JPH08257984A - 弾性を有するシート状長尺物の切断方法及びその切断 装置 - Google Patents

弾性を有するシート状長尺物の切断方法及びその切断 装置

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JPH08257984A
JPH08257984A JP6141795A JP6141795A JPH08257984A JP H08257984 A JPH08257984 A JP H08257984A JP 6141795 A JP6141795 A JP 6141795A JP 6141795 A JP6141795 A JP 6141795A JP H08257984 A JPH08257984 A JP H08257984A
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Michio Tawara
実智郎 田原
Yasushi Torikai
泰 鳥養
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 弾性を有するシート状長尺物14の一端部近
傍を、クランプレバー16と移動板28とによって保持
し、シート状長尺物14を移動板28及びクランプレバ
ー16と共に切断部44へ移動させ、シート状長尺物1
4の他端側を走行カッター46によって幅方向に沿って
切断する。これによれば、シート状長尺物14の肉厚や
硬度が全体にわたって均一でなくとも、シート状長尺物
14を所定量だけ正確に切断部に搬送できる。 【効果】 本発明によれば、カット幅を均一にできる弾
性を有するシート状長尺物の切断方法及び切断装置を提
供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴム等の弾性を有する
シート状長尺物の切断方法及びその切断装置に関するも
のであり、より詳しくは、カット幅を均一にできるシー
ト状長尺物の切断方法及びその切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、弾性を有するシート
状長尺物を切断する方法として、以下のような方法が採
用されている。すなわち、モータによって回転される送
りローラと、該送りローラに対向配置され回転自在に支
持された押えローラとの間にシート状長尺物の一端部を
挟持する。この挟持状態で、モータを駆動し、送りロー
ラを回転させ、この回転により、シート状長尺物を切断
部に搬送し、該切断部において、シート状長尺物の他端
部を幅方向に沿って切断する。そして、この切断された
部材が複写機の感光ドラムに付着している現像剤を除去
するためのクリーニングブレードやインキスキージブレ
ード等に用いられる。上記のような切断を、モータの駆
動により、シート状長尺物を間欠的に送って繰り返し行
うことにより、複数個のクリーニングブレード等が得ら
れるようになっている。
【0003】しかしながら、シート状長尺物を上記の如
く、間欠的に搬送して切断する場合にあっては、シート
状長尺物の肉厚寸法が全体にわたって均一でないこと、
さらには、シート状長尺物の表面の硬度が全体にわたっ
て均一でないことや送りローラと押えローラとによる押
し圧が一定でないこと等により、シート状長尺物を搬送
する際に、ずれ(斜目)が生じるという問題がある。こ
のように、ずれが生じると、シート状長尺物の切断部に
対する送り量を一定に保つことはできず、シート状長尺
物の切断幅を一定にすることができないという問題があ
る。
【0004】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、カット幅を均
一にできるシート状長尺物の切断方法及びその切断装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されたものであって、下記の点に特徴
を有するものである。すなわち、本発明によれば、弾性
を有するシート状長尺物の一端部近傍を保持部によって
保持し、前記保持部と共にシート状長尺物を、切断手段
