒュ−ズにお
いては、低融点可溶金属線6’にフラックス5’を塗布
しているので、上記酸化を防止でき、良好な溶断特性を
保障できる。しかしながら、低融点可溶金属線6’,…
を所定の間隔に配設する際の低融点可溶金属線の位置決
めが容易ではない。また、電極2’が金属板1’に相当
に広い面積で固着されているために、燃焼機器の正常燃
焼時に金属板1’が受熱する熱の多くが電極2’から低
融点可溶金属線6’の電極接触部分に伝達され、機器に
異常がないのに、この低融点可溶金属線部分が早期に溶
断されて誤動作し易い。
【0009】本発明の目的は、金属板に低融点可溶金属
線を電気的絶縁状態のもとで配線し、燃焼機器の胴板部
開孔からの噴射燃焼ガスとの接触で作動させ、その作動
で燃焼機器の燃焼を停止して異常過熱を未然に防止する
遮熱板付面状温度ヒュ−ズにおいて、過酷なヒ−トサイ
クルにもかかわらず金属板と低融点可溶金属線との間の
絶縁を確実に保証でき、迅速な作動を保証し得、凹条の
ために低融点可溶金属線の位置決め配設を容易に行い得
る面状温度ヒュ−ズを提供することにある。更に、本発
明の目的は、金属板に低融点可溶金属線を電気的絶縁状
態のもとで配線し、燃焼機器の胴板部開孔からの噴射燃
焼ガスとの接触で作動させ、その作動で燃焼機器の燃焼
を停止して異常過熱を未然に防止する遮熱板付面状温度
ヒュ−ズにおいて、過酷なヒ−トサイクルにもかかわら
ず金属板と低融点可溶金属線との間の絶縁を確実に保証
でき、迅速な作動を保証し得、低融点可溶金属線を収容
するための凹条をクラック等の発生なく容易にプレス成
型でき、凹条のために低融点可溶金属線の位置決め配設
を容易に行い得る面状温度ヒュ−ズを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
面状温度ヒュ−ズは、金属板の片面に所定パタ−ンの凹
条が設けられ、絶縁被覆を有するフラックス付低融点可
溶金属線が前記の凹条に納められ、この凹条に封止樹脂
がモ−ルドされていることを特徴とする構成である。本
発明の請求項2に係る面状温度ヒュ−ズは、金属板の片
面に複数本の凹条が設けられ、絶縁被覆を有するフラッ
クス付低融点可溶金属線が前記の各凹条に納められ、、
これらのフラックス付低融点可溶金属線群がコネクタ−
により直列に接続され、上記の各凹条に封止樹脂がモ−
ルドされていることを特徴とする構成であり、片面に各
フラックス付低融点可溶金属線を直列に接続するための
ブリッジ用導体を有する第1絶縁プレ−ト部材のその片
面を第2絶縁プレ−ト部材の他面に接触させた積層体を
金属板片面に第1絶縁プレ−ト部材の他面において固着
させてコネクタ−を設け、各フラックス付低融点可溶金
属線端を第1絶縁プレ−ト部材のブリッジ用導体にハン
ダ付け又は溶接させて電気的に導通させることができ
る。
【0011】
【作用】絶縁被覆を有するフラックス付低融点可溶金属
線を使用しているので、絶縁被覆が低融点可溶金属線を
金属板から絶縁している。この絶縁膜においては、金属
板に固着されている場合とは異なり、金属板の熱膨張・
収縮に起因する過酷な熱応力の発生が実質的にないか
ら、絶縁膜を充分に安定に保持でき、低融点可溶金属線
と金属板との間の絶縁劣化による制御系の故障を確実に
排除できる。また、低融点可溶金属線を凹条内に収容し
ているので、当該金属線の位置決めが容易であり、低融
点可溶金属線を容易に所定の間隔で配設できる。更に、
フラックス付低融点可溶金属線を使用しているから、溶
融した低融点可溶金属線に対し、溶融したフラックスが
溶融金属表面の界面エネルギ−を高めて溶融金属の球状
化分断を促し、迅速な溶断作動性を保障できる。
【0012】特に、請求項2並びに3記載の面状温度ヒ
ュ−ズにおいては、配設した低融点可溶金属線をコネク
タ−で直列接続しているから、低融点可溶金属線を収容
する凹条が直線状で済み、曲り部を必要とせず、凹条の
