JPH08261027A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
内燃機関の制御装置Info
- Publication number
- JPH08261027A JPH08261027A JP7064546A JP6454695A JPH08261027A JP H08261027 A JPH08261027 A JP H08261027A JP 7064546 A JP7064546 A JP 7064546A JP 6454695 A JP6454695 A JP 6454695A JP H08261027 A JPH08261027 A JP H08261027A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- engine
- intake
- timing
- internal combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D13/00—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
- F02D13/02—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
- F02D13/0261—Controlling the valve overlap
- F02D13/0265—Negative valve overlap for temporarily storing residual gas in the cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D13/00—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
- F02D13/02—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
- F02D13/0223—Variable control of the intake valves only
- F02D13/0234—Variable control of the intake valves only changing the valve timing only
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/0002—Controlling intake air
- F02D2041/001—Controlling intake air for engines with variable valve actuation
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電源スイッチの開路操作後にコントローラへの
電力供給が続けられても、バルブの作動タイミングを再
始動時に適したタイミングにし、始動性の向上を図る。 【構成】エンジン11に電子制御装置(ECU)88 、可変バル
ブタイミング機構(VVT)63 、アイドルスピードコントロ
ールバルブ(ISCV)62、イグニションスイッチ101、リレ
ー104 等を設ける。ECU88 はスイッチ101 の閉路時に
は、吸気バルブ22の作動タイミングがエンジン11の運転
状態に応じた目標作動タイミングとなるようにVVT63 を
制御し、エンジン回転速度が目標アイドル回転速度とな
るようにISCV62を制御する。ECU88 はスイッチ101 が開
路操作されるとリレー104 を閉路状態にし、エンジン11
への吸入空気量が再始動時に適した量となるようにISCV
62を制御し、吸気バルブ22の作動タイミングが再始動時
に適したタイミングとなるようにVVT63 を制御し、両制
御終了後にリレー104 を開路する。
電力供給が続けられても、バルブの作動タイミングを再
始動時に適したタイミングにし、始動性の向上を図る。 【構成】エンジン11に電子制御装置(ECU)88 、可変バル
ブタイミング機構(VVT)63 、アイドルスピードコントロ
ールバルブ(ISCV)62、イグニションスイッチ101、リレ
ー104 等を設ける。ECU88 はスイッチ101 の閉路時に
は、吸気バルブ22の作動タイミングがエンジン11の運転
状態に応じた目標作動タイミングとなるようにVVT63 を
制御し、エンジン回転速度が目標アイドル回転速度とな
るようにISCV62を制御する。ECU88 はスイッチ101 が開
路操作されるとリレー104 を閉路状態にし、エンジン11
への吸入空気量が再始動時に適した量となるようにISCV
62を制御し、吸気バルブ22の作動タイミングが再始動時
に適したタイミングとなるようにVVT63 を制御し、両制
御終了後にリレー104 を開路する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の制御装置に係
り、より詳しくは、吸気バルブ及び排気バルブのうち少
なくとも一方の作動タイミングを内燃機関の運転状態に
応じて調整するとともに、機関アイドル時の吸入空気量
を調整するようにした内燃機関の制御装置に関するもの
である。
り、より詳しくは、吸気バルブ及び排気バルブのうち少
なくとも一方の作動タイミングを内燃機関の運転状態に
応じて調整するとともに、機関アイドル時の吸入空気量
を調整するようにした内燃機関の制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば車両用内燃機関では、スロ
ットルバルブが全閉状態となるアイドル時に機関回転速
度を安定させるようにした、いわゆるアイドル回転速度
制御装置が公知である。この装置の一形態として、スロ
ットルバルブを迂回するバイパス通路と、ステップモー
タにより弁体を移動させて前記バイパス通路の流路面積
を変更するアイドルスピードコントロールバルブ(IS
CV)と、前記ステップモータの作動を制御するコント
ローラとを備えたものがある。
ットルバルブが全閉状態となるアイドル時に機関回転速
度を安定させるようにした、いわゆるアイドル回転速度
制御装置が公知である。この装置の一形態として、スロ
ットルバルブを迂回するバイパス通路と、ステップモー
タにより弁体を移動させて前記バイパス通路の流路面積
を変更するアイドルスピードコントロールバルブ(IS
CV)と、前記ステップモータの作動を制御するコント
ローラとを備えたものがある。
【0003】前記制御装置のコントローラは、運転者に
よって電源スイッチ(イグニションスイッチ)がオン
(閉路)操作されて、電源から電力が供給されたときに
作動する。この電力供給に応じ、コントローラは内燃機
関がアイドル状態であるか否かを判定し、アイドル状態
であれば、そのときの冷却水温、機関負荷等に応じた目
標アイドル回転速度を演算する。ステップモータを作動
させてISCVの開度を調整し、バイパス通路を流れる
吸入空気の流量を変化させる。この流量変化に応じ、機
関回転速度が前記目標アイドル回転速度に収束する。
よって電源スイッチ(イグニションスイッチ)がオン
(閉路)操作されて、電源から電力が供給されたときに
作動する。この電力供給に応じ、コントローラは内燃機
関がアイドル状態であるか否かを判定し、アイドル状態
であれば、そのときの冷却水温、機関負荷等に応じた目
標アイドル回転速度を演算する。ステップモータを作動
させてISCVの開度を調整し、バイパス通路を流れる
吸入空気の流量を変化させる。この流量変化に応じ、機
関回転速度が前記目標アイドル回転速度に収束する。
【0004】前記制御装置では、電源スイッチのオフ
(開路)操作と同時にコントローラへの電力供給を停止
するのではなく、オフ操作後、所定時間が経過した後に
電力供給を停止する。そして、このオフ操作から電力供
給停止までの期間に、再始動時に備えてISCVを強制
的に全開にさせている。従って、たとえISCVが閉弁
しているときに電源スイッチがオフ操作されても、IS
CVを全開状態にさせることができ、機関再始動時の始
動性を向上させることができる。
(開路)操作と同時にコントローラへの電力供給を停止
するのではなく、オフ操作後、所定時間が経過した後に
電力供給を停止する。そして、このオフ操作から電力供
給停止までの期間に、再始動時に備えてISCVを強制
的に全開にさせている。従って、たとえISCVが閉弁
しているときに電源スイッチがオフ操作されても、IS
CVを全開状態にさせることができ、機関再始動時の始
動性を向上させることができる。
【0005】一方、内燃機関の出力を向上させたり、ア
イドル時の運転状態を安定させたりするために、吸気バ
ルブ等のバルブの作動タイミング(開弁及び閉弁の時
期)を変化させるようにしたバルブタイミング制御装置
が種々提案されている。この制御装置の一形態として、
クランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相を変
化させる機構と、その機構の作動を制御するコントロー
ラとを備えたものがある。コントローラは、内燃機関の
運転状態に応じたバルブの目標作動タイミングを演算
し、実際の作動タイミングが前記目標作動タイミングと
なるように前記機構を作動させ、カムシャフトの回転位
相を変化させる。すると、カムシャフトによって作動す
るバルブのタイミングが変更され、吸気バルブ及び排気
バルブがともに開いているバルブオーバラップ期間が変
更される。特に、始動性向上のためには、内燃機関の始
動時において、吸気バルブの開弁期間全体をそのバルブ
の開弁のタイミングを遅らせるようにシフトさせて、バ
ルブオーバラップ期間を縮小することが有効であるとさ
れている(例えば、特開平6−212928号公報参
照)。
イドル時の運転状態を安定させたりするために、吸気バ
ルブ等のバルブの作動タイミング(開弁及び閉弁の時
期)を変化させるようにしたバルブタイミング制御装置
が種々提案されている。この制御装置の一形態として、
クランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相を変
化させる機構と、その機構の作動を制御するコントロー
ラとを備えたものがある。コントローラは、内燃機関の
運転状態に応じたバルブの目標作動タイミングを演算
し、実際の作動タイミングが前記目標作動タイミングと
なるように前記機構を作動させ、カムシャフトの回転位
相を変化させる。すると、カムシャフトによって作動す
るバルブのタイミングが変更され、吸気バルブ及び排気
バルブがともに開いているバルブオーバラップ期間が変
更される。特に、始動性向上のためには、内燃機関の始
動時において、吸気バルブの開弁期間全体をそのバルブ
の開弁のタイミングを遅らせるようにシフトさせて、バ
ルブオーバラップ期間を縮小することが有効であるとさ
れている(例えば、特開平6−212928号公報参
照)。
【0006】そして、このバルブタイミング制御装置
を、前述したアイドル回転速度制御装置の搭載された内
燃機関に適用することが考えられる。この場合、両制御
装置のコントローラを共通化することが望ましい。
を、前述したアイドル回転速度制御装置の搭載された内
燃機関に適用することが考えられる。この場合、両制御
装置のコントローラを共通化することが望ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ISCVの
作動のために電源スイッチのオフ操作後にもコントロー
ラへの電力供給をし続け、所定時間が経過した後に電力
供給を停止するようにした場合、次に示す問題が起こ
る。
作動のために電源スイッチのオフ操作後にもコントロー
ラへの電力供給をし続け、所定時間が経過した後に電力
供給を停止するようにした場合、次に示す問題が起こ
る。
【0008】例えば、車両の走行中やレーシング(空ぶ
かし等により、無負荷状態で機関回転速度が上昇させら
れる現象)中に電源スイッチがオフ操作された場合に
も、所定時間が経過するまではコントローラに電力が供
給される。すると、電源スイッチのオフ操作後にも、走
行状態又はレーシング状態に対応した目標作動タイミン
グの演算が行われ、バルブの作動タイミングをその目標
作動タイミングに合致させるためのバルブタイミング制
御が続けられる。その結果、所定時間が経過したとき、
バルブの作動タイミングが早められ、バルブオーバラッ
プ期間が大きくなってしまうことが起こり得る。この場
合、次回の内燃機関の始動が困難となったり、ラフアイ
ドルが起こったりするおそれがある。ラフアイドルは、
内燃機関の始動直後に機関回転速度が大きく変動したり
大きな振動が発生したりする現象である。
かし等により、無負荷状態で機関回転速度が上昇させら
れる現象)中に電源スイッチがオフ操作された場合に
も、所定時間が経過するまではコントローラに電力が供
給される。すると、電源スイッチのオフ操作後にも、走