へ向けて移動させ、前記シート状長尺物の他端部側を、
前記切断手段によって前記長尺状物の幅方向に沿って切
断することを特徴とする弾性を有するシート状長尺物の
切断方法が提供される。
【0006】また、本発明によれば、弾性を有するシー
ト状長尺物の一端部近傍を保持部によって保持し、前記
保持部と共にシート状長尺物を、切断手段へ向けて移動
させ、前記シート状長尺物の他端部側を、上方へ向けた
湾曲面を有する支持台に当接させて湾曲させ、前記切断
手段によって前記長尺状物の幅方向に沿って前記湾曲部
を切断することを特徴とする弾性を有するシート状長尺
物の切断方法が提供される。
【0007】また、本発明によれば、シート状長尺物の
下面にエアーを供給しつつ前記シート状長尺物を搬送す
るシート状物の切断方法が提供される。
【0008】また、本発明によれば、弾性を有するシー
ト状長尺物の一端部近傍を保持した状態で前記シート状
長尺物を長手方向へ搬送する搬送手段と、上方へ向けた
湾曲面を備え前記搬送手段によって搬送されたシート状
長尺物の他端部側が前記湾曲面に当接される支持台と、
前記支持台とによって前記湾曲部を挟持した状態で前記
湾曲部にシート状長尺物の長手方向への引張力を付与す
る引張力付与手段と、前記引張力付与手段によって引張
力が付与された湾曲部をシート状長尺物の幅方向に沿っ
て切断する切断手段と、を備えていることを特徴とする
弾性を有するシート状長尺物の切断装置が提供される。
【0009】また、本発明によれば、シート状長尺物の
下面にエアーを供給するエアー供給手段が設けられてい
るシート状長尺物の切断装置が提供される。
【0010】
【作用】請求項1の発明に係る弾性を有するシート状長
尺物の切断方法では、弾性を有するシート状長尺物を切
断手段へ供給するにあたって、シート状長尺物の一端部
近傍を保持部によって保持する。そして、この保持状態
で保持部と共にシート状長尺物を切断手段へ向けて移動
させる。切断手段へ向けて搬送されたシート状長尺物の
他端部側は、切断手段によって長尺状物の幅方向に沿っ
て切断される。
【0011】請求項1の発明では、シート状長尺物は、
一対のローラに挟持された状態でローラが回転すること
により搬送されるのではなく、上記の如く、保持部によ
って保持された状態で搬送されるので、搬送の際にずれ
が生じることはなく、シート状長尺物を所定量だけ確実
に切断手段へ供給できる。すなわち、請求項1の発明に
よれば、シート状長尺物の肉厚が全体にわたって均一で
なくとも、さらには、シート状長尺物の硬度が全体にわ
たって均一でなくともシート状長尺物を所定長さだけ確
実に切断手段に供給できる。したがって、シート状長尺
物は、切断手段によって均一な幅寸法に切断されること
になる。このような切断を、シート状長尺物を間欠的に
送って繰り返し行うことにより、複数個の部材が得られ
る。
【0012】請求項2の発明に係る弾性を有するシート
状長尺物の切断方法では、弾性を有するシート状長尺物
を切断手段へ供給するにあたって、シート状長尺物の一
端部近傍を保持部によって保持する。そして、この保持
状態で保持部と共にシート状長尺物が切断手段へ向けて
移動する。切断手段へ向けて搬送されたシート状長尺物
の他端部側は、支持台の湾曲面に当接して湾曲し、切断
手段によって長尺状物の幅方向に沿って湾曲部が切断さ
れる。
【0013】請求項2の発明では、請求項1の発明と同
様の作用が発揮されるのはもちろん、上記の如く、シー
ト状長尺物の他端部側は、支持台の湾曲面に当接して湾
曲し、この湾曲部が切断されるので、切断手段に対する
切断面抵抗が小さくできる。
【0014】請求項3の発明に係る弾性を有するシート
状長尺物の切断方法では、シート状長尺物を切断手段へ
向けて搬送する場合に、シート状長尺物の下面にエアー
が供給される。このため、シート状長尺物をその下面に
配置されたガイド部材によってガイドする場合に、シー
ト状長尺物とガイド部材との動摩擦係数が低減され、シ
ート状長尺物の搬送が円滑になされる。
【0015】また、請求項4の発明に係るシート状長尺
物の切断装置では、弾性を有するシート状長尺物は、そ
