JPH0825928A - 軌道・陸道兼用車 - Google Patents

軌道・陸道兼用車

Info

Publication number
JPH0825928A
JPH0825928A JP18274094A JP18274094A JPH0825928A JP H0825928 A JPH0825928 A JP H0825928A JP 18274094 A JP18274094 A JP 18274094A JP 18274094 A JP18274094 A JP 18274094A JP H0825928 A JPH0825928 A JP H0825928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
vehicle
wheel
vehicle body
land road
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP18274094A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Ozawa
信洋 小澤
Satoyuki Oshima
智行 尾島
Tetsuya Hayashi
徹也 林
Hironori Satou
寛則 佐藤
Makoto Shimamura
誠 島村
Kichiji Sato
吉次 佐藤
Shinji Moriya
真治 森谷
Masahiro Moriya
正裕 森谷
Kanji Yoshitoku
寛二 慶徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KONGO JIKOU KK
MIZUTANIGUMI KK
TOKYO ISUZU JIDOSHA KK
East Japan Railway Co
Original Assignee
KONGO JIKOU KK
MIZUTANIGUMI KK
TOKYO ISUZU JIDOSHA KK
East Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KONGO JIKOU KK, MIZUTANIGUMI KK, TOKYO ISUZU JIDOSHA KK, East Japan Railway Co filed Critical KONGO JIKOU KK
Priority to JP18274094A priority Critical patent/JPH0825928A/ja
Publication of JPH0825928A publication Critical patent/JPH0825928A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 転車装置の伸縮装置を小型、軽量化した軌道
・陸道兼用車を提供する。 【構成】 転車装置20の伸縮装置21は、縦の2本の
上部アーム23の下に横の連結アーム24を介して縦の
2本の下部アーム25を連結し、傾斜するサポートロッ
ド26を下部アーム25の上部に連結してなる2組のリ
ンク機構22を有し、このリンク機構22の下端に転車
台35を備えた旋回ベース30を水平に連結して構成
し、連結アーム24の端部に油圧シリンダ41のピスト
ン42を、その伸長により伸縮装置21を長方形の形状
で略垂直に起立して車体3を地上より浮上し、収縮によ
り伸縮装置21の連結アーム24、下部アーム25及び
旋回ベース30を薄く折り畳んで上方に格納するように
連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、陸道走行用の自動車
を利用して鉄道軌道も走行可能にして、鉄道軌道の点
検、保線工事等に使用する軌道・陸道兼用車に関し、詳
しくは、車体を浮上した状態で方向変換する転車装置の
改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、鉄道の軌道上における事故処
理、あるいは軌道の各種点検や保線工事等を行う場合に
は、これらの作業用の設備を搭載した専用の軌道走行用
車両を使用しているが、軌道が破損している場合には、
この種の専用車両では事故現場の間近まで軌道上を走行
することができないという問題がある。そこで、自動車
に、通常の前輪と後輪の他にガイド車輪を装備し、かつ
車体重心位置の下部に車体の水平方向の向きを切換える
転車装置を装備した軌道・陸道兼用車が提案されてい
る。
【0003】この軌道・陸道兼用車によれば、陸道走行
後に踏切りからそのまま軌道上への乗り入れを行うこと
ができ、事故処理に対応することができる。この場合に
