JPH08259185A - 電気ホイスト - Google Patents

電気ホイスト

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JPH08259185A
JPH08259185A JP8889295A JP8889295A JPH08259185A JP H08259185 A JPH08259185 A JP H08259185A JP 8889295 A JP8889295 A JP 8889295A JP 8889295 A JP8889295 A JP 8889295A JP H08259185 A JPH08259185 A JP H08259185A
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Sakae Murakami
栄 村上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高頻度使用に耐えられるようにし、かつ、作
業能率を高めるようにした電気ホイストを得る。 【構成】 ドラムケース7の内部に軸受58を介してワイ
ヤドラム2を回転自在に支持させる。このワイヤドラム
2に挿通させた連結軸3の一端3aに低速用の主モータM
1 のロータ軸10をスプライン結合させる。また、連結軸
3の他端3bに高速用の補助モータM2 のロータ軸50をス
プライン結合させる。また、補助モータM2 ならびに主
モータM1 の各々にファン部材52,23を取付け、主モー
タM1 の外郭に吸気孔28、排気孔29を設け、補助モータ
M2 のモータフレーム47に吸気孔55および排気孔56を設
ける。いずれかのモータを使用したとき一方のモータが
冷却される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軽負荷時の作業能率を
高めると共に、高頻度の使用に耐えられるようにした電
気ホイストに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、極数を低速回転用と高速回転用の
いずれかを選択的に変化させて駆動する電気ホイストと
して、例えば、実公平5−12232号公報に記載され
たような考案がある。この考案は、電気ホイストに負荷
される荷重を検知して、1台の極数変換形モータの極数
を、重負荷時には低速極(8極)に変換し、軽負荷時に
は高速極(4極)に変換して電気ホイストの速度を制御
するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
ホイストでは、重負荷時または軽負荷時を問わず巻上用
モータが1台であるので、高頻度使用の場合において
は、モータやブレーキ装置からの発熱によって、モータ
が焼損したり軸受が焼き付くという問題があった。
【0004】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、軽負荷時には高速極の補助モータを
駆動させ、このとき主モータを補助モータによって回転
させて自己冷却し、重負荷時には低速極の主モータを駆
動させ、このとき補助モータを主モータによって回転さ
せて自己冷却し、高頻度使用に耐えられるようにすると
共に、作業能率を高めるようにした電気ホイストの提供
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ドラムケースの内部に軸受を介してワイヤドラムを
回転自在に支持し、該ワイヤドラムの軸方向に挿通させ
た連結軸の一端に低速用の主モータのロータ軸を結合す
ると共に、他端に高速用の補助モータのロータ軸を結合
し、前記補助モータならびに主モータの各々にファン部
材を設け、前記主モータおよび補助モータのケーシング
に吸気孔および排気孔を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0006】請求項2に記載の発明は、主モータのケー
シングを、一部がワイヤドラムの内側に入るドラム側モ
ータフレームと、該ドラム側モータフレームに接続する
ブレーキ側モータフレームとを結合して形成し、前記ド
ラム側モータフレームの、前記主モータのロータ軸の近
傍に空気を導入する吸気孔を設ける共に、前記ブレーキ
側モータフレームには排気孔を設け、該排気孔の近傍に