行状態又はレーシング状態に対応した目標作動タイミン
グの演算が行われ、バルブの作動タイミングをその目標
作動タイミングに合致させるためのバルブタイミング制
御が続けられる。その結果、所定時間が経過したとき、
バルブの作動タイミングが早められ、バルブオーバラッ
プ期間が大きくなってしまうことが起こり得る。この場
合、次回の内燃機関の始動が困難となったり、ラフアイ
ドルが起こったりするおそれがある。ラフアイドルは、
内燃機関の始動直後に機関回転速度が大きく変動したり
大きな振動が発生したりする現象である。
【0009】本発明は前記従来の問題点を解消するため
になされたものであり、その目的は、電源スイッチの開
路操作後にコントローラへの電力供給が続けられても、
バルブの作動タイミングを再始動時に適したタイミング
にすることができ、始動性向上を図ることのできる内燃
機関の制御装置を提供することにある。
になされたものであり、その目的は、電源スイッチの開
路操作後にコントローラへの電力供給が続けられても、
バルブの作動タイミングを再始動時に適したタイミング
にすることができ、始動性向上を図ることのできる内燃
機関の制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、図1に示すように、電源M1からの電力供
給により作動するコントローラM2と、内燃機関M3の
吸気通路M4及び排気通路M5をそれぞれ開閉する吸気
バルブM6及び排気バルブM7と、前記両バルブM6,
M7の少なくとも一方の作動タイミングを調整するため
の第1のアクチュエータM8と、アイドル時における前
記内燃機関M3への吸入空気量を調整するための第2の
アクチュエータM9と、前記電源M1から前記コントロ
ーラM2への電源ラインM10に操作可能に設けられた
電源スイッチM11と、前記電源ラインM10における
電源スイッチM11と並列に接続された補助スイッチM
12と、前記内燃機関M3の運転状態を検出する運転状
態検出手段M13とを備え、前記電源スイッチM11の
閉路時には、前記バルブM6(M7)の作動タイミング
が前記運転状態検出手段M13による運転状態に応じた
目標作動タイミングとなるように、前記コントローラM
2にて前記第1のアクチュエータM8を制御するととも
に,前記内燃機関M3の回転速度が前記運転状態検出手
段M13による運転状態に応じた目標アイドル回転速度
となるように、前記コントローラM2にて前記第2のア
クチュエータM9を制御するようにした内燃機関の制御
装置であって、前記コントローラM2は、前記電源スイ
ッチM11が開路操作されると補助スイッチM12を閉
路状態にし、内燃機関M3への吸入空気量が次回の機関
始動時に応じた量となるように前記第2のアクチュエー
タM9を制御するとともに、前記バルブM6(M7)の
作動タイミングが次回の機関始動時に応じたタイミング
となるように前記第1のアクチュエータM8を制御し、
両制御終了後に前記補助スイッチM12を開路するよう
にしている。
に本発明は、図1に示すように、電源M1からの電力供
給により作動するコントローラM2と、内燃機関M3の
吸気通路M4及び排気通路M5をそれぞれ開閉する吸気
バルブM6及び排気バルブM7と、前記両バルブM6,
M7の少なくとも一方の作動タイミングを調整するため
の第1のアクチュエータM8と、アイドル時における前
記内燃機関M3への吸入空気量を調整するための第2の
アクチュエータM9と、前記電源M1から前記コントロ
ーラM2への電源ラインM10に操作可能に設けられた
電源スイッチM11と、前記電源ラインM10における
電源スイッチM11と並列に接続された補助スイッチM
12と、前記内燃機関M3の運転状態を検出する運転状
態検出手段M13とを備え、前記電源スイッチM11の
閉路時には、前記バルブM6(M7)の作動タイミング
が前記運転状態検出手段M13による運転状態に応じた
目標作動タイミングとなるように、前記コントローラM
2にて前記第1のアクチュエータM8を制御するととも
に,前記内燃機関M3の回転速度が前記運転状態検出手
段M13による運転状態に応じた目標アイドル回転速度
となるように、前記コントローラM2にて前記第2のア
クチュエータM9を制御するようにした内燃機関の制御
装置であって、前記コントローラM2は、前記電源スイ
ッチM11が開路操作されると補助スイッチM12を閉
路状態にし、内燃機関M3への吸入空気量が次回の機関
始動時に応じた量となるように前記第2のアクチュエー
タM9を制御するとともに、前記バルブM6(M7)の
作動タイミングが次回の機関始動時に応じたタイミング
となるように前記第1のアクチュエータM8を制御し、
両制御終了後に前記補助スイッチM12を開路するよう
にしている。
【0011】
【作用】電源スイッチM11の操作に応じた電源ライン
M10の閉路時には、電源M1からコントローラM2へ
電力が供給される。この電力供給に応じ、コントローラ
M2は、バルブM6,M7の少なくとも一方の作動タイ
ミングが運転状態検出手段M13による運転状態に応じ
た目標作動タイミングとなるように、第1のアクチュエ
ータM8を制御する。同アクチュエータM8の作動によ
り、バルブM6(M7)がそのときの運転状態に適した
作動タイミングにて通路M4(M5)を開閉する。ま
た、コントローラM2は、内燃機関M3の回転速度が運
転状態検出手段M13による運転状態に応じた目標アイ
ドル回転速度となるように、第2のアクチュエータM9
を制御する。同アクチュエータM9の作動により内燃機
関M3への吸入空気量が調整され、アイドル時の運転状
態に適した回転速度にて内燃機関M3が作動する。
M10の閉路時には、電源M1からコントローラM2へ
電力が供給される。この電力供給に応じ、コントローラ
M2は、バルブM6,M7の少なくとも一方の作動タイ
ミングが運転状態検出手段M13による運転状態に応じ
た目標作動タイミングとなるように、第1のアクチュエ
ータM8を制御する。同アクチュエータM8の作動によ
り、バルブM6(M7)がそのときの運転状態に適した
作動タイミングにて通路M4(M5)を開閉する。ま
た、コントローラM2は、内燃機関M3の回転速度が運
転状態検出手段M13による運転状態に応じた目標アイ
ドル回転速度となるように、第2のアクチュエータM9
を制御する。同アクチュエータM9の作動により内燃機
関M3への吸入空気量が調整され、アイドル時の運転状
態に適した回転速度にて内燃機関M3が作動する。
【0012】一方、内燃機関M3の停止のために電源ス
イッチM11が開路操作されると、コントローラM2は
補助スイッチM12を閉路状態にする。このため、電源
M1からコントローラM2へ電力が引き続き供給され
る。この電力供給に応じ、コントローラM2は、内燃機
関M3への吸入空気量が次回の機関始動時に応じた量と
なるように第2のアクチュエータM9を制御する。する
と、同アクチュエータM9は機関停止時には、次回の機
関始動に備え、その始動を安定させるのに適した量の吸
入空気を得ることが可能な状態となる。
イッチM11が開路操作されると、コントローラM2は
補助スイッチM12を閉路状態にする。このため、電源
M1からコントローラM2へ電力が引き続き供給され
る。この電力供給に応じ、コントローラM2は、内燃機
関M3への吸入空気量が次回の機関始動時に応じた量と
なるように第2のアクチュエータM9を制御する。する
と、同アクチュエータM9は機関停止時には、次回の機
関始動に備え、その始動を安定させるのに適した量の吸
入空気を得ることが可能な状態となる。
【0013】また、コントローラM2は、バルブM6
(M7)の作動タイミングが次回の機関始動時に応じた
タイミングとなるように第1のアクチュエータM8を制
御する。この際、電源スイッチM11の開路操作がたと
えレーシング中等になされたものであっても、その後の
電力供給時には、そのレーシング等に対応した第1のア
クチュエータM8の制御は行われない。従って、電源ス
イッチM11の開路操作時における内燃機関M3の運転
状態にかかわらず、第1のアクチュエータM8は機関停
止時には、次回の機関始動に備え、その始動を安定させ
るのに適したタイミングにてバルブM6(M7)を開閉
動作させることが可能な状態となる。
(M7)の作動タイミングが次回の機関始動時に応じた
タイミングとなるように第1のアクチュエータM8を制
御する。この際、電源スイッチM11の開路操作がたと
えレーシング中等になされたものであっても、その後の
電力供給時には、そのレーシング等に対応した第1のア
クチュエータM8の制御は行われない。従って、電源ス
イッチM11の開路操作時における内燃機関M3の運転
状態にかかわらず、第1のアクチュエータM8は機関停
止時には、次回の機関始動に備え、その始動を安定させ
るのに適したタイミングにてバルブM6(M7)を開閉
動作させることが可能な状態となる。
【0014】そして、コントローラM2は、両制御終了
後に補助スイッチM12を開路する。この開路に応じ、
電源M1からコントローラM2への電力供給が遮断され
る。このように、電源スイッチM11が開路操作されて
も、しばらくの間はコントローラM2へ電力供給が続け
られ、この供給期間に両アクチュエータM8,M9の制
御が続けられる。電源スイッチM11及び補助スイッチ
M12の開路に応じて、電源M1からコントローラM2
への電力供給が遮断されるときには、両アクチュエータ
M8,M9は、次回の機関始動時の始動性向上を考慮し
た状態となっている。
後に補助スイッチM12を開路する。この開路に応じ、
電源M1からコントローラM2への電力供給が遮断され
る。このように、電源スイッチM11が開路操作されて
も、しばらくの間はコントローラM2へ電力供給が続け
られ、この供給期間に両アクチュエータM8,M9の制
御が続けられる。電源スイッチM11及び補助スイッチ
M12の開路に応じて、電源M1からコントローラM2
への電力供給が遮断されるときには、両アクチュエータ
M8,M9は、次回の機関始動時の始動性向上を考慮し
た状態となっている。
【0015】従って、機関始動のために再び電源スイッ
チM11が閉路操作されるときには、その閉路後に第2
のアクチュエータM9を作動させなくても、安定した始
動を実現するのに適した量の吸入空気が内燃機関M3へ
導かれる。また、機関始動のために再び電源スイッチM
11が閉路操作されるときには、その閉路後に第1のア
クチュエータM8を作動させなくても、安定した始動を
実現するのに適したタイミングでバルブM6(M7)が
開閉動作させられる。
チM11が閉路操作されるときには、その閉路後に第2
のアクチュエータM9を作動させなくても、安定した始
動を実現するのに適した量の吸入空気が内燃機関M3へ
導かれる。また、機関始動のために再び電源スイッチM
11が閉路操作されるときには、その閉路後に第1のア
クチュエータM8を作動させなくても、安定した始動を
実現するのに適したタイミングでバルブM6(M7)が
開閉動作させられる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例について
図2〜図9を参照して説明する。図2に示すように、車
両には内燃機関としてのガソリンエンジン(以下、単に
エンジンという)11が搭載されている。エンジン11
はシリンダブロック12及びシリンダヘッド13を備え
ている。シリンダブロック12には、垂直方向へ延びる
複数のシリンダ14が紙面と直交する方向に沿って並設
され、各シリンダ14内にはピストン15が往復動可能
に収容されている。各ピストン15はコネクティングロ
ッド16を介しクランクシャフト17に連結されてい
る。各ピストン15の往復運動はコネクティングロッド
16によって回転運動に変換された後、クランクシャフ
ト17に伝達される。
図2〜図9を参照して説明する。図2に示すように、車
両には内燃機関としてのガソリンエンジン(以下、単に
エンジンという)11が搭載されている。エンジン11
はシリンダブロック12及びシリンダヘッド13を備え
ている。シリンダブロック12には、垂直方向へ延びる
複数のシリンダ14が紙面と直交する方向に沿って並設
され、各シリンダ14内にはピストン15が往復動可能
に収容されている。各ピストン15はコネクティングロ
ッド16を介しクランクシャフト17に連結されてい
る。各ピストン15の往復運動はコネクティングロッド
16によって回転運動に変換された後、クランクシャフ
ト17に伝達される。
【0017】シリンダブロック12及びシリンダヘッド
13間において、各ピストン15の上側には燃焼室18
が形成されている。シリンダヘッド13には、各燃焼室
18に連通する吸気ポート19及び排気ポート21がそ
れぞれ設けられている。これらの吸・排気ポート19,
21を開放及び閉鎖するために、シリンダヘッド13に
は吸気バルブ22及び排気バルブ23がそれぞれ略垂直