幅の狭い踏切からでも軌道上への乗り入れが可能な小型
の自動車を使用することにより、特に緊急の事故処理を
迅速に行うことができる点で有利である。
【0004】従来のこの種の軌道・陸道兼用車として、
例えば特開平6−87309号公報の先行技術がある。
この先行技術において、転車装置が、車体の下部に複数
のトッグルリンクを2列の状態で吊下げ、これらトッグ
ルリンクの下に上側テーブルを介して下側テーブルを回
転可能に連結する。また各列のトッグルリンクの関節部
にそれぞれ油圧シリンダのピストンを水平状態で連結
し、油圧シリンダのピストンの収縮でトッグルリンクを
上下方向にパンタグラフ状に伸長作用して、車体を浮上
するように構成することが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先行技
術においては、転車装置の伸縮装置がトッグルリンク式
であるため、構造が複雑である。また上方に格納するた
めトッグルリンクを折り畳む際には油圧シリンダのピス
トンを伸長するが、この場合にピストンのストロークに
限界があるので、格納時にトッグルリンクを最小限に薄
くすることが難しい。
【0006】この発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、転車装置の伸縮装置を小型、軽量化した軌道・陸道
兼用車を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この本発明の請求項1に係る軌道・陸道兼用車は、
自動車の車体下部の前輪と後輪の近傍にそれぞれ車輪装
置を、昇降装置によりガイド車輪を上方に格納したり、
または鉄道軌道上に降ろして前後輪が共に軌道上に載っ
た状態にガイドすることが可能に装着し、車体重心位置
の車体下部に転車装置を、油圧シリンダを備えた伸縮装
置により車体を地上より浮上して水平方向の向きを変え
ることが可能に装着する軌道・陸道兼用車を前提とし、
上記転車装置の伸縮装置は、縦の2本の上部アームの下
に横の連結アームを介して縦の2本の下部アームを連結
し、傾斜するサポートロッドを下部アームの上部に連結
してなる2組のリンク機構を有し、このリンク機構の下
端に転車台を備えた旋回ベースを水平に連結して構成
し、上記連結アームの端部に油圧シリンダのピストン
を、その伸長により伸縮装置を長方形の形状で略垂直に
起立して車体を地上より浮上し、収縮より伸縮装置の連
結アーム、下部アーム及び旋回ベースを薄く折り畳んで
上方に格納するように連結することを特徴とするもので
ある。
【0008】請求項2に係る軌道・陸道兼用車は、旋回
ベースと転車台が、自己潤滑性を有する合成樹脂製の板
部材を有する細長い格子状に形成することを特徴とする
ものである。
【0009】
【作用】従って、この発明の請求項1にあっては、自動
車を踏切で停車し、転車装置の油圧シリンダのピストン
を伸長作用すると、伸縮装置のリンク機構の上下部アー
ムが下方に伸び、グランドラインで転車台が接地する。
それ以降はピストンの伸長に伴い伸縮装置が長方形の形
状で略垂直に起立して、サポートロッド等によりこの状
態に保持される。このため重量物の自動車の車体は、伸
縮装置により強固に支持して安定的に地上より浮上し、
この状態で車体を回すことで、転車台に対し旋回ベー
ス、伸縮装置と共に車体が回転して方向変換される。
【0010】その後、車輪装置の昇降装置によりガイド
車輪を降ろした後に、今度は転車装置の油圧シリンダの
ピストンを収縮作用する。すると伸縮装置がく字形に変
形しつつ収縮して車体が降り、その後はピストンの収縮
に伴い連結アーム、下部アーム及び旋回ベースを薄く折
り畳んで上方にコンパクトに格納される。また車体が降
りた際には、ガイド車輪と共に前後輪とが軌道上に載っ
て軌道に乗り入れられ、この状態で自動車を運転操作す
ることで、ガイド車輪が軌道上を転動して移動する。そ
してガイド車輪により前輪と後輪も軌道上に載った状態
にガイドされて駆動し、これにより軌道走行する。
【0011】請求項2にあっては、旋回ベースと転車台
が、自己潤滑性を有する合成樹脂製の板部材を有する細
長い格子状に形成されることで、軽量化して格納する際
に有利になる。また転車の際に転車台と旋回ベースの間
の摩擦力を小さくすることで、円滑で、安全且つ安定し
た転車を行うことができる。
【0012】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基いて詳
細に説明する。
【0013】図1は軌道・陸道兼用車の側面図、図2は
その正面図、図3はその背面図である。これら図におい
