JPH08261650A - なま物乾燥機 - Google Patents

なま物乾燥機

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Publication number
JPH08261650A
JPH08261650A JP6042595A JP6042595A JPH08261650A JP H08261650 A JPH08261650 A JP H08261650A JP 6042595 A JP6042595 A JP 6042595A JP 6042595 A JP6042595 A JP 6042595A JP H08261650 A JPH08261650 A JP H08261650A
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JP
Japan
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drying
suction
dried
room temperature
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP6042595A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Takimoto
哲雄 瀧本
Haruhiko Machida
晴彦 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Chemicals Co Ltd
Sammy Corp
Samy KK
Original Assignee
Osaka Gas Chemicals Co Ltd
Sammy Corp
Samy KK
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Publication date
Application filed by Osaka Gas Chemicals Co Ltd, Sammy Corp, Samy KK filed Critical Osaka Gas Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設備、運転コストの点で安価で、臭気の発生
も少なく、比較的短時間でなま物の乾燥をおこなうこと
ができるなま物乾燥機を得ることにある。 【構成】 乾燥対象物4が移動する乾燥対象物移動経路
2を備えるとともに、加熱用熱風により乾燥対象物4を
乾燥する熱風乾燥機構を備えたなま物乾燥機に、常温の
環境雰囲気部位から環境雰囲気を吸引する吸引機構11
を備え、環境雰囲気部位と吸引機構11との間に、乾燥
対象物移動経路2の一部部位を配設して、吸引機構11
によって誘起される乾燥用吸引風で乾燥対象物4を乾燥
させる常温吸引式乾燥部2aを設け、この常温吸引式乾
燥部2aの下手側部位に、加熱用熱風により乾燥対象物
を乾燥する熱風乾燥部2bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、椎茸、きりぼ
し大根原料等の生野菜、生魚、台所等から廃棄される生
ゴミ、さらには、コーヒ粕、トーフ粕等の比較的水分を
多量に含んだなま物等の乾燥技術に関する。
【0002】
【従来の技術】食物の保存、廃棄物としてのゴミの減量
化処理等のために、乾燥がおこなわれる。従来の乾燥方
法としては、加熱乾燥方式及び自然乾燥方式(実質上の
放置)が良く知られている。加熱乾燥は、乾燥装置に乾
燥用の熱風を発生して吹き付ける熱風吹き付け機構を備
え、乾燥対象物にこの熱風を吹き付けながら、短時間に
乾燥対象物の乾燥を行う。一方、自然乾燥にあっては、
通風のある開環境に乾燥対象物を静置して、比較的長時
