JPH08261690A - 物質及び/又は熱交換塔用の液体分配器 - Google Patents
物質及び/又は熱交換塔用の液体分配器Info
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- JPH08261690A JPH08261690A JP6722094A JP6722094A JPH08261690A JP H08261690 A JPH08261690 A JP H08261690A JP 6722094 A JP6722094 A JP 6722094A JP 6722094 A JP6722094 A JP 6722094A JP H08261690 A JPH08261690 A JP H08261690A
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Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トラフ型の液体分配器において、均一かつ効
率的な液の分配を達成する。 【構成】 本発明に係る液体分配器は、物質及び/又は
熱交換塔の塔内に当該塔の横断面に沿って配置された上
部を開口したトラフを介して当該塔の横断面部分全体に
亙って被処理液体を分配供給する液体分配器であって、
前記トラフの側壁の上端部において少なくとも一つのノ
ッチが形成されているかあるいは前記トラフの側壁の上
部において少なくとも一つの孔が形成されており、該ト
ラフの側壁の少なくとも一部が外側に向かって傾斜して
いることを特徴とするものである。
率的な液の分配を達成する。 【構成】 本発明に係る液体分配器は、物質及び/又は
熱交換塔の塔内に当該塔の横断面に沿って配置された上
部を開口したトラフを介して当該塔の横断面部分全体に
亙って被処理液体を分配供給する液体分配器であって、
前記トラフの側壁の上端部において少なくとも一つのノ
ッチが形成されているかあるいは前記トラフの側壁の上
部において少なくとも一つの孔が形成されており、該ト
ラフの側壁の少なくとも一部が外側に向かって傾斜して
いることを特徴とするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物質及び/又は熱交換
塔用の液体分配器に関する。液体分配器は、液体とガス
とを互いに向流させて接触させる塔において、塔の内部
に充填する構造物、所謂充填材の上に均一に液を分配さ
せるためのものである。
塔用の液体分配器に関する。液体分配器は、液体とガス
とを互いに向流させて接触させる塔において、塔の内部
に充填する構造物、所謂充填材の上に均一に液を分配さ
せるためのものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
物質及び/又は熱交換塔で使用される液体分配器には多
くの種類があり、その分配方法も多様である。一つの分
配方法として、塔断面に平行に複数の液分配管を配置
し、分配管の下部に間隔をおいてノズル孔を設けたもの
がある。この種の分配器は、ノズル孔より液体を充填材
の上に落とす方法のため、充填材へはノズル孔の配置さ
れた間隔を隔てて液体の分配がなされることなる。分配
管は、塔断面に平行に配置された1本の主管で連結さ
れ、主管は塔軸に平行に配置された縦管に接続される。
分配される液体は、縦管から主管へと流れ、次に各分配
管に分岐されて各分配管に形成されているノズル孔から
流出する。ノズル孔より流出する液量は、縦管又は主管
の中に貯まる液体の水頭とノズル径及びノズル数により
決定される。この中で、使用する際に変数として扱われ
るのが水頭である。水頭の変動によって液体の流れが変
動する。水頭が高い場合には流量が増加し、一方水頭が
低い場合には流量が減じられる。ここで、流量が多い場
合を想定してノズル径及びノズル数を決定すると、流量
が少なくなった場合には液体は縦管に近いノズル孔から
流出しやすくなり、このため、液体を充填材全体に均一
に分配することが困難になる。逆に流量が少ない場合を
想定してノズル径とノズル数を決定すると、自ずからノ
ズル径が小さくなり、またノズル数が少なくなるために
充填材上への液の分配が位置的に減少し、分配効果が低
減する。
物質及び/又は熱交換塔で使用される液体分配器には多
くの種類があり、その分配方法も多様である。一つの分
配方法として、塔断面に平行に複数の液分配管を配置
し、分配管の下部に間隔をおいてノズル孔を設けたもの
がある。この種の分配器は、ノズル孔より液体を充填材
の上に落とす方法のため、充填材へはノズル孔の配置さ
れた間隔を隔てて液体の分配がなされることなる。分配
管は、塔断面に平行に配置された1本の主管で連結さ
れ、主管は塔軸に平行に配置された縦管に接続される。
分配される液体は、縦管から主管へと流れ、次に各分配
管に分岐されて各分配管に形成されているノズル孔から
流出する。ノズル孔より流出する液量は、縦管又は主管
の中に貯まる液体の水頭とノズル径及びノズル数により
決定される。この中で、使用する際に変数として扱われ
るのが水頭である。水頭の変動によって液体の流れが変
動する。水頭が高い場合には流量が増加し、一方水頭が
低い場合には流量が減じられる。ここで、流量が多い場
合を想定してノズル径及びノズル数を決定すると、流量
が少なくなった場合には液体は縦管に近いノズル孔から
流出しやすくなり、このため、液体を充填材全体に均一
に分配することが困難になる。逆に流量が少ない場合を
想定してノズル径とノズル数を決定すると、自ずからノ
ズル径が小さくなり、またノズル数が少なくなるために
充填材上への液の分配が位置的に減少し、分配効果が低
減する。
【0003】物質及び/又は熱交換塔で分配される液量
は、運転条件によって異なっており、液量が運転時に大
きく増減する場合には、上記のような分配管の下部に間
隔をおいてノズル孔を設けた分配器はあまり効果的では
ない。
は、運転条件によって異なっており、液量が運転時に大
きく増減する場合には、上記のような分配管の下部に間
隔をおいてノズル孔を設けた分配器はあまり効果的では
ない。
【0004】他の分配方法として、分配管に代えてU字