て、軌道・陸道兼用車1は、車体3に前輪4と後輪5と
を有して陸道を自由に走行可能な自動車2を有する。こ
の場合の自動車2は、例えばランドクルーザ、RVと称
される堅牢な4輪駆動車が適し、左右の車輪の幅が、鉄
道の例えば標準軌の左右の軌道の幅と略同一であり、自
動車2の左右の前後輪でそのまま軌道上を走行すること
ができるものである。
【0014】そこで軌道・陸道兼用車1は、自動車2に
おける車体3の下部の前輪4の直前と後輪5の直後とに
それぞれ車輪装置10が装着される。また車体3の重心
位置の下部に転車装置20が装着される。更に、ハンド
ル側にハンドルロック装置60が設けられてなる。
【0015】前輪4側の車輪装置10は、車体3の下部
において左右前輪4の間の空間を利用して、この空間の
シャーシ側に油圧装置12を備えた昇降装置11が吊下
げて装着される。この昇降装置11はリンク機構により
回動するクランク軸13を有し、このクランク軸13の
両端に鉄道車輪と同様に形成されるガイド車輪14が、
回転して軌道上を転動することが可能に取付けられる。
ここでガイド車輪14は、前輪4及び軌道Aと略一致す
る位置で前輪4の直前に配置される。そして油圧装置1
2により昇降装置11を作動し、ガイド車輪14を上昇
して上方に格納し、またはガイド車輪14を下降して軌
道A上に載せ、且つこの載置状態に保持するように構成
される。
【0016】以上、前輪4側の車輪装置10について説
明したが、後輪5側においても後輪5の直後に車輪装置
10が、図1と図3に示すように同様に構成して装着さ
れる。即ち、油圧装置12を備えた昇降装置11により
ガイド車輪14が、上方に格納したり、または軌道A上
に載って後輪5をガイドするように設けられる。尚、前
輪4側と後輪5側の車輪装置10において、同一の部分
には同一の符号を付して説明を省略する。
【0017】転車装置20は、図4ないし図7に示すよ
うに車体3の重心位置のシャーシ6の下部に油圧装置4
0を備えたリンク式の伸縮装置21が吊下げられて装着
される。伸縮装置21は、2組の平行四辺形式リンク機
構22が車体左右方向に広く離れた位置で前後方向に平
行配置される。左側のリンク機構22は、前後の2本の
上部アーム23が上端を軸27aによりシャーシ垂直部
6aに軸支して垂下され、これら上部アーム23の下に
軸27bにより連結アーム24が水平に連結され、且つ
下部アーム25が更に下方に延長して垂下される。また
上下部アーム23,25の前方にはサポートロッド26
が上端を軸27cにより軸支して斜めに設けられ、この
サポートロッド26の下端が軸27dにより下部アーム
25の軸27bの直下に軸支される。
【0018】旋回ベース30は、図6に示すように、矩
形状に枠組みされた鉄製の板部材31a,31bの中央
部に自己潤滑性を有する合成樹脂製例えばナイロン製の
板部材31dを取付けた左右方向に細長い格子状をな
し、軽量に形成される。そこで上記下部アーム25の下
端に旋回ベース30が、左側端部のブラケット32と軸
27eにより軸支して連結され、こうして連結アーム2
4、下部アーム25及び旋回ベース30により折り畳み
可能な平行四辺形を形成している。
【0019】右側のリンク機構22も、図7に示すよう
に左側と全く同様に構成され、その下端に旋回ベース3
0の右側が同様に連結される。尚、右側のリンク機構2
2については、左側と同一部分に同一の符号を付して説
明を省略する。
【0020】更に、旋回ベース30の下には地上に接地
する転車台35が取付けられる。この転車台35は、図
6に示すように、矩形状に枠組みされた鉄製の板部材3
6a,36bの中央部に自己潤滑性を有する合成樹脂製
例えばナイロン製の板部材36dを取付けた旋回ベース
30より更に細長い格子状をなし、軽量で安定して支持
することが可能に形成される。なお、転車台35の板部
材36a,36bの下面には、絶縁性を有する合成樹脂
製例えばナイロン製のシート(図示せず)が貼着されて
いる。このように構成される旋回ベース30と転車台3
5が共に車体左右方向に重ねて配置され、両者の中心の
孔部31c,36cに軸受手段37を装着して回転可能
に連結される。ここで旋回ベース30の板部材31dと
転車台35の板部材36dとが共に自己潤滑性を有する
ナイロン製で軽量のため、格納する場合に有利になり、
転車の際に両者の間の摩擦力を可及的に小さくして、円
滑で安全に転車することが可能となる。
【0021】また連結アーム24の直上部には油圧装置
40のシリンダ41が、端部を軸27fによりシャーシ
側に軸支して傾斜配置され、このシリンダ41のピスト
ン42の先端が連結アーム24の前端の軸27bに一緒
