JPH0825621B2 - 整列移送装置 - Google Patents

整列移送装置

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JPH0825621B2
JPH0825621B2 JP62137885A JP13788587A JPH0825621B2 JP H0825621 B2 JPH0825621 B2 JP H0825621B2 JP 62137885 A JP62137885 A JP 62137885A JP 13788587 A JP13788587 A JP 13788587A JP H0825621 B2 JPH0825621 B2 JP H0825621B2
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弘 前田
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、前工程から一列で選別コンベア上に供給さ
れてくる球塊状青果物を選別コンベア上で安定移送させ
る整列移送装置に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来、球塊状青果物(以下、単に「青果物」という)
の選別を選別コンベア上で青果物同士を前後に離隔して
行うにあたっては、第6図及び第7図に示すように、選
別コンベア3の始端部34上方に、長毛回転ブラシ装置い
わゆる回転駆動するブラシローラ5を設けて供給コンベ
アから選別コンベア上に離隔されて供給された青果物を
安定移送するようにしている。
しかしながら上記従来のブラシローラからなる整列移
送装置は、均質なブラシ毛によるブラシローラを円回転
させるものであるので、青果物の大きさ(高さ)により
その青果物の上面に接触するブラシローラの外周面の速
度(周速)がそれぞれ異なるため、ブラシローラによっ
て青果物を選別コンベアの前方向(進行方向)に転動さ
せたり、または後方向に転動させたりするけり出しや押
し込みすぎが生じ、このため選別コンベア上に供給され
て前後に離隔された青果物が選別コンベア上で連接状態
になるものや、選別コンベア上から落下することがあっ
た。
つまり、連接状態の青果物が選別コンベア上で搬送さ
れると、測定装置(撮像装置)が連接の青果物を一個の
塊りと判別して誤って計測する場合があり、このため選
別結果に大きなバラツキ(混入)が生じ、信頼性を低下
させてしまうという問題があった。
また、青果物の連接状態が判別された場合には、その
連接の青果物を再び前工程(選別コンベアの前段)まで
戻して供給しなければならず、選別処理能率が低下する
問題があった。
一方、選別コンベアから青果物が落下すると、青果物
が傷むうえに選別コンベア上には空きスペースが生じる
ことになり、選別コンベア上での充填(供給)率の低
下、即ち、選別処理能率の低下を招く原因となってい
た。
また、近年選別施設の処理量の増加に伴い選別コンベ
アを高速にして用いるようにしているが、従来のブラシ
ローラによる整列移送装置では選別コンベアの高速化に
より、青果物の乗り移り部での慣性が増してけり出し率
が高くなるなどの問題があり改善が望まれている。
(発明が解決しようとする課題) このため、本発明は、前工程から一列で選別コンベア
上に供給された球塊状の転動し易い青果物をこの選別コ
ンベア上でその巾方向(横方向)の略中央部に整列させ
て安定移送させることにより、選別精度の向上及び選別
処理能率の向上を図ることのできる整列移送装置を提供
することを目的としたものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の整列移送装置
は、前工程から一列で選別コンベアの始端部に供給され
る球塊状青果物を該選別コンベア上で安定移送させる整
列移送装置であって、無端状に回動する無端状帯に弾性
を有する多数のブラシ毛が該無端状帯の移送方向と直角
な横方向の中央部では両端部よりも短い長さで植設さ
れ、且つ前記中央部におけるブラシ毛が該両端部におけ
るブラシ毛よりも柔らかいブラシコンベアを、その移送
上流部及び中流部においてはブラシ毛が選別コンベア上
で搬送される球塊状青果物に接触するように、且つ移送
下流部においてはブラシ毛が該球塊状青果物から次第に
離れるように選別コンベアの上方に設けると共に、前記
ブラシコンベアの移送速度を前記選別コンベアの搬送速
度と略同一としたことを特徴とする構成としたものであ
る。
(作用) 前工程から一例で選別コンベアの始端部に供給された
球塊状青果物は上方からブラシコンベアによって案内移
送される。選別コンベアとブラシコンベアとで移送され
るこの球塊状青果物は、移送中に前記ブラシコンベアの
ブラシ毛が中央部では両端部よりも短い長さで植設さ
れ、且つ前記中央部におけるブラシ毛が両端部における
ブラシ毛よりも柔らかいことによってこの中央部にセン
タリングされると共に、該センタリングされた青果物は
前記両端部のブラシ毛により両端部側への転がりが規制
されることとなり、選別コンベア上でその横方向の略中
央部に整列する。選別コンベア上の前記略中央部に整列
した球塊状青果物は、ブラシコンベアがその移送下流部