ロータ軸に装着したファン部材を配設したことを特徴と
するものである。
【0007】請求項3に記載の発明は、補助モータのケ
ーシングの、ロータ軸の近傍に吸気孔を設けると共に、
減速機を収容したギヤケースの接続部近傍に排気孔を設
け、前記補助モータのロータ軸にファン部材を取付けた
ことを特徴とするものである。
【0008】請求項4に記載の発明は、ワイヤドラムの
連結軸の一端に結合させた低速用の主モータは重負荷時
に作動するように構成されており、連結軸の他端に結合
した高速用の補助モータは軽負荷時または無負荷時に作
動するように構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明では、重負荷時には主モ
ータ(低速極)に通電してワイヤドラムを低速で駆動さ
せる。このときには主モータに補助モータ(高速極)を
追従させてファン部材を回転させ、補助モータを自己冷
却させる。また、軽負荷時には補助モータに通電してワ
イヤドラムを高速で駆動させる。このとき補助モータに
主モータを追従させてファン部材を回転させ、主モータ
を自己冷却させる。
【0010】請求項2に記載の発明では、軽負荷時に回
転させた補助モータによって、主モータの排気孔の近傍
に設けたファン部材を回転させ、空気を主モータのケー
シング内に吸入させてモータフレーム内を冷却させる。
空気はワイヤドラムの内側に入るように形成された、ド
ラム側モータフレームのロータ軸の近傍の吸気孔から吸
入され、ブレーキ側モータフレームに設けた排気孔から
排出される。
【0011】請求項3に記載の発明では、重負荷時に回
転させた主モータによって、補助モータのロータ軸に設
けたファン部材を回転させ、空気を吸気孔よりケーシン
グに吸入させてモータフレーム内を冷却させる。空気は
ケーシングのロータ軸の近傍の吸気孔より吸入され、減
速機を収納したギヤーケースとの接続部近傍に設けた排
気孔より排出される。
【0012】請求項4に記載の発明では、ワイヤドラム
の連結軸の一端に結合させた低速用の主モータを重負荷
時に作動するように接続させて、重負荷時にはワイヤド
ラムを低速で回転させて、荷をゆっくりと大きな力で巻
き上げまたは巻き下げする。また、連結軸の他端に結合
させた高速用の補助モータを軽負荷時または無負荷時に
作動するように接続させて、低負荷時または無負荷時に
はワイヤドラムを高速で回転させて、荷等を速く巻き上
げまたは巻き下げする。
【0013】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図1および図2に
基づいて説明する。図1に示すものは本発明の電気ホイ
スト1の断面図であり、図2はこの電気ホイスト1を模
式的に示したものである。図に示すように、電気ホイス
ト1の駆動部は主モータM1 と補助モータM2 とから概
略構成されており、主モータM1 側にはブレーキ装置B
が一体に接続され、補助モータM2 側には減速装置Gが
接続されている。そして、これら主モータM1 および減
速装置Gと補助モータM2 は、ワイヤドラム2の軸芯部
を挿通する連結軸3よって一体に結合されている。
【0014】この電気ホイスト1を構成する個々の部材
について説明する。まず、ワイヤドラム2の一側に設け
られた低速用(低速極、たとえば4極)の主モータM1
およびブレーキ装置Bを説明する。主モータM1 のケー
シングは、一部がワイヤドラム2の側面内側に入るドラ
ム側モータフレーム4と、ブレーキ装置B側に位置する
ブレーキ側モータフレーム5とによって概略構成されて
いる。これらドラム側モータフレーム4のフランジ部4a
と、ブレーキ側モータフレーム5の一方側フランジ部5a
とは、取付けボルト6によって、ワイヤドラム2を覆う
ドラムケース7のリング部材8に一体に取付け固定され
ている。
【0015】このような主モータM1 のケーシングの内
部にはステータコア9が固定され、このステータコア9
の内側に、後述する軸受によって回転自在に支持された
ロータ軸10およびロータ軸10の外周に取り付けられたロ
ータコア11が収容されている。なお、符号12はステータ
コイルである。
【0016】ロータ軸10は、ワイヤドラム2側の端部10
a がドラム側モータフレーム4の中央部のブラケット部
13に設けられた軸受14に回転自在に支持されており、ブ
レーキ装置B側の端部10b がブレーキ側モータフレーム