方向に往復動可能に支持されている。図4に示すよう
に、吸気バルブ22はバルブスプリング24によって、
吸気ポート19を閉鎖する方向(略上方)へ付勢され、
排気バルブ23はバルブスプリング25によって、排気
ポート21を閉鎖する方向(略上方)へ付勢されてい
る。
13間において、各ピストン15の上側には燃焼室18
が形成されている。シリンダヘッド13には、各燃焼室
18に連通する吸気ポート19及び排気ポート21がそ
れぞれ設けられている。これらの吸・排気ポート19,
21を開放及び閉鎖するために、シリンダヘッド13に
は吸気バルブ22及び排気バルブ23がそれぞれ略垂直
方向に往復動可能に支持されている。図4に示すよう
に、吸気バルブ22はバルブスプリング24によって、
吸気ポート19を閉鎖する方向(略上方)へ付勢され、
排気バルブ23はバルブスプリング25によって、排気
ポート21を閉鎖する方向(略上方)へ付勢されてい
る。
【0018】シリンダヘッド13において吸気バルブ2
2の上方には吸気側カムシャフト26が回転可能に設け
られ、排気バルブ23の上方には排気側カムシャフト2
7が回転可能に設けられている。吸気側カムシャフト2
6上には吸気バルブ22と同数のカム28が形成され、
排気側カムシャフト27上には排気バルブ23と同数の
カム29が形成されている。
2の上方には吸気側カムシャフト26が回転可能に設け
られ、排気バルブ23の上方には排気側カムシャフト2
7が回転可能に設けられている。吸気側カムシャフト2
6上には吸気バルブ22と同数のカム28が形成され、
排気側カムシャフト27上には排気バルブ23と同数の
カム29が形成されている。
【0019】図2,4に示すように、各カムシャフト2
6,27の端部にそれぞれ設けられたタイミングプーリ
31,32は、タイミングベルト33により前記クラン
クシャフト17に駆動連結されている。そして、同シャ
フト17が回転すると、その回転がタイミングベルト3
3を介して両タイミングプーリ31,32に伝達され
る。タイミングプーリ31の回転にともない吸気側カム
シャフト26が回転すると、カム28の押し下げ力とバ
ルブスプリング24の付勢力とが釣り合うように吸気バ
ルブ22が往復動し、吸気ポート19がそのバルブ22
により開放及び閉鎖される。また、タイミングプーリ3
2の回転にともない排気側カムシャフト27が回転する
と、カム29の押し下げ力とバルブスプリング25の付
勢力とが釣り合うように排気バルブ23が往復動し、排
気ポート21がそのバルブ23により開放及び閉鎖され
る。
6,27の端部にそれぞれ設けられたタイミングプーリ
31,32は、タイミングベルト33により前記クラン
クシャフト17に駆動連結されている。そして、同シャ
フト17が回転すると、その回転がタイミングベルト3
3を介して両タイミングプーリ31,32に伝達され
る。タイミングプーリ31の回転にともない吸気側カム
シャフト26が回転すると、カム28の押し下げ力とバ
ルブスプリング24の付勢力とが釣り合うように吸気バ
ルブ22が往復動し、吸気ポート19がそのバルブ22
により開放及び閉鎖される。また、タイミングプーリ3
2の回転にともない排気側カムシャフト27が回転する
と、カム29の押し下げ力とバルブスプリング25の付
勢力とが釣り合うように排気バルブ23が往復動し、排
気ポート21がそのバルブ23により開放及び閉鎖され
る。
【0020】図2に示すように、吸気ポート19にはエ
アクリーナ34、スロットルバルブ35、サージタンク
36、吸気マニホールド37等を備えた吸気通路38が
接続されている。エンジン11外部の空気は吸気通路3
8の各部材34,35,36,37を順に通過して燃焼
室18に取り込まれる。
アクリーナ34、スロットルバルブ35、サージタンク
36、吸気マニホールド37等を備えた吸気通路38が
接続されている。エンジン11外部の空気は吸気通路3
8の各部材34,35,36,37を順に通過して燃焼
室18に取り込まれる。
【0021】スロットルバルブ35は、吸気通路38内
に軸35aにより回動可能に支持されている。軸35a
はワイヤ等を介して運転席のアクセルペダル(図示略)
に連結されており、運転者によるアクセルペダルの踏み
込み操作に連動してスロットルバルブ35と一体に回動
する。吸気通路38を流れる空気の量、すなわち吸入空
気量は、スロットルバルブ35の回動角度に応じて決定
される。サージタンク36は吸入空気の脈動、すなわち
圧力変動を平滑化させるためのものである。
に軸35aにより回動可能に支持されている。軸35a
はワイヤ等を介して運転席のアクセルペダル(図示略)
に連結されており、運転者によるアクセルペダルの踏み
込み操作に連動してスロットルバルブ35と一体に回動
する。吸気通路38を流れる空気の量、すなわち吸入空
気量は、スロットルバルブ35の回動角度に応じて決定
される。サージタンク36は吸入空気の脈動、すなわち
圧力変動を平滑化させるためのものである。
【0022】吸気マニホールド37には気筒数と同数の
インジェクタ39が取付けられている。各インジェクタ
39は電磁弁であり、通電されると開弁して、各吸気ポ
ート19へ向けて燃料を噴射する。そして、各インジェ
クタ39から噴射される燃料と吸入空気とからなる混合
気は、各燃焼室18内へ導入される。この混合気に着火
するために、シリンダヘッド13には点火プラグ41が
取付けられている。点火プラグ41は、ディストリビュ
ータ42によって分配された点火信号に基づいて駆動さ
れる。ディストリビュータ42は、イグナイタ43から
出力される高電圧を、クランクシャフト17の回転角、
すなわちクランク角に同期して、点火プラグ41に分配
して印加する。そして、燃焼室18内へ導入された混合
気は点火プラグ41の点火によって爆発・燃焼される。
このときに生じた高温高圧の燃焼ガスによりピストン1
5が往復動させられ、クランクシャフト17が回転して
エンジン11の駆動力が得られる。
インジェクタ39が取付けられている。各インジェクタ
39は電磁弁であり、通電されると開弁して、各吸気ポ
ート19へ向けて燃料を噴射する。そして、各インジェ
クタ39から噴射される燃料と吸入空気とからなる混合
気は、各燃焼室18内へ導入される。この混合気に着火
するために、シリンダヘッド13には点火プラグ41が
取付けられている。点火プラグ41は、ディストリビュ
ータ42によって分配された点火信号に基づいて駆動さ
れる。ディストリビュータ42は、イグナイタ43から
出力される高電圧を、クランクシャフト17の回転角、
すなわちクランク角に同期して、点火プラグ41に分配
して印加する。そして、燃焼室18内へ導入された混合
気は点火プラグ41の点火によって爆発・燃焼される。
このときに生じた高温高圧の燃焼ガスによりピストン1
5が往復動させられ、クランクシャフト17が回転して
エンジン11の駆動力が得られる。
【0023】排気ポート21には、排気マニホールド4
4、触媒コンバータ45等を備えた排気通路46が接続
されている。燃焼室18で生じた燃焼ガスは、排気通路
46の各部材44,45を順に通ってエンジン11の外
部へ排出される。触媒コンバータ45には、排気通路4
6を流れる燃焼ガス中の有害物質を浄化するための三元
触媒45aが内蔵されている。
4、触媒コンバータ45等を備えた排気通路46が接続
されている。燃焼室18で生じた燃焼ガスは、排気通路
46の各部材44,45を順に通ってエンジン11の外
部へ排出される。触媒コンバータ45には、排気通路4
6を流れる燃焼ガス中の有害物質を浄化するための三元
触媒45aが内蔵されている。
【0024】前記エンジン11の運転状態及び車両の走
行状態を検出するために、カム角センサ51、クランク
角センサ52、水温センサ53、スロットルセンサ5
4、全閉スイッチ55、吸気圧センサ56、車速センサ
57等の各種センサが用いられている。
行状態を検出するために、カム角センサ51、クランク
角センサ52、水温センサ53、スロットルセンサ5
4、全閉スイッチ55、吸気圧センサ56、車速センサ
57等の各種センサが用いられている。
【0025】カム角センサ51は図3に示すように、吸
気側カムシャフト26上に取付けられたロータ51a
と、その近傍に対向配置された電磁ピックアップ51b
とを備えている。ロータ51aは円盤状の磁性体からな
り、その外周に多数の歯を有している。電磁ピックアッ
プ51bは、吸気側カムシャフト26の回転にともなっ
てロータ51aが回転して、その歯が同ピックアップ5
1bの前方を通過する毎にパルス状のカム角信号を出力
する。
気側カムシャフト26上に取付けられたロータ51a
と、その近傍に対向配置された電磁ピックアップ51b
とを備えている。ロータ51aは円盤状の磁性体からな
り、その外周に多数の歯を有している。電磁ピックアッ
プ51bは、吸気側カムシャフト26の回転にともなっ
てロータ51aが回転して、その歯が同ピックアップ5
1bの前方を通過する毎にパルス状のカム角信号を出力
する。
【0026】図2に示すように、クランク角センサ52
は前記カム角センサ51と同様の構成となっており、ク
ランクシャフト17上に取付けられたロータ(図示略)
と、その近傍に対向配置された電磁ピックアップ(図示
略)とを備えている。ロータは円盤状の磁性体からな
り、その外周に等角度毎に多数の歯を有している。電磁
ピックアップは、クランクシャフト17の回転にともな
いロータが回転してその歯が同ピックアップの前方を通
過する毎にパルス状のクランク角信号を出力する。
は前記カム角センサ51と同様の構成となっており、ク
ランクシャフト17上に取付けられたロータ(図示略)
と、その近傍に対向配置された電磁ピックアップ(図示
略)とを備えている。ロータは円盤状の磁性体からな
り、その外周に等角度毎に多数の歯を有している。電磁
ピックアップは、クランクシャフト17の回転にともな
いロータが回転してその歯が同ピックアップの前方を通
過する毎にパルス状のクランク角信号を出力する。
【0027】水温センサ53はシリンダブロック12に
取付けられ、エンジン11の冷却水の温度、すなわち冷
却水温THWを検出する。スロットルセンサ54は吸気
通路38のスロットルバルブ35の近傍に取付けられ、
そのバルブ35の軸35aの回動角度、すなわちスロッ
トル開度TAを検出する。全閉スイッチ55はスロット
ルセンサ54の近傍に設けられ、スロットルバルブ35
が全閉となったとき、エンジン11に負荷のかかってい
ない定常状態(アイドル状態)であることを示すアイド
ル信号を出力する。
取付けられ、エンジン11の冷却水の温度、すなわち冷
却水温THWを検出する。スロットルセンサ54は吸気
通路38のスロットルバルブ35の近傍に取付けられ、
そのバルブ35の軸35aの回動角度、すなわちスロッ
トル開度TAを検出する。全閉スイッチ55はスロット
ルセンサ54の近傍に設けられ、スロットルバルブ35
が全閉となったとき、エンジン11に負荷のかかってい
ない定常状態(アイドル状態)であることを示すアイド
ル信号を出力する。
【0028】吸気圧センサ56はサージタンク36に取
付けられ、真空を基準とした場合の同サージタンク36
内の圧力、すなわち吸気圧PMを検出する。車速センサ
57はトランスミッション(図示略)に取付けられ、車
両の走行速度である車速SPDを検出する。前述した各
種センサのうち、特にクランク角センサ52、水温セン
サ53、全閉スイッチ55及び吸気圧センサ56は運転
状態検出手段を構成している。
付けられ、真空を基準とした場合の同サージタンク36
内の圧力、すなわち吸気圧PMを検出する。車速センサ
57はトランスミッション(図示略)に取付けられ、車
両の走行速度である車速SPDを検出する。前述した各
種センサのうち、特にクランク角センサ52、水温セン
サ53、全閉スイッチ55及び吸気圧センサ56は運転
状態検出手段を構成している。
【0029】前述したエンジン11の基本的な構成に加
え、吸気通路38にはスロットルバルブ35を迂回する
バイパス通路61が設けられ、その途中にはステップモ
ータ式のアイドルスピードコントロールバルブ(ISC
V)62が配置されている。これらのバイパス通路61
及びISCV62はアイドル時において、エンジン11
への吸入空気量を調整し、クランクシャフト17の回転
速度をアイドル時に適した値にする、いわゆるアイドル
回転速度制御を行うためのものであり、第2のアクチュ
エータを構成している。
え、吸気通路38にはスロットルバルブ35を迂回する
バイパス通路61が設けられ、その途中にはステップモ
ータ式のアイドルスピードコントロールバルブ(ISC
V)62が配置されている。これらのバイパス通路61
及びISCV62はアイドル時において、エンジン11
への吸入空気量を調整し、クランクシャフト17の回転
速度をアイドル時に適した値にする、いわゆるアイドル
回転速度制御を行うためのものであり、第2のアクチュ