型のトラフを配置し、トラフの上端部にノッチを形成す
ることによって、U字型トラフのノッチから液体を溢流
させる、所謂オーバーフロー式なるものがある。しかし
ながら、従来のオーバーフロー式の分配器は、概してト
ラフの側壁が垂直に形成されているので、液体がノッチ
から外側に向かって空中に弧を描くように流れ出るタイ
プのものであり(図3−a参照)、したがって液量の増
減によって液の落下位置が変化し、充填材上への均一な
分配が阻害されていた。この問題を解決するために、ノ
ッチに案内ピンを取り付けて、毛細管力によって液体を
下方に案内し、落下させるものが考えられているが、コ
スト的に非常に高価なものになっている。
型のトラフを配置し、トラフの上端部にノッチを形成す
ることによって、U字型トラフのノッチから液体を溢流
させる、所謂オーバーフロー式なるものがある。しかし
ながら、従来のオーバーフロー式の分配器は、概してト
ラフの側壁が垂直に形成されているので、液体がノッチ
から外側に向かって空中に弧を描くように流れ出るタイ
プのものであり(図3−a参照)、したがって液量の増
減によって液の落下位置が変化し、充填材上への均一な
分配が阻害されていた。この問題を解決するために、ノ
ッチに案内ピンを取り付けて、毛細管力によって液体を
下方に案内し、落下させるものが考えられているが、コ
スト的に非常に高価なものになっている。
【0005】また、このような液体分配器においては、
液体を落とすポイント、所謂ドリップポイントが多けれ
ば多いほど液の分配効果が高まるのであるが、このオー
バーフロー式の従来の分配器では、ノッチの数を増やす
ことによってドリップポイントを増やすものであるため
に、多くのドリップポイントを設けようとするとノッチ
を数多く加工しなければならず、製造コストの上昇原因
となっていた。
液体を落とすポイント、所謂ドリップポイントが多けれ
ば多いほど液の分配効果が高まるのであるが、このオー
バーフロー式の従来の分配器では、ノッチの数を増やす
ことによってドリップポイントを増やすものであるため
に、多くのドリップポイントを設けようとするとノッチ
を数多く加工しなければならず、製造コストの上昇原因
となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、従来技術の
欠点を克服するために幅広い研究を行った。その結果、
側壁の上端部分にノッチを設けるか又は上部に孔を設け
たトラフを分配管として用いる所謂オーバーフロー式の
分配器において、トラフの側壁の少なくとも上部を外側
に向かって傾斜させることによって、液体の分配効果が
著しく向上することを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
欠点を克服するために幅広い研究を行った。その結果、
側壁の上端部分にノッチを設けるか又は上部に孔を設け
たトラフを分配管として用いる所謂オーバーフロー式の
分配器において、トラフの側壁の少なくとも上部を外側
に向かって傾斜させることによって、液体の分配効果が
著しく向上することを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0007】即ち、本発明の第1の態様は、物質及び/
又は熱交換塔の塔内に当該塔の横断面に沿って配置され
た上部を開口したトラフを介して当該塔の横断面部分全
体に亙って被処理液体を分配供給する液体分配器であっ
て、前記トラフの側壁の上端部において少なくとも一つ
のノッチが形成されているかあるいは前記トラフの側壁
の上部において少なくとも一つの孔が形成されており、
該トラフの側壁の少なくとも一部が外側に向かって傾斜
していることを特徴とする液体分配器に関する。
又は熱交換塔の塔内に当該塔の横断面に沿って配置され
た上部を開口したトラフを介して当該塔の横断面部分全
体に亙って被処理液体を分配供給する液体分配器であっ
て、前記トラフの側壁の上端部において少なくとも一つ
のノッチが形成されているかあるいは前記トラフの側壁
の上部において少なくとも一つの孔が形成されており、
該トラフの側壁の少なくとも一部が外側に向かって傾斜
していることを特徴とする液体分配器に関する。
【0008】以下、本発明に係る液体分配器を、図面を
参照しながら説明する。図1に本発明の一態様に係る液
体分配器の斜視図を示す。本発明にかかる液体分配器
は、塔軸線に平行に配置される縦管1、塔の横断面に平
行に配置される主トラフ2、及び主トラフから分岐され
ている複数の分配トラフ3から構成されており、分配ト
ラフの側壁の上端部に少なくとも一つのノッチ4が設け
られているか(図1−a)、又は分配トラフの上部にお
いて少なくとも一つの孔10が設けられている(図1−
b)。分配トラフの側壁の一部は、外側に向かって傾斜
するように形成されている。図1に示す態様において
は、分配トラフの上部が外側に向かって傾斜するように
形成されている。
参照しながら説明する。図1に本発明の一態様に係る液
体分配器の斜視図を示す。本発明にかかる液体分配器
は、塔軸線に平行に配置される縦管1、塔の横断面に平
行に配置される主トラフ2、及び主トラフから分岐され
ている複数の分配トラフ3から構成されており、分配ト
ラフの側壁の上端部に少なくとも一つのノッチ4が設け
られているか(図1−a)、又は分配トラフの上部にお
いて少なくとも一つの孔10が設けられている(図1−
b)。分配トラフの側壁の一部は、外側に向かって傾斜
するように形成されている。図1に示す態様において
は、分配トラフの上部が外側に向かって傾斜するように
形成されている。
【0009】液の流れについて説明すると、液体は、縦
管1から主トラフ2へと流れ、各分配トラフ3に分岐さ
れる。分岐された液体は、各分配トラフ3のノッチ4又
は孔10から溢流して、外部に流下する。ここで、従来
の所謂オーバーフロー型の液体分配器のトラフにおいて
は、ノッチが付けられたトラフの側壁は概して垂直に形
成されていたため、ノッチより流下する液体は、トラフ
の壁面に沿って流れ落ちるよりは、ノッチから空中に弧
を描くように流下していた(図3−a)。したがって、
液量が多い場合には液が分配トラフから離れて流下し、