間を掛けて、これを乾燥する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
加熱乾燥においては、熱風吹き付け機構に加熱装置を必
要とするために、乾燥対象物が多量の水を含んでいる場
合は、運転費用が非常に高くつく。さらに、例えば、産
業用としてコーヒー粕、トーフ粕等の乾燥をおこなおう
とする場合は、大量の乾燥対象物を取り扱う必要が生
じ、加熱に伴って臭気が大量に発生するという問題があ
る。これに対して、自然乾燥の場合は、臭気の発生は比
較的少ないものの、乾燥に長時間を要し、実用的でな
い。従って、本発明の目的は、運転コストの点で安価
で、臭気の発生も少なく、比較的短時間でなま物の乾燥
をおこなうことができるなま物乾燥機を得ることにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の請求項1に係わり、乾燥対象物が移動する乾燥対象物
移動経路を備えるとともに、加熱用熱風により前記乾燥
対象物を乾燥する熱風乾燥機構を備えたなま物乾燥機の
特徴構成は、常温の環境雰囲気部位から環境雰囲気を吸
引する吸引機構を備え、前記環境雰囲気部位と前記吸引
機構との間に、前記乾燥対象物移動経路の一部部位を配
設して、前記吸引機構によって発生する乾燥用吸引風で
前記乾燥対象物を乾燥させる常温吸引式乾燥部を設け、
前記乾燥対象物移動経路に於ける前記常温吸引式乾燥部
の下手側部位に、前記加熱用熱風を前記乾燥対象物に当
てて、前記加熱用熱風により前記乾燥対象物を乾燥する
熱風乾燥部を設けたことにある。さらに、請求項1に係
わるなま物乾燥機において、前記常温吸引式乾燥部に於
ける前記乾燥用吸引風の流速を、0.5〜1.6m/s
に設定する吸引風流速設定機構を設けることが好まし
い。この構成が、請求項2に係わるなま物乾燥機の特徴
構成である。さらに、請求項2に係わるなま物乾燥機に
おいて、前記常温、0.5〜1.6m/sの乾燥用吸引
風による常温吸引式乾燥により、前記乾燥対象物の水分
率が10%程度になる経路長に、前記常温吸引式乾燥部
として構成される前記乾燥対象物移動経路の一部部位の
経路長が設定されていることが好ましい。この構成が、
請求項3に係わるなま物乾燥機の特徴構成である。さら
に、上記の目的を達成するための請求項4に係わるなま
物乾燥機の特徴構成は、常温の環境雰囲気部位から環境
雰囲気を吸引する吸引機構を備え、前記環境雰囲気部位
と前記吸引機構との間に、乾燥対象物を配設する対象物
載置部を設けるとともに、前記吸引機構により発生され
る乾燥用吸引風の前記対象物載置部での流速を、0.5
〜1.6m/sに設定する吸引風流速設定機構を設けた
ことにある。そして、それらの作用・効果は以下の通り
である。
【0005】
【作用】なま物の乾燥について、これを常温条件下で乾
燥する場合について以下考察する。植物、動物内の水分
は大部分は細胞内にあり、乾燥時に細胞膜を通して外部
に出る。即ち乾燥する。この状況にあっては、乾燥対象
物の物体内の温度が高く、外部温度が低い時、水分は外
に向かって浸透し、又、温度差が大きい程、浸透圧が上
がり浸透速度が早くなる。そして、この細胞膜外に出た
水分を適切に奪ってやれば、このような生ものの乾燥を
早く進めることができる。乾燥を進めるに当たって、常
温でもかなりの水分が細胞膜を通して外部に出てくる。
従って、乾燥用の風(常温のもの)を表面に沿って通す
だけでも、水分を蒸発させ表面温度を下げ物体内外に温
度差を作れば、物体の乾燥は進むとともに、自然乾燥状
態より乾燥時間は短縮される。又、その程度の風が通っ
ていると何日乾燥しても食物特有の臭い以外、通常の台
所の悪臭はほとんど出てこない。さらに、この風の発生
において、乾燥対象物に対して吹き付けられる風より吸
引状態にある風の方が、水分の乾燥対象物の乾燥には、
その吸引効果とも相まって有効である。
【0006】請求項1に係わるなま物乾燥機は、乾燥対