エータを構成している。
【0030】ISCV62は永久磁石からなるロータ
と、そのロータの周囲に配置されたステータコイルと、
ロータにねじ嵌合され、かつ先端に弁体を有するシャフ
トとを備えている。そして、ステータコイルへ加えられ
るパルス信号の数に応じた角度だけロータが回転し、シ
ャフトが軸方向へ移動して弁座と弁体との隙間が変化
し、バイパス通路61の流路面積が調整される。
と、そのロータの周囲に配置されたステータコイルと、
ロータにねじ嵌合され、かつ先端に弁体を有するシャフ
トとを備えている。そして、ステータコイルへ加えられ
るパルス信号の数に応じた角度だけロータが回転し、シ
ャフトが軸方向へ移動して弁座と弁体との隙間が変化
し、バイパス通路61の流路面積が調整される。
【0031】さらに、図3に示すように、エンジン11
には可変バルブタイミング機構(以下、VVTという)
63が設けられている。VVT63は、タイミングプー
リ31、ひいてはクランクシャフト17の回転に対する
吸気側カムシャフト26の位相を変化させることによ
り、吸気バルブ22の作動タイミングをクランク角に関
して連続的に変更するための機構である。VVT63は
第1のアクチュエータを構成するものであり、油圧によ
り駆動される。次に、VVT63の構成について説明す
る。
には可変バルブタイミング機構(以下、VVTという)
63が設けられている。VVT63は、タイミングプー
リ31、ひいてはクランクシャフト17の回転に対する
吸気側カムシャフト26の位相を変化させることによ
り、吸気バルブ22の作動タイミングをクランク角に関
して連続的に変更するための機構である。VVT63は
第1のアクチュエータを構成するものであり、油圧によ
り駆動される。次に、VVT63の構成について説明す
る。
【0032】吸気側カムシャフト26は、シリンダヘッ
ド13及びベアリングキャップ64間で回転自在に支持
されている。吸気側カムシャフト26の前端部(図3の
左端部)外周には前述したタイミングプーリ31が相対
回動可能に装着されている。吸気側カムシャフト26の
前端には、インナキャップ65が中空ボルト66及びピ
ン67により一体回転可能に取付けられている。
ド13及びベアリングキャップ64間で回転自在に支持
されている。吸気側カムシャフト26の前端部(図3の
左端部)外周には前述したタイミングプーリ31が相対
回動可能に装着されている。吸気側カムシャフト26の
前端には、インナキャップ65が中空ボルト66及びピ
ン67により一体回転可能に取付けられている。
【0033】タイミングプーリ31には、ボルト69及
びピン71によりハウジング68が一体回転可能に取付
けられている。ハウジング68にはキャップ72が取り
外し可能に装着されており、両者68,72によって吸
気側カムシャフト26の前端部及びインナキャップ65
の全体が覆われている。また、タイミングプーリ31の
外周には、タイミングベルト33を掛装するための外歯
31aが多数形成されている。
びピン71によりハウジング68が一体回転可能に取付
けられている。ハウジング68にはキャップ72が取り
外し可能に装着されており、両者68,72によって吸
気側カムシャフト26の前端部及びインナキャップ65
の全体が覆われている。また、タイミングプーリ31の
外周には、タイミングベルト33を掛装するための外歯
31aが多数形成されている。
【0034】吸気側カムシャフト26及びタイミングプ
ーリ31は、ハウジング68及びインナキャップ65間
に介在された、タイミング調整用のリングギヤ73によ
って連結されている。リングギヤ73は略円環形状をな
し、タイミングプーリ31、ハウジング68及びインナ
キャップ65によって囲まれた空間S内に収容されてい
る。リングギヤ73は第1の位置と第2の位置との間で
往復動する。リングギヤ73は第1の位置に配置された
とき、図3に示すようにハウジング68に当接する。こ
のとき、クランクシャフト17に対する吸気側カムシャ
フト26の回転位相が最も遅れ、吸気バルブ22の作動
タイミングがクランクシャフト17の回転に対して最も
遅くなる。リングギヤ73は第2の位置に配置されたと
き、タイミングプーリ31に当接する。このとき、クラ
ンクシャフト17に対する吸気側カムシャフト26の回
転位相が最も進み、吸気バルブ22の作動タイミングが
最も早くなる。
ーリ31は、ハウジング68及びインナキャップ65間
に介在された、タイミング調整用のリングギヤ73によ
って連結されている。リングギヤ73は略円環形状をな
し、タイミングプーリ31、ハウジング68及びインナ
キャップ65によって囲まれた空間S内に収容されてい
る。リングギヤ73は第1の位置と第2の位置との間で
往復動する。リングギヤ73は第1の位置に配置された
とき、図3に示すようにハウジング68に当接する。こ
のとき、クランクシャフト17に対する吸気側カムシャ
フト26の回転位相が最も遅れ、吸気バルブ22の作動
タイミングがクランクシャフト17の回転に対して最も
遅くなる。リングギヤ73は第2の位置に配置されたと
き、タイミングプーリ31に当接する。このとき、クラ
ンクシャフト17に対する吸気側カムシャフト26の回
転位相が最も進み、吸気バルブ22の作動タイミングが
最も早くなる。
【0035】リングギヤ73の内周及び外周にはそれぞ
れ多数のスプライン歯73a,73bが形成されてい
る。これに対応して、インナキャップ65の外周及びハ
ウジング68の内周にも、それぞれ多数のスプライン歯
65a,68bが形成されている。これらのスプライン
歯73a,73b,65a,68bは、いずれも吸気側
カムシャフト26の軸線に対して交差するヘリカルスプ
ラインからなる。そして、スプライン歯73a,65a
が互いに噛合し、スプライン歯73b,68bが互いに
噛合している。これらの噛合によって、タイミングプー
リ31の回転は、ハウジング68、リングギヤ73及び
インナキャップ65を介して吸気側カムシャフト26に
伝達される。
れ多数のスプライン歯73a,73bが形成されてい
る。これに対応して、インナキャップ65の外周及びハ
ウジング68の内周にも、それぞれ多数のスプライン歯
65a,68bが形成されている。これらのスプライン
歯73a,73b,65a,68bは、いずれも吸気側
カムシャフト26の軸線に対して交差するヘリカルスプ
ラインからなる。そして、スプライン歯73a,65a
が互いに噛合し、スプライン歯73b,68bが互いに
噛合している。これらの噛合によって、タイミングプー
リ31の回転は、ハウジング68、リングギヤ73及び
インナキャップ65を介して吸気側カムシャフト26に
伝達される。
【0036】第1油圧室74は、前記空間Sにおいてリ
ングギヤ73の前側に形成され、第2油圧室75は後側
に形成されている。各油圧室74,75に潤滑油による
油圧を供給するために本実施例では、エンジン11に既
設のオイルポンプ76が利用される。オイルポンプ76
はクランクシャフト17に駆動連結されており、エンジ
ン11の運転にともない作動してオイルパン77から潤
滑油を吸引及び吐出する。吐出された潤滑油中の異物、
金属粉等はオイルフィルタ78によって除去される。そ
して、オイルフィルタ78を通過した潤滑油はベアリン
グキャップ64、吸気側カムシャフト26、中空ボルト
66等に形成された第1油路79を通って第1油圧室7
4に供給されるとともに、ベアリングキャップ64、吸
気側カムシャフト26等に形成された第2油路81を通
って第2油圧室75に供給される。
ングギヤ73の前側に形成され、第2油圧室75は後側
に形成されている。各油圧室74,75に潤滑油による
油圧を供給するために本実施例では、エンジン11に既
設のオイルポンプ76が利用される。オイルポンプ76
はクランクシャフト17に駆動連結されており、エンジ
ン11の運転にともない作動してオイルパン77から潤
滑油を吸引及び吐出する。吐出された潤滑油中の異物、
金属粉等はオイルフィルタ78によって除去される。そ
して、オイルフィルタ78を通過した潤滑油はベアリン
グキャップ64、吸気側カムシャフト26、中空ボルト
66等に形成された第1油路79を通って第1油圧室7
4に供給されるとともに、ベアリングキャップ64、吸
気側カムシャフト26等に形成された第2油路81を通
って第2油圧室75に供給される。
【0037】両油路79,81の途中には、各油圧室7
4,75に供給される油圧の大きさを調整するために、
電磁式のオイルコントロールバルブ(以下、OCVとい
う)82が設けられている。OCV82のケーシング8
5は、タンクポート85t、Aポート85a、Bポート
85b及び一対のリザーバポート85rを有している。
タンクポート85tはオイルフィルタ78を介してオイ
ルポンプ76に接続され、Aポート85aは第1油路7
9に接続されている。Bポート85bは第2油路81に
接続され、両リザーバポート85rはオイルパン77に
接続されている。
4,75に供給される油圧の大きさを調整するために、
電磁式のオイルコントロールバルブ(以下、OCVとい
う)82が設けられている。OCV82のケーシング8
5は、タンクポート85t、Aポート85a、Bポート
85b及び一対のリザーバポート85rを有している。
タンクポート85tはオイルフィルタ78を介してオイ
ルポンプ76に接続され、Aポート85aは第1油路7
9に接続されている。Bポート85bは第2油路81に
接続され、両リザーバポート85rはオイルパン77に
接続されている。
【0038】ケーシング85内にはスプール84が往復
動可能に収容されている。スプール84の外周には、前
述した2つのポート間での潤滑油の流れを遮断する4つ
のランド84aが形成されている。スプール84の外周
において隣接するランド84a間には、2つのポート間
を連通して潤滑油の流れを許容するパセージ84b,8
4c,84cが形成されている。そして、スプール84
による各ポートの連通状態、すなわちスプール84の軸
線方向における位置を変更することによって、第1油圧
室74及び第2油圧室75に供給される油圧の大きさを
調整することが可能である。
動可能に収容されている。スプール84の外周には、前
述した2つのポート間での潤滑油の流れを遮断する4つ
のランド84aが形成されている。スプール84の外周
において隣接するランド84a間には、2つのポート間
を連通して潤滑油の流れを許容するパセージ84b,8
4c,84cが形成されている。そして、スプール84
による各ポートの連通状態、すなわちスプール84の軸
線方向における位置を変更することによって、第1油圧
室74及び第2油圧室75に供給される油圧の大きさを
調整することが可能である。
【0039】前記位置調整のために、スプール84の前
側にはそのスプール84を後方へ付勢するスプリング8
6が配置され、後側には通電によって励磁されてスプー
ル84を前方へ押圧する電磁ソレノイド87が配置され
ている。そして、単位時間に占める電磁ソレノイド87
への通電時間の割合(デューティ比)を種々変更する、
いわゆるデューティ制御を行うことにより、スプール8
4をケーシング85内の任意の位置へ移動させることが
可能となっている。
側にはそのスプール84を後方へ付勢するスプリング8
6が配置され、後側には通電によって励磁されてスプー
ル84を前方へ押圧する電磁ソレノイド87が配置され
ている。そして、単位時間に占める電磁ソレノイド87
への通電時間の割合(デューティ比)を種々変更する、
いわゆるデューティ制御を行うことにより、スプール8
4をケーシング85内の任意の位置へ移動させることが
可能となっている。
【0040】例えば、100%のデューティ比で電磁ソ
レノイド87が通電されて、スプール84がスプリング
86の付勢力に抗して前方(図の左方)へ移動させられ
ると、パセージ84bによってタンクポート85t及び
Aポート85a間が連通される。すると、オイルポンプ
76から吐出された潤滑油が、第1油路79を通って第
1油圧室74に供給され、リングギヤ73に前側から加
わる油圧が上昇する。これと同時に、後側のパセージ8
4cによって、Bポート85b及び後側のリザーバポー
ト85r間が連通される。すると、第2油圧室75内の
潤滑油は、第2油路81、Bポート85b、リザーバポ
ート85rを通じてオイルパン77に排出され、リング
ギヤ73に後側から加わる油圧が低下する。
レノイド87が通電されて、スプール84がスプリング
86の付勢力に抗して前方(図の左方)へ移動させられ
ると、パセージ84bによってタンクポート85t及び
Aポート85a間が連通される。すると、オイルポンプ
76から吐出された潤滑油が、第1油路79を通って第
1油圧室74に供給され、リングギヤ73に前側から加
わる油圧が上昇する。これと同時に、後側のパセージ8
4cによって、Bポート85b及び後側のリザーバポー
ト85r間が連通される。すると、第2油圧室75内の