一方液量が少ない場合には分配トラフの近隣に流下する
ことになり、液量の増減によって液の落下位置が異なる
ために充填材全体への均一な液の分配が阻害されるとい
う欠点があった。また、液量が極めて少なくて、液が空
中に弧を描くように流出することなくトラフの壁面に沿
って流下する場合でも、壁面が概して垂直であるため、
液はノッチから真っすぐに下方に流れ、トラフの壁面に
おいて横方向に拡がることはなかった。これに対して本
発明に係る液体分配器においては、トラフの側壁の、少
なくとも一部が外側に向かって傾斜しているため、ノッ
チ又は孔より溢流した液はトラフの側壁の傾斜面に沿っ
て流下する(図3−b)。このため、液はトラフの側壁
の傾斜面上で横方向に拡散しながら流下することにな
る。これは、液体を垂直に立てた板の上方より流すと液
体は真下に直線状に流れるのに対して、液体を傾斜した
板の上方より流すと横方向に拡がりながら流下し、この
拡散する傾向は傾斜が水平に近づくほど大きくなること
と同様である。これによって、ノッチの一点から流出し
た液体がトラフの側壁上で横方向に拡がった後にトラフ
の底部から充填材上に落下することとなるので、ノッチ
1個あたりより大きな液体の分配を行うことができ、ノ
ッチ数を増加させることなく液分配効率を高めることが
できる。また、ノッチから流出した液が空中に弧を描く
ように充填材上に直接流下することがなく、トラフの壁
面に沿って流れた後にトラフの底部から落下するため、
液体の落下位置を一定にすることができ、液量の増減に
よる均一分配の阻害という問題が回避される。
管1から主トラフ2へと流れ、各分配トラフ3に分岐さ
れる。分岐された液体は、各分配トラフ3のノッチ4又
は孔10から溢流して、外部に流下する。ここで、従来
の所謂オーバーフロー型の液体分配器のトラフにおいて
は、ノッチが付けられたトラフの側壁は概して垂直に形
成されていたため、ノッチより流下する液体は、トラフ
の壁面に沿って流れ落ちるよりは、ノッチから空中に弧
を描くように流下していた(図3−a)。したがって、
液量が多い場合には液が分配トラフから離れて流下し、
一方液量が少ない場合には分配トラフの近隣に流下する
ことになり、液量の増減によって液の落下位置が異なる
ために充填材全体への均一な液の分配が阻害されるとい
う欠点があった。また、液量が極めて少なくて、液が空
中に弧を描くように流出することなくトラフの壁面に沿
って流下する場合でも、壁面が概して垂直であるため、
液はノッチから真っすぐに下方に流れ、トラフの壁面に
おいて横方向に拡がることはなかった。これに対して本
発明に係る液体分配器においては、トラフの側壁の、少
なくとも一部が外側に向かって傾斜しているため、ノッ
チ又は孔より溢流した液はトラフの側壁の傾斜面に沿っ
て流下する(図3−b)。このため、液はトラフの側壁
の傾斜面上で横方向に拡散しながら流下することにな
る。これは、液体を垂直に立てた板の上方より流すと液
体は真下に直線状に流れるのに対して、液体を傾斜した
板の上方より流すと横方向に拡がりながら流下し、この
拡散する傾向は傾斜が水平に近づくほど大きくなること
と同様である。これによって、ノッチの一点から流出し
た液体がトラフの側壁上で横方向に拡がった後にトラフ
の底部から充填材上に落下することとなるので、ノッチ
1個あたりより大きな液体の分配を行うことができ、ノ
ッチ数を増加させることなく液分配効率を高めることが
できる。また、ノッチから流出した液が空中に弧を描く
ように充填材上に直接流下することがなく、トラフの壁
面に沿って流れた後にトラフの底部から落下するため、
液体の落下位置を一定にすることができ、液量の増減に
よる均一分配の阻害という問題が回避される。
【0010】なお、本発明に係る液体分配器において、
「トラフ側壁の少なくとも一部が外側に向かって傾斜し
ている」とは、「トラフ側壁が少なくとも部分的に外側
に向かって傾斜していれば足る」、という意味であり、
例えば、図2−aに示すような、トラフ側壁の上部のみ
が外側に向かって傾斜し、下部は垂直な壁を構成する態
様、図2−bに示すような、トラフの側壁全体が外側に
向かって傾斜している態様、図2−cに示すような、ト
ラフ側壁の上部が外側に向かって傾斜し、トラフの下部
はU字型を形成している態様などが、本発明の実施態様
に含まれる。また、図1及び図2に示されているよう
に、トラフ側壁は、その上部(ノッチ又は孔が形成され
ている部分を含めた部分)が外側に向かって傾斜してい
ることが望ましい。これは、ノッチ又は孔が形成されて
いる部分自体が傾斜面を構成していると、ノッチ又は孔
から流出した液体が直ちにトラフ壁面に沿って流れるよ
うになるからである。
「トラフ側壁の少なくとも一部が外側に向かって傾斜し
ている」とは、「トラフ側壁が少なくとも部分的に外側
に向かって傾斜していれば足る」、という意味であり、
例えば、図2−aに示すような、トラフ側壁の上部のみ
が外側に向かって傾斜し、下部は垂直な壁を構成する態
様、図2−bに示すような、トラフの側壁全体が外側に
向かって傾斜している態様、図2−cに示すような、ト
ラフ側壁の上部が外側に向かって傾斜し、トラフの下部
はU字型を形成している態様などが、本発明の実施態様
に含まれる。また、図1及び図2に示されているよう
に、トラフ側壁は、その上部(ノッチ又は孔が形成され
ている部分を含めた部分)が外側に向かって傾斜してい
ることが望ましい。これは、ノッチ又は孔が形成されて
いる部分自体が傾斜面を構成していると、ノッチ又は孔
から流出した液体が直ちにトラフ壁面に沿って流れるよ
うになるからである。
【0011】しかしながら、例えばトラフ壁面のノッチ
又は孔が形成されている部分は垂直面をなし、その下方
の部分の側壁が傾斜面を構成するような形態であって
も、本発明の効果を奏することができることは当業者に
は明らかであり、かかる形態も本発明の一態様に含まれ
る。但し、かかる態様においては、トラフ側壁は、ノッ
チ又は孔の近傍部分、具体的にはノッチ又は孔の最下端
部から少なくともノッチ又は孔の長さとほぼ同等の距離
の範囲内に傾斜面を有していなければならない。かかる
態様においてトラフ側壁の傾斜面が、ノッチ又は孔と離