5の中央部のブラケット部15に設けられた軸受16に回転
自在に支持されている。
【0017】また、ブレーキ側モータフレーム5にはブ
レーキ装置Bのブレーキケース17が取り付けられてい
る。すなわち、ブレーキケース17のフランジ部17a とブ
レーキ側モータフレーム5の他方側フランジ部5bとは、
4本の両端ねじ案内棒18と、これに螺合されたナット19
とによって一体に固定されている。
【0018】次に、ブレーキ装置Bのブレーキ機構につ
いて説明する。ブレーキケース17内に臨んだ主モータM
1 のロータ軸10の端部は、若干テーパ状に形成され、こ
こにキー20および止着ナット21を介してブレーキホイー
ル22が一体に固定されている。このブレーキホイール22
には、図3に示すように、複数のファン部材23が放射状
に突出して一体に形成されている。
【0019】このファン部材23には、ブレーキライニン
グ24が嵌合している。したがって、このブレーキライニ
ング24はロータ軸10と一体に回転すると共に、軸方向に
は微少距離だけ摺動することができるようになってい
る。
【0020】また、ブレーキケース17の壁部中央の円形
ブラケット部17b には、固定鉄心25が設けられている。
この固定鉄心25と、ロータ軸10のブレーキホイール22と
の間には、鉄製のブレーキシュー26が設けられている。
このブレーキシュー26の外周部近傍は、前記ブレーキラ
イニング24に対向している。
【0021】また、ブレーキシュー26の外縁部の4個所
には切欠部(図示省略)が形成されており、この切欠部
を前述の両端ねじ付き案内棒18に係合させている(図1
のブレーキシュー26の上側参照)。したがって、ブレー
キシュー26は回転が規制されるが、軸方向には微少距離
dだけ摺動できるようになっている。
【0022】また、ブレーキシュー26とブレーキケース
17との間には、スプリング27が介装されている。このス
プリング27は、ブレーキシュー26を常時ブレーキライニ
ング24側に付勢し、ブレーキシュー26とブレーキ側モー
ターフレーム5の他方側フランジ部5bとの間にて、ブレ
ーキライニング24を圧接挟持せしめるものである。
【0023】主モータM1 のドラム側モータフレーム4
の、ロータ軸10の端部10a を支持する軸受14の近傍に
は、空気を導入する所要数の吸気孔28が設けられてい
る。また、ブレーキケース17のフランジ部17a とブレー
キ側モータフレーム5の他方側フランジ部5bとの当接部
には、主モータM1 のケーシング内の空気を排出するた
めの排気孔29が所要数設けられている。
【0024】さらに、主モータM1 のケーシング内のス
テータコア9を固定している部分には、ロータ軸10と平
行状に空気流通溝30が設けられている。また、ブレーキ
側モータフレーム5のファン部材23近傍の壁部には、主
モータM1 のケーシング内からブレーキケーシング内を
貫通して空気が流れる空気流通孔31が所要数設けられて
いる。さらに、ブレーキシュー26のブレーキライニング
24側およびブレーキ側モータフレーム5の他方側フラン
ジ部5bのブレーキライニング24側には、各々放射状に所
要数の空気流通溝32が形成されている。
【0025】空気流通溝32の形状は、回転するブレーキ
ライニング24と緩衝しないように凹状に形成されてい
る。そして、ファン部材23の回転によって生ずる一連の
空気流は、主モータM1 から発生するジュール熱や、ブ
レーキ装置Bから発生する摩擦熱を奪うものである。
【0026】次に、ワイヤドラム2の他側に設けられた
減速装置Gおよび高速用(高速極、たとえば2極)の補
助モータM2 について説明する。減速装置Gは、補助モ
ータM2 側に位置するギヤーケース33と、ワイヤドラム
2側に位置するギヤーケースカバー34とからなるケーシ
ングの内部に、数段の減速歯車35を収納させたもので、
補助モータM2 および主モータM1 の回転を所望の減速
比に減速させるものである。
【0027】この減速装置Gのギヤーケースカバー34と
ギヤーケース33とは、取付けボルト36によって、ドラム
ケース7のリング部材8に一体に取付け固定されてい
る。減速装置Gには入力軸37が設けられており、入力軸
37はギヤーケースカバー34およびギヤーケース33の中央
部に取付けた軸受38によって回動自在に支持されてい
る。