潤滑油は、第2油路81、Bポート85b、リザーバポ
ート85rを通じてオイルパン77に排出され、リング
ギヤ73に後側から加わる油圧が低下する。
【0041】リングギヤ73に対し前側から加わる油圧
が後側から加わる油圧に打ち勝つと、スプライン歯73
a,65a及び73b,68bがヘリカルスプラインで
あることから、同リングギヤ73は第2油圧室75内の
油圧に抗して後方ヘ移動しながら回動する。このとき、
インナキャップ65及びハウジング68に捩じり力が付
与される。
が後側から加わる油圧に打ち勝つと、スプライン歯73
a,65a及び73b,68bがヘリカルスプラインで
あることから、同リングギヤ73は第2油圧室75内の
油圧に抗して後方ヘ移動しながら回動する。このとき、
インナキャップ65及びハウジング68に捩じり力が付
与される。
【0042】その結果、タイミングプーリ31に対する
吸気側カムシャフト26の回転位相が変えられ、吸気バ
ルブ22の作動タイミングが早められる。この動作につ
いて、図5(b)のバルブタイミングダイヤグラムを参
照すると、吸気バルブ22の開放期間全体が、そのバル
ブ22の開放のタイミングを早めるようにシフトされ
る。吸気バルブ22と排気バルブ23とがともに開いて
いるバルブオーバラップ期間が拡大される。リングギヤ
73の後方への移動にともない、そのリングギヤ73が
タイミングプーリ31に当接して第2の位置で停止した
とき、吸気バルブ22の開放及び閉鎖のタイミングが最
も早められる。
吸気側カムシャフト26の回転位相が変えられ、吸気バ
ルブ22の作動タイミングが早められる。この動作につ
いて、図5(b)のバルブタイミングダイヤグラムを参
照すると、吸気バルブ22の開放期間全体が、そのバル
ブ22の開放のタイミングを早めるようにシフトされ
る。吸気バルブ22と排気バルブ23とがともに開いて
いるバルブオーバラップ期間が拡大される。リングギヤ
73の後方への移動にともない、そのリングギヤ73が
タイミングプーリ31に当接して第2の位置で停止した
とき、吸気バルブ22の開放及び閉鎖のタイミングが最
も早められる。
【0043】一方、図3において例えば、電磁ソレノイ
ド87が通電されずデューティ比が0%となって、スプ
リング86の付勢力によってスプール84が後方(図の
右方)へ移動させられると、パセージ84bによりタン
クポート85t及びBポート85b間が連通される。す
ると、オイルポンプ76から吐出された潤滑油が第2油
路81を通って第2油圧室75に供給され、リングギヤ
73に後側から加わる油圧が上昇する。また、前側のパ
セージ84cによって、Aポート85a及び前側のリザ
ーバポート85r間が連通される。すると、第1油圧室
74内の潤滑油は、第1油路79、Aポート85a、リ
ザーバポート85rを通ってオイルパン77に排出さ
れ、リングギヤ73に前側から加わる油圧が低下する。
ド87が通電されずデューティ比が0%となって、スプ
リング86の付勢力によってスプール84が後方(図の
右方)へ移動させられると、パセージ84bによりタン
クポート85t及びBポート85b間が連通される。す
ると、オイルポンプ76から吐出された潤滑油が第2油
路81を通って第2油圧室75に供給され、リングギヤ
73に後側から加わる油圧が上昇する。また、前側のパ
セージ84cによって、Aポート85a及び前側のリザ
ーバポート85r間が連通される。すると、第1油圧室
74内の潤滑油は、第1油路79、Aポート85a、リ
ザーバポート85rを通ってオイルパン77に排出さ
れ、リングギヤ73に前側から加わる油圧が低下する。
【0044】リングギヤ73に対し後側から加わる油圧
が前側から加わる油圧に打ち勝つと、同リングギヤ73
は第1油圧室74内の油圧に抗して前方ヘ移動しながら
回動する。このとき、インナキャップ65及びハウジン
グ68に捩じり力が付与される。
が前側から加わる油圧に打ち勝つと、同リングギヤ73
は第1油圧室74内の油圧に抗して前方ヘ移動しながら
回動する。このとき、インナキャップ65及びハウジン
グ68に捩じり力が付与される。
【0045】その結果、タイミングプーリ31に対する
吸気側カムシャフト26の回転位相が変えられ、吸気バ
ルブ22の作動タイミングが遅らされる。この動作につ
いて、図5(a)のバルブタイミングダイヤグラムを参
照すると、吸気バルブ22の開放期間全体が、そのバル
ブ22の開放のタイミングを遅らせるようにシフトさ
れ、バルブオーバラップ期間が縮小される。リングギヤ
73の前方への移動にともない、そのリングギヤ73が
ハウジング68に当接して第1の位置で停止されたと
き、吸気バルブ22の開放及び閉鎖のタイミングが最も
遅らされる。
吸気側カムシャフト26の回転位相が変えられ、吸気バ
ルブ22の作動タイミングが遅らされる。この動作につ
いて、図5(a)のバルブタイミングダイヤグラムを参
照すると、吸気バルブ22の開放期間全体が、そのバル
ブ22の開放のタイミングを遅らせるようにシフトさ
れ、バルブオーバラップ期間が縮小される。リングギヤ
73の前方への移動にともない、そのリングギヤ73が
ハウジング68に当接して第1の位置で停止されたと
き、吸気バルブ22の開放及び閉鎖のタイミングが最も
遅らされる。
【0046】上記のようにVVT63が構成されている
ため、OCV82の電磁ソレノイド87に対するデュー
ティ比を変化させて同VVT63を作動させることによ
り、吸気バルブ22の作動タイミング、ひいてはバルブ
オーバラップ期間を、図5(a)に示す状態と、図5
(b)に示す状態との間で連続的に変更することができ
る。
ため、OCV82の電磁ソレノイド87に対するデュー
ティ比を変化させて同VVT63を作動させることによ
り、吸気バルブ22の作動タイミング、ひいてはバルブ
オーバラップ期間を、図5(a)に示す状態と、図5
(b)に示す状態との間で連続的に変更することができ
る。
【0047】上述した各種センサ51〜57による検出
値に基づき、各インジェクタ39、イグナイタ43、I
SCV62及びOCV82を制御するために、コントロ
ーラとしての電子制御装置(以下、ECUという)88
が用いられている。ECU88は図6に示すように、中
央処理装置(CPU)89、読出し専用メモリ(RO
M)90、ランダムアクセスメモリ(RAM)91、バ
ックアップRAM92、外部入力回路93及び外部出力
回路94を備えている。これらの各回路89〜94はバ
ス95によって互いに接続されており、所定の電圧(通
常5ボルト)で動作する。ECU88は、車両に搭載さ
れたバッテリ96を電源とする電源回路97を備えてい
る。電源回路97は、バッテリ96の電圧(通常12ボ
ルト)を前記所定電圧(5ボルト)まで低下させて前記
各回路89〜94に供給する。
値に基づき、各インジェクタ39、イグナイタ43、I
SCV62及びOCV82を制御するために、コントロ
ーラとしての電子制御装置(以下、ECUという)88
が用いられている。ECU88は図6に示すように、中
央処理装置(CPU)89、読出し専用メモリ(RO
M)90、ランダムアクセスメモリ(RAM)91、バ
ックアップRAM92、外部入力回路93及び外部出力
回路94を備えている。これらの各回路89〜94はバ
ス95によって互いに接続されており、所定の電圧(通
常5ボルト)で動作する。ECU88は、車両に搭載さ
れたバッテリ96を電源とする電源回路97を備えてい
る。電源回路97は、バッテリ96の電圧(通常12ボ
ルト)を前記所定電圧(5ボルト)まで低下させて前記
各回路89〜94に供給する。
【0048】ROM90は所定の制御プログラムや初期
データを予め記憶している。例えば、ROM90は図7
に示すリレーを制御するためのプログラム、図8に示す
バルブタイミングを制御するためのプログラム、図9に
示すアイドル回転速度を制御するためのプログラムを記
憶している。CPU89は前記ROM90に記憶された
制御プログラム及び初期データに従って各種の演算処理
を実行する。RAM91はCPU89による演算結果を
一時的に記憶する。バックアップRAM92はECU8
8に対する電力供給が停止された後にも、RAM91内
の各種データを保持する。
データを予め記憶している。例えば、ROM90は図7
に示すリレーを制御するためのプログラム、図8に示す
バルブタイミングを制御するためのプログラム、図9に
示すアイドル回転速度を制御するためのプログラムを記
憶している。CPU89は前記ROM90に記憶された
制御プログラム及び初期データに従って各種の演算処理
を実行する。RAM91はCPU89による演算結果を
一時的に記憶する。バックアップRAM92はECU8
8に対する電力供給が停止された後にも、RAM91内
の各種データを保持する。
【0049】前記バッテリ96のプラス端子及び電源回
路97間を接続する電源ライン98には、ヒューズ99
及びイグニションスイッチ101が直列に設けられてい
る。また、前記電源ライン98に対し並列となるよう
に、前記プラス端子及び電源回路97間を接続する補助
電源ライン102には、ヒューズ103及びリレー10
4が設けられている。イグニションスイッチ101は電
源スイッチを構成するものであり、エンジン11の作動
時には運転者により閉路操作され、停止時には開路操作
される。リレー104はイグニションスイッチ101と
並列に接続された補助スイッチを構成するものであり、
接点105及びコイル106を備えている。コイル10
6が通電されて接点105が閉じられると、イグニショ
ンスイッチ101が開路状態であっても、バッテリ96
から補助電源ライン102を介して電源回路97に電力
が供給されるようになっている。
路97間を接続する電源ライン98には、ヒューズ99
及びイグニションスイッチ101が直列に設けられてい
る。また、前記電源ライン98に対し並列となるよう
に、前記プラス端子及び電源回路97間を接続する補助
電源ライン102には、ヒューズ103及びリレー10
4が設けられている。イグニションスイッチ101は電
源スイッチを構成するものであり、エンジン11の作動
時には運転者により閉路操作され、停止時には開路操作
される。リレー104はイグニションスイッチ101と
並列に接続された補助スイッチを構成するものであり、
接点105及びコイル106を備えている。コイル10
6が通電されて接点105が閉じられると、イグニショ
ンスイッチ101が開路状態であっても、バッテリ96
から補助電源ライン102を介して電源回路97に電力
が供給されるようになっている。
【0050】外部入力回路93には、前述したカム角セ
ンサ51、クランク角センサ52、水温センサ53、ス
ロットルセンサ54、全閉スイッチ55、吸気圧センサ
56及び車速センサ57がそれぞれ接続されている。一
方、外部出力回路94には、各インジェクタ39、イグ
ナイタ43、ISCV62及びOCV82がそれぞれ接
続されている。
ンサ51、クランク角センサ52、水温センサ53、ス
ロットルセンサ54、全閉スイッチ55、吸気圧センサ
56及び車速センサ57がそれぞれ接続されている。一
方、外部出力回路94には、各インジェクタ39、イグ
ナイタ43、ISCV62及びOCV82がそれぞれ接
続されている。
【0051】そして、各センサ51〜57の検出信号は
外部入力回路93を介してCPU89に入力される。そ
の外にも、エンジン始動用のスタータモータを駆動する
ための信号が外部入力回路93を介してCPU89に入
力される。CPU89はそれらの入力に基づき、エンジ
ン回転速度NE、変位角VTB等を算出する。さらに、
CPU89はこれらの算出値に基づき、各インジェクタ
39、イグナイタ43、ISCV62及びOCV82を
作動させ、燃料噴射制御、点火時期制御、リレー制御、
バルブタイミング制御、アイドル回転速度制御等を実行
する。
外部入力回路93を介してCPU89に入力される。そ
の外にも、エンジン始動用のスタータモータを駆動する
ための信号が外部入力回路93を介してCPU89に入
力される。CPU89はそれらの入力に基づき、エンジ
ン回転速度NE、変位角VTB等を算出する。さらに、
CPU89はこれらの算出値に基づき、各インジェクタ
39、イグナイタ43、ISCV62及びOCV82を
作動させ、燃料噴射制御、点火時期制御、リレー制御、
バルブタイミング制御、アイドル回転速度制御等を実行
する。
【0052】例えば、CPU89は、クランク角センサ
52が出力するクランク角信号の時間間隔を計測するこ
とにより、単位時間当たりのクランクシャフト17の回
転数であるエンジン回転速度NEを演算する。CPU8
9はカム角信号の発生と同時にクランク角信号を入力
し、その後、予め設定された基準のクランク角信号を入
力するまでの同信号のパルス数に基づき、吸気側カムシ
ャフト26の回転位相、すなわち変位角VTBを演算す
る。この変位角VTBとは、吸気バルブ22の作動タイ
ミングの調整のために、VVT63により変更される吸