に連結される。そしてピストン42の伸縮に連動して上
部アーム23とサポートロッド26を回動し、且つ連結
アーム24、下部アーム25及び旋回ベース30を折り
畳んで伸縮するように構成される。
【0022】即ち、ピストン42を最も収縮すると、図
4の一点鎖線Mのように連結アーム24、下部アーム2
5及び旋回ベース30を上昇し、このときサポートロッ
ド26で引張って折り畳む。そして上限において軸27
bと27dの間隔により最も薄く折り畳んだ状態に保持
して、上方に格納する。またピストン42を伸長する
と、同図の一点鎖線Nのようにリンク機構22がく字形
で伸び、連結アーム24、下部アーム25及び旋回ベー
ス30を下降しつつ方形化してグランドライン以下に伸
長する。
【0023】そしてピストン42が最も伸びた下限で
は、同図の実線のように転車台35が地上に接地して、
リンク機構22が上下に長い長方形の形状で垂直に起立
する。このときサポートロッド26の途中が3つのアー
ム23〜25を連結する軸27bの部分に、ピストン4
2の伸長力に対向して突当たってこの起立状態に保持さ
れ、重量物の自動車2を安定且つ強固に持上げることが
可能になる。そこでこの自動車2の浮上状態で車体3を
回すことで、転車台35に対し旋回ベース30が回転し
て、車体3を水平方向に旋回しつつ転車することが可能
になっている。
【0024】油圧装置40は、図8に示すようにシリン
ダ41に対して、オイルタンク43とポンプ駆動する電
動機44が平行配置して一体化構成され、両者の間に油
圧回路45が設けられる。油圧回路45は、図9に示す
ようにオイルタンク43が油路46により切換弁47、
電動機44により駆動するポンプ48、リリーフ弁4
9、チェック弁50、マニュアル弁51、スローリター
ン弁52を介してシリンダ41に接続する。そして電動
機44の正転または逆転により切換弁47を切換えて、
シリンダ41の一方に給油することでピストン42を伸
長し、他方に給油することでピストン42を収縮する。
また電動機44を停止することで、切換弁47とチェッ
ク弁50により負荷保持するように構成される。
【0025】ハンドルロック装置60は、図10ないし
図12に示すようにハンドル7とその下方の固定側コラ
ムケース8との間に装着される。即ち、ハンドル7の例
えばアーム7aにロックブロック61がハンガープレー
ト62を備えて取付けられる。またコラムケース8に
は、ベースプレート63によりソレノイド64、ソレノ
イド64のストッパロッド65をガイドするガイドブロ
ック66が取付けられ、これらロックブロック61とス
トッパロッド65がハンドル7を真直ぐにした状態で一
致するように配置される。
【0026】またソレノイド64は、ロックスイッチ6
7を介してバッテリ68に接続される。そしてハンドル
7を真直ぐにした状態でロックスイッチ67をONする
と、ソレノイド64によりストッパロッド65が突出し
てロックブロック61に差し込まれ、これによりハンド
ル7を固定ロックする。またロックスイッチ67をOF
Fすると、ストッパロッド65がロックブロック61か
ら抜けて、ロック解除ようになっている。
【0027】尚、車外に持ち運び可能な操作盤を有し、
この操作盤でスイッチ操作することにより、車輪装置1
0や転車装置20の油圧装置12,40、ハンドルロッ
ク装置60等を作動することが可能になっている。
【0028】次に、この実施例の作用について説明す
る。先ず、自動車2の車体3下部に装着されている車輪
装置10のガイド車輪14を上方に格納し、転車装置2
0の伸縮装置21を収縮して同様に上方に格納すること
で、前輪4と後輪5が路上に接地する。またハンドルロ
ック装置60のロック解除することによりハンドル操作
可能になり、これにより一般道路等の陸道を自由に走行
することができる。
【0029】次いで、自動車2を軌道走行する場合につ
いて説明する。先ず、軌道Aへ乗り入れる場合は、自動
車2を軌道Aと交差する踏切り内に進入し、転車装置2
0と軌道Aの中心を合わせて停車する。そして転車装置
20の油圧装置40を作動して伸縮装置21を伸長作用
する。
【0030】即ち、シリンダ41のピストン42を徐々
に伸長すると、リンク機構22が下降しつつ方形化して
下方に順次伸び、転車台35がグランドレベルに達した
時点で接地する。その後、更にピストン42が伸長する
のに伴い伸縮装置21が最も伸長して垂直に起立し、こ
れにより車体3が浮上する。そこでこの状態で車体3を
回すと、転車台35に対し旋回ベース30、伸縮装置2
1及び車体3が一緒に水平方向に回転し、約90度回転
した時点で軌道Aと車体3が平行になって左右の前輪4