【0028】入力軸37の補助モータM2 側の周面には第
1ギヤ39が刻設されており、この第1ギヤ39に第2ギヤ
40が噛合している。この第2ギヤ40と同軸に刻設された
第3ギヤ41には、入力軸37の外側に回転自在に設けられ
た第4ギヤ42が噛合している。さらに、第4ギヤ42に同
軸に刻設された第5ギヤ43には、第2ギヤ40および第3
ギヤ41に同軸上に設けた第6ギヤ44が噛合している。
【0029】そして、この第6ギヤ44と同軸に設けた最
終ギヤ45が、ワイヤドラム2のインターナルギヤ46に噛
合している。これによって、補助モータM2 および主モ
ータM1 の回転力がワイヤドラム2に伝達されることに
なる。なお、減速歯車35を8段にして減速するようにし
たが、適宜な段数にして減速をしてもよい。
【0030】この減速装置Gのギヤケース33には、補助
モータM2 のケーシングであるモータフレーム47が接続
されている。モータフレーム47は、フランジ部47a をギ
ヤケース33にボルト48で固定することによって取り付け
られている。モータフレーム47の内部にはステータコア
49が取り付けられており、その内側にはロータ軸50とそ
の外周に取付けられたロータコア51等が収容されてい
る。
【0031】また、ロータ軸50の外周の減速装置G側に
は、補助モータM2 のモータフレーム47内に空気を導入
させて排出するファン部材52が装着されている。符号53
で示すものはステータコイルである。
【0032】このロータ軸50は、ギヤケース33およびモ
ータフレーム47に設けた軸受54に回動自在に支持されて
いる。補助モータM2 のロータ軸50と、減速装置Gの入
力軸37はスプライン嵌合により接続されている。
【0033】また、補助モータM2 に設けたファン部材
52とは反対側のモータフレーム47の壁部のロータ軸50を
支持する軸受54の近傍には空気を導入させる吸気孔55が
所要数設けられている。また、ファン部材52側のモータ
フレーム47には空気を排出させる排気孔56が設けられて
いる。なお、符号57は補助モータM2 のモータフレーム
47内のステータコア49を固定している部分に、ロータ軸
50と平行状に設けた空気流通溝である。
【0034】最後に、中央部に設けられているワイヤド
ラム2について説明する。ワイヤドラム2は、前述のド
ラムケース7の内部に配設されており、その一方2aはド
ラム側モータフレーム4の中央部のブラケット部4bに、
他方2bはギヤケースカバー34の中央部のブラケット部34
b に各々取付けた軸受58によって回転自在に支持されて
いる。
【0035】このワイヤドラム2の外周部には、図2に
示すように、外周面に一端を固着したワイヤロープ59が
巻回されている。ワイヤロープ59の他端は、フックブロ
ック60および荷重検知機構LCを介して、ドラムケース7
に固着されている。
【0036】この荷重検知機構LCは、たとえば、ロード
リミッタ等で構成され、その内部のスイッチ機構は、軽
負荷時または無負荷時には軽負荷スイッチ61をH側と
し、重負荷時には重負荷スイッチ62をL側とするよう
な、オン,オフ制御の接点で構成される。なお、図1に
おいて、符号63はワイヤ押え板である。また、符号64は
ワイヤ押え板を止める小ネジである。
【0037】そして、ワイヤドラム2の主モータM1 側
の端面と、ドラム側モータフレーム4のフランジ部4aと
の間には、外気を主モータM1 のケーシングに導入させ
る通気溝65が設けられている。なお、ドラムケース7の
内部には、ワイヤロープ59が挿通する開口部より空気が
導入される。
【0038】また、ワイヤドラム2内を挿通して配設し
た連結軸3の一側3aは、主モータM1 のロータ軸10にス
プライン嵌合しており、他側3bは減速装置Gの入力軸37
とスプライン嵌合している。これによって、主モータM
1 のロータ軸10と補助モータM2 のロータ軸50とは連結
軸3および入力軸37を介して接続されていることにな
る。
【0039】次に、図1および図2の電気ホイスト1の
制御回路を図4に基づいて説明する。この回路は、三相
回路を簡略化した記載にしてある。三相電源端子66に
は、押釦スイッチ67の上行用スイッチ68を介してマグネ
ットスイッチの上行用コイル69が接続されると共に、下
行用スイッチ70を介してマグネットスイッチの下行用コ
イル71が接続されている。