象物移動経路に沿って常温吸引式乾燥部と熱風乾燥部と
が備えられる。そして、常温吸引式乾燥部においては、
常温状態にある環境雰囲気部位から吸引機構により環境
雰囲気が吸引され、この吸引状態にある雰囲気により、
乾燥対象物の乾燥が行われる。従って、この部位では、
乾燥対象物であるなま物の周部に吸引風が流れる。ここ
で、この吸引風は、ほぼ常温の状態にあり、結果的に、
乾燥対象物の内部と外部との間で、温度勾配が形成さ
れ、物体内の水分が表面側に出やすい状況が実現する。
従って、この状況においては、常温、多少の減圧状態に
ある対象物載置部位において、吸引風によるなま物の乾
燥が促進され、自然乾燥より乾燥速度は早くなる。結
果、加熱を伴うことなくほぼ常温の状態で乾燥をおこな
うことができるとともに、加熱による悪臭の発生を伴う
こともない。一方、熱風乾燥部においては、前記の常温
吸引式乾燥部で所定の状態まで乾燥されて、水分量が減
少した乾燥対象物を、熱風による加熱により乾燥する。
この場合は、なま物内に含水される水分量は比較的少な
くなっているため、熱風に保有する熱はなま物自体を加
熱するのに有効に働き、比較的少ない熱風量で、なま物
の腐敗を発生しない乾燥域(例えば水分率7%)前後ま
で乾燥するようにできる。
【0007】さらに、請求項2に係わるなま物乾燥機に
おいては、乾燥対象物に沿って流れる吸引風の流速が特
定の範囲に規定される。この範囲において、なま物の乾
燥は上記の説明のように、有効に行えるのであるが、常
温にあっては、気体の流速が0.5m/sより遅いと、
物体外表面の温度の低下が充分におこなわれないため、
水の内部からの浸透移動が促進されず、乾燥速度が遅く
なる。一方、1.6m/sより早い場合は、比較的早い
乾燥は行えるものの、流速の増加に従う乾燥時間の短縮
化には限界があり(乾燥時間は図3に実線で示すように
サチュレートする)、必要とされる仕事量(仕事量は図
3に破線で示すように、流速の増加に従って単調増加す
る)は急激に増加する。結果、この程度の風速が機器と
して効率良く且つ経済的に働くために好ましい。即ち、
浸透水の外部に出る量は常温ではほぼ一定で、乾燥に必
要な風速は、0.5〜1.6m/sあれば充分で、それ
以上の風速でも極端に乾燥時間を短縮する事はできず、
必要仕事量を増加させるだけである。流速を変更した場
合における、乾燥対象物の乾燥状況を図4に示した。風
速の上昇に伴う乾燥能力の向上には限界があることが判
る。図には、流速変化に伴う湿度(気流中に含まれる水
分量)の変化を示すとともに、仕事量に一対一に対応す
るファンに備えられるモータの周波数の変化状態が示さ
れている。
【0008】さらに、請求項3に係わるなま物乾燥機に
ついて以下に説明する。ほぼ常温の吸引風を乾燥対象物
に対して形成して、なま物の乾燥をおこなう乾燥方式に
おいては、乾燥時間を充分とった場合、なま物の水分率
を、10%程度まで低下できる。しかしながら、これ以
下まで、乾燥対象物を乾燥することは不可能である。従
って、請求項3に係わるなま物乾燥機においては、常温
吸引式乾燥部の経路長さを、この乾燥対象物において、
この程度の乾燥が行える経路長に設定する。この装置に
おいては、常温吸引式の乾燥により、乾燥をこの方式に
よる限界域まで進めることができ、次に、加熱乾燥をお
こなうこととなる。従って、加熱乾燥部に於ける乾燥を
最小限に抑えて、エネルギー消費を最小とするととも
に、臭気の発生を抑えながら、腐敗をおこし難い水分領
域まで、乾燥をおこなうことができる。
【0009】請求項4に係わるなま物乾燥機にあって
は、これまで説明してきた常温に於ける減圧条件下で、
乾燥を有効におこなう構成が採用されている。即ち、常
温状態にある環境雰囲気部位から吸引機構により環境雰
囲気が吸引され、この吸引状態にある雰囲気により、乾
燥対象物であるなま物の周部に吸引風が流れ、乾燥対象
