JPH082580Y2 - ピストンプルーバのピストン位置検出装置 - Google Patents

ピストンプルーバのピストン位置検出装置

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JPH082580Y2
JPH082580Y2 JP8952989U JP8952989U JPH082580Y2 JP H082580 Y2 JPH082580 Y2 JP H082580Y2 JP 8952989 U JP8952989 U JP 8952989U JP 8952989 U JP8952989 U JP 8952989U JP H082580 Y2 JPH082580 Y2 JP H082580Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、各種流量計の検定に用いられるピストンプ
ルーバのピストン位置検出装置の改良に関する。
(従来の技術) ピストンプルーバのピストン位置検出装置は、実公昭
56-31713号公報に開示されているものがある。このピス
トンプルーバによると、基準体積管の端部に外部から内
部を目視することのできる容器を設け、ピストンの移動
とともにピストン位置検出部材が上記容器内に進入した
とき、ピストンが摺動限位置まで移動したことを目視に
より検出することができるピストン位置検出装置であ
る。
(考案が解決しようとする課題) しかし、前記従来の装置における容器の機能は、内部
が目視でき、かつ、耐圧性能を備えた容器としなければ
ならないため、強化ガラスを使用するなど材料が限定さ
れるとともに構造が複雑になることから製作コストが高
くなる課題がある。また、使用される流体の汚れなどに
より見えにくくなる欠点があり、ピストンプルーバを車
載した検定車ではその都度基準体積管の所へ見にいかな
ければならないため、極めて作業性が悪いなどの課題が
生じている。本考案はこれらの課題を解消することを目
的として案出されたものである。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するために、第1の考案は被検定流量
計に基準体積管を接続し、その被検定流量計を通過した
流体により基準体積管中のピストンを移動させ、そのピ
ストンが排除した流体の体積を基準に被検定流量計の流
量計測精度を検定する構成のピストンプルーバにおい
て、前記基準体積管の一のピストン摺動限位置に設けら
れた容器と、その容器に対して進入退出自在に設けられ
ピストンが前記一の摺動限位置に到来したときに容器内
に進入するピストン位置検出部材と、そのピストン位置
検出部材の端部に固着された駆動磁石と、容器の外側に
配設され前記駆動磁石に追従してスライド自在に設けら
れた従動磁石とから構成したピストンプルーバのピスト
ン位置検出装置である。
また、第2の考案は前記従動磁石の近傍に近接スイッ
チを配設し、その近接スイッチに表示器を接続し、ピス
トンが一の摺動限位置に到来したときに表示器が表示す
る構成とした第1の考案の構成を有するピストンプルー
バのピストン位置検出装置である。
(作用) ピストン3が基準体積管2内を移動し一の摺動限位置
近傍に到来すると、ピストン3はピストン位置検出部材
16に当接し、ばね18に抗してピストン位置検出部材16を
押し出し、ストッパ部材2bに当接して停止する。同時
に、容器14の外側に配設された従動磁石24は、容器14内
の駆動磁石22に追従してスライド移動する。この状態は
透明な保護カバー28の外から目視することができ、基準
体積管2内のピストン3がストッパ部材2bまで移動した
か否かを確認することができる。さらに、前述の動作に
より従動磁石24が移動して近接スイッチ26の所定の位置
に接近すると、この近接スイッチ26が作動し、これに接
続された表示器30が点灯する。また、基準体積管2内の
ピストン3が、他の摺動限位置に移動したときも同様の
作用となる。
(実施例) 以下、図面に基づき本考案の実施例を説明する。第2
図において、1はピストンプルーバで、シリンダ状の基
準体積管2の内部にストッパ部材2aとストッパ部材2bと
の間でピストン3を摺動自在に嵌装してあり、ピストン
3がストッパ部材2aからストッパ部材2bに移動する区間
が基準体積区間5になっており、基準体積区間5の体積
はあらかじめ正確に計量されている。
一方、前記基準体積区間5の外側域には流入流口2c,2
dが設けてあり、この流入出口2c,2dはそれぞれ4方切換
弁機構7に配管接続されている。そして、4方切換弁機
構7の流入側には弁9を介して被検定流量計4、ポンプ
6、貯液槽8が接続され、4方切換弁機構7の排出側は
弁10を介して貯液槽8に配管接続されている。
次に、本考案の要部を第1図および第2図によって説
明する。13、14は側板19、20に取付けられた容器で、そ
れぞれ基準体積管2の両端に設けてある。15、16はピス
トン位置検出部材で、基準体積管2の両端部にぞれぞれ
側板19、20を貫通し前記容器13、14内に進入退出自在に
保持され、その先端部にはそれぞれ駆動磁石21、22が固
着されている。また、ピストン位置検出部材15、16はそ
れぞればね17、18によって容器13、14内から退出する方
向に付勢されており、その後端は前記基準体積区間5へ
突出している。さらに、容器13、14の外周には従動磁石
23、24が嵌装してあり、前記駆動磁石21、22の進退に追
従して移動自在にスライドする構成になっている。ま
た、27、28は保護カバーで透明な材料からなっている。
そして、前記従動磁石23、24の近傍には近接スイッチ2
5、26(例えばリードスイッチ)が取付けてあり、この
近接スイッチ25、26は表示器29、30(例えば表示ラン
プ)に電気接続されている。
このように構成されたピストンプルーバの動作および
作用について説明する。
検定開始前の状態では、ピストン3はストッパ部材2a