れた位置、例えばトラフ側壁の下部のみに存在する場合
には、ノッチ又は孔から流出した液がトラフ壁面の傾斜
部にあたることなく下方の充填材上に落下するようにな
ってしまうからである。
又は孔が形成されている部分は垂直面をなし、その下方
の部分の側壁が傾斜面を構成するような形態であって
も、本発明の効果を奏することができることは当業者に
は明らかであり、かかる形態も本発明の一態様に含まれ
る。但し、かかる態様においては、トラフ側壁は、ノッ
チ又は孔の近傍部分、具体的にはノッチ又は孔の最下端
部から少なくともノッチ又は孔の長さとほぼ同等の距離
の範囲内に傾斜面を有していなければならない。かかる
態様においてトラフ側壁の傾斜面が、ノッチ又は孔と離
れた位置、例えばトラフ側壁の下部のみに存在する場合
には、ノッチ又は孔から流出した液がトラフ壁面の傾斜
部にあたることなく下方の充填材上に落下するようにな
ってしまうからである。
【0012】なお、トラフ側壁の傾斜面の傾斜角度は、
垂直に近くなるほどトラフ側壁の傾斜面における液の拡
散が少なくなり、水平に近くなるほど液の拡散は大きく
なるが、液の分配速度が遅くなる。したがって、実用上
は、液の分配量、分配速度等を考慮して、垂直〜水平の
間で選択される。但し、ノッチが形成されている部分に
ついては、傾斜角度が水平に近くなると液量の変化によ
ってノッチ以外の部分からの液の溢流が多くなり、液分
配の制御が困難になるため、この角度は実施上45°程
度であることが好ましい。
垂直に近くなるほどトラフ側壁の傾斜面における液の拡
散が少なくなり、水平に近くなるほど液の拡散は大きく
なるが、液の分配速度が遅くなる。したがって、実用上
は、液の分配量、分配速度等を考慮して、垂直〜水平の
間で選択される。但し、ノッチが形成されている部分に
ついては、傾斜角度が水平に近くなると液量の変化によ
ってノッチ以外の部分からの液の溢流が多くなり、液分
配の制御が困難になるため、この角度は実施上45°程
度であることが好ましい。
【0013】また、トラフの側壁上部のノッチが形成さ
れている部分に対応する幅のみが外側に向かって傾斜し
ている形態であっても、該傾斜面において液の拡散が起
こるため、本発明の効果が得られ、かかる形態も本発明
の一態様に含まれる。更には、トラフの側壁のノッチの
下半分に対応する幅のみが外側に向かって傾斜している
形態であっても、同様に本発明の効果が得られ、かかる
形態も本発明の一態様に含まれる。即ち、トラフ側壁に
形成する傾斜面は、かかる傾斜面によってノッチ又は孔
から流出する液体が横方向に拡散することができるよう
な形態であれば、トラフ側壁の任意の部分に形成してよ
く、いずれも本発明の一態様に含まれるものである。し
かしながら、上記に説明したように、トラフ側壁のノッ
チ又は孔が形成されている部分を含めたトラフの上部に
おいて傾斜面が形成されている場合が、最も大きな効果
が得られる。
れている部分に対応する幅のみが外側に向かって傾斜し
ている形態であっても、該傾斜面において液の拡散が起
こるため、本発明の効果が得られ、かかる形態も本発明
の一態様に含まれる。更には、トラフの側壁のノッチの
下半分に対応する幅のみが外側に向かって傾斜している
形態であっても、同様に本発明の効果が得られ、かかる
形態も本発明の一態様に含まれる。即ち、トラフ側壁に
形成する傾斜面は、かかる傾斜面によってノッチ又は孔
から流出する液体が横方向に拡散することができるよう
な形態であれば、トラフ側壁の任意の部分に形成してよ
く、いずれも本発明の一態様に含まれるものである。し
かしながら、上記に説明したように、トラフ側壁のノッ
チ又は孔が形成されている部分を含めたトラフの上部に
おいて傾斜面が形成されている場合が、最も大きな効果
が得られる。
【0014】トラフの側壁の上端部にノッチを設ける場
合には、ノッチの形状は、三角形、四角形、五角形等、
任意であるが、図1−aに示す逆三角形のように、下方
部が閉じた形状のものが好ましい。また、トラフの側壁
の上部に孔を設ける場合の孔の形状に関しても、上記と
同様のことがいえる。なお、ノッチ又は孔の大きさは任
意である。
合には、ノッチの形状は、三角形、四角形、五角形等、
任意であるが、図1−aに示す逆三角形のように、下方
部が閉じた形状のものが好ましい。また、トラフの側壁
の上部に孔を設ける場合の孔の形状に関しても、上記と
同様のことがいえる。なお、ノッチ又は孔の大きさは任
意である。
【0015】場合によっては、トラフ側壁の傾斜部にお
いてトラフの伸長する方向に沿って溝を形成してもよい
(図4)。このような溝を形成すると、ノッチから溢流
した液の流れが、かかる溝によって更に横方向に拡げら
れるようになり、トラフ側壁面での液の拡散がより促進
される。
いてトラフの伸長する方向に沿って溝を形成してもよい
(図4)。このような溝を形成すると、ノッチから溢流
した液の流れが、かかる溝によって更に横方向に拡げら
れるようになり、トラフ側壁面での液の拡散がより促進
される。
【0016】また、本発明に係る液体分配器の他の態様
として、図5に示すように、下端部において液体分岐板
7が設けられているシート状基材8を、トラフの壁部の
ノッチ又は孔の下方部に取り付けてもよい。シート状基
材の下端部に設けられる液体分岐板7は、シート状基材
の伸長する方向軸9を挟んで、1枚づつ又は数枚づつ反
対方向に開いて形成されている。このようにすると、シ
ート状基材を用いない場合にはトラフの底部、又は、シ
ート状基材を用いているがシート状基材の下端部に液体
分岐板を設けていない場合にはシート状基材の下端部か
ら液が落下する際に、液量が多い場合には液膜が形成さ
れるか又は液膜の収縮が起こって、液の分散効率が低下
するという不具合が生じるが、液体分岐板を下端部に設
けたシート状基材をトラフ壁面に取り付けることによっ
て、液がトラフ壁面からシート状基材の表面上を流れて
シート状基材の下端部から落下する際に、液体の膜が液
体分岐板によって左右に分岐されて分散力が向上するの
である。なお、シート状基材を取り付ける箇所は、トラ
フの側壁面のノッチ又は孔の下方の部分であればどの部
分でもよく、トラフ側壁の傾斜部分に取り付けても垂直