物の乾燥が行われる。ここで、この吸引風は、ほぼ常温
の状態にあり、結果的に、乾燥対象物の内部と外部との
間で、温度勾配が形成され、物体内の水分が表面側に出
やすい状況が実現する。即ち、常温、多少の減圧状態に
ある対象物載置部位において、吸引風によるなま物の乾
燥が促進され、自然乾燥より乾燥速度は早くなる。そし
て、明らかなように、この状態においては、加熱を伴う
ことなくほぼ常温の状態で乾燥をおこなうため、加熱に
よる悪臭の発生を伴うこともない。さらに、乾燥対象物
に沿って流れる吸引風の流速が、吸引風流速設定機構に
より特定の範囲に規定される。この範囲の作用、効果に
ついては先に説明した通りである。
【0010】
【発明の効果】従って、請求項1に係わるなま物乾燥機
を得ることにより、常温吸引方式の乾燥と、加熱乾燥と
を組み合わせて、乾燥に要するエネルギーの低減と、発
生する臭気の低減を図りながら、乾燥を進めることがで
きるなま物乾燥機を得ることができた。さらに、請求項
2に係わるなま物乾燥機を得ることにより、乾燥速度の
点で早く、必要とされる動力の点で好ましいなま物乾燥
機を得ることができた。さらに、請求項3に係わるなま
物乾燥機を得ることにより、常温吸引方式の乾燥を可能
な限り進めて、エネルギー消費を低減しながら、腐敗等
に発生し難い乾燥をおこなうことができるなま物乾燥機
を得ることができた。さらに、請求項4に係わるなま物
乾燥機を得ることにより、常温吸引方式の乾燥をおこな
いながら、乾燥速度の点で早く、必要とされる動力の点
で好ましいなま物乾燥機を得ることができた。
【0011】
【実施例】本願の実施例を以下、図面に基づいて説明す
る。図1に、本願のなま物乾燥機1の側面図を示した。
このなま物乾燥機1は、具体的には、コーヒー粕を、そ
の腐敗し難い水分率である7%程度にまで乾燥させるも
のであり、投入されるコーヒー粕の水分は、70%程度
である。
【0012】図1に示すように、なま物乾燥機1は、乾
燥対象物4であるコーヒー粕が移動する乾燥対象物移動
経路2を備えて構成されており、角柱ロート型投入部と
して構成される乾燥対象物投入口3から投入された乾燥
対象物4は、経路2を経ながら乾燥され、シュート取り
出し部として構成される乾燥物取り出し口5から取り出
される。この乾燥対象物移動経路2の上手側部位には、
常温の環境雰囲気部位6から環境雰囲気を吸引する吸引
機構7を備え、環境雰囲気部位6と吸引機構7との間
に、乾燥対象物移動経路2の一部部位を配設して、吸引
機構7によって発生する乾燥用吸引風で乾燥対象物4を
乾燥させる常温吸引式乾燥部2aが備えられている。さ
らに、乾燥対象物移動経路2に於ける常温吸引式乾燥部
2aの下手側部位に、加熱用熱風を乾燥対象物4に当て
て、加熱用熱風により乾燥対象物を乾燥する熱風乾燥部
2bが設けられている。
【0013】前記常温吸引式乾燥部2aは、4個のベル
ト式コンベア9と、このコンベア9上を移動する前記コ
ーヒー粕に、乾燥用吸引風を流す吸引機構7を備えて構
成されている。図2に示すように、上記の吸引機構7
は、常温の環境雰囲気部位6から環境雰囲気を吸引する
ための、機器本体側部8に設けられる吸引口10と、こ
の吸引口10の下手側で、この吸引口10の反対側の機
器本体側部8に設けられる2個の吸引ファン11によっ
て構成されている。この吸引ファン11の吹き出しは、
機器本体に沿ったものとなっている。ここで、前述のコ
ンベア9は、夫々、一対が個々の吸引ファン11に対応
付けられており、このファン11によって、コンベア上
を移動するコーヒー粕の回りを乾燥用吸引風が吹き抜
け、この乾燥用吸引風で乾燥対象物4が乾燥される。図
2に、吸引ファン11による乾燥用吸引風の形成状態を
断面図で示した。図1に、コーヒー粕の搬送経路を矢印
Aで示すとともに、図2に、乾燥用吸引風の経路を矢印
Bで示した。さらに、この乾燥用吸引風の風速は、流路