【0040】また、荷重検知機構LCの軽負荷スイッチ61
を介してマグネットスイッチの軽負荷用コイル72が接続
され、重負荷スイッチ62を介してマグネットスイッチの
重負荷用コイル73が接続されている。
【0041】さらに、上行用コイル69が励磁されること
によって閉じる主接点74と下行用コイル71が励磁される
ことによって閉じる主接点75の逆並列接続回路を介し
て、重負荷用コイル73の励磁で閉じる接点76と、軽負荷
用コイル72の励磁で閉じる接点77の各一極、ならびにブ
レーキ装置Bが並列に接続されている。
【0042】接点76には主モータM1 が接続され、接点
77には補助モータM2 が接続されている。なお、ブレー
キ装置Bは通電されることにより固定鉄心25にブレーキ
シュー26が吸引され、ブレーキシュー26とブレーキライ
ニング24とが離れてブレーキが解除されるものであり、
通電が解除されるとスプリング27によって制動力を発す
るものである。
【0043】このように構成された電気ホイスト1の動
作を説明する。いま、作業員が、押釦スイッチ67の上行
用スイッチ68を押したとすると、上行用コイル69が励磁
されることにより主接点74が閉じ、ブレーキ装置Bが解
除される。そして、フックブロック60に掛けられた荷重
状態を荷重検知機構LCが検知し、荷重検知機構LCの重負
荷スイッチ62が閉じている状態(L側)にあるとする
と、重負荷用コイル73が励磁されるので接点76が閉じ、
これによって主モータM1 に通電されてワイヤドラム2
が低速で回転され、フックブロック60が低速、かつ、大
きな力で巻き上げられる。
【0044】次に、押釦スイッチ67の下行用スイッチ70
を押すと、下行用コイル71が励磁されるので、主接点75
が閉じ、前述と同様に荷がかけられていて重負荷スイッ
チ62が閉じている状態(L側)にあるとすると、重負荷
用コイル73が励磁されるので、接点76が閉じ、この接点
76を介して接続されている主モータM1 が逆方向に回転
する。これによりフックブロック60が低速で巻き下げら
れる。
【0045】この主モータM1 の回転は、ロータ軸10よ
り連結軸3を介して減速装置Gの入力軸37に伝達され、
減速歯車35よりワイヤドラム2のインターナルギヤ46に
伝達されることにより、ワイヤドラム2が駆動する。ま
た、主モータM1 の回転は、減速装置Gの入力軸37を介
して補助モータM2 のロータ軸50にも伝達される。この
ため、ワイヤドラム2が回転しているときには、主モー
タM1 に追従して補助モータM2 のロータ軸50が回転
し、ロータ軸50に装着されているファン部材52が回転す
る。
【0046】これによって、補助モータM2 のモータフ
レーム47の内部に吸気孔55から空気が吸入され、空気は
矢印のように、空気流通溝57を通って排気孔56から排出
される。この空気の流通によって、補助モータM2 のモ
ータフレーム47の内部、特にステータコイル53やロータ
軸50の軸受54が空冷される。
【0047】また、フックブロック60に荷が掛けられて
いないときには、荷重検知機構LCの軽負荷スイッチ61が
閉じ(H側)、これにより、軽負荷用コイル72が励磁さ
れるので接点77が閉じる。そして、押釦スイッチ67の上
行用スイッチ68を押したときには、上行用コイル69が励
磁されることにより、主接点74が閉じる。これによっ
て、ブレーキ装置Bが解除されると共に、補助モータM
2 に通電されて、ワイヤドラム2が高速で回転し、フッ
クブロック60は高速で巻き上げられる。また、下行用ス
イッチ70を押したときには、フックブロック60が高速で
巻き下げられる。
【0048】補助モータM2 のロータ軸50の回転力は減
速装置Gの入力軸37および減速歯車35に伝達してワイヤ
ドラム2を回転駆動させると共に、連結軸3を介して主
モータM1 のロータ軸10に伝達される。このため主モー
タM1 が補助モータM2 に追従して回転し、ロータ軸10
に装着されているファン部材23が回転する。これによっ
て、主モータM1 のケーシングの内部に吸気孔28から空
気が吸入し、矢印のように空気流通溝30、空気流通孔3
1、空気流通溝32を通って、排気孔29から排出される一
連の空気流が生ずる。この空気の流通によって、主モー
タM1 のケーシングの内部、特に、ステータコイル12や
ロータ軸10の軸受14,16が空冷されると共に、ブレーキ