部分に取り付けてもよい。
として、図5に示すように、下端部において液体分岐板
7が設けられているシート状基材8を、トラフの壁部の
ノッチ又は孔の下方部に取り付けてもよい。シート状基
材の下端部に設けられる液体分岐板7は、シート状基材
の伸長する方向軸9を挟んで、1枚づつ又は数枚づつ反
対方向に開いて形成されている。このようにすると、シ
ート状基材を用いない場合にはトラフの底部、又は、シ
ート状基材を用いているがシート状基材の下端部に液体
分岐板を設けていない場合にはシート状基材の下端部か
ら液が落下する際に、液量が多い場合には液膜が形成さ
れるか又は液膜の収縮が起こって、液の分散効率が低下
するという不具合が生じるが、液体分岐板を下端部に設
けたシート状基材をトラフ壁面に取り付けることによっ
て、液がトラフ壁面からシート状基材の表面上を流れて
シート状基材の下端部から落下する際に、液体の膜が液
体分岐板によって左右に分岐されて分散力が向上するの
である。なお、シート状基材を取り付ける箇所は、トラ
フの側壁面のノッチ又は孔の下方の部分であればどの部
分でもよく、トラフ側壁の傾斜部分に取り付けても垂直
部分に取り付けてもよい。
【0017】この場合、隣接する液体分岐板は、開いて
いない状態で相互に適度な間隔を有していることが好ま
しい。あまり近接していると、分岐板を開いた状態にし
てもその間に液膜を形成し易くなり、液体の分配上好ま
しくない。
いない状態で相互に適度な間隔を有していることが好ま
しい。あまり近接していると、分岐板を開いた状態にし
てもその間に液膜を形成し易くなり、液体の分配上好ま
しくない。
【0018】また、液体分岐板の先端を細くしてもよ
い。このようにすると液量の少ない場合でも液体を連続
して落下させることができる。
い。このようにすると液量の少ない場合でも液体を連続
して落下させることができる。
【0019】ここで、液体分岐板を交互に反対方向に開
くことについて説明すると、液量が多くなるほど分岐板
を開く角度を大きくすることが望ましい。開きの角度が
小さいと液膜が形成され易くなるからである。実施上、
この角度は60〜120°程度である。
くことについて説明すると、液量が多くなるほど分岐板
を開く角度を大きくすることが望ましい。開きの角度が
小さいと液膜が形成され易くなるからである。実施上、
この角度は60〜120°程度である。
【0020】また、液体分岐板は、1枚づつを交互に開
いてもよいし、複数枚づつを交互に開いてもよい。液体
分岐板の先端は丸くても尖っていてもよい。更には、開
いた液体分岐板を、下方に向けて湾曲させてもよいし、
又は屈曲させてもよい。更に、液体分岐板の表面上に液
体案内溝を形成してもよい。また、液体分岐板には任意
の大きさの孔を開けてもよいし、あるいは液体分岐板を
網状基材で構成してもよい。更には、液体分岐板を棒状
基材又は針状基材で構成してもよい。
いてもよいし、複数枚づつを交互に開いてもよい。液体
分岐板の先端は丸くても尖っていてもよい。更には、開
いた液体分岐板を、下方に向けて湾曲させてもよいし、
又は屈曲させてもよい。更に、液体分岐板の表面上に液
体案内溝を形成してもよい。また、液体分岐板には任意
の大きさの孔を開けてもよいし、あるいは液体分岐板を
網状基材で構成してもよい。更には、液体分岐板を棒状
基材又は針状基材で構成してもよい。
【0021】かかるシート状基材は、トラフの側壁面
に、外側に向かって傾斜するように取り付けることが好
ましく(図5−b参照)、このようにするとシート状基
材の表面上において液の更なる拡散を行うことができる
ので、液の分配上有利である。しかしながら、シート状
基材をトラフの側壁部から垂下するように取り付けても
よい。
に、外側に向かって傾斜するように取り付けることが好
ましく(図5−b参照)、このようにするとシート状基
材の表面上において液の更なる拡散を行うことができる
ので、液の分配上有利である。しかしながら、シート状
基材をトラフの側壁部から垂下するように取り付けても
よい。
【0022】シート状基材には、図6に示すように、液
体拡散手段となる凹凸13を表面に形成してもよい(図
6参照)。また、凹凸13の代わりに又はこれと併用し
て孔14を基材に形成してもよい(図7参照)。あるい
は、シート状基材に網状基材を重ね合わせることによっ
て液体の拡散を促進することもできる。更には、シート
状基材の表面に、液体拡散手段となる水平方向の溝15
を設けてもよい(図8参照)。
体拡散手段となる凹凸13を表面に形成してもよい(図
6参照)。また、凹凸13の代わりに又はこれと併用し
て孔14を基材に形成してもよい(図7参照)。あるい
は、シート状基材に網状基材を重ね合わせることによっ
て液体の拡散を促進することもできる。更には、シート
状基材の表面に、液体拡散手段となる水平方向の溝15
を設けてもよい(図8参照)。
【0023】また、本発明に係る液体分配器の他の態様
として、トラフ内の上部に邪魔板11を配置してもよい
(図9参照)。このような邪魔板を設けると、液量の変
動によって生じるトラフ内の液の液面の乱れを、邪魔板
によって減衰させることによって抑制することが可能に
なる。実施上は、各トラフ内に邪魔板を複数枚設置する
ことが好ましい。邪魔板は、トラフの一方の側壁から他
方の側壁まで全幅に亙るものであってもよく、あるいは
トラフの幅の一部のみをカバーするものであってもよ
い。
として、トラフ内の上部に邪魔板11を配置してもよい
(図9参照)。このような邪魔板を設けると、液量の変
動によって生じるトラフ内の液の液面の乱れを、邪魔板
によって減衰させることによって抑制することが可能に
なる。実施上は、各トラフ内に邪魔板を複数枚設置する
ことが好ましい。邪魔板は、トラフの一方の側壁から他
方の側壁まで全幅に亙るものであってもよく、あるいは
トラフの幅の一部のみをカバーするものであってもよ
い。
【0024】本発明に係る液体分配器の更なる態様とし
て、トラフの下部面、好ましくは底部に任意の大きさの
孔16を任意の数量穿孔して、トラフの上部のノッチと
孔との両方から液が流下するようにしてもよい(図10
参照)。ただし、この場合には、孔の大きさ及び数量