の構成及びファン11の設定により、0.5〜1.6m
/sに設定されている。このように、乾燥用吸引風の流
速を決定する機構を吸引風流速設定機構と称する。さら
に、この常温吸引式乾燥部2aの経路長さ(乾燥対象物
投入口3から最終段コンベアの搬出部位30までの長
さ)は、70%程度の水分を含んだコーヒー粕を、9〜
11%程度まで乾燥できる6m程度に設定されている。
【0014】次に、熱風乾燥部2bについて説明する。
この部位2bは、上記の常温吸引式乾燥部2aで9〜1
1%程度まで乾燥されたコーヒー粕を、加熱用熱風によ
り、腐敗をお越し難い水分率である7%程度にまで乾燥
する部位である。この熱風乾燥部2bも基本的には、上
述の常温吸引式乾燥部2aと同様な構成が採用されてい
るが、上記の構成において、常温の環境雰囲気部位6に
対応する部位に、加熱用熱風の発生を目的とするバーナ
12を備えて構成されている。即ち、コーヒー粕の搬送
経路を構成する最後段の一対のコンベア9が割当られて
おり、このコンベア9に対して、このコンベア9を介す
る加熱用熱風の流路の上流側にバーナ12を備えて、加
熱用熱風が、乾燥対象物4に当たるように、構成されて
いる。そして、乾燥を終えた乾燥対象物4は、乾燥物取
り出し口5から、自然落下状態で取り出される。この部
位に対応する吸引機構を番号70で示した。
【0015】以上が、本願のなま物乾燥機1の構成であ
るが、このなま物乾燥機1を使用した使用例について以
下に説明する。上記の装置を使用して、コーヒー粕(水
分64%のもの)の乾燥を試みた、乾燥時に於ける室温
は16℃、湿度33%であった。常温吸引式乾燥部2a
に於ける乾燥用吸引風を0.5〜1.6m/sに設定し
たところ、搬送経路中で、水分率10%程度までの乾燥
を行え、さらに、熱風乾燥部2bで、水分7%まで落と
すことができた。
【0016】以上に説明した例は、コーヒー粕を7%前
後まで乾燥させることを目的としているが、これを10
%程度まで乾燥する場合にあっても、例えば、廃棄物の
減量化、その水分率の低下の用を果たすことはできる。
そして、この工程を経て、得られた乾燥物をそのまま廃
棄したり、短時間で加熱乾燥して、臭いの発生を防止し
ながら乾燥を完了するのが好ましい。この目的から、前
述の常温吸引式乾燥部2aの機能を分離したなま物乾燥
機50の構造を、図5、図6に基づいて以下に示す。図
5は平面図であり、図6は正面図である。このなま物乾
燥機50においては、乾燥対象物回りを流れる常温の乾
燥用吸引風の流速は、0.5〜1.6m/sに設定され
ている。この例のなま物乾燥機50は、図5に示すよう
に、一対のメッシュ51間に乾燥対象物4を挟持する乾
燥物挟持板52を一対備えるとともに、この一対の乾燥
挟持板52をV字型に配設して、対象物載置部を構成し
てある。そして、このV字型に配設した一対の乾燥挟持
板52のV字開側の下流側部位に吸引機構としてのシロ
ッコファン53を備えて構成されている。一対の乾燥物
挟持板52とシロッコファン53の吸引口54間は、ダ
クト55で閉に形成されている。そして、このシロッコ
ファン53の動作速度を制御する制御機構56におい
て、前記乾燥用吸引風の風速を0.5〜1.6m/sに
設定される。即ち、この制御機構が吸引風流速設定機構
としての役割を果たす。装置の作動について説明する
と、シロッコファン53による吸引操作により、ダクト
55に対して反対側となる乾燥物挟持板52の外部(環
境雰囲気部位6)から、常温の環境雰囲気が吸引され、
乾燥対象物4間を介して、シロッコファン53に乾燥用
吸引風が流れる。この場合、乾燥用吸引風の風速を、吸
引風流速設定機構により所定域に設定することで、使用
すべき仕事量が少ない状態で、所定の乾燥を迅速におこ
なうことができる。室温16℃、湿度33%の環境雰囲
気において、水分率64%、1kgのコーヒー粕を1.