においては球塊状青果物から次第に離れるように設けら
れていることにより、ブラシ毛との接触が徐々に解放さ
れて選別コンベア上でけり出されることなく安定して搬
送される。
(実施例) 以下、本発明の好ましい一実施例を図面を参照して説
明する。
第1図は本発明の実施例を示す前後の装置を含む正面
図である。第2図は同平面図である。
図において1は前工程を供給装置としての列化用バイ
ブレートフィーダーである。2は前記バイブレートフィ
ーダー1の下流側に接続された供給コンベアである。3
は前記供給コンベア2の下流側に接続された選別コンベ
アである。したがって前記バイブレートフィーダー1と
供給コンベア2と選別コンベア3とは直列状に接続され
ている。4は整列移送装置である。
前記列化用バイブレートフィーダー1は、振動板11の
上面を入口側12において青果物10を巾広く受け入れるよ
うに広巾に形成すると共に、入口側12から出口側13に沿
って次第に細く形成したもので、本出願人が先に提案し
ている実公昭56-47147号公報、実公昭61-27856号公報に
記載の列化用バイブレートフィーダーを用いることがで
きる。またこのバイブレートフィーダーからなる供給装
置は、青果物を整列させて供給することができるもので
あれば他の機構であってもよい。
前記供給コンベア2は、前記バイブレートフィーダー
1により略一列に整列された青果物10を一列で載せるの
に適合した幅のベルトコンベアを用いる。21は供給コン
ベア2の先端プーリであり、選別コンベア3への乗り継
ぎの落差を少なくするために小径に形成している。この
供給コンベア2の搬送速度は、この供給コンベア2上で
前後に密接状態で搬送される青果物10が、供給コンベア
2より若干速い所定の速度で搬送する選別コンベア3上
で前後に所定の隙間が生ずる速度に設定する。
前記選別コンベア3は、前記供給コンベア2から一列
で供給された青果物10が搬送途中に計測センサー等(カ
メラ等)の測定装置31によりその外観が計測されると、
この青果物10は演算処理装置(図示せず)により所定の
仕分区分が判定されて所定の仕分け排出部32から引き出
しコンベア33上に排出されるようになっている。
この選別コンベア3は図面では3条型としたが、青果
物10の選別処理量に応じて異なる条数とすることができ
る。更に、この選別コンベア3の搬送速度は、上述のよ
うに青果物10を前後に離隔して搬送するために供給コン
ベア2の搬送速度より若干高速に設定されている。
34は選別コンベア3の始端部である。35は選別コンベ
ア3の従動スプロケットである。
前記整列移送装置4は、第3図、第4図に示す如く、
小巾板状の基板411に多数のブラシ毛410を植設したブラ
シ41を、無端状に回動するコンベアチェン42に一定間隔
で多数取り付けてブラシコンベア401を構成している。
前記ブラシ41は、第4図によく示すようにその中央部
412に両端部413a,413bより短い長さで、且つ両端部413
a,413bよりも柔らかなブラシ毛410aを青果物10の略直径
の巾で植設して構成する。前記ブラシ毛410の毛先から
なる面は、球塊状の青果物10の平均的形成に合わせて円
弧状に形成されている。このようにブラシ41を形成する
ことにより前記選別コンベア上面301と前記ブラシ41の
中央部412とでは、トンネル状の移送路36が形成される
ことになり、該移送路36で青果物10をセンタリングさせ
て整列することができる。
図において43はコンベアチェン42が無端状に巻回され
るスプロケットである。44は前記コンベアチェン42の走
行を案内するためのチェンレールである。45はコンベア
フレームである。
前記ブラシ41の構成の異なる方法として、第5図に示
す如く無端状に回転するベルト414の上面に前記ブラシ
毛410を植設させて構成することもできる。
第5図において、46はベルト414を無端状に走行させ
るためのプーリであり、47a,47bはベルト414の走行を案
内するためのベルト受けローラである。
前記ブラシコンベア401は、その始端部402を前記選別
コンベア3の始端部34に近接させると共に、始端部402
及び中流部においてはブラシ毛410が前記選別コンベア
上面301と略平行に対向して設け、且つ移送下流部403に
おいてはブラシ毛410が次第に選別コンベア上面301の青
果物10から離れる如く上り傾斜させて設けられている。
前記ブラシコンベア401の位置(高さ)は、選別コン
ベア上面301に供給される青果物10の上面にブラシ毛410
が上方から軽く接触する位置とすることができる。
前記ブラシコンベア401の長さ(機長)は、青果物10
の大きさや形状によって適宜に設定することが好まし
い。
48はブラシコンベア401の駆動装置であり、ブラシコ
ンベア401の移送速度と、選別コンベア3の搬送速度と
を略同一速度となるようにしている。
49はブラシコンベア401を支持するためのコンベア支
持金具であり、取付台50に上下移動可能に架設されてい
る。
以上の構成における作用について説明する。選別コン
ベア3の始端部34に一列で前後に離隔されて供給された
青果物10は、上方から接触して無端状に回転するブラシ
コンベア401の中央部412のブラシ毛410aが両端部413a,4
13bより短い長さで、且つ柔らかいことによってこの中