の一端部近傍が搬送手段によって保持された状態で長手
方向へ搬送される。搬送されたシート状長尺物は、その
他端部側が、支持台の上方へ向けた湾曲面に当接されて
該湾曲面に沿って湾曲する。この状態で、湾曲部は、支
持台と引張部材とに挟持されシート状長尺物の長手方向
への引張力が付与される。この引張力付与状態におい
て、切断手段によって、シート状長尺物の幅方向に沿っ
て湾曲部が切断される。
【0016】上記の如く、請求項4の発明に係る弾性を
有するシート状長尺物の切断装置では、シート状長尺物
は、一対のローラに挟持された状態でローラが回転する
ことにより搬送されるのではなく、上記の如く、搬送手
段によって保持された状態で搬送されるので、シート状
長尺物を所定量だけ確実に切断手段に供給できる。すな
わち、請求項4の切断装置によれば、シート状長尺物の
肉厚が全体にわたって均一でなくとも、さらには、シー
ト状長尺物の硬度が全体にわたって均一でなくとも、シ
ート状長尺物を所定長さだけ確実に切断手段に供給する
ことができる。したがって、シート状長尺物は、切断手
段によって均一な幅寸法に切断される。
【0017】また、請求項5の発明に係る弾性を有する
シート状長尺物の切断装置では、請求項5の切断装置の
構成に加えてシート状長尺物の下面にエアーを供給する
エアー供給手段が設けられている。請求項5の発明に係
る切断装置によってシート状長尺物を切断手段へ向けて
搬送する場合に、エアー供給手段によってシート状長尺
物の下面にエアーが供給される。このため、シート状長
尺物は、その下面配置されたガイド部材との動摩擦係数
が低減された状態で搬送されるようになり、シート状長
尺物の搬送が円滑になる。
【0018】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1には、弾性を有するシート状長尺物を幅方向に
沿って切断し、クリーニングブレードを製造するための
装置が示されている。切断装置10は、ガイドテーブル
12を備えており、ガイドテーブル12は、図1の上面
及び下面を除く側面に、側板12Aが設けられており、
後述するブロワ42からのエアがガイドテーブル12の
側部から流出するのが阻止されるようになっている。
【0019】また、ガイドテーブル12の図1の上方側
には、図2にも示す如く、複数個のエア通過穴13Aが
形成された上板13が設けられており、この上板13に
シート状長尺物14が載置されるようになっている。ガ
イドテーブル12内には、一対のレール(図示省略)が
設けられており、移動板28のガイド用として機能す
る。
【0020】図1に示す如く、切断装置10は、保持手
段15を備えており、これにより、シート状長尺物14
の一端部を保持するようになっている。保持手段15
は、クランプレバー16を備え、その基部16Aから図
1の右斜め下方に延出された保持片16Bを備えてい
る。そして、この保持片16Bの先端部から、保持爪1
6Cが垂下されており、シート状長尺物14の保持用と
されている。
【0021】基部16Aの図1の右端側には、移動板2
8に固定された図2に示すブラケット21に突設された
支点軸18が挿通されており、クランプレバー16は、
この支点軸18を中心に回転可能になっている。また、
クランプレバー16には、図1に示す如く、基部16A
の左端側にピン20が突設されており、このピン20
は、クランプ開閉レバー22に対応している。
【0022】クランプ開閉レバー22は、移動板28に
固定されたエアシリンダー24のピストンと一体とされ
たロッド26に連結されており、エアシリンダ24によ
り、ピン20に当たってピン20を押下げ可能な位置
と、ピン20と離間する位置との間を往復移動されるよ
うになっている。また、クランプレバー16の基部16
Aの支点軸18と反対側の端部と、移動板28との間に
は、クランプバネ30が介在されており、このクランプ
バネ30により、クランプレバー16が、支点軸18を
中心とする図1の時計方向への回転力が付与されるよう
になっている。
【0023】移動板28から図1の下方に延出された延
出部28Bには雌螺子が形成されており、この雌螺子