は、分配すべき液がトラフ下部の孔のみから流下するこ
となく、ノッチと孔の両方から流れ出るように、液量と
の関係において決定しなければならない。また、かかる
態様においては、トラフの下方にシート状基材17を設
置して、孔から流下する液を該シート状基材の表面上で
更に拡散させることが好ましい。また、この場合、シー
ト状基材の下端部に液体分岐板18を形成すると一層望
ましい(図10参照)。
て、トラフの下部面、好ましくは底部に任意の大きさの
孔16を任意の数量穿孔して、トラフの上部のノッチと
孔との両方から液が流下するようにしてもよい(図10
参照)。ただし、この場合には、孔の大きさ及び数量
は、分配すべき液がトラフ下部の孔のみから流下するこ
となく、ノッチと孔の両方から流れ出るように、液量と
の関係において決定しなければならない。また、かかる
態様においては、トラフの下方にシート状基材17を設
置して、孔から流下する液を該シート状基材の表面上で
更に拡散させることが好ましい。また、この場合、シー
ト状基材の下端部に液体分岐板18を形成すると一層望
ましい(図10参照)。
【0025】また、トラフの側壁が垂直面をなす場合で
あっても、トラフ側壁のノッチ4又は孔の下方の部分
に、少なくとも一部が外側に向かって傾斜する傾斜面を
構成するシート状基材8を取り付けることによっても、
本発明の効果を奏することができ、かかる形態も本発明
の一態様に含まれる(図11−a及び図11−b参
照)。但し、かかる態様においては、シート状基材を取
り付ける位置は、ノッチ又は孔が形成されている部分の
近傍、具体的には、具体的にはノッチ又は孔の最下端部
からノッチ又は孔の長さとほぼ同等の距離の範囲内でな
ければならない。なお、この場合、シート状基材の下端
部に液体分岐板7を形成すると一層望ましい。
あっても、トラフ側壁のノッチ4又は孔の下方の部分
に、少なくとも一部が外側に向かって傾斜する傾斜面を
構成するシート状基材8を取り付けることによっても、
本発明の効果を奏することができ、かかる形態も本発明
の一態様に含まれる(図11−a及び図11−b参
照)。但し、かかる態様においては、シート状基材を取
り付ける位置は、ノッチ又は孔が形成されている部分の
近傍、具体的には、具体的にはノッチ又は孔の最下端部
からノッチ又は孔の長さとほぼ同等の距離の範囲内でな
ければならない。なお、この場合、シート状基材の下端
部に液体分岐板7を形成すると一層望ましい。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る液体分配器は、トラフの上
部にノッチ又は孔を設けるタイプの分配器において、ト
ラフの側壁の少なくとも一部を外側に向かって傾斜させ
ることによって、従来のオーバーフロートラフ型の分配
器における欠点、すなわち、液量の増減によって液の落
下位置が異なり、均一な分配が阻害されるという問題、
及び、液のドリップポイントを増やして液の拡散を向上
させるためにはノッチの数を増やさなければならず、製
造コストの増加をもたらすという問題を解決するもので
ある。また、本発明の他の態様にしたがって、液体分岐
板を設けたシート状基材を更に用いる場合には、液体の
拡散効率がより向上せしめられる。
部にノッチ又は孔を設けるタイプの分配器において、ト
ラフの側壁の少なくとも一部を外側に向かって傾斜させ
ることによって、従来のオーバーフロートラフ型の分配
器における欠点、すなわち、液量の増減によって液の落
下位置が異なり、均一な分配が阻害されるという問題、
及び、液のドリップポイントを増やして液の拡散を向上
させるためにはノッチの数を増やさなければならず、製
造コストの増加をもたらすという問題を解決するもので
ある。また、本発明の他の態様にしたがって、液体分岐
板を設けたシート状基材を更に用いる場合には、液体の
拡散効率がより向上せしめられる。
【0027】本発明の実施態様は、以下の通りである。
【0028】1.物質及び/又は熱交換塔の塔内に当該
塔の横断面に沿って配置された上部を開口したトラフを
介して当該塔の横断面部分全体に亙って被処理液体を分
配供給する液体分配器であって、前記トラフの側壁の上
端部において少なくとも一つのノッチが形成されている
かあるいは前記トラフの側壁の上部において少なくとも
一つの孔が形成されており、該トラフの側壁の少なくと
も一部が外側に向かって傾斜していることを特徴とする
液体分配器。
塔の横断面に沿って配置された上部を開口したトラフを
介して当該塔の横断面部分全体に亙って被処理液体を分
配供給する液体分配器であって、前記トラフの側壁の上
端部において少なくとも一つのノッチが形成されている
かあるいは前記トラフの側壁の上部において少なくとも
一つの孔が形成されており、該トラフの側壁の少なくと
も一部が外側に向かって傾斜していることを特徴とする
液体分配器。
【0029】2.トラフの側壁のノッチ又は孔の下方部
分にシート状基材が取り付けられていることを特徴とす
る上記第1項に記載の液体分配器。
分にシート状基材が取り付けられていることを特徴とす
る上記第1項に記載の液体分配器。
【0030】3.シート状基材の下端部には、シート状
基材の伸長する方向軸を挟んで1枚ずつ又は数枚ずつ互
いに反対方向に開いて形成されている液体分岐板が形成
されていることを特徴とする上記第2項に記載の液体分
配器。
基材の伸長する方向軸を挟んで1枚ずつ又は数枚ずつ互
いに反対方向に開いて形成されている液体分岐板が形成
されていることを特徴とする上記第2項に記載の液体分
配器。
【0031】4.物質及び/又は熱交換塔の塔内に当該
塔の横断面に沿って配置された上部を開口したトラフを
介して当該塔の横断面部分全体に亙って被処理液体を分
配供給する液体分配器であって、前記トラフの側壁の上
端部において少なくとも一つのノッチが形成されている
かあるいは前記トラフの側壁の上部において少なくとも
一つの孔が形成されており、該トラフの側壁の該ノッチ
又は該孔の下方の部分に、外側に向かって傾斜している
面を有するシート状基材が取り付けられていることを特
徴とする液体分配器。
塔の横断面に沿って配置された上部を開口したトラフを
介して当該塔の横断面部分全体に亙って被処理液体を分