気側カムシャフト26の角度である。
52が出力するクランク角信号の時間間隔を計測するこ
とにより、単位時間当たりのクランクシャフト17の回
転数であるエンジン回転速度NEを演算する。CPU8
9はカム角信号の発生と同時にクランク角信号を入力
し、その後、予め設定された基準のクランク角信号を入
力するまでの同信号のパルス数に基づき、吸気側カムシ
ャフト26の回転位相、すなわち変位角VTBを演算す
る。この変位角VTBとは、吸気バルブ22の作動タイ
ミングの調整のために、VVT63により変更される吸
気側カムシャフト26の角度である。
【0053】燃料噴射制御のために、CPU89は各セ
ンサからの検出信号により、エンジン11の運転状態、
例えばエンジン回転速度NE、吸気圧PM、冷却水温T
HW等を検知する。これらのデータに基づき燃料噴射時
間を算出し、その時間にわたり各インジェクタ39のソ
レノイドコイルに通電し、同インジェクタ39から噴射
される燃料量を制御する。
ンサからの検出信号により、エンジン11の運転状態、
例えばエンジン回転速度NE、吸気圧PM、冷却水温T
HW等を検知する。これらのデータに基づき燃料噴射時
間を算出し、その時間にわたり各インジェクタ39のソ
レノイドコイルに通電し、同インジェクタ39から噴射
される燃料量を制御する。
【0054】点火時期の制御のために、ROM90に
は、エンジン11の運転状態に応じた最適な点火時期に
関するデータが予め記憶されている。CPU89は各セ
ンサからの検出信号により、エンジン11の運転状態、
例えば、エンジン回転速度NE、吸気圧PM、暖機状態
等を検知する。そして、ROM90内のデータを参照し
て最適な点火時期を割出し、イグナイタ43に一次電流
の遮断信号を出力して点火時期を制御する。
は、エンジン11の運転状態に応じた最適な点火時期に
関するデータが予め記憶されている。CPU89は各セ
ンサからの検出信号により、エンジン11の運転状態、
例えば、エンジン回転速度NE、吸気圧PM、暖機状態
等を検知する。そして、ROM90内のデータを参照し
て最適な点火時期を割出し、イグナイタ43に一次電流
の遮断信号を出力して点火時期を制御する。
【0055】次に、リレー制御ルーチンの各処理の内容
を、図7のフローチャートに従って説明する。このルー
チンは所定時間が経過する毎に起動され、カウンタCに
基づいて遂行される。カウンタCはイグニションスイッ
チ101がオフ(開路)操作された後の経過時間を測定
するためのものであり、リレー制御ルーチンの実行回数
をカウントする。
を、図7のフローチャートに従って説明する。このルー
チンは所定時間が経過する毎に起動され、カウンタCに
基づいて遂行される。カウンタCはイグニションスイッ
チ101がオフ(開路)操作された後の経過時間を測定
するためのものであり、リレー制御ルーチンの実行回数
をカウントする。
【0056】まず、CPU89はステップ111におい
てイグニションスイッチ101がオフ操作されているか
否かを判定する。同スイッチ101がオン操作されてい
て前記判定条件が成立していなければ、ステップ112
において、リレー104のコイル106に通電するため
の信号を出力する。続いて、ステップ113においてカ
ウンタCの値をクリヤし、このルーチンを終了する。
てイグニションスイッチ101がオフ操作されているか
否かを判定する。同スイッチ101がオン操作されてい
て前記判定条件が成立していなければ、ステップ112
において、リレー104のコイル106に通電するため
の信号を出力する。続いて、ステップ113においてカ
ウンタCの値をクリヤし、このルーチンを終了する。
【0057】これに対し、エンジン11の停止のために
運転者によってイグニションスイッチ101がオフ操作
され、ステップ111の判定条件が成立すれば、ステッ
プ114においてカウンタCの値が予め定められた所定
値K以上であるか否かを判定する。この所定値Kは、リ
レー制御ルーチンの制御周期と同所定値Kとの積(イグ
ニションスイッチオフ操作後の経過時間)が、ISCV
62を全閉から全開にするのに要する時間、及びリング
ギヤ73を第2の位置から第1の位置まで移動させるの
に要する時間(約2秒)よりも若干長くなるように設定
されている。
運転者によってイグニションスイッチ101がオフ操作
され、ステップ111の判定条件が成立すれば、ステッ
プ114においてカウンタCの値が予め定められた所定
値K以上であるか否かを判定する。この所定値Kは、リ
レー制御ルーチンの制御周期と同所定値Kとの積(イグ
ニションスイッチオフ操作後の経過時間)が、ISCV
62を全閉から全開にするのに要する時間、及びリング
ギヤ73を第2の位置から第1の位置まで移動させるの
に要する時間(約2秒)よりも若干長くなるように設定
されている。
【0058】イグニションスイッチ101のオフ操作直
後であって、ステップ114の判定条件が成立していな
い(C<K)と、CPU89はステップ115へ移行
し、リレー104のコイル106に通電するための信号
を引き続き出力する。ステップ116において、カウン
タCを「1」インクリメントし、このルーチンを終了す
る。
後であって、ステップ114の判定条件が成立していな
い(C<K)と、CPU89はステップ115へ移行
し、リレー104のコイル106に通電するための信号
を引き続き出力する。ステップ116において、カウン
タCを「1」インクリメントし、このルーチンを終了す
る。
【0059】ステップ116の処理が行われる毎にカウ
ンタCの値が増加してゆく。そして、この値が前記所定
値K以上となってステップ114の判定条件が成立する
(C≧K)と、CPU89はステップ117へ移行し、
リレー104のコイル106に通電するための信号の出
力を停止する。すると、同コイル106が消磁され、接
点105が開かれる。ステップ117の処理を実行した
後、このルーチンを終了する。このようにリレー制御ル
ーチンでは、イグニションスイッチ101のオフ操作
後、所定時間が経過してからリレー104が開路され
る。従って、前記オフ操作後もしばらくの間はバッテリ
96からECU88への電力供給が続けられる。
ンタCの値が増加してゆく。そして、この値が前記所定
値K以上となってステップ114の判定条件が成立する
(C≧K)と、CPU89はステップ117へ移行し、
リレー104のコイル106に通電するための信号の出
力を停止する。すると、同コイル106が消磁され、接
点105が開かれる。ステップ117の処理を実行した
後、このルーチンを終了する。このようにリレー制御ル
ーチンでは、イグニションスイッチ101のオフ操作
後、所定時間が経過してからリレー104が開路され
る。従って、前記オフ操作後もしばらくの間はバッテリ
96からECU88への電力供給が続けられる。
【0060】次に、バルブタイミング制御ルーチンの各
処理を、図8のフローチャートに従って説明する。この
ルーチンは所定時間毎に起動及び実行される。CPU8
9はステップ201において、イグニションスイッチ1
01がオン操作されているか否かを判定する。同スイッ
チ101がオン操作されていれば、ステップ202にお
いてエンジン11の始動時であるか否かを判定する。例
えば、スタータモータ駆動信号が出力され、かつエンジ
ン回転速度NEが所定値(例えば400rpm)以下で
あるとき始動時とすることができる。
処理を、図8のフローチャートに従って説明する。この
ルーチンは所定時間毎に起動及び実行される。CPU8
9はステップ201において、イグニションスイッチ1
01がオン操作されているか否かを判定する。同スイッ
チ101がオン操作されていれば、ステップ202にお
いてエンジン11の始動時であるか否かを判定する。例
えば、スタータモータ駆動信号が出力され、かつエンジ
ン回転速度NEが所定値(例えば400rpm)以下で
あるとき始動時とすることができる。
【0061】この判定条件が成立していると、CPU8
9はステップ203において最遅角制御を実行する。す
なわち、OCV82の電磁ソレノイド87への通電を停
止(デューティ比0%にてデューティ制御)する。する
と、スプール84が後方へ移動し、オイルポンプ76か
ら吐出された潤滑油が第2油路81等を通って第2油圧
室75に供給されるとともに、第1油圧室74内の潤滑
油が第1油路79等を通ってオイルパン77に排出され
る。リングギヤ73は第1油圧室74内の油圧に抗して
前方ヘ移動しながら回動し、クランクシャフト17に対
する吸気側カムシャフト26の回転位相が最も遅らせら
れ、バルブオーバラップ期間が縮小される。ステップ2
03の処理を実行した後、このルーチンを終了する。
9はステップ203において最遅角制御を実行する。す
なわち、OCV82の電磁ソレノイド87への通電を停
止(デューティ比0%にてデューティ制御)する。する
と、スプール84が後方へ移動し、オイルポンプ76か
ら吐出された潤滑油が第2油路81等を通って第2油圧
室75に供給されるとともに、第1油圧室74内の潤滑
油が第1油路79等を通ってオイルパン77に排出され
る。リングギヤ73は第1油圧室74内の油圧に抗して
前方ヘ移動しながら回動し、クランクシャフト17に対
する吸気側カムシャフト26の回転位相が最も遅らせら
れ、バルブオーバラップ期間が縮小される。ステップ2
03の処理を実行した後、このルーチンを終了する。
【0062】なお、エンジン始動時に吸気バルブ22の
作動タイミングを最も遅らせて、バルブオーバラップ期
間を縮小する(最小あるいは全くなくする)のは以下の
理由による。一般的に、バルブオーバラップ期間が存在
すると、あるいは大きいと、内部EGRや吸気の吹き返
しの量が多くなり、特に低吸気量域では燃焼が不安定に
なる。従って、始動時にはバルブオーバラップ期間を縮
小することにより始動性向上を図っている。また、その
ほかにも、VVT63の制御上の基準状態としては、通
常、吸気側カムシャフト26が、吸気バルブ22の作動
タイミングを最も遅らせる回転位相となったときが採用
される。このため、最遅角制御を行うことにより、エン
ジン始動時又は始動直後から前記の基準状態を認識して
制御性の向上を図っている。一方、スタータモータが駆
動されてからある程度の時間が経過し、エンジン回転速
度NEが所定値よりも高くなる等して、前記ステップ2
02の判定条件が成立しなくなると、CPU89はステ
ップ204において、通常のバルブタイミング制御を実
行する。すなわち、予め用意された制御マップを用い、
吸気圧PM及びエンジン回転速度NEに基づき目標変位
角VTTを算出する。そして、変位角VTBが目標変位
角VTTに合致するようにOCV82の電磁ソレノイド
87へのデューティ比を変化させ、同OCV82の各ポ
ートの開放割合をフィードバック制御する。この制御に
より、VVT63の両油圧室74,75へ供給される油
圧が調整される。そして、吸気バルブ22の作動タイミ
ングがエンジン11の運転状態に応じて連続的に変更さ
れ、もってバルブオーバラップ期間が連続的に調整され
る。ステップ204の処理を実行した後、このルーチン
を終了する。
作動タイミングを最も遅らせて、バルブオーバラップ期
間を縮小する(最小あるいは全くなくする)のは以下の
理由による。一般的に、バルブオーバラップ期間が存在
すると、あるいは大きいと、内部EGRや吸気の吹き返
しの量が多くなり、特に低吸気量域では燃焼が不安定に
なる。従って、始動時にはバルブオーバラップ期間を縮
小することにより始動性向上を図っている。また、その
ほかにも、VVT63の制御上の基準状態としては、通
常、吸気側カムシャフト26が、吸気バルブ22の作動
タイミングを最も遅らせる回転位相となったときが採用
される。このため、最遅角制御を行うことにより、エン
ジン始動時又は始動直後から前記の基準状態を認識して
制御性の向上を図っている。一方、スタータモータが駆
動されてからある程度の時間が経過し、エンジン回転速
度NEが所定値よりも高くなる等して、前記ステップ2
02の判定条件が成立しなくなると、CPU89はステ
ップ204において、通常のバルブタイミング制御を実
行する。すなわち、予め用意された制御マップを用い、
吸気圧PM及びエンジン回転速度NEに基づき目標変位
角VTTを算出する。そして、変位角VTBが目標変位
角VTTに合致するようにOCV82の電磁ソレノイド
87へのデューティ比を変化させ、同OCV82の各ポ
ートの開放割合をフィードバック制御する。この制御に
より、VVT63の両油圧室74,75へ供給される油
圧が調整される。そして、吸気バルブ22の作動タイミ
ングがエンジン11の運転状態に応じて連続的に変更さ
れ、もってバルブオーバラップ期間が連続的に調整され
る。ステップ204の処理を実行した後、このルーチン
を終了する。
【0063】ところで、エンジン11の停止のために、
運転者によってイグニションスイッチ101がオフ(開