が、ポールネジ32に螺合されている。また、移動板2
8には、シート状長尺物14の搬送方向側へ延出された
支持片28Aが形成されており、この支持片28Aと保
持爪16Cとによって、シート状長尺物14の一端部を
挟持するようになっている。上記のクランプレバー1
6、クランプ開閉レバー22、クランプバネ30は、図
2に示す如く、シート状長尺物14の幅方向(図2矢印
A方向)に接近して一対設けられている。そして、これ
ら一対のクランプレバー16、クランプ開閉レバー2
2、クランプバネ30が、図示はしないが、図2の矢印
A方向に、間隔をおいて一対設けられている。すなわ
ち、シート状長尺物14は、クランプレバー16の保持
爪16Cと、移動板28とによって、4か所にて保持さ
れるようになっている。
【0024】図1に示す如く、前記ポールネジ32の一
端部には、従動側ベルト車34が固着されており、この
従動側ベルト車34に動力伝達ベルト36が巻き掛けら
れている。さらに、この動力伝達ベルト36は、サーボ
モータ38の駆動軸に固着された駆動側ベルト車40に
巻き掛けられている。これにより、サーボモータ38が
駆動されると、駆動側ベルト車40、動力伝達用ベルト
36、従動側ベルト車34を介して、サーボモータ38
の駆動力がポールネジ32に伝達され、ポールネジ32
が回転するようになっている。
【0025】ガイドテーブル12の下方には、ブロワ4
2が設けられており、このブロワ42は、上板13に対
向配置された下板19に穿設された貫通穴19Aに連結
された管路43に連結されている。そして、ブロワ42
からのエアが管路43、エア通過孔13Aを介してシー
ト状長尺物14の下面に噴出されるようになっている。
【0026】また、切断装置10には、保持手段15の
シート状長尺物14の搬送方向下流側(図1の右方側)
に、切断部44が設けられている。この切断部44は、
走行カッター46を備えており、走行カッター46は、
図1の上下方向、及び図1の紙面に直交する方向(シー
ト状長尺物14の幅方向)へ移動可能に支持されてい
る。
【0027】走行カッター46の先端は、一対の引張部
材50A、50Bの間に挿通されるようになっている。
引張部材50A、50Bの各々は、鉄製とされており、
引張部材50A、50B図の下端部には、爪部52Aが
形成されている。
【0028】また、引張部材50A、50Bの各々に
は、図示しない取付部材に固定されたシャフト56が挿
通されており、引張部材50A、50Bはシャフト56
を中心として回転可能となっている。また、各々の引張
部材50A、50Bには、駆動ピン45が突設されてお
り、各々の駆動ピン45は、後述する二股プレート47
(図3及び図4参照)に穿設された長穴47Aに対応し
ている。また、図3に示す如く、引張部材50Bの下部
には、溝51が4か所に形成されており、この溝51
は、シート状長尺物14を搬送する場合に、4個の各々
のクランプレバー16が引張部材50Bへ近づく時、保
持片16Bが引張部材50Bへ入り込むような形状に形
成されている。これにより、シート状長尺物14を、そ
の搬送方向と反対側端部近くまで切断でき歩留りが向上
する。
【0029】二股プレート47は、図3及び図4に示す
如く、基部47Bから引張部材50Aへ向けて延出され
たアーム47C、及び基部47Bから引張部材50Bへ
向けて延出されたアーム47Dを備えている。各々のア
ーム47C、47Dには、長穴47Aが穿設されてお
り、各々の長穴47Aに引張部材50A、50Bの駆動
ピン45が挿通されている。二股プレート47は、図4
に示すエアシリンダ64によって、図1の上下方向へ駆
動されるようになっており、二股プレート47が下方に
駆動されると、駆動ピン47の各々が図4に示す如く長
穴47Aを形成する図4の上方側の内壁面に当たるよう
になっている。これにより、引張部材50Aは、シャフ
ト56を中心として図4の反時計方向へ回転され、引張
部材50Bはシャフト56を中心として図5の時計方向
へ回転されるようになっている。
【0030】また、切断部44は、図1に示す如く、走