配供給する液体分配器であって、前記トラフの側壁の上
端部において少なくとも一つのノッチが形成されている
かあるいは前記トラフの側壁の上部において少なくとも
一つの孔が形成されており、該トラフの側壁の該ノッチ
又は該孔の下方の部分に、外側に向かって傾斜している
面を有するシート状基材が取り付けられていることを特
徴とする液体分配器。
【0032】5.シート状基材の下端部には、シート状
基材の伸長する方向軸を挟んで1枚ずつ又は数枚ずつ互
いに反対方向に開いて形成されている液体分岐板が形成
されていることを特徴とする上記第4項に記載の液体分
配器。
基材の伸長する方向軸を挟んで1枚ずつ又は数枚ずつ互
いに反対方向に開いて形成されている液体分岐板が形成
されていることを特徴とする上記第4項に記載の液体分
配器。
【0033】6.シート状基材の表面上に液体拡散手段
となる凹凸を形成している上記第2項〜5項のいずれか
に記載の液体分配器。
となる凹凸を形成している上記第2項〜5項のいずれか
に記載の液体分配器。
【0034】7.シート状基材の表面上に液体拡散手段
となる複数の孔を形成している上記第2項〜第5項のい
ずれかに記載の液体分配器。
となる複数の孔を形成している上記第2項〜第5項のい
ずれかに記載の液体分配器。
【0035】8.シート状基材の表面上に液体拡散手段
となる波状の溝が形成されている上記第2項〜第5項の
いずれかに記載の液体分配器。
となる波状の溝が形成されている上記第2項〜第5項の
いずれかに記載の液体分配器。
【0036】9.トラフ内の上方部に邪魔板が取り付け
られていることを特徴とする上記第1項〜第8項のいず
れかに記載の液体分配器。
られていることを特徴とする上記第1項〜第8項のいず
れかに記載の液体分配器。
【0037】10.トラフの底部に少なくとも一つの孔
が設けられており、トラフ底部のかかる孔の下方にシー
ト状基材が取り付けられている上記第1項〜第9項のい
ずれかに記載の液体分配器。
が設けられており、トラフ底部のかかる孔の下方にシー
ト状基材が取り付けられている上記第1項〜第9項のい
ずれかに記載の液体分配器。
【0038】11.トラフの底部の孔の下方に取り付け
られているシート状基材の下端部には、シート状基材の
伸長する方向軸を挟んで1枚ずつ又は数枚ずつ互いに反
対方向に開いて形成されている液体分岐板が形成されて
いることを特徴とする上記第10項に記載の液体分配
器。
られているシート状基材の下端部には、シート状基材の
伸長する方向軸を挟んで1枚ずつ又は数枚ずつ互いに反
対方向に開いて形成されている液体分岐板が形成されて
いることを特徴とする上記第10項に記載の液体分配
器。
【図1】本発明の各種態様にかかる液体分配器の斜視図
である。図1−aはトラフの上端部にノッチを設け、ト
ラフの上部を傾斜させた態様を示すものであり、図1−
bはトラフの上部に孔を設ける態様を示すものである。
である。図1−aはトラフの上端部にノッチを設け、ト
ラフの上部を傾斜させた態様を示すものであり、図1−
bはトラフの上部に孔を設ける態様を示すものである。
【図2】本発明の各種態様に係る液体分配器のトラフの
断面を示す図である。図2−aは、トラフ側壁の上部の
みを傾斜させ、トラフ側壁の下部を垂直に形成した態様
を示すものであり、図2−bは、トラフ側壁の全体を傾
斜させた態様を示すものであり、図2−cは、トラフ側
壁の上部を傾斜させ、トラフ側壁の中央部を垂直に形成
し、トラフの下部はU字型を示すように形成した態様を
示すものである。
断面を示す図である。図2−aは、トラフ側壁の上部の
みを傾斜させ、トラフ側壁の下部を垂直に形成した態様
を示すものであり、図2−bは、トラフ側壁の全体を傾
斜させた態様を示すものであり、図2−cは、トラフ側
壁の上部を傾斜させ、トラフ側壁の中央部を垂直に形成
し、トラフの下部はU字型を示すように形成した態様を
示すものである。
【図3】従来のトラフ及び本発明に係るトラフから液が
流出する様子を示す図である。図3−aは、側壁が概し
て垂直である従来のトラフのノッチから液が流出する様
子を示す図であり、図3−bは、側壁の上部が外側に向
かって傾斜している本発明に係るトラフのノッチから液
が流出する様子を示す図である。
流出する様子を示す図である。図3−aは、側壁が概し
て垂直である従来のトラフのノッチから液が流出する様
子を示す図であり、図3−bは、側壁の上部が外側に向
かって傾斜している本発明に係るトラフのノッチから液
が流出する様子を示す図である。
【図4】トラフ側壁の傾斜面のノッチ又は孔の下方部分
にトラフの伸長方向に沿って溝を設けた本発明の一態様
を示す図である。
にトラフの伸長方向に沿って溝を設けた本発明の一態様
を示す図である。
【図5】トラフ側壁に、液体分岐板を下端部に形成した
シート状基材を取り付けた本発明の一態様を示す図であ
る。図5−aはかかる態様を示す斜視図であり、図5−
bはかかる態様を示す断面図である。
シート状基材を取り付けた本発明の一態様を示す図であ
る。図5−aはかかる態様を示す斜視図であり、図5−
bはかかる態様を示す断面図である。
【図6】シート状基材の表面に液体拡散手段となる凹凸
を形成した本発明の一態様を示す図である。
を形成した本発明の一態様を示す図である。
【図7】シート状基材の表面に液体拡散手段となる孔を
設けた本発明の一態様を示す図である。
設けた本発明の一態様を示す図である。
【図8】シート状基材の表面に、液体拡散手段となる水
平方向の溝を設けた本発明の一態様を示す図である。
平方向の溝を設けた本発明の一態様を示す図である。
【図9】トラフ内の上部に邪魔板11を配置した本発明
の一態様を示す図である。
の一態様を示す図である。
【図10】トラフの底部に孔を設け、その下方にシート
状基材を取り付けた本発明の一態様を示す図である。
状基材を取り付けた本発明の一態様を示す図である。
【図11】トラフ側壁のノッチ又は孔の下方の部分に、
外側に向かって傾斜している傾斜面を構成するシート状
基材が取り付けられている本発明の一態様を示す図であ
る。図11−aはかかる態様を示す斜面図であり、図1
1−bはかかる態様を示す断面図である。