5時間後に水分率10%、400gまで減量することが
できた。
【0017】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願のなま物乾燥機の正面方向の断面構造を示
す説明図
【図2】本願のなま物乾燥機の側面方向の断面構造を示
す説明図
【図3】流速と乾燥時間及び必要とされる動力の関係を
示す説明図
【図4】流速と乾燥時間及び必要とされる動力の関係を
示す説明図
【図5】本願のなま物乾燥機の別実施例の平面図
【図6】本願のなま物乾燥機の別実施例の正面図
【符号の説明】
2 乾燥対象物移動経路 2a 常温吸引式乾燥部 2b 熱風乾燥部 4 乾燥対象物 6 環境雰囲気部位 11 吸引機構 53 吸引機構 56 吸引風流速設定機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥対象物(4)が移動する乾燥対象物
    移動経路(2)を備えるとともに、加熱用熱風により前
    記乾燥対象物(4)を乾燥する熱風乾燥機構を備えたな
    ま物乾燥機であって、 常温の環境雰囲気部位(6)から環境雰囲気を吸引する
    吸引機構(11)を備え、前記環境雰囲気部位(6)と
    前記吸引機構(11)との間に、前記乾燥対象物移動経
    路(2)の一部部位を配設して、前記吸引機構(11)
    によって誘起される乾燥用吸引風で前記乾燥対象物
    (4)を乾燥させる常温吸引式乾燥部(2a)を設け、 前記乾燥対象物移動経路(2)に於ける前記常温吸引式
    乾燥部(2a)の下手側部位に、前記加熱用熱風を前記
    乾燥対象物に当てて、前記加熱用熱風により前記乾燥対
    象物を乾燥する熱風乾燥部(2b)を設けたなま物乾燥
    機。
  2. 【請求項2】 前記常温吸引式乾燥部(2a)に於ける
    前記乾燥用吸引風の流速を、0.5〜1.6m/sに設
    定する吸引風流速設定機構を設けた請求項1記載のなま
    物乾燥機。
  3. 【請求項3】 前記常温、0.5〜1.6m/sの乾燥
    用吸引風による常温吸引式乾燥により、前記乾燥対象物
    の水分率が10%程度になる経路長に、前記常温吸引式
    乾燥部(2a)として構成される前記乾燥対象物移動経
    路(2)の一部部位の経路長が設定されている請求項2
    記載のなま物乾燥機。
  4. 【請求項4】 常温の環境雰囲気部位(6)から環境雰
    囲気を吸引する吸引機構(53)を備え、前記環境雰囲
    気部位(6)と前記吸引機構(53)との間に、乾燥対
    象物(4)を配設する対象物載置部を設けるとともに、
    前記吸引機構(53)により発生される乾燥用吸引風の
    前記対象物載置部での流速を、0.5〜1.6m/sに
    設定する吸引風流速設定機構(56)を設けたなま物乾
    燥機。
JP6042595A 1995-03-20 1995-03-20 なま物乾燥機 Pending JPH08261650A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104566431A (zh) * 2014-12-16 2015-04-29 华北电力大学 一种原煤低温干燥与输煤一体化设备
WO2017197599A1 (zh) * 2016-05-18 2017-11-23 深圳市惠利亚科技有限公司 烘烤部传送机构
KR20180106466A (ko) * 2017-03-20 2018-10-01 주식회사 더블유아이 열풍 건조 장치
CN109506448A (zh) * 2018-11-19 2019-03-22 长春工业大学 粮食干燥系统
CN116473253A (zh) * 2023-04-27 2023-07-25 名沙食品(江苏)有限公司 一种果蔬干制备用干燥机械

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