と後輪5が左右の軌道Aと一致する。
【0031】その後車輪装置10の油圧装置12により
昇降装置11を作動すると、クランク軸13のガイド車
輪14が、前輪4の直前と後輪5の直後に降りる。この
場合に左右のガイド車輪14が左右の軌道A上に一致し
て載ることを目視確認した後に、転車装置20の伸縮装
置21を収縮作用する。
【0032】即ち、シリンダ41のピストン42を上述
と逆に徐々に収縮すると、伸縮装置21が垂直状態から
く字形に屈曲しつつ収縮して車体3が順次下がる。そし
て車体3が元の高さに下がった時点で、その前輪4と後
輪5がガイド車輪14と共に左右の軌道A上に載った状
態になる。そしてこれ以降は、左右と前後のガイド車輪
14により前輪4と後輪5が共に軌道A上に載り、自動
車2が軌道Aに沿って走行するようにガイドされる。ま
た転車装置20は、ピストン42が更に収縮すること
で、伸縮装置21が上限で最も薄く折り畳んだ状態で格
納される。
【0033】また軌道走行時にはハンドル操作は全く不
要であるため、このときハンドル7を真直ぐにしてロッ
クスイッチ67を操作すると、ハンドルロック装置60
のソレノイド64のストッパロッド65とロックブロッ
ク61の差し込みによりハンドル7が固定ロックされ
る。そこでドライバが不必要にハンドル操作することが
防止され、自動車2は素直に軌道Aに沿うことが可能と
なり、こうして軌道Aへ乗り入れ準備が終了する。
【0034】その後ドライバ、作業者が自動車2に乗
り、通常に運転操作してアクセルを踏込むと、エンジン
動力が変速して前輪4と後輪5に伝達し、両車輪4,5
が軌道Aとグリップしつつ駆動して走り始める。すると
ガイド車輪14が軌道A上を脱輪しないように転動して
移動し、これに伴い前輪4と後輪5が軌道A上を駆動し
て所定の速度で走行する。こうして自動車2は、軌道A
上を目的の場所に迅速に走行して、作業者や工事機材が
輸送され、その場所で軌道Aの事故処理、各種点検、保
線工事等が行われる。
【0035】更に、軌道Aから陸道に取り出す場合は、
再び自動車2を最寄りの踏切りに進入して停車し、上述
と逆に作用する。即ち、車輪装置10のガイド車輪14
を上方に格納し、次いで転車装置20の伸縮装置21を
伸長作用して一旦車体3を浮上した状態で方向変換す
る。その後伸縮装置21を収縮して上方に格納し、更に
ハンドルロック装置60のロックスイッチ67をOFF
する。するとストッパロッド65がロックブロック61
から外れてロック解除され、ハンドル操作して陸道走行
される。
【0036】図13において、転車装置の緊急操作手段
の実施例について説明する。例えば通常の陸道走行時に
転車装置20の油圧装置等が故障して、転車装置20が
車体3の下方に伸長して突出すると、自動車2の走行に
支障を招く。この場合の対策として、転車装置20と車
体3側との間に緊急操作手段70が設けられる。
【0037】この緊急操作手段70は、チェーン71の
一端を転車装置20の下端の旋回ベース30に結び、そ
の他方がプーリ72により方向変換して、例えば小型ト
ラック用のスペアタイヤキャリヤの巻取り装置73に連
結される。そしてドライバ等が巻取り装置73を作動し
てチェーン71を巻取ることで、転車装置20をマニュ
アル式に収縮することが可能に構成される。
【0038】そこで転車装置20が油圧装置等の故障で
伸長したままになる場合は、緊急操作手段70の巻取り
装置73を作動する。するとチェーン71により旋回ベ
ース30が持ち上げられて、転車装置20は強制的に折
り畳まれて収縮し且つその状態に保持され、これにより
自動車2は通常に走行することが可能となる。
【0039】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の請求
項1に係る軌道・陸道兼用車では、転車装置の伸縮装置
は、縦の2本の上部アームの下に横の連結アームを介し
て縦の2本の下部アームを連結し、傾斜するサポートロ
ッドを下部アームの上部に連結してなる2組のリンク機
構を有し、このリンク機構の下端に転車台を備えた旋回
ベースを水平に連結して構成し、連結アームの端部に油
圧シリンダのピストンを、その伸長により伸縮装置を長
方形の形状で略垂直に起立して車体を地上より浮上し、
収縮より伸縮装置の連結アーム、下部アーム及び旋回ベ
ースを薄く折り畳んで上方に格納するように連結した構
成であるから、伸縮装置の構造が直線要素の組合わせに
より、簡単でコンパクトになり、軽量化する。
【0040】ピストンの伸長で伸縮装置は長方形の形状
で略垂直に起立して、サポートロッド等によりその状態
に保持されるので、重量物の自動車を安定して強固に持