外側に向かって傾斜している傾斜面を構成するシート状
基材が取り付けられている本発明の一態様を示す図であ
る。図11−aはかかる態様を示す斜面図であり、図1
1−bはかかる態様を示す断面図である。
1 分配器縦管 2 主トラフ 3 分配トラフ 4 ノッチ 7 液体分岐板 8 シート状基材 10 孔 11 邪魔板 16 孔 17 シート状基材 18 液体分岐板
Claims (8)
- 【請求項1】 物質及び/又は熱交換塔の塔内に当該塔
の横断面に沿って配置された上部を開口したトラフを介
して当該塔の横断面部分全体に亙って被処理液体を分配
供給する液体分配器であって、前記トラフの側壁の上端
部において少なくとも一つのノッチが形成されているか
あるいは前記トラフの側壁の上部において少なくとも一
つの孔が形成されており、該トラフの側壁の少なくとも
一部が外側に向かって傾斜していることを特徴とする液
体分配器。 - 【請求項2】 トラフの側壁のノッチ又は孔の下方部分
にシート状基材が取り付けられていることを特徴とする
請求項1に記載の液体分配器。 - 【請求項3】 シート状基材の下端部には、シート状基
材の伸長する方向軸を挟んで1枚ずつ又は数枚ずつ互い
に反対方向に開いて形成されている液体分岐板が形成さ
れていることを特徴とする請求項2に記載の液体分配
器。 - 【請求項4】 物質及び/又は熱交換塔の塔内に当該塔
の横断面に沿って配置された上部を開口したトラフを介
して当該塔の横断面部分全体に亙って被処理液体を分配
供給する液体分配器であって、前記トラフの側壁の上端
部において少なくとも一つのノッチが形成されているか
あるいは前記トラフの側壁の上部において少なくとも一
つの孔が形成されており、該トラフの側壁の該ノッチ又
は該孔の下方の部分に、外側に向かって傾斜している面
を有するシート状基材が取り付けられていることを特徴
とする液体分配器。 - 【請求項5】 シート状基材の下端部には、シート状基
材の伸長する方向軸を挟んで1枚ずつ又は数枚ずつ互い
に反対方向に開いて形成されている液体分岐板が形成さ
れていることを特徴とする請求項4に記載の液体分配
器。 - 【請求項6】 トラフ内の上方部に邪魔板が取り付けら
れていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
載の液体分配器。 - 【請求項7】 トラフの底部に少なくとも一つの孔が設
けられており、トラフ底部のかかる孔の下方にシート状
基材が取り付けられている請求項1〜6のいずれかに記
載の液体分配器。 - 【請求項8】 トラフの底部の孔の下方に取り付けられ
ているシート状基材の下端部には、シート状基材の伸長
する方向軸を挟んで1枚ずつ又は数枚ずつ互いに反対方
向に開いて形成されている液体分岐板が形成されている
ことを特徴とする請求項7に記載の液体分配器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6722094A JPH08261690A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 物質及び/又は熱交換塔用の液体分配器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6722094A JPH08261690A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 物質及び/又は熱交換塔用の液体分配器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08261690A true JPH08261690A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13338616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6722094A Pending JPH08261690A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 物質及び/又は熱交換塔用の液体分配器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08261690A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103974782A (zh) * | 2011-12-05 | 2014-08-06 | 阿克佐诺贝尔化学国际公司 | 用于计量添加剂溶液的装置 |
| JP2016504190A (ja) * | 2012-12-14 | 2016-02-12 | コック グリッシュ エルピー | 物質移動カラム内の分配器および使用方法 |
-
1994
- 1994-04-05 JP JP6722094A patent/JPH08261690A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103974782A (zh) * | 2011-12-05 | 2014-08-06 | 阿克佐诺贝尔化学国际公司 | 用于计量添加剂溶液的装置 |
| JP2015500136A (ja) * | 2011-12-05 | 2015-01-05 | アクゾ ノーベル ケミカルズ インターナショナル ベスローテン フエンノートシャップAkzo Nobel Chemicals International B.V. | 添加物溶液を注入するための装置 |
| JP2016504190A (ja) * | 2012-12-14 | 2016-02-12 | コック グリッシュ エルピー | 物質移動カラム内の分配器および使用方法 |
| US9909824B2 (en) | 2012-12-14 | 2018-03-06 | Koch-Glitsch, Lp | Distributor in mass transfer column and method of use |
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