装置Bも空冷される。
【0049】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、主モー
タと補助モータとを荷重条件により選択して駆動させ、
しかも、片側のモータが駆動しているときには、駆動し
ていない側のモータを、駆動しているモータに追従させ
て回転させ、各モータに備えたファン部材によって、自
己冷却をするようにしたので、モータや軸受の温度上昇
が抑制されて、高頻度使用に耐えることができる。
【0050】電気ホイストでは、軽負荷時運転が全運転
時間の約70%を占めており、この軽負荷時の運転には高
速用の補助モータが駆動するので、作業能率を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気ホイストの断面図
である。
【図2】図1のものを模式的に示した図である。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図1の電気ホイストを作動させるための回路図
である。
【符号の説明】
1 電気ホイスト 2 ワイヤドラム 3 連結軸 4 ドラム側モータフレーム 5 ブレーキ側モータフレーム 7 ドラムケース 10 ロータ軸 22 ブレーキホイール 23 ファン部材 28 吸気孔 29 排気孔 30 空気流通溝 31 空気流通孔 32 空気流通溝 33 ギヤーケース 34 ギヤーケースカバー 47 モータフレーム 50 ロータ軸 52 ファン部材 55 吸気孔 56 排気孔 57 空気流通溝 58 軸受 B ブレーキ装置 G 減速装置 M1 主モータ M2 補助モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラムケースの内部に軸受を介してワイ
    ヤドラムを回転自在に支持し、該ワイヤドラムの軸方向
    に挿通させた連結軸の一端に低速用の主モータのロータ
    軸を結合すると共に、他端に高速用の補助モータのロー
    タ軸を結合し、前記補助モータならびに主モータの各々
    にファン部材を設け、前記主モータおよび補助モータの
    ケーシングに吸気孔および排気孔を設けたことを特徴と
    する電気ホイスト。
  2. 【請求項2】 主モータのケーシングを、一部がワイヤ
    ドラムの内側に入るドラム側モータフレームと、該ドラ
    ム側モータフレームに接続するブレーキ側モータフレー
    ムとを結合して形成し、前記ドラム側モータフレーム
    の、前記主モータのロータ軸の近傍に空気を導入する吸
    気孔を設ける共に、前記ブレーキ側モータフレームには
    排気孔を設け、該排気孔の近傍にロータ軸に装着したフ
    ァン部材を配設したことを特徴とする請求項1記載の電
    気ホイスト。
  3. 【請求項3】 補助モータのケーシングの、ロータ軸の
    近傍に吸気孔を設けると共に、減速機を収容したギヤケ
    ースの接続部近傍に排気孔を設け、前記補助モータのロ
    ータ軸にファン部材を取付けたことを特徴とする請求項
    1記載の電気ホイスト。
  4. 【請求項4】 ワイヤドラムの連結軸の一端に結合させ
    た低速用の主モータは重負荷時に作動するように構成さ
    れており、連結軸の他端に結合した高速用の補助モータ
    は軽負荷時または無負荷時に作動するように構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の電気ホイスト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005200170A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Kito Corp 巻上牽引機用動力装置
JP2005263420A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Kitagawa Iron Works Co Ltd ウインチの構造
JP2008133137A (ja) * 2002-03-26 2008-06-12 Kito Corp 巻上牽引機
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