路)操作されると、CPU89はステップ201の判定
条件が成立していないと判断し、ステップ203におい
て電磁ソレノイド87への通電を停止する。すると、前
述したようにクランクシャフト17に対する吸気側カム
シャフト26の回転位相が最も遅らせられ、バルブオー
バラップ期間が縮小される。このように、バルブタイミ
ング制御ルーチンでは、エンジン始動時に加え、イグニ
ションスイッチ101のオフ操作後にも、吸気バルブ2
2の作動タイミングを遅らせるための制御が行われる。
運転者によってイグニションスイッチ101がオフ(開
路)操作されると、CPU89はステップ201の判定
条件が成立していないと判断し、ステップ203におい
て電磁ソレノイド87への通電を停止する。すると、前
述したようにクランクシャフト17に対する吸気側カム
シャフト26の回転位相が最も遅らせられ、バルブオー
バラップ期間が縮小される。このように、バルブタイミ
ング制御ルーチンでは、エンジン始動時に加え、イグニ
ションスイッチ101のオフ操作後にも、吸気バルブ2
2の作動タイミングを遅らせるための制御が行われる。
【0064】次に、アイドル回転速度制御ルーチンの各
処理を、図9のフローチャートに従って説明する。この
ルーチンは所定時間毎に起動及び実行される。CPU8
9はまずステップ301において、イグニションスイッ
チ101がオン操作されているか否かを判定する。同ス
イッチ101がオン操作されていれば、ステップ302
において通常のアイドル回転速度制御を実行する。すな
わち、エンジン11がアイドル状態であるか否かを判定
する。例えば、全閉スイッチ55からアイドル信号が出
力され、かつ冷却水温THWが所定値(例えば70℃)
以上であり、かつ車速SPDが所定値(例えば2km/h)
以下のとき、アイドル状態とすることができる。
処理を、図9のフローチャートに従って説明する。この
ルーチンは所定時間毎に起動及び実行される。CPU8
9はまずステップ301において、イグニションスイッ
チ101がオン操作されているか否かを判定する。同ス
イッチ101がオン操作されていれば、ステップ302
において通常のアイドル回転速度制御を実行する。すな
わち、エンジン11がアイドル状態であるか否かを判定
する。例えば、全閉スイッチ55からアイドル信号が出
力され、かつ冷却水温THWが所定値(例えば70℃)
以上であり、かつ車速SPDが所定値(例えば2km/h)
以下のとき、アイドル状態とすることができる。
【0065】エンジン11がアイドル状態であれば、C
PU89はROM90に予め記憶されているデータを用
い、冷却水温THW、エンジン負荷(例えば、エアコン
の作動状態)等に基づき目標アイドル回転速度を求め
る。そして、エンジン回転速度NEがこの目標アイドル
回転速度に収束するように、ISCV62をフィードバ
ック制御する。バイパス通路61の流路面積が調整さ
れ、スロットルバルブ35を迂回して流れる空気の量が
変化し、これにともないエンジン回転速度NEが変化す
る。ステップ302の処理を実行した後、このルーチン
を終了する。
PU89はROM90に予め記憶されているデータを用
い、冷却水温THW、エンジン負荷(例えば、エアコン
の作動状態)等に基づき目標アイドル回転速度を求め
る。そして、エンジン回転速度NEがこの目標アイドル
回転速度に収束するように、ISCV62をフィードバ
ック制御する。バイパス通路61の流路面積が調整さ
れ、スロットルバルブ35を迂回して流れる空気の量が
変化し、これにともないエンジン回転速度NEが変化す
る。ステップ302の処理を実行した後、このルーチン
を終了する。
【0066】一方、エンジン11の停止のために、運転
者によってイグニションスイッチ101がオフ(開路)
操作されると、CPU89はステップ301の判定条件
が成立していないと判断し、ステップ303において初
期セット制御を実行する。すなわち、バイパス通路61
を全開にするのに必要な数のパルス信号をISCV62
のステータコイルへ出力する。このパルス信号の数に応
じた角度だけロータが回転し、シャフトが軸方向へ移動
して弁座と弁体との隙間が最大となり、バイパス通路6
1の流路面積が最も大きくなる。ステップ303の処理
を実行した後、このルーチンを終了する。このように、
アイドル回転速度制御ルーチンでは、イグニションスイ
ッチ101のオフ操作後にもISCV62を全開にする
ための制御が行われる。
者によってイグニションスイッチ101がオフ(開路)
操作されると、CPU89はステップ301の判定条件
が成立していないと判断し、ステップ303において初
期セット制御を実行する。すなわち、バイパス通路61
を全開にするのに必要な数のパルス信号をISCV62
のステータコイルへ出力する。このパルス信号の数に応
じた角度だけロータが回転し、シャフトが軸方向へ移動
して弁座と弁体との隙間が最大となり、バイパス通路6
1の流路面積が最も大きくなる。ステップ303の処理
を実行した後、このルーチンを終了する。このように、
アイドル回転速度制御ルーチンでは、イグニションスイ
ッチ101のオフ操作後にもISCV62を全開にする
ための制御が行われる。
【0067】次に、前記のように構成された本実施例の
作用について説明する。エンジン11の作動のために運
転者によってイグニションスイッチ101がオン(閉
路)操作されると、バッテリ96から電源ライン98及
び補助電源ライン102を介してECU88へ電力が供
給される。この電力供給に応じてCPU89が動作し、
バルブタイミング制御ルーチンにおけるステップ20
1,202,204の各処理が実行される。変位角VT
Bが目標変位角VTTに合致するように、OCV82の
開放割合がフィードバック制御される。この制御によ
り、VVT63の両油圧室74,75へ供給される油圧
が調整される。そして、吸気バルブ22の作動タイミン
グがエンジン11の運転状態に応じて連続的に変更さ
れ、バルブオーバラップ期間が連続的に調整される。
作用について説明する。エンジン11の作動のために運
転者によってイグニションスイッチ101がオン(閉
路)操作されると、バッテリ96から電源ライン98及
び補助電源ライン102を介してECU88へ電力が供
給される。この電力供給に応じてCPU89が動作し、
バルブタイミング制御ルーチンにおけるステップ20
1,202,204の各処理が実行される。変位角VT
Bが目標変位角VTTに合致するように、OCV82の
開放割合がフィードバック制御される。この制御によ
り、VVT63の両油圧室74,75へ供給される油圧
が調整される。そして、吸気バルブ22の作動タイミン
グがエンジン11の運転状態に応じて連続的に変更さ
れ、バルブオーバラップ期間が連続的に調整される。
【0068】また、CPU89によりアイドル回転速度
制御ルーチンにおけるステップ301,302の各処理
が実行される。エンジン回転速度NEが目標アイドル回
転速度に合致するように、ISCV62の開度が制御さ
れる。この制御により、スロットルバルブ35を迂回し
てバイパス通路61を流れる吸入空気量が調整され、ア
イドル時に適した量の吸入空気が燃焼室18へ導かれ、
目標アイドル回転速度に近い回転速度にてエンジン11
が作動する。
制御ルーチンにおけるステップ301,302の各処理
が実行される。エンジン回転速度NEが目標アイドル回
転速度に合致するように、ISCV62の開度が制御さ
れる。この制御により、スロットルバルブ35を迂回し
てバイパス通路61を流れる吸入空気量が調整され、ア
イドル時に適した量の吸入空気が燃焼室18へ導かれ、
目標アイドル回転速度に近い回転速度にてエンジン11
が作動する。
【0069】一方、エンジン11の停止のためにイグニ
ションスイッチ101が運転者によってオフ(開路)操
作されると、電源ライン98からECU88への電力供
給が遮断される。しかし、このときには、リレー制御ル
ーチンにおけるステップ111,114,115,11
6の各処理がCPU89によって実行される。リレー1
04のコイル106が通電されて接点105が閉じられ
る。このため、補助電源ライン102を通じ、バッテリ
96からECU88へ電力が引き続き供給される。この
電力供給に応じてCPU89が引き続き動作し、アイド
ル回転速度ルーチンのステップ301,303の各処理
が実行される。ISCV62の開度を最大とするのに必
要な数のパルス信号が同ISCV62に出力される。こ
の信号に応じてISCV62が引き続き作動し全開状態
となる。この状態は、次回のエンジン始動において、そ
の始動を安定して行わせるのに適した吸入空気を得るこ
とのできる状態である。
ションスイッチ101が運転者によってオフ(開路)操
作されると、電源ライン98からECU88への電力供
給が遮断される。しかし、このときには、リレー制御ル
ーチンにおけるステップ111,114,115,11
6の各処理がCPU89によって実行される。リレー1
04のコイル106が通電されて接点105が閉じられ
る。このため、補助電源ライン102を通じ、バッテリ
96からECU88へ電力が引き続き供給される。この
電力供給に応じてCPU89が引き続き動作し、アイド
ル回転速度ルーチンのステップ301,303の各処理
が実行される。ISCV62の開度を最大とするのに必
要な数のパルス信号が同ISCV62に出力される。こ
の信号に応じてISCV62が引き続き作動し全開状態
となる。この状態は、次回のエンジン始動において、そ
の始動を安定して行わせるのに適した吸入空気を得るこ
とのできる状態である。
【0070】また、前記電力供給に応じたCPU89の
作動により、バルブタイミング制御ルーチンにおけるス
テップ201,203の各処理が実行される。この際、
イグニションスイッチ101のオフ操作がたとえ車両の
走行中やレーシング中になされたものであっても、それ
らの走行状況やレーシングに対応した目標変位角VTT
の算出や、変位角VTBを目標変位角VTTに合致させ
るための制御は行われない。そして、前記処理によりO
CV82の電磁ソレノイド87への通電が停止され(デ
ューティ比0%)、第1油圧室74への油圧供給が停止
される。リングギヤ73が第1の位置へ移動し、クラン
クシャフト17に対する吸気側カムシャフト26の回転
位相が最も遅れ、吸気バルブ22の作動タイミングがク
ランクシャフト17の回転に対して最も遅くなる。この
作動タイミングは、次回のエンジン始動において、その
始動を安定して行わせるのに適したタイミングである。
作動により、バルブタイミング制御ルーチンにおけるス
テップ201,203の各処理が実行される。この際、
イグニションスイッチ101のオフ操作がたとえ車両の
走行中やレーシング中になされたものであっても、それ
らの走行状況やレーシングに対応した目標変位角VTT
の算出や、変位角VTBを目標変位角VTTに合致させ
るための制御は行われない。そして、前記処理によりO
CV82の電磁ソレノイド87への通電が停止され(デ
ューティ比0%)、第1油圧室74への油圧供給が停止
される。リングギヤ73が第1の位置へ移動し、クラン
クシャフト17に対する吸気側カムシャフト26の回転
位相が最も遅れ、吸気バルブ22の作動タイミングがク
ランクシャフト17の回転に対して最も遅くなる。この
作動タイミングは、次回のエンジン始動において、その
始動を安定して行わせるのに適したタイミングである。
【0071】イグニションスイッチ101がオフ(開
路)操作されてから、所定時間が経過したとき(カウン
タCの値が所定値K以上となったとき)、すなわち、I
SCV62が全開となり、かつリングギヤ73が第1の
位置へ到達した後に、リレー104が開路される。この
開路に応じ、バッテリ96からECU88への電力供給
が遮断される。
路)操作されてから、所定時間が経過したとき(カウン
タCの値が所定値K以上となったとき)、すなわち、I
SCV62が全開となり、かつリングギヤ73が第1の
位置へ到達した後に、リレー104が開路される。この
開路に応じ、バッテリ96からECU88への電力供給
が遮断される。
【0072】このように本実施例では、イグニションス
イッチ101が開路操作されても、所定時間が経過する
までの期間はECU88へ電力供給が続けられ、この供
給期間にOCV82及びISCV62の制御が行われ
る。イグニションスイッチ101及びリレー104の開
路に応じて、バッテリ96からECU88への電力供給
が遮断されるときには、VVT63及びISCV62
は、再始動に適した状態となっている。
イッチ101が開路操作されても、所定時間が経過する
までの期間はECU88へ電力供給が続けられ、この供
給期間にOCV82及びISCV62の制御が行われ
る。イグニションスイッチ101及びリレー104の開
路に応じて、バッテリ96からECU88への電力供給
が遮断されるときには、VVT63及びISCV62
は、再始動に適した状態となっている。