プレス成型時、曲り凹条部が存在する場合に避けられな
い金属板の反曲やクラツクの発生を排除できる。また、
金属板に電極を固着する必要がなく、燃焼機器の正常燃
焼時に金属板が受熱する熱の多くが電極から低融点可溶
金属線の電極接触部分に伝達される場合に生じ易い誤動
作を排除できる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説
明する。図1の(イ)は本発明の実施例において使用す
る金属板を示す平面図、図1の(ロ)は図1の(イ)に
おけるロ−ロ断面図であり、アルミニウム、銅、ステン
レス等の金属板1の片面側に、一対の凸条12,12間
に挾まれてなる凹条13が複数本並行にしてプレス成型
されている。14,14は金属板片面の両端平坦部を、
15,…は結着用孔をそれぞれ示している。この金属板
1には、図2に示すように、比較的巾の広い凸条12,
12間に挾まれてなる凹条13を複数本並行にして形成
したものを使用することもできる。
【0014】図3の(イ)並びに図3の(ロ)は本発明
の実施例において使用するコネクタ−部材を示す平面
図、図3の(ハ)は図3の(ロ)におけるハ−ハ断面
図、図3の(ニ)は図3の(イ)におけるニ−ニ断面図
である。図3の(イ)において、31,32は第1絶縁
プレ−ト部材であり、絶縁プレ−トの片面に各低融点可
溶金属線を直列に接続するためのブリッジ用導体31
1,…、321,…が固設されている。322,322
はリ−ド用導体である。図3の(ロ)において、21,
22は第2絶縁プレ−ト部材であり、切欠部211,
…、221,…、222,222が設けられている。こ
の第2絶縁プレ−ト部材21(22)の他面を第1絶縁
プレ−ト部材31(32)の片面上に重ねると、第2絶
縁プレ−ト部材21(22)の各切欠部211(22
1),222から第1絶縁プレ−ト部材31(32)の
ブリッジ用導体311(321)の各端311a(32
1a)、またはリ−ド用導体322の各端322aが露
出される。これらの第1絶縁プレ−ト部材並びに第2絶
縁プレ−ト部材には、絶縁基板に導電性塗料、例えば、
銀ペ−ストをスクリ−ン印刷し焼き付けたもの、金属箔
積層絶縁板の金属箔を所定のパタ−ンでエッチングした
もの等を使用できる。
【0015】図3の(イ)乃至図3の(ニ)において、
b,…は両部材21,31(22,32)を積層結着す
るための孔であり、この孔を介しての結着には、図4の
(イ)(側面図)並びに図4の(ロ)〔図4の(イ)の
ロ−ロ断面図〕に示すように、割れを有する拡縮径可能
なリベット本体41(プラスチック又は金属製)にコア
42を圧入するリベット4を使用できる。
【0016】図5の(イ)乃至図5の(ト)は請求項3
の発明の実施例に係る面状温度ヒュ−ズを製作過程によ
り示す説明図であり、図5の(ホ)は図5の(ハ)にお
けるホ−ホ断面図を示し、図5の(ヘ)並びに図5の
(ト)はそれぞれ図5の(ニ)におけるヘ−ヘ断面図並
びにト−ト断面図を示している。
【0017】図5の(イ)に示す製作段階においては、
金属板1の片面が上側に向けられ、両端平坦部にコネク
タ−の第1絶縁プレ−ト31,32が導体(ブリッジ用
導体311,321並びにリ−ド用導体322)固設面
を上側にして配設されている。
【0018】図5の(ロ)に示す製作段階においては、
図5の(イ)における各第1絶縁プレ−ト31(32)
上に各第2絶縁プレ−ト21(22)が積層され、この
第2絶縁プレ−ト21(22)と第1絶縁プレ−ト31
(32)との積層体が結着孔b,bを通し前記図4のリ
ベット4により固設されてコネクタ−c,cが設けられ
ている。この段階において、第2絶縁プレ−ト21(2
2)の各切欠部211,221,222から第1絶縁プ
レ−ト31(32)の各ブリッジ用導体311(32
1)の各端311a(321a)、またはリ−ド用導体
322の各端322aが露出している。