ち上げ支持できる。ピストンの収縮では、伸縮装置の連
結アーム、下部アーム及び旋回ベースを最も薄く折り畳
んでロックするので、上方にコンパクトに格納すること
ができる。
【0041】請求項2に係る軌道・陸道兼用車では、旋
回ベースと転車台が、自己潤滑性を有する合成樹脂製の
板部材を有する細長い格子状に形成されるので、軽量に
なる。また転車の際に転車台と旋回ベースの間の摩擦力
を可及的に小さくして、円滑で安全且つ安定した転車を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の軌道・陸道兼用車の一例を示す側面
図である。
【図2】軌道・陸道兼用車の正面図である。
【図3】軌道・陸道兼用車の背面図である。
【図4】この発明における転車装置を示す正面図であ
る。
【図5】転車装置の側面図である。
【図6】転車装置の旋回ベースと転車台の斜視図であ
る。
【図7】転車装置の全体のスケルトン図である。
【図8】油圧装置を示す側面図である。
【図9】油圧回路の回路図である。
【図10】ハンドルロック装置を示す平面図である。
【図11】ハンドルロック装置の側面図である。
【図12】ハンドルロック装置を示す正面図である。
【図13】転車装置の緊急操作手段の実施例を示す概略
側面図である。
【符号の説明】
2 自動車 3 車体 4 前輪 5 後輪 10 車輪装置 11 昇降装置 14 ガイド車輪 20 転車装置 21 伸縮装置 22 リンク機構 23 上部アーム 24 連結アーム 25 下部アーム 26 サポートロッド 30 旋回ベース 35 転車台 41 油圧シリンダ 42 ピストン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小澤 信洋 東京都千代田区永田町二丁目4番12号 東 京いすゞ自動車株式会社内 (72)発明者 尾島 智行 東京都足立区梅島1丁目10番15号 株式会 社水谷組内 (72)発明者 林 徹也 東京都品川区北品川1丁目8番20号 金剛 自工株式会社内 (72)発明者 佐藤 寛則 東京都品川区北品川1丁目8番20号 金剛 自工株式会社内 (72)発明者 島村 誠 東京都文京区本郷1丁目30番27号の102 (72)発明者 佐藤 吉次 埼玉県浦和市東岸町9番7号4−501号 (72)発明者 森谷 真治 福島県福島市黒岩字戸の内5番地 (72)発明者 森谷 正裕 福島県福島市渡利字馬場町31番地 (72)発明者 慶徳 寛二 福島県福島市森合字久保田5番1号2− 501号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体下部の前輪と後輪の近傍に
    それぞれ車輪装置を、昇降装置によりガイド車輪を上方
    に格納したり、または鉄道軌道上に降ろして前後輪が共
    に軌道上に載った状態にガイドすることが可能に装着
    し、車体重心位置の車体下部に転車装置を、油圧シリン
    ダを備えた伸縮装置により車体を地上より浮上して水平
    方向の向きを変えることが可能に装着する軌道・陸道兼
    用車において、 上記転車装置の伸縮装置は、縦の2本の上部アームの下
    に横の連結アームを介して縦の2本の下部アームを連結
    し、傾斜するサポートロッドを下部アームの上部に連結
    してなる2組のリンク機構を有し、このリンク機構の下
    端に転車台を備えた旋回ベースを水平に連結して構成
    し、 上記連結アームの端部に油圧シリンダのピストンを、そ
    の伸長により伸縮装置を長方形の形状で略垂直に起立し
    て車体を地上より浮上し、収縮より伸縮装置の連結アー
    ム、下部アーム及び旋回ベースを薄く折り畳んで上方に
    格納するように連結することを特徴とする軌道・陸道兼
    用車。
  2. 【請求項2】 旋回ベースと転車台は、自己潤滑性を有
    する合成樹脂製の板部材を有する細長い格子状に形成す
    ることを特徴とする請求項1記載の軌道・陸道兼用車。
JP18274094A 1994-07-12 1994-07-12 軌道・陸道兼用車 Withdrawn JPH0825928A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18274094A JPH0825928A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 軌道・陸道兼用車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18274094A JPH0825928A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 軌道・陸道兼用車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0825928A true JPH0825928A (ja) 1996-01-30