【0073】従って、エンジン11の再始動のためにイ
グニションスイッチ101が閉路操作されるときには、
その操作後にISCV62を作動させなくても、安定し
た始動を実現するのに適した量の空気が燃焼室18へ導
かれる。また、同スイッチ101が閉路操作されるとき
には、その操作後に、目標変位角VTTの算出や、変位
角VTBを目標変位角VTTを合致させるためのOCV
82の制御を行わなくても、吸気バルブ22は安定した
始動を実現するのに適したタイミングで開閉動作させら
れる。
グニションスイッチ101が閉路操作されるときには、
その操作後にISCV62を作動させなくても、安定し
た始動を実現するのに適した量の空気が燃焼室18へ導
かれる。また、同スイッチ101が閉路操作されるとき
には、その操作後に、目標変位角VTTの算出や、変位
角VTBを目標変位角VTTを合致させるためのOCV
82の制御を行わなくても、吸気バルブ22は安定した
始動を実現するのに適したタイミングで開閉動作させら
れる。
【0074】その結果、本実施例では従来技術とは異な
り、たとえ車両走行中やレーシング中にイグニションス
イッチ101が開路操作されても、その後の電力供給期
間に吸気バルブ22の作動タイミングが早められてバル
ブオーバラップ期間が大きくなるのを防止できる。これ
にともない、次回のエンジン11の始動が困難となった
り、ラフアイドルが起こったりする不具合を未然に防止
できる。
り、たとえ車両走行中やレーシング中にイグニションス
イッチ101が開路操作されても、その後の電力供給期
間に吸気バルブ22の作動タイミングが早められてバル
ブオーバラップ期間が大きくなるのを防止できる。これ
にともない、次回のエンジン11の始動が困難となった
り、ラフアイドルが起こったりする不具合を未然に防止
できる。
【0075】なお、本発明は次に示す別の実施例に具体
化することができる。 (1)排気側の動弁機構にVVTを設け、そのVVTに
より排気バルブ23の作動タイミングのみを変更し、バ
ルブオーバラップ期間を調整するようにしてもよい。ま
た、吸気側及び排気側の両動弁機構にVVTをそれぞれ
設け、それらのVVTにより吸気バルブ22及び排気バ
ルブ23の作動タイミングをそれぞれ変更してバルブオ
ーバラップ期間を調整するようにしてもよい。いずれの
場合にも、バルブオーバラップ期間が変更されることに
変わりなく、所望するエンジン特性が得られるようにす
ることが望ましい。
化することができる。 (1)排気側の動弁機構にVVTを設け、そのVVTに
より排気バルブ23の作動タイミングのみを変更し、バ
ルブオーバラップ期間を調整するようにしてもよい。ま
た、吸気側及び排気側の両動弁機構にVVTをそれぞれ
設け、それらのVVTにより吸気バルブ22及び排気バ
ルブ23の作動タイミングをそれぞれ変更してバルブオ
ーバラップ期間を調整するようにしてもよい。いずれの
場合にも、バルブオーバラップ期間が変更されることに
変わりなく、所望するエンジン特性が得られるようにす
ることが望ましい。
【0076】(2)VVT63のリングギヤ73を移動
させる手段として、油圧に代えてステップモータ等のア
クチュエータを用いてもよい。また、リングギヤ73の
スプライン歯73a,73bの一方を軸線に対し平行な
通常のスプラインに変更してもよい。
させる手段として、油圧に代えてステップモータ等のア
クチュエータを用いてもよい。また、リングギヤ73の
スプライン歯73a,73bの一方を軸線に対し平行な
通常のスプラインに変更してもよい。
【0077】(3)アイドル時の吸入空気量を調整する
手段として、前記実施例ではスロットルバルブ35を迂
回するバイパス通路61にISCV62を配置したが、
これに代えて同スロットルバルブ35をステップモータ
等のアクチュエータによって開閉させる構成とし、同バ
ルブ35の全閉時の角度を変えてアイドル時の吸入空気
量を調整するようにしてもよい。
手段として、前記実施例ではスロットルバルブ35を迂
回するバイパス通路61にISCV62を配置したが、
これに代えて同スロットルバルブ35をステップモータ
等のアクチュエータによって開閉させる構成とし、同バ
ルブ35の全閉時の角度を変えてアイドル時の吸入空気
量を調整するようにしてもよい。
【0078】(4)本発明は、イグニションスイッチ1
01の開路操作後に一度ISCV62を全閉にし、その
後同ISCV62を全開にしてからリレー104を開路
するものにも適用できる。
01の開路操作後に一度ISCV62を全閉にし、その
後同ISCV62を全開にしてからリレー104を開路
するものにも適用できる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、電源ス
イッチが開路操作されると補助スイッチを閉路状態に
し、内燃機関への吸入空気量が次回の機関始動時に応じ
た量となるように第2のアクチュエータを制御するとと
もに、バルブの作動タイミングが次回の機関始動時に応
じたタイミングとなるように第1のアクチュエータを制
御し、両制御終了後に補助スイッチを開路するようにし
ている。このため、電源スイッチの開路操作後にコント
ローラへの電力供給が続けられても、バルブの作動タイ
ミングを再始動時に適したタイミングにすることがで
き、始動性向上を図ることができる。
イッチが開路操作されると補助スイッチを閉路状態に
し、内燃機関への吸入空気量が次回の機関始動時に応じ
た量となるように第2のアクチュエータを制御するとと
もに、バルブの作動タイミングが次回の機関始動時に応
じたタイミングとなるように第1のアクチュエータを制
御し、両制御終了後に補助スイッチを開路するようにし
ている。このため、電源スイッチの開路操作後にコント
ローラへの電力供給が続けられても、バルブの作動タイ
ミングを再始動時に適したタイミングにすることがで
き、始動性向上を図ることができる。
【図1】本発明の概念構成図。
【図2】エンジン及びその周辺部品の概略構成図。
【図3】VVTの概略構成図。
【図4】エンジンの動弁機構を示す断面図。
【図5】(a),(b) は吸・排気バルブの開放期間を示すダ
イヤグラム。
イヤグラム。
【図6】ECUとその周辺部品との電気的接続関係を示
すブロック図。
すブロック図。
【図7】リレー制御ルーチンの処理内容を示すフローチ
ャート。
ャート。
【図8】バルブタイミング制御ルーチンの処理内容を示
すフローチャート。
すフローチャート。
【図9】アイドル回転速度制御ルーチンの処理内容を示
すフローチャート。
すフローチャート。
【符号の説明】 11…内燃機関としてのガソリンエンジン、22…吸気
バルブ、23…排気バルブ、38…吸気通路、46…排
気通路、52…クランク角センサ、53…水温センサ、
55…全閉スイッチ、56…吸気圧センサ、62…第2
のアクチュエータとしてのISCV、63…第1のアク
チュエータとしての可変バルブタイミング機構(VV
T)、88…コントローラとしての電子制御装置(EC
U)、96…電源としてのバッテリ、98…電源ライ
ン、101…電源スイッチとしてのイグニションスイッ
チ、104…補助スイッチとしてのリレー、VTT…目
標作動タイミングとしての目標変位角、VTB…作動タ
イミングとしての変位角、NE…エンジン回転速度。
バルブ、23…排気バルブ、38…吸気通路、46…排
気通路、52…クランク角センサ、53…水温センサ、
55…全閉スイッチ、56…吸気圧センサ、62…第2
のアクチュエータとしてのISCV、63…第1のアク
チュエータとしての可変バルブタイミング機構(VV
T)、88…コントローラとしての電子制御装置(EC
U)、96…電源としてのバッテリ、98…電源ライ
ン、101…電源スイッチとしてのイグニションスイッ
チ、104…補助スイッチとしてのリレー、VTT…目
標作動タイミングとしての目標変位角、VTB…作動タ
イミングとしての変位角、NE…エンジン回転速度。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 41/20 320 F02D 41/20 320 45/00 310 45/00 310C
Claims (1)
- 【請求項1】 電源からの電力供給により作動するコン
トローラと、 内燃機関の吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉する吸
気バルブ及び排気バルブと、 前記両バルブの少なくとも一方の作動タイミングを調整
するための第1のアクチュエータと、 アイドル時における前記内燃機関への吸入空気量を調整
するための第2のアクチュエータと、 前記電源から前記コントローラへの電源ラインに操作可
能に設けられた電源スイッチと、 前記電源ラインにおける電源スイッチと並列に接続され
た補助スイッチと、 前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と
を備え、前記電源スイッチの閉路時には、前記バルブの
作動タイミングが前記運転状態検出手段による運転状態
に応じた目標作動タイミングとなるように、前記コント
ローラにて前記第1のアクチュエータを制御するととも
に,前記内燃機関の回転速度が前記運転状態検出手段に
よる運転状態に応じた目標アイドル回転速度となるよう
に、前記コントローラにて前記第2のアクチュエータを
制御するようにした内燃機関の制御装置であって、 前記コントローラは、前記電源スイッチが開路操作され
ると補助スイッチを閉路状態にし、内燃機関への吸入空
気量が次回の機関始動時に応じた量となるように前記第
2のアクチュエータを制御するとともに、前記バルブの
作動タイミングが次回の機関始動時に応じたタイミング
となるように前記第1のアクチュエータを制御し、両制
御終了後に前記補助スイッチを開路するようにした内燃
機関の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7064546A JPH08261027A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 内燃機関の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7064546A JPH08261027A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 内燃機関の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08261027A true JPH08261027A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13261337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7064546A Pending JPH08261027A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 内燃機関の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08261027A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001042638A1 (en) * | 1999-12-13 | 2001-06-14 | Nissan Motor Co., Ltd. | Apparatus for controlling position of electromagnetically operated engine valve |
| JP2008190537A (ja) * | 2008-03-25 | 2008-08-21 | Hitachi Ltd | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
-
1995
- 1995-03-23 JP JP7064546A patent/JPH08261027A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001042638A1 (en) * | 1999-12-13 | 2001-06-14 | Nissan Motor Co., Ltd. | Apparatus for controlling position of electromagnetically operated engine valve |
| JP2008190537A (ja) * | 2008-03-25 | 2008-08-21 | Hitachi Ltd | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
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