【0019】図5の(ハ)に示す製作段階においては、
図5の(ホ)に示すように、絶縁被覆5を有するフラッ
クス付低融点可溶金属線6(フラックスは低融点可溶金
属よりも低融点)が金属板1の凹条13に納められ、各
フラックス付低融点可溶金属線6の絶縁被覆5の除去さ
れた両端がコネクタ−cの第1絶縁プレ−ト31(3
2)のブリッジ用導体311(321)の各端311a
(321a)にハンダ付け又は溶接により接続され、ま
た、各リ−ド用導体322の各端322aに各リ−ド線
7がハンダ付け又は溶接により接続されている(図示の
実施例においては、リ−ド線7,7のそれぞれに対し切
欠部222,222が設けられているが、これらの切欠
部222,222を一個に総括することも可能であ
る)。而して、これらの接続によりフラックス付低融点
可溶金属線6,…並びにリ−ド線7,7が電気的に直列
に接続される。
【0020】図5の(ニ)に示す製作段階においては、
図5の(ハ)に示す半製品に対して凹条13,…に図5
の(ヘ)並びに(ト)に示すように、樹脂封止材8、例
えば、エポキシ樹脂接着剤がモ−ルドされて、絶縁被覆
5を有するフラックス付低融点可溶金属線6が封止され
ていると共に第1絶縁プレ−ト31(32)のブリッジ
用導体各端311a,321a及びリ−ド用導体各端3
22aが同上樹脂の塗着81により絶縁されている。エ
ポキシ樹脂接着剤には熱伝導性を高めるために、無機質
フィラ−を充填することが好ましい(例えば、ガラス繊
維、石綿、タルク、珪砂、アルミナ、炭酸カルシウム、
クレ−、カ−ボン、酸化金属、金属の無機化合物の何れ
か一種または二種以上)。
【0021】上記の絶縁被覆5を有するフラックス付低
融点可溶金属線6には、図6の(イ)に示すように、中
空孔にフラックス51を入れたフラックス入り低融点可
溶金属線6を該低融点可溶金属線よりも高融点の絶縁チ
ュ−ブ(合成樹脂チュ−ブ)5内に挿入したもの、同フ
ラックス入り低融点可溶金属線6に該低融点可溶金属線
よりも高融点の樹脂膜5を常温下で浸漬塗装したもの
(例えば、エポキシ樹脂液を浸漬塗装し、常温で硬化さ
せたもの)、あるいは、図6の(ロ)に示すように、同
上絶縁チュ−ブ5内に低融点可溶金属線6を挿通し、同
絶縁チュ−ブ5内にフラックス51を充填したもの、低
融点可溶金属線6にフラックス51を浸漬塗装し、その
フラックス層51上に上記の樹脂膜5を常温下で浸漬塗
装したもの(例えば、エポキシ樹脂液を浸漬塗装し、常
温で硬化させたもの)等を使用できる。
【0022】上記の説明は、請求項2、3の発明の実施
例についてなされている。請求項2の発明の実施例にお
いては、図7に示すように、コネクタ−cには絶縁被覆
導電線(c1は導線,c2は絶縁被覆)を使用することも
できる。また、請求項1の発明においては、金属板の片
面に蛇行状の凹条を設け、絶縁被覆を有するフラックス
付低融点可溶金属線をその凹条に納め、この凹条を封止
樹脂でモ−ルドすることによっても実施できる。
【0023】図8は本発明に係る面状温度ヒュ−ズの使
用状態を示している。図8において、91はガスバ−
ナ、92はフアン、93はガスバ−ナ91上に設けられ
た胴板部であり、胴板部93内が燃焼室とされている。
94は燃焼室の上部に取り付けられた熱交換器、95は
燃焼ガス流出管であり、燃焼ガスが熱交換器94を通過
する際に、熱交換器内を水が加熱されつつ流動されてい
く。961は熱交換器94への給水管、962は熱交換
器94からの給湯管であり、胴板部93に巻きつけられ
ている。97は外ケ−シングであり、燃焼室の前方にお
いて、空気吸入用のスリット971が設けられている。
Aは本発明に係る面状温度ヒュ−ズであり、金属板1に
おける低融点可溶金属線の固着面とは反対側の面を胴板
部93側に向けることが好ましい。
【0024】図8において、胴板部93が開孔され、そ
の開孔から燃焼ガスが噴出し、この噴出燃焼ガスが面状