に当接係止されており、基準体積管2内には液体が密に
満たされている。検定開始に際し、ポンプ6を起動し4
方切換弁機構7を切替えると、液体はポンプ6によって
被検定流量計4、弁9を通過し配管11を介して流入出口
2cから基準体積管2に供給される。このため、基準体積
管2の第2図中左方の摺動限位置にあるピストン3(図
中1点鎖線で示す)は供給された液体に押圧されて同図
中右方に変位する。ピストン3の移動とともに基準体積
管2内から排除された液体は、流入出口2dから配管12を
介して基準体積管2の外部へ排出され、4方切換弁機構
7、弁10を通って貯液槽8内に還流される。ピストン3
は基準体積区間5を移動してストッパ部材2bに当接係止
されるまで変位し、第2図中2点鎖線で示す摺動限位置
て停止する。
このとき、ピストン3が基準体積管2内の右端部近傍
に到来すると、ピストン3がピストン位置検出部材16に
当接し、ばね18に抗してピストン位置検出部材16を第1
図中右方へ押し出し、前記ストッパ部材2bに当接したと
き停止する。同時に、容器14の外側に配設された従動磁
石24、容器14内の駆動磁石22に追従して同図中右方に移
動する。この状態は透明な保護カバー28の外から目視す
ることができ、基準体積管2内のピストン3がストッパ
部材2bまで移動したか否かを確認することができる。さ
らに、前述の動作により従動磁石24が移動して近接スイ
ッチ26の所定の位置に到来すると、この近接スイッチ26
が作動し、これに接続された表示器30が点灯する。
この構成によるピストンプルーバ1では、ピストン3
がストッパ部材2aからストッパ部材2bまで移動する間に
基準体積区間5内から排除された液体の体積は、被検定
流量計4を実際に通過した液体に等しい。従って、被検
定流量計4のカウンタの計数値と前記基準体積区間5の
体積とを比較することにより、被検定流量計4の器差あ
るいは計測精度を検定することができる。その上に、ピ
ストン3が基準体積区間5を移動して一の摺動限位置に
確実に到達していることを目視または表示器30により確
認することができるとともに、検定中に、例えば基準体
積管2中でピストン3が停止するなどの異常についても
察知することができる。
尚、基準体積管2の右端部まで移動したピストン3を
再び元の位置まで戻すには、4方切換弁機構7を切換
え、上述の場合とは逆に配管12を介して基準体積管2内
に液体を供給すればよい。
(考案の効果) 以上の実施例で明らかなように本考案は、基準体積管
の一のピストン摺動限位置に設けられた容器と、その容
器に対して進入退出自在に設けられピストンが前記一の
摺動限位置に到来したときに容器内に進入するピストン
位置検出部材と、そのピストン位置検出部材の端部に固
着された駆動磁石と、容器の外側に配設され前記駆動磁
石に追従してスライド自在に設けられた従動磁石とから
なるピストンプルーバのピストン位置検出装置であり、
さらに、従動磁石の近傍に近接スイッチを配設し、その
近接スイッチに表示器を接続し、ピストンが一の摺動限
位置に到来したときに表示器が表示する構成としたピス
トンプルーバのピストン位置検出装置である。
本装置における容器は、その内部を目視する必要がな
く耐圧機能を有すればよいので構造が簡単になり安価に
製作できるとともに、従来のようにガラスなどを使用し
ないため危険な液体を使用する場合でも極めて安全であ
る。また、従動磁石を利用して遠隔での表示が可能なた
め、例えば基準体積管などを車載した移動式検定車の場
合でも、その都度車内に入って目視により確認する必要
がなく、見易い位置に表示器を設置することができるの
で検定作業が早く、しかも安全にできるなど大きな効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部の縦断面図、第2図
は本考案のピストンプルーバの概略構成図である。 1:ピストンプルーバ、2:基準体積管 2a,2b:ストッパ部材、2c,2d:流入出口 3:ピストン、4:被検定流量計 5:基準体積区間、6:ポンプ 7:4方切換弁機構、8:貯液槽 9、10:弁、11、12:配管 13、14:容器、15、16:ピストン位置検出部材 17、18:ばね、19、20:側板 21、22:駆動磁石、23、24:従動磁石 25、26:近接スイッチ、27、28:保護カバー 29、30:表示器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検定流量計に基準体積管を接続し、その
    被検定流量計を通過した流体により基準体積管中のピス
    トンを移動させ、そのピストンが排除した流体の体積を
    基準に被検定流量計の流量計測精度を検定する構成のピ
    ストンプルーバにおいて、前記基準体積管の一のピスト
    ン摺動限位置に設けられた容器と、その容器に対して進
    入退出自在に設けられピストンが前記一の摺動限位置に
    到来したときに容器内に進入するピストン位置検出部材
    と、そのピストン位置検出部材の端部に固着された駆動
    磁石と、容器の外側に配設され前記駆動磁石に追従して
    スライド自在に設けられた従動磁石とからなることを特
    徴とするピストンプルーバのピストン位置検出装置。
  2. 【請求項2】前記従動磁石の近傍に近接スイッチを配設
    し、その近接スイッチに表示器を接続し、ピストンが一
    のピ摺動限位置に到来したときに表示器が表示する構成
    としたことを特徴とする請求項1記載のピストンプルー
    バのピストン位置検出装置。
JP8952989U 1989-07-28 1989-07-28 ピストンプルーバのピストン位置検出装置 Expired - Fee Related JPH082580Y2 (ja)

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