Family

ID=16123613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18274094A Withdrawn JPH0825928A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 軌道・陸道兼用車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0825928A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006306258A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Tadano Ltd 軌陸両用車における軌道走行関連装置の制御方法及びその制御装置
JP2012096654A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Tadano Ltd 転車台及び軌陸両用車
JP2017014755A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 東日本旅客鉄道株式会社 軌陸両用除雪車
CN121133316A (zh) * 2025-11-18 2025-12-16 西南交通大学 一种公铁两用车辆

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006306258A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Tadano Ltd 軌陸両用車における軌道走行関連装置の制御方法及びその制御装置
JP2012096654A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Tadano Ltd 転車台及び軌陸両用車
JP2017014755A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 東日本旅客鉄道株式会社 軌陸両用除雪車
CN121133316A (zh) * 2025-11-18 2025-12-16 西南交通大学 一种公铁两用车辆

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103832310B (zh) 车轮支撑悬置组件
US5733092A (en) Rotary loader and system
CN208561607U (zh) 一种吊装式可旋转钣金车间用举升机
CN110040056B (zh) 一种汽车搬运设备
KR102271799B1 (ko) 레일 리프팅 장치
JPH0718613A (ja) 転轍器交換作業システム
CN114320348B (zh) 一种管片快卸装置及其工作方法
CN113373838B (zh) 液压装卸系统及自动设障车
CN2579867Y (zh) 汽车维修用升降机
JP2002087037A (ja) 軌道走行車両
KR100779271B1 (ko) 레일/도로 조합 수송용 레일카의 레일 캐리어 구조체의 상승 및 회동 기구
JP2004051335A (ja) 高所作業車
JP2983097B2 (ja) 複層式地下駐車設備の据付方法およびそれに用いる据付作業車
JPH1159149A (ja) 軌陸両用車両
CN214399669U (zh) 一种多功能平衡运输车
JP2574793Y2 (ja) トランスミッション結合装置
CN223558423U (zh) 一种动车组头车检修登高平台
JP3790994B2 (ja) シーソー式立体駐車装置
JP2555520Y2 (ja) 杭の積込装置
CN116514027B (zh) 履带高空作业车
JPH08239018A (ja) 軌陸作業車の脱輪復帰方法
JPS63167849A (ja) 大型車輌用駐車場
JPH11189156A (ja) 軌道自走車の方向転換装置とその装置を用いた軌道乗換方法
JPS6339137Y2 (ja)
JP2509522Y2 (ja) 車載専用自動車

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20011002