行カッター46の下方側に、押上バー58を備えてい
る。押上バー58の図1の上部は、ウレタンゴム(硬
度;80°ショアA)によって形成されている。この押
上バー58の上端部、すなわち、爪部52A及び走行カ
ッター46に対向する部位には、湾曲面58Aが形成さ
れている。なお、本実施例では、湾曲面58Aの曲率
は、R50となっている。押上バー58は、エアシリン
ダー60のピストンのロッド62に連結されており、エ
アシリンダー60によって図1の上下方向、すなわち、
走行カッター46に接近及び離間する方向へ移動される
ようになっている。
【0031】上記の如く構成された切断装置10は、制
御装置(図示省略)を備えており、該制御装置によっ
て、シート状長尺物14の搬送量、シート状長尺物14
の切断幅が所定の値になるようになっている。また、制
御装置によって、エアシリンダ24、サーボモータ3
8、走行カッター46、押上バー58、エアシリンダ6
0、エアシリンダ64の駆動が制御されるようになって
いる。
【0032】以下に、本実施例に係る切断装置10によ
って、シート状長尺物14を切断する場合について説明
する。まず、シート状長尺物14を上板13に載置する
と共に、エアシリンダ24が駆動される。これにより、
クランプ開閉レバー22は、ピン20と当接し、クラン
プバネ30の付勢力に抗してピン20を下方へ押し下げ
る。
【0033】これにより、クランプレバー16は、支点
軸18を中心として図1の反時計方向へ回転され、保持
爪16Cと移動板28との間に隙間が形成される。この
隙間にシート状長尺物14の一端部を挿入し、次いで、
エアシリンダ24によってロッド26を図1の左方側へ
移動させ、クランプ開閉レバー22を図1上方へ駆動す
る。これにより、クランプ開閉レバー22が、ピン20
から離間し、クランプ開閉レバー22がクランプバネ3
0による付勢力によって、支点軸18を中心として、図
1の時計方向へ回転され、シート状長尺物14の一端部
が保持爪16Cと支持片28Aとによって挟持される。
【0034】この状態で、サーボモータ38のスイッチ
がオンされる。これにより、サーボモータ38の駆動力
が動力伝達ベルト36、従動側ベルト車34を介してポ
ールネジ32に伝達される。これにより、ポールネジ3
2が回転され、この回転によって、クランプレバー16
と共に移動板28が、シート状長尺物14の一端部を挟
持した状態で、一対のレール(図示省略)にガイドされ
切断部44側へ、予め制御装置によって設定した量だけ
移動される。このシート状長尺物14の搬送に際して
は、一対のローラに挟持された状態でローラが回転する
ことにより搬送されるのではなく、上記の如く、クラン
クレバー16と移動板28によって保持された状態で搬
送されるので、シート状長尺物が所定量確実に切断部4
4に搬送される。
【0035】また、シート状長尺物14の移動に際して
は、ブロワ42からのエアが、シート状長尺物14の下
面に供給され、上板13とシート状長尺物14との動摩
擦係数が小さい状態でシート状長尺物14が搬送される
ため、シート状長尺物14の搬送を円滑に行うことがで
きる。
【0036】シート状長尺物14の搬送方向側端部が引
張部材50A、50Bと、押上バー58との間に至った
状態で、押上レバー58がエアシリンダー60によって
図1の上方に駆動されると共に、エアシリンダ64によ
って、二股プレート47が図1の下方に移動される。こ
れによって、引張部材50A、50Bの各々の爪部52
Aが、湾曲面58Aに沿って湾曲されたシート状長尺物
14の湾曲部に当接すると共に、引張部材50Aは、シ
ャフト56を中心として、図1の反時計方向へ回転し、
引張部材50Bはシャフト56を中心として図1の時計
方向へ回転する。
【0037】これによって、シート状長尺物14の湾曲
部には、シート状長尺物の長手方向両端部の各々が、引
張部材50A、50Bの各々の爪部52Aによってシー
ト状長尺物14の長手方向に沿って互いに反対方向へ引
張られる。この状態で、走行カッター46が図示しない
エアシリンダによって、下降されて、湾曲部に当接する
と共に、走行カッター46がシート状長尺物14の幅方