温度ヒュ−ズAの金属板1に接触すると、その接触位置
を中心として熱が伝達されていき、面状温度ヒュ−ズA
の低融点可溶金属線がその燃焼ガス接触位置から最も近
い部分より溶融され、この溶融金属の分断によりガスバ
−ナのガス供給電磁弁が閉鎖されて燃焼が停止される。
【0025】而るに、噴出燃焼ガスが遮熱板に接触して
から低融点可溶金属線が溶断するまでの時間は、燃焼ガ
ス接触位置位置から最も近い低融点可溶金属線部分まで
の距離L、この低融点可溶金属線部分が溶融してから分
断する間での時間t等により大きく左右されるが、本発
明に係る面状温度ヒュ−ズにおいては、凹条13,13
相互間の間隔を小とすることにより低融点可溶金属線6
の配設間隔を充分に短くでき、上記噴出ガスの遮熱板へ
の接触位置、従って、胴板部での開孔位置の如何にかか
わらず、上記の距離Lを充分に短くでき、また、上記低
融点可溶金属線が溶融すると、既に溶融しているフラッ
クスに接触する溶融金属の界面エネルギが大となって溶
融金属の球状化が促されるから、上記のtも短くでき、
迅速な作動性を保障できる。
【0026】図8において、燃焼機器の薄型化のため
に、胴板部93と外ケ−シング97との間隔をできるだ
け狭くすることが要求され、この場合、正常な燃焼時で
あっても、面状温度ヒュ−ズAにおいてはかなり高温に
加熱され、従って、燃焼機器の作動・停止の繰返しに応
じ相当過酷なヒ−トサイクルに曝される。この場合、図
9並びに図10に示す従来の面状温度ヒュ−ズにおいて
は、絶縁膜11’が金属板1’に固着されており金属板
の熱膨張・収縮にともない過大なストレスを受けるの
で、絶縁膜11’にクラックが発生し、低融点可溶金属
線の絶縁を維持し得ずに制御系に故障に発展する危険性
がある。しかし、本発明に係る面状温度ヒュ−ズにおい
ては、低融点可溶金属線6を金属板1から絶縁している
絶縁被覆5が金属板1とは力学的に充分に分離されてい
るから、かかる危険性を排除できる。
【0027】また、図10に示す従来の面状温度ヒュ−
ズにおいては、金属板1’に直接に固着されている電極
2’への金属板1’からの受熱量が大きく、この電極
2’に近接せる低融点可溶金属線箇所の溶断による誤動
作が懸念されるが、本発明に係る面状温度ヒュ−ズにお
いては並行低融点可溶金属線6,…の直列接続にコネク
タ−cを使用しており、金属板1からコネクタ−cの低
融点可溶金属線端接続用導体端(311a,321a)
への熱流動をコネクタ−cと金属板1との間の接触界
面、コネクタ−cの絶縁板等によりよく防止できるか
ら、端子電極に近接の低融点可溶金属線箇所の溶断によ
る誤動作を充分に排除できる。
【0028】なお、低融点可溶金属線を水平方向に向け
るように配設すれば、燃焼室胴板部に何れの位置に孔が
開いても、噴出し上昇する燃焼ガスを必ず低融点可溶金
属線に交差させ得、それだけ作動信頼性を向上でき有利
である。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る面状温度ヒュ−ズは、上述
した通りの構成であり、絶縁被覆を有する低融点可溶金
属線を使用しており、燃焼機器の過酷なヒ−トサイクル
に対して低融点可溶金属線の金属板からの絶縁状態を安
定に維持できるから、絶縁劣化に起因する制御系の故障
を確実に排除でき、また、作動時においては溶融した低
融点可溶金属線を溶融フラックスに接触させてその溶融
金属の界面エネルギ−を高めることができるから、迅速
な溶断作動性を保障できる。
【0030】特に、請求項2並びに3記載の発明におい
ては、並行低融点可溶金属線の直列接続にコネクタ−を
使用しているから、機器の正常燃焼時、その直列接続部
の金属板(受熱板)からの多量受熱による近接低融点可
溶金属線箇所の溶断によるご作動を確実に排除でき、更
に、低融点可溶金属線を納める凹条が並行直線状であ
り、蛇行凹条における曲り部での加工歪の複雑化に起因
する金属板の反曲、クラック発生等を排除できるから、
製作も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(イ)は本発明において使用する金属板
の一例を示す平面図、図1の(ロ)は図1の(イ)にお
けるロ−ロ断面図である。
【図2】本発明において使用する金属板の別例を示す斜
視図である。
【図3】図3の(イ)は本発明において使用するコネク
タ−の第1絶縁プレ−ト部材を示す平面図、図3の
(ロ)は同じく第2絶縁プレ−ト部材を示す平面図、図
3の(ハ)は図3の(ロ)のハ−ハ断面図、図3の
(ニ)は図3の(イ)のニ−ニ断面図である。
【図4】図4の(イ)は本発明において使用するリベッ
トを示す側面図、図4の(ロ)は図4の(イ)における
ロ−ロ断面図である。
【図5】図5の(イ)乃至(ニ)は本発明の実施例を製
作過程で示す説明図、図5の(ホ)は図5の(ハ)にお
けるホ−ホ断面図、図5の(ヘ)並びに図5の(ト)は
図5の(ニ)におけるヘ−ヘ断面図並びにト−ト断面図
である。
【図6】本発明の別実施例の要部を示す説明図である。
【図7】本発明において使用する、絶縁被覆を有するフ
ラックス付低融点可溶金属線の異なる例を示す説明図で
ある。
【図8】本発に係る面状温度ヒュ−ズの使用状態を示す
断面説明図である。
【図9】図9の(イ)は従来例を示す説明図、図9の
(ロ)は図9の(イ)におけるロ−ロ断面図である。
【図10】他の従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 金属板 13 凹条 21,22 第2絶縁プレ−ト部材 211,221 切欠部 a 孔 31,32 第1絶縁プレ−ト部材 311,321 ブリッジ用導体 c コネクタ− 5 絶縁被覆 51 フラツクス 6 フラックス付低融点可溶金属線 8 封止樹脂 81 封止樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨高 康彦 大阪市中央区島之内1丁目11番28号 内橋 エステック株式会社内 (72)発明者 市丸 章 東京都港区芝5丁目29番19号 財団法人日 本ガス機器検査協会内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属板の片面に所定パタ−ンの凹条が設け
    られ、絶縁被覆を有するフラックス付低融点可溶金属線
    が前記の凹条に納められ、この凹条に封止樹脂がモ−ル
    ドされていることを特徴とする面状温度ヒュ−ズ。
  2. 【請求項2】金属板の片面に複数本の凹条が設けられ、
    絶縁被覆を有するフラックス付低融点可溶金属線が前記
    の各凹条に納められ、、これらのフラックス付低融点可
    溶金属線群がコネクタ−により直列に接続され、上記の
    各凹条に封止樹脂がモ−ルドされていることを特徴とす
    る面状温度ヒュ−ズ。
  3. 【請求項3】片面に各フラックス付低融点可溶金属線を
    直列に接続するためのブリッジ用導体を有する第1絶縁
    プレ−ト部材のその片面が第2絶縁プレ−ト部材の他面
    に接触された積層体が金属板片面に第1絶縁プレ−ト部
    材の他面において固着されてコネクタ−が設けられ、各
    フラックス付低融点可溶金属線端が第1絶縁プレ−ト部
    材のブリッジ用導体にハンダ付け又は溶接されて電気的
    に導通されている請求項2記載の面状温度ヒュ−ズ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016139570A (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 三菱マテリアル株式会社 電力ヒューズ

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