央部412にセンタリングされると共に、該センタリング
された青果物10は、前記中央部412のブラシ毛410aより
硬い前記両端部413a,413bのブラシ毛410a,410bにより、
両端部413a,413b側への転がりが規制されて選別コンベ
ア3の略中央部で搬送される。このブラシコンベア401
で移送中の選別コンベア3上の青果物10は、前工程から
選別コンベア3上に供給された際に生じた転がりの慣性
が吸収されて選別コンベア3上で安定する。安定移送さ
れる選別コンベア3上の青果物10がブラシコンベア401
の移送下流部403に達すると、この青果物10はブラシコ
ンベア401の上方からの抑え(接触)が次第に開放され
て、選別コンベア3上で転動することなく前後に離隔さ
れたまま送り出される。
選別コンベア3上で前後に離隔されて一列で搬送され
る青果物10は、測定装置31によりその外観の状態が計測
されて図示しない演算処理装置により所定の仕分区分が
判定される。この判定結果に基づき青果物10は所定の仕
分け排出部32から引出しコンベア33上に排出される。
上記の記述及び添付する図面はいずれも実施の一例を
示すものであり、発明を制限するものではなく、特許請
求の範囲に記載した内容であれば部分的に設計変更した
装置にも適用されることはもちろんである。
(発明の効果) 以上述べた如く、本発明の整列移送装置によれば、前
工程から選別コンベア上に供給された際に生ずる青果物
の揺れや転がりを防止するので、選別コンベア上での青
果物の連接状態がなくなって計測を正確に行い得て選別
精度を一段と向上させることができると共に、青果物の
連接状態がなくなることによって前工程へ戻される青果
物の量が減少し選別処理能率を著しく向上させることが
できるものである。
また、前工程から選別コンベア上に供給された青果物
は、多数のブラシ毛が無端状帯の移送方向と直角な横方
向の中央部では両端部よりも短い長さで植設され、且つ
前記中央部におけるブラシ毛が該両端部におけるブラシ
毛よりも柔らかいことにより中央部にセンタリングされ
ると共に、該センタリングされた青果物は前記両端部の
ブラシ毛により両端部側への転がりが規制されることと
なり、選別コンベア上でその横方向の略中央部に整列し
選別コンベア上から落下することがない。このため、従
来発生していた落下による青果物の損傷を防止すること
ができると共に、充填(供給)率の向上、即ち、選別処
理能率を向上させることができる。
更に、本発明は、ブラシコンベアをその下流部におい
てはブラシ毛が球塊状青果物から次第に離れるように選
別コンベアの上方に設けると共に、該ブラシコンベアの
移送速度を前記選別コンベアの搬送速度と略同一とした
ことにより、従来のブラシロールのように青果物をけり
出したりすることがないから、選別コンベアの高速化に
も対応することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の実施例を示す説明図である。 第1図は本発明の実施例を示す正面図である。第2図は
同平面図である。第3図はブラシコンベアの部分詳細部
である。第4図は第1図A-Aに沿った断面図である。第
5図はブラシコンベアの他の実施例を示す説明図であ
る。 第6図及び第7図は従来の回転ブラシローラの説明図で
ある。 1……バイブレートフィーダー、2……供給コンベア 3……選別コンベア、4……整列移送装置 5……ブラシローラ、10……青果物 11……振動板、12……入口側 13……出口側、21……先端プーリ 31……測定装置、32……仕分け排出部 33……引き出しコンベア、34……始端部 35……従動スプロケット、36……移送路 41……ブラシ、42……コンベアチェン 43……スプロケット、44……チェンレール 45……コンベアフレーム、46……プーリ 47……ベルト受けローラ、48……駆動装置 49……支持金具、50……取付台 301……選別コンベア上面、401……ブラシコンベア 402……始端部、403……移送下流部 410……ブラシ毛、411……基板 412……中央部、413……両端部 414……ベルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前工程から一列で選別コンベアの始端部に
    供給される球塊状青果物を該選別コンベア上で安定移送
    させる整列移送装置であって、無端状に回動する無端状
    帯に弾性を有する多数のブラシ毛が該無端状帯の移送方
    向と直角な横方向の中央部では両端部よりも短い長さで
    植設され、且つ前記中央部におけるブラシ毛が該両端部
    におけるブラシ毛よりも柔らかいブラシコンベアを、そ
    の移送上流部及び中流部においてはブラシ毛が選別コン
    ベア上で搬送される球塊状青果物に接触するように、且
    つ移送下流部においてはブラシ毛が該球塊状青果物から
    次第に離れるように選別コンベアの上方に設けると共
    に、前記ブラシコンベアの移送速度を前記選別コンベア
    の搬送速度と略同一としたことを特徴とする整列移送装
    置。
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