向(図1の紙面に直交する方向)移動される。これによ
って、シート状長尺物14が所定の幅寸法に切断され
る。本実施例に係る切断装置10では、上記のような切
断が制御装置による制御によって、間欠的になされる。
【0038】上記の切断においては、引張部材50Bに
クランプレバー16に対応した数だけ溝51が形成され
おり、図3の矢印B方向へ向けて移動する各々のクラン
プレバー16の保持片16Bが溝51内に入り込む構成
なので、その分、シート状長尺物14を、切断部44側
へ供給できる。よって、シート状長尺物14からより多
くのクリーニングブレードを得ることができる。
【0039】本実施例では、上記の如く、シート状長尺
物14の湾曲部の長手方向両端部の各々を長手方向に沿
って互いに逆側に引張った状態で切断しているため、走
行カッター46に対する切断面抵抗が小さくなり、切断
の際の走行カッター46の微動が抑えられ、これによ
り、切断によって形成される角部の直角度、角部稜線の
真直度が充分に確保され、稜線側面も良好な精度が保証
される。本実施例では、湾曲面58Aの曲率を、R50
としているが、湾曲面58Aの曲率は、R30ないしR
80の範囲内で適宜変更可能である。
【0040】
【発明の効果】以上のように構成されているので、本発
明によれば、カット幅を均一にできるシート状長尺物の
切断方法及びその切断装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る弾性を有するシート状
長尺物の切断装置の側面図である。
【図2】図1の切断装置における保持手段の斜視図であ
る。
【図3】図1の切断装置における引張部材と二股プレー
トとの結合状態を説明する分解斜視図である。
【図4】図1の切断装置における切断部の平面図であ
る。
【符号の説明】 10 切断装置 14 シート状長尺物 15 保持手段(保持部) 44 切断部(切断手段) 58 押上バー(支持台)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性を有するシート状長尺物の一端部近
    傍を保持部によって保持し、前記保持部と共にシート状
    長尺物を、切断手段へ向けて移動させ、前記シート状長
    尺物の他端部側を、前記切断手段によって前記長尺状物
    の幅方向に沿って切断することを特徴とする弾性を有す
    るシート状長尺物の切断方法。
  2. 【請求項2】 弾性を有するシート状長尺物の一端部近
    傍を保持部によって保持し、前記保持部と共にシート状
    長尺物を、切断手段へ向けて移動させ、前記シート状長
    尺物の他端部側を、上方へ向けた湾曲面を有する支持台
    に当接させて湾曲させ、前記切断手段によって前記長尺
    状物の幅方向に沿って前記湾曲部を切断することを特徴
    とする弾性を有するシート状長尺物の切断方法。
  3. 【請求項3】 前記シート状長尺物の下面にエアーを供
    給しつつ前記シート状長尺物を搬送する請求項1又は2
    記載の弾性を有するシート状物の切断方法。
  4. 【請求項4】 弾性を有するシート状長尺物の一端部近
    傍を保持した状態で前記シート状長尺物を長手方向へ搬
    送する搬送手段と、上方へ向けてた湾曲面を備え前記搬
    送手段によって搬送されたシート状長尺物の他端部側が
    前記湾曲面に当接される支持台と、前記支持台とによっ
    て前記湾曲部を挟持した状態で前記湾曲部にシート状長
    尺物の長手方向への引張力を付与する引張力付与手段
    と、前記引張力付与手段によって引張力が付与された湾
    曲部をシート状長尺物の幅方向に沿って切断する切断手
    段と、を備えていることを特徴とする弾性を有するシー
    ト状長尺物の切断装置。
  5. 【請求項5】 シート状長尺物の下面にエアーを供給す
    るエアー供給手段が設けられている請求項4記載のシー
    ト状長尺物